JP2014007082A - 取付補助装置 - Google Patents
取付補助装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014007082A JP2014007082A JP2012142570A JP2012142570A JP2014007082A JP 2014007082 A JP2014007082 A JP 2014007082A JP 2012142570 A JP2012142570 A JP 2012142570A JP 2012142570 A JP2012142570 A JP 2012142570A JP 2014007082 A JP2014007082 A JP 2014007082A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- auxiliary
- equipment
- facility
- hole
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Abstract
【課題】被取付設備(照明器具)の落下を防止する装置を提供する。
【解決手段】「取付補助装置300」は、設備取付補助部品100と、被取付設備200とを備える。設備取付補助部品100は天井板の埋め込み穴に配置される。被取付設備200は、被取付設備本体210と、被取付設備本体210に固定された取付板バネ220で構成される。被取付設備本体210は例えばダウンライトである。取付板バネ220はスリット221が形成されている。設備取付補助部品100は、係止片130を備えている。被取付設備200の設備取付補助部品100への通常の取付状態では、係止片130の係止爪133の先端が、取付板バネ220のスリット221にわずかにはまる状態である。もし被取付設備200が落下しようとすると、係止片130の係止爪133がスリット221のスリット端部222に引っ掛り、被取付設備200の落下を防止できる。
【選択図】図3
【解決手段】「取付補助装置300」は、設備取付補助部品100と、被取付設備200とを備える。設備取付補助部品100は天井板の埋め込み穴に配置される。被取付設備200は、被取付設備本体210と、被取付設備本体210に固定された取付板バネ220で構成される。被取付設備本体210は例えばダウンライトである。取付板バネ220はスリット221が形成されている。設備取付補助部品100は、係止片130を備えている。被取付設備200の設備取付補助部品100への通常の取付状態では、係止片130の係止爪133の先端が、取付板バネ220のスリット221にわずかにはまる状態である。もし被取付設備200が落下しようとすると、係止片130の係止爪133がスリット221のスリット端部222に引っ掛り、被取付設備200の落下を防止できる。
【選択図】図3
Description
この発明は、例えば天井板に形成された設備装置(例えば照明器具)の埋め込み穴に、この埋め込み穴に適合する照明器具よりもサイズの小さい照明器具を埋め込む際に使用される化粧枠(取付補助装置)の構造と、この化粧枠に埋め込まれる照明器具の取り付け構造に関する。
既存のダウンライトを取り外して、このダウンライトより外形の小さい新しいダウンライトを取り付ける場合、例えば、特許文献1のような既存の天井埋め込み穴に対して小さい径のダウンライト取付用の補助部品が使用される。
しかしながら、特許文献1に記載の補助部品の構造では、被取付設備(照明器具)の天井への固定をバネの張力のみに頼っている。よって、例えば天井裏のケーブルの収まりが悪く、被取付設備(照明器具)の上部から圧力をかける形で収まった場合、上部からの圧力がバネの張力を越えた場合、被取付設備(照明器具)が落下する恐れがある。
この発明は、被取付設備(照明器具)の落下を防止する装置の提供を目的とする。
この発明の取付補助装置は、
板状の造営部材の下面から上面に貫通する貫通穴であって所定のサイズの設備装置を埋め込むために開けられた前記サイズに対応する貫通穴である埋め込み穴に、前記設備装置とサイズの異なる設備装置を取り付ける際に用いられる取付補助装置と、
前記設備装置とサイズの異なる前記設備装置であるサイズ違い設備装置と
を備えた取付補助装置において、
前記取付補助装置は、
前記造営部材の前記埋め込み穴を前記造営部材の下面側から覆う板状の補助側プレート部であって、前記造営部材の前記埋め込み穴よりも開口面積が小さく、かつ、前記造営部材の前記埋め込み穴と連通し、前記サイズ違い設備装置を埋め込むための補助側貫通穴が形成され、前記補助側貫通穴の周縁から前記造営部材の下面から上面に向かう方向である上方に起立する補助側起立部を有する補助側プレート部と、
前記補助側プレート部を前記造営部材に取り付ける補助側プレート取付部と、
前記補助側プレート部の前記補助側起立部の近傍に配置されて、前記サイズ違い設備装置の落下を防止する補助側落下防止部と
を備え、
前記サイズ違い設備装置は、
前記補助側プレート部の前記補助側貫通穴に埋め込まれる設備側本体部と、
前記設備側本体部が前記補助側プレート部の前記補助側貫通穴に埋め込まれた状態において前記補助側起立部の上方側の端部を押し圧することで前記補助側貫通穴に埋め込まれた前記設備側本体部を前記設備側本体部の自重に抗して支持する設備側支持部であって、前記補助側落下防止部と係合する設備側係合部が形成された設備側支持部と
を備え、
前記補助側落下防止部は、
前記設備側本体部が下方に移動したときに、前記設備側支持部の前記設備側係合部と係合することで、前記設備側本体部の下方への移動を止める補助側係合部を備えたことを特徴とする。
板状の造営部材の下面から上面に貫通する貫通穴であって所定のサイズの設備装置を埋め込むために開けられた前記サイズに対応する貫通穴である埋め込み穴に、前記設備装置とサイズの異なる設備装置を取り付ける際に用いられる取付補助装置と、
前記設備装置とサイズの異なる前記設備装置であるサイズ違い設備装置と
を備えた取付補助装置において、
前記取付補助装置は、
前記造営部材の前記埋め込み穴を前記造営部材の下面側から覆う板状の補助側プレート部であって、前記造営部材の前記埋め込み穴よりも開口面積が小さく、かつ、前記造営部材の前記埋め込み穴と連通し、前記サイズ違い設備装置を埋め込むための補助側貫通穴が形成され、前記補助側貫通穴の周縁から前記造営部材の下面から上面に向かう方向である上方に起立する補助側起立部を有する補助側プレート部と、
前記補助側プレート部を前記造営部材に取り付ける補助側プレート取付部と、
前記補助側プレート部の前記補助側起立部の近傍に配置されて、前記サイズ違い設備装置の落下を防止する補助側落下防止部と
を備え、
前記サイズ違い設備装置は、
前記補助側プレート部の前記補助側貫通穴に埋め込まれる設備側本体部と、
前記設備側本体部が前記補助側プレート部の前記補助側貫通穴に埋め込まれた状態において前記補助側起立部の上方側の端部を押し圧することで前記補助側貫通穴に埋め込まれた前記設備側本体部を前記設備側本体部の自重に抗して支持する設備側支持部であって、前記補助側落下防止部と係合する設備側係合部が形成された設備側支持部と
を備え、
前記補助側落下防止部は、
前記設備側本体部が下方に移動したときに、前記設備側支持部の前記設備側係合部と係合することで、前記設備側本体部の下方への移動を止める補助側係合部を備えたことを特徴とする。
この発明によって、取付補助装置(化粧枠)に取り付けられた被取付設備(照明器具)の落下を防止する装置を提供することができる。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態1の設備取付補助部品100の斜視図である。図2は、図1に示す設備取付補助部品100に合致(適合)する形状の被取付設備200の斜視図である。図3は、設備取付補助部品100に、被取付設備200を取付けた「取付補助装置300」を示す斜視図である。図3に示すように、「取付補助装置300」は、設備取付補助部品100(取付補助装置)と、被取付設備200(サイズ違い設備装置)とを合わせた構成である。設備取付補助部品100とは、例えば化粧枠であり、被取付設備200とは例えば化粧枠の穴に埋め込まれるダウンライトである。図4は、係止片130を示す斜視図である。図5は、取付板バネ220を示す斜視図である。図6は、被取付設備200の通常の取付状態を示す詳細図である。図7は、被取付設備200を下方向に引張ったときに取付板バネ220係止片130に保持される状態を示す詳細図である。図8は、取付板バネ220が起立部112の上方側の端部112−1を押し圧する状態を示す概略図である。
図1は、本実施の形態1の設備取付補助部品100の斜視図である。図2は、図1に示す設備取付補助部品100に合致(適合)する形状の被取付設備200の斜視図である。図3は、設備取付補助部品100に、被取付設備200を取付けた「取付補助装置300」を示す斜視図である。図3に示すように、「取付補助装置300」は、設備取付補助部品100(取付補助装置)と、被取付設備200(サイズ違い設備装置)とを合わせた構成である。設備取付補助部品100とは、例えば化粧枠であり、被取付設備200とは例えば化粧枠の穴に埋め込まれるダウンライトである。図4は、係止片130を示す斜視図である。図5は、取付板バネ220を示す斜視図である。図6は、被取付設備200の通常の取付状態を示す詳細図である。図7は、被取付設備200を下方向に引張ったときに取付板バネ220係止片130に保持される状態を示す詳細図である。図8は、取付板バネ220が起立部112の上方側の端部112−1を押し圧する状態を示す概略図である。
設備取付補助部品100は、板状の造営部材(例えば図6に二点鎖線で示した天井板400)の下面401から上面402に貫通し、「所定のサイズの設備装置」(図示していない)を埋め込むために開けられた前記サイズに対応する貫通穴である埋め込み穴403に、「所定のサイズの設備装置」とサイズの異なる被取付設備200を取り付ける際に用いられる部品(装置)である。
被取付設備200は、「所定のサイズの設備装置」とサイズの異なる設備装置である。例えば、「所定のサイズの設備装置」とは、φ200の埋め込み穴403に適合するダウンライトであり、「サイズの異なる設備装置」とは、φ150の埋め込み穴403に適合するダウンライトである。被取付設備200は図2に示すように、被取付設備本体210(設備側本体部)と、被取付設備本体210に固定された取付板バネ220(設備側支持部)とからなる。被取付設備本体210とは被取付設備200のうち取付板バネ220以外の部分である。
(設備取付補助部品100の構造)
図1に示すように、設備取付補助部品100は以下の構成である。設備取付補助部品100は、プレート110(補助側プレート部)、プレート取付部120(補助側プレート取付部)、係止片130(補助側落下防止部)を備える。
図1に示すように、設備取付補助部品100は以下の構成である。設備取付補助部品100は、プレート110(補助側プレート部)、プレート取付部120(補助側プレート取付部)、係止片130(補助側落下防止部)を備える。
(プレート110)
プレート110は、図6に示すように、天井板400(造営部材)の埋め込み穴403を造営部材の下面401側から覆う板状である。プレート110は、リング状をなして天井に形成される既存の埋め込み穴403の開口部分よりも外周が大きい。つまり、プレート110は、既存の埋め込み穴403の開口部分よりも外周が大きいその外周で天井板400の埋め込み穴403を覆う。またプレート110には、天井板400の埋め込み穴403よりも開口面積が小さく、かつ、天井板400の埋め込み穴403と連通し、「サイズ違い被取付設備200」を埋め込むための貫通穴111(補助側貫通穴、図1)が形成されている。プレート110は、貫通穴111の周縁から天井板400の下面から上面に向かう方向である上方(図3)に起立する起立部112(補助側起立部)を有する。
プレート110は、図6に示すように、天井板400(造営部材)の埋め込み穴403を造営部材の下面401側から覆う板状である。プレート110は、リング状をなして天井に形成される既存の埋め込み穴403の開口部分よりも外周が大きい。つまり、プレート110は、既存の埋め込み穴403の開口部分よりも外周が大きいその外周で天井板400の埋め込み穴403を覆う。またプレート110には、天井板400の埋め込み穴403よりも開口面積が小さく、かつ、天井板400の埋め込み穴403と連通し、「サイズ違い被取付設備200」を埋め込むための貫通穴111(補助側貫通穴、図1)が形成されている。プレート110は、貫通穴111の周縁から天井板400の下面から上面に向かう方向である上方(図3)に起立する起立部112(補助側起立部)を有する。
(プレート取付部120)
図1に示すプレート取付部120はプレート110に固定され、プレート110を天井板400に取り付ける機能を有する。プレート取付部120は、2本の柱121と、柱121にそれぞれ配置される取付バネ122と、2本の柱121の上部どうしを接合する天板123とを有する。取付バネ122は、図6に示すように、設備取付補助部品100を天井板400に固定する係止部材である。柱121には、スリット121−1が形成されている。取付バネ122は、図1のA、A方向に圧縮されるとバネ作用で弾性変形し、その幅がスリット121−1の幅よりも小さくなり、スリット121−1をスライドさせることができる。取り付け時には、貫通穴111から手を入れて取付バネ122をA、A方向に弾性変形させることで、スリット121−1に対する取付バネ122の位置を決めることができる。なお、通常の使用状態(図6)では、図2のB方向に天井板400の上面402から反力を受けるが、この反力に抗して、位置決めされた位置に固定される。
図1に示すプレート取付部120はプレート110に固定され、プレート110を天井板400に取り付ける機能を有する。プレート取付部120は、2本の柱121と、柱121にそれぞれ配置される取付バネ122と、2本の柱121の上部どうしを接合する天板123とを有する。取付バネ122は、図6に示すように、設備取付補助部品100を天井板400に固定する係止部材である。柱121には、スリット121−1が形成されている。取付バネ122は、図1のA、A方向に圧縮されるとバネ作用で弾性変形し、その幅がスリット121−1の幅よりも小さくなり、スリット121−1をスライドさせることができる。取り付け時には、貫通穴111から手を入れて取付バネ122をA、A方向に弾性変形させることで、スリット121−1に対する取付バネ122の位置を決めることができる。なお、通常の使用状態(図6)では、図2のB方向に天井板400の上面402から反力を受けるが、この反力に抗して、位置決めされた位置に固定される。
(係止片130)
図4に示す係止片130(補助側落下防止部)は、図2、図3に示すように起立部112の近傍に配置されて、被取付設備200の落下を防止する。図4に示すように、係止片130は、取付板バネ220のスリット221に嵌る板状体である。係止片130は、プレート110の上面110−1(図1)に対してほぼ垂直方向に立設するカギ状である。図1では係止片130は一つしか見えていないが、図2の2つの取付板バネ220に対応して2つある。図4のように、係止片130は、プレート110の起立部112に固定するための固定部131と、係止本体部132と、凸形状に形成された落下防止用の係止爪133(補助側係合部)からなる。図6の説明で後述するが、図2において取付板バネ220が被取付設備本体210の自重に抗しきれなくなって被取付設備本体210が下方に移動したときに、係止爪133が取付板バネ220に形成されているスリット221(設備側係合部)に嵌り、スリット端部222と干渉することで、被取付設備本体210の下方への移動を止める。
図4に示す係止片130(補助側落下防止部)は、図2、図3に示すように起立部112の近傍に配置されて、被取付設備200の落下を防止する。図4に示すように、係止片130は、取付板バネ220のスリット221に嵌る板状体である。係止片130は、プレート110の上面110−1(図1)に対してほぼ垂直方向に立設するカギ状である。図1では係止片130は一つしか見えていないが、図2の2つの取付板バネ220に対応して2つある。図4のように、係止片130は、プレート110の起立部112に固定するための固定部131と、係止本体部132と、凸形状に形成された落下防止用の係止爪133(補助側係合部)からなる。図6の説明で後述するが、図2において取付板バネ220が被取付設備本体210の自重に抗しきれなくなって被取付設備本体210が下方に移動したときに、係止爪133が取付板バネ220に形成されているスリット221(設備側係合部)に嵌り、スリット端部222と干渉することで、被取付設備本体210の下方への移動を止める。
(被取付設備200の構成)
図2に示す被取付設備200は、被取付設備本体210と、V字状に折り曲げて形成され、弾性を有する取付板バネ220とから構成される。取付板バネ220は被取付設備本体210に固定されている。被取付設備200の特徴は、取付板バネ220に、係止片130の係止爪133と係合するスリット221が形成されていることである。図3のように、被取付設備本体210は、プレート110の貫通穴111に埋め込まれる。取付板バネ220は、図8に示す概略図のように、被取付設備本体210(例えばダウンライト)がプレート110の貫通穴111に埋め込まれた状態において、起立部112の上方側の端部112−1を斜め下方(押圧方向Y)に押し圧することで、その反力により、貫通穴111に埋め込まれた被取付設備本体210を被取付設備本体210の自重に抗して支持している。図5は、取付板バネ220を示す図である。取付板バネ220は、図3に示すように、上方側が長手方向となる長手形状である。取付板バネ220には、係止片130の係止爪133と係合するスリット221(設備側係合部)が長手方向(上方側)に沿って形成されている。スリット221は、上方側の途中(スリット端部222)で終わる。スリット221は、図3、図5等に示すように、取付板バネ220は、プレート110の内枠(起立部112の内径側側面112−1、図1)に接する接触面220−1(図5)を有する。スリット221は係止片130(係止本体部132及び係止爪133)の幅に略合致(その幅よりもやや広い)する。
図2に示す被取付設備200は、被取付設備本体210と、V字状に折り曲げて形成され、弾性を有する取付板バネ220とから構成される。取付板バネ220は被取付設備本体210に固定されている。被取付設備200の特徴は、取付板バネ220に、係止片130の係止爪133と係合するスリット221が形成されていることである。図3のように、被取付設備本体210は、プレート110の貫通穴111に埋め込まれる。取付板バネ220は、図8に示す概略図のように、被取付設備本体210(例えばダウンライト)がプレート110の貫通穴111に埋め込まれた状態において、起立部112の上方側の端部112−1を斜め下方(押圧方向Y)に押し圧することで、その反力により、貫通穴111に埋め込まれた被取付設備本体210を被取付設備本体210の自重に抗して支持している。図5は、取付板バネ220を示す図である。取付板バネ220は、図3に示すように、上方側が長手方向となる長手形状である。取付板バネ220には、係止片130の係止爪133と係合するスリット221(設備側係合部)が長手方向(上方側)に沿って形成されている。スリット221は、上方側の途中(スリット端部222)で終わる。スリット221は、図3、図5等に示すように、取付板バネ220は、プレート110の内枠(起立部112の内径側側面112−1、図1)に接する接触面220−1(図5)を有する。スリット221は係止片130(係止本体部132及び係止爪133)の幅に略合致(その幅よりもやや広い)する。
図6、図7は、落下防止構造が機能している状態を図示したものである。図6は通常の取付状態を示す。図7は、被取付設備200を下方向に引張った状態(落下状態を模試)を示す。図6、図7では取付板バネ220は、見やすさのため、太線で示した。
(通常の取付状態)
図6の通常の取付状態は、設備取付補助部品100が、天井に形成される既存の埋め込み穴403に取り付けられている状態である。また、この設備取付補助部品100に、被取付設備200が取り付けられている。
図6の通常の取付状態は、設備取付補助部品100が、天井に形成される既存の埋め込み穴403に取り付けられている状態である。また、この設備取付補助部品100に、被取付設備200が取り付けられている。
図6に示すように、設備取付補助部品100に被取付設備200が取り付けられている通常状態のときは、係止本体部132(係止爪133)の先端(角133−1(図4))がわずかにスリット221に嵌まり込んでいる。また、取付板バネ220の接触面220−1がプレート4の内枠(起立部112の内径側面112−2、図1)に接触している。
なお、取付板バネ220の上端部224の端に設けられた鍔部225には、切り欠き225−1(図5)が形成されている。設備取付補助部品100に被取付設備200が取り付けられる際は、この切り欠き225−1が係止本体部132の側部135(端面)に嵌ることで側部135(端面)にガイドされる。
なお、取付板バネ220の上端部224の端に設けられた鍔部225には、切り欠き225−1(図5)が形成されている。設備取付補助部品100に被取付設備200が取り付けられる際は、この切り欠き225−1が係止本体部132の側部135(端面)に嵌ることで側部135(端面)にガイドされる。
次に、図6の通常状態から図7に示すように被取付設備200を下方向へ引っ張ると(落下時を模試あるいは取り外し時)、プレート110の内径側面112−2に接触して弾性変形している取付板バネ220のスリット221が、カギ形状の係止片130(より具体的には係止爪133)に引っかかる。よって、被取付設備200が保持される。したがって、被取付設備200が設備取付補助部品100から外れることがなく、被取付設備200が落下する恐れがない。係止片130の係止爪133は、上方側に凸となる凸形状をなす。係止爪133は、取付板バネ220が被取付設備本体210の自重に抗しきれなくなって被取付設備本体210が下方に移動したときに、凸形状がスリット221の上方側のスリット端部222(図3、図5)で取付板バネ220の下面側220−2(図7)から上面側220−3に貫通して取付板バネ220をスリット端部222で支持する。この支持によって、被取付設備本体210の移動(落下)を止めることができる。
(被取付設備200の取り外し)
図7の状態から、被取付設備200を設備取付補助部品100から外す場合は、被取付設備200を少し持ち上げ(上方向へスライドさせ)て係止爪133とスリット221との引っ掛りを解除し、取付板バネ220を図7の位置C(取付板バネ220の折り返し部223の近傍)を矢印C方向に押さえつけながら下方に引っ張ると、係止片130の係止爪133の角133−1がスリット221からスリット端部222を超えてとスリット221の上端部224(図5)へ乗りかかり、被取付設備200を設備取付補助部品100から取り外すことができる。
図7の状態から、被取付設備200を設備取付補助部品100から外す場合は、被取付設備200を少し持ち上げ(上方向へスライドさせ)て係止爪133とスリット221との引っ掛りを解除し、取付板バネ220を図7の位置C(取付板バネ220の折り返し部223の近傍)を矢印C方向に押さえつけながら下方に引っ張ると、係止片130の係止爪133の角133−1がスリット221からスリット端部222を超えてとスリット221の上端部224(図5)へ乗りかかり、被取付設備200を設備取付補助部品100から取り外すことができる。
以上の実施の形態1の「取付補助装置300、」によれば、被取付設備200(照明器具)を下に引き下ろした際、被取付設備200を天井板400に固定する取付板バネ220が、係止片130の係止爪133に引っかかるので、被取付設備200の落下を防止できる。
100 設備取付補助部品、110 プレート、111 貫通穴、112 起立部、113 端部、120 プレート取付部、121 柱、121−1 スリット、122 取付バネ、123 天板、130 係止片、131 固定部、132 係止本体部、133
係止爪、133−1 角、135 側部、200 被取付設備、210 被取付設備本体、220 取付板バネ、221 スリット、222 スリット端部、223 折り返し部、224 上端部、225 鍔部、225−1 切り欠き、300 取付補助装置、400 天井板、401 下面、402 上面、403 埋め込み穴。
係止爪、133−1 角、135 側部、200 被取付設備、210 被取付設備本体、220 取付板バネ、221 スリット、222 スリット端部、223 折り返し部、224 上端部、225 鍔部、225−1 切り欠き、300 取付補助装置、400 天井板、401 下面、402 上面、403 埋め込み穴。
Claims (4)
- 板状の造営部材の下面から上面に貫通する貫通穴であって所定のサイズの設備装置を埋め込むために開けられた前記サイズに対応する貫通穴である埋め込み穴に、前記設備装置とサイズの異なる設備装置を取り付ける際に用いられる取付補助装置と、
前記設備装置とサイズの異なる前記設備装置であるサイズ違い設備装置と
を備えた取付補助装置において、
前記取付補助装置は、
前記造営部材の前記埋め込み穴を前記造営部材の下面側から覆う板状の補助側プレート部であって、前記造営部材の前記埋め込み穴よりも開口面積が小さく、かつ、前記造営部材の前記埋め込み穴と連通し、前記サイズ違い設備装置を埋め込むための補助側貫通穴が形成され、前記補助側貫通穴の周縁から前記造営部材の下面から上面に向かう方向である上方に起立する補助側起立部を有する補助側プレート部と、
前記補助側プレート部を前記造営部材に取り付ける補助側プレート取付部と、
前記補助側プレート部の前記補助側起立部の近傍に配置されて、前記サイズ違い設備装置の落下を防止する補助側落下防止部と
を備え、
前記サイズ違い設備装置は、
前記補助側プレート部の前記補助側貫通穴に埋め込まれる設備側本体部と、
前記設備側本体部が前記補助側プレート部の前記補助側貫通穴に埋め込まれた状態において前記補助側起立部の上方側の端部を押し圧することで前記補助側貫通穴に埋め込まれた前記設備側本体部を前記設備側本体部の自重に抗して支持する設備側支持部であって、前記補助側落下防止部と係合する設備側係合部が形成された設備側支持部と
を備え、
前記補助側落下防止部は、
前記設備側本体部が下方に移動したときに、前記設備側支持部の前記設備側係合部と係合することで、前記設備側本体部の下方への移動を止める補助側係合部を備えたことを特徴とする取付補助装置。 - 前記設備側支持部は、
上方側が長手方向となる長手形状の板バネであり、前記設備側係合部が、前記長手方向に沿うと共に上方側の途中で終わるスリットであり、
前記補助側落下防止部は、
前記補助側係合部が、前記スリットに嵌る板状体であることを特徴とする請求項1記載の取付補助装置。 - 前記補助側落下防止部の前記補助側係合部は、
上方側に凸となる凸形状をなし、前記設備側本体部が下方に移動したときに、前記凸形状が前記スリットの上方側の端部で前記板バネの下面側から上面側に貫通して前記板バネを前記端部で支持することで、前記設備側本体部の下方への移動を止めることを特徴とする請求項2記載の取付補助装置。 - 前記設備装置は、
照明器具であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の取付補助装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012142570A JP2014007082A (ja) | 2012-06-26 | 2012-06-26 | 取付補助装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012142570A JP2014007082A (ja) | 2012-06-26 | 2012-06-26 | 取付補助装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014007082A true JP2014007082A (ja) | 2014-01-16 |
Family
ID=50104621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012142570A Pending JP2014007082A (ja) | 2012-06-26 | 2012-06-26 | 取付補助装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014007082A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103925569A (zh) * | 2014-04-29 | 2014-07-16 | 深圳市耐锐照明有限公司 | 一种筒灯灯体拆装结构 |
JP2018077998A (ja) * | 2016-11-08 | 2018-05-17 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 照明器具 |
WO2018157536A1 (zh) * | 2017-02-28 | 2018-09-07 | 漳州立达信灯具有限公司 | 灯具装置 |
CN111734990A (zh) * | 2020-07-09 | 2020-10-02 | 江苏恒百利照明科技有限公司 | 一种高亮度智能化led筒灯 |
-
2012
- 2012-06-26 JP JP2012142570A patent/JP2014007082A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103925569A (zh) * | 2014-04-29 | 2014-07-16 | 深圳市耐锐照明有限公司 | 一种筒灯灯体拆装结构 |
JP2018077998A (ja) * | 2016-11-08 | 2018-05-17 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 照明器具 |
WO2018157536A1 (zh) * | 2017-02-28 | 2018-09-07 | 漳州立达信灯具有限公司 | 灯具装置 |
CN111734990A (zh) * | 2020-07-09 | 2020-10-02 | 江苏恒百利照明科技有限公司 | 一种高亮度智能化led筒灯 |
CN111734990B (zh) * | 2020-07-09 | 2022-01-11 | 江苏恒百利照明科技有限公司 | 一种高亮度智能化led筒灯 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2014007082A (ja) | 取付補助装置 | |
JP6032137B2 (ja) | スピーカユニット及びその取付構造 | |
JP2016144008A (ja) | スピーカユニット | |
WO2016045451A1 (zh) | 用于电梯轿厢内装饰的插挂式安装结构 | |
US20150296982A1 (en) | Mounting device for drawer system | |
US20150330611A1 (en) | Luminaire ceiling mounting mechanism | |
JP5565956B2 (ja) | 照明器具 | |
US7658362B2 (en) | Two piece wall hanger | |
KR101818073B1 (ko) | 커버 고정 장치가 구비된 케이블 트레이 | |
JP5188087B2 (ja) | パネル固定金具およびパネル固定方法 | |
JP6116444B2 (ja) | エレベータかご室の天井照明装置の照明板落下防止装置、それを備えた天井照明装置、および天井照明装置の照明板の取り外し方法 | |
CN201976367U (zh) | 天花集成电器模块 | |
KR200456634Y1 (ko) | 감시카메라의 고정장치 | |
JP2009050573A (ja) | 後付け棚 | |
JP2017529498A (ja) | 固定デバイス | |
KR20140005485U (ko) | 천정판 고정구조 | |
JP6558758B2 (ja) | シート保持具 | |
KR101303132B1 (ko) | 커버와 본체간의 용이한 착탈구조를 구비한 led면조명 | |
JP5992083B1 (ja) | 照明器具用脱落防止金具および脱落防止方法 | |
JP5252728B2 (ja) | 照明器具及び照明器具取り外し方法 | |
JP6713305B2 (ja) | 天井埋め込み型照明器具 | |
CN201810624U (zh) | 一种嵌入式安装结构 | |
KR200471931Y1 (ko) | 매입등의 커버고정구조 | |
CN208454245U (zh) | 安装装置 | |
JP2013159440A (ja) | エレベータの照明装置 |