JP2014006190A - 情報処理システム、情報処理装置、サーバ、端末装置、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、サーバ、端末装置、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが使用する端末装置の負荷を軽減しつつ、高精度にリルート結果を提示可能な情報処理システム、情報処理装置、サーバ、端末装置、情報処理方法および情報処理プログラム提供する。
【解決手段】端末装置1は、操作入力部121と、出力部122と、位置測位部123と、探索条件設定部124と、探索要求送信部125と、経路案内部126と、経路逸脱判定部128と、経路逸脱判定部128と、再探索要求部129と、情報受信部130とを有する。サーバ2は、道路ネットワーク情報取得部231と、探索要求受信部232と、案内経路探索部233と、リルート部234とを有する。制御領域内にいる場合、ルートマッチングの閾値を大きくして、案内経路から逸脱したか否かを判定する。よって、簡易な経路逸脱判断で端末装置1に大きな負荷をかけることなく、不要なリルート処理を抑制できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理装置、サーバ、端末装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
近年、ユーザが指定した出発地から目的地までの経路を探索し、この経路に沿ってユーザが移動できるようディスプレイや音声を用いて経路案内を行う種々の経路案内装置が用いられている。これらの経路案内装置では、ユーザが経路から逸脱すると、経路に復帰させるためにリルート処理が行われ、再探索された経路をユーザに案内する。
ここで、例えば案内経路に従って高速道路を走行している途中で、サービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)に立ち寄る場合がある。このような場合は、一時的に案内経路とは異なる道路上を走行しているだけで、全体としては案内経路から逸脱しているわけではないにも関わらず、案内経路上を走行していないためリルート処理が行われてしまう。
そこで、例えば特許文献1には、現在位置を検出し、案内経路から現在位置が外れたか否か、および、現在位置が案内経路に戻るべき場所にあるか否かを判別して、リルートを禁止する経路探索装置が開示されている。同文献の経路探索装置では、まず、走行中の道路を特定し、道路種別を判定する。そして、高速道路の走行中にサービスステーションまたはパーキングエリアへの導入路である場合に、リルートが禁止される。
特開平10−281796号公報
しかしながら、特許文献1の手法では、道路の特定および道路種別の判定を常に行う必要があり、経路探索装置の負荷が大きくなるという問題がある。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザが使用する端末装置の負荷を軽減しつつ、高精度に経路からの逸脱を判定可能な情報処理システム、情報処理装置、サーバ、端末装置、情報処理方法および情報処理プログラム提供するものである。
本発明の一態様によれば、位置を測位する位置測位手段と、目的地までの案内経路を探索する案内経路探索手段と、前記案内経路の代替経路の有無、および、前記案内経路における測位精度、の少なくともいずれかに基づいて設定される、前記案内経路に含まれる制御開始地点を通過したことを検出する制御地点検出手段と、前記制御開始地点の通過が検出されない場合、前記案内経路に含まれるリンクと前記位置との距離が第1の閾値以内か否かにより、前記案内経路からの逸脱を判定し、前記制御開始地点の通過が検出された場合、前記案内経路に含まれるリンクと前記位置との距離が第2の閾値以内か否かにより、前記案内経路からの逸脱を判定する経路逸脱判定手段と、を備え、前記第2の閾値は前記第1の閾値より大きく、前記代替経路は、前記案内経路から逸脱した場合の走行経路が、1つに特定でき、かつ、再び前記案内経路に合流する経路であることを特徴とする情報処理システムが提供される。
本発明によれば、端末装置が制御開始地点を通過したか否かを考慮して経路逸脱判定を行うため、端末装置の負荷を軽減しつつ、高精度に経路からの逸脱を判定できる。
本発明の第1の実施形態に係る情報処理システムの概略ブロック図。 案内情報の構成の一例を示す図。 制御領域が設定される領域の第1の例を示す図。 制御領域が設定される領域の第2の例を示す図。 制御領域が設定される領域の第3の例を示す図。 図1の情報処理システムの処理動作の一例を示すシーケンス図。 本発明の第2の実施形態に係る情報処理システムの概略ブロック図。 図7の情報処理システムの処理動作の一例を示すシーケンス図。
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る情報処理システムの概略ブロック図である。情報処理システムは端末装置1およびサーバ2を備えている。
端末装置1はユーザが使用するものであり、例えば携帯電話、スマートフォンもしくはタブレット端末装置等のモバイル電子機器でもよいし、パーソナルコンピュータやカーナビゲーション装置等の据え置き型電子機器でもよい。端末装置1およびサーバ2の少なくとも一部は、コンピュータにより実現される。また、端末装置1はネットワーク3を介してサーバ2と通信する。ネットワーク3は有線回線と無線回線のいずれでもよく、回線の種類や形態は問わない。
端末装置1は、通信部11と、制御部12とを有する。
通信部11はネットワーク3を介して制御部12とサーバ2との間で情報を送受信するインターフェースである。
制御部12は、操作入力部121と、出力部122と、位置測位部123と、探索条件設定部124と、探索要求送信部125と、経路案内部126と、制御地点検出部127と、経路逸脱判定部128と、再探索要求部129と、情報受信部130とを有する。
操作入力部121はユーザが端末装置1に操作を入力するためのインターフェースであり、例えばモバイル電子機器におけるキーボード、タッチパッドもしくはダイヤルボタン等や、据え置き型電子機器におけるタッチパネルやマイク等である。
出力部122は端末装置1からユーザへ各種情報を出力するインターフェースであり、例えば映像を表示する液晶ディスプレイである。具体的には、出力部122は、ユーザからの操作を受け付けるためのGUI(Graphical User Interface)や、ガイド情報(後述)等を表示する。あるいは、出力部122は、各種情報を音声で出力するスピーカであってもよい。また、出力部122は、外部に接続される表示手段に映像信号を出力したり、外部に接続されるスピーカに音声信号を出力したりするものであってもよい。
位置測位部123は端末装置1の現在位置を示す現在位置情報を測位して取得するものであり、例えばGPS(Global Positioning System)受信装置である。現在位置は、例えば緯度および経度で表現される。ユーザが端末装置1を使用している間は、端末装置1の現在位置とユーザの現在位置とはほぼ一致する。ただし、位置測位部123は正確に現在位置を測位できないこともあり、測位された現在位置が誤差を含むこともある。また、必ずしも、測位された現在位置が、厳密に端末装置1の「現在の」位置を示すものでなくてもよく、端末装置1の位置と測位される現在位置との間に多少のタイムラグがあってもよい。
探索条件設定部124は、ユーザから操作入力部121を介して、出発地、目的地、時刻に関する情報等の条件を受け付けることにより、探索条件を設定する。
探索要求送信部125は、通信部11からネットワーク3を介して、探索条件を含む探索要求をサーバ2に送信し、探索条件に基づいて経路探索を行うようサーバ2に要求する。
経路案内部126は、サーバ2から受信した案内情報(後述)に基づいてガイド情報を出力部122から出力し、サーバ2により探索された経路に沿って出発地から目的地へ移動できるよう、ユーザを案内する。なお、以下ではサーバ2により探索された経路を「案内経路」と呼び、案内経路は出発地および目的地を含むものとする。
制御地点検出部127は案内経路に含まれる制御地点を通過したことを検出する。詳しくは後述するが、制御地点は、ガイダンスポイントのうち代替経路の有無に基づいて設定されるものであり、制御開始地点および制御終了地点を含む。さらに、制御地点検出部127は、ユーザが制御領域内にいるか制御領域外にいるかを示す制御領域情報を保持している。制御開始地点が検出されると、制御地点検出部127は制御領域情報を「制御領域内」に設定する。一方、制御終了地点が検出されると、制御地点検出部127は制御領域情報を「制御領域外」に設定する。なお、初期状態では制御領域情報は「制御領域外」とする。
ここで、制御領域とは、経路逸脱の誤判定が生じやすく、通常の経路逸脱判定とは異なる特殊な経路逸脱判定が必要とされる領域である。例えば、案内経路が設定された場合に、代替経路を有する区間である。当該区間を制御領域に設定してもよく、または、当該区間を含む領域を制御領域に設定してもよい。また、当該道路と代替経路とを含む領域を設定してもよい。さらに、制御領域は道路と対応付けられて設定されていてもよく、例えば、リンクの属性として設定されてもよい。
なお、代替経路の一例は、当該案内経路が有料道路を含んでいる場合に、有料道路の休憩施設(サービスエリア、パーキングエリア)を経由する道路である。あるいは、代替経路は、案内経路から逸脱した場合の走行経路が、1つに特定でき、かつ、再び案内経路に合流する道路であってもよい。代替経路として、このような道路があることがわかればよく、代替経路の道路ネットワークがなくてもよい。
経路逸脱判定部128は、ユーザが制御領域内にいるか制御領域外にいるかを考慮して、案内経路から逸脱したか否かを判定する。より具体的には、経路逸脱判定部128は、まず、現在位置を案内経路上に修正するルートマッチング処理を行う。位置測位部123により測位された現在位置は誤差が含まれることがあり、この誤差に起因して端末装置1の現在位置が案内経路から外れることがあるためである。
ここで、経路逸脱判定部128は、制御領域外である場合、端末装置1の現在位置と案内経路との距離が第1の閾値未満であれば、現在位置を案内経路上に修正し、案内経路から逸脱していないと判定する。一方、端末装置1の現在位置と案内経路との距離が第1の閾値以上であれば、経路逸脱判定部128は案内経路から逸脱したと判定する。これに対し、制御領域内である場合、経路逸脱判定部128は、端末装置1の現在位置と案内経路との距離が第2の閾値未満であれば、現在位置を案内経路上に修正し、案内経路から逸脱していないと判定する。一方、端末装置1の現在位置と案内経路との距離が第2の閾値以上であれば、案内経路から逸脱したと判定する。本実施形態では、制御領域内でのリルート処理を制限するために、第2の閾値を第1の閾値より大きく設定する。
このように、制御領域外では通常の第1の閾値を用いて判定を行うが、制御領域内では第1の閾値より大きい第2の閾値を用いて判定を行う。これにより、精度よく経路逸脱を判定でき、結果として不必要に頻繁なリルート処理が行われるのを抑制できる。
また、端末装置1の現在位置から案内経路までの距離と閾値とを比較する簡易な処理で、端末装置1に大きな負荷をかけることなく、経路逸脱判定部128は経路逸脱判定を行うことができる。端末装置1が案内経路から逸脱している場合、リルート処理が必要であることを意味する。
再探索要求部129は、ユーザが案内経路から逸脱したと判定された場合、端末装置1の現在位置を含む再探索要求を生成し、通信部11からネットワーク3を介して再探索要求をサーバ2に送信し、再度経路探索を行うようサーバ2に要求する。
情報受信部130は、サーバ2から送信される案内情報等を、ネットワーク3を介して通信部11から受信する。
一方、サーバ2は、通信部21と、記憶部22と、制御部23とを有する。
通信部21はネットワーク3を介して制御部23と端末装置1との間で情報を送受信するインターフェースである。
記憶部22は道路ネットワークデータベース221を記憶した、例えばハードディスク等の固定型データストレージである。より具体的には、道路ネットワークデータベース221は、道路ネットワーク情報として、例えば地図情報および交通ネットワーク情報を含む。
地図情報は、地図データと、地図データに対応付けられた施設に関する施設情報とを含む。地図データは、一般道路、有料道路、及び高速道路等の車両用道路の地図を示す。交通ネットワーク情報は、鉄道やバス等の交通網や道路網を規定する情報である。交通網の情報としては、交通機関の路線情報、時刻表情報、料金情報等を含む。道路網の情報は、例えば交差点等の道路網表現上の結節点であるノードのデータと、ノード間の道路区間であるリンクのデータとの組み合わせによって表現される。地図情報および道路ネットワーク情報は、経路探索や経路案内に用いられる。
なお、記憶部22は、必ずしもサーバ2内に設けなくてもよく、ネットワーク3を介して接続される別個の装置内に設けてもよい。
制御部23は、道路ネットワーク情報取得部231と、探索要求受信部232と、案内経路探索部233と、リルート部234とを有する。
道路ネットワーク情報取得部231は記憶部22から道路ネットワーク情報を取得する。
探索要求受信部232は、端末装置1の探索要求送信部125から送信される探索要求を、ネットワーク3を介して通信部21から受信する。この探索要求は探索条件設定部124で設定された探索条件を含む。また、探索要求受信部232は、ユーザが案内経路から逸脱した時に再探索要求部129から送信される再探索要求を、ネットワーク3を介して通信部21から受信する。この再探索要求は端末装置1の現在位置情報を含む。
案内経路探索部233は、探索要求に応じて、道路ネットワーク情報を用い、探索条件に基づく経路探索を行って、案内経路を示す経路情報を生成する。経路情報は、例えば出発地から目的地までの移動経路、移動手段を含み、移動距離、移動に要する時間および料金、出発時刻および到着時刻等の情報を含んでいてもよい。さらに、案内経路探索部233は、探索された案内経路に沿って出発地から目的地へユーザを導くための案内情報を生成する。案内情報は、通信部21からネットワーク3を介して、端末装置1の情報受信部130へ送信される。
リルート部234は、再探索要求に応じて、道路ネットワーク情報を用い、リルート処理を行う。より具体的には、リルート部234は端末装置1の現在位置から案内経路(目的地を含む)へ復帰する復帰経路を探索する。復帰経路は端末装置1の現在位置から目的地へ近づく方向への経路であるのが望ましい。さらに、リルート部234は探索された復帰経路に沿ってユーザを導くための案内情報を生成する。案内情報は、通信部21からネットワーク3を介して、端末装置1の情報受信部130へ送信される。
図2は、案内情報の構成の一例を示す図である。案内情報は、案内経路(以下では、案内経路には復帰経路を含むものとする)上の任意の点、例えばノードやリンクの少なくとも一部に設定されるガイダンスポイントを含む。同図では、各ガイダンスポイントの位置は緯度xおよび経度yで表される例を示しているが、ノードやリンクの位置と対応づけてもよい。
各ガイダンスポイントはガイド情報を含むことができる。ガイド情報とは、当該ガイダンスポイントが右左折地点であることや、間もなく右左折地点に到達すること等を示す情報である。
また、ガイダンスポイントは制御情報を含んでいてもよい。制御情報は、当該ガイダンスポイントが制御領域の開始地点であることを示す制御開始地点と、制御領域の終了地点であることを示す制御終了地点とを含む。さらに、ガイダンスポイントは、制御領域において、案内経路から逸脱したか否かを判定するための閾値情報(後述)を含んでいてもよい。
ここで、制御情報を含むガイダンスポイントは、案内経路に制御領域が含まれるか否かに基づいて設定される。一例として、案内経路が制御領域を通過する場合に、当該制御領域に進入する地点を制御開始地点とし、当該制御領域から退出する地点を制御終了地点として設定してもよい。また、案内経路に含まれるリンクに、制御領域に対応するリンク(またはリンク群)が含まれる場合には、当該リンク(リンク群)の始点を制御開始地点とし、当該リンク(リンク群)の終点を制御終了地点として設定してもよい。
その他、案内情報は、案内経路から所定範囲内の地図情報も含む。
本実施形態の特徴の1つとして、案内経路上においてリルート処理を制限するのが望ましい領域に制御領域が設定される。制御領域は、例えば案内経路から分岐して再び案内経路に合流する代替経路に設定される。以下、より具体的な例をいくつか説明する。
図3は、制御領域が設定される領域の第1の例を示す図である。同図は、高速道路におけるサービスエリア(SA)またはパーキングエリア(PA)を示している。通常、案内経路はSA,PAに寄ることを想定していない。そのため、SA,PAに立ち寄っただけであるにも関わらず、案内経路から逸脱したと判定されて、不要なリルート処理が行われてしまう可能性がある。
そこで、SA,PAの入り口(本線からSA,PAへの分岐点)G11を制御開始地点とするガイダンスポイントに設定する。そして、SA,PAの出口(SA,PAと本線との合流点)G12を制御終了地点とするガイダンスポイントに設定する。これにより、SA,PA付近の高速道路を制御領域A11に設定でき、SA,PAに入った際のリルートが制限される。
図4は、制御領域が設定される領域の第2の例を示す図である。同図は、案内経路R21が設定された道路L21と、これから外れた抜け道L22とを示している。幅が広い道路を優先して経路を探索する場合、細い抜け道L22は案内経路に設定されない。そのため、抜け道L22へ移動すると、案内経路R21から逸脱したと判定されて、不要なリルート処理が行われてしまう可能性がある。
そこで、道路L21から抜け道L22への分岐点G21を制御開始地点とするガイダンスポイントに設定する。そして、道路L21と抜け道L22との合流点G22を制御終了地点とするガイダンスポイントに設定する。これにより、抜け道L22付近を制御領域A21に設定することができ、抜け道L22を通る際のリルートが制限される。抜け道の具体例として、案内経路R31が旧道であり、旧道から分岐して再び旧道に合流するバイパスR32が並行して存在する場合などが挙げられる。
図5は、制御領域が設定される領域の第3の例を示す図である。同図は、案内経路R31が設定された道路L31と、これから外れた迂回路L32とを示している。案内経路R31上に右折路等があって通過に時間がかかる場合、ユーザは迂回路を移動することがある。すると、案内経路R31から逸脱したと判定されて、不要なリルート処理が行われてしまう可能性がある。
そこで、道路L31から迂回路L32への分岐点G31を制御開始地点とするガイダンスポイントに設定する。そして、道路L31と迂回路L32との合流点G32を制御終了地点とするガイダンスポイントに設定する。これにより、迂回路L32付近を制御領域A31に設定することができ、迂回路L32を通る際のリルートが制限される。
なお、上記は制御領域の例にすぎず、リルート処理が不要な他の領域に制御領域を設定してもよい。
図6は、図1の情報処理システムの処理動作の一例を示すシーケンス図である。まず、ユーザからの指示に基づいて、探索条件設定部124は出発地および目的地等の探索条件を設定する(ステップS11)。そして、探索要求送信部125は探索要求をサーバ2に送信する(ステップS12)。
これに応じて、サーバ2の探索要求受信部232は探索要求を受信する(ステップS51)。この探索要求に含まれる探索条件に基づいて、案内経路探索部233は経路探索を行って、出発地から目的地までの案内経路を示す経路情報を生成する(ステップS52)。さらに案内経路探索部233は、図2に示すような案内情報(案内経路周辺の地図情報も含む)を生成して、端末装置1に送信する(ステップS53)。
これに応じて、端末装置1の情報受信部130は案内情報を受信する(ステップS13)。そして、以下のようにして、経路案内部126はユーザに対して経路案内を行う。
位置測位部123は端末装置1の現在位置を測位する(ステップS14)。経路案内部126は、端末装置1の現在位置と目的地とを比較して、目的地に到達したか否かを判定する(ステップS15)。目的地に到達していれば(ステップS15のYES)、経路案内を終了する。
一方、目的地に到達していなければ(ステップS15のNO)、経路逸脱判定部128は、制御地点検出部127が保持している制御領域情報に基づいて、ユーザが制御領域内にいるか否かを判定する(ステップS16)。なお、初期状態では、制御領域情報はユーザが制御領域内にはいないことを示す「制御領域外」であることとする(ステップS16のNO)。
ユーザが制御領域内にいない場合(ステップS16のNO)、経路逸脱判定部128は、案内経路と端末装置1との距離と、予め定めた第1の閾値とを比較して、ユーザが案内経路から逸脱したか否かを判定する(ステップS17a)。案内経路と端末装置1との距離が第1の閾値以上の場合、経路逸脱判定部128はユーザが案内経路から逸脱したと判定する(ステップS17aのYES)。
一方、ユーザが制御領域内にいる場合(ステップS16のYES)、経路逸脱判定部128は、案内経路と端末装置1との距離と、第2の閾値とを比較して、ユーザが案内経路から逸脱したか否かを判定する(ステップS17b)。案内経路と端末装置1との距離が第2の閾値以上の場合、経路逸脱判定部128はユーザが案内経路から逸脱したと判定する(ステップS17bのYES)。
ここで、第2の閾値は第1の閾値より大きい。このように設定することで、制御領域内では案内経路から大きく逸脱した場合に限ってリルート処理が行われ、不必要なリルート処理を制限できる。第2の閾値は予め定めた定数でもよいが、制御領域の形状に応じて設定されるのが望ましい。例えば、図3においてはSA,PAの広さを考慮して設定したり、図4および図5では抜け道L22や迂回路L32と案内経路との距離を考慮して設定したりする。図2の閾値情報が第2の閾値をどのように設定するかを示している。例えば、ガイダンスポイントG3から開始される制御領域では、第1の閾値に5(単位は任意)を加算して第2の閾値とする。
ユーザが案内経路から逸脱していると判定されると(ステップS17a,S17bのYES)、再探索要求部129は、端末装置1の現在位置を含む再探索要求をサーバ2に送信する(ステップS18)。
これに応じて、サーバ2の探索要求受信部232は再探索要求を受信する(ステップS51)。リルート部234は、道路ネットワーク情報を用いて、再探索要求に含まれる端末装置1の現在位置から案内経路へ復帰する復帰経路を探索する(ステップS52)。さらにリルート部234は、図2に示すような案内情報(案内経路周辺の地図情報も含む)を生成して、端末装置1に送信する(ステップS53)。
このようにしてユーザが案内経路から逸脱した場合にリルート処理を行うことができ、以降、経路案内部126は、復帰経路を案内経路として、ユーザに経路案内を行う。
一方、ユーザが案内経路から逸脱していないと判定されると(ステップS17a,S17bのNO)、経路逸脱判定部128は、端末装置1の現在位置を案内経路上に修正するルートマッチング処理を行う(ステップS19)。修正された現在位置および案内経路を含む地図情報が、必要に応じて出力部122から出力される。
また、経路案内部126は、修正された現在位置および図2の案内情報に基づいて、現在位置がガイダンスポイントであるか否かを判定する(ステップS20)。ガイド情報を含むガイダンスポイントである場合(ステップS21のYES)、経路案内部126はガイド情報を出力部122から出力し(ステップS22)、ユーザを案内する。
さらに、ガイダンスポイントが制御情報を含む場合、制御地点検出部127は制御情報を更新する。すなわち、図2の制御情報が、当該ガイダンスポイントが制御開始地点であることを示す場合(ステップS23のYES)、制御地点検出部127は制御領域情報を「制御領域内」に更新する(ステップS24)。一方、制御情報が、当該ガイダンスポイントが制御終了地点であることを示す場合(ステップS25のYES)、制御地点検出部127は制御領域情報を「制御領域外」に更新する(ステップS26)。
随時制御領域情報を更新するのではなく、ガイダンスポイントにおいて制御領域情報を更新するため、端末装置1の処理を軽減できる。更新された制御領域情報は制御地点検出部127に保持され、次に端末装置1の現在位置を測位した際(ステップS14)に、ユーザが制御領域内か否かの判定に用いられる(ステップS16)。
以上の経路案内処理(ステップS14〜S26)をユーザが目的地に到達するまで(ステップS15のYES)、行う。
このように、第1の実施形態では、ガイダンスポイントにおいてユーザが制御領域内にいるか否かを判定する。そして、制御領域内にいる場合、ルートマッチングの閾値を大きくして、案内経路から逸脱したか否かを判定する。そのため、簡易な経路逸脱判断で端末装置1に大きな負荷をかけることなく、不要なリルート処理を抑制できる。
(第2の実施形態)
上述した第1の実施形態では、端末装置1内で案内経路から逸脱したか否かを判定するものであった。これに対し、以下に説明する第2の実施形態では、制御領域内においては、案内経路から逸脱したか否かをサーバ内でより高精度に判定するものである。
図7は、本発明の第2の実施形態に係る情報処理システムの概略ブロック図である。図7では、図1と共通する構成部分には同一の符号を付しており、以下では相違点を中心に説明する。
図7の端末装置1aの構成は図1とほぼ同様である。ただし、図7の端末装置1の位置測位部123は、ユーザが制御領域内にいる場合、通信部11からネットワーク3を介して、測位された端末装置1の現在位置をサーバ2aに送信できる。また、端末装置1aは経路逸脱判定部を有さず、代わりにルートマッチングを行うルートマッチング部128’を有する。
図7のサーバ2aの制御部23aは、さらに、端末位置受信部235と、経路逸脱判定部236とを有する。
端末位置受信部235は、ユーザが制御領域内にいる場合に端末装置1から送信される端末装置1の現在位置を、ネットワーク3を介して通信部21から受信する。
経路逸脱判定部236は、道路ネットワーク情報に基づいて、端末装置1の現在位置のマップマッチング処理を行って、ユーザが案内経路から外れたか否かを判定する。より具体的には、経路逸脱判定部236は、端末装置1の現在位置を、道路ネットワーク情報における直近のリンク上に修正する。そして、修正されたリンクが案内経路上のリンクであれば、経路逸脱判定部236はユーザが案内経路上にいる、すなわち、リルート不要と判定する。また、修正されたリンクが案内経路上のリンクでなくても、代替経路上のリンクであれば、一時的に案内経路から外れているだけと考えられるため、経路逸脱判定部236はリルート不要と判定する。例えば、リンクの道路属性によって判定してもよく、修正されたリンクがサービスエリアに向かう道路である場合等である。一方、修正されたリンクが案内経路上のリンクでもなく、代替経路上のリンクでもない場合は、一時的に案内経路から外れただけでもないとして、経路逸脱判定部236は案内経路から外れた、すなわち、リルートが必要と判定する。
端末装置1の現在位置から案内経路までの距離と閾値とを比較するのと比べ、マップマッチングはより大きな処理量を必要とする。しかしながら、マップマッチングを行うことで、経路逸脱判定の精度が向上する。本実施形態では、端末装置1ではなくサーバ2aでマップマッチングを行うことで、端末装置1には大きな負担をかけずに、より高精度に経路逸脱判定を行うことができる。
図8は、図7の情報処理システムの処理動作の一例を示すシーケンス図である。ステップS11〜S15,S51〜S53までは図6と同様なので説明を省略する。
ユーザが制御領域内にいる場合(ステップS16のYES)、図6と異なり、以下のようにしてサーバ2aで経路逸脱判定を行う。まず、位置測位部123はユーザの現在位置をサーバ2aに送信する(ステップS31)。
これに応じて、サーバ2aの端末位置受信部235は端末装置1の現在位置を受信する(ステップS54)。そして、経路逸脱判定部236は、上記のようにマップマッチング処理を行って、ユーザが案内経路から外れたか否かを判定する(ステップS55)。より具体的には、マッチングされたリンクが案内経路であると判定されるか、案内経路から外れてはいるが一時的に外れているだけと判定される場合には、経路逸脱判定部236はリルート不要と判定する。一方、案内から外れたと判定される場合には、経路逸脱判定部236はリルートが必要と判定する。
判定の結果、ユーザが案内経路から逸脱している場合(ステップS55のYES)、リルート部234に再探索要求をする。そして、リルート部234は、再探索要求に含まれる端末装置1の現在位置から案内経路へ復帰する復帰経路を探索する(ステップS52)。以下の処理は図6と同様である。一方、ユーザが案内経路から逸脱していない場合(ステップS55のNO)、経路逸脱判定部236は案内経路から逸脱していない旨を端末装置1へ送信する(ステップS56)。そして、端末装置1の情報受信部130はその旨を受信する(ステップS32)。
一方、ユーザが制御領域内にいない場合(ステップS16のNO)、経路逸脱判定部128は、案内経路と端末装置1との距離と、予め定めた閾値とを比較して、ユーザが案内経路から逸脱したか否かを判定する(ステップS17)。案内経路と端末装置1との距離が閾値以上の場合、経路逸脱判定部128はユーザが案内経路から逸脱したと判定する(ステップS17のYES)。以下の処理は図6と同様に、復帰経路が探索される。
以上のように、制御領域外では第1の実施形態と同様に、ユーザの現在位置と案内経路との距離に基づいて、端末装置1に大きな負担をかけることなく、簡易に経路逸脱判定を行うことができる。また、制御領域内では、ユーザの現在位置をサーバ2aに送信し、サーバ2aでマップマッチングを行う。よって、リルートの要否の判断が難しい制御領域内でも、端末装置1には大きな負担をかけることなく高精度に経路逸脱判定を行うことができる。
図8に戻り、ユーザが案内経路から逸脱していないと判定された場合(ステップS17のNO、ステップS55のNO)、図6と同様に、ルートマッチング部128’はルートマッチングを行い(ステップS19)、案内情報に応じて経路案内および制御領域情報を更新する(ステップS21〜S26)。
このように、第2の実施形態では、ユーザが制御領域内にいる場合、サーバ2aでマップマッチングを行うため、端末装置1に大きな負担をかけることなく高精度に経路逸脱判定を行うことができ、適切にリルート処理を行うことができる。
なお、上述した各実施形態では、制御開始地点と制御終了地点の情報がガイダンスポイントに含まれる例を示している。しかしながら、他の手法により制御領域を設定してもよい。例えば、制御領域の開始地点をガイダンスポイントに含むようにし、開始地点からの距離により制御領域を設定してもよい。すなわち、制御開始地点に制御を行う区間の距離を設定しておき、制御開始地点からの走行距離に基づいて、制御終了地点に対応する距離を走行したか否かを判断してもよい。この場合、図6および図8のステップS25では、案内情報を参照せず、制御領域の開始地点からの移動距離に基づいて、制御領域が終了したか否かを判断できる。
また、上述した各実施形態では、制御開始地点を、案内経路と代替経路の分岐点または制限領域へ進入する地点として説明したが、当該地点の手前に制御開始地点を設定してもよい。同様に、制御終了地点を、案内経路と代替経路の合流点または制限領域から退出する地点として説明したが、当該地点の先に制御終了地点を設定してもよい。
また、制御領域の形状や大きさも任意でよく、単純な矩形でもよいし、SA,PAや抜け道および迂回路などの代替経路の形状に応じて設定してもよい。制御領域は、データベースとして予め保持しておいてもよいし、案内経路探索時に都度計算してもよい。さらに、制御領域を保持または計算しておく場合に限られず、制御領域を用いることなく、案内経路探索時に代替経路の有無を算出することにより、制御情報を含むガイダンスポイントを設定してもよい。
加えて、マルチパス等の影響により位置測位部123の測位精度が低下する区間を制御領域に設定してもよい。測位精度に関する情報は、予めデータベースとして保持しておいてもよいし、周囲の建物等に基づいて随時見積もってもよい。また、測位精度が低下する区間や領域を、制御領域として設定してもよい。このような区間を制御領域としておくことで、案内経路上を走行しているにも関わらず他の道路を走行していると判定されることが少なくなるため、経路からの逸脱をより正確に判定できるとともに、不要なリルートを制限することができる。
また、経路案内部126は必ずしもサーバで探索された案内経路を案内するのではなく、通勤経路等予め定めた経路を案内してもよい。
さらに、図1や図7の構成は一例であり、サーバ内の構成要件の少なくとも一部が端末装置内にあってもよいし、端末装置内の構成要件の少なくとも一部がサーバ内にあってもよい。例えば、サーバ内の記憶部および制御部を端末装置内に設けて、通信をすることなく端末装置のみで地図情報を表示可能な情報処理装置あるいは情報表示装置を構成してもよい。この場合、探索要求送信部125等を適宜省略してもよい。
上述した実施形態で説明した情報処理システムの少なくとも一部は、ハードウェアで構成してもよいし、ソフトウェアで構成してもよい。ソフトウェアで構成する場合には、情報処理システムの少なくとも一部の機能を実現するプログラムをフレキシブルディスクやCD−ROM等の記録媒体に収納し、コンピュータに読み込ませて実行させてもよい。記録媒体は、磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能なものに限定されず、ハードディスク装置やメモリなどの固定型の記録媒体でもよい。
また、情報処理システムの少なくとも一部の機能を実現するプログラムを、インターネット等の通信回線(無線通信も含む)を介して頒布してもよい。さらに、同プログラムを暗号化したり、変調をかけたり、圧縮した状態で、インターネット等の有線回線や無線回線を介して、あるいは記録媒体に収納して頒布してもよい。
上記の記載に基づいて、当業者であれば、本発明の追加の効果や種々の変形を想到できるかもしれないが、本発明の態様は、上述した個々の実施形態には限定されるものではない。特許請求の範囲に規定された内容およびその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更および部分的削除が可能である。
1 端末装置
11 通信部
12 制御部
121 操作入力部
122 出力部
123 位置測位部
124 探索条件設定部
125 探索要求送信部
126 経路案内部
127 制御地点検出部
128 経路逸脱判定部
128’ ルートマッチング部
129 再探索要求部
130 情報受信部
2,2a サーバ
21 通信部
22 記憶部
221 道路ネットワークデータベース
23 制御部
231 道路ネットワーク情報取得部
232 探索要求受信部
233 案内経路探索部
234 リルート部
235 端末位置受信部
236 経路逸脱判定部
3 ネットワーク

Claims (15)

  1. 位置を測位する位置測位手段と、
    目的地までの案内経路を探索する案内経路探索手段と、
    前記案内経路の代替経路の有無、および、前記案内経路における測位精度、の少なくともいずれかに基づいて設定される、前記案内経路に含まれる制御開始地点を通過したことを検出する制御地点検出手段と、
    前記制御開始地点の通過が検出されない場合、前記案内経路に含まれるリンクと前記位置との距離が第1の閾値以内か否かにより、前記案内経路からの逸脱を判定し、前記制御開始地点の通過が検出された場合、前記案内経路に含まれるリンクと前記位置との距離が第2の閾値以内か否かにより、前記案内経路からの逸脱を判定する経路逸脱判定手段と、を備え、
    前記第2の閾値は前記第1の閾値より大きく、
    前記代替経路は、前記案内経路に含まれる有料道路の休憩施設を経由する道路、または、前記案内経路から逸脱した場合の走行経路が、1つに特定でき、かつ、再び前記案内経路に合流する道路の少なくともいずれかであることを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記経路逸脱判定手段は、前記案内経路の道路形状に応じて、または、前記代替経路を含むように、前記第2の閾値を設定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 位置を測位する位置測位手段と、
    道路ネットワーク情報を取得する道路ネットワーク情報取得手段と、
    目的地までの案内経路を探索する案内経路探索手段と、
    前記案内経路の代替経路の有無、および、前記案内経路における測位精度、の少なくともいずれかに基づいて設定される、前記案内経路に含まれる制御開始地点を通過したことを検出する制御地点検出手段と、
    前記制御開始地点の通過が検出されない場合、前記案内経路に含まれるリンクと前記位置との距離が第1の閾値以内か否かにより、前記案内経路からの逸脱を判定し、前記制御開始地点の通過が検出された場合、前記位置、前記道路ネットワーク情報、及び前記案内経路に基づいて、前記案内経路からの逸脱を判定する経路逸脱判定手段と、を備え、
    前記代替経路は、前記案内経路から逸脱した場合の走行経路が、1つに特定でき、かつ、再び前記案内経路に合流する経路であることを特徴とする情報処理システム。
  4. 端末装置と、前記端末装置と通信するサーバと、を備え、
    前記端末装置は、
    前記位置測位手段と、
    前記制御開始地点の通過を検出したときに、前記位置を前記サーバに送信する第1の通信手段と、を有し、
    前記サーバは、
    前記第1の通信手段から送信される前記位置を受信する第2の通信手段と、
    前記道路ネットワーク情報道路ネットワーク取得手段と、
    前記経路逸脱判定手段と、を有することを特徴とする請求項3に記載の情報処理システム。
  5. 前記経路逸脱判定手段は、
    前記制御開始地点に対応する制御終了地点を通過した場合、または、前記制御開始地点に対応付けられた所定距離を通過した後は、前記案内経路に含まれるリンクと前記位置との距離が前記第1の閾値以内か否かにより、前記案内経路からの逸脱を判定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の情報処理システム。
  6. 前記制御終了地点は、前記案内経路と前記代替経路との合流地点またはその先の地点に設定されることを特徴とする請求項5に記載の情報処理システム。
  7. 前記制御開始地点は、前記案内経路と前記代替経路との分岐地点またはその手前の地点に設定されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の情報処理システム。
  8. 位置を測位する位置測位手段と、
    目的地までの案内経路を探索する案内経路探索手段と、
    前記案内経路の代替経路の有無、および、前記案内経路における測位精度、の少なくともいずれかに基づいて設定される、前記案内経路に含まれる制御開始地点を通過したことを検出する制御地点検出手段と、
    前記制御開始地点の通過が検出されない場合、前記案内経路に含まれるリンクと前記位置との距離が第1の閾値以内か否かにより、前記案内経路からの逸脱を判定し、前記制御開始地点の通過が検出された場合、前記案内経路に含まれるリンクと前記位置との距離が第2の閾値以内か否かにより、前記案内経路からの逸脱を判定する経路逸脱判定手段と、を備え、
    前記第2の閾値は前記第1の閾値より大きく、
    前記代替経路は、前記案内経路から逸脱した場合の走行経路が、1つに特定でき、かつ、再び前記案内経路に合流する経路であることを特徴とする端末装置。
  9. サーバと通信する端末装置であって、
    位置を測位する位置測位手段と、
    目的地までの案内経路を探索する案内経路探索手段と、
    前記案内経路の代替経路の有無、および、前記案内経路における測位精度、の少なくともいずれかに基づいて設定される、前記案内経路に含まれる制御開始地点を通過したことを検出する制御地点検出手段と、
    前記制御開始地点の通過が検出されない場合、前記案内経路に含まれるリンクと前記位置との距離が第1の閾値以内か否かにより、前記案内経路からの逸脱を判定する第1の経路逸脱判定手段と、
    前記制御開始地点の通過が検出された場合、前記サーバにより、前記位置、道路ネットワーク情報、及び前記案内経路に基づいて、前記案内経路からの逸脱を判定するために、前記位置を前記サーバに送信する通信手段と、を備え、
    前記代替経路は、前記案内経路から逸脱した場合の走行経路が、1つに特定でき、かつ、再び前記案内経路に合流する経路であることを特徴とする情報処理システム。
  10. 請求項9に記載の端末装置と通信するサーバであって、
    前記通信手段から送信された前記位置、前記位置、道路ネットワーク情報、及び前記案内経路に基づいて、前記案内経路からの逸脱を判定する経路逸脱判定手段を備えることを特徴とするサーバ。
  11. 位置を測位する位置測位手段と、
    目的地までの案内経路を探索する案内経路探索手段と、
    前記案内経路の代替経路の有無、および、前記案内経路における測位精度、の少なくともいずれかに基づいて設定される、前記案内経路に含まれる制御開始地点を通過したことを検出する制御地点検出手段と、
    前記制御開始地点の通過が検出されない場合、前記案内経路に含まれるリンクと前記位置との距離が第1の閾値以内か否かにより、前記案内経路からの逸脱を判定し、前記制御開始地点の通過が検出された場合、前記位置、道路ネットワーク情報、及び前記案内経路に基づいて、前記案内経路からの逸脱を判定する経路逸脱判定手段と、を備え、
    前記代替経路は、前記案内経路から逸脱した場合の走行経路が、1つに特定でき、かつ、再び前記案内経路に合流する経路であることを特徴とする情報処理装置。
  12. 位置を測位するステップと、
    目的地までの案内経路を探索するステップと、
    前記案内経路の代替経路の有無、および、前記案内経路における測位精度、の少なくともいずれかに基づいて設定される、前記案内経路に含まれる制御開始地点を通過したことを検出するステップと、
    前記制御開始地点の通過が検出されない場合、前記案内経路に含まれるリンクと前記位置との距離が第1の閾値以内か否かにより、前記案内経路からの逸脱を判定し、前記制御開始地点の通過が検出された場合、前記案内経路に含まれるリンクと前記位置との距離が第2の閾値以内か否かにより、前記案内経路からの逸脱を判定するステップと、を備え、
    前記第2の閾値は前記第1の閾値より大きく、
    前記代替経路は、前記案内経路から逸脱した場合の走行経路が、1つに特定でき、かつ、再び前記案内経路に合流する経路であることを特徴とする情報処理方法。
  13. 位置を測位するステップと、
    目的地までの案内経路を探索するステップと、
    前記案内経路の代替経路の有無、および、前記案内経路における測位精度、の少なくともいずれかに基づいて設定される、前記案内経路に含まれる制御開始地点を通過したことを検出するステップと、
    前記制御開始地点の通過が検出されない場合、前記案内経路に含まれるリンクと前記位置との距離が第1の閾値以内か否かにより、前記案内経路からの逸脱を判定し、前記制御開始地点の通過が検出された場合、前記位置、道路ネットワーク情報、及び前記案内経路に基づいて、前記案内経路からの逸脱を判定するステップと、を備え、
    前記代替経路は、前記案内経路から逸脱した場合の走行経路が、1つに特定でき、かつ、再び前記案内経路に合流する経路であることを特徴とする情報処理方法。
  14. 位置を測位するステップと、
    目的地までの案内経路を探索するステップと、
    前記案内経路の代替経路の有無、および、前記案内経路における測位精度、の少なくともいずれかに基づいて設定される、前記案内経路に含まれる制御開始地点を通過したことを検出するステップと、
    前記制御開始地点の通過が検出されない場合、前記案内経路に含まれるリンクと前記位置との距離が第1の閾値以内か否かにより、前記案内経路からの逸脱を判定し、前記制御開始地点の通過が検出された場合、前記案内経路に含まれるリンクと前記位置との距離が第2の閾値以内か否かにより、前記案内経路からの逸脱を判定するステップと、をコンピュータに実行させる情報処理プログラムであって、
    前記第2の閾値は前記第1の閾値より大きく、
    前記代替経路は、前記案内経路から逸脱した場合の走行経路が、1つに特定でき、かつ、再び前記案内経路に合流する経路であることを特徴とする情報処理プログラム。
  15. 位置を測位するステップと、
    目的地までの案内経路を探索するステップと、
    前記案内経路の代替経路の有無、および、前記案内経路における測位精度、の少なくともいずれかに基づいて設定される、前記案内経路に含まれる制御開始地点を通過したことを検出するステップと、
    前記制御開始地点の通過が検出されない場合、前記案内経路に含まれるリンクと前記位置との距離が第1の閾値以内か否かにより、前記案内経路からの逸脱を判定し、前記制御開始地点の通過が検出された場合、前記位置、道路ネットワーク情報、及び前記案内経路に基づいて、前記案内経路からの逸脱を判定するステップと、をコンピュータに実行させる情報処理プログラムであって、
    前記代替経路は、前記案内経路から逸脱した場合の走行経路が、1つに特定でき、かつ、再び前記案内経路に合流する経路であることを特徴とする情報処理プログラム。
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