JP2014005111A - チップ搬送コンベヤ - Google Patents

チップ搬送コンベヤ Download PDF

Info

Publication number
JP2014005111A
JP2014005111A JP2012141511A JP2012141511A JP2014005111A JP 2014005111 A JP2014005111 A JP 2014005111A JP 2012141511 A JP2012141511 A JP 2012141511A JP 2012141511 A JP2012141511 A JP 2012141511A JP 2014005111 A JP2014005111 A JP 2014005111A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
chip
surface side
end edge
conveying surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012141511A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5435675B2 (ja
Inventor
Takao Yoshida
孝雄 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LNS YOSHIDA CO Ltd
LNS-YOSHIDA CO Ltd
Original Assignee
LNS YOSHIDA CO Ltd
LNS-YOSHIDA CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by LNS YOSHIDA CO Ltd, LNS-YOSHIDA CO Ltd filed Critical LNS YOSHIDA CO Ltd
Priority to JP2012141511A priority Critical patent/JP5435675B2/ja
Publication of JP2014005111A publication Critical patent/JP2014005111A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5435675B2 publication Critical patent/JP5435675B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Chain Conveyers (AREA)
  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
  • Pusher Or Impeller Conveyors (AREA)

Abstract

【課題】 新規なプレート板の形状とすることで、一旦、排出口から排出された切り屑が、引き込まれることがない構成のチップコンベヤ装置を提供する。
【解決手段】 各プレート板2,2がスプロケットにて折り返す際に、一方の凸部23の底面側の後端縁23fが、他方の凹部22の切り屑搬送面側の前端縁22eを超えない範囲内で回動し、かつ、一方の凸部23の切り屑搬送面側の後端縁23eが、他方の凹部の底面側の前端縁22fを越える位置まで達する構成となっている。
【選択図】 図3

Description

この発明は、旋盤やフライス盤等の工作機械からクーラント液とともに排出された切り屑を搬送することで液切りして機外に排出するチップ搬送コンベヤにに関する。
旋盤やフライス盤等の工作機械においては、バイト、カッタ等の切削工具と被加工物(ワーク)とが接触する加工部位に切削液(クーラント)を供給して当該加工部位の発熱を抑えながら加工を行う湿式タイプが主流になっている。この湿式タイプの工作機械にはチップコンベヤ装置が常設されている。チップコンベヤ装置は、工作機械から排出された切り屑が混じったダーティ液(汚れた切削液)から切り屑(被加工物から除去された固体不要物)を分離して排出するとともに、切り屑が取り除かれたクリーン液(清浄な切削液)に再生して工作機械に供給することで、工作機械とチップコンベヤ装置の間で切削液を循環させて使用する。本明細書では、工作機械の加工によってワークから除去された金属屑若しくは金属を含んだ屑全般を切り屑と表しており、ヒゲ状、カール状、小塊状、粉状、汚泥状の屑等も含めて切り屑と表現している。
チップコンベヤ装置において、切り屑が混じったダーティ液から切り屑を分離して搬送するチップ搬送コンベヤ(搬送機構)としては、チェーンコンベヤ、コイル式コンベヤ、スクリュ式コンベヤ等が挙げられる。チェーンコンベヤは、切削液の付着した切り屑を搬送する複数のプレート板が連続的に配されて駆動軸と従動軸との間に掛け渡され、切り屑を複数のプレート板上で搬送しながらコンベヤ上方の総排出口から排出しつつ、切削液を複数のプレート板の下方に通過させる。チェーンコンベヤの切り屑搬送機構には、プレート板以外に、搬送ベルトに切り屑を掻き上げる掻き取り部材(掻き板)が取り付けられたスクレーパ式コンベヤや、マグネットが取り付けられたマグネット式コンベヤがある。
従来のチップ搬送コンベヤとしては、例えば特許文献1、2に示す装置が公知となっている。
特許第3683558号公報 特許第3978436号公報
しかしながら、従来のチップ搬送コンベヤは、工作機械から排出される切り屑の屑切り性において、改良の余地がある。その理由としては、工場では24時間体制で工作機械を運転することが通例であり、作業者にとっては、工作機械にて製造される製品の出来映え管理が最優先であり、一人の作業者が複数の工作機械を管理することもあり、チップ搬送コンベヤから排出される切り屑の管理まで管理が行き渡らないことがある。工作機械から排出される切り屑の排出量の増減は予測し難く、機外に排出された切り屑がある程度溜まったときに不具合が生じることが判明した。
つまり、昼夜を問わず、チップ搬送コンベヤを連続稼動させていると、機外に排出された切り屑が溜まって積み上がることがあり、それに気付かないでいると、スプロケット5に架け渡されて連結された複数のプレート板Pが反転する際に、一旦、排出口51から排出された切り屑200が、一のプレート板Pの折り曲げた凸部Pbによって、その次のプレート板Pの円弧状に曲げた凹部Paとの間に引き込まれる事態が生じることが判明した(図10、図11を参照)。図10は、既知のチップ搬送コンベヤの排出側の構造を側面から示す要部断面図である。図11は、既知のチップ搬送コンベヤのプレート板を示す側面図である。
既知のチップ搬送コンベヤにおいては、各プレート板Pが、凹部Pa、切り屑搬送板Pc及び凸部Pbから構成されている(図11)。そして、スプロケット5に架け渡されて連結された複数のプレート板Pにおいて、連結方向の一方側が端部を略半円形状の円弧状に曲げた凹部Paとして形成され、連結方向の他方側が端部を略直角に折り曲げた凸部Pbとされ、任意の一のプレート板の凸部Pbがその次のプレート板の他方の凹部Pa内にて回動可能で、一方の前記凸部Pbの回動中心と他方の前記凹部Paの回動中心とが一致するように配されている(図10)。ここで、各前記プレート板Pがスプロケット5にて折り返す際に、一方の前記凸部Pbの底面側の後端縁が、他方の前記凹部Paの切り屑搬送面側の前端縁を超えると、一方の前記凸部Pbと他方の前記凹部Paとが衝突する不具合が生じるため、従来は、極力、一方の前記凸部Pbを他方の前記凹部Paの中に収める設計となっていた。また、従来は、機外に排出された切り屑をあまり溜めないようにこまめに様子を見るという考え方をしていた。
従来は、極力、一方の前記凸部Pbを他方の前記凹部Paの中に収める設計となっており、また、機外に排出された切り屑が溜まって積み上がることは想定外であったため、スプロケット5に架け渡されて連結された複数のプレート板Pが反転する際に、一旦、排出口51から排出された切り屑200が、一のプレート板Pの折り曲げた凸部Pbによって、その次のプレート板Pの円弧状に曲げた凹部Paとの間に引き込まれる事態が生じることは、最近になって判明したのである(図10、図11を参照)。
そこで本発明の目的は、チップ搬送コンベヤにおいて、新規なプレート板の形状とすることで、機外に排出された切り屑が溜まって積み上がるようなことがあったとしても、一旦、排出口から排出された切り屑が、引き込まれることがない構成のチップコンベヤ装置を提供することにある。
本発明のチップ搬送コンベヤは、旋盤やフライス盤等の工作機械からクーラント液とともに排出された切り屑を搬送することで液切りして機外に排出するために、対となるスプロケットに掛け渡された左右の無端状のチェーン間に多数のプレート板が互いに連結され、駆動軸と従動軸の間に掛け渡されたチップ搬送コンベヤにおいて、各プレート板は、連結方向の一方側が端部を略半円形状の円弧状に曲げた凹部として形成され、連結方向の他方側が端部を略直角に折り曲げた凸部とされ、任意の一のプレート板の凸部がその次のプレート板の他方の凹部内にて回動可能に配されており、各前記プレート板が前記スプロケットにて折り返す際に、一方の前記凸部の底面側の後端縁が、他方の前記凹部の切り屑搬送面側の前端縁を超えない範囲内で回動し、かつ、一方の前記凸部の切り屑搬送面側の後端縁が、他方の前記凹部の底面側の前端縁まで達する構成であることを特徴とする。
本発明によれば、各前記プレート板が前記スプロケットにて折り返す際に、一方の前記凸部の底面側の後端縁が、他方の前記凹部の切り屑搬送面側の前端縁を超えない範囲内で回動し、かつ、一方の前記凸部の切り屑搬送面側の後端縁が、他方の前記凹部の底面側の前端縁まで達する構成であるから、各前記プレート板が前記スプロケットにて折り返す際には、一方の前記凸部の切り屑搬送面側の後端縁が、他方の前記凹部の底面側の前端縁まで押し出す動作をすることとなり、一旦、機外に排出された切り屑が引き込まれることがない。
本発明は、各前記プレート板は、一方の前記凸部の回動中心と他方の前記凹部の回動中心とが一致するように配されており、それぞれ前記プレート板の底面から前記凹部の底面側の前端縁までの高さ位置が、前記プレート板の切り屑搬送面から前記凸部の切り屑搬送面側の後端縁までの高さ位置よりも僅かに高い位置に設定されていることを特徴とする。
本発明によれば、一方の前記凸部の回動中心と他方の前記凹部の回動中心とが一致するように配されており、それぞれ前記プレート板の底面から前記凹部の底面側の前端縁までの高さ位置が、前記プレート板の切り屑搬送面から前記凸部の切り屑搬送面側の後端縁までの高さ位置よりも僅かに高い位置に設定されていることで、前記プレート板が前記スプロケットにて折り返す際に、一方の前記凸部の切り屑搬送面側の後端縁が、他方の前記凹部の底面側の前端縁まで押し出す動作がよりスムーズな動作となる。
前記僅かに高い位置は、0.05mm以上0.5mm以下の範囲内であることが好ましい。前記僅かに高い位置を0.05mm以上とすることで、前記凹部と前記凸部とが擦れないようにでき、また、前記僅かに高い位置を0.5mm以下とすることで、前記凹部と前記凸部との隙間が大きくならず、切り屑等の異物を噛まないようにできる。別の見方をすると、本発明では、前記プレート板は、前記切り屑搬送面から前記凹部の切り屑搬送面側の前端縁までの角度が180°より小さい角度に設定され、前記切り屑搬送面から前記凸部の切り屑搬送面側の後端縁までの角度が90°より大きい角度に設定されていることとなる。
本発明は、前記プレート板は、前記切り屑搬送面から前記凹部の切り屑搬送面側の前端縁までの角度が130〜150°であり、かつ、その角度が前記切り屑搬送面から前記凸部の切り屑搬送面側の後端縁までの角度よりも30〜60°大きい角度に設定されていることを特徴とする。
本発明によれば、各前記プレート板が前記スプロケットにて折り返す際に、一方の前記凸部の切り屑搬送面側の後端縁が、他方の前記凹部の底面側の前端縁まで押し出すストロークが適度に短くなり、前記スプロケットを大きな径のスプロケットとしても、確実に前記押し出す動作が行われることとなる。
本発明は、前記プレート板は、前記切り屑搬送面から前記凸部の切り屑搬送面側の後端縁までの角度が92〜98°に設定されていることが好ましい。本発明によれば、各前記プレート板が前記スプロケットにて折り返す際に、一方の前記凸部の切り屑搬送面側の後端縁が、他方の前記凹部の底面側の前端縁まで押し出す動作がよりスムーズとなる。
本発明は、各前記プレート板が前記スプロケットにて折り返す際に、一方の前記凸部の切り屑搬送面側の後端縁が、他方の前記凹部の底面側の前端縁を越える位置まで達する構成であることが好ましい。本発明によれば、一方の前記凸部の切り屑搬送面側の後端縁が、他方の前記凹部の底面側の前端縁を越える位置まで達することで、前方に積み上がった切り屑があったとしても、確実に前記押し出す動作が行われることとなる。
前記プレート板の材質としては、鉄、鋼鉄、ステンレス、アルミニウム等の硬質金属製であることが好ましい。切り屑の材質や形状等を問わず、堅牢な構成となる。前記プレート板の加工方法としては、鍛造、鋳造、プレス加工、押し出し加工、切削加工、レーザー加工等が挙げられる。
一方の前記凸部の底面側の後端縁が、他方の前記凹部の切り屑搬送面側の前端縁を超えない範囲内で回動し、かつ、一方の前記凸部の切り屑搬送面側の後端縁が、他方の前記凹部の底面側の前端縁まで達する構成とするには、前記プレート板の板厚は、少なくとも1mm以上とする必要がある。
本発明は、前記プレート板は、硬質金属製の平板がプレス加工によって形成されており、その板厚が1.5mm以上であることが好ましい。本発明によれば、堅牢な構成の前記プレート板を短時間で加工することができ、合理的である。前記プレート板の好ましい板厚は、2.0〜3.0mmである。前記板厚が小さすぎると各前記プレート板の連結が不安定となる虞があり、前記板厚が大きすぎると駆動手段に対する重量負荷がおおきくなってしまう。
前記プレート板は、切り屑の材質や形状等に応じて、前記プレート板に通過孔が形成され、この通過孔の上に切り屑を捕捉するための網目を設けた金網が配され、この金網の上に通過孔を有するカバー部材が重ね合わされている構成とすることができる。
前記プレート板は、切り屑の材質や形状等に応じて、前記プレート板に、複数の突起部と、液体を通過させる複数の通過孔が設けられ、前記通過孔はプレート板の載置面側の流入口よりもプレート板の背面側の流出口の方が広い構成とすることができる。
本発明によれば、各前記プレート板が前記スプロケットにて折り返す際に、一方の前記凸部の底面側の後端縁が、他方の前記凹部の切り屑搬送面側の前端縁を超えない範囲内で回動し、かつ、一方の前記凸部の切り屑搬送面側の後端縁が、他方の前記凹部の底面側の前端縁まで達する構成であるから、各前記プレート板が前記スプロケットにて折り返す際には、一方の前記凸部の切り屑搬送面側の後端縁が、他方の前記凹部の底面側の前端縁まで押し出す動作をすることとなり、一旦、機外に排出された切り屑が引き込まれることがない。
本発明によれば、前記プレート板の底面から前記凹部の底面側の前端縁までの高さ位置が、前記プレート板の切り屑搬送面から前記凸部の切り屑搬送面側の後端縁までの高さ位置よりも僅かに高い位置に設定されていることで、前記プレート板が前記スプロケットにて折り返す際に、一方の前記凸部の切り屑搬送面側の後端縁が、他方の前記凹部の底面側の前端縁まで押し出す動作がよりスムーズな動作となる。そして、前記プレート板が前記スプロケットにて折り返す際に、一方の前記凸部の切り屑搬送面側の後端縁が、他方の前記凹部の底面側の前端縁まで押し出すストロークが適度に短くなり、前記スプロケットを大きな径のスプロケットとしても、確実に前記押し出す動作が行われることとなる。さらには、前方に積み上がった切り屑があったとしても、確実に前記押し出す動作が行われることとなる。
本発明の実施形態のチップ搬送コンベヤに用いられるプレート板を示す側面図である。 上記プレート板が連結された状態を示す要部側面図であり、平らな位置における図である。 上記プレート板が連結された状態を示す要部側面図であり、折り返し位置における図である。 上記プレート板が連結された状態を示す要部側面図であり、折り返し位置における図である。 上記プレート板を斜め上方から示す斜視図である。 上記プレート板の連結構造を側面から示す要部断面図である。 本発明の実施形態のチップ搬送コンベヤの排出側の構造を側面から示す要部断面図である。 チップ搬送コンベヤを示す側面図である。 チップ搬送コンベヤにおけるプレート板の連結構造を示す要部平面図である。 既知のチップ搬送コンベヤの排出側の構造を側面から示す要部断面図である。 既知のチップ搬送コンベヤのプレート板を示す側面図である。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(本発明の実施の形態)
本発明の実施形態のチップ搬送コンベヤは、旋盤やフライス盤等の工作機械からクーラント液とともに排出された切り屑を搬送することで液切りして機外に排出するために、対となるスプロケットに掛け渡された左右の無端状のチェーン間に多数のプレート板2が互いに連結され、駆動軸と従動軸の間に掛け渡されたチップ搬送コンベヤである。図1は、本実施形態のチップ搬送コンベヤに用いられるプレート板2を示す側面図である。本実施形態のプレート板2は、切り屑搬送板21、円弧状に曲げた凹部22、及び、折り曲げた凸部23が一体的に形成されている(図1)。前記プレート板2は、鉄、鋼鉄、ステンレス等の硬質金属製の平板をプレス加工によって形成している。
図2は、前記プレート板2が連結された状態を示す要部側面図であり、平らな位置における図である。図3と図4は、前記プレート板が連結された状態を示す要部側面図であり、折り返し位置における図である。本実施形態における各プレート板2は、連結方向の一方側が端部を略半円形状の円弧状に曲げた凹部22として形成され、連結方向の他方側が端部を略直角に折り曲げた凸部23として形成されている(図2)。そして、連結状態では、任意の一のプレート板の凸部23がその次のプレート板の他方の凹部22内にて回動可能で、一方の前記凸部23の回動中心と他方の前記凹部22の回動中心とが一致するように配されている。
そして、各前記プレート板2がスプロケット5にて折り返す際に、一方の前記凸部23の底面側の後端縁23fが、他方の前記凹部22の切り屑搬送面側の前端縁22eを超えない範囲内で回動し、かつ、一方の前記凸部23の切り屑搬送面側の後端縁23eが、他方の前記凹部22の底面側の前端縁22fまで達し、これを越える位置まで達する構成となっている(図3)。符号21aは、切り屑搬送板21の切り屑搬送面であり、また、符号21bは、切り屑搬送板21の底面である。符号2tは、板厚であり、本実施形態1では、板厚2tは、2.0〜3.0mmの範囲内で設定される。前記板厚2tが小さすぎると各プレート板2の連結が不安定となる虞があり、板厚2tが大きすぎると駆動手段に対する重量負荷がおおきくなってしまうからである。
図1に示す前記プレート板2の底面21bから凹部22の底面側の前端縁22fまでの高さ位置を符号22hとし、前記プレート板2の切り屑搬送面21aから凸部23の切り屑搬送面側の後端縁23eまでの高さ位置を符号23eとすると、符号22hは、符号23hよりも僅かに大きい(22h>23h)。これは、前記プレート板2がスプロケット5にて折り返す際に、一方の凸部23の切り屑搬送面側の後端縁23eが、他方の凹部22の底面側の前端縁22fまで押し出す動作がよりスムーズな動作となるからである。ここで、前記僅かに高い位置(符号22h−符号23h)は、0.05mm以上0.5mm以下の範囲内であることが好ましい。前記僅かに高い位置を0.05mm以上とすることで、凹部22と凸部23とが擦れないようにでき、また、前記僅かに高い位置を0.5mm以下とすることで、凹部22と凸部23との隙間が大きくならず、切り屑200等の異物を噛まないようにできる。
本実施形態では、前記プレート板2は、その切り屑搬送面21aからその凸部23の切り屑搬送面側の後端縁23eまでの角度が92〜98°に設定されている(図2)。そして、前記プレート板2は、その切り屑搬送面21aからその凹部22の切り屑搬送面側の前端縁22eまでの角度22kが130〜150°であり、かつ、その角度22kが前記切り屑搬送面から前記凸部の切り屑搬送面側の後端縁までの角度23kよりも30〜60°大きい角度に設定されている(図2)。ここで、線分g1−g1は、一方の凸部23の回動中心と他方の凹部22の回動中心とを通す線分であり、また、一方の切り屑搬送面21aと他方の切り屑搬送面21aとを通す線分と平行な線分である。
本実施形態によれば、前記プレート板2がスプロケット5にて折り返す際に、一方の凸部23の切り屑搬送面側の後端縁23eが、他方の凹部22の底面側の前端縁22eまで押し出すストロークが短くなり、スプロケット5を大きな径のスプロケットとしても、確実に前記押し出す動作が行われることとなる。
図3と図4は、前記プレート板2が連結された状態を示す要部側面図であり、折り返し位置における図である。図3に示す前記プレート2は、各プレート板2がスプロケット5にて折り返す際に、一方の凸部23の切り屑搬送面側の後端縁23eが、他方の凹部22の底面側の前端縁22fを越える位置まで達する構成となっている。この構成によれば、前方に積み上がった切り屑があったとしても、確実に前記押し出す動作が行われることとなる。図4に示す前記プレート2は、各プレート板2がスプロケット5にて折り返す際に、一方の凸部23の切り屑搬送面側の後端縁23eが、他方の凹部22の底面側の前端縁22fの位置まで達する構成となっている。これら図3や図4に示す構成によれば、一旦、機外に排出された切り屑が引き込まれることがない。
図5は、本実施形態のプレート板2を斜め上方から示す斜視図である。プレート板2は、長方形状の平板をプレス加工したものであり、長手方向の両端付近には、ボルト固定するための貫通穴28が打ち抜かれている。
図6は、プレート板2の連結構造を側面から示す要部断面図である。図7は、本実施形態のチップ搬送コンベヤ1の排出側の構造を側面から示す要部断面図である。図8は、本実施形態のチップ搬送コンベヤ1の外観を示す側面図である。図9は、プレート板2の連結構造を示す要部平面図である。本実施形態では、既知のチップ搬送コンベヤにおいて、プレート板2のみを異ならせている。
本実施形態では、切り屑を搬送する複数のプレート板2と、プレート板2の左右に取り付けられるサイドプレートSと、このサイドプレートSを介してプレート板2を取り付ける左右一対のチェーンT,Tとを備えている。この種コンベヤは、左右にチェーンが配されることからチェーンコンベヤとも呼ばれている。チェーンTは、一対のリンクプレート間にローラが介在されたローラチェーンと呼ばれる市販のもので、一対のリンクプレートのうちの内側のリンクプレートには連結用の鍔部がプレート板2側に断面L字状に突出して設けられている。連結用の鍔部は、プレート板2の左右両端側と重ね合わせて連結ボルトBにより連結される。一対のリンクプレート間には、円滑なチェーンTの運動とスプロケット5の保護のためにローラ(更にはブシュ)が介在され、一対のリンクプレートとローラとはピンにより連結されている。このような構成のチェーンTは、無端状(エンドレス)に連結され、スプロケット5に掛けられる(図7)。
各プレート板2は、鉄製又は鋼鉄製の板材であり、そのプレート板2の連結方向の一方端部が断面が略円弧状(半円形に近い円弧状)の凹部22が形成され、連結方向の他方端部が略垂直に折り曲げられた凸部23が形成され、これら凹部22と凸部23の間が平坦部21とされている。平坦部21には、通過孔を形成してもよい。
既知の方法にて組み立てられたチップ搬送コンベヤは、駆動軸11aと従動軸11bの間に掛け渡される(図7を参照)。駆動軸11aと従動軸11bには、スプロケット5が配されており、このスプロケットに無端状のチェーンTが掛け渡されて、図8に示すような、旋盤やフライス盤等の工作機械からクーラント液とともに排出された切り屑を搬送することで液切りして機外に排出するチップ搬送コンベヤ1となる。
以上、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではない。例えば、切り屑の材質や形状によっては、プレート板2の材質を強化プラスチック製とし、金型によって成形する場合もあり得る。例えば、プレート板2の凸部23に補強板を溶接するなどして、凸部23の厚みを増して、一方の前記凸部23の底面側の後端縁23fが、他方の前記凹部22の切り屑搬送面側の前端縁22fを超えない範囲を拡大することで、動作の余裕度合いをさらに余裕を持たせてもよい。このように、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能であることは言うまでもない。
1 チップ搬送コンベヤ、
2 本発明のチップ搬送コンベヤに用いられるプレート板
21 切り屑搬送板、
22 円弧状に曲げた凹部、
22e 凹部の切り屑搬送面側の前端縁、
22f 凹部の底面側の前端縁、
23 折り曲げた凸部、
23e 凸部の切り屑搬送面側の後端縁、
23f 凸部の底面側の後端縁、
5 スプロケット、
51 切り屑排出口、
200 切り屑
この発明は、旋盤やフライス盤等の工作機械からクーラント液とともに排出された切り屑を搬送することで液切りして機外に排出するチップ搬送コンベヤ関する。
本発明のチップ搬送コンベヤは、旋盤やフライス盤等の工作機械からクーラント液とともに排出された切り屑を搬送することで液切りして切り屑排出口から機外に排出するチップ搬送コンベヤであってスプロケットに掛け渡された左右の無端状のチェーン間に多数のプレート板が互いに連結され、駆動軸と従動軸の間に掛け渡されており、任意の一のプレート板の凸部がその次のプレート板凹部内にて回動可能とするため、各プレート板は、連結方向の一方側が端部を略半円形状の円弧状に曲げた凹部として形成され、連結方向の他方側が端部を略直角に折り曲げた凸部とされ、任意の一のプレート板の凸部がその次のプレート板凹部内にて回動可能に配されており、前記凸部の底面側後端縁前記凹部の前端縁を超えない範囲内で回動する構成とされ、前記切り屑排出口側のスプロケットにて各プレート板が折り返す際に前記凸部の搬送面側の後端縁が前記凹部の前端縁の位置ないしは前端縁を超える位置まで達して、前記切り屑排出口から排出された切り屑が引き込まれることがないように押し出す動作をすることを特徴とする。
本発明によれば、切り屑排出口から排出された切り屑が引き込まれることがないように押し出す動作をするので、一旦、機外に排出された切り屑が引き込まれることがない。
本発明は、各前記プレート板は前記凸部の回動中心前記凹部の回動中心とが一致するように配されており前記プレート板の底面から凹部の底面側の前端縁までの高さ寸法が、前記プレート板の切り屑搬送面から凸部の切り屑搬送面側の後端縁までの高さよりも僅かに高い位置に設定されていることを特徴とする。
本発明によれば、切り屑排出口から排出された切り屑が引き込まれることがないように押し出す動作がよりスムーズな動作となる。
本発明は、前記プレート板は、前記切り屑搬送面から凹部の切り屑搬送面側の前端縁までの角度が130〜150°であり、前記切り屑搬送面と凸部の切り屑搬送面側の後端縁とがなす角度が92〜98°であり、かつ、前記切り屑搬送面と凹部の前端縁とがなす角度が、前記切り屑搬送面と凸部の切り屑搬送面側の後端縁とがなす角度よりも30〜60°大きい角度に設定されていることを特徴とする。
本発明によれば、前記切り屑排出口から排出された切り屑が引き込まれることがないように押し出すストロークが適度に短くなり、前記スプロケットを大きな径のスプロケットとしても、確実に前記押し出す動作が行われることとなる。
本発明によれば、前記切り屑排出口から排出された切り屑が引き込まれることがないように押し出す動作がよりスムーズとなる。
本発明によれば前記凸部の搬送面側の後端縁が前記凹部の前端縁を超える位置まで達して、前記切り屑排出口から排出された切り屑が引き込まれることがないように押し出す動作をすることで、前方に積み上がった切り屑があったとしても、確実に前記押し出す動作が行われることとなる。
本発明は、前記プレート板は、硬質金属製の平板がプレス加工によって形成されており、その板厚が1.5mm以上かつ3.0mm以下であることを特徴とする。
本発明によれば、前記切り屑排出口から排出された切り屑が引き込まれることがないように押し出す動作をするので、一旦、機外に排出された切り屑が引き込まれることがない。
本発明によれば前方に積み上がった切り屑があったとしても、確実に押し出す動作が行われることとなる。
本発明のチップ搬送コンベヤは、旋盤やフライス盤等の工作機械からクーラント液とともに排出された切り屑を搬送することで液切りして切り屑排出口から機外に排出するチップ搬送コンベヤであって、スプロケットに掛け渡された左右の無端状のチェーン間に多数のプレート板が互いに連結され、駆動軸と従動軸の間に掛け渡されており、任意の一のプレート板の凸部がその次のプレート板の凹部内にて回動可能とするため、各プレート板は、連結方向の一方側が端部を略半円形状の円弧状に曲げた凹部として形成され、連結方向の他方側が端部を略直角に折り曲げた凸部とされ、任意の一のプレート板の凸部がその次のプレート板の凹部内にて回動可能に配されており、前記凸部の底面側後端縁が前記凹部の前端縁を超えない範囲内で回動する構成とされ、各前記プレート板は、前記凸部の回動中心と前記凹部の回動中心とが一致するように配されており、前記プレート板の底面から凹部の底面側の前端縁までの高さ寸法が、前記プレート板の切り屑搬送面から凸部の切り屑搬送面側の後端縁までの高さよりも僅かに高い位置に設定されており、前記切り屑排出口側のスプロケットにて各プレート板が折り返す際に、前記凸部の搬送面側の後端縁が前記凹部の前端縁の位置ないしは前端縁を超える位置まで達して、前記切り屑排出口から排出された切り屑が引き込まれることがないように押し出す動作をすることを特徴とする。
本発明は、前記プレート板は、前記切り屑搬送面から凹部の切り屑搬送面側の前端縁までの角度が130〜150°であり、前記切り屑搬送面と凸部の切り屑搬送面側の後端縁とがなす角度が92〜98°であり、かつ、前記切り屑搬送面と凹部の前端縁とがなす角度が、前記切り屑搬送面と凸部の切り屑搬送面側の後端縁とがなす角度よりも30〜60°大きい角度に設定されていることが好ましい
本発明は、前記プレート板は、硬質金属製の平板がプレス加工によって形成されており、その板厚が1.5mm以上かつ3.0mm以下であることが好ましい

Claims (6)

  1. 旋盤やフライス盤等の工作機械からクーラント液とともに排出された切り屑を搬送することで液切りして機外に排出するために、対となるスプロケットに掛け渡された左右の無端状のチェーン間に多数のプレート板が互いに連結され、駆動軸と従動軸の間に掛け渡されたチップ搬送コンベヤにおいて、各プレート板は、連結方向の一方側が端部を略半円形状の円弧状に曲げた凹部として形成され、連結方向の他方側が端部を略直角に折り曲げた凸部とされ、任意の一のプレート板の凸部がその次のプレート板の他方の凹部内にて回動可能に配されており、各前記プレート板が前記スプロケットにて折り返す際に、一方の前記凸部の底面側の後端縁が、他方の前記凹部の切り屑搬送面側の前端縁を超えない範囲内で回動し、かつ、一方の前記凸部の切り屑搬送面側の後端縁が、他方の前記凹部の底面側の前端縁まで達する構成であることを特徴とするチップ搬送コンベヤ。
  2. 各前記プレート板は、一方の前記凸部の回動中心と他方の前記凹部の回動中心とが一致するように配されており、それぞれ前記プレート板の底面から前記凹部の底面側の前端縁までの高さ位置が、前記プレート板の切り屑搬送面から前記凸部の切り屑搬送面側の後端縁までの高さ位置よりも僅かに高い位置に設定されていることを特徴とする請求項1記載のチップ搬送コンベヤ。
  3. 前記プレート板は、前記切り屑搬送面から前記凹部の切り屑搬送面側の前端縁までの角度が130〜150°であり、かつ、その角度が前記切り屑搬送面から前記凸部の切り屑搬送面側の後端縁までの角度よりも30〜60°大きい角度に設定されていることを特徴とする請求項1または2記載のチップ搬送コンベヤ。
  4. 前記プレート板は、前記切り屑搬送面から前記凸部の切り屑搬送面側の後端縁までの角度が92〜98°に設定されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載のチップ搬送コンベヤ。
  5. 各前記プレート板は、前記スプロケットにて折り返す際に、一方の前記凸部の切り屑搬送面側の後端縁が、他方の前記凹部の底面側の前端縁を越える位置まで達することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項記載のチップ搬送コンベヤ。
  6. 前記プレート板は、硬質金属製の平板がプレス加工によって形成されており、その板厚が1.5mm以上であることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項記載のチップ搬送コンベヤ。
JP2012141511A 2012-06-23 2012-06-23 チップ搬送コンベヤ Active JP5435675B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012141511A JP5435675B2 (ja) 2012-06-23 2012-06-23 チップ搬送コンベヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012141511A JP5435675B2 (ja) 2012-06-23 2012-06-23 チップ搬送コンベヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014005111A true JP2014005111A (ja) 2014-01-16
JP5435675B2 JP5435675B2 (ja) 2014-03-05

Family

ID=50103225

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012141511A Active JP5435675B2 (ja) 2012-06-23 2012-06-23 チップ搬送コンベヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5435675B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018521926A (ja) * 2015-07-17 2018-08-09 マガルディ パワー ソシエタ ペル アチオニ ベルト搬送システム
JP2020037142A (ja) * 2018-09-03 2020-03-12 株式会社クラフトワン クーラント濾過装置
JP7488432B1 (ja) 2023-12-26 2024-05-21 ヤマザキマザック株式会社 ドロス搬送コンベヤ、レーザ加工装置、および、ワーク加工方法
JP7488429B1 (ja) 2023-12-26 2024-05-21 ヤマザキマザック株式会社 ドロス搬送コンベヤ、レーザ加工装置、および、ワーク加工方法
JP7488431B1 (ja) 2023-12-26 2024-05-21 ヤマザキマザック株式会社 ドロス搬送コンベヤ、レーザ加工装置、および、ワーク加工方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018521926A (ja) * 2015-07-17 2018-08-09 マガルディ パワー ソシエタ ペル アチオニ ベルト搬送システム
JP2020037142A (ja) * 2018-09-03 2020-03-12 株式会社クラフトワン クーラント濾過装置
JP7488432B1 (ja) 2023-12-26 2024-05-21 ヤマザキマザック株式会社 ドロス搬送コンベヤ、レーザ加工装置、および、ワーク加工方法
JP7488429B1 (ja) 2023-12-26 2024-05-21 ヤマザキマザック株式会社 ドロス搬送コンベヤ、レーザ加工装置、および、ワーク加工方法
JP7488431B1 (ja) 2023-12-26 2024-05-21 ヤマザキマザック株式会社 ドロス搬送コンベヤ、レーザ加工装置、および、ワーク加工方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5435675B2 (ja) 2014-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5435675B2 (ja) チップ搬送コンベヤ
CN101786252B (zh) 全功能机床自动排屑机
US20180296950A1 (en) System for removing and collecting finely cut chips
CN201609846U (zh) 全功能机床自动排屑机
JP6268041B2 (ja) 工作機械のチップコンベア
JP2007307512A (ja) 固液分離装置
JP2007307520A (ja) 複合二軸破砕機
TW201929998A (zh) 金屬屑輸送機的內部排屑結構
KR20170107659A (ko) 칩 수거를 위한 컨베이어
JP2010036317A (ja) チップコンベア
CN210306961U (zh) 一种排屑机
JP3978436B2 (ja) チェーンコンベヤ
CN109434554B (zh) 排屑机构及具有其的机加工装置
JP4493680B2 (ja) 切粉分別排出装置
CN216188386U (zh) 一种有机湿垃圾的输送装置
JP4928736B2 (ja) チップ搬送コンベヤ
KR101191637B1 (ko) 스크류식 칩 배출방법
JP2007308238A (ja) チェーンコンベヤ
JP5362384B2 (ja) 切粉分別排出装置
CN211805079U (zh) 一种切削铁屑收集装置
JP3194520U (ja) 屑排出兼ろ過用搬送機に用いられるドラム構造
JP6857238B2 (ja) スクリューコンベア
JP6767823B2 (ja) 搬送コンベヤおよびチップコンベヤ装置
JP2007197222A (ja) チェーンコンベヤ
KR101175177B1 (ko) 칩 배출장치

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
R155 Notification before disposition of declining of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R155

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131205

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5435675

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250