JP2014004957A - コンプレッサ取付用ブラケットおよびそれを備えた建設機械 - Google Patents

コンプレッサ取付用ブラケットおよびそれを備えた建設機械 Download PDF

Info

Publication number
JP2014004957A
JP2014004957A JP2012143021A JP2012143021A JP2014004957A JP 2014004957 A JP2014004957 A JP 2014004957A JP 2012143021 A JP2012143021 A JP 2012143021A JP 2012143021 A JP2012143021 A JP 2012143021A JP 2014004957 A JP2014004957 A JP 2014004957A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressor
mounting
engine
receiving seat
airframe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012143021A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5516658B2 (ja
Inventor
Koichi Ito
功一 伊藤
Tomohito Kitagawa
朋人 北川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobelco Construction Machinery Co Ltd filed Critical Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2012143021A priority Critical patent/JP5516658B2/ja
Priority to CN201320370796.0U priority patent/CN203383260U/zh
Publication of JP2014004957A publication Critical patent/JP2014004957A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5516658B2 publication Critical patent/JP5516658B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Compressor (AREA)

Abstract

【課題】コンプレッサの着脱作業を行なう際の作業者の負担を軽減することが可能なコンプレッサ取付用ブラケットを提供する。
【解決手段】コンプレッサ取付用ブラケット31は、建設機械の機体に固定される機体固定部32と、コンプレッサ16が着脱自在に取り付けられるコンプレッサ取付部33と、コンプレッサ16がコンプレッサ取付部33に固定される位置の下方に配置され、コンプレッサ16を載置することが可能な載置面34aを有する受け座34とを備えている。
【選択図】図6

Description

本発明は、空調用のコンプレッサを建設機械の機体内部に取り付けるためのコンプレッサ取付用ブラケットおよびそれを備えた建設機械に関するものである。
従来、パワーショベルなどの建設機械では、運転室などを冷房または暖房などの空気調和をするための空調装置が装備されている。空調装置は、空調用の冷媒を圧縮するためのコンプレッサを備えている。コンプレッサは、エンジンの回転駆動力をプーリーおよびベルトを介して受けることにより、冷媒の圧縮を行なうことが可能である。このようなコンプレッサは、建設機械の駆動用のエンジンとともに、エンジンマウントブラケットを介して機体に取り付けられている。
例えば、特許文献1記載に示されるエンジンマウントブラケットは、建設機械の車体(すなわち、機体)に取り付けられる車体側取付部と、エンジンが取り付けられるエンジン取付部と、コンプレッサが取り付けられるコンプレッサ取付部とを備えている。
これら車体側取付部、エンジン取付部およびコンプレッサ取付部は、鋼板によってそれぞれ形成され、これらの鋼板は互いに溶接によって接合されている。
コンプレッサ取付部は、2枚の鋼板、すなわち、垂直方向に立設されたコンプレッサ取付板と、当該コンプレッサ取付板に間隔をあけて対向するように配置された補助取付板とを備えている。略円柱状のコンプレッサは、横向きに寝かせた状態で、当該コンプレッサの前後端部がこれら2枚の鋼板にそれぞれねじ止めされている。
また、特許文献2記載のエンジンサポート用ブラケットは、機体のフレームに固定される部分と、エンジンが取り付けられる部分と、コンプレッサが取り付けられる部分とが鋳鉄などによって一体成形されている。このコンプレッサが取り付けられる部分は、垂直方向に延びる一枚の板状の部分からなる。コンプレッサは、この板状の部分に対して複数個所をボルトで固定されている。
特許第4387841号公報 特開平11−82053号公報
上記のような空調用のコンプレッサは、作業者が手作業で着脱作業を行なう交換部品であるにもかかわらず、比較的重い(通常、7〜8kg程度)部品である。
しかし、上記の特許文献1および2記載のエンジンマウントブラケットを用いてコンプレッサを取り付ける場合には、コンプレッサが重いにもかかわらず、作業者は一方の手でこのコンプレッサを空中に浮かせて支持しながら他方の手でコンプレッサ取付部にねじ止め作業等をする必要がある。したがって、建設機械の機体内部の狭いスペースでコンプレッサの着脱作業を行なう際に、作業者に負担がかかるという問題がある。
とくに、最近の建設機械の機体内部では、エンジン周囲には多数の部品が配置されるので、機体内部においてとくに作業スペースの確保が難しく、作業者により大きい負担がかかる。
そこで、本発明は、このような事情に鑑み、コンプレッサの着脱作業を行なう際の作業者の負担を軽減することが可能なコンプレッサ取付用ブラケットを提供することを目的とする。
前記課題を解決するための手段として、本発明のコンプレッサ取付用ブラケットは、建設機械の機体内部に空調用冷媒を圧縮するコンプレッサを取り付けるためのコンプレッサ取付用ブラケットであって、前記機体に固定される機体固定部と、前記コンプレッサが着脱自在に取り付けられるコンプレッサ取付部と、前記コンプレッサが前記コンプレッサ取付部に固定される位置の下方に配置され、前記コンプレッサを載置することが可能な載置面を有する受け座とを備えていることを特徴とする。
かかるコンプレッサ取付用ブラケットは、コンプレッサ取付部に着脱されるコンプレッサを載置することが可能な受け座を備え、この受け座は、コンプレッサがコンプレッサ取付部に固定される位置の下方に配置されているので、作業者は、コンプレッサを着脱する作業をするときには、コンプレッサ取付部に取り付ける前、またはコンプレッサ取付部から取り外した後にコンプレッサを受け座の載置面に載せることが可能である。これにより、コンプレッサを着脱する作業中に作業者はコンプレッサを片手で持ち上げる動作を途中で休むことが可能になり、作業者の負担を軽減することが可能である。
また、前記受け座の載置面の高さは、前記コンプレッサが前記コンプレッサ取付部に固定される位置の最下端の高さよりも低く、かつ、当該最下端の高さ近傍の高さに、設定されているのが好ましい。
かかる構成によれば、受け座の載置面の高さがコンプレッサの固定位置の最下端のすぐ下の高さ、すなわち、コンプレッサの固定位置の最下端の高さよりも低く、かつ、当該最下端の高さ近傍の高さにされているので、コンプレッサをコンプレッサ取付部から取り外す作業をする際に当該コンプレッサを片手で支えながら受け座の載置面まで下降させる距離を小さくすることが可能である。しかも、コンプレッサがコンプレッサ取付部に取り付けられたときには、コンプレッサは受け座に接触しない位置に固定されるので、建設機械の運転中に受け座がコンプレッサに対して干渉して振動を与えることを防ぐことが可能である。また、コンプレッサ取付部と受け座との間の位置関係が寸法精度のばらつきによって多少変動しても、コンプレッサがコンプレッサ取付部に取り付けられた状態で受け座に接触する不具合を防止することが可能である。
また、前記コンプレッサ取付部は、前記コンプレッサを当該コンプレッサ取付部に対して固定する複数の締結具にそれぞれ連結可能な形状を有する複数の連結部を有しており、前記受け座の載置面の高さは、前記コンプレッサが前記コンプレッサ取付部に対して前記複数の締結具のうちの一部の締結具によってのみ固定された状態において、前記コンプレッサが傾斜して当該受け座に当接することができる高さに、設定されているのが好ましい。
かかる構成によれば、コンプレッサが複数の締結具によってブラケットのコンプレッサ取付部に取り付けられる場合に、コンプレッサの着脱作業の途中の段階でコンプレッサを受け座に一旦載置することが可能である。具体的には、複数の締結具によってコンプレッサをブラケットのコンプレッサ取付部に取り付けるときには、取り付け作業の途中の段階では、コンプレッサがコンプレッサ取付部に対して複数の締結具のうちの一部の締結具によってのみ固定された状態になるが、このときに、コンプレッサが傾斜して当該受け座に当接するので、コンプレッサを受け座に一旦載置することが可能である。一方、複数の締結具によってコンプレッサ取付部に取り付けられたコンプレッサを取り外す場合も、取り外し作業の途中の段階では、コンプレッサがコンプレッサ取付部に対して複数の締結具のうちの一部の締結具によってのみ固定された状態になるが、このときも、コンプレッサが傾斜して当該受け座に当接するので、コンプレッサを受け座に一旦載置することが可能である。したがって、作業者は、複数の締結具を締めたり、緩めたりする作業の途中でコンプレッサを片手で持ち上げる動作を途中で休むことが可能になり、作業者の負担を大幅に軽減することが可能である。
また、前記載置面は、前記コンプレッサが前記載置面に載置されたときに当該コンプレッサの重心の下方に位置するように設定されているのが好ましい。
かかる構成によれば、前記コンプレッサが前記載置面に載置されたときに当該コンプレッサの重心が前記載置面の上にあるので、コンプレッサが受け座から落下することを防止することが可能である。
また、前記受け座は、前記コンプレッサが前記載置面に載置されたときに当該コンプレッサが当該載置面に沿って移動するのを規制する規制部を有するのが好ましい。
かかる構成によれば、コンプレッサが受け座上に載置された状態では、規制部によってコンプレッサの載置面上での移動が規制することができ、コンプレッサが受け座の上から脱落するおそれを低減することが可能である。
また、前記規制部は、前記載置面から上方に突出する少なくとも1つの突起を含むのが好ましい。
かかる構成によれば、コンプレッサが載置面に載置されたときには、載置面から上方に突出する少なくとも1つの突起がコンプレッサに係合することにより、コンプレッサが載置面上での移動を効果的に規制することが可能である。
また、前記突起は、前記載置面上において、前記コンプレッサが前記載置面に載置されたときに前記コンプレッサの下側に形成された凹部に挿入され、かつ、当該凹部の内壁に係合して前記コンプレッサが前記載置面に沿って移動するのを規制する位置に配置されているのが好ましい。
かかる構成によれば、コンプレッサが受け座上に載置された状態では、突起がコンプレッサの下側に形成された凹部に挿入され、突起がその凹部の内壁に係合して当該コンプレッサが載置面に沿って移動するのを規制することが可能であり、コンプレッサが受け座の上から脱落するおそれを低減することが可能である。しかも、突起がコンプレッサの下側に形成された凹部に挿入されるので、突起がコンプレッサの下側部分をその外周から規制する場合と比較して載置面の面積を広くする必要がなく、受け座の大型化を抑えることが可能である。
また、前記コンプレッサ取付部は、前記コンプレッサの被当接部分に側方から当接する当接面を有しており、前記受け座は、前記当接面が向く方向へ延びており、複数の前記突起は、前記載置面上において、前記当接面が向く方向と直交する方向に間隔をあけて配置されているのが好ましい。
かかる構成によれば、コンプレッサ取付部がコンプレッサに側方から当接する当接面を有し、受け座が当接面が向く方向へ延びている構造において、複数の突起が、載置面上において、受け座が延びている方向と直交する方向、すなわち、受け座の幅方向に間隔をあけて配置されているので、これらの突起によってコンプレッサが載置面上において受け座の幅方向に移動することが規制されるので、受け座の幅の拡大を抑えることが可能である。
また、前記機体固定部は、前記機体の底部を構成する架台の上面に固定可能であり、前記受け座の載置面は、前記機体固定部よりも上に位置しているのが好ましい。
かかる構成によれば、コンプレッサがコンプレッサ取付部から取り外されて受け座に載置されたとき、コンプレッサは、機体底部の架台に固定された機体固定部よりも高い位置になるように当該受け座によって支持される。そのため、コンプレッサを受け座の上から機体外部へ移動させるときに、機体固定部との干渉を回避することが可能である。
また、コンプレッサ取付用ブラケットは、前記建設機械の駆動用のエンジンが固定可能であるエンジン固定部をさらに備えているのが好ましい。
かかる構成によれば、コンプレッサ取付用ブラケットがエンジンを機体に固定するためのブラケットとして機能することが可能になり、建設機械内部の部品点数の削減が可能になる。
また、前記機体固定部、前記コンプレッサ取付部、前記受け座、および前記エンジン固定部は、同一材料によって一体に成形されている、
であるのが好ましい。
かかる構成によれば、機体固定部、コンプレッサ取付部、受け座、およびエンジン固定部を同一材料で一体成形することにより、それぞれ別の部品で製造する場合と比較して製造コストを抑えることが可能である。また、個々の部品を成形後に溶接などで接合する作業も不要である。
また、本発明は、上記のコンプレッサ取付用ブラケットを備えた建設機械を提供するものである。
本発明の建設機械は、前記コンプレッサ取付用ブラケットを備えた建設機械であって、前記機体と、前記コンプレッサと、前記コンプレッサ取付用ブラケットと、前記機体の後部に配置され、前記建設機械の重量バランスを調整するカウンタウェイトと、前記建設機械の駆動用のエンジンとを備えており、前記コンプレッサ取付用ブラケットは、前記機体固定部と、前記コンプレッサ取付部と、前記受け座と、前記エンジンが固定可能であるエンジン固定部と、を備えており、前記エンジンは、前記エンジン固定部に固定され、前記機体固定部は、前記コンプレッサ取付用ブラケットが前記カウンタウェイトと前記エンジンとの間に配置される位置において、前記機体に対して固定され、前記コンプレッサは、前記コンプレッサ取付部に着脱自在に取り付けられることを特徴とする。
かかる構成によれば、コンプレッサ取付用ブラケットの機体固定部が機体に対して固定された状態では、コンプレッサ取付用ブラケットは、カウンタウェイトとエンジンとの間に配置されている。また、コンプレッサは、そのブラケットのコンプレッサ取付部に取り付けられている。このような構造では、カウンタウェイトとエンジンとの間のスペースが狭い場合であっても、コンプレッサの着脱作業をする際にコンプレッサを受け座に一旦載置させることが可能であるので、作業者がコンプレッサを片手で長時間保持しながら着脱作業をする負担を軽減することが可能である。また、カウンタウェイトとエンジンとの間のスペースが狭い場合であってもコンプレッサの着脱作業を容易に行なうことが可能であるので、カウンタウェイトを機体から取り外すことなくコンプレッサを容易に交換することが可能であり、作業の時間及び労力を大幅に軽減できる。
また、前記機体は、その底部を構成する架台と、当該架台の上方に配置されたカバー部分とを有しており、前記架台とカバー部分とによって、前記コンプレッサおよび前記エンジンが収容される機器設置スペースが形成され、前記架台には、前記カウンタウェイトと前記エンジンとの間であって、前記コンプレッサ取付用ブラケットの近傍の位置において、前記機器設置スペースに連通する開口が形成され、前記開口は、前記コンプレッサを前記機器設置スペース内部に出し入れすることが可能な大きさを有するのが好ましい。
かかる構成によれば、機体の底部を構成する架台には、カウンタウェイトとエンジンとの間の位置であって、コンプレッサ取付用ブラケットの近傍の位置において、機器設置スペースに連通する開口が形成されている。そのため、カウンタウェイトとエンジンとの間のスペースが狭い場合であっても、当該開口を通して、架台の下方から機器設置スペース内部にコンプレッサを入れて受け座に載せることが可能であり、かつ、前記受け座に載っている前記コンプレッサを前記機器設置スペースから前記架台の下方へ取り出すことが可能である。これにより、コンプレッサを着脱する作業中に作業者はコンプレッサを片手で持ち上げる動作を途中で休むことが可能になり、作業者の負担を軽減することが可能である。また、カウンタウェイトとエンジンとの間のスペースが狭く、しかも、機器設置スペース内部に多数の部品が配置されていて架台上方のカバー部分を開けてコンプレッサを機体の上部から取り出すことが困難な場合でも、架台に形成された開口を通してコンプレッサの着脱作業を容易に行なうことが可能であるので、カウンタウェイトを機体から取り外すことなくコンプレッサを容易に交換することが可能であり、作業の時間及び労力を大幅に軽減できる。
以上のように、本発明によれば、コンプレッサの着脱作業を行なう際の作業者の負担を軽減することができる。
本発明の実施の形態にかかるコンプレッサ取付用ブラケットを含む建設機械の側面図である。 図1の建設機械の上部旋回体内部の機器設置スペースを示す斜視図である。 図1の建設機械の上部旋回体内部の機器設置スペースを示す平面図である。 図2の矢視A図である。 図1の建設機械の上部旋回体内部の背面図である。 図2のコンプレッサ取付用ブラケットの斜視図である。 図2のコンプレッサ取付用ブラケットの正面図である。 図2のコンプレッサ取付用ブラケットの平面図である。 図6の矢視B図である。 図2のコンプレッサ取付用ブラケットおよびコンプレッサの周辺の部分を示す拡大斜視図である。 図2のコンプレッサ取付用ブラケットおよびコンプレッサの取付状態を示す拡大斜視図である。 図2のコンプレッサ取付用ブラケットのコンプレッサ取付部にコンプレッサが取り付けられた状態を示す拡大正面図である。 図2のコンプレッサ取付用ブラケットの受け座にコンプレッサが載置された状態を示す拡大正面図である。
以下、本発明のコンプレッサ取付用ブラケットおよびそれを備えた建設機械について、図面を詳細しながらさらに詳細に説明する。
図1は、本発明のコンプレッサ取付用ブラケット(以下、マウントブラケット31という)を備えた建設機械の一実施形態として、油圧ショベルの構成を示す。この油圧ショベルは、クローラ式の下部走行体1および上部旋回体2からなる機体と、この上部旋回体2の前部に取り付けられた作業アタッチメント9とから構成される。上部旋回体2は、下部走行体1の上に縦軸まわりに旋回自在に搭載されている。
上部旋回体2は、図2〜5に示されるように、アッパーフレーム10と、キャビン11と、カバー部分12とを備えている。
アッパーフレーム10は、上部旋回体2の底部を構成する架台である。アッパーフレーム10は、車幅方向(図3において左右方向)の中央に位置するセンターセクション23と、このセンターセクション23の左右両側に連結された左右のサイドデッキ24、25によって構成されている。
センターセクション23は、底板21と、当該底板21に立設された左右一対の縦板22とを備えている。縦板22の前端部22aには、図1に示される作業アタッチメント9が取り付けられている。また、縦板22の後端部22bには、カウンタウェイト13が取り付けられている。カウンタウェイト13は、油圧ショベルの作業中において作業アタッチメント9に荷重がかかったときに機体が浮かないように油圧シャベルの重量バランスを調整するおもりである。
サイドデッキ24、25は、センターセクション23の左右両側の位置において、それぞれセンターセクション23に接続されている。
アッパーフレーム10の左側のサイドデッキ24の前部には、キャビン11が搭載されている。キャビン11の内部には、オペレータが座る座席や操作用機器の他に空調装置の室内機が設置されている。
図2〜4に示されるように、アッパーフレーム10のセンターセクション23の後部には、油圧ショベルの駆動用のエンジン15が固定されるエンジン固定部71が設けられている。エンジン固定部71は、アッパーフレーム10の上方に突出する柱状の部材であり、所定のエンジンマウント位置の4隅に設けられている。
エンジン15は、その4隅の部分に取り付けられた4個のブラケット、すなわち、マウントブラケット31およびその他の3個のエンジンマウントブラケット61〜63を介して、エンジン固定部71の上端に固定されている。マウントブラケット31は、エンジン15およびコンプレッサ16を固定するブラケットである。コンプレッサ16は、マウントブラケット31を介してエンジン15の側面に固定されている。なお、マウントブラケット31の具体的な構成については後段に詳しく説明する。
マウントブラケット31および3つのエンジンマウントブラケット61、62、63は、エンジン15の4隅にボルトによって固定された状態で、アッパーフレーム10のエンジン固定部71の上にそれぞれ載せられ、緩衝材72およびワッシャ73とともにボルト74によって当該エンジン固定部71の上面にそれぞれ固定されている。これにより、エンジン15は、アッパーフレーム10の底板21から上方に離間した状態で固定されている。
また、図2〜3および図5に示されるように、アッパーフレーム10の底板21には、4本のエンジン固定部71に囲まれた範囲またはその近傍に開口26が形成されている。この開口26を通して、アッパーフレーム10の底部から機器設置スペース14内部のコンプレッサ16の交換作業を行なうことが可能である。開口26は、コンプレッサ16等の交換作業を行なわないときには、蓋板27(図5参照)によって閉じられている。開口26は、コンプレッサ16を機体内部(具体的には、後述する機器設置スペース14の内部)に出し入れすることが可能な大きさを有する。
カバー部分12は、中空のカバーからなり、アッパーフレーム10の上部のうち、作業アタッチメント9が取り付けられる前方中央部およびキャビン11が取り付けられる前方左側部分を除く部分を覆う。具体的には、カバー部分12は、アッパーフレーム10の右側のサイドデッキ25の上部全体、およびセンターセクション23および左側のサイドデッキ24の上部の後方側部分を覆う。アッパーフレーム10とカバー部分12とによって機器設置スペース14が形成されている。機器設置スペース14には、油圧ショベルの機器類として、例えば、エンジン15の他に空調装置の冷媒圧縮用のコンプレッサ16等が収容されている。
上記のような油圧ショベルでは、図3に示されるように、エンジン15の一方の出力軸D1には、油圧ポンプ(図示せず)が接続されている。また、エンジン15の他方の出力軸D2には、冷却ファン(図示せず)が接続されている。さらに、この出力軸D2には、出力用の第1プーリP1が同心状に接続されている。また、コンプレッサ16の主軸(図示せず)には、入力用の第2プーリP2がコンプレッサ16の本体と同心状に接続されている。これらの第1プーリP1および第2プーリP2には、無端状のプーリベルトPBが掛け回され、第1プーリP1から第2プーリP2へ回転駆動力を伝達することが可能である。これにより、コンプレッサ16は、エンジン15の駆動力を受けて冷媒を圧縮することが可能である。
作業アタッチメント9は、図1に示されるように、ブーム3、アーム4、およびバケット5を備えている。ブーム3は、上部旋回体2に対して上下に起伏自在に取り付けられている。アーム4は、ブーム3の先端に前後方向に揺動自在に取り付けられている。さらに、アーム4の先端には、バケット5が揺動自在に取り付けられている。これらのブーム3、アーム4、およびバケット5は、それぞれ、シリンダ6、7、8の伸縮動作によって揺動される。シリンダ6、7、8は、エンジン15によって駆動される油圧ポンプ(図示せず)によって発生する油圧を用いて伸縮される。
コンプレッサ16は、エンジン15の回転駆動力を後述するプーリP1、P2およびプーリベルトPBを介して受けることにより、冷媒の圧縮を行なうことが可能である。コンプレッサ16は、エンジン15とともにマウントブラケット31を介してアッパーフレーム10のエンジン固定部71に取り付けられている。マウントブラケット31の構成については、後段で詳細に説明する。
マウントブラケット31に取り付けられるコンプレッサ16は、図10〜12に示されるように、円柱状の本体16aと、その円柱状の本体16aを横に寝かせた状態において上下に突出する4個の取付部16bとを有する。取付部16bは、本発明の被当接部分に対応する。取付部16bは、角柱状の部分であり、本体16aの幅方向に延びるように本体16aの長手方向にそれぞれ離間して配置されている。取付部16bには、それぞれボルト51(図10参照)が貫通する貫通孔16c(図11〜13参照)が当該取付部16bの長手方向に形成されている。
また、本体16aの下側に突出する一対の取付部16bと本体16aの下面とによって、凹部16d(図12〜13参照)が形成されている。
本実施形態では、本体16aの下側の一対の取付部16bは、これら一対の取付部16bの間にコンプレッサ16の重心が位置するように、本体16aの長手方向に離間して配置されている。
つぎに、マウントブラケット31について説明する。
図6〜9に示されるように、マウントブラケット31は、エンジン15およびコンプレッサ16が固定可能なブラケットであり、機体固定部32と、コンプレッサ取付部33と、受け座34と、エンジン固定部35とを備えている。受け座34は、コンプレッサ16の交換作業時に当該コンプレッサ16を一時的に受けることが可能である。これらの機体固定部32、コンプレッサ取付部33、受け座34、およびエンジン固定部35は、鋳鉄などの材料によって一体に成形されている。
機体固定部32は、油圧ショベルの機体に固定される部分であり、具体的には、アッパーフレーム10のエンジン固定台71の上端面に固定される。機体固定部32は、水平方向に延びる板状の部分であり、当該機体固定部32をエンジン固定台71に固定するためのボルト74(図3〜4および図10〜13参照)が貫通可能な貫通孔32aを有する。また、貫通孔32aの周囲には、緩衝材72(図2〜4および図10〜13参照)が載ることが可能な上方に突出した円錐台状の台部分32bが形成されている。機体固定部32の側部は、コンプレッサ取付部33のベース部37の側部および受け座34の側部に連続している。
エンジン固定部35は、エンジン15が固定される部分であり、具体的には、エンジン15の側面に当接した状態でエンジン15が固定される部分である。エンジン固定部35は、機体固定部32の端部から立設された垂直方向に延びる板状の部分であり、エンジン15を固定するためのボルト52(図10〜13参照)が貫通可能な複数の貫通孔35aを有する。複数の貫通孔35aは、エンジン固定部35に上下2段配置されており、下方の位置に3個形成され、上方の位置に2個形成されている。また、貫通孔35aの周囲には、ボルト52の頭部が当接する円錐台状の台部分35bが形成されている。
コンプレッサ取付部33は、コンプレッサ16が着脱自在に取り付けられる部分である。具体的には、コンプレッサ取付部33は、ベース部37と、当該ベース部37から水平方向に突出する4本の水平突出部36とを有している。水平突出部36は、本発明の連結部に対応する。
4本の水平突出部36は、コンプレッサ16を当該コンプレッサ取付部33に対して固定する4本のボルト51にそれぞれ連結可能な形状を有する。水平突出部36は、コンプレッサ16の本体16aの上下に突出する取付部16b(被当接部分)に側方から当接する当接面36aを有する。具体的には、当接面36aは、水平方向(図6の矢印D1方向)を向いており、取付部16bの長手方向を向く端面16d(図11参照)に当接する。当接面36aには、コンプレッサ16を固定するためのボルト51がねじ込まれるねじ穴36bが形成されている。
4本の水平突出部36の配置は、コンプレッサ16の取付部16bの配置に対応している。具体的には、4本の水平突出部36は、ベース部37の水平方向(図6の矢印D1方向)を向く面において、上下左右に互いに離間するように配置されている。下側の水平突出部36の下面の位置は、コンプレッサ16の取付部16bの最下端の位置と一致するように設定されている。
コンプレッサ16の4個の取付部16bがそれぞれコンプレッサ取付部33の水平突出部36の当接面36aに当接した状態で、コンプレッサ16は、ボルト51によってコンプレッサ取付部33に固定される。
ベース部37は、垂直方向に延びる板状の部分であり、4本の水平突出部36の根元部分に連結されている。ベース部37の側部は、エンジン固定部35の側部と連続している。
受け座34は、コンプレッサ16がコンプレッサ取付部33の水平突出部36から取り外された状態(図13参照)において、コンプレッサ16を受けることが可能な形状を有する部分である。
受け座34は、図6〜9に示されるように、水平方向(図6の矢印D1方向)に延びる板状の部分であり、コンプレッサ取付部33の下側の水平突出部36よりも下方の位置に配置されている。すなわち、受け座34は、コンプレッサ16がコンプレッサ取付部33に固定される位置(具体的には、図10〜11に示されるコンプレッサ取付部33の水平突出部36の当接面36aの前方の位置)の下方に配置されている。
受け座34は、その上面側にコンプレッサ16を載置することが可能な載置面34aを有する。また、図7に示されるように、受け座34の載置面34aの高さH1(例えば、マウントブラケット31の最下端の位置にある機体固定部32の下面からの高さH1)は、コンプレッサ16がコンプレッサ取付部33に固定される位置の最下端(本実施形態では、下側の水平突出部36の下面の位置)の高さH2よりも低く、かつ、当該最下端の高さH2近傍の高さに、設定されている。これにより、図12に示されるように、コンプレッサ16をコンプレッサ取付部33に取り付けたときには、コンプレッサ16と受け座34との間は若干離間してこれらの間に微小な隙間gが形成されている。
また、受け座34の載置面34aの高さは、コンプレッサ16がコンプレッサ取付部33に対して前記4本のボルト51のうちの一部のボルト51によってのみ固定された状態において、コンプレッサ16が傾斜して当該受け座34に当接することができる高さに、設定されている。
さらに、載置面34aは、コンプレッサ16が載置面34aに載置されたときに当該コンプレッサ16の重心の下方に位置するように設定されている。具体的には、受け座34の載置面34aは、コンプレッサ16の下側に突出する一対の取付部16b(図10〜13参照)が同時に載ることが可能な広さを有する。
図6〜9に示される受け座34は、水平方向に延びる板状の部分なので、その上にコンプレッサ16を水平に載置しやすいという利点を有する。しかも、受け座34は、機体固定部32の水平に延びる台部分32bよりも上に配置しやすいので、マウントブラケット31の設計が容易である。
また、図6〜9に示されるように、受け座34は、コンプレッサ16が載置面34aに載置されたときに当該コンプレッサ16が当該載置面34aに沿って移動するのを規制する規制部41を有する。規制部41は、載置面34aから上方に突出する一対の突起42を有する。
一対の突起42は、受け座34の載置面34a上において、コンプレッサ16が載置面34aに載置されたときにコンプレッサ16の下側に形成された凹部16d(図12〜13参照)に挿入され、かつ、当該凹部16dの内壁に係合してコンプレッサ16が載置面34aに沿って移動するのを規制する位置に配置されている。具体的には、一対の突起42の間隔は、コンプレッサ16の長手方向における凹部16dの幅よりも小さくなるように、設定されている。
また、一対の突起42は、載置面34a上において、水平突出部36の当接面36aが向く方向(図6の矢印D1の方向)と直交する方向(図6の矢印D2の方向)に間隔をあけて配置されている。
また、本実施形態のマウントブラケット31では、エンジン15周囲のエアコンホースなどの多数のホース100(図10参照)を固定するために、これらのホース100を束ねるブラケット101を固定するためのねじ穴38、39(図6〜9参照)が受け座34および機体固定部32の端面などの適宜の位置に形成されている。
上記のように構成されたマウントブラケット31は、図2〜4および図10〜13に示されるように、そのエンジン固定部35をエンジン15の側面に当接させた状態で、ボルト52によって当該エンジン15に固定されている。
また、マウントブラケット31の機体固定部32は、アッパーフレーム10のエンジン固定部71の上面に載せられ、緩衝材72およびワッシャ73とともにボルト74によって当該エンジン固定部71の上面にそれぞれ固定されている。
本実施形態では、マウントブラケット31の機体固定部32は、当該マウントブラケット31が図2〜3に示されるようにカウンタウェイト13とエンジン15との間に配置される位置において、アッパーフレーム10のエンジン固定部71に対して固定される。このとき、マウントブラケット31のコンプレッサ取付部33は、機体固定部32よりもアッパーフレーム10の底部の開口26よりも遠い側に配置されている。
コンプレッサ16は、作業者の手作業によって、アッパーフレーム10の底部の開口26を通して機体の機器設置スペース14内部に入れられ、マウントブラケット31のコンプレッサ取付部33に取り付けられる。
具体的には、作業者は、コンプレッサ16をまず片手でコンプレッサ16を持ち上げて、開口26を通して機器設置スペース14内部に入れ、機体固定部32の上方を通過しながら受け座34の載置面34aに載せる(図13参照)。
その後、作業者は、コンプレッサ16を少し持ち上げながら4本のボルト51によってコンプレッサ16の取付部16bをコンプレッサ取付部33の4本の水平突出部36にそれぞれ固定する。このとき、ボルト51を1本づつ締結させる作業の途中の段階では、コンプレッサ16がコンプレッサ取付部33に対して4本のボルト51のうちの一部のボルト51によってのみ固定された状態になるが、このときに、コンプレッサ16が傾斜して当該受け座34に当接する。それにより、コンプレッサ16を受け座34に載置させて作業者が手で支える負担を軽減することが可能である。
4本のボルト51による締結作業が完了してコンプレッサ16がコンプレッサ取付部33に取り付けられた状態では、コンプレッサ16の下側の取付部16bは、図12に示されるように、受け座34から間隔gをあけて上方に離間した位置に配置されている。
一方、コンプレッサ16をコンプレッサ取付部33から取り外す場合には、コンプレッサ16を取り付ける手順と逆の手順で行なえばよい。すなわち、まず、4本のボルト51を1本ずつ取り外していく。このときも、ボルト51を1本づつ取り外す作業の途中の段階において、コンプレッサ16がコンプレッサ取付部33に対して4本のボルト51のうちの一部のボルト51によってのみ固定された状態になり、コンプレッサ16が傾斜して当該受け座34に当接するので、コンプレッサ16を受け座34に載置させて作業者が手で支える負担を軽減することが可能である。
4本のボルト51を全て取り外したときには、コンプレッサ16は、図13に示されるように、受け座34の載置面34aに載った状態になる。その後、作業者は、コンプレッサ16を片手で持って機体固定部32の上方を通過しながら開口26まで移動させ、開口26を通して機体の外部へコンプレッサ16を取り出すことができる。
(特徴)
(1)
本実施形態のマウントブラケット31は、コンプレッサ取付部33に着脱されるコンプレッサ16を載置することが可能な受け座34を備え、この受け座34は、コンプレッサ16がコンプレッサ取付部33に固定される位置の下方に配置されているので、作業者は、コンプレッサ16を着脱する作業をするときには、コンプレッサ取付部33に取り付ける前、またはコンプレッサ取付部33から取り外した後にコンプレッサ16を受け座34の載置面34aに載せることが可能である。これにより、コンプレッサ16を着脱する作業中に作業者はコンプレッサ16を片手で持ち上げる動作を途中で休むことが可能になり、作業者の負担を軽減することが可能である。
(2)
本実施形態のマウントブラケット31では、受け座34の載置面34aの高さH1がコンプレッサ16の固定位置の最下端のすぐ下の高さ、すなわち、コンプレッサ16の固定位置の最下端の高さH2よりも低く、かつ、当該最下端の高さ近傍の高さに設定されているので、コンプレッサ16をコンプレッサ取付部33から取り外す作業をする際に当該コンプレッサ16を片手で支えながら受け座34の載置面34aまで下降させる距離を小さくすることが可能である。しかも、コンプレッサ16がコンプレッサ取付部33に取り付けられたときには、コンプレッサ16は受け座34に接触しない位置に固定されるので、油圧ショベルの運転中に受け座34がコンプレッサ16に対して干渉して振動を与えることを防ぐことが可能である。また、コンプレッサ取付部33と受け座34との間の位置関係が寸法精度のばらつきによって多少変動しても、コンプレッサ16がコンプレッサ取付部33に取り付けられた状態で受け座34に接触する不具合を防止することが可能である。
(3)
また、本実施形態のマウントブラケット31では、コンプレッサ取付部33は、コンプレッサ16を当該コンプレッサ取付部33に対して固定する4本のボルト51にそれぞれ連結可能な形状を有する4箇所の水平突出部36を有しており、受け座34の載置面34aの高さH1は、コンプレッサ16がコンプレッサ取付部33に対して前記4本のボルト51のうちの一部のボルト51によってのみ固定された状態において、コンプレッサ16が傾斜して当該受け座34に当接することができる高さに、設定されている。
このような構成により、コンプレッサ16が4本のボルト51によってブラケットのコンプレッサ取付部33に取り付けられる場合に、コンプレッサ16の着脱作業の途中の段階でコンプレッサ16を受け座34に一旦載置することが可能である。具体的には、4本のボルト51によってコンプレッサ16をブラケットのコンプレッサ取付部33に取り付けるときには、取り付け作業の途中の段階では、コンプレッサ16がコンプレッサ取付部33に対して4本のボルト51のうちの一部のボルト51によってのみ固定された状態になるが、このときに、コンプレッサ16が傾斜して当該受け座34に当接するので、コンプレッサ16を受け座34に一旦載置することが可能である。一方、4本のボルト51によってコンプレッサ取付部33に取り付けられたコンプレッサ16を取り外す場合も、取り外し作業の途中の段階では、コンプレッサ16がコンプレッサ取付部33に対して4本のボルト51のうちの一部のボルト51によってのみ固定された状態になるが、このときも、コンプレッサ16が傾斜して当該受け座34に当接するので、コンプレッサ16を受け座34に一旦載置することが可能である。したがって、作業者は、4本のボルト51を締めたり、緩めたりする作業の途中でコンプレッサ16を片手で持ち上げる動作を途中で休むことが可能になり、作業者の負担を大幅に軽減することが可能である。
(4)
本実施形態のマウントブラケット31では、受け座34の載置面34aは、コンプレッサ16が載置面34aに載置されたときに当該コンプレッサ16の重心の下方に位置するように設定されている。これにより、コンプレッサ16が載置面34aに載置されたときに当該コンプレッサ1の重心が載置面34aの上にあるので、コンプレッサ16が受け座34から落下することを防止することが可能である。
(5)
本実施形態のマウントブラケット31では、受け座34は、コンプレッサ16が載置面34aに載置されたときに当該コンプレッサ16が当該載置面34aに沿って移動するのを規制する規制部41を有する。これにより、コンプレッサ16が受け座34上に載置された状態では、規制部41によってコンプレッサ16の載置面34a上での移動が規制することができ、コンプレッサ16が受け座34の上から脱落するおそれを低減することが可能である。
(6)
本実施形態のマウントブラケット31では、規制部41は、載置面34aから上方に突出する一対の突起42を有する。これにより、コンプレッサ16が載置面34aに載置されたときには、載置面34aから上方に突出する一対の突起42がコンプレッサ16に係合することにより、コンプレッサ16が載置面34a上での移動するのを効果的に規制することが可能である。
なお、突起42は、突起42の形状および配置によっては、コンプレッサ16が載置面34a上での移動するのを規制することが可能であればよく、少なくとも1個の突起があればよい。
(7)
本実施形態のマウントブラケット31では、突起42は、載置面34a上において、コンプレッサ16が載置面34aに載置されたときにコンプレッサ16の下側に形成された凹部16dに挿入され、かつ、当該凹部16dの内壁に係合してコンプレッサ16が載置面34aに沿って移動するのを規制する位置に配置されている。これにより、コンプレッサ16が受け座34上に載置された状態では、突起42がコンプレッサ16の下側に形成された凹部16dに挿入され、突起42がその凹部16dの内壁に係合して当該コンプレッサ16が載置面34aに沿って移動するのを規制することが可能であり、コンプレッサ16が受け座34の上から脱落するおそれを低減することが可能である。しかも、突起42がコンプレッサ16の下側に形成された凹部16dに挿入されるので、突起42がコンプレッサ16の下側部分をその外周から規制する場合と比較して載置面34aの面積を広くする必要がなく、受け座34の大型化を抑えることが可能である。
(8)
実施形態のマウントブラケット31では、コンプレッサ取付部33は、コンプレッサ16の被当接部分である取付部16bに側方から当接する当接面36aを有しており、受け座34は、当接面36aが向く方向(図6の矢印D1の方向)へ延びており、一対の突起42は、載置面34a上において、当該矢印D1の方向と直交する矢印D2の方向に間隔をあけて配置されている。したがって、一対の突起42が、載置面34a上において、受け座34が延びている方向D1と直交する方向D2、すなわち、受け座34の幅方向に間隔をあけて配置されているので、これらの突起42によってコンプレッサ16が載置面34a上において受け座34の幅方向に移動することが規制されるので、受け座34の幅の拡大を抑えることが可能である。
(9)
本実施形態のマウントブラケット31では、機体固定部32は、機体の底部を構成するアッパーフレーム10の上面に固定可能であり、受け座34の載置面34aは、機体固定部32よりも上に位置している。
これにより、コンプレッサ16がコンプレッサ取付部33から取り外されて受け座34に載置されたとき、コンプレッサ16は、機体底部のアッパーフレーム10に固定された機体固定部32よりも高い位置になるように当該受け座34によって支持される。そのため、コンプレッサ16を受け座34の上から機体外部へ移動させるときに、機体固定部32との干渉を回避することが可能である。
(10)
また、本実施形態のマウントブラケット31は、油圧ショベルの駆動用のエンジン15が固定可能であるエンジン固定部35を備えているので、マウントブラケット31がエンジン15を機体に固定するためのブラケットとして機能することが可能になり、油圧ショベル内部の部品点数の削減が可能になる。
(11)
本実施形態のマウントブラケット31では、機体固定部32、コンプレッサ取付部33、受け座34、およびエンジン固定部35を鋳鉄などの同一材料で一体成形することにより、それぞれ別の部品で製造する場合と比較して製造コストを抑えることが可能である。また、個々の部品を成形後に溶接などで接合する作業も不要である。
(12)
本実施形態の油圧ショベルでは、マウントブラケット31の機体固定部32が上部旋回体2のアッパーフレーム10のエンジン固定部71に対して固定された状態では、マウントブラケット31は、カウンタウェイト13とエンジン15との間に配置されている。また、コンプレッサ16は、そのブラケットのコンプレッサ取付部33に取り付けられている。このような構造では、カウンタウェイト13とエンジン15との間のスペースが狭い場合であっても、コンプレッサ16の着脱作業をする際にコンプレッサ16を受け座34に一旦載置させることが可能であるので、作業者がコンプレッサ16を片手で長時間保持しながら着脱作業をする負担を軽減することが可能である。また、カウンタウェイト13とエンジン15との間のスペースが狭い場合であってもコンプレッサ16の着脱作業を容易に行なうことが可能であるので、カウンタウェイト13を機体から取り外すことなくコンプレッサ16を容易に交換することが可能であり、作業の時間及び労力を大幅に軽減できる。
(13)
また、本実施形態の油圧ショベルでは、上部旋回体2の底部を構成するアッパーフレーム10には、カウンタウェイト13とエンジン15との間の位置であって、マウントブラケット31の近傍の位置において、機器設置スペース14に連通する開口26が形成されている。そのため、カウンタウェイト13とエンジン15との間のスペースが狭い場合であっても、当該開口26を通して、アッパーフレーム10の下方から機器設置スペース14内部にコンプレッサ16を入れて受け座34に載せることが可能であり、かつ、受け座34に載っているコンプレッサ16を機器設置スペース14から前記アッパーフレーム10の下方へ取り出すことが可能である。これにより、コンプレッサ16を着脱する作業中に作業者はコンプレッサ16を片手で持ち上げる動作を途中で休むことが可能になり、作業者の負担を軽減することが可能である。また、カウンタウェイト13とエンジン15との間のスペースが狭く、しかも、機器設置スペース14内部に多数の部品が配置されていてアッパーフレーム10上方のカバー部分12を開けてコンプレッサ16を上部旋回体2の上部から取り出すことが困難な場合でも、アッパーフレーム10に形成された開口26を通してコンプレッサ16の着脱作業を容易に行なうことが可能であるので、カウンタウェイト13を機体から取り外すことなくコンプレッサ16を容易に交換することが可能であり、作業の時間及び労力を大幅に軽減できる。
(変形例)
(A)
なお、上記実施形態では、コンプレッサ16をコンプレッサ取付部33に対して固定する複数の締結具として、4本のボルトを例にあげて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ピンなどの他の締結具でもよい。また、複数の締結具は、4本に限定されるものではなく、2本以上であればよい。
(B)
なお、上記実施形態では、建設機械の一例として、下部走行体1および上部旋回体2を有する油圧ショベルを例にあげて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、機体の内部に空調用冷媒を圧縮するコンプレッサを備えた建設機械に本発明を広く適用することが可能である。
(C)
また、上記実施形態では、上部旋回体2のアッパーフレーム10の開口26を通してコンプレッサ16をアッパーフレーム10下方から出し入れ交換する構造を例にあげて説明したが、本発明はこれに限定されるものでなく、他の経路からコンプレッサ16を機体外部へ出し入れするようにしてもよい。例えば、上部旋回体2のカバー部分12に設けられたエンジンメンテナンス用の開口を開閉するボンネット12a(図4参照)を開けて、カバー部分12の上方からコンプレッサ16を機体外部へ出し入れしてもよい。その場合も、コンプレッサ16の交換作業をする際に、作業者は、マウントブラケット31の受け座34にコンプレッサ16を一旦載せることが可能であり、作業者への負担を軽減することが可能である。
(D)
また、上記実施形態では、コンプレッサが受け座の載置面に沿って移動するのを規制する規制部として、載置面から上方に突出する突起を含む規制部を例に挙げて説明したが本発明はこれに限定されるものではない。本発明の変形例として、突起を有しない規制部として、例えば滑り止めのゴムなどを有する規制部などを採用してもよい。
1 下部走行体(機体)
2 上部旋回体(機体)
10 アッパーフレーム(架台)
12 カバー部分
13 カウンタウェイト
14 機器設置スペース
15 エンジン
16 コンプレッサ
16d 凹部
26 開口
31 マウントブラケット(コンプレッサ取付用ブラケット)
32 機体固定部
33 コンプレッサ取付部
34 受け座
34a 載置面
35 エンジン固定部
36 水平突出部
36a 当接面
41 規制部
42 突起
51、52 ボルト

Claims (13)

  1. 建設機械の機体内部に空調用冷媒を圧縮するコンプレッサを取り付けるためのコンプレッサ取付用ブラケットであって、
    前記機体に固定される機体固定部と、
    前記コンプレッサが着脱自在に取り付けられるコンプレッサ取付部と、
    前記コンプレッサが前記コンプレッサ取付部に固定される位置の下方に配置され、前記コンプレッサを載置することが可能な載置面を有する受け座と、
    を備えていることを特徴とするコンプレッサ取付用ブラケット。
  2. 前記受け座の載置面の高さは、前記コンプレッサが前記コンプレッサ取付部に固定される位置の最下端の高さよりも低く、かつ、当該最下端の高さ近傍の高さに、設定されている、
    請求項1に記載のコンプレッサ取付用ブラケット。
  3. 前記コンプレッサ取付部は、前記コンプレッサを当該コンプレッサ取付部に対して固定する複数の締結具にそれぞれ連結可能な形状を有する複数の連結部を有しており、
    前記受け座の載置面の高さは、前記コンプレッサが前記コンプレッサ取付部に対して前記複数の締結具のうちの一部の締結具によってのみ固定された状態において、前記コンプレッサが傾斜して当該受け座に当接することができる高さに、設定されている、
    請求項2に記載のコンプレッサ取付用ブラケット。
  4. 前記載置面は、前記コンプレッサが前記載置面に載置されたときに当該コンプレッサの重心の下方に位置するように設定されている、
    請求項1に記載のコンプレッサ取付用ブラケット。
  5. 前記受け座は、前記コンプレッサが前記載置面に載置されたときに当該コンプレッサが当該載置面に沿って移動するのを規制する規制部を有する、
    請求項1に記載のコンプレッサ取付用ブラケット。
  6. 前記規制部は、前記載置面から上方に突出する少なくとも1つの突起を含む、
    請求項5に記載のコンプレッサ取付用ブラケット。
  7. 前記突起は、前記載置面上において、前記コンプレッサが前記載置面に載置されたときに前記コンプレッサの下側に形成された凹部に挿入され、かつ、当該凹部の内壁に係合して前記コンプレッサが前記載置面に沿って移動するのを規制する位置に配置されている、
    請求項6に記載のコンプレッサ取付用ブラケット。
  8. 前記コンプレッサ取付部は、前記コンプレッサの被当接部分に側方から当接する当接面を有しており、
    前記受け座は、前記当接面が向く方向へ延びており、
    複数の前記突起は、前記載置面上において、前記当接面が向く方向と直交する方向に間隔をあけて配置されている、
    請求項7に記載のコンプレッサ取付用ブラケット。
  9. 前記機体固定部は、前記機体の底部を構成する架台の上面に固定可能であり、
    前記受け座の載置面は、前記機体固定部よりも上に位置している、
    請求項1〜8のいずれかに記載のコンプレッサ取付用ブラケット。
  10. 前記建設機械の駆動用のエンジンが固定可能であるエンジン固定部をさらに備えている、
    請求項1〜9のいずれかに記載のコンプレッサ取付用ブラケット。
  11. 前記機体固定部、前記コンプレッサ取付部、前記受け座、および前記エンジン固定部は、同一材料によって一体に成形されている、
    請求項10に記載のコンプレッサ取付用ブラケット。
  12. 請求項1に記載のコンプレッサ取付用ブラケットを備えた建設機械であって、
    前記機体と、
    前記コンプレッサと、
    前記コンプレッサ取付用ブラケットと、
    前記機体の後部に配置され、前記建設機械の重量バランスを調整するカウンタウェイトと、
    前記建設機械の駆動用のエンジンと
    を備えており、
    前記コンプレッサ取付用ブラケットは、
    前記機体固定部と、
    前記コンプレッサ取付部と、
    前記受け座と、
    前記エンジンが固定可能であるエンジン固定部と、
    を備えており、
    前記エンジンは、前記エンジン固定部に固定され、
    前記機体固定部は、前記コンプレッサ取付用ブラケットが前記カウンタウェイトと前記エンジンとの間に配置される位置において、前記機体に対して固定され、
    前記コンプレッサは、前記コンプレッサ取付部に着脱自在に取り付けられる、
    ことを特徴とする建設機械。
  13. 前記機体は、その底部を構成する架台と、当該架台の上方に配置されたカバー部分とを有しており、
    前記架台とカバー部分とによって、前記コンプレッサおよび前記エンジンが収容される機器設置スペースが形成され、
    前記架台には、前記カウンタウェイトと前記エンジンとの間であって、前記コンプレッサ取付用ブラケットの近傍の位置において、前記機器設置スペースに連通する開口が形成され、
    前記開口は、前記コンプレッサを前記機器設置スペース内部に出し入れすることが可能な大きさを有する、
    ことを特徴とする請求項12に記載の建設機械。
JP2012143021A 2012-06-26 2012-06-26 コンプレッサ取付用ブラケットおよびそれを備えた建設機械 Active JP5516658B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012143021A JP5516658B2 (ja) 2012-06-26 2012-06-26 コンプレッサ取付用ブラケットおよびそれを備えた建設機械
CN201320370796.0U CN203383260U (zh) 2012-06-26 2013-06-26 压缩机安装用支架和工程机械

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012143021A JP5516658B2 (ja) 2012-06-26 2012-06-26 コンプレッサ取付用ブラケットおよびそれを備えた建設機械

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014004957A true JP2014004957A (ja) 2014-01-16
JP5516658B2 JP5516658B2 (ja) 2014-06-11

Family

ID=49871771

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012143021A Active JP5516658B2 (ja) 2012-06-26 2012-06-26 コンプレッサ取付用ブラケットおよびそれを備えた建設機械

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5516658B2 (ja)
CN (1) CN203383260U (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015159393A1 (ja) * 2014-04-16 2015-10-22 株式会社小松製作所 アイドラ及び履帯式走行装置
CN106515378A (zh) * 2016-11-30 2017-03-22 重庆小康工业集团股份有限公司 用于安装压缩机的支架总成
KR101816626B1 (ko) * 2014-04-16 2018-01-09 가부시키가이샤 고마쓰 세이사쿠쇼 아이들러, 엔드레스 트랙식 주행 장치 및 마모 플레이트
KR20200069895A (ko) * 2018-12-07 2020-06-17 한온시스템 주식회사 압축기 고정용 브래킷
JP2021036107A (ja) * 2019-08-30 2021-03-04 株式会社日立建機ティエラ 建設機械
JP7457887B2 (ja) 2020-04-22 2024-03-29 井関農機株式会社 作業車両
JP7479969B2 (ja) 2020-07-09 2024-05-09 三菱マヒンドラ農機株式会社 作業車両

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104648109B (zh) * 2015-02-10 2017-05-10 安徽江淮汽车集团股份有限公司 一种悬置和空调压缩机安装结构

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6222109U (ja) * 1985-07-26 1987-02-10
JPS62100218U (ja) * 1985-12-16 1987-06-26
JPS62100217U (ja) * 1985-12-16 1987-06-26
JPS62154241U (ja) * 1986-03-21 1987-09-30
JP2005001446A (ja) * 2003-06-10 2005-01-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd カーエアコン用圧縮機の取り付け装置
JP2005255110A (ja) * 2004-03-15 2005-09-22 Hitachi Constr Mach Co Ltd 建設機械

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6222109U (ja) * 1985-07-26 1987-02-10
JPS62100218U (ja) * 1985-12-16 1987-06-26
JPS62100217U (ja) * 1985-12-16 1987-06-26
JPS62154241U (ja) * 1986-03-21 1987-09-30
JP2005001446A (ja) * 2003-06-10 2005-01-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd カーエアコン用圧縮機の取り付け装置
JP2005255110A (ja) * 2004-03-15 2005-09-22 Hitachi Constr Mach Co Ltd 建設機械

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015159393A1 (ja) * 2014-04-16 2015-10-22 株式会社小松製作所 アイドラ及び履帯式走行装置
JPWO2015159393A1 (ja) * 2014-04-16 2017-04-13 株式会社小松製作所 アイドラ及び履帯式走行装置
KR101816626B1 (ko) * 2014-04-16 2018-01-09 가부시키가이샤 고마쓰 세이사쿠쇼 아이들러, 엔드레스 트랙식 주행 장치 및 마모 플레이트
US9902443B2 (en) 2014-04-16 2018-02-27 Komatsu Ltd. Idler wheel and crawler-type travel device
CN106515378A (zh) * 2016-11-30 2017-03-22 重庆小康工业集团股份有限公司 用于安装压缩机的支架总成
KR20200069895A (ko) * 2018-12-07 2020-06-17 한온시스템 주식회사 압축기 고정용 브래킷
KR102503083B1 (ko) 2018-12-07 2023-02-23 한온시스템 주식회사 압축기 고정용 브래킷
JP2021036107A (ja) * 2019-08-30 2021-03-04 株式会社日立建機ティエラ 建設機械
JP7118932B2 (ja) 2019-08-30 2022-08-16 株式会社日立建機ティエラ 建設機械
JP7457887B2 (ja) 2020-04-22 2024-03-29 井関農機株式会社 作業車両
JP7479969B2 (ja) 2020-07-09 2024-05-09 三菱マヒンドラ農機株式会社 作業車両

Also Published As

Publication number Publication date
CN203383260U (zh) 2014-01-08
JP5516658B2 (ja) 2014-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5516658B2 (ja) コンプレッサ取付用ブラケットおよびそれを備えた建設機械
KR101350254B1 (ko) 유압 셔블
KR101495587B1 (ko) 배기 처리 유닛
US20140305110A1 (en) Exhaust treatment unit and method of attaching and detaching exhaust treatment unit
KR20170122765A (ko) 카운터웨이트용 이동 디바이스
JP6164645B2 (ja) 作業機械におけるカウンタウエイト装置
JP2012201158A (ja) 作業車
KR101495588B1 (ko) 배기 처리 유닛
US8646557B2 (en) Construction machine
JP2012012837A (ja) 作業機のキャブガード
JP2001106479A (ja) 建設用車輌におけるカウンターウエイト
CN107709142B (zh) 上部回转体
US10550546B2 (en) Cover of work vehicle, cab of work vehicle, and work vehicle
WO2016063395A1 (ja) コントローラ組立体および作業機械用キャブ
EP2687635A1 (en) Hydraulic oil tank attachment structure of construction machine
EP2184410A2 (en) Frame structure of construction machine
JP2007196712A (ja) 作業機械のキャブ固定具
EP2851474A1 (en) Working machine
JP2008285875A (ja) 建設機械の通路構造
JP2013075728A (ja) 作業機械
EP2182121A1 (en) Frame structure of construction machine
KR20170003482U (ko) 중장비차량용 방탄탑 및 방탄탑 조립방법
JP3707867B2 (ja) 小型油圧ショベルの車体構造及びエンジン組付方法
JP7483314B2 (ja) スプロケット替歯交換装置
KR20110055995A (ko) 건설기계용 익스펜션 탱크 틸트고정장치

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140304

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140317

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5516658

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250