JP2014004841A - インキパンとファニッシャーロールの組合体、インキ塗布装置およびインキ塗布方法 - Google Patents

インキパンとファニッシャーロールの組合体、インキ塗布装置およびインキ塗布方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な構成により、ファニッシャーロールに付着したインキを掻くことができるインキパンとファニッシャーロールの組合体を提供する。
【解決手段】インキパンとファニッシャーロールの組合体10は、インキタンクからインキ供給管31を介して供給されるインキ30を収納するインキパン12と、インキパン12内のインキ30を印刷版胴33に供給するファニッシャーロール11とを備えている。
このファニッシャーロール11は、外周17に中央環状溝17aを有するとともに、インキパン12内に侵入するよう設けられている。またインキパン12内には、ファニッシャーロール11の両側面18に当接して両側面18に付着したインキ30を掻く一対の側方スキージ21が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、インキパンと、インキパン内のインキを印刷版胴に供給するファニッシャーロールとを備えたインキパンとファニッシャーロールの組合体に関する。また本発明は、当該インキパンとファニッシャーロールの組合体を有するインキ塗布装置、およびインキ塗布方法に関する。
塗布装置において、一般に、インキタンクなどから供給されるインキがインキパンに貯留され、インキパン内に貯留されているインキがファニッシャーロールを介して印刷版胴に供給される。
近年、印刷の高速化により印刷版胴の回転速度が大きくなり、このため印刷版胴に付着したインキが飛散するという問題が生じている。また、印刷版胴にインキを付着させた状態で放置すると、付着したインキが乾燥して印刷版胴に固着する。印刷版胴にインキが固着した場合、印刷版胴の版づまりなどが生じ、これによって印刷品質が低下することが考えられる。
このような問題を解決するため、例えば特許文献1において、印刷版胴の側面に摺接するようドクターブレードを設け、このドクターブレードにより印刷版胴に付着したインキを掻く構造のものが提案されている。また特許文献2において、ファニッシャーロールと印刷版胴の間に介在されているアニロックスロールにドクターブレードを設け、このドクターブレードによりアニロックスロールに付着したインキを掻く構造のものが提案されている。
特開2006−272710号公報 特開昭61−61857号公報
ところで、インキパン内のインキに浸されているファニッシャーロールにおいても、その側面にインキが固着する場合がある。ファニッシャーロールの側面に多量のインキが固着すると、固着したインキによりインキパン内のインキの対流が阻害される虞がある。従って、印刷品質を一定に保つためには、印刷版胴に付着したインキだけでなく、ファニッシャーロールに付着したインキを掻くことも必要となる。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、簡易な構成により、ファニッシャーロールに付着したインキを掻くことができるインキパンとファニッシャーロールの組合体を提供することを目的とする。
本発明は、インキを収納するインキパンと、インキパン内に侵入するとともに、印刷版胴にインキパンのインキを供給するファニッシャーロールと、を備え、インキパン内に、ファニッシャーロールの両側面に当接して当該両側面のインキを掻く一対の側方スキージを設けたことを特徴とするインキパンとファニッシャーロールの組合体である。
本発明によるインキパンとファニッシャーロールの組合体において、前記ファニッシャーロールの外周に中央環状溝が形成されていてもよく、かつ前記インキパン内に、当該ファニッシャーロールの外周に設けられた中央環状溝内に侵入して当該中央環状溝内のインキを掻く中央スキージをさらに設けてもよい。
本発明によるインキパンとファニッシャーロールの組合体において、前記一対の側方スキージのうちファニッシャーロールの両側面に当接する当接部は、ファニッシャーロールの軸線方向に対して傾斜するよう両側面に向って延びていてもよい。
本発明によるインキパンとファニッシャーロールの組合体において、前記一対の側方スキージは、その全体がインキパンのインキ内に浸されていてもよい。
本発明によるインキパンとファニッシャーロールの組合体において、前記中央スキージは、その全体がインキパンのインキ内に浸されていてもよい。
本発明は、被印刷物に対してインキを塗布する装置において、被印刷物を支持して搬送する搬送ローラーと、搬送ローラーにより搬送される被印刷物に対してインキを塗布するインキ塗布手段と、を備え、インキ塗布手段は、インキを被印刷物に塗布する印刷版胴と、インキを印刷版胴に供給するインキパンとファニッシャーロールの組合体であって、上記記載のインキパンとファニッシャーロールの組合体と、を有することを特徴とするインキ塗布装置である。
本発明は、被印刷物に対してインキを塗布する方法において、被印刷物を準備する工程と、搬送ローラーにより被印刷物を搬送する工程と、インキパンのインキをファニッシャーロールにより印刷版胴に供給する工程と、印刷版胴によりインキを被印刷物に塗布する工程と、を備え、インキパンのインキをファニッシャーロールにより印刷版胴に供給する工程において、ファニッシャーロールの両側面に付着したインキが、当該ファニッシャーロールの両側面に当接するようインキパン内に設けられた一対の側方スキージにより掻かれることを特徴とするインキ塗布方法である。
本発明によるインキ塗布方法において、前記ファニッシャーロールの外周に中央環状溝が形成されていてもよく、かつインキパンのインキをファニッシャーロールにより印刷版胴に供給する工程において、ファニッシャーロールの中央環状溝内のインキが、当該ファニッシャーロールの中央環状溝内に侵入するようインキパン内に設けられた中央スキージにより掻かれてもよい。
本発明によるインキパンとファニッシャーロールの組合体は、インキを収納するインキパンと、インキパン内に侵入するとともに、印刷版胴にインキを供給するファニッシャーロールとを備え、インキパン内に、ファニッシャーロールの両側面に当接して当該両側面のインキを掻く一対の側方スキージが設けられている。このため、ファニッシャーロールが一回転するごとに、一対の側方スキージにより、ファニッシャーロールの両側面に付着したインキを掻くことができる。このことにより、ファニッシャーロールの両側面にインキが固着するのを防ぐことができる。
図1は、本発明の実施の第1の形態において、インキパンとファニッシャーロールの組合体を示す側面図である。 図2は、本発明の実施の第1の形態におけるインキパンを示す斜視図である。 図3は、本発明の実施の第1の形態において、一対の側方スキージがファニッシャーロールの両側面に当接する様子を示す正面図である。 図4(a)は、図1に示すインキパンとファニッシャーロールの組合体をIV―IV方向から見た場合を示すとともにファニッシャーロールが停止している状態を示す縦断面図であり、図4(b)は、図4(a)に示すファニッシャーロールが回転している状態の側方スキージを示す縦断面図である。 図5は、本発明の実施の第2の形態において、インキパンとファニッシャーロールの組合体を示す側面図である。 図6は、本発明の実施の第2の形態におけるインキパンを示す斜視図である。 図7は、本発明の実施の第2の形態において、ファニッシャーロールの中央環状溝内に侵入するよう設けられた中央スキージを示す正面図である。 図8は、本発明の実施の第3の形態において、インキパンとファニッシャーロールの組合体を示す側面図である。 図9は、本発明の実施の形態におけるインキ塗布装置を示す図である。
第1の実施の形態
以下、図1乃至図4および図9を参照して、本発明の第1の実施の形態について説明する。
はじめに、インキパンとファニッシャーロールの組合体10が組み込まれたインキ塗布装置40全体について説明する。図1および図9に示すように、塗布装置40は、被印刷物41を支持して搬送する搬送ローラー42と、搬送ローラー42により搬送される被印刷物41に対してインキ30を塗布するインキ塗布手段43とを備えている。このうちインキ塗布手段43は、被印刷物41にインキ30を塗布する印刷版胴33と、印刷版胴33に供給されるインキ30を収納するインキパン12と、インキパン12内に侵入するとともに、インキパン12のインキ30を印刷版胴33側へ供給するファニッシャーロール11とを備えている。
このうち、インキ30を収納するインキパン12と、インキパン12のインキ30内に浸されてインキ30を印刷版胴33側へ供給するファニッシャーロール11とによってインキパンとファニッシャーロールの組合体10が構成される。
次に、インキパンとファニッシャーロールの組合体10について説明する。図1および図9に示すように、インキパンとファニッシャーロールの組合体10は、上述のようにインキタンク44からインキ供給管31を介して供給されるインキ30を収納するインキパン12と、外周17に中央環状溝17aを有し、インキパン12内に侵入するとともに、印刷版胴33にインキパン12のインキ30を供給するファニッシャーロール11とを備えている。図1に示すように、ファニッシャーロール11の一部はインキパン12内のインキ30内に浸されている。また図1に示すように、供給管31は、その出口部分31aがインキパン12の本体部13のインキ30内に侵入するよう設けられており、これによって、供給管31内のインキ30が外気と接触するのが防がれている。
また、図1および図2に示すように、インキパン12内には、ファニッシャーロール11の両側面18に当接して両側面18に付着したインキ30を掻く一対の側方スキージ21が設けられている。各側方スキージ21は、図1および図2に示すように、インキパン12の底面12aに固定具、例えばボルト22を介して固定される固定部21bと、固定部21bから上方に延び、ファニッシャーロール11の両側面18に当接する本体部21aとからなっている。本実施の形態において、各側方スキージ21は、図1に示すように、本体部21aがインキ30の液面30aから上方に突出するよう設けられている。
また図1および図2に示すように、インキパン12内は堰15によって本体部13と排出部14とに区画されている。このうち本体部13にはファニッシャーロール11が浸されており、また排出部14は、本体部13から堰15の上端15aを越えて流入するインキ30を受け入れることができる。このようにインキパン12内に堰15を設けることにより、本体部13に貯留されるインキ30の液面30aの高さを、常に堰15の上端15aと同一の高さに保つことができる。堰15の上端15aを越えて排出部14に流入したインキ30は、排出管を通ってインキタンク44に戻される。
次に図1乃至図4を参照して、一対の側方スキージ21について詳述する。図3に示すように、一対の側方スキージ21の本体部21aは、ファニッシャーロール11の両側面18に当接するようインキパン12に設けられている。この場合、ファニッシャーロール11が停止している状態の図4(a)に示すように、一対の側方スキージ21の本体部21aは、ファニッシャーロール11の軸線方向に対して傾斜するようファニッシャーロール11の両側面18に向って延びている。ここで、ファニッシャーロール11の軸線と平行な線Xと、一対の側方スキージ21の本体部21aとがなす角θは、ファニッシャーロール11の回転速度や側方スキージ21の材料に応じて適宜設定されるが、好ましくは0<θ<30の範囲内となっており、例えば5度となっている。このように、一対の側方スキージ21の本体部21aが、ファニッシャーロール11の軸線方向に対して傾斜するようファニッシャーロール11の両側面18に向って延びていることにより、図4(b)の矢印L方向にファニッシャーロール11が回転した場合、一対の側方スキージ21の本体部21aが矢印L方向に向って傾斜することになるため、一対の側方スキージ21の本体部21aからファニッシャーロール11の両側面18に与える衝撃を和らげることができる。
ところで後述するように、一対の側方スキージ21の本体部21aは比較的に薄く、例えばその厚さが0.2mmとなっている。このため図4(b)に示すように、ファニッシャーロール11が矢印L方向に回転している間、一対の側方スキージ21の本体部21aのうちファニッシャーロール11の両側面18に当接する当接部21cは、ファニッシャーロール11の回転に応じて反ることになる。このことにより、ファニッシャーロール11の回転中、一対の側方スキージ21の本体部21aがファニッシャーロール11の両側面18に与える衝撃をさらに和らげることができる。
ファニッシャーロール11の材料は特に限定されないが、例えばステンレス鋼によりファニッシャーロール11を形成することができる。ファニッシャーロール11の表面には、塗布装置の用途に応じて、めっきなどの表面処理が適宜ほどこされていてもよい。また、一対の側方スキージ21の材料も特に限定されず、例えば、ステンレス鋼、PET材料(ポリエチレンテレフタレート)、その他プラスティック材料などを用いることができる。
また、ファニッシャーロール11の寸法は特に限定されないが、例えば、ファニッシャーロール11の直径が82mm、厚さが6mm、中央環状溝17aの幅が3mm、深さが2mmとなっている。
インキパン12およびインキパン12に設けられている一対の側方スキージ21の寸法は、ファニッシャーロールの寸法に応じて適宜設定されるが、例えば、インキパン12の幅sが80mm、本体部13の長さsが75mm、排出部14の長さsが15mm、堰15の高さsが20mm、側方スキージ21の本体部21aの長さsが20mm、幅sが5mmとなっている。
さらにまた、インキ30の種類は特に限定されず、インキ30として、塗布装置で用いられる公知のインキを挙げることができるが、乾燥・固化し易いインキは、本願発明の効果を発揮させるという点で特に好ましい。例えば、公知の染料又は顔料をバインダー樹脂とともに溶剤又は分散剤中に溶解又は分散させて得られる着色インキ等を挙げることができる。
顔料又は染料としては、例えば、カーボンブラック、チタン白、亜鉛華、弁柄、紺青、カドミウムレッド等の無機顔料;アゾ顔料、レーキ顔料、アントラキノン顔料、キナクリドン顔料、フタロシアニン顔料、イソインドリノン顔料、ジオキサジン顔料等の有機顔料;アルミニウム粉、ブロンズ粉等の金属粉顔料;酸化チタン被覆雲母、酸化塩化ビスマス等の真珠光沢顔料;蛍光顔料;夜光顔料等が挙げられる。これらは単独又は2種以上を混合して使用できる。また、シリカ等のフィラー、有機ビーズ等の体質顔料、中和剤、界面活性剤等をさらに含んでもよい。
バインダー樹脂としては、例えば、アクリル系樹脂、スチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ウレタン系樹脂、アクリルウレタン系樹脂、塩素化ポリオレフィン系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体系樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、アルキド系樹脂、石油系樹脂、ケトン樹脂、エポキシ系樹脂、メラミン系樹脂、フッ素系樹脂、シリコン系樹脂、繊維素誘導体、ゴム系樹脂等が挙げられる。これらの樹脂は、単独又は2種以上を混合して使用してもよい。
上述のインキ30において、溶剤の揮発やバインダー樹脂同士の結合によりインキが乾燥・固化してしまうと、溶剤や分散剤を追加したとしても、乾燥・固化したインキを再溶解させるのは容易ではない。このため、ファニッシャーロール11の両側面18に付着したインキ30が乾燥・固化してファニッシャーロール11に固着すると、固着したインキ30を取り除くために多大な労力を要する。このためインキパンとファニッシャーロールの組合体10においては、インキ30がファニッシャーロール11の両側面18に固着しないよう、ファニッシャーロール11が一回転するごとに、両側面18に付着したインキ30を掻くことが重要となる。
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。ここでは、インキ塗布装置40により被印刷物41に対してインキ30を塗布する作用について説明するとともに、インキパン12内のインキ30がファニッシャーロール11を介して印刷版胴33に供給されている間、インキパン12内に設けられた一対の側方スキージ21により、ファニッシャーロール11の両側面18に付着したインキ30が掻かれる作用について説明する。
はじめに、図9に示すように、インキ塗布装置40によりインキ30が塗布される被印刷物41を準備する。次に、被印刷物41がインキ塗布手段43の印刷版胴33に到達するまで、搬送ローラー42により被印刷物41を搬送する。
一方、図1において矢印Aで示すように、供給管31を介してインキ30がインキタンク44からインキパン12の本体部13に供給される。ここでインキ30の1分あたりの流量は、ファニッシャーロール11を介して印刷版胴33に1分あたりに供給されるインキ30の量よりも多くなるよう設定されており、例えば70ml/minとなっている。
インキパン12の本体部13に送られてきたインキ30は、図1に示すように、本体部13内に貯留される。この本体部13に貯留されたインキ30内に、回転するファニッシャーロール11が浸されており、このファニッシャーロール11を介してインキ30が印刷版胴33に供給される。そして図9に示すように、印刷版胴33によりインキ30が被印刷物41に塗布される。ここで前述のように、本体部13に送られてくるインキ30の1分あたりの流量は、ファニッシャーロール11を介して印刷版胴33に1分あたりに供給されるインキ30の量よりも多くなるよう設定されており、このため、本体部13に貯留されているインキ30の一部は、本体部13の堰15の上端15aを越えて排出部14に向って流出する。この場合、本体部13内に貯留されるインキ30の液面30aの高さは、堰15aの上端15bの高さにより決定される。このため、本体部13内に貯留されるインキ30の液面30aの高さが、常に、堰15aの上端15bと同一の高さに保たれる。
前述のように、本体部13内のインキ30には回転するファニッシャーロール11が浸されており、回転するファニッシャーロール11によって、本体部13内のインキ30は本体部13内で対流している。このことにより、本体部13内のインキ30の表面が乾燥したり固着することが防がれている。
この間、ファニッシャーロール11の両側面18には、インキパン12の本体部13に設けられた一対の側方スキージ21の本体部21aが当接しており、このため、ファニッシャーロール11が一回転するごとに、ファニッシャーロール11の両側面18に付着したインキ30が一対の側方スキージ21の本体部21aにより掻かれる。このことにより、ファニッシャーロール11の両側面18に付着したインキ30が乾燥して固着するのを防ぐことができる。また、両側面18に固着したインキ30によりインキパン12の本体部13におけるインキ30の対流が阻害されるのを防ぐことができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、インキパンとファニッシャーロールの組合体10は、インキ30を収納するインキパン12の本体部13と、外周17に中央環状溝17aを有し、インキパン12の本体部13のインキ30内に浸されるとともに、印刷版胴33にインキ30を供給するファニッシャーロール11とを備え、インキパン12の本体部13内に、ファニッシャーロール11の両側面18に当接して両側面18に付着したインキ30を掻く一対の側方スキージ21が設けられている。このため、ファニッシャーロール11が一回転するごとに、一対の側方スキージ21により、ファニッシャーロール11の両側面18に付着したインキ30を掻くことができる。このことにより、簡易な構成により、ファニッシャーロール11の両側面18にインキ30が固着するのを防ぐことができる。
また本実施の形態によれば、一対の側方スキージ21の本体部21aは、ファニッシャーロール11の軸線方向に対して傾斜するようファニッシャーロール11の両側面18に向って延びている。このため、ファニッシャーロール11が回転している間、一対の側方スキージ21の本体部21aがファニッシャーロール11の両側面18に与える衝撃を和らげることができる。このことにより、ファニッシャーロール11および一対の側方スキージ21の耐久性および信頼性を向上させることができる。
ところで、ファニッシャーロール11の両側面18にインキ30が固着するのが防がれていない場合、ファニッシャーロール11の両側面18に固着して乾燥固化したインキ30を基点として、固化前のインキ30がファニッシャーロール11の周囲に飛散することが考えられる。
これに対して本実施の形態によれば、前述のとおり、一対の側方スキージ21により、ファニッシャーロール11の両側面18にインキ30が固着して乾燥固化することが防がれている。このため、固化前のインキ30が、ファニッシャーロール11の両側面18で乾燥固化したインキ30を基点としてファニッシャーロール11の周囲に飛散することはない。このことにより、ファニッシャーロール11および印刷版胴33の厚さが被印刷物の幅に比べて小さくなっている場合、例えばファニッシャーロール11および印刷版胴33の厚さがそれぞれ6mm、被印刷物41の幅が例えば300mmとなっている場合であっても、ファニッシャーロール11の両側面18に付着したインキ30が飛散して当該インキ30が被印刷物に付着するのを防ぐことができる。
なお本実施の形態において、各側方スキージ21がインキパン12内に、その本体部21aがインキ30の液面30aから上方に突出するよう設けられている例を示した。しかしながら、これに限られることはなく、各側方スキージ21をインキパン12内に、その全体が本体部13のインキ30内に浸されるよう設けてもよい。このことにより、各側方スキージ21の表面に付着したインキ30が乾燥するのを防ぐことができ、これによって、各側方スキージ21の表面にインキ30が固着するのを防ぐことができる。
また本実施の形態において、ファニッシャーロール11の外周17に中央環状溝17aが形成されている例を示した。しかしながら、一対の側方スキージ21の形態から明らかなように、本実施の形態における作用効果は、ファニッシャーロール11の外周17に中央環状溝17aが形成されていない場合であっても実現される。
第2の実施の形態
次に図5乃至図7を参照して、本発明の第2の実施の形態について説明する。ここで図5は、本発明の実施の第2の形態において、インキパンとファニッシャーロールの組合体を示す側面図であり、図6は、本発明の実施の第2の形態におけるインキパンを示す斜視図であり、図7は、本発明の実施の第2の形態において、ファニッシャーロールの中央環状溝内に侵入するよう設けられた中央スキージを示す正面図である。
図5乃至図7に示す第2の実施の形態は、インキパン内に、ファニッシャーロールの外周に設けられた中央環状溝内に侵入して当該中央環状溝内のインキを掻く中央スキージをさらに設けた点が異なるのみであり、他の構成は、図1乃至図4および図9に示す第1の実施の形態と略同一である。図5乃至図7に示す第2の実施の形態において、図1乃至図4および図9に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図5に示すように、インキパン12の本体部13内に、ファニッシャーロール11の外周17に設けられた中央環状溝17a内に侵入して中央環状溝17a内のインキ30を掻く中央スキージ24が設けられている。中央スキージ24は、図6および図7に示すように、インキパン12の底面12aに固定具、例えばボルト25を介して固定される固定部24bと、固定部24bから上方に向って延びる本体部24aと、本体部24aの上端から突出し、ファニッシャーロール11の外周17に設けられた中央環状溝17a内に侵入する突出部24cとからなっている。この場合、中央スキージ24の突出部24cの長さsは、突出部24cの先端がファニッシャーロール11の中央環状溝17aの底面に当接しない程度の大きさとなっている。
なお本実施の形態において、図5に示すように、中央スキージ24はインキパン内に、その全体が本体部13のインキ30内に浸されるよう設けられている。このことにより、中央スキージ24の表面に付着したインキ30が乾燥するのを防ぐことができ、これによって、中央スキージ24の表面にインキ30が固着するのを防ぐことができる。
本実施の形態において、中央スキージ24の材料は特に限定されないが、例えば、ステンレス鋼、PET材料(ポリエチレンテフタレート)、その他プラスティック材料などを用いることができる。また、中央スキージ24の寸法も特に限定されず、ファニッシャーロール11の寸法などに応じて適宜設計される。例えば、中央スキージ24の本体部21aの長さsが30mm、幅sが8mm、突出部24cの長さsが2mm、幅s10が2mmとなっている。
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。ここでは、インキパン12内のインキ30がファニッシャーロール11を介して印刷版胴33に供給されている間、インキパン12内に設けられた中央スキージ24により、ファニッシャーロール11の外周17に設けられた中央環状溝17a内のインキ30を掻く作用について説明する。
回転するファニッシャーロール11のうちの一部分が、インキパン12の本体部13に貯留されたインキ30内から出るとき(図5に示す矢印Cのとき)、ファニッシャーロール11の当該一部分の中央環状溝17a内にはインキ30が充填されている。その後、ファニッシャーロール11の当該一部分が印刷版胴33と接するとき(図5に示す矢印Dのとき)、当該一部分の中央環状溝17a内に充填されているインキ30が印刷版胴33に供給される。このとき、当該一部分の中央環状溝17a内に充填されているインキ30が完全には印刷版胴33に供給されず、いくらかのインキ30が当該一部分の中央環状溝17a内に残留していることがある。
その後、ファニッシャーロール11の当該一部分が、インキパン12内に設けられた中央スキージ24の近傍に来たとき(図5に示す矢印Eのとき)、当該一部分の中央環状溝17a内に残留しているインキ30が、中央環状溝17a内に侵入する中央スキージ24の突出部24cにより掻きとられる。その後、ファニッシャーロール11の当該一部分がインキパン12のインキ30内に浸されている間、ファニッシャーロール11の当該一部分の中央環状溝17a内にインキ30が新たに充填される。このように新たなインキ30が充填された後、ファニッシャーロール11のうちの当該一部分が、インキパン12の本体部13に貯留されたインキ30内から再び出ていく(図5に示す矢印Cのとき)。
このように本実施の形態によれば、インキパン12の本体部13内に、ファニッシャーロール11の外周17に設けられた中央環状溝17a内に侵入して中央環状溝17a内のインキ30を掻く中央スキージ24が設けられている。このため、ファニッシャーロール11の中央環状溝17a内に充填されていたインキ30のうち印刷版胴33に供給されることなく残留していたインキ30を、中央スキージ24により掻きとることができる。このことにより、インキパン12からファニッシャーロール11に常に新たなインキ30を供給することができ、このことにより、印刷品質を常に一定に保つことができる。
なお本実施の形態において、中央スキージ24が、その全体がインキパン12の本体部13のインキ30内に浸されるよう設けられている例を示した。しかしながら、これに限られることはなく、例えば、中央スキージ24の一部がインキパン12の本体部13内に貯留されているインキ30の液面30aから上方に突出するよう、中央スキージ24をインキパン12内に設けてもよい。
なお上記各実施の形態において、一対の側方スキージ21および中央スキージ24が、インキパン12の底面12aに固定具により固定される例を示した。しかしながら、一対の側方スキージ21および中央スキージ24を固定する対象がインキパン12の底面12aに限られることはなく、各側方スキージ21および中央スキージ24を、インキパン12の側面または堰15などに固定してもよい。また、一対の側方スキージ21および中央スキージ24を固定する対象だけでなく、一対の側方スキージ21および中央スキージ24を固定する位置も特に限定されることはなく、ファニッシャーロール11、インキパン12、各側方スキージ21および中央スキージ24の寸法などに応じて、各側方スキージ21および中央スキージ24を、インキパン12内の所望の位置に設けることができる。
第3の実施の形態
次に図8を参照して、本発明の第3の実施の形態について説明する。ここで図8は、本発明の実施の第3の形態において、インキパンとファニッシャーロールの組合体を示す側面図である。
図8に示す第3の実施の形態は、インキパン12内に設けられた一対の側方スキージおよび中央スキージの配置が異なるのみであり、他の構成は、図1乃至図4および図9に示す第1の実施の形態、および図5乃至図7に示す第2の実施の形態と略同一である。図8に示す第3の実施の形態において、図1乃至図4および図9に示す第1の実施の形態、および図5乃至図7に示す第2の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図8に示すように、一対の側方スキージ21はインキパン12の底面12aに、その全体がインキパン12の本体部13のインキ30内に浸されるよう設けられている。このことにより、各側方スキージ21の表面に付着したインキ30が乾燥するのを防ぐことができ、これによって、各側方スキージ21の表面にインキ30が固着するのを防ぐことができる。
また図8に示すように、一対の側方スキージ21はインキパン12の底面12aに、本体部13のうち回転するファニッシャーロール11の出口側(図8において右側)においてファニッシャーロール11の両側面18に当接するよう設けられている。このことにより、ファニッシャーロール11がインキパン12のインキ30から出るときにファニッシャーロール11の両側面18に付着しているインキ30の量をより少なくすることができる。これによって、ファニッシャーロール11に付着したインキ30がファニッシャーロール11の周囲に飛散するのを防ぐことができる。このため、ファニッシャーロール11および印刷版胴33の厚さが被印刷物の幅に比べて小さくなっている場合、例えばファニッシャーロール11および印刷版胴33の厚さがそれぞれ6mm、被印刷物41の幅が例えば300mmとなっている場合であっても、ファニッシャーロール11の両側面18に付着したインキ30が飛散して当該インキ30が被印刷物に付着するのを防ぐことができる。
図8に示すように、中央スキージ24はインキパン12の底面12aに、その全体がインキパン12の本体部13のインキ30内に浸されるよう設けられている。また中央スキージ24はインキパン12の底面12aに、本体部13のうち回転するファニッシャーロール11の入口側(図8において左側)においてファニッシャーロール11の中央環状溝17a内に侵入するよう設けられている。このことにより、ファニッシャーロール11の中央環状溝17aに本体部13内の新たなインキ30を供給するための時間をより長く確保することができる。
なお上記各実施の形態において、ファニッシャーロール11から印刷版胴33に直接的にインキ30が供給される例を示した。しかしながら、これに限られることはなく、ファニッシャーロール11と印刷版胴33との間に1つまたは2つ以上のサブロール(図示せず)を設け、ファニッシャーロール11から印刷版胴33にこれらのサブロールを介してインキ30を供給してもよい。
また上記各実施の形態において、インキ塗布装置40は、インキパンとファニッシャーロールの組合体10と、インキ供給管31と、インキ排出管32と、インキタンク44とを有するインキ循環経路内の任意の位置に、循環中に生じるおそれのあるインキ固化物や、被印刷物41、印刷版胴33およびファニッシャーロール11などを介してインキ循環経路内に紛れ込んだ屑などを除去するためのフィルターを備えていてもよい。例えば図9に示すように、インキタンク44近傍に、乾燥したインキ30のクズ、木クズなどの異物を除去するゴミ取りフィルター45を設けることができる。ゴミ取りフィルター45の具体的な構成は特に限定されず、例えば、ザル、網、工業用ストッキングなどを用いてゴミ取りフィルター45を構成することができる。このようなゴミ取りフィルター45により、好ましくは、インキ循環経路内に紛れ込んだ屑のうち0.1mm以上の寸法を有する屑が除去される。
10 インキパンとファニッシャーロールの組合体
11 ファニッシャーロール
12 インキパン
12a インキパンの底面
13 インキパンの本体部
14 インキパンの排出部
15 インキパンの堰
15a 堰の上端
17 ファニッシャーロールの外周
17a 中央環状溝
18 ファニッシャーロールの側面
21 側方スキージ
21a 側方スキージの本体部
21b 側方スキージの固定部
21c 側方スキージの当接部
22 ボルト
24 中央スキージ
24a 中央スキージの本体部
24b 中央スキージの固定部
24c 中央スキージの突出部
25 ボルト
30 インキ
30a 本体部におけるインキの液面
30b 排出部におけるインキの液面
31 供給管
31a 供給管の出口部分
32 排出管
33 印刷版胴
40 塗布装置
41 被印刷物
42 搬送ローラー
43 インキ塗布手段
44 インキタンク
45 ゴミ取りフィルター

Claims (4)

  1. インキを収納するインキパンと、
    インキパン内に侵入するとともに、印刷版胴にインキパンのインキを供給するファニッシャーロールと、を備え、
    インキパン内に、ファニッシャーロールの両側面に当接して当該両側面のインキを掻く一対の側方スキージを設けたことを特徴とするインキパンとファニッシャーロールの組合体。
  2. 前記一対の側方スキージのうちファニッシャーロールの両側面に当接する当接部は、ファニッシャーロールの軸線方向に対して傾斜するよう両側面に向って延びていることを特徴とする請求項1に記載のインキパンとファニッシャーロールの組合体。
  3. 被印刷物に対してインキを塗布する装置において、
    被印刷物を支持して搬送する搬送ローラーと、
    搬送ローラーにより搬送される被印刷物に対してインキを塗布するインキ塗布手段と、を備え、
    インキ塗布手段は、
    インキを被印刷物に塗布する印刷版胴と、
    インキを印刷版胴に供給するインキパンとファニッシャーロールの組合体であって、請求項1または2に記載のインキパンとファニッシャーロールの組合体と、を有することを特徴とするインキ塗布装置。
  4. 被印刷物に対してインキを塗布する方法において、
    被印刷物を準備する工程と、
    搬送ローラーにより被印刷物を搬送する工程と、
    インキパンのインキをファニッシャーロールにより印刷版胴に供給する工程と、
    印刷版胴によりインキを被印刷物に塗布する工程と、を備え、
    インキパンのインキをファニッシャーロールにより印刷版胴に供給する工程において、ファニッシャーロールの両側面に付着したインキが、当該ファニッシャーロールの両側面に当接するようインキパン内に設けられた一対の側方スキージにより掻かれることを特徴とするインキ塗布方法。
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