JP6848716B2 - インクジェット記録装置、インクジェット記録方法、及びコンピュータープログラム - Google Patents
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Description
図1を用いて、インクジェット記録装置100の構成を説明する。図1は、本実施形態に係るインクジェット記録装置の構成を示す図である。なお、図1では、鉛直方向上側をZ1と記し、鉛直方向下側をZ2と記する。また、Z1からZ2へ向かう方向は、X1からX2へ向かう方向に対し、直交する。
詳しくは、供給領域が印刷用紙の第2面のうち印刷用紙の短手方向端部の近傍に位置する場合には、印刷用紙の短手方向端部と供給領域との間の長さ(以下、単に「長さL」と記載する)が短すぎる。そのため、印刷用紙の短手方向端部においてカールが起こり難いことがある。
好ましくは、制御部51は、ユーザーが両面印刷の要求時に選択した印刷用紙Pのサイズに基づいて、又はユーザーが両面印刷の要求時に調整した手差しトレイ23における用紙ガイドの位置に基づいて、搬送中の印刷用紙Pの長手方向及び短手方向を判定するように、構成されている。これにより、液体Sを供給領域R1の少なくとも一部分へ精度良く供給できる。インクジェット記録装置100が印刷用紙Pのサイズを検知するセンサーを有する場合には、制御部51は、センサーによる検知結果に基づいて搬送中の印刷用紙Pの長手方向及び短手方向を判定するように構成されていてもよい。
以下、インクジェット記録装置100を用いたインクジェット記録方法について、説明する。ユーザーが両面印刷を要求すると、制御部51が記録制御プログラムを実行する。詳しくは、ユーザーが両面印刷を要求すると、制御部51が表面印刷と液体Sの供給と裏面印刷とを順に実行する。CPU53が記録制御プログラム(記憶装置31又はROM55に記憶されている記録制御プログラム)を実行することで、表面印刷と液体Sの供給と裏面印刷とを順に実行することができる。
インクジェット記録装置100の制御に係る機能は、コンピュータープログラム(ソフトウェア)によって実現されてもよい。本実施形態に係るコンピュータープログラムは、インクジェット記録装置100を構成するコンピューターに、記録制御プログラムを実行させる。
液体Sは、水性媒体とは別に、界面活性剤、溶解安定剤、保湿剤、及び浸透剤のうちの少なくとも1つをさらに含有してもよい。液体Sが界面活性剤を含有すれば、印刷用紙Pに対する液体Sの濡れ性が向上する。界面活性剤は、非イオン性界面活性剤であることが好ましく、例えばアセチレングリコール系界面活性剤であることが好ましい。液体Sにおける界面活性剤の含有量は、0.05質量%以上2.00質量%以下であることが好ましい。
17 用紙反転部
19 液体供給部
51 制御部
100 インクジェット記録装置
P 印刷用紙
R1 供給領域
Claims (8)
- 水性インクを用いて印刷用紙に記録を行うインクジェット記録装置であって、
前記水性インクを、前記印刷用紙へ吐出する記録ヘッドと、
水を含有する液体を、前記印刷用紙へ供給する液体供給部と、
前記記録ヘッドと前記液体供給部とを制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記水性インクが前記印刷用紙の第1面へ吐出された後に前記水性インクが前記第1面とは反対側に位置する前記印刷用紙の第2面へ吐出されるように、前記記録ヘッドを制御し、
前記制御部は、前記水性インクが前記第1面へ吐出された後であって前記水性インクが前記第2面へ吐出される前に前記液体が前記第2面における供給領域の少なくとも一部分へ供給されるように、前記液体供給部を制御し、
前記供給領域は、前記第2面の周縁に位置し、前記印刷用紙の長手方向に沿って延び、
前記供給領域は、前記第2面のうち、前記印刷用紙の短手方向両端部の各々から前記印刷用紙の短手方向内側へ離間した部位に位置し、
前記制御部は、前記第2面において、前記供給領域以外の領域には前記液体を供給しないように前記液体供給部を制御する、インクジェット記録装置。 - 前記供給領域は、前記液体が供給される1又は複数の供給箇所と、前記液体が供給されない1又は複数の非供給箇所とを有し、
前記供給領域において、前記供給箇所及び前記非供給箇所は、前記印刷用紙の長手方向に沿って交互に位置する、請求項1に記載のインクジェット記録装置。 - 前記供給領域において、前記印刷用紙の長手方向端部には、前記供給箇所が位置する、請求項2に記載のインクジェット記録装置。
- 前記水性インクが前記第1面及び前記第2面のうちの前記第1面のみへ吐出された印刷用紙の表裏を反転させる用紙反転部を、さらに備え、
前記制御部は、前記用紙反転部が表裏を反転させた印刷用紙の前記第2面へ前記液体が供給されるように、前記液体供給部を制御する、請求項1〜3の何れか一項に記載のインクジェット記録装置。 - 前記供給領域は、前記第2面のうち、前記印刷用紙の短手方向両端部の各々から前記印刷用紙の短手方向内側へ3mm以上40mm以下離れた部位に、位置する、請求項1〜4の何れか一項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記制御部は、前記水性インクが前記第1面における所定の印字領域の少なくとも一部分へ吐出された場合に前記液体が前記第2面へ供給されるように、前記液体供給部を制御し、
前記印字領域は、前記第1面のうち、前記印刷用紙の短手方向の少なくとも一方の端部から前記印刷用紙の短手方向内側へ3mm以上40mm以下離れた部位に、位置する、請求項1〜5の何れか一項に記載のインクジェット記録装置。 - 水性インクを用いて印刷用紙の両面に記録を行うインクジェット記録方法であって、
前記水性インクを前記印刷用紙の第1面へ吐出させた後、前記水性インクを前記第1面とは反対側に位置する前記印刷用紙の第2面へ吐出させることと、
前記水性インクを前記第1面へ吐出させた後であって前記水性インクを前記第2面へ吐出させる前に、液体を前記第2面における供給領域の少なくとも一部分へ供給することと、
を含み、
前記液体は、水を含有し、
前記供給領域は、前記第2面の周縁に位置し、前記印刷用紙の長手方向に沿って延び、
前記供給領域は、前記第2面のうち、前記印刷用紙の短手方向両端部の各々から前記印刷用紙の短手方向内側へ離間した部位に位置し、
前記液体を前記第2面における前記供給領域の少なくとも一部分へ供給する際に、前記第2面において、前記供給領域以外の領域には前記液体を供給しない、インクジェット記録方法。 - 水性インクを用いて印刷用紙に記録を行うインクジェット記録装置を構成するコンピューターに、
前記水性インクを前記印刷用紙の第1面へ吐出させた後、前記水性インクを前記第1面とは反対側に位置する前記印刷用紙の第2面へ吐出させることと、
前記水性インクを前記第1面へ吐出させた後であって前記水性インクを前記第2面へ吐出させる前に、液体を前記第2面における供給領域の少なくとも一部分へ供給することと、
を実行させ、
前記液体は、水を含有し、
前記供給領域は、前記第2面の周縁に位置し、前記印刷用紙の長手方向に沿って延び、
前記供給領域は、前記第2面のうち、前記印刷用紙の短手方向両端部の各々から前記印刷用紙の短手方向内側へ離間した部位に位置し、
前記液体を前記第2面における前記供給領域の少なくとも一部分へ供給する際に、前記第2面において、前記供給領域以外の領域には前記液体を供給しない、コンピュータープログラム。
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JP2017122253A JP6848716B2 (ja) | 2017-06-22 | 2017-06-22 | インクジェット記録装置、インクジェット記録方法、及びコンピュータープログラム |
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