JP2003024850A - 塗工装置 - Google Patents

塗工装置

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JP2003024850A JP2001211357A JP2001211357A JP2003024850A JP 2003024850 A JP2003024850 A JP 2003024850A JP 2001211357 A JP2001211357 A JP 2001211357A JP 2001211357 A JP2001211357 A JP 2001211357A JP 2003024850 A JP2003024850 A JP 2003024850A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高硬度の粒子を含有させた塗工層を得る際に、
高硬度の粒子が分離沈降せず、塗工された皮膜中におい
てアルミナ粒子比率を安定させることができ、またドク
ターナイフやロール等を摩滅させない塗工装置を提供す
ること。 【解決手段】粒子を含有する塗工液を貯留する塗工液槽
3と、該塗工液槽3内の塗工液に、その一部を浸漬して
なる断面円形の塗布ロール1と、該塗布ロール1の表面
の塗工液を掻き落とすドクターナイフ2とを有し、被塗
工基材の搬送過程で塗布ロール1の表面の塗工液を該被
塗工基材に転写塗布する塗工装置において、前記塗工液
槽3の内面形状が前記塗布ロール1の外周に沿って形成
され、且つ前記塗布ロール1の回転により塗工液槽3内
の塗工液が流動するように形成されることを特徴とする
塗工装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グラビア塗布に適
する塗工装置に関し、詳しくは高硬度の粒子を含有する
塗工液を使用した場合に、安定した耐摩耗性の塗布物が
得られ、またその際に版やドクターを摩耗することがな
い塗工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、表面に耐摩耗性を付与させた
塗工物を得る為に、高硬度の粒子としてアルミナ粒子を
含有させた種々のコーティング剤が用いられている。例
えば特開平8−183147号公報には、架橋性樹脂か
らなるバインダーとアルミナ粒子とを含有する塗工組成
物から形成された耐摩耗性樹脂層を基材の表面に設けて
耐摩耗性を有する化粧紙を得る方法が提案されている。
【0003】さらに、特開平10−76608号公報に
は、ウレタン樹脂塗料やアミノアルキッド樹脂塗料にア
ルミナ粒子を配合した材料を用い、グラビアコートによ
り耐摩耗性と防汚性に優れた化粧紙を得る方法が記載さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような塗工材料
を用いた塗工装置としては、図3に示すような塗工装置
(グラビアコート装置)が知られている。図3におい
て、100はアルミナ粒子のような高硬度の粒子を含有
する塗工液を貯留する塗工液槽である。101は該塗工
液槽100内の塗工液にその一部を浸漬してなる断面円
形の塗布ロールである。102は該塗布ロール101の
表面の塗工液を掻き落とすドクターナイフである。10
3は該塗布ロール101の表面に被塗工基材104を背
面側から押圧する押圧ロールである。かかる塗工装置に
おいて、被塗工基材104を搬送させると、その搬送過
程で塗布ロール101の表面の塗工液を前記被塗工基材
104に転写塗布してグラビアコートすることができ
る。なお図3において、105は塗工液供給口である。
106は塗工液排出口であり、塗工液槽100上端から
オーバーフロー液が外部に排出される。
【0005】かかる従来の塗工装置における塗工液槽1
00は、通常角型の槽か、あるいは図示のような断面台
形の槽が用いられている。これら従来の塗工液槽では、
アルミナ粒子の比重が大きいことから、塗工装置内の塗
工液槽中で分離沈降し、被塗工基材に塗工された皮膜中
においてアルミナ粒子比率が安定しない問題がある。こ
のため塗工液の設計通りの性能が安定して得られないと
いう問題がある。かかる問題は、高硬度の粒子を含有さ
せた塗工液でトップコート層(表面樹脂層)をグラビア
コートする際に顕著に現れる。
【0006】またアルミナ粒子の硬度が高いことから、
グラビアコートの際に一般的に用いられている金属製の
ドクターナイフやロール等を早く摩滅させてしまう問題
がある。
【0007】そこで、本発明は、高硬度の粒子を含有さ
せた塗工層を得る際に、高硬度の粒子が分離沈降せ
ず、塗工された皮膜中においてアルミナ粒子比率を安定
させることができ、またドクターナイフやロール等を
摩滅させない塗工装置を提供することを課題とする。
【0008】また本発明の他の課題は、以下の記載によ
って明らかとなる。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題は、以下の発明
によって解決される。
【0010】(請求項1)高硬度の粒子を含有する塗工
液を貯留する塗工液槽と、該塗工液槽内の塗工液に、そ
の一部を浸漬してなる断面円形の塗布ロールと、該塗布
ロールの表面の塗工液を掻き落とすドクターナイフとを
有し、被塗工基材の搬送過程で塗布ロールの表面の塗工
液を前記被塗工基材に転写塗布する塗工装置において、
前記塗工液槽の内面形状が前記塗布ロールの外周に沿っ
て形成され且つ前記塗布ロールの回転により塗工液槽内
の塗工液が流動するように形成されることを特徴とする
塗工装置。
【0011】(請求項2)前記塗工液槽の幅方向の一端
側に、塗工液供給口を有し、他端側に水平に形成された
オーバーフロー部を有することを特徴とする請求項1記
載の塗工装置。
【0012】(請求項3)前記塗工液槽の幅方向の中央
底部に、塗工液排出スリットを有することを特徴とする
請求項1又は2記載の塗工装置。
【0013】(請求項4)粒子を含有する塗工液を貯留
する塗工液槽と、該塗工液槽内の塗工液に、その一部を
浸漬してなる断面円形の塗布ロールと、該塗布ロールの
表面の塗工液を掻き落とすドクターナイフとを有し、被
塗工基材の搬送過程で塗布ロールの表面の塗工液を前記
被塗工基材に転写塗布する塗工装置において、前記ドク
ターナイフの少なくとも表面が、プラスチックを材質と
することを特徴とする塗工装置。
【0014】(請求項5)前記塗工液槽の内面形状が前
記塗布ロールの外周に沿って形成され、且つ前記塗布ロ
ールの回転により塗工液槽内の塗工液が流動するように
形成されることを特徴とする請求項4記載の塗工装置。
【0015】(請求項6)前記塗工液槽の幅方向の一端
側に、塗工液供給口を有し、他端側に水平に形成された
オーバーフロー部を有することを特徴とする請求項5記
載の塗工装置。
【0016】(請求項7)前記塗工液槽の幅方向の中央
底部に、塗工液排出スリットを有することを特徴とする
請求項5又は6記載の塗工装置。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。
【0018】図1は本発明の実施の形態に係るグラビア
コート装置(塗工装置)の断面図、図2は塗工液槽と塗
工液リターン用の樋を上部から見た図である。
【0019】図中、1は塗布ロール、2はドクターナイ
フ、3は塗工液を入れた塗工液槽、4は塗工液供給口、
5は塗工液排出スリット、6は塗工液排出口、7は塗工
液リターン用の樋、8は塗工される被塗工基材、9はオ
ーバーフロー部である。
【0020】塗工液供給口4から供給された塗工液は、
塗工液槽3でドブ漬けになった塗布ロール1からドクタ
ーナイフ2で余分な塗工液を除いた上で被塗工基材8へ
転写されていく。
【0021】一方、転写に関係の無い塗工液は、塗工液
槽3中に残ることになるが、この際に塗工液の流れが澱
むと沈降し易くなってしまう。
【0022】そこで、本発明においては、塗工液槽3の
内面形状は前記塗布ロール1の外周に沿って近接して形
成され且つ前記塗布ロール1の回転により塗工液槽3内
の塗工液が流動するように形成される。前記塗布ロール
1と塗工液槽3の内面の間隔は塗布ロール1の径にもよ
るが、前記の流動状態を作る上で1〜50mm範囲が好ま
しい。かかる構成によると、塗工液槽3と塗布ロール1
の間隔が一定で狭い状況にあるため、塗工液が常に流動
し続けるようになり、高硬度の粒子が沈降することがな
い。
【0023】また、塗工液排出スリット5を高硬度粒子
が沈降し易い部分に設けると、該粒子の沈降を防ぐこと
ができる。該塗工液排出スリット5は3mm〜8mmの幅
で、50mm〜100mmの長さを有することが好ましい。
この塗工液排出スリット5は、沈殿をより効果的に防止
する観点から、図2に示すように、塗工液層3の下部
で、好ましくは槽の幅方向の中央に設けることが好まし
い。スリットの数は特に限定されない。
【0024】さらに塗工液槽3の他端(図面上右側)に
形成されたオーバーフロー部9は、水平に設置されるこ
とが好ましい。塗工液槽3よりオーバーフロー部9から
溢れる塗工液が水平方向に均一に溢れるようにするため
である。均一に溢れるようにすると、塗布ロールの長手
方向で塗工液の濃度のバラツキをなくすことができる。
【0025】塗工液槽3の一端(図面上左側)に形成さ
れた塗工液供給口4から塗工液を供給し、塗布に使用さ
れない塗工液はオーバーフロー部9からオーバーフロー
して、塗工液排出口6を介して塗工液リターン用の樋7
に送られる。塗工液リターン用の樋7には、スリット5
から排出された塗工液も受け入れる。
【0026】樋7の形状は、図2に示すように、集液可
能なように例えば扇形をなしている。樋7に送られた塗
工液は、再度塗工液供給口4に戻され、再使用される。
従って、塗工液は、塗工装置内での循環が可能になる。
かかる循環に際し、従来のようなホースを用いず、樋7
を用いたことにより、塗工液の循環速度を上げた際に塗
工液のリターンがスムーズに行われる。
【0027】次に、本発明の他の実施の形態を説明す
る。
【0028】本発明では、従来の塗工装置(図3に示す
装置)において、ドクターナイフ2の少なくとも表面が
プラスチック、好ましくはポリエステル又はポリエチレ
ン、より好ましくはポリエチレンを材質とする態様、あ
るいは図1および図2に示す塗工装置において、ドクタ
ーナイフ2の少なくとも表面がプラスチック、好ましく
はポリエステル又はポリエチレン、より好ましくはポリ
エチレンを材質とする態様が挙げられる。
【0029】本発明において、好ましいのは、後者の図
1および図2に示す塗工装置において、ドクターナイフ
2の少なくとも表面がプラスチック、好ましくはポリエ
ステル又はポリエチレン、より好ましくはポリエチレン
を材質とする態様である。
【0030】本発明では、ドクターナイフ2の少なくと
も表面がプラスチック、好ましくはポリエステル又はポ
リエチレン、より好ましくはポリエチレンを材質として
いればよいので、全部がプラスチック、好ましくはポリ
エステル又はポリエチレン、より好ましくはポリエチレ
ンを材質としていてもよいが、表面だけでもよい。プラ
スチック、好ましくはポリエステル又はポリエチレン、
より好ましくはポリエチレン製のドクターナイフを使用
すると、塗工において、高硬度粒子によるロールやドク
ターナイフの摩滅が少なく塗工可能となる効果がある。
【0031】以上説明した本発明の塗工装置は例えばグ
ラビアコート装置として用いることができるが、特に限
定されるわけではない。
【0032】また本発明の塗工装置は、被塗工基材上に
印刷インキで印刷層を形成した後、その上にコート層を
形成する際に適用することが好ましい。高硬度粒子は化
粧紙などの表面コート層含有されることが多いからであ
る。
【0033】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳細に説明する。 <実施例1>この実施例では、まず、被塗工基材の表面
に絵柄印刷層を形成した。被塗工基材としては、天間特
殊製紙(株)製「ハードシート」(30g/m2)を用い
た。印刷塗工液としては、大日精化工業(株)製「OHメ
ヂウム」、「THB 04白(S−60)」、「THB
41黄」、「THB 83茶」、「THB 97墨」を用
いた。
【0034】本発明の塗工装置は、前記印刷層上へのコ
ート層を塗布する工程で使用した。
【0035】コート層の塗工液としては、アクリルポリ
オールの樹脂系にポリイソシアネートを硬化剤として使
用している塗工液を使用し、その中に平均粒径25μm
鱗片状のアルミナ粒子を20%添加させた塗工液にて、
MEK:トルエン=50:50の溶剤で#3ザーンカッ
プにて18秒の粘度に調整したものを使用した。
【0036】コート層の塗工に使用される塗布ロール
は、130線彫刻版を使用し、塗工液パン(塗工液槽)
と塗工液リターン用の樋は、図1、図2と同形式のもの
を用いた。また、ドクターナイフにはエスターラム社製
のポリエチレンドクターブレードP15/50/STを
使用した。
【0037】印刷速度は70m/分でドクター圧は1k
g/cmの条件で2000mの印刷を行なった。
【0038】この実施例においてコート層を塗工するユ
ニットでは塗工液パンにアルミナの粒子が部分的に多く
沈降しないことが実証され、また、得られた印刷物は、
刷り始めと刷り終わりでの耐摩耗性に差が見られないこ
とからも、アルミナの粒子がコーティング装置中で沈降
や分離が発生しなかったことが実証された。また、塗工
後のドクターナイフやロールに大きな摩滅は見られなか
った。
【0039】<実施例2> (本発明によって従来の装置よりもドクターナイフとロ
ールの摩滅が減少する試験例)試験はKARL SCH
RODER KG社製版摩耗試験機(ABRATION
TESTER AT−II)を使用した。
【0040】試験に使用する塗工液として、アクリルポ
リオールの樹脂系に平均粒径25μm鱗片状のアルミナ
粒子を20%添加させた塗工液にて、MEK:トルエン
=50:50の溶剤で#3ザーンカップにて18秒の粘
度に調整したものを使用した。
【0041】試験用版は版摩耗テスト用の平版を使用し
た。
【0042】ドクターナイフは従来のスチール製のもの
と、各種プラスチック製のものとを使用し、1万5千回
転後のドクターナイフの減量と、版の減量を比較した。
【0043】その結果を表1に示す。
【0044】
【表1】
【0045】上記表1より、ドクターの材質をステンレ
ススチールからポリエステルに変えると、ドクター減量
と版減量が大幅に減少し、さらにポリエチレンに変える
と、ドクター減量と版減量は更に減少することがわか
る。
【0046】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、塗工液槽
の内面形状が前記塗布ロールの外周に沿って形成され、
且つ前記塗布ロールの回転により塗工液槽内の塗工液が
流動するように形成されることにより、塗工液が常に流
動し続けるようになり、高硬度の粒子が沈降することが
ない。このため塗工された皮膜中においてアルミナ粒子
比率を安定させることができる。
【0047】請求項2に記載の発明によれば、オーバー
フロー部が水平に設置されることにより、塗工液槽より
オーバーフロー部から溢れる塗工液が水平方向に均一に
溢れるようになり、塗布ロールの長手方向で塗工液の濃
度のバラツキをなくすことができる。
【0048】請求項3記載の発明によると、前記塗工液
槽の幅方向の中央底部に、塗工液排出スリットを設ける
と、塗工液排出スリットが高硬度粒子の沈降し易い部分
に設けられるため、該粒子の沈降を防ぐことができる。
【0049】請求項4記載の発明によると、ドクターナ
イフの少なくとも表面が、プラスチックを材質とするこ
とにより、ドクターナイフやロール等を摩滅させないと
いう効果がある。
【0050】請求項5記載の発明によると、請求項4記
載の発明と請求項1記載の発明の効果が同時且つ相乗的
に得られる。
【0051】請求項6記載の発明によると、請求項4記
載の発明と請求項2記載の発明の効果が同時且つ相乗的
に得られる。
【0052】請求項7記載の発明によると、請求項4記
載の発明と請求項3記載の発明の効果が同時且つ相乗的
に得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るグラビアコート装置
(塗工装置)の断面図
【図2】同上塗工装置の塗工液槽と塗工液リターン用の
樋を上部から見た図
【図3】従来の塗工装置を示す断面図
【符号の説明】
1:塗布ロール 2:ドクターナイフ 3:塗工液槽 4:塗工液供給口 5:塗工液排出スリット 6:塗工液排出口 7:塗工液リターン用の樋 8:被塗工基材 9:オーバーフロー部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内山 明 奈良県天理市長柄町445 新生グラビア株 式会社内 Fターム(参考) 4F040 AA22 AB04 AC01 BA26 CB22 CB33 DB22

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粒子を含有する塗工液を貯留する塗工液槽
    と、該塗工液槽内の塗工液に、その一部を浸漬してなる
    断面円形の塗布ロールと、該塗布ロールの表面の塗工液
    を掻き落とすドクターナイフとを有し、被塗工基材の搬
    送過程で塗布ロールの表面の塗工液を該被塗工基材に転
    写塗布する塗工装置において、 前記塗工液槽の内面形状が前記塗布ロールの外周に沿っ
    て形成され、且つ前記塗布ロールの回転により塗工液槽
    内の塗工液が流動するように形成されることを特徴とす
    る塗工装置。
  2. 【請求項2】前記塗工液槽の幅方向の一端側に、塗工液
    供給口を有し、他端側に水平に形成されたオーバーフロ
    ー部を有することを特徴とする請求項1記載の塗工装
    置。
  3. 【請求項3】前記塗工液槽の幅方向の中央底部に、塗工
    液排出スリットを有することを特徴とする請求項1又は
    2記載の塗工装置。
  4. 【請求項4】粒子を含有する塗工液を貯留する塗工液槽
    と、該塗工液槽内の塗工液に、その一部を浸漬してなる
    断面円形の塗布ロールと、該塗布ロールの表面の塗工液
    を掻き落とすドクターナイフとを有し、被塗工基材の搬
    送過程で塗布ロールの表面の塗工液を該被塗工基材に転
    写塗布する塗工装置において、 前記ドクターナイフの少なくとも表面が、プラスチック
    を材質とすることを特徴とする塗工装置。
  5. 【請求項5】 前記塗工液槽の内面形状が、前記塗布ロ
    ールの外周に沿って形成され且つ前記塗布ロールの回転
    により塗工液槽内の塗工液が流動するように形成される
    ことを特徴とする請求項4記載の塗工装置。
  6. 【請求項6】前記塗工液槽の幅方向の一端側に、塗工液
    供給口を有し、他端側に水平に形成されたオーバーフロ
    ー部を有することを特徴とする請求項5記載の塗工装
    置。
  7. 【請求項7】前記塗工液槽の幅方向の中央底部に、塗工
    液排出スリットを有することを特徴とする請求項5又は
    6記載の塗工装置。
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