JP2014002601A - 情報検索装置、情報検索方法およびプログラム - Google Patents

情報検索装置、情報検索方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの要求に適合した検索操作の支援を可能とする。
【解決手段】情報検索装置100は、入力された検索式要素データを取得して検索式を生成し、検索式の条件を満たす電子文書の数を予め記憶されている複数の電子文書から検索する。そして、電子文書の数を増加させる操作を促す情報と減少させる操作を促す情報とを、各検索式要素データと対応付けて選択可能に表示し、前者が選択された場合には、予め定められた複数の拡大条件に基づいて前記電子文書の数を増加させる候補となる複数の拡大要素データを選択可能に表示し、後者が選択された場合には、予め定められた複数の縮小条件に基づいて電子文書の数を減少させる候補となる複数の縮小要素データを選択可能に表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報検索装置、情報検索方法およびプログラムに関する。
近年、特許公報や百科事典や日刊新聞などの情報を記憶する外部記憶装置などの記憶手段から関連性のある特許公報や説明文や記事を検索して表示出力する技術が用いられている。このような技術では、要求する情報に該当するものを検索する場合に、複数のキーワードなどの検索条件を指定するとともに該検索条件を特有の英数字や演算子などを用いて連結し組み合せた検索式を作成し、検索を実行する。このような検索技術には、大量に記憶された情報の中からユーザの要求する情報を簡単に検索することを可能とするため、検索操作を支援する技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、検索条件を指定することで自動的に検索条件と演算子を組み合わせた検索式を生成する技術が開示されている。また、特許文献2には、検索結果を参照して、検索結果に含まれる分類コードの情報を集計し、検索範囲を絞り込むといった検索操作の支援を可能とする技術が開示されている。
特開平10−21245号公報 特開2002−351896号公報
しかし、特許文献1や特許文献2に記載の技術では、検索結果をさらに絞り込みたい場合や検索範囲を広げたい場合に、ユーザの検索意図が反映されず、ノイズ(ユーザの修正意図と異なる検索式の修正候補)が多くなる問題がある。そのため、各キーワードを個別に修正して検索条件をユーザの操作により再度指定する必要がある。したがって、ユーザの要求に適合した検索操作の支援を可能とするという観点からみると未だ十分ではない。
本発明は、上述のような事情に鑑みてなされたものであり、ユーザの要求に適合した検索操作の支援を可能とする情報検索装置、情報検索方法およびプログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る情報検索装置は、
電子文書を検索対象とする情報検索装置であって、
入力された検索式要素データを取得する検索式要素データ取得手段と、
前記検索式要素データ取得手段で取得した検索式要素データに基づいて検索式を生成する検索式生成手段と、
前記検索式生成手段で生成した検索式の条件を満たす電子文書の数を予め記憶されている複数の電子文書から検索して取得する検索文書件数取得手段と、
前記検索文書件数取得手段で取得した電子文書の数を増加させる操作を促す情報と前記検索文書件数取得手段で取得した電子文書の数を減少させる操作を促す情報とを、前記検索式要素データと対応付けて選択可能に表示する選択表示手段と、
前記選択表示手段で表示された前記電子文書の数を増加させる操作を促す情報が選択された場合には、予め定められた複数の拡張条件に基づいて、前記電子文書の数を増加させる候補となる複数の拡大要素データを、前記対応する検索式要素データと対応づけて選択可能に表示し、前記選択表示手段で表示された前記電子文書の数を減少させる操作を促す情報が選択された場合には、予め定められた複数の縮小条件に基づいて、前記電子文書の数を減少させる候補となる複数の縮小要素データを、前記対応する検索式要素データと対応付けて選択可能に表示する変更検索式要素データ表示手段と、
を備えることを特徴とする。
前記検索式生成手段は、
前記選択表示手段で表示された前記電子文書の数を増加させる操作を促す情報が選択された場合に、前記変更検索式要素データ表示手段で表示される前記電子文書の数を増加させる候補となる複数の拡大要素データそれぞれと前記選択表示手段で表示された検索式要素データとに基づいて検索式を生成する増加検索式生成手段と、
前記選択表示手段で表示された前記電子文書の数を減少させる操作を促す情報が選択された場合に、前記変更検索式要素データ表示手段で表示される前記電子文書の数を減少させる候補となる複数の縮小要素データそれぞれと前記選択表示手段で表示された検索式要素データとに基づいて検索式を生成する減少検索式生成手段と、を備え、
前記検索文書件数取得手段は、
前記増加検索式生成手段で生成した検索式の条件を満たす電子文書の数を予め記憶されている複数の電子文書からそれぞれ検索して取得する増加文書件数取得手段と、
前記減少検索式生成手段で生成した検索式の条件を満たす電子文書の数を予め記憶されている複数の電子文書からそれぞれ検索して取得する減少文書件数取得手段と、を備え、
前記変更検索式要素データ表示手段は、
前記増加文書件数取得手段で取得したそれぞれの電子文書の数を前記電子文書の数を増加させる候補となる複数の拡大要素データそれぞれに対応付けて表示する拡大要素データ表示手段と、
前記減少文書件数取得手段で取得したそれぞれの電子文書の数を前記電子文書の数を減少させる候補となる複数の縮小要素データそれぞれに対応付けて表示する縮小要素データ表示手段と、
を備えてもよい。
前記変更検索式要素データ表示手段で表示された前記電子文書の数を増加させる候補となる複数の拡大要素データのうちユーザにより選択された拡大要素データと前記電子文書の数を減少させる候補となる複数の縮小要素データのうちユーザにより選択された縮小要素データとを、履歴情報として記憶する履歴情報記憶手段をさらに備え、
前記変更検索式要素データ表示手段は、
前記電子文書の数を増加させる候補となる複数の拡大要素データと前記電子文書の数を減少させる候補となる複数の縮小要素データとを、前記履歴情報記憶手段が記憶する履歴情報に基づいて表示する、
ようにしてもよい。
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点に係る情報検索方法は、
電子文書を検索対象とする情報検索装置による情報検索方法であって、
入力された検索式要素データを取得する検索式要素データ取得ステップと、
前記検索式要素データ取得ステップで取得した検索式要素データに基づいて検索式を生成する検索式生成ステップと、
前記検索式生成ステップで生成した検索式の条件を満たす電子文書の数を予め記憶されている複数の電子文書から検索して取得する検索文書件数取得ステップと、
前記検索文書件数取得ステップで取得した電子文書の数を増加させる操作を促す情報と前記検索文書件数取得ステップで取得した電子文書の数を減少させる操作を促す情報とを、前記検索式要素データと対応付けて選択可能に表示する選択表示ステップと、
前記選択表示ステップで表示された前記電子文書の数を増加させる操作を促す情報が選択された場合には、予め定められた複数の拡張条件に基づいて、前記電子文書の数を増加させる候補となる複数の拡大要素データを、前記対応する検索式要素データと対応づけて選択可能に表示し、前記選択表示ステップで表示された前記電子文書の数を減少させる操作を促す情報が選択された場合には、予め定められた複数の縮小条件に基づいて、前記電子文書の数を減少させる候補となる複数の縮小要素データを、前記対応する検索式要素データと対応付けて選択可能に表示する変更検索式要素データ表示ステップと、
を備えることを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の第3の観点に係るプログラムは、
コンピュータを、
入力された検索式要素データを取得する検索式要素データ取得手段、
前記検索式要素データ取得手段で取得した検索式要素データに基づいて検索式を生成する検索式生成手段、
前記検索式生成手段で生成した検索式の条件を満たす電子文書の数を予め記憶されている複数の電子文書から検索して取得する検索文書件数取得手段、
前記検索文書件数取得手段で取得した電子文書の数を増加させる操作を促す情報と前記検索文書件数取得手段で取得した電子文書の数を減少させる操作を促す情報とを、前記検索式要素データと対応付けて選択可能に表示する選択表示手段、
前記選択表示手段で表示された前記電子文書の数を増加させる操作を促す情報が選択された場合には、予め定められた複数の拡張条件に基づいて、前記電子文書の数を増加させる候補となる複数の拡大要素データを、前記対応する検索式要素データと対応づけて選択可能に表示し、前記選択表示手段で表示された前記電子文書の数を減少させる操作を促す情報が選択された場合には、予め定められた複数の縮小条件に基づいて、前記電子文書の数を減少させる候補となる複数の縮小要素データを、前記対応する検索式要素データと対応付けて選択可能に表示する変更検索式要素データ表示手段、
として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザの要求に適合した検索操作の支援を可能とする情報検索装置、情報検索方法およびプログラムを提供することができる。
本発明の実施形態に係る情報検索装置の一例を示すブロック図である。 文書DBの構成例を示す図である。 検索項目DBの構成例を示す図である。 関連項目DBの構成例を示す図である。 検索式要素テーブルの構成例を示す図である。 検索式テーブルの構成例を示す図である。 拡大条件テーブルの構成例を示す図である。 縮小条件テーブルの構成例を示す図である。 入力検索処理の一例を示すフローチャートである。 入力画面の一例を示す図である。 入力検索処理における各ノードの表示例を示す図である。 拡大検索処理の一例を示すフローチャートである。 検索式要素削除・演算変更処理の一例を示すフローチャートである。 上位概念化処理の一例を示すフローチャートである。 OR条件追加処理の一例を示すフローチャートである。 拡大検索処理における表示例を示す図である。 縮小検索処理の一例を示すフローチャートである。 検索項目削除・演算変更処理の一例を示すフローチャートである。 下位概念化処理の一例を示すフローチャートである。 AND条件追加処理の一例を示すフローチャートである。 縮小検索処理における表示例を示す図である。
図1に示すように、情報検索装置100は、一般的なコンピュータであり、記憶部110と、制御部120と、入力部130と、出力部140と、これらを相互に接続するシステムバス150と、を備えている。情報検索装置100は、ユーザによる入力部130への入力操作により、それぞれの入力ボックスに入力された検索式要素にしたがって、検索式を生成し、記憶部110に記憶されている情報の中から、ユーザの要求に適合する情報を検索し、出力部140に表示する。また、情報検索装置100は、検索式に含まれる(それぞれの入力ボックスに入力された)各検索式要素について、検索式要素の修正候補を出力部140に選択可能に表示し、検索範囲の絞り込みや拡大といったユーザの要求に適合した検索式(検索条件)を簡単に生成可能とする。
記憶部110は、ハードディスクやメモリなどから構成され、プログラム111と、文書DB112と、検索項目DB113と、関連項目DB114と、検索式要素テーブル115と、検索式テーブル116と、拡大条件テーブル117と、縮小条件テーブル118と、が格納される。なお、詳しくは後述するが、検索式要素テーブル115、検索式テーブル116、拡大条件テーブル117、縮小条件テーブル118といったそれぞれのテーブルには、制御部120の処理により各種データが格納される。
プログラム111は、情報検索装置100上で実行される後述の検索操作を支援する処理を実施する機能を有するソフトウェアである。
文書DB112は、図2に示すように、文書を識別する文書番号と、分類コードやキーワードなどの検索項目名とが対応付けられているデータベースである。
検索項目DB113は、図3に示すように、分類コードやキーワードなどの検索項目を識別する検索項目名と、当該検索項目名により識別される検索項目の説明を示す説明情報と、当該検索項目名により識別される検索項目の上位階層である項目を示す上位階層情報と、当該検索項目名により識別される検索項目の下位階層である項目を示す下位階層情報と、がそれぞれ対応づけられているデータベースである。上位階層情報が複数ある場合は、例えば、最上位の階層を示す情報から順に格納され、下位階層情報が複数ある場合についても同様に、最下位の階層を示す情報から順に格納される。
関連項目DB114は、図4に示すように、分類コードやキーワードなどの検索項目を複数組み合わせた関連条件情報と、当該関連情報に含まれる論理演算子の種別を示す演算子識別情報と、出力部140に出力表示する優先度を示す優先度情報とがそれぞれ対応づけられているデータベースである。なお、優先度は、数値が大きいもの程優先度が高いことを示しており、予め定められている。
検索式要素テーブル115は、図5に示すように、後述する制御部120の検索条件管理部121の機能により、検索式要素別(検索式要素が入力された入力ボックス別)に順次割り当てられた検索式要素番号と、検索式要素と、説明情報と、当該検索式要素のみを検索式(検索条件)として検索処理を行った場合に、検索結果として該当する文書の件数を示す検索文書件数情報と、がそれぞれ対応付けられて、検索条件管理部121の機能により格納されるテーブルである。なお、検索式要素と説明情報と検索文書件数情報は、後述する検索実行部122の機能により取得される。また、検索式要素は、キーワードや分類コードなどの検索項目を1または複数含んで構成され、検索式を構成する要素(論理積演算子で結合される要素)を示している。検索式要素は、例えば、1つの検索項目やm個の検索項目とm−1個の演算子(論理和演算子や論理積演算子)から構成される。
検索式テーブル116は、図6に示すように、検索条件管理部121の機能により検索式要素テーブル115に格納された検索式要素同士を論理積演算子で結合した検索式と、当該検索式を満たす文書の件数を示す検索式適合文書件数と、が対応付けられて、検索条件管理部121の機能により格納されるテーブルである。
拡大条件テーブル117は、図7に示すように、入力部130に入力された検索式要素毎(すなわち、検索式要素テーブル115の検索式要素毎)に存在し、拡大条件生成部124の機能により検索式要素に対応付けられて各種情報が格納される。拡大条件テーブル117には、後述する拡大条件生成部124の機能により、拡大要素番号と、拡大観点種別情報と、拡大要素と、拡大説明情報と、拡大単体文書件数情報と、拡大全体文書件数情報と、がそれぞれ対応付けられて格納される。
拡大要素番号は、検索式要素を拡大させた場合の拡大要素を識別する識別番号であり、例えば、後述する拡大観点種別全体を通じた通し番号である。なお、検索式要素を拡大させるとは、当該検索式要素を別の検索式要素とすることにより検索範囲を広げることをいう(すなわち検索結果を増加させることをいう)。
拡大観点種別情報は、検索式要素の拡大観点の種類を特定する情報である。この実施の形態における拡大観点の種類は、入力部130に入力された検索式要素のうち、拡大対象となる検索式要素(拡大対象検索式要素)中に論理積演算子が含まれていない場合には検索式要素を削除し、検索式要素中に論理積演算子が含まれる場合にはこの論理積演算子を論理和演算子に変更することで検索式要素を拡大する「検索式要素削除・演算変更」、拡大対象検索式要素に含まれる検索項目を上位階層の検索項目に変更することで検索式要素を拡大する「上位概念化」、拡大対象検索式要素と関連度(関連項目DB113により示される優先度)が高い関連条件情報を当該拡大対象検索式要素と論理和演算することにより検索式要素を拡大する「OR条件追加」といった3種類の拡大観点の種類が予め用意されており、それぞれ、「del/alter」、「up」、「or」で示される。なお、それぞれの入力ボックスに入力された検索式要素のうち、いずれの入力ボックスに入力された検索式要素が拡大対象検索式要素となるかは、ユーザによる入力部130の選択操作により決定される。
拡大要素は、拡大対象検索式要素を、拡大観点種別情報によって示される拡大観点に従って変更させた場合の検索式要素を示しており、後述する拡大条件生成部124の機能により、検索式要素削除・演算変更処理、上位概念化処理、OR条件追加処理が実行されることで格納される。
拡大説明情報は、拡大要素の説明を示す情報であり、拡大条件生成部124の機能により格納される情報である。
拡大単体文書件数情報は、拡大要素のみを検索式(検索条件)として、検索実行部122の機能により検索処理を実行した場合に、検索結果として該当する文書の件数を示す情報である。
拡大全体文書件数情報は、拡大要素と、入力部130に入力された他の検索式要素(拡大対象検索式要素が入力された検索ボックス以外の検索ボックスに入力された検索式要素)との論理積演算結果を検索条件(拡大検索条件)として、検索実行部122の機能により検索処理を実行した場合に、検索結果として該当する文書の件数を示す情報である。なお、拡大全体文書件数は、検索式を拡大検索条件として検索処理を実行した場合に検索式テーブル116に格納される検索式適合文書件数を示している。
縮小条件テーブル118は、図8に示すように、入力部130に入力された検索式要素毎(すなわち、検索式要素テーブル115の検索式要素毎)に存在し、縮小条件生成部125の機能により検索式要素に対応付けられて各種情報が格納される。縮小条件テーブル118には、後述する縮小条件生成部125の機能により、縮小要素番号と、縮小観点種別情報と、縮小要素と、縮小説明情報と、縮小単体文書件数情報と、縮小全体文書件数情報と、がそれぞれ対応付けられて格納される。
縮小要素番号は、検索式要素を縮小させた場合の縮小要素を識別する識別番号であり、例えば、後述する縮小観点種別全体を通じた通し番号である。なお、検索式要素を縮小させるとは、当該検索式要素を別の検索式要素とすることにより検索範囲を狭めることをいう(すなわち検索結果を減少させることをいう)。
縮小観点種別情報は、検索式要素の縮小観点の種類を特定する情報である。この実施の形態における縮小観点の種類は、入力部130に入力された検索式要素のうち、縮小対象となる検索式要素(縮小対象検索式要素)中に論理和演算子が含まれる場合に、この論理和演算子を論理積演算子に変更することや、論理和演算子で結合されたキーワードや分類コードの一部を削除することで検索式要素を縮小する「検索式要素削除・演算変更」、縮小対象検索式要素に含まれる検索項目を下位階層の検索項目に変更することで検索式要素をを縮小する「下位概念化」、縮小対象検索式要素と関連度(関連項目DB113により示される優先度)が高い関連条件情報を、当該縮小対象検索式要素と論理積演算することにより検索式要素を縮小する「AND条件追加」といった3種類の縮小観点の種類が予め用意されており、それぞれ、「del/alter」、「down」、「and」で示される。なお、それぞれの入力ボックスに入力された検索式要素のうち、いずれの入力ボックスに入力された検索式要素が縮小対象検索式要素となるかは、ユーザによる入力部130の選択操作により決定される。
縮小要素は、縮小対象検索式要素を、縮小観点種別情報によって示される縮小観点に従って変更させた検索式要素を示しており、後述する縮小条件生成部125の機能により、検索式要素削除・演算変更処理、下位概念化処理、AND条件追加処理が実行されることで格納される。
縮小説明情報は、縮小要素の説明を示す情報であり、縮小条件生成部125の機能により格納される情報である。
縮小単体文書件数情報は、縮小要素のみを検索式(検索条件)として、検索実行部122の機能により検索処理を実行した場合に、検索結果として該当する文書の件数を示す情報である。
縮小全体文書件数情報は、縮小要素と、入力部130に入力された他の検索式要素(縮小対象検索式要素が入力された検索ボックス以外の検索ボックスに入力された検索式要素)との論理積演算結果を検索条件として、検索実行部122の機能により検索処理を実行した場合に、検索結果として該当する文書の件数を示す情報である。なお、縮小全体文書件数は、検索式を縮小検索条件として検索処理を実行した場合に検索式テーブル116に格納される検索式適合文書件数を示している。
制御部120は、CPU(Central Processing Unit)等から構成される。制御部120は、記憶部110に記憶されたプログラムに従って動作し、プログラムに従った処理を実行する。制御部120は、プログラムにより提供される主要な機能部として、検索条件管理部121と、検索実行部122と、表示制御部123と、拡大条件生成部124と、縮小条件生成部125と、を備えている。
検索条件管理部121は、ユーザによる入力部130への入力操作によりそれぞれの入力ボックスに入力された検索式要素を取得して検索式要素テーブル115や検索式テーブル116に各種情報を格納する機能を有している。
検索実行部122は、検索条件管理部121や拡大条件生成部124や縮小条件生成部125などから検索式や検索式要素、拡大要素、縮小要素などを受け付け、検索式や検索式要素、拡大要素、縮小要素に合致する文書を記憶部110に格納されている文書DB112から検索し、検索結果として該当する文書の件数を返す機能を有している。検索処理では、上位階層の検索項目を検索条件として指定すると、下位階層の検索項目も含めて検索する階層検索の機能を有している。例えば、所定の検索項目が指定されている場合に、検索項目DB113を参照して当該所定の検索項目の下位階層の検索項目を特定し、特定した検索項目を当該所定の検索項目と論理和演算子で結合して階層検索を実行すればよい。
表示制御部123は、検索式要素テーブル115や検索式テーブル116に格納されている各種情報に基づき、検索式要素毎に、検索式要素と説明情報と文書件数とを1セットとして(ノード)、それぞれのノードをノード線で結合し、検索式で検索した場合における文書件数とともに出力部140に出力表示する機能を有している。また、表示制御部123は、拡大条件テーブル117に基づき、拡大観点種別情報ごとに、拡大要素と拡大説明情報と拡大全体文書件数情報とをそれぞれ対応付けて出力部140に出力表示する機能を有している。また、表示制御部123は、縮小条件テーブル118に基づき、縮小観点種別情報ごとに、縮小要素と縮小説明情報と全体文書件数情報とをそれぞれ対応付けて出力部140に出力表示する機能を有している。また、表示制御部123は、検索式要素を入力する複数の入力ボックスを、出力部140に出力表示する機能を有している。1の入力ボックスには1の検索式要素が入力される。
拡大条件生成部124は、ユーザによる入力部130への入力操作(後述する拡大ボタンの押下など)に応じて拡大対象検索式要素を特定し、拡大観点種別に対応する拡大要素を生成し、拡大要素番号、拡大観点種別情報、拡大要素、拡大説明情報、拡大単体文書件数情報、拡大全体文書件数情報といった各種の情報を拡大条件テーブル117に格納する機能を有している。
縮小条件生成部125は、ユーザの入力部130への入力操作(後述する縮小ボタンの押下など)により縮小対象検索式要素を特定し、縮小観点種別に対応する縮小要素を生成し、縮小要素番号、縮小観点種別情報、縮小要素、縮小説明情報、縮小単体文書件数情報、縮小全体文書件数情報といった各種の情報を縮小条件テーブル118に格納する機能を有している。
入力部130は、キーボード、マウス、カメラ、マイク等から構成され、データの入力を行うための装置である。出力部140は、制御部120の処理により情報を出力表示するモニタ等である。
以上が、本実施の形態に係る情報検索装置100の構成である。続いて、情報検索装置の動作について、図9〜図21を参照して説明する。情報検索装置100は、ユーザによる入力部130に対する入力操作を受け付けることにより動作を開始する。まず、情報検索装置100における入力検索処理について図面を参照して説明する。入力検索処理は、ユーザによる入力部130による検索条件に適合する文書件数を文書DB112から検索して出力部140に出力表示する処理である。
まず、情報検索装置100は、制御部120の検索条件管理部121の機能により、それぞれの入力ボックスに入力された検索式要素を取得する(ステップS101)。上述したように、検索式要素には、分類コードやキーワードなどの1つ以上の検索項目が含まれており、論理演算子等を用いてそれぞれ組み合わされている。なお、前提として、出力部140には、図10に示すように、複数の入力ボックスを含む入力画面が、表示制御部123の機能により表示され、表示画面に従って各入力ボックスに検索式要素が入力される。なお、ユーザにより検索式要素が入力されると、当該検索式要素に対応する説明情報と文書件数とが、後述するステップS104やS106の処理により検索式要素テーブル115に格納されるとともに入力画面の該当箇所に自動的に表示される。また、後述するステップS110の処理にて検索式テーブル116に検索式が格納されるとともに、入力画面における検索式表示エリアに検索式が表示される。
図9に戻り、制御部120は、取得した検索式要素に含まれる論理演算子等を除外し、検索項目毎に分割する(ステップS102)。例えば、検索式要素には、括弧で囲まれて複数の検索項目が含まれている場合があり(複数の検索項目が論理演算子で結合されている場合があり)、この場合には、検索項目毎に分割する。分割は、例えば、検索条件を1文字ずつ読み込み、予め定められている論理演算子と比較して合致した場合には分割するようにすればよい。また、検索式要素に複数の検索項目が含まれている場合は、そのことを示す複数設定フラグをオン状態にセットしておき、それぞれの検索項目と対応付けて記憶しておけばよい。
次に、制御部120は、ステップS102の処理で分割したそれぞれの検索項目に対応する説明情報を、記憶部110に記憶されている検索項目DB113を参照して取得する(ステップS103)。
ステップS103にて説明情報を取得した場合、制御部120は取得した説明情報を検索式要素テーブル115へ、検索式要素番号と検索式要素とともに格納する(ステップS104)。例えば、検索式要素に複数の検索項目が含まれている場合には、取得した説明情報のうち、複数設定フラグに対応付けられている説明情報同士を組み合わせて、検索式要素毎に検索式要素テーブル115へ格納する。なお、検索式要素番号は、検索式要素毎に連番で指定されればよい。
ステップS104の処理を実行した後、制御部120は、検索式要素毎に、各検索式要素を引数として検索実行部122の機能により、検索処理を実行する(ステップS105)。検索処理は、引数として渡されたデータに該当する文書の件数(検索文書件数)を、記憶部110に記憶されている文書DB112から検索する処理である。
ステップS105の検索処理を実行した後、制御部120は、ステップS105における検索処理の検索結果(文書件数)を取得し、検索条件管理部121の機能により、検索式要素毎に検索式要素テーブル115へ格納する(ステップS106)。
続いて制御部120は、検索式要素テーブル115を参照し、格納されている全ての検索式要素を取得して、各検索式要素を論理積演算子で結合し、検索式を生成する(ステップS107)。なお、この処理により生成された検索式は、ユーザにより入力された検索条件を示している。また、ステップS107にて生成された検索式は、表示制御部123の機能により、出力部140における検索式表示エリアに出力表示される。そして、ユーザによる入力部130に対する入力操作(検索実行ボタンの押下)が行われたか否かを判定し(ステップS108)、行われた場合にはステップS107にて生成した検索式を引数として検索実行部122の機能により、検索処理を実行する(ステップS109)。ステップS109における検索処理では、ステップS105の処理と同様に、引数として渡されたデータに該当する文書の件数を、記憶部110に記憶されている文書DB112から検索する。
ステップS109の処理を実行した後、制御部120は、ステップS109における検索処理の検索結果(検索式適合文書件数)を取得し、検索条件管理部121の機能により、検索式と対応付けて検索式テーブル116に格納する(ステップS110)。
次に、制御部120は、表示制御部123の機能により、出力表示処理を実行する(ステップS111)。具体的には、記憶部110に記憶されている検索式要素テーブル115を参照し、検索式要素番号毎に、検索式要素と説明情報と文書件数とを取得して一つの構成要素(ノード)とし、各ノードをノード線で結合して、図11に示すように出力部140へ出力表示する。また、制御部120は、各ノードを出力部140へ出力表示するとともに、記憶部110に記憶されている検索式テーブル116を参照して検索式に対応する文書件数を取得し、図示するように出力部140へ出力表示する。さらに、制御部120は、各ノードに対応づけて、例えば拡大ボタンおよび縮小ボタンなどを出力部140へ出力表示する。拡大ボタンは、各ノードにより示される検索式要素を検索条件とした場合よりも検索条件を拡大させる(検索候補を広げる)ことを示すボタンであり、縮小ボタンは、各ノードにより示される検索式要素を検索条件とした場合よりも検索条件を縮小させる(検索候補を狭める)ことを示すボタンである。
ステップS111の処理を実行した後、制御部120は、入力検索処理を終了する。
次に、拡大検索処理について、図12を参照して説明する。拡大検索処理は、ユーザによる入力部130への入力操作のうち、拡大ボタンが押下されたことにより、処理を開始する。拡大検索処理は、拡大観点種別に対応する拡大要素を生成し、拡大要素番号、拡大観点種別情報、拡大要素、拡大説明情報、拡大単体文書件数情報、拡大全体文書件数情報といった各種の情報を拡大条件テーブル117に格納する処理である。
拡大検索処理において、制御部120は、まず、拡大条件生成部124の機能により、押下された拡大ボタンに対応する検索式要素番号を取得する(ステップS201)。
続いて制御部120は、ステップS201の処理で取得した検索式要素番号に対応する検索式要素を、記憶部110に記憶されている検索式要素テーブル115を参照して特定する(ステップS202)。なお、ステップS202にて特定した検索式要素を拡大対象検索式要素とする。
そして、制御部120は、「検索式要素削除・演算変更」、「上位概念化」、「OR条件追加」といった3種類の観点に基づき、検索式要素削除・演算変更処理、上位概念化処理、OR条件追加処理をそれぞれ実行する(ステップS203〜205)。なお、ステップS203〜S205の処理にて格納される拡大条件テーブル117の拡大要素番号は、ステップS203〜S205の処理を通じて連番であるとする。
図13は、検索式要素削除・演算変更処理の一例を示すフローチャートである。検索式要素削除・演算変更処理において、制御部120は、拡大対象検索式要素中に論理積演算子が含まれるか否かを判定する(ステップS301)。論理積演算子が含まれる場合には(ステップS301;Yes)、当該論理積演算子を論理和演算子に変更して拡大要素を生成する(ステップS302)。一方、論理積演算子が含まれない場合には(ステップS301;No)、拡大対象検索式要素を削除して、空の文字列を拡大要素とする(ステップS303)。
続いて制御部120は、ステップS302またはS303の処理にて生成した拡大要素を、記憶部110に記憶されている拡大条件テーブル117の拡大要素に格納する(ステップS304)。なお、ステップS304の処理では、拡大条件テーブル117の観点種別情報に「del/alter」が、拡大要素番号とともに格納される。
ステップS304の処理を実行した後、制御部120は検索式要素削除・演算変更処理を終了する。
図12に戻り、制御部120は、上位概念化処理を実行する(ステップS204)。図14は、図12のステップS204の処理にて実行される上位概念化処理の一例を示すフローチャートである。上位概念化処理において制御部120は、まず、検索項目DB113を参照して、拡大対象検索式要素に含まれる検索項目毎に、対応する上位階層情報を取得する(ステップS401)。なお、拡大対象検索式要素に複数の検索項目が含まれる場合には、図9の入力検索処理と同様に、各検索項目に分割して、対応する上位階層情報を取得すればよい。また、検索項目DB113における上位階層情報には、対応する上位階層情報が複数含まれている場合があり、この場合には、1つずつ順に取得すればよい。
図14に戻り、ステップS401の処理を実行した後、制御部120は、取得した上位階層情報を拡大要素として、記憶部110に記憶されている拡大条件テーブル117に格納する(ステップS402)。なお、拡大対象検索式要素に複数の検索項目が含まれていた場合には、ステップS401にて取得した上位階層情報を組み合わせて拡大要素とすればよい。また、ステップS402の処理では、拡大条件テーブル117の観点種別情報に「up」が、拡大要素番号とともに格納される。
ステップS402の処理を実行した後、制御部120は上位概念化処理を終了する。
図12に戻り、制御部120は、続いてOR条件追加処理を実行する(ステップS205)。図15は、図12のステップS205の処理にて実行されるOR条件追加処理の一例を示すフローチャートである。OR条件追加処理において制御部120は、まず、記憶部110に格納されている関連項目DB114を参照し、当該拡大対象検索式要素に論理和演算子で追加結合した関連条件を、優先度情報に基づいて取得する(ステップS501)。例えば、制御部120は、関連項目DB114を参照して、当該拡大対象検索式要素が含まれる関連条件情報を、優先度情報の高いものから順に全て取得する。なお、取得する関連条件情報の数は、優先度の高いものから3つまで、といったように予め定められていてもよい。
ステップS501の処理を実行した後、制御部120は、ステップS501にて取得した関連条件情報により示される関連条件を、拡大要素として、記憶部110に記憶されている拡大条件テーブル117の拡大要素に格納する(ステップS502)。なお、ステップS502の処理では、拡大条件テーブル117の拡大観点種別情報に「or」が、拡大要素番号とともに格納される。
ステップS502の処理を実行した後、制御部120は、OR条件追加処理を終了する。
図12に戻り、制御部120は、記憶部110に格納されている検索項目DB113を参照して、ステップS203〜S205にて格納した拡大要素に含まれる検索項目の説明情報を取得し、拡大説明情報として拡大条件テーブル117に格納する(ステップS206)。なお、拡大要素中に複数の検索項目が含まれる場合における拡大説明情報は、図9の入力検索処理において説明情報を取得する処理と同様にすればよい。
続いて制御部120は、拡大条件テーブル117に格納されている拡大要素毎に、各拡大要素を引数として、検索実行部122の機能により、検索処理を実行する(ステップS207)。
ステップS207の検索処理を実行した後、制御部120は、ステップS207における検索処理の検索結果(拡大単体文書件数)を取得し、拡大条件生成部124の機能により、拡大要素毎に拡大条件テーブル117へ格納する(ステップS208)。
次に、制御部120は、図9の入力検索処理におけるステップS111にて出力表示されたノードに含まれる検索式要素のうち、当該拡大対象検索式要素として指定されていない検索式要素と、当該拡大条件テーブル117の各拡大要素とを論理積演算子で結合して検索式を生成する(ステップS209)。そして、生成した検索式を引数として、検索実行部122の機能により検索処理を実行する(ステップS210)。
ステップS210の検索処理を実行した後、制御部120は、ステップ210における検索処理の検索結果(拡大全体文書件数)を取得し、拡大条件生成部124の機能により、拡大要素毎に拡大条件テーブル117へ格納する(ステップS211)。
ステップS211の処理を実行した後、制御部120は、表示制御部123の機能により、拡大条件テーブル117に格納された拡大要素番号と、拡大観点種別情報と、拡大要素と、拡大説明情報と、拡大全体文書件数情報と、を取得して拡大観点種別情報により示される拡大観点ごとに1グループとして、図16に示すように出力部140に出力表示する(ステップS212)。図16に示す例では、拡大対象検索式要素として「AA02」が選択された場合(AA02の属するノードに対応する拡大ボタンがユーザにより押下された場合)の例を示している。
図12に戻り、ステップS212の処理を実行した後、ユーザによる入力操作により拡大要素が指定されたか否かを判定する(ステップS213)。ユーザによる入力操作により拡大要素が指定されると(ステップS213;Yes)、制御部120は、検索式要素テーブル115に含まれる検索式要素のうち、拡大対象として指定された検索式要素を、指定された拡大要素で更新する(ステップS214)。なお、ステップS214の処理では、検索式要素の他に、検索式要素テーブル115に含まれる説明情報と文書件数情報とが、指定された拡大要素に対応する拡大説明情報と拡大単体文書件数情報とに更新される。拡大単体文書件数情報は、拡大条件テーブル117を参照して、指定された拡大要素に対応する拡大単体文書件数情報を取得することで更新すればよい。一方、ステップS213にて拡大要素が指定されていない場合は(ステップS213;No)、所定時間経過したか否かや、終了指示を取得したか否かを判定し(ステップS215)、所定時間経過または終了指示を取得した場合に(ステップS215;Yes)、拡大選択処理を終了する。所定時間経過しておらず、かつ、終了指示を取得していない場合は(ステップS215;No)、ステップS213の処理に戻る。なお、終了指示については、出力部140に終了を示す終了ボタンを表示させておき、そのボタンがユーザの操作により押下されたことにより取得されればよい。また、例えば、表示されたグループのうち、当該拡大条件要素が属する行に含まれる拡大説明情報や拡大全体文書件数が選択された場合についても、拡大要素が指定されたと判定してもよい。
ステップS214の処理を実行した後、制御部120は、ステップS214の処理にて更新された検索式要素テーブル115の内容に基づいて、図9の入力検索処理におけるステップS107の処理と同様にして検索式を生成し(ステップS216)、検索式テーブル116に、拡大全体文書件数情報とともに格納する(ステップS217)。
続いて制御部120は、図9の入力検索処理におけるステップS110の処理と同様にして、表示制御部123の機能により、出力表示処理を実行する(ステップS218)。具体的には、ステップS214の処理にて更新された検索式要素テーブル115に対応するノードを、当該更新された内容に変更する。ステップS218の処理を実行した後は、拡大選択処理を終了する。なお、再びユーザによる入力部130への入力操作のうち、拡大ボタンが押下されると、再度拡大検索処理が実行されることとなる。
次に、縮小検索処理について、図17を参照して説明する。縮小検索処理は、ユーザによる入力部130への入力操作のうち、縮小ボタンが押下されたことにより、処理を開始する。縮小検索処理は、縮小観点種別に対応する縮小要素を生成し、縮小要素番号、縮小観点種別情報、縮小要素、縮小説明情報、縮小単体文書件数情報、縮小全体文書件数情報といった各種の情報を縮小条件テーブル118に格納する処理である。
縮小検索処理において、制御部120は、まず、縮小条件生成部125の機能により、押下された縮小ボタンに対応する検索式要素番号を取得する(ステップS601)。
続いて制御部120は、ステップS601の処理で取得した検索式要素番号に対応する検索式要素を、記憶部110の記憶されている検索式要素テーブル115を参照して特定する(ステップS602)。なお、ステップS602にて特定した検索式要素を縮小対象検索式要素とする。
そして、制御部120は、「検索項目削除・演算変更」、「下位概念化」、「AND条件追加」といった3種類の観点に基づき、検索項目削除・演算変更処理、下位概念化処理、AND条件追加処理をそれぞれ実行する(ステップS603〜605)。なお、ステップS603〜S605の処理にて格納される縮小条件テーブル118の縮小要素番号は、ステップS603〜S605の処理を通じて連番であるとする。
図18は、検索項目削除・演算変更処理の一例を示すフローチャートである。検索項目削除・演算変更処理において、制御部120は、縮小対象検索式要素中に論理和演算子が含まれるか否かを判定する(ステップS701)。論理和演算子が含まれる場合には(ステップS701;Yes)、当該縮小対象検索式要素中に含まれる検索項目の一部を削除して縮小要素を生成する(ステップS702)。ステップS702の処理では、例えば、縮小対象検索式要素に含まれる複数の検索項目のうち、予め定められた数の検索項目を順に削除し、複数の縮小要素を生成する。また、ステップS702の処理を実行した後は、ステップS702の処理を実行する前の縮小対象検索式要素に含まれる当該論理和演算子を、論理積演算子に変更して縮小要素を生成する(ステップS703)。なお、ステップS702の処理とS703の処理のいずれかの処理を実行するように予め定められていてもよいし、ユーザの選択操作によりいずれの処理を実行するのかを決定するようにしてもよい。一方、論理和演算子が含まれない場合には(ステップS701;No)、検索項目削除・演算変更処理を終了する。
続いて制御部120は、ステップS702およびS703の処理にて生成した縮小要素を、記憶部110に記憶されている縮小要素テーブル118の縮小要素に格納する(ステップS704)。なお、ステップ704の処理では、縮小要素テーブル118の観点種別情報に「del/alter」が、縮小要素番号とともに格納される。
ステップS704の処理を実行した後、制御部120は検索項目削除・演算変更処理を終了する。
図17に戻り、制御部120は、下位概念化処理を実行する(ステップS604)。図19は、図17のステップS604の処理にて実行される下位概念化処理の一例を示すフローチャートである。下位概念化処理において制御部120は、まず、検索項目DB113を参照して、縮小対象検索式要素に含まれる検索項目毎に、対応する下位階層情報を取得する(ステップS801)。なお、縮小対象検索式要素に複数の検索項目が含まれる場合には、図9の入力検索処理と同様に、各検索項目に分割して対応する下位階層情報を取得すればよい。また、検索項目DB113における下位階層情報には、対応する下位階層情報が複数含まれている場合があり、この場合には、1つずつ順に取得すればよい。
図19に戻り、ステップS801の処理を実行した後、制御部120は、取得した下位階層情報を縮小要素として、記憶部110に記憶されている縮小条件テーブル118に格納する(ステップS802)。なお、縮小対象検索式要素に複数の検索項目が含まれていた場合には、ステップS801にて取得した下位階層情報を組み合わせて縮小要素とすればよい。また、ステップS802の処理では、縮小条件テーブル118の観点種別情報に「down」が、縮小条件識別情報とともに格納される。
ステップS802の処理を実行した後、制御部120は下位概念化処理を終了する。
図17に戻り、制御部120は、続いてAND条件追加処理を実行する(ステップS605)。図20は、図17のステップS605の処理にて実行されるAND条件追加処理の一例を示すフローチャートである。AND条件追加処理において制御部120は、まず、記憶部110に格納されている関連項目DB114を参照し、当該縮小対象検索式要素に論理積演算子で追加結合する検索項目(結合検索項目)を、優先度情報に基づいて取得する(ステップS901)。例えば、制御部120は、関連項目DB114を参照して、当該縮小対象検索式要素が含まれる関連条件情報を、優先度情報の高いものから順に全て取得する。なお、取得する関連条件情報の数は、優先度の高いものから3つまで、といったように予め定められていてもよい。
ステップS901の処理を実行した後、制御部120は、ステップS901にて取得した関連条件情報により示される関連条件を、縮小要素として、記憶部110に記憶されている縮小条件テーブル118の縮小要素に格納する(ステップS902)。なお、ステップS902の処理では、縮小条件テーブル118の縮小観点種別情報に「and」が、縮小要素番号とともに格納される。
ステップS902の処理を実行した後、制御部120は、AND条件追加処理を終了する。
図17に戻り、制御部120は、記憶部110に格納されている検索項目DB113を参照して、ステップS603〜S605にて格納した縮小要素に含まれる検索項目の説明情報を取得し、縮小説明情報として縮小条件テーブル118に格納する(ステップS606)。なお、縮小要素中に複数の検索項目が含まれる場合における縮小説明情報は、図9の入力検索処理において説明情報を取得する処理と同様にすればよい。
続いて制御部120は、縮小条件テーブル118に格納されている縮小要素毎に、各縮小要素を引数として、検索実行部122の機能により、検索処理を実行する(ステップS607)。
ステップS607の検索処理を実行した後、制御部120は、ステップS607における検索処理の検索結果(縮小単体文書件数)を取得し、縮小条件生成部125の機能により、縮小要素毎に縮小条件テーブル117へ格納する(ステップS608)。
次に、制御部120は、図9の入力検索処理におけるステップS111にて出力表示されたノードに含まれる検索式要素のうち、当該縮小対象検索式要素として指定されていない検索式要素と、当該縮小条件テーブル118の各縮小要素とを論理積演算子で結合して検索式を生成する(ステップS609)。そして、生成した検索式を引数として、検索実行部122の機能により検索処理を実行する(ステップS610)。
ステップS610の検索処理を実行した後、制御部120は、ステップ610における検索処理の検索結果(縮小全体文書件数)を取得し、縮小条件生成部125の機能により、縮小要素毎に縮小条件テーブル118へ格納する(ステップS611)。
ステップS611の処理を実行した後、制御部120は、表示制御部123の機能により、縮小条件テーブル118に格納された縮小要素番号と、縮小観点種別情報と、縮小要素と、縮小説明情報と、縮小全体文書件数情報と、を取得して、縮小観点種別情報により示される縮小観点ごとに1グループとして、図21に示すように出力部140に出力表示する(ステップS612)。図21に示す例では、縮小対象検索式要素として「中空蓋」が選択された場合(中空蓋の属するノードに対応する縮小ボタンがユーザにより押下された場合)の例を示している。
図17に戻り、ステップS612の処理を実行した後、ユーザによる入力操作により縮小要素が指定されたか否かを判定する(ステップS613)。ユーザによる入力操作により縮小要素が指定されると(ステップS613;Yes)、制御部120は、検索式要素テーブル115に含まれる検索式要素のうち、縮小として指定された検索式要素を、指定された縮小要素で更新する(ステップS614)。なお、ステップS614の処理では、検索式要素の他に、検索式要素テーブル115に含まれる説明情報と文書件数情報とが、指定された縮小要素に対応する縮小説明情報と縮小単体文書件数情報とに更新される。縮小単体文書件数情報は、縮小条件テーブル118を参照して、指定された縮小要素に対応する縮小単体文書件数情報を取得することで更新すればよい。一方、ステップS613にて縮小要素が指定されていない場合は(ステップS613;No)、所定時間経過したか否かや、終了指示を取得したか否かを判定し(ステップS615)、所定時間経過または終了指示を取得した場合に(ステップS615;Yes)、縮小選択処理を終了する。所定時間経過しておらず、かつ、終了指示を取得していない場合は(ステップS615;No)、ステップS613の処理に戻る。なお、終了指示については、出力部140に終了を示す終了ボタンを表示させておき、そのボタンがユーザの操作により押下されたことにより取得されればよい。また、例えば、表示されたグループのうち、当該縮小要素が属する行に含まれる縮小説明情報や縮小全体文書件数が選択された場合についても、縮小要素が指定されたと判定してもよい。
ステップS614の処理を実行した後、制御部120は、ステップS614の処理にて更新された検索式要素テーブル115の内容に基づいて、図9の入力検索処理におけるステップS107の処理と同様にして検索式を生成し(ステップS616)、検索式テーブル116に、縮小全体文書件数情報とともに格納する(ステップS617)。
続いて制御部120は、図9の入力検索処理におけるステップS110の処理と同様にして、表示制御部123の機能により、出力表示処理を実行する(ステップS618)。具体的には、ステップS614の処理にて更新された検索式要素テーブル115に対応するノードを、当該更新された内容に変更する。ステップS618の処理を実行した後は、縮小選択処理を終了する。なお、再びユーザによる入力部130への入力操作のうち、縮小ボタンが押下されると、再度縮小検索処理が実行されることとなる。
このように、本実施の形態に係る情報検索装置100は、ユーザが入力した検索式要素に基づいて検索式を生成して検索を行う。そして、当該検索式要素毎に、当該検索式要素の検索範囲を拡大した場合や縮小した場合の検索結果を、検索式要素の候補である拡大要素や縮小要素とともに表示する。したがって、ユーザは、検索式を構成する検索式要素を個別に修正することで検索範囲を広げたり狭めたりすることができるとともに、選択候補とその検索結果が表示されるため、簡単な操作により検索を行うことができる。よって、よりユーザの要求に適合した検索操作の支援を行うことができる。
(変形例)
この発明は、上記の実施の形態に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。上記実施の形態では、表示制御部123の機能により、検索式要素をノード毎に表示し、拡大ボタンが押下された場合に拡大検索処理を行い、縮小ボタンが押下された場合に縮小検索処理を実行する例を示したが、これは一例である。例えば、検索式要素をノード毎に表示した後に、表示された複数のノードのうち、いずれのノードに含まれる検索式要素に対して拡大検索処理または縮小検索処理を実行するのが効率的であるのかをユーザに促すようにしてもよい。具体的には、各ノード中に表示されている文書件数のうち、最も多い文書件数のノードに含まれる検索式要素に対しては縮小検索処理の実行を、最も少ない文書件数のノードに含まれる検索式要素に対しては拡大検索処理の実行を、各ノードを点滅や色分けするなどによりユーザに促す。これによれば、検索条件に複数の検索式要素が含まれている場合であっても、いずれの検索し要素に対して拡大検索処理や縮小検索処理を実行すれば検索の効率がよいのかを簡単に認識させることができる。なお、拡大検索処理や縮小検索処理の実行を促すノード数はそれぞれ一つに限定されなくてもよい。
また、上記実施の形態では、拡大検索処理においては、検索式要素削除・演算変更処理、上位概念化処理、OR条件追加処理の順に、縮小検索処理においては、検索項目削除・演算変更処理、下位概念化処理、AND条件追加処理の順に、各処理を実行したが、各処理の順番は、それぞれ任意であってよい。また、実行すべき処理が予め定められていてもよい。また、ユーザの選択操作により選択された処理が実行されるようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、ユーザによる入力操作により検索実行ボタンが押下された場合にS109の検索処理を実行する例を示したが、これは一例である。例えば、ステップS107の処理の実行後、ステップS109の検索処理を実行し、表示制御部123の機能により、検索結果を入力画面に表示するようにしてもよい。そして、ユーザによる入力操作により検索実行ボタンが押下された場合に、ステップS111の処理を実行するようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、関連項目DB114における優先度が予め定められている例を示したが、これは一例である。例えば、図12のステップS214やステップS614の処理にてボックステーブルが更新される際に、指定された拡大条件情報や縮小条件情報を記憶してカウントしておき、関連項目DB114における優先度を、カウント値の高い順に更新するようにしてもよい。すなわち、優先度の高い関連条件程過去にユーザに指定された回数が高いことを示しているようにしてもよい。
また上記実施の形態では、図9のステップS111の処理にて、図11に示すように各ノードをそれぞれ区別なく表示する例を示したが、これは一例である。例えば、ユーザによる所定の操作が行われた場合に特定の文書を指定し(指定文書)、当該指定文書に各ノードのボックスに含まれる検索項目が存在する場合には、背景色を変更するなど、ユーザに認識可能に表示するようにしてもよい。また、上記実施の形態では、図12の拡大検索処理におけるステップS212や図17の縮小検索処理におけるステップS612の処理にて、拡大または縮小観点ごとにそれぞれ区別なくグループ表示する例を示したが、これは一例である。例えば、ユーザによる所定の操作が行われた場合に特定の文書を指定し(指定文書)、各グループに含まれる情報(検索項目)が当該指定文献中に存在する場合は、グループ中の対応する部分の背景色を変更するなどしてもよい。なお、特定の文書は、複数の文書を表示しておき、ユーザによる操作によって選択させるようにすればよい。これによれば、ユーザが、特定の文書に存在する用語を含む検索を行いたいといった場合にも、この要求に適合した検索操作の支援を行うことができる。
また、上記実施の形態では、入力部130から入力された検索式要素に基づいて検索式を生成し、当該検索式にしたがって検索処理等を行って検索結果を出力部140に出力表示する例を示したが、これは一例である。例えば、情報検索装置100とネットワークを介して接続された別のコンピュータから送信された情報を検索式として検索処理等を行い、検索結果を当該別のコンピュータにネットワークを介して送信するようにしてもよい。
本発明を実現するためのプログラムの提供方法は任意であり、コンピュータ装置などに対して着脱自在の記録媒体により配布・提供される形態であってもよい。また、上述の機能を、OS(Operating System)とアプリケーションとの分担、またはOSとアプリケーションとの協同により実現する場合等には、OS以外の部分のみを媒体に格納してもよい。
また、搬送波にプログラムを重畳し、通信ネットワークを介して配信することも可能である。例えば、通信ネットワーク上の掲示板(BBS、Bulletin Board System)に当該プログラムを掲示し、ネットワークを介して当該プログラムを配信してもよい。そして、これらのプログラムを起動し、オペレーティングシステムの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、上述の処理を実行できるように構成してもよい。
100 情報検索装置
110 記憶部
111 プログラム
112 文書DB
113 検索項目DB
114 関連項目DB
115 検索式要素テーブル
116 検索式テーブル
117 拡大条件テーブル
118 縮小条件テーブル
120 制御部
121 検索条件管理部
122 検索実行部
123 表示制御部
124 拡大条件生成部
125 縮小条件生成部
130 入力部
140 出力部
150 システムバス

Claims (5)

  1. 電子文書を検索対象とする情報検索装置であって、
    入力された検索式要素データを取得する検索式要素データ取得手段と、
    前記検索式要素データ取得手段で取得した検索式要素データに基づいて検索式を生成する検索式生成手段と、
    前記検索式生成手段で生成した検索式の条件を満たす電子文書の数を予め記憶されている複数の電子文書から検索して取得する検索文書件数取得手段と、
    前記検索文書件数取得手段で取得した電子文書の数を増加させる操作を促す情報と前記検索文書件数取得手段で取得した電子文書の数を減少させる操作を促す情報とを、前記検索式要素データと対応付けて選択可能に表示する選択表示手段と、
    前記選択表示手段で表示された前記電子文書の数を増加させる操作を促す情報が選択された場合には、予め定められた複数の拡張条件に基づいて、前記電子文書の数を増加させる候補となる複数の拡大要素データを、前記対応する検索式要素データと対応づけて選択可能に表示し、前記選択表示手段で表示された前記電子文書の数を減少させる操作を促す情報が選択された場合には、予め定められた複数の縮小条件に基づいて、前記電子文書の数を減少させる候補となる複数の縮小要素データを、前記対応する検索式要素データと対応付けて選択可能に表示する変更検索式要素データ表示手段と、
    を備えることを特徴とする情報検索装置。
  2. 前記検索式生成手段は、
    前記選択表示手段で表示された前記電子文書の数を増加させる操作を促す情報が選択された場合に、前記変更検索式要素データ表示手段で表示される前記電子文書の数を増加させる候補となる複数の拡大要素データそれぞれと前記選択表示手段で表示された検索式要素データとに基づいて検索式を生成する増加検索式生成手段と、
    前記選択表示手段で表示された前記電子文書の数を減少させる操作を促す情報が選択された場合に、前記変更検索式要素データ表示手段で表示される前記電子文書の数を減少させる候補となる複数の縮小要素データそれぞれと前記選択表示手段で表示された検索式要素データとに基づいて検索式を生成する減少検索式生成手段と、を備え、
    前記検索文書件数取得手段は、
    前記増加検索式生成手段で生成した検索式の条件を満たす電子文書の数を予め記憶されている複数の電子文書からそれぞれ検索して取得する増加文書件数取得手段と、
    前記減少検索式生成手段で生成した検索式の条件を満たす電子文書の数を予め記憶されている複数の電子文書からそれぞれ検索して取得する減少文書件数取得手段と、を備え、
    前記変更検索式要素データ表示手段は、
    前記増加文書件数取得手段で取得したそれぞれの電子文書の数を前記電子文書の数を増加させる候補となる複数の拡大要素データそれぞれに対応付けて表示する拡大要素データ表示手段と、
    前記減少文書件数取得手段で取得したそれぞれの電子文書の数を前記電子文書の数を減少させる候補となる複数の縮小要素データそれぞれに対応付けて表示する縮小要素データ表示手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報検索装置。
  3. 前記変更検索式要素データ表示手段で表示された前記電子文書の数を増加させる候補となる複数の拡大要素データのうちユーザにより選択された拡大要素データと前記電子文書の数を減少させる候補となる複数の縮小要素データのうちユーザにより選択された縮小要素データとを、履歴情報として記憶する履歴情報記憶手段をさらに備え、
    前記変更検索式要素データ表示手段は、
    前記電子文書の数を増加させる候補となる複数の拡大要素データと前記電子文書の数を減少させる候補となる複数の縮小要素データとを、前記履歴情報記憶手段が記憶する履歴情報に基づいて表示する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報検索装置。
  4. 電子文書を検索対象とする情報検索装置による情報検索方法であって、
    入力された検索式要素データを取得する検索式要素データ取得ステップと、
    前記検索式要素データ取得ステップで取得した検索式要素データに基づいて検索式を生成する検索式生成ステップと、
    前記検索式生成ステップで生成した検索式の条件を満たす電子文書の数を予め記憶されている複数の電子文書から検索して取得する検索文書件数取得ステップと、
    前記検索文書件数取得ステップで取得した電子文書の数を増加させる操作を促す情報と前記検索文書件数取得ステップで取得した電子文書の数を減少させる操作を促す情報とを、前記検索式要素データと対応付けて選択可能に表示する選択表示ステップと、
    前記選択表示ステップで表示された前記電子文書の数を増加させる操作を促す情報が選択された場合には、予め定められた複数の拡張条件に基づいて、前記電子文書の数を増加させる候補となる複数の拡大要素データを、前記対応する検索式要素データと対応づけて選択可能に表示し、前記選択表示ステップで表示された前記電子文書の数を減少させる操作を促す情報が選択された場合には、予め定められた複数の縮小条件に基づいて、前記電子文書の数を減少させる候補となる複数の縮小要素データを、前記対応する検索式要素データと対応付けて選択可能に表示する変更検索式要素データ表示ステップと、
    を備えることを特徴とする情報検索方法。
  5. コンピュータを、
    入力された検索式要素データを取得する検索式要素データ取得手段、
    前記検索式要素データ取得手段で取得した検索式要素データに基づいて検索式を生成する検索式生成手段、
    前記検索式生成手段で生成した検索式の条件を満たす電子文書の数を予め記憶されている複数の電子文書から検索して取得する検索文書件数取得手段、
    前記検索文書件数取得手段で取得した電子文書の数を増加させる操作を促す情報と前記検索文書件数取得手段で取得した電子文書の数を減少させる操作を促す情報とを、前記検索式要素データと対応付けて選択可能に表示する選択表示手段、
    前記選択表示手段で表示された前記電子文書の数を増加させる操作を促す情報が選択された場合には、予め定められた複数の拡張条件に基づいて、前記電子文書の数を増加させる候補となる複数の拡大要素データを、前記対応する検索式要素データと対応づけて選択可能に表示し、前記選択表示手段で表示された前記電子文書の数を減少させる操作を促す情報が選択された場合には、予め定められた複数の縮小条件に基づいて、前記電子文書の数を減少させる候補となる複数の縮小要素データを、前記対応する検索式要素データと対応付けて選択可能に表示する変更検索式要素データ表示手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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