JP2014001598A - パネル材及びそれを用いた発熱機器の収納室 - Google Patents

パネル材及びそれを用いた発熱機器の収納室 Download PDF

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Abstract

【課題】遮音性と放熱性と通気性とを有するパネル材、及びそれを用いた発熱機器の収納室を提供する。
【解決手段】パネル材1は、前記パネル材の一側面となり熱伝導性を有する第一板状部材10と、前記パネル材の他側面となり熱伝導性を有する第二板状部材20と、前記第一板状部材と前記第二板状部材との間でこれらの部材を離間した状態で連結する熱伝導性を有する連結部材30と、前記第一板状部材と前記第二板状部材との間に配設される吸音材40と、前記第一板状部材に開口される第一開口部(第一上部開口部11及び第一下部開口部12)と前記第二板状部材に開口される第二開口部(第二上部開口部21及び第二下部開口部22)とを連通する通気孔(上部通気孔50及び下部通気孔60)を具備する。
【選択図】図8

Description

本発明は、建築用材料として用いられる板状のパネル材及びそれを用いた発熱機器の収納室の技術に関する。
従来、建築用材料として用いられる板状のパネル材において、遮音性と放熱性(熱拡散性)とを有する技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、前記パネル材は、通気性を有していなかった。したがって、例えば前記パネル材を用いて発熱機器の収納室を区画形成した場合、前記発熱機器から生ずる発熱による前記収納室の内部の温度上昇を(放熱性だけでは足りないため)より効果的に防止する必要があった。すなわち、前記収納室の内部の換気を行うため、別途換気口を形成する必要が有る点で不利であった。
特開2007−313698号公報
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、遮音性と放熱性と通気性とを有するパネル材、及びそれを用いた発熱機器の収納室を提供することである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、パネル材は、建築用材料として用いられる板状のパネル材であって、前記パネル材の一側面となり熱伝導性を有する第一板状部材と、前記パネル材の他側面となり熱伝導性を有する第二板状部材と、前記第一板状部材と前記第二板状部材との間でこれらの部材を離間した状態で連結する熱伝導性を有する連結部材と、前記第一板状部材と前記第二板状部材との間に配設される吸音材と、前記第一板状部材に開口される第一開口部と前記第二板状部材に開口される第二開口部とを連通する通気孔と、を具備するものである。
請求項2においては、前記連結部材は、前記パネル材の厚さ方向に延出された隔壁によりハニカム構造を有するものである。
請求項3においては、前記通気孔は、前記第一板状部材と前記第二板状部材との間で前記吸音材により区画形成され、中途部で屈曲されて蛇行して形成されるものである。
請求項4においては、発熱機器の収納室は、請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載のパネル材を用いたものである。
請求項5においては、前記収納室の一側壁部に、前記収納室の外部と連通する収納室通気孔が設けられ、前記収納室通気孔には、送風ファンが設けられるものである。
請求項6においては、前記収納室の外部とは、前記収納室を有する建築物の屋外であり、前記パネル材は、前記収納室の他側壁部として、前記建築物の屋内で前記収納室を区画形成するために用いられるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
本発明においては、遮音性と放熱性と通気性とを有するパネル材、及びそれを用いた発熱機器の収納室を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るパネル材の構成を示した正面図。 同じく、側面断面図。 図2におけるA−A断面を示した図。 パネル材を用いた蓄電装置収納室を有する住宅の1階部分を示した平面図。 (a)折り返し階段を示した平面図。(b)図5(a)におけるB−B断面を示した図。 図5(a)におけるC−C断面を示した図。 図6における蓄電装置収納室を拡大した図。 パネル材の通気性、遮音性、放熱性を示した図。 送風ファンが駆動していない状態での蓄電装置収納室の様子を示した図。 送風ファンが駆動している状態での蓄電装置収納室の様子を示した図。 (a)本発明の別実施形態に係るパネル材の構成を示した正面図。(b)同じく、本体部と上部通気部と下部通気部との構成を示した分解側面断面図。
図1から図3を用いて、本発明に係る「パネル材」の一実施形態であるパネル材1の構成について説明する。
なお、以下では、図中に示す矢印の方向に基づいて前後、左右、及び上下方向を規定する。
パネル材1は、建築用材料として用いられる板状部材であり、扉や、間仕切りや、天板や、壁等に用いることができる。パネル材1は、主として第一板状部材10、第二板状部材20、連結部材30、吸音材40、上部通気孔50、下部通気孔60、パッキン材70、により構成される。
第一板状部材10は、パネル材1の前(一)側面となる。第一板状部材10は、板状部材であり、正面視で上下方向に細長い略矩形に形成される。第一板状部材10は、その板面を前後方向へ向けて配置される。第一板状部材10は、熱伝導性を有する材質により形成されるものであり、本実施形態ではアルミニウムにより形成される。なお、第一板状部材10は、アルミニウム以外であっても、ステンレスや、鉄や、金属合金等の熱伝導性を有する材質であれば良いが、熱伝導性が高い材質がより好ましい。第一板状部材10は、第一上部開口部11と、第一下部開口部12と、を具備する。
第一上部開口部11は、正面視で左右方向に細長い矩形状に開口された開口部である。第一上部開口部11は、第一板状部材10の上部に配置される。第一上部開口部11は、第一板状部材10を前後方向に貫通して形成される。第一上部開口部11には、第一上部通気ガラリ13が取り付けられる。第一上部通気ガラリ13は、複数の羽板からなるルーバーを有し、空気の流通が可能なように構成される。
第一下部開口部12は、正面視で左右方向に細長い矩形状に開口された開口部である。第一下部開口部12は、第一板状部材10の下部、すなわち第一上部開口部11の下方に配置される。第一下部開口部12は、第一板状部材10を前後方向に貫通して形成される。第一下部開口部12には、第一下部通気ガラリ14が取り付けられる。第一下部通気ガラリ14は、複数の羽板からなるルーバーを有し、空気の流通が可能なように構成される。
第二板状部材20は、パネル材1の後(他)側面となる。第二板状部材20は、板状部材であり、正面視で上下方向に細長い略矩形に形成される。第二板状部材20は、その板面を前後方向へ向け、第一板状部材10と前後に対向して配置される。なお、第二板状部材20は、第一板状部材10から離間した状態で配置され、当該第一板状部材10との間に隙間が形成される。第二板状部材20は、熱伝導性を有する材質により形成されるものであり、本実施形態ではアルミニウムにより形成される。なお、第二板状部材20は、アルミニウム以外であっても、ステンレスや、鉄や、金属合金等の熱伝導性を有する材質であれば良いが、熱伝導性が高い材質がより好ましい。第二板状部材20は、第二上部開口部21と、第二下部開口部22と、を具備する。
第二上部開口部21は、正面視で左右方向に細長い矩形状に開口された開口部である。第二上部開口部21は、第二板状部材20の上部に配置される。なお、第二上部開口部21は、上下高さ位置で第一上部開口部11よりも上方に配置される。換言すれば、第二上部開口部21は、前後方向において第一上部開口部11と重複しない位置に配置される。第二上部開口部21は、第二板状部材20を前後方向に貫通して形成される。第二上部開口部21には、第二上部通気ガラリ23が取り付けられる。第二上部通気ガラリ23は、複数の羽板からなるルーバーを有し、空気の流通が可能なように構成される。
第二下部開口部22は、正面視で左右方向に細長い矩形状に開口された開口部である。第二下部開口部22は、第二板状部材20の下部、すなわち第二上部開口部21の下方に配置される。なお、第二下部開口部22は、上下高さ位置で第一下部開口部12よりも下方に配置される。換言すれば、第二下部開口部22は、前後方向において第一下部開口部12と重複しない位置に配置される。第二下部開口部22は、第二板状部材20を前後方向に貫通して形成される。第二下部開口部22には、第二下部通気ガラリ24が取り付けられる。第二下部通気ガラリ24は、複数の羽板からなるルーバーを有し、空気の流通が可能なように構成される。
連結部材30は、第一板状部材10と第二板状部材20とを離間した状態で連結する部材である。連結部材30は、熱伝導性を有する材質により形成され、本実施形態ではアルミニウムにより形成される。なお、連結部材30は、アルミニウム以外であっても、ステンレスや、鉄や、金属合金等の熱伝導性を有する材質であれば良いが、熱伝導性が高い材質がより好ましい。
なお、連結部材30は、パネル材1の厚さ方向(前後方向)に延出された隔壁31によりハニカム構造を有している。より詳細には、連結部材30は、正面視で略正六角形状に形成された複数のセル32・32・・・が、隔壁31により区画形成される。複数のセル32・32・・・は、軸心方向を前後方向へ向け、上下左右方向に連設される。なお、本実施形態では、複数のセル32・32・・・は正面視で略正六角形状に形成されるが、円形や、楕円形や、三角形状等であったり、これらを組み合わせて形成されても良い。
また、連結部材30は、第一板状部材10と第二板状部材20との間に、正面視で全面的に配置される。すなわち、連結部材30の複数のセル32・32・・・が、上下方向においては第一板状部材10と第二板状部材20との隙間の上端部から下端部までの間、左右方向においては第一板状部材10と第二板状部材20との隙間の左端部から右端部までの間に、概ね連なった状態で配置される。なお、本実施形態では、後述する上部通気孔50及び下部通気孔60が配置されている場所には、連結部材30は配置されていない。
このような構成により、連結部材30は、第一板状部材10と第二板状部材20とを全面的に連結する。すなわち、連結部材30は、第一板状部材10と第二板状部材20とを均一に連結するものであり、第一板状部材10と第二板状部材20とにおいて連結部材30により連結されている箇所と連結されていない箇所とのムラを無くしている。換言すれば、連結部材30の複数のセル32・32・・・が上下左右方向に連設されて第一板状部材10及び第二板状部材20に連結されているため、第一板状部材10及び第二板状部材20の任意の箇所から最も近い隔壁31までの長さが、極端に長くなったり、短くなったりと、ばらつきが生じることを防止している(第一板状部材10及び第二板状部材20の任意の箇所から最も近い隔壁31までの長さが、全体的に比較的短くなるように設定される)。
吸音材40は、騒音を吸収するための部材である。吸音材40は、第一板状部材10と第二板状部材20との間に配設(充填)される。吸音材40は、本実施形態では、グラスウールにより形成される。なお、吸音材40は、グラスウール以外であっても、ロックウールや、スチールウールや、樹脂系発泡体等であっても良い。吸音材40は、第一板状部材10と第二板状部材20との間に、正面視で全面的に配置される。すなわち、吸音材40は、上下方向においては第一板状部材10と第二板状部材20との隙間の上端部から下端部までの間、左右方向においては第一板状部材10と第二板状部材との隙間の左端部から右端部までの間に、概ね隙間無く配置される。このように、吸音材40は、連結部材30と同一の配置場所に配置される。より詳細には、吸音材40は、連結部材30の隔壁31により区画形成された空間(複数のセル32・32・・・等)の内側に充填される。
上部通気孔50は、第一板状部材10に開口された第一上部開口部11と、第二板状部材20に開口された第二上部開口部21と、を連通するものである。すなわち、上部通気孔50は、パネル材1の一(表)面側の空間と、(後)面側の空間と、を通気させるものである(図8中の矢印W参照)。上部通気孔50は、第一板状部材10と第二板状部材20との間で、吸音材40により区画形成される。すなわち、上部通気孔50の内壁面は、吸音材40により形成される。なお、上部通気孔50は、中途部で屈曲されて蛇行し、側面視で略L字状に形成される。より詳細には、上部通気孔50は、第一上部開口部11から後方へ向けて延出され、その後端部から上方へ向けて延出され、その上端部から後方へ向けて延出されて第二上部開口部21に連結される。このように、パネル材1は、上部通気孔50により、通気性を有している。
下部通気孔60は、第一板状部材10に開口された第一下部開口部12と、第二板状部材20に開口された第二下部開口部22と、を連通するものである。すなわち、下部通気孔60は、パネル材1の一(表)面側の空間と、(後)面側の空間と、を通気させるものである(図8中の矢印W参照)。下部通気孔60は、第一板状部材10と第二板状部材20との間で、吸音材40により区画形成される。すなわち、下部通気孔60の内壁面は、吸音材40により形成される。なお、下部通気孔60は、中途部で屈曲されて蛇行し、側面視で略L字状に形成される。より詳細には、下部通気孔60は、第一下部開口部12から後方へ向けて延出され、その後端部から下方へ向けて延出され、その下端部から後方へ向けて延出されて第二下部開口部22に連結される。このように、パネル材1は、下部通気孔60により、通気性を有している。
パッキン材70は、断面視で略半円状に形成されたテープ状の部材である。パッキン材70は、本実施形態では、ゴムにより形成される。パッキン材70は、第一板状部材10の前側面の左右及び上側縁部に沿って取り付けられる。また、パッキン材70は、パネル材1の下側面に、短手方向(左右方向)に沿って取り付けられる。このような構成によって、パッキン材70は、パネル材1が例えば扉として用いられたときに、当該パネル材1と床面や他の側壁等との間の隙間(空間)を無くし、防音効果を高めている(図7及び図8参照)。
以上の如き構成のパネル材1は、本実施形態では、住宅100において、後述する蓄電装置200を収納する蓄電装置収納室121の扉として用いられている。
次に、図4を用いて、蓄電装置収納室121を有する住宅100(1階部分のみ)の全体構成について説明する。
なお、住宅100は、本発明に係る「建築物」の一実施形態である。本発明に係る「建築物」は、住宅に限定するものではなく、例えばオフィスビル、駅舎、ホテル等に広く適用することが可能である。
住宅100の1階には、玄関101、玄関ホール102、廊下103、トイレ104、折り返し階段105、階段下収納106、デッキ107、車庫108、及びリビング109が配置される。
住宅100の北東部分には、玄関101が配置される。玄関101の南西側には、玄関ホール102が配置される。玄関ホール102の西側には、西方向に向かって廊下103が延設される。廊下103の北側には、東から西に向かって順にトイレ104及び折り返し階段105が、住宅100の外壁113に沿うように配置される。廊下103の西側には、リビング109が配置される。また、折り返し階段105の下方には、階段下収納106が配置される。
階段下収納106の内部には、蓄電装置収納室121が配置される。また、蓄電装置収納室121の内部には、蓄電装置200が配置(収納)される(図7参照)。
なお、蓄電装置200は、本発明に係る「発熱機器」の一実施形態である。ここで、本発明に係る「発熱機器」とは、その駆動により騒音及び発熱が生じて問題となる機器を指すものである。
本実施形態では、蓄電装置200は、電力を充電すると共に、当該充電した電力を放電する機器である。蓄電装置200は、電力を充放電可能なリチウムイオン電池及び当該リチウムイオン電池からの直流電力を交流電力に変換するインバータ等を具備する。
なお、蓄電装置200は、充電又は放電する(駆動した)場合に、騒音及び発熱が生じて問題となる機器である。より詳細には、蓄電装置200は、充電又は放電する効率の低下や寿命の低下を防止するための最適な温度帯(例えば、20度から25度までの間)が設定され、発熱した場合には冷却されることを必要とする。
次に、図5から図7を用いて、蓄電装置収納室121の構成について、さらに詳細に説明する。
蓄電装置収納室121は、前述の如く折り返し階段105の下方の階段下収納106の内部に配置される。
折り返し階段105は、1階側の下部階段105aと、2階側の上部階段105bと、当該下部階段105a及び上部階段105bの間に形成される踊り場105cと、当該下部階段105a、踊り場105c及び上部階段105bに亘って設けられる手すり105dと、を具備する。
階段下収納106は、上部階段105b及び踊り場105cの下方に配置される。階段下収納106の後部には、廊下103側から開閉可能な階段下収納扉120が設けられ、当該階段下収納106と廊下103との空間が仕切られる。
階段下収納106のさらに内部、より詳細には階段下収納106の前部には、蓄電装置収納室121が配置される。蓄電装置収納室121は、側壁111・111と、上部仕切壁112と、パネル材1と、外壁113と、により仕切られた空間である。なお、以下では、階段下収納106のうち蓄電装置収納室121が仕切られた空間以外の空間を、階段下収納室122と称する。
側壁111・111は、蓄電装置収納室121の左右両側方において、当該蓄電装置収納室121と他の空間(例えば、トイレ104等)とを仕切るものである。
上部仕切壁112は、蓄電装置収納室121の上方において、当該蓄電装置収納室121と他の空間(例えば、折り返し階段105のすぐ下方の空間等)とを仕切り、蓄電装置収納室121の天井となるものである。
蓄電装置収納室121の後部には、後方から開閉可能な扉としてのパネル材1が設けられ、当該蓄電装置収納室121と階段下収納室122(階段下収納106の後部)との空間が仕切られる。すなわち、パネル材1は、住宅100の屋内で蓄電装置収納室121を区画形成するために用いられている。
住宅100の外壁113のうち、蓄電装置収納室121と対向する部分には、当該蓄電装置収納室121の内部と外部とを連通する収納室通気孔115が形成される。収納室通気孔115は、蓄電装置収納室121の内部の上部に配置される。なお、収納室通気孔115は、蓄電装置収納室121の内部と住宅100の屋外とを連通する。
収納室通気孔115の屋外側の開口部には、通気ガラリ117が取り付けられる。通気ガラリ117は、複数の羽板からなるルーバーを有し、空気の流通が可能なように構成される。また、収納室通気孔115の屋内(蓄電装置収納室121)側の開口部には、送風ファン116が取り付けられる。送風ファン116は駆動可能に構成され、その駆動により蓄電装置収納室121の内部の空気を住宅100の屋外へと排出することができる。
以上の如く構成された蓄電装置収納室121において、蓄電装置200が駆動した場合の、パネル材1の態様について、図8を用いて説明する。
なお、図8において、矢印Wは、空気の流れを示している。また、矢印T1は、熱の伝導を示している。また、矢印T2は、熱の放熱を示している。また、矢印N1は、騒音の伝播を示している。また、矢印N2は、騒音の吸音を示している。
蓄電装置200が駆動して発熱が生じた場合、当該発熱により蓄電装置収納室121の内部の空気が暖められることとなる。そして、当該暖められた空気は、蓄電装置収納室121の内部でパネル材1の前側面である第一板状部材10に接触する。第一板状部材10は、熱伝導性を有する材質であるアルミニウムで形成されているため、前記暖められた空気の熱は当該第一板状部材10に伝導される。そして、第一板状部材10に伝導された熱は、当該第一板状部材10と同様にアルミニウムで形成されている連結部材30に伝導される。そして、連結部材30に伝導された熱は、当該連結部材30と同様にアルミニウムで形成されている第二板状部材20に伝導される。そして、第二板状部材20に伝導された熱は、階段下収納室122の内部でパネル材1の後側面である第二板状部材20に接触する空気、すなわち蓄電装置収納室121の外部の空気に放熱される。
このように、パネル材1は、放熱性を有するものであり、例えば蓄電装置収納室121の内部と外部との通気が行われていない場合であっても、蓄電装置収納室121の内部から外部へと熱を放熱することにより、蓄電装置収納室121の内部を冷却することができる。
なお、連結部材30は、当該パネル材1の厚さ方向に延出された隔壁31によりハニカム構造を有している。これによって、連結部材30は、第一板状部材10及び第二板状部材20の任意の箇所から最も近い隔壁31までの長さが、全体的に比較的短くなるように設定される。したがって、第一板状部材10から、連結部材30、第二板状部材20と順番に熱が伝導されるパネル材1の構成において、熱の伝導経路の長さを比較的短くすることができ、蓄電装置収納室121の内部を、より効果的に冷却することができる。
また、連結部材30の隔壁31の厚さを調整することによって、蓄電装置収納室121の内部の冷却効率を容易に調整することができる。より詳細には、連結部材30の隔壁31の幅を太くした場合には、第一板状部材10と第二板状部材20とに対する連結部材30の接触面積が大きくなり、連結部材30を介して当該第一板状部材10から当該第二板状部材20へと伝導される熱の量が多くなる。すなわち、蓄電装置収納室121の内部の冷却効率を高く設定(調整)することができる。これに対して、連結部材30の隔壁31の幅を細くした場合には、第一板状部材10と第二板状部材20とに対する連結部材30の接触面積が小さくなり、連結部材30を介して当該第一板状部材10から当該第二板状部材20へと伝導される熱の量が少なくなる。すなわち、蓄電装置収納室121の内部の冷却効率を低く設定(調整)することができる。
蓄電装置200が駆動して騒音が生じた場合、当該騒音は、蓄電装置収納室121の内部でパネル材1の前側面である第一板状部材10に伝播される。そして、第一板状部材10に伝播された騒音は、当該第一板状部材10と第二板状部材20との間に充填された当該吸音材40に吸音されることとなる。
また、蓄電装置200が駆動して騒音が生じた場合、当該騒音は、前述の如く第一板状部材10に伝播される以外に、上部通気孔50及び下部通気孔60の内部に伝播される。しかしながら、上部通気孔50及び下部通気孔60は、中途部で屈曲されて蛇行し側面視で略L字状に形成されるものである。したがって、上部通気孔50及び下部通気孔60の内部に伝播された騒音は、当該上部通気孔50及び下部通気孔60の屈曲された中途部で、当該上部通気孔50及び下部通気孔60の内壁面に吸音されることとなる。
なお、上部通気孔50及び下部通気孔60の内壁面は、吸音材40により形成されるものである。これによって、上部通気孔50及び下部通気孔60の内部に伝播された騒音は、当該上部通気孔50及び下部通気孔60の屈曲された中途部で、当該上部通気孔50及び下部通気孔60の内壁面に、より効果的に吸音されることとなる。
このように、パネル材1は、(通気性を有するものの)遮音性を有し、蓄電装置収納室121の内部で生じた騒音が外部に伝播することを防止することができる。
次に、蓄電装置200が駆動した場合であって、且つ送風ファン116が駆動していない場合の当該蓄電装置収納室121の態様について、図9を用いて説明する。
なお、図9において、蓄電装置収納室121の内部の3層に区分けされた色の濃さは、空気の温度の差を示している。より詳細には、最も色が濃い箇所(蓄電装置収納室121の内部の上部)の空気の温度が最も高く、次に色が濃い箇所(蓄電装置収納室121の内部の中部)の空気の温度が前記上部よりも低く、次に色が濃い箇所(蓄電装置収納室121の内部の下部)の空気の温度が前記中部よりも低いことを示している。
図9に示すように、蓄電装置200が駆動して発熱が生じた場合、当該発熱により蓄電装置収納室121の内部の空気が暖められることとなる。そして、当該暖められた空気は、冷たい空気よりも比重が軽く上昇するため、蓄電装置収納室121の内部には、上下方向に異なる温度の空気層が生じることとなる。そして、前述の如くパネル材1の第一板状部材10に接触している空気の熱は、当該第一板状部材10に伝導される。すなわち、パネル材1の第一板状部材10に接触している空気の温度は下がり、当該温度が下がった空気は下降することとなる。その結果、蓄電装置収納室121の内部には、図9中で時計回りの空気の流れ(自然対流)が生じることとなる(矢印X1参照)。そして、当該空気の流れに応じて、下部通気孔60を通じて蓄電装置収納室121の外部(階段下収納室122)の空気が内部に供給されることとなる(矢印Y1参照)。また、上部通気孔50を通じて蓄電装置収納室121の内部の空気が外部(階段下収納室122)に排出されることとなる(矢印Y2参照)。
このように、蓄電装置200が駆動した場合であって、且つ送風ファン116が駆動していない場合であっても、蓄電装置収納室121の内部には空気の流れが生じ、当該蓄電装置収納室121の内部を換気(自然換気)することができる。
なお、パネル材1を用いて蓄電装置収納室121を区画形成することにより、別途換気口を形成しなくても当該パネル材1が通気性を有しているため、蓄電装置200から生ずる発熱による蓄電装置収納室121の温度上昇を効果的に防止することができる。
次に、蓄電装置200が駆動した場合であって、且つ送風ファン116が駆動した場合の当該蓄電装置収納室121の態様について、図10を用いて説明する。
なお、図10において、蓄電装置収納室121の内部の3層に区分けされた色の濃さは、空気の温度の差を示している。より詳細には、最も色が濃い箇所(蓄電装置収納室121の内部の上部)の空気の温度が最も高く、次に色が濃い箇所(蓄電装置収納室121の内部の中部)の空気の温度が前記上部よりも低く、次に色が濃い箇所(蓄電装置収納室121の内部の下部)の空気の温度が前記中部よりも低いことを示している。
図10に示すように、蓄電装置200が駆動して発熱が生じた場合、当該発熱により蓄電装置収納室121の内部の空気が暖められることとなる。そして、当該暖められた空気は、冷たい空気よりも比重が軽く上昇するため、蓄電装置収納室121の内部には、上下方向に異なる温度の空気層が生じることとなる。そして、蓄電装置収納室121の内部の上部に配置された送風ファン116が駆動されると、当該蓄電装置収納室121の内部の暖められた温度の高い空気が、収納室通気孔115を通じて当該蓄電装置収納室121の外部へ排出される(矢印Z参照)。そして、蓄電装置収納室121の内部の空気が送風ファン116により収納室通気孔115を通じて外部へ排出されると、上部通気孔50及び下部通気孔60を通じて蓄電装置収納室121の外部の空気が内部に供給される(矢印Y1参照)。
このように、蓄電装置200が駆動した場合であっても、送風ファン116が駆動した場合には、蓄電装置収納室121の内部を効果的に換気することができる。
なお、本実施形態では、蓄電装置収納室121の内部の空気が送風ファン116により収納室通気孔115を通じて排出される外部とは、住宅100の屋外である。他方、上部通気孔50及び下部通気孔60を通じて蓄電装置収納室121の内部へ供給される当該蓄電装置収納室121の外部とは、階段下収納室122(屋内)である。すなわち、例えば夏場のように、屋外よりも屋内のほうが空気の温度が低い場合には、当該温度の低い空気を蓄電装置収納室121の内部に供給すると共に、蓄電装置収納室121の内部の温められた温度の高い空気を屋外に排出することができ、当該蓄電装置収納室121の内部を、より効果的に換気することができる。
次に、図11を用いて、本発明に係る「パネル材」の別実施形態であるパネル材300の構成について説明する。
なお、前述の如きパネル材1と同一の構成の箇所については、同一の符号を付することで適宜にその説明を省略する。
パネル材300は、上部通気部301と、下部通気部302と、本体部303と、を具備する。
上部通気部301は、本体部303に取り外し可能に構成される部材である。上部通気部301は、吸音材40により区画形成された上部通気孔50を有する。上部通気部301は、熱伝導性を有する材質である第一板状部材片310と第二板状部材片320とが、連結部材30により連結され、その内側に吸音材40が充填されて形成される。
下部通気部302は、本体部303に取り外し可能に構成される部材である。下部通気部302は、吸音材40により区画形成された下部通気孔60を有する。下部通気部302は、熱伝導性を有する材質である第一板状部材片310と第二板状部材片320とが、連結部材30により連結され、その内側に吸音材40が充填されて形成される。
このような構成により、パネル材300は、本体部303に、上部通気部301及び下部通気部302を取り付けることによって形成される。すなわち、本体部303には予め通気部を形成しておく必要が無く、後から上部通気部301及び下部通気部302を取り付けば良いため、パネル材300の組み立てを容易とすることができる。
以上のように、パネル材1は、
建築用材料として用いられる板状のパネル材であって、
前記パネル材の一側面となり熱伝導性を有する第一板状部材10と、
前記パネル材の他側面となり熱伝導性を有する第二板状部材20と、
前記第一板状部材と前記第二板状部材との間でこれらの部材を離間した状態で連結する熱伝導性を有する連結部材30と、
前記第一板状部材と前記第二板状部材との間に配設される吸音材40と、
前記第一板状部材に開口される第一開口部(第一上部開口部11及び第一下部開口部12)と前記第二板状部材に開口される第二開口部(第二上部開口部21及び第二下部開口部22)とを連通する通気孔(上部通気孔50及び下部通気孔60)を具備するものである。
また、前記連結部材は、前記パネル材の厚さ方向に延出された隔壁31によりハニカム構造を有するものである。
また、前記通気孔は、前記第一板状部材と前記第二板状部材との間で前記吸音材により区画形成され、中途部で屈曲されて蛇行して形成されるものである。
また、発熱機器(蓄電装置200)の収納室(蓄電装置収納室121)は、前述の如き構成のパネル材1を用いたものである。
また、前記収納室の一側壁部に、前記収納室の外部と連通する収納室通気孔(収納室通気孔115)が設けられ、
前記収納室通気孔には、送風ファン116が設けられるものである。
また、前記収納室の外部とは、前記収納室を有する建築物(住宅100)の屋外であり、
前記パネル材は、前記収納室の他側壁部として、前記建築物の屋内で前記収納室を区画形成するために用いられるものである。
このような構成によって、遮音性と放熱性と通気性とを有するパネル材1、及びそれを用いた発熱機器(蓄電装置200)の収納室(蓄電装置収納室121)を提供することができる。
1 パネル材
10 第一板状部材
11 第一上部開口部
12 第一下部開口部
20 第二板状部材
21 第二上部開口部
22 第二下部開口部
30 連結部材
40 吸音材
50 上部通気孔
60 下部通気孔

Claims (6)

  1. 建築用材料として用いられる板状のパネル材であって、
    前記パネル材の一側面となり熱伝導性を有する第一板状部材と、
    前記パネル材の他側面となり熱伝導性を有する第二板状部材と、
    前記第一板状部材と前記第二板状部材との間でこれらの部材を離間した状態で連結する熱伝導性を有する連結部材と、
    前記第一板状部材と前記第二板状部材との間に配設される吸音材と、
    前記第一板状部材に開口される第一開口部と前記第二板状部材に開口される第二開口部とを連通する通気孔と、を具備する、
    パネル材。
  2. 前記連結部材は、前記パネル材の厚さ方向に延出された隔壁によりハニカム構造を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のパネル材。
  3. 前記通気孔は、前記第一板状部材と前記第二板状部材との間で前記吸音材により区画形成され、中途部で屈曲されて蛇行して形成される、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のパネル材。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載のパネル材を用いた、
    発熱機器の収納室。
  5. 前記収納室の一側壁部に、前記収納室の外部と連通する収納室通気孔が設けられ、
    前記収納室通気孔には、送風ファンが設けられる、
    ことを特徴とする請求項4に記載の発熱機器の収納室。
  6. 前記収納室の外部とは、前記収納室を有する建築物の屋外であり、
    前記パネル材は、前記収納室の他側壁部として、前記建築物の屋内で前記収納室を区画形成するために用いられる、
    ことを特徴とする請求項5に記載の発熱機器の収納室。
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