JP2014001342A - 紫外線硬化型シリコーン樹脂組成物、及びそれを用いた画像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】A)23℃における粘度が5〜10000cPである、ケイ素原子に結合するメルカプトアルキル基を含有するポリオルガノシロキサン;(B)(メタ)アクリロキシ基を含有するポリオルガノシロキサン;及び(C)光反応開始剤を含み、(B)中のメタ(アクリロキシ)基の個数に対する、(A)中のメルカプトアルキル基の個数の比が、0.1〜2であることを特徴とする、紫外線硬化型シリコーン樹脂組成物、並びに該組成物からなる画像表示装置用シール剤、及び該画像表示装置用シール剤を用いて、画像表示部と保護部とが封止された画像表示装置である。
【選択図】なし
Description
一方、メルカプトアルキル基を含有するポリオルガノシロキサンと脂肪族不飽和基を含有するポリオルガノシロキサンからなる紫外線硬化型シリコーン樹脂組成物が提案されている(特許文献3及び4)。
更に、特許文献3及び4に開示された紫外線硬化型シリコーン樹脂組成物は、これらの出願時に、画像表示装置が現在のような薄型のものは存在していなかったため、上記の表示不良の問題について対応できるものとなっておらず、さらに紫外線照射による硬化速度が遅く、作業性の点でも問題を有していた。
(A)23℃における粘度が5〜10000cPである、ケイ素原子に結合するメルカプトアルキル基を含有するポリオルガノシロキサン;
(B)(メタ)アクリロキシ基を含有するポリオルガノシロキサン;及び
(C)光反応開始剤
を含み、
(B)中の(メタ)アクリロキシ基の個数に対する、(A)中のメルカプトアルキル基の個数の比が、0.1〜2であることを特徴とする、
紫外線硬化型シリコーン組成物に関する。
本発明2は、(B)が、直鎖状の(メタ)アクリロキシ基を含有するポリオルガノシロキサン及び/又は分岐状の(メタ)アクリロキシ基を含有するポリオルガノシロキサンである、本発明1の紫外線硬化型シリコーン樹脂組成物に関する。
本発明3は、(B)が、直鎖状の(メタ)アクリロキシ基を含有するポリオルガノシロキサンである、本発明2の紫外線硬化型シリコーン樹脂組成物に関する。
本発明4は、直鎖状の(メタ)アクリロキシ基を含有するポリオルガノシロキサンが、(B1)
式(I):
(式中、
Rは、独立して、C1〜C6アルキル基、C6〜C12アリール基、C1〜C6アルコキシ基又は式(a):
(ここで、Raは、独立して、水素原子又はC1〜C4アルキル基であり、
Q1は、独立して、C1〜C5アルキレン基である)で示される基であるが、
少なくとも1個のRは、式(a)で示される基であり、
nは、0〜1000である)
で示される直鎖状ポリオルガノシロキサンである、本発明2又は3の紫外線硬化型シリコーン樹脂組成物に関する。
本発明5は、直鎖状の(メタ)アクリロキシ基を含有するポリオルガノシロキサンが、式(I’):
(式中、R1は、C1〜C4アルキル基又は水素原子であり、
R2は、トリメチレン基であり、
R3は、C1〜C4アルキル基又はC1〜C4アルコキシ基であり、
R4は、C1〜C4アルキル基であり、
nは、1〜1000の数である)
で示される直鎖状ポリオルガノシロキサンである、本発明2〜4のいずれかの紫外線硬化型シリコーン樹脂組成物に関する。
本発明6は、(C)の含有量が、(B)100重量部に対し、0.001〜1.0重量部である、本発明1〜5のいずれかの紫外線硬化型シリコーン樹脂組成物に関する。
本発明7は、本発明1〜6のいずれかの紫外線硬化型シリコーン樹脂組成物からなる画像表示用シール剤に関する。
本発明8は、本発明7の画像表示装置用シール剤を用いて、画像表示部と保護部とが封止された画像表示装置に関する。
(A)23℃における粘度が5〜10000cPである、ケイ素原子に結合するメルカプトアルキル基を含有するポリオルガノシロキサン;
(B)(メタ)アクリロキシ基を含有するポリオルガノシロキサン;及び
(C)光反応開始剤
を含む。
2RSH + I2 → RSSR + 2HI
の反応を利用した方法であり、滴定中、微量の過剰ヨウ素で滴定液が微黄色になることを利用する。
式(I):
(式中、
Rは、独立して、C1〜C6アルキル基(好ましくは、メチル基)、C6〜C12アリール基(好ましくは、フェニル基)、C1〜C6アルコキシ基(好ましくは、メトキシ基)又は式(a):
(ここで、Raは、独立して、水素原子又はC1〜C4アルキル基であり、
Q1は、独立して、C1〜C5アルキレン基(好ましくは、トリメチレン基)である)で示される基であるが、
少なくとも1個のRは、式(a)で示される基であり、
nは、0〜1000(好ましくは、0〜600、より好ましくは、0〜300、さらに好ましくは0〜100)である)
で示される直鎖状ポリオルガノシロキサンが挙げられる。
R2は、トリメチレン基であり、
R3は、C1〜C4アルキル基又はC1〜C4アルコキシ基であり、
R4は、C1〜C4アルキル基であり、
nは、1〜1000の数である)
で示される直鎖状ポリオルガノシロキサンが好ましい。(B1’)式(I’)の直鎖状ポリオルガノシロキサンを使用することにより、良好な硬化性が得られる。
(式中、
Rbは、独立して、水素原子又はメチル基であり、
Q2は、独立して、C1〜C5アルキレン基(好ましくは、トリメチレン基)であり、
R11は、独立して、C1〜C6アルキル基(好ましくは、メチル基)又はC6〜C12アリール基(好ましくは、フェニル基)であり、
R12は、独立して、C1〜C6アルキル基(好ましくは、メチル基)又はC6〜C12アリール基(好ましくは、フェニル基)であり、
R13は、独立して、C1〜C6アルキル基(好ましくは、メチル基)又はC6〜C12アリール基(好ましくは、フェニル基)であり、
pは、1〜10(好ましくは、1〜8、さらに好ましくは、1〜5)であり、
qは、0〜10(好ましくは、0〜8、さらに好ましくは、0〜5)であり、
rは、0〜100(好ましくは、1〜80、さらに好ましくは、2〜70)であり、
sは、0〜10(好ましくは、0〜8、さらに好ましくは、0〜6)であり、
p/(p+q+r+s)≧0.02(好ましくは、≧0.06、さらに好ましくは、≧0.10)である)
で示される分岐状ポリオルガノシロキサンが挙げられる。
qは、0〜10であり、より好ましくは0〜8であり、さらに好ましくは0〜5である。
rは、0〜100であり、より好ましくは1〜80であり、さらに好ましくは2〜70である。
sは、0〜10であり、より好ましくは0〜8であり、さらに好ましくは0〜6である。
{CH2=C(CH3)−C(=O)−O−(CH2)3SiO3/2}p{CH3SiO3/2}q{(CH3)2SiO}r{(CH3)3SiO1/2}s
{CH2=C(CH3)−C(=O)−O−(CH2)3SiO3/2}p{(CH3)2SiO}r{(CH3)3SiO1/2}s
{CH2=C(CH3)−C(=O)−O−(CH2)3SiO3/2}p{CH3SiO3/2}q{(CH3)3SiO1/2}s
{CH2=C(CH3)−C(=O)−O−(CH2)3SiO3/2}p{CH3SiO3/2}q{(CH3)2SiO}r
{CH2=C(CH3)−C(=O)−O−(CH2)3SiO3/2}p{(CH3)3SiO1/2}s
{CH2=C(CH3)−C(=O)−O−(CH2)3SiO3/2}p{CH3SiO3/2}q
{CH2=C(CH3)−C(=O)−O−(CH2)3SiO3/2}p{(CH3)2SiO}r
{CH2=C(CH3)−C(=O)−O−(CH2)3SiO3/2}p{Ph3SiO3/2}q{(CH3)2SiO}r{(CH3)3SiO1/2}s
{CH2=C(CH3)−C(=O)−O−(CH2)3SiO3/2}p{Ph3SiO3/2}q{(CH3)2SiO}r
{CH2=C(CH3)−C(=O)−O−(CH2)3SiO3/2}p{Ph3SiO3/2}q{(CH3)3SiO1/2}s
{CH2=C(CH3)−C(=O)−O−(CH2)3SiO3/2}p{Ph3SiO3/2}q
{CH2=C(CH3)−C(=O)−O−(CH2)3SiO3/2}p{CH3SiO3/2}q{Ph2SiO}r{(CH3)3SiO1/2}s
{CH2=C(CH3)−C(=O)−O−(CH2)3SiO3/2}p{CH3SiO3/2}q{Ph2SiO}r
{CH2=C(CH3)−C(=O)−O−(CH2)3SiO3/2}p{Ph2SiO}r{(CH3)3SiO1/2}s
{CH2=C(CH3)−C(=O)−O−(CH2)3SiO3/2}p{Ph2SiO}r
{CH2=C(CH3)−C(=O)−O−(CH2)3SiO3/2}p{CH3SiO3/2}q{(CH3)2SiO}r{Ph3SiO1/2}s
{CH2=C(CH3)−C(=O)−O−(CH2)3SiO3/2}p{CH3SiO3/2}q{Ph3SiO1/2}s
{CH2=C(CH3)−C(=O)−O−(CH2)3SiO3/2}p{(CH3)2SiO}r{Ph3SiO1/2}s
{CH2=C(CH3)−C(=O)−O−(CH2)3SiO3/2}p{Ph3SiO1/2}s
{CH2=C(CH3)−C(=O)−O−(CH2)3SiO3/2}p{PhSiO3/2}q{Ph2SiO}r{(CH3)3SiO1/2}s
{CH2=C(CH3)−C(=O)−O−(CH2)3SiO3/2}p{PhSiO3/2}q{Ph2SiO}r
{CH2=C(CH3)−C(=O)−O−(CH2)3SiO3/2}p{PhSiO3/2}q{(CH3)2SiO}r{Ph3SiO1/2}s
{CH2=C(CH3)−C(=O)−O−(CH2)3SiO3/2}p{PhSiO3/2}q{Ph3SiO1/2}s
{CH2=C(CH3)−C(=O)−O−(CH2)3SiO3/2}p{PhSiO3/2}q{Ph2SiO}r{Ph3SiO1/2}s
本発明の組成物は、硬化厚み150μmにおける硬化後の可視光透過率を、95%以上とすることができるため、視認性の点から好ましい。可視光透過率は、より好ましくは96%以上、更に好ましくは98%以上である。可視透過率の点からは、(C)の使用量を抑制することが好ましい。
本発明の組成物は、硬化収縮率を、1.0%以下とすることができるため、画像表示装置に適用した場合に、容易に、歪みが防止され、視認性を確保することができる点で好ましい。硬化収縮率は、好ましくは0.5%以下、より好ましくは0.3%以下、更に好ましくは0.2%以下である。
本発明の組成物は、少ない紫外線照射量でも、硬化後のE硬度を1〜60とすることができるため、画像表示装置に適用した場合に、容易に、外部からの応力を適度に緩和することができ、かつ高温高湿下でも水分の浸透を抑止して、視認性を確保することができる点で好ましい。E硬度は、好ましくは5〜40である。
(1)粘度
回転粘度計(ビスメトロン VDA−L)(芝浦システム株式会社製)を使用して、No.4ローターを使用し、60rpmで、23℃における粘度を測定した。
ヨウ素源として、1/10規定ヨウ素溶液(特級試薬)を使用し、比色滴定により、実施例の(A)成分について、単位重量当りのメルカプト基数を定量した。
計算方法: HS含有量(mmol/g) = (A×P×0.1)/(W×C)
A:変色するまでに要したヨウ素溶液滴下量
P:ヨウ素溶液の補正係数(試薬に記載されている補正係数):補正が必要な場合に記載
W:サンプル重量(g)
C:サンプルの不揮発分
予備測定を行ないヨウ素溶液量を求め、その後精度よく3回測定し、3回の平均値を求めた。
ウシオ電機株式会社製高圧水銀灯:UVL−4001Mを用い、120w/cm2にて所定の紫外線照射により厚さ200μmの試料を作製し、上記分光測式計で測定した
組成物の硬化前と硬化後(紫外線照射量、表に示すとおり)の比重を電子比重計(MIRAGE社製SD−120L)により測定し、下記式より双方の比重差から算出した。
硬化収縮率(%)=(硬化前の体積−硬化後の体積)/ 硬化前の体積×100
硬化前の体積=1/硬化前の比重
硬化後の体積=1/硬化後の比重
JIS K 6253 Eに準拠し、DUROMETER HARDNESS TYPE E(ASKER製)にて23℃における硬化物(紫外線照射量は表のとおり)のE硬度を測定した。
(A1)メルカプトプロピル基含有ポリメチルシロキサン:
{(CH3)3SiO1/2}・{HS(CH2)3SiO3/2}5・{(CH3)2SiO2/2}60
粘度:230cP
単位重量当りのメルカプト基数:0.98mmol/g
(A2)メルカプトプロピル基含有ポリメチルシロキサン:
{(CH3)3SiO1/2}・{HS(CH2)3SiO3/2}5・{(CH3)2SiO2/2}6
粘度:160cP
単位重量当りのメルカプト基数:4.3mmol/g
実施例及び比較例における(B)は、以下のとおりである。重量平均分子量は、ゲル浸透クロマトグラフ分析(GPC)により、ポリスチレンを検量線とした値である。
(B1−1)両末端がアクロキシプロピルジメトキシ基で閉塞された直鎖構造のポリジメチルシロキサン(粘度1200cP、分子量31000)
(B1−2)MAD70MA
(B1−3)MAD10MA
(B1−4)MDA 3DPhD12M
(B1−5)両末端ビニル基ポリフェニルメチルシロキサン(粘度3000cP、分子量25000)
(B1−6)両末端ビニルポリジメチルシロキサン(粘度10000cP、分子量42000)
(B2−1)TA 2TPhD12M 重量平均分子量:2220
(B2−2)TADPhD30 重量平均分子量:2080
(B2−3)TADPhD10 重量平均分子量:850
(B2−4)TAD10M 重量平均分子量:750
(B2−5)TAT2D10M 重量平均分子量:3080
(C2)2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン
(C3)2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタン−1−オン
(C4)2−ヒドロキシ−4−オクトキシベンゾフェノン
(C5)2,4,6−トリメチルベンゾイル−ジフェニル−フォスフィンオキシド
(e−1)γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン
(f1)MQレジン:
平均構造式:{(CH3)3SiO1/2}{SiO2}3.5のMQ樹脂
重量平均分子量:52000
冷却用還流管、攪拌装置としてスリーワンモーターを装備した3Lのセパルブルフラスコに、塩酸293gを仕込み、フラスコ内の温度を−5℃〜2℃に調整し、攪拌をしながら水440gを仕込み、水ガラス3号(S40ケイ酸ソーダ3号)308gを1時間かけて滴下する。次いで、イソプロピルアルコール316gをフラスコ内へ仕込み、ヒドロゾル化を行なう。その後、トリメチルクロロシラン128gとキシレン139gの混合物を10分程度内で滴下を行ない、フラスコ内の温度を−5℃〜2℃にて攪拌を1時間行なった。次いで、約80℃まで昇温し、その後、80℃にて2時間加熱還流を行なった。次いで、キシレン24gを加えた後、30分間攪拌を行ない、30分間静置、分液を行なった。その後、脱水、脱溶を125−140℃で行ない、不揮発分を測定した。不揮発分量は58%であった。このようにして得られたMQ樹脂は、各実施例・比較例において使用される(a1〜(a4)成分と混合し、キシレンを除去して使用した。
重合禁止剤2:p−メトキシフェノール
シランカップリング剤 3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン
これらについて、特性を測定した。結果を表1及び図1に示す。
表2に示す各成分のうち、光反応開始剤を除く成分を、5Lの万能混合攪拌機(ダルトン社製)に入れ、室温(23℃)にて30分間で均一に混合した。均一に混合した後、さらに、光開始剤を加え、氷水冷却下(8℃)にて30分間、冷却減圧にて均一に混合した。得られた組成物を10μmのメンブレンフィルターにて異物等を除去した後、組成物を得た。得られた組成物について、各特性を測定した。
表3に示す各成分のうち、光反応開始剤を除く成分を、5Lの万能混合攪拌機(ダルトン社製)に入れ、室温(23℃)にて30分間で均一に混合した。均一に混合した後、さらに、光開始剤を加え、氷水冷却下(8℃)にて30分間、冷却減圧にて均一に混合した。得られた組成物を10μmのメンブレンフィルターにて異物等を除去した後、組成物を得た。得られた組成物について、各特性を測定した。
表4に示す各成分のうち、光開始剤を除く成分を、5Lの万能混合攪拌機(ダルトン社製)に入れ、室温(23℃)にて30分間で均一に混合した。均一に混合した後、さらに、光開始剤を加え、氷水冷却下(8℃)にて30分間、冷却減圧にて均一に混合した。得られた組成物を10μmのメンブレンフィルターにて異物等を除去した後、組成物を得た。得られた組成物について、各特性を測定した。
表5に示す各成分のうち、光反応開始剤を除く成分を、5Lの万能混合攪拌機(ダルトン社製)に入れ、室温(23℃)にて30分間で均一に混合した。均一に混合した後、さらに、光開始剤を加え、氷水冷却下(8℃)にて30分間、冷却減圧にて均一に混合した。得られた組成物を10μmのメンブレンフィルターにて異物等を除去した後、組成物を得た。得られた組成物について、各特性を測定した。
Claims (8)
- (A)23℃における粘度が5〜10000cPである、ケイ素原子に結合するメルカプトアルキル基を含有するポリオルガノシロキサン;
(B)(メタ)アクリロキシ基を含有するポリオルガノシロキサン;及び
(C)光反応開始剤
を含み、
(B)中のメタ(アクリロキシ)基の個数に対する、(A)中のメルカプトアルキル基の個数の比が、0.1〜2であることを特徴とする、紫外線硬化型シリコーン樹脂組成物。 - (B)が、直鎖状の(メタ)アクリロキシ基を含有するポリオルガノシロキサン及び/又は分岐状の(メタ)アクリロキシ基を含有するポリオルガノシロキサンである、請求項1記載の紫外線硬化型シリコーン樹脂組成物。
- (B)が、直鎖状の(メタ)アクリロキシ基を含有するポリオルガノシロキサンである、請求項2に記載の紫外線硬化型シリコーン樹脂組成物。
- (C)の含有量が、(B)100重量部に対し、0.001〜1.0重量部である、請求項1〜5のいずれか記載の紫外線硬化型シリコーン樹脂組成物。
- 請求項1〜6のいずれか記載の紫外線硬化型シリコーン樹脂組成物からなる画像表示用シール剤。
- 請求項7記載の画像表示装置用シール剤を用いて、画像表示部と保護部とが封止された画像表示装置。
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