JP2014000189A - ゴルフクラブ - Google Patents
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Abstract
【課題】 スイング中の挙動が安定し、技術レベルを問わず、ゴルファー全般向けに操作性のよいゴルフクラブを提供する。
【解決手段】 前面に打球面21が形成されたクラブヘッド2を備え、シャフト3の軸線Aを含む鉛直面F上に前記クラブヘッドの重心Gを有するゴルフクラブであって、前記クラブヘッド2は、前記シャフトと連結するヘッド本体部10と、前記ヘッド本体部に固着されるフェース部20とを備え、前記フェース部20は、クラブヘッドのフェース角θがフックフェースとなるように構成されている。
【選択図】 図2
【解決手段】 前面に打球面21が形成されたクラブヘッド2を備え、シャフト3の軸線Aを含む鉛直面F上に前記クラブヘッドの重心Gを有するゴルフクラブであって、前記クラブヘッド2は、前記シャフトと連結するヘッド本体部10と、前記ヘッド本体部に固着されるフェース部20とを備え、前記フェース部20は、クラブヘッドのフェース角θがフックフェースとなるように構成されている。
【選択図】 図2
Description
本発明は、ゴルフの使用するクラブのうち、ドライバー、フェアウェイウッド及びユーティリティクラブの一部を含む、いわゆるウッド形状のクラブ関する。
ゴルフは道具を用いてボールを打つスポーツであり、この点において野球やテニス、バドミントンなどと共通する点がある。ゴルフは静止しているボールを打つにもかかわらず、多くのアベレージゴルファーでは、満足できるショットの頻度は低く、それほど難しい状況でないにも拘わらずミスショットが多い。ミスショットの要因としては、ゴルフクラブの規則により、一部のパターでの例外を除き、スイングの力を伝達するグリップ部分からシャフトにかけての直線構造部分の延長線上にヘッドを設定することができないことが挙げられている。
最近のゴルフクラブヘッド、特にドライバーではクラブヘッドが大型になり、シャフト軸回りの慣性モーメントや重心深度が大きくなっている。このように大型化したヘッドを有するクラブでは、スイング動作中において、ヘッドの開閉を抑えることが奨められている。しかし、人間の体は、テークバックでフェースを開き、フォワードスイングで徐々に閉じていくという動作が自然である。特に、アイアンのショットでは、今なお、効率的にボールに力を伝えるためにはフェースの開閉動作の重要であると言われることが多い。
また、大型のヘッドは、フェース上の打点が理想的なエリアを若干外れてもボール初速の低下やボール軌道の曲がり(いわゆるスライス、フック)の程度は小さいといわれている一方、テークバックでヘッドを開く動きをすると、インパクトまでにスクエアに戻し切らずにプッシュアウトすることが少なくない。
これはフォワードスイング動作の問題ではなく、テークバックでヘッドを開く動き(本来は自然な動作)をすると、フォワードスイングの初期(グリップを脇まで引き下し、プレーヤーの正面から見てシャフトが縦になった段階)でヘッドのヒールからトゥが鉛直方向に近くなり、重力と振り下す力(ほぼ鉛直方向の下向き)により、フェースを開く方向に強い力が働くことによる。
このようなフェースの開きに対する反応として、ゴルファーにはフォワードスイング中にフェースを閉じる動作が求められる。その動作のひとつとしては、腕の返しを強く(速く)することあるが、逆にフェースが閉じ過ぎたインパクトになることもある。一方で、インパクトまでにスクエアに戻るように、無意識にフォワードスイングでの加速を加減することは十分考えられ、本来のヘッドスピードを出せなくなる。
この従来のウッドクラブのスイングのしにくさを解消し、ヘッド部でボールを正確に捉えやすいドライバーなどのゴルフクラブについて、特許文献1(特開平8−33742号公報)に開示されている。このウッドクラブは、シャフトの軸線を含む鉛直面上にクラブヘッドの重心を位置させることによって、スイングがしやすくボールに対する打撃が容易になり、また、ドロースルーでは重心部分で引っ張られるようになり、安定したフォロースルーが得られるというものである。
しかし、特許文献1のクラブは、ヘッドの重心がシャフトの延長線上又はそれよりも前方に存在しているが、この構成では、スイング中のインパクト時にシャフトがほぼ直線あるいはわずかにしなるに留まるため、インパクトの衝撃でフェースの向きが変化し、ボールの打ち出し方向が安定しない。このため、スイングを調整しながら振り抜く必要があり、その挙動が安定せず、操作性が低くなるという問題がある。
したがって、本発明が解決しようとする技術的課題は、スイング中の挙動が安定し、技術レベルを問わず、ゴルファー全般向けに操作性のよいゴルフクラブを提供することである。
本発明は、上記技術的課題を解決するために、以下の構成のゴルフクラブを提供する。
本発明の第1態様によれば、前面に打球面が形成されたクラブヘッドを備え、シャフトの軸線を含む鉛直面上に前記クラブヘッドの重心を有するゴルフクラブであって、
前記クラブヘッドは、前記シャフトと連結するヘッド本体部と、前記ヘッド本体部に固着されるフェース部とを備え、
前記フェース部は、クラブヘッドのフェース角がフックフェースとなるように構成されていることを特徴とする、ゴルフクラブを提供する。
前記クラブヘッドは、前記シャフトと連結するヘッド本体部と、前記ヘッド本体部に固着されるフェース部とを備え、
前記フェース部は、クラブヘッドのフェース角がフックフェースとなるように構成されていることを特徴とする、ゴルフクラブを提供する。
本発明の第2態様によれば、前記ヘッド本体部と前記シャフトは、前記ヘッド本体部の前後方向中間部分で連結されていることを特徴とする、第1態様のゴルフクラブを提供する。
本実施形態にかかるゴルフクラブは、本実施形態にかかるゴルフクラブでは、重心深度が0であることから、インパクト時すなわち、シャフトが下方に向く位置では、シャフト3がほぼ直線に戻っている。このためにフェース面が本来の位置に戻っていることとなるが、フェース角をフックフェースとすることでボールとの衝撃によるオープンフェースを防止することができる。よって、スイング中の挙動が安定するため、スイングの再現性が向上し、ミート率が上がる。また、シャフト軸回りの慣性モーメントは減少するが、フェースの開閉などの操作性は向上する。フェードやドローの打ち分けも意図通りにしやすいという効果がある。
以下、本発明の一実施形態に係るゴルフクラブについて、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施形態にかかるゴルフクラブの構成を模式的に示す斜視図であり、図2は図1のゴルフクラブの平面図であり、図3は図1のゴルフクラブの正面図である。図4は、図1のゴルフクラブの分解斜視図である。図1から図4に示すように、本実施形態に係るゴルフクラブ1は、クラブヘッド2、シャフト3、グリップ(図示せず)を備えている。
本実施形態のクラブヘッド2は、複数の部材が接合されて形成されている中空ゴルフクラブヘッドであり、長さ寸法Lが127mm以下、高さ寸法Hが71.1mm以下になるように構成されている。本実施形態のクラブヘッド2は、シャフト3が固定されるネック部11を含むヘッド本体部10(第1の構成部分)フェース面21を含むフェース部20(第2の構成部分)及びバックフェース部30(第3の構成部分)の3つの構成部分が接合して構成されている。
本実施形態に係るクラブヘッド2の第1の構成部分であるヘッド本体部10は、トウ部12、ソール部13、クラウン部14、ヒール部15を含む筒状の部材であり、例えば6−4Ti合金(Ti−6Al−4V)などのチタン合金を鋳造して形成されている。ヘッド本体部10は、前後端面16に位置する開口17には、フェース部20及びバックフェース部30が設けられ、中空上のクラブヘッド2を形成する。
図4に示したように、ヘッド本体部10の肉厚は、ゴルフボールを打撃したときの打撃力に耐えられる肉厚であれば良く、特に限定されない。
図1および図3に示したように、ソール部13は、ウッドタイプのゴルフクラブヘッドの底面に対応した、外側に膨らんだ湾曲した形状を有している。ソール部13の肉厚は、ゴルフボールを打撃したときの打撃力に耐えられる肉厚であれば良く、特に限定されない。代表的にはソール部13の肉厚は1.0〜4.0mmであるのが好ましい。また、後述するように、ソール部13には肉厚を薄くした部分が形成されていてもよい。
なお、ヘッド本体部10を構成するソール部13、トウ部12、ヒール部15は、クラウン部14と独立した部材として構成されていてもよい。例えば一枚のチタンまたはチタン合金板を展開図状にトリミングしてプレス加工し、ソール部13、トウ部12、ヒール部15を形成し、クラウン部14との境界部分で溶接して一体化することも可能である。
ネック部11は、ヘッド本体部の上面であるクラウン部14の約中央に設けられる。ネック部11の位置は、クラブヘッド2の重心Gの位置が、シャフト軸Aを含む鉛直面(シャフト軸面F)の位置のなるように形成される。すなわち、クラブヘッド2の重心深度が0となるような設計が本実施形態のクラブヘッド2の基本方針となる。ただし、詳細な設計を決める際には使用ボールとの相性や意図する弾道、製造誤差などを考慮して、ある程度の範囲を許容することができる。例えば、シャフト軸Aを含む鉛直面(シャフト軸面F)からクラブヘッドの重心までの距離は、8mm程度とすることができる。
なお、ネック部の位置は、ゴルフクラブの規則に適合するように設計することが好ましく、現在の規則では、横方向位置はクラブのヒール端から15.88mm以内になるように定められている。
クラブヘッド2の重心Gは、ヘッド本体部10のみの構成ではなくフェース部20及びバックフェース部30の構成及び接合位置などによっても異なるため、クラブヘッド2の全体構成としてみることが必要であるが、本実施形態では、ヘッド本体部2前後方向中央部に位置し、ネック部11がヘッド本体部2の中間部分になるように構成されている。このようにヘッド本体部2を構成することで、1つのヘッド本体部を左右用のクラブの本体部としても使用することができ、部品点数を少なくすることができる。
端的な例として、通常、重心深度が他のクラブより大きいドライバーやフェアウェイウッドにおいて、シャフトの中心線を含み飛球線と直交する平面に対して左右対称に近い形状とすると重心深度が0となる。ただし、クラブヘッド2の打面は1面のみと規定されているため、後方に位置するバックフェース部30は打面に適さない程度の曲面とするなどの差異をもたせる必要がある。
フェース部20は、ヘッド本体部10の縁に沿って、例えば、チタン合金板などをトリミングして板状のフェース部材を作成し、ヘッド本体部10の開口17を覆うように、ヘッド本体部10の前面側の端部16に溶接することにより取り付けられている。
フェース部20は、フェース面21の周囲に位置するクラウン部14、トウ部12、およびソール部12、ヒール部15と一体化され、クラブヘッド2の外郭を構成する。
フェース部20の肉厚は、ゴルフボールを打撃したときの打撃力に耐えられる肉厚であれば良く、特に限定されない。代表的にはフェース部20の肉厚はチタン合金を例にとると2.0〜4.0mmであるのが好ましい。
フェース部20のフェース面は、クラブヘッド2のフェース角が、フックフェースとなるように構成されている。フェース角θとしては、シャフトの硬度や個々のゴルファーのスイングの仕方により一概に規定できないが、例えば、3〜15度程度、好ましくは、5〜10度程度にすることが好ましい。
バックフェース部30は、ヘッド本体部10の縁に沿って、例えば、チタン合金板などをトリミングして板状に作成され、ヘッド本体部10の開口17を覆うように、ヘッド本体部10の後面側の端部16に溶接することにより取り付けられている。
バックフェース部30は、フェース面21の周囲に位置するクラウン部14、トウ部12、およびソール部12、ヒール部15と一体化され、クラブヘッド2の外郭を構成する。ただし、上記の通り、クラブヘッド2の後方に位置するバックフェース部30は打面に適さない程度の曲面を備えている。
バックフェース部30の肉厚は、ゴルフボールを打撃したときの打撃力に耐えられる肉厚であれば良く、特に限定されない。代表的にはフェース部20の肉厚は1.0〜3.0mmであるのが好ましい。また、クラブヘッド2の重心をクラブヘッドの中心部分に配置するようにするため、バックフェース部30は、フェース部20とほぼ同じ重量に構成されていることが好ましい。
次に、本実施形態に係るゴルフクラブをスイングしたときのクラブヘッド2の動作について説明する。シャフト3はインパクトの前後で撓り、戻る動きによりヘッドスピードを高める。すなわち、振り始めにおいては、シャフトは後方側に撓り、シャフトに対してクラブヘッド2は遅れて挙動する。しかし、本実施形態にかかるゴルフクラブでは、重心深度が0であることから、インパクト時すなわち、シャフトが下方に向く位置では、シャフト3がほぼ直線に戻っている。
クラブヘッド2が、ボールとの接触により打撃力を受けると、シャフト3に対してトウ側に位置する重心Gのために、インパクトの衝撃でクラブヘッド2は、プッシュアウトが発生しやすいと言われているフェースのオープン側に向くことになる。しかし、本実施形態においては、フックフェースとなるようなフェース角に構成されているため、インパクト時のフェース面はスクエアであり、プッシュアウトが抑制されることとなる。
以上説明したように、本実施形態に係るゴルフクラブ1は、挙動が安定するため、飛距離を求める場合は、通常より軽量で長いシャフトを装着することができる。これには、ヘッド重量が平均的な場合でも、ヘッドスピードを上げる次の要素を含んでいる。
本実施形態にかかるゴルフクラブ1は、インパクト直前にはシャフトがほぼ直線状になりヘッドがシャフトに与える負荷は比較的小さくなるため、通常より軽量のシャフトを用いても、必要な強度を得ることができる。このため、ゴルフクラブの総重量が軽くなり、一般に、同じシャフト長でもヘッドスピードが向上する。
また、同じテンポで振れるならば、シャフトが長い分ヘッドスピードを上げることができる。さらに、軽量で長いシャフトは同じフレックスでも撓りが大きく、シャフトが長い分以上に、フォワードスイングでヘッドを加速する距離が長くなるため、ヘッドスピードを上げることができる。
さらに、スイング中のヘッド挙動が安定するため、フォワードスイングでの加速を加減することなく振ることができるため、ヘッドスピードを上げることができる。
以上説明したように、本実施形態にかかるゴルフクラブ1は、スイング中の挙動が安定するため、スイングの再現性が向上する。ミート率が上がる。また、シャフト軸回りの慣性モーメントは減少するが、フェースの開閉などの操作性は向上するため、フェードやドローの打ち分けも意図通りにしやすい。
さらに、ボディを左右対称とすると、左打ちプレーヤー用のクラブと共通部品とすることができる。フェース部20や、バックフェース部30を左右対称とすると、これらも左打ちプレーヤー用のクラブと共通部品とすることができる。これらが実現すれば、生産コストの削減が期待できるとともに、左打ちプレーヤー用の同一製品を、ほぼ同時に提供できる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施可能である。例えば、本実施形態では、クラブヘッドは本体部、フェース部、バックフェース部により構成されているが、本体部がバックフェースを有するものであってもよく、本体部とフェース部の2部材で構成されていてもよい。
1 ゴルフクラブ
2 クラブヘッド
3 シャフト
10 クラブ本体部
11 ネック部
12 トウ部
13 ソール部
14 クラウン部
15 ヒール部
20 フェース部
21 フェース面
30 バックフェース部
2 クラブヘッド
3 シャフト
10 クラブ本体部
11 ネック部
12 トウ部
13 ソール部
14 クラウン部
15 ヒール部
20 フェース部
21 フェース面
30 バックフェース部
本発明は、ゴルフの使用するクラブのうち、ドライバー、フェアウェイウッド及びユーティリティクラブの一部を含む、いわゆるウッド形状のクラブに関する。
ゴルフは道具を用いてボールを打つスポーツであり、この点において野球やテニス、バドミントンなどと共通する点がある。ゴルフは静止しているボールを打つにもかかわらず、多くのアベレージゴルファーでは、満足できるショットの頻度は低く、それほど難しい状況でないにも拘わらずミスショットが多い。ミスショットの要因としては、ゴルフクラブの規則により、一部のパターでの例外を除き、スイングの力を伝達するグリップ部分からシャフトにかけての直線構造部分の延長線上にヘッドを設定することができないことが挙げられている。
最近のゴルフクラブヘッド、特にドライバーではクラブヘッドが大型になり、シャフト軸回りの慣性モーメントや重心深度が大きくなっている。このように大型化したヘッドを有するクラブでは、スイング動作中において、ヘッドの開閉を抑えることが奨められている。しかし、人間の体は、テークバックでフェースを開き、フォワードスイングで徐々に閉じていくという動作が自然である。特に、アイアンのショットでは、今なお、効率的にボールに力を伝えるためにはフェースの開閉動作が重要であると言われることが多い。
また、大型のヘッドは、フェース上の打点が理想的なエリアを若干外れてもボール初速の低下やボール軌道の曲がり(いわゆるスライス、フック)の程度は小さいといわれている一方、テークバックでヘッドを開く動きをすると、インパクトまでにスクエアに戻し切らずにプッシュアウトすることが少なくない。
これはフォワードスイング動作の問題ではなく、テークバックでヘッドを開く動き(本来は自然な動作)をすると、フォワードスイングの初期(グリップを脇まで引き下し、プレーヤーの正面から見てシャフトが縦になった段階)でヘッドのヒールからトゥが鉛直方向に近くなり、重力と振り下す力(ほぼ鉛直方向の下向き)により、フェースを開く方向に強い力が働くことによる。
このようなフェースの開きに対する反応として、ゴルファーにはフォワードスイング中にフェースを閉じる動作が求められる。その動作のひとつとしては、腕の返しを強く(速く)することあるが、逆にフェースが閉じ過ぎたインパクトになることもある。一方で、インパクトまでにスクエアに戻るように、無意識にフォワードスイングでの加速を加減することは十分考えられ、本来のヘッドスピードを出せなくなる。
この従来のウッドクラブのスイングのしにくさを解消し、ヘッド部でボールを正確に捉えやすいドライバーなどのゴルフクラブについて、特許文献1(特開平8−33742号公報)に開示されている。このウッドクラブは、シャフトの軸線を含む鉛直面上にクラブヘッドの重心を位置させることによって、スイングがしやすくボールに対する打撃が容易になり、また、フォロースルーでは重心部分で引っ張られるようになり、安定したフォロースルーが得られるというものである。
しかし、特許文献1のクラブは、ヘッドの重心がシャフトの延長線上又はそれよりも前方に存在しているが、この構成では、スイング中のインパクト時にシャフトがほぼ直線あるいはわずかにしなるに留まるため、インパクトの衝撃でフェースの向きが変化し、ボールの打ち出し方向が安定しない。このため、スイングを調整しながら振り抜く必要があり、その挙動が安定せず、操作性が低くなるという問題がある。
したがって、本発明が解決しようとする技術的課題は、スイング中の挙動が安定し、技術レベルを問わず、ゴルファー全般向けに操作性のよいゴルフクラブを提供することである。
本発明は、上記技術的課題を解決するために、以下の構成のゴルフクラブを提供する。
本発明の第1態様によれば、前面に打球面が形成されたクラブヘッドを備え、クラブをソールした状態のシャフトの軸線を含む鉛直面上に前記クラブヘッドの重心を有するゴルフクラブであって、
前記クラブヘッドは、前記シャフトと連結するヘッド本体部と、前記ヘッド本体部に固着されるフェース部とを備え、
前記フェース部は、クラブヘッドのフェース角がフックフェースとなるように構成されていることを特徴とする、ゴルフクラブを提供する。
前記クラブヘッドは、前記シャフトと連結するヘッド本体部と、前記ヘッド本体部に固着されるフェース部とを備え、
前記フェース部は、クラブヘッドのフェース角がフックフェースとなるように構成されていることを特徴とする、ゴルフクラブを提供する。
本発明の第2態様によれば、前記ヘッド本体部と前記シャフトは、前記ヘッド本体部の前後方向中間部分で連結されていることを特徴とする、第1態様のゴルフクラブを提供する。
本発明にかかるゴルフクラブは、重心深度が0であることから、インパクト時すなわち、シャフトが下方に向く位置では、シャフトがほぼ直線に戻っている。このためにフェース面が本来の位置に戻っていることとなるが、フェース角をフックフェースとすることでボールとの衝撃によるオープンフェースを防止することができる。よって、スイング中の挙動が安定するため、スイングの再現性が向上し、ミート率が上がる。また、シャフト軸回りの慣性モーメントは減少するが、フェースの開閉などの操作性は向上する。フェードやドローの打ち分けも意図通りにしやすいという効果がある。
以下、本発明の一実施形態に係るゴルフクラブについて、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施形態にかかるゴルフクラブの構成を模式的に示す斜視図であり、図2は図1のゴルフクラブの平面図であり、図3は図1のゴルフクラブの正面図である。図4は、図1のゴルフクラブの分解斜視図である。図1から図4に示すように、本実施形態に係るゴルフクラブ1は、クラブヘッド2、シャフト3、グリップ(図示せず)を備えている。
本実施形態のクラブヘッド2は、複数の部材が接合されて形成されている中空ゴルフクラブヘッドであり、長さ寸法Lが127mm以下、高さ寸法Hが71.1mm以下になるように構成されている。本実施形態のクラブヘッド2は、シャフト3が固定されるネック部11を含むヘッド本体部10(第1の構成部分)フェース面21を含むフェース部20(第2の構成部分)及びバックフェース部30(第3の構成部分)の3つの構成部分が接合して構成されている。
本実施形態に係るクラブヘッド2の第1の構成部分であるヘッド本体部10は、トウ部12、ソール部13、クラウン部14、ヒール部15を含む筒状の部材であり、例えば6−4Ti合金(Ti−6Al−4V)などのチタン合金を鋳造して形成されている。ヘッド本体部10は、前後端面16に位置する開口17には、フェース部20及びバックフェース部30が設けられ、中空上のクラブヘッド2を形成する。
図4に示したように、ヘッド本体部10の肉厚は、ゴルフボールを打撃したときの打撃力に耐えられる肉厚であれば良く、特に限定されない。
図1および図3に示したように、ソール部13は、ウッドタイプのゴルフクラブヘッドの底面に対応した、外側に膨らんだ湾曲した形状を有している。ソール部13の肉厚は、ゴルフボールを打撃したときの打撃力に耐えられる肉厚であれば良く、特に限定されない。代表的にはソール部13の肉厚は1.0〜4.0mmであるのが好ましい。また、後述するように、ソール部13には肉厚を薄くした部分が形成されていてもよい。
なお、ヘッド本体部10を構成するソール部13、トウ部12、ヒール部15は、クラウン部14と独立した部材として構成されていてもよい。例えば一枚のチタンまたはチタン合金板を展開図状にトリミングしてプレス加工し、ソール部13、トウ部12、ヒール部15を形成し、クラウン部14との境界部分で溶接して一体化することも可能である。
ネック部11は、ヘッド本体部の上面であるクラウン部14の約中央に設けられる。ネック部11の位置は、クラブヘッド2の重心Gの位置が、シャフト軸Aを含む鉛直面(シャフト軸面F)の位置となるように形成される。すなわち、クラブヘッド2の重心深度が0となるような設計が本実施形態のクラブヘッド2の基本方針となる。ただし、詳細な設計を決める際には使用ボールとの相性や意図する弾道、製造誤差などを考慮して、ある程度の範囲を許容することができる。例えば、シャフト軸Aを含む鉛直面(シャフト軸面F)からクラブヘッドの重心までの距離は、8mm程度とすることができる。
なお、ネック部の位置は、ゴルフクラブの規則に適合するように設計することが好ましく、現在の規則では、横方向位置はクラブのヒール端から15.88mm以内になるように定められている。
クラブヘッド2の重心Gは、ヘッド本体部10のみの構成ではなくフェース部20及びバックフェース部30の構成及び接合位置などによっても異なるため、クラブヘッド2の全体構成としてみることが必要であるが、本実施形態では、ヘッド本体部2前後方向中央部に位置し、ネック部11がヘッド本体部2の中間部分になるように構成されている。このようにヘッド本体部2を構成することで、1つのヘッド本体部を左右用のクラブの本体部としても使用することができ、部品点数を少なくすることができる。
端的な例として、通常、重心深度が他のクラブより大きいドライバーやフェアウェイウッドにおいて、シャフトの中心線を含み飛球線と直交する平面に対して左右対称に近い形状とすると重心深度が0となる。ただし、クラブヘッド2の打面は1面のみと規定されているため、後方に位置するバックフェース部30は打面に適さない程度の曲面とするなどの差異をもたせる必要がある。
フェース部20は、ヘッド本体部10の縁に沿って、例えば、チタン合金板などをトリミングして板状のフェース部材を作成し、ヘッド本体部10の開口17を覆うように、ヘッド本体部10の前面側の端部16に溶接することにより取り付けられている。
フェース部20は、フェース面21の周囲に位置するクラウン部14、トウ部12、およびソール部12、ヒール部15と一体化され、クラブヘッド2の外郭を構成する。
フェース部20の肉厚は、ゴルフボールを打撃したときの打撃力に耐えられる肉厚であれば良く、特に限定されない。代表的にはフェース部20の肉厚はチタン合金を例にとると2.0〜4.0mmであるのが好ましい。
フェース部20のフェース面は、クラブヘッド2のフェース角が、フックフェースとなるように構成されている。フェース角θとしては、シャフトの硬度や個々のゴルファーのスイングの仕方により一概に規定できないが、例えば、3〜15度程度、とりわけ、5〜10度程度にすることが好ましい。
バックフェース部30は、ヘッド本体部10の縁に沿って、例えば、チタン合金板などをトリミングして板状に作成され、ヘッド本体部10の開口17を覆うように、ヘッド本体部10の後面側の端部16に溶接することにより取り付けられている。
バックフェース部30は、フェース面21の周囲に位置するクラウン部14、トウ部12、およびソール部12、ヒール部15と一体化され、クラブヘッド2の外郭を構成する。ただし、上記の通り、クラブヘッド2の後方に位置するバックフェース部30は打面に適さない程度の曲面を備えている。
バックフェース部30の肉厚は、ゴルフボールを打撃したときの打撃力に耐えられる肉厚であれば良く、特に限定されない。代表的にはフェース部20の肉厚は1.0〜3.0mmであるのが好ましい。また、クラブヘッド2の重心をクラブヘッドの中心部分に配置するようにするため、バックフェース部30は、フェース部20とほぼ同じ重量に構成されていることが好ましい。
次に、本実施形態に係るゴルフクラブをスイングしたときのクラブヘッド2の動作について説明する。シャフト3はインパクトの前後で撓り、戻る動きによりヘッドスピードを高める。すなわち、振り始めにおいては、シャフトは後方側に撓り、シャフトに対してクラブヘッド2は遅れて挙動する。しかし、本実施形態にかかるゴルフクラブでは、重心深度が0であることから、インパクト時すなわち、シャフトが下方に向く位置では、シャフト3がほぼ直線に戻っている。
クラブヘッド2が、ボールとの接触により打撃力を受けると、シャフト3に対してトウ側に位置する重心Gのために、インパクトの衝撃でクラブヘッド2は、プッシュアウトが発生しやすいと言われているフェースのオープン側に向くことになる。しかし、本実施形態においては、フックフェースとなるようなフェース角に構成されているため、インパクト時のフェース面はスクエアであり、プッシュアウトが抑制されることとなる。
以上説明したように、本実施形態に係るゴルフクラブ1は、挙動が安定するため、飛距離を求める場合は、通常より軽量で長いシャフトを装着することができる。これには、ヘッド重量が平均的な場合でも、ヘッドスピードを上げる次の要素を含んでいる。
本実施形態にかかるゴルフクラブ1は、インパクト直前にはシャフトがほぼ直線状になりヘッドがシャフトに与える負荷は比較的小さくなるため、通常より軽量のシャフトを用いても、必要な強度を得ることができる。このため、ゴルフクラブの総重量が軽くなり、一般に、同じシャフト長でもヘッドスピードが向上する。
また、同じテンポで振れるならば、シャフトが長い分ヘッドスピードを上げることができる。さらに、軽量で長いシャフトは同じフレックスでも撓りが大きく、シャフトが長い分以上に、フォワードスイングでヘッドを加速する距離が長くなるため、ヘッドスピードを上げることができる。
さらに、スイング中のヘッド挙動が安定するため、フォワードスイングでの加速を加減することなく振ることができるため、ヘッドスピードを上げることができる。
以上説明したように、本実施形態にかかるゴルフクラブ1は、スイング中の挙動が安定するため、スイングの再現性が向上する。ミート率が上がる。また、シャフト軸回りの慣性モーメントは減少するが、フェースの開閉などの操作性は向上するため、フェードやドローの打ち分けも意図通りにしやすい。
さらに、ボディを左右対称とすると、左打ちプレーヤー用のクラブと共通部品とすることができる。フェース部20や、バックフェース部30を左右対称とすると、これらも左打ちプレーヤー用のクラブと共通部品とすることができる。これらが実現すれば、生産コストの削減が期待できるとともに、左打ちプレーヤー用の同一製品を、ほぼ同時に提供できる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施可能である。例えば、本実施形態では、クラブヘッドは本体部、フェース部、バックフェース部により構成されているが、本体部がバックフェースを有するものであってもよく、本体部とフェース部の2部材で構成されていてもよい。
1 ゴルフクラブ
2 クラブヘッド
3 シャフト
10 クラブ本体部
11 ネック部
12 トウ部
13 ソール部
14 クラウン部
15 ヒール部
20 フェース部
21 フェース面
30 バックフェース部
2 クラブヘッド
3 シャフト
10 クラブ本体部
11 ネック部
12 トウ部
13 ソール部
14 クラウン部
15 ヒール部
20 フェース部
21 フェース面
30 バックフェース部
本発明の第1態様によれば、前面に打球面が形成されたクラブヘッドを備え、クラブをソールした状態のシャフトの軸線を含む鉛直面上に前記クラブヘッドの重心を有するゴルフクラブであって、
前記クラブヘッドは、前記シャフトと連結するヘッド本体部と、前記ヘッド本体部に固着されるフェース部とを備え、
前記フェース部は、クラブヘッドのフェース角が5〜15度のフックフェースとなるように構成されていることを特徴とする、ゴルフクラブを提供する。
前記クラブヘッドは、前記シャフトと連結するヘッド本体部と、前記ヘッド本体部に固着されるフェース部とを備え、
前記フェース部は、クラブヘッドのフェース角が5〜15度のフックフェースとなるように構成されていることを特徴とする、ゴルフクラブを提供する。
Claims (2)
- 前面に打球面が形成されたクラブヘッドを備え、シャフトの軸線を含む鉛直面上に前記クラブヘッドの重心を有するゴルフクラブであって、
前記クラブヘッドは、前記シャフトと連結するヘッド本体部と、前記ヘッド本体部に固着されるフェース部とを備え、
前記フェース部は、クラブヘッドのフェース角がフックフェースとなるように構成されていることを特徴とする、ゴルフクラブ。 - 前記ヘッド本体部と前記シャフトは、前記ヘッド本体部の前後方向中間部分で連結されていることを特徴とする、請求項1に記載のゴルフクラブ。
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