JP2013545018A - 層状掃気2ストロークエンジンのエア供給装置 - Google Patents

層状掃気2ストロークエンジンのエア供給装置 Download PDF

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Abstract

層状掃気2ストロークエンジンのエア供給装置(1)では、キャブレタ側混合気通路(8)およびインシュレータ側混合気通路(21)により、キャブレタ(2)とインシュレータ(3)とを貫通する混合気通路(40)が形成され、キャブレタ側空気通路(9)およびインシュレータ側空気通路(22)により、空気通路(41)が形成され、キャブレタ(2)で唯一のボア(4)内には、スロットル操作に連動して回動するバタフライバルブからなるスロットルバルブ(13)が設けられ、空気通路(41)内には、当該空気通路(41)の内方側に膨出した流量調整手段(28)が設けられ、スロットルバルブを構成するバルブ体(17)の端縁の少なくとも一部は、アイドリング回転数に対応した初期位置から所定の回動角度で回動する間、流量調整手段(28)と近接している。

Description

本発明は、層状掃気2ストロークエンジンのエア供給装置に係り、特にキャブレタおよびインシュレータとを備えたエア供給装置に関する。
層状掃気型の2ストロークエンジンに用いられるキャブレタとしては、混合気を生成してエンジン本体へ供給するための混合気通路と、層状掃気用の空気を供給するための空気通路とを別々に備えているのが一般的である(例えば、特許文献1)。
特許文献1において、各通路を形成するためのボア内には、スロットル操作に連動したバタフライバルブがそれぞれ設けられ、流通するエアの流量調整が行われる。このようなキャブレタは、断熱性を有するインシュレータを介してエンジン本体のシリンダブロック等に取り付けられる。従って、インシュレータにも、混合気が流通する混合気通路と、層状掃気用の空気が流通する空気通路がそれぞれ設けられることになる。
一方、層状掃気型ではないコンベンショナルな2ストロークエンジン用のキャブレタは本来、空気流入用のボアが1つのみ設けられたシングルボアタイプであり、このボア内が混合気用の混合気通路となる。ここで、そのようなシングルボアタイプのキャブレタを層状掃気型の2ストロークエンジンに対応させるために、1つの混合気通路をさらに混合気通路と空気通路とに2分割することが知られている(例えば、特許文献1)。このようなキャブレタは、もともとシングルボアタイプであるから、スロットル操作と連動して動作するバタフライバルブとしては1つである。
シングルボアタイプのキャブレタは、層状掃気型の2ストロークエンジン用のものであっても、その大きさやバタフライバルブの動作機構は、コンベンショナルな2ストロークエンジン用のものと何ら変わりがなく、混合気通路と空気通路とを別々に有するキャブレタと比較して格段に小型であり、簡素である。従って、シングルボアタイプのキャブレタを層状掃気型の2ストロークエンジンに用いることは、エンジンの小型化を促進でき、かつ重量低減にも大きく貢献する。また、混合気通路と空気通路とを別々に有するキャブレタでは、スロットル操作を各々の通路に設けられたバタフライバルブのリターンスプリングに抗して行う必要があるため、操作時の負荷が大きい。これに対して、上述したシングルボアタイプのキャブレタでは、リターンスプリングが1つだけである。従って、シングルボアタイプのキャブレタを用いることは、小型軽量化のみならず、操作時の労力も軽減できるのである。
米国特許出願公開第2006/0219217号 国際公開第08/033062号
ところで、混合気通路と空気通路とを別々に有するキャブレタでは、空気通路側のバルブが開くタイミングを、混合気側のバルブが開くタイミングよりも遅らせている場合が多い。このようなタイミングの遅れは、各バルブを専用のリンク機構で連動させることで実現可能である。こうすることで、アイドリング回転数域から低中速回転数域までは、層状掃気用の空気のエンジン本体への供給が遮断され、アイドリング時の不安定な燃焼が改善される。
しかしながら、シングルボアタイプのキャブレタでは、スロットルと連動したバタフライバルブが1つであるため、アイドリング状態からスロットルを操作してバルブを動作させると、混合気通路側が開くのと同時に空気通路側も開いてしまい、上記の回転数域においても、エンジン本体側に層状掃気用の空気が供給されることになる。従って、シリンダ筒内では、燃料濃度の均一性が損なわれ、燃焼が不安定になる傾向がある。
本発明の目的は、シングルボアタイプであっても、低中速回転数以下での燃焼安定性を向上させることができる層状掃気2ストロークエンジンのエア供給装置を提供することにある。
本発明の層状掃気2ストロークエンジンのエア供給装置は、空気流入用のボアが1つのみ設けられとともに、前記ボア内にはスロットル操作に連動して回動するバタフライバルブからなるスロットルバルブが設けられ、かつ前記スロットルバルブが開くことで前記ボア内の当該スロットルバルブから下流側には、生成された混合気が流通するキャブレタ側混合気通路および前記空気がそのまま流通するキャブレタ側空気通路が実質的に形成されることになるキャブレタと、前記キャブレタの下流側に設けられるとともに、前記キャブレタ側混合気通路と連通したインシュレータ側混合気通路、および前記キャブレタ側空気通路と連通したインシュレータ側空気通路が設けられたインシュレータとを備える層状掃気2ストロークエンジンのエア供給装置であって、前記キャブレタ側混合気通路および前記インシュレータ側混合気通路により混合気通路が形成され、前記キャブレタ側空気通路および前記インシュレータ側空気通路により空気通路が形成され、前記空気通路内には、当該空気通路の内方側に膨出した流量調整手段が設けられ、前記スロットルバルブを構成するバルブ体の端縁の少なくとも一部は、アイドリング回転数に対応した初期位置から所定の回動角度で回動する間、前記流量調整手段と近接していることを特徴とする。
本発明によれば、空気通路にはスロットルバルブのバルブ体と近接した流量調整手段を設けるので、例えば、アイドリング回転数域から低中速回転数域までの所定の回動角度にある時に、バルブ体と流量調整手段とを互いに近接した状態に維持させれば、そのような回転数域では、混合気通路のみが開いて空気通路を遮断でき、層状掃気用の空気が供給されるのを抑制できる。従って、低中速回転数域以下において、シリンダ筒内の混合気濃度の均一性が保持され、層状掃気型の2ストロークエンジンにシングルボアタイプのキャブレタを用いた場合でも、安定した燃焼状態を実現できる。
本発明の層状掃気2ストロークエンジンのエア供給装置では、前記インシュレータの前記インシュレータ側空気通路の上流端側に、前記キャブレタ側に延出して前記キャブレタの前記キャブレタ側空気通路内に嵌合する延出部が設けられ、前記流量調整手段は、前記延出部に前記インシュレータの一部として設けられていてもよく、または、前記インシュレータは、前記層状掃気2ストロークエンジンのエンジン本体側に設けられるインシュレータ本体と、前記インシュレータ本体および前記キャブレタ間に介装される中間部材とで構成され、前記中間部材の前記インシュレータ側空気通路を形成する部分の上流端側に、前記キャブレタ側に延出して前記キャブレタの前記キャブレタ側空気通路内に嵌合する延出部が設けられ、前記流量調整手段は、前記延出部に前記中間部材の一部として設けられていてもよく、あるいは、前記流量調整手段は、前記キャブレタの前記キャブレタ側空気通路の下流端側に、当該キャブレタの一部として設けられていてもよい。
本発明の層状掃気2ストロークエンジンのエア供給装置において、前記スロットルバルブの前記バルブ体は、初期位置から20〜40°の回動角度までの間、前記流量調整手段と近接していることが望ましい。
20°に達していない回動角度で近接状態が解除されると、流量調整手段の形状によっては、低中速回転数域での層状掃気用の空気の供給量が多くなり、燃焼性能が十分に向上しない可能性がある。反対に、40°を越えた回動角度まで近接状態が維持されると、中速回転数域を超えても層状掃気用の空気が十分に供給されず、エミッションを十分に低減できない可能性がある。
本発明の層状掃気2ストロークエンジンのエア供給装置において、前記バルブ体と近接する前記流量調整手段の対向面は、前記バルブ体の回動軌跡に沿った球面であることが望ましい。本発明によれば、バルブ体と流量調整手段とが近接状態にある間は、互いのクリアランスを均一にでき、層状掃気用の空気の供給を確実に抑制できる。
本発明の層状掃気2ストロークエンジンのエア供給装置において、前記流量調整手段は、前記バルブ体の回動に伴って当該バルブ体との近接状態が徐々に解除されるように設けられていることが望ましい。
本発明によれば、バルブ体と流量調整手段との近接状態が一気に解除されることがないので、スロットルバルブの回動角度に応じたスムーズでむらのない流量調整を実現でき、燃焼状態をより安定させることができる。
本発明の一実施形態に係るエア供給装置を示す断面図。 前記エア供給装置でのバルブが開く直前の状態を示す断面図。 図2でのバルブの状態を下流側から見た拡大図。 前記エア供給装置でのバルブが開いた直後の状態を示す断面図。 図4でのバルブの状態を下流側から見た拡大図。 前記エア供給装置でのバルブが完全に開いた状態を示す断面図。 本発明の第1変形例を示す拡大図。 本発明の第2変形例を示す断面図。 本発明の第3変形例を示す断面図。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
図1において、本実施形態に係るエア供給装置1は、層状掃気型の2ストロークエンジンに用いられるものであり、混合気を生成するキャブレタ2と、キャブレタ2の下流側に設けられたインシュレータ3とを備えて構成される。なお、ここでの2ストロークエンジンとしては、刈払機、チェーンソウ、エンジンブロワ、ヘッジトリマ等の携帯型作業機に搭載されるエンジンである。
キャブレタ2の上流側には、図示しないエアクリーナが取り付けられる。インシュレータ3は図示しないエンジン本体のシリンダブロックに対して、キャブレタ2はインシュレータ3に対して、それぞれボルト等により固定される。また、インシュレータ3は、合成樹脂製であることで断熱性を有しており、エンジン本体からの熱がキャブレタ2側に伝達されるのを防止している。
キャブレタ2について具体的に説明する。
キャブレタ2は、エアが流通するボア4が1つのみ設けられたシングルボアタイプであり、キャブレタ2の外形形状や外部構造、大きさ等は、層状掃気型ではないコンベンショナルな2ストロークエンジン用のシングルボアタイプのものと同じである。ただし、層状掃気型に用いられる本実施形態のキャブレタ2では、ボア4の内部が板状のセパレータ5により2つの通路に分割されている。
2つの通路のうちの一方の通路は、ベンチュリー部6に燃料噴出用のメインジェット7を有するキャブレタ側混合気通路8であり、他方の通路は、層状掃気用の空気のみが流通するキャブレタ側空気通路9である。各通路8,9には、ボア4の円形状の入口開口10から共にエアが流入する。キャブレタ側混合気通路8では、入り込んだエアにメインジェット7からの燃料が噴出し、混合気が生成される。生成された混合気は、ボア4の円形状の出口開口11からインシュレータ3側に送られる。キャブレタ側空気通路9に流入したエアは、そのまま出口開口11からインシュレータ3側に送られる。
このようなキャブレタ2のボア4内には、上流側のチョークバルブ12と、その下流側のスロットルバルブ13とが設けられ、各バルブ12,13が図面の表裏方向に沿った回動軸14,15により回動する。本実施形態の各バルブ12,13は、板状で略円形のバルブ体16,17を有したバタフライバルブであり、各バルブ体16,17がスクリュー18,19によって前記回動軸14,15に固定されている。チョークバルブ12の回動は、図示しないチョークレバーの操作によって行われ、スロットルバルブ13の回動は、図示しないスロットルレバーの操作に連動して行われる。
図1では、チョークバルブ12は全開位置とされ、キャブレタ側混合気通路8およびキャブレタ側空気通路9は、入口開口10側において最も大きな開口面積で開放される。例えば、エンジンの始動時や暖機運転時以外は、チョークバルブ12は通常この位置で固定される。また、図1では、スロットルバルブ13は、アイドリング回転数に対応したアイドリング位置(初期位置)とされ、キャブレタ側混合気通路8およびキャブレタ側空気通路9は、出口開口11側において全閉状態とされている。ただし、キャブレタ側混合気通路8は、アイドリング回転数を維持する程度の混合気が供給されるよう、バルブ体17に設けられた連通開口を介して開放している。
そして、各バルブ12,13の間の位置に前記セパレータ5が設けられている。各バルブ12,13が共に全開位置に回動されているとき(図6参照)、各バルブ12,13のバルブ体16,17とセパレータ5とが略直線状に重なり、各通路8,9が互いに分割された状態で略完全に開放される。
なお、本実施形態では、ボア4内にセパレータ5が設けられているが、このようなセパレータ5は必要に応じて設けられればよく、省略可能である。セパレータ5が省かれた場合でも、スロットルバルブ13が開くことで、該スロットルバルブ13で仕切られる部分を含むその下流側には、キャブレタ側混合気通路8およびキャブレタ側空気通路9が実質的に形成されることになるからである。
次に、インシュレータ3について具体的に説明する。
インシュレータ3には、キャブレタ2のキャブレタ側混合気通路8と連通したインシュレータ側混合気通路21と、キャブレタ側空気通路9と連通したインシュレータ側空気通路22とが設けられている。ここで、キャブレタ側混合気通路8およびインシュレータ側混合気通路21により、キャブレタ2とインシュレータ3とを貫通する本発明の混合気通路40が形成され、キャブレタ側空気通路9およびインシュレータ側空気通路22により、キャブレタ2とインシュレータ3とを貫通する本発明の空気通路41が形成される。
インシュレータ側混合気通路21の下流端は、図示しないシリンダブロックの吸気ポートを介してクランケース内部に連通している。インシュレータ側空気通路22の下流端は、図示しない空気ポートを介して掃気通路の掃気ポート近傍と連通している。
このような吸気ポートおよび空気ポートは、往復動するピストンがピストンバルブとして機能することで開閉したり(ピストンバルブタイプ)、あるいはクランクケース内の圧力変動により動作するリードバルブによって開閉したりする(リードバルブタイプ)。ピストンが上昇し、クランクケース内が負圧になると、キャブレタ側混合気通路8で生成される混合気は、インシュレータ側混合気通路21、および吸気ポートを通してクランクケース内に供給される。
これと略同時に、キャブレタ側空気通路9内に流入する層状掃気用の空気は、インシュレータ側空気通路22および空気ポートを通して掃気通路の掃気ポート側に充填される。掃気通路に充填された空気は、掃気行程において、クランクケースからの混合気に先立って燃焼室内の燃焼ガスを掃気する。このように、層状掃気型の2ストロークエンジンでは、層状掃気用の空気にて初期掃気を行うことで、混合気に含まれる未燃燃料の掃気行程での排出を抑制でき、エミッションを良好にできる。
さて、インシュレータ3での各通路21,22は、中央のセパレート部23によって分離されており、インシュレータ側混合気通路21の上流側開口24、およびインシュレータ側空気通路22の上流側開口25は、それぞれ半円形状になっている。このうち、インシュレータ側空気通路22の上流側開口25には、開口部分の辺縁全周にわたってキャブレタ2側に延出した延出部26が設けられている。延出部26は、インシュレータ3全体の型成形時に同時に一体成型される部分であり、キャブレタ2がインシュレータ3に取り付けられている状態では、キャブレタ2のキャブレタ側空気通路9内に嵌合されている。
延出部26において、セパレート部23と連続した部分はフラット部27になっており、全開位置に回動されたスロットルバルブ13のバルブ体17が当接され、重なり合う。フラット部27は、スロットルバルブ13の回動軸線15Aに対して平行である(図3参照)。また、延出部26において、上流側開口25の円弧状部分に対応した部分には、上流側開口25を覆うように内方側に向けて膨出した流量調整手段28が、当該インシュレータ3の一部として設けられている。
流量調整手段28は、インシュレータ側空気通路22の下流側から見ると、図3に示すように、当該インシュレータ側空気通路22内に三日月状をなして膨出している。この際、流量調整手段28の両端は、フラット部27の両端から略同じ長さL1だけ離れて位置している。また、図1に示すように、流量調整手段28の断面形状は略三角形状とされている。より具体的に、流量調整手段28において、スロットルバルブ13の回動中にバルブ体17の端縁と近接することになる対向面は、バルブ体17の回動軌跡に沿った球面29になっている。
このような流量調整手段28は、スロットルバルブ13がアイドリング位置から回動し始めても、しばらくの間はバルブ体17の端縁との近接状態を維持する。このことから、キャブレタ側混合気通路8は、スロットルバルブ13の回動が開始されると同時に開き始め、インシュレータ側混合気通路21と即座に連通するのであるが、キャブレタ側空気通路9側では、インシュレータ側空気通路22との連通が遅れることになる。本実施形態では、図2、図3に示すように、スロットルバルブ13がアイドリング位置から回動を開始して20〜40°(本実施形態では40°)までは、キャブレタ側空気通路9が閉じた状態に維持される。
そして、図4、図5に示すように、スロットルバルブ13の回動角度が40°を越えると、キャブレタ側空気通路9が開き、インシュレータ側空気通路22と連通し、層状掃気用の空気がエンジン本体に供給される。40°の回動角度は、エンジン回転数としては低中速域に相当する。すなわち、本実施形態では、低中速回転数域内では、層状掃気用の空気がエンジン本体に供給されることはなく、低中速回転数域を超えてから供給されることになる。
さらに、図6に示すように、バルブ体17がフラット部27に当接されるまでスロットルバルブ13を回動させると、キャブレタ2側の各通路8,9は全開となり、各通路8,9の開口面積は最大となる。
なお、キャブレタ2内では、混合気側と空気側とがセパレータ5や、バルブ体17、および延出されたフラット部27等によって分離されているため、スロットルバルブ13の回動角度にかかわらず、混合気がインシュレータ側空気通路22側に混入することは殆どない。
以上説明したように、本実施形態のエア供給装置1によれば、インシュレータ側空気通路22の上流端側には、スロットルバルブ13のバルブ体17と近接した流量調整手段28が設けられているため、スロットルバルブ13がアイドリング回転数域から低中速回転数域の回動角度にある時では、キャブレタ側混合気通路8のみが開き、キャブレタ側空気通路9を遮断しておくことができる。従って、そのような回転数域では、層状掃気用の空気が供給されることがなく、シリンダ筒内の混合気濃度の均一性が損なわれるのを防止でき、層状掃気型の2ストロークエンジンにシングルボアタイプのキャブレタ2を用いた場合でも、安定した燃焼状態を実現できる。
本発明は、以上に説明した実施形態に限定されず、前述の目的を達成できる範囲での変形例は本発明に含まれる。
例えば、図7には、本発明の第1変形例として、流量調整手段28の形成位置を変更した例が示されている。前記実施形態では、流量調整手段28の両端は、フラット部27の両端から略同じ長さL1だけ離れて位置していたが(図3参照)、この第1変形例では、一端側が略フラット部27に位置し、他端側がフラット部27から長さL2だけ大きく離れている(L1<L2)。スロットルバルブ13の回動軸線15Aとフラット部27は、前記実施形態と同様に平行である。
この結果、キャブレタ側空気通路9の開き始めのタイミングは、前記実施形態と比較して僅かに早まるが(バルブ体17の回動と同時に開き始めてもよい)、流量調整手段28とバルブ体17との近接状態は、所定の回動角度を超えた時に流量調整手段28の全域にわたって一気に解除される訳ではなく、バルブ体17の端縁の一部から徐々に解除され、キャブレタ側空気通路9が次第に開放されることから、開き始めの段階での層状掃気用の空気の流量は十分に小さく、燃焼状態にさほど影響しない。むしろ、この第1変形例のように、キャブレタ側空気通路9を徐々に開放させることで、回動角度に応じたスムーズでむらのない流量調整を実現でき、燃焼状態をより安定させることができる。
また、第1変形例によれば、スロットルバルブ13が全開の状態では、キャブレタ側空気通路9の開口面積は前記実施形態と変わりがないことから、高回転域側での層状掃気用の空気を十分に供給できて、エミッションを確実に改善できる。
なお、流量調整手段28の形状等は、エンジンの排気量や要求される燃焼特性等を勘案して任意に決められてよく、前記実施形態や第1変形例の形状に限定されない。
さらに、フラット部27および流量調整手段28を有した延出部26をインシュレータ3とは別体の半円形のリング状に設けるとともに、インシュレータ3およびキャブレタ2に対して着脱自在に嵌合してもよい。この際、延出部26としては、流量調整手段28の形状が異なるものを複数種類用意しておき、要求される性能に応じて最適なものを選択して用いてもよい。
図8には、本発明の第2変形例として、インシュレータ3を、エンジン本体側のインシュレータ本体30と、このインシュレータ本体30およびキャブレタ2間に介装される中間部材31とで構成し、中間部材31でのインシュレータ側空気通路22を形成する部分に、当該中間部材31の一部として流量調整手段28を設けた例が示されている。中間部材31の材質は、合成樹脂であってもよいし、金属であってもよい。
このような第2変形例でも、構成は異なるが、前記実施形態と同様な効果を得ることができ、本発明の目的を達成できる。
図9には、本発明の第3変形例として、流量調整手段28をキャブレタ2に設けた例が示されている。すなわち、流量調整手段28は、キャブレタ側空気通路9の下流端近傍に、当該キャブレタ2の一部として設けられている。また、インシュレータ3側には、延出部26として、フラット部27のみが設けられている。
このような第3変形例でも、構成は異なるが、前記実施形態と同様な効果を得ることができ、本発明の目的を達成できる。
本発明は、刈払機、チェーンソウ、エンジンブロワ、ヘッジトリマ等の携帯型作業機に搭載される層状掃気2ストロークエンジンのエア供給装置として利用可能である。
1…エア供給装置、2…キャブレタ、3…インシュレータ、4…ボア、8…キャブレタ側混合気通路、9…キャブレタ側空気通路、13…スロットルバルブ、17…バルブ体、21…インシュレータ側混合気通路、22…インシュレータ側空気通路、26…延出部、28…流量調整手段、29…球面、30…インシュレータ本体、31…中間部材、40…混合気通路、41…空気通路。

Claims (7)

  1. 空気流入用のボアが1つのみ設けられとともに、前記ボア内にはスロットル操作に連動して回動するバタフライバルブからなるスロットルバルブが設けられ、かつ前記スロットルバルブが開くことで前記ボア内の当該スロットルバルブから下流側には、生成された混合気が流通するキャブレタ側混合気通路および前記空気がそのまま流通するキャブレタ側空気通路が実質的に形成されることになるキャブレタと、
    前記キャブレタの下流側に設けられるとともに、前記キャブレタ側混合気通路と連通したインシュレータ側混合気通路、および前記キャブレタ側空気通路と連通したインシュレータ側空気通路が設けられたインシュレータと
    を備える層状掃気2ストロークエンジンのエア供給装置であって、
    前記キャブレタ側混合気通路および前記インシュレータ側混合気通路により混合気通路が形成され、
    前記キャブレタ側空気通路および前記インシュレータ側空気通路により空気通路が形成され、
    前記空気通路内には、当該空気通路の内方側に膨出した流量調整手段が設けられ、
    前記スロットルバルブを構成するバルブ体の端縁の少なくとも一部は、アイドリング回転数に対応した初期位置から所定の回動角度で回動する間、前記流量調整手段と近接している
    ことを特徴とする層状掃気2ストロークエンジンのエア供給装置。
  2. 請求項1に記載の層状掃気2ストロークエンジンのエア供給装置において、
    前記インシュレータの前記インシュレータ側空気通路の上流端側には、前記キャブレタ側に延出して前記キャブレタの前記キャブレタ側空気通路内に嵌合する延出部が設けられ、
    前記流量調整手段は、前記延出部に前記インシュレータの一部として設けられている
    ことを特徴とする層状掃気2ストロークエンジンのエア供給装置。
  3. 請求項1に記載の層状掃気2ストロークエンジンのエア供給装置において、
    前記インシュレータは、前記層状掃気2ストロークエンジンのエンジン本体側に設けられるインシュレータ本体と、前記インシュレータ本体および前記キャブレタ間に介装される中間部材とで構成され、
    前記中間部材の前記インシュレータ側空気通路を形成する部分の上流端側には、前記キャブレタ側に延出して前記キャブレタの前記キャブレタ側空気通路内に嵌合する延出部が設けられ、
    前記流量調整手段は、前記延出部に前記中間部材の一部として設けられている
    ことを特徴とする層状掃気2ストロークエンジンのエア供給装置。
  4. 請求項1に記載の層状掃気2ストロークエンジンのエア供給装置において、
    前記流量調整手段は、前記キャブレタの前記キャブレタ側空気通路の下流端側に当該キャブレタの一部として設けられている
    ことを特徴とする層状掃気2ストロークエンジンのエア供給装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の層状掃気2ストロークエンジンのエア供給装置において、
    前記スロットルバルブの前記バルブ体は、初期位置から20〜40°の回動角度までの間、前記流量調整手段と近接している
    ことを特徴とする層状掃気2ストロークエンジンのエア供給装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の層状掃気2ストロークエンジンのエア供給装置において、
    前記バルブ体と近接する前記流量調整手段の対向面は、前記バルブ体の回動軌跡に沿った球面である
    ことを特徴とする層状掃気2ストロークエンジンのエア供給装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の層状掃気2ストロークエンジンのエア供給装置において、
    前記流量調整手段は、前記バルブ体の回動に伴って当該バルブ体との近接状態が徐々に解除されるように設けられている
    ことを特徴とする層状掃気2ストロークエンジンのエア供給装置。
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