JP2013544968A5 - - Google Patents

Description

好ましくは、その粒子の平均粒径が５μｍ以下である。

Claims (18)

1. 重量パーセントで
   ０．６％≦Ｃ≦０．９％、
   １７％≦Ｍｎ≦２２％、
   ０．２％≦Ａｌ≦０．９％、
   ０．２％≦Ｓｉ≦１．１％、
   ただし、０．８５％≦Ａｌ＋Ｓｉ≦１．９％、
   １．２％≦Ｃｕ≦１．９％、
   Ｓ≦０．０３０％、
   Ｐ≦０．０８０％、
   Ｎ≦０．１％
   の組成を有し、
   さらに任意に、重量パーセントで
   Ｎｂ≦０．２５％、
   Ｖ≦０．５％、
   Ｔｉ≦０．５％、
   Ｎｉ≦２％、
   Ｂ≦０．０１０％、
   を有し、
   残部が、鉄、および生産によって結果的に生じる不純物である、熱間圧延鋼板または冷間圧延鋼板。
2. ０．０７０％≦Ｎｂ≦０．２５％であることを特徴とする請求項１に記載の鋼板。
3. ０．０５０％≦Ｖ≦０．５％であることを特徴とする請求項１または２に記載の鋼板。
4. ０．０４０％≦Ｔｉ≦０．５％であることを特徴とする請求項１から３のいずれか一項に記載の鋼板。
5. ０．０００５％≦Ｂ≦０．０１０％であることを特徴とする請求項１から４のいずれか一項に記載の鋼板。
6. ０．４％≦Ａｌ≦０．８％であることを特徴とする請求項１から５のいずれか一項に記載の鋼板。
7. ０．２％≦Ｓｉ≦０．６％であることを特徴とする請求項１から６のいずれか一項に記載の鋼板。
8. １７％≦Ｍｎ≦１８％であることを特徴とする請求項１から７のいずれか一項に記載の鋼板。
9. その粒子の平均粒径が５μｍ以下であることを特徴とする請求項１から８のいずれか一項に記載の鋼板。
10. 析出した炭化物の鋼に対する表面比率が１．５％以下であることを特徴とする請求項１から９のいずれか一項に記載の鋼板。
11. 電気亜鉛めっきにより得られるＺｎコーティングまたは電気亜鉛めっきにより得られるＺｎ合金コーティングを備える請求項１から１０のいずれか一項に記載の鋼板。
12. 鋼板を製造するための方法であって、
    請求項１から８のいずれか一項に記載の組成を有する鋼の半完成製品が、スラブとして作製および鋳造され、
    次いで、前記半完成製品が、１，１００〜１，３００℃の温度にされ、
    次いで、前記半完成製品の熱間圧延が、熱間圧延鋼板を得るために実施され、圧延の終了時の前記半完成製品の温度が、少なくとも８９０℃であり、
    次いで、前記熱間圧延された半完成製品の焼入れが、少なくとも４０℃／ｓの速度で実施されると共に、前記圧延の終了時と前記焼入れの開始時との間の遅延を維持することによって、前記遅延および圧延の終了時の前記温度により決定される点が、Ａ（１４ｓ，９６５℃）Ｂ（１４ｓ，８９０℃）Ｃ（１２ｓ，８９０℃）Ｄ’（１０ｓ，８９０℃）Ｅ’（３ｓ，９００℃）Ｆ’（２ｓ，９６５℃）Ａのグラフによって規定される区域内に位置するようにし、前記熱間圧延鋼板は、前記遅延の間に外気中において自然冷却にさらされ、
    前記熱間圧延鋼板が、５８０℃以下の温度で巻きとられることを特徴とする方法。
13. 前記遅延および圧延の終了時の前記温度により決定される点が、Ａ（１４ｓ，９６５℃）Ｂ（１４ｓ，８９０℃）Ｃ（１２ｓ，８９０℃）Ｄ（１０ｓ，８９５℃）Ｅ（４ｓ，９００５）Ｆ（３．２ｓ，９６５℃）Ａのグラフによって規定される区域内に位置する、請求項１２に記載の方法。
14. 前記巻きとられた熱間圧延鋼板を、巻き出すステップと、
    少なくとも１つの冷間圧延／焼鈍サイクルを前記熱間圧延鋼板に対して適用して、冷間圧延鋼板を得るステップと、
    を特徴とする請求項１２または１３に記載の方法。
15. 前記冷間圧延／焼鈍サイクルの後に、３０％以下の圧延率レベルでの冷間変形が前記冷間圧延鋼板に対して適用されることを特徴とする、請求項１４に記載の方法。
16. 前記冷間変形は、加工硬化圧延、交互曲げによる引っ張り下におけるレベリング、および単純な絞り加工から選択される方法を利用して実現されることを特徴とする請求項１５に記載の方法。
17. 請求項１から１１のいずれか一項に記載の熱間圧延鋼板または冷間圧延鋼板の自動車産業における使用方法。
18. 前記板は、応力下で腐食を引き起こし得る条件下において使用されることを特徴とする請求項１７に記載の使用方法。