JP2013542430A - 携帯型物体のケースの上部を閉じるために用いられるクリスタル及びこのタイプのクリスタルを溶接する方法 - Google Patents

携帯型物体のケースの上部を閉じるために用いられるクリスタル及びこのタイプのクリスタルを溶接する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013542430A
JP2013542430A JP2013533144A JP2013533144A JP2013542430A JP 2013542430 A JP2013542430 A JP 2013542430A JP 2013533144 A JP2013533144 A JP 2013533144A JP 2013533144 A JP2013533144 A JP 2013533144A JP 2013542430 A JP2013542430 A JP 2013542430A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crystal
peripheral rim
case
welding
portable object
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013533144A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5475931B2 (ja
Inventor
ポーリ,ジャン−カルロ
Original Assignee
ザ・スウォッチ・グループ・リサーチ・アンド・ディベロップメント・リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ザ・スウォッチ・グループ・リサーチ・アンド・ディベロップメント・リミテッド filed Critical ザ・スウォッチ・グループ・リサーチ・アンド・ディベロップメント・リミテッド
Publication of JP2013542430A publication Critical patent/JP2013542430A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5475931B2 publication Critical patent/JP5475931B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C65/00Joining or sealing of preformed parts, e.g. welding of plastics materials; Apparatus therefor
    • B29C65/56Joining or sealing of preformed parts, e.g. welding of plastics materials; Apparatus therefor using mechanical means or mechanical connections, e.g. form-fits
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B39/00Watch crystals; Fastening or sealing of crystals; Clock glasses
    • G04B39/004Watch crystals; Fastening or sealing of crystals; Clock glasses from a material other than glass
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B39/00Watch crystals; Fastening or sealing of crystals; Clock glasses
    • G04B39/02Sealing crystals or glasses
    • G04B39/025Sealing crystals or glasses without special sealing parts
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04GELECTRONIC TIME-PIECES
    • G04G21/00Input or output devices integrated in time-pieces
    • G04G21/08Touch switches specially adapted for time-pieces
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G3/00Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
    • H02G3/02Details
    • H02G3/08Distribution boxes; Connection or junction boxes
    • H02G3/14Fastening of cover or lid to box
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/03Use of materials for the substrate
    • H05K1/0306Inorganic insulating substrates, e.g. ceramic, glass

Landscapes

  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)

Abstract

【課題】 携帯型の物体のケースの上部を閉じるために用いられるクリスタル、及びこのタイプのクリスタルを溶接する方法を提供すること。
【解決手段】 携帯型物体のケース(25)の上部を閉じるために用いられるクリスタルであって、このクリスタル(1)は、透明なプラスチック材料で作製され、超音波溶接によって携帯型物体のケース(25)に固定され、透明な導電材料で作製された1つ又はそれ以上の導電性経路(16)を支持する上面(2)及び底面(4)を有し、かつ、クリスタル(1)の周囲の少なくとも一部に沿って延びる周辺リム(8)を有し、周辺リム(8)はクリスタル(1)を携帯型物体のケースに超音波溶接するための少なくとも1つの表面を提供することにより特徴づけられる。
本発明は、このタイプのクリスタルのための超音波溶接方法にも関する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯型物体のケースの上部を閉じるために用いられるクリスタル(腕時計のガラス)に関する。より具体的には、本発明は、携帯型物体のケースの上に超音波溶接される透明なプラスチック材料で作製されたクリスタルに関する。
本発明において、「携帯型物体」とは、例えば、腕時計のような、ユーザの手首に付けることができる小さい寸法の物体である。これは携帯電話又は携帯型コンピュータとすることもできる。要するに、このタイプの物体は、電子部品又は電気機械部品を収容し、その基部が裏カバーにより閉じられ、その上部がクリスタル又はスクリーンにより閉じられるケースを含む。
静電容量式タッチキーを有する腕時計の具体的事例を検討する。これらのタッチキーは、透明な導電性材料で作製された電極を腕時計のクリスタルの底面(すなわち、腕時計のダイヤル側に面する表面)上に堆積することにより生成される。指を腕時計のクリスタル表面の近づけることにより、ユーザは、自分の指と対向する電極との間の静電容量に変動を生じさせる。この静電容量の変動は、腕時計の制御回路によって検出され、制御回路により命令の入力であると解釈される。次いで、入力された命令と関連した動作が、腕時計の制御回路により行われる。
静電容量の変動を感知するための電極は、酸化インジウムスズ(ITO)のような透明な導電性材料で作製される。これらの電極は、クリスタルの底面上に構築され、クリスタルの周縁部まで延びて、腕時計のケース内に配置された電子制御回路への接続を可能にする。クリスタルは、透明なプラスチック材料で作製され、同じくプラスチック製の腕時計のケースに超音波溶接される。より具体的には、導波管として知られる要素がクリスタルの周縁部上に配置される。この導波管は、超音波を集中させ、局所的加熱を生じさせ、その結果、クリスタルと腕時計のケースを溶融して溶接部をもたらす。
電極はクリスタルの周縁部に近接して延びるため、従って、超音波溶接中、厳しい機械的及び熱的応力を受ける。電極は剛性であるので、この応力に耐えるのは困難であり、電極が応力によって損傷すること又は基板から外れることさえあり得る。
さらに、このタイプのクリスタルを超音波溶接しようとしても、透明な導電性経路を作製する材料は、クリスタルを作製するプラスチック材料よりもずっと硬いため、透明な導電性経路の存在が、この作業を行うことを難しくする。その結果、プラスチックのクリスタルを腕時計の中間部に固定するのに通常用いられる解決法は、接着剤により結合することである。この解決法の欠点は周知であり、すなわち、時間の経過と共に接着剤が劣化し、そのことが密封の問題、さらに機械的抵抗の問題を生じさせる。
従って、本発明の目的は、クリスタルの底面から離れた超音波溶接面が設けられた透明なプラスチック材料製のクリスタルを提供することにより、他のものに加えて、この欠点を克服することである。
従って、本発明は、携帯型物体のケースの上部を閉じるために用いられるクリスタルに関し、このクリスタルは、透明なプラスチック材料で作製され、超音波溶接によって携帯型物体のケースに固定され、上面と、透明な導電材料で作製された1つ又はそれ以上の導電性経路を支持する底面とを有し、かつ、クリスタルの周囲の少なくとも一部に沿って延びる周辺リムを有し、この周辺リムは、クリスタルを携帯型物体のケースに超音波溶接するための少なくとも1つの表面を提供することによって特徴づけられる。
これらの特徴の結果、本発明は、超音波溶接の位置を、クリスタルの底面が延びる平面から離れた領域に移動させるための周辺リムを有する、携帯型物体のケースを閉じるためのクリスタルを提供する。このことにより、クリスタルの底面上に支持される、ITOなどの透明な導電材料で作製された導電性経路の損傷が防止される。実際は、この導電性経路は延性ではなく、従って、超音波溶接のために温度が上昇した場合の層間剥離の影響により剥離する傾向がある。周辺リムの存在により、超音波溶接は、透明な導電層がない表面上で、かつ、透明な導電層から十分離れて行われるので、超音波溶接により生じる機械的応力が、クリスタルの底面へのこれらの層の接着に影響を与えることはない。さらに、その断面が、周辺リムがクリスタルに接続される領域におけるクリスタルの断面より小さい周辺リムを提供することにより、必要とされる超音波エネルギーの量を低減させるので、超音波溶接がより容易になる。このことは、クリスタルの底面上に支持される構造体を保護する助けにもなる。
本発明の補完的な特徴によると、周辺リムは、上面及び底面を含み、周辺リムの底面は、クリスタルの底面よりも上面に近い。その結果、溶接領域は、熱及び熱により誘起される機械的応力に対して敏感な要素が構築されるクリスタルの底面からできるだけ遠く離れるので、これらの要素を可能な限り保護する。
本発明は、携帯型物体のケースの上部を閉じるために用いられるクリスタルのための超音波組み立て方法にも関し、このクリスタルは、透明なプラスチック材料で作製され、上面と対向する底面上に、透明な導電材料で作製された1つ又はそれ以上の導電性経路を支持し、この方法は、クリスタルが、該クリスタルの周囲の少なくとも一部に沿って延びる周辺リムを含み、この周辺リムは、クリスタルを携帯型物体のケース上に超音波溶接するための底面を提供し、底部溶接面はクリスタルの底面よりも上面に近いことにより特徴づけられる。
本発明の他の特徴及び利点は、本発明によるクリスタルの1つの実施形態の以下の詳細な説明からより明らかになり、この例は、添付図面に関する単なる限定されない例示として与えられる。
クリスタルが腕時計の中間部及びベゼルに接続される領域における、本発明による実質的に正方形の断面の周辺リムが提供され、周辺リムにより提供された第1の底部溶接面を介して腕時計の中間部に超音波溶接された、腕時計のクリスタルの部分断面図である。 周辺リムが、クリスタルがベゼルに超音波溶接される第1の溶接面に対して実質的に直角である第2の周辺溶接面を提供し、ベゼルもまた中間部に溶接されて腕時計の密封を保証する、図1のものと同様の図である。 周辺リムが、第1の底部溶接面に対して実質的に平行に延びる第3の上部溶接面を提供し、クリスタルが第3の表面を介してベゼルの上に超音波溶接され、ベゼルもまた中間部に超音波溶接されて腕時計の密封を保証する、図1のものと同様の図である。 クリスタルが、第2及び第3の溶接面を介してベゼルの上に同時に超音波溶接され、ベゼルもまた中間部の上に溶接された、図3のものと同様の図である。
本発明は、透明プラスチック材料で作製され、例えば、周辺カラーが接続される領域においてその断面がクリスタルの断面より小さい周辺カラーで腕時計のケースを閉じるクリスタルを設けるという、一般的な発明力のある着想から発する。従って、このカラーは、クリスタルの超音波溶接のための少なくとも1つの領域を与えるが、カラーの厚さが低減しているため、より少ない超音波エネルギーの提供が要求され、従って、溶接中にクリスタルを損傷するリスクが低減される。さらに、このカラーは、溶接位置を、クリスタルの底面から遠ざけ、このことも溶接中にクリスタルを保護する。これらの特徴は、ITOなどの透明な導電材料で作製されており、例えば、データを腕時計の制御回路に入力するための静電容量式タッチキー又はアンテナを形成する導電性経路が、クリスタルの底面上に構築される場合に特に有利である。実際は、ITOは硬質であり、従って脆く、その結果、超音波溶接中の局所的加熱によって生じる温度の上昇及び機械的応力に耐性がない。さらに、ITOで覆われた表面を超音波溶接することはできない。その結果、溶接位置を、ITOで作製された導電性経路から遠ざけることにより、ITOで作製された導電性経路を損傷するあらゆるリスクを回避することに加えて、溶接品質が大きく改善される。従って、本発明は、その欠点がよく知られている、すなわち、密封が不良であり、機械的抵抗が乏しいリスクをもつ接着剤を用いたクリスタルの結合に対する代替的な技術を提案する。
本発明は、腕時計ケースの上部を閉じるために用いられるクリスタルに関して説明される。言うまでもなく、本発明は、本実施形態に限定されるものではなく、携帯電話又はコンピュータの画面のような他の携帯型物体にも適用することができる。そうした場合、クリスタルは、下にある表示セルを保護するように意図された要素、又は、表示セルの実際の基板の1つとすることができる。
ここで、本発明による腕時計クリスタルの部分断面図である図1を参照する。全体として一般的な参照符号1により示される腕時計クリスタルは、ユーザの側に面する上面2と、腕時計のムーブメント6の側に面する底面4とを含む。図面を検証すると、上面2及び底面2は湾曲しており、互いに実質的に一定の距離をおいて延びていることが留意される。当然、図示されていない実施形態によると、クリスタル1の上面2及び底面2は平坦とすることができ、又は、互いに可変の距離をおいて延びることができる。クリスタル1は、超音波溶接することができる透明なプラスチック材料で作製される。
本発明によると、クリスタル1は、クリスタル1の周囲の少なくとも一部に沿って延びる周辺リム8を有する。腕時計クリスタルの場合、この周辺リムが、クリスタルの周囲全体にわたって延びることが好ましい。図1に見ることができるように、周辺リム8は、周辺リム8がクリスタル1に接続される領域において、クリスタル1の断面sより薄い厚さeを有する。
図1に示される例において、周辺リム8は、実質的に正方形の断面を有し、従って、互いに平行に、ある距離をおいて延びる第1の底部溶接面10及び第2の上部溶接面12を提供し、これらは、第1の底部溶接面10及び第2の上部溶接面12に対して実質的に直角に延びる第3の溶接面14により互いに接続される。
ここでは、周辺リム8を正方形の断面のカラーの形態で示すように選択された。もちろん、この例は、単に例証として与えられたものであり、周辺リムは、矩形、三角形、円形又は他の断面のような異なる断面を有することができる。
周辺リム8の底部溶接面10は、クリスタル1の底面4よりもクリスタル1の上面2に近い。以下により詳細に説明されるように、この構成は、酸化インジウムスズ(ITO)などの透明な導電材料で作製された導電性経路すなわち電極16がクリスタル1の底面4上に構築される場合に特に有利である。これらの電極16は、クリスタル1の上面2に軽くタッチするユーザの指と所定の電極16との間の静電容量を変化させることによりデータを腕時計の制御回路18に入力するためのタッチキーの製造に使用することができる。
この組立体は、特に、腕時計の制御回路18を収容するケーシング・リング20によって完成する。ベゼル22もまたクリスタル1の上面2に当接し、クリスタル1及びベゼル22によって形成される組立体が中間部24上に取り付けられて、腕時計のケース25を形成する。
図1の例において、クリスタル1は、中間部24の対応する肩部26に当接する第1の底部溶接面10を介して腕時計の中間部24の上に溶接される。溶接領域は、図1における円で示される。この第1の底部溶接面10は、クリスタル1の底面上に構築された電極16に対して平行に、かつ、電極16からある距離をおいて延びる。この構成は、クリスタル1を超音波溶接することを可能にする。実際は、現在まで、ITOの導電性経路によってクリスタルを超音波溶接することは不可能に近かったため、その底面がITO又は別の透明な導電性材料で作製された導電性経路で被覆されたこのタイプのクリスタルは、接着剤でしか結合できなかった。ITOは硬質材料であり、ITOが堆積されるプラスチック材料の層の超音波溶接・溶融を妨げる。さらに、ITOは、硬質であるため、脆く、従って、超音波溶接によって生じる温度上昇及び機械的応力に耐性がない。従って、ITO導電性経路を、超音波溶接が行われる領域から遠ざけることにより、導電性経路を損傷するリスクが回避される。ベゼル22は、クリスタル1の直径における対応する局所的増大部32の下にロックされた、基部における隆起部30を有するリング28を介して、クリスタル1の上に単にスナップ嵌めされるだけである。この場合、ベゼル22は単に装飾的機能を有するだけであり、クリスタル1と中間部24との間の溶接により保証される腕時計の密封に関与しない。
図2において、クリスタル1は、第1の底部溶接面10及び第2の上部溶接面12に対して実質的に直角に、すなわち、ケーシング・リング20が延びる平面に対して直角に延びる第3の溶接面14を介して、ベゼル22の上に超音波溶接される。溶接領域は、図2における円で示される。クリスタル1は、リング28の内面28a上でベゼル22に溶接され、一方、ベゼル22はリング28の外面28b上で中間部24に溶接され、腕時計の密封肢を保証することが分かる。
図3において、クリスタル1は、第1の底部溶接面10に対して平行に、かつ、この上に延びる第2の上部溶接面12を介して、ベゼル22に溶接される。溶接領域は、図3における円で示される。腕時計の密封を保証するために、ベゼル22が、肩部36に当接する環状リム34により、中間部24に溶接される。
図4に示される本発明の変形によると、第2の溶接面12及び第3の溶接面14を介して、クリスタル1をベゼル22に同時に溶接することが可能である。溶接領域は、図4における円で示される。従って、クリスタル1は、一方では、リング22の内面28a上、他方では、第1の底部溶接面10に対して平行に、かつ、この上に延びる第2の上部溶接面12上で、ベゼル22に溶接されることが分かる。密封目的のために、ベゼル22は、その環状リム34上で中間部24に溶接される。
クリスタル1を、一方では、図1に示されるように、第1の底部溶接面10を介して中間部24に溶接し、他方では、第2の溶接面12又は第3の溶接面14を介してベゼル22に溶接することを考えることも可能であることが明らかである。
1:クリスタル
2:上面
4:底面
6:腕時計のムーブメント
8:周辺リム
10:第1の底部溶接面
12:第2の上部溶接面
14:第3の溶接面
16:電極
18:腕時計の制御回路
20:ケーシング・リング
22:ベゼル
24:中間部
26、36:肩部
28:リング
28a:リングの内面
28b:リングの外面
30:隆起部
32:クリスタルの直径の局所的増大部
34:環状リム
e:厚さ
s:断面

Claims (9)

  1. 携帯型物体のケース(25)の上部を閉じるために用いられるクリスタルであって、前記クリスタル(1)は、透明なプラスチック材料で作製され、超音波溶接によって携帯型物体のケース(25)に固定され、上面(2)と、透明な導電材料で作製された1つ又はそれ以上の導電性経路(16)を支持する底面(4)とを有し、かつ、前記クリスタル(1)の周囲の少なくとも一部に沿って延びる周辺リム(8)を含み、前記周辺リム(8)は、前記クリスタル(1)を前記携帯型物体の前記ケースに超音波溶接するための少なくとも1つの表面を提供することを特徴とする、クリスタル。
  2. 前記周辺リム(8)は、前記周辺リム(8)が前記クリスタル(1)に接続される領域において、前記クリスタル(1)の断面(s)よりも薄い厚さ(e)を有することを特徴とする、請求項1に記載のクリスタル。
  3. 前記周辺リム(8)の前記断面は矩形又は正方形であることを特徴とする、請求項1〜請求項2のいずれかに記載のクリスタル。
  4. 前記周辺リム(8)は上面(12)及び底面(10)を有し、前記周辺リム(8)の前記底面(10)は、前記クリスタル(1)の前記底面(4)よりも前記クリスタル(1)の前記上面(2)に近く、前記周辺リム(8)の前記上面(12)及び前記底面(10)は、第3の溶接面(14)によって互いに接続されることを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれかに記載のクリスタル。
  5. 前記ケース(25)は、前記クリスタル(1)の前記上面(2)上に当接するベゼル(22)を含み、前記クリスタル(1)及び前記ベゼル(22)によって形成される組立体が中間部(24)上に取り付けられて腕時計の前記ケース(25)を形成し、前記クリスタル(1)は、前記周辺リム(8)によって提供される溶接面(10、12、14)の少なくとも1つを介して前記中間部又は前記ベゼル(22)に超音波溶接されることを特徴とする、前記腕時計の前記ケース(25)を閉じるために用いられる請求項4に記載のクリスタル。
  6. 携帯型物体のケース(25)の上部を閉じるために用いられるクリスタルのための超音波組み立て方法であって、前記クリスタル(1)は、透明なプラスチック材料で作製され、上面(2)と対向する底面(4)上に、透明な導電性材料で作製された1つ又はそれ以上の導電性経路(16)を支持し、前記方法は、前記クリスタル(1)が前記クリスタル(1)の周囲の少なくとも一部に沿って延びる周辺リム(8)を含み、前記周辺リム(8)は、前記クリスタル(1)を前記携帯型物体の前記ケースに超音波溶接するための底面を提供し、前記底部溶接面(10)は前記クリスタル(4)の前記底面(4)よりも前記上面(2)により近いことを特徴とする、組み立て方法。
  7. 前記携帯型物体の前記ケース(25)は、前記クリスタル(1)の前記上面(2)上に当接するベゼル(22)を含み、前記クリスタル(1)及び前記ベゼル(22)によって形成される組立体が中間部(24)上に取り付けられ、前記周辺リム(8)は、第3の溶接面(14)によって前記底部超音波溶接面(10)に接続された上部超音波溶接面(12)を提供し、前記クリスタル(1)は、前記底部溶接面(10)によって前記携帯型物体の前記ケース(25)の前記中間部(24)に溶接され、かつ、前記底部溶接面(12)又は前記第3の溶接面(14)の少なくとも1つによって前記ベゼル(22)に溶接されることを特徴とする、請求項6に記載の組み立て方法。
  8. 前記周辺リム(8)は、前記周辺リム(8)が前記クリスタル(1)に接続される領域において、前記クリスタル(1)の断面(s)より薄い厚さ(e)を有することを特徴とする、請求項6または請求項7のいずれかに記載の組み立て方法。
  9. 前記周辺リム(8)の前記断面は矩形又は正方形であることを特徴とする、請求項8に記載の組み立て方法。
JP2013533144A 2010-10-27 2011-09-26 携帯型物体のケースの上部を閉じるために用いられるクリスタル及びこのタイプのクリスタルを溶接する方法 Active JP5475931B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP10189101A EP2447790A1 (fr) 2010-10-27 2010-10-27 Glace servant à fermer par le haut la boîte d'un objet portable
EP10189101.8 2010-10-27
PCT/EP2011/066664 WO2012055656A2 (fr) 2010-10-27 2011-09-26 Glace servant a fermer par le haut la boite d'un objet portable et procede de soudage d'une telle glace

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013542430A true JP2013542430A (ja) 2013-11-21
JP5475931B2 JP5475931B2 (ja) 2014-04-16

Family

ID=43768945

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013533144A Active JP5475931B2 (ja) 2010-10-27 2011-09-26 携帯型物体のケースの上部を閉じるために用いられるクリスタル及びこのタイプのクリスタルを溶接する方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US9149983B2 (ja)
EP (2) EP2447790A1 (ja)
JP (1) JP5475931B2 (ja)
CN (1) CN103180787B (ja)
HK (1) HK1181477A1 (ja)
WO (1) WO2012055656A2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104827655B (zh) * 2014-02-11 2018-10-09 宁波舜宇光电信息有限公司 一种塑料结构件与透红外部件的结合方法
EP3106929A1 (fr) * 2015-06-16 2016-12-21 Nivarox-FAR S.A. Pièce à surface de soudage améliorée
JP6871904B2 (ja) * 2015-07-06 2021-05-19 ウッドウェルディング・アクチェンゲゼルシャフト 物体の接合方法およびそれに使用される輪郭体

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH251697A (fr) * 1944-05-17 1947-11-15 Colomb Henri Boîte étanche pour montres et appareils de mesure.
GB1281505A (en) * 1969-07-05 1972-07-12 Sakata Watch Co Ltd An improved watch
JPS5948677A (ja) * 1982-08-12 1984-03-19 エタ・ソシエテ・アノニム・フアブリツク・デボ−シエ ガラス蓋をウオツチケ−ス上に固定する方法及びガラス蓋によつて閉鎖されたケ−スよりなるウオツチ
JPH01276091A (ja) * 1988-03-23 1989-11-06 Eta Sa Fab Ebauches 時計ケース
JPH0487498U (ja) * 1990-12-14 1992-07-29
JPH11142541A (ja) * 1997-11-12 1999-05-28 Seiko Epson Corp 透光性カバー部材を備えた機器
EP1122620A1 (fr) * 2000-02-02 2001-08-08 Asulab S.A. Glace pour montre-téléphone
EP1128239A1 (fr) * 2000-02-24 2001-08-29 Asulab S.A. Objet portatif tel que, notamment, une pièce d'horlogerie, comprenant un transducteur piézo-électrique pour l'introduction manuelle de données
JP2002350573A (ja) * 2001-02-23 2002-12-04 Asulab Sa 電子機能作動手段を含む携帯物および上記電子機能を制御する方法

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4196577A (en) * 1976-12-27 1980-04-08 Citizen Watch Co., Ltd. Electronic timepiece
US4403315A (en) * 1979-07-23 1983-09-06 Citizen Watch Co., Ltd. Electronic timepiece assembly
EP0284899B1 (fr) * 1987-03-23 1991-01-16 Eta SA Fabriques d'Ebauches Boîte de montre, ensemble destiné à la constituer et procédé pour assembler ledit ensemble
US6053631A (en) * 1992-11-19 2000-04-25 Createc Patent Holding S.A. Plastic case with a support body for an electronic device
JP2917216B1 (ja) * 1998-02-17 1999-07-12 セイコーインスツルメンツ株式会社 熱発電ユニット並びに該ユニットを用いた熱発電時計
SG96198A1 (en) * 2000-02-24 2003-05-23 Asulab Sa Portable object such as, in particular, a timepiece, including a piezoelectric transducer for entering data manually
US6868046B2 (en) * 2000-11-17 2005-03-15 Asulab S.A. Electronic watch including capacitive keys on its crystal
EP1274150A1 (fr) * 2001-07-05 2003-01-08 Eta SA Fabriques d'Ebauches Montre-bracelet avec antenne
JP2005098975A (ja) * 2003-09-01 2005-04-14 Casio Comput Co Ltd 時計ケース
EP2048551B1 (en) * 2006-07-13 2018-10-17 Citizen Watch Co., Ltd. Clock with wireless function
BRPI0804270A2 (pt) * 2007-11-05 2009-07-14 Lg Electronics Inc terminal móvel
KR101587092B1 (ko) * 2008-11-04 2016-01-20 엘지전자 주식회사 이동 단말기
KR101529921B1 (ko) * 2008-11-04 2015-06-18 엘지전자 주식회사 와치형 단말기
CN102449560B (zh) * 2009-04-26 2016-12-21 耐克创新有限合伙公司 运动手表
KR101595384B1 (ko) * 2009-07-20 2016-02-18 엘지전자 주식회사 와치형 이동 단말기
KR101587138B1 (ko) * 2009-08-27 2016-02-02 엘지전자 주식회사 이동 단말기

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH251697A (fr) * 1944-05-17 1947-11-15 Colomb Henri Boîte étanche pour montres et appareils de mesure.
GB1281505A (en) * 1969-07-05 1972-07-12 Sakata Watch Co Ltd An improved watch
JPS5948677A (ja) * 1982-08-12 1984-03-19 エタ・ソシエテ・アノニム・フアブリツク・デボ−シエ ガラス蓋をウオツチケ−ス上に固定する方法及びガラス蓋によつて閉鎖されたケ−スよりなるウオツチ
JPH01276091A (ja) * 1988-03-23 1989-11-06 Eta Sa Fab Ebauches 時計ケース
JPH0487498U (ja) * 1990-12-14 1992-07-29
JPH11142541A (ja) * 1997-11-12 1999-05-28 Seiko Epson Corp 透光性カバー部材を備えた機器
EP1122620A1 (fr) * 2000-02-02 2001-08-08 Asulab S.A. Glace pour montre-téléphone
EP1128239A1 (fr) * 2000-02-24 2001-08-29 Asulab S.A. Objet portatif tel que, notamment, une pièce d'horlogerie, comprenant un transducteur piézo-électrique pour l'introduction manuelle de données
JP2002350573A (ja) * 2001-02-23 2002-12-04 Asulab Sa 電子機能作動手段を含む携帯物および上記電子機能を制御する方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP2447790A1 (fr) 2012-05-02
EP2633371A2 (fr) 2013-09-04
US20130153289A1 (en) 2013-06-20
CN103180787B (zh) 2015-09-09
HK1181477A1 (zh) 2013-11-08
WO2012055656A2 (fr) 2012-05-03
WO2012055656A3 (fr) 2012-06-28
CN103180787A (zh) 2013-06-26
EP2633371B1 (fr) 2014-08-13
US9149983B2 (en) 2015-10-06
JP5475931B2 (ja) 2014-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8514587B2 (en) Conductive structure
EP2090966B1 (en) Capacitive touch panel
TWI376623B (en) Touch panel and touch display panel
JP3145536U (ja) 統合タッチ構造のディスプレイパネル
TWI420364B (zh) 觸控式電子裝置及其相關組裝方法
KR101631766B1 (ko) 휴대용 택타일 전자 오브젝트
TWI473145B (zh) 觸控面板及其製作方法
JP5475931B2 (ja) 携帯型物体のケースの上部を閉じるために用いられるクリスタル及びこのタイプのクリスタルを溶接する方法
US10095339B1 (en) Touch panel
US9019715B2 (en) Touch panel and touch display panel
TWI550471B (zh) 觸控面板及其製造方法
JP2008257494A (ja) 入力装置とその製造方法、電気光学装置、及び電子機器
US20200073492A1 (en) Touch apparatus
JP2010015525A (ja) アイコンフィルムを備えるタッチパネル構造
JP2010128648A (ja) 入力装置およびその製造方法
CN105843452A (zh) 一种集成电阻触摸功能的低反射oled显示装置
KR20150145211A (ko) 터치 패널용 윈도우 및 이를 구비한 터치 윈도우
JP2013543625A (ja) タッチスクリーンパネル及びその製造方法
US20150123924A1 (en) Touch display device and touch device
CN109976572A (zh) 触控面板、触控显示装置及触控面板制作方法
JP5960261B2 (ja) タッチディスプレイ装置及びその製造方法
JP6706760B2 (ja) タッチセンサおよび電子機器
TW201229619A (en) Touch panel
TW201546683A (zh) 具有指紋識別功能的觸控面板
JP3163430U (ja) タッチパネルのスタッグ層組合せ構造

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140206

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5475931

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250