JP2013538421A - 高分解能x線装置用の微小焦点x線管 - Google Patents

高分解能x線装置用の微小焦点x線管 Download PDF

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Abstract

高分解能X線装置用の微小焦点X線管(11)は、ハウジング(34)、電子ビーム(24)を生成するための電子ビーム源(15)、およびターゲット(23)上に電子ビーム(24)を集束させるための集束レンズ(22)を備える。X線管(11)は、液体冷却媒体を循環させるために設置される、実質的に回転対称の環状の冷却チャンバ(30)を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ハウジング、電子ビームを生成するための電子ビーム源、およびターゲット上に電子ビームを集束させるための集束レンズを備える高分解能X線装置用の微小焦点X線管に関する。
そうしたX線管は、例えば、高分解能コンピュータ断層撮影装置用に知られている。
検出器技術、計算能力および記憶容量における進歩、ならびに微小焦点X線管の分解能の向上により、微小CTによって、サブミクロンの範囲までの非常に高い空間分解能(ボクセルサイズ)でボリューム再構成が可能である。
高分解能で再構成するために必要なすべてのX線投影の測定には、通常、数時間かかるため、サンプル投影の熱的に誘起される変位が検出器上で著しい問題を起こす。これらの変位は、ソフトウェアをベースとしたアルゴリズムを使用して補正されることが知られているが、こうして実現される分解能の改善には限度がある。
熱的に鈍感なマニピュレータ上の集束点に管を固定することはできないので、決定的に重要な構成部品は、X線管である。X線管は、マニピュレータ上の焦点と管のアタッチメントとの間の、管状のハウジング上の熱的に敏感な(通常、金属の)接続部にいつもあり、そのためさらなる手段がなければ、測定持続時間全体にわたってX線管の焦点位置が、かなり移動することになる。
測定持続時間全体にわたって、X線管の焦点位置をできる限り一定に維持するための通常の手段は、走査を開始する前に、管を動作温度にまで加熱し、熱平衡に達するまで待つことにある。しかし、X線管の質量が相当にあり、付随する熱容量が大きいため、熱平衡に達するまで、数時間かかる。さらに、熱平衡は、管の各パラメータの変化にともなって再び乱され、さらに著しい遅れを引き起こす。
米国特許第2608664号明細書
本発明の目的は、産業用途において、より短い時間でより高い分解能でデータを得ることを可能にする微小焦点X線管を提供することである。
本発明は、独立請求項1の特徴を用いてこの問題を解決する。冷却チャンバを通って流れる冷却媒体を用いてX線管を冷却することにより、熱的に誘起される焦点位置の変位が打ち消される。ここでの決定的な特徴は、本発明による冷却チャンバが本質的に回転対称であるということである。そのために、回転対称の熱入力により、具体的には、電子光学系におけるエネルギーの消費、および管状ハウジングの表面全体にわたる熱エネルギーの吸収により主に生成される、管における実質的に回転対称の温度分布が、管が熱平衡にない場合でも、きちんと得られる。管における回転対称の温度分布を維持することによって、焦点の横方向変位、すなわち焦点面に構成される、回転軸に垂直な方向の変位を、極めて効果的に抑えることができる。焦点面内でのこれらの変位は、検出器の空間分解能に大きな影響があるため、本発明によって、ボリューム再構成における空間分解能の著しい向上を実現できる。管の予備加熱および熱平衡を調節するために待機することが省略でき、これによって全体の測定持続時間が相当に低減される。
本発明による本質的に回転対称の冷却により、本質的に集束点の軸方向の熱変位のみが残る。これらは、検出器の空間分解能にあまり有害な影響を与えない。さらに、必要な場合は、冷却能力を向上することによって、すなわち適切に設計された冷却ポンプによって、焦点の軸方向の熱変位を、効果的に防ぐことができる。
本発明は、特に著しいずれが冷却の回転対称によって軸方向端部領域に生じる場所において、環状の冷却チャンバを通る、回転軸の周りに螺旋状に配置された特定の冷却配管によって有利に区別される。
冷却チャンバの断面積は、長手方向断面において、冷却チャンバに接続される冷却管の断面積の少なくとも5倍、より好ましくは少なくとも10倍の大きさであるのが好ましい。この特徴は、所与のサイズに対して冷却チャンバにおける冷却体積を最も大きくできるため、特に効率的な冷却に寄与する。同じ理由で、好ましくは、冷却チャンバの正味の内部寸法は、長手方向断面において、冷却チャンバの壁厚より大きく、その結果、利用可能空間と同程度の空間が冷媒体積として使用される。
冷却チャンバは、環状の円筒状に形成され、冷却チャンバの径方向の内部壁および径方向の外部壁が、円筒状に成形されるのが好ましい。この形態によって、所与のサイズで冷却できる体積が最も大きくできるため、特に効率的な冷却が可能となり、製造技術の点から見ても有利である。
冷却媒体用の入口および出口は、管の円周方向において相互にオフセットされて配置され、より好ましくは少なくとも90°、さらにより好ましくは180°オフセットされて、すなわち、それぞれが、管軸に関して反対側に配置されるのが好ましい。この配置によって、冷却チャンバの体積全体を均一に流れることができる。
本発明は、添付図面参照して、有利な実施形態に基づいて以下に説明される。
微小コンピュータ断層撮影システムの概略図である。 微小コンピュータ断層撮影システムの概略図である。 長手方向軸に垂直なX線管の断面図である。 第2の実施形態におけるX線管の長手方向断面図である。 第3の実施形態におけるX線管の長手方向断面図である。 図3に対する代替の実施形態における長手方向軸に垂直なX線管の断面図である。
図1に示されるように、微小コンピュータ断層撮影装置は、サンプル13の1組のX線投影を受け取るように構成されたX線システム10を備える。この目的のために、X線システム10は、微小焦点X線管11、X線管11の集束点すなわち焦点16を基に放射されるX線放射14、撮像X線検出器12、および垂直軸の周りにサンプル13を回転させるために好ましくは設置されるサンプル保持具20を備える。X線検出器12は、好ましくは表面検出器、具体的には平面パネル検出器であるが、線形検出器も可能である。サンプル13の1組のX線投影は、それぞれ、例えば、定められた小さな角度ステップを受け取り、サンプル保持具20を少しずつ回転させることによって各回転角度においてX線投影を記録する。X線システム10は、垂直軸周りのサンプル保持具20の回転に限定されない。別法として、例えば、X線管11およびX線検出器12は、静止したサンプル13の周りを回転する。
X線投影は、X線検出器12から読み込まれ、計算装置41に伝達され、そこでサンプル13の再構成された3次元のボリュームデータが、基本的に知られている再構成アルゴリズムによって、記録されたX線投影の組から計算され、例えば画面42上に表示されうる。また、計算装置41は、図1に示されるように、X線源11、サンプル保持具20、およびX線検出器12を制御するために設置することができ、あるいは別個の制御装置を設けることができる。
微小焦点X線管11は、カソードエレメント15、ウェーネルト円筒21、アノード19、好ましくは電磁レンズとして設計された集束レンズ22、および電子ビームターゲット23を含む。さらに、さらなる電磁レンズ25が、設けられてもよく、このレンズ25は、電子ビーム24の周りに、ほぼ平行に位置合わせされたコンデンサレンズとして、または中間画像を生成するために好ましくは設置されるが、コンデンサレンズ25は、絶対に必要というわけではない。また、微小焦点X線管11は、図示しないビーム位置調節用の偏向器を含むのが都合がよい。微小焦点X線管11は、ターゲット23上の最小の焦点すなわち集束点が、10μm以下、好ましくは4μm以下、さらにより好ましくは2μm以下になるように構成される。
微小焦点X線管11は、複数の区画から構成されうるハウジングをさらに備える。具体的には、カソードエレメント15を収容し、アノード19を形成するハウジング部35を設けることができ、集束レンズ22を囲むハウジング部36を設けることができ、任意で、例えば、コンデンサレンズ25を配置することが可能な、中間に配置される中央のハウジング部37があってもよい。ハウジング部36を囲むコイル33には、断熱材、具体的には、熱平衡の設定を妨げる非金属の遮蔽物あるいは層がないのが有利である。
X線管11は、環状の冷却チャンバ30を備え、このチャンバ30は、図示しない冷媒ポンプと共に、冷媒配管38を介して冷却回路に接続される入口31および出口32を有する。このようにして、液体冷媒、具体的には水または油が、冷却チャンバ30を通って流れ、その結果、様々な内部および外部の熱源からの熱エネルギーの入力ならびに関連する集束点16の管取り付け台39に対する変位が、打ち消される。言及した熱源は、例えば、ターゲット23への電子ビーム24の衝突、電子光学部品22におけるエネルギー散逸、および管ハウジング34の表面全体にわたる熱エネルギーの吸収により発生する。
冷却チャンバ30は、図3および6において最もよくわかるように、リング状に閉じている。図3の実施形態において、冷却チャンバ30の内部を流れる液体は、円周状にくまなく行きわたる。本実施形態においては、入口31および出口32は、図3に示されるように、好ましくは互いに180°オフセットされ、すなわち、反対側に配置され、その結果、冷却チャンバ30をできるだけ均一に通過することになり、冷却媒体に対する流れに優先的な方向が全く形成されない。
しかし、図6の実施形態においては、径方向の仕切り48が、冷却チャンバ30内に設けられており、この仕切り48が、円周上のある点で冷却チャンバ30の内部を流れる流体を遮断する。この場合、入口31および出口32は、冷却チャンバ30を通る完全な流れが実現されるように、仕切り48の両側の仕切り48の領域に適切に配置される。また、本実施形態において、入口と出口は、本質的に円周方向にオフセットすることはできず、代りに、軸方向にオフセットして配置することができる。
図6による実施形態は、本発明の特徴である「実質的に回転対称の」とは、冷媒用の入口31および出口32、冷却チャンバ内の任意の仕切壁48を除いて回転対称であることを意味しており、任意でさらに、回転対称が機能要素を実質的に妨げないことを示している。軸方向、径方向、および回転対称という用語は、本願では管11の長手方向軸を参照しており、この軸は、カソード15とターゲット23との間の電子ビーム24の中心軸によって定義される。
図2の実施形態において、冷却チャンバ30は、管状のハウジング34に対して配置され、具体的には、集束レンズ22が、取り囲むハウジング区画36の周りに配置される。本実施形態において、冷却チャンバ30は、主として軸方向に延在し、すなわち、その軸方向の伸長部が、好ましくは、その径方向の伸長部の少なくとも2倍の大きさである。例えば、集束レンズ22のコイル33の軸方向の長さに合わせて冷却チャンバ30の軸方向の長さを調節することができる。
図4および5の実施形態において、冷却チャンバ30は、管状のハウジング34内に配置されている。図4に示される変形形態においては、冷却チャンバ30は、ハウジング部36を囲む集束レンズ22の外側に、ここでは中央のハウジング部37に配置されている。図5に示される変形形態においては、冷却チャンバ30は、コイル33に隣接するハウジング部36を囲む集束レンズ22内に直接配置されている。両方の実施形態において、冷却チャンバ30は、主に径方向に延在し、すなわち、その径方向の伸長部が、好ましくは軸方向の長さよりも少なくとも50%大きい。例えば、集束レンズ22のコイル33の径方向の長さに合わせて冷却チャンバ30の径方向の長さを調節することができる。
図2、4および5による実施形態において、集束レンズ22のコイル33が管11における主な熱源であるため、冷却チャンバ30は、集束レンズ22のコイル33に隣接して配置されている。しかし、本発明は、冷却チャンバ30が集束レンズ25に隣接する配置には限定されない。
図2〜6による実施形態において、冷却チャンバは、環状円筒の好ましい形態を有する。冷却チャンバ30の径方向の外部壁45および径方向の内部壁46は、したがって円筒状に成形されている。閉じた冷却チャンバ30の形成に必要な側壁47は、好ましくは円板状である。
冷却チャンバ形成壁45、46、47は、好ましくは、少なくとも50W/mKの良好な熱伝導度を有する材料から成り、具体的には、アルミニウム、銅、および/または真鍮をベースとする材料から作られる。
図2、4および5からわかるように、長手方向断面における冷却チャンバ30の断面積は、接続部31および32を介して冷却チャンバ30と接続される冷却配管38の断面積の10倍を超える大きさである。したがって、冷却チャンバ30内の冷却媒体の流速は、好ましくは、接続部31および32を介して冷却チャンバ30に接続される冷却配管38内の10分の1未満である。長手方向断面における冷却チャンバ30の正味の内部寸法は、壁45〜47の壁厚より実質的に大きく、その結果、利用可能空間と同程度の空間が冷媒流として使用される。前述の特徴は、所与のサイズで冷却チャンバ30における冷却体積が最大となるため効率的な冷却に寄与する。
本発明は、冷媒入口31、冷媒出口32、および任意選択の、仕切り48に限定されない。複数の冷媒入口31、複数の冷媒出口32、および/または複数の仕切壁48を有する他の実施形態が考えられる。
管11は、例えば、互いに軸方向にオフセットされうる複数の冷却チャンバ30を有することができる。
冷却チャンバ30は、透過形ターゲットを備えた管11に関して上で説明された。冷却チャンバ30は、直接ビーム幾何形状、すなわち反射形ターゲットを備えた管11に、さらなる代替物なしに有利に容易に使用されうる。
管11は、CT装置における好ましい用途について上で説明された。しかし、部品の産業用X線検査またはX線測定用の他の用途が考えられる。一般に、X線管11は、撮像検出器を有する高分解能X線装置において有利に使用されうる。
10 X線システム
11 X線管
12 X線検出器
13 サンプル
14 X線放射
15 カソードエレメント、電子ビーム源
16 集束点
19 アノード
20 サンプル保持具
21 ウェーネルト円筒
22 集束レンズ
23 ターゲット
24 電子ビーム
25 電磁レンズ
30 冷却チャンバ
31 入口
32 出口
33 コイル
34 ハウジング
35 ハウジング
36 ハウジング
37 ハウジング
38 冷媒配管、冷却配管、冷却ダクト
39 管取り付け台
41 計算装置
42 画面
45 外部壁
46 内部壁
47 側壁
48 仕切り

Claims (9)

  1. ハウジング(34)、電子ビーム(24)を生成するための電子ビーム源(15)、およびターゲット(23)上に電子ビーム(24)を集束させるための集束レンズ(22)を備える高分解能X線装置用の微小焦点X線管(11)であって、液体冷却媒体を循環させるために設置された実質的に回転対称のリング状の冷却チャンバ(30)を有することを特徴とする、X線管(11)。
  2. 長手方向断面における前記冷却チャンバ(30)の断面積が、前記冷却チャンバ(30)に接続されるべき冷却ダクト(38)の断面積よりも少なくとも5倍大きいことを特徴とする、請求項1記載のX線管。
  3. 長手方向断面における前記冷却チャンバ(30)の正味の内部寸法が、冷却チャンバ壁(45〜47)の壁厚より大きいことを特徴とする、請求項1乃至2のいずれか1項記載のX線管。
  4. 前記冷却チャンバ(30)が、環状円筒の形状を有することを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1項記載のX線管。
  5. 前記管の円周方向における前記冷却媒体用の入口(31)および出口(32)が、互いにオフセットされて配置されていることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか1項記載のX線管。
  6. 前記冷却媒体用の入口(31)および出口(32)が、管軸に関して反対側に配置されていることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか1項記載のX線管。
  7. 前記冷却チャンバ(30)が、前記集束レンズ(22)のコイル(33)に隣接して配置されていることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか1項記載のX線管。
  8. 前記冷却チャンバ(30)を形成する前記壁(45〜47)が、少なくとも50W/mKの熱伝導率を有する材料から成ることを特徴とする、請求項1乃至7のいずれか1項記載のX線管。
  9. 前記冷却チャンバ(30)を形成する前記壁(45〜47)が、アルミニウム、銅、および/または真鍮をベースとする材料から成ることを特徴とする、請求項1乃至8のいずれか1項記載のX線管。
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