JP2013537962A - パワートレインでのシフトハンティングを防止するためのシステムおよび方法 - Google Patents

パワートレインでのシフトハンティングを防止するためのシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

パワートレインでのシフトハンティングを防止するための方法が開示される。パワートレインは、エンジンと、バリエータ、第1のギヤセット、および第2のギヤセットを有するトランスミッションとを含む。エンジンは、第1の実質的に一定の速度で動作される。第1のトランスミッションシフト状態が検出される。動作パラメータに応じて、シフトハンティング防止法の群から、1つまたは複数のシフトハンティング防止法が選択される。1つまたは複数のシフトハンティング防止法は、第1のトランスミッションシフト状態の検出に応じて実施される。

Description

本開示は、一般に、無段変速機に関する。特に、本発明は、無段変速機のシフティングに関する。
トランスミッションを含む車両または機械がトランスミッションのシフト点付近の領域内で動作されるとき、トランスミッションがシフトハンティングを受けることがある。シフトハンティングは、燃料消費の増加、操作者の不快感または苛立ち、およびトランスミッション摩耗または損壊を引き起こすことがある。シフト点の遅延は、シフトハンティング状態を緩和することがあるが、非同期シフトを引き起こすことがある。ドライブトレインが、トルク変換器など可撓性継手または流体継手を含むとき、これらの継手が非同期シフトからの衝撃を吸収することができる。しかし、可撓性継手または流体継手を備えないドライブトレインでは、非同期シフトに起因するドライブラインへの力および衝撃が、損壊、摩耗、および構成要素の故障をもたらすことがある。非同期シフトによるがたつきは、操作者の不快感または苛立ちを引き起こすことがある。
(特許文献1)は、電子トランスミッション制御デバイスを備える自動車オートマチックトランスミッションのギヤシフトの振動を防止するための方法を開示する。この制御デバイスは、測定された車両加速度と理論上の車両加速度との比較から、現在の走行抵抗を監視して、そこから加速度の差の値を求める。エンジントルクは、以下の場合に減少される。(a)自動車のアクセルペダルの位置が第1の制限値よりも大きい場合、(b)加速度の差が第2の制限値よりも大きい場合、(c)測定された車両加速度が正の第3の制限値よりも大きい場合、(d)次に高いギヤでの理論上の衝突が、第4の制限値よりも小さい場合、および(e)現在のエンジン速度が第5の制限値よりも大きい場合。
米国特許第6,663,534号明細書 米国特許第7,530,913B2号明細書
一態様では、パワートレインでのシフトハンティングを防止するための方法が開示される。パワートレインは、エンジンと、バリエータ、第1のギヤセット、および第2のギヤセットを有するトランスミッションとを含む。エンジンは、第1の実質的に一定の速度で動作される。第1のトランスミッションシフト状態が検出される。動作パラメータに応じて、シフトハンティング防止法の群から、1つまたは複数のシフトハンティング防止法が選択される。1つまたは複数のシフトハンティング防止法は、第1のトランスミッションシフト状態の検出に応じて実施される。
別の態様では、シフトハンティングを防止するためのシステムが開示される。システムは、パワートレインと、制御装置とを含む。パワートレインは、エンジンと、エンジンに動作可能に接続されたトランスミッションとを含む。トランスミッションは、バリエータと、第1のギヤセットと、第2のギヤセットとを含む。制御装置は、第1の実質的に一定の速度でエンジンを動作させ、トランスミッションの第1のシフト状態を検出し、動作パラメータに応じて、シフトハンティング防止法の群から、1つまたは複数のシフトハンティング防止法を選択し、トランスミッションの第1のシフト状態の検出に応じて、1つまたは複数の選択されたシフトハンティング防止法を実施するように構成される。
パワートレインでのシフトハンティングを防止するためのシステムの例示的実施形態の概略図である。 パワートレインでのシフトハンティングを防止するための例示的な方法の流れ図である。 モータ比率とトランスミッション比率との関係の例示的なグラフを示す図である。 状態機械の例示的実施形態の概略図である。 モータ比率とトランスミッション比率との関係の別の例示的なグラフを示す図である。
以下、具体的な実施形態または特徴に詳細に言及する。それらの例は、添付図面に示されている。一般に、図面を通じて、同じ部分または対応する部分を表すために、対応する参照番号を使用する。
図1は、シフトハンティングを防止するためのシステム100の概略図である。システムは、パワートレイン102と、制御装置128と、操作者インターフェース142とを含む。システム100は、車両(図示せず)内に含まれて、ある方向に車両を移動させるために動力および/またはモータの力を提供することがある。別の実施形態では、システム100は、例えば製造環境において動力を提供するために静止機械内に含まれることがある。
パワートレイン102は、当業者に現在知られているまたは将来知られるように、車両を移動させる、および/または車両または機械に動作させるために動力を発生して車両に送達する任意の構成要素群を含むことがある。パワートレイン102は、1つまたは複数の駆動車軸、車輪、トラック、プロペラ、またはある方向に車両を移動させる任意の他のデバイスに動力を送達することができる。また、パワートレイン102は、車両に動作させるシステムに動力を送達することもできる。別の実施形態では、パワートレイン102は、静止機械に動力を送達することができる。
パワートレイン102は、エンジン104と、トランスミッション106とを含む。本出願において、エンジン104は、当業者に現在知られているまたは将来知られるようにエネルギーを機械的な力または運動に変換する任意の機械を含むことができ、また、本明細書で述べるようにトランスミッション106に動力供給することが可能である。図示の実施形態では、エンジン104は、回転するトランスミッション入力部材150によって、エネルギーを回転力および/または回転運動に変換する。一実施形態では、エンジン104は、狭い範囲内の回転速度で回転力を提供するように構成された内燃ピストンエンジンである。
本出願において、トランスミッション106は、メカニカルトランスミッション、任意のバリエータ、ギヤリング、ベルト、プーリ、ディスク、チェーン、ポンプ、モータ、クラッチ、ブレーキ、トルク変換器、流体継手、および当業者に現在知られているまたは将来知られる任意のトランスミッションのうちの1つまたは複数を含むことができる。図示の実施形態では、トランスミッション106は、バリエータ120と、加算器146と、機械的ギヤリング148と、第1のギヤセット108と、第2のギヤセット110と、第3のギヤセット112と、第4のギヤセット114と、第5のギヤセット116と、トランスミッション出力118とを含む。
本出願において、バリエータ120は、当業者に現在知られているまたは将来知られるように、そのギヤ比を連続的に変化させることができるトランスミッションデバイスである。バリエータ120の例としては、ベルト駆動式CVT、トロイダルCVT、静油圧トランスミッション122、および発電機とモータの組合せが挙げられる。
図示の実施形態では、バリエータ120は、静油圧トランスミッション122(またはハイスタット122)を含む。ハイスタット122は、可変容量型ポンプ124と、油圧モータ126とを含む。代替実施形態では、バリエータ120は、発電機と電動機(図示せず)を含むことがある。
図示の実施形態では、エンジン104は、入力部材150を介して、回転エネルギーおよび回転力をトランスミッション106に出力する。入力部材150は、第1の固定入力ギヤ152およびバリエータ入力ギヤ156を介してバリエータ120に動力を伝達する。用語「固定」は、一体である、永久的に取り付けられている、スプライン接続によって相互接続されている、あるいは、例えば溶接によって、または当業者に現在知られているまたは将来知られる任意の他の手段によって融合されていることを意味することがある。
機械的ギヤリング148は、当業者に現在知られているまたは将来知られるようにエンジン104から加算器146に動力を伝達する任意のシャフト、ギヤ、および/または他の機械的なデバイスを含むことがある。図示の実施形態では、機械的ギヤリング148は、第2の固定入力ギヤ154と、第1の遊星入力ギヤ195とを含む。入力部材150は、第2の動力経路を通して機械的ギヤリング148へ、第2の固定入力ギヤ154および第1の遊星入力ギヤ195を通るように動力を伝達する。
加算器146は、2つの動力経路出力(一方はバリエータ120からのもの、他方は機械的ギヤリング148からのもの)を組み合わせて、第1のギヤセット108、第2のギヤセット110、第3のギヤセット112、第4のギヤセット114、または第5のギヤセット116の1つに動力を選択的に伝達する。加算器146は、複数の動力経路を組み合わせて、複合の動力をギヤセット108、110、112、114、116に選択的に提供するように動作可能な、当業者に現在知られているまたは将来知られる任意のデバイスまたはデバイスの組を含むことがある。
図示の実施形態では、加算器146は、遊星構成160を含む。遊星構成160は、第1の遊星ギヤセット176および第2の遊星ギヤセット178と、遊星出力シャフト179とを含む。各遊星ギヤセット176および178は、通例と同様に、太陽歯車181と、キャリア182と、リングギヤ183とを含む。遊星出力シャフト179は、内部シャフト180と、内部シャフト180によって支持される中空部材またはハブなどのスリーブ184とを含む。
内部シャフト180は、第1の遊星歯車セット176および第2の遊星歯車セット178の太陽歯車181に接続する。スリーブ184は、第2の遊星歯車セット178のキャリア182から、第1の遊星出力ギヤ185を介して出力する。内部シャフト180は、第1の遊星ギヤセット176および第2の遊星ギヤセット178の太陽歯車181から、第2の遊星出力ギヤ186および補助ドライブギヤ187を介して出力する。第1の遊星出力ギヤ185および第2の遊星出力ギヤ186は、遊星出力シャフト179に固定され、補助ドライブギヤ187は、遊星出力シャフト179上で回転する。
図示したトランスミッション106は、第1のシンクロナイザ166と、第2のシンクロナイザ168と、第3のシンクロナイザ170とを含む。第1のシンクロナイザ166および第2のシンクロナイザ168は、好ましい速度および方向に応じて、ニュートラル位置から2つの位置のいずれかに移動するように適合された3位置シンクロナイザである。第3のシンクロナイザ170は、遊星出力シャフト179の内部シャフト180に永久的に、またはスプラインなどの継手によって固定され、ニュートラル位置から係合位置に移動する。
第1のギヤセット108は、第1の遊星出力ギヤ185と、第1の低速リダクションギヤ188と、第1の出力部材162と、第1のシンクロナイザ166と、第1のクラッチアセンブリ172と、第1の出力シャフトギヤ192とを含む。第1のギヤセット108がトランスミッション出力118を駆動するとき、トランスミッション106は、車両または機械を駆動するために低速前進ギヤ306(図3に関連して述べる)に入っていることがある。第1のギヤセット108がトランスミッション出力118を駆動しているとき、第1の遊星出力ギヤ185が第1の低速リダクションギヤ188に係合する。当業者に現在知られているまたは将来知られるように、第1のシンクロナイザ166および第1のクラッチアセンブリ172は、制御装置128によって制御されて、第1の低速リダクションギヤ188が第1の出力部材162を駆動できるようにし、第1の出力部材162が第1の出力シャフトギヤ192を駆動できるようにし、第1の出力シャフトギヤ192がファイナルドライブギヤ194を駆動できるようにし、ファイナルドライブギヤ194がトランスミッション出力118を駆動する。
第2のギヤセット110は、第2の遊星出力ギヤ186と、第2の高速リダクションギヤ191と、第2の出力部材164と、第2のシンクロナイザ168と、第2のクラッチアセンブリ174と、第2の出力シャフトギヤ193とを含む。第2のギヤセット110がトランスミッション出力118を駆動するとき、トランスミッション106は、車両または機械を駆動するために高速前進ギヤ308(図3に関連して述べる)に入っていることがある。第2のギヤセット110がトランスミッション出力118を駆動しているとき、第2の遊星出力ギヤ186が第2の高速リダクションギヤ191に係合する。当業者に現在知られているまたは将来知られるように、第2のシンクロナイザ168および第2のクラッチアセンブリ174は、制御装置128によって制御されて、第2の高速リダクションギヤ191が第2の出力部材164を駆動できるようにし、第2の出力部材164が第2の出力シャフトギヤ193を駆動できるようにし、第2の出力シャフトギヤ193がファイナルドライブギヤ194を駆動できるようにし、ファイナルドライブギヤ194がトランスミッション出力118を駆動する。
第3のギヤセット112は、第1の遊星出力ギヤ185と、第2の低速リダクションギヤ190と、第2の出力部材164と、第2のシンクロナイザ168と、第2のクラッチアセンブリ174と、第2の出力シャフトギヤ193とを含む。第3のギヤセット112がトランスミッション出力118を駆動するとき、トランスミッション106は、車両または機械を駆動するために低速後進ギヤ310(図3に関連して述べる)に入っていることがある。第3のギヤセット112がトランスミッション出力118を駆動しているとき、第1の遊星出力ギヤ185が第2の低速リダクションギヤ190に係合する。当業者に現在知られているまたは将来知られるように、第2のシンクロナイザ168および第2のクラッチアセンブリ174は、制御装置128によって制御されて、第2の低速リダクションギヤ190が第2の出力部材164を駆動できるようにし、第2の出力部材164が第2の出力シャフトギヤ193を駆動できるようにし、第2の出力シャフトギヤ193がファイナルドライブギヤ194を駆動できるようにし、ファイナルドライブギヤ194がトランスミッション出力118を駆動する。
第4のギヤセット114は、第2の遊星出力ギヤ186と、第2の高速リダクションギヤ189と、第1の出力部材162と、第1のシンクロナイザ166と、第1のクラッチアセンブリ172と、第1の出力シャフトギヤ192とを含む。第4のギヤセット114がトランスミッション出力118を駆動するとき、トランスミッション106は、車両または機械を駆動するために高速後進ギヤ312(図3に関連して述べる)に入っていることがある。第4のギヤセット114がトランスミッション出力118を駆動しているとき、第2の遊星出力ギヤ186が第1の高速リダクションギヤ189に係合する。当業者に現在知られているまたは将来知られるように、第1のシンクロナイザ166および第1のクラッチアセンブリ172は、制御装置128によって制御されて、第1の高速リダクションギヤ189が第1の出力部材162を駆動できるようにし、第1の出力部材162が第1の出力シャフトギヤ192を駆動できるようにし、第1の出力シャフトギヤ192がファイナルドライブギヤ194を駆動できるようにし、ファイナルドライブギヤ194がトランスミッション出力118を駆動する。
第5のギヤセット116は、出力補助速度ギヤ187と、補助出力ギヤ177と、第1の出力部材162と、第3のシンクロナイザ170と、第1のクラッチアセンブリ172と、第1の出力シャフトギヤ192とを含む。第5のギヤセット116がトランスミッション出力118を駆動するとき、トランスミッション106は、車両または機械を駆動するために補助ギヤ314(図3に関連して述べる)に入っていることがある。第5のギヤセット116がトランスミッション出力118を駆動しているとき、出力補助速度ギヤ187が補助出力ギヤ177に係合する。当業者に現在知られているまたは将来知られるように、第3のシンクロナイザ170および第1のクラッチアセンブリ172は、制御装置128によって制御されて、補助出力ギヤ177が第1の出力部材162を駆動できるようにし、第1の出力部材162が第1の出力シャフトギヤ192を駆動できるようにし、第1の出力シャフトギヤ192がファイナルドライブギヤ194を駆動できるようにし、ファイナルドライブギヤ194がトランスミッション出力118を駆動する。
図示の実施形態においてトランスミッション106がシフトしているときのシンクロナイザ166、168、170およびクラッチアセンブリ172、174の機能および位置は、(特許文献2)においてより詳細に述べられており、当業者によく知られている。
図示の実施形態では、トランスミッション106は、バリエータ出力速度センサ134と、トランスミッション出力速度センサ136とを含む。バリエータ出力速度センサ134は、バリエータ出力ギヤ158でのバリエータ120の出力速度を示す信号を発生するように構成される。トランスミッション出力速度センサ136は、トランスミッション出力118でのトランスミッション106の出力速度を示す信号を発生するように構成される。
操作者インターフェース142は、車両または機械の操作者が車両または機械と通信する、車両または機械と対話する、または車両または機械を制御するためのデバイスを含むことがある。一実施形態では、操作者インターフェース142は、操作者が対話するためのデバイスを物理的に含むことがある。別の実施形態では、デバイスは、音声作動によって動作することができる。さらに他の実施形態では、操作者は、当業者が現在企図しているまたは将来企図する様式で、操作者インターフェース142を用いて対話することができる。
図示の実施形態では、操作者インターフェース142は、トルクペダル144を含む。操作者は、トルクペダル144を踏んで、望みの車両または機械出力トルクを示すことができる。望みの出力トルクは、車輪またはトラックなど、地面係合デバイスに加えられることがある。他の実施形態では、望みのトルクは、機械シャフトでよく、または海洋車両では、プロペラでよい。図示の実施形態では、トルクペダル144、および/またはトルクペダル144に接続されるデバイスおよびセンサは、操作者が示すものなど、トランスミッション出力118での望みのトルクを示す所望トルク信号を発生するように構成される。
他の実施形態では、操作者は、操作者インターフェース142に含まれる他の入力デバイスを介して、望みのトルクを示すことができる。入力デバイスとしては、限定はしないが、ペダル、レバー、スイッチ、ボタン、キーボード、対話ディスプレイ、ダイヤル、遠隔制御デバイス、音声作動式制御装置、および/または開示する実施形態で機能するものとして当業者が現在理解しているまたは将来理解する任意の他の操作者入力デバイスを挙げることができる。
制御装置128は、処理装置132と、メモリ構成要素130とを含むことがある。処理装置132は、マイクロプロセッサ、または当技術分野で知られている他の処理装置でよい。
処理装置132は、図2〜図5に関連して以下に述べるように、パワートレイン102でのシフトハンティングを防止するための命令を実行することができる。
そのような命令は、メモリ構成要素130などのコンピュータ可読媒体に読み込まれる、もしくは組み込まれることがあり、あるいは処理装置132の外部に提供されることがある。代替実施形態では、パワートレイン102でのシフトハンティングを防止する方法を実施するために、ソフトウェア命令の代わりに、またはソフトウェア命令と組み合わせて、ハードワイヤード回路を使用することができる。したがって、実施形態は、ハードウェア回路とソフトウェアの任意の特定の組合せに限定されない。
本明細書で使用する用語「コンピュータ可読媒体」は、処理装置に命令を提供して実行することに関与する任意の媒体または媒体の組合せを表す。そのような媒体は、限定はしないが、不揮発性媒体、揮発性媒体、および伝送媒体を含めた多くの形態を取ることがある。不揮発性媒体としては、例えば、光ディスクや磁気ディスクが挙げられる。揮発性媒体としては、ダイナミックメモリが挙げられる。伝送媒体としては、同軸ケーブル、銅線、および光ファイバが挙げられ、いくつかの実施形態では、無線波および赤外データ中に発生されるものなど音響波または光波の送信機および受信機の形態を取ることがある。
コンピュータ可読媒体の一般的な形態としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープまたは任意の他の磁気媒体、CD−ROM、任意の他の光媒体、パンチカード、紙テープ、穴のパターンを有する任意の他の物理的媒体、RAM、PROM、EPROM、FLASH−EPROM、任意の他のメモリチップまたはカートリッジ、あるいは、当業者に現在知られているまたは将来知られる、コンピュータまたは処理装置132が読み出しを行うことができる任意の他の媒体が挙げられる。
メモリ構成要素130は、上述したようなコンピュータ可読媒体の任意の形態または形態の組合せを含むことができる。メモリ構成要素130および処理装置132は、パワートレイン102を含む車両または機械に位置されることがある。代替実施形態では、メモリ構成要素130および/または処理装置132は、車両または機械から遠隔に位置されることがある。さらに別の代替実施形態では、メモリ構成要素130は、いくつかは車両または機械に搭載して位置され、いくつかは遠隔に位置される複数のタイプのコンピュータ可読媒体を含むことがある。
処理装置132およびメモリ構成要素130は、1つまたは複数のユニットに含まれることがある。制御装置128は、電子および電気回路ならびにソフトウェアに限定されない。他の実施形態では、制御装置128は、油圧回路、空気圧回路、機械的制御デバイス、またはこれらの組合せを含むことがあり、電子および電気回路ならびにソフトウェアが制御法を実施することがある。
制御装置128は、通信リンク138を介して、エンジン104の速度を示す信号を受信するため、およびエンジン104に制御コマンド信号を送信するためにエンジン104に通信可能に接続される。電子エンジン速度制御を含めたエンジン速度検知および電子エンジン制御は、当業者によく知られている。
制御装置128は、通信リンク138を介して、バリエータ120の速度およびトルク出力を制御するためにバリエータ120に通信可能に接続される。バリエータ120の速度およびトルク制御は、当業者によく知られている。
制御装置128は、通信リンク138を介して、バリエータ出力ギヤ158でのバリエータ120の出力速度を示す信号を受信するためにバリエータ出力速度センサ134に通信可能に接続される。
制御装置128は、当業者に現在知られているまたは将来知られるように、通信リンク138を介して、操作者コマンドを示す信号を受信するために操作者インターフェース142に通信可能に接続される。図示の実施形態では、これらの信号は、トルクペダル144の位置によって示されるような操作者の望みのトルクを示す信号を含む。
制御装置128は、通信リンク138を介して、トランスミッション出力118でのトランスミッション出力速度を示す信号を受信するためにトランスミッション出力速度センサ136に通信可能に接続される。
制御装置128は、通信リンク138を介して、トランスミッション106のギヤシフティングを制御するためにシンクロナイザ166、168、170に通信可能に接続される。シンクロナイザの制御によるギヤシフティングは、当業者によく知られている。
制御装置128は、通信リンク138を介して、トランスミッション106のギヤシフティングを制御するためにクラッチアセンブリ172、174に通信可能に接続される。クラッチアセンブリの制御によるギヤシフティングは、当業者によく知られている。
次に図2を参照すると、パワートレイン102でのシフトハンティング200を防止するための例示的な方法の流れ図が示されている。パワートレイン102は、エンジン104と、トランスミッション106とを含む。トランスミッション106は、バリエータ120と、第1のギヤセット108と、第2のギヤセット110とを含む。方法200は、ステップ202で始まる。
この方法200は、第1の実質的に一定の速度でエンジン104を動作させるステップ204と、トランスミッション106の第1のシフト状態を検出するステップ206と、動作パラメータ208に応じて、1つまたは複数のシフトハンティング防止法を選択するステップ210と、トランスミッション106の第1のシフト状態の検出に応じて、1つまたは複数の選択されたシフトハンティング防止法を実施するステップとを含む。
内燃機関および他の燃料燃焼エンジン104は、多くの地理的地域でますます厳しい排ガス規制が課せられている。多くの場合、排ガス規制への準拠により、燃料経済性が低下し、その結果、車両および機械を動作させるコストが高くなる。実質的に一定の速度でエンジン104を動作させることにより、依然として排ガス要件を満たしながら、燃料経済性を高めることができる。
本出願において、実質的に一定の速度でエンジン104を動作させることは、エンジン104を調節すること、またはエンジン104の出力回転速度を、エンジン104およびエンジン104が動力供給するシステム100の公差範囲内の値に制御することを意味する。例えば、エンジン104は、1000rpmに調節することができる。製造時の速度検知システム、制御システム、およびエンジン104の部品の公差により、実際のエンジン104の速度と望みのエンジン104の速度とにわずかな差があることがある。負荷がエンジン104に接続される、またはエンジン104から切断されるとき、エンジン速度104は、エンジン104のシステムが望みの速度での安定した状態に達することができるまで短期間にわたって増減することがある。例えば、燃料システムが、より多量またはより少量の燃料を供給する必要があることがあり、空気システムが、より多量またはより少量の酸素を供給する必要があることがある。エンジン104は、一定の値に調節されているとき、狭い速度領域内で、または実質的に一定の速度で動作することを当業者は理解されよう。
ステップ204で、当業者に現在知られているまたは将来知られるように、エンジン104が第1の実質的に一定の速度で動作される。
ここで図3を参照すると、モータ比率302とトランスミッション比率304との関係300の例示的なグラフが示されている。「x」軸または水平軸は、トランスミッション比率304を表す。「y」軸または垂直軸は、モータ比率302を表す。
トランスミッション比率304は、トランスミッション出力118の速度を、トランスミッション106への入力速度で割った値である。図1に示される実施形態では、入力速度は、入力部材150を介して伝達されるエンジン104の速度である。エンジン104は、当業者に現在知られているまたは将来知られるように、エンジン104の速度を測定または推定し、エンジン104の速度を通信リンク138を介して制御装置128に通信するためのセンサ、デバイス、およびシステムを含む。トランスミッション出力速度センサ136は、トランスミッション出力118の速度を示す信号を発生するように構成され、この信号は、通信リンク138を介して制御装置128に通信される。制御装置128は、エンジン104の速度信号とトランスミッション出力118の速度信号に応じて、トランスミッション比率304を計算することができる。
モータ比率302は、バリエータ120の出力速度を、バリエータ120への入力速度で割った値である。図1に示される実施形態では、入力速度は、入力部材150を介して伝達されるエンジン速度である。出力速度は、バリエータ出力ギヤ158での速度である。バリエータ出力速度センサ134は、当業者に現在知られているまたは将来知られるように、バリエータ120の出力速度を示す信号を発生するように構成され、この信号は、通信リンク138を介して制御装置128に通信される。制御装置128は、エンジン速度信号とバリエータ120の出力速度信号に応じて、モータ比率302を計算することができる。
エンジン104が実質的に一定の速度で動作されるとき、モータ比率302とトランスミッション比率304との関係300が、バリエータ120の出力速度とトランスミッション出力118の速度との関係に実質的に等しいことを当業者は理解されよう。
低速前進ギヤライン306は、トランスミッション出力118が第1のギヤセット108によって駆動され、エンジン104が実質的に一定の速度で動作されるときのモータ比率302とトランスミッション比率304との関係300を表す。
高速前進ギヤライン308は、トランスミッション出力118が第2のギヤセット110によって駆動され、エンジン104が実質的に一定の速度で動作されるときのモータ比率302とトランスミッション比率304との関係300を表す。
低速後進ギヤライン310は、トランスミッション出力118が第3のギヤセット112によって駆動され、エンジン104が実質的に一定の速度で動作されるときのモータ比率302とトランスミッション比率304との関係300を表す。
高速後進ギヤライン312は、トランスミッション出力118が第4のギヤセット114によって駆動され、エンジン104が実質的に一定の速度で動作されるときのモータ比率302とトランスミッション比率304との関係300を表す。
補助ギヤライン314は、トランスミッション出力118が第5のギヤセット116によって駆動され、エンジン104が実質的に一定の速度で動作されるときのモータ比率302とトランスミッション比率304との関係300を表す。
2つのギヤセット108、110、112、114、116間のシフトは、両方のギヤセット108、110、112、114、116に関してモータ比率302およびトランスミッション比率304が等しいとき、滑らかに素早く行うことができる。そのような点では、バリエータ120出力速度とトランスミッション出力118の速度とが等しい。図1および図3に示される実施形態では、理想的なシフト点は、低速前進306と高速前進308の間では点316で生じ、低速前進306と低速後進310の間では点338で生じ、低速後進310と高速後進312の間では点340で生じる。
高速前進ギヤ308と補助ギヤ314とでは、モータ比率302およびトランスミッション比率304が等しい点がないので、これら2つのギヤセット110、116間のアップシフトは、点336で駆動トランスミッション出力118から第2のギヤセット110を切り離し、バリエータ120の出力速度を変化させ、点334で第5のギヤセット116を係合することによって達成することができる。ダウンシフトは、点334で駆動トランスミッション出力118から第5のギヤセット116を切り離し、バリエータ120出力速度を変化させ、点336で第2のギヤセット110を係合することによって達成することができる。
いくつかの状況では、車両または機械は、ある期間にわたってシフト点付近の領域内で動作することがある。例えば、車両が坂道の多い道路を走行しているとき、トランスミッション106は、時としてシフト点の両側で連続的に動作することがある。これは、シフトハンティングとして知られている状態を生じることがあり、この状態では、トランスミッション106が、1つのギヤから別のギヤに素早くシフトして再び戻る。これは、マクロシフトハンティングとして特徴付けられることがあり、当業者にはよく知られている。この状態は、操作者にとってうっとうしいことがあり、燃料経済性の低下をもたらすことがある。
別のタイプのシフトハンティングは、車両または機械が、シフト点またはシフト点付近の狭い領域内で、一定の速度または動作条件で動作し始めるときに生じることがある。制御装置128が、状態に応答して、トランスミッション106を2つのギヤセット108、110、112、114、116間で非常に素早く交互にシフトさせる。このタイプのシフトハンティングは、マイクロ秒などごくわずかな期間だけ生じていることがあり、マイクロシフトハンティングと呼ばれることがある。
可撓性継手または流体継手を含むトランスミッションでは、しばしば、シフトハンティング状態が検出されるときにシフト点が遅延され、それにより、車両または機械は、シフト点の片側で、継続的に1つのギヤセット108、110、112、114、116を使用して動作する。車両または機械がシフトしなければならない場合、可撓性継手または流体継手は、遅延されたシフト点での異なるギヤ速度によるパワートレイン102における機械的な衝撃を吸収することができる。シフトハンティングを防止するためのシフト点の遅延は、当業者にはよく知られている。
図1に示されるシステム100など、可撓性継手を備えないシステムでは、遅延されたシフト点でギヤセット108、110、112、114、116をシフトさせることによって、パワートレイン102に対する過度の応力、操作者の不快感、および/またはトランスミッション106の損壊または摩耗が生じることがある。例えば、制御装置128が、シフトハンティングを防止するためにシフト点316をシフト点318まで遅延した場合、トランスミッション106は、衝撃を受けて、損壊および操作者の不快感を引き起こすことがある。理想的には、トランスミッション106は、同じトランスミッション比率304を保つために、点318から、高速前進ギヤ308でのシフト点316の右側の点にシフトする。しかし、バリエータ120が速度を瞬時に増加または減少することができないことがある。トランスミッション106の機械的な制限により、これが可能でなくなる。むしろ、パワートレイン102の多くの部分で応力が生じる。これにより、パワートレインが、関係300の様々な点で動作することがあり、トランスミッション106が損壊または激しい摩耗を受けることがある。あるいは、例えば、トランスミッションが点320にシフトすることもある。機械的な制限によってトランスミッション出力118の速度が減少されるとき、がたつきが感じられる。制御装置128は、点320で、バリエータ120および車両または機械の速度が、低速前進306に戻すシフトが必要であるような速度であることを検知することがある。次いで、トランスミッション106は、再びがたつきを伴って、低速前進306にシフトする。これは、システムが安定するまで続くことがある。
図1に示される実施形態は、可撓性継手を含まず、シフトハンティング防止法200は、可撓性継手を備えないシステム100に関して説明されているが、方法200は、当業者に現在知られているまたは将来知られるように可撓性継手を備えるシステムにも適用可能であることがある。
再び図2を参照すると、ステップ206で、制御装置128は、トランスミッション106のシフト状態を検出することがある。トランスミッション106のシフト状態は、シフトが間もなく起こるようにパワートレイン102が動作していることの検知、および/またはシフトハンティング状態の検出を含むことがある。例えば、トランスミッション出力118の速度が、1つのギヤセット108、110、112、114、116でのシフト点に近付くとき、制御装置128は、シフトが間もなく起こることを検知することができる。間もなく起こるトランスミッションのシフトの予測は、当業者によく知られている。シフトハンティング状態の検出も、当業者によく知られている。
ステップ210で、制御装置128は、動作パラメータ208に応じて、1つまたは複数のシフトハンティング防止法を選択することができる。図示の実施形態では、シフトハンティング防止法の群は、第1のシフトハンティング防止法と、第2のシフトハンティング防止法と、第3のシフトハンティング防止法と、第4のシフトハンティング防止法と、第5のシフトハンティング防止法とを含む。他の実施形態では、群は、異なる数のシフトハンティング防止法を含むことがある。また、群は、当業者に現在知られているまたは将来知られるここでは述べていないシフトハンティング防止法を含むこともある。
第1のシフトハンティング防止法は、ステップ212、214、および216を含むことがある。第2のシフトハンティング防止法は、ステップ218、220、222、および224を含むことがある。第3のシフトハンティング防止法は、ステップ226および228を含むことがある。第4のシフトハンティング防止法は、ステップ230、232、234、238、240、および242を含むことがある。第5のシフトハンティング防止法は、ステップ230、232、234、244、246、248、および250を含むことがある。
状態機械
次に図4を参照すると、状態機械400を使用して、1つまたは複数のシフトハンティング防止法を選択することができる。状態機械400は、実験データに基づいたモデルベースの開発を使用して開発することができる。状態機械400は、入力404として動作パラメータ208を有し、出力406として、1つまたは複数の選択された方法を実施するための制御コマンドを有することがある。
別の実施形態では、動作パラメータルックアップテーブル、またはパワートレイン102の実験的使用もしくはパワートレイン102のモデリングによって開発されたマップを使用して、1つまたは複数のシフトハンティング防止法を選択することができる。別の実施形態では、1つまたは複数のシフトハンティング防止法の選択は、1つまたは複数の動作パラメータ208を使用するアルゴリズムによって達成することができる。別の実施形態では、状態機械、テーブル、および/またはアルゴリズムの組合せを使用して、1つまたは複数のシフトハンティング防止法を選択することができる。1つまたは複数のシフトハンティング防止法は、当業者に現在知られているまたは将来知られる任意の様式で、動作パラメータ208に応じて選択することができる。
動作パラメータ208は、シフトハンティング防止法の群から1つまたは複数のシフトハンティング防止法を選択するときに当業者が現在考慮しているまたは将来考慮する任意の動作パラメータを含むことができる。非限定的な例として、エンジン速度408、トランスミッション出力速度410、トランスミッション比率412、モータ比率414、トランスミッションクラッチシフト制御情報416、係合されるギヤセット418、操作者入力420、およびトランスミッション出力トルク422が挙げられる。操作者入力420は、限定はしないが、ペダル144の位置およびギヤレンジセレクタ(図示せず)の位置を含むことがある。
1つまたは複数のシフトハンティング防止法を選択するための論理402が、制御装置128によって実施されることがある。ブロック430は、連続動作中にアクティブなシフトハンティング防止法の論理を表すことがある。この論理は、デフォルトの論理でよい。
連続論理430は、シフト回避論理がアクティブでない状態432を含むことがある。実験データ、他の論拠、または他の論理は、いくつかの動作条件下では、トランスミッション106のシフトハンティングの危険がほとんどまたは全くなく、したがって、シフトハンティングを防止するための制御論理は必要ないことを示すことがある。
トランスミッション106の第1のシフト状態は、シフトがもうすぐ起こることを含むことがある。制御装置128は、トランスミッション比率304が所定の範囲内にある場合、シフトがもうすぐ起こると判断することができる。その所定の範囲は、シフト点付近の動作領域でよい。制御装置128は、シフトがもうすぐ起こることを検出すると、状態434および/または436に対応するシフト回避論理に従ってパワートレイン102を制御することができる。第1のシフトハンティング防止法は、状態434に対応することがある。第2のシフトハンティング防止法は、状態436に対応することがある。
第1のシフトハンティング防止法および/または第2のシフトハンティング防止法は、1つのギヤセット108、110、112、114、116が係合された状態で車両または静止機械が動作するように、ギヤセット108、110、112、114、116のシフトが起こるのを妨げるように作用することができる。
制御装置128は、トランスミッション106の第2のシフト状態を検出することがある。トランスミッション106の第2のシフト状態は、シフトがすぐには起こらない範囲内へトランスミッション比率304が変化している動作状態を含むことがある。シフトがすぐには起こらないことを制御装置128が検出するとき、状態が変化して状態432に戻ることがあり、この状態では、シフトハンティング防止法はどれもアクティブでない。
他の動作条件では、トランスミッション106の第2のシフト状態は、ギヤセットのシフト438を含むことがある。操作者は、トルクペダル144、または操作者インターフェース142上の他のデバイスを介して、トルクを引き続き増加または減少させることを望んでいることを示すことができる。第1および第2のシフトハンティング防止法がアクティブである場合でさえ、トランスミッション比率が引き続き増加または減少して、ギヤセットのシフト438が必要となることがある。制御装置128は、ギヤセットをシフトさせる(438)ようにパワートレイン102にコマンドを通信することができる。
パワートレイン102がギヤセットをシフトさせる(438)とき、制御装置128は、マイクロシフトハンティングを防止するために、通常であればアクティブなシフト論理を第1の期間にわたって一時停止することがある。第1の期間は、シフト論理のこの短い一時停止に操作者が気付かないことがあるほど十分に短いことがある。例えば、第1の期間は、100マイクロ秒未満でよい。状態440は、通常であればアクティブなシフト論理のこの一時停止を表し、第3のシフトハンティング防止法に対応することがある。
第1の期間の後、状態機械400は、連続論理ブロック430に戻ることがある。
トランスミッション106の第1のシフト状態は、シフトハンティング状態の検出442を含むことがある。制御装置128がシフトハンティング状態を検出する(442)とき、状態機械400は、状態444に移ることがある。状態444は、第4のシフトハンティング防止法および/または第5のシフトハンティング防止法でのステップに対応することがある。状態444において、通常であればアクティブなシフト論理が、第2の期間にわたって、またはトランスミッション106の第2のシフト状態が検出されるまで一時停止されることがある。第2の期間は、第1の期間よりも長いことがある。トランスミッション106の第2のシフト状態は、シフトハンティング阻止状態の検出446を含むことがある。
通常であればアクティブなシフト論理を第2の期間にわたって制約した後、トランスミッション比率304は、同期シフトが可能でなくなる位置まで変化していることがある。制御装置128は、第2の期間後に同期シフトが依然として可能であるかどうか判断することがある(448)。
第2の期間後に同期シフトが可能である場合、状態機械400での論理は、ギヤセットのシフト438に戻ることがある。
同期シフトが可能でない場合、状態機械400は、ブロック450に含まれる論理に移ることがある。図示の実施形態では、ブロック450は、ブロック452において第4のシフトハンティング防止法を実施するため、およびブロック454において第5のシフトハンティング防止法を実施するための論理を含む。制御装置128は、ブロック450で論理を実施し、次いで、第4のシフトハンティング防止法または第5のシフトハンティング防止法に従ってギヤセット108、110、112、114、116をシフトさせることがある。
第1のシフトハンティング防止法
再び図2を参照すると、第1のシフトハンティング防止法は、ステップ212、214、216、および252を含むことがある。ステップ212で、制御装置128は、第1の速度とは異なる第2の実質的に一定の速度でエンジン104を動作させる。一実施形態では、第2の実質的に一定の速度は、第1の実質的に一定の速度から300rpm以内である。
再び図3を参照すると、トランスミッション106は、低速前進ギヤ306で、第1の実質的に一定の速度で動作している間に、低速前進ギヤ306と高速前進ギヤ308との間のシフト点316に近付くことがある。トランスミッション106は、2つのギヤセット108、110間で交互にシフトするのではなく、常に低速前進ギヤ306または高速前進ギヤ308のいずれかで動作することが望ましいことがある。
トランスミッション106の第1のシフト状態が検出されることがある。トランスミッション106の第1のシフト状態は、トランスミッション106が、シフト点316でのトランスミッション比率304から所定の値以内の点322に達するときに検出されることがある。トランスミッションが点322に達すると、制御装置128は、第2の実質的に一定の速度でエンジン104を動作させることがある。第2の実質的に一定の速度は、第1の実質的に一定の速度よりも高いことがある。エンジン104の速度の増加は、トランスミッション106の動作の点をシフト点316から移動させて離す傾向を示すことがある。例えば、エンジン104の速度の増加は、同じトランスミッション出力118の速度を保ちながら、または車両実施形態では車両速度を保ちながら、動作点を点322から点324に移動させることがある。第2の実質的に一定の速度でエンジン104を動作させることにより、トランスミッション106が低速前進ギヤ306で連続的に動作できるようになることがある。
再び図2を参照すると、ステップ214で、制御装置128は、トランスミッション106の第2のシフト状態を検出することがある。トランスミッション106の第2のシフト状態は、2つのギヤセット108、110、112、114、116間のシフトを含むことがある。パワートレイン102を含む車両または機械の操作者は、トランスミッション出力118の速度を引き続き加速させて、シフト点316でシフトを生じさせたいと望むことがある。
代替実施形態では、エンジン104の速度が第1の実質的に一定の速度から第2の実質的に一定の速度に変えられた後、車両または機械のトランスミッション出力118が減少することがある。トランスミッション出力118の速度が引き続き減少するとき、トランスミッション比率304は、シフトハンティングの危険が最小になる値に達することがある。この実施形態では、トランスミッション106の第2のシフト状態は、トランスミッション比率が所定の値以下であることを含むことがある。
トランスミッション106の第1のシフト状態がシフトハンティング状態を含む実施形態では、トランスミッション106の第2のシフト状態は、シフトハンティング阻止状態を含むことがある。パワートレイン102がシフト点316付近の小さな領域内で動作している場合、シフトハンティング状態が生じることがある。第2の実質的に一定の速度でエンジン104を動作させることで、動作点をシフト点316から移動させて離し、シフトハンティング阻止状態にすることができる。
他の実施形態では、トランスミッション106の第2のシフト状態は、当業者に現在知られているまたは将来知られる、シフトハンティング状態の危険が減少していることを示す任意の状態、および第1の実質的に一定の速度でエンジン104を動作させることが望ましいことを示す任意の状態を含むことがある。
再び図2を参照すると、ステップ216で、制御装置128は、トランスミッション106の第2のシフト状態の検出に応じて、第1の実質的に一定の速度でエンジン104を動作させることがある。トランスミッション106が低速前進ギヤ306から高速前進ギヤ308にシフトする場合、トランスミッション106の動作点がシフト点316からできるだけ遠くに移動して、シフトハンティング状態を防止することが望ましいことがある。
図3を参照すると、非限定的な例では、低速前進ギヤ306から高速前進ギヤ308へのシフティング後、トランスミッション106は、点326で動作していることがある。エンジン104は、第2の実質的に一定の速度で動作していることがある。制御装置128は、第1の実質的に一定の速度でエンジンを動作させることができ、トランスミッション出力118の速度には影響を及ぼさずに動作点をシフト点316から点328に移動させる。この動作点では、シフトハンティングの危険がより小さいことがある。
エンジン104の速度が第2の実質的に一定の速度に変化した後にトランスミッション出力速度118が減少し、トランスミッション106の第2のシフト状態が、トランスミッション比率104が所定の値以下であることを含んでいた別の例では、制御装置は、トランスミッション106の第2のシフト状態の検出に応じて、エンジン104の速度を第1の実質的に一定の速度に変化させることができる。非限定的な例では、制御装置128は、トランスミッション比率104が点330にあるときに、トランスミッション106の第2のシフト状態を検出することがある。制御装置128は、トランスミッション106の第2のシフト状態の検出に応じて、第1の実質的に一定の速度でエンジン104を動作させることがある。トランスミッション出力118の速度を変化させることなく、エンジン104の速度が第2の実質的に一定の速度から第1の実質的に一定の速度に変化するときに、トランスミッション106の動作点は、点330から点322に移動することがある。
第1のシフトハンティング防止法の図示の実施形態は、ギヤのアップシフトに関して説明しているが、同じ方法をダウンシフトにも適用可能であることを当業者は理解されよう。第1のシフトハンティング防止法の図示の実施形態を、低速前進306と高速前進308の間のシフトに関して説明してきたが、同じ方法を、低速前進306と低速後進310の間、および低速後進310と高速後進312の間のシフトにも適用することができることを当業者は理解されよう。
高速前進ギヤ308から補助ギヤ314へのシフト、および補助ギヤ314から高速前進ギヤ308へのシフトは、トランスミッションをニュートラルに入れることを必要とするが、それでも、第1のシフトハンティング防止法の図示の実施形態が適用可能であることがある。バリエータ120の速度を変化させる一方で、シフトに必要な時間を短縮するために、エンジン104の速度も第1の実質的に一定の速度から第2の実質的に一定の速度に変えることができる。シフトが達成された後、エンジン104は、再び第1の実質的に一定の速度で動作することがある。
第2のシフトハンティング防止法
再び図2を参照すると、第2のシフトハンティング防止法は、ステップ218、220、222、224、および252を含むことがある。ステップ218で、制御装置128は、望みのトルクを決定することがある。図1に示される実施形態では、望みのトルクは、トルクペダル144の位置によって、または操作者インターフェース142に含まれる別のデバイスによって操作者が示すことができる。他の実施形態では、望みのトルクは、計算された値でよい。望みのトルクは、当業者に現在知られているまたは将来知られる任意の手段によって決定することができる。
ステップ220で、制御装置128は、望みのトランスミッション出力トルクとは異なるトランスミッション出力トルクでトランスミッションを動作させることがある。いくつかの実施形態では、ステップ220で、制御装置128がトランスミッション106を動作させる出力トルクは、望みの出力トルクとはわずかにだけ異なることがある。これらの実施形態では、パワートレイン102を含む車両または静止機械の操作者は、その差を検出することができないことがある。
再び図3を参照すると、トランスミッション106は、低速前進ギヤ306で、第1の実質的に一定の速度で動作している間に、低速前進ギヤ306と高速前進ギヤ308とのシフト点316に近付くことがある。トランスミッション106は、2つのギヤセット108、110間で交互にシフトするのではなく、常に低速前進ギヤ306または高速前進ギヤ308のいずれかで動作することが望ましいことがある。
トランスミッション106の第1のシフト状態が検出されることがある。トランスミッション106の第1のシフト状態は、トランスミッション106が、シフト点316でのトランスミッション比率304から所定の値以内の点322に達するときに検出されることがある。トランスミッションが点322に達すると、制御装置128は、望みのトルクとは異なる出力トルクでトランスミッションを動作させることができる。この異なる出力トルクは、望みの出力トルクよりもわずかに小さいことがある。望みの出力トルクよりもわずかに小さい出力トルクでトランスミッション106を動作させることにより、トランスミッション106が低速前進ギヤ306で連続的に動作できるようになることがある。
再び図2を参照すると、ステップ222で、制御装置128は、トランスミッション106の第2のシフト状態を検出することがある。トランスミッション106の第2のシフト状態は、2つのギヤセット108、110、112、114、116間のシフトを含むことがある。パワートレイン102を含む車両または機械の操作者は、トランスミッション出力118の速度を引き続き加速させて、シフト点316でシフトを生じさせたいと望むことがある。
代替実施形態では、トランスミッション106の出力トルクが望みのトランスミッション出力トルクとは異なる出力トルクに変えられた後、車両または機械トランスミッション出力118が減少することがある。トランスミッション出力118の速度が引き続き減少するとき、トランスミッション比率304は、シフトハンティングの危険が最小になる値に達することがある。この実施形態では、トランスミッション106の第2のシフト状態は、トランスミッション比率が所定の値以下であることを含むことがある。
トランスミッション106の第1のシフト状態がシフトハンティング状態を含む実施形態では、トランスミッション106の第2のシフト状態は、シフトハンティング阻止状態を含むことがある。パワートレイン102がシフト点316付近の小さな領域内で動作している場合、シフトハンティング状態が生じることがある。望みのトルクとは異なる出力トルクでトランスミッション106を動作させることで、動作点をシフト点316から移動させて離し、シフトハンティング阻止状態にすることができる。
他の実施形態では、第2のトランスミッション106シフト状態は、当業者に現在知られているまたは将来知られる、シフトハンティング状態の危険が減少していることを示す任意の状態、および望みの出力トルクでトランスミッション106を動作させることが望ましいことを示す任意の状態を含むことがある。
再び図2を参照すると、ステップ224で、制御装置128は、トランスミッション106の第2のシフト状態の検出に応じて、望みのトルクでトランスミッション106を動作させることができる。トランスミッション106が低速前進ギヤ306から高速前進ギヤ308にシフトする場合、トランスミッション106の動作点がシフト点316からできるだけ遠くに移動して、シフトハンティング状態を防止することが望ましいことがある。
図3を参照すると、非限定的な例では、低速前進ギヤ306から高速前進ギヤ308へのシフティング後、トランスミッション106は、点326で動作していることがある。トランスミッション106は、望みの出力トルクよりもわずかに低い出力トルクで動作していることがある。制御装置128は、望みの出力トルクでトランスミッション106を動作させることがあり、動作点をシフト点316から点328に移動させる。この動作点では、シフトハンティングの危険がより小さいことがある。
トランスミッション106が望みのトルクとは異なる出力トルクで動作された後にトランスミッション出力速度118が減少し、トランスミッション106の第2のシフト状態が、トランスミッション比率104が所定の値以下であることを含んでいた別の例では、制御装置は、トランスミッション106の第2のシフト状態の検出に応じて、望みの出力トルクでトランスミッション106を動作させることができる。一例では、制御装置128は、トランスミッション比率104が点330にあるときに、トランスミッション106の第2のシフト状態を検出することがある。制御装置128は、トランスミッション106の第2のシフト状態の検出に応じて、望みの出力トルクでトランスミッション106を動作させることができる。
第2のシフトハンティング防止法の図示の実施形態は、ギヤのアップシフトに関して説明しているが、同じ方法をダウンシフトにも適用可能であることを当業者は理解されよう。第2のシフトハンティング防止法の図示の実施形態を、低速前進306と高速前進308の間のシフトに関して説明してきたが、同じ方法を、低速前進306と低速後進310の間、および低速後進310と高速後進312の間のシフトにも適用することができることを当業者は理解されよう。
高速前進ギヤ308から補助ギヤ314へのシフト、および補助ギヤ314から高速前進ギヤ308へのシフトは、トランスミッションをニュートラルに入れることを必要とするが、それでも、第2のシフトハンティング防止法の図示の実施形態が適用可能であることがある。バリエータ120の速度を変化させる一方で、シフトに必要な時間を短縮するために、望みの出力トルクとは異なる出力トルクでトランスミッション106を動作させることができる。シフトが達成された後、トランスミッション106は、望みの出力トルクで動作されることがある。
第3のシフトハンティング防止法
再び図2を参照すると、第3のシフトハンティング防止法は、ステップ226、228、および252を含むことがある。ステップ226で、制御装置128は、トランスミッション106にギヤセット108、110、112、114、116をシフトさせるようにコマンドを発生することができる。いくつかの動作条件では、トランスミッション106は、ちょうどシフト点で、またはシフト点の非常に近くで動作していることがある。これらの動作条件および/または他の因子により、トランスミッション106で、マイクロシフトハンティングの状態が生じることがある。
ステップ228で、マイクロシフトハンティングの検出により、または予防措置により、制御装置128は、通常であればアクティブなシフト論理を第1の期間にわたって一時停止させることがある。第1の期間は、車両または静止機械の操作者がシフトの時間遅延を知覚することができないほど十分に短いことがある。いくつかの実施形態では、第1の期間は、50マイクロ秒以上であり150マイクロ秒以下の範囲内でよい。
いくつかの実施形態では、第3のシフトハンティング防止法は、シフトが起こるたびに実施されることがある。いくつかの実施形態では、第3のシフトハンティング防止法は、他のシフトハンティング防止法と共に実施されることがある。
第4のシフトハンティング防止法
第4のシフトハンティング防止法は、ステップ230、232、234、238、240、242、および252を含むことがある。ステップ230で、制御装置128は、第1のシフト状態の検出に応じて、通常はアクティブなシフト論理を第2の期間にわたって一時停止させることがある。第2の期間は、第1の期間よりも長いことがある。第1のシフトは、シフトハンティング状態であることがある。
トランスミッション106でのシフトハンティング状態が検出される場合、通常はアクティブなシフト論理をある期間にわたって一時停止することにより、ギヤセット108、110、112、114、116のシフティングが起こらないようにすることができ、したがってさらなるシフトハンティングを防止する。
ステップ232で、制御装置128は、第2のシフト状態を検出することがある。第2のシフト状態は、シフトハンティング阻止状態を含むことがある。例えば、トランスミッション比率304とモータ比率302との関係が、シフトハンティング状態が生じる危険がほとんどないように変化していることがある。
第2の期間中、トランスミッション比率304とモータ比率302との関係は、同期シフトが可能でないほどシフト点から離れることがある。本出願において、ギヤシフトのシフティングが、機械的な衝撃により、パワートレイン102のより激しい摩耗または損壊を引き起こすとき、または操作者が受け入れられないほど大きな不快感を覚えるときには、同期シフトは可能でない。何が受け入れられるかは、パワートレイン102に含まれる材料および構成要素、ならびに、パワートレイン102を含む機械または車両の対象となる操作者または産業に基づいて異なることがある。何が受け入れられるかは、一方から他方へシフトされる2つのギヤにおいてトランスミッション比率304とモータ比率302との関係が等しいシフトから、パワートレイン102の構成要素に受け入れられない損壊または摩耗をシフトが及ぼす場合まで、様々であることがある。この範囲は、実験データによって、またはモデリングおよび分析によって決定することができる。制御装置128において、同期シフトの範囲は、シフトされる2つのギヤにおけるトランスミッション比率304とモータ比率302との関係が所定の値未満または以下であることと定義されることがある。受け入れることができる同期シフトの範囲の決定は、当業者に知られている。
次に図5を参照すると、モータ比率302とトランスミッション比率304との関係500の例示的なグラフが示されている。この関係は、図3における関係と同じであり、同様の要素を表すために同様の参照番号が使用されている。非限定的な例において、シフトハンティング状態が、低速前進ギヤ306と高速前進ギヤ308の間で生じていることがある。制御装置128は、トランスミッション106が点502で動作することができるように、通常はアクティブなシフト論理を一時停止していることがある。点502では、低速前進ギヤ306と高速前進ギヤ308の間での点504への同期シフトは可能でないことがある。
再び図2を参照すると、ステップ234で、制御装置128は、同期シフトが可能であるかどうか判断することがある。制御装置128は、トランスミッション106が現在動作しているギヤと、望みのシフト先のギヤとにおける、トランスミッション比率304とモータ比率302との関係を比較することができる。例えば、図5に関連して、制御装置128は、低速前進ギヤでの動作点502でのトランスミッション比率304とモータ比率302との関係を、高速前進ギヤでの動作点504でのトランスミッション比率304とモータ比率302の関係と比較することができる。制御装置128は、その差が所定の値未満であるかどうか判断することがある。その差が所定の値未満である場合、制御装置128は、同期シフトが可能であると判断することができる。差が、所定の値以上である場合、制御装置128は、同期シフトが可能でないと判断することができる。他の実施形態では、制御装置128は、当業者に現在知られているまたは将来知られる任意の方法で同期シフトが可能であるかどうか判断することがある。
ステップ234でシフトが可能であると制御装置128が判断する場合、方法はステップ236に進むことがあり、ステップ236で、制御装置128は、ギヤセット108、110、112、114、116をシフトさせるようにトランスミッション106を制御する。
シフトが可能でないと制御装置128が判断する場合、方法はステップ238に進むことがある。
ステップ238で、制御装置128は、第1のギヤセット108を切り離すようにトランスミッション106を制御することがある。
ステップ240で、制御装置128は、バリエータ120が第2のギヤセット110への同期シフトに必要な速度になるように、出力速度を変化させるようにバリエータを制御することがある。
ステップ242で、制御装置は、第2のギヤセット110を係合させるようにトランスミッション106を制御することがある。
図5に例示される例では、通常はアクティブなシフト論理が一時停止されるとき、トランスミッション106は、点502で動作することがある。制御装置128は、シフトハンティング阻止状態を検出し、高速前進ギヤ308への同期シフトが可能でないと判断することがある。制御装置128は、第1のギヤセット108を切り離すようにトランスミッション106を制御することがある。次いで、制御装置128は、動作点504から所定の値以内のモータ比率302を生成するようにバリエータ120が動作するまで、速度を減少するようにバリエータ120を制御することがある。これは、点線510で示されている。次いで、制御装置は、第2のギヤセット110を係合させるようにトランスミッション106を制御することがある。
第4のシフトハンティング防止法の図示の実施形態は、ギヤのアップシフトに関して説明しているが、同じ方法をダウンシフトにも適用可能であることを当業者は理解されよう。第4のシフトハンティング防止法の図示の実施形態を、低速前進306と高速前進308の間のシフトに関して説明してきたが、同じ方法を、低速前進306と低速後進310の間、および低速後進310と高速後進312の間のシフトにも適用することができることを当業者は理解されよう。
第5のシフトハンティング防止法
第5のシフトハンティング防止法は、ステップ230、232、234、244、246、248、250、および252を含むことがある。ステップ230で、制御装置128は、第1のシフト状態の検出に応じて、通常はアクティブなシフト論理を第2の期間にわたって一時停止させることがある。第2の期間は、第1の期間よりも長いことがある。第1のシフトは、シフトハンティング状態であることがある。
トランスミッション106でのシフトハンティング状態が検出される場合、通常はアクティブなシフト論理をある期間にわたって一時停止することにより、ギヤセット108、110、112、114、116のシフティングが起こらないようにすることができ、したがってさらなるシフトハンティングを防止する。
ステップ232で、制御装置128は、第2のシフト状態を検出することがある。第2のシフト状態は、シフトハンティング阻止状態を含むことがある。例えば、トランスミッション比率306とモータ比率302との関係が、シフトハンティング状態が生じる危険がほとんどないように変化していることがある。
第2の期間中、トランスミッション比率304とモータ比率302との関係は、同期シフトが可能でないほど、シフト点から遠くに移動することがある。
次に図5を参照すると、非限定的な例において、シフトハンティング状態が、低速前進ギヤ306と高速前進ギヤ308の間で生じていることがある。制御装置128は、トランスミッション106が点502で動作することができるように、通常はアクティブなシフト論理を一時停止していることがある。点502では、低速前進ギヤ306と高速前進ギヤ308の間での点504への同期シフトは可能でないことがある。
再び図2を参照すると、ステップ234で、制御装置128は、同期シフトが可能であるかどうか判断することがある。制御装置128は、トランスミッション106が現在動作しているギヤと、望みのシフト先のギヤとにおける、トランスミッション比率304とモータ比率302との関係を比較することができる。例えば、図5に関連して、制御装置128は、低速前進ギヤでの動作点502でのトランスミッション比率304とモータ比率302との関係を、高速前進ギヤでの動作点504でのトランスミッション比率304とモータ比率302の関係と比較することができる。制御装置128は、その差が所定の値未満であるかどうか判断することがある。その差が所定の値未満である場合、制御装置128は、同期シフトが可能であると判断することができる。差が、所定の値以上である場合、制御装置128は、同期シフトが可能でないと判断することができる。他の実施形態では、制御装置128は、当業者に現在知られているまたは将来知られる任意の方法で同期シフトが可能であるかどうか判断することがある。
ステップ234でシフトが可能であると制御装置128が判断する場合、方法はステップ236に進むことがあり、ステップ236で、制御装置128は、ギヤセット108、110、112、114、116をシフトさせるようにトランスミッション106を制御する。
シフトが可能でないと制御装置128が判断する場合、方法はステップ244に進むことがある。ステップ244で、制御装置128は、望みのトランスミッション出力118の速度を決定することがある。望みのトランスミッション出力118の速度は、操作者入力に応じて決定することができる。操作者入力は、操作者インターフェース142を介して操作者が入力することができる。操作者入力は、トルクペダル144の位置でよい。別の実施形態では、望みのトランスミッション出力118の速度は、1つまたは複数の動作パラメータに応じて決定することができる。別の実施形態では、望みのトランスミッション出力速度118は、操作者入力と、1つまたは複数の動作パラメータとの両方に応じて決定することができる。他の実施形態では、望みのトランスミッション出力118の速度は、当業者に現在知られているまたは将来知られる任意のパラメータに応じた任意の様式で決定することができる。
ステップ246で、制御装置128は、望みのトランスミッション出力118の速度とは異なるトランスミッション出力118の速度でトランスミッション106を動作させることがある。例えば、制御装置128は、アップシフティング時には望みのトランスミッション出力118の速度よりもわずかに低いトランスミッション出力118の速度で、またはダウンシフト時には望みのトランスミッション出力118の速度よりもわずかに高いトランスミッション出力118の速度でトランスミッション106を動作させることがある。トランスミッション106が動作されるトランスミッション出力118の速度と、望みのトランスミッション出力118の速度との差は、パワートレイン102を含む車両または機械の操作者がその差に気付かないことがあるほど十分に小さいことがある。
ステップ248で、制御装置128は、ギヤセット108、110、112、114、116をシフトさせるようにトランスミッション106を動作させることがある。
ステップ250で、制御装置128は、望みのトランスミッション出力118の速度でトランスミッション106を動作させることがある。
図5に例示される例では、通常はアクティブなシフト論理が一時停止されるとき、トランスミッション106は、点502で動作することがある。制御装置128は、シフトハンティング阻止状態を検出し、高速前進ギヤ308への同期シフトが可能でないと判断することがある。制御装置128は、望みのトランスミッション出力118の速度を決定することがある。望みのトランスミッション出力118の速度は、点502および点504でのトランスミッション比率304を維持または増加するのに必要なトランスミッション出力118の速度でよい。
制御装置128は、望みのトランスミッション出力118の速度とは異なるトランスミッション出力118の速度でトランスミッション106を動作させることがある。制御装置128は、トランスミッション出力118の速度が、シフト点316でのトランスミッション比率に必要なトランスミッション出力118の速度に等しくなるか、またはその速度から所定の値以内になるまで、トランスミッション出力118の速度を減少させることがある。トランスミッション出力118の速度のこの減少は、点線の矢印506によって示されている。
次いで、制御装置128は、ギヤセット108、110、112、114、116を低速前進ギヤ306から高速前進ギヤ308にシフトさせるようにトランスミッション106を動作させることがある。
次いで、制御装置128は、点線の矢印508によって示されるように、トランスミッション出力118の速度を望みのトランスミッション出力速度まで増加させることがある。トランスミッション出力118の速度の減少および増加は、操作者が知覚できないことがある。操作者は、望みのトランスミッション出力118の速度で動作していないことを知覚できないことがある。
第1のシフトハンティング防止法の図示の実施形態は、ギヤのアップシフトに関して説明しているが、同じ方法をダウンシフトにも適用可能であることを当業者は理解されよう。第1のシフトハンティング防止法の図示の実施形態を、低速前進306と高速前進308の間のシフトに関して説明してきたが、同じ方法を、低速前進306と低速後進310の間、および低速後進310と高速後進312の間のシフトにも適用することができることを当業者は理解されよう。
ステップ252で、方法は終了する。
以上のことから、具体的な実施形態を例示の目的で本明細書において説明してきたが、本願で特許請求する本発明の特徴の精神または範囲から逸脱することなく様々な修正または変形を施すことができることを理解されよう。他の実施形態は、本明細書および図面の考察、ならびに本明細書に開示した構成の実施から、当業者には明らかになろう。本明細書および開示した例は単に例示とみなされ、本発明の真の範囲および精神は、添付の特許請求の範囲およびそれらの均等物によって示されるものと意図されている。

Claims (10)

  1. エンジン(104)と、バリエータ(120)、第1のギヤセット(108)、および第2のギヤセット(110)を有するトランスミッション(106)とを含むパワートレイン(102)でのシフトハンティングを防止するための方法であって、
    第1の実質的に一定の速度でエンジン(104)を動作させるステップと、
    トランスミッション(106)の第1のシフト状態を検出するステップと、
    動作パラメータに応じて、シフトハンティング防止法の群から1つまたは複数のシフトハンティング防止法を選択するステップと、
    トランスミッション(106)の第1のシフト状態の検出に応じて、1つまたは複数の選択されたシフトハンティング防止法を実施するステップと
    を含む方法。
  2. トランスミッション(106)の第1のシフト状態が、シフトがもうすぐ起こることを含み、
    選択されるシフトハンティング防止法の群のうちの1つまたは複数が、
    第1の速度とは異なる第2の実質的に一定の速度でエンジン(104)を動作させるステップと、
    トランスミッション(106)の第2のシフト状態を検出するステップと、
    トランスミッション(106)の第2のシフト状態の検出に応じて、第1の実質的に一定の速度でエンジン(104)を動作させるステップと
    を含む請求項1に記載の方法。
  3. トランスミッション(106)の第1のシフト状態が、シフトがもうすぐ起こることを含み、
    選択されるシフトハンティング防止法の群のうちの1つまたは複数が、
    望みのトランスミッション出力(118)のトルクを決定するステップと、
    望みのトランスミッション出力(118)のトルクとは異なるトランスミッション出力(118)のトルクでトランスミッション(106)を動作させるステップと、
    トランスミッション(106)の第2のシフト状態を検出するステップと、
    トランスミッション(106)の第2のシフト状態の検出に応じて、望みのトランスミッション出力(118)のトルクでトランスミッション(106)を動作させるステップと
    を含む請求項1に記載の方法。
  4. トランスミッション(106)の第1のシフト状態が、シフトがもうすぐ起こることを含み、
    選択されるシフトハンティング防止法の群のうちの1つまたは複数が、ギヤセットをシフトさせるステップと、シフト論理を第1の期間にわたって一時停止するステップとを含む
    請求項1に記載の方法。
  5. トランスミッション(106)の第1のシフト状態が、シフトハンティング状態を含み、
    選択される1つまたは複数のシフトハンティング防止法の群のうちの1つが、
    シフト論理を第2の期間にわたって一時停止するステップと、
    トランスミッション(106)の第2のシフト状態を検出するステップと、
    同期シフトに関する条件が満たされていると判断するステップと、
    ギヤセットをシフトさせるステップと
    を含む請求項1に記載の方法。
  6. トランスミッション(106)の第1のシフト状態が、シフトハンティング状態を含み、
    選択される1つまたは複数のシフトハンティング防止法の群のうちの1つが、
    シフト論理を第2の期間にわたって一時停止するステップと、
    トランスミッション(106)の第2のシフト状態を検出するステップと、
    同期シフトに関する条件が満たされていないと判断するステップと、
    第1のギヤセット(108)を切り離すステップと、
    バリエータ(120)の速度を変化させるステップと、
    第2のギヤセット(110)を係合するステップと
    を含む請求項1に記載の方法。
  7. トランスミッション(106)の第1のシフト状態が、シフトハンティング状態を含み、
    選択される1つまたは複数のシフトハンティング防止法の群のうちの1つが、
    シフト論理を第2の期間にわたって一時停止するステップと、
    トランスミッション(106)の第2のシフト状態を検出するステップと、
    同期シフトに関する条件が満たされていないと判断するステップと、
    望みのトランスミッション出力(118)の速度を決定するステップと、
    望みのトランスミッション出力(118)の速度とは異なる出力速度でトランスミッション(106)を動作させるステップと、
    ギヤセットをシフトさせるステップと、
    望みの出力速度でトランスミッション(106)を動作させるステップと
    を含む請求項1に記載の方法。
  8. 動作パラメータが、エンジン(104)の速度、トランスミッション出力(118)の速度、トランスミッション(106)の比率、バリエータ(120)の出力速度、クラッチアセンブリ状態、ギヤセット係合、操作者入力、またはトランスミッション出力(118)のトルクの少なくとも1つを含み、
    操作者入力が、望みのトルクまたはギヤレンジ選択の少なくとも一方を含む
    請求項1に記載の方法。
  9. エンジン(104)と、バリエータ(120)、第1のギヤセット(108)、および第2のギヤセット(110)を有するトランスミッション(106)とを含むパワートレイン(102)でのシフトハンティングを防止するための方法であって、
    第1の実質的に一定の速度でエンジン(104)を動作させるステップと、
    トランスミッション(106)の第1のシフト状態を検出するステップと、
    動作パラメータに応じて、シフトハンティング防止法の群から1つまたは複数のシフトハンティング防止法を選択するステップであって、群が、第1のシフトハンティング防止法と、第2のシフトハンティング防止法と、第3のシフトハンティング防止法と、第4のシフトハンティング防止法と、第5のシフトハンティング防止法とを含むステップと、
    トランスミッション(106)の第1のシフト状態の検出に応じて、1つまたは複数の選択されたシフトハンティング防止法を実施するステップとを含み、
    第1のシフトハンティング防止法が、第1の速度とは異なる第2の実質的に一定の速度でエンジン(104)を動作させるステップを含み、
    第2のシフトハンティング防止法が、望みのトランスミッション出力(118)のトルクを決定するステップと、望みのトランスミッション出力(118)のトルクとは異なるトランスミッション出力(118)のトルクでトランスミッション(106)を動作させるステップとを含み、
    第3のシフトハンティング防止法が、ギヤセットをシフトさせるステップと、シフト論理を第1の期間にわたって一時停止するステップとを含み、
    第4のシフトハンティング防止法が、シフト論理を第2の期間にわたって一時停止するステップと、トランスミッション(106)の第2のシフト状態を検出するステップと、同期シフトに関する条件が満たされていないと判断するステップと、第1のギヤセット(108)を切り離すステップと、バリエータ(120)の速度を変化させるステップと、第2のギヤセット(110)を係合するステップとを含み、
    第5のシフトハンティング防止法が、シフト論理を第2の期間にわたって一時停止するステップと、トランスミッション(106)の第2のシフト状態を検出するステップと、同期シフトに関する条件が満たされていないと判断するステップと、望みのトランスミッション出力(118)の速度を決定するステップと、望みのトランスミッション出力(118)の速度とは異なる出力速度でトランスミッション(106)を動作させるステップとを含む
    方法。
  10. シフトハンティング(100)を防止するためのシステムであって、
    エンジン(104)と、エンジン(104)に動作可能に接続されたトランスミッション(106)とを含むパワートレイン(102)であって、トランスミッション(106)が、バリエータ(120)、第1のギヤセット(108)、および第2のギヤセット(110)を有し、バリエータ(120)が、静油圧トランスミッション(122)と電動機(126)との一方を含むパワートレイン(102)と、
    第1の実質的に一定の速度でエンジン(104)を動作させ、トランスミッション(106)の第1のシフト状態を検出し、動作パラメータに応じて、シフトハンティング防止法の群から、1つまたは複数のシフトハンティング防止法を選択し、トランスミッション(106)の第1のシフト状態の検出に応じて、1つまたは複数の選択されたシフトハンティング防止法を実施するように構成された制御装置(128)とを備え、
    トランスミッション(106)が、少なくとも1つの遊星ギヤセットを含み、エンジン(104)が、バリエータ(120)と、バリエータ(120)に並列の機械的ギヤリング(148)とに動作可能に結合され、バリエータ(120)と機械的ギヤリング(148)が、少なくとも遊星ギヤセットを介して動作可能に結合される
    システム。
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