JP2013536948A - 保持バーを有する試料チューブラック - Google Patents

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Abstract

試料チューブ(120)の内容物の処理中、試料チューブ(120)をラック内に保持する保持バー(102)を有する試料チューブラック(100)が、説明される。試料チューブ(120)を保持するためのラック例(100)は、細長い本体と、開口(118)を画定する壁(116)とを有する試料チューブキャリア(104)を含む。開口(118)の各々は、試料チューブ(120)のそれぞれ1つを受け入れるように構成される。壁(116)は、細長い開口部(124)を画定し、その各々は、試料チューブ(120)のそれぞれ1つに対応し、それぞれの試料チューブ(120)の長さの少なくとも一部分に沿って延び、細長い開口部(124)は、試料チューブ(120)の外面上で情報を見ることを可能にする。ラック例(100)はまた、試料チューブキャリア(104)の一方の端部に枢動式に結合される細長い保持バー(102)も含む。保持バー(102)は開口部(126)を有し、その各々は、開口(118)のそれぞれ1つの上方に配置され、開口部(126)は、試料チューブ(120)が保持バー(102)を通って試料チューブキャリア(104)から取り外されることを防止するように寸法設定される。

Description

本開示は、一般に、試料チューブホルダに関し、より詳細には、試料チューブの内容物の処理中、試料チューブをラック内で保持する保持バーを有する試料チューブラックに関する。
生体試料の自動処理は、通常、試料調製または試験の機器内での処理のために比較的多くの数の試料チューブを保持するように適合された試料チューブラックの使用を伴う。一般に、これらの試料チューブラックは、試料調製または試験の機器が、調製および/または試験プロセス(複数可)の間中、ラックならびにラック内に配設されたあらゆる試料チューブを保持しおよび/または運搬することができるように構成される。
生体試料物質を含む試料チューブは、しばしばキャップでシールされ、試料、他の近くにある試料の汚染、および/または試料を処理する機器操作者の試料中の生体物質への暴露の可能性を最小限に抑えるまたは防止する。しかし、数多くの知られている自動式試料処理機器では、そのような試料チューブキャップは、そのようなチューブのラックを機器内に装填する前に各試料チューブから取り外されなければならない。当然ながら、キャップを取り外すことにより、試料の汚染および/または機器操作者の試料中の生体物質への暴露が生じる恐れがある。
試料チューブの処理前に試料チューブキャップを取り外さなければならないことに関連付けられた問題を解消するために、一部の自動式試料処理機器は、貫通可能なまたは突き刺し可能なキャップを有する試料チューブと共に働くように構成される。これらの機器では、使い捨てのピペットが、試料チューブキャップを突き刺すために使用されてよく、それによって試料の汚染および操作者の生体物質への暴露の可能性を低減する。そのような自動式機器は、試料の多量の機械的操作を解消し、汚染または暴露問題において著しい改善をもたらすことができるが、付き刺し可能なキャップからのピペットの引き出しが、キャップとピペット間の摩擦力により試料チューブをラックから持ち上げる傾向があり得るため、試料のチューブをラック内に適正に保持することが重要な考慮事項になっている。
さらに、突き刺し可能なキャップを試料チューブ上で使用することはまた、試料チューブの内容物とキャップが突き刺される周囲環境との間の圧力差を生じさせる恐れもある。たとえば、試料が、比較的低い高度の場所で収集され、キャップが付けられ、その後より高い高度の場所で処理される(すなわちキャップが突き刺される)場合、生体物質を含む流体および/またはエアロゾルが、キャップ内の突き刺された開口部から強制排出されることがあり、それによって他の試料を汚染し、および/または機器操作者を生体物質に暴露する可能性がある。
試料チューブ保持バーを有する試料チューブラック例を示す図である。 図1の試料チューブラック例の分解図である。 図1の試料チューブラックを示す別の図である。 図1の試料チューブラックの識別タグをより詳細に示す図である。 図1の試料チューブラックの一部分の拡大断面図であり、保持バー内の階段状のプロファイルの開口部を通ってキャップを貫通するピペットを示している。 保持バーが取り外された、図1の試料チューブラック例を示す図である。 保持バーが試料チューブホルダと枢動式に係合している、図1の試料チューブラック例を示す図である。 保持バーが試料チューブホルダに完全にまたは適正に係合または係止されない、図1の試料チューブラック例を示す図である。 別の試料チューブホルダ例を示す図である。 保持バーを図9の試料チューブホルダ例に係止するのに使用され得るラッチ機構を示す図である。 保持バーを図9の試料チューブホルダ例に係止するのに使用され得るラッチ機構を示す図である。 保持バーを図9の試料チューブホルダ例に係止するために使用され得る代替のラッチ機構を示す図である。 保持バーを図9の試料チューブホルダ例に係止するために使用され得る代替のラッチ機構を示す図である。 試料チューブを安定化させるOリングを有する別の試料チューブラック例を示す図である。 図11の試料チューブラックの分解図である。 キャップ付き試料チューブおよびキャップ無し試料チューブを安定化させるOリングを示す、図11の試料チューブラックの拡大部分図である。 バックルタイプのラッチ機構を有する別の試料チューブラック例を示す図である。 図14の試料チューブラックの分解図である。 図14の試料チューブラック例と共に使用され得る代替のラッチを表す図である。 図14の試料チューブラック例と共に使用され得る代替のラッチを表す図である。 別の試料チューブラック例を示す図である。 図17の試料チューブラック例の分解図である。 別の試料チューブラックの分解図である。 さらに別の試料チューブラック例を示す図である。 図20の試料チューブラック例の分解図である。 ラックの試料チューブホルダ部分に対して横方向に枢動する保持バーを有する試料チューブラック例を示す図である。 試料チューブが中に側部装填される一体型の試料チューブラック例を示す図である。
本明細書で説明される試料チューブラック例は、試料チューブの内容物の自動処理中、複数の試料チューブを保持するために使用され得る。試料チューブラック例は、有利には、自動処理中、試料チューブを基部、試料チューブホルダ、または試料チューブキャリア内に保持するように構成されたカバーまたは保持バーを使用する。より詳細には、本明細書で説明される試料チューブラック例は、キャップ無し試料チューブを処理するために使用され得るが、貫通可能な試料チューブキャップが使用されるとき、保持バーは、キャップを突き刺したピペットなどが、ピペットが試料チューブおよびキャップから引き出されるときに、これらのキャップ付き試料チューブを試料チューブホルダまたはキャリアから持ち上げることを防止する。また、本明細書で説明されるさまざまな試料チューブラック例は、特定の数の試料チューブ(たとえば16)を保持するように構成されるように説明され得るが、本明細書における例の教示は、特定の用途に適合させる必要に応じて、より多いまたはより少ない試料チューブを保持するように構成された試料チューブラックに容易に適用され得ることを認識されたい。
本明細書で説明される保持バー例は、有利には、試料の汚染および/または機器操作者の生体物質への暴露を大幅に低減または防止するために1つまたは複数の特徴を使用することができる。たとえば、保持バーは、試料チューブホルダ、したがって試料チューブホルダ内に装填された試料チューブの上部に対して保持バーがいかなる形でも摺動することを最小限に抑えるまたは排除するために、試料チューブホルダに枢動式に係合されてよい。試料チューブホルダに対する保持バーのそのような摺動を最小限に抑えるまたは排除することにより、生体物質が一方の試料チューブの上部から他方に移ることが大幅に低減または解消される。
追加的にまたは代替的には、本明細書で説明される保持バー例は、各試料チューブの少なくとも上部分の側面に位置するフランジを形成する横方向の壁を含むことができる。これらのフランジは、生体物質(複数可)を含み得るあらゆる流体および/またはエアロゾルが他の試料チューブ、より全体的には自動式処理機器内に広がることを制御、低減、または防止する効果をもたらすことができる。さらには、保持バー例は開口部を含み、この開口部は、ピペットがそこを通り、開口部の反対側に配置されたそれぞれの試料チューブに入ることを可能にするように構成される。しかし、これらの開口部は、キャップ付きチューブを突き刺したピペットがキャップ付きチューブから引き出されたとき、試料チューブが保持バーから引っ張り出されることを防止するようにサイズ設定される。試料の汚染および/または操作者への暴露をさらに最小限に抑えるまたは防止するために、保持バー内の開口部は、少なくとも2つの開口サイズまたは断面積を有することができる。具体的には、保持バーの上面に隣接する1つの開口サイズは、ピペットが開口部を通り抜けることを可能にするのに十分な大きさでよく、一方で保持バーの底面に隣接する(したがって試料チューブの上部に隣接する)別の開口サイズは、試料チューブキャップの突き刺し可能な表面の、すべてではなくてもかなりの部分を覆うまたはこれに重なるように、比較的大きくてよい。このように、開口部は、たとえば任意のキャップが突き刺されたとき、試料チューブから逃れ得る生体物質を含む流体またはエアロゾルを捕捉するように機能する階段状のプロファイルを有することができる。換言すれば、保持バーの底面に隣接する開口は、保持バーの底面が突き刺し可能なキャップの周囲と接触し、キャップが下側開口領域に入ることを防止することを可能にするほどの小ささにされてよく、一方で上部に隣接する開口は、比較的小さく、かつピペットが通ることを可能にするほどの大きさにされ、それによって生体物質を含むあらゆる流体(複数可)および/またはエアロゾルが保持バーの上面および試料チューブラックへと逃げ得る開口領域を最小限に抑える。
本明細書で説明される保持バー例はまた、本明細書で説明される試料チューブホルダ例と共働して試料チューブの装填および抜き取り、処理されている試料チューブおよび/またはラックの識別および追跡、ならびに/または試料チューブが中に装填される方法に伴う潜在的な問題の特定を容易にすることもできる。たとえば、一部の例では、ラッチまたは係止機構が、保持バーを試料チューブホルダに対して係止するために設けられてよい。例となるラッチまたは係止機構の一部は、片手による操作で試料チューブラックの装填および抜き取りを容易にすることができる。さらには、ラッチまたは係止機構は、ラッチまたは係止具が適正にまたは完全に係合されない視覚的表示部を提供することができる。たとえば、ラッチまたは係止具が完全に係止されたまたは固定された状態にない場合、色またはフィーチャが操作者に暴露され容易に見ることができ得る。同じように、保持バーが試料チューブホルダに適正にまたは完全に係合されない状態を明らかにするために、保持バーの向きまたは位置が代替的にまたは追加的に使用され得る。たとえば、保持バーが試料チューブホルダに完全にまたは適正に係合されないとき、保持バーの向きが、試料チューブホルダに対して斜めにされまたは角度付けされてよい。追加的にまたは代替的には、保持バーが試料チューブホルダに完全にまたは適切に係合されないとき、1つまたは複数の装填された試料チューブの上部分が、暴露され、見ることができてもよい(すなわち保持バーのフランジによって覆われないまたは隠されない)。試料チューブのこれらの暴露された上部分は、自動式試料チューブ処理機器の操作者に対して、保持バーが試料チューブホルダまたは基部に完全にまたは適正に係合されないことを容易に表示することができ、それによって操作者に対して機器による試料チューブの処理を開始しないよう警告することができる。
本明細書で説明される試料チューブラック例はまた、試料チューブラックおよび/またはその中に含まれる試料チューブの識別を容易にするために識別構造を提供することもできる。たとえば、一部の例では、試料チューブラックの保持バーは、試料チューブラックを識別するしるしを含むタグを受け入れるための構造を含むことができる。そのようなしるしまたは識別情報は、試料チューブラックの存在、また一部の場合、試料チューブラックが適正に装填され、処理に向けて準備されているかを検出するために、たとえば、自動式試料チューブ処理機器によって使用され得る。換言すれば、自動式試料処理機器は、そのような識別しるしの存在を、保持バーが結合された試料チューブラックが存在する表示として認識し、したがって、試料チューブラックには処理のために試料チューブが装填されていることを推測することができる。
さらには、本明細書で説明される例となる試料チューブホルダまたは基部はまた、各試料チューブの側部(複数可)または外面の少なくとも一部分を見ることを可能にするために開口部または開口を含むことができ、それによって、試料チューブに与えられ得るあらゆる識別情報を手動および/または自動で読み取ることを可能にする。たとえば、そのような識別情報は、処理される生体試料(たとえばその関係者など)の供給元に対応することができる。
次に、図1、図2、および図3を詳細に見ると、試料チューブカバーまたは保持バー102を有する試料チューブラック例100が、図1に示されており、図2は図1の試料チューブラック例100の分解図であり、図3は図1の試料チューブラック100の別の図を示している。試料チューブ保持バー102は、突起部106と、保持バー102の上部分111から下向きにまたは離れるように延びる脚部110の開口部108との係合により、基部、試料チューブキャリア、または試料チューブホルダ104に取り外し可能にかつ枢動式に結合される。試料チューブラック例100はまた、処理中、試料チューブラック100を機器が誘導および/または移動させることを可能にするために自動式試料処理機器と連動するように構成されたガイドレール112を含む。さらには、試料チューブラック例100は、以下でより詳細に説明されるように、保持バー102の片手による係止および試料チューブホルダ104からの係止解除を可能にすることができる係止またはラッチ機構114を含む。
図1〜図3の例では、試料チューブホルダ104は、細長い本体および壁116を有し、この壁は、それぞれの試料チューブ120を受け入れ、試料チューブ120およびその中の内容物の処理中、試料チューブ120をほぼ垂直な向きに保持するように構成された空洞または開口部118を画定する。試料チューブ120は、開放され(すなわち露出され)てよく、および/またはたとえば貫通可能なまたは突き刺し可能なキャップで覆われてもよい。しかし、以下の詳細な説明に照らして理解され得るように、試料チューブラック例100の特徴は、最も有利には、覆われたまたはキャップ付きの試料チューブに関連して適用される。図示されるように、壁116は、試料チューブ120の湾曲外面を補完する湾曲表面122を有することができる。しかし、表面122は、必ずしも湾曲される必要はなく、その代わりに、ほぼ平坦でも、または試料チューブ120を処理のための適切な向きに維持する任意の他の形状を有することもできる。
壁116は、細長い開口部124を画定し、この開口部は、試料チューブ120の各々の長さの少なくとも一部分に沿って延びて、試料チューブ120の外面に存在し得るあらゆるしるしまたは情報を見ることを可能にする。そのようなしるしまたは情報は、試料チューブ120内に含まれた生体試料の内容物および/または(たとえばその関係者などの)供給元を識別するために使用され得る。
上記で留意されたように、細長い保持バー102は、突起部106によって試料チューブホルダ104に取り外し可能にかつ枢動式に結合され、この突起部は、脚部110の開口部108を貫通して延び、その隣接する表面と係合するフック形状のフィーチャまたはアンダーカット領域を含むことができる。保持バー102は、さらに、試料チューブホルダ104の開口118のそれぞれ1つの上方に配置された開口部126を含む。開口部126は、試料チューブ120が保持バー102を通って取り外されることを防止するようにサイズ設定される。換言すれば、試料処理中、保持バー102が試料チューブホルダ104に適正にまたは完全に係合または係止されている状態で、試料チューブ120が、たとえば、ピペットが試料チューブおよびキャップから引き出されるときにピペットによって突き刺されたキャップ上にピペットによって及ぼされた摩擦力(複数可)によって試料チューブホルダ104から引っ張り出されることが防止される。開口部126は、さらに、たとえば試料チューブ120内へのピペットの移動を容易にするまたは誘導するために面取り部または引き込み表面128を含むことができる。
保持バー102は、さらに、試料チューブ120の各々の少なくとも上部分を覆うために保持バー102の上部分111から下向きに延びる横方向部分または壁130および132(図3)を含む。したがって、これらの横方向部分130および132はフランジを形成し、このフランジは、保持バー102が試料チューブホルダ104と適正におよび完全に係合されたとき、試料チューブ120の上部の側面に位置して、試料チューブ120の1つまたは複数から逃げる生体物質を含む流体および/またはエアロゾルによる汚染を防止する、または少なくとも低減することを助ける。
脚部110の反対側の保持バー102の端部136では、保持バー102の上部分111は、ラッチ機構114のフック140を受け入れるために開口部138を含む。開口部138は、ラッチ機構114が係止解除状態に保たれるとき、フック140の本体が保持バー102の上部分111を通り抜けることを可能にするようにサイズ設定される。ラッチ機構114が解放され、したがって係止状態にばねによって戻るようにされたとき、フック140の鼻部または輪郭縁142は、停止表面144の上方に延びて、保持バー102を試料チューブホルダ104と係合または係止した状態で保持する(すなわち保持バー102が枢動されて試料チューブホルダ104から離れることを防止する)。図示されるように、輪郭縁142は、フック140と停止表面144との摺動係合を容易にするために斜めにされたまたは先細にされた表面を有することができる。
保持バー102と試料チューブホルダ104の間の位置合わせをさらに容易にするために、保持バー102はまた、横方向部分130および132の底縁148に沿って1つまたは複数の位置合わせ切欠部146を含むこともできる。そのような位置合わせ切欠部146は、試料チューブホルダ104上の1つまたは複数の相補的な突起部150と係合することができる。こうして、位置合わせ切欠部146と突起部150の間の共働は、保持バー102が試料チューブホルダ104に完全に係合されおよび/または係止されたときに、開口118に対する開口部126の位置合わせを維持する。換言すれば、これらの位置合わせ切欠部146および突起部150は、試料チューブラック100の長手方向軸152に沿って、保持バー102および試料チューブホルダ104の相対位置を位置合わせするように機能する。同様に、脚部110は内面154を有し、この内面は、試料チューブラック100の端部において壁116の1つの外面156と係合して、試料チューブラック100の長手方向軸152に沿って、保持バー102の位置を位置合わせする。
試料チューブホルダ104に対する保持バー102の横方向の(すなわち長手方向軸152に垂直な)位置合わせを制御するために、保持バー102の横方向部分130および132の内面158は、係止機構114に隣接する試料チューブホルダ104の表面160と係合することができ、または少なくともこれによって拘束される。同じようにして、脚部110は、係止機構114の方向に延び、試料チューブラック100の端部において壁116の側部または縁部164と係合する横方向の壁162を含む。これらの横方向の壁162は、試料チューブホルダ104に対する保持バー102の横方向の移動を限定する。
ラッチ機構114は、フック140にスライド170を介して結合されるボタン168を含む作動体166を含む。作動体166は、スロット、チャネル、または溝172を介して試料チューブホルダ104と摺動式に係合し、付勢要素174(たとえばばね)によって係止状態にばね付勢される。開口180を通ってプラグ176に入るねじ178によって試料チューブホルダ104に固定されたプラグ176は、作動体166をスロット172内に捕捉する。指グリップ182が、ラッチ機構114の片手による操作を容易にするために図示されるように設けられ得る。たとえば、操作者は、一方の手の人指し指をグリップ182の周りに巻き付けながら、同じ手の親指を使用してボタン168を係止解除状態に(すなわち脚部110に向かって)付勢要素174に押し付けることができる。図示されないが、チャネルまたは溝172は、(たとえば、試料チューブラック100の洗浄中)チャネルまたは溝172に入り得るあらゆる流体がラック100を通り抜けることを可能にするために、1つまたは複数の流出または排出穴を含むことができる。
図1の例では、試料チューブラック100の脚部110は、試料チューブラック100および/または試料チューブ120を識別するしるしまたは情報188を含むタグ186を受け入れるために、スロットまたは凹部184を含む。図4を簡単に見ると、タグ186がより詳細に例示されている。図4に示されるように、タグ186は、耐食金属(たとえばステンレス鋼)または任意の他の適切な材料(たとえばプラスチック材料)から作製され得るほぼ細長い本体を有することができ、その上に裏面接着式のラベル190が貼り付けられている。情報またはしるし188は、(たとえばラベル190がタグ186に加えられる前に)ラベルに印刷されても、別の形でラベルに加えられてもよく、または情報またはしるし188は、タグ186上に直接加えられてもよい。情報またはしるし188は、バーコード、文章、数字データの形態、または任意の他の形態をとることができる。しかし、試料チューブラック100が自動式試料処理機器と共に使用されるとき、バーコードはそのような機器によって自動的に読み取り解釈され得るため、そのようなバーコードを使用することが特に有利である。
図1〜図3に戻ると、試料チューブラック100はまた、試料チューブラック100を1つまたは複数の異なる試料処理機器と共に使用することを容易にするためにレール112も含む。レール112は、特定の試料処理機器と共に働くように特異的に適合されてよく、またはいくつかの異なる試料処理機器と共に働くように適合されてもよい。レール112は、締結具192(たとえばねじ)によって試料チューブホルダ104の底部に結合される別個の部片として表される。しかし、レール112は、代替的には、試料チューブホルダ104と一体的に形成されてもよい。レール例112はまた、試料チューブラック100内に存在し得るあらゆる液体(複数可)が試料チューブラック100の底部を通り抜けることを可能にするために開口部194も含む。
試料チューブラック例100のさまざまな構成要素は、特定の用途の必要性に適合させるために、同一の、類似の、および/または異なる材料から作製され得る。一部の例では、保持バー102および試料チューブホルダ104はプラスチックから作製され、ガイドレール112は金属から作製される。そのような材料選択は、摩耗のために必要に応じて取り換えられ得る、または試料チューブラック100の異なる処理機器への適用を可能にするために変更され得る堅固なレールを実現する。さらには、保持バー102および試料チューブホルダ104により軽量のプラスチック材料を使用し、金属がガイドレール112に使用されることにより、比較的低い質量中心、したがって、特にラック100に試料チューブ120が装填されたときにラック100の安定性の増大が実現される。しかし、他の用途では、ガイドレール112は、金属ではなくプラスチックから作製されてよい。さらには、さまざまな構成要素(たとえば試料チューブホルダ104の表面)は、構成要素へのラベルの接着を容易にするように処理されたフレームになり得る。
図5は、図1の試料チューブラック100の一部分の拡大断面図であり、保持バー102内の開口部126の1つを通ってキャップ502を貫通するピペット500を示している。図5に表されるように、開口部126の各々は、試料チューブ120の1つまたは複数から逃げる流体(複数可)および/またはエアロゾルによる汚染を低減または回避するように機能する階段状のプロファイルを有する。より具体的には、階段状のプロファイルは、少なくとも2つの異なる開口サイズから構成され得る。たとえば、保持バー102の底面506に隣接する下側開口504は、保持バー102の上部分111に隣接する別の上側開口508より比較的大きい(たとえばより大きい直径、断面積などを有する)。この例では、上側開口508は、ピペット500が保持バー102を通ることを可能にするほどの大きさになるようにサイズ設定され、一方で下側開口504は、比較的大きく、試料チューブキャップ502の突き刺し可能な部分510にほぼ重なるまたはこれを覆う。開口サイズのそのような構成により、下側開口504を、ピペット500がキャップ502を突き刺したときに試料チューブ120から逃げ得るすべての流体および/またはエアロゾルの捕捉を容易にするのに十分な大きさにすることができ、一方で、比較的小さい上側開口508は、そのように逃げたすべての流体またはエアロゾルが、その周囲環境および/または他の試料チューブ120へと通り抜け得る領域または通路を大幅に低減または制限する。
図6〜図8は、保持バー102と試料チューブホルダ104の間の機械的相互作用を全体的に示している。特に、図6は、保持バー102が取り外された、試料チューブラック例100を示している。図6では、試料チューブ120は、試料チューブホルダ104の開口118のそれぞれ1つ内に装填されている。この特定の例では、開口118のすべてに試料チューブ120が装填されており、試料チューブ120のすべてが、突き刺し可能なキャップ502を有するものとして表されている。しかし、他の例の使途においては、開口118の1つまたは複数は、その中に装填される試料チューブ120を有さなくてもよく、試料チューブ120の1つまたは複数は、キャップ付きでなくてもよい(すなわち開放していてよい)。
図7は、保持バーが、脚部110によって、特に突起部106および開口部108によって試料チューブホルダ104と枢動式に係合している、試料チューブラック例100を示している。保持バー102の枢動作用は、試料チューブホルダ104ならびに試料チューブ120の上部に対するいかなる摺動作用も実質的に伴わない。試料チューブ120に対する保持バー102のあらゆる摺動作用を実質的に解消することにより、さらには、あらゆる生体物質または他の汚染物質が試料チューブ120の1つの上部から試料チューブ120の別のものに移動する可能性が低減される。
図8は、保持バー102が試料チューブホルダ104に完全にまたは適正に係合されない、図1の試料チューブラック例100を示している。図8に明確に見られ得るように、横方向部分130および132の構成は、保持バー102がラッチ機構114に、より全体的には試料チューブホルダ104に完全に係合されないとき、試料チューブ120のキャップ502の1つまたは複数(または1つまたは複数のキャップが存在しない場合は上部)が、参照番号800で示されるように暴露されるようなものである。こうして、保持バー102は、試料チューブホルダ104に保持バー102が完全におよび/または適正に固定、係合、および/または係止されているかどうかの明確な視覚的表示をもたらすように構成される。具体的には、試料チューブホルダ104に対する保持バー102の斜めの向き(たとえば角度)が、特に、試料チューブ120の1つまたは複数の上部分の可変の暴露により、簡単に見ることができる。
図9は、保持カバーを有するさまざまな試料チューブラックを実現するために使用され得る別の試料チューブホルダ例900を示している。試料チューブホルダ900は、上記で説明された試料チューブホルダ104に基本的には類似しているが、異なる機構を使用して保持バーまたはカバーを係合または係止する。より具体的には、試料チューブホルダ例900は、保持バーが試料チューブホルダ900に対して固定または係止されているため、試料チューブホルダ900に対して枢動する保持バーを使用しない。そうではなく、試料チューブホルダ900は、保持バーを試料チューブホルダ900の一方の端部のハンドル902および試料チューブホルダ900の反対側端部のポスト904にわたって垂直に置き、次いで保持バーをハンドル902およびポスト904にわたって摺動させて、保持バーの1つまたは複数のフィーチャ(たとえば鍵穴開口部)をハンドル902およびポスト904の相補的なフィーチャと係合させることによって保持バーを受け入れるように構成される。
図9の例では、ハンドル902は、T形状のプロファイルを有することができるハンドル902から突起して離れるラグまたは鍵部906を含む。加えて、ハンドル902は、たとえば操作者の親指または他の指(複数可)によるハンドル902の把持を容易にする、くぼみ908を含むことができる。さらには、ハンドル902は係止解除および係止の視覚的な表示部910および912をそれぞれ含むことができ、これは、以下でより詳細に説明されるように、保持バーが試料チューブホルダ900に適正におよび/または完全に係合または係止されているかどうかを表示するために使用され得る色付き領域、または凹凸領域などになり得る。ポスト904もまた、保持バーと係止可能に係合するように構成された、T形状の部分914を含む。
試料チューブホルダ900の壁916は、ラック900内に装填されたすべての試料チューブの安定化を容易にするために、たとえばOリング(図示されず)を受け入れるように構成されたポスト918〜924を含むことができる。そのようなOリングは、試料チューブラック900内に装填された後の試料チューブの移動を限定または防止するために試料チューブの外面と摩擦式に係合するように選択され得る。
図10Aおよび図10Bは、保持バー1002を図9の試料チューブホルダ例900に係止するために使用され得るラッチ機構1000を示している。図10Aおよび図10Bに示されるように、保持バー1002は、開口部または鍵穴1006を有するラッチ板1004と、作動ハンドルまたはプレート1008と、付勢部材または指部1010および1012とを含み、この場合指部1010および1012の各々は、それぞれの戻り止め機構1014および1016を含む。
図10Aでは、保持バー1002は、ラッチ機構1000が係止されない非固定状態で示されている。この係止解除状態は、表示部912がラッチ板1004内の開口部または鍵穴1006から暴露されていることによって明確に表示される。ラッチ1000を係止し、保持バー1002を試料チューブホルダ900に完全に固定するために、操作者は、作動板1008をくぼみ908から離れる方向に押すことができる。係止板1004が移動されるとき、戻り止め機構1014および1016は、指部1010および1012を鍵部906から離れるように広げて、戻り止め機構1014および1016が鍵部906を通り越すことを可能にし、次いで指部1010および1012をばねによって図10Bに示される係止状態に戻す。係止状態は、表示部910の存在によって明確に表示される。係止表示部910および912を用いることに加えて、操作者は、当然ながら、保持バー1002内の開口1020が、試料チューブ120と位置合わせされているか否かを判断することによって保持バー1002が適正におよび/または完全に係合または係止されているか否かを決定することもできる(たとえば図10Aを参照)。
図10Cおよび図10Dは、保持バー例1002を図9の試料チューブホルダ例900に係止するために使用され得る代替のラッチ機構1022および1024を示している。代替のラッチ機構1022および1024は、図10Aおよび図10Bのものに類似する。しかし、ラッチ機構1022および1024は、代替の戻り止め機構1026および1028をそれぞれ使用する。戻り止め機構1026および1028は、鍵部またはラグ906の上部の上方を進行するように構成される。
図11は、試料チューブ120を安定化させるためにOリング1102を有する別の試料チューブラック例1100を示している。図12は、図11の試料チューブラック1100の分解図であり、図13は、図11の試料チューブラック1100の拡大部分図であり、キャップ付きの試料チューブ120およびキャップ無しの試料チューブ120を安定化させるOリング1102を示している。図11〜図13を参照すると、試料チューブラック例1100は、試料チューブホルダまたはキャリア1104と、ガイドレール1106と、保持カバーまたはバー1108とを含む。
保持バー1108は、試料チューブラック1100の両端に位置するバックル構造1110および1112によって試料チューブホルダ1104に垂直に結合または係止され得る。図12で最も明確に見られ得るように、バックル1110および1112の各々は、それぞれ雌型バックル部分1114、1116および雄型バックル部分1118、1120を含み、これらのバックルは、保持バー1108を試料チューブホルダ1104に係止するために一緒に押され得る。雄型バックル部分1118および1120は、開口部1130〜1136と共にスナップ嵌合式結合を形成する突起体または指部1122〜1128を含む。保持バー1108を試料チューブホルダ1104から取り外すには、操作者は、指部1122〜1128を内向き(すなわち試料チューブラック1100の長手方向軸に向かって)に押し、保持バー1108を上向きに引っ張って保持バー1108を持ち上げ試料チューブホルダ1104から離す。保持バー1108の係止および取り外しは、ハンドルまたはリフトタブ1138を使用することによって容易にされ得る。加えて、試料チューブラック例1100は、タグ1140を含むことができ、この上には、試料チューブ内容物の処理中に使用するための識別しるしまたは情報が、配置され得る。
図14は、バックルタイプのラッチ機構1402を有する別の試料チューブラック例1400を示している。図15は、図14の試料チューブラック1400の分解図である。図14および図15を参照すれば、試料チューブラック例1400は、試料チューブホルダ1404、保持バー1406、およびフレーム組立体1408を含む。フレーム組立体1408は、ガイドレール部分1410ならびに端板1412および1414を含む。端板1412の1つはまた、たとえば試料チューブの装填中、および/または保持バー1406の固定または係止中、ラック1400の取り扱いを容易にするために、ハンドルまたはタブ1416を含む。
ラッチ機構1402は、バックルレバー1417と、保持バー1406の唇部1420と係合し、これを下向きに引っ張って保持バーをラック1400に係止するループまたは留め金1418とを含む。ラッチ1402の反対側のラック1400の端部では、保持バー1406は、端板1414のフック付き端部1424を受け入れるためにスロット1422を含む。
図16Aおよび図16Bは、図14の試料チューブラック例1400と共に使用され得る代替のラッチ機構1600を表している。ラッチ機構例1600は、保持バー1406内の開口部またはスロット1608とのスナップ嵌合構成をもたらす切欠部1606を備えた端部1604を有する端板1602を使用する。こうして、保持バー1406をラック組立体1400に固定または係止することは、保持バー1400を端板1602上に垂直に押さえ付けることによって実施される。あるいは、保持バー1400の取り外しは、開口部またはスロット1608の縁部を切欠部1606から引き抜いて端板1602の端部1604を保持バー1406から引き抜くことを可能にするのに十分な力によって、保持バー1406を端板1602から引き離すことを伴う。
図17は、別の試料チューブラック例1700を示しており、図18は、図17の試料チューブラック例1700の分解図である。試料チューブラック例1700は、モジュラー構造を使用し、この構造内では、壁セクション1702が、一体型のレールフィーチャ1706を有する基部1704の開口部1703内にスナップ嵌合されまたは別の形で差し込まれ得る。壁セクション1702の一部は、保持カバーまたはバー1712内のそれぞれの開口部またはスロット内に差し込むまたはスナップ嵌合する端部1710を有するポスト1708を含むことができる。
図19は、別の試料チューブラック1900の分解図を示している。試料チューブラック例1900は、端壁セクション1904上に差し込むまたはスナップ嵌合する保持バー1902を使用する。
図20は、さらに別の試料チューブラック例2000を示しており、図21は、図20の試料チューブラック例2000の分解図である。図20および図21のラック例2000は、保持バー2008を摺動式に受け入れるスロット2006を備えた直立脚部2004を有するU字形の構造2002を含む。
図22は、保持バー2202を有する試料チューブラック例2200を示しており、この保持バーは、ラック2200の試料チューブホルダ部分2206に対して(たとえば矢印2204の方向に沿って)横方向に枢動する。
図23は、試料チューブが中に側部装填される一体型の試料チューブラック例2300を示している。試料チューブラック例2300は、たとえば試料チューブの直径より小さい距離を離すように(少なくとも指部またはグリップ2302の端部において)離間されて置かれた複数の指部またはグリップ2302を含む。こうして、試料チューブは、チューブを押して指部またはグリップ2302を広げ、チューブの直径より幾分大きくサイズ設定され得る保持開口2304に入れることにより、指部またはグリップ2302によって捕捉され得る。試料チューブの取り外しは、操作者が、チューブを、指部またはグリップ2302を逆に通ってラック2300から引っ張り出すことを伴う。
図23に示される一体型の形状は、コストをより低く維持し、ラック2300の洗浄を容易にし、および/またはラック2300の重量を低減するために、プラスチック材料から型成形され得る。しかし、ラック2300の1つまたは複数のフィ−チャは、その代わりに、別個に作り出され、任意の締結機構によって取り付けられてもよい。たとえば、一体型の保持バー2306および/または一体型のガイドレール2308は、その代わりに、ラック2300に取り付けられる別個の部片になることができる。
特定の方法および装置が、本明細書で説明されてきたが、本特許の対象範囲は、これに限定されない。それとは反対に、本特許は、付属の特許請求の範囲内に文字通り、または均等論の下で正しく含まれるすべての方法および装置を対象とする。
本開示は、一般に、試料チューブホルダに関し、より詳細には、試料チューブの内容物の処理中、試料チューブをラック内で保持する保持バーを有する試料チューブラックに関する。
生体試料の自動処理は、通常、試料調製または試験の機器内での処理のために比較的多くの数の試料チューブを保持するように適合された試料チューブラックの使用を伴う。一般に、これらの試料チューブラックは、試料調製または試験の機器が、調製および/または試験プロセス(複数可)の間中、ラックならびにラック内に配設されたあらゆる試料チューブを保持しおよび/または運搬することができるように構成される。
生体試料物質を含む試料チューブは、しばしばキャップでシールされ、試料、他の近くにある試料の汚染、および/または試料を処理する機器操作者の試料中の生体物質への暴露の可能性を最小限に抑えるまたは防止する。しかし、数多くの知られている自動式試料処理機器では、そのような試料チューブキャップは、そのようなチューブのラックを機器内に装填する前に各試料チューブから取り外されなければならない。当然ながら、キャップを取り外すことにより、試料の汚染および/または機器操作者の試料中の生体物質への暴露が生じる恐れがある。
試料チューブの処理前に試料チューブキャップを取り外さなければならないことに関連付けられた問題を解消するために、一部の自動式試料処理機器は、貫通可能なまたは突き刺し可能なキャップを有する試料チューブと共に働くように構成される。これらの機器では、使い捨てのピペットが、試料チューブキャップを突き刺すために使用されてよく、それによって試料の汚染および操作者の生体物質への暴露の可能性を低減する。そのような自動式機器は、試料の多量の機械的操作を解消し、汚染または暴露問題において著しい改善をもたらすことができるが、付き刺し可能なキャップからのピペットの引き出しが、キャップとピペット間の摩擦力により試料チューブをラックから持ち上げる傾向があり得るため、試料のチューブをラック内に適正に保持することが重要な考慮事項になっている。
さらに、突き刺し可能なキャップを試料チューブ上で使用することはまた、試料チューブの内容物とキャップが突き刺される周囲環境との間の圧力差を生じさせる恐れもある。たとえば、試料が、比較的低い高度の場所で収集され、キャップが付けられ、その後より高い高度の場所で処理される(すなわちキャップが突き刺される)場合、生体物質を含む流体および/またはエアロゾルが、キャップ内の突き刺された開口部から強制排出されることがあり、それによって他の試料を汚染し、および/または機器操作者を生体物質に暴露する可能性がある。
国際公開第2006/113854号は、基部と、第1のフィンガスプリング板と、スペーサと、第2のフィンガスプリング板と、ガイドと、試料チューブの垂直および横方向の移動を制限するための保持具とを有する試料チューブホルダを開示している。試料チューブホルダは、フィンガスプリングの組を備えた試料チューブコンパートメントを有する。試料チューブホルダは、試料チューブをほぼ垂直の向きに維持するためのフィンガスプリングの組を備えた試料チューブコンパートメントと、試料の垂直の可動性を限定するための保持具とを有する。
米国特許出願公開第2008/0075634号明細書は、キャップ付きチューブを受け入れるように適合された離間された開放上側凹部の列を有する長手方向に延びる底基部部材を有するフレームを含む、複数のキャップ付きチューブのためのラックを開示している。凹部の列の端部にある垂直支持体は、カバー部材を基部部材の上方に固定する。チューブは、そのような組み付けが行われる間、カバーの存在に関わらず、ラック内へと容易に移動され得る。
国際公開第2010/132887号は、材料移送機構によってアクセスされ得る孔を備えたカバーを含む、試料を含む容器を保持するための構造を開示している。各開口部に隣接する粘性のストリング除去要素が、粘性物質のストリングと係合し、機構が所定の通路を進むときにストリングを機構から取り除く。試料ラックは、容器受け入れポケットと、移送機構が容器から引き出されるとき、容器がその容器受け入れポケットから引き抜かれることを防止するためのカバーとを有する。
国際公開第2006/113854号 米国特許出願公開第2008/0075634号明細書 国際公開第2010/132887号
試料チューブ保持バーを有する試料チューブラック例を示す図である。 図1の試料チューブラック例の分解図である。 図1の試料チューブラックを示す別の図である。 図1の試料チューブラックの識別タグをより詳細に示す図である。 図1の試料チューブラックの一部分の拡大断面図であり、保持バー内の階段状のプロファイルの開口部を通ってキャップを貫通するピペットを示している。 保持バーが取り外された、図1の試料チューブラック例を示す図である。 保持バーが試料チューブホルダと枢動式に係合している、図1の試料チューブラック例を示す図である。 保持バーが試料チューブホルダに完全にまたは適正に係合または係止されない、図1の試料チューブラック例を示す図である。 別の試料チューブホルダ例を示す図である。 保持バーを図9の試料チューブホルダ例に係止するのに使用され得るラッチ機構を示す図である。 保持バーを図9の試料チューブホルダ例に係止するのに使用され得るラッチ機構を示す図である。 保持バーを図9の試料チューブホルダ例に係止するために使用され得る代替のラッチ機構を示す図である。 保持バーを図9の試料チューブホルダ例に係止するために使用され得る代替のラッチ機構を示す図である。 試料チューブを安定化させるOリングを有する別の試料チューブラック例を示す図である。 図11の試料チューブラックの分解図である。 キャップ付き試料チューブおよびキャップ無し試料チューブを安定化させるOリングを示す、図11の試料チューブラックの拡大部分図である。 バックルタイプのラッチ機構を有する別の試料チューブラック例を示す図である。 図14の試料チューブラックの分解図である。 図14の試料チューブラック例と共に使用され得る代替のラッチを表す図である。 図14の試料チューブラック例と共に使用され得る代替のラッチを表す図である。 別の試料チューブラック例を示す図である。 図17の試料チューブラック例の分解図である。 別の試料チューブラックの分解図である。 さらに別の試料チューブラック例を示す図である。 図20の試料チューブラック例の分解図である。 ラックの試料チューブホルダ部分に対して横方向に枢動する保持バーを有する試料チューブラック例を示す図である。 試料チューブが中に側部装填される一体型の試料チューブラック例を示す図である。
本明細書で説明される試料チューブラック例は、試料チューブの内容物の自動処理中、複数の試料チューブを保持するために使用され得る。試料チューブラック例は、有利には、自動処理中、試料チューブを基部、試料チューブホルダ、または試料チューブキャリア内に保持するように構成されたカバーまたは保持バーを使用する。より詳細には、本明細書で説明される試料チューブラック例は、キャップ無し試料チューブを処理するために使用され得るが、貫通可能な試料チューブキャップが使用されるとき、保持バーは、キャップを突き刺したピペットなどが、ピペットが試料チューブおよびキャップから引き出されるときに、これらのキャップ付き試料チューブを試料チューブホルダまたはキャリアから持ち上げることを防止する。また、本明細書で説明されるさまざまな試料チューブラック例は、特定の数の試料チューブ(たとえば16)を保持するように構成されるように説明され得るが、本明細書における例の教示は、特定の用途に適合させる必要に応じて、より多いまたはより少ない試料チューブを保持するように構成された試料チューブラックに容易に適用され得ることを認識されたい。
本明細書で説明される保持バー例は、有利には、試料の汚染および/または機器操作者の生体物質への暴露を大幅に低減または防止するために1つまたは複数の特徴を使用することができる。たとえば、保持バーは、試料チューブホルダ、したがって試料チューブホルダ内に装填された試料チューブの上部に対して保持バーがいかなる形でも摺動することを最小限に抑えるまたは排除するために、試料チューブホルダに枢動式に係合されてよい。試料チューブホルダに対する保持バーのそのような摺動を最小限に抑えるまたは排除することにより、生体物質が一方の試料チューブの上部から他方に移ることが大幅に低減または解消される。
追加的にまたは代替的には、本明細書で説明される保持バー例は、各試料チューブの少なくとも上部分の側面に位置するフランジを形成する横方向の壁を含むことができる。これらのフランジは、生体物質(複数可)を含み得るあらゆる流体および/またはエアロゾルが他の試料チューブ、より全体的には自動式処理機器内に広がることを制御、低減、または防止する効果をもたらすことができる。さらには、保持バー例は開口部を含み、この開口部は、ピペットがそこを通り、開口部の反対側に配置されたそれぞれの試料チューブに入ることを可能にするように構成される。しかし、これらの開口部は、キャップ付きチューブを突き刺したピペットがキャップ付きチューブから引き出されたとき、試料チューブが保持バーから引っ張り出されることを防止するようにサイズ設定される。試料の汚染および/または操作者への暴露をさらに最小限に抑えるまたは防止するために、保持バー内の開口部は、少なくとも2つの開口サイズまたは断面積を有することができる。具体的には、保持バーの上面に隣接する1つの開口サイズは、ピペットが開口部を通り抜けることを可能にするのに十分な大きさでよく、一方で保持バーの底面に隣接する(したがって試料チューブの上部に隣接する)別の開口サイズは、試料チューブキャップの突き刺し可能な表面の、すべてではなくてもかなりの部分を覆うまたはこれに重なるように、比較的大きくてよい。このように、開口部は、たとえば任意のキャップが突き刺されたとき、試料チューブから逃れ得る生体物質を含む流体またはエアロゾルを捕捉するように機能する階段状のプロファイルを有することができる。換言すれば、保持バーの底面に隣接する開口は、保持バーの底面が突き刺し可能なキャップの周囲と接触し、キャップが下側開口領域に入ることを防止することを可能にするほどの小ささにされてよく、一方で上部に隣接する開口は、比較的小さく、かつピペットが通ることを可能にするほどの大きさにされ、それによって生体物質を含むあらゆる流体(複数可)および/またはエアロゾルが保持バーの上面および試料チューブラックへと逃げ得る開口領域を最小限に抑える。
本明細書で説明される保持バー例はまた、本明細書で説明される試料チューブホルダ例と共働して試料チューブの装填および抜き取り、処理されている試料チューブおよび/またはラックの識別および追跡、ならびに/または試料チューブが中に装填される方法に伴う潜在的な問題の特定を容易にすることもできる。たとえば、一部の例では、ラッチまたは係止機構が、保持バーを試料チューブホルダに対して係止するために設けられてよい。例となるラッチまたは係止機構の一部は、片手による操作で試料チューブラックの装填および抜き取りを容易にすることができる。さらには、ラッチまたは係止機構は、ラッチまたは係止具が適正にまたは完全に係合されない視覚的表示部を提供することができる。たとえば、ラッチまたは係止具が完全に係止されたまたは固定された状態にない場合、色またはフィーチャが操作者に暴露され容易に見ることができ得る。同じように、保持バーが試料チューブホルダに適正にまたは完全に係合されない状態を明らかにするために、保持バーの向きまたは位置が代替的にまたは追加的に使用され得る。たとえば、保持バーが試料チューブホルダに完全にまたは適正に係合されないとき、保持バーの向きが、試料チューブホルダに対して斜めにされまたは角度付けされてよい。追加的にまたは代替的には、保持バーが試料チューブホルダに完全にまたは適切に係合されないとき、1つまたは複数の装填された試料チューブの上部分が、暴露され、見ることができてもよい(すなわち保持バーのフランジによって覆われないまたは隠されない)。試料チューブのこれらの暴露された上部分は、自動式試料チューブ処理機器の操作者に対して、保持バーが試料チューブホルダまたは基部に完全にまたは適正に係合されないことを容易に表示することができ、それによって操作者に対して機器による試料チューブの処理を開始しないよう警告することができる。
本明細書で説明される試料チューブラック例はまた、試料チューブラックおよび/またはその中に含まれる試料チューブの識別を容易にするために識別構造を提供することもできる。たとえば、一部の例では、試料チューブラックの保持バーは、試料チューブラックを識別するしるしを含むタグを受け入れるための構造を含むことができる。そのようなしるしまたは識別情報は、試料チューブラックの存在、また一部の場合、試料チューブラックが適正に装填され、処理に向けて準備されているかを検出するために、たとえば、自動式試料チューブ処理機器によって使用され得る。換言すれば、自動式試料処理機器は、そのような識別しるしの存在を、保持バーが結合された試料チューブラックが存在する表示として認識し、したがって、試料チューブラックには処理のために試料チューブが装填されていることを推測することができる。
さらには、本明細書で説明される例となる試料チューブホルダまたは基部はまた、各試料チューブの側部(複数可)または外面の少なくとも一部分を見ることを可能にするために開口部または開口を含むことができ、それによって、試料チューブに与えられ得るあらゆる識別情報を手動および/または自動で読み取ることを可能にする。たとえば、そのような識別情報は、処理される生体試料(たとえばその関係者など)の供給元に対応することができる。
次に、図1、図2、および図3を詳細に見ると、試料チューブカバーまたは保持バー102を有する試料チューブラック例100が、図1に示されており、図2は図1の試料チューブラック例100の分解図であり、図3は図1の試料チューブラック100の別の図を示している。試料チューブ保持バー102は、突起部106と、保持バー102の上部分111から下向きにまたは離れるように延びる脚部110の開口部108との係合により、基部、試料チューブキャリア、または試料チューブホルダ104に取り外し可能にかつ枢動式に結合される。試料チューブラック例100はまた、処理中、試料チューブラック100を機器が誘導および/または移動させることを可能にするために自動式試料処理機器と連動するように構成されたガイドレール112を含む。さらには、試料チューブラック例100は、以下でより詳細に説明されるように、保持バー102の片手による係止および試料チューブホルダ104からの係止解除を可能にすることができる係止またはラッチ機構114を含む。
図1〜図3の例では、試料チューブホルダ104は、細長い本体および壁116を有し、この壁は、それぞれの試料チューブ120を受け入れ、試料チューブ120およびその中の内容物の処理中、試料チューブ120をほぼ垂直な向きに保持するように構成された空洞または開口部118を画定する。試料チューブ120は、開放され(すなわち露出され)てよく、および/またはたとえば貫通可能なまたは突き刺し可能なキャップで覆われてもよい。しかし、以下の詳細な説明に照らして理解され得るように、試料チューブラック例100の特徴は、最も有利には、覆われたまたはキャップ付きの試料チューブに関連して適用される。図示されるように、壁116は、試料チューブ120の湾曲外面を補完する湾曲表面122を有することができる。しかし、表面122は、必ずしも湾曲される必要はなく、その代わりに、ほぼ平坦でも、または試料チューブ120を処理のための適切な向きに維持する任意の他の形状を有することもできる。
壁116は、細長い開口部124を画定し、この開口部は、試料チューブ120の各々の長さの少なくとも一部分に沿って延びて、試料チューブ120の外面に存在し得るあらゆるしるしまたは情報を見ることを可能にする。そのようなしるしまたは情報は、試料チューブ120内に含まれた生体試料の内容物および/または(たとえばその関係者などの)供給元を識別するために使用され得る。
上記で留意されたように、細長い保持バー102は、突起部106によって試料チューブホルダ104に取り外し可能にかつ枢動式に結合され、この突起部は、脚部110の開口部108を貫通して延び、その隣接する表面と係合するフック形状のフィーチャまたはアンダーカット領域を含むことができる。保持バー102は、さらに、試料チューブホルダ104の開口118のそれぞれ1つの上方に配置された開口部126を含む。開口部126は、試料チューブ120が保持バー102を通って取り外されることを防止するようにサイズ設定される。換言すれば、試料処理中、保持バー102が試料チューブホルダ104に適正にまたは完全に係合または係止されている状態で、試料チューブ120が、たとえば、ピペットが試料チューブおよびキャップから引き出されるときにピペットによって突き刺されたキャップ上にピペットによって及ぼされた摩擦力(複数可)によって試料チューブホルダ104から引っ張り出されることが防止される。開口部126は、さらに、たとえば試料チューブ120内へのピペットの移動を容易にするまたは誘導するために面取り部または引き込み表面128を含むことができる。
保持バー102は、さらに、試料チューブ120の各々の少なくとも上部分を覆うために保持バー102の上部分111から下向きに延びる横方向部分または壁130および132(図3)を含む。したがって、これらの横方向部分130および132はフランジを形成し、このフランジは、保持バー102が試料チューブホルダ104と適正におよび完全に係合されたとき、試料チューブ120の上部の側面に位置して、試料チューブ120の1つまたは複数から逃げる生体物質を含む流体および/またはエアロゾルによる汚染を防止する、または少なくとも低減することを助ける。
脚部110の反対側の保持バー102の端部136では、保持バー102の上部分111は、ラッチ機構114のフック140を受け入れるために開口部138を含む。開口部138は、ラッチ機構114が係止解除状態に保たれるとき、フック140の本体が保持バー102の上部分111を通り抜けることを可能にするようにサイズ設定される。ラッチ機構114が解放され、したがって係止状態にばねによって戻るようにされたとき、フック140の鼻部または輪郭縁142は、停止表面144の上方に延びて、保持バー102を試料チューブホルダ104と係合または係止した状態で保持する(すなわち保持バー102が枢動されて試料チューブホルダ104から離れることを防止する)。図示されるように、輪郭縁142は、フック140と停止表面144との摺動係合を容易にするために斜めにされたまたは先細にされた表面を有することができる。
保持バー102と試料チューブホルダ104の間の位置合わせをさらに容易にするために、保持バー102はまた、横方向部分130および132の底縁148に沿って1つまたは複数の位置合わせ切欠部146を含むこともできる。そのような位置合わせ切欠部146は、試料チューブホルダ104上の1つまたは複数の相補的な突起部150と係合することができる。こうして、位置合わせ切欠部146と突起部150の間の共働は、保持バー102が試料チューブホルダ104に完全に係合されおよび/または係止されたときに、開口118に対する開口部126の位置合わせを維持する。換言すれば、これらの位置合わせ切欠部146および突起部150は、試料チューブラック100の長手方向軸152に沿って、保持バー102および試料チューブホルダ104の相対位置を位置合わせするように機能する。同様に、脚部110は内面154を有し、この内面は、試料チューブラック100の端部において壁116の1つの外面156と係合して、試料チューブラック100の長手方向軸152に沿って、保持バー102の位置を位置合わせする。
試料チューブホルダ104に対する保持バー102の横方向の(すなわち長手方向軸152に垂直な)位置合わせを制御するために、保持バー102の横方向部分130および132の内面158は、係止機構114に隣接する試料チューブホルダ104の表面160と係合することができ、または少なくともこれによって拘束される。同じようにして、脚部110は、係止機構114の方向に延び、試料チューブラック100の端部において壁116の側部または縁部164と係合する横方向の壁162を含む。これらの横方向の壁162は、試料チューブホルダ104に対する保持バー102の横方向の移動を限定する。
ラッチ機構114は、フック140にスライド170を介して結合されるボタン168を含む作動体166を含む。作動体166は、スロット、チャネル、または溝172を介して試料チューブホルダ104と摺動式に係合し、付勢要素174(たとえばばね)によって係止状態にばね付勢される。開口180を通ってプラグ176に入るねじ178によって試料チューブホルダ104に固定されたプラグ176は、作動体166をスロット172内に捕捉する。指グリップ182が、ラッチ機構114の片手による操作を容易にするために図示されるように設けられ得る。たとえば、操作者は、一方の手の人指し指をグリップ182の周りに巻き付けながら、同じ手の親指を使用してボタン168を係止解除状態に(すなわち脚部110に向かって)付勢要素174に押し付けることができる。図示されないが、チャネルまたは溝172は、(たとえば、試料チューブラック100の洗浄中)チャネルまたは溝172に入り得るあらゆる流体がラック100を通り抜けることを可能にするために、1つまたは複数の流出または排出穴を含むことができる。
図1の例では、試料チューブラック100の脚部110は、試料チューブラック100および/または試料チューブ120を識別するしるしまたは情報188を含むタグ186を受け入れるために、スロットまたは凹部184を含む。図4を簡単に見ると、タグ186がより詳細に例示されている。図4に示されるように、タグ186は、耐食金属(たとえばステンレス鋼)または任意の他の適切な材料(たとえばプラスチック材料)から作製され得るほぼ細長い本体を有することができ、その上に裏面接着式のラベル190が貼り付けられている。情報またはしるし188は、(たとえばラベル190がタグ186に加えられる前に)ラベルに印刷されても、別の形でラベルに加えられてもよく、または情報またはしるし188は、タグ186上に直接加えられてもよい。情報またはしるし188は、バーコード、文章、数字データの形態、または任意の他の形態をとることができる。しかし、試料チューブラック100が自動式試料処理機器と共に使用されるとき、バーコードはそのような機器によって自動的に読み取り解釈され得るため、そのようなバーコードを使用することが特に有利である。
図1〜図3に戻ると、試料チューブラック100はまた、試料チューブラック100を1つまたは複数の異なる試料処理機器と共に使用することを容易にするためにレール112も含む。レール112は、特定の試料処理機器と共に働くように特異的に適合されてよく、またはいくつかの異なる試料処理機器と共に働くように適合されてもよい。レール112は、締結具192(たとえばねじ)によって試料チューブホルダ104の底部に結合される別個の部片として表される。しかし、レール112は、代替的には、試料チューブホルダ104と一体的に形成されてもよい。レール例112はまた、試料チューブラック100内に存在し得るあらゆる液体(複数可)が試料チューブラック100の底部を通り抜けることを可能にするために開口部194も含む。
試料チューブラック例100のさまざまな構成要素は、特定の用途の必要性に適合させるために、同一の、類似の、および/または異なる材料から作製され得る。一部の例では、保持バー102および試料チューブホルダ104はプラスチックから作製され、ガイドレール112は金属から作製される。そのような材料選択は、摩耗のために必要に応じて取り換えられ得る、または試料チューブラック100の異なる処理機器への適用を可能にするために変更され得る堅固なレールを実現する。さらには、保持バー102および試料チューブホルダ104により軽量のプラスチック材料を使用し、金属がガイドレール112に使用されることにより、比較的低い質量中心、したがって、特にラック100に試料チューブ120が装填されたときにラック100の安定性の増大が実現される。しかし、他の用途では、ガイドレール112は、金属ではなくプラスチックから作製されてよい。さらには、さまざまな構成要素(たとえば試料チューブホルダ104の表面)は、構成要素へのラベルの接着を容易にするように処理されたフレームになり得る。
図5は、図1の試料チューブラック100の一部分の拡大断面図であり、保持バー102内の開口部126の1つを通ってキャップ502を貫通するピペット500を示している。図5に表されるように、開口部126の各々は、試料チューブ120の1つまたは複数から逃げる流体(複数可)および/またはエアロゾルによる汚染を低減または回避するように機能する階段状のプロファイルを有する。より具体的には、階段状のプロファイルは、少なくとも2つの異なる開口サイズから構成され得る。たとえば、保持バー102の底面506に隣接する下側開口504は、保持バー102の上部分111に隣接する別の上側開口508より比較的大きい(たとえばより大きい直径、断面積などを有する)。この例では、上側開口508は、ピペット500が保持バー102を通ることを可能にするほどの大きさになるようにサイズ設定され、一方で下側開口504は、比較的大きく、試料チューブキャップ502の突き刺し可能な部分510にほぼ重なるまたはこれを覆う。開口サイズのそのような構成により、下側開口504を、ピペット500がキャップ502を突き刺したときに試料チューブ120から逃げ得るすべての流体および/またはエアロゾルの捕捉を容易にするのに十分な大きさにすることができ、一方で、比較的小さい上側開口508は、そのように逃げたすべての流体またはエアロゾルが、その周囲環境および/または他の試料チューブ120へと通り抜け得る領域または通路を大幅に低減または制限する。
図6〜図8は、保持バー102と試料チューブホルダ104の間の機械的相互作用を全体的に示している。特に、図6は、保持バー102が取り外された、試料チューブラック例100を示している。図6では、試料チューブ120は、試料チューブホルダ104の開口118のそれぞれ1つ内に装填されている。この特定の例では、開口118のすべてに試料チューブ120が装填されており、試料チューブ120のすべてが、突き刺し可能なキャップ502を有するものとして表されている。しかし、他の例の使途においては、開口118の1つまたは複数は、その中に装填される試料チューブ120を有さなくてもよく、試料チューブ120の1つまたは複数は、キャップ付きでなくてもよい(すなわち開放していてよい)。
図7は、保持バーが、脚部110によって、特に突起部106および開口部108によって試料チューブホルダ104と枢動式に係合している、試料チューブラック例100を示している。保持バー102の枢動作用は、試料チューブホルダ104ならびに試料チューブ120の上部に対するいかなる摺動作用も実質的に伴わない。試料チューブ120に対する保持バー102のあらゆる摺動作用を実質的に解消することにより、さらには、あらゆる生体物質または他の汚染物質が試料チューブ120の1つの上部から試料チューブ120の別のものに移動する可能性が低減される。
図8は、保持バー102が試料チューブホルダ104に完全にまたは適正に係合されない、図1の試料チューブラック例100を示している。図8に明確に見られ得るように、横方向部分130および132の構成は、保持バー102がラッチ機構114に、より全体的には試料チューブホルダ104に完全に係合されないとき、試料チューブ120のキャップ502の1つまたは複数(または1つまたは複数のキャップが存在しない場合は上部)が、参照番号800で示されるように暴露されるようなものである。こうして、保持バー102は、試料チューブホルダ104に保持バー102が完全におよび/または適正に固定、係合、および/または係止されているかどうかの明確な視覚的表示をもたらすように構成される。具体的には、試料チューブホルダ104に対する保持バー102の斜めの向き(たとえば角度)が、特に、試料チューブ120の1つまたは複数の上部分の可変の暴露により、簡単に見ることができる。
図9は、保持カバーを有するさまざまな試料チューブラックを実現するために使用され得る別の試料チューブホルダ例900を示している。試料チューブホルダ900は、上記で説明された試料チューブホルダ104に基本的には類似しているが、異なる機構を使用して保持バーまたはカバーを係合または係止する。より具体的には、試料チューブホルダ例900は、保持バーが試料チューブホルダ900に対して固定または係止されているため、試料チューブホルダ900に対して枢動する保持バーを使用しない。そうではなく、試料チューブホルダ900は、保持バーを試料チューブホルダ900の一方の端部のハンドル902および試料チューブホルダ900の反対側端部のポスト904にわたって垂直に置き、次いで保持バーをハンドル902およびポスト904にわたって摺動させて、保持バーの1つまたは複数のフィーチャ(たとえば鍵穴開口部)をハンドル902およびポスト904の相補的なフィーチャと係合させることによって保持バーを受け入れるように構成される。
図9の例では、ハンドル902は、T形状のプロファイルを有することができるハンドル902から突起して離れるラグまたは鍵部906を含む。加えて、ハンドル902は、たとえば操作者の親指または他の指(複数可)によるハンドル902の把持を容易にする、くぼみ908を含むことができる。さらには、ハンドル902は係止解除および係止の視覚的な表示部910および912をそれぞれ含むことができ、これは、以下でより詳細に説明されるように、保持バーが試料チューブホルダ900に適正におよび/または完全に係合または係止されているかどうかを表示するために使用され得る色付き領域、または凹凸領域などになり得る。ポスト904もまた、保持バーと係止可能に係合するように構成された、T形状の部分914を含む。
試料チューブホルダ900の壁916は、ラック900内に装填されたすべての試料チューブの安定化を容易にするために、たとえばOリング(図示されず)を受け入れるように構成されたポスト918〜924を含むことができる。そのようなOリングは、試料チューブラック900内に装填された後の試料チューブの移動を限定または防止するために試料チューブの外面と摩擦式に係合するように選択され得る。
図10Aおよび図10Bは、保持バー1002を図9の試料チューブホルダ例900に係止するために使用され得るラッチ機構1000を示している。図10Aおよび図10Bに示されるように、保持バー1002は、開口部または鍵穴1006を有するラッチ板1004と、作動ハンドルまたはプレート1008と、付勢部材または指部1010および1012とを含み、この場合指部1010および1012の各々は、それぞれの戻り止め機構1014および1016を含む。
図10Aでは、保持バー1002は、ラッチ機構1000が係止されない非固定状態で示されている。この係止解除状態は、表示部912がラッチ板1004内の開口部または鍵穴1006から暴露されていることによって明確に表示される。ラッチ1000を係止し、保持バー1002を試料チューブホルダ900に完全に固定するために、操作者は、作動板1008をくぼみ908から離れる方向に押すことができる。係止板1004が移動されるとき、戻り止め機構1014および1016は、指部1010および1012を鍵部906から離れるように広げて、戻り止め機構1014および1016が鍵部906を通り越すことを可能にし、次いで指部1010および1012をばねによって図10Bに示される係止状態に戻す。係止状態は、表示部910の存在によって明確に表示される。係止表示部910および912を用いることに加えて、操作者は、当然ながら、保持バー1002内の開口1020が、試料チューブ120と位置合わせされているか否かを判断することによって保持バー1002が適正におよび/または完全に係合または係止されているか否かを決定することもできる(たとえば図10Aを参照)。
図10Cおよび図10Dは、保持バー例1002を図9の試料チューブホルダ例900に係止するために使用され得る代替のラッチ機構1022および1024を示している。代替のラッチ機構1022および1024は、図10Aおよび図10Bのものに類似する。しかし、ラッチ機構1022および1024は、代替の戻り止め機構1026および1028をそれぞれ使用する。戻り止め機構1026および1028は、鍵部またはラグ906の上部の上方を進行するように構成される。
図11は、試料チューブ120を安定化させるためにOリング1102を有する別の試料チューブラック例1100を示している。図12は、図11の試料チューブラック1100の分解図であり、図13は、図11の試料チューブラック1100の拡大部分図であり、キャップ付きの試料チューブ120およびキャップ無しの試料チューブ120を安定化させるOリング1102を示している。図11〜図13を参照すると、試料チューブラック例1100は、試料チューブホルダまたはキャリア1104と、ガイドレール1106と、保持カバーまたはバー1108とを含む。
保持バー1108は、試料チューブラック1100の両端に位置するバックル構造1110および1112によって試料チューブホルダ1104に垂直に結合または係止され得る。図12で最も明確に見られ得るように、バックル1110および1112の各々は、それぞれ雌型バックル部分1114、1116および雄型バックル部分1118、1120を含み、これらのバックルは、保持バー1108を試料チューブホルダ1104に係止するために一緒に押され得る。雄型バックル部分1118および1120は、開口部1130〜1136と共にスナップ嵌合式結合を形成する突起体または指部1122〜1128を含む。保持バー1108を試料チューブホルダ1104から取り外すには、操作者は、指部1122〜1128を内向き(すなわち試料チューブラック1100の長手方向軸に向かって)に押し、保持バー1108を上向きに引っ張って保持バー1108を持ち上げ試料チューブホルダ1104から離す。保持バー1108の係止および取り外しは、ハンドルまたはリフトタブ1138を使用することによって容易にされ得る。加えて、試料チューブラック例1100は、タグ1140を含むことができ、この上には、試料チューブ内容物の処理中に使用するための識別しるしまたは情報が、配置され得る。
図14は、バックルタイプのラッチ機構1402を有する別の試料チューブラック例1400を示している。図15は、図14の試料チューブラック1400の分解図である。図14および図15を参照すれば、試料チューブラック例1400は、試料チューブホルダ1404、保持バー1406、およびフレーム組立体1408を含む。フレーム組立体1408は、ガイドレール部分1410ならびに端板1412および1414を含む。端板1412の1つはまた、たとえば試料チューブの装填中、および/または保持バー1406の固定または係止中、ラック1400の取り扱いを容易にするために、ハンドルまたはタブ1416を含む。
ラッチ機構1402は、バックルレバー1417と、保持バー1406の唇部1420と係合し、これを下向きに引っ張って保持バーをラック1400に係止するループまたは留め金1418とを含む。ラッチ1402の反対側のラック1400の端部では、保持バー1406は、端板1414のフック付き端部1424を受け入れるためにスロット1422を含む。
図16Aおよび図16Bは、図14の試料チューブラック例1400と共に使用され得る代替のラッチ機構1600を表している。ラッチ機構例1600は、保持バー1406内の開口部またはスロット1608とのスナップ嵌合構成をもたらす切欠部1606を備えた端部1604を有する端板1602を使用する。こうして、保持バー1406をラック組立体1400に固定または係止することは、保持バー1400を端板1602上に垂直に押さえ付けることによって実施される。あるいは、保持バー1400の取り外しは、開口部またはスロット1608の縁部を切欠部1606から引き抜いて端板1602の端部1604を保持バー1406から引き抜くことを可能にするのに十分な力によって、保持バー1406を端板1602から引き離すことを伴う。
図17は、別の試料チューブラック例1700を示しており、図18は、図17の試料チューブラック例1700の分解図である。試料チューブラック例1700は、モジュラー構造を使用し、この構造内では、壁セクション1702が、一体型のレールフィーチャ1706を有する基部1704の開口部1703内にスナップ嵌合されまたは別の形で差し込まれ得る。壁セクション1702の一部は、保持カバーまたはバー1712内のそれぞれの開口部またはスロット内に差し込むまたはスナップ嵌合する端部1710を有するポスト1708を含むことができる。
図19は、別の試料チューブラック1900の分解図を示している。試料チューブラック例1900は、端壁セクション1904上に差し込むまたはスナップ嵌合する保持バー1902を使用する。
図20は、さらに別の試料チューブラック例2000を示しており、図21は、図20の試料チューブラック例2000の分解図である。図20および図21のラック例2000は、保持バー2008を摺動式に受け入れるスロット2006を備えた直立脚部2004を有するU字形の構造2002を含む。
図22は、保持バー2202を有する試料チューブラック例2200を示しており、この保持バーは、ラック2200の試料チューブホルダ部分2206に対して(たとえば矢印2204の方向に沿って)横方向に枢動する。
図23は、試料チューブが中に側部装填される一体型の試料チューブラック例2300を示している。試料チューブラック例2300は、たとえば試料チューブの直径より小さい距離を離すように(少なくとも指部またはグリップ2302の端部において)離間されて置かれた複数の指部またはグリップ2302を含む。こうして、試料チューブは、チューブを押して指部またはグリップ2302を広げ、チューブの直径より幾分大きくサイズ設定され得る保持開口2304に入れることにより、指部またはグリップ2302によって捕捉され得る。試料チューブの取り外しは、操作者が、チューブを、指部またはグリップ2302を逆に通ってラック2300から引っ張り出すことを伴う。
図23に示される一体型の形状は、コストをより低く維持し、ラック2300の洗浄を容易にし、および/またはラック2300の重量を低減するために、プラスチック材料から型成形され得る。しかし、ラック2300の1つまたは複数のフィ−チャは、その代わりに、別個に作り出され、任意の締結機構によって取り付けられてもよい。たとえば、一体型の保持バー2306および/または一体型のガイドレール2308は、その代わりに、ラック2300に取り付けられる別個の部片になることができる。
特定の方法および装置が、本明細書で説明されてきたが、本特許の対象範囲は、これに限定されない。それとは反対に、本特許は、付属の特許請求の範囲内に文字通り、または均等論の下で正しく含まれるすべての方法および装置を対象とする。

Claims (31)

  1. 試料チューブを保持するためのラックであって、
    細長い本体と、試料チューブのそれぞれ1つを受け入れるように各々が構成された開口を画定する壁とを有する試料チューブキャリアであって、壁が、各々が試料チューブのそれぞれ1つに対応し、かつそれぞれの試料チューブの長さの少なくとも一部分に沿って延びる細長い開口部を画定し、細長い開口部は、試料チューブの外面上で情報を見ることを可能にする、試料チューブキャリアと、
    試料チューブキャリアの一方の端部に枢動式に結合される細長い保持バーであって、開口のそれぞれ1つの上方に各々が配置された開口を有し、開口部は、試料チューブが保持バーを通って試料チューブキャリアから取り外されることを防止するように寸法設定される、保持バーとを備える、ラック。
  2. 保持バーが、試料チューブキャリアに取り外し式に結合される、請求項1に記載のラック。
  3. 保持バーが、試料チューブの各々の少なくとも上部分を覆うために、保持バーの上部分から下向きに延びる横方向部分を有する、請求項2に記載のラック。
  4. 横方向部分が、試料チューブの1つまたは複数から逃げる物質による汚染を低減するためにフランジを備える、請求項3に記載のラック。
  5. 開口部の各々が、試料チューブの1つまたは複数から逃げる物質による汚染を低減するために階段状のプロファイルを有する、請求項1に記載のラック。
  6. 階段状のプロファイルが、少なくとも2つの異なる開口を含み、それにより、開口の少なくとも一方が、保持バーの上部分の底面に隣接し、開口の別のものより比較的大きい開口部サイズを有する、請求項5に記載のラック。
  7. 少なくとも2つの異なる開口が、ピペットが上部分を通り抜けることを可能にする、請求項6に記載のラック。
  8. 保持バーが、試料チューブキャリアに保持バーが適正に係合されているかどうかの視覚的表示をもたらすためのものである、請求項1に記載のラック。
  9. 視覚的表示が、試料チューブキャリアに対する保持バーの向きまたは見ることができる1つまたは複数の試料チューブの上部分の量の少なくとも1つである、請求項8に記載のラック。
  10. 保持バーが、上部分と、上部分から離れて延びる脚部とを有し、脚部は、試料チューブキャリアに対して保持バーが枢動することを可能にするために試料チューブキャリアの突起部を受け入れるための開口部を含む、請求項1に記載のラック。
  11. 保持バーが枢動されて試料チューブキャリアと係合したとき、保持バーが試料チューブホルダに対して摺動することが大幅に防止される、請求項10に記載のラック。
  12. 脚部が、ラックまたは試料チューブの少なくとも1つに関連付けられた情報を受け入れるためにスロットを含む、請求項10に記載のラック。
  13. スロットが、情報を含むタグを受け入れるためのものである、請求項12に記載のラック。
  14. さらに、保持バーを試料チューブキャリアと係合させて保持するために脚部の反対側にラッチを備える、請求項10に記載のラック。
  15. ラッチが、試料チューブキャリアに装着され、保持バーを試料チューブキャリアと係合させて保持するために保持バー内の開口部と係合するためのものである、請求項14に記載のラック。
  16. ラッチが、係止状態に付勢される、請求項14に記載のラック。
  17. さらに、ラッチの片手操作を可能にするために試料チューブキャリアから延びるグリップを備える、請求項14に記載のラック。
  18. さらに、試料チューブキャリアまたは保持バーの一方上の突起部と、試料チューブキャリアまたは保持バーの他方上の凹部とを備え、突起部および凹部は、保持バーが試料チューブキャリアと係止係合した状態にあるときに試料チューブキャリアおよび保持バーを位置合わせするように構成される、請求項1に記載のラック。
  19. さらに、ラックが機械内を移動することを可能にするガイドレールを備える、請求項1に記載のラック。
  20. ガイドレールが、試料チューブキャリアの底部と取り外し式に結合される、請求項19に記載のラック。
  21. ガイドレールが、液体がラックの底部を通り抜けることを可能にするために開口を含む、請求項19に記載のラック。
  22. ガイドレールが、金属から構成され、試料チューブキャリアおよび保持バーがプラスチックから構成される、請求項19に記載のラック。
  23. 試料チューブを保持するためのラックであって、
    細長い本体と、各々が試料チューブのそれぞれ1つを受け入れるためのものである複数の空洞とを有する基部であって、試料チューブの各々の外面の少なくとも一部分を見ることを可能にするために開口部を含む、基部と、
    基部に枢動式に結合されるカバーであって、複数の開口部を有し、開口部の各々が、空洞のそれぞれ1つの上方に配置されて、ピペットが開口部の各々を通り抜けて試料チューブの1つに入ることを可能にし、開口部は、試料チューブがカバーを通って試料チューブキャリアから取り外されることを防止するように寸法設定され、カバーが、さらに、試料チューブの1つまたは複数から逃げる物質による汚染を低減するために試料チューブの上部の側面に位置するフランジを備える、カバーとを備える、ラック。
  24. 開口部の各々が、階段状のプロファイルを有し、それにより、開口部の一方の端部に隣接する開口は、開口部の他方の端部に隣接する開口より大きい、請求項23に記載のラック。
  25. 開口が、試料チューブの1つまたは複数から逃げる流体による汚染を低減するようにサイズ設定される、請求項24に記載のラック。
  26. カバーが、基部の一部分と枢動式に係合するために脚部を備える、請求項23に記載のラック。
  27. さらに、カバーおよび基部を係合させて保持する係止具を備える、請求項23に記載のラック。
  28. 試料チューブを保持するためのラックであって、
    試料チューブをほぼ垂直の向きに保持するチューブホルダと、
    1つの端部でチューブホルダと枢動式に係合し、別の端部でチューブホルダに対して係止する保持カバーであって、各試料チューブの上部の少なくとも一部分を覆うフランジを有する保持カバーと、
    ラックが試料チューブの内容物を処理するために配設される機械と係合するレールとを備える、ラック。
  29. さらに、他方の端部にある係止具であって、係止具の片手による操作を可能にするボタンおよび指グリップを有する、係止具を備える、請求項28に記載のラック。
  30. 保持カバーが、開口部を含み、その各々が、試料チューブの1つが装填されるべきチューブホルダの場所に対応し、開口部が、ピペットが保持カバーを通り抜けることを可能にするように、また、試料チューブの1つまたは複数から逃げる物質による汚染を低減するように寸法設定される、請求項28に記載のラック。
  31. 開口部の各々が、少なくとも2つの異なる断面積を有するように寸法設定される、請求項30に記載のラック。
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