JP2013536864A5 - - Google Patents
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さらに別の局面において、血液サンプルを、マレイン酸ベトリキサバン結晶フォームIIまたはフォームIIIと接触させる工程を含む、そのサンプルの凝固を阻害するための方法が提供される。
本発明の好ましい実施形態において、例えば以下の項目が提供される。
(項目1)
フォームIIである、ベトリキサバンのマレイン酸塩の結晶形態。
(項目2)
少なくとも以下の近似の特徴的なピーク位置:5.0°2θ、9.7°2θ、10.1°2θ、15.3°2θ、17.5°2θ、および19.6°2θ(それぞれ±0.1°2θ)を有する、X線粉末回折パターンを有する、項目1に記載の結晶形態。
(項目3)
前記X線粉末回折パターンが、5.0°2θ、9.7°2θ、10.1°2θ、14.6°2θ、15.3°2θ、17.5°2θ、18.0°2θ、18.7°2θ、19.2°2θ、19.6°2θ、22.0°2θ、22.6°2θ、23.0°2θ、23.7°2θ、24.5°2θ、26.5°2θ、26.9°2θ、29.2°2θ、29.5°2θ、30.4°2θ、および35.0°2θ(それぞれ±0.1°2θ)から選択される、少なくとも8個の近似の特徴的なピーク位置を有する、項目2に記載の結晶形態。
(項目4)
図2または図3に示されるX線粉末回折パターンに近似するX線粉末回折パターンを有する、項目1に記載の結晶形態。
(項目5)
約213℃の融点を有する、項目1に記載の結晶形態。
(項目6)
ベトリキサバンおよびマレイン酸の2つの独立した塩ペアを含む単位セルを有し、ここでベトリキサバンのイミンNはプロトン化され、そして該マレイン酸の対イオンに対してイオン性H結合を形成する、項目1に記載の結晶形態。
(項目7)
100Kでの以下のセルパラメータ:a=8.284Å、b=18.082Å、c=18.681Å、α=71.22°、β=86.76°、γ=89.69°、およびV=2645Å 3 を有する単位セル構造によって特徴付けられる、項目1に記載の結晶形態。
(項目8)
273Kでの以下のセルパラメータ:a=8.419Å、b=18.113Å、c=18.73Å、α=71.14°、β=86.71°、γ=89.31°、およびV=2699Å 3 を有する単位セル構造によって特徴付けられる、項目1に記載の結晶形態。
(項目9)
無水物である、項目1に記載の結晶形態。
(項目10)
フォームIIIである、ベトリキサバンのマレイン酸塩の結晶形態。
(項目11)
少なくとも以下の近似の特徴的なピーク位置:2.2°2θ、4.9°2θ、10.0°2θ、15.1°2θ、17.4°2θ、および22.4°2θ(それぞれ±0.1°2θ)を有する、X線粉末回折パターンを有する、項目10に記載の結晶形態。
(項目12)
前記X線粉末回折パターンが、2.2°2θ、2.9°2θ、4.9°2θ、9.6°2θ、10.0°2θ、15.1°2θ、16.3°2θ、17.4°2θ、18.0°2θ、18.5°2θ、19.4°2θ、20.7°2θ、22.0°2θ、22.4°2θ、22.9°2θ、24.2°2θ、24.6°2θ、26.5°2θ、29.0°2θ、29.3°2θ、および30.3°2θ(それぞれ±0.1°2θ)から選択される、少なくとも8個の近似の特徴的なピーク位置を有する、項目11に記載の結晶形態。
(項目13)
水和物である、項目10に記載の結晶形態。
(項目14)
半水和物である、項目10に記載の結晶形態。
(項目15)
チャネル水和物である、項目10に記載の結晶形態。
(項目16)
前記単位中に、ベトリキサバンおよびマレイン酸の2つの独立した塩ペアを有する、非対称性の単位セルを有する、項目10に記載の結晶形態。
(項目17)
100Kでの以下のセルパラメータ:a=8.2369Å、b=18.3639Å、c=18.5623Å、α=107.045°、β=93.758°、γ=91.459°、およびV=2675.7Å 3 を有する単位セル構造によって特徴付けられる、項目10に記載の結晶形態。
(項目18)
薬学的に受容可能なキャリア、および項目1〜17のいずれか一項に記載の結晶形態を含む、組成物。
(項目19)
被験体において望ましくない血栓症によって特徴付けられる状態を処置するための方法であって、治療的に有効な量の項目1〜17のいずれか一項に記載の結晶形態または項目18に記載の組成物を該被験体に投与する工程を含む、方法。
(項目20)
前記状態は、急性冠症候群、心筋梗塞、不安定狭心症、治療抵抗性狭心症、血栓溶解療法後または冠動脈形成術後に起こる閉塞性冠動脈血栓、血栓性脳血管症候群、塞栓性脳卒中、血栓性脳卒中、血栓塞栓性脳卒中、全身性塞栓症、虚血性脳卒中、静脈血栓塞栓症、非弁膜性心房細動、一過性脳虚血発作、静脈血栓症、深部静脈血栓症、肺塞栓、凝固障害、播種性血管内凝固、血栓性血小板減少性紫斑病、閉塞性血栓血管炎(thromboanglitis obliterans)、ヘパリン誘発血小板減少症に関連する血栓性疾患、体外循環に関連する血栓性合併症、器具使用に関連する血栓性合併症、および人工器官の装着に関連する血栓性合併症から成る群から選択される、項目19に記載の方法。
(項目21)
前記状態は、塞栓性脳卒中、血栓性脳卒中、静脈血栓症、深部静脈血栓症、急性冠症候群、および心筋梗塞から成る群から選択される、項目20に記載の方法。
(項目22)
前記状態が脳卒中であり、そして前記被験体が心房細動患者である、項目20に記載の方法。
(項目23)
前記状態が血栓症であり、そして前記被験体が医学的に病気である患者である、項目20に記載の方法。
(項目24)
前記状態が心筋梗塞または脳卒中であり、そして前記被験体が心筋梗塞事象または脳卒中事象を有した患者である、項目20に記載の方法。
(項目25)
心房細動を有する患者において、脳卒中を予防するための方法であって、該方法は、治療的に有効な量の項目1〜17のいずれか一項に記載の結晶形態または項目18に記載の組成物を該患者に投与する工程を含む、方法。
(項目26)
医学的に病気である患者において、血栓症を予防するための方法であって、該方法は、治療的に有効な量の項目1〜17のいずれか一項に記載の結晶形態または項目18に記載の組成物を該患者に投与する工程を含む、方法。
(項目27)
前記医学的に病気である患者は、急性の医学的に病気である患者である、項目26に記載の方法。
(項目28)
患者における深部静脈血栓症を予防または処置するための方法であって、該方法は、治療的に有効な量の項目1〜17のいずれか一項に記載の結晶形態または項目18に記載の組成物を該患者に投与する工程を含む、方法。
(項目29)
股関節部または膝の手術を有する患者における血栓症を予防または処置するための方法であって、該方法は、治療的に有効な量の項目1〜17のいずれか一項に記載の結晶形態または項目18に記載の組成物を該患者に投与する工程を含む、方法。
(項目30)
急性冠症候群患者における動脈血栓症を予防するための方法であって、該方法は、治療的に有効な量の項目1〜17のいずれか一項に記載の結晶形態または項目18に記載の組成物を該患者に投与する工程を含む、方法。
(項目31)
以前の事象を有した患者における、急性冠症候群、心筋梗塞、脳卒中または他の血栓性事象の2次予防のための方法であって、該方法は、治療的に有効な量の項目1〜17のいずれか一項に記載の結晶形態または項目18に記載の組成物を該患者に投与する工程を含む、方法。
(項目32)
血栓症の処置を必要とする被験体において血栓症を処置するための方法であって、治療的に有効な量の項目1〜17のいずれか一項に記載の結晶形態または項目18に記載の組成物を該被験体に投与する工程を含む、方法。
(項目33)
血液サンプルの凝固を阻害するための方法であって、該サンプルを、項目1〜17のいずれか一項に記載の結晶形態と接触させる工程を含む、方法。
(項目34)
項目1〜9のいずれか一項に記載の結晶形態を調製するための方法であって、該方法は、
溶媒中にベトリキサバンのマレイン酸塩を含む組成物を、少なくとも約50℃の温度まで加熱して溶液を得る工程、および
該溶液を約20℃以下まで、かつ該溶液の凝固点より上まで冷却する工程
を含み、ここで該溶媒は、エタノール、テトラヒドロフラン、メチルtert−ブチルエーテル、ジメチルホルムアミド、およびトルエン、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される有機溶媒、ならびに必要に応じて水を含む、方法。
(項目35)
前記冷却する工程の前に、項目1〜9のいずれか一項に記載の結晶形態のシードを、前記溶液に添加する工程をさらに含む、項目34に記載の方法。
(項目36)
前記組成物は、約50℃〜約70℃の温度に加熱される、項目34に記載の方法。
(項目37)
前記溶液は、約0℃まで冷却される、項目34に記載の方法。
(項目38)
前記有機溶媒は、エタノールである、項目34に記載の方法。
(項目39)
前記溶媒中の水とエタノールとの比は、約1:1v/vまでである、項目38に記載の方法。
(項目40)
項目1〜9のいずれか一項に記載の結晶形態を調製するための方法であって、該方法は、
ベトリキサバンの遊離塩基および少なくとも1当量のマレイン酸を、エタノールおよび必要に応じて水を含む溶媒中に含む組成物を、約45℃〜約60℃の温度まで加熱する工程、
フォームIIのシード結晶を添加する工程、および
該溶液を約30℃以下であるが該溶媒の凍結温度より上まで冷却し、該結晶を回収し、そして該結晶を、約1%以下の水含有量まで乾燥させる工程
を含む、方法。
(項目41)
項目10〜17のいずれか一項に記載の結晶形態を調製するための方法であって、該方法は、
溶媒中にベトリキサバンのマレイン酸塩を含む組成物を、少なくとも約50℃の温度まで加熱して溶液を得る工程、および
該溶液を約20℃以下まで、かつ該溶液の凝固点より上まで冷却する工程
を含み、ここで該溶媒は、少なくとも50容積%の水を含み、そしてエタノール、テトラヒドロフラン、メチルtert−ブチルエーテル、ジメチルホルムアミド、およびトルエン、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される有機溶媒を必要に応じて含む、方法。
(項目42)
前記溶媒は、少なくとも75容積%の水を含む、項目41に記載の方法。
(項目43)
前記有機溶媒は、エタノールである、項目41に記載の方法。
(項目44)
ベトリキサバンを調製するための方法であって、該方法は、化合物C:
を、約8℃〜約12℃の間の温度で3時間以上の期間にわたってリチウムジメチルアミド(LiN(CH 3 ) 2 )が加えられる反応条件下で、該リチウムジメチルアミドと反応させる工程を含む、方法。
本発明の好ましい実施形態において、例えば以下の項目が提供される。
(項目1)
フォームIIである、ベトリキサバンのマレイン酸塩の結晶形態。
(項目2)
少なくとも以下の近似の特徴的なピーク位置:5.0°2θ、9.7°2θ、10.1°2θ、15.3°2θ、17.5°2θ、および19.6°2θ(それぞれ±0.1°2θ)を有する、X線粉末回折パターンを有する、項目1に記載の結晶形態。
(項目3)
前記X線粉末回折パターンが、5.0°2θ、9.7°2θ、10.1°2θ、14.6°2θ、15.3°2θ、17.5°2θ、18.0°2θ、18.7°2θ、19.2°2θ、19.6°2θ、22.0°2θ、22.6°2θ、23.0°2θ、23.7°2θ、24.5°2θ、26.5°2θ、26.9°2θ、29.2°2θ、29.5°2θ、30.4°2θ、および35.0°2θ(それぞれ±0.1°2θ)から選択される、少なくとも8個の近似の特徴的なピーク位置を有する、項目2に記載の結晶形態。
(項目4)
図2または図3に示されるX線粉末回折パターンに近似するX線粉末回折パターンを有する、項目1に記載の結晶形態。
(項目5)
約213℃の融点を有する、項目1に記載の結晶形態。
(項目6)
ベトリキサバンおよびマレイン酸の2つの独立した塩ペアを含む単位セルを有し、ここでベトリキサバンのイミンNはプロトン化され、そして該マレイン酸の対イオンに対してイオン性H結合を形成する、項目1に記載の結晶形態。
(項目7)
100Kでの以下のセルパラメータ:a=8.284Å、b=18.082Å、c=18.681Å、α=71.22°、β=86.76°、γ=89.69°、およびV=2645Å 3 を有する単位セル構造によって特徴付けられる、項目1に記載の結晶形態。
(項目8)
273Kでの以下のセルパラメータ:a=8.419Å、b=18.113Å、c=18.73Å、α=71.14°、β=86.71°、γ=89.31°、およびV=2699Å 3 を有する単位セル構造によって特徴付けられる、項目1に記載の結晶形態。
(項目9)
無水物である、項目1に記載の結晶形態。
(項目10)
フォームIIIである、ベトリキサバンのマレイン酸塩の結晶形態。
(項目11)
少なくとも以下の近似の特徴的なピーク位置:2.2°2θ、4.9°2θ、10.0°2θ、15.1°2θ、17.4°2θ、および22.4°2θ(それぞれ±0.1°2θ)を有する、X線粉末回折パターンを有する、項目10に記載の結晶形態。
(項目12)
前記X線粉末回折パターンが、2.2°2θ、2.9°2θ、4.9°2θ、9.6°2θ、10.0°2θ、15.1°2θ、16.3°2θ、17.4°2θ、18.0°2θ、18.5°2θ、19.4°2θ、20.7°2θ、22.0°2θ、22.4°2θ、22.9°2θ、24.2°2θ、24.6°2θ、26.5°2θ、29.0°2θ、29.3°2θ、および30.3°2θ(それぞれ±0.1°2θ)から選択される、少なくとも8個の近似の特徴的なピーク位置を有する、項目11に記載の結晶形態。
(項目13)
水和物である、項目10に記載の結晶形態。
(項目14)
半水和物である、項目10に記載の結晶形態。
(項目15)
チャネル水和物である、項目10に記載の結晶形態。
(項目16)
前記単位中に、ベトリキサバンおよびマレイン酸の2つの独立した塩ペアを有する、非対称性の単位セルを有する、項目10に記載の結晶形態。
(項目17)
100Kでの以下のセルパラメータ:a=8.2369Å、b=18.3639Å、c=18.5623Å、α=107.045°、β=93.758°、γ=91.459°、およびV=2675.7Å 3 を有する単位セル構造によって特徴付けられる、項目10に記載の結晶形態。
(項目18)
薬学的に受容可能なキャリア、および項目1〜17のいずれか一項に記載の結晶形態を含む、組成物。
(項目19)
被験体において望ましくない血栓症によって特徴付けられる状態を処置するための方法であって、治療的に有効な量の項目1〜17のいずれか一項に記載の結晶形態または項目18に記載の組成物を該被験体に投与する工程を含む、方法。
(項目20)
前記状態は、急性冠症候群、心筋梗塞、不安定狭心症、治療抵抗性狭心症、血栓溶解療法後または冠動脈形成術後に起こる閉塞性冠動脈血栓、血栓性脳血管症候群、塞栓性脳卒中、血栓性脳卒中、血栓塞栓性脳卒中、全身性塞栓症、虚血性脳卒中、静脈血栓塞栓症、非弁膜性心房細動、一過性脳虚血発作、静脈血栓症、深部静脈血栓症、肺塞栓、凝固障害、播種性血管内凝固、血栓性血小板減少性紫斑病、閉塞性血栓血管炎(thromboanglitis obliterans)、ヘパリン誘発血小板減少症に関連する血栓性疾患、体外循環に関連する血栓性合併症、器具使用に関連する血栓性合併症、および人工器官の装着に関連する血栓性合併症から成る群から選択される、項目19に記載の方法。
(項目21)
前記状態は、塞栓性脳卒中、血栓性脳卒中、静脈血栓症、深部静脈血栓症、急性冠症候群、および心筋梗塞から成る群から選択される、項目20に記載の方法。
(項目22)
前記状態が脳卒中であり、そして前記被験体が心房細動患者である、項目20に記載の方法。
(項目23)
前記状態が血栓症であり、そして前記被験体が医学的に病気である患者である、項目20に記載の方法。
(項目24)
前記状態が心筋梗塞または脳卒中であり、そして前記被験体が心筋梗塞事象または脳卒中事象を有した患者である、項目20に記載の方法。
(項目25)
心房細動を有する患者において、脳卒中を予防するための方法であって、該方法は、治療的に有効な量の項目1〜17のいずれか一項に記載の結晶形態または項目18に記載の組成物を該患者に投与する工程を含む、方法。
(項目26)
医学的に病気である患者において、血栓症を予防するための方法であって、該方法は、治療的に有効な量の項目1〜17のいずれか一項に記載の結晶形態または項目18に記載の組成物を該患者に投与する工程を含む、方法。
(項目27)
前記医学的に病気である患者は、急性の医学的に病気である患者である、項目26に記載の方法。
(項目28)
患者における深部静脈血栓症を予防または処置するための方法であって、該方法は、治療的に有効な量の項目1〜17のいずれか一項に記載の結晶形態または項目18に記載の組成物を該患者に投与する工程を含む、方法。
(項目29)
股関節部または膝の手術を有する患者における血栓症を予防または処置するための方法であって、該方法は、治療的に有効な量の項目1〜17のいずれか一項に記載の結晶形態または項目18に記載の組成物を該患者に投与する工程を含む、方法。
(項目30)
急性冠症候群患者における動脈血栓症を予防するための方法であって、該方法は、治療的に有効な量の項目1〜17のいずれか一項に記載の結晶形態または項目18に記載の組成物を該患者に投与する工程を含む、方法。
(項目31)
以前の事象を有した患者における、急性冠症候群、心筋梗塞、脳卒中または他の血栓性事象の2次予防のための方法であって、該方法は、治療的に有効な量の項目1〜17のいずれか一項に記載の結晶形態または項目18に記載の組成物を該患者に投与する工程を含む、方法。
(項目32)
血栓症の処置を必要とする被験体において血栓症を処置するための方法であって、治療的に有効な量の項目1〜17のいずれか一項に記載の結晶形態または項目18に記載の組成物を該被験体に投与する工程を含む、方法。
(項目33)
血液サンプルの凝固を阻害するための方法であって、該サンプルを、項目1〜17のいずれか一項に記載の結晶形態と接触させる工程を含む、方法。
(項目34)
項目1〜9のいずれか一項に記載の結晶形態を調製するための方法であって、該方法は、
溶媒中にベトリキサバンのマレイン酸塩を含む組成物を、少なくとも約50℃の温度まで加熱して溶液を得る工程、および
該溶液を約20℃以下まで、かつ該溶液の凝固点より上まで冷却する工程
を含み、ここで該溶媒は、エタノール、テトラヒドロフラン、メチルtert−ブチルエーテル、ジメチルホルムアミド、およびトルエン、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される有機溶媒、ならびに必要に応じて水を含む、方法。
(項目35)
前記冷却する工程の前に、項目1〜9のいずれか一項に記載の結晶形態のシードを、前記溶液に添加する工程をさらに含む、項目34に記載の方法。
(項目36)
前記組成物は、約50℃〜約70℃の温度に加熱される、項目34に記載の方法。
(項目37)
前記溶液は、約0℃まで冷却される、項目34に記載の方法。
(項目38)
前記有機溶媒は、エタノールである、項目34に記載の方法。
(項目39)
前記溶媒中の水とエタノールとの比は、約1:1v/vまでである、項目38に記載の方法。
(項目40)
項目1〜9のいずれか一項に記載の結晶形態を調製するための方法であって、該方法は、
ベトリキサバンの遊離塩基および少なくとも1当量のマレイン酸を、エタノールおよび必要に応じて水を含む溶媒中に含む組成物を、約45℃〜約60℃の温度まで加熱する工程、
フォームIIのシード結晶を添加する工程、および
該溶液を約30℃以下であるが該溶媒の凍結温度より上まで冷却し、該結晶を回収し、そして該結晶を、約1%以下の水含有量まで乾燥させる工程
を含む、方法。
(項目41)
項目10〜17のいずれか一項に記載の結晶形態を調製するための方法であって、該方法は、
溶媒中にベトリキサバンのマレイン酸塩を含む組成物を、少なくとも約50℃の温度まで加熱して溶液を得る工程、および
該溶液を約20℃以下まで、かつ該溶液の凝固点より上まで冷却する工程
を含み、ここで該溶媒は、少なくとも50容積%の水を含み、そしてエタノール、テトラヒドロフラン、メチルtert−ブチルエーテル、ジメチルホルムアミド、およびトルエン、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される有機溶媒を必要に応じて含む、方法。
(項目42)
前記溶媒は、少なくとも75容積%の水を含む、項目41に記載の方法。
(項目43)
前記有機溶媒は、エタノールである、項目41に記載の方法。
(項目44)
ベトリキサバンを調製するための方法であって、該方法は、化合物C:
を、約8℃〜約12℃の間の温度で3時間以上の期間にわたってリチウムジメチルアミド(LiN(CH 3 ) 2 )が加えられる反応条件下で、該リチウムジメチルアミドと反応させる工程を含む、方法。
Claims (44)
- フォームIIである、ベトリキサバンのマレイン酸塩の結晶形態。
- 少なくとも以下の近似の特徴的なピーク位置:5.0°2θ、9.7°2θ、10.1°2θ、15.3°2θ、17.5°2θ、および19.6°2θ(それぞれ±0.1°2θ)を有する、X線粉末回折パターンを有する、請求項1に記載の結晶形態。
- 前記X線粉末回折パターンが、5.0°2θ、9.7°2θ、10.1°2θ、14.6°2θ、15.3°2θ、17.5°2θ、18.0°2θ、18.7°2θ、19.2°2θ、19.6°2θ、22.0°2θ、22.6°2θ、23.0°2θ、23.7°2θ、24.5°2θ、26.5°2θ、26.9°2θ、29.2°2θ、29.5°2θ、30.4°2θ、および35.0°2θ(それぞれ±0.1°2θ)から選択される、少なくとも8個の近似の特徴的なピーク位置を有する、請求項2に記載の結晶形態。
- 図2または図3に示されるX線粉末回折パターンに近似するX線粉末回折パターンを有する、請求項1に記載の結晶形態。
- 約213℃の融点を有する、請求項1に記載の結晶形態。
- ベトリキサバンおよびマレイン酸の2つの独立した塩ペアを含む単位セルを有し、ここでベトリキサバンのイミンNはプロトン化され、そして該マレイン酸の対イオンに対してイオン性H結合を形成する、請求項1に記載の結晶形態。
- 100Kでの以下のセルパラメータ:a=8.284Å、b=18.082Å、c=18.681Å、α=71.22°、β=86.76°、γ=89.69°、およびV=2645Å3を有する単位セル構造によって特徴付けられる、請求項1に記載の結晶形態。
- 273Kでの以下のセルパラメータ:a=8.419Å、b=18.113Å、c=18.73Å、α=71.14°、β=86.71°、γ=89.31°、およびV=2699Å3を有する単位セル構造によって特徴付けられる、請求項1に記載の結晶形態。
- 無水物である、請求項1に記載の結晶形態。
- フォームIIIである、ベトリキサバンのマレイン酸塩の結晶形態。
- 少なくとも以下の近似の特徴的なピーク位置:2.2°2θ、4.9°2θ、10.0°2θ、15.1°2θ、17.4°2θ、および22.4°2θ(それぞれ±0.1°2θ)を有する、X線粉末回折パターンを有する、請求項10に記載の結晶形態。
- 前記X線粉末回折パターンが、2.2°2θ、2.9°2θ、4.9°2θ、9.6°2θ、10.0°2θ、15.1°2θ、16.3°2θ、17.4°2θ、18.0°2θ、18.5°2θ、19.4°2θ、20.7°2θ、22.0°2θ、22.4°2θ、22.9°2θ、24.2°2θ、24.6°2θ、26.5°2θ、29.0°2θ、29.3°2θ、および30.3°2θ(それぞれ±0.1°2θ)から選択される、少なくとも8個の近似の特徴的なピーク位置を有する、請求項11に記載の結晶形態。
- 水和物である、請求項10に記載の結晶形態。
- 半水和物である、請求項10に記載の結晶形態。
- チャネル水和物である、請求項10に記載の結晶形態。
- 前記単位中に、ベトリキサバンおよびマレイン酸の2つの独立した塩ペアを有する、非対称性の単位セルを有する、請求項10に記載の結晶形態。
- 100Kでの以下のセルパラメータ:a=8.2369Å、b=18.3639Å、c=18.5623Å、α=107.045°、β=93.758°、γ=91.459°、およびV=2675.7Å3を有する単位セル構造によって特徴付けられる、請求項10に記載の結晶形態。
- 薬学的に受容可能なキャリア、および請求項1〜17のいずれか一項に記載の結晶形態を含む、組成物。
- 被験体において望ましくない血栓症によって特徴付けられる状態を処置するための組成物であって、治療的に有効な量の請求項1〜17のいずれか一項に記載の結晶形態または請求項18に記載の組成物を含む、組成物。
- 前記状態は、急性冠症候群、心筋梗塞、不安定狭心症、治療抵抗性狭心症、血栓溶解療法後または冠動脈形成術後に起こる閉塞性冠動脈血栓、血栓性脳血管症候群、塞栓性脳卒中、血栓性脳卒中、血栓塞栓性脳卒中、全身性塞栓症、虚血性脳卒中、静脈血栓塞栓症、非弁膜性心房細動、一過性脳虚血発作、静脈血栓症、深部静脈血栓症、肺塞栓、凝固障害、播種性血管内凝固、血栓性血小板減少性紫斑病、閉塞性血栓血管炎、ヘパリン誘発血小板減少症に関連する血栓性疾患、体外循環に関連する血栓性合併症、器具使用に関連する血栓性合併症、および人工器官の装着に関連する血栓性合併症から成る群から選択される、請求項19に記載の組成物。
- 前記状態は、塞栓性脳卒中、血栓性脳卒中、静脈血栓症、深部静脈血栓症、急性冠症候群、および心筋梗塞から成る群から選択される、請求項20に記載の組成物。
- 前記状態が脳卒中であり、そして前記被験体が心房細動患者である、請求項20に記載の組成物。
- 前記状態が血栓症であり、そして前記被験体が医学的に病気である患者である、請求項20に記載の組成物。
- 前記状態が心筋梗塞または脳卒中であり、そして前記被験体が心筋梗塞事象または脳卒中事象を有した患者である、請求項20に記載の組成物。
- 心房細動を有する患者において、脳卒中を予防するための組成物であって、治療的に有効な量の請求項1〜17のいずれか一項に記載の結晶形態または請求項18に記載の組成物を含む、組成物。
- 医学的に病気である患者において、血栓症を予防するための組成物であって、治療的に有効な量の請求項1〜17のいずれか一項に記載の結晶形態または請求項18に記載の組成物を含む、組成物。
- 前記医学的に病気である患者は、急性の医学的に病気である患者である、請求項26に記載の組成物。
- 患者における深部静脈血栓症を予防または処置するための組成物であって、治療的に有効な量の請求項1〜17のいずれか一項に記載の結晶形態または請求項18に記載の組成物を含む、組成物。
- 股関節部または膝の手術を有する患者における血栓症を予防または処置するための組成物であって、治療的に有効な量の請求項1〜17のいずれか一項に記載の結晶形態または請求項18に記載の組成物を含む、組成物。
- 急性冠症候群患者における動脈血栓症を予防するための組成物であって、治療的に有効な量の請求項1〜17のいずれか一項に記載の結晶形態または請求項18に記載の組成物を含む、組成物。
- 以前の事象を有した患者における、急性冠症候群、心筋梗塞、脳卒中または他の血栓性事象の2次予防のための組成物であって、治療的に有効な量の請求項1〜17のいずれか一項に記載の結晶形態または請求項18に記載の組成物を含む、組成物。
- 血栓症の処置を必要とする被験体において血栓症を処置するための組成物であって、治療的に有効な量の請求項1〜17のいずれか一項に記載の結晶形態または請求項18に記載の組成物を含む、組成物。
- 血液サンプルの凝固を阻害するための組成物であって、該組成物は、請求項1〜17のいずれか一項に記載の結晶形態を含み、そして該組成物は、該サンプルと接触されることを特徴とする、組成物。
- 請求項1〜9のいずれか一項に記載の結晶形態を調製するための方法であって、該方法は、
溶媒中にベトリキサバンのマレイン酸塩を含む組成物を、少なくとも約50℃の温度まで加熱して溶液を得る工程、および
該溶液を約20℃以下まで、かつ該溶液の凝固点より上まで冷却する工程
を含み、ここで該溶媒は、エタノール、テトラヒドロフラン、メチルtert−ブチルエーテル、ジメチルホルムアミド、およびトルエン、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される有機溶媒、ならびに必要に応じて水を含む、方法。 - 前記冷却する工程の前に、請求項1〜9のいずれか一項に記載の結晶形態のシードを、前記溶液に添加する工程をさらに含む、請求項34に記載の方法。
- 前記組成物は、約50℃〜約70℃の温度に加熱される、請求項34に記載の方法。
- 前記溶液は、約0℃まで冷却される、請求項34に記載の方法。
- 前記有機溶媒は、エタノールである、請求項34に記載の方法。
- 前記溶媒中の水とエタノールとの比は、約1:1v/vまでである、請求項38に記載の方法。
- 請求項1〜9のいずれか一項に記載の結晶形態を調製するための方法であって、該方法は、
ベトリキサバンの遊離塩基および少なくとも1当量のマレイン酸を、エタノールおよび必要に応じて水を含む溶媒中に含む組成物を、約45℃〜約60℃の温度まで加熱する工程、
フォームIIのシード結晶を添加する工程、および
該溶液を約30℃以下であるが該溶媒の凍結温度より上まで冷却し、該結晶を回収し、そして該結晶を、約1%以下の水含有量まで乾燥させる工程
を含む、方法。 - 請求項10〜17のいずれか一項に記載の結晶形態を調製するための方法であって、該方法は、
溶媒中にベトリキサバンのマレイン酸塩を含む組成物を、少なくとも約50℃の温度まで加熱して溶液を得る工程、および
該溶液を約20℃以下まで、かつ該溶液の凝固点より上まで冷却する工程
を含み、ここで該溶媒は、少なくとも50容積%の水を含み、そしてエタノール、テトラヒドロフラン、メチルtert−ブチルエーテル、ジメチルホルムアミド、およびトルエン、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される有機溶媒を必要に応じて含む、方法。 - 前記溶媒は、少なくとも75容積%の水を含む、請求項41に記載の方法。
- 前記有機溶媒は、エタノールである、請求項41に記載の方法。
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