JP2010515691A - 第Xa因子阻害剤 - Google Patents

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Abstract

本発明は、第Xa因子の阻害剤である式(I)で表わされる化合物または薬剤として許容されるその塩、エステルもしくはプロドラッグを対象とする。本発明は、このような化合物の作製のために使用する中間体、このような化合物を含む医薬組成物、望ましくない血栓を特徴とする特定の状態を予防または治療する方法、および血液試料の凝固を阻止する方法も対象とする。本発明はさらに、治療有効量の本発明の化合物を哺乳動物に投与するステップを含む、望ましくない血栓を特徴とするその哺乳動物における状態を予防または治療するための化学中間体、医薬組成物および方法を提供する。

Description

(関連出願への相互参照)
本願は、米国特許法第119条(e)項の下、2007年1月5日に出願された米国仮特許出願第60/883,734号の優先権を主張し、この米国仮特許出願の全体は、本明細書中に参考として援用される。
(技術分野)
本発明は、第Xa因子の阻害剤として作用する置換トリアゾール化合物に関する。本発明はまた、置換トリアゾール化合物を含む医薬組成物、および、望ましくない血栓を特徴とする状態を治療するためのこの化合物または組成物の使用方法に関する。本発明はまた、本明細書で記載する化合物を作製する方法に関する。
(先行技術)
うっ血、出血の制御は、外科的手段、または血管収縮および凝固の生理学的特徴によって生じる。本発明は特に、血液凝固、ならびに血液凝固が損傷、炎症、疾患、先天性欠損症、機能障害または他の障害(disruption)後における哺乳動物の血液循環の完全性を維持するのを助ける方法に関する。血小板および血液の凝固はどちらもうっ血の回復および血栓症に関わっているが、凝固カスケードの特定の成分は、血栓およびうっ血における主要な事象である血小板凝集およびフィブリン沈着に関わるプロセスの増幅と加速に主として関与している。
血栓形成は、重合しネットワーク化して損傷を受けた後のうっ血を回復させる、フィブリノゲンのフィブリンへの転換を伴う。同じようなプロセスは、血栓症における閉塞血管をもたらす。フィブリノゲンのフィブリンへの転換は、血液凝固カスケードにおける一連の反応の最終生成物であるトロンビンによって触媒作用を受ける。トロンビンは、血小板を活性化させるのにも重要な役割を果たし、それによって動脈血流と静脈血流の両方の条件下での血栓に影響を及ぼす。こうした理由から、トロンビンの効率的な調節は血栓の効率的な調節をもたらすことができると想定される。最近用いられている抗凝血剤のいくつかの部類は、直接または間接にトロンビンに影響を及ぼす(例えば、非分画ヘパリン、低分子量ヘパリン、ヘパリン様化合物、五糖類およびワルファリン)。トロンビン活性の直接的または間接的な阻害も、臨床開発における様々な抗凝血剤の焦点となっている(非特許文献1に総説が記載されている)。
トロンビンの前駆体であるプロトロンビンを、第Xa因子により活性酵素に転換させる。組織因子/第VIIa因子の媒介による第Xa因子の生成の局所的活性化は、第IXa因子/第VIIIa因子複合体によって増幅され、活性化された血小板でのプロトロンビナーゼ集合をもたらす。プロトロンビナーゼ複合体の一部としての第Xa因子は、血管系における持続的なトロンビン生成に関与する唯一の酵素である。第Xa因子は、セリンプロテアーゼ、その前駆体第X因子の活性化された形態であり、カルシウムイオン結合、γカルボキシグルタミン酸(GLA)含有のビタミンK依存性血液凝固因子のメンバーである。フィブリノゲンおよびPAR受容体を含む様々なタンパク性基質に作用する(非特許文献2)トロンビンとは異なり、第Xa因子は単一の生理学的基質、すなわちプロトロンビンを有するようである。第Xa因子の1つの分子が1000を超えるトロンビンの分子を生成させることができる(非特許文献3)ので、トロンビンの生成を間接的に阻害する形での第Xa因子の直接阻害は、効果的な抗凝血剤ストラテジーであると考えられる。この主張は、トロンビン合成におけるプロトロンビナーゼの重要な役割と、プロトロンビナーゼの阻害が血小板凝集および凝固経路全般に対して著しい影響を及ぼすという事実とに基づいている。第VIIa因子、第IXa因子または第Xa因子などの活性化されたプロテアーゼは、それ自体ではタンパク質分解活性が劣っている。しかし、補因子依存性の膜結合型複合体への集合によって、その触媒能は著しく高められる。この効果は第Xa因子の場合が最も飛躍的であり、その効能は10のファクターで増大する(非特許文献4)。血液中のチモーゲン濃度が高いこと(1.4マイクロモル濃度のプロトロンビン対150ナノモル濃度の因子X)と活性化の動態のため、トロンビンより少ない量の第Xa因子を阻害して抗凝血効果を達成する必要がある。トロンビンと比べて第Xa因子が治療標的として優れているという仮説の間接的な証明は、深部静脈血栓を予防するための臨床試験においても見出すことができる。抗トロンビンIII依存性第Xa因子阻害剤であるフォンダパリヌクスは、整形外科での4回の試験で、エノキサパリン(トロンビンと第Xa因子の両方を阻害する低分子量ヘパリン)より優れていることが証明されている(非特許文献5)。したがって、第Xa因子を選択的に阻害する化合物は、インビトロでの診断薬として、または、特定の血栓障害の治療のための投与に有用であることが示唆されている。例えば特許文献1を参照されたい。
複数の第Xa因子阻害剤は、吸血性生物から得られるポリペプチド、ならびにそれほど大きくないポリペプチド型阻害剤である化合物として報告されている。他の第Xa因子阻害剤には、アミジノ置換基を有する窒素含有複素環化合物などの小分子有機化合物が含まれ、その化合物の2つの官能基は、その活性部位のうちの2つの位置で第Xa因子と結合することができる。例えば、特許文献2は、末端C(=NH)−NH基を有するピラゾール化合物を記載しており、特許文献3は、直鎖または分枝鎖アルキレン、−C(=O)または−S(=O)架橋基を介してナフチル基と結合した塩基性基で置換のベンズイミダゾール化合物を記載しており、特許文献4は、カルボキサミドアルキレンアミノ架橋を介して3−アミジノフェニル基と結合した4−フェニル−N−アルキルアミジノ−ピペリジンおよび4−フェノキシ−N−アルキルアミジノ−ピペリジン基を有する化合物を記載しており、特許文献5は、置換もしくは非置換のスルホンアミドまたはカルボキサミド架橋基を介してアミジノナフチル基と結合した4−フェノキシ−N−アルキルアミジノ−ピペリジン基を有する化合物を記載している。報告されている他の第Xa因子阻害剤には、アミド結合を介して結合したフェニル−アミジノ、フェニルおよびハロ−フェニルを含む構造のもの(特許文献6)が含まれる。同じグループによる他の第Xa因子阻害剤は、ハロ−フェニルがハロ−ピリジルに置き換えられている(特許文献7、特許文献8を参照されたい)。
国際公開第94/13693号パンフレット 国際公開第98/28269号パンフレット 国際公開第97/21437号パンフレット 国際公開第99/10316号パンフレット 欧州特許出願公開第798295号明細書 米国特許第6,844,367号明細書 米国特許第6,376,515号明細書 米国特許第6,835,739号明細書
Eriksson and QuinlanによるDrugs 11:1411〜1429頁、2006年 Protease activated receptors、Coughlin、J Thrombosis Haemostasis 3: 1800〜1814頁、2005年 Mannら、J. Thrombosis. Haemostasis 1:1504〜1514頁、2003年 Mannら、Blood 76(1):1〜16頁、1990年 Turpieら、Archives Internal Medicine第162巻(16):1833〜1840頁、2002年
うっ血を調節し、再狭窄および炎症などのトロンビンによって誘発される血管系での血栓形成および他の病的過程を予防および治療するための効果的な治療薬が必要である。具体的には、第Xa因子またはその前駆体を選択的に阻害する化合物が依然として必要である。これまで発見されてきた化合物より、架橋基と官能基の異なる組合せを有する化合物、具体的には、第Xa因子と選択的にまたは優先的に結合する化合物が必要である。トロンビンより高度に第Xa因子と結合する化合物、特に良好な生物学的利用能および/または溶解性を有する化合物が望ましい。
(発明の簡単な要旨)
本発明は、一実施形態において、式(I)を有する化合物または薬剤として許容されるその塩、エステルもしくはプロドラッグを提供する。
Figure 2010515691
式中、
はハロゲンであり、
は水素またはハロゲンであり、
は、−NO、−NR5a5b、−L−NR5a5b、−NHC(O)NR5a5b、−NHC(O)R5c、−NHC(O)Y、C1〜6アルキル、−COH、−C(O)NR5a5b、−C(O)NR5aY、−C(O)NH−L−Y、−OH、C1〜6アルコキシ、−O−L−NR5a5b、−O−L−O−C(O)NR5a5b、−Y、−O−Y、−O−L−Y、−O−L−Y−L−Y、および−S(O)5cからなる群から選択され、前記C1〜6アルキルおよびC1〜6アルコキシは、Rから選択される1〜3個の置換基で任意選択で置換されており、
は、ハロゲン、−OH、−O−L−Y、−O−L−NR5a5b、およびRから選択される1〜3個の置換基で任意選択で置換されたC1〜6アルコキシからなる群から独立に選択され、
LはC〜Cアルキレンであり、
Yは、アリール、ヘテロアリールまたは複素環であり、前記アリールおよびヘテロアリールは1〜3個のRで任意選択で置換されており、前記複素環はオキソで任意選択で置換されており、かつ1〜3個のRまたはRで任意選択で置換されており、
5aおよびR5bは、独立に、水素、もしくは1〜3個のRで任意選択で置換されたC1〜8アルキルであるか、またはR5aおよびR5bは、その両方が結合している窒素原子と共に、N、NR、OおよびS(O)から選択される1つの追加の環ヘテロ原子を任意選択で有する5〜7員複素環を形成しており、前記環はRから選択される1〜3個の置換基で任意選択で置換されており、
5cは、1〜3個のRで任意選択で置換されたC1〜8アルキルであり、
は、ハロゲン、−OH、−R、−OR、オキソ、−SR、−S(O)R、−S(O)、−SONH、−C(O)NH、−C(O)R、−C(NH)R、−NHC(O)R、−NHC(NH)R、−NHC(O)NH、−COH、−NH、−NHR、−N(Rからなる群から独立に選択され、
は、独立に、C1〜6アルキルであり、
は、Rから選択される1〜3個の置換基で任意選択で置換された−L−ヘテロアリールであり、
nは、0、1または2であり、
pは、0、1または2であり、
点線
Figure 2010515691
は、独立に、単結合または二重結合であり、
ただし、R
Figure 2010515691
(R11は水素またはアルキルである)
ではない。
本発明はさらに、治療有効量の本発明の化合物を哺乳動物に投与するステップを含む、望ましくない血栓を特徴とするその哺乳動物における状態を予防または治療するための化学中間体、医薬組成物および方法を提供する。このような状態には、これらに限定されないが、急性冠症候群、心筋梗塞症、不安定狭心症、難治性の狭心症、血栓溶解治療後もしくは冠動脈血管形成術後に起こる冠動脈内血栓性閉塞、血栓により媒介される脳血管症候群、塞栓性脳卒中、血栓性脳卒中、一過性脳虚血発作、静脈血栓症、深部静脈血栓症、肺動脈塞栓、凝血障害、播種性血管内凝固症候群、血栓性血小板減少性紫斑病、閉塞性血栓血管炎、ヘパリン起因性血小板減少症に付随する血栓症、体外循環に付随する血栓性合併症、心臓もしくは他の血管内カテーテル、大動脈内バルーンポンプ、冠状動脈ステントまたは心臓弁などの器具の使用に付随する血栓性合併症、および人工器官の取付けを要する状態などが含まれる。
本発明はさらに、血液試料を本発明の化合物に接触させることを含む前記血液試料の凝固を阻止する方法を提供する。
本発明のこれらおよび他の実施形態を以下でさらに説明する。
略語および定義
「アルキル」という用語は、それ自体で、または別の置換基の一部として、別段の言及のない限り、指定された炭素原子数を有する(すなわち、C1〜8は1〜8個の炭素を意味する)直鎖または分枝鎖炭化水素基を意味する。アルキル基の例には、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、t−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシル、n−ヘプチル、n−オクチルなどが含まれる。「アルケニル」という用語は、1個または複数、好ましくは1〜3個の二重結合を有する不飽和アルキル基を指す。同様に、「アルキニル」という用語は、1個または複数、好ましくは1〜3個の三重結合を有する不飽和アルキル基を指す。このような不飽和アルキル基の例には、ビニル、2−プロペニル、クロチル、2−イソペンテニル、2−(ブタジエニル)、2,4−ペンタジエニル、3−(1,4−ペンタジエニル)、エチニル、1−および3−プロピニル、3−ブチニルならびにより高級の同族体および異性体が含まれる。
「シクロアルキル」という用語は、示された数の環原子(例えば、C3〜6シクロアルキル)を有し、かつ環頂点間が完全に飽和されている炭化水素環を指す。「シクロアルケニル」という用語は、環頂点間に少なくとも1箇所のアルケニル不飽和を有するシクロアルキル基を指す。「シクロアルキニル」という用語は、環頂点間に少なくとも1箇所のアルキニル不飽和を有するシクロアルキル基を指す。C3〜5シクロアルキル−アルキルのように、「シクロアルキル」を「アルキル」と組み合わせて用いる場合、シクロアルキル部分は表示された数の炭素原子(例えば、3〜5個の炭素原子)を有し、アルキル部分は1〜3個の炭素原子を有するアルキレン部分(例えば、−CH−、−CHCH−または−CHCHCH−)であることを意味する。
「アルキレン」という用語は、それ自体で、または別の置換基の一部として、−CHCHCHCH−で例示されるような、アルカンから誘導される二価の基を意味する。一般に、アルキル(またはアルキレン)基は1〜24個の炭素原子を有しており、本発明では10個以下の炭素原子を有するものが好ましい。「低級アルキル」または「低級アルキレン」は、通常4個以下の炭素原子を有する短鎖アルキルまたはアルキレン基である。
「アルコキシ」、「アルキルアミノ」および「アルキルチオ」(または「チオアルコキシ」)という用語は、その従来の意味で用いられ、酸素原子(−O−アルキル)、アミノ基またはイオウ原子(−S−アルキル)をそれぞれ介して分子の残りの部分と結合しているアルキル基を意味する。さらに、ジアルキルアミノ基(通常−NRまたはその改変体として提供される。ただし、RおよびRは、独立に、アルキルまたは置換アルキルである)については、アルキル部分は同じであっても異なっていてもよく、それぞれが結合している窒素原子と一緒になって3〜7員環を形成していてもよい。したがって、−NRで表わされる基は、ピペリジニル、ピロリジニル、モルホリニル、アゼチジニルなどを含むことを意味する。
「ハロ」または「ハロゲン」という用語は、それ自体で、または別の置換基の一部として、別段の言及のない限り、フッ素、塩素、臭素またはヨウ素原子を意味する。さらに、「ハロアルキル」などの用語は、ハロゲンを許容される最大数まで含むモノハロアルキルおよびポリハロアルキルを意味する。例えば、「C1〜4ハロアルキル」という用語は、トリフルオロメチル、2,2,2−トリフルオロエチル、4−クロロブチル、3−ブロモプロピルなどを含むことを意味する。
「ヒドロキシ」または「ヒドロキシル」という用語は、基−OHを指す。
「アリール」という用語は、別段の言及のない限り、単環であってもあるいは共に縮合しているかまたは共有結合している多環(最大で3環)であってもよい、6〜14個の炭素原子を含む多数の不飽和の芳香族炭化水素基を意味する。「ヘテロアリール」という用語は、N、OおよびSから選択される1〜5個のヘテロ原子を含むアリール基(または環)を指す。その窒素およびイオウ原子は任意選択で酸化されており、窒素原子は任意選択で四級化されている。ヘテロアリール基は、ヘテロ原子かまたは炭素原子を介して分子の残りの部分と結合することができ、かつ5〜10個の炭素原子を含み得る。多環が縮合するかまたは共有結合する(例えば、ナフチルまたはアントリル)実施形態では、すべての環が芳香族である必要はない(例えば、2−ベンズオキサゾリノン、2H−1,4−ベンズオキサジン−3(4H)−オン−7−イルなど)。ただし、その結合点は芳香族環であるものとする。アリール基の非限定的な例には、フェニル、ナフチルおよびビフェニルが含まれ、ヘテロアリール基の非限定的な例には、1−ピロリル、2−ピロリル、3−ピロリル、1−ピラゾリル、3−ピラゾリル、2−イミダゾリル、4−イミダゾリル、ピラジニル、2−オキサゾリル、4−オキサゾリル、5−オキサゾリル、3−イソオキサゾリル、4−イソオキサゾリル、5−イソオキサゾリル、2−チアゾリル、4−チアゾリル、5−チアゾリル、2−フリル、3−フリル、2−チエニル、3−チエニル、2−ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジル、2−ピリミジル、4−ピリミジル、5−ベンゾチアゾリル、プリニル、2−ベンズイミダゾリル、ベンゾピラゾリル、5−インドリル、1−イソキノリル、5−イソキノリル、2−キノキサリニル、5−キノキサリニル、3−キノリルおよび6−キノリルが含まれる。別段の言及がない場合、上記アリールおよびヘテロアリール環系のそれぞれに対する置換基は、以下に示す許容される置換基の群から選択される。
簡潔にいえば、他の用語と共に用いられる場合(例えば、アリールオキシ、アリールチオキシ、アリールアルキル)、「アリール」という用語は、上記に定義したアリール環とヘテロアリール環の両方を含む。したがって、「アリールアルキル」という用語は、アリールまたはヘテロアリール基がアルキル基と結合している基(例えば、ベンジル、フェネチル、ピリジルメチルなど)を含むことを意味する。
「複素環(heterocycle)」、「ヘテロシクリル」または「複素環の(heterocyclic)」という用語は、少なくとも1つのイオウ、窒素または酸素ヘテロ原子を含む飽和または不飽和の非芳香族環状基を指す。各複素環は利用可能な任意の環炭素原子または環ヘテロ原子にて結合していてよい。各複素環は1つまたは複数の環を有することができる。複数の環が存在する場合、それらは一緒に縮合していても共有結合していてもよく、その1つまたは複数の環はシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールであってよい。ただし、その結合点は複素環を介しているものとする。各複素環は、窒素、酸素またはイオウから選択される少なくとも1個のヘテロ原子(一般に1〜5個のヘテロ原子)を含まなければならない。これらの基は、1〜10個の炭素原子、0〜5個の窒素原子、0〜2個のイオウ原子および0〜2個の酸素原子を含むことが好ましく、そのイオウ原子は任意選択で酸化されており、窒素原子は任意選択で四級化されている。これらの基は、0〜3個の窒素原子、0〜1個のイオウ原子および0〜1個の酸素原子を含むことがより好ましい。
複素環およびヘテロアリール基の非限定的な例には、ピリジン、ピリジミジン、ピラジン、モルホリン−3−オン、ピペラジン−2−オン、ピリジン−2−オン、ピペリジン、モルホリン、ピペラジン、イソオキサゾール、イソチアゾール、ピラゾール、イミダゾール、オキサゾール、チアゾール、イソオキサゾリン、ピラゾリン、イミダゾリン、1,2,3−トリアゾール、1,2,4−トリアゾール、1,3,4−オキサジアゾール、1,3,4−チアジアゾール、1,2,4−オキサジアゾール、1,2,4−チアジアゾール、ピラゾール−5−オン、ピロリジン−2,5−ジオン、イミダゾリジン−2,4−ジオン、ピロリジン、ピロール、フラン、チオフェンなどが含まれる。
「ヘテロシクロアルキル」という用語は、複素環とアルキレンがどちらも上記定義通りである基アルキレン−複素環を指す。
いくつかの実施形態では、上記用語(例えば、「アルキル」、「アルコキシ」、「アリール」および「ヘテロアリール」)は、示された基の置換形態と非置換形態の両方を含む。それぞれのタイプの基について好ましい置換基を以下に示す。簡潔にいえば、アリールおよびヘテロアリールという用語は、以下に示すような置換または非置換バージョンを指す。
「アルキル」、「アルコキシ」、アリールおよびヘテロアリール等の基についての置換基は様々であり、一般に、ゼロから、芳香族環系上の開いた原子価(open valence)の合計数の範囲の個数で、−ハロゲン、−OR’、−OC(O)R’、−NR’R’’、−SR’、−R’、−CN、−NO、−COR’、−CONR’R’’、−C(O)R’、−OC(O)NR’R’’、−NR’’C(O)R’、−NR’’C(O)R’、−NR’−、C(O)NR’’R’’’、−NH−C(NH)=NH、−NR’C(NH)=NH、−NH−C(NH)=NR’、−S(O)R’、−S(O)R’、−S(O)NR’R’’、−NR’S(O)R’’、−N、ペルフルオロ(C〜C)アルコキシおよびペルフルオロ(C〜C)アルキルから選択され、ただし、R’、R’’およびR’’’は、独立に、水素、C1〜8アルキル、C3〜6シクロアルキル、C2〜8アルケニル、C2〜8アルキニル、非置換アリールおよびヘテロアリール、(非置換アリール)−C1〜4アルキル、および非置換アリールオキシ−C1〜4アルキルから選択される。いくつかの実施形態では、置換基中の窒素原子は任意選択で四級化されている。他の適切な置換基には、1〜4個の炭素原子のアルキレン鎖によって環原子と結合している上記アリール置換基のそれぞれが含まれる。
アリールまたはヘテロアリール環の隣接原子上の置換基のうちの2つは任意選択で、式−T−C(O)−(CH−U−(TおよびUは、独立に、−NH−、−O−、−CH−または単結合であり、qは0〜2の整数である)の置換基で置き換えられていてよい。あるいは、アリールまたはヘテロアリール環の隣接原子上の置換基のうちの2つは任意選択で、式−A−(CH−B−(AおよびBは、独立に、−CH−、−O−、−NH−、−S−、−S(O)−、−S(O)−、−S(O)NR’−または単結合であり、rは1〜3の整数である)の置換基で置き換えられていてよい。形成された新規環の単結合の1つは任意選択で二重結合で置き換えられていてよい。あるいは、アリールまたはヘテロアリール環の隣接原子上の置換基のうちの2つは任意選択で、式−(CH−X−(CH−(sおよびtは、独立に、0〜3の整数であり、Xは−O−、NR’−、−S−、−S(O)−、−S(O)−または−S(O)NR’−である)の置換基で置き換えられていてよい。置換基−NR’−および−S(O)NR’−のR’は水素または非置換C1〜6アルキルから選択される。
本明細書で用いる「ヘテロ原子」という用語は、酸素(O)、窒素(N)、イオウ(S)およびケイ素(Si)を含むことを意味する。
上記定義は、許容されない置換パターン(例えば、5つのフルオロ基で置換されたメチル)を包含することが意図されないことを理解されたい。このような許容されない置換パターンは当業者に周知である。
本明細書で用いる「化合物」という用語は、本明細書で開示の一般式、これらの一般式の任意の下位属(subgenus)によって包含される化合物、ならびに、その化合物(1つまたは複数)のラセミ化合物、立体異性体および互変異性体を含む、一般式および下位式内の任意の形態の化合物を指す。
「ラセミ化合物」という用語は、鏡像異性体の混合物を指す。
「立体異性体(stereoisomer)」または「立体異性体(stereoisomers)」という用語は、1つまたは複数の立体中心のキラリティーが異なる化合物を指す。立体異性体には鏡像異性体およびジアステレオマーが含まれる。
「互変異性体」という用語は、エノール・ケトおよびイミン・エナミン互変異性体などのプロトンの位置が異なる化合物の交互の形態、または、ピラゾール、イミダゾール、ベンズイミダゾール、トリアゾールおよびテトラゾールなどの、環NH部分と環=N部分の両方に結合した環原子を含むヘテロアリール基の互変異性形態を指す。
「薬剤として許容される塩」という用語は、本明細書で記載する化合物に見られる具体的な置換基に依存して、比較的非毒性の酸および塩基で調製された活性化合物の塩を含むことを意味する。本発明の化合物が比較的酸性の官能基を含む場合、塩基付加塩は、このような化合物の中性形態を、ニートでか、または適切な不活性溶媒中で十分な量の所望の塩基と接触させることによって得ることができる。薬剤として許容される無機塩基から誘導される塩の例には、アルミニウム、アンモニウム、カルシウム、銅、第二鉄、第一鉄、リチウム、マグネシウム、マンガン(III)(manganic)、マンガン(II)(manganous)、カリウム、ナトリウム、亜鉛などが含まれる。薬剤として許容される有機塩基から誘導される塩には、アルギニン、ベタイン、カフェイン、コリン、N,N’−ジベンジルエチレンジアミン、ジエチルアミン、2−ジエチルアミノエタノール、2−ジメチルアミノエタノール、エタノールアミン、エチレンジアミン、N−エチルモルホリン、N−エチルピペリジン、グルカミン、グルコサミン、ヒスチジン、ヒドラバミン、イソプロピルアミン、リシン、メチルグルカミン、モルホリン、ピペラジン、ピペリジン、ポリアミン樹脂、プロカイン、プリン、テオブロミン、トリエチルアミン、トリメチルアミン、トリプロピルアミン、トロメタミン等の置換アミン、環状アミン、天然由来のアミンなどを含む第一、第二および第三アミンの塩が含まれる。本発明の化合物が比較的塩基性の官能基を含む場合、酸付加塩は、このような化合物の中性形態を、ニートでか、または適切な不活性溶媒中で十分な量の所望の酸と接触させることによって得ることができる。薬剤として許容される酸付加塩の例には、塩酸、臭化水素酸、硝酸、炭酸、炭酸一水素、リン酸、リン酸一水素、リン酸二水素、硫酸、硫酸一水素、ヨウ化水素または亜リン酸などのような無機酸から誘導される塩、ならびに酢酸、プロピオン酸、イソ酪酸、マロン酸、安息香酸、コハク酸、スベリン酸、フマル酸、マンデル酸、フタル酸、ベンゼンスルホン酸、p−トリルスルホン酸、クエン酸、酒石酸、メタンスルホン酸などの比較的非毒性の有機酸から誘導される塩が含まれる。アルギン酸塩などのアミノ酸の塩、およびグルクロン酸またはガラクツロン酸などの有機酸の塩も含まれる(例えば、Berge、S.M.ら、「Pharmaceutical Salts」、Journal of Pharmaceutical Science、1977年、第66巻、1〜19頁を参照されたい)。本発明のある種の特定の化合物は、その化合物を塩基付加塩かまたは酸付加塩に転換できる塩基性官能基と酸性官能基の両方を含む。
化合物の中性形態は、その塩を塩基または酸と接触させ、通常の方法で親化合物を単離することによって、再生され得る。化合物の親形態は、極性溶媒中での溶解性などの特定の物理特性において様々な塩とは異なるが、その塩は、本発明のためには、その化合物の親形態と同等である。
塩形態に加えて、本発明はプロドラッグ形態の化合物を提供する。本明細書で記載する化合物のプロドラッグは、生理学的条件下で容易に化学的変化を受けて本発明の化合物を提供する化合物である。さらに、プロドラッグは、生体外で、化学的または生化学的方法によって本発明の化合物に転換させることができる。例えば、適切な酵素または化学試薬と共に経皮パッチリザーバ中に置くと、プロドラッグを徐々に本発明の化合物に転換させることができる。
本発明の特定の化合物は、非溶媒和形態でも、また水和形態を含む溶媒和形態でも存在することができる。一般に、溶媒和形態は非溶媒和形態と同等であり、本発明の範囲に包含されるものとする。本発明の特定の化合物は、多結晶形または非晶形で存在することができる。一般に、すべての物理的形態は、本発明で考慮する使用に対して同等であり、本発明の範囲に包含されるものとする。
本発明の特定の化合物は、不斉炭素原子(光学的中心)または二重結合を含み、ラセミ化合物、ジアステレオマー、幾何異性体、位置異性体および個々の異性体(例えば、個々の鏡像異性体)はすべて本発明の範囲に包含されるものとする。本発明の化合物は、このような化合物を構成する原子の1つまたは複数において、自然界にない割合の原子同位体を含むこともできる。例えば、化合物を、例えば三重水素(H)、ヨウ素−125(125I)または炭素−14(14C)などの放射性同位体で放射性標識され得る。本発明の化合物のすべての同位体的変形体は、放射能をもつかもたないかに関わらず、本発明の範囲に包含されるものとする。
したがって、一実施形態では、式(I)を有する化合物または薬剤として許容されるその塩、エステルもしくはプロドラッグを提供する。
Figure 2010515691
式中、
はハロゲンであり、
は水素またはハロゲンであり、
は、−NO、−NR5a5b、−L−NR5a5b、−NHC(O)NR5a5b、−NHC(O)R5c、−NHC(O)Y、C1〜6アルキル、−COH、−C(O)NR5a5b、−C(O)NR5aY、−C(O)NH−L−Y、−OH、C1〜6アルコキシ、−O−L−NR5a5b、−O−L−O−C(O)NR5a5b、−Y、−O−Y、−O−L−Y、−O−L−Y−L−Y、および−S(O)5cからなる群から選択され、前記C1〜6アルキルおよびC1〜6アルコキシは、Rから選択される1〜3個の置換基で任意選択で置換されており、
は、ハロゲン、−OH、−O−L−Y、−O−L−NR5a5b、およびRから選択される1〜3個の置換基で任意選択で置換されたC1〜6アルコキシからなる群から独立に選択され、
LはC〜Cアルキレンであり、
Yは、アリール、ヘテロアリールまたは複素環であり、前記アリールおよびヘテロアリールは1〜3個のRで任意選択で置換されており、前記複素環はオキソで任意選択で置換されており、かつ1〜3個のRまたはRで任意選択で置換されており、
5aおよびR5bは、独立に、水素、もしくは1〜3個のRで任意選択で置換されたC1〜8アルキルであるか、またはR5aおよびR5bは、その両方が結合している窒素原子と共に、N、NR、OまたはS(O)から選択される1つの追加の環ヘテロ原子を任意選択で有する5〜7員複素環を形成しており、前記環はRから選択される1〜3個の置換基で任意選択で置換されており、
5cは、1〜3個のRで任意選択で置換されたC1〜8アルキルであり、
は、ハロゲン、−OH、−R、−OR、オキソ、−SR、−S(O)R、−S(O)、−SONH、−C(O)NH、−C(O)R、−C(NH)R、−NHC(O)R、−NHC(NH)R、−NHC(O)NH、−COH、−NH、−NHR、−N(Rからなる群から独立に選択され、
は、独立に、C1〜6アルキルであり、
は、Rから選択される1〜3個の置換基で任意選択で置換された−L−ヘテロアリールであり、
nは、0、1または2であり、
pは、0、1または2であり、
点線
Figure 2010515691
は、独立に、単結合または二重結合であり、
ただし、R
Figure 2010515691
(R11は水素またはアルキルである)
ではない。
別の実施形態では、式(II)を有する化合物または薬剤として許容されるその塩、エステルもしくはプロドラッグを提供する。
Figure 2010515691
式中、
はハロゲンであり、
は水素またはハロゲンであり、
は、−NO、−NR5a5b、−L−NR5a5b、−NHC(O)NR5a5b、−NHC(O)R5c、−NHC(O)Y、C1〜6アルキル、−COH、−C(O)NR5a5b、−C(O)NH−L−Y、OH、C1〜6アルコキシ、−O−L−NR5a5b、−O−L−O−C(O)NR5a5b、−Y、−O−Y、−O−L−Y、−O−L−Y−L−Y、および−S(O)5cからなる群から選択され、前記C1〜6アルキルおよびC1〜6アルコキシは、Rから選択される1〜3個の置換基で任意選択で置換されており、
は、ハロ、OH、−O−L−Y、−O−L−NR5a5b、およびRから選択される1〜3個の置換基で任意選択で置換されたC1〜6アルコキシからなる群から独立に選択され、
LはC〜Cアルキレンであり、
Yは、フェニル、ヘテロアリールまたは複素環であり、前記フェニルおよびヘテロアリールは1〜3個のRで任意選択で置換されており、前記複素環はオキソで任意選択で置換されており、かつ1〜3個のRまたはRで任意選択で置換されており、
5aおよびR5bは、独立に、水素、もしくは1〜3個のRで任意選択で置換されたC1〜8アルキルであるか、またはR5aおよびR5bは、その両方が結合している窒素原子と共に、N、NR、OおよびS(O)から選択される1つの追加の環ヘテロ原子を任意選択で有する5〜7員複素環を形成しており、前記環はRから選択される1〜3個の置換基で任意選択で置換されており、
5cは、1〜3個のRで任意選択で置換されたC1〜8アルキルであり、
は、ハロゲン、−OH、−R、−OR、オキソ、−SR、−S(O)R、−S(O)、−SONH、−C(O)NH、−C(O)R、−C(NH)R、−NHC(O)R、−NHC(NH)R、−NHC(O)NH、−COH、−NH、−NHR、−N(Rからなる群から独立に選択され、
は、独立に、C1〜6アルキルであり、
は、Rから選択される1〜3個の置換基で任意選択で置換された−L−ヘテロアリールであり、
nは、0、1または2であり、
pは、0、1または2であり、
点線
Figure 2010515691
は、独立に、単結合または二重結合であり、
ただし、R
Figure 2010515691
(R11は水素またはアルキルである)
ではない。
本明細書で用いる波線、
Figure 2010515691
は分子の残りの部分との結合点を示す。
一実施形態では、式(Ia)の化合物または薬剤として許容されるその塩、エステルもしくはプロドラッグを提供する。
Figure 2010515691
(式中、R、RおよびRは(I)について上記に定義した通りである)
一実施形態では、式(Ib)の化合物または薬剤として許容されるその塩、エステルもしくはプロドラッグを提供する。
Figure 2010515691
(式中、R、RおよびRは式(I)について上記に定義した通りである)
式(I)、(II)、(Ia)および(Ib)の化合物は高度に活性な第Xa因子阻害剤を常に提供すると考えられる。
式(I)、(II)、(Ia)および(Ib)の化合物のいくつかの実施形態では、Rは、塩素である。
式(I)、(II)、(Ia)および(Ib)のいくつかの実施形態では、Rは、水素である。
式(I)、(II)、(Ia)および(Ib)のいくつかの実施形態では、Rは、−NO、−NR5a5b、−L−NR5a5b、−NHC(O)NR5a5b、−NHC(O)R5c、−NHC(O)Y、C1〜6アルキル、−COH、−C(O)NR5a5b、−C(O)NH−L−Y、−OH、C1〜6アルコキシ、−O−L−NR5a5b、−O−L−O−C(O)NR5a5b、−Y、−O−Y、−O−L−Y、−O−L−Y−L−Y、およびS(O)5cからなる群から選択され、前記C1〜6アルキルおよびC1〜6アルコキシはRから選択される1〜3個の置換基で任意選択で置換されている。
いくつかの実施形態では、Rは、ハロゲン、−OH、−R、−OR、−SR、−S(O)R、−S(O)、−SONH、−C(O)NH、−C(O)R、−C(NH)R、−NHC(O)R、−NHC(NH)R、−NHC(O)NH、−COH、−NH、−NHRおよび−N(Rからなる群から独立に選択される。いくつかの実施形態では、Rは炭素原子と結合している。いくつかの実施形態では、Rは、窒素原子と結合しており、−OH、−R、−OR、−S(O)、−SONH、−C(O)NH、−C(O)R、−C(NH)R、−NHC(O)R、−NHC(NH)R、−NHC(O)NH、−NH、−NHRおよび−N(Rからなる群から独立に選択される。いくつかの実施形態では、Rは、窒素原子と結合しており、−OH、−R、−OR、−S(O)、−SONH、−C(O)NH、−C(O)Rおよび−C(NH)Rからなる群から独立に選択される。
いくつかの実施形態では、Rは、窒素原子を介してフェニル環と結合しており、それらは−NO、−NR5a5b、−NHC(O)NR5a5b、−NHC(O)R5cまたは−NHC(O)Yである。いくつかの態様では、Rは、
Figure 2010515691
Figure 2010515691
からなる群から選択される。
他の実施形態では、Rは任意選択で置換されたアリールまたはヘテロアリールである。いくつかの態様では、Rは、
Figure 2010515691
からなる群から選択される。
他の実施形態では、Rは、炭素原子を介してフェニル環と結合しており、それらは、−L−NR5a5b、−COH、−C(O)NR5a5bまたは、−C(O)NH−L−Yである。いくつかの実施形態では、Rは、任意選択で置換されたC1〜6アルキルである。いくつかの実施形態では、Rは、−C(O)NR5aYである。いくつかの態様では、Rは、
Figure 2010515691
Figure 2010515691
からなる群から選択される。
他の実施形態では、Rは、酸素原子を介してフェニル環と結合しており、それらは、任意選択で置換されたC1〜6アルコキシ、−O−L−NR5a5b、−O−L−O−C(O)NR5a5b、−O−Yまたは−O−L−Yである。いくつかの実施形態では、Rは、−OHである。いくつかの実施形態では、Rは、−O−L−Y−L−Yである。いくつかの態様では、Rは、
Figure 2010515691
Figure 2010515691
Figure 2010515691
からなる群から選択される。
他の実施形態では、Rは、イオウ原子を介してフェニル環と結合しており、それらは、−S(O)5cである。いくつかの態様では、Rは、
Figure 2010515691
からなる群から選択される。
本発明の化合物または組成物のいくつかの態様において、かつ本明細書で挙げる条件に従って、表1から選択される化合物、その立体異性体または薬剤として許容される塩を提供する。
Figure 2010515691
Figure 2010515691
Figure 2010515691
Figure 2010515691
Figure 2010515691
Figure 2010515691
Figure 2010515691
Figure 2010515691
Figure 2010515691
Figure 2010515691
Figure 2010515691
Figure 2010515691
Figure 2010515691
Figure 2010515691
Figure 2010515691
Figure 2010515691
Figure 2010515691
Figure 2010515691
Figure 2010515691
Figure 2010515691
Figure 2010515691
Figure 2010515691
Figure 2010515691
Figure 2010515691
Figure 2010515691
Figure 2010515691
Figure 2010515691
Figure 2010515691
Figure 2010515691
Figure 2010515691
Figure 2010515691
上記に挙げた好ましい、より好ましい、最も好ましい化合物はすべて第Xa因子の選択的な阻害剤である。
組成物
本発明は、式(I)、(II)、(Ia)もしくは(Ib)の1つまたは複数の化合物、または薬剤として許容されるその塩、エステルもしくはプロドラッグおよび薬剤として許容される担体を含む組成物をさらに提供する。本発明における式(I)、(II)、(Ia)または(Ib)の化合物は、インビボで変換して親化合物に戻ることができるプロドラッグ誘導体を提供するように官能基において誘導化できることを理解されよう。このようなプロドラッグの例には、この化合物のヒドロキシル基から誘導されるメトキシメチルエステル、メチルチオメチルエステルもしくはピバロイルオキシメチルエステル、あるいはこの化合物のアミノ基からもたらされるカルバモイル部分などの生理学的に許容され、代謝的に不安定なエステル誘導体が含まれる。さらに、インビボで式(I)、(II)、(Ia)または(Ib)の親化合物を生成することができる代謝的に不安定なエステルまたはカルバメートと類似した、式(I)、(II)、(Ia)または(Ib)の化合物の任意の生理学的に許容される同等物は本発明の範囲内である。
本発明の化合物の薬剤として許容される塩をこれらの組成物において用いる場合、このような塩は、無機酸または有機酸および塩基から誘導することが好ましい。これらの酸塩には以下のもの、すなわち、酢酸塩、アジピン酸塩、アルギン酸塩、アスパラギン酸塩、安息香酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、重硫酸塩、酪酸塩、クエン酸塩、ショウノウ酸塩、ショウノウスルホン酸塩、シクロペンタンプロピオン酸塩、ジグルクロン酸塩、ドデシル硫酸塩、エタンスルホン酸塩、フマル酸塩、グルコヘプタン酸塩(lucoheptanoate)、グリセロリン酸塩、ヘミ硫酸塩、ヘプタン酸塩、ヘキサン酸塩、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、2−ヒドロキシエタンスルホン酸塩、乳酸塩、マレイン酸塩、メタンスルホン酸塩、2−ナフタレンスルホン酸塩、ニコチン酸塩、シュウ酸塩、パモ酸塩、ペクチン酸塩、過硫酸塩、3−フェニル−プロピオン酸塩、ピクリン酸塩、ピバル酸塩、プロピオン酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、チオシアン酸塩、トシル酸塩およびウンデカン酸塩が含まれる。塩基塩には、アンモニウム塩、ナトリウムおよびカリウム塩などのアルカリ金属塩、カルシウムおよびマグネシウム塩などのアルカリ土類金属塩、ジシクロヘキシルアミン塩などの有機塩基との塩、N−メチル−D−グルカミン、およびアルギニン、リシンなどのアミノ酸との塩などが含まれる。
さらに、塩基性窒素含有基は、低級アルキルハライド(例えば、塩化メチル、塩化エチル、塩化プロピル、塩化ブチル、臭化メチル、臭化エチル、臭化プロピル、臭化ブチル、ヨウ化メチル、ヨウ化エチル、ヨウ化プロピル、およびヨウ化ブチル);硫酸ジアルキル(硫酸ジメチル、硫酸ジエチル、硫酸ジブチルおよび硫酸ジアミル);長鎖ハライド(例えば、塩化デシル、塩化ラウリル、塩化ミリスチル、塩化ステアリル、臭化デシル、臭化ラウリル、臭化ミリスチル、臭化ステアリル、ヨウ化デシル、ヨウ化ラウリル、ヨウ化ミリスチル、およびヨウ化ステアリル);アラルキルハライド(例えば、臭化ベンジルおよび臭化フェネチル)などの薬剤で四級化されていてよい。それによって、水溶性もしくは油溶性または分散性の生成物が得られる。
本発明の組成物および方法で用いる化合物は、適切な官能基を付加させて選択的な生物学的特性を高めることによって改変することもできる。このような改変は当業界で知られており、所与の生物学的系(例えば、血液、リンパ系、中枢神経系等)への生物学的浸透を増進し、経口利用能を増大し、溶解性を増大させて注入による投与を可能にし、代謝を変え、かつ排出速度を変えるものが含まれる。
本発明の医薬組成物は、通常の顆粒化、混合、溶解、カプセル化、凍結乾燥または乳化プロセスなどの当業界で周知の方法で製造することができる。組成物は、顆粒剤、沈殿物または微粒子物、粉剤(凍結乾燥、回転乾燥もしくは噴霧乾燥粉末を含む)、非晶質粉末、錠剤、カプセル剤、シロップ剤、坐剤、注入剤、乳剤、エリキシル剤、懸濁剤あるいは液剤を含む様々な形態で製造することができる。処方物は、任意選択で安定剤、pH調節剤、界面活性剤、生物学的利用能調節剤およびこれらの組合せを含むことができる。
医薬処方物は、オイル、水、アルコールおよびその組合せなどの滅菌液体を用いた液状懸濁剤または液剤として調製することができる。経口投与または非経口投与のために、薬剤として適した界面活性剤、懸濁化剤または乳化剤を加えることができる。懸濁剤は、ピーナッツ油、ゴマ油、綿実油、トウモロコシ油およびオリーブ油などのオイルを含むことができる。懸濁製剤は、オレイン酸エチル、ミリスチン酸イソプロピル、脂肪酸グリセリドおよびアセチル化脂肪酸グリセリドなどの脂肪酸のエステルを含むこともできる。懸濁処方物は、エタノール、イソプロピルアルコール、ヘキサデシルアルコール、グリセロールおよびプロピレングリコールなどのアルコールを含むことができる。ポリ(エチレングリコール)などのエーテル、鉱油およびワセリンなどの石油炭化水素および水も懸濁処方物で用いることができる。
これらの組成物中に含めることができる薬剤として許容される担体には、イオン交換体、アルミナ、ステアリン酸アルミニウム、レシチン、ヒト血清アルブミンなどの血清タンパク質、リン酸塩などの緩衝物質、グリシン、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、飽和植物脂肪酸の部分グリセリド混合物、水、塩または電解質(例えば硫酸プロタミン、リン酸水素二ナトリウム、リン酸水素カリウム、塩化ナトリウム、亜鉛塩、コロイド状シリカ、三ケイ酸マグネシウム)、ポリビニルピロリドン、セルロースをベースとした物質、ポリエチレングリコール、カルボキシルメチルセルロースナトリウム、ポリアクリレート、ワックス、ポリエチレン−ポリオキシプロピレン−ブロックポリマー、ポリエチレングリコールおよび羊毛脂が含まれる。
好ましい実施形態によれば、本発明の組成物は、哺乳動物、好ましくはヒトへの薬剤投与用に処方される。このような本発明の医薬組成物は、経口、非経口、吸入噴霧、局所、経直腸、経鼻、頬側、経膣で投与するか、または埋め込みリザーバを介して投与することができる。本明細書で用いる「非経口」という用語は、皮下、静脈内、筋肉内、関節内、滑液嚢内、胸骨内、髄腔内、肝臓内、病巣内および頭蓋内注入または注入技術を含む。好ましくは、組成物は、経口投与または静脈内投与される。本発明の処方物は、短期作用性、迅速放出性または長期作用性の処方物として設計することができる。さらに、化合物は、持続放出処方物としての投与(例えば、注入)などの、全身ではなく局所で投与することができる。
本発明の組成物の滅菌注入用形態は水性または油性懸濁剤であってよい。これらの懸濁剤は、適切な分散剤または湿潤剤および懸濁化剤を用いて当業界で周知の技術によって処方することができる。滅菌注入用製剤は、非毒性の非経口的に許容される希釈剤もしくは溶媒中の滅菌注入用液剤または懸濁剤、例えば1,3−ブタンジオール中の液剤であってもよい。使用できる許容媒体および溶媒には、水、リンガー溶液および等張性塩化ナトリウム溶液がある。さらに、滅菌した揮発油は通常溶媒または懸濁媒体として用いられる。このためには、合成モノグリセリドまたはジグリセリドを含む任意の無菌性揮発油を用いることができる。オレイン酸およびそのグリセリド誘導体などの脂肪酸は、特にそのポリオキシエチル化された形でのオリーブ油またはひまし油などの天然の薬剤として許容されるオイルと同じように、注入物質の調製に有用である。これらの油剤または懸濁剤は、乳剤および懸濁剤を含む薬剤として許容される剤形の処方に通常用いられる、カルボキシメチルセルロースまたは同様の分散剤などの長鎖アルコール希釈剤または分散剤も含むことができる。薬剤として許容される固体、液体または他の投薬形態の製造に一般に用いられる、Tween、Spanおよび他の乳化剤または生物学的利用能促進剤などの他の通常用いられる界面活性剤も処方のために使用することができる。化合物は、ボーラス注入法または持続注入法によるなどの注入による非経口的投用に処方することができる。注入用の単位剤形はアンプル剤であっても複数用量容器であってもよい。
本発明の医薬組成物は、カプセル剤、錠剤、水性懸濁剤または液剤を含む経口的に許容される任意の剤形であってよい。経口使用のための錠剤の場合、通常用いられる担体には、ラクトースおよびトウモロコシデンプンが含まれる。ステアリン酸マグネシウムなどの滑沢剤も一般に加えられる。カプセル形成のために有用な希釈剤には、ラクトースおよび乾燥コーンスターチが含まれる。経口使用に水性懸濁剤が必要である場合、活性成分を乳化剤および懸濁化剤と混合する。望むなら、ある種の甘味剤、矯味矯臭剤または着色剤も加えることができる。
あるいは、本発明の医薬組成物は、直腸投与のための坐剤の形態であってよい。これらは、その薬剤を、室温で固体であるが直腸温度で液体となり、それによって直腸中で溶融して薬物を放出する、適切な非刺激性賦形剤と混合することによって調製することができる。このような物質には、ココアバター、蜜ろうおよびポリエチレングリコールが含まれる。
本発明の医薬組成物は、特に、治療標的が目、皮膚または下部腸管の疾患を含む局所施用によって容易に到達できる領域または器官を含む場合、局所用の形態であってもよい。適切な局所処方物は、これらの領域または器官のそれぞれのために容易に調製することができる。
下部腸管のための局所的適用は、直腸坐剤処方(上記を参照されたい)、または適切なかん腸剤処方で実施することができる。局所用経皮パッチも使用することができる。局所的適用のためには、医薬組成物は、1つもしくは複数の担体中に懸濁または溶解された活性成分を含む適切な軟膏で処方することができる。本発明の化合物の局所的適用のための担体には、これらに限定されないが、鉱油、流動ワセリン、白色ワセリン、プロピレングリコール、ポリオキシエチレン、ポリオキシプロピレン化合物、乳化ろうおよび水が含まれる。あるいは、医薬組成物は、1つまたは複数の薬剤として許容される担体に懸濁または溶解された活性成分を含む適切なローションまたはクリームで処方することができる。適切な担体には、鉱油、モノステアリン酸ソルビタン、ポリソルベート60、セチルエステル、ワックス、セチルアルコール、2−オクチルドデカノール、ベンジルアルコールおよび水が含まれる。
眼科用途のためには、医薬組成物は、塩化ベンザルコニウムなどの保存剤を用いるかまたは用いないで、等張性のpH調節された滅菌生理食塩水中の微粉化懸濁剤として、または、好ましくは等張性のpH調節された滅菌生理食塩水中の液剤として処方することができる。あるいは、眼科用途のためには、医薬組成物は、ワセリンなどの軟膏で処方することができる。
本発明の医薬組成物は、鼻エアロゾルまたは吸入によって投与することもできる。このような組成物は、医薬処方の技術分野で周知の技術によって調製され、ベンジルアルコールもしくは他の適切な保存剤、生物学的利用能を高めるための吸収促進剤、フルオロカーボンおよび/または他の通常の可溶化剤または分散剤を用いて、生理食塩水中の液剤として調製することができる。
有効量を含む上記剤形のどれも通常の実験の範囲内であり、かつ本発明の範囲内である。治療有効用量は投与経路や剤形に応じて変わる。本発明の好ましい化合物は、高い治療指数を示す処方物である。治療指数は、LD50とED50の比として表わすことができる、毒性効果と治療効果との間の用量比である。LD50は個体数の50%が死に至る用量であり、ED50は個体数の50%に対して治療上有効である用量である。LD50およびED50は、動物細胞培養または実験動物での標準的な薬剤手順によって決定される。有効用量は、インビトロまたは動物モデル試験システムから得られる用量反応曲線から外挿することができる。例えば、有効用量は一般に、レシピエントのkg体重当たり約0.001〜約1000mg/日(「mg/kg/日」)、好ましくは約0.01〜約100mg/kg/日、より好ましくは約0.1〜約10mg/kg/日の範囲である。
処方物中の化合物の量は、当業者が用いる全範囲内で変えることができる。一般に、処方物は、重量パーセント(重量%)ベースで、全処方物に対して約0.01〜99.99重量%の本発明の化合物を含み、その残りは1種または複数の適切な薬剤用賦形剤である。化合物は、約1〜90重量%または約20〜80重量%のレベルで存在することが好ましい。
上記したこれらの代表的な剤形の外に、薬剤として許容される賦形剤および担体ならびに剤形は一般に当業者によく知られており、本発明に包含される。特定の任意の患者に対する、具体的な投薬量および治療レジメンは、使用する具体的な化合物の活性、患者の年齢、体重、全身の健康、性別および食事、ならびに投与時間、排出速度、薬物併用、処置医師の判断および治療を受ける具体的な疾患の重篤度を含む様々な因子に依存することになることを理解すべきである。活性成分の量は、その組成物中の具体的な化合物にも依存し、また、存在する場合他の治療薬にも依存することになる。
使用方法
本発明は、第Xa因子活性を阻害または低減し、かつ、第Xa因子関連の状態、症状、障害または疾患を治療または改善のを必要とする患者(例えば、ヒトまたはヒト以外)における、第Xa因子関連の状態、症状、障害または疾患を治療または改善する方法を提供する。本発明の文脈の中で、「治療する」は、障害もしくは疾患に関連する症状の軽減、または、このような症状のさらなる進行もしくは悪化の停止あるいは疾患もしくは障害の予防または予防を意味する。
「哺乳動物」という用語は、第Xa因子を発現する生体を含む。哺乳動物の例には、マウス、ラット、ウシ、ヒツジ、ブタ、ヤギ、ウマ、クマ、サル、イヌ、ネコおよび、好ましくはヒトが含まれる。第Xa因子を発現するトランスジェニック生物もこの定義に含まれる。
本発明の方法は、有効量の本明細書に記載の化合物または組成物を、哺乳動物またはヒト以外の動物に投与することを含む。本明細書で用いる、本発明の化合物または組成物の「有効量」は、第Xa因子と拮抗するかまたはそれを阻害する量を含む。第Xa因子と拮抗するかまたはそれを阻害する量は、例えば、例示的な試験方法として以下に説明するアッセイを含む、第Xa因子活性を決定できる任意のアッセイによって検出可能である。有効量は、第Xa因子を阻害することによって治療できる、第Xa因子関連障害の症状を軽減する量も含むことができる。したがって、「第Xa因子のアンタゴニスト」は、第Xa因子と相互に作用し、第2の化合物(例えば別の第Xa因子リガンド)が第Xa因子と相互作用する能力を調節する(例えば阻害または低減させる)化合物を含む。第Xa因子結合化合物は、好ましくは第Xa因子のアンタゴニストである。「第Xa因子結合化合物」(例えば、受容体に対して結合親和性を示す)という用語は、第Xa因子と相互作用して第Xa因子の活性の調節をもたらす化合物を含む。第Xa因子結合化合物は、インビトロでの方法(例えば、細胞および非細胞ベースでの)、またはインビボでの方法を用いて特定することができる。インビトロでの方法の説明を以下に示す。
本明細書で説明する方法および組成物における化合物の量は、実施例において説明するアッセイのいずれかで測定して、障害重篤度の検出可能な低下をもたらすのに十分なものでなければならない。必要な第Xa因子モジュレータの量は、所与の細胞型に対するモジュレータの有効性と、その障害を治療するのに要する時間の長さに依存することになる。有効量は一般に本明細書で先に示した量である。特定の実施形態では、本発明の組成物は、別の治療薬をさらに含むことができる。第2の治療薬を用いる場合、その第2の治療薬は、別個の剤形としても、また、本発明の化合物または組成物と合わせた単一剤形の一部としても投与することができる。本発明の化合物の1つまたは複数は、障害、疾患または症状を治療するための単剤治療の適用において用いることができるが、本発明の化合物または組成物(治療薬)の使用を、同じ種類および/または他の種類の障害、症状および疾患を治療するための1つまたは複数の他の治療薬の使用と一緒にする併用療法で使用することもできる。併用療法は、同時にかまたは逐次的に2つ以上の治療薬を投与することを含む。治療薬はどのような順にでも投与することができる。あるいは、複数の治療薬を合わせて、患者に投与できる単一の組成物にすることができる。例えば、単一医薬組成物は、式(I)、(II)、(Ia)および(Ib)のいずれか1つによる化合物または薬剤として許容される塩もしくは溶媒和物、別の治療薬(例えば、メトトレキサート)または薬剤として許容されるその塩もしくは溶媒和物、および薬剤として許容される賦形剤または担体を含むことができる。
本発明は、式(I)、(II)、(Ia)および(Ib)のいずれか1つを有する化合物、本発明の化合物を作製する方法、少なくとも1つの本発明の化合物および少なくとも1つの薬剤として許容される担体または賦形剤から医薬組成物を作製する方法、ならびにRA、変形性関節症、過敏性腸疾患IBD、ぜんそく、慢性閉塞性肺疾患COPDおよびMSなどの様々な(例えば、炎症性、自己免疫性、神経学的、神経変性、腫瘍学的および心臓血管性)障害、症状および疾患を治療するための1つまたは複数の本発明の化合物を用いる方法を含む。本発明の化合物およびその薬剤として許容される塩および/または中性組成物は、薬剤として許容される賦形剤または担体と一緒に処方することができ、得られる組成物を、インビボで男性、女性および動物などの哺乳動物に投与して様々な障害、症状および疾患を治療することができる。さらに、本発明の化合物を、様々な障害、症状および疾患を治療するのに有用な医薬品を調製するのに用いることができる。
キット
本発明のさらに他の態様は、単一の包装中に別々の容器を含むキットを提供することである。そのキットでは、第Xa因子が一因となる状態、障害、症状および疾患を治療するために、本発明の医薬用化合物、組成物および/またはその塩を薬剤として許容される担体と合わせて使用する。
一般的方法
これらの化合物を調製するのに用いる出発原料および試薬は概ね、Aldrich Chemical Co.などの供給業者から入手できるか、または、Fieser and Fieser’s Reagents for Organic Synthesis; Wiley & Sons: New York、1967〜2004年、第1巻〜第22巻;Rodd’s Chemistry of Carbon Compounds、Elsevier Science Publishers、1989年、第1巻〜第5巻および補足;ならびにOrganic Reactions、Wiley & Sons: New York、2005年、第1〜65巻などの文献に示されている手順に従って、当業者に周知の方法によって調製される。以下の合成反応スキームは、本発明の化合物を合成できるいくつかの方法のうちの例示的なものに過ぎず、これらの合成反応スキームに様々な変更を加えることができ、このような変更は、本出願に包含される開示を参照すれば、当業者に示唆されよう。
合成反応スキームの出発原料および中間体は、望むなら、これらに限定されないが、ろ過、蒸留、結晶化、クロマトグラフィーなどを含む従来の技術を用いて単離し精製することができる。このような材料は、物理定数やスペクトルデータを含む従来の手段を用いて特性評価することができる。
それと異なる指定のない限り、本明細書で説明する反応は、不活性雰囲気下、大気圧で、約−78℃〜約150℃、より好ましくは約0℃〜約125℃の範囲、最も好ましく、かつ好都合には凡そ室温(または環境温度)、例えば約20℃〜約75℃の反応温度で実施することが好ましい。
本発明の化合物は、以下の実施例を参照して、本明細書で説明する方法、または当業界で知られている他の方法を用いて合成した。
化合物および/または中間体は、2695分離モジュールを備えたWaters Allianceのクロマトグラフィー装置(Milford、Mass.)を用いて高速液体クロマトグラフィー(HPLC)により特性評価することができる。分析カラムは、Merck KGaA(Darmstadt、Germany)からのC−18 SpeedROD RP−18Eカラムであってよい。あるいは、Waters Acquity UPLC BEH C−18 2.1mm×15mmカラムを備えたWaters Unity(UPLC)装置を用いて特性評価を行うことができる。一般に、Alliance装置では5分間、Acquity装置では1分間かけて、5%アセトニトリル/95%水から出発して95%アセトニトリルへと進行する勾配溶離を用いることができ、すべての溶媒は0.1%トリフルオロ酢酸(TFA)を含有することができる。化合物は220かまたは254nmでの紫外線(UV)吸収によって検出することができる。HPLC溶媒はEMD Chemicals、Inc.(Gibbstown、NJ)のものであってよい。いくつかの例では、純度は、例えばEMDシリカゲル60 2.5cm×7.5cm平板などのガラス支持によるシリカゲル平板を用いた薄層クロマトグラフィー(TLC)によって評価することができる。TLCの結果は、紫外線下での目視によるか、または周知のヨウ素蒸気法や他の様々な染色法を用いて容易に検出することができる。
質量分光分析は、2つのAgilent 1100シリーズLCMS装置のうちの1つで、移動相としてアセトニトリル/水を用いて実施することができる。一方の装置は調節剤としてTFAを使用し、陽イオンモード(MH+、(M+1)または(M+H)+として示される)で測定する。他方の装置はギ酸または酢酸アンモニウムを用い、陽イオン(MH、(M+1)または(M+H)として示される)モードと、陰イオン(M−、(M−1)または(M−H)として示される)モードの両方で測定する。
化合物のいくつかについてはVarian 400MHz NMR(Palo Alto、Calif.)を用いて核磁気共鳴(NMR)分析を実施することができる。スペクトル標準は、TMSかまたは溶媒の既知の化学シフトのどちらであってもよい。
本発明の化合物のいくつかの純度は、元素分析(Robertson Microlit、Madison NJ.)により評価することができる。
融点はLaboratory Devices Mel−Temp装置(Holliston、Mass.)で測定することができる。
分取分離はSq16xかまたはSg100cクロマトグラフィー装置およびパッケージ済みのシリカゲルカラムを用いて実施することができる。これらはすべてTeledyne Isco(Lincoln、NE)から購入した。あるいは、化合物および中間体は、シリカゲル(230〜400メッシュ)充填材料を用いたフラッシュカラムクロマトグラフィーによるか、またはC−18逆相カラムを用いたHPLCにより精製することができる。Isco社の装置およびフラッシュカラムクロマトグラフィーで使用する典型的な溶媒は、ジクロロメタン、メタノール、酢酸エチル、ヘキサン、アセトン、ヒドロキシアミンおよびトリエチルアミン水溶液であってよい。逆相HPLCで使用する典型的な溶媒は、0.1%トリフルオロ酢酸で、アセトニトリルと水の濃度を変えたものであってよい。
実施例を通して以下の略語を用いる。
μL=マイクロリットル
μM=マイクロモル濃度
AIBN=アゾビスイソブチロニトリル
aq.=水性(水溶液)
Boc=tert−ブトキシカルボニル
BOP=ベンゾトリアゾール−1−イルオキシトリス(ジメチルアミノ)−ホスホニウムヘキサフルオロホスフェート
conc.=濃
DBU=1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン
DCM=ジクロロメタン
DIEA=ジイソプロピルエチルアミン
DMF=ジメチルホルムアミド
DMSO=ジメチルスルホキシド
eq.=当量
EtOAc=酢酸エチル
g=グラム
hまたはhr(s)=時間
HATU=2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート
HOBt=N−ヒドロキシベンゾトリアゾール
HPLC=高圧液体クロマトグラフィー
IC50=インビトロで酵素の50%阻害に必要な阻害剤の濃度
kg=キログラム
M=モル
m/z=質量対電荷比
MeOH=メタノール
mg=ミリグラム
MHz=メガヘルツ
min=分
mL=ミリリットル
mM=ミリモル
mm=ミリメートル
mmol=ミリモル
mOD/min=ミリ光学密度単位/分
MS=質量スペクトル
N=規定
NaSMe=ナトリウムメチルチオレート
NBS=N−ブロモスクシンアミド
nBuOH=n−ブタノール
ng=ナノグラム
nM=ナノモル濃度
nm=ナノメートル
Pd(PPh=テトラキス−(トリフェニルホスフィン)−パラジウム
PEG=ポリエチレングリコール
pM=ピコモル濃度
PPhまたはPhP=トリフェニルホスフィン
PyBOP=(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート
prep=分取
Ra−Ni=ラネーニッケル
RT=室温
TEA=トリエチルアミン
TFA=トリフルオロ酢酸
TMSCl=トリメチルシリルクロリド
TLC=薄層クロマトグラフィー
(実施例1)
5−クロロ−N−((1−(2−(メチルアミノ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(1)
Figure 2010515691
Figure 2010515691
ステップ1:
2−フルオロ−4−ヨードアニリン(1.1、6.50g、27.4ミリモル)を25mLのTFAに溶解し、氷浴中で攪拌した。固体NaNO(2.07g、30.1ミリモル)を少量に分けて加えた。得られた混合物を氷浴中で30分間攪拌した。アジ化ナトリウム(1.87g、28.8ミリモル)を10mLの水に溶解し、氷浴中で冷却した。次いでこの冷却溶液を3分割してTFA溶液に加えた。混合物を氷浴中で1時間攪拌し、真空下で濃縮してTFAを除去した。残留物を600mLのDCMに取り、水で3回洗浄した。有機相をMgSOで乾燥し、真空下で濃縮して1−アジド−2−フルオロ−4−ヨードベンゼン1.2を、茶色がかったワックス状固体として>99%の収率で得た。
その間に、5−クロロチオフェン−2−カルボン酸(1.3、9.13g、56ミリモル)を0.5mLの乾燥DMFと一緒に200mLの乾燥DCMに溶解した。この強く攪拌した溶液に塩化オキサリル(14.7mL、169ミリモル)を注意深く滴下した。得られた溶液を室温で3時間攪拌し、次いで真空下で濃縮した。残留物が乾燥するまでポンプを作動させ、次いで300mLの乾燥DCM中に溶解した。この溶液に、プロパルギルアミン(5.8mL、84ミリモル)を滴下した。混合物を室温で終夜攪拌した。その間に固体が析出した。600mLのヘキサンを加え、混合物を数時間強く攪拌した。ろ過により固体を集め、ヘキサンで洗浄して生成物1.4(9.47g、85%)を得た。これをさらに精製することなく直接使用した。MSの結果はCClNOSで、(M+H)+200.0、202.0(Clパターン)であった。
ステップ2:
500mLの乾燥メタノール中のアリールアジド1.2(27ミリモル)およびアルキン1.4(5.37g、27ミリモル)の溶液に、DBU(4.00mL、54ミリモル)およびCuI(5.13g、27ミリモル)を加えた。混合物を室温で終夜攪拌した。次いで混合物を1.0リットルのアセトニトリルで希釈し、1時間強力に攪拌した。これをセライト(celite)でろ過し、ろ液を濃縮し、フラッシュカラムを用いて精製して化合物1.5(8.30g、67%)を得た。MSの結果は化合物1.5 C14ClFINOSで、(M+H)+ 463.0、465.0(Clパターン)であった。
ステップ3:
密封管中での5mLの乾燥DMSO中のヨウ化アリール1.5(100mg、0.22ミリモル)および2−ヒドロキシピリジン(42mg、0.44ミリモル)の溶液に、8−ヒドロキシキノリン(10mg、0.007ミリモル)、CuI(13mg、0.07ミリモル)およびCsCO(145mg、0.44ミリモル)を加えた。混合物を120℃の浴中で終夜攪拌した。次いでこれをろ過し、ろ液を直接逆相分取HPLCにかけて、凍結乾燥後、化合物1.6(66mg)を白色粉末として68%の収率で単離した。MSの結果はC1913ClFNSで、(M+H)+430.0、432.0(Clパターン)であった。
ステップ4:
密封管中での1mLの無水DMSO中の化合物1.6(66mg、0.15ミリモル)の溶液に、メチルアミン(THF中に2.0M、4mL、8.0ミリモル)を加えた。混合物を125℃の浴中で終夜攪拌した。これを室温に冷却し、真空下で濃縮し、直接逆相HPLCにかけて、凍結乾燥後、表題化合物を白色粉末として単離した。MSの結果はC2017ClNS、(M+H)+ 441.1、443.1(Clパターン)であった。
(実施例2)
5−クロロ−N−((1−(2−(ジメチルアミノ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(2)
Figure 2010515691
密封管中での2mLの無水DMSO中の化合物1.6(55mg、0.13ミリモル)の溶液に、ジメチルアミン(MeOH中に2.0M、2mL、4.0ミリモル)を加えた。混合物を125℃の浴中で終夜攪拌した。これを室温に冷却し、真空下で濃縮し、直接逆相HPLCにかけて、凍結乾燥後、表題化合物を白色粉末として単離した。MSの結果はC2119ClNS、(M+H)+ 455.1、457.1(Clパターン)であった。
(実施例3)
5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(ピロリジン−1−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(3)
Figure 2010515691
密封管中での1mLの無水DMSO中の化合物1.6(100mg、0.23ミリモル)の溶液に、1mLのピロリジンを加えた。混合物を140℃で終夜攪拌した。これを室温に冷却し、真空下で濃縮し、直接逆相HPLCにかけて、凍結乾燥後、表題化合物を白色粉末として単離した。MSの結果はC2321ClNS、(M+H)+ 481.1、483.1(Clパターン)であった。
(実施例4)
5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(ピペリジン−1−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(4)
Figure 2010515691
密封管中での1mLの無水DMSO中の化合物1.6(100mg、0.23ミリモル)の溶液に、1mLのピペリジンを加えた。混合物を140℃で終夜攪拌した。これを室温に冷却し、真空下で濃縮し、直接逆相HPLCにかけて、凍結乾燥後、表題化合物を白色粉末として単離した。MSの結果はC2423ClNS、(M+H)+ 495.1、497.1(Clパターン)であった。
(実施例5)
5−クロロ−N−((1−(2−モルホリノ−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(5)
Figure 2010515691
密封管中での1mLの無水DMSO中の化合物1.6(100mg、0.23ミリモル)の溶液に、1mLのモルホリノを加えた。混合物を140℃の浴中で終夜攪拌した。これを室温に冷却し、真空下で濃縮し、直接逆相HPLCにかけて、凍結乾燥後、表題化合物を白色粉末として単離した。MSの結果はC2321ClNS、(M+H)+ 497.1、499.1(Clパターン)であった。
(実施例6)
5−クロロ−N−((1−(2−(3−オキソピペラジン−1−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(6)
Figure 2010515691
密封管中での2mLの無水DMSO中の化合物1.6(100mg、0.23ミリモル)の溶液に、2−オキソピペラジン(1.15g、11.5ミリモル)を加えた。混合物を140℃の浴中で終夜攪拌した。これを室温に冷却し、直接逆相HPLCにかけて、凍結乾燥後、表題化合物を白色粉末として単離した。MSの結果はC2320ClNS、(M+H)+ 510.1、512.1であった。
(実施例7)
5−クロロ−N−((1−(2−(4−メチル−3−オキソピペラジン−1−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(7)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例6に記載した同様の手順で調製した。MSの結果はC2422ClNS、(M+H)+ 524.1、526.1(Clパターン)であった。
(実施例8)
5−クロロ−N−((1−(2−(4−エチル−3−オキソピペラジン−1−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(8)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例7に記載した同様の手順で調製した。MSの結果はC2524ClNS、(M+H)+ 538.1、540.1(Clパターン)であった。
(実施例9)
5−クロロ−N−((1−(2−(4−イソプロピル−3−オキソピペラジン−1−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(9)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例7に記載した同様の手順で調製した。MSの結果はC2626ClNS、(M+H)+ 552.1、554.1(Clパターン)であった。
(実施例10)
5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−チオモルホリノフェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(10)
Figure 2010515691
密封管中での1mLの無水DMSO中の化合物1.6(100mg、0.23ミリモル)の溶液に、1mLのチオモルホリンを加えた。混合物を140℃の浴中で終夜攪拌した。これを室温に冷却し、真空下で濃縮し、直接逆相HPLCにかけて、凍結乾燥後、表題化合物を白色粉末として単離した。MSの結果はC2321ClN、(M+H)+ 513.1、515.1(Clパターン)であった。
(実施例11)
5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−((1−オキソ−)チオモルホリノ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(11)
Figure 2010515691
8mLのメタノールおよび4mLの水の中の5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−チオモルホリノフェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(19mg、0.037ミリモル、実施例10で示したようにして調製した)の溶液に、オキソン(23mg、0.037ミリモル)を加えた。混合物を室温で10分間攪拌し、逆相HPLCに直接かけて、凍結乾燥後、表題化合物を白色粉末として単離した。MSの結果はC2321ClN、(M+H)+ 529.1、531.1(Clパターン)であった。
(実施例12)
5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−((1,1−ジオキソ−)チオモルホリノ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(12)
Figure 2010515691
6mLのメタノールおよび3mLの水の中の5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−チオモルホリノフェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(19mg、0.037ミリモル、実施例10で示したようにして調製した)の溶液に、オキソン(192mg、0.31ミリモル)を加えた。混合物を室温で1時間攪拌し、逆相HPLCに直接かけて、凍結乾燥後、表題化合物を白色粉末として単離した。MSの結果はC2321ClN、(M+H)+ 545.1、547.1(Clパターン)であった。
(実施例13)
N−((1−(2−(4−アセチルピペラジン−1−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド(13)
Figure 2010515691
5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(ピペラジン−1−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(15mg、0.003ミリモル、実施例1で記載した同様の手順を用いて調製した)を1.5mLの無水DMSOに溶解した。これに80μLピリジンおよび60μL塩化アセチルを加えた。混合物を室温で終夜攪拌し、逆相HPLCに直接かけて、凍結乾燥後、表題化合物を白色粉末として単離した。MSの結果はC2524ClNS、(M+H)+ 538.1、540.1(Clパターン)であった。
(実施例14)
5−クロロ−N−((1−(2−(4−(1−イミノエチル)ピペラジン−1−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(14)
Figure 2010515691
5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(ピペラジン−1−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(15mg、0.003ミリモル)を2mLの無水メタノールに溶解した。これに27μLのDIEA(0.15ミリモル)および20mgエチルアセトイミデート塩酸塩(0.15ミリモル)を加えた。混合物を密封管中、100℃で終夜攪拌し、逆相HPLCに直接かけて、凍結乾燥後、表題化合物を白色粉末として単離した。MSの結果はC2525ClNS、(M+H)+ 537.1、539.1(Clパターン)であった。
(実施例15)
4−(2−(4−((2−クロロチオフェン−5−カルボキサミド)メチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−5−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)ピペラジン−1−カルボキサミド(15)
Figure 2010515691
5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(ピペラジン−1−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(50mg、0.1ミリモル)を3mLの水および0.5mLのDMSOに溶解した。これにKOCN(41mg、0.5ミリモル)を加えた。混合物を室温で2日間攪拌し、逆相HPLCに直接かけて、凍結乾燥後、表題化合物を白色粉末として単離した。MSの結果はC2423ClNS、(M+H)+ 539.1、541.1(Clパターン)であった。
(実施例16)
5−クロロ−N−((1−(2−(4−ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(16)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例5に記載した同様の手順で調製した。MSの結果はC2628ClNS、(M+H)+ 538.1、540.1(Clパターン)であった。
(実施例17)
N−((1−(2−(4−アミノピペリジン−1−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド(17)
Figure 2010515691
化合物1.6(200mg、0.47ミリモル)を密封管中の4mLの無水DMSOに溶解した。4−N−Boc−アミノピリジン(2.82g、14.1ミリモル)を加えた。混合物を120℃の浴中で24時間攪拌した。これを冷却し、200mLの酢酸エチルで希釈した。これをブラインで3回洗浄し、乾燥し、真空下で濃縮した。次いで残留物を10mLのDCMおよび10mLのTFAで室温で1時間処置した。次いで混合物を真空下で濃縮し、逆相分取HPLCで精製して表題化合物を単離した。MSの結果はC2424ClNS、(M+H)+ 510.1、512.1(Clパターン)であった。
(実施例18)
N−((1−(2−(4−アセトアミドピペリジン−1−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド(18)
Figure 2010515691
表題化合物を、N−((1−(2−(4−アミノピペリジン−1−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミドから、実施例13に記載した同様の手順で調製した。MSの結果はC2626ClNS、(M+H)+ 552.1、554.1(Clパターン)であった。
(実施例19)
N−((1−(2−(4−アセトアミジノピペリジン−1−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド(19)
Figure 2010515691
表題化合物を、N−((1−(2−(4−アミノピペリジン−1−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミドから、実施例14に記載した同様の手順で調製した。MSの結果はC2627ClNS、(M+H)+ 551.1、553.1(Clパターン)であった。
(実施例20)
1−(1−(2−(4−((2−クロロチオフェン−5−カルボキサミド)メチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−5−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)ピペリジン−4−イル)尿素(20)
Figure 2010515691
表題化合物を、N−((1−(2−(4−アミノピペリジン−1−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミドから、実施例15に記載した同様の手順で調製した。MSの結果はC2525ClNS、(M+H)+ 553.1、555.1(Clパターン)であった。
(実施例21)
5−クロロ−N−((1−(2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(21)
Figure 2010515691
化合物1.6(100mg、0.23ミリモル)を密封管中の2mLの無水DMSOに溶解した。4−ヒドロキシピペリジン(0.95g、9.3ミリモル)を加えた。混合物を130℃の浴中で16時間攪拌した。混合物を逆相分取HPLCに直接かけて表題化合物を単離した。MSの結果はC2423ClNS、(M+H)+ 511.1、513.1(Clパターン)であった。
(実施例22)
5−クロロ−N−((1−(2−((R)−3−ヒドロキシピペリジン−1−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(22)
Figure 2010515691
密封可能な管の中での2mLの無水DMSO中の(R)−3−ヒドロキシピペリジン塩酸塩(762mg、5.6ミリモル)の溶液に、水素化ナトリウム(鉱油中に60%、224mg、5.6ミリモル)を加えた。混合物を室温で30分間攪拌し、続いて化合物1.6(80mg、0.18ミリモル)を加えた。次いでその管を密封し、125℃の浴中で18時間攪拌した。混合物を逆相分取HPLCに直接かけて表題化合物を単離した。MSの結果はC2423ClNS、(M+H)+ 511.1、513.1(Clパターン)であった。
(実施例23)
5−クロロ−N−((1−(2−((S)−3−ヒドロキシピペリジン−1−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(23)
Figure 2010515691
密封可能な管の中での2mLの無水DMSO中の(S)−3−ヒドロキシピペリジン塩酸塩(762mg、5.6ミリモル)の溶液に、水素化ナトリウム(鉱油中に60%、224mg、5.6ミリモル)を加えた。混合物を室温で30分間攪拌し、続いて化合物1.6(80mg、0.18ミリモル)を加えた。次いでその管を密封し、混合物を125℃の浴中で18時間攪拌した。混合物を逆相分取HPLCに直接かけて表題化合物を単離した。MSの結果はC2423ClNS、(M+H)+ 511.1、513.1(Clパターン)であった。
(実施例24)
1−(2−(4−((2−クロロチオフェン−5−カルボキサミド)メチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−5−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)ピペリジン−4−カルボン酸(24)
Figure 2010515691
密封管中での2mLの無水DMSO中の化合物1.6(200mg、0.47ミリモル)の溶液に、2mLのイソニペコチン酸メチルを加えた。混合物を140℃の浴中で20時間加熱し、真空下で濃縮した。次いで、残留物を20mLのメタノール中に溶解した。これに10mLの水および100mg水酸化リチウム水和物を加えた。混合物を室温で4時間攪拌し、真空下で濃縮した。残留物を逆相分取HPLCに直接かけて表題化合物を単離した。MSの結果はC2523ClNS、(M+H)+ 539.1、541.1(Clパターン)であった。
(実施例25)
1−(2−(4−((2−クロロチオフェン−5−カルボキサミド)メチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−5−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)ピペリジン−4−カルボキサミド(25)
Figure 2010515691
密封管中での2mLの無水DMSO中の化合物1.6(100mg、0.23ミリモル)の溶液に、1.0gイソニペコタミド(7.75ミリモル)を加えた。混合物を140℃の浴中で20時間加熱し、逆相分取HPLCに直接かけて表題化合物を単離した。MSの結果はC2524ClNS、(M+H)+ 538.1、540.1(Clパターン)であった。
(実施例26)
5−クロロ−N−((1−(2−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(26)
Figure 2010515691
密封管中での1mLの無水DMSO中の化合物1.6(65mg、0.15ミリモル)の溶液に、1mLのエタノールアミンを加えた。混合物を125℃の浴中で18時間加熱し、逆相分取HPLCに直接かけて表題化合物を単離した。MSの結果はC2119ClNS、(M+H)+ 471.1、473.1(Clパターン)であった。
(実施例27)
5−クロロ−N−((1−(2−(2−メトキシエチルアミノ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(27)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例26に記載した同様の手順で調製した。MSの結果はC2221ClNS、(M+H)+ 485.1、487.1(Clパターン)であった。
(実施例28)
5−クロロ−N−((1−(2−((2−ヒドロキシエチル)(メチル)アミノ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(28)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例26に記載した同様の手順で調製した。MSの結果はC2221ClNS、(M+H)+ 485.1、487.1(Clパターン)であった。
(実施例29)
5−クロロ−N−((1−(2−((2−メトキシエチル)(メチル)アミノ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(29)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例26に記載した同様の手順で調製した。MSの結果はC2323ClNS、(M+H)+ 499.1、501.1(Clパターン)であった。
(実施例30)
N−((1−(2−(2−アミノエチルアミノ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド(30)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例26に記載した同様の手順で調製した。MSの結果はC2120ClNS、(M+H)+ 470.1、472.1(Clパターン)であった。
(実施例31)
5−クロロ−N−((1−(2−(2−(ジメチルアミノ)エチルアミノ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(31)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例26に記載した同様の手順で調製した。MSの結果はC2324ClNS、(M+H)+ 498.1、500.1(Clパターン)であった。
(実施例32)
5−クロロ−N−((1−(2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(32)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例26に記載した同様の手順で調製した。MSの結果はC2426ClNS、(M+H)+ 512.1、514.1(Clパターン)であった。
(実施例33)
5−クロロ−N−((1−(2−(3−ヒドロキシプロピルアミノ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(33)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例26に記載した同様の手順で調製した。MSの結果はC2221ClNS、(M+H)+ 485.1、487.1(Clパターン)であった。
(実施例34)
5−クロロ−N−((1−(2−(3−メトキシプロピルアミノ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(34)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例26に記載した同様の手順で調製した。MSの結果はC2323ClNS、(M+H)+ 499.1、501.1(Clパターン)であった。
(実施例35)
5−クロロ−N−((1−(2−((3−ヒドロキシプロピル)(メチル)アミノ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(35)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例26に記載した同様の手順で調製した。MSの結果はC2323ClNS、(M+H)+ 499.1、501.1(Clパターン)であった。
(実施例36)
5−クロロ−N−((1−(2−((3−メトキシプロピル)(メチル)アミノ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(36)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例26に記載した同様の手順で調製した。MSの結果はC2425ClNS、(M+H)+ 513.1、515.1(Clパターン)であった。
(実施例37)
N−((1−(2−(3−アミノプロピルアミノ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド(37)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例26に記載した同様の手順で調製した。MSの結果はC2222ClNS、(M+H)+ 484.1、486.1(Clパターン)であった。
(実施例38)
5−クロロ−N−((1−(2−(3−(ジメチルアミノ)プロピルアミノ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(38)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例26に記載した同様の手順で調製した。MSの結果はC2426ClNS、(M+H)+ 512.1、514.1(Clパターン)であった。
(実施例39)
5−クロロ−N−((1−(2−((3−(ジメチルアミノ)プロピル)(メチル)アミノ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(39)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例26に記載した同様の手順で調製した。MSの結果はC2528ClNS、(M+H)+ 526.1、528.1(Clパターン)であった。
(実施例40)
5−クロロ−N−((1−(2−(メチル(3−(メチルアミノ)プロピル)アミノ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(40)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例26に記載した同様の手順で調製した。MSの結果はC2426ClNS、(M+H)+ 512.1、514.1(Clパターン)であった。
(実施例41)
5−クロロ−N−((1−(2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(41)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例26に記載した同様の手順で調製した。MSの結果はC2324ClNS、(M+H)+ 498.1、500.1(Clパターン)であった。
(実施例42)
N−((1−(2−(1H−イミダゾール−1−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド(42)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例26に記載した同様の手順で調製した。MSの結果はC2216ClNS、(M+H)+ 478.1、480.1(Clパターン)であった。
(実施例43)
5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(2−オキソピロリジン−1−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(43)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例26に記載した同様の手順で調製した。MSの結果はC2319ClNS、(M+H)+ 495.1であった。
(実施例44)
5−クロロ−N−((1−(2−ニトロ−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(44)
Figure 2010515691
Figure 2010515691
ステップ1:
40mLのDMSO中の1−ブロモ−4−フルオロ−3−ニトロベンゼン(2.44g、11ミリモル)の溶液に、アジ化ナトリウム(1.44g、22ミリモル)を加えた。混合物を室温で10分間攪拌した。これを500mLの酢酸エチルで希釈し、ブラインで3回洗浄した。有機相を乾燥し、真空下で濃縮して化合物2.2(3.00g、100%)を純粋な形で得た。
ステップ2:
化合物2.2(すべて上記ステップから)を100mLのメタノールに溶解した。これに化合物1.4(3.3g、16.5ミリモル)、DBU(3.3mL、22ミリモル)およびCuI(4.18g、22ミリモル)を加えた。混合物を終夜攪拌した。これを400mLの酢酸エチルで希釈し、ブラインで2回洗浄した。有機相を乾燥し、濃縮し、フラッシュカラムを用いて精製して化合物2.3(1.07g、2つのステップで22%)を得た。MSの結果はC14BrClNS、(M+H)+ 442.0、444.0、446.0であった。
ステップ3:
化合物2.3(145mg、0.33ミリモル)を5mLのジオキサンおよび1mLのDMSOに溶解した。これに2−ヒドロキシピリジン(125mg、1.32ミリモル)、N,N’−ジメチルエチレンジアミン(22μL、0.2ミリモル)およびKPO(140mg、0.66ミリモル)を加えた。次いでこれにCuI(32mg、0.17ミリモル)を加えた。混合物を120℃の浴中、密封管中で16時間加熱した。次いで混合物を真空下で濃縮し、逆相分取HPLCに直接かけて表題化合物2.4を単離した。MSの結果はC1913ClNS、(M+H)+ 457.0、459.0(Clパターン)であった。
(実施例45)
N−((1−(2−アミノ−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド(45)
Figure 2010515691
2mLの酢酸および2mLのエタノール中の化合物2.4(6mg、0.013ミリモル)の溶液に、鉄粉(5mg、0.08ミリモル)を加えた。混合物を100℃の浴中で30分間攪拌し、逆相分取HPLCに直接かけて表題化合物を単離した。MSの結果はC1915ClNS、(M+H)+ 427.1、429.1(Clパターン)であった。
(実施例46)
1−(2−(4−((2−クロロチオフェン−5−カルボキサミド)メチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−5−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)尿素(46)
Figure 2010515691
N−((1−(2−アミノ−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド(43mg、0.10ミリモル)を2mLの水および1mLのDMSOに溶解した。これにKOCN(82mg、1.0ミリモル)を加えた。混合物を60℃の浴中で2日間攪拌し、逆相分取HPLCに直接かけて表題化合物を単離した。MSの結果はC2016ClNS、(M+H)+ 470.1、472.1(Clパターン)であった。
(実施例47)
N−((1−(2−アセトアミド−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド(47)
Figure 2010515691
N−((1−(2−アミノ−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド(43mg、0.10ミリモル)を2mLの無水DMSOに溶解した。これに120μLピリジンおよび100μL塩化アセチルを加えた。混合物を60℃の浴中、密封管中で2日間に置き、逆相分取HPLCに直接かけて表題化合物を単離した。MSの結果はC2117ClNS、(M+H)+ 469.1、471.1(Clパターン)であった。
(実施例48)
N−(2−(4−((2−クロロチオフェン−5−カルボキサミド)メチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−5−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)イソニコチンアミド(48)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例47に記載した同様の手順で調製した。MSの結果はC2518ClNS、(M+H)+ 532.1、534.1(Clパターン)であった。
(実施例49)
N−(2−(4−((2−クロロチオフェン−5−カルボキサミド)メチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−5−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)ニコチンアミド(49)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例47に記載した同様の手順で調製した。MSの結果はC2518ClNS、(M+H)+ 532.1、534.1(Clパターン)であった。
(実施例50)
5−クロロ−N−((1−(2−(メチルチオ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(50)
Figure 2010515691
20mLの無水DMSOに溶解した化合物1.6(690mg、1.6ミリモル)の溶液に、ナトリウムチオメトキシド(225mg、3.2ミリモル)を加えた。混合物を100℃の浴中で1時間攪拌し、酢酸エチルで希釈した。これをブラインで3回洗浄し、乾燥し、濃縮しフラッシュカラムを用いて精製して表題化合物(500mg、68%収率)を白色固体として得た。MSの結果はC2016ClN、(M+H)+ 458.0、460.0(Clパターン)であった。
(実施例51)
5−クロロ−N−((1−(2−(メチルスルホキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(51)
Figure 2010515691
5−クロロ−N−((1−(2−(メチルチオ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(500mg、1.1ミリモル)を20mLのメタノールおよび10mLの水に溶解した。オキソン(677mg、1.1ミリモル)を少量に分けて加えた。混合物を室温で45分間攪拌し、逆相分取HPLCに直接かけて表題化合物を単離した。MSの結果はC2016ClN、(M+H)+ 474.0、476.0(Clパターン)であった。
(実施例52)
5−クロロ−N−((1−(2−(メチルスルホニル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(52)
Figure 2010515691
5−クロロ−N−((1−(2−(メチルスルホキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(100mg、0.21ミリモル)を10mLのメタノールおよび5mLの水に溶解した。オキソン(270mg、0.44ミリモル)を少量に分けて加えた。混合物を室温で終夜攪拌し、逆相分取HPLCに直接かけて表題化合物を単離した。MSの結果はC2016ClN、(M+H)+ 490.0、492.0(Clパターン)であった。
(実施例53)
N−((1−(2−(2−アミノエチルチオ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド(53)
Figure 2010515691
Figure 2010515691
ステップ1:
80mLのDMSOおよび120mLのジオキサン中の2−フルオロ−4−ヨードアニリン1.1(23.7g、100ミリモル)、2−ヒドロキシピリジン(19.0g、200ミリモル)、8−ヒドロキシキノリン(2.9g、20ミリモル)、CuI(3.8g、20ミリモル)および炭酸セシウム(65.2g、200ミリモル)の混合物を120℃の浴中で終夜攪拌した。次いでこれを真空下で濃縮してジオキサンを除去した。残留物に300mLのブラインを加えた。これをクロロホルム300mLで6回抽出した。有機抽出物を一緒にし、ろ過し、乾燥し、真空下で濃縮してクロロホルムの3/4を除去した。得られた固体をろ過により集め、冷却DCMで濯ぎ、真空下で乾燥して化合物3.1を72%の収率(14.8g)で得た。MSの結果はC11FNO、(M+H)+ 205.1であった。
ステップ2:
氷浴中の1リットルフラスコ中、200mLの乾燥DCM中のトリフルオロ酢酸無水物(51mL、367ミリモル)の攪拌溶液に、過酸化水素(50%水溶液、23mL、367ミリモル)を滴下した。混合物を氷浴中で90分間攪拌した。次いで、化合物3.1(7.5g、36.7ミリモル)を少量に分けて10分間かけて加えた。混合物を終夜攪拌し、自然に室温に温めた。次いで反応混合物に300mLのブラインを加えた。有機相を分離した。水相をクロロホルム400mLで2回抽出した。有機抽出物を一緒にし、乾燥し、真空下で濃縮して化合物3.2(9.1g、100%)を得た。MSの結果はC11FN、(M+H)+ 235.0であった。
ステップ3:
20mLのDMSO中の化合物3.2(0.93g、4.0ミリモル)、tert−ブチル2−メルカプトエチルカルバメート(1.35mL、8.0ミリモル)およびDIEA(1.4mL、8.0ミリモル)の混合物を90℃の浴中で1時間攪拌した。これを酢酸エチルで希釈し、飽和塩化アンモニウムで2回洗浄し、ブラインで1回洗浄した。有機相を乾燥し、真空下で濃縮して粗生成物3.3を得た。次いで粗製化合物3.3を80mLのエタノールおよび40mLの酢酸の中に溶解した。これに鉄粉(1.34g、24ミリモル)を加えた。混合物を100℃の浴中で90分間攪拌し、アセトニトリルで希釈した。混合物をセライトベッドでろ過し、真空下で濃縮して粗生成物3.4を得た。次いで粗製化合物3.4を10mLのDCMおよび10mLのTFAで1時間処理した。混合物を真空下で濃縮し、逆相分取HPLCにかけて生成物3.5(0.7g)を単離した。MSの結果はC1315OS、(M+H)+ 262.1であった。
ステップ4:
化合物3.5(0.7g、1.4ミリモル)を10mLのTFAに溶解し、氷浴中で攪拌した。これに粉末NaNO(110mg、1.5ミリモル)を少量に分けて加えた。混合物を氷浴中で40分間攪拌し、氷浴中で冷却した。反応混合物に、この2mLの冷水中のアジ化ナトリウム(190mg、2.8ミリモル)の冷却溶液を加えた。混合物を氷浴中で1時間、室温で30分間攪拌し、次いで逆相分取HPLCに直接かけて化合物3.6(540mg)を単離した。MSの結果はC1313OS、(M+H)+ 288.1であった。
ステップ5:
化合物3.6(540mg、1.3ミリモル)を20mLのメタノールに溶解した。これに化合物1.4(400mg、2.0ミリモル)、DBU(0.6mL、4.0ミリモル)およびCuI(513mg、2.7ミリモル)を加えた。混合物を室温で終夜攪拌し、アセトニトリルで希釈し、セライトベッドでろ過し、濃縮し、逆相分取HPLCにかけて表題化合物3.7を単離した。MSの結果はC2119ClN、(M+H)+ 487.1、489.1(Clパターン)であった。
(実施例54)
N−((1−(2−(2−アミノエチルスルホキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド(54)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例51に記載した同様の条件を用いて化合物3.7から調製した。MSの結果はC2119ClN、(M+H)+ 503.1、505.1(Clパターン)であった。
(実施例55)
N−((1−(2−(2−アミノエチルスルホニル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド(55)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例52に記載した同じ手順を用いて化合物3.7から調製した。MSの結果はC2119ClN、(M+H)+ 519.1、521.1(Clパターン)であった。
(実施例56)
5−クロロ−N−((1−(2−メトキシ−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(56)
Figure 2010515691
Figure 2010515691
ステップ1:
10mLのDMSO中の化合物3.2(300mg、1.28ミリモル)の溶液に、ナトリウムメトキシド(280mg、5.12ミリモル)を加えた。混合物を100℃の浴中で10分間攪拌し、飽和塩化アンモニウム水溶液で希釈した。これを酢酸エチルで抽出した。有機抽出物を一緒にし、乾燥し、真空下で濃縮し逆相分取HPLCを用いて精製して化合物4.1(55%)を得た。MSの結果はC1210、(M+H)+ 247.1であった。
ステップ2:
化合物4.1(48mg、0.2ミリモル)を6mLのエタノールおよび3mLの酢酸に溶解し、100℃で、鉄粉(68mg、1.2ミリモル)で30分間処理した。混合物をろ過し、逆相分取HPLCにかけて化合物4.2(70%)を単離した。MSの結果はC1212、(M+H)+ 217.1であった。
ステップ3:
化合物4.2(30mg、0.14ミリモル)を2mLのTFAに溶解し、氷浴中で攪拌した。これに亜硝酸ナトリウム(12mg、0.16ミリモル)を加えた。混合物を40分間攪拌した。次いでこれに、1mLの水中のアジ化ナトリウム(18mg)の氷冷却溶液を加えた。混合物を氷浴中で2時間攪拌し、逆相分取HPLCにかけて化合物4.3(40%)を得た。MSの結果はC1210、(M+H)+ 243.1であった。
ステップ4:
化合物4.3(10mg、0.04ミリモル)を5mLのメタノールに溶解した。これに化合物1.4(12mg、0.06ミリモル)、DBU(18μL、0.12ミリモル)およびCuI(15mg、0.08ミリモル)を加えた。混合物を室温で終夜攪拌し、ろ過し、逆相分取HPLCにかけて表題化合物4.4を単離した。MSの結果はC2016ClNS、(M+H)+ 442.1、444.1(Clパターン)であった。
(実施例57)
5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(ピペリジン−4−イルオキシ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(57)
Figure 2010515691
Figure 2010515691
ステップ1:
N−BOC−4−ヒドロキシピペリジン(3.00g、14.8ミリモル)を30mLの無水DMSOに溶解した。これに水素化ナトリウム(鉱油中に60%、0.60g、14.8ミリモル)を少量に分けて加えた。混合物を室温で30分間攪拌した。化合物3.2(1.74g、7.4ミリモル)を20mLの無水DMSOに溶解し、反応混合物に注意深く加えた。次いで混合物を80℃で90分間攪拌した。これをクロロホルムで希釈し、ブラインで3回洗浄した。有機相を乾燥し、真空下で濃縮し、フラッシュカラムを用いて精製して化合物5.1(1.04g、34%)を得た。MSの結果はC2125、(M+H)+ 416.1であった。
ステップ2:
化合物5.1(1.00g、2.4ミリモル)を100mLのエタノールおよび50mLの酢酸に溶解した。これを鉄粉(0.81g、14.4ミリモル)で、100℃で90分間処理し、次いでアセトニトリルで希釈し、セライトベッドでろ過した。ろ液を真空下で濃縮し、残留物をジオキサン中の4N HClで2時間処理した。混合物を真空下で濃縮し、200mLの1N NaOHで処理した。これをクロロホルムで2回抽出した。有機抽出物を一緒にし、ブラインで洗浄し、乾燥し、真空下で濃縮して化合物5.2(0.51g、74%)を得た。MSの結果はC1619、(M+H)+ 286.1であった。
ステップ3:
氷浴中での10mLのTFA中の化合物5.2(0.51g、1.8ミリモル)の溶液に、亜硝酸ナトリウム(125mg、1.8ミリモル)を少量に分けて加えた。混合物を氷浴中で30分間攪拌した。これに、2mLの水中のアジ化ナトリウム(180mg、2.7ミリモル)の氷冷溶液を加えた。混合物を氷浴中で3時間攪拌し、逆相分取HPLCに直接かけて化合物5.3(67%)を単離した。MSの結果はC1617、(M+H)+ 312.1であった。
ステップ4:
化合物5.3(180mg、0.42ミリモル)を20mLのメタノールに溶解した。これに化合物1.4(100mg、0.50ミリモル)、DBU(190μL、1.3ミリモル)およびCuI(160mg、0.84ミリモル)を加えた。混合物を室温で終夜攪拌した。これをアセトニトリルで希釈し、セライトベッドでろ過し、真空下で濃縮し、逆相分取HPLCにかけて表題化合物5.4を単離した。MSの結果はC2423ClNS、(M+H)+ 511.0、513.0(Clパターン)であった。
(実施例58)
N−((1−(2−(1−アセチルピペリジン−4−イルオキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド(58)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例13に記載した同様の手順を用いて、5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(ピペリジン−4−イルオキシ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミドから調製した。MSの結果はC2625ClNS、(M+H)+ 553.1、555.1(Clパターン)であった。
(実施例59)
4−(2−(4−((2−クロロチオフェン−5−カルボキサミド)メチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−5−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェノキシ)ピペリジン−1−カルボキサミド(59)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例15に記載した同じ手順を用いて、5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(ピペリジン−4−イルオキシ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミドから調製した。MSの結果はC2524ClNS、(M+H)+ 554.1、556.1(Clパターン)であった。
(実施例60)
5−クロロ−N−((1−(2−(1−メチルピペリジン−4−イルオキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(60)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例57に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2525ClNS、(M+H)+ 525.1、527.1(Clパターン)であった。
(実施例61)
5−クロロ−N−((1−(2−(1−イソプロピルピペリジン−4−イルオキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(61)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例57に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2729ClNS、(M+H)+ 553.1、555.1(Clパターン)であった。
(実施例62)
5−クロロ−N−((1−(2−(2−オキソピペリジン−4−イルオキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(62)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例57に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2421ClNS、(M+H)+ 525.1、527.1(Clパターン)であった。
(実施例63)
5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(ピリジン−4−イルオキシ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(63)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例57に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2417ClNS、(M+H)+ 505.1、507.1(Clパターン)であった。
(実施例64)
5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(ピリジン−3−イルオキシ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(64)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例57に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2417ClNS、(M+H)+ 505.1、507.1(Clパターン)であった。
(実施例65)
5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(テトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イルオキシ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(65)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例57に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2422ClN、(M+H)+ 528.1、530.1(Clパターン)であった。
(実施例66)
5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(1,1−ジオキソ−テトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イルオキシ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(66)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例12に記載した同様の手順を用いて、5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(テトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イルオキシ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミドから調製した。MSの結果はC2422ClN、(M+H)+ 560.1、562.1(Clパターン)であった。
(実施例67)
5−クロロ−N−((1−(2−(3−(1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)プロポキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(67)
Figure 2010515691
Figure 2010515691
ステップ1:
N−(3−ヒドロキシプロピル)フタルイミド(1.68g、8.2ミリモル)を20mLの無水DMSOに溶解した。これに水素化ナトリウム(鉱油中に60%、0.33g、8.2ミリモル)を加えた。室温で1時間攪拌した後、10mLの無水DMSO中の化合物3.2(0.96g、4.1ミリモル)を加えた。混合物を80℃の浴中で1時間攪拌した。これをクロロホルムで希釈し、ブラインで3回洗浄した。有機相を乾燥し、濃縮しフラッシュカラムを用いて精製して化合物6.1(45%)を得た。MSの結果はC2217、(M+H)+ 420.1であった。
ステップ2:
化合物6.1(700mg、1.6ミリモル)を30mLのエタノールおよび15mLの酢酸に溶解した。これを、100℃の浴中で、鉄粉(450mg、8.0ミリモル)で90分間処理した。これをアセトニトリルで希釈し、セライトベッドでろ過し、濃縮し逆相HPLCを用いて精製して化合物6.2(57%)を単離した。MSの結果はC2219、(M+H)+ 390.1であった。
ステップ3:
化合物6.2(200mg、0.51ミリモル)を7mLのTFAに溶解し、氷浴中で攪拌した。これに亜硝酸ナトリウム(36mg、0.51ミリモル)を加えた。混合物を氷浴中で30分間攪拌した。次いで、1mLの水中のアジ化ナトリウム(50mg、0.77ミリモル)の氷冷溶液を加えた。混合物を氷浴中で2時間攪拌し、300mLの酢酸エチルで希釈し、ブラインで2回洗浄し、重炭酸ナトリウム飽和水溶液で1回洗浄した。有機相を乾燥し、真空下で濃縮して化合物6.3を定量的な収率で得た。MSの結果はC2217、(M+H)+ 416.1であった。
ステップ4:
化合物6.3(0.51ミリモル)を10mLのメタノールに溶解した。これに化合物1.4(101mg、0.51ミリモル)、DBU(160μL、1.02ミリモル)およびCuI(200mg、1.02ミリモル)を加えた。混合物を室温で終夜攪拌し、アセトニトリルで希釈し、セライトベッドでろ過し、真空下で濃縮し、逆相分取HPLCに直接かけて表題化合物6.4を単離した。MSの結果はC3023ClNS、(M+H)+ 615.1、617.1(Clパターン)であった。
(実施例68)
N−((1−(2−(3−アミノプロポキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド(68)
Figure 2010515691
10mLのメタノール中の化合物6.4(16mg、0.026ミリモル)の溶液に、ヒドラジン一水和物(15μL、0.30ミリモル)を加えた。混合物を80℃で2時間攪拌し、次いで逆相分取HPLCに直接かけて表題化合物を単離した。MSの結果はC2221ClNS、(M+H)+ 485.1、487.1(Clパターン)であった。
(実施例69)
N−((1−(2−(3−アセトアミドプロポキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド(69)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例13に記載した同様の手順を用いて、N−((1−(2−(3−アミノプロポキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド(実施例68に示す)から調製した。MSの結果はC2423ClNS、(M+H)+ 527.1、529.1(Clパターン)であった。
(実施例70)
1−(3−(2−(4−((2−クロロチオフェン−5−カルボキサミド)メチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−5−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェノキシ)プロピル)尿素(70)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例15に記載した同様の手順を用いて、N−((1−(2−(3−アミノプロポキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミドから調製した。MSの結果はC2322ClNS、(M+H)+ 528.1、530.1(Clパターン)であった。
(実施例71)
N−((1−(2−(2−アミノエトキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド(71)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例68に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2119ClNS、(M+H)+ 471.1、473.1(Clパターン)であった。
(実施例72)
N−((1−(2−(2−アセトアミドエトキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド(72)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例69に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2321ClNS、(M+H)+ 513.1、515.1(Clパターン)であった。
(実施例73)
1−(2−(2−(4−((2−クロロチオフェン−5−カルボキサミド)メチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−5−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェノキシ)エチル)尿素(73)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例70に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2220ClNS、(M+H)+ 514.1、516.1(Clパターン)であった。
(実施例74)
5−クロロ−N−((1−(2−(3−ヒドロキシプロポキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(74)
Figure 2010515691
Figure 2010515691
ステップ1:
化合物3.2(1.00g、4.27ミリモル)を10mLのジオキサンおよび10mLの水に溶解した。これを水酸化ナトリウム(0.34g、8.6ミリモル)で、60℃で2時間処理した。これを2N HClでpH=1まで酸性化した。これを酢酸エチルで2回抽出した。有機抽出物を一緒にし、乾燥し、真空下で濃縮して化合物7.1を96%の収率(0.95g)で得た。MSの結果はC11、(M+H)+ 233.0であった。
ステップ2:
化合物7.1(0.95g、4.1ミリモル)を60mLのエタノールおよび20mLの水中で攪拌した。これに塩化アンモニウム(2.2g、41ミリモル)およびインジウム粉末(1.9g、16.4ミリモル)を加えた。混合物を100℃の浴中で6時間加熱した。これを真空下で濃縮してエタノールを除去した。残留物を飽和炭酸ナトリウム水溶液で滴定してpH=7.5にした。混合物をCHCl/iPrOH(3:1)で4回抽出した。有機抽出物を一緒にし、乾燥し、真空下で濃縮して化合物7.2を80%の収率(0.66g)で得た。MSの結果はC1110、(M+H)+ 203.1であった。
ステップ3:
化合物7.2(0.66g、3.2ミリモル)を50mLの濃HClに溶解し、氷浴中で攪拌した。これに、4mLの水中の亜硝酸ナトリウム(0.33g、4.8ミリモル)の氷冷溶液を滴下した。混合物を40分間攪拌した。次いで、5mLの水中のアジ化ナトリウム(0.62g、9.6ミリモル)の氷冷溶液を加えた。混合物を終夜攪拌した。次いで混合物を酢酸エチルで3回抽出した。一緒にした有機抽出物をブラインで洗浄し、乾燥し、真空下で濃縮して化合物7.3(0.63g、86%)を得た。MSの結果はC11、(M+H)+ 229.1であった。
ステップ4:
化合物7.3(55mg、0.24ミリモル)を3mLのDMFに溶解した。これにKCO(132mg、0.96ミリモル)を加え、続いて3−ブロモ−1−プロパノール(78μL、0.96ミリモル)を加えた。混合物を室温で終夜攪拌し、次いでフラッシュカラムに直接かけて化合物7.4(39mg、57%)を単離した。MSの結果はC1414、(M+H)+ 287.1であった。
ステップ5:
化合物7.4(39mg、0.14ミリモル)を5mLのメタノールに溶解した。これに化合物1.4(28mg、0.14ミリモル)、DBU(42μL、0.28ミリモル)およびCuI(53mg、0.28ミリモル)を加えた。混合物を終夜攪拌し、アセトニトリルで希釈し、セライトベッドでろ過し、濃縮し、逆相分取HPLCにかけて表題化合物7.5を単離した。MSの結果はC2220ClNS、(M+H)+ 486.1、488.1(Clパターン)であった。
(実施例75)
5−クロロ−N−((1−(2−(2−ヒドロキシエトキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(75)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例74で記載したのと同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2118ClNS、(M+H)+ 472.1、474.1(Clパターン)であった。
(実施例76)
5−クロロ−N−((1−(2−(2−メトキシエトキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(76)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例74で記載したのと同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2220ClNS、(M+H)+ 486.1、488.1(Clパターン)であった。
(実施例77)
5−クロロ−N−((1−(2−(3−メトキシプロポキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(77)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例74で記載したのと同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2322ClNS、(M+H)+ 500.1、502.1(Clパターン)であった。
(実施例78)
5−クロロ−N−((1−(2−((R)−2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(78)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例74で記載したのと同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2220ClNS、(M+H)+ 502.1、504.1(Clパターン)であった。
(実施例79)
5−クロロ−N−((1−(2−((S)−2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(79)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例74で記載したのと同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2220ClNS、(M+H)+ 502.1、504.1(Clパターン)であった。
(実施例80)
5−クロロ−N−((1−(2−(2−(メチルスルホニル)エトキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(80)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例74で記載したのと同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2220ClN、(M+H)+ 534.1、536.1(Clパターン)であった。
(実施例81)
5−クロロ−N−((1−(2−(2−(アミノスルホニル)エトキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(81)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例74で記載したのと同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2119ClN、(M+H)+ 535.1、537.1(Clパターン)であった。
(実施例82)
5−クロロ−N−((1−(2−(2−(エチルスルホニル)エトキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(82)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例74で記載したのと同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2322ClN、(M+H)+ 548.1、550.1(Clパターン)であった。
(実施例83)
5−クロロ−N−((1−(2−(3−(メチルスルホニル)プロポキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(83)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例74で記載したのと同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2322ClN、(M+H)+ 548.1、550.1(Clパターン)であった。
(実施例84)
5−クロロ−N−((1−(2−(3−(アミノスルホニル)プロポキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(84)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例74で記載したのと同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2221ClN、(M+H)+ 549.1、551.1(Clパターン)であった。
(実施例85)
5−クロロ−N−((1−(2−(2−(ジメチルアミノ)エトキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(85)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例74で記載したのと同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2323ClNS、(M+H)+ 499.1、501.1(Clパターン)であった。
(実施例86)
5−クロロ−N−((1−(2−(2−(ジメチル(ジメチルアミノ)アミノ)エトキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(86)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例74で記載したのと同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2733ClNS、M+ 570.1であった。
(実施例87)
5−クロロ−N−((1−(2−(2−(メチルアミノ)エトキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(87)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例74で記載したのと同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2221ClNS、(M+H)+ 485.1、587.1(Clパターン)であった。
(実施例88)
5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(2−(ピロリジン−1−イル)エトキシ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(88)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例74で記載したのと同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2525ClNS、(M+H)+ 525.1、527.1(Clパターン)であった。
(実施例89)
5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(2−(ピペリジン−1−イル)エトキシ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(89)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例74で記載したのと同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2627ClNS、(M+H)+ 539.1、541.1(Clパターン)であった。
(実施例90)
5−クロロ−N−((1−(2−(2−モルホリノエトキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(90)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例74で記載したのと同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2525ClNS、(M+H)+ 541.1、543.1(Clパターン)であった。
(実施例91)
5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(2−(ピリジン−4−イル)エトキシ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(91)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例74で記載したのと同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2621ClNS、(M+H)+ 533.1、535.1(Clパターン)であった。
(実施例92)
5−クロロ−N−((1−(2−(3−(ジメチルアミノ)プロポキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(92)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例74で記載したのと同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2425ClNS、(M+H)+ 513.1、515.1(Clパターン)であった。
(実施例93)
5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(3−(ピロリジン−1−イル)プロポキシ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(93)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例74で記載したのと同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2627ClNS、(M+H)+ 539.1、541.1(Clパターン)であった。
(実施例94)
5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(3−(ピペリジン−1−イル)プロポキシ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(94)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例74で記載したのと同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2729ClNS、(M+H)+ 553.1、555.1(Clパターン)であった。
(実施例95)
5−クロロ−N−((1−(2−(3−モルホリノプロポキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(95)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例74で記載したのと同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2627ClNS、(M+H)+ 555.1、557.1(Clパターン)であった。
(実施例96)
2−(2−(4−((2−クロロチオフェン−5−カルボキサミド)メチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−5−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェノキシ)酢酸(96)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例74で記載したのと同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2116ClNS、(M+H)+ 486.1、488.1(Clパターン)であった。
(実施例97)
N−((1−(2−(2−アミノ−2−オキソエトキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド(97)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例74で記載したのと同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2117ClNS、(M+H)+ 485.1、487.1(Clパターン)であった。
(実施例98)
N−((1−(2−((1H−テトラゾール−5−イル)メトキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド(98)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例74で記載したのと同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2116ClNS、(M+H)+ 510.1、512.1(Clパターン)であった。
(実施例99)
5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(99)
Figure 2010515691
Figure 2010515691
ステップ1:
4−ヨード−2−トリフルオロメトキシアニリン(1.68g、5.5ミリモル)を氷浴中での40mLの濃HCl中で攪拌した。これに、2mLの水中の亜硝酸ナトリウム(0.57g、8.3ミリモル)の氷冷溶液を滴下した。混合物を室温で30分間攪拌した。次いで5mLの水中のアジ化ナトリウム(1.08g、16.6ミリモル)の氷冷溶液を加えた。混合物を終夜攪拌し、続いて酢酸エチルで2回抽出した。有機抽出物を一緒にし、ブラインで洗浄し、乾燥し真空下で濃縮して化合物8.2(1.69g、93%)を得た。
ステップ2:
化合物8.2(1.69g、5.1ミリモル)を50mLのメタノールに溶解した。これに化合物1.4(1.54g、7.7ミリモル)、DBU(1.52mL、10.2ミリモル)およびCuI(1.94g、10.2ミリモル)を加えた。混合物を終夜攪拌し、アセトニトリルで希釈し、セライトベッドでろ過し、濃縮し、フラッシュカラムを用いて精製して化合物8.3(1.85g、69%)を得た。MSの結果はC15ClFINS、(M+H)+ 529.0であった。
ステップ3:
化合物8.3(180mg、0.34ミリモル)を密封管中の5mLのジオキサンおよび1mLのDMSOに溶解した。これに2−ヒドロキシピリジン(130mg、1.36ミリモル)、N,N’−ジメチルエチレンジアミン(22μL、0.2ミリモル)、KPO(144mg、0.68ミリモル)およびCuI(32mg、0.17ミリモル)を加えた。混合物を120℃で16時間攪拌し、ろ過し、濃縮し逆相分取HPLCにかけて表題化合物8.4を単離した。MSの結果はC2013ClFS、(M+H)+ 496.0、498.0(Clパターン)であった。
(実施例100)
2−(4−((2−クロロチオフェン−5−カルボキサミド)メチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−5−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)安息香酸(100)
Figure 2010515691
Figure 2010515691
ステップ1:
メチル2−アミノ−5−ヨード安息香酸(3.00g、10.8ミリモル)を氷浴中での35mLのTFA中で攪拌した。これに亜硝酸ナトリウム(820mg、12ミリモル)を少量に分けて加えた。混合物を氷浴中で40分間攪拌した。これに、8mLの水中のアジ化ナトリウム(1.41g、21.6ミリモル)の氷冷溶液を加えた。混合物を3時間攪拌し、酢酸エチル(500mL)で希釈し、ブラインで3回洗浄し、乾燥し、真空下で濃縮して化合物9.2を定量的な収率で得た。
ステップ2:
化合物9.2(10.8ミリモル)を200mLのメタノールに溶解した。これに化合物1.4(2.58g、13.0ミリモル)、DBU(4.8mL、32ミリモル)およびCuI(4.1g、21ミリモル)を加えた。混合物を終夜攪拌し、600mLの酢酸エチルで希釈し、セライトベッドでろ過した。ろ液を飽和塩化アンモニウム水溶液およびブラインで洗浄し、乾燥し、真空下で濃縮して化合物9.3を定量的な収率で得た。MSの結果はC1612ClINS、(M+H)+ 503.0、505.0(Clパターン)であった。
ステップ3:
化合物9.3(2.00g、4.0ミリモル)を50mLのDMSOに溶解した。これに2−ヒドロキシピリジン(0.76g、8.0ミリモル)、8−ヒドロキシキノリン(174mg、1.2ミリモル)、炭酸セシウム(2.61g、8.0ミリモル)およびCuI(230mg、1.2ミリモル)を加えた。混合物を120℃で18時間攪拌した。次いでこれをろ過し、逆相分取HPLCに直接かけて表題化合物9.4を単離した。MSの結果はC2014ClNS、(M+H)+ 456.0、458.0(Clパターン)であった。
(実施例101)
N−((1−(2−カルバモイル−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド(101)
Figure 2010515691
2−(4−((2−クロロチオフェン−5−カルボキサミド)メチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−5−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)安息香酸(13mg、0.03ミリモル)を2mLのDMFに溶解した。これにアンモニア(ジオキサン中に0.5M、180μL、0.09ミリモル)、DIEA(26μL、0.15ミリモル)およびPyBOP(47mg、0.09ミリモル)を順番に加えた。混合物を室温で17時間攪拌し、逆相分取HPLCに直接かけて表題化合物を単離した。MSの結果はC2015ClNS、(M+H)+ 455.1、457.1(Clパターン)であった。
(実施例102)
5−クロロ−N−((1−(2−(メチルカルバモイル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(102)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例101に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2117ClNS、(M+H)+ 469.1、471.1(Clパターン)であった。
(実施例103)
5−クロロ−N−((1−(2−(ジメチルカルバモイル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(103)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例101に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2219ClNS、(M+H)+ 483.1、485.1(Clパターン)であった。
(実施例104)
N−((1−(2−((2−ヒドロキシエチル)カルバモイル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド(104)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例101に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2219ClNS、(M+H)+ 499.1、501.1(Clパターン)であった。
(実施例105)
N−((1−(2−((3−ヒドロキシプロピル)カルバモイル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド(105)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例101に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2321ClNS、(M+H)+ 513.1、515.1(Clパターン)であった。
(実施例106)
N−((1−(2−((2−メトキシエチル)カルバモイル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド(106)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例101に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2321ClNS、(M+H)+ 513.1、515.1(Clパターン)であった。
(実施例107)
N−((1−(2−((2−アミノエチル)カルバモイル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド(107)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例101に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2220ClNS、(M+H)+ 498.1、500.1(Clパターン)であった。
(実施例108)
N−((1−(2−((2−アミノ−2−オキソエチル)カルバモイル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド(108)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例101に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2218ClNS、(M+H)+ 512.1、514.1(Clパターン)であった。
(実施例109)
N−((1−(2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)カルバモイル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド(109)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例101に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2424ClNS、(M+H)+ 526.1、528.1(Clパターン)であった。
(実施例110)
5−クロロ−N−((1−(2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)カルバモイル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(110)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例101に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2424ClNS、(M+H)+ 526.1であった。
(実施例111)
5−クロロ−N−((1−(2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)カルバモイル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(111)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例101に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2526ClNS、(M+H)+ 540.1であった。
(実施例112)
N−((1−(2−(3−アミノプロピルカルバモイル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド(112)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例101に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2322ClNS、(M+H)+ 512.1であった。
(実施例113)
5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(ピペラジン−1−カルボニル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(113)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例101に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2422ClNS、(M+H)+ 524.1、526.1(Clパターン)であった。
(実施例114)
5−クロロ−N−((1−(2−(2−オキソピペラジン−4−カルボニル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(114)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例101に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2420ClNS、(M+H)+ 538.1、540.1(Clパターン)であった。
(実施例115)
5−クロロ−N−((1−(2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−カルボニル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(115)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例101に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2523ClNS、(M+H)+ 539.1であった。
(実施例116)
1−(2−(4−((5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド)メチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−5−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)ベンゾイル)ピペリジン−4−カルボキサミド(116)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例101に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2624ClNS、(M+H)+ 566.1であった。
(実施例117)
N−((1−(2−(((1H−テトラゾール−5−イル)メチル)カルバモイル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド(117)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例101に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2217ClN10S、(M+H)+ 537.1、539.1(Clパターン)であった。
(実施例118)
5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(ピリジン−4−イルカルバモイル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(118)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例101に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2518ClNS、(M+H)+ 532.1、534.1(Clパターン)であった。
(実施例119)
5−クロロ−N−((1−(2−(ヒドロキシメチル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(119)
Figure 2010515691
Figure 2010515691
ステップ1:
60mLの無水THF中の化合物9.3(1.61g、3.2ミリモル)の溶液に、水素化ホウ素リチウム(THF中に2.0M、4.8mL、9.6ミリモル)を滴下した。混合物を室温で終夜攪拌した。次いでこれに2N HClおよび500mLの酢酸エチルを加えた。有機相を分離し、ブラインで2回洗浄した。これを乾燥し、濃縮し、フラッシュカラムを用いて精製して化合物10.1を定量的な収率で得た。MSの結果はC1512ClINS、(M+H)+ 475.0、477.0(Clパターン)であった。
ステップ2:
化合物10.1(128mg、0.27ミリモル)を密封管中の5mLのDMSOに溶解した。これに2−ヒドロキシピリジン(51mg、0.54ミリモル)、8−ヒドロキシピリジン(16mg、0.11ミリモル)、炭酸セシウム(176mg、0.54ミリモル)およびCuI(21mg、0.11ミリモル)を加えた。混合物を120℃で17時間攪拌した。次いでこれを逆相分取HPLCに直接かけて表題化合物10.2を単離した。MSの結果はC2016ClNS、(M+H)+ 442.1、444.1(Clパターン)であった。
(実施例120)
N−((1−(2−(アミノメチル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド(120)
Figure 2010515691
Figure 2010515691
ステップ1:
2mLの無水アセトニトリル中の化合物10.2(10mg、0.022ミリモル)の溶液に、0.5mLの塩化チオニルを加えた。混合物を室温で20分間攪拌した。これに20mLのメタノールを加えた。混合物を真空下で濃縮して粗製化合物11.1を得た。MSの結果はC2015ClS、(M+H)+ 460.0、462.0(Clパターン)であった。
ステップ2:
3mLのDMSO中の粗製化合物11.1の溶液に、アジ化ナトリウム(10mg)を加えた。混合物を室温で2時間攪拌し、逆相分取HPLCに直接かけて化合物11.2を定量的な収率で得た。MSの結果はC2015ClNS、(M+H)+ 467.1、469.1(Clパターン)であった。
ステップ3:
化合物11.2(10mg、0.22ミリモル)を4mLのエタノールおよび2mLの酢酸に溶解した。これを100℃で、15分間鉄粉(10当量)で処理した。混合物をアセトニトリルで希釈し、セライトベッドでろ過し、濃縮し逆相分取HPLCにかけて表題化合物11.3を単離した。MSの結果はC2017ClNS、(M+H)+ 441.1、443.1(Clパターン)であった。
(実施例121)
5−クロロ−N−((1−(2−((ジメチルアミノ)メチル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(121)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例120で記載した化合物11.2を調製するのに用いたのと同様の手順で調製した。MSの結果はC2221ClNS、(M+H)+ 469.1、471.1(Clパターン)であった。
(実施例122)
5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(ピペリジン−1−イルメチル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(122)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例120で記載した化合物11.2を調製するのに用いたのと同様の手順で調製した。MSの結果はC2525ClNS、(M+H)+ 509.1、511.1(Clパターン)であった。
(実施例123)
5−クロロ−N−((1−(2−(メチルチオメチル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(123)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例120で記載した化合物11.2を調製するのに用いたのと同様の手順で調製した。MSの結果はC2118ClN、(M+H)+ 472.1、474.1(Clパターン)であった。
(実施例124)
5−クロロ−N−((1−(2−(メチルスルホニルメチル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(124)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例12に記載した同様の手順を用いて、5−クロロ−N−((1−(2−(メチルチオメチル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミドから調製した。MSの結果はC2118ClN、(M+H)+ 504.0、 506.0(Clパターン)であった。
(実施例125)
5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(ピリジン−4−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(125)
Figure 2010515691
Figure 2010515691
ステップ1:
4−ヨードアニリン(12.1、10.0g、45.6ミリモル)を80mLのジオキサンおよび40mLのDMSOに溶解した。これに2−ヒドロキシピリジン(8.68g、91.2ミリモル)、8−ヒドロキシキノリン(1.32g、9.12ミリモル)、炭酸セシウム(30.0g、91.2ミリモル)およびCuI(1.73g、9.12ミリモル)を加えた。混合物を120℃で6時間攪拌した。これをろ過し、濃縮し、800mLのクロロホルムに取った。有機溶液をブラインで2回洗浄し、その1/4の体積に濃縮した。堆積した固体をろ過により単離し、冷却DCMで洗浄し、真空下で乾燥して化合物12.2(4.62g、54%)を得た。MSの結果はC1110O、(M+H)+ 187.1であった。
ステップ2:
100mLのDMF中の化合物12.2(7.44g、40ミリモル)の溶液に、NBS(14.2g、80ミリモル)を少量に分けて加えた。混合物を室温で終夜攪拌した。これを1000mLの酢酸エチルで希釈し、ブラインで3回洗浄し、乾燥し、濃縮し、DCM中の5%メタノールを用いてフラッシュカラムクロマトグラフィーにかけて化合物12.3(7.20g、68%)を単離した。MSの結果はC11BrNO、(M+H)+ 265.0、267.0であった。
ステップ3:
化合物12.3(400mg、1.5ミリモル)、4−ピリジンボロン酸(185mg、1.5ミリモル)および炭酸セシウム(1.47g、4.5ミリモル)を、2mLのn−ブタノール、8mLのトルエンおよび4mLの水の混合液中で攪拌した。混合物を、アルゴン流で5分間脱ガスした。次いでPd(PhP)(350mg、0.3ミリモル)を加え、混合物をアルゴン雰囲気下、80℃で終夜攪拌した。これを150mLのクロロホルムで希釈し、炭酸ナトリウム飽和水溶液で2回洗浄し、乾燥し、濃縮し、DCM中の10%メタノールを用いたフラッシュカラムで精製して化合物12.4(86mg、22%)を得た。MSの結果はC1613O、(M+H)+ 264.1であった。
ステップ4:
氷浴での5mLのTFA中の化合物12.4(86mg、0.33ミリモル)の溶液に、亜硝酸ナトリウム(34mg、0.49ミリモル)を加えた。混合物を氷浴中で30分間攪拌した。これに1mLの水中のアジ化ナトリウム(65mg、1.0ミリモル)の氷冷溶液を加えた。混合物を2時間攪拌し、逆相分取HPLCに直接かけて化合物12.5を定量的な収率で得た。MSの結果はC1611O、(M+H)+ 290.1であった。
ステップ5:
上記ステップからの化合物12.5を10mLのメタノールに溶解した。これに化合物1.4(140mg、0.70ミリモル)、DBU(105μL、0.70ミリモル)およびCuI(133mg、0.70ミリモル)を加えた。混合物を終夜攪拌し、アセトニトリルで希釈し、セライトベッドでろ過し、濃縮し、逆相分取HPLCにかけて表題化合物12.6を単離した。MSの結果はC2417ClNS、(M+H)+ 489.1、491.1(Clパターン)であった。
(実施例126)
5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(ピリジン−3−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(126)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例125に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2417ClNS、(M+H)+ 489.1、491.1(Clパターン)であった。
(実施例127)
5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(ピリミジン−5−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(127)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例125に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2316ClNS、(M+H)+ 490.1、492.1(Clパターン)であった。
(実施例128)
5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(1H−ピラゾール−3−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(128)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例125に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2216ClNS、(M+H)+ 478.1、480.1(Clパターン)であった。
(実施例129)
5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−((4−アミノフェニル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(129)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例125に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2519ClNS、(M+H)+ 503.1、505.1(Clパターン)であった。
(実施例130)
5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−((4−ヒドロキシフェニル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(130)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例125に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2518ClNS、(M+H)+ 504.1、506.1(Clパターン)であった。
(実施例131)
5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−((3−アミノフェニル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(131)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例125に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2519ClNS、(M+H)+ 503.1、505.1(Clパターン)であった。
(実施例132)
5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−((3−ヒドロキシフェニル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(132)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例125に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2518ClNS、(M+H)+ 504.1、506.1(Clパターン)であった。
(実施例133)
5−クロロ−N−((1−(2−(2−クロロピリジン−4−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(133)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例125に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2416ClS、(M+H)+ 523.0、525.0(Clパターン)であった。
(実施例134)
5−クロロ−N−((1−(2−(2−フルオロピリジン−4−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(134)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例125に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2416ClFNS、(M+H)+ 507.1、509.1(Clパターン)であった。
(実施例135)
5−クロロ−N−((1−(2−(6−クロロピリジン−3−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(135)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例125に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2416ClS、(M+H)+ 523.0、525.0(Clパターン)であった。
(実施例136)
5−クロロ−N−((1−(2−(6−フルオロピリジン−3−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(136)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例125に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2416ClFNS、(M+H)+ 507.1、509.1(Clパターン)であった。
(実施例137)
5−クロロ−N−((1−(2−(2−ヒドロキシピリジン−4−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(137)
Figure 2010515691
5−クロロ−N−((1−(2−(2−フルオロピリジン−4−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(10mg、0.02ミリモル)を密封管中の2mLのDMSOおよび2mLの水に溶解した。これに炭酸セシウム(100mg、0.3ミリモル)を加え、混合物を120℃で終夜攪拌した。これを逆相分取HPLCに直接かけて表題化合物を単離した。MSの結果はC2417ClNS、(M+H)+ 505.1、507.1(Clパターン)であった。
(実施例138)
5−クロロ−N−((1−(2−(2−メトキシピリジン−4−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(138)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例125に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2519ClNS、(M+H)+ 519.1であった。
(実施例139)
N−((1−(2−(2−アミノピリジン−4−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド(139)
Figure 2010515691
5−クロロ−N−((1−(2−(2−フルオロピリジン−4−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(22mg、0.04ミリモル)を密封管中の2.5mLのDMSOに溶解した。これにアジ化ナトリウム(26mg、0.4ミリモル)を加え、混合物を120℃で終夜攪拌した。これを100mLのクロロホルムで希釈し、ブラインで2回洗浄した。有機相を乾燥し、真空下で濃縮し、2mLのエタノールおよび2mLの酢酸中に溶解した。混合物を100℃で、鉄粉(20mg)で3時間処理し、ろ過し、逆相分取HPLCにかけて表題化合物を単離した。MSの結果はC2418ClNS、(M+H)+ 504.1、506.1(Clパターン)であった。
(実施例140)
5−クロロ−N−((1−(2−(2−(ジメチルアミノ)ピリジン−4−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(140)
Figure 2010515691
5−クロロ−N−((1−(2−(2−フルオロピリジン−4−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(22mg、0.04ミリモル)を密封管中の3mLのDMSOに溶解した。これにジメチルアミン(THF中に2M、0.2mL、0.4ミリモル)を加え、混合物を120℃で終夜攪拌した。これを濃縮し、逆相分取HPLCに直接かけて表題化合物を単離した。MSの結果はC2622ClNS、(M+H)+ 532.1、534.1(Clパターン)であった。
(実施例141)
5−クロロ−N−((1−(2−(2−(メチルアミノ)ピリジン−4−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(141)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例140に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2520ClNS、(M+H)+ 518.1、520.1(Clパターン)であった。
(実施例142)
5−クロロ−N−((1−(2−(6−ヒドロキシピリジン−3−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(142)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例137に記載した同様の手順を用いて、5−クロロ−N−((1−(2−(6−フルオロピリジン−3−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(実施例136に示すようにして調製した)から調製した。MSの結果はC2417ClNS、(M+H)+ 505.1、507.1(Clパターン)であった。
(実施例143)
5−クロロ−N−((1−(2−(6−メトキシピリジン−3−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(143)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例125に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2519ClNS、(M+H)+ 519.1であった。
(実施例144)
N−((1−(2−(6−アミノピリジン−3−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド(144)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例139に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2418ClNS、(M+H)+ 504.1、506.1(Clパターン)であった。
(実施例145)
5−クロロ−N−((1−(2−(6−(ジメチルアミノ)ピリジン−3−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(145)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例140に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2622ClNS、(M+H)+ 532.1、534.1(Clパターン)であった。
(実施例146)
5−クロロ−N−((1−(2−(6−(メチルアミノ)ピリジン−3−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(146)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例141に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2520ClNS、(M+H)+ 518.1、520.1(Clパターン)であった。
(実施例147)
N−((1−(2−(3−アミノ−3−オキソプロピルカルバモイル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド(147)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例101に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2320ClNS、(M+H)+ 526.1、528.1(Clパターン)であった。
(実施例148)
N−((1−(2−(2−(1H−イミダゾール−1−イル)エトキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド(148)
Figure 2010515691
表題化合物を、以下の実施例165に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2420ClNS、(M+H)+ 522.1、524.1(Clパターン)であった。
(実施例149)
5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(2−(ピリジン−4−イル)エトキシ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(149)
Figure 2010515691
表題化合物を、以下の実施例165に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2621ClNS、(M+H)+ 533.1、535.1(Clパターン)であった。
(実施例150)
3−(2−(4−((5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド)メチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−5−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェノキシ)プロピルモルホリン−4−カルボキシレート(150)
Figure 2010515691
表題化合物を、以下の実施例165に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2727ClNS、(M+H)+ 599.1、601.1(Clパターン)であった。
(実施例151)
5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(ピリジン−2−イルオキシ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(151)
Figure 2010515691
表題化合物を、以下の実施例57に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2417ClNS、(M+H)+ 505.1、507.1(Clパターン)であった。
(実施例152)
2−(2−(4−((5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド)メチル)−5−ヨード−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−5−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェノキシ)酢酸(152)
Figure 2010515691
表題化合物を、上記実施例に記載した同様の手順で調製した。MSの結果はC2115ClINS、(M+H)+ 612.0であった。
(実施例153)
5−クロロ−N−((1−(2−(3−ヒドロキシプロポキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−5−ヨード−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(153)
Figure 2010515691
表題化合物を、上記実施例に記載したのと同様の手順で調製した。MSの結果はC2321ClINS、(M+H)+ 612.0であった。
(実施例154)
5−クロロ−N−((1−(2−((R)−2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−5−ヨード−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(154)
Figure 2010515691
表題化合物を、上記実施例に記載したのと同様の手順で調製した。MSの結果はC2219ClINS、(M+H)+ 628.1であった。
(実施例155)
5−クロロ−N−((1−(2−((S)−2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−5−ヨード−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(155)
Figure 2010515691
表題化合物を、上記実施例に記載したのと同様の手順で調製した。MSの結果はC2219ClINS、(M+H)+ 628.1であった。
(実施例156)
N−((1−(2−(2−(1H−ピラゾール−1−イル)エトキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド(156)
Figure 2010515691
表題化合物を、以下の実施例165に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2420ClNS、(M+H)+ 522.1、524.1(Clパターン)であった。
(実施例157)
5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピペリジン−1−イル)−2−チオモルホリノフェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(157)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例1に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2325ClN、(M+H)+ 517.1、519.1(Clパターン)であった。
(実施例158)
5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピペリジン−1−イル)−2−((1,1−ジオキソ)チオモルホリノ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(158)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例12に記載した同様の手順を用いて、5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピペリジン−1−イル)−2−チオモルホリノフェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミドから調製した。MSの結果はC2325ClN、(M+H)+ 549.1、551.1(Clパターン)であった。
(実施例159)
5−クロロ−N−((1−(2−(3−オキソピペラジン−1−イル)−4−(2−オキソピペリジン−1−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(159)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例1に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2324ClNS、(M+H)+ 514.1、516.1(Clパターン)であった。
(実施例160)
5−クロロ−N−((1−(2−(モルホリノメチル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(160)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例121に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2423ClNS、(M+H)+ 511.1、513.1(Clパターン)であった。
(実施例161)
5−クロロ−N−((1−(2−((3−オキソピペラジン−1−イル)メチル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(161)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例121に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2422ClNS、(M+H)+ 524.1、526.1(Clパターン)であった。
(実施例162)
5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(チオモルホリノメチル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(162)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例121に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2423ClN、(M+H)+ 527.1、529.1(Clパターン)であった。
(実施例163)
5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(1,1,−ジオキソチオモルホリノメチル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(163)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例12に記載した同様の手順を用いて、実施例162から調製した。MSの結果はC2423ClN、(M+H)+ 559.1、561.1(Clパターン)であった。
(実施例164)
5−クロロ−N−((1−(2−エトキシ−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(164)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例74に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2118ClNS、(M+H)+ 456.1、458.1(Clパターン)であった。
(実施例165)
5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(ピリジン−3−イルメトキシ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(165)
Figure 2010515691
Figure 2010515691
ステップ1:
45mLのDMSOおよび15mLの水の中の化合物1.6(6.43g、15ミリモル)の溶液に、水酸化ナトリウム(1.80g、45ミリモル)を加えた。混合物を密封フラスコ中、140℃で16時間攪拌した。これを室温に冷却した後、100mLの1N硫酸および200mLの水を注意深く加えた。混合物を強く攪拌し、氷浴中で冷却した。固形沈殿物をブフナー漏斗で集め、冷脱イオン水で濯ぎ、真空下で乾燥して化合物13.1(4.10g、64%)を得た。MSの結果はC1914ClNS、(M+H)+ 428.1、430.1(Clパターン)であった。
ステップ2:
化合物13.1(43mg、0.1ミリモル)を2mLのDMSOに溶解した。これに炭酸ナトリウム(64mg、0.6ミリモル)および2−ブロモメチルピリジン臭化水素(51mg、0.2ミリモル)を加えた。混合物を60℃の浴中で30分間攪拌して表題化合物13.2を得た。これは、分取HPLCを用いて白色粉末として直接単離された。MSの結果はC2519ClNS、(M+H)+ 519.1、521.1(Clパターン)であった。
(実施例166)
5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(N−(ピリジン−3−イル)ピリジン−3−イルメトキシ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(166)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例165に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2519ClNS (M)+ 610.1であった。
(実施例167)
5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(ピリジン−4−イルメトキシ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(167)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例165に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2519ClNS、(M+H)+ 519.1、521.1(Clパターン)であった。
(実施例168)
5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(2−(ピリジン−2−イル)エトキシ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(168)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例165に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2621ClNS、(M+H)+ 533.1、535.1(Clパターン)であった。
(実施例169)
5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(ピリジン−2−イルメトキシ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(169)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例165に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2519ClNS、(M+H)+ 519.1、521.1(Clパターン)であった。
(実施例170)
5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(キノリン−2−イルメトキシ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(170)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例165に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2921ClNS、(M+H)+ 569.1、571.1(Clパターン)であった。
(実施例171)
5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(チアゾール−4−イルメトキシ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(171)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例165に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2317ClN、(M+H)+ 525.1、527.1(Clパターン)であった。
(実施例172)
5−クロロ−N−((1−(2−((2−メチルチアゾール−4−イル)メトキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(172)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例165に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2419ClN、(M+H)+ 539.1、541.1(Clパターン)であった。
(実施例173)
N−((1−(2−((1H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−イル)メトキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド(173)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例165に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2720ClNS、(M+H)+ 558.1、560.1(Clパターン)であった。
(実施例174)
5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(2−(ピリジン−3−イル)エトキシ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(174)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例165に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2621ClNS、(M+H)+ 533.1、535.1(Clパターン)であった。
(実施例175)
N−((1−(2−((1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)メトキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド(175)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例165に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2216ClNS、(M+H)+ 510.1、512.1(Clパターン)であった。
(実施例176)
5−クロロ−N−((1−(2−((1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)メトキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(176)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例165に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2420ClNS、(M+H)+ 522.1、524.1(Clパターン)であった。
(実施例177)
N−((1−(2−((1H−イミダゾール−2−イル)メトキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド(177)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例165に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2318ClNS、(M+H)+ 508.1、510.1(Clパターン)であった。
(実施例178)
N−((1−(2−((1−((1H−イミダゾール−2−イル)メチル)−1H−イミダゾール−2−イル)メトキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド(178)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例165に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2722ClNS、(M+H)+ 588.1であった。
(実施例179)
5−クロロ−N−((1−(2−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メトキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド(179)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例165に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2419ClNS、(M+H)+ 523.1、525.1(Clパターン)であった。
(実施例180)
N−((1−(2−(2−(1H−ピロール−1−イル)エトキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド(180)
Figure 2010515691
表題化合物を、実施例165に記載した同様の手順を用いて調製した。MSの結果はC2521ClNS、(M+H)+ 521.1、523.1(Clパターン)であった。
(実施例181)
この実施例は、本発明の化合物を評価するための方法を、このアッセイについて得られた結果と共に例示する。インビトロおよびインビボでの本発明の化合物のヒト第Xa因子活性は、ヒト血漿第Xa因子の活性を阻害するその能力の試験などの当業界で周知の様々な手順により測定することができる。本発明の化合物が示すヒト第Xa因子阻害に対する強い親和性はIC50値(nMで)によって測ることができる。IC50値は、ヒト第Xa因子タンパク質分解活性の50%阻害を提供するのに要する化合物の濃度(nMで)である。IC50値が小さいほど、第Xa因子活性の阻害について、化合物はより活性(強力)である。
第Xa因子に対する阻害活性を検出し測定するためのインビトロでのアッセイは以下の通りである。
IC50およびKの測定
基質:
基質S−2765(Z−D−Arg−Gly−Arg−pNA・HCl)はDiapharma(West Chester、OH)から入手した。
酵素:
ヒト血漿タンパク質第Xa因子はHaematologic Technologies(Essex Junction、VT)から購入した。
方法:
IC50の測定
96ウェルマイクロタイタープレートで実施するすべてのアッセイは、以下のパラニトロアニリドペプチド基質の開裂による酵素(第Xa因子)のタンパク質分解活性を測定する。タンパク質分解アッセイに用いたアッセイ緩衝剤はトリス緩衝生理食塩水(20mMトリス、150mM NaCl、5mM CaCl、0.1%ウシ血清アルブミン(BSA)、5%ジメチルスルホキシド(DMSO)、pH7.4)であった。96ウェルマイクロタイタープレート中で、阻害剤を連続的に希釈して0.01nM〜10μMの最終濃度範囲を得た。2連のセットのウェルをアッセイした。阻害剤を含まない対照ウェルも含めた。酵素を各ウェルに加え(第Xa因子濃度=1nM)、プレートを5秒間振とうし、次いで室温で5分間インキュベートした。S−2765を加え(100μM最終)、プレートを5秒間振とうした(各ウェルの最終容積は200μlであった)。基質の加水分解の程度を、Thermomaxプレートリーダー(Molecular Devices、Sunnyvale、CA)を用いて405nmで2分間かけて測定した。阻害剤濃度の各範囲についての基質開裂の初期速度(mOD/分)を、Softmaxデータ分析ソフトウェアを用いて4つのパラメーター式に当てはめた。得られた曲線の当てはめによるパラメーターCは、半数阻害(IC50)のための濃度に対応する。
の測定
この一連のアッセイのためのアッセイ緩衝剤はHepes緩衝生理食塩水(20mM Hepes、150mM NaCl、5mM CaCl、0.1%PEG−8000、pH7.4)であった。96ウェルマイクロタイタープレート中で、阻害剤を2連のセットのウェルで連続的に希釈して5pM〜3μMの最終濃度範囲を得た。阻害剤を含まない対照(8ウェル)も含めた。酵素、第Xa因子(終末濃度=1nM)をウェルに加えた。基質S−2765(終末濃度=200μM)を加え、基質の加水分解の程度を、Softmaxソフトウェアを使用して、Thermomaxプレートリーダーを用いて405nmで5分間かけて測定した。初期速度(mOD/分)をPlate Kソフトウェア(BioKin Ltd、Pullman、WA)[Kusmicら、Analytical Biochemistry 第281巻:62〜67頁、2000年]の非線形最小二乗回帰法で解析した。阻害剤用量反応曲線を当てはめるのに用いたモデルはMorrison方程式であった。見掛けのK(Ki)を決定した。以下の式を用いて総括Kを算出した。
Figure 2010515691
(式中、[S]は基質濃度(200μM)であり、KはS−2765についてのミカエリス定数である)
以下の化合物:1〜6、10〜18、20〜26、28〜30、42〜45、50〜54、56、57、63、64、67、68、74〜76、78〜80、82、83、85、86、88〜95、98、99、101〜103、109、114、117、119〜121、125、126、133〜135、137〜146、148、150〜152および155〜180は100nM以下の第Xa因子のIC50値を示した。
以下の化合物:96、100、104〜108、110〜113、115、116、118、147、153および154は100nM超〜500nM未満の第Xa因子のIC50値を示した。
したがって、実施例で示したように、データは式(I)、(II)、(Ia)および(Ib)の様々な化合物は非常に活性な第Xa因子阻害剤であることを示している。
本発明では、多くの実施形態が示されている。これらの実施例を変更して本発明の他の実施形態を提供できることは明らかである。したがって、本発明の範囲は、例として示してきた具体的な実施形態によってではなく、添付の特許請求の範囲によって規定されることを理解されよう。

Claims (21)

  1. 式(I)の化合物または薬剤として許容されるその塩、エステルもしくはプロドラッグ
    Figure 2010515691
    {式中、
    はハロゲンであり、
    は水素またはハロゲンであり、
    は、−NO、−NR5a5b、−L−NR5a5b、−NHC(O)NR5a5b、−NHC(O)R5c、−NHC(O)Y、C1〜6アルキル、−COH、−C(O)NR5a5b、−C(O)NR5aY、−C(O)NH−L−Y、OH、C1〜6アルコキシ、−O−L−NR5a5b、−O−L−O−C(O)NR5a5b、−Y、−O−Y、−O−L−Y、−O−L−Y−L−Y、および−S(O)5cからなる群から選択され、該C1〜6アルキルおよびC1〜6アルコキシは、Rから選択される1〜3個の置換基で任意選択で置換されており、
    は、ハロゲン、OH、−O−L−Y、−O−L−NR5a5b、およびRから選択される1〜3個の置換基で任意選択で置換されたC1〜6アルコキシからなる群から独立に選択され、
    LはC〜Cアルキレンであり、
    Yは、アリール、ヘテロアリールまたは複素環であり、該アリールおよびヘテロアリールは1〜3個のRで任意選択で置換されており、該複素環はオキソで任意選択で置換されており、かつ1〜3個のRまたはRで任意選択で置換されており、
    5aおよびR5bは、独立に、水素、もしくは1〜3個のRで任意選択で置換されたC1〜8アルキルであるか、またはR5aおよびR5bは、その両方が結合している窒素原子と共に、N、NR、OまたはS(O)から選択される1つの追加の環ヘテロ原子を任意選択で有する5〜7員複素環を形成しており、該環はRから選択される1〜3個の置換基で任意選択で置換されており、
    5cは、1〜3個のRで任意選択で置換されたC1〜8アルキルであり、
    は、ハロゲン、−OH、−R、−OR、オキソ、−SR、−S(O)R、−S(O)、−SONH、−C(O)NH、−C(O)R、−C(NH)R、−NHC(O)R、−NHC(NH)R、−NHC(O)NH、−COH、−NH、−NHR、−N(Rからなる群から独立に選択され、
    は、独立に、C1〜6アルキルであり、
    は、Rから選択される1〜3個の置換基で任意選択で置換された−L−ヘテロアリールであり、
    nは、0、1または2であり、
    pは、0、1または2であり、
    点線
    Figure 2010515691
    は、独立に、単結合または二重結合であり、
    ただし、R
    Figure 2010515691
    (R11は水素またはアルキルである)
    ではない}。
  2. 式(Ia)を有する請求項1に記載の化合物または薬剤として許容されるその塩、エステルもしくはプロドラッグ
    Figure 2010515691
    (式中、R、RおよびRは式(I)について上記に定義した通りである)。
  3. 式(Ib)を有する請求項1に記載の化合物または薬剤として許容されるその塩、エステルもしくはプロドラッグ
    Figure 2010515691
    (式中、R、RおよびRは式(I)について上記に定義した通りである)。
  4. が塩素である、請求項1から3のいずれか一項に記載の化合物。
  5. が水素である、請求項1から3のいずれか一項に記載の化合物。
  6. が−NO、−NR5a5b、−L−NR5a5b、−NHC(O)NR5a5b、−NHC(O)R5c、−NHC(O)Y、C1〜6アルキル、−COH、−C(O)NR5a5b、−C(O)NH−L−Y、OH、C1〜6アルコキシ、−O−L−NR5a5b、−O−L−O−C(O)NR5a5b、−Y、−O−Y、−O−L−Y、−O−L−Y−L−Y、および−S(O)5cからなる群から選択される、請求項1から3のいずれか一項に記載の化合物。
  7. が、窒素原子を介してフェニル環と結合しており、それらは−NO、−NR5a5b、−NHC(O)NR5a5b、−NHC(O)R5cまたは−NHC(O)Yである、請求項1から3のいずれか一項に記載の化合物。

  8. Figure 2010515691
    Figure 2010515691
    からなる群から選択される、請求項7に記載の化合物。
  9. が任意選択で置換されたアリールまたはヘテロアリールである、請求項1から3のいずれか一項に記載の化合物。
  10. が、
    Figure 2010515691
    からなる群から選択される、請求項9に記載の化合物。
  11. が、炭素原子を介してフェニル環と結合しており、それらは、任意選択で置換されたC1〜6アルキル、−L−NR5a5b、−COH、−C(O)NR5a5b、−C(O)NR5aY、および−C(O)NH−L−Yからなる群から選択される、請求項1から3のいずれか一項に記載の化合物。

  12. Figure 2010515691
    からなる群から選択される、請求項11に記載の化合物。
  13. が、酸素原子を介してフェニル環と結合しており、それらは、任意選択で置換されたC1〜6アルコキシ、OH、−O−L−NR5a5b、−O−L−O−C(O)NR5a5b、−O−Y、−O−L−Y、および−O−L−Y−L−Yからなる群から選択される、請求項1から3のいずれか一項に記載の化合物。

  14. Figure 2010515691
    Figure 2010515691
    Figure 2010515691
    からなる群から選択される、請求項13に記載の化合物。
  15. が、イオウ原子を介してフェニル環と結合しており、それらは、−S(O)5cである、請求項1から3のいずれか一項に記載の化合物。

  16. Figure 2010515691
    からなる群から選択される、請求項15に記載の化合物。
  17. 5−クロロ−N−((1−(2−(メチルアミノ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(ジメチルアミノ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(ピロリジン−1−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(ピペリジン−1−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−モルホリノ−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(3−オキソピペラジン−1−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(4−メチル−3−オキソピペラジン−1−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(4−エチル−3−オキソピペラジン−1−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(4−イソプロピル−3−オキソピペラジン−1−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−チオモルホリノフェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−((1−オキソ−)チオモルホリノ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−((1,1−ジオキソ−)チオモルホリノ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    N−((1−(2−(4−アセチルピペラジン−1−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(4−(1−イミノエチル)ピペラジン−1−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    4−(2−(4−((2−クロロチオフェン−5−カルボキサミド)メチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−5−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)ピペラジン−1−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    N−((1−(2−(4−アミノピペリジン−1−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド、
    N−((1−(2−(4−アセトアミドピペリジン−1−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド、
    N−((1−(2−(4−アセトアミジノピペリジン−1−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド、
    1−(1−(2−(4−((2−クロロチオフェン−5−カルボキサミド)メチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−5−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)ピペリジン−4−イル)尿素、
    5−クロロ−N−((1−(2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−((R)−3−ヒドロキシピペリジン−1−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−((S)−3−ヒドロキシピペリジン−1−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    1−(2−(4−((2−クロロチオフェン−5−カルボキサミド)メチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−5−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)ピペリジン−4−カルボン酸、
    1−(2−(4−((2−クロロチオフェン−5−カルボキサミド)メチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−5−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)ピペリジン−4−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(2−メトキシエチルアミノ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−((2−ヒドロキシエチル)(メチル)アミノ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−((2−メトキシエチル)(メチル)アミノ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    N−((1−(2−(2−アミノエチルアミノ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(2−(ジメチルアミノ)エチルアミノ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)アミノ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(3−ヒドロキシプロピルアミノ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(3−メトキシプロピルアミノ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−((3−ヒドロキシプロピル)(メチル)アミノ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−((3−メトキシプロピル)(メチル)アミノ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    N−((1−(2−(3−アミノプロピルアミノ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(3−(ジメチルアミノ)プロピルアミノ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−((3−(ジメチルアミノ)プロピル)(メチル)アミノ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(メチル(3−(メチルアミノ)プロピル)アミノ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    N−((1−(2−(1H−イミダゾール−1−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(2−オキソピロリジン−1−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−ニトロ−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    N−((1−(2−アミノ−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド、
    1−(2−(4−((2−クロロチオフェン−5−カルボキサミド)メチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−5−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)尿素、
    N−((1−(2−アセトアミド−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド、
    N−(2−(4−((2−クロロチオフェン−5−カルボキサミド)メチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−5−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)イソニコチンアミド、
    N−(2−(4−((2−クロロチオフェン−5−カルボキサミド)メチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−5−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)ニコチンアミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(メチルチオ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(メチルスルホキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(メチルスルホニル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    N−((1−(2−(2−アミノエチルチオ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド、
    N−((1−(2−(2−アミノエチルスルホキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド、
    N−((1−(2−(2−アミノエチルスルホニル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−メトキシ−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(ピペリジン−4−イルオキシ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    N−((1−(2−(1−アセチルピペリジン−4−イルオキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド、
    4−(2−(4−((2−クロロチオフェン−5−カルボキサミド)メチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−5−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェノキシ)ピペリジン−1−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(1−メチルピペリジン−4−イルオキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(1−イソプロピルピペリジン−4−イルオキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(2−オキソピペリジン−4−イルオキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(ピリジン−4−イルオキシ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(ピリジン−3−イルオキシ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(テトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イルオキシ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(1,1−ジオキソ−テトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イルオキシ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(3−(1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)プロポキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    N−((1−(2−(3−アミノプロポキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド、
    N−((1−(2−(3−アセトアミドプロポキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド、
    1−(3−(2−(4−((2−クロロチオフェン−5−カルボキサミド)メチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−5−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェノキシ)プロピル)尿素、
    N−((1−(2−(2−アミノエトキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド、
    N−((1−(2−(2−アセトアミドエトキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド、
    1−(2−(2−(4−((2−クロロチオフェン−5−カルボキサミド)メチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−5−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェノキシ)エチル)尿素、
    5−クロロ−N−((1−(2−(3−ヒドロキシプロポキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(2−ヒドロキシエトキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(2−メトキシエトキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(3−メトキシプロポキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−((R)−2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−((S)−2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(2−(メチルスルホニル)エトキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(2−(アミノスルホニル)エトキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(2−(エチルスルホニル)エトキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(3−(メチルスルホニル)プロポキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(3−(アミノスルホニル)プロポキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(2−(ジメチルアミノ)エトキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(2−(ジメチル(ジメチルアミノ)アミノ)エトキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(2−(メチルアミノ)エトキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(2−(ピロリジン−1−イル)エトキシ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(2−(ピペリジン−1−イル)エトキシ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(2−モルホリノエトキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(2−(ピリジン−4−イル)エトキシ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(3−(ジメチルアミノ)プロポキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(3−(ピロリジン−1−イル)プロポキシ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(3−(ピペリジン−1−イル)プロポキシ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(3−モルホリノプロポキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    2−(2−(4−((2−クロロチオフェン−5−カルボキサミド)メチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−5−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェノキシ)酢酸、
    N−((1−(2−(2−アミノ−2−オキソエトキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド、
    N−((1−(2−((1H−テトラゾール−5−イル)メトキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    2−(4−((2−クロロチオフェン−5−カルボキサミド)メチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−5−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)安息香酸、
    N−((1−(2−カルバモイル−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(メチルカルバモイル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(ジメチルカルバモイル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    N−((1−(2−((2−ヒドロキシエチル)カルバモイル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド、
    N−((1−(2−((3−ヒドロキシプロピル)カルバモイル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド、
    N−((1−(2−((2−メトキシエチル)カルバモイル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド、
    N−((1−(2−((2−アミノエチル)カルバモイル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド、
    N−((1−(2−((2−アミノ−2−オキソエチル)カルバモイル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド、
    N−((1−(2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)カルバモイル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)カルバモイル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−((2−(ジメチルアミノ)エチル)(メチル)カルバモイル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    N−((1−(2−(3−アミノプロピルカルバモイル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(ピペラジン−1−カルボニル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(2−オキソピペラジン−4−カルボニル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−カルボニル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    1−(2−(4−((5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド)メチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−5−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)ベンゾイル)ピペリジン−4−カルボキサミド、
    N−((1−(2−(((1H−テトラゾール−5−イル)メチル)カルバモイル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(ピリジン−4−イルカルバモイル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(ヒドロキシメチル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    N−((1−(2−(アミノメチル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−((ジメチルアミノ)メチル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(ピペリジン−1−イルメチル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(メチルチオメチル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(メチルスルホニルメチル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(ピリジン−4−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(ピリジン−3−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(ピリミジン−5−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(1H−ピラゾール−3−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−((4−アミノフェニル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−((4−ヒドロキシフェニル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−((3−アミノフェニル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−((3−ヒドロキシフェニル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(2−クロロピリジン−4−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(2−フルオロピリジン−4−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(6−クロロピリジン−3−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(6−フルオロピリジン−3−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(2−ヒドロキシピリジン−4−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(2−メトキシピリジン−4−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    N−((1−(2−(2−アミノピリジン−4−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(2−(ジメチルアミノ)ピリジン−4−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(2−(メチルアミノ)ピリジン−4−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(6−ヒドロキシピリジン−3−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(6−メトキシピリジン−3−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    N−((1−(2−(6−アミノピリジン−3−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(6−(ジメチルアミノ)ピリジン−3−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(6−(メチルアミノ)ピリジン−3−イル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    N−((1−(2−(3−アミノ−3−オキソプロピルカルバモイル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド、
    N−((1−(2−(2−(1H−イミダゾール−1−イル)エトキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(2−(ピリジン−4−イル)エトキシ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    3−(2−(4−((5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド)メチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−5−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェノキシ)プロピル モルホリン−4−カルボキシレート、
    5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(ピリジン−2−イルオキシ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    2−(2−(4−((5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド)メチル)−5−ヨード−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−5−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェノキシ)酢酸、
    5−クロロ−N−((1−(2−(3−ヒドロキシプロポキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−5−ヨード−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−((R)−2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−5−ヨード−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−((S)−2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−5−ヨード−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    N−((1−(2−(2−(1H−ピラゾール−1−イル)エトキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピペリジン−1−イル)−2−チオモルホリノフェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピペリジン−1−イル)−2−((1,1−ジオキソ)チオモルホリノ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(3−オキソピペラジン−1−イル)−4−(2−オキソピペリジン−1−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−(モルホリノメチル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−((3−オキソピペラジン−1−イル)メチル)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(チオモルホリノメチル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(1,1,−ジオキソチオモルホリノメチル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−エトキシ−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(ピリジン−3−イルメトキシ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(N−(ピリジン−3−イル)ピリジン−3−イルメトキシ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(ピリジン−4−イルメトキシ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(2−(ピリジン−2−イル)エトキシ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(ピリジン−2−イルメトキシ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(キノリン−2−イルメトキシ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(チアゾール−4−イルメトキシ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−((2−メチルチアゾール−4−イル)メトキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    N−((1−(2−((1H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−イル)メトキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)−2−(2−(ピリジン−3−イル)エトキシ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    N−((1−(2−((1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)メトキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−((1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)メトキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    N−((1−(2−((1H−イミダゾール−2−イル)メトキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド、
    N−((1−(2−((1−((1H−イミダゾール−2−イル)メチル)−1H−イミダゾール−2−イル)メトキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド、
    5−クロロ−N−((1−(2−((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)メトキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)チオフェン−2−カルボキサミド、および
    N−((1−(2−(2−(1H−ピロール−1−イル)エトキシ)−4−(2−オキソピリジン−1(2H)−イル)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メチル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド
    からなる群から選択される化合物または薬剤として許容されるその塩、エステルもしくはプロドラッグ。
  18. 薬剤として許容される賦形剤および請求項1または17に記載の化合物を含む、組成物。
  19. 哺乳動物における望ましくない血栓を特徴とする状態を予防または治療するための方法であって、該哺乳動物に治療有効量の請求項1または17に記載の化合物を投与するステップを含む、方法。
  20. 前記状態が、急性冠症候群、心筋梗塞症、不安定狭心症、難治性の狭心症、血栓溶解治療後もしくは冠動脈血管形成術後に起こる冠動脈内血栓性閉塞、血栓により媒介される脳血管症候群、塞栓性脳卒中、血栓性脳卒中、一過性脳虚血発作、静脈血栓症、深部静脈血栓症、肺動脈塞栓、凝血障害、播種性血管内凝固症候群、血栓性血小板減少性紫斑病、閉塞性血栓血管炎、ヘパリン起因性血小板減少症に付随する血栓症、体外循環に付随する血栓性合併症、心臓もしくは他の血管内カテーテル、大動脈内バルーンポンプ、冠状動脈ステントまたは心臓弁などの器具の使用に付随する血栓性合併症、および人工器官の取付けを要する状態からなる群から選択される、請求項19に記載の方法。
  21. 血液試料の凝固を阻害する方法であって、該試料を請求項1または17に記載の化合物と接触させることを含む、方法。
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