JP2013534033A - 有機発光ダイオード用の管理回路 - Google Patents

有機発光ダイオード用の管理回路 Download PDF

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Abstract

本発明は、検出回路(20)を介して有機発光ダイオード装置(1)を管理する管理回路(10)に関し、有機発光ダイオード装置(1)の故障状態を検出し、そして、その有機発光ダイオード装置(1)の検出された故障状態に応じて、判定信号を生成し、その検出された故障状態は或る時間間隔と等しいか、又は、より大きい期間を有する。その判定信号に応じて、有機発光ダイオード(1)は、双安定回路のようなスイッチング回路(30)によって、バイパスされ動作停止される。その故障状態には、有機発光ダイオード装置(1)が比較的低いインピーダンス又は“ショート”、と、比較的高いインピーダンス又は“オープン”とを有することを含む。その管理回路(10)は、さらに、有機発光ダイオード装置(1)が不正にバイパスされることを防ぐ。その管理回路(10)は、有機発光ダイオード装置(1)を介して電力を受信するだけの自律回路でもよく、そして、スイッチオフの後、自分自身を自動的にリセットする自動回路でもよい。

Description

本発明は、有機発光ダイオード用の管理回路に関する。本発明は、さらに、そうした管理回路を含むシステムに関し、有機発光ダイオード装置を管理する方法に関する。そうしたシステムの例はランプ及び他の発光ダイオードシステムである。
US2005/0174064A1(特許文献1)は、改善した耐障害性を有する有機発光ダイオードを開示する。これを実現するため、受動電流制限部品が直列にエレクトロ・ルミネッセント・ダイオードに接続され、そうして、ディスプレイ中の暗い有機発光ダイオードのライン欠陥が低減されるようになる。これは受動的なソリューションである。
US2005/0174064A1
本発明の目的は、より積極的な方法で、有機発光ダイオードを管理する管理回路を提供することである。さらなる目的は、システムと方法を供給することである。
第1の側面によれば、有機発光ダイオード装置を管理する管理回路が供給され、その管理回路は、
― 有機発光ダイオード装置の故障状態を検出し、或る時間間隔と等しいか又はより大きい期間を有する検出された故障状態に応じて、判定信号を生成する、検出回路と、
― その判定信号に応じて、その有機発光ダイオード装置をバイパスするスイッチング回路と、を含む。
その検出回路は、有機発光ダイオード装置の故障状態を検出する。そうした故障状態には、有機発光ダイオード装置が比較的低い、又は、極めて低いインピーダンスを有することを含んでもよく、“ショート”としても知られている。代替的に、そうした故障状態には、有機発光ダイオード装置が比較的高い、又は、極めて高いインピーダンスを有することを含み、“オープン”としても知られる。有機発光ダイオード装置が、定電流ドライバを介して供給されるストリングの有機発光ダイオード装置を含むシステムの一部を形成している場合、局所的電力密度は、比較的高いか、又は、極めて高い値を得るという事実のため、“ショート”は、ホットスポットをもたらすことがあり、そのホットスポットは更にシステムを損傷することがあり、及び/又は、人にも危険なことがあり、そして、“オープン”はストリング全体が動作停止することをもたらすことがある。そうした故障状態の検出に応じて、その故障状態が或る時間間隔と等しいか、又は、より長い期間を有する状態の下では、判定信号が生成される。その判定信号に応じて、スイッチング回路は有機発光ダイオード装置をバイパスする。こうして、その有機発光ダイオード装置はよりアクティブな方法で管理される。
本管理回路は、更に以下の利点を有する。即ち、故障状態が或る時間間隔と等しいか、又は、より長い期間を有するべきであるという状態は、例えば、スイッチオンのような移行に応じて、及び/又は、AC電流やリップル電流のような一定の電流駆動から電流が変化することに応じて、有機発光ダイオード装置が不適切にバイパスされるのを防いでもよい。
有機発光ダイオード装置は、1つ以上の、直列及び/又は並列に接続される有機発光ダイオードユニットを含んでもよい。その時間間隔はゼロより大きい最少時間間隔である。
管理回路の一実施形態は、検出回路によって定義され、その検出回路は、有機発光ダイオード装置の別の故障状態を検出し、別の時間間隔と等しいか、又は、より大きい別の期間を有する検出された別の故障状態に応じて、別の判定信号を生成するよう構成され、及び、スイッチング回路は、その別の判定信号に応じて、有機発光ダイオード装置をバイパスするよう構成され、その故障状態はショート不良であり、別の故障状態はオープン不良である。この管理回路は、“ショート”と同様に“オープン”の両方の状態に反応できるという点で有利であり、各故障状態に対して別個の時間間隔が選択されてもよい。その別の時間間隔は、別の最少時間間隔であり、ゼロより大きい。
管理回路の一実施形態は、スイッチング回路によって定義され、そのスイッチング回路は、導電モードで、比較的低い抵抗パスを有し、その抵抗パスは、或る電流で同じ電流で有機発光ダイオード装置の順電圧降下よりも小さい順電圧降下を示し、非導電モードで比較的高い抵抗パスを有し、その抵抗パスは、或る電圧で、同じ電圧で有機発光ダイオード装置の電流よりも小さいリーク電流を示す。この管理回路は、両方の明確なモードが、管理回路がより最適に機能することを可能にするという点で有利である。
本管理回路の一実施形態は、スイッチング回路により定義され、そのスイッチング回路は、双安定のスイッチング回路であり、判定信号及び/又は別の判定信号に応じて、非導電モードから導電モードへスイッチされ、そして、そのスイッチング回路を通じて流れる或る電流が最小値を下回るとすぐに、導電モードから非導電モードへ逆にスイッチされる。その双安定のスイッチング回路は、非導電モードから導電モードへスイッチされるパルスを要求するだけであり、スイッチオフの前に、導電モードから非導電モードへ逆にスイッチされない。
本管理回路の一実施形態は、管理回路によって定義され、その管理回路は自律回路であり、有機発光ダイオード装置を介して電力を受信するだけであり、他の如何なる電力をも受信せず、そして、その管理回路は自動的な回路であり、有機発光ダイオード装置のスイッチオフの後に自分自身をリセットし、有機発光ダイオード装置のスイッチオンの後に自分自身を自動的に設定する。この管理回路は、自動的な回路であると同様に自律的な回路である点で有利である。
本管理回路の一実施形態は、検出回路によって定義され、その検出回路は、有機発光ダイオード装置にわたる動作電圧から導出電圧を導出する第1回路を含み、その導出電圧を基準電圧と比較し、そうして、有機発光ダイオード装置の故障状態が極めて低い導出電圧を介して検出されるようになる第2回路を含み、そして、その第2回路から出力信号を統合し、又は、ローパスフィルタリングし、又は、遅延させ、そうして、その時間間隔に等しいか、又は、より大きい期間を有する検出された故障状態に応じて、その判定信号が生成されるようになる、第3回路を含み、そして、そのスイッチング回路は、サイリスタ、又は、トライアック、又は、トランジスタ、又は、リレーを含み、そうして、その判定信号に応じて、有機発光ダイオード装置はバイパスされることできる。有機発光ダイオード装置にわたって動作する電圧は、故障状態の良い目安である。“ショート”の故障状態は比較的低い、又は、極めて低い値を有する導出電圧をもたらすだろう。統合、ローパスフィルタリング、又は遅延は、時間間隔が形成され定義されることを可能にする。
本管理回路の一実施形態は、第1回路はレジスタ分配器を有し、第2回路は比較器、又は、オペアアンプ、又は、トランジスタ、又は、マイクロコントローラを有し、そして、第3回路は集積回路、又は、フィルタリング回路、又は、遅延回路を有することによって定義される。
本管理回路の一実施形態は、検出回路によって定義され、その検出回路は、第4回路を有し、有機発光ダイオード装置にわたる動作電圧から導出された導出電圧と、別の導出電圧とを導出し、そして、第5回路を有し、導出電圧を基準電圧と比較し、そうして、その有機発光ダイオード装置の故障状態は極めて低い導出電圧を介して検出することができるようになり、そして、第6回路を有し、その第5回路からの出力信号を統合、又は、ローパスフィルタリング、又は、遅延し、そうして、時間間隔と等しいか、又は、より大きい期間を有する検出された故障状態に応じて、検出信号が生成されるようになり、第7回路を有し、別の導出電圧を別の基準電圧と比較し、そうして、極めて高い別の導出電圧により、有機発光ダイオード装置の別の故障状態が検出されるようになり、そして、第8回路を有し、その第7回路からの出力信号を統合し、又は、ローパスフィルタリングし、又は、遅延し、そうして、その別の時間間隔と等しいか、又は、より大きい期間を有する検出された別の故障状態に応じて、別の判定信号が生成されるようになり、そして、そのスイッチング回路は、サイリスタ、又は、トライアック、又は、トランジスタ、又は、リレーを含み、そうして、判定信号、及び/又は、別の判定信号に応じて、その有機発光ダイオード装置はバイパスされることができる。有機発光ダイオード装置にわたる動作電圧は、故障状態の良い目安である。“ショート”の故障状態は、比較的低いか、又は、極めて低い値を有する導出電圧をもたらすだろう。“オープン”の故障状態は、比較的高いか、又は、極めて高い値を有する導出電圧をもたらすだろう。統合、又は、ローパスフィルタリング、又は、遅延は、時間間隔が生成され定義されることを可能にする。
本管理回路の一実施形態は、レジスタ分配器を含む第4回路と、比較器、又は、オペアンプ、又は、トランジスタ、又は、マイクロコントローラをそれぞれ又は一緒に含む第5回路及び第7回路と、集積回路、又は、フィルタリング回路、又は、遅延回路をそれぞれ又は一緒に含む第6回路及び第8回路とによって定義される。
本管理回路の一実施形態は、基準電圧と、別の基準電圧とによって定義され、同一の要素を介して、同一であるか、及び/又は、導出される。これは低コストのソリューションである。
本管理回路の一実施形態は、マイクロコントローラを含む検出回路によって定義される。これは柔軟なソリューションである。
第2の側面によれば、本管理回路を含み、更に、本管理回路に並列に接続された有機発光ダイオードを含むシステムが供給される。
本システムの一実施形態は以下のように定義される。即ち、その実施形態は、ストリングを形成するように、有機発光ダイオード装置に接続された別の有機発光ダイオード装置を有し、そのストリングは、本管理回路に並列に接続され、この管理回路によって管理され、又は、その別の有機発光ダイオード装置は別の管理回路に並列に接続されて、この別の管理回路によって管理される。2つ以上の有機発光ダイオード装置に対する1つの管理回路は、低コストのソリューションであるが、その有機発光ダイオード装置の1つだけが故障を示した場合、両方がバイパスされ動作を停止するだろう。1つの有機発光ダイオード装置ごとに1つの管理回路は、より高価なソリューションであるが、その有機発光ダイオード装置の1つだけが故障を示した場合、この有機発光ダイオードだけがバイパスされ動作を停止し、もう一方はバイパスされず動作したままだろう。
本システムの一実施形態は、定電流ドライバに接続可能な有機発光ダイオード装置によって定義され、DC電流、又は、AC電流、又は、リップル電流を有機発光ダイオード装置に供給する。
第3の側面によれば、有機発光ダイオード装置を管理する方法が提供され、その方法は、
― 有機発光ダイオード装置の故障状態を検出し、そして、或る時間間隔と等しいか、又は、より大きい期間を有する検出された故障状態に応じて、判定信号を生成するステップと、
― その判定信号に応じて、その有機発光ダイオードデバイス装置をバイパスするステップと、を有する。
或る洞察によれば、故障状態の開始は、非故障状態の開始と同じでもよく、混乱を避けるため、アクションがすぐには考慮されないが、時間間隔の経過後だけに考慮される。
基本的なアイディアによれば、或る時間間隔と等しいか、又は、より大きい期間を有する検出された故障状態に応じて、有機発光ダイオード装置はバイパスされるべきである。
有機発光ダイオード装置をよりアクティブな方法で管理する管理回路を提供する問題は、解決された。
更なる有利な点は、そうした状態が有機発光ダイオード装置を不正にバイパスされることを防ぐことである。
本発明の、これらの、及び、他の側面は、以下で説明される実施形態から明らかであり、これらを参照して解明されるだろう。図では:
図1は、管理回路を含むシステムを示す。 図2は、管理回路を含む第1実施形態を示す。 図3は、管理回路を含む第2実施形態を示す。 図4は、第2実施形態の第1実施例を示す。 図5は、第2実施形態の第2実施例を示す。 図6は、第2実施形態の第3実施例を示す。 図7は、第2実施形態の第4実施例を示す。 図8は、第2実施形態の第5実施例を示す。 図9は、2つの有機発光ダイオード装置を管理する、1つの管理回路を含むシステムを示す。 図10は、2つの管理回路を含むシステムを示し、それぞれが自分の有機発光ダイオード装置の管理に使用されている。 図11は、第1実施形態の第1実施例を示す。 図12は、第1実施形態の第2実施例を示す。 図13は、第1実施形態の第3実施例を示す。
有機発光ダイオード装置の故障状態には、有機発光ダイオード装置が比較的低い、又は、極めて低いインピーダンス、又は、“ショート”としても知られる“通常より低い”インピーダンスを有することを含む。代替的に、そうした故障状態には、有機発光ダイオード装置が比較的高い、又は、極めて高いインピーダンス、又は、“オープン”としても知られる“通常より高い”インピーダンスを有することを含む。有機発光ダイオード装置が、定電流ドライバを介して供給される有機発光ダイオード装置のストリングを含むシステムの一部を形成する場合、その有機発光ダイオード装置の1つの“ショート”が、局所的電力密度が比較的高い、又は、極めて高い値を有するという事実により、ホットスポットをもたらすことがあり、そのホットスポットは、そのシステムを損傷したり、及び/又は、人にとって危険であることがある。理想的な“ショート”の場合は、ゼロ電圧が不具合のある有機発光ダイオード装置にわたって存在するだろうが、より詳しくは、非理想的な“ショート”の場合は、動作電圧(通常電圧)よりも小さい電圧がその不具合のある有機発光ダイオード装置にわたって存在し、そして、これは、その不具合のある有機発光ダイオード装置にわたって、又は、ストリング全体にわたって、検出され得る。定電流ドライバを介して供給される有機発光ダイオード装置のストリングを含むシステムの一部を形成する、有機発光ダイオード装置の場合、その有機発光ダイオード装置の1つの“オープン”は、ストリング全体の動作停止をもたらしてもよい。理想的な“オープン”の場合には、不具合のある有機発光ダイオード装置にわたって無限の電圧が存在するだろうが、より詳しくは、非理想的な“オープン”の場合には、動作電圧(通常電圧)よりも大きい電圧がその不具合のある有機発光ダイオード装置にわたって存在し、これは、その不具合のある有機発光ダイオード装置にわたって、又は、ストリング全体にわたって、検出され得る。
図1にはシステム40が示され、そのシステムは、有機発光ダイオード装置1に並列に接続される管理回路10を含む。その管理回路10は、検出回路20を含み、有機発光ダイオード装置の故障状態を検出し、或る時間間隔と等しいか、又は、より大きい期間を有する検出された故障状態に応じて、判定信号を生成する。その管理回路10は更にスイッチング回路30を含み、その判定信号に応じて、その有機発光ダイオード装置をバイパスする。そのスイッチング回路30は検出回路20と並列に接続される。
図2では、管理回路10の第1実施形態が示される。この第1実施形態によれば、検出回路20は第1回路100を含み、有機発光ダイオード装置1にわたる動作電圧から、導出電圧を導出し、そして、第2回路200を含み、その導出電圧を基準電圧と比較し、そうして、その有機発光ダイオード装置1の故障状態が極めて低い導出電圧を介して検出され得るようになる。そうした基準電圧は、例えば、電源201によって供給され、及び/又は、有機発光ダイオード装置1にわたる動作電圧から導かれる。検出回路20は、第3回路300を更に含み、第2回路200からの出力信号を統合、ローパスフィルタリング、又は、遅延し、そうして、その時間間隔と等しいか、又は、より大きい期間を有する検出された故障状態に応じて、判定信号が生成され得るようになる。スイッチング回路30は、例えば、サイリスタ、トライアック、トランジスタ、又は、リレーを含み、そうして、その判定信号に応じて、有機発光ダイオード装置1はバイパスされるようになる。第1回路100は、例えばレジスタ分配器を含み、第2回路200は、例えば比較器、オペアアンプ、トランジスタ、又は、マイクロコントローラを含み、そして、第3回路300は、例えば集積回路、フィルタリング回路、又は、遅延回路を含む。
図3では、管理回路10の第2実施形態が示される。この第2実施形態によれば、検出回路20は、第4回路400を含み、有機発光ダイオード装置1にわたる動作電圧から、導出電圧と別の導出電圧とを導き、そして、第5回路500を含み、その導出電圧を基準電圧と比較し、そうして、その有機発光ダイオード装置1の故障状態が、非常に低い導出電圧を介して検出されるようになる。そうした基準電圧は、例えば電源501によって供給され、及び/又は、その有機発光ダイオード装置1にわたる動作電圧から導かれる。検出回路20は、第6回路600を更に有し、第5回路500からの出力信号を統合、ローパスフィルタリング、又は、遅延し、そうして、その時間間隔と等しいか、又は、より大きい期間を有する検出された故障状態に応じて、その判定信号が生成されるようになる。その検出回路20は、第7回路700を更に含み、その別の導出電圧を別の基準電圧と比較し、そうして、有機発光ダイオード装置1の別の故障状態が、非常に高い別の導出電圧を介して検出されるようになる。そうした別の基準電圧は、例えば電源701によって供給され、及び/又は、有機発光ダイオード装置1にわたる動作電圧から導かれる。その検出回路20は、第8回路800を更に含み、第7回路からの出力信号を統合、ローパスフィルタリング、又は遅延し、そうして、その時間間隔と等しいか、又は、より大きい別の期間を有する検出された別の故障状態に応じて、別の判定信号が生成されるようになる。第6及び第8回路600、800からの出力信号は、スイッチング回路30をコントロールする第9回路900を介して、組み合わされる(例えば、OR操作又は加法操作を介して)。そのスイッチング回路30は、例えば、サイリスタ、トライアック、トランジスタ、又は、リレーを含み、そうして、判定信号、及び/又は、別の判定信号に応じて、その有機発光ダイオード装置1はバイパスされるようになる。第4回路400は、例えばレジスタ分配器を含み、第5及び第7回路500,700は、それぞれに又は一緒に、例えば比較器、オペアアンプ、トランジスタ、又は、マイクロコントローラを含み、そして、第6及び第8回路600、800は、それぞれに又は一緒に、例えば集積回路、フィルタリング回路、又は、遅延回路を含む。好適には、その基準電圧と別の基準電圧とは、同じであるか、及び/又は、同一の要素を介して導かれ、例えば、温度補償された電圧基準、及び/又は、バンドギャップ基準である。
図4には第2実施形態の第1実施例が示される。この第1実施例によれば、3つのレジスタ411−413が互いに直列に接続され、有機発光ダイオード装置(不図示)と並列に接続される電圧分配器を一緒に形成する。その3つのレジスタ411−413は、図3に示される第4回路400の可能な具体例を形成する。レジスタ411と412の間の相互接続は、トランジスタ711の制御電極に接続される。トランジスタ711の第1主電極は、レジスタ411の他方側に接続され、そして、第2主電極は、レジスタ811を介してダイオード911のアノードに接続される。レジスタ412と413の間の相互接続は、トランジスタ511の制御電極に接続される。トランジスタ511の第1主電極は、レジスタ413の他方側に接続され、そして、第2主電極は、ダイオード912のアノードに接続される。ダイオード911のアノードは、コンデンサ814を介してレジスタ413の他方側に更に接続され、そして、ダイオード912のアノードは、コンデンサ612を介してレジスタ413の他方側に更に接続され、そして、レジスタ611を介してレジスタ411の他方側に接続される。ダイオード911と912のカソードは、互いに接続され、そして、サイリスタ31の制御電極に接続される。サイリスタ31の主電極は、レジスタ411と413の他方側に接続される。レジスタ711は、図3で示される第7回路700の可能な具体例を形成する。トランジスタ511は図3で示される第5回路500の可能な具体例を形成する。レジスタ811とコンデンサ812は、図3で示される第8回路800の可能な具体例を形成する。レジスタ611とコンデンサ612は、図3で示される第6回路600の可能な具体例を形成する。ダイオード911と912は、図3で示される第9回路900の可能な具体例を形成する。ダイオード911と912は、前の回路からの出力信号を組合せ、例えば、OR操作や加法操作に従って、コンデンサ612と812を介して実現される統合時間が互いに切り離されるようになる。その結果、時間間隔は相互に独立に選択される。最終的に、各トランジスタ511と711の制御電極と第1主電極との間に存在するトランジスタ電圧は、基準電圧として使用され、従ってここでは、トランジスタ511と711は、図3に示される回路501と701の可能な具体例を更に形成する。
図4の例示的な値は、統合時定数τ=回路800に対するRC、τ(オープン)=τ(高)=100msec、“オープン”に対する遅延反応は約6msecであり、統合時定数τ=回路600に対するRC、τ(ショート)=τ(低)=20msec、“ショート”に対する遅延反応は約6msecである。統合時定数τ=回路800に対するRC、τ(オープン)=τ(高)=100msecであり、“オープン”に対する遅延反応は約6msecであり、統合時定数τ=回路600に対するRC、τ(ショート)=τ(低)=20msecであり、“ショート”に対する遅延反応は約6msecである。そして、統合時定数τ=回路800に対するRC、τ(オープン)=τ(高)=100msecであり、“オープン”に対する遅延反応は約6msecであり、そして、統合時定数τ=回路600に対するRC、τ(ショート)=τ(低)=100msecであり、“ショート”に対する遅延反応は約30msecである。もちろん、他の値も可能であり除外されない。
図5では、第2実施形態の第2実施例が示される。この第2実施例は、第1実施例と、ダイオード911が接続によって代替されている点だけ異なる。ダイオード912の背後で、前の回路からの出力信号が組み合わされる。その結果、コンデンサ612と812を介して実現される統合時間はもう互いに分離されない。
図5に対する例示的な値は、統合時定数τ=回路800に対するRC、τ(オープン)=τ(高)=100msecであり、“オープン”に対する遅延反応は約2msecであり、統合時定数τ=回路600に対するRC、τ(ショート)=τ(低)=20msecであり、“ショート”に対する遅延反応は約9msecである。もちろん、他の値も可能であり除外されない。
図6では、第2実施形態の第3実施例が示される。この第3実施例によれば、3つのレジスタ414−416が互いに直列に接続され、そして、有機発光ダイオード装置(ここでは不図示)と並列に接続される分圧器を一緒に形成する。その3つのレジスタ414−416は図3に示される第4回路400の可能な具体例を形成する。レジスタ414と415との間の相互接続はトランジスタ711の制御電極に接続される。トランジスタ711の第1主電極はレジスタ414の他方側に接続され、そして、第2主電極はレジスタ813を介してダイオード912のカソードに接続される。レジスタ415と416との間の相互接続は、トランジスタ511の制御電極に接続される。トランジスタ511の第1主電極はレジスタ416の他方側に接続され、そして、第2主電極はダイオード912のアノードに接続される。ダイオード912のアノードはコンデンサ614を介してレジスタ416の他方側に更に接続され、そして、レジスタ613を介してレジスタ414の他方側に接続される。ダイオード912のカソードはサイリスタ31の制御電極に更に接続される。サイリスタ31の主電極は、レジスタ414と416の他方側に接続される。トランジスタ711は図3に示される第7回路700の可能な具体例を形成する。トランジスタ511は図3に示される第5回路500の可能な具体例を形成する。レジスタ813は図3に示される第8回路800の可能な具体例を形成する。レジスタ613とコンデンサ614とは図3に示される第6回路600の可能な具体例を形成する。これは、第6回路600が存在して第5回路500からの出力信号を統合、ローパスフィルタリング、又は遅延させるとき、ここでは、第8回路800はレジスタ813だけを含むという事実のため、第8回路800は非本質的な回路であることを明らかに示しており、そのレジスタは集積回路でもフィルタリング回路でも遅延回路でもない。ダイオード912は図3に示される第9回路900の可能な具体例を形成する。ダイオード912の後では、前の回路からの出力信号が組み合わせられる。第3実施例は“オープン”故障に対する最少遅延を提供する。
図6の例示的値は、“オープン”に対する遅延反応は約1μsecであり、統合時定数τ=回路600に対するRC、τ(ショート)=τ(低)=20msecであり、“ショート”に対する遅延反応は約6msecである。もちろん、他の値も可能であり除外されない。
図7には第2実施形態の第4実施例が示される。この第4実施例によれば、3つのレジスタ417−419が互いに直列に接続され、そして、有機発光ダイオード装置(ここでは不図示)と並列に接続される分圧器を一緒に形成する。その3つのレジスタ417−419は図3に示される第4回路400の可能な具体例を形成する。レジスタ417と418との間の相互接続はトランジスタ711の制御電極に接続される。トランジスタ711の第1主電極はレジスタ417の他方側に接続され、そして、第2主電極はレジスタ814を介してサイリスタ31の制御電極に接続される。レジスタ418と419との間の相互接続はここでは使用されず、従って、レジスタ418と419の両方は組み合わされるだろう。サイリスタ31の制御電極はコンデンサ815を介してレジスタ419の他方側に更に接続される。サイリスタ31の主電極はレジスタ417と419の他方側に接続される。トランジスタ711は図3に示される第7回路700の可能な具体例を形成する。レジスタ814とコンデンサ815とは、図3に示される第8回路800の可能な具体例を形成する。これは、第8回路800が存在し、第7回路700からの出力信号を統合、ローパスフィルタリング、又は遅延するとき、第5、第6、及び第9回路500、600、900は、それらがここでは存在していないという事実から、それぞれ本質的ではないということを明らかに示す。その第4実施例は“オープン”故障だけを検出することができる。
図8では、第2実施形態の第5実施例が示される。この第5実施例によれば、3つのレジスタ420−422は互いに直列に接続され、そして、有機発光ダイオード装置(ここでは不図示)と並列に接続される分圧器を一緒に形成する。その3つのレジスタ420−422は図3に示される第4回路400の可能な具体例を形成する。レジスタ421と422の間の相互接続はトランジスタ511の制御電極に接続される。トランジスタ511の第1主電極はレジスタ422の他方側に接続され、そして、第2主電極はサイリスタ31の制御電極に接続される。レジスタ420と421との間の相互接続はここでは使用されず、従って、レジスタ420と421の両方は組み合わされることができる。サイリスタ31の制御電極は、レジスタ616を介してレジスタ420の他方側に更に接続され、そして、コンデンサ617を介してレジスタ422の他方側に更に接続される。サイリスタ31の主電極は、レジスタ420と422の他方側に接続される。トランジスタ511は図3に示される第5回路500の可能な具体例を形成する。レジスタ616とコンデンサ617とは図3に示される第6回路600の可能な具体例を形成する。これは、第6回路600が存在し、第5回路500からの出力信号を統合、ローパスフィルタリング、又は遅延するとき、第7、第8、及び第9回路700、800、900は、それらがここでは存在していないという事実から、それぞれ本質的ではないということを明らかに示す。その第5実施例は“ショート”故障だけを検出することができる。
図9ではシステム40が示され、そのシステムは1つの管理回路10を含み、その管理回路は2つの有機発光ダイオード装置1、2を管理する。これは低コストのソリューションであるが、その有機発光ダイオード装置のうち1つだけが故障を示す場合は、両方がバイパスされ動作停止されるだろう。
図10ではシステム40が示され、そのシステムは2つの管理回路10と11とを含み、それぞれが有機発光ダイオード装置1と2を管理するために使用される。これはより高価なソリューションであるが、その有機発光ダイオード装置のうち1つだけが故障を示す場合は、この1つだけがバイパスされ動作停止になり、もう一方はバイパスされず作動したままであるだろう。
図11では、第1実施形態の第1実施例が示される。この第1実施例によれば、2つのレジスタ111−112が互いに直列に接続され、そして、有機発光ダイオード(ここでは不図示)と並列に接続される分圧器を一緒に形成する。その2つのレジスタ111−112は図2に示される第1回路100の可能な具体例を形成する。レジスタ111と112との間の相互接続はトランジスタ211の制御電極に接続される。トランジスタ211の第1主電極はレジスタ112の他方側に接続され、そして、第2主電極はサイリスタ31の制御電極に接続される。サイリスタ31の制御電極はレジスタ311を介してレジスタ111の他方側に更に接続され、そして、コンデンサ312を介してレジスタ112の他方側に更に接続される。サイリスタ31の主電極はレジスタ111と112との他方側に接続される。トランジスタ211は図2に示される第2回路200の可能な具体例を形成する。レジスタ311とコンデンサ312とは図2に示される第3回路300の可能な具体例を形成する。最終的に、トランジスタ211の制御電極と第1主電極との間に存在するトランジスタ電圧は、基準電圧として使用され、従って、ここではトランジスタ211は図2に示される回路201の可能な具体例を更に形成する。
図11の例示的な値は、R(112)=5kΩ、R(111)=30kΩ、R(311)=1.2kΩ、C(312)=5μF、そうしてτ=RC=6msecであってもよい。もちろん、他の値も可能であり除外されない。
図12では、第1実施形態の第2実施例が示される。この第2実施例は、サイリスタ31が、サイリスタの動きをシュミレートする2つのトランジスタ32と33によって代替されている点のみが第1実施例と異なる。トランジスタ32の第1主電極はレジスタ111の他方側に接続される。トランジスタ32の第2主電極はトランジスタ33の制御電極に接続され、そして、トランジスタ211の第2主電極に接続される。トランジスタ33の第1主電極はレジスタ112の他方側に接続される。トランジスタ32の制御電極はトランジスタ33の第2電極に接続される。
図13では、第1実施形態の第3実施例が示される。この第3実施例は、トランジスタ211がオペアアンプ212によって代替されているという点のみが第1実施例と異なり、オペアアンプ212の反転入力はその相互接続に接続され、オペアアンプ212の非反転入力は電源202を介してレジスタ112の他方側に接続され、そして、オペアアンプ212の出力はレジスタ313を介してサイリスタ31の制御電極に接続され、その制御電極はコンデンサ314を介してレジスタ112の他方側に更に接続される。サイリスタ31の主電極はレジスタ111と112の他方側に接続され、そして、オペアアンプ212の供給端末に接続される。そのオペアアンプ212は図2に示される第2回路200の可能な具体例を形成する。レジスタ313とコンデンサ314とは図2に示される第3回路300の可能な具体例を形成する。最終的に、電源202は図2に示される回路201の可能な具体例を形成する。
図4−8及び11−13を考慮すると、図3に示される第2実施形態によって、“ショート”故障と同様に“オープン”故障を処理することができ、図2に示される第1実施形態によって、“オープン”故障或いは“ショート”故障のうちの1種類だけの故障を処理することができる。
好適には、スイッチング回路30は導電モードで、或る電流で、その電流での有機発光ダイオード装置1の順電圧降下よりも小さい順電圧降下を示している比較的低い抵抗パスを含み、及び/又は、非導電モードで、或る電圧で、その電圧での有機発光ダイオード装置よりも小さいリーク電流を示している比較的高い抵抗パスを含む。管理回路10をよりロバストにするため、スイッチング回路30は双安定スイッチング回路であってもよく、そのスイッチング回路は、判定信号及び/又は別の判定信号に応じて、非導電モードから導電モードへスイッチされ、及び/又は、そのスイッチング回路30を通過する一定電流が最小値を下回るとすぐに、導電モードから非導電モードへ逆にスイッチされる。好適には、管理回路10は自律回路であり、その自律回路は、有機発光ダイオード装置1(の端末)を介して電力を受信するのみであり、更なる電力を受信せず、及び/又は、その管理回路10は自動的回路であり、その自動的回路は、有機発光ダイオード装置1のスイッチオフの後に自分をリセットし、そして、有機発光ダイオード装置1のスイッチオンの後に再び自分を設定する。場合により、管理回路10をより柔軟にするため、検出回路20はマイクロコントローラを含んでもよい。
図においては、要素は参照符号により表されている。第1及び第2の要素は、それらが相互に直接に接続されている場合、及び、第3要素を介して相互に間接的に接続されている場合、相互に接続されている。各要素はより小さい要素に分割されてもよく、そして、幾つかの要素がより大きな要素に結合されてもよい。各図に対して、特に図2及び3に対して、多数の代替的な実施例が可能であろう。例えば、回路100と400は、能動回路を介して実現されてもよく、又は、AC電流を有機発光ダイオード装置に供給する定電流ドライバの場合、キャパシタ・デバイダを介して実現されてもよい。ダイオードや整流ブリッジのような整流要素が付加される必要があってもよい。同様に、回路200(場合により300と)、500(場合により600と)及び700(場合により800と)に対して、或る電圧ジャンプを(例えば微分によって)検出することができる(そして、場合により、或る期間、又は、時間の導関数等を有することができる)代替的な回路が導入され、そうして、電源201、501、及び701が回避等されるようになる。図1−3に示される如何なるブロックも分離した集積回路、又は、集積回路の一部であってもよく、及び/又は、図1−3のそれぞれに示される、如何なる2つ以上のブロックも、同じ集積回路の一部であってもよく、又は、異なる集積回路の一部でもよい。最終的に、図1−3に示される如何なるブロックも、1つ以上の集積回路を含んでもよい。
要約すると、本発明は管理回路10に関し、その管理回路は、検出回路20を介して有機発光ダイオード装置1を管理し、その有機発光ダイオード装置1の故障状態を検出し、そして、その有機発光ダイオード装置1の検出された故障状態に応じて、判定信号を生成し、その検出された故障状態は或る時間間隔と等しいか、又は、より大きい期間を有する。その判定信号に応じて、有機発光ダイオード装置1は、双安定回路のようなスイッチング回路30を通じて、バイパスされ動作停止されることが可能になる。その故障状態には、有機発光ダイオード装置1が比較的低いインピーダンス又は“ショート”、及び、比較的高いインピーダンス又は“オープン”を有することを含む。管理回路10は、さらに、有機発光ダイオード装置1が不正にバイパスされることを防ぐ。管理回路10は、有機発光ダイオード装置1を介して、電力だけを受信する自律回路であってもよく、そして、スイッチオフの後、自分自身を自動的にリセットする自動回路であってもよい。
本発明は図面と前述の説明とにおいて、詳細に例示され説明されたが、そうした例示と説明とは例証又は具体例とみなされるべきであり、制限的ではない;本発明は、開示の実施形態に制限されない。開示の実施形態に対する他の変形例は、本発明の実施分野における当業者であれば、図面、明細書、及び付属の請求項の考察から理解され、達成されるだろう。請求項においては、“含む(comprising)”の語は他の要素やステップを排除せず、そして不定冠詞“a”、“an”は複数を排除しない。或る手段が相互に異なる従属項に記載されているという単なる事実は、そうした手段が有利には使用することができないということを示すものではない。請求項の如何なる参照符号もその範囲を制限するものと解釈されるべきではない。
本発明は、有機発光ダイオード用の管理回路に関する。本発明は、さらに、そうした管理回路を含むシステムに関し、有機発光ダイオード装置を管理する方法に関する。そうしたシステムの例はランプ及び他の発光ダイオードシステムである。
US2005/0174064A1(特許文献1)は、改善した耐障害性を有する有機発光ダイオードを開示する。これを実現するため、受動電流制限部品が直列にエレクトロ・ルミネッセント・ダイオードに接続され、そうして、ディスプレイ中の暗い有機発光ダイオードのライン欠陥が低減されるようになる。これは受動的なソリューションである。
DE103 58 447 B3(特許文献2)は照明装置を開示し、WO2010/051832A1(特許文献3)は回路装置及びOLEDの操作方法を開示し、そして、US2010/0049454A1(特許文献4)は発光ダイオード故障モニタリングを開示する。
US2005/0174064A1 DE103 58 447 B3 WO2010/051832A1 US2010/0049454A1
本発明の目的は、より積極的な方法で、有機発光ダイオードを管理する管理回路を提供することである。さらなる目的は、システムと方法を供給することである。
第1の側面によれば、有機発光ダイオード装置を管理する管理回路が供給され、その管理回路は、
― 有機発光ダイオード装置の故障状態を検出し、或る時間間隔と等しいか又はより大きい期間を有する検出されたショート故障である故障状態に応じて判定信号を生成する、検出回路と、
― その判定信号に応じて、その有機発光ダイオード装置をバイパスするスイッチング回路と、を含む。
その検出回路は、有機発光ダイオード装置の故障状態を検出する。そうした故障状態には、有機発光ダイオード装置が比較的低い、又は、極めて低いインピーダンスを有することを含み、“ショート”としても知られている。有機発光ダイオード装置が、定電流ドライバを介して供給されるストリングの有機発光ダイオード装置を含むシステムの一部を形成している場合、局所的電力密度は、比較的高いか、又は、極めて高い値を得るという事実のため、“ショート”は、ホットスポットをもたらすことがあり、そのホットスポットは更にシステムを損傷することがあり、及び/又は、人にも危険なことがある。そうした故障状態の検出に応じて、その故障状態が或る時間間隔と等しいか、又は、より長い期間を有する状態の下では、判定信号が生成される。その判定信号に応じて、スイッチング回路は有機発光ダイオード装置をバイパスする。こうして、その有機発光ダイオード装置はよりアクティブな方法で管理される。
本管理回路は、更に以下の利点を有する。即ち、故障状態が或る時間間隔と等しいか、又は、より長い期間を有するべきであるという状態は、例えば、スイッチオンのような移行に応じて、及び/又は、AC電流やリップル電流のような一定の電流駆動から電流が変化することに応じて、有機発光ダイオード装置が不適切にバイパスされるのを防いでもよい。
有機発光ダイオード装置は、1つ以上の、直列及び/又は並列に接続される有機発光ダイオードユニットを含んでもよい。その時間間隔はゼロより大きい最少時間間隔である。
管理回路の一実施形態は、検出回路によって定義され、その検出回路は、有機発光ダイオード装置の別の故障状態を検出し、別の時間間隔と等しいか、又は、より大きい別の期間を有する検出された別の故障状態に応じて、別の判定信号を生成するよう構成され、及び、スイッチング回路は、その別の判定信号に応じて、有機発光ダイオード装置をバイパスするよう構成され、別の故障状態はオープン不良である。そうした別の故障状態は有機発光ダイオード装置が比較的高い又は非常に高いインピーダンスを有することを含み、これは“オープン”としても知られている。有機発光ダイオード装置が定電流ドライバによって供給される有機発光ダイオード装置のストリングを含むシステムの一部である場合は、“オープン”は全体のストリングが動作停止していることをもたらすことがある。この管理回路は、“ショート”と同様に“オープン”の両方の状態に反応できるという点で有利であり、各故障状態に対して別個の時間間隔が選択されてもよい。その別の時間間隔は、別の最少時間間隔であり、ゼロより大きい。
管理回路の一実施形態は、スイッチング回路によって定義され、そのスイッチング回路は、導電モードで、比較的低い抵抗パスを有し、その抵抗パスは、或る電流で同じ電流で有機発光ダイオード装置の順電圧降下よりも小さい順電圧降下を示し、非導電モードで比較的高い抵抗パスを有し、その抵抗パスは、或る電圧で、同じ電圧で有機発光ダイオード装置の電流よりも小さいリーク電流を示す。この管理回路は、両方の明確なモードが、管理回路がより最適に機能することを可能にするという点で有利である。
本管理回路の一実施形態は、スイッチング回路により定義され、そのスイッチング回路は、双安定のスイッチング回路であり、判定信号及び/又は別の判定信号に応じて、非導電モードから導電モードへスイッチされ、そして、そのスイッチング回路を通じて流れる或る電流が最小値を下回るとすぐに、導電モードから非導電モードへ逆にスイッチされる。その双安定のスイッチング回路は、非導電モードから導電モードへスイッチされるパルスを要求するだけであり、スイッチオフの前に、導電モードから非導電モードへ逆にスイッチされない。
本管理回路の一実施形態は、管理回路によって定義され、その管理回路は自律回路であり、有機発光ダイオード装置を介して電力を受信するだけであり、他の如何なる電力をも受信せず、そして、その管理回路は自動的な回路であり、有機発光ダイオード装置のスイッチオフの後に自分自身をリセットし、有機発光ダイオード装置のスイッチオンの後に自分自身を自動的に設定する。この管理回路は、自動的な回路であると同様に自律的な回路である点で有利である。
本管理回路の一実施形態は、検出回路によって定義され、その検出回路は、有機発光ダイオード装置にわたる動作電圧から導出電圧を導出する第1回路を含み、その導出電圧を基準電圧と比較し、そうして、有機発光ダイオード装置の故障状態が極めて低い導出電圧を介して検出されるようになる第2回路を含み、そして、その第2回路から出力信号を統合し、又は、ローパスフィルタリングし、又は、遅延させ、そうして、その時間間隔に等しいか、又は、より大きい期間を有する検出された故障状態に応じて、その判定信号が生成されるようになる、第3回路を含み、そして、そのスイッチング回路は、サイリスタ、又は、トライアック、又は、トランジスタ、又は、リレーを含み、そうして、その判定信号に応じて、有機発光ダイオード装置はバイパスされることできる。有機発光ダイオード装置にわたって動作する電圧は、故障状態の良い目安である。“ショート”の故障状態は比較的低い、又は、極めて低い値を有する導出電圧をもたらすだろう。統合、ローパスフィルタリング、又は遅延は、時間間隔が形成され定義されることを可能にする。
本管理回路の一実施形態は、第1回路はレジスタ分配器を有し、第2回路は比較器、又は、オペアアンプ、又は、トランジスタ、又は、マイクロコントローラを有し、そして、第3回路は集積回路、又は、フィルタリング回路、又は、遅延回路を有することによって定義される。
本管理回路の一実施形態は、検出回路によって定義され、その検出回路は、第4回路を有し、有機発光ダイオード装置にわたる動作電圧から導出された導出電圧と、別の導出電圧とを導出し、そして、第5回路を有し、導出電圧を基準電圧と比較し、そうして、その有機発光ダイオード装置の故障状態は極めて低い導出電圧を介して検出することができるようになり、そして、第6回路を有し、その第5回路からの出力信号を統合、又は、ローパスフィルタリング、又は、遅延し、そうして、時間間隔と等しいか、又は、より大きい期間を有する検出された故障状態に応じて、検出信号が生成されるようになり、第7回路を有し、別の導出電圧を別の基準電圧と比較し、そうして、極めて高い別の導出電圧により、有機発光ダイオード装置の別の故障状態が検出されるようになり、そして、第8回路を有し、その第7回路からの出力信号を統合し、又は、ローパスフィルタリングし、又は、遅延し、そうして、その別の時間間隔と等しいか、又は、より大きい期間を有する検出された別の故障状態に応じて、別の判定信号が生成されるようになり、そして、そのスイッチング回路は、サイリスタ、又は、トライアック、又は、トランジスタ、又は、リレーを含み、そうして、判定信号、及び/又は、別の判定信号に応じて、その有機発光ダイオード装置はバイパスされることができる。有機発光ダイオード装置にわたる動作電圧は、故障状態の良い目安である。“ショート”の故障状態は、比較的低いか、又は、極めて低い値を有する導出電圧をもたらすだろう。“オープン”の故障状態は、比較的高いか、又は、極めて高い値を有する導出電圧をもたらすだろう。統合、又は、ローパスフィルタリング、又は、遅延は、時間間隔が生成され定義されることを可能にする。
本管理回路の一実施形態は、レジスタ分配器を含む第4回路と、比較器、又は、オペアンプ、又は、トランジスタ、又は、マイクロコントローラをそれぞれ又は一緒に含む第5回路及び第7回路と、集積回路、又は、フィルタリング回路、又は、遅延回路をそれぞれ又は一緒に含む第6回路及び第8回路とによって定義される。
本管理回路の一実施形態は、基準電圧と、別の基準電圧とによって定義され、同一の要素を介して、同一であるか、及び/又は、導出される。これは低コストのソリューションである。
本管理回路の一実施形態は、マイクロコントローラを含む検出回路によって定義される。これは柔軟なソリューションである。
第2の側面によれば、本管理回路を含み、更に、本管理回路に並列に接続された有機発光ダイオードを含むシステムが供給される。
本システムの一実施形態は以下のように定義される。即ち、その実施形態は、ストリングを形成するように、有機発光ダイオード装置に接続された別の有機発光ダイオード装置を有し、そのストリングは、本管理回路に並列に接続され、この管理回路によって管理され、又は、その別の有機発光ダイオード装置は別の管理回路に並列に接続されて、この別の管理回路によって管理される。2つ以上の有機発光ダイオード装置に対する1つの管理回路は、低コストのソリューションであるが、その有機発光ダイオード装置の1つだけが故障を示した場合、両方がバイパスされ動作を停止するだろう。1つの有機発光ダイオード装置ごとに1つの管理回路は、より高価なソリューションであるが、その有機発光ダイオード装置の1つだけが故障を示した場合、この有機発光ダイオードだけがバイパスされ動作を停止し、もう一方はバイパスされず動作したままだろう。
本システムの一実施形態は、定電流ドライバに接続可能な有機発光ダイオード装置によって定義され、DC電流、又は、AC電流、又は、リップル電流を有機発光ダイオード装置に供給する。
第3の側面によれば、有機発光ダイオード装置を管理する方法が提供され、その方法は、
― 有機発光ダイオード装置の故障状態を検出し、そして、或る時間間隔と等しいか、又は、より大きい期間を有する検出されたショート故障である故障状態に応じて判定信号を生成するステップと、
― その判定信号に応じて、その有機発光ダイオードデバイス装置をバイパスするステップと、を有する。
或る洞察によれば、故障状態の開始は、非故障状態の開始と同じでもよく、混乱を避けるため、アクションがすぐには考慮されないが、時間間隔の経過後だけに考慮される。
基本的なアイディアによれば、或る時間間隔と等しいか、又は、より大きい期間を有する検出された故障状態に応じて、有機発光ダイオード装置はバイパスされるべきである。
有機発光ダイオード装置をよりアクティブな方法で管理する管理回路を提供する問題は、解決された。
更なる有利な点は、そうした状態が有機発光ダイオード装置を不正にバイパスされることを防ぐことである。
本発明の、これらの、及び、他の側面は、以下で説明される実施形態から明らかであり、これらを参照して解明されるだろう。図では:
図1は、管理回路を含むシステムを示す。 図2は、管理回路を含む第1実施形態を示す。 図3は、管理回路を含む第2実施形態を示す。 図4は、第2実施形態の第1実施例を示す。 図5は、第2実施形態の第2実施例を示す。 図6は、第2実施形態の第3実施例を示す。 図7は、第2実施形態の第4実施例を示す。 図8は、第2実施形態の第5実施例を示す。 図9は、2つの有機発光ダイオード装置を管理する、1つの管理回路を含むシステムを示す。 図10は、2つの管理回路を含むシステムを示し、それぞれが自分の有機発光ダイオード装置の管理に使用されている。 図11は、第1実施形態の第1実施例を示す。 図12は、第1実施形態の第2実施例を示す。 図13は、第1実施形態の第3実施例を示す。
有機発光ダイオード装置の故障状態には、有機発光ダイオード装置が比較的低い、又は、極めて低いインピーダンス、又は、“ショート”としても知られる“通常より低い”インピーダンスを有することを含む。代替的に、そうした故障状態には、有機発光ダイオード装置が比較的高い、又は、極めて高いインピーダンス、又は、“オープン”としても知られる“通常より高い”インピーダンスを有することを含む。有機発光ダイオード装置が、定電流ドライバを介して供給される有機発光ダイオード装置のストリングを含むシステムの一部を形成する場合、その有機発光ダイオード装置の1つの“ショート”が、局所的電力密度が比較的高い、又は、極めて高い値を有するという事実により、ホットスポットをもたらすことがあり、そのホットスポットは、そのシステムを損傷したり、及び/又は、人にとって危険であることがある。理想的な“ショート”の場合は、ゼロ電圧が不具合のある有機発光ダイオード装置にわたって存在するだろうが、より詳しくは、非理想的な“ショート”の場合は、動作電圧(通常電圧)よりも小さい電圧がその不具合のある有機発光ダイオード装置にわたって存在し、そして、これは、その不具合のある有機発光ダイオード装置にわたって、又は、ストリング全体にわたって、検出され得る。定電流ドライバを介して供給される有機発光ダイオード装置のストリングを含むシステムの一部を形成する、有機発光ダイオード装置の場合、その有機発光ダイオード装置の1つの“オープン”は、ストリング全体の動作停止をもたらしてもよい。理想的な“オープン”の場合には、不具合のある有機発光ダイオード装置にわたって無限の電圧が存在するだろうが、より詳しくは、非理想的な“オープン”の場合には、動作電圧(通常電圧)よりも大きい電圧がその不具合のある有機発光ダイオード装置にわたって存在し、これは、その不具合のある有機発光ダイオード装置にわたって、又は、ストリング全体にわたって、検出され得る。
図1にはシステム40が示され、そのシステムは、有機発光ダイオード装置1に並列に接続される管理回路10を含む。その管理回路10は、検出回路20を含み、有機発光ダイオード装置の故障状態を検出し、或る時間間隔と等しいか、又は、より大きい期間を有する検出された故障状態に応じて、判定信号を生成する。その管理回路10は更にスイッチング回路30を含み、その判定信号に応じて、その有機発光ダイオード装置をバイパスする。そのスイッチング回路30は検出回路20と並列に接続される。
図2では、管理回路10の第1実施形態が示される。この第1実施形態によれば、検出回路20は第1回路100を含み、有機発光ダイオード装置1にわたる動作電圧から、導出電圧を導出し、そして、第2回路200を含み、その導出電圧を基準電圧と比較し、そうして、その有機発光ダイオード装置1の故障状態が極めて低い導出電圧を介して検出され得るようになる。そうした基準電圧は、例えば、電源201によって供給され、及び/又は、有機発光ダイオード装置1にわたる動作電圧から導かれる。検出回路20は、第3回路300を更に含み、第2回路200からの出力信号を統合、ローパスフィルタリング、又は、遅延し、そうして、その時間間隔と等しいか、又は、より大きい期間を有する検出された故障状態に応じて、判定信号が生成され得るようになる。スイッチング回路30は、例えば、サイリスタ、トライアック、トランジスタ、又は、リレーを含み、そうして、その判定信号に応じて、有機発光ダイオード装置1はバイパスされるようになる。第1回路100は、例えばレジスタ分配器を含み、第2回路200は、例えば比較器、オペアアンプ、トランジスタ、又は、マイクロコントローラを含み、そして、第3回路300は、例えば集積回路、フィルタリング回路、又は、遅延回路を含む。
図3では、管理回路10の第2実施形態が示される。この第2実施形態によれば、検出回路20は、第4回路400を含み、有機発光ダイオード装置1にわたる動作電圧から、導出電圧と別の導出電圧とを導き、そして、第5回路500を含み、その導出電圧を基準電圧と比較し、そうして、その有機発光ダイオード装置1の故障状態が、非常に低い導出電圧を介して検出されるようになる。そうした基準電圧は、例えば電源501によって供給され、及び/又は、その有機発光ダイオード装置1にわたる動作電圧から導かれる。検出回路20は、第6回路600を更に有し、第5回路500からの出力信号を統合、ローパスフィルタリング、又は、遅延し、そうして、その時間間隔と等しいか、又は、より大きい期間を有する検出された故障状態に応じて、その判定信号が生成されるようになる。その検出回路20は、第7回路700を更に含み、その別の導出電圧を別の基準電圧と比較し、そうして、有機発光ダイオード装置1の別の故障状態が、非常に高い別の導出電圧を介して検出されるようになる。そうした別の基準電圧は、例えば電源701によって供給され、及び/又は、有機発光ダイオード装置1にわたる動作電圧から導かれる。その検出回路20は、第8回路800を更に含み、第7回路からの出力信号を統合、ローパスフィルタリング、又は遅延し、そうして、その時間間隔と等しいか、又は、より大きい別の期間を有する検出された別の故障状態に応じて、別の判定信号が生成されるようになる。第6及び第8回路600、800からの出力信号は、スイッチング回路30をコントロールする第9回路900を介して、組み合わされる(例えば、OR操作又は加法操作を介して)。そのスイッチング回路30は、例えば、サイリスタ、トライアック、トランジスタ、又は、リレーを含み、そうして、判定信号、及び/又は、別の判定信号に応じて、その有機発光ダイオード装置1はバイパスされるようになる。第4回路400は、例えばレジスタ分配器を含み、第5及び第7回路500,700は、それぞれに又は一緒に、例えば比較器、オペアアンプ、トランジスタ、又は、マイクロコントローラを含み、そして、第6及び第8回路600、800は、それぞれに又は一緒に、例えば集積回路、フィルタリング回路、又は、遅延回路を含む。好適には、その基準電圧と別の基準電圧とは、同じであるか、及び/又は、同一の要素を介して導かれ、例えば、温度補償された電圧基準、及び/又は、バンドギャップ基準である。
図4には第2実施形態の第1実施例が示される。この第1実施例によれば、3つのレジスタ411−413が互いに直列に接続され、有機発光ダイオード装置(不図示)と並列に接続される電圧分配器を一緒に形成する。その3つのレジスタ411−413は、図3に示される第4回路400の可能な具体例を形成する。レジスタ411と412の間の相互接続は、トランジスタ711の制御電極に接続される。トランジスタ711の第1主電極は、レジスタ411の他方側に接続され、そして、第2主電極は、レジスタ811を介してダイオード911のアノードに接続される。レジスタ412と413の間の相互接続は、トランジスタ511の制御電極に接続される。トランジスタ511の第1主電極は、レジスタ413の他方側に接続され、そして、第2主電極は、ダイオード912のアノードに接続される。ダイオード911のアノードは、コンデンサ814を介してレジスタ413の他方側に更に接続され、そして、ダイオード912のアノードは、コンデンサ612を介してレジスタ413の他方側に更に接続され、そして、レジスタ611を介してレジスタ411の他方側に接続される。ダイオード911と912のカソードは、互いに接続され、そして、サイリスタ31の制御電極に接続される。サイリスタ31の主電極は、レジスタ411と413の他方側に接続される。レジスタ711は、図3で示される第7回路700の可能な具体例を形成する。トランジスタ511は図3で示される第5回路500の可能な具体例を形成する。レジスタ811とコンデンサ812は、図3で示される第8回路800の可能な具体例を形成する。レジスタ611とコンデンサ612は、図3で示される第6回路600の可能な具体例を形成する。ダイオード911と912は、図3で示される第9回路900の可能な具体例を形成する。ダイオード911と912は、前の回路からの出力信号を組合せ、例えば、OR操作や加法操作に従って、コンデンサ612と812を介して実現される統合時間が互いに切り離されるようになる。その結果、時間間隔は相互に独立に選択される。最終的に、各トランジスタ511と711の制御電極と第1主電極との間に存在するトランジスタ電圧は、基準電圧として使用され、従ってここでは、トランジスタ511と711は、図3に示される回路501と701の可能な具体例を更に形成する。
図4の例示的な値は、統合時定数τ=回路800に対するRC、τ(オープン)=τ(高)=100msec、“オープン”に対する遅延反応は約6msecであり、統合時定数τ=回路600に対するRC、τ(ショート)=τ(低)=20msec、“ショート”に対する遅延反応は約6msecである。統合時定数τ=回路800に対するRC、τ(オープン)=τ(高)=100msecであり、“オープン”に対する遅延反応は約6msecであり、統合時定数τ=回路600に対するRC、τ(ショート)=τ(低)=20msecであり、“ショート”に対する遅延反応は約6msecである。そして、統合時定数τ=回路800に対するRC、τ(オープン)=τ(高)=100msecであり、“オープン”に対する遅延反応は約6msecであり、そして、統合時定数τ=回路600に対するRC、τ(ショート)=τ(低)=100msecであり、“ショート”に対する遅延反応は約30msecである。もちろん、他の値も可能であり除外されない。
図5では、第2実施形態の第2実施例が示される。この第2実施例は、第1実施例と、ダイオード911が接続によって代替されている点だけ異なる。ダイオード912の背後で、前の回路からの出力信号が組み合わされる。その結果、コンデンサ612と812を介して実現される統合時間はもう互いに分離されない。
図5に対する例示的な値は、統合時定数τ=回路800に対するRC、τ(オープン)=τ(高)=100msecであり、“オープン”に対する遅延反応は約2msecであり、統合時定数τ=回路600に対するRC、τ(ショート)=τ(低)=20msecであり、“ショート”に対する遅延反応は約9msecである。もちろん、他の値も可能であり除外されない。
図6では、第2実施形態の第3実施例が示される。この第3実施例によれば、3つのレジスタ414−416が互いに直列に接続され、そして、有機発光ダイオード装置(ここでは不図示)と並列に接続される分圧器を一緒に形成する。その3つのレジスタ414−416は図3に示される第4回路400の可能な具体例を形成する。レジスタ414と415との間の相互接続はトランジスタ711の制御電極に接続される。トランジスタ711の第1主電極はレジスタ414の他方側に接続され、そして、第2主電極はレジスタ813を介してダイオード912のカソードに接続される。レジスタ415と416との間の相互接続は、トランジスタ511の制御電極に接続される。トランジスタ511の第1主電極はレジスタ416の他方側に接続され、そして、第2主電極はダイオード912のアノードに接続される。ダイオード912のアノードはコンデンサ614を介してレジスタ416の他方側に更に接続され、そして、レジスタ613を介してレジスタ414の他方側に接続される。ダイオード912のカソードはサイリスタ31の制御電極に更に接続される。サイリスタ31の主電極は、レジスタ414と416の他方側に接続される。トランジスタ711は図3に示される第7回路700の可能な具体例を形成する。トランジスタ511は図3に示される第5回路500の可能な具体例を形成する。レジスタ813は図3に示される第8回路800の可能な具体例を形成する。レジスタ613とコンデンサ614とは図3に示される第6回路600の可能な具体例を形成する。これは、第6回路600が存在して第5回路500からの出力信号を統合、ローパスフィルタリング、又は遅延させるとき、ここでは、第8回路800はレジスタ813だけを含むという事実のため、第8回路800は非本質的な回路であることを明らかに示しており、そのレジスタは集積回路でもフィルタリング回路でも遅延回路でもない。ダイオード912は図3に示される第9回路900の可能な具体例を形成する。ダイオード912の後では、前の回路からの出力信号が組み合わせられる。第3実施例は“オープン”故障に対する最少遅延を提供する。
図6の例示的値は、“オープン”に対する遅延反応は約1μsecであり、統合時定数τ=回路600に対するRC、τ(ショート)=τ(低)=20msecであり、“ショート”に対する遅延反応は約6msecである。もちろん、他の値も可能であり除外されない。
図7には第2実施形態の第4実施例が示される。この第4実施例によれば、3つのレジスタ417−419が互いに直列に接続され、そして、有機発光ダイオード装置(ここでは不図示)と並列に接続される分圧器を一緒に形成する。その3つのレジスタ417−419は図3に示される第4回路400の可能な具体例を形成する。レジスタ417と418との間の相互接続はトランジスタ711の制御電極に接続される。トランジスタ711の第1主電極はレジスタ417の他方側に接続され、そして、第2主電極はレジスタ814を介してサイリスタ31の制御電極に接続される。レジスタ418と419との間の相互接続はここでは使用されず、従って、レジスタ418と419の両方は組み合わされるだろう。サイリスタ31の制御電極はコンデンサ815を介してレジスタ419の他方側に更に接続される。サイリスタ31の主電極はレジスタ417と419の他方側に接続される。トランジスタ711は図3に示される第7回路700の可能な具体例を形成する。レジスタ814とコンデンサ815とは、図3に示される第8回路800の可能な具体例を形成する。これは、第8回路800が存在し、第7回路700からの出力信号を統合、ローパスフィルタリング、又は遅延するとき、第5、第6、及び第9回路500、600、900は、それらがここでは存在していないという事実から、それぞれ本質的ではないということを明らかに示す。その第4実施例は“オープン”故障だけを検出することができる。
図8では、第2実施形態の第5実施例が示される。この第5実施例によれば、3つのレジスタ420−422は互いに直列に接続され、そして、有機発光ダイオード装置(ここでは不図示)と並列に接続される分圧器を一緒に形成する。その3つのレジスタ420−422は図3に示される第4回路400の可能な具体例を形成する。レジスタ421と422の間の相互接続はトランジスタ511の制御電極に接続される。トランジスタ511の第1主電極はレジスタ422の他方側に接続され、そして、第2主電極はサイリスタ31の制御電極に接続される。レジスタ420と421との間の相互接続はここでは使用されず、従って、レジスタ420と421の両方は組み合わされることができる。サイリスタ31の制御電極は、レジスタ616を介してレジスタ420の他方側に更に接続され、そして、コンデンサ617を介してレジスタ422の他方側に更に接続される。サイリスタ31の主電極は、レジスタ420と422の他方側に接続される。トランジスタ511は図3に示される第5回路500の可能な具体例を形成する。レジスタ616とコンデンサ617とは図3に示される第6回路600の可能な具体例を形成する。これは、第6回路600が存在し、第5回路500からの出力信号を統合、ローパスフィルタリング、又は遅延するとき、第7、第8、及び第9回路700、800、900は、それらがここでは存在していないという事実から、それぞれ本質的ではないということを明らかに示す。その第5実施例は“ショート”故障だけを検出することができる。
図9ではシステム40が示され、そのシステムは1つの管理回路10を含み、その管理回路は2つの有機発光ダイオード装置1、2を管理する。これは低コストのソリューションであるが、その有機発光ダイオード装置のうち1つだけが故障を示す場合は、両方がバイパスされ動作停止されるだろう。
図10ではシステム40が示され、そのシステムは2つの管理回路10と11とを含み、それぞれが有機発光ダイオード装置1と2を管理するために使用される。これはより高価なソリューションであるが、その有機発光ダイオード装置のうち1つだけが故障を示す場合は、この1つだけがバイパスされ動作停止になり、もう一方はバイパスされず作動したままであるだろう。
図11では、第1実施形態の第1実施例が示される。この第1実施例によれば、2つのレジスタ111−112が互いに直列に接続され、そして、有機発光ダイオード(ここでは不図示)と並列に接続される分圧器を一緒に形成する。その2つのレジスタ111−112は図2に示される第1回路100の可能な具体例を形成する。レジスタ111と112との間の相互接続はトランジスタ211の制御電極に接続される。トランジスタ211の第1主電極はレジスタ112の他方側に接続され、そして、第2主電極はサイリスタ31の制御電極に接続される。サイリスタ31の制御電極はレジスタ311を介してレジスタ111の他方側に更に接続され、そして、コンデンサ312を介してレジスタ112の他方側に更に接続される。サイリスタ31の主電極はレジスタ111と112との他方側に接続される。トランジスタ211は図2に示される第2回路200の可能な具体例を形成する。レジスタ311とコンデンサ312とは図2に示される第3回路300の可能な具体例を形成する。最終的に、トランジスタ211の制御電極と第1主電極との間に存在するトランジスタ電圧は、基準電圧として使用され、従って、ここではトランジスタ211は図2に示される回路201の可能な具体例を更に形成する。
図11の例示的な値は、R(112)=5kΩ、R(111)=30kΩ、R(311)=1.2kΩ、C(312)=5μF、そうしてτ=RC=6msecであってもよい。もちろん、他の値も可能であり除外されない。
図12では、第1実施形態の第2実施例が示される。この第2実施例は、サイリスタ31が、サイリスタの動きをシュミレートする2つのトランジスタ32と33によって代替されている点のみが第1実施例と異なる。トランジスタ32の第1主電極はレジスタ111の他方側に接続される。トランジスタ32の第2主電極はトランジスタ33の制御電極に接続され、そして、トランジスタ211の第2主電極に接続される。トランジスタ33の第1主電極はレジスタ112の他方側に接続される。トランジスタ32の制御電極はトランジスタ33の第2電極に接続される。
図13では、第1実施形態の第3実施例が示される。この第3実施例は、トランジスタ211がオペアアンプ212によって代替されているという点のみが第1実施例と異なり、オペアアンプ212の反転入力はその相互接続に接続され、オペアアンプ212の非反転入力は電源202を介してレジスタ112の他方側に接続され、そして、オペアアンプ212の出力はレジスタ313を介してサイリスタ31の制御電極に接続され、その制御電極はコンデンサ314を介してレジスタ112の他方側に更に接続される。サイリスタ31の主電極はレジスタ111と112の他方側に接続され、そして、オペアアンプ212の供給端末に接続される。そのオペアアンプ212は図2に示される第2回路200の可能な具体例を形成する。レジスタ313とコンデンサ314とは図2に示される第3回路300の可能な具体例を形成する。最終的に、電源202は図2に示される回路201の可能な具体例を形成する。
図4−8及び11−13を考慮すると、図3に示される第2実施形態によって、“ショート”故障と同様に“オープン”故障を処理することができ、図2に示される第1実施形態によって、“オープン”故障或いは“ショート”故障のうちの1種類だけの故障を処理することができる。
好適には、スイッチング回路30は導電モードで、或る電流で、その電流での有機発光ダイオード装置1の順電圧降下よりも小さい順電圧降下を示している比較的低い抵抗パスを含み、及び/又は、非導電モードで、或る電圧で、その電圧での有機発光ダイオード装置よりも小さいリーク電流を示している比較的高い抵抗パスを含む。管理回路10をよりロバストにするため、スイッチング回路30は双安定スイッチング回路であってもよく、そのスイッチング回路は、判定信号及び/又は別の判定信号に応じて、非導電モードから導電モードへスイッチされ、及び/又は、そのスイッチング回路30を通過する一定電流が最小値を下回るとすぐに、導電モードから非導電モードへ逆にスイッチされる。好適には、管理回路10は自律回路であり、その自律回路は、有機発光ダイオード装置1(の端末)を介して電力を受信するのみであり、更なる電力を受信せず、及び/又は、その管理回路10は自動的回路であり、その自動的回路は、有機発光ダイオード装置1のスイッチオフの後に自分をリセットし、そして、有機発光ダイオード装置1のスイッチオンの後に再び自分を設定する。場合により、管理回路10をより柔軟にするため、検出回路20はマイクロコントローラを含んでもよい。
図においては、要素は参照符号により表されている。第1及び第2の要素は、それらが相互に直接に接続されている場合、及び、第3要素を介して相互に間接的に接続されている場合、相互に接続されている。各要素はより小さい要素に分割されてもよく、そして、幾つかの要素がより大きな要素に結合されてもよい。各図に対して、特に図2及び3に対して、多数の代替的な実施例が可能であろう。例えば、回路100と400は、能動回路を介して実現されてもよく、又は、AC電流を有機発光ダイオード装置に供給する定電流ドライバの場合、キャパシタ・デバイダを介して実現されてもよい。ダイオードや整流ブリッジのような整流要素が付加される必要があってもよい。同様に、回路200(場合により300と)、500(場合により600と)及び700(場合により800と)に対して、或る電圧ジャンプを(例えば微分によって)検出することができる(そして、場合により、或る期間、又は、時間の導関数等を有することができる)代替的な回路が導入され、そうして、電源201、501、及び701が回避等されるようになる。図1−3に示される如何なるブロックも分離した集積回路、又は、集積回路の一部であってもよく、及び/又は、図1−3のそれぞれに示される、如何なる2つ以上のブロックも、同じ集積回路の一部であってもよく、又は、異なる集積回路の一部でもよい。最終的に、図1−3に示される如何なるブロックも、1つ以上の集積回路を含んでもよい。
要約すると、本発明は管理回路10に関し、その管理回路は、検出回路20を介して有機発光ダイオード装置1を管理し、その有機発光ダイオード装置1の故障状態を検出し、そして、その有機発光ダイオード装置1の検出された故障状態に応じて、判定信号を生成し、その検出された故障状態は或る時間間隔と等しいか、又は、より大きい期間を有する。その判定信号に応じて、有機発光ダイオード装置1は、双安定回路のようなスイッチング回路30を通じて、バイパスされ動作停止されることが可能になる。その故障状態には、有機発光ダイオード装置1が比較的低いインピーダンス又は“ショート”、及び、比較的高いインピーダンス又は“オープン”を有することを含む。管理回路10は、さらに、有機発光ダイオード装置1が不正にバイパスされることを防ぐ。管理回路10は、有機発光ダイオード装置1を介して、電力だけを受信する自律回路であってもよく、そして、スイッチオフの後、自分自身を自動的にリセットする自動回路であってもよい。
本発明は図面と前述の説明とにおいて、詳細に例示され説明されたが、そうした例示と説明とは例証又は具体例とみなされるべきであり、制限的ではない;本発明は、開示の実施形態に制限されない。開示の実施形態に対する他の変形例は、本発明の実施分野における当業者であれば、図面、明細書、及び付属の請求項の考察から理解され、達成されるだろう。請求項においては、“含む(comprising)”の語は他の要素やステップを排除せず、そして不定冠詞“a”、“an”は複数を排除しない。或る手段が相互に異なる従属項に記載されているという単なる事実は、そうした手段が有利には使用することができないということを示すものではない。請求項の如何なる参照符号もその範囲を制限するものと解釈されるべきではない。

Claims (15)

  1. 有機発光ダイオード装置を管理する管理回路であって、該管理回路は、
    ― 有機発光ダイオード装置の故障状態を検出し、或る時間間隔と等しいか又はより大きい期間を有する検出された故障状態に応じて、判定信号を生成する、検出回路と、
    ― 前記判定信号に応じて、前記有機発光ダイオード装置をバイパスするスイッチング回路と、を含む、管理回路。
  2. 前記検出回路は、前記有機発光ダイオード装置の別の故障状態を検出し、別の時間間隔と等しいか又はより大きい期間を有する別の検出された故障状態に応じて、別の判定信号を生成するよう構成され、及び、前記スイッチング回路は、前記別の判定信号に応じて、前記有機発光ダイオード装置をバイパスするよう構成され、前記故障状態はショート不良であり、及び、前記別の故障状態はオープン不良である、請求項1記載の管理回路。
  3. 前記スイッチング回路は導電モードで比較的低い抵抗パスを有し、前記抵抗パスは、或る電流で、同じ電流で有機発光ダイオード装置の順電圧降下よりも小さい順電圧降下を示し、非導電モードで、比較的高い抵抗パスを有し、前記抵抗パスは、或る電圧で、同じ電圧で有機発光ダイオード装置の電流よりも小さいリーク電流を示す、請求項1記載の管理回路。
  4. 前記スイッチング回路は双安定スイッチング回路であり、前記判定信号及び/又は前記別の判定信号に応じて、前記非導電モードから前記導電モードへスイッチされ、そして、前記スイッチング回路を通じて流れる或る電流が最小値を下回るとすぐに、前記導電モードから前記非導電モードへ逆にスイッチされる、請求項3記載の管理回路。
  5. 前記管理回路は自律回路であり、前記有機発光ダイオード装置を介して電力を受信するだけで他の如何なる電力をも受信せず、そして、前記管理回路は自動回路であり、前記有機発光ダイオード装置のスイッチオフの後に自分自身をリセットし、前記有機発光ダイオードのスイッチオンの後に自分自身を自動的に設定する、請求項1記載の管理回路。
  6. 前記検出回路は、前記有機発光ダイオード装置にわたる動作電圧から導出電圧を導出する第1回路を含み、そして、前記導出電圧を基準電圧と比較し、そうして、前記有機発光ダイオード装置の故障状態が極めて低い導出電圧を介して検出されるようになる、第2回路を含み、そして、前記第2回路から出力信号を統合、ローパスフィルタリング、又は、遅延させ、そうして、前記時間間隔に等しいか、又は、より大きい期間を有する前記検出された故障状態に応じて、前記判定信号が生成されるようになる、第3回路を含み、そして、前記スイッチング回路は、サイリスタ、トライアック、トランジスタ、又は、リレーを含み、そうして、前記判定信号に応じて、前記有機発光ダイオード装置はバイパスされるようになる、請求項1記載の管理回路。
  7. 前記第1回路はレジスタ分配器を有し、前記第2回路は比較器又はオペアアンプ又はトランジスタ又はマイクロコントローラを有し、そして、前記第3回路は集積回路又はフィルタリング回路又は遅延回路を有する、請求項6記載の管理回路。
  8. 前記検出回路は第4回路を含み、前記第4回路は、前記有機発光ダイオード装置にわたる動作電圧から導出された導出電圧と別の導出電圧とを導出し、及び、第5回路を含み、前記第5回路は、前記導出電圧を基準電圧と比較し、そうして、前記有機発光ダイオード装置の前記呼称状態は極めて低い導出電圧を介して検出することができるようになり、及び、第6回路を含み、前記第6回路は、前記第5回路からの出力信号を統合、又は、ローパスフィルタリング、又は、遅延し、そうして、前記時間間隔と等しいか、又は、より大きい期間を有する検出された故障状態に応じて、前記検出信号が生成されるようになり、及び、第7回路を含み、前記第7回路は、前記別の導出電圧を基準電圧と比較し、そうして、そうして、極めて高い別の導出信号により、前記有機発光ダイオード装置の前記別の故障状態が検出されるようになり、及び、第8回路を有し、前記第8回路は、前記第7回路からの出力信号を統合し、又は、ローパスフィルタリングし、又は、遅延し、そうして、前記別の時間間隔と等しいか、又は、より大きい期間を有する前記検出された別の故障状態に応じて、前記別の判定信号が生成されるようになり、及び、前記スイッチング回路は、サイリスタ、又は、トライアック、又は、トランジスタ、又は、リレーを含み、そうして、前記判定信号、及び/又は、前記別の判定信号に応じて、前記有機発光ダイオード装置はバイパスされることができるようになる、請求項2記載の管理回路。
  9. 前記第4回路はレジスタ分配器を含み、前記第5回路及び前記第7回路はそれぞれ又は一緒に比較器、又は、オペアンプ、又は、トランジスタ、又は、マイクロコントローラを含み、そして、前記第6回路及び前記第8回路はそれぞれ又は一緒に集積回路、又は、フィルタリング回路、又は、遅延回路を含む、請求項8記載の管理回路。
  10. 前記基準電圧と前記別の基準電圧とは同一であるか、及び/又は、同じ要素を介して導かれる、請求項8記載の管理回路。
  11. 前記検出回路はマイクロコントローラを含む、請求項1記載の管理回路。
  12. 請求項1記載の前記管理回路と、前記管理回路に並列に接続される前記有機発光ダイオード装置とを更に含む、システム。
  13. ストリングを形成するように有機発光ダイオード装置に接続された別の有機発光ダイオード装置を有する、請求項12記載のシステムであって、前記ストリングは前記管理回路に並列に接続され、この管理回路によって管理され、又は、前記別の有機発光ダイオード装置は別の管理回路に並列に接続されて、この別の管理回路によって管理される、システム。
  14. 前記有機発光ダイオード装置は、DC電流、又は、AC電流、又は、リップル電流を前記有機発光ダイオード装置に供給する定電流ドライバに接続可能である、請求項12記載のシステム。
  15. 有機発光ダイオード装置を管理する方法であって、前記方法は、
    ― 前記有機発光ダイオード装置の故障状態を検出し、そして、或る時間間隔と等しいか、又は、より大きい期間を有する検出された故障状態に応じて、判定信号を生成するステップと、
    ― 前記判定信号に応じて、前記有機発光ダイオード装置をバイパスするステップと、を含む、方法。
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