JP2013533949A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 液体気化用熱交換器であって、
   内側と、外側表面とを有するハウジング；
   ハウジングの内側に配置されている管であって、管が、内側キャビティを有し、及びハウジングの外側表面からそれぞれ外側に離間している入口と出口とを有し、入口が、液体フローを管に導入するために構成されている、管；
   管とハウジングとに熱伝達するように配置されており管を加熱するように構成されている加熱器；
   複数の非反応性部材と、管との間に複数のボイドを規定するような配列で管の内側キャビティ内に配置されている複数の非反応性部材であって、複数の非反応性部材の配列が、液体が複数のボイドを通過して管の入口から管の出口まで進むのを可能にする、複数の非反応性部材；
   を含み、及び
   液体を少なくとも部分的に気化させるように、複数の非反応性部材と、中空管とが、液体が複数のボイドを通過している時に熱を液体に伝達する、熱交換器。
2. 管が、ハウジングの内側において螺旋状配列で配置されている、請求項１に記載の熱交換器。
3. 複数の非反応性部材が、球状に形成されている、請求項１に記載の熱交換器。
4. 複数の非反応性部材のそれぞれが、金属を含み、且つ、当該複数の非反応性部材のそれぞれが、管の直径の半分よりも小さいこと、及び、管の直径の２５％未満であることの少なくとも一方を満たす直径を有する、請求項１に記載の熱交換器。
5. ハウジングの内側に配置されており管を少なくとも部分的に囲んでいる熱伝達媒体を更に含む、請求項１に記載の熱交換器。
6. 複数の非反応性部材が、全体で管の容積の少なくとも３０パーセントの容積を有する、請求項１に記載の熱交換器。
7. 加熱器が、ハウジングの外側表面及びハウジングの内側表面の一方に隣接して置かれている、請求項１に記載の熱交換器。
8. 前記金属が、ステンレス鋼及びチタンの少なくとも一方を含む、請求項４に記載の熱交換器。
9. ハウジングの内側に配置されている第２管であって、第２管に第２液体フローを導入するために構成されている第２入口と、第２出口とを有し、及び第２内側キャビティを有する、第２管；及び
   第２管の第２内側キャビティで配列して配置されている第２の複数の非反応性部材であって、第２の複数の非反応性部材と第２管との間に第２の複数のボイドが配置されており、第２の複数の非反応性部材の配列が、第２液体フローが第２の複数のボイドを通過して第２管の第２入口から第２出口まで進むのを可能にしており、及び液体を少なくとも部分的に気化させるように、第２の複数の非反応性部材と、第２管とが、液体が第２の複数のボイドを通過している時に加熱器からの熱を液体に伝達するように構成されている、第２の複数の非反応性部材、
   を更に含む、請求項１に記載の熱交換器。
10. 液体気化方法であって、
    熱交換器内において球状部材を含む管の入口に入る液体フローを開始すること；
    熱交換器内の管を加熱すること；
    液体を管内に通過させることによって液体を気体に気化させることであって、球状部材を熱源によって加熱し、及び液体が、球状部材と管との間に規定されている複数のボイドを通過している時に、球状部材が熱を液体に伝達すること；及び
    気体を熱交換器から除去すること；
    を含む、液体気化方法。