JP2013528131A - 延伸装置 - Google Patents

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Abstract

この発明は、トレッドバンドの供給装置を備えていてそれを介してカーカスにトレッドバンドを供給することができる被覆装置に係り、トレッドバンド(14)の端部(21,22)を相互に結合可能な結合装置を備えるとともに、延伸装置(16)が端部を結合したリング形状のトレッドバンド(14)をそのトレッドバンド(14)の内径がカーカス(48)の外径に相当するかあるいはそれより大きいものに達するまで延伸する。
【選択図】図1

Description

この発明は、請求項1前段に記載のストライプ形状のトレッドバンドによってカーカスを被覆する被覆装置ならびに請求項10前段に記載の方法に関する。
タイヤの再生のためのカーカスの被覆のために、大抵の場合例えば押出成形によってトレッドバンドを製造し、ストライプ形状で提供する。その後そのトレッド面をカーカスに対して供給し、カーカスに気密に着合するように接合の間に幾らか延伸させる。
カーカスへの接合に際してトレッドバンドの両端が互いに整合しその結果ゴム隆起がタイヤの不平衡の原因とならないようにするために、均一な延伸のための多大な制御技術および計測技術のコストが必要となる。
実用上において不可避であるように多様な直径のカーカスが存在する場合、上記のコストが殆ど許容不可能となる。
再生のためにカーカスを処理すべき中古タイヤの剥離に際して、通常中古タイヤの使用済みトレッドを除去するスクレーパナイフが使用される。中古タイヤの年齢、使用されているゴム混合物、さらに部分的には中古タイヤの溝形状に依存し、また特に夏タイヤあるいは中古タイヤのいずれに使用されていたかに応じて、スクレーパナイフが異なった方式で中古タイヤ内に進入する。柔軟性が高い中古タイヤの場合より大きな変形が生じ、他方より柔軟性の低い中古タイヤにおいては一般的にスクレーパナイフがより深く進入する。剥離を機械的かつ自動的に実施し得るとしても、結果において多様なカーカス直径が存在し、例えば数mmの差が生じる。
トレッドバンド長を最適化するための長さ計測装置の一例が独国特許出願公開第2829660号A1明細書によって開示されている。この解決方式によればトレッドバンドの端部の重ね合わせが示唆されており、それによってトレッド面延伸の精度がそれほど重要なものではなくなる。
より大きな許容誤差を可能にするためにトレッドバンド端部の切り込み角度を著しく小さくすることも提案されている。このことは原則的に可能であるが、剥離がなされたカーカスに整合すべきである適正なトレッドバンド長からの乖離が生じた場合に着合されたトレッドバンド内に隆起あるいは窪みが形成される。
さらに、独国特許第69514062号T2明細書によってカーカスにトレッドストライプを接合する間に長さ調節の視覚的監視を実施することが知られている。
この方法は原則的に可能であるが、多大な人手を要するとともに操作者の能力および経験に大きく依存する。
さらに、均一な延伸を容易に可能にするための別のトレッドストライプ製造方法も原則的に知られている:
この方法によればトレッドストライプが特殊な型内でまずリング形状に製造され延伸装置によってカーカスに供給される。この方法によると、実質的に各タイヤサイズに応じて専用のトレッドストライプを製造するために幅および直径の両方に関して異なった型を形成する必要があるため、リング形状のトレッドストライプバンドの製造に関して極めて高コストなものとなる。
今日におけるタイヤの多様性によって例えばトレッドストライプの製造のみのため、すなわち加硫とは無関係に、例えば50個の専用の型が必要となり、従って前記の方法が既に過去のものとなっていることも不思議でない。その種の解決方式の例が独国特許第1089957号明細書および独国特許第1127070号明細書によって開示されており、いずれの場合も延伸は空気圧によって実施される。
普及はしていないがより近代的な方法が独国特許出願公開第2718080号A1明細書によって開示されている。
既存の方法はいずれも過度に高コストであるか(リング形状のトレッド面ストライプを使用する旧式の方法)、あるいは多大な計測および制御技術コストをかけて稼働しない限りは品質問題を有する(トレッドバンドを使用する新規の方法)。
従って本発明の目的は、請求項1前段に記載の被覆装置ならびに比較的に少ないコストにも関わらず高品質の再生タイヤの製造を可能にする請求項13前段に記載の方法を提供することである。
前記の課題は本発明に従って請求項1ならびに請求項13によって解決される。好適な追加構成が従属請求項によって示される。
本発明によれば、トレッドバンドが周知の方式のようにストライプ形状に製造される。トレッドバンドの端部が結合装置によって相互に着合され、従ってリング形状のトレッドバンドが形成される。
この意外なほどに単純な手法によって、ストライプ形状のトレッドバンド製造の利点をリング形状に製造されたトレッドバンドの利点と組み合わせることが可能になる。
すなわち本発明によれば、周囲全体にわたってトレッドバンドの均一な延伸を可能にする延伸装置を使用することができる。延伸の最中においても結合装置が端部を常に所要の方式で保持するため、トレッドバンドの端部の接合に関する問題は発生しない。
延伸は通常トレッドバンドの厚み低減を伴うため、結合装置によるトレッドバンドの端部への圧力負荷によってその位置の厚みを同様に低減すれば好適である。
従って、例えばカーカスのばらつきが大きい場合、すなわち後削りを実施せずに単純にカーカスに剥離を施した場合でも、接合部上での品質低下、すなわち隆起または窪みを伴わずにリング形状のトレッドバンドを製造することができる。
本発明に係る方法によれば、例えばトレッドバンドの切断に続いて延伸を1工程で実施してそのトレッドバンドのリング形状への変換を行えば、極めて高いサイクル速度で処理することが可能になる。
そのため、内側からトレッドバンドに付加される加圧あるいは外側からトレッドバンドに付加される負圧によってまたは機械的に実現される自動延伸装置を使用することができ、その際トレッドストライプをカーカスに対して即座に移送する搬送装置に延伸装置を接続すれば極めて好適である。
他方、延伸後に直径が存在し得る最大のカーカス外径に相当するように機能するスプレッダによってリング/ストライプ形状のトレッドバンドを延伸することもできる。スプレッダによって延伸されたリング形状のトレッドバンドがその後側方からカーカスに装着され、その間結合装置がトレッドストライプの端部を保持する。
スプレッダを使用すると、結合装置が解除された場合でもトレッドバンドが広げられた状態でカーカス上に残留する。
他方、トレッドバンドの弾力性の変形を実施することも可能であり、それによればトレッドバンドがより良好にカーカス上に着合するという利点が得られる。この構成形態によれば、トレッドバンドが弾力的に収縮することを防止するために充分な程度にトレッドバンドの表面とカーカスの間の着合がなされた後に初めて結合装置が解除される。
本発明のその他の詳細、特徴、ならびに利点は、添付図面を参照しながら以下に記述する本発明の複数の実施例の説明によって明らかにされる。
本発明に係る被覆装置の一部としてのトレッドバンドの供給装置を示した概略図である。 本発明に係る被覆装置の一部としての延伸装置の一実施形態を示した構成図である。 図2の延伸装置の変更例を示した延伸装置の構成図である。 本発明に係る被覆装置の一部としての結合装置の一実施形態を示した構成図である。 本発明に係る延伸装置のさらに別の実施例を示した構成図である。 本発明に係る延伸装置のさらに別の実施例を示した構成図である。
図1に概略的に示された被覆装置10は傾斜テーブル12を備えていて、それが周知の方式によってトレッドバンド14を裁断してカーカスに供給するよう形成されている。そのため傾斜テーブル12は図示されていない切断装置および計測装置を備えており、その際計測装置については独国特許第10127746号B4明細書を全体的に引用する。
図1からさらに明らかなように、傾斜テーブル12はトレッドバンド14がカーカスに対して下方に滑動し得るような傾斜を有している。それによって操作者がカーカスを過度に強く持ち上げる必要はないがそれに関わらず直立姿勢でトレッドバンド14を所要の位置で切断し得ることも確立される。
本発明によれば、傾斜テーブルに対して直接的に接続して延伸装置16を配置することが極めて好適である。
延伸装置16は小さな直径を有するドラム18とより大きな直径を有するドラム20を備え、図1および以降の図面において明確化のために直径の差が強調して示されている。
図1から明らかなように、トレッドバンド14は延伸装置16に対して小さいドラム18の下側の頂点上で供給される。
図示された実施例において、実質的に小さいほうのドラム18の外径に相当する長さでトレッドバンド14が裁断される。ドラム18を回転させることによってトレッドバンド14がドラム上に巻き付けられる。その後ドラム18をさらに反回転移動させ、それによってトレッドバンド14の両方の端部21および22の接合部が略ドラム18の上方の頂点に位置するようにする。この位置に図示されていない結合装置が設置され、それによって端部21および22を相互に接合する。
結合装置による固着の後に元々ストライプ形状であったトレッドバンド14がリング形状になって延伸装置16によってその直径で均一に延伸することができ、より大きなドラム20に適合するようにされる。
図2には、延伸装置16の概略構成が示されている。トレッドストライプ14は円錐領域24を介してドラム18からドラム20に低速で移送される。ここで図示されている実施形態はトレッドストライプ14が適正形状で存在する場合にのみ可能となる。
図3には、スプレッダ要素30による半径方向の延伸によってトレッドストライプを半径方向に延伸させる、すなわち伸張することを可能にするスプレッダ装置が概略的に示されている。スプレッダ装置の作用によって図示されていないカーカスに適合するまでトレッドストライプが延伸される。その後スプレッダ要素30が斜めに下降してトレッドバンドがカーカス上に移動するようにし、ここで「下降」とはスプレッダ要素30の端部の半径方向内側への移動を意味する。
概略的に示されている結合装置32が締め付け要素34および36を備え、それらはトレッドバンド14の端部21,22を接合部上で相互に固定するように作用する。図示された実施例において結合装置はガイド38内を誘導され、延伸装置16の動作の間にトレッドバンド14と連動する。
その他の任意の種類の結合装置も本発明の範囲を逸脱することなく採用可能であることが理解され、その際端部21および22の直線状の切断に代えて互いに整合するような斜めの切断を行うことも排除されない。
図5には、延伸装置16の別の変更された実施形態が示されている。この延伸装置16は、ドラム18の領域およびドラム20の領域、さらには円錐領域24の全てにいずれも斜めに突立するよう配置された多数のローラ40を備える。
図5に示された延伸装置16の実施形態は、トレッドストライプが弾力性でかつ場合によって粘着しやすい状態で存在する場合に適用可能である。図示された実施例においてドラム18は、延伸装置16の軸41に対して例えば20°の傾斜角度を有する多数のローラ40を備える。ローラ40は軸方向において前後しかつ複数の列をもって周囲上に分配され、従って同じ軸方向位置において例えば8本のローラがそこでリング形状に存在するトレッドバンドを内側から支承して誘導する。
ローラ40は純粋な回転ローラ、すなわち非駆動で存在するが、ローラ42は特殊な方式で構成することが好適である。ローラ42は延伸装置16の円錐領域内に延在し、ドラム18に向かって縮小するとともにドラム20に向かっては拡大する。それらは、軸41に対して同軸方向に支承される駆動ドラム44に対して内側から斜めに接合する。ローラ42の駆動によって操作者が支援される。それによってまずローラ40上に接合しているリング形状のトレッドバンドが軽く回転されると、そのトレッドバンドは8本のローラ42aの領域に到達し、従ってトレッドバンドが駆動されて実質的に自動的に延伸される。
ドラム20の方向に向かってローラ42のローラ直径を増加させることによって駆動ドラム44を介した単純な駆動が実現するが、他方ローラ42毎に電気モータを設けることも可能であり、その場合図示された実施例において当然40個の電気モータが必要となる。
ローラ40,42および43の支承のために一種の支持グリッド46が設けられ、それがローラに適合するカットアウトを備えていて、そのことはローラ42eの領域に図示されている。
大きな方のドラム20のローラ43もローラ40と同様に非駆動であることが好適である。
大きな方のドラム20に接続して、トレッドバンドがカーカス48の周囲に固定的に装着されるまで延伸装置によってカーカス48に対して供給される。
カーカス48のカーカス直径が大きい方のドラム30の直径よりも幾らか小さいものであれば極めて好適である。それによってカーカス48を少なくとも部分的にドラム20内に挿入することができ、それによってトレッドバンド14をカーカス48上に容易に移送することが可能になり、そのためにトレッドバンドを大きな方のドラムからさらに巻き出して同時にカーカス48をドラム28から送出する。
図6には延伸装置16の変更された実施形態が示されている。この延伸装置16は軸41周りで回転対称に放射状に配置された複数の延伸フィンガ50を備え、それらの相互間の距離が開始位置52から末端位置54に向かって拡大する。リング形状のトレッドバンド14は開始位置52上で延伸フィンガ50に到達し末端位置54の方向に搬送される。そのように拡大する各延伸フィンガ50の間の距離によって所要の最大延伸までのトレッドバンド14の長さの増加が達成される。
好適にはフィンガ50内に配置されたローラ56が摩擦の低減によって位置52から末端位置54へのトレッドバンド14の搬送を容易にする、延伸装置の別の変更点が図6にさらに示されている。軸41に対する延伸フィンガ50の角度がより大きくなると延伸フィンガ上におけるトレッドバンドの摩擦が著しく増加するため、トレッドバンドのゴム組成、延伸フィンガの表面特性等の種々の特性パラメータに依存して所定の角度から前記のローラ56が必要となる。
別の好適な実施形態によれば、図示されていないが軸41に対しての延伸フィンガ50の連帯的な角度の調節によって本発明に係る延伸装置16を多様なカーカス直径に適応させることができる。その角度調節は液圧式、ネジ式、あるいはトレッドバンドの延伸に際して発生する高い応力を許容するその他の適宜な駆動機構によって実施することができる。
延伸フィンガ50の斜めに設定されたセクション末端上に軸41に平行に延在するセクション58が延在する、延伸装置の変更点が図6にさらに示されている。この軸に平行なセクション58は延伸するトレッドバンド14の幅に略匹敵する幅を有することが好適である。この軸に平行な末端セクションによりその部分でトレッドバンドがそれ以上延伸されずに再生するカーカス48に対してそのまま搬送される。他方でその軸に平行なセクションによってリング形状のトレッドバンドを延伸する必要がある最大直径が必要最小限まで低減され、延伸フィンガがカーカス48を覆い掴む場合に生成すべきカーカス48の延伸装置への装着が容易になる。
ここで説明した延伸装置の種類に代えてその他の任意の延伸装置が使用可能であることが理解される。例えば、より大きな周囲を有するストライプ形状/リング形状のトレッドバンド用にカーカス上での機械的延伸および収縮を伴った延伸装置を実現することもでき、それによって著しく多様なカーカス直径に対応することもできる。
この発明は、請求項1前段に記載の帯体形状のトレッドバンドによってカーカスを被覆する被覆装置ならびに請求項10前段に記載の方法に関する。
タイヤの再生のためのカーカスの被覆のために、大抵の場合例えば押出成形によってトレッドバンドを製造し、帯体形状で提供する。その後そのトレッド面をカーカスに対して供給し、カーカスに気密に着合するように接合の間に幾らか延伸させる。
カーカスへの接合に際してトレッドバンドの両端が互いに整合しその結果ゴム隆起がタイヤの不平衡の原因とならないようにするために、均一な延伸のための多大な制御技術および計測技術のコストが必要となる。
実用上において不可避であるように多様な直径のカーカスが存在する場合、上記のコストが殆ど許容不可能となる。
再生のためにカーカスを処理すべき中古タイヤの剥離に際して、通常中古タイヤの使用済みトレッドを除去するスクレーパナイフが使用される。中古タイヤの年齢、使用されているゴム混合物、さらに部分的には中古タイヤの溝形状に依存し、また特に夏タイヤあるいは中古タイヤのいずれに使用されていたかに応じて、スクレーパナイフが異なった方式で中古タイヤ内に進入する。柔軟性が高い中古タイヤの場合より大きな変形が生じ、他方より柔軟性の低い中古タイヤにおいては一般的にスクレーパナイフがより深く進入する。剥離を機械的かつ自動的に実施し得るとしても、結果において多様なカーカス直径が存在し、例えば数mmの差が生じる。
トレッドバンド長を最適化するための長さ計測装置の一例が独国特許出願公開第2829660号A1明細書によって開示されている。この解決方式によればトレッドバンドの端部の重ね合わせが示唆されており、それによってトレッド面延伸の精度がそれほど重要なものではなくなる。
より大きな許容誤差を可能にするためにトレッドバンド端部の切り込み角度を著しく小さくすることも提案されている。このことは原則的に可能であるが、剥離がなされたカーカスに整合すべきである適正なトレッドバンド長からの乖離が生じた場合に着合されたトレッドバンド内に隆起あるいは窪みが形成される。
さらに独国特許第69514062号T2明細書によってカーカスにトレッドストライプを接合する間に長さ調節の視覚的監視を実施することが知られている。
この方法は原則的に可能であるが、多大な人手を要するとともに操作者の能力および経験に大きく依存する。
さらに、均一な延伸を容易に可能にするための別のトレッドストライプ製造方法も原則的に知られている:
この方法によればトレッドストライプが特殊な型内でまずリング形状に製造され延伸装置によってカーカスに供給される。この方法によると、実質的に各タイヤサイズに応じて専用のトレッドストライプを製造するために幅および直径の両方に関して異なった型を形成する必要があるため、リング形状のトレッドストライプバンドの製造に関して極めて高コストなものとなる。
今日におけるタイヤの多様性によって例えばトレッドストライプの製造のみのため、すなわち加硫とは無関係に、例えば50個の専用の型が必要となり、従って前記の方法が既に過去のものとなっていることも不思議でない。その種の解決方式の例が独国特許第1089957号明細書および独国特許第1127070号明細書によって開示されており、いずれの場合も延伸は空気圧によって実施される。
普及はしていないがより近代的な方法が独国特許出願公開第2718080号A1明細書によって開示されている。
米国特許出願公開第2002/170652号A1明細書は、トレッド伸張器具上にトレッドを取り付けるステップを有しマウントホイール上にケーシングが取り付けられる前にマウントホイール上にトレッドを整合させる、空気タイヤに環状トレッドを取り付ける方法に関する。この装置において、一端から延在するケーシングおよびトレッドを支承するメカニズムによって操作者が装置の前方から作業することが可能になる。
米国特許出願公開第2005/034804号A1明細書により、トレッド材料の各端部の適正な接合条件を実現する、基礎タイヤ上にトレッド材料を延伸するトレッド再生装置および方法が開示されている。それによれば、切断位置を含んだトレッド材料の領域の写真を撮影して蓄積されているトレッドパターンイメージ写真と比較し、それらの間の相違を検出する。相違が存在する場合はトレッド材料を切断しトレッド材料の接続端部を均一化することによって整合性を補正する。
特開平6−47838号公報は、伸張されたトレッドゴムの接着端からの剥離が発生することを防止する、空気タイヤの製造方法に関する。膨張剤が混合され加硫化されていないトレッドゴムを原材料ケース上に巻きつける際に、加熱した材料が粘着性になることからトレッドゴムの末端部をハロゲンランプによって加熱する。従って所与の条件下で加硫化された原材料タイヤは各端部に隔室が存在せず確実に接着され、従ってタイヤが使用される際にも剥離が発生しない。
特開昭59−143611号公報によって、収縮率、厚み、および長さを自由に選定可能な熱収縮チューブの連続成形プロセスが開示されており、それによれば平坦な押型から平らなテープが送出されて回転体に供給され、処理中にその平らなテープが回転体上に巻き付けられて重ね合わせる。
国際公開第2007/061400号A1パンフレットは、柔軟タイヤを形成するための型内におけるコアの配置のためのプライおよびベルトのコアを形成するための方法および装置に関する。上、下、および中央ハブプレートの間に配置された硬質発泡体部品から形成された内型の心棒上にコアが形成される。伸張器コーンに沿って通過するようにするために、コアを形成するためのプライが編み物として形成されたスリーブとして形成される。
既存の方法はいずれも過度に高コストであるか(リング形状のトレッド面ストライプを使用する旧式の方法)、あるいは多大な計測および制御技術コストをかけて稼働しない限りは品質問題を有する(トレッドバンドを使用する新規の方法)。
従って本発明の目的は、請求項1前段に記載の被覆装置ならびに比較的に少ないコストにも関わらず高品質の再生タイヤの製造を可能にする請求項13前段に記載の方法を提供することである。
前記の課題は本発明に従って請求項1ならびに請求項13によって解決される。好適な追加構成が従属請求項によって示される。
本発明によれば、トレッドバンドが周知の方式のようにストライプ形状に製造される。トレッドバンドの端部が結合装置によって相互に着合され、従ってリング形状のトレッドバンドが形成される。
この意外なほどに単純な手法によって、ストライプ形状のトレッドバンド製造の利点をリング形状に製造されたトレッドバンドの利点と組み合わせることが可能になる。
すなわち本発明によれば、周囲全体にわたってトレッドバンドの均一な延伸を可能にする延伸装置を使用することができる。延伸の最中においても結合装置が端部を常に所要の方式で保持するため、トレッドバンドの端部の接合に関する問題は発生しない。
延伸は通常トレッドバンドの厚み低減を伴うため、結合装置によるトレッドバンドの端部への圧力負荷によってその位置の厚みを同様に低減すれば好適である。
従って、例えばカーカスのばらつきが大きい場合、すなわち後削りを実施せずに単純にカーカスに剥離を施した場合でも、接合部上での品質低下、すなわち隆起または窪みを伴わずにリング形状のトレッドバンドを製造することができる。
本発明に係る方法によれば、例えばトレッドバンドの切断に続いて延伸を1工程で実施してそのトレッドバンドのリング形状への変換を行えば、極めて高いサイクル速度で処理することが可能になる。
そのため、内側からトレッドバンドに付加される加圧あるいは外側からトレッドバンドに付加される負圧によってまたは機械的に実現される自動延伸装置を使用することができ、その際トレッドストライプをカーカスに対して即座に移送する搬送装置に延伸装置を接続すれば極めて好適である。
他方、延伸後に直径が存在し得る最大のカーカス外径に相当するように機能するスプレッダによってリング/ストライプ形状のトレッドバンドを延伸することもできる。スプレッダによって延伸されたリング形状のトレッドバンドがその後側方からカーカスに装着され、その間結合装置がトレッドストライプの端部を保持する。
スプレッダを使用すると、結合装置が解除された場合でもトレッドバンドが広げられた状態でカーカス上に残留する。
他方、トレッドバンドの弾力性の変形を実施することも可能であり、それによればトレッドバンドがより良好にカーカス上に着合するという利点が得られる。この構成形態によれば、トレッドバンドが弾力的に収縮することを防止するために充分な程度にトレッドバンドの表面とカーカスの間の着合がなされた後に初めて結合装置が解除される。
本発明のその他の詳細、特徴、ならびに利点は、添付図面を参照しながら以下に記述する本発明の複数の実施例の説明によって明らかにされる。
本発明に係る被覆装置の一部としてのトレッドバンドの供給装置を示した概略図である。 本発明に係る被覆装置の一部としての延伸装置の一実施形態を示した構成図である。 図2の延伸装置の変更例を示した延伸装置の構成図である。 本発明に係る被覆装置の一部としての結合装置の一実施形態を示した構成図である。 本発明に係る延伸装置のさらに別の実施例を示した構成図である。 本発明に係る延伸装置のさらに別の実施例を示した構成図である。
図1に概略的に示された被覆装置10は傾斜テーブル12を備えていて、それが周知の方式によってトレッドバンド14を裁断してカーカスに供給するよう形成されている。そのため傾斜テーブル12は図示されていない切断装置および計測装置を備えている。
図1からさらに明らかなように、傾斜テーブル12はトレッドバンド14がカーカスに対して下方に滑動し得るような傾斜を有している。それによって操作者がカーカスを過度に強く持ち上げる必要はないがそれに関わらず直立姿勢でトレッドバンド14を所要の位置で切断し得ることも確立される。
本発明によれば、傾斜テーブルに対して直接的に接続して延伸装置16を配置することが極めて好適である。
延伸装置16は小さな直径を有するドラム18とより大きな直径を有するドラム20を備え、図1および以降の図面において明確化のために直径の差が強調して示されている。
図1から明らかなように、トレッドバンド14は延伸装置16に対して小さいドラム18の下側の頂点上で供給される。
図示された実施例において、実質的に小さいほうのドラム18の外径に相当する長さでトレッドバンド14が裁断される。ドラム18を回転させることによってトレッドバンド14がドラム上に巻き付けられる。その後ドラム18をさらに反回転移動させ、それによってトレッドバンド14の両方の端部21および22の接合部が略ドラム18の上方の頂点に位置するようにする。この位置に図示されていない結合装置が設置され、それによって端部21および22を相互に接合する。
結合装置による固着の後に元々ストライプ形状であったトレッドバンド14がリング形状になって延伸装置16によってその直径で均一に延伸することができ、より大きなドラム20に適合するようにされる。
図2には、延伸装置16の概略構成が示されている。トレッドストライプ14は円錐領域24を介してドラム18からドラム20に低速で移送される。ここで図示されている実施形態はトレッドストライプ14が適正形状で存在する場合にのみ可能となる。
図3には、スプレッダ要素30による半径方向の延伸によってトレッドストライプを半径方向に延伸させる、すなわち伸張することを可能にするスプレッダ装置が概略的に示されている。スプレッダ装置の作用によって図示されていないカーカスに適合するまでトレッドストライプが延伸される。その後スプレッダ要素30が斜めに下降してトレッドバンドがカーカス上に移動するようにし、ここで「下降」とはスプレッダ要素30の端部の半径方向内側への移動を意味する。
概略的に示されている結合装置32が締め付け要素34および36を備え、それらはトレッドバンド14の端部21,22を接合部上で相互に固定するように作用する。図示された実施例において結合装置はガイド38内を誘導され、延伸装置16の動作の間にトレッドバンド14と連動する。
その他の任意の種類の結合装置も本発明の範囲を逸脱することなく採用可能であることが理解され、その際端部21および22の直線状の切断に代えて互いに整合するような斜めの切断を行うことも排除されない。
図5には、延伸装置16の別の変更された実施形態が示されている。この延伸装置16は、ドラム18の領域およびドラム20の領域、さらには円錐領域24の全てにいずれも斜めに突立するよう配置された多数のローラ40を備える。
図5に示された延伸装置16の実施形態は、トレッドストライプが弾力性でかつ場合によって粘着しやすい状態で存在する場合に適用可能である。図示された実施例においてドラム18は、延伸装置16の軸41に対して例えば20°の傾斜角度を有する多数のローラ40を備える。ローラ40は軸方向において前後しかつ複数の列をもって周囲上に分配され、従って同じ軸方向位置において例えば8本のローラがそこでリング形状に存在するトレッドバンドを内側から支承して誘導する。
ローラ40は純粋な回転ローラ、すなわち非駆動で存在するが、ローラ42は特殊な方式で構成することが好適である。ローラ42は延伸装置16の円錐領域内に延在し、ドラム18に向かって縮小するとともにドラム20に向かっては拡大する。それらは、軸41に対して同軸方向に支承される駆動ドラム44に対して内側から斜めに接合する。ローラ42の駆動によって操作者が支援される。それによってまずローラ40上に接合しているリング形状のトレッドバンドが軽く回転されると、そのトレッドバンドは8本のローラ42aの領域に到達し、従ってトレッドバンドが駆動されて実質的に自動的に延伸される。
ドラム20の方向に向かってローラ42のローラ直径を増加させることによって駆動ドラム44を介した単純な駆動が実現するが、他方ローラ42毎に電気モータを設けることも可能であり、その場合図示された実施例において当然40個の電気モータが必要となる。
ローラ40,42および43の支承のために一種の支持グリッド46が設けられ、それがローラに適合するカットアウトを備えていて、そのことはローラ42eの領域に図示されている。
大きな方のドラム20のローラ43もローラ40と同様に非駆動であることが好適である。
大きな方のドラム20に接続して、トレッドバンドがカーカス48の周囲に固定的に装着されるまで延伸装置によってカーカス48に対して供給される。
カーカス48のカーカス直径が大きい方のドラム20の直径よりも幾らか小さいものであれば極めて好適である。それによってカーカス48を少なくとも部分的にドラム20内に挿入することができ、それによってトレッドバンド14をカーカス48上に容易に移送することが可能になり、そのためにトレッドバンドを大きな方のドラムからさらに巻き出して同時にカーカス48をドラム20から送出する。
図6には延伸装置16の変更された実施形態が示されている。この延伸装置16は軸41周りで回転対称に放射状に配置された複数の延伸フィンガ50を備え、それらの相互間の距離が開始位置52から末端位置54に向かって拡大する。リング形状のトレッドバンド14は開始位置52上で延伸フィンガ50に到達し末端位置54の方向に搬送される。そのように拡大する各延伸フィンガ50の間の距離によって所要の最大延伸までのトレッドバンド14の長さの増加が達成される。
好適にはフィンガ50内に配置されたローラ56が摩擦の低減によって位置52から末端位置54へのトレッドバンド14の搬送を容易にする、延伸装置の別の変更点が図6にさらに示されている。軸41に対する延伸フィンガ50の角度がより大きくなると延伸フィンガ上におけるトレッドバンドの摩擦が著しく増加するため、トレッドバンドのゴム組成、延伸フィンガの表面特性等の種々の特性パラメータに依存して所定の角度から前記のローラ56が必要となる。
別の好適な実施形態によれば、図示されていないが軸41に対しての延伸フィンガ50の連帯的な角度の調節によって本発明に係る延伸装置16を多様なカーカス直径に適応させることができる。その角度調節は液圧式、ネジ式、あるいはトレッドバンドの延伸に際して発生する高い応力を許容するその他の適宜な駆動機構によって実施することができる。
延伸フィンガ50の斜めに設定されたセクション末端上に軸41に平行に延在するセクション58が延在する、延伸装置の変更点が図6にさらに示されている。この軸に平行なセクション58は延伸するトレッドバンド14の幅に略匹敵する幅を有することが好適である。この軸に平行な末端セクションによりその部分でトレッドバンドがそれ以上延伸されずに再生するカーカス48に対してそのまま搬送される。他方でその軸に平行なセクションによってリング形状のトレッドバンドを延伸する必要がある最大直径が必要最小限まで低減され、延伸フィンガがカーカス48を覆い掴む場合に生成すべきカーカス48の延伸装置への装着が容易になる。
ここで説明した延伸装置の種類に代えてその他の任意の延伸装置が使用可能であることが理解される。例えば、より大きな周囲を有するストライプ形状/リング形状のトレッドバンド用にカーカス上での機械的延伸および収縮を伴った延伸装置を実現することもでき、それによって著しく多様なカーカス直径に対応することもできる。

Claims (14)

  1. トレッドバンドの供給装置を備えていてそれを介してカーカスにトレッドバンドを供給することができる被覆装置であって、トレッドバンド(14)の端部(21,22)を相互に結合可能な結合装置を備えるとともに、延伸装置(16)が端部を結合したリング形状のトレッドバンド(14)をそのトレッドバンド(14)の内径がカーカス(48)の外径に相当するかあるいはそれより大きいものに達するまで延伸することを特徴とする被覆装置。
  2. 延伸装置(16)は結合装置によって把持されるトレッドバンド(14)の端部(21,22)を除いてそのトレッドバンド(14)を均一に延伸することを特徴とする請求項1記載の被覆装置。
  3. 延伸装置(16)がトレッドバンド(14)をその直径の10%未満相当で延伸するとともに、トレッドバンド(14)は延伸装置上で半径方向内側の圧力をかけながら接合することを特徴とする請求項1または2記載の被覆装置。
  4. 延伸装置(16)がリング形状のトレッドバンド(14)を弾力性の変形の範囲を超えて延伸するスプレッダ装置を備えるとともに、そのように延伸されたトレッドバンド(14)を隙間なくカーカス表面に整合させることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の被覆装置。
  5. 延伸装置(16)が多様な直径を有するとともに、リング形状のトレッドバンド(14)を小さな直径を有するシリンダからより大きな直径を有するシリンダへ移送する移送装置を備えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の被覆装置。
  6. 延伸装置(16)が中央軸(41)の周りに放射状に配置された複数の延伸フィンガ(50)を有するとともに、リング形状のトレッドバンド(14)を延伸フィンガ(50)上で小さな周囲長を有する位置(52)からより大きな周囲長を有する位置(54)に移送する移送装置を備えることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の被覆装置。
  7. 中央軸(41)の周りで放射状に配置された複数の延伸フィンガ(50)において中央軸(41)と延伸フィンガ(50)の間の角度が8°を超える場合リング形状のトレッドバンド(14)の延伸フィンガ(50)上の位置(52)から位置(54)への移送を容易化するローラ(56)を設けることを特徴とする請求項6記載の被覆装置。
  8. 中央軸(41)周りに放射状に配置された延伸フィンガ(50)がその延伸フィンガ(50)と中央軸(41)との間で形成する角度が特に全ての延伸フィンガ(50)について共通で変更可能であることを特徴とする請求項6または7記載の被覆装置。
  9. 結合装置がトレッドバンド(14)の両端部(21,22)を両側で締め付けて固定することを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の被覆装置。
  10. 結合装置がトレッドバンド(14)の両端部(21,22)を当接部で保持することを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の被覆装置。
  11. 結合装置がトレッドバンド(14)の両端部(21,22)をその厚みの少なくとも30%、特に50%圧縮することを特徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載の被覆装置。
  12. リング形状のトレッドバンド(14)の延伸の間に結合装置が延伸装置(16)上で誘導されることを特徴とする請求項1ないし11のいずれかに記載の被覆装置。
  13. トレッドバンドを所与の長さでカーカス周囲上に整合させて設けその際前記トレッドバンドをカーカスの周囲上に着合させる、カーカスとトレッドバンドから自動車用タイヤを再生および/または製造する方法であり、ストライプ形状で存在するトレッドバンド(14)を着合の前に湾曲させてその両端部(21,22)を少なくとも相互に固定し、そのようにして形成されたトレッドバンドリング体を延伸してカーカス(48)上に取り付けることを特徴とする方法。
  14. ストライプ形状に製造されたトレッドバンド(14)がカーカス(48)の周囲長よりも短い長さを有することを特徴とする請求項13記載の方法。
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