JP5090799B2 - 更生タイヤの製造方法、及び更生タイヤの製造装置 - Google Patents

更生タイヤの製造方法、及び更生タイヤの製造装置 Download PDF

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Description

本発明は、更生タイヤの製造方法、及び更生タイヤの製造装置にかかり、特に、ヒレを備えたプレキュアトレッドを台タイヤに接合するのに適した更生タイヤの製造方法、及び更生タイヤの製造装置に関する。
更生タイヤの製造方法として、バフ研磨した台タイヤの外周面に生のクッションゴム層を介して加硫済みの帯状ゴム部材であるプレキュアトレッド(PCT)をセットする成型機を用いる方法がある。
成型機は、高圧タイプのセパレート式ステッチャーを有し、プレキュアトレッドを圧着しながらトレッドの幅方向内側から外側に向かって接合面のエアーを逃がしている。
プレキュアトレッドとして、厚肉で、かつ幅方向に一定厚さのプレキュアトレッドを用いる場合がある(例えば、特許文献1参照)。ところで、バフ研磨された台タイヤのショルダー部の曲率半径は、トレッド中央部の曲率半径よりも遥かに小さいため、プレキュアトレッドを台タイヤにステッチャーなどを用いて押圧して貼り付けても、厚肉のプレキュアトレッドは、元の平面形状に戻ろうとする力が強いため(貼り付け部分の粘着力対比で)、プレキュアトレッドのうち、ショルダー部から外側部分が剥れてしまう場合がある。
一方、プレキュアトレッドとして、厚肉部分の両側に、テーパー状の比較的薄いヒレ部分を備えたプレキュアトレッドがあり、ヒレ部分を台タイヤのショルダー部分に貼り付ける方法がある。しかしながら、このようなヒレ部分を台タイヤのショルダー部分に貼り付けた場合、完成された更生タイヤのショルダー部の形状が大きな凹凸状となり、走行中の歪みにより更生タイヤのショルダー部にしわが発生する場合がある。
特開平09−070903号公報
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、クッションゴムとヒレ付きのプレキュアトレッド間の製品でのエアー入りを防止できる更生タイヤの製造方法、及び更生タイヤの製造装置の提供を目的とする。
請求項1に記載の発明は、台タイヤの外周面から側面の一部に渡って、プレキュアトレッドを貼り付ける更生タイヤの製造方法であって、台タイヤとする使用済みタイヤのプレキュアトレッド貼付部分を研磨する研磨工程と、前記プレキュアトレッド貼付部分に未加硫のゴムからなるクッションゴム層を形成するクッションゴム形成工程と、前記クッションゴム層の上に帯状のプレキュアトレッドを巻回して貼り付けるプレキュアトレッド貼付工程と、前記クッションゴム層の加硫を行い、前記台タイヤに前記プレキュアトレッドを接着する接着工程と、を有し、前記プレキュアトレッドは、路面と接地する厚肉部分と、前記厚肉部分のトレッド幅方向外側に配置され、トレッド幅方向外側に向けて厚さが漸減するように傾斜した急斜面を有する急傾斜部分と、前記急傾斜部分のトレッド幅方向外側に配置され、トレッド幅方向外側に向けて厚さが漸減するように前記急傾斜部分よりも傾斜角度が小さく設定された緩傾斜面を有すると共に、前記急傾斜部分よりも厚さが薄く形成された緩傾斜ヒレ部分とを備え、前記クッションゴム層の形成された前記台タイヤを幅方向断面で見たときの前記クッションゴム層の外輪郭線におけるクッションゴム層クラウン部分の延長線と、クッションゴム層サイド部の延長線との交点をaとし、前記プレキュアトレッドを幅方向断面で見たときの前記厚肉部分と前記急斜面との交点をb、前記急斜面と前記緩傾斜面の交点をcとしたときに、前記交点aを、前記交点bと前記交点cとの間に配置されるよう前記プレキュアトレッドと前記台タイヤとの寸法関係を予め設定した後、前記プレキュアトレッドを前記クッションゴム層を介して前記台タイヤに貼り付ける、ことを特徴としている。
次に、請求項1に記載の更生タイヤの製造方法を説明する。
先ず、研磨工程では、従来と同様に、台タイヤとする使用済みタイヤのプレキュアトレッド貼付部分をバフ等で研磨し、古いトレッドを除去する。
次のクッションゴム貼付工程では、プレキュアトレッド貼付部分に未加硫のゴムからなるクッションゴム層を形成する。
次の、プレキュアトレッド貼付工程では、クッションゴム層の上に帯状のプレキュアトレッドを巻回して貼り付ける。なお、プレキュアトレッドを貼り付ける際には、従来通り、ステッチャーを用いてプレキュアトレッドを中央側からトレッド端側へ向けて押し付け、プレキュアトレッドとクッションゴム層との間にエアーが残らないようにプレキュアトレッドをクッションゴム層に確実に密着させる。
最後の接着工程では、加熱装置を用いてタイヤを加熱してクッションゴム層の加硫を行い、台タイヤにプレキュアトレッドを接着する。
ここで、本発明では、交点aを、交点bと交点cとの間に配置されるようプレキュアトレッドと台タイヤとの寸法関係を予め設定した後、プレキュアトレッドをクッションゴム層を介して台タイヤに貼り付けるので、ステッチャーにより、台タイヤの形状に沿ってプレキュアトレッドを確実に圧着させることができる。
なお、交点aが交点bの内側に位置した場合、プレキュアトレッドの厚肉部分の剛性が高いため、ステッチャーを用いても台タイヤの形状に沿ってプレキュアトレッドを確実に圧着することができず、クッションゴム層とプレキュアトレッドとの間に浮きが発生する場合がある。
一方、交点aが交点cの外側に位置した場合、圧着は問題ないものの、ヒレ部分の製品形状(ショルダー部付近)が凹凸状となり、走行時の歪みにより更生タイヤのショルダー部に皺が発生して外観品質を低下させる。
請求項2に記載の発明は、台タイヤの外周面に未加硫の帯状クッションゴムを複数回巻回することでクッションゴム層を形成し、前記クッションゴム層に対し、路面と接地する厚肉部分と、前記厚肉部分のトレッド幅方向外側に配置され、トレッド幅方向外側に向けて厚さが漸減するように傾斜した急斜面を有する急傾斜部分と、前記急傾斜部分のトレッド幅方向外側に配置され、トレッド幅方向外側に向けて厚さが漸減するように前記急傾斜部分よりも傾斜角度が小さく設定された緩傾斜面を有すると共に、前記急傾斜部分よりも厚さが薄く形成された緩傾斜ヒレ部分とを備えたプレキュアトレッドを貼り付ける更生タイヤの製造装置であって、前記台タイヤを回転可能に支持する台タイヤ支持手段と、前記台タイヤに貼り付ける前記プレキュアトレッドを幅方向断面で見たときの前記厚肉部分と前記急斜面との交点をb、前記急斜面と前記緩傾斜面の交点をcとしたときに、前記プレキュアトレッドを貼り付ける前の前記台タイヤを幅方向断面で見たときの前記クッションゴム層の外輪郭線におけるクッションゴム層クラウン部分の延長線と、クッションゴム層サイド部の延長線との交点aが、前記交点bと前記交点cとの間に配置されるよう前記帯状クッションゴムを前記台タイヤに向けて供給する帯状ゴム供給手段と、前記プレキュアトレッドを台タイヤへ向けて供給するプレキュアトレッド供給手段と、前記プレキュアトレッドを前記クッションゴム層に押圧するステッチャーと、を有することを特徴としている。
次に、請求項2に記載の更生タイヤの製造装置の作用を説明する。
先ず、更生する台タイヤを台タイヤ支持手段で回転可能に支持する。
次に、帯状ゴム供給手段により帯状クッションゴムを台タイヤへ向けて供給すると共に、台タイヤを回転させ、台タイヤのプレキュアトレッド貼り付け位置に帯状クッションゴムを複数回巻回してクッションゴム層を形成する。
次に、プレキュアトレッド供給手段により、プレキュアトレッドを台タイヤ側へ供給すると共に、台タイヤを回転させ、クッションゴム層の上にプレキュアトレッドを巻回し、ステッチャーでプレキュアトレッドをクッションゴム層に押圧する。
ここで、帯状ゴム供給手段が帯状クッションゴムを台タイヤに向けて供給すると、台タイヤに貼り付けるプレキュアトレッドを幅方向断面で見たときの厚肉部分と急斜面との交点をb、急斜面と緩傾斜面の交点をcとしたときに、プレキュアトレッドを貼り付ける前の台タイヤを幅方向断面で見たときのクッションゴム層の外輪郭線におけるクッションゴム層クラウン部分の延長線と、クッションゴム層サイド部の延長線との交点aが、交点bと交点cとの間に配置されるので、ステッチャーにより、プレキュアトレッドをクッションゴム層に対して確実に圧着させることができる。
このようにしてプレキュアトレッドの貼り付けられたタイヤを加熱装置を用いて加熱し、クッションゴム層を加硫することで、プレキュアトレッドが台タイヤに接着され、更生タイヤが完成する。
請求項3に記載の発明は、台タイヤの外周面に未加硫のクッションゴムを押出してクッションゴム層を形成し、前記クッションゴム層に対し、路面と接地する厚肉部分と、前記厚肉部分のトレッド幅方向外側に配置され、トレッド幅方向外側に向けて厚さが漸減するように傾斜した急斜面を有する急傾斜部分と、前記急傾斜部分のトレッド幅方向外側に配置され、トレッド幅方向外側に向けて厚さが漸減するように前記急傾斜部分よりも傾斜角度が小さく設定された緩傾斜面を有すると共に、前記急傾斜部分よりも厚さが薄く形成された緩傾斜ヒレ部分とを備えたプレキュアトレッドを貼り付ける更生タイヤの製造装置であって、前記台タイヤを回転可能に支持する台タイヤ支持手段と、前記台タイヤに貼り付ける前記プレキュアトレッドを幅方向断面で見たときの前記厚肉部分と前記急斜面との交点をb、前記急斜面と前記緩傾斜面の交点をcとしたときに、前記プレキュアトレッドを貼り付ける前の前記台タイヤを幅方向断面で見たときの前記クッションゴム層の外輪郭線におけるクッションゴム層クラウン部分の延長線と、クッションゴム層サイド部の延長線との交点aが、前記交点bと前記交点cとの間に配置されるよう前記クッションゴムを前記台タイヤに粘着するように押し出しするクッションゴム押出手段と、前記プレキュアトレッドを台タイヤ側へ供給するプレキュアトレッド供給手段と、前記プレキュアトレッドを前記クッションゴム層に押圧するステッチャーと、を有することを特徴としている。
次に、請求項3に記載の更生タイヤの製造装置の作用を説明する。
先ず、更生する台タイヤを台タイヤ支持手段で回転可能に支持する。
次に、クッションゴム押出手段によりクッションゴムを台タイヤに粘着するように押し出すと共に、台タイヤを回転させて、台タイヤのプレキュアトレッド貼り付け位置にクッションゴム層を形成する。
次に、プレキュアトレッド供給手段により、プレキュアトレッドを台タイヤ側へ供給すると共に、台タイヤを回転させ、クッションゴム層の上にプレキュアトレッドを巻回し、ステッチャーでプレキュアトレッドをクッションゴム層に押圧する。
ここで、クッションゴム押出手段がクッションゴムを台タイヤに向けて押し出すと、台タイヤに貼り付けるプレキュアトレッドを幅方向断面で見たときの厚肉部分と急斜面との交点をb、急斜面と緩傾斜面の交点をcとしたときに、プレキュアトレッドを貼り付ける前の台タイヤを幅方向断面で見たときのクッションゴム層の外輪郭線におけるクッションゴム層クラウン部分の延長線と、クッションゴム層サイド部の延長線との交点aが、交点bと交点cとの間に配置されるので、ステッチャーにより、プレキュアトレッドをクッションゴム層に対して確実に圧着させることができる。
このようにしてプレキュアトレッドの貼り付けられたタイヤを加熱装置を用いて加熱し、クッションゴム層を加硫することで、プレキュアトレッドが台タイヤに接着され、更生タイヤが完成する。
以上説明したように本発明の更生タイヤの製造方法、及び更生タイヤの製造装置によれば、クッションゴムとプレキュアトレッド間の製品でのエアー入りを防止できる、という優れた効果を有する。
[第1の実施形態]
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。
図1には、プレキュアトレッド10の幅方向断面、及びプレキュアトレッド10を貼り付ける前の台タイヤ12の回転軸に沿った断面が示されている。
この台タイヤ12は、古いトレッドが除去されており、プレキュアトレッド10を貼り付ける箇所である、外周面、及びサイド部の一部分が予めバフ研磨されている。
台タイヤ12のバフ研磨された部分(更生面117:プレキュアトレッド貼付部分)の外面には、薄肉のクッションゴム層14が設けられている。本実施形態のクッションゴム層14は、一定幅、一定厚さの幅広の未加硫ゴムシート(図示せず)が、台タイヤ12に1周分巻回されることで形成されている。
台タイヤ12がトラック及びバス用タイヤの場合、各部の寸法等は以下のように設定することが好ましい。図1の断面図で示すように、クラウン部12Aの曲率半径Rは、500〜800mmの範囲内が好ましい。タイヤ回転軸と直交する方向に対する、サイド部12Bの傾斜角度θは、20〜35°の範囲内が好ましい。示すように、クラウン部12Aとサイド部12Bとの交差部分は円弧形状とし、その曲率半径R1を10〜30mmの範囲内とすることが好ましい。
プレキュアトレッド10は、路面と接地する一定厚さの厚肉部分10Aを有し、厚肉部分10Aのトレッド幅方向外側には、トレッド幅方向外側に向けて厚さが漸減するように傾斜した急斜面10Baを備えた急傾斜部分10Bを有し、さらに、急傾斜部分10Bのトレッド幅方向外側には、トレッド幅方向外側に向けて厚さが漸減するように急斜面10Baよりも傾斜角度が小さく設定された緩傾斜面10Caを備えると共に、急傾斜部分10Bよりも厚さが薄く形成された緩傾斜ヒレ部分10Cを有している。
なお、トラック及びバス用タイヤの場合、プレキュアトレッド10の厚みは、厚肉部分10Aにおいて160〜300mm、急傾斜部分10Bで10〜20mm、緩傾斜ヒレ部分10Cで10〜20mmとすることが好ましく、急傾斜部分10Bの幅w(図1参照)は、5〜18mmとすることが好ましい。
ここで、図1に示すように、台タイヤ12に貼り付けられたクッションゴム層14の外輪郭線を見た時のクッションゴム層クラウン部外面14Aの延長線L1と、クッションゴム層サイド部外面14Bの延長線L2との交点をa、プレキュアトレッド10を台タイヤ12の回転軸に平行に配置したときの厚肉部分10Aの外表面(トレッド踏面)10Aaと急斜面10Baとの交点をb、急斜面10Baと緩傾斜面10Caの交点をcとしたときに、交点aを、交点bと交点cとの間に配置されるようプレキュアトレッド10と台タイヤ12との寸法関係が予め設定されている。
このように寸法関係が設定されたプレキュアトレッド10を、台タイヤ12に形成されたクッションゴム層14の外面に巻回し、従来と同様、図2に示すようにステッチャー16を用いて、タイヤ赤道面CL側からプレキュアトレッド端10Dに向けてプレキュアトレッド10を押圧することで、プレキュアトレッド10をクッションゴム層14に密着させる。
その後、加熱装置を用いてタイヤの必要箇所を加熱してクッションゴム層14の加硫を行うことで、プレキュアトレッド10が台タイヤ12に確実に加硫接着された更生タイヤが完成する。
なお、交点aが交点bの内側に位置した場合、プレキュアトレッド10の厚肉部分10Aの剛性が高いため、ステッチャー16を用いても台タイヤ12の形状に沿ってプレキュアトレッド10を確実に圧着することができず、クッションゴム層14とプレキュアトレッド10との間に浮きが発生する場合がある。
一方、交点aが交点cの外側に位置した場合、圧着は問題ないものの、緩傾斜ヒレ部分10Cの製品形状(ショルダー部付近)が凹凸状となり、走行時の歪みにより更生タイヤのショルダー部に皺が発生して外観品質を低下させる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態を図3,4に従って説明する。
図3において、符号111は床面112上に設置された前後方向に延びるレールであり、このレール111にはタイヤ保持装置113の下端に固定されたスライドベアリング114が摺動可能に係合している。そして、このタイヤ保持装置113は図示していない駆動手段から駆動力を受けて前記レール111に案内されながら前後方向に移動することができる。このタイヤ保持装置113は上部に台タイヤ12が装着される保持リム116を有し、この保持リム116は台タイヤ12を保持しているとき、図示していない駆動手段から駆動力を受けると、台タイヤ12と共に台タイヤ12の回転軸線を中心として回転する。
タイヤ保持装置113より矢印R方向側の床面112にはコールドチューバーと称されている押出し機121が設置され、この押出し機121は前後方向に延びる略円筒状のシリンダバレル122を有する。また、タイヤ保持装置113の矢印L方向側にはプレキュアトレッド供給装置220が配置されている。
図3,4に示すように、このシリンダバレル122内には駆動モータ123から駆動力を受けて回転するスクリュー124が収納され、このスクリュー124が駆動モータ123によって回転すると、シリンダバレル122内にホッパー125を通じて供給された未加硫ゴム126は該シリンダバレル122内を前方に向かって搬送される。前記シリンダバレル122の前端にはヘッド127が固定され、このヘッド127内には前記スクリュー124によって搬送されてきた未加硫ゴム126が通過する通路128が形成されている。
図4,5に示すように、このヘッド127の前端には台タイヤ12の更生面117に近接して配置された口金129が取り付けられ、この口金129には所定形状の押出し口130が形成されている。そして、この口金129まで未加硫ゴム126が搬送されてくると、該未加硫ゴム126は押出し口130から台タイヤ12の更生面117に粘着しながら押出され、該更生面117の外側にクッションゴム層14として成形されるが、このときのクッションゴム層14の断面形状は、図5に示すように押出し口130と台タイヤ外面との間の隙間の形状と同形である。
ここで、前記押出し時における未加硫ゴム126は高温(通常70℃〜 100℃)であるため、該未加硫ゴム126のタッキネス値(粘着力)は常温時よりかなり大きく、この結果、該未加硫ゴム126は更生面117に接着剤(ゴム糊)が塗布されていなくても押出し時の圧力により密着することができる。
ここで、クッションゴム層14の交点aが、プレキュアトレッド10の交点bと交点cとの間に配置されるよう押出し口130が形成されている。
(作用)
次に、この装置の作用について説明する。
まず、台タイヤ12をタイヤ保持装置13に搬入して保持リム116に装着し保持させる。次に、台タイヤ12内にタイヤ保持装置13から所定圧のエアーを供給充填した後、駆動手段によってタイヤ保持装置13を台タイヤ12の更生面117が押出し機121のヘッド127、口金129に接触するまで後方に移動させる。
次に、タイヤ保持装置113により台タイヤ12を回転軸線回りに回転させるとともに、押出し機121を作動して駆動モータ123によりスクリュー124を回転させる。これにより、ホッパー125を通じてシリンダバレル122内に供給された未加硫ゴム126は前記スクリュー124の回転により前方に向かって搬送され、ヘッド127の通路128に供給される。その後、この未加硫ゴム126は口金129の押出し口130を通じて押し出され、更生面117の外側に断面形状が押出し口130の形状と同形である薄肉のクッションゴム層14として貼付けられるが、この押出し時、該未加硫ゴム126は押出し圧力により台タイヤ12の更生面117に押し付けられて内面側が粘着される。
ここで、この押出し機121から押出される時点(更生面117に粘着する時点)においては、未加硫ゴム126は高温でタッキネス値(粘着力)が常温時よりかなり大きいため、該未加硫ゴム126は更生面17に接着剤(ゴム糊)が塗布されていなくても押出し時の圧力により密着することができ、これらの間にエアーが入る事態を効果的に阻止することができる。
なお、押出し口130から押し出され、台タイヤ12に密着した未加硫ゴム126、即ち、台タイヤ12に形成されたクッションゴム層14においては、第1の実施形態と同様に、図6に示すように、交点aが、プレキュアトレッド10の交点bと交点cとの間に配置される。
前述のようにして台タイヤ12の更生面117の全面に未加硫ゴム126が貼付けられてクッションゴム層14が完成すると、台タイヤ12の回転を停止するとともに、押出し機121による未加硫ゴム126の押出しを停止する。
次に、台タイヤ12を回転軸線回りに回転させると共に、プレキュアトレッド供給装置220によりプレキュアトレッド10を送り出し、第1の実施形態と同様にしてクッションゴム層14の外側にプレキュアトレッド10を巻回して貼付ける。
次に、このようにして成形されたタイヤをタイヤ保持装置から取り外した後、周知のタイヤ加硫装置の加硫モールド内に搬入して加硫し、更生タイヤとする。
本実施形態においても、上述した様にクッションゴム層14の交点aが、プレキュアトレッド10の交点bと交点cとの間に配置されてプレキュアトレッド10が貼り付けられるので、第1の実施形態と同様に、プレキュアトレッド10が台タイヤ12に確実に加硫接着された更生タイヤが完成する。
[第3の実施形態]
図7に示すように、本実施形態では、床面112にタイヤ保持装置113が固定されており、タイヤ保持装置113の矢印R方向に帯状ゴム供給装置213が配置され、タイヤ保持装置113の矢印L方向にプレキュアトレッド供給装置220が配置されている。
床面112には、帯状ゴム供給装置213の下側にレール211が配置されており、このレール211には帯状ゴム供給装置213の下端に固定されたスライドベアリング214が摺動可能に係合している。そして、この帯状ゴム供給装置213は図示していない駆動手段から駆動力を受けて前記レール211に案内されながらレール長手方向(図7の紙面表裏方向)に移動することができる。
この帯状ゴム供給装置213には、幅狭の帯状とされたクッションゴム215をセパレーター216と共に巻回したリール217Aと、セパレーター216を巻き取る巻き取りリール217Bが回転可能に装着されている。
また、帯状ゴム供給装置213には、タイヤ保持装置113に向けて延びるアーム218が取り付けられており、アーム218の先端には1対のガイドローラ219が取り付けられている。
(作用)
次に、この装置の作用について説明する。
まず、台タイヤ12をタイヤ保持装置13に搬入して保持リム116に装着し保持させる。次に、リール217Aから引き出した帯状のクッションゴム215の先端をガイドローラ219を介して台タイヤ12の外周面(一方のサイド部の径方向外側)に貼り付ける。
台タイヤ12を回転させながら帯状ゴム供給装置213を移動させることで、帯状のクッションゴム215が台タイヤ12に螺旋状に巻回され、クッションゴム層14を形成することができる。
この装置では、台タイヤ12の回転量と、帯状ゴム供給装置213の移動量を制御装置が制御することで、例えば、図8に示すように台タイヤ12の外周の所定位置に帯状のクッションゴム215を1乃至複数層積層し、部分的に厚さの異なるクッションゴム層14を形成することができる。
本実施形態では、第2の実施形態と同様に、交点aが、プレキュアトレッド10の交点bと交点cとの間に配置されるように、台タイヤ12の回転量と、帯状ゴム供給装置213の移動量を調節してクッションゴム層14を形成する。
次に、台タイヤ12を回転軸線回りに回転させながら、前述した実施形態と同様にしてクッションゴム層14の外側にプレキュアトレッド10を貼付ける。
次に、このようにして成形されたタイヤをタイヤ保持装置から取り外した後、周知のタイヤ加硫装置の加硫モールド内に搬入して加硫し、更生タイヤとする。
本実施形態においても、上述した様にクッションゴム層14の交点aが、プレキュアトレッド10の交点bと交点cとの間に配置されてプレキュアトレッド10が貼り付けられるので、プレキュアトレッド10が台タイヤ12に確実に加硫接着された更生タイヤが完成する。
(試験例)
本発明の効果を確かめるために、比較例の方法、及び本発明の適用された実施例の方法で更生タイヤを製造した。
従来例1:交点aの位置がタイヤ赤道面から96mm、交点bがタイヤ赤道面から99mm、交点cがタイヤ赤道面から108mmに設定。
従来例2:交点aの位置がタイヤ赤道面から112mm、交点bがタイヤ赤道面から99mm、交点cがタイヤ赤道面から108mmに設定。
実施例:交点aの位置がタイヤ赤道面から105mm、交点bがタイヤ赤道面から99mm、交点cがタイヤ赤道面から108mmに設定。
なお、プレキュアトレッドの幅は210mm、更生タイヤはトラック及びバス用で、その製品サイズは245/70R19.5、台タイヤのクラウン部の曲率半径Rは500mm、台タイヤのショルダー部の曲率半径R1は25mm、台タイヤサイド部の傾斜角度θは30°であった。
Figure 0005090799
試験の結果、本発明の方法により製造された更生タイヤは、エアー入りが無く、外観品質も良好であった。
プレキュアトレッドと、クッションゴム層を設けた台タイヤの断面図である。 プレキュアトレッドを貼り付けた台タイヤの断面図である。 クッションゴム層を形成する装置の概略構成を示す側面図である。 ヘッド付近の断面図である。 台タイヤと接触させた口金の正面図である。 プレキュアトレッド、及び図4の装置で形成したクッションゴム層を有する台タイヤの断面図である。 クッションゴム層を形成する装置の概略を示す側面図である。 プレキュアトレッド、及び図7の装置で形成したクッションゴム層を有する台タイヤの断面図である。
符号の説明
10 プレキュアトレッド
12 台タイヤ
10C 緩傾斜ヒレ部分
10Ca 緩傾斜面
10B 急傾斜部分
10Ba 急斜面
10A 厚肉部分
12 台タイヤ
12A クラウン部
12B サイド部
13 タイヤ保持装置(台タイヤ支持手段)
14 クッションゴム層
14A クッションゴム層クラウン部外面
14B クッションゴム層サイド部外面
16 ステッチャー
17 更生面
113 タイヤ保持装置
117 更生面
121 押出し機(クッションゴム押出手段)
122 シリンダバレル
126 未加硫ゴム
213 帯状ゴム供給装置(帯状ゴム供給手段)
220 プレキュアトレッド供給装置(プレキュアトレッド供給手段)
a 交点a
b 交点b
c 交点c
L1 クッションゴム層クラウン部分の延長線
L2 クッションゴム層サイド部の延長線

Claims (3)

  1. 台タイヤの外周面から側面の一部に渡って、プレキュアトレッドを貼り付ける更生タイヤの製造方法であって、
    台タイヤとする使用済みタイヤのプレキュアトレッド貼付部分を研磨する研磨工程と、
    前記プレキュアトレッド貼付部分に未加硫のゴムからなるクッションゴム層を形成するクッションゴム形成工程と、
    前記クッションゴム層の上に帯状のプレキュアトレッドを巻回して貼り付けるプレキュアトレッド貼付工程と、
    前記クッションゴム層の加硫を行い、前記台タイヤに前記プレキュアトレッドを接着する接着工程と、
    を有し、
    前記プレキュアトレッドは、路面と接地する厚肉部分と、前記厚肉部分のトレッド幅方向外側に配置され、トレッド幅方向外側に向けて厚さが漸減するように傾斜した急斜面を有する急傾斜部分と、前記急傾斜部分のトレッド幅方向外側に配置され、トレッド幅方向外側に向けて厚さが漸減するように前記急傾斜部分よりも傾斜角度が小さく設定された緩傾斜面を有すると共に、前記急傾斜部分よりも厚さが薄く形成された緩傾斜ヒレ部分とを備え、
    前記クッションゴム層の形成された前記台タイヤを幅方向断面で見たときの前記クッションゴム層の外輪郭線におけるクッションゴム層クラウン部分の延長線と、クッションゴム層サイド部の延長線との交点をaとし、
    前記プレキュアトレッドを幅方向断面で見たときの前記厚肉部分と前記急斜面との交点をb、前記急斜面と前記緩傾斜面の交点をcとしたときに、
    前記交点aを、前記交点bと前記交点cとの間に配置されるよう前記プレキュアトレッドと前記台タイヤとの寸法関係を予め設定した後、前記プレキュアトレッドを前記クッションゴム層を介して前記台タイヤに貼り付ける、ことを特徴とする更生タイヤの製造方法。
  2. 台タイヤの外周面に未加硫の帯状クッションゴムを複数回巻回することでクッションゴム層を形成し、前記クッションゴム層に対し、路面と接地する厚肉部分と、前記厚肉部分のトレッド幅方向外側に配置され、トレッド幅方向外側に向けて厚さが漸減するように傾斜した急斜面を有する急傾斜部分と、前記急傾斜部分のトレッド幅方向外側に配置され、トレッド幅方向外側に向けて厚さが漸減するように前記急傾斜部分よりも傾斜角度が小さく設定された緩傾斜面を有すると共に、前記急傾斜部分よりも厚さが薄く形成された緩傾斜ヒレ部分とを備えたプレキュアトレッドを貼り付ける更生タイヤの製造装置であって、
    前記台タイヤを回転可能に支持する台タイヤ支持手段と、
    前記台タイヤに貼り付ける前記プレキュアトレッドを幅方向断面で見たときの前記厚肉部分と前記急斜面との交点をb、前記急斜面と前記緩傾斜面の交点をcとしたときに、前記プレキュアトレッドを貼り付ける前の前記台タイヤを幅方向断面で見たときの前記クッションゴム層の外輪郭線におけるクッションゴム層クラウン部分の延長線と、クッションゴム層サイド部の延長線との交点aが、前記交点bと前記交点cとの間に配置されるよう前記帯状クッションゴムを前記台タイヤに向けて供給する帯状ゴム供給手段と、
    前記プレキュアトレッドを台タイヤへ向けて供給するプレキュアトレッド供給手段と、
    前記プレキュアトレッドを前記クッションゴム層に押圧するステッチャーと、
    を有することを特徴とする更生タイヤの製造装置。
  3. 台タイヤの外周面に未加硫のクッションゴムを押出してクッションゴム層を形成し、前記クッションゴム層に対し、路面と接地する厚肉部分と、前記厚肉部分のトレッド幅方向外側に配置され、トレッド幅方向外側に向けて厚さが漸減するように傾斜した急斜面を有する急傾斜部分と、前記急傾斜部分のトレッド幅方向外側に配置され、トレッド幅方向外側に向けて厚さが漸減するように前記急傾斜部分よりも傾斜角度が小さく設定された緩傾斜面を有すると共に、前記急傾斜部分よりも厚さが薄く形成された緩傾斜ヒレ部分とを備えたプレキュアトレッドを貼り付ける更生タイヤの製造装置であって、
    前記台タイヤを回転可能に支持する台タイヤ支持手段と、
    前記台タイヤに貼り付ける前記プレキュアトレッドを幅方向断面で見たときの前記厚肉部分と前記急斜面との交点をb、前記急斜面と前記緩傾斜面の交点をcとしたときに、前記プレキュアトレッドを貼り付ける前の前記台タイヤを幅方向断面で見たときの前記クッションゴム層の外輪郭線におけるクッションゴム層クラウン部分の延長線と、クッションゴム層サイド部の延長線との交点aが、前記交点bと前記交点cとの間に配置されるよう前記クッションゴムを前記台タイヤに粘着するように押し出しするクッションゴム押出手段と、
    前記プレキュアトレッドを台タイヤ側へ供給するプレキュアトレッド供給手段と、
    前記プレキュアトレッドを前記クッションゴム層に押圧するステッチャーと、
    を有することを特徴とする更生タイヤの製造装置。
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