JP2013527434A - ゼロ熱流束深部組織温度測定装置のための構成 - Google Patents

ゼロ熱流束深部組織温度測定装置のための構成 Download PDF

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Abstract

本発明は、ゼロ熱流束の深部組織温度測定のために使用される可撓性の装置に関し、とりわけ、使い捨て可能な温度測定装置に関する。そのような装置は可撓性基材によって構成される。電気回路を基材の片側に配置する。電気回路は、第1の基材層に配置された第1の熱センサー及び第2の基材層に配置された第2の熱センサーを含む。ヒータートレースは第1の熱センサーを有する第1の基材層に配置される。第1の基材層と第2の基材層とは、第1の基材層と第2の基材層との間に配置された可撓性の断熱層によって分離される。ヒータートレースは、第1の出力密度で動作する中央部分と、この中央部分を取り囲む、第1の出力密度より大きい第2の出力密度で動作する周辺部分と、を有するヒーターを画定する。
【選択図】図7

Description

(関連出願の相互参照)
本出願は、以下の米国特許出願に関する資料を包含する。
2009年8月31日付出願の米国特許出願第12/584,108号。
本主題は、ヒト又は動物の深部体温の指示とされる深部組織温度(DTT)の推定において使用するための温度装置に関する。より具体的には、本主題は、ゼロ熱流束DTT測定装置の構成に関する。
深部組織温度測定値は、ヒト及び動物の体腔を占める器官の温度(深部体温)の推定値である。DTT測定値は、多くの理由から望ましい。例えば、周術期中に正常温度の範囲内に深部体温を維持することが手術部位の感染事故を低減することが示されており、したがって、術前、術中、及び術後に患者の深部体温を監視することは有益である。もちろん、患者の安全及び快適のため、及び臨床医の便宜性のためには、非侵襲測定が非常に望ましい。したがって、皮膚上に置かれた装置によって非侵襲的にDTT測定値を得ることは最も有利である。
ゼロ熱流束装置を用いたDTTの非侵襲測定は、1971年にFox及びSolmanが記述している(Fox RH,Solman AJ.A new technique for monitoring the deep body temperature in man from the intact skin surface.J.Physiol.Jan 1971:212(2):pp 8〜10)。図1に図示したFox/Solmanシステムは、皮膚の一部分を貫通する熱流を停止又は遮断する本質的に平面の構成である制御されたヒーターを伴う温度測定装置10を用いて深部体温を推定する。この測定は、測定が行われる皮膚区域を貫通する熱流束がないことに依存するので、この技法は「ゼロ熱流束」(ZHF)測定と呼ばれる。Togawaは、組織内の多次元の熱流を計上するDTT測定装置構造を用いてFox/Solman技法を改善した(Togawa T.Non−Invasive Deep Body Temperature Measurement.In:Rolfe P(ed)Non−Invasive Physiological Measurements.Vol.1.1979.Academic Press,London,pp.261〜277)。図2に図示したTogawaの装置は、Fox及びSolmanのZHF設計を、円筒環状構成を有する厚いアルミニウムハウジング内に収容し、均一でない放射熱流に面しても放射温度を均一に維持する。
Fox/Solman及びTogawaの装置は、所望のZHF条件を達成するために、熱抵抗を通して皮膚からの熱流を遮断するヒーターの動作を制御するために、身体に対して法線方向の熱流束を活用する。この結果、ZHF温度測定装置の、ヒーター、熱抵抗、及び熱センサーが積み上げられる構成になり、結果的に、実質的な縦型プロファイルとなる場合がある。Togawaのカバーによって付加される熱質量部は、Fox/Solman設計の組織温度均一性を改善し、深部組織温度の測定の精度を高める。これに関して、装置を通る熱流束がゼロであることが目標であり、熱抵抗はプローブの感度を高めるので、熱抵抗は大きいほど良い。しかし、付加的な熱抵抗は質量及び寸法を増し、また、安定温度に達するために必要な時間も増す。
Fox/Solman及びTogawaの装置の、寸法、質量、及び費用は、使い捨て可能性を促進しない。結果的に、使用後にそれらを殺菌する必要があり、それらを摩損、及び検出不能な損傷に曝すことになる。それらの装置はまた、再使用のために保管されなくてはならない。結果的に、これらの装置の使用は、ゼロ熱流束DTT測定に伴う費用を増し、場合によっては、患者間の二次汚染の有意なリスクを呈する可能性がある。したがって、単回使用後の使い捨て可能性を促進するために、ゼロ熱流束DTT測定装置の性能を犠牲にせずに、その寸法及び質量を低減することが望ましい。
安価で使い捨て可能なゼロ熱流束DTT測定装置を優先出願に記載及び主張し、図3及び4に図示した。この装置は、可撓性基材と、この可撓性基材の表面に置かれた電気回路とによって構成される。電気回路は、導電性銅トレースによって画定された、ヒーターの動力を受けない表面領域を取り囲む、本質的に平面のヒーターと、その領域に置かれた第1の熱センサーと、ヒータートレースの外側に置かれた第2の熱センサーと、ヒータートレースの外側に置かれた複数の電気パッドと、第1及び第2の熱センサーと複数の電気パッドを伴うヒータートレースとを接続する複数の導電性トレースと、を含む。もちろん、基材の可撓性は、ヒーターも含めた測定装置が身体の測定される場所の輪郭とぴったり適合することを可能にする。第1及び第2の熱センサーを互いに近接に置くように可撓性基材のセクションはともに折り畳まれる。セクション間に置かれた断熱層は第1の熱センサーと第2の熱センサーとを分離する。装置は、ヒーター及び第1の熱センサーが断熱層の1つの側に位置づけられ、第2の熱センサーがもう1つの側に位置づけられ、測定される皮膚の区域に近接して位置づけられるように、動作のために配向される。図4に図示したように、可撓性基材表面の電気回路のレイアウトは、たとえセクションがともに折り畳まれていても本質的に平面である低プロファイルのゼロ熱流束DTT測定装置を提供する。もちろん、基材の可撓性は、ヒーターも含めた測定装置が身体の測定される場所の輪郭とぴったり適合することを可能にする。
ゼロ熱流束DTT測定装置の熱が操縦されると、等温チャネルのフォーメーションは、装置と被験者皮膚との間の接触区域の下の組織内へと進められる。ゼロ熱流束DTT測定は、この等温チャネルによって行われる。ヒーターの面積が大きいほど等温チャネルは大きくなり、組織をより深く貫通する。等温チャネルは、その周囲の組織より概して高温であるので、等温チャネル内の熱はその周囲の組織へと失われる。この熱損失は等温チャネルの寸法及び深さを低減する。
ゼロ熱流束DTT測定装置に関する設計及び製造の選択は、等温チャネルのフォーメーションに影響する場合がある。そのような設計での2つの選択は、ヒーター構成及び測定装置寸法に関係する。これに関し、ヒーター性能の重要な尺度は出力密度、すなわちヒーターが面積単位(例えば平方センチメートル(cm)当たりに生成する動力の量(例えばワット単位)である。出力密度の便利な表現はワット/cmである。
ゼロ熱流束DTT測定装置では、均一の出力密度を伴うヒーターは、装置が例えば組織のような半永久固体と接触しているときにその放熱表面全体にわたって均一の温度を生成しない。例えば、図3の測定装置の円形ヒーターに半径方向において均一の出力密度が与えられた場合、装置が皮膚に置かれると、温度レベルはその周域の方向においてヒーターの半径に沿って低下する。換言すれば、ヒーターはその中心の近くよりもその外縁の近くから外縁にかけて冷たくなり、深部体温が測定される等温チャネルは、均一の温度が半径方向において維持される場合より狭くなる。結果的に、均一の出力密度を仮定すると、測定場所が前頭部から首へ、更に胸骨へと移動するときに合理的で正確な深部組織読取り値を得るためには、漸進的により大きいヒーター、したがってより大きい測定装置が必要となる。例えば、均一密度のヒーターを有する図3及び4の測定装置は、前頭部で正確に深部体温を測定するために、例えば約30mm(707mm)の第1の最小直径を必要とする。しかし、そのような均一出力密度の測定装置は、首の合理的な測定精度のために、例えば約40mm(1257mm)の、第2のより大きい最小直径を必要とする。我々は、例えば約50mm(1963mm)の第3の最小直径を有する均一出力密度の測定装置は、胸骨を通して合理的精度を得るには小さ過ぎることを見出した。また、我々は、Fox及びSolmanが均一出力密度を有する60mm平方(3600mm)のゼロ熱流束DTT測定装置を用いて胸骨を介して測定したことも留意する。
しかし、最も深部の体温測定のための性能要件を満たす均一出力密度のヒーターを有する単一の寸法で製作されるゼロ熱流束DTT測定装置は、他の測定部位での使用には大き過ぎる可能性がある。場所によっては、特に他の測定を近くで行う場合には、深部体温測定値を得るための空間が制限される場合がある。例えば、腹部又は胸部手術は、脳の活動、血中酸素、及び深部体温の同時測定を要する場合がある。そのような場合、BIS電極、酸素モニター、及びDTT測定装置の配置に最適な測定部位は患者の頭部であり、好ましくは、深部体温の測定のために使用しやすく、非無菌、可視、検証済みの患者の前頭部(こめかみを含む)である。明らかに、測定装置の配置に利用可能な前頭部は、異なる測定数が増すにつれてすぐに制限され得る。したがって、使い捨て可能な非侵襲性のゼロ熱流束DTT測定装置は比較的小さい接触面積を有するべきである。しかし、均一出力密度装置の規模を縮小することは、より小さい装置が生成する温度測定値の信頼度を低減する可能性があり、それは、DTTが測定される等温チャネルの劣化及び出力を受けない区域が温度均一性に与える影響という、少なくとも2つの理由による。
概して、ゼロ熱流束DTT測定は、必要とされるある程度の深さへの等温チャネルを生成及び維持するために十分な熱を伝達する能力を有するヒーターを要する。測定装置の寸法の縮小は、等温チャネルを作り出すために十分な熱を伝達しながらも熱が伝達される均一性を犠牲にしない構成を必要とする。しかし、ヒーターの寸法が縮小されるにつれて、等温チャネルの寸法及び深さも縮小され、周囲の組織における多次元的熱損失の影響による支障を受けやすくなる。この影響は、胸骨のような、深部体温が体内の比較的深い部位にある測定部位では、より顕著であり得る。
ヒーターの寸法の縮小はまた、測定装置の出力を受けない区域がヒーターの温度均一性に与える影響を増す場合もある。金属蒸着技術によって作製された測定装置では、熱センサー及び他の電子要素のための導電性トレースは熱を伝達せず、ヒーターによる出力を受けない区域を占有する。いくつかの設計では、そのような出力を受けない区域がヒーターを貫通することによって、測定装置の温度均一性が低下する。
第1の熱センサーの近くの断熱性のばらつき及び不規則さが熱センサーの動作に影響し、不良読取り値の生成の原因となる場合がある。測定装置寸法の縮小につれて、これらのばらつき及び不規則さは温度均一性にますます支障を来すようになる。
最後になるが、ゼロ熱流束DTT測定装置に追加的な電子要素が加えられた場合、追加的な導線及び接続を提供しなければならず、装置の出力を受けない区域の合計が増加し、ヒーターレイアウトを更に複雑にする。
上記の問題を鑑みて完成された発明の目的は、可撓性基材表面上に配置された導電性トレースによって画定されたヒーターを含む、可撓性基材と電気回路とで構成されたゼロ熱流束DTT測定装置の動作に、組織における多次元の熱の流れが与える影響を低減することである。
上記の問題を鑑みて完成された発明の別の目的は、可撓性基材表面上に配置された導電性トレースによって画定されたヒーターを含む、可撓性基材と電気回路とで構成されたゼロ熱流束DTT測定装置の寸法を、深部体温を測定する装置の等温チャネル生成能力に支障を来さずに縮小することである。
上記の問題を鑑みて完成された発明の別の目的は、可撓性基材表面上に配置された導電性トレースによって画定されたヒーターを含む、可撓性基材と電気回路とで構成されたゼロ熱流束DTT測定装置の寸法を、深部組織温度を測定する等温領域を生成するためにこの装置が生成する温度の均一性に支障を来さずに縮小することである。
上記の問題を鑑みて完成された発明の別の目的は、可撓性基材と、ヒーターの基材の表面上の導電性トレースと、少なくとも2つの熱センサーと、少なくとも1つの追加的な電子装置とで構成されたゼロ熱流束DTT測定装置の寸法を縮小することである。
これら及び他の目的は、可撓性基材と、この基材の表面上の、ヒーターが、中央出力密度部分と、中央出力密度部分の周囲の周辺出力密度部分とを有する、基材表面の領域の周囲の概して平面のヒーターを画定するヒータートレースを含む電気回路と、で構成されたゼロ熱流束DTT測定装置によって達成される。
好ましくは、ヒータートレースは、この領域を取り囲み第1の出力密度を有する中央部分と、この中央部分を取り囲む、第1の出力密度より大きい第2の出力密度を有する周辺部分と、を有するヒーターを画定する。
あるいは、ヒータートレースは、この領域を取り囲む中央ヒーター要素と、中央ヒーター要素外周の周りの周辺ヒーター要素と、を有するヒーターを画定し、中央ヒーター要素及び周辺ヒーター要素は別々に制御可能である。
これら及びその他の目的は、可撓性基材と、環状ヒーターを画定するパターンを有するヒータートレースを含む電気回路と、で構成されたゼロ熱流束DTT測定装置によって達成され、ヒータートレースは、パターンが中断されない区域における第1の値と、パターンが中断される区域における第2の値と、を有する出力密度を有し、第2の値は第1の値より大きい。
これら及び他の目的は、中央セクションと、中央セクションの周辺から外向きに延在するツメと、中央セクションの周辺から外向きに延在するテールと、可撓性基材表面の電気回路と、を含む可撓性基材で構成されたゼロ熱流束DTT測定装置によって達成され、その電気回路は、表面の領域を取り囲むヒーターを画定するヒータートレースと、その領域に配置された第1の熱センサーと、テールに配置された第2の熱センサーと、ツメに配置された複数の電気パッドと、第1及び第2の熱センサー及びヒータートレースを複数の電気パッドに接続する複数の導電性トレースと、を含み、テール及びツメは、第2の熱センサーを電気パッドと接続する導電性トレースのための表面に、ヒータートレースを横断しない容易に辿られる通り道を提供するために分離される。
これら及び他の目的は、可撓性基材と、可撓性基材表面の電気回路と、で構成されたゼロ熱流束DTT測定装置によって達成され、電気回路は、表面の領域を取り囲むヒーターを画定するヒータートレースと、その領域に配置された第1の熱センサーと、ヒーターの外側に配置された第2の熱センサーと、複数の電気パッドと、第1及び第2の熱センサー及びヒータートレースを複数の電気パッドに接続する複数の導電性トレースと、を含み、導電性トレースの少なくとも1つは電気回路の少なくとも2つの要素によって共有される。
ZHF DTT測定装置を含む第1の先行技術の深部組織温度測定システムの基本ブロック図。 アルミニウムキャップを有するZHF深部組織温度測定装置を含む第2の先行技術の深部組織温度測定システムの概略側断面図。 温度測定のために基材表面に配置された電気回路を示す、可撓性基材側面の平面図。 図3の電気回路を組み入れた温度装置の側断面図。 図4の温度装置の要素を示す分解組立て斜視図。 図4及び5の温度装置に基づく温度装置製造方法の図示。 図4及び5の温度装置に基づく温度装置製造方法の図示。 図4及び5の温度装置に基づく温度装置製造方法の図示。 図4及び5の温度装置に基づく温度装置製造方法の図示。 図4及び5の温度装置に基づく温度装置製造方法の図示。 図4及び5の温度装置に基づく温度装置製造方法の図示。 中央部分と周辺部分とを有するヒーターを有するゼロ熱流束DTT測定装置の側断面部分略図。 図7のゼロ熱流束DTT測定装置構成の第1の構成を図示し。 測定装置の要素を含む略図。 ゼロ熱流束DTT測定装置を含む温度測定システムを図示するブロック図。 図7のゼロ熱流束DTT測定装置の第2の構成の図示。 図7のゼロ熱流束DTT測定装置の第3の構成の図示。 図7のゼロ熱流束DTT測定装置の第4の構成の図示。 図7のゼロ熱流束DTT測定装置の第5の構成の図示。 図7のゼロ熱流束DTT測定装置の第6の構成の図示。 図7のゼロ熱流束DTT測定装置の第7の構成の図示。 図7のゼロ熱流束DTT測定装置の第8の構成の図示。 図7のゼロ熱流束DTT測定装置の第9の構成の図示。 図7のゼロ熱流束DTT測定装置の第10の構成の図示。
ゼロ熱流束深部組織温度測定装置の構成は、使用のために置かれたときにできるだけ少ない皮膚面積と接触する一方で、信頼できる正確な深部体温測定のためによく形成された等温チャネルを生成及び維持することが望ましい。それらの構成は、低質量及び低プロファイルを有するべきであり、測定を行うために皮膚と接触する比較的小さい区域を呈するべきである(以下において、この区域は装置の「接触区域」と呼ばれる)。低プロファイルで軽量の可撓性のDTT測定装置構成は、ヒト又は動物の体の複数の部位でのゼロ熱流束温度測定を可能にすることがとりわけ望ましい。
ゼロ熱流束DTT測定のための温度装置は、離間された関係で配置された、1つ以上の可撓性の断熱材の層によって分離された少なくとも2つの温度センサーを有する可撓性基材を含む。好ましくは、センサーは可撓性の断熱(及び絶縁)材によって離間された関係に維持される。基材は、少なくとも熱センサーと、分離する断熱材と、ヒーターとを支持する。基材は、温度装置の機能性を充実するために、少なくとも1つの追加的な電子装置もまた支持することが望ましい。
温度装置構成について、代表的要素を備える好ましい実施形態を用いて記述するが、それらの実施形態は例示に過ぎない。他の実施形態が、記述されているより多くの又はより少ない要素を含むことも可能である。記述されている要素のいくつかを削除すること、及び/又は記述されていない他の要素を追加することもまた可能である。更に、要素を他の要素と組み合わせてもよく、及び/又は、要素を分割して追加的な要素にしてもよい。
ゼロ熱流束DTT測定装置
ゼロ熱流束DTT測定装置のレイアウトを図3に図示する。装置は、異なる温度測定場所で遭遇する異なる輪郭に、温度測定装置の物理的形態を適応又は適合するために、可撓性基材に配置された電気回路を含む。必要ではないが好ましくは、可撓性基材は連続した複数のセクションを有するように構築又は作製される。例えば、可撓性基材100は、連続した3つのセクション102、104、106を有する。第1の、すなわち中央のセクション102は、ほぼ円形である。第2のセクション(又は「テール)104は、第1のセクション102の周辺から第1の半径方向に延在する狭く細長い矩形を有する。中央セクションとテールセクションが接合する105で、中央セクションの周辺部は一直線の部分を有し、テールの幅は縮小される。第3のセクション(又は「ツメ)セクション106は、中央セクション102の周辺から第2の半径方向に延在する広く細長い矩形を有する。好ましくは、テールとツメは中央セクションの直径に沿って整列する。
図3によると、電気回路の要素は、可撓性基材の第1の側108上に、単一の表面に、配置される。第1の熱センサー120は、中央セクション102の外辺部の内側に、好ましくは中央セクション102の中心又はその近くに位置づけられる。導電性ヒータートレース122は、第1の熱センサー120が位置づけられた領域121を取り囲む又は取り巻く形でヒーターを画定する。図3に図示した好ましい実施形態では、ヒータートレースは、領域121及びその領域に配置された第1の熱センサー120を取り囲む又は取り巻くくさび形のヒーター領域124の円形配列を含む環状形を有する。第2の熱センサー126はテール104に配置される。複数の電気接続パッド130はツメ106に位置づけられる。ヒータートレースは、接続パッド130a及び130bにおいて終端する2つの導電性トレースセクションを含む。2つの導電性トレースは、第1の熱センサー120が装着される装着パッドと接続パッド130c及び130dとの間に延在する。2つの追加的な導電性トレースは、第2の熱センサー126が装着される装着パッドと接続パッド130e及び130fとの間に延在する。
図3に図示した好ましい実施形態の特定のレイアウトでは、ヒータートレース122の通り道は、第2の熱センサー126のための2つのトレースの通り道を横切る。この場合、ヒータートレースの連続は、必要ではないが好ましくは、第2の熱センサー126の2つのトレースから電気的に隔離されてそれらを横切る導電性のゼロオームジャンパー132によって維持される。他の実施形態で、ヒータートレース122の連続は、可撓性基材の第2の側へのビアによって、又は可撓性基材の第1の側の周辺に沿って熱センサートレースを走らせることによって、又はゼロオーム抵抗器ではなくジャンパー配線によって、又は任意の同等の解決策によってもまた維持され得る。
可撓性基材の可撓性又は適合性は、互いに独立に移動又は屈曲する領域を画定する複数のスリット133によって更に高めることができる。好ましい実施形態では、スリット133は、ヒータートレース122のレイアウトを辿る又は許容するパターンの中央のセクション102に作られる。このパターンは、任意の1つのヒーター領域124が任意の他のヒーター領域から独立して移動することができるように、少なくとも部分的にヒーター領域124を分離する。好ましいスリットのパターンは、隣接するヒーター領域の間にそれぞれのスリットが円形中央セクション102のそれぞれ対応する半径に沿って作られ、その半径に沿って中央セクション102の周辺からセクションの円形中心に向かって延在する半径方向のパターンである。これは、ヒータートレースレイアウト及び可撓性基材セクションの異なる形によって決定される他の可能なスリット形態を除外するという意味ではない。
可撓性基材のセクションは、インシュレータの周囲でともに集められ、即ちともに折り畳まれて、ZHF温度測定に好ましい形態において、第1の熱センサー120と第2の熱センサー126との間に熱抵抗を提供する。例えば、可撓性基材の少なくとも中央セクション102及びテールセクション104は、可撓性インシュレータの周囲にともに集められる、即ち折り畳まれる。好ましくはそれによって第1の熱センサー120及び第2の熱センサー126は断熱材のそれぞれ対応する側に配置される。これに関して、図3及び4を参照すると、中央セクション102及びテール104は、インシュレータ材料の可撓性の層140の周囲でともに折り畳まれる。層140は、熱センサー間の熱抵抗及び電気抵抗を提供し、また、熱センサーを離間された形態において支持する。
可撓性温度測定装置の構成は、図3に図示したように可撓性基材の1つの側にレイアウトされた電気回路を含む。可撓性インシュレータを間に挟んで可撓性基材の2つのセクションがともに集められる即ち折り畳まれると、構成は図4に最も明瞭に示したような多層構造を有することになる。このように、温度測定装置200は、可撓性基材100の第1の側108の表面上にレイアウトされた電気回路を含む。中央セクション102とテールセクション104は、第1の熱センサー120と第2の熱センサー126との間に熱抵抗を提供するように可撓性インシュレータ層140の周囲でともに集められる、即ち折り畳まれる。また、可撓性インシュレータ層は、第2の熱センサーと離間された関係の配置に第1の熱センサーを維持する。必要ではないが好ましくは、第2の熱センサー126は、(図3に図示したように)ヒータートレースによって取り囲まれた領域121を貫通する線202上で第1の熱センサーと整列される。温度測定装置は、中央セクション102の上の、基材100の第2の側109に取り付けられた可撓性ヒーターインシュレータ208を更に含む。
図3に図示した電気回路のレイアウトでは、可撓性基材100の1つの側の単一の表面に全ての回路構成要素が配置される。このレイアウトにはいくつかの利点がある。第1に、ヒーター、熱センサー、及び接続パッドのためのトレースを置くための作製順序を1つだけ必要とするので、装置の製造を簡易化する。第2に、熱センサーを支持するセクションがともに折り畳まれると、熱センサーは熱的及び機械的に制御された環境に維持される。
図3に図示した好ましいレイアウトの別の利益は、第1の熱センサー120が、ヒータートレース122によって取り囲まれた又は取り巻かれた領域121において物理的に分離され、Fox/Solmanシステムでのように下に重ねられないことである。温度測定装置が起動されると、ヒーターが作動し、それによって生成される熱はヒーターから患者へと概して垂直に移動するが、第1の熱センサーへは内側にのみ移動する。その結果、ヒーターが作動されたときに生じる温度の急上昇が第1の熱センサーによって直ちには感知されないため、温度測定装置の熱質量を増すことを必要とせずにヒーターの制御及び温度装置の安定性が改善される。したがって、第1の温度センサー120はヒータートレース122と同じ平面又は同じ表面上に(しかも場合によってはヒータートレースよりわずかに上に置かれてもよい)、実質的にゼロ熱流束の領域121内に又はそれと整列して、好ましくは位置づけられる。
望ましくは、便宜性のため及び患者バイタルサイン監視システムのモジュール性のために、温度測定装置は挿し込み可能なインターフェイスに対応する。これに関し、図3及び4を参照すると、ツメ106はコネクター(図示せず)と接続するための滑入及び滑出ができるようにパッド130の配列とともに構成される。接続及び取り外しされる間にその形を維持することができる物理的に堅固な構造物を提供するために、ツメ106は所望により剛化される。これに関し、可撓性剛化材204を可撓性基材100の第2の側109に配置する。剛化材はツメ106と実質的に同一の広がりを持ち、中央セクション102の上を少なくとも部分的に覆って延在する。図4に最も明瞭に示したように、剛化材204は可撓性基材100の第2の側109と可撓性インシュレータ208との間に配置される。ツメ106を整列して電気コネクター(図示せず)との接続不良を防ぎ、かつコネクターをツメ上に保持するために、装置200にキーを提供してもよい。例えば、図5を参照すると、そのようなキーは、剛化材及びツメを貫通する開口部209を含む。
温度測定装置200は、温度測定が行われる皮膚の部位に、第2の熱センサー126を皮膚に最も近づけて、装着される。図4に図示したように、接着剤層222は第2の側109上に、インシュレータ140の層上に、及び第2のセンサー126が位置づけられたテール104の部分に、配置される。剥離ライナー(この図には示さず)を接着剤層222から引き剥がして、装置200を皮膚に取り付ける準備をすることができる。図4に図示したように配備されると、ツメ106に位置づけられた複数の電気接続パッド130を通して、装置200上の電気回路と温度測定システムとの間に、挿し込み可能な信号インターフェイスが提供される。そこを通って伝送される信号には、少なくともヒーター起動信号及び熱センサー信号が含まれることになる。
可撓性基材上の電気回路の使用は、深部組織温度を推定するための使い捨て可能な温度装置の構成を大幅に簡易化し、そのような装置の製造にかかる時間及び費用を実質的に削減する。これに関し、図3に図示した回路要素とともに可撓性基材100の片側にレイアウトされた電気回路を組み入れた温度測定装置の製造は、図5及び6A〜6Fを参照することによって理解できる。特定の番号付きの工程によって製造方法を説明するが、工程の順序を変更して同じ結果を達成することも可能である。様々な理由から、いくつかの工程は、記述されているより多くの操作又はより少ない操作を含んでもよい。同じ理由又は追加的な理由から、記述されている工程のいくつかを削除してもよく、及び/又は、記述されていない他の工程を加えてもよい。更に、工程を他の工程と組み合わせてもよく、及び/又は追加的な工程に分割してもよい。
図6Aでは、電気回路のためのトレース及びパッドは、中央セクション102と、中央セクションから延出したテール104と、中央セクションから延出したツメ106と、を有する可撓性基材100の第1の側108上に作製される。電子要素(第1及び第2の熱センサー)は、図中に示されているようにレイアウトされる図3の要素を含む電気回路(これは、これらの図中、便宜上割愛されている)を完成するために、トレースに装着される。使用される場合、ヒーター領域を分離するスリット133のパターンは、この製造工程で中央セクションに作製され得る。
図6Bによると、第2の製造工程で、剛化材204を可撓性基材の第2の側に積層する。図5に最も明瞭に図示されているように、剛化材はツメと同一の形状の部分を有し、円形先端を有する細長い部分に向かって狭まる。第2の側109に積層されると、剛化材は実質的にツメの上を覆い、領域121の下の中央セクションの上の一部を覆って、延在する。好ましくは、接着フィルム(図示せず)又は同等物によって剛化材を可撓性基材の第2の側に取り付ける。
図6Cによると、第3の製造工程で、インシュレータ材料の可撓性層208は可撓性基材の第1の側に接着剤又は同等物によって取り付けられ、中央セクションのほぼ全て及び剛化材の少なくとも一部分を覆う。この層は、ヒーターを周囲環境から断熱/絶縁するために提供される。図5に最も明瞭に示されているように、この可撓性層は、ツメ106とシステムコネクターとの間の挿し込み可能な接続に追加的な補強を提供する切頭ツメ210を含むことができる。
図6Dによると、第4の製造工程で、インシュレータ材料140の可撓性中央層は第1の側108の中央セクションの上に取り付けられて、ヒータートレース及び第1の熱センサーを覆う。図5に最も明瞭に示されているように、この可撓性層は、ツメとシステムコネクターとの間の挿し込み可能な接続に追加的な補強を提供する切頭ツメ141もまた含むことができる。
図6Eによると、第5の製造工程で、テール104は、好ましい離間された関係で第1及び第2の熱センサーが中央層に維持されるようにインシュレータ材料140の中央層の上に折り畳まれる。
図6Fによると、第6の製造工程で、この折り畳まれたテールを有する中央断熱層の上に剥離ライナー226付きの接着剤の層(図示せず)が取り付けられる。図5に最も明瞭に示されているように、剥離ライナー226は中央セクション102及びツメ106に対応する形を有することができる。
最良の実用形態においては、本明細書による温度測定装置は下表に記載されている材料及び部品を用いて製造された。図3に適合する銅トレース及びパッド付きの電気回路を、従来のフォトエッチング技法によってポリイミドフィルムの可撓性基材上に形成し、従来の表面装着技法を用いて熱センサーを装着した。表に記載されている寸法は厚さを示すが、斜線付き丸(直径記号)は直径を表す。もちろん、これらの材料及び寸法は例示に過ぎず、本明細書の範囲を制限するものではない。例えば、トレースの部分又は全部を導電性インクで作製してもよい。
Figure 2013527434
ゼロ熱流束DTT測定装置構成
図3及び前述の説明によるゼロ熱流束DTT測定装置を製作及び組み立てて、臨床試験した。我々は、不必要に装置を拡大すること又はDTT測定を行う精度を犠牲にすることなくそのような装置の構成を配備し得る部位数を増やすためにそれらの装置の構成を更に適応することが望まれることを見出した。
これらの目的は、中央出力密度部分と、中央出力密度部分を取り囲む周辺出力密度部分と、を有するヒーター構成によって満たされる。深部体温の測定のために皮膚に装置を配置したとき、中央出力密度部分が第1の出力密度で動作し、周辺出力密度部分が第1の出力密度より強度の高い第2の出力密度で動作することにより、中央ヒーター部分からヒーターの周辺部までほぼ均一の温度を維持する。
図7は、好ましいゼロ熱流束DTT測定装置構成の部分的な略図である。測定装置の全ての要素を図示してはいないが、図は、ゼロ熱流束測定に関係する構成の構成要素間の関係を示している。測定装置700は、可撓性基材層と、断熱材の層と、電気回路とを含む。電気回路は、ヒーター726と、第1の熱センサー740と、第2の熱センサー742と、を含む。ヒーター726及び第1の熱センサー740は、可撓性基材層703内又は可撓性基材層703上に配置され、第2の熱センサー742は可撓性基材層704内又は可撓性基材層704上に配置される。第1及び第2の基材層703及び704は、可撓性の断熱材の層702によって分離される。可撓性基材層703及び704は分離された要素であってもよいが、インシュレータ材料層の周囲に折り畳まれた単一の可撓性基材のセクションであることが好ましい。好ましくは、接着フィルム(図示せず)によって基材をインシュレータ層702に取り付ける。基材層704の片側に装着された接着剤層705には、皮膚に測定装置を取り付けるための剥離可能なライナー(図示せず)が提供される。好ましくは、可撓性インシュレータ材料層709は層702、703、704の上に置かれ、基材層702の片側に接着フィルム(図示せず)で取り付けられる。インシュレータ層709は、ヒーター726及び第1の熱センサー740の上に延在する。
使用の際、測定装置700は、第2の熱センサー742が皮膚に最も近くなるように配置される。層702は、ヒーター726及び第1の熱センサー740を第2の熱センサー742から分離するように第1の基材層703と第2の基材層704との間に挟まれる。動作中、層702は第1の熱センサーと第2の熱センサーとの間の大きい熱抵抗として作用し、第2の熱センサー742は皮膚の温度を感知し、第1の熱センサーは層702の温度を感知する。第1の熱センサー740が感知する温度が第2の熱センサー742によって感知される温度より低い間は、ヒーターは層702及び皮膚を通る熱の流れを減らすように動作する。層702の温度が皮膚の温度と等しいときは、層702を通る熱の流れは停止し、ヒーターは遮断される。これが、第1及び第2のセンサー740及び742によって感知されるゼロ熱流束条件である。ゼロ熱流束条件が生じると、第2の熱センサーによって示される皮膚の温度は深部体温として解釈される。以下に詳述されるゼロ熱流束DTT測定装置構成において、ヒーター726は第1の出力密度で動作する中央ヒーター部分728と、第1の出力密度より高い第2の出力密度で動作する、中央ヒーター部分を取り囲む周辺ヒーター部分729と、を有する。もちろん、基材の可撓性は、ヒーター726を含む測定装置700が身体の測定される場所の輪郭とぴったり適合することを可能にする。
図8Aを参照すると、ゼロ熱流束DTT測定装置700の第1の構成は可撓性基材701を含む。必要ではないが好ましくは、可撓性基材701は連続したセクション705、706、708を有する。必要ではないが好ましくは、第1の又は中央のセクション705はほぼ円形である。第2のセクション(即ち「テール」)706は、中央セクション705の周辺から第1の方向に外向きに延在する、球根上の端部707を有する狭く細長い矩形を有する。第3のセクション(即ち「ツメ」)セクション708は、中央セクション705の周辺から第2の方向に外向きに延在する幅の広い矩形を有する。ツメ708には、ケーブルコネクター(図示せず)のそれぞれ対応するバネ仕掛けの保持器を受容及び保持するために対向するノッチ710が形成される。必要ではないが好ましくは、テール706は、時計回り又は反時計回りのいずれかの方向に180度以下の弓状距離によってツメ708から変位される。
図8Aによると、電気回路720は可撓性基材701上に配置される。必要ではないが好ましくは、電気回路720の要素は可撓性基材701の表面721上に位置づけられる。電気回路720は、少なくとも、導電性ヒータートレースと、熱センサーと、導電性接続トレース部分と、電気接続パッドと、を含む。必ずしも全てでなくてもよいが電気回路720のいくつかの実施形態は、電子プログラム可能なメモリ770のようなマルチピン電子回路装置もまた少なくとも1つ含むことが望ましい。ヒータートレース724は、ヒータートレース724のいかなる部分も延在しない、基材701の領域730を取り囲む概して環状のヒーター726を画定する。これに関し、領域730は、ヒーターが動作するときに直接加熱されない。領域730は表面721の概して円形の部分を占有する。更に特定すると、領域730は、図8Aに図示した表面721の部分と、反対側表面の対応する部分(この図には描かれていない)と、それらの間の固体部分と、を含む基材701の円形セクションである。必要ではないが好ましくは、領域730は中央セクション705に中心合わせされ、ヒーター726と同心である。第1の熱センサー740は、領域730に形成された装着パッドに装着される。第2の熱センサー742は、概して環状のヒーター726の外側に配置される。好ましくは、これらの装着パッドはテールの端部の概して近くに、例えばテールの球根上の端部707の中心の中又は近くに形成される。いくつかの構成では、電気回路720は、測定装置700上に装着された少なくとも1つのマルチピン電子回路装置を含む。例えば、電気消去可能なプログラム可能な読取り/書込みメモリ770を、ツメ708の近くに又はそれに隣接して中央セクション705上の表面721の一部分に形成された装着パッド上に装着する。電気接続パッド(「電気パッド」)をツメ708内の表面721上に形成する。複数の導電性トレース部分は、第1及び第2の熱センサー及びヒータートレースを複数の電気パッド771と接続する。測定装置700がマルチピン電子回路装置を含む場合は、1つ以上の追加的な電気パッド及び追加的な導電性トレース部分が装置に提供される。必要ではないが好ましくは、少なくとも1つのそのような追加的パッドは、装置と、ヒーター、第1の熱センサー及び第2の熱センサーのうちの1つとによって共有される。
図8Aに図示したように、必要ではないが好ましくは、可撓性基材の可撓性及び適合性を更に高めるために、中央セクション705はそれ自体に形成された複数のスリット751、752を有する。スリットは周辺部から半径方向に、中央セクション705の中心に向かって延在する。スリットは、互いに独立して移動又は屈曲する領域を画定する。ヒータートレース724のレイアウトはスリットを許容するように適応される。これに関し、ヒータートレースはジグザグ又はつづら折りのパターンを、一区間は領域730の周辺部から、より長いスリット751の端部にかけて長さを増して行き、それらの端部で一段減少した後に、スリットによって画定される領域内では、ヒーター726の外周辺部に向かって再び概して長さを増す。図示したように、ヒーターの構成は領域730で中心合わせされた概して環状形を有するが、この環にはスリットで切れ目が入っている。あるいは、この環状形を、概して連続した中央の環の周囲を取り巻くくさび形のヒーター領域の周辺環を含むものとして見ることもできる。
不均一の出力密度のヒーター構造は、図8Aを参照することによって理解することができ、図中、ヒーター726は、第1の出力密度を有する中央部分728(細い線で描かれた部分)と、中央部分728を取り囲む、第1の出力密度より高い第2の出力密度を有する周辺部分729(太い線で描かれた部分)と、を含む。ヒータートレース724は連続しており2つの端を含み、第1の端は電気パッド5へと、第2の端は電気パッド6へと移行する。しかし、スリットのために、中央部分728及び周辺部分729のそれぞれは、中央部分728のセクションと周辺部分のセクションとが交互になった一定の順序で配列された複数のセクションを含む。しかし、このヒーターの環状構造では、中央部分728のセクションは概して領域730の周囲の中央環内に配列され、周辺部分729のセクションは中央部分728の周囲に配列される。ヒーター726が作動されると、中央部分728は領域730を取り囲む第1の出力密度で熱の中央環を生成し、周辺部分729はこの熱の中央環を取り囲む第2の出力密度の熱の輪状環を生成する。
好ましくは、ヒータートレース724は連続しているが、中央ヒーター部分728が第1の出力密度を有し、周辺部分729が第1の出力密度より大きい第2の出力密度を有するように、その長さに沿って不均一の出力密度を呈する。この構成であると、ヒーター726に付加される駆動電圧によって引き起こされる、ヒータートレースのヒーター面積単位当たりに中央ヒーター部分728が生成する動力は、外側のヒーター部分729が生成する動力より少ない。その結果、第1の平均動力の熱の中央環を取り囲む、第1の平均動力より高い第2の平均動力の熱の輪が得られる。
ヒーター部分728及び729の異なる出力密度は、それぞれの部分の中で不変であっても変動してもよい。出力密度の変化は段階的でも連続的でもよい。出力密度は、ヒータートレース724の幅及び/又はつづれ折りパターンの区間の間のピッチ(距離)によって設定されるのが最も簡易でかつ経済的である例えば、抵抗、したがってヒータートレースが生成する動力は、トレースの幅に反比例して変化する。任意の抵抗に対し、ヒータートレースによって生成される動力もまた、つづれ折りの区間のピッチ(それらの区間の間の距離)とともに反比例して変化する。
図8Aに図示した可撓性基材701上の電気回路720の結線図を図8Bに示す。図8Aで番号1〜6が付されたツメ708上の電気パッドは、図8Bでも同一番号の要素に相当する。図示した電気パッドの数はあくまで例示を目的とする。より多くの又はより少ない電気パッドを使用してもよい。任意の特定の数は、マルチピン電子装置の有無、ヒーター構成、熱センサーの数などを含む設計上の選択によって決定される。構成によっては、電気パッドの数をできるだけ少なくするために1つ以上の電気パッドを電気回路720の1つ以上の要素と行き来する電気信号伝達のために活用することによって、回路のレイアウトを簡易化し、ツメ708の寸法及び質量を最小限にし、インターフェイスコネクターの寸法を縮小することが望ましい。
ゼロ熱流束DTT測定装置700に装着パッドによって装着されたMicrochip Technology製の24AA01T−I/OTのようなマルチピンの電子プログラム可能なメモリ(EEPROM)を電気回路720が含むものと仮定する。図8A及び8Bは、1つ以上の電気パッドが電気回路の少なくとも2つの要素によって共有される構成を図示する。これに関し、
第2の熱センサー742の1本の導線及びメモリ770のピン1を、導電性トレース部分によって電気パッド1に接続する。
第1及び第2の熱センサー740及び742の導線及びメモリ770のピン4を、導電性トレース部分によって電気パッド2に接続する。
第1の熱センサー740の1本の導線及びメモリ770のピン3を、導電性トレース部分によって電気パッド3に接続する。
メモリ770のピン2及び5を導電性トレース部分によって電気パッド4に接続する。
ヒータートレース724の帰線端を導電性トレース部分によって電気パッド5に接続する。
ヒータートレース724の入力端を導電性トレース部分によって電気パッド6に接続する。
図7及び8Aを参照すると、測定装置700が組み立てられたとき、中央セクション705及びテール706は、層702のような可撓性のインシュレータ材料の周囲でともに折り畳まれる。層702は、熱センサー間の熱抵抗及び電気絶縁を提供し、また、離間された構成において熱センサーを支持する。換言すれば、第1及び第2の熱センサー740及び742は、ヒーター及び第1の熱センサーがインシュレータ材料層の片側に面し、第2の熱センサーがもう一方の側に面するようにして、インシュレータ材料層によって分離された基材材料のそれぞれ対応する層上に配置される。
ヒーター726の動作によって生成される温度の均一性を維持又は改善する測定装置700の要素を理解するために、再び図8Aを参照する。これらの要素は温度の均一性に望ましい影響をもたらすが、任意の1つ以上のこれらの要素をゼロ熱流束DTT測定装置の構成に組み込むことは任意選択による。ヒーター726のフットプリント内の出力されていない区域は、正確な測定を行うために重要なゼロ熱流束条件を不安定にし得るほど温度の均一性に支障を来し得る。したがって、ヒーターのフットプリント内の出力されていない区域による不安定化の影響を(たとえ除去はできないとしても)削減することは望ましい。これに関し、高い出力密度を伴う細長いヒータートレース部分をスリットに平行にそれぞれのスリットの脇に沿って形成する。例として、長いスリット751に平行して、その脇に沿って走る長いヒータートレース部分774、及び短いスリット752に平行して、その脇に沿って走る短いヒータートレース部分775を参照されたい。ヒーター726の動作中、これらのヒータートレースの高い出力密度は、スリットの両脇の区域における出力を高めて、装置の温度の均一性の維持を助ける。加えて、ヒータートレース724の高い出力密度を伴う細長いヒータートレース部分776は、電気パッド6から第1の熱センサー740の導電性トレースが延在する通路780に沿って走る。ヒーター726の動作中、このヒータートレース部分は通路780における出力を高める。
図8Aを参照すると、出力されていない領域730の不規則又は不完全な断熱は、ゼロ熱流束条件が感知される制度を削減し得る。これに関し、使用のために測定装置700が組み立てられたとき、中央セクション705及びテール706は、図6Dのようなやり方で断熱層の上にともに折り畳まれる。好ましくは、テール706の端部は領域730と重なる。テールのこの端部が領域730の不規則又は不完全な断熱を呈する場合、冷たいスポットが形成され、この領域内に位置づけられた第1の熱センサー740の動作に支障を来す場合がある。したがって、テール706の端部707は領域730と整列して重なる拡大された球根状の形を有することによって、その領域に重なる断熱レベルを規則的かつ連続的に維持する。
図8Aに図示したように可撓性基材701の1つ以上の側にレイアウトされた電気回路720を有するゼロ熱流束DTT測定装置700は、材料及び部品表IIに特定した材料を使用して図5及び6A〜6Fに図示した方法で製造及び組み立てが可能である。好ましくは、測定装置は、ツメ708上に塗装、蒸着、又は形成されてから硬化された別個の片又は材料層を含む可撓性剛化材とともに構成される。図4及び8Aを参照すると、好ましくは、ツメ708の剛化材(図8A)は、可撓性基材100の第2の側109(図4)に対応する可撓性基材701の側に配置される。剛化材はツメ708とほぼ同一の広がりを持ち、少なくとも部分的に中央セクション705の上に延在するが、領域730の手前の、概ね図8Aの点線711が示す場所で止まる。
図8Aの物理的レイアウト及び対応する図8Bの電気回路は、DTT測定システムでゼロ熱流束DTT測定装置の動作を制御及び監視可能なインターフェイスを図示する。図9は、例えば図8Aの第1の構成を用いた、図7によるゼロ熱流束DTT測定装置間の信号インターフェイスを図示する。これらの図を参照すると、DTT測定システムは、制御機構800と、測定装置700と、制御機構と測定装置との間の動力信号、共通信号及びデータ信号を伝達するインターフェイス785と、を含む。インターフェイスは無線でもよく、信号の送受信のためにトランシーバが位置づけられる。好ましくは、インターフェイスは、ツメ708に解放可能に接続されたコネクター789を伴うケーブル787を含む。制御機構800は、ヒーターへのそれぞれ対応する信号経路の動力及び共通信号の提供を管理し、Thermistor2(TH2)及びSCL信号のような共通信号経路を共有する信号の分離をもたらす。共通基準電圧信号は熱センサーへの単一の信号経路に提供され、それぞれ対応する別個の帰線信号経路は熱センサーからのセンサーデータを提供する。
EEPROMが測定装置700に含まれると仮定すると、別個の信号経路がEEPROM接地のために提供され、熱センサー信号経路は図8A及び8BにしたがってEEPROMの多様なピンと共有される。正当な理由から、この信号経路構成は、ヒーターのためのDC接地(共通)からEEPROMのためのディジタル接地を分離する。EEPROMとヒーターが接地のための電気パッドを共有すると仮定する。そのコネクターを含むケーブル787は、ある一定の量の抵抗を有する。ヒーター726に動力が送られると、それを通る電流は接地(共通)接点を通って制御機構800に帰還しなくてはならず、このことは、接点の測定装置側に、その線の抵抗にそのヒーター726を通る電流を掛けたものと同等の、ある程度の電圧が発生することを意味する。その電圧はそれらの接点の健全性に依存して2又は3ボルトもの高さであり得る。それと同時にEEPROMで供給電圧が下がれば、あるいはロジック線のたとえ1つでも前述のこの生成電圧を下回れば、EEPROMに逆バイアスがかかることになり、その部品が損傷され得る。ヒーターとEEPROMの接地を分離することは、EEPROMを損傷するこれら全ての可能性を除去する。したがって、ヒーターを電気回路の他の全ての要素から隔離することが望ましい。したがって、図9を参照すると、複数の電気パッド771の第1の電気パッド(例えば電気パッド5)はヒータートレースの第1の終端のみに接続され、一方、複数の電気パッド771の第2の電気パッド(例えば電気パッド6)はヒータートレースの第2の終端のみに接続される。
図8Bを参照し、熱センサーはNTC(負温度係数)サーミスタであると仮定する。この場合、電気パッド2の共通信号はEEPROMにVccを提供しサーミスタに基準電圧を提供するために、一定の電圧レベルに保持される。コントロールは、サーミスタ/EEPROMスイッチ回路を介して、サーミスタの読取りとEEPROMの、クロッキング/読取り/書込みの間で切り替えられる。インターフェイス785の代表的な構成を信号及び電気特性表にまとめた。
Figure 2013527434
最良の実用形態においては、図8Aによる温度測定装置は下表に記載されている材料及び部品を用いて製造された。銅トレース及びパッド付きの電気回路を、従来のフォトエッチング技法によってポリイミドフィルムの可撓性基材上に形成し、従来の表面装着技法を用いて熱センサーを装着した。表に記載されている寸法は厚さを示すが、斜線付き丸(直径記号)は直径を表す。もちろん、これらの材料及び寸法は例示に過ぎず、本明細書の範囲を制限するものではない。例えば、トレースの部分又は全部を導電性インクで作製してもよい。別の例では、熱センサーは好ましくはサーミスタであるが、PNジャンクション、サーモカップル、又は抵抗温度検出器を使用してもよい。
Figure 2013527434
図10に図示した測定装置700の第2の構成では、ヒーター726は異なる出力密度を有する中央ヒーター部分728及び周辺ヒーター部分729を含むが、電気回路にはマルチピン電気回路装置が含まれていない。この構成では5つの電気パッドがツメ708上に提供される。電気回路装置の欠如は少なくとも1つの電気パッドをツメから削除することを可能にし、これは更にツメの寸法及び質量並びに測定装置の製造コストを削減する。共有されるのは電気パッド2のみであり、この電気パッドは第1及び第2の熱センサーのための共通基準信号を提供する。
図11に図示した測定装置700の第3の構成では、ヒーター726は異なる出力密度を有する中央ヒーター部分728及び周辺ヒーター部分729を含むが、電気回路にはマルチピン電気回路装置が含まれていない。この構成では4つの電気パッドがツメ708上に提供される。電気回路装置の欠如は少なくとも1つの電気パッドをツメから削除することを可能にする。更に、電気パッド3は第1及び第2の熱センサー740、742及びヒーター726のための共通基準信号を提供するために共有され、もう1つの電気パッドの削除及びツメ708の寸法及び質量並びに測定装置の製造コストの更なる削減も可能にする。
図12に図示した測定装置700の第4の構成では、電子回路装置770は含まれているが基材701にスリットが提供されず、したがってヒーター726は、異なる出力密度を有するが連続した中央部分728及び周辺部分729を含む。図8A及び8Bに図示したのと同じ接続を有する6つの電気パッドがツメ708上に提供される。図13に図示した測定装置700の第5の構成では、電子回路装置は含まれておらず、ヒーター726は、異なる出力密度を有する中央部分728及び周辺部分729を含み、基材701にスリットは提供されない。図10に図示したのと同じ接続を有する5つの電気パッドがツメ708上に提供される。第5の構成は、第1及び第2の熱センサー740、742並びにヒーターのための、共通基準信号を提供するために電気パッドを共有することによって、図11に図示した第3の構成のように4つの電気パッドを提供するように更に簡易化される第4及び第5の構成では、ヒーター726は出力を受けないスリット区域によって貫通されず、したがって、温度の均一性を最大限にするために、長い通路780のみに出力する必要がある。
図14及び15にそれぞれ図示されている測定装置700の第6及び第7の構成では、ヒータートレース726は、中央ヒーター部分728を画定する第1のトレース810と、第1のトレース810を取り囲み周辺ヒーター部分729を画定する第2のトレース811と、共通ノード814で第1及び第2のトレースと接続された第3のトレース812と、の3つのトレースを含む。第3のトレース812は、第1のトレースと第2のトレースとの間の共通接続としての役割を果たす。このようにこのヒーター構成は、共通の導線を共有する独立制御された中央ヒーター部分と周辺ヒーター部分とによって構成される。あるいは、この構成を、2つのヒーター要素を有するヒーターとみなすこともできる。中央部分及び周辺部分の出力密度は均一でも不均一でもよい。これら2つの部分の出力密度が均一の場合、周辺部分は、所望の、より高い出力密度を提供するように、中央部分より高い出力レベルで駆動され得る。図8B、9、14、15によると、第2のヒーター構成は第1、第2、第3のトレースのための3つの別個のピン(6、7、5)を必要とする。したがって、共通の導線を共有する2つの独立制御されたヒーター部分と、メモリ装置と、を含むこの電気回路の構成には7つの電気パッドがツメ708上に提供される。第1のヒーター構成と同じく、第2のヒーター構成のヒーターは、電気回路の他の要素から電気的に完全に隔離される。これに関し、図9及び14を参照すると、ヒータートレース726は3つの終端を含み、複数の電気パッド771の第1の電気パッド(例えば電気パッド5)はヒータートレースの第1の終端のみに接続され、複数の電気パッド771の第2の電気パッド(例えば電気パッド6)はヒータートレースの第2の終端のみに接続され、複数の電気パッド771の第3の電気パッド(例えば電気パッド7)は、ヒータートレースの第3の終端のみに接続される。
図16のように2つのヒーター要素を有するヒーター726を含む測定装置700の第8の構成では、第1及び第2の熱センサーのための共通基準信号を提供するために電気パッドが共有されれば、メモリ装置の排除によって電気ピンの数は6つに削減される。熱センサー及びヒーターのための共通基準信号を提供するために電気パッドを共有することは、電気パッドの数を5つに減らすことを可能にする。
可撓性基材を円形の中央セクションで構成する必要はなく、環状ヒーターが概ね円形である必要もない。図17及び18にそれぞれ図示した測定装置700の第9及び第10の構成では、中央基材セクションもヒーターも多面的及び卵形(又は楕円)の形状を有する。それぞれのヒーター構成は、中央及び周辺出力密度部分と、ヒーターによって取り囲まれた出力を受けない中央領域とを含む。設計、動作、又は製造に関して考慮される事柄の要求に応じて、前述の構成のAUをこれらの形に適応することができる。
温度測定装置の構成及び製造の原則について、現在の好ましい実施形態を参照して説明してきたが、説明された原則の意図から逸脱せずに多様な修正を行うことができることを理解されたい。したがって、これらの原則は以下の請求項によってのみ制限される。

Claims (29)

  1. ゼロ熱流束温度装置(700)であって、断熱材の層(702)を間に挟む第1及び第2の可撓性基材層(703、704)を有し、前記第1の基材層(703)上に配置されたヒータートレース(724)は、前記断熱材の層(702)の片側に面する、ヒータートレースを有さない前記第1の基材層の領域(730)を取り囲む中央出力密度部分(728)と、前記中央出力密度部分を取り囲む周辺出力密度部分(729)と、を含むヒーター(726)を画定し、第1の熱センサー(740)は前記領域内に配置され、第2の熱センサー(742)は前記断熱材の層(702)の反対側に面する第2の基材層(704)上に配置され、複数の電気パッド(771)は前記ヒータートレースの外側において基材表面(721)に配置され、複数の導電性トレースが前記第1及び第2の熱センサー及びヒータートレースを前記複数の電気パッドと接続する、ゼロ熱流束温度装置(700)。
  2. 可撓性基材(701)が、中央セクション(705)と、前記中央セクションの周辺部から外向きに延在するツメ(706)と、前記中央セクションの周辺部から外向きに延在するテール(708)と、を含み、前記複数の電気パッド(771)が前記ツメ上に配置され、前記中央セクション及び前記テールが、前記中央セクション(705)が前記第1の基材層(703)を構成し、前記テールが前記第2の基材層(704)を構成するように前記断熱材の層(702)の周囲に折り畳まれる、請求項1に記載のゼロ熱流束温度装置(700)。
  3. 前記中央出力密度部分(728)が第1の出力密度を有し、前記周辺出力密度部分(729)が前記第1の出力密度より大きい第2の出力密度を有する、請求項2に記載のゼロ熱流束温度装置(700)。
  4. 前記中央出力密度部分(728)が環状形を有し、前記周辺出力密度部分(729)が前記中央出力密度部分の環状形と同心の環状形を有する、請求項3に記載のゼロ熱流束温度装置(700)。
  5. 前記中央セクション内にスリット(751、752)のパターンを更に備え、それぞれのスリットが前記中央セクション(705)の周辺部から前記領域(730)に向かって延在し、前記ヒータートレース(724)が、前記第1の出力密度より大きい出力密度を有する前記スリットの両脇を挟む部分(774、775)を含む、請求項3に記載のゼロ熱流束温度装置(700)。
  6. 前記テール(706)の端部に、前記第2の熱センサー(742)が配置される球根状拡大部(707)を更に備える、請求項3に記載のゼロ熱流束温度装置(700)。
  7. 前記ヒータートレース(724)が2つの終端を含み、前記複数の電気パッド(771)の第1の電気パッドが前記ヒータートレースの第1の終端のみに接続され、前記複数の電気パッドの第2の電気パッドが前記ヒータートレースの第2の終端のみに接続される、請求項3に記載のゼロ熱流束温度装置(700)。
  8. 前記中央出力密度部分(728)が第1のヒータートレース部分(810)を含み、前記周辺出力密度部分が、前記第1のヒータートレース部分から分離された第2のヒータートレース部分(811)を含み、前記ヒータートレースが、前記第1及び第2のヒータートレース部分から分離されて、共通ノード(814)で前記第1及び第2のヒータートレース部分に接続されている、共通ヒータートレース部分(812)を更に含む、請求項2に記載のゼロ熱流束温度装置(700)。
  9. 前記中央出力密度部分(728)が環状形を有し、前記周辺出力密度部分(729)が前記中央出力密度部分の環状形と同心の環状形を有する、請求項8に記載のゼロ熱流束温度装置(700)。
  10. 前記中央セクションの周辺部から前記領域に向かって延在する前記中央セクション内のスリット(751、752)のパターンを更に備え、前記第2のヒータートレース部分が前記スリットの両脇の細長い部分(774、775)を含む、請求項9に記載のゼロ熱流束温度装置(700)。
  11. 前記ヒータートレース(724)が3つの終端を含み、前記複数の電気パッド(771)の第1の電気パッド(5)が前記ヒータートレースの第1の終端のみに接続され、前記複数の電気パッドの第2の電気パッド(6)が前記ヒータートレースの第2の終端のみに接続され、前記複数の電気パッドの第3の電気パッド(7)が前記ヒータートレースの第3の終端のみに接続される、請求項8に記載のゼロ熱流束温度装置(700)。
  12. 前記中央セクションの周辺部から前記領域に向かって延在する前記中央セクション内のスリット(751、752)のパターンを更に備え、前記ヒータートレースが前記スリットの両脇の細長い部分(774、775)を含む、請求項1に記載のゼロ熱流束温度装置(700)。
  13. 前記中央セクション(705)がほぼ円形を有し、前記テール(706)及びツメ(708)が前記中央セクションの周辺部で180度以下の弓によって分離される、請求項2〜12のいずれか一項に記載のゼロ熱流束温度装置(700)。
  14. 前記複数の電気パッド(771)が少なくとも4つの電気パッドを含む、請求項13に記載のゼロ熱流束温度装置(700)。
  15. 前記ツメ(708)が、ケーブルコネクターのリテーナーを受容及び保持するために対向するノッチ(710)を含む、請求項14に記載のゼロ熱流束温度装置(700)。
  16. 温度装置(700)であって、
    第1のセクション(705)と、前記第1のセクションの周辺部から外向きに延在するツメセクション(706)と、前記第1のセクションの周辺部から外向きに延在するテールセクション(708)と、を含む可撓性基材(701)と、
    前記可撓性基材の表面上の電気回路と、を備え、前記電気回路が、ヒータートレースのない前記基材の領域(730)を取り囲む中央ヒーター部分(728)と、前記中央ヒーター部分を取り囲む周辺ヒーター部分(729)とを画定する、前記第1のセクション(705)上のヒータートレース(724)と、前記領域(730)内に配置された第1の熱センサー(740)と、前記テールセクション(708)上に配置された第2の熱センサー(742)と、前記環状ヒータートレースの外側に配置された複数の電気パッド(771)と、前記第1及び第2の熱センサー並びに前記ヒータートレースを前記ツメセクション上に配置された前記複数の電気パッドに接続する複数の導電性トレースと、を含む、温度装置(700)。
  17. 前記中央ヒーター部分(728)が第1の出力密度を有し、前記周辺ヒーター部分(729)が前記第1の出力密度より大きい第2の出力密度を有する、請求項16に記載の温度装置(700)。
  18. 前記中央ヒーター部分(728)が第1のヒータートレース部分(810)を含み、前記周辺ヒーター部分(729)が、前記第1のトレース部分から分離された第2のヒータートレース部分(811)を含み、前記ヒータートレースが、前記第1及び第2のヒータートレース部分から分離されて共有ノード(814)で前記第1及び第2のヒータートレース部分に接続されている共通ヒータートレース部分(812)を更に含む、請求項16に記載の温度装置(700)。
  19. 前記第1のセクション(705)がほぼ円形、又はほぼ四辺形、又はほぼ楕円形を有する、請求項16〜18項のいずれか一項に記載の温度装置(700)。
  20. 温度装置(700)であって、
    可撓性基材(701)と、
    前記可撓性基材(701)の表面上の電気回路と、を備え、前記電気回路が、前記表面の領域(730)を取り囲む環状ヒーター部分(724)と、前記領域内に配置された第1の熱センサー(740)と、前記環状ヒータートレースの外側に配置された第2の熱センサー(742)と、マルチピン電子回路装置(770)と、前記環状ヒータートレースの外側に配置された複数の電気パッド(771)と、前記第1及び第2の熱センサー、前記マルチピン電子回路装置、並びに前記ヒータートレースを前記複数の電気パッドに接続する複数の導電性トレースと、を含み、
    少なくとも1つの導電性トレースが、前記マルチピン電子回路装置(770)のピン(SCL、COM)、前記第1又は第2の熱センサー(740、742)の端末、及び前記複数の電気パッド(771)の電気パッド(1、3)に接続される、温度装置(700)。
  21. 前記環状ヒータートレース(724)が、第1の出力密度を有する中央ヒーター部分(728)と、前記第1の出力密度より大きい第2の出力密度を有する周辺ヒーター部分(729)と、を含む、請求項20に記載の温度装置(700)。
  22. 前記複数の電気パッド(771)が6つの電気パッドを含む、請求項21に記載の温度装置(700)。
  23. 前記マルチピン電子回路装置(770)がプログラム可能なメモリ装置である、請求項22に記載の温度装置(700)。
  24. 前記環状ヒータートレース(724)が、第1のヒータートレース部分(810)を含む中央ヒーター部分(728)と、前記第1のトレース部分から分離された第2のヒータートレース部分(811)を含む周辺ヒーター部分と、前記第1及び第2のヒータートレース部分から分離されて共有ノード(814)で前記第1及び第2のヒータートレース部分に接続されている共通ヒータートレース部分(812)と、を含む、請求項20に記載の温度装置(700)。
  25. 前記複数の電気パッド(771)が7つの電気パッドを含む、請求項24に記載の温度装置(700)。
  26. 前記マルチピン電子回路装置(770)がプログラム可能なメモリ装置である、請求項25に記載の温度装置(700)。
  27. 温度装置(700)であって、可撓性基材(701)と、断熱材の層(702)と、第1の基材層(703)に配置された、前記第1の基材層の領域(730)を取り囲むがその領域内へは入り込まないヒーター(726)を有する電気回路と、を含み、第1の熱センサー(740)は前記領域内に配置され、第2の熱センサー(742)は第2の基材層(704)上に配置され、前記第1の基材層と第2の基材層とは可撓性の断熱層(702)によって分離され、前記ヒーターは第1の出力密度で動作するための中央出力密度部分(728)と、前記第1の出力密度より大きい第2の出力密度で動作するための、前記中央出力密度部分を取り囲む周辺出力密度部分(729)と、を有する、温度装置(700)。
  28. 前記中央出力密度部分(728)が第1の出力密度を有し、前記周辺出力密度部分(729)が前記第1の出力密度より大きい第2の出力密度を有する、請求項27に記載の温度装置(700)。
  29. 前記中央出力密度部分(728)と前記周辺出力密度部分(729)とを別々に制御可能である、請求項27に記載の温度装置(700)。
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