JP2013526456A - 自動車のシール形材又はホイールカバー形材用の熱可塑性のフレーム、該熱可塑性のフレームの製造方法及び該熱可塑性のフレームを備える形材 - Google Patents

自動車のシール形材又はホイールカバー形材用の熱可塑性のフレーム、該熱可塑性のフレームの製造方法及び該熱可塑性のフレームを備える形材 Download PDF

Info

Publication number
JP2013526456A
JP2013526456A JP2013510720A JP2013510720A JP2013526456A JP 2013526456 A JP2013526456 A JP 2013526456A JP 2013510720 A JP2013510720 A JP 2013510720A JP 2013510720 A JP2013510720 A JP 2013510720A JP 2013526456 A JP2013526456 A JP 2013526456A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reinforcement
leg
thermoplastic
profile
slot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2013510720A
Other languages
English (en)
Inventor
シルヴァン バラタン
フィリップ シャポー
ミカエル シャルル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hutchinson SA
Original Assignee
Hutchinson SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hutchinson SA filed Critical Hutchinson SA
Publication of JP2013526456A publication Critical patent/JP2013526456A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J10/00Sealing arrangements
    • B60J10/15Sealing arrangements characterised by the material
    • B60J10/18Sealing arrangements characterised by the material provided with reinforcements or inserts
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B7/00Special arrangements or measures in connection with doors or windows
    • E06B7/16Sealing arrangements on wings or parts co-operating with the wings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D99/00Subject matter not provided for in other groups of this subclass
    • B29D99/0053Producing sealings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B1/00Layered products having a non-planar shape
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/24Structurally defined web or sheet [e.g., overall dimension, etc.]
    • Y10T428/2419Fold at edge
    • Y10T428/24198Channel-shaped edge component [e.g., binding, etc.]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Abstract

本発明は、特に自動車のシール形材又はホイールカバー形材用の、曲げ可能な熱可塑性のフレーム、該熱可塑性のフレームを備えるそのような形材及び該フレームを製造する方法に関する。実質的にU字状の断面を有するフレーム3は、コア4と2つのウイング5及び8とを有し、各ウイングは、ギャップ11によって互いに分離している一連の脚部(10)を該ウイングの長さにわたって備える。本発明によれば、フレームの長さの少なくとも一部にわたって、各脚部は、非対称な側方幾何学形状と、各隣接するギャップの面積よりも大きい面積とを有する。上記フレームは有利には、押出機ヘッドと該ヘッドから出る少なくとも1つの熱可塑性材料を受ける要素との間に形成されているU字状ダイを通して上記材料を押し出すことによって製造され、上記要素には、そのように押し出された材料が上記受け要素を段階的に被覆し、次いで材料が受け要素から分離されるよう、コア、ギャップ及び脚部を直接成形するように設計されている中空インプレッションが設けられている。
【選択図】図3

Description

本発明は、特に自動車のシール形材すなわちトリム成形形材用の曲げ可能な熱可塑性の補強材、該補強材を備えるそのような形材及び該補強材を製造する方法に関する。本発明は特に、フレームのしゃくりに固定することが可能であるとともに、観光用、事業用又は大型貨物用のタイプの自動車のための、例えばサイドドア入口シール、トランク、テールゲート若しくは後部スイングドア用のシール、フードシール、場合によっては内側セミスライドタイプ、単しゃくりタイプ若しくは「トラックスタイル」タイプのスライドシール、ダブルシールガスケット、後輪ハウジングシール又は塵埃防止シールのような、側方又は前方/後方の開口シールを形成する、そのような形材に関する。
本出願人名義の特許文献1にも、例えば、そのようなシール形材用の、U字状断面の曲げ可能な熱可塑性の補強材を製造する方法であって、該補強材が中央部分と、スロットによって互いから分離している一連の対称な脚部をそれぞれが備える2つのアームとを有する、補強材を製造する方法が開示されている。上記スロットは、中空キャビティ(すなわち、得るべき補強形材の「ネガ型」形状を画定している)に沿って型彫りされた雄型ホイールと、該雄型ホイールの周縁を接線方向に被覆するとともに該雄型ホイールとの同期的な共回転で駆動される雌型ホイールとの間に熱可塑性材料を通すことによるカレンダー加工のみによって(すなわち、成形後の作業を伴わずに)得られる。
この文献に記載されているカレンダー加工された補強材は満足な結果をもたらす。しかしながら、経験によると、上記カレンダー加工された補強材は、該補強材を組み込んでいる形材に対して、金属製補強材を用いた形材とは対照的に、しゃくりに保持されるのに十分なクランピング値を提供することを必ずしも可能にしないことが示されている。したがって、補強材の脚部の厚さを増加させる必要があるか又は該脚部の幾何学形状を変える必要がある。さらに、上記補強材を組み込んでいる形材は全体的な外観が「犬の肋骨」であり、すなわち、上記補強材上に押し出されたコーティング材料による補強材のアームの不均一な被覆を有する可能性があり、したがって、形材の外観が損なわれる。さらに、被覆材料のコストが高く、補強材の材料のコストよりも高い。
欧州特許第1093902号
本発明の目的は、特に自動車のシール形材すなわち成形形材のグリップ用の、実質的にU字状の断面の曲げ可能な熱可塑性の補強材であって、該補強材は中央部分と2つのアームとを有し、各アームは、スロットによって互いから分離している例えば実質的に三角形又は台形の一連の脚部を該アームの長さにわたって備え、補強材は原理的に、フレームのしゃくりに該補強材を組み込んでいる形材に対してグリップを取り付ける/取り外すときに概ね最適化した動作を得ることで、多少とも厳密に曲率半径に従うことを可能にし、また、「犬の肋骨」という上記欠点を軽減することも可能にする、補強材を提案することである。
この目的のために、本発明による補強材は、該補強材の長さの少なくとも一部にわたって、各脚部は、側方に(すなわち補強材の長手方向に見た場合にその側壁に)非対称な幾何学形状と、各隣接するスロットの面積よりも大きい面積とを有するようなものとなっている。
非対称な脚部と上記「間隙」スロットとのこの特定の幾何学形状により、上記スロットを満たす可撓性コーティング(形材の中立軸に対してその高さに比例的に増加する量で存在する)がより容易に伸張するため、上記補強材を組み込んでいる形材の曲げの性能が改善されることで、形材がより小さい曲率半径に従うことが可能となることは注目すべきことである(「中立軸」とは、既知のように、上記形材が曲がったときにおいて曲率半径に従う場合に圧縮タイプ又は拡張タイプのいかなる変形も有しない該形材の仮想長手方向線又は仮想平面であると理解される)。
本発明の更なる特徴によれば、アームは一連の対の上記非対称な脚部を備えることができ、該脚部は各対において側方に互いに対向して形成されているとともにそれぞれ最小幅の自由端を有し、該自由端は、各脚部を包囲している上記スロットの始端から等距離に位置付けられているこの対の横断面に対してずらされている。
有利には、各非対称な脚部は、2つの歯縁を含む実質的に鋸歯形状を有することができ、歯縁はそれぞれ、真っ直ぐな外形又は湾曲外形を有し、かつ、尖がった形状又は丸みを帯びた形状の上記自由端においてつながっており、そのため、補強材の上記少なくとも一部は実質的に鋸歯形態であり、該少なくとも一部の歯は同じ側に傾斜している。
上記タイプの鋸歯を形成する上記脚部は、均一すなわち一様の段階的な(すなわち徐々に、つまり次第に補強材の一方向に強まる)傾斜を有することができることは注目すべきことである。
更により有利には、各非対称な脚部は実質的にコンマ(comma)状を有することができ、該脚部の上記歯縁のうちの一方の歯縁は凸状に湾曲しており、歯縁のうちの他方の歯縁は実質的に真っ直ぐであるか又は僅かに凹状に湾曲している。したがって、換言すれば、上記非対称な脚部のそれぞれに隣接する間隙スロットは、従来技術におけるよりも近接した縁によって画定することができ、これにより、「犬の肋骨」の外観という欠点が更に最小限に抑えられることで、上記利点が更に際立つ。
本発明の更なる特徴によれば、任意選択的に上記側方に非対称な脚部を含む上記脚部の全て又は一部はそれぞれ、対応する脚部の自由端に向かって連続的に漸減する長手方向の幅及び/又は横厚を伴うテーパー状になっていることができる。
換言すれば、上記側方に非対称な脚部のそれぞれは該脚部の自由端に向かって、
(i)側方に(すなわち、漸減する幅を伴う)、又は
(ii)横断方向に(すなわち、漸減する厚さを伴う)、又は更に
(iii)側方かつ横断方向の双方に(すなわち、いずれも漸減する幅と厚さとを伴う)テーパー状になることもできる。
一変形形態として、脚部の全て又は一部の上記テーパー状の形状は、上記の側方に非対称な脚部に加えて幾らかの側方に対称な脚部も特徴とすることができ、これは、該対称な脚部(例えば、実質的に二等辺三角形又は二等辺台形の形状である)についての3つの上述の可能性(i)、(ii)、(iii)とともに、本発明による補強材が備えることができる。
本発明による補強材のアームのこの側方に非対称なかつ/又は(側方かつ/又は横断方向に)テーパー状の幾何学形状により、可撓性コーティング材料によって被覆される上記補強材を組み込んでいる形材のU字状グリップが、該グリップの剛性を最適化することによって、該グリップに対して取り付ける/取り外す(すなわちフレームのしゃくりに対して「掛止する/掛止解除する)ときに改善された動作を有することが可能となることは注目すべきことである。特に、脚部のこの側方かつ/又は横断方向にテーパー状の幾何学形状は、補強材に使用される硬質の熱可塑性材料が、コーティング後に保持用リップが形材の支持部に位置付けられる、中央部分付近のゾーンに、従来技術の補強材におけるよりも大量に(すなわちより大きな質量が)存在することができ、これにより、上記支持部に対する形材のU字状グリップの最適化したクランピングを可能にすることを意味し、また、同じ硬質の熱可塑性材料が、(上記ゾーンにあるコーティングがリップの安定化を伴うため)クランピングの必要性が低い中央部分から離れてより少ない量で存在することを意味する。
各脚部の面積と比較して上記スロットのそれぞれの縮小した面積に関連付けられる、上記脚部を形成するスロットに対する補強材の各アームの脚部の幅及び/又は厚さのこのテーパー状の幾何学形状により、可撓性材料でコーティングする器具へ硬質の熱可塑性の補強材をあまりぎくしゃくさせずに導入することが可能となり、したがって、形材の「犬の肋骨」の上記の不都合な外観を最小限に抑えることが可能となることも注目すべきことである。したがって、上記スロットの側方面及び/又は横断方向面は、上記テーパー状の脚部の自由端とは反対に(すなわち、補強材の中央部分に向かって)逆テーパー状になっており、スロットはコーティング材料で充填されるように設計されている。
本発明の更なる特徴によれば、上記スロットは、上記アームのそれぞれに沿って同じ高さを始端とすることができ、好ましくは、実質的に、各アームと中実であるか又はスロット付きである上記中央部分との間の接合部を始端とすることができる。
本発明の更なる特徴によれば、上記中央部分はスロット付きとすることができ、上記スロットに対してずれた配置で形成されている一連の横断開口部を有し、上記横断開口部の少なくとも1つは任意選択的に、該開口部に対向して形成されている、上記アームの2つのそれぞれの脚部にわたって延びる。
脚部のスロットに対する中央部分の開口部の、場合によっては脚部のこのずれた配置(対向対の脚部に対向する各開口部の側方センタリングとも言い表せる)により、アールを形成するときに増加した可撓性を補強材に与えることが可能となることは注目すべきことである。
本発明の更なる特徴によれば、上記補強材は押出成形することができ、そのため、上記スロット及び上記脚部は直接押出成形される。
有利には、上記補強材は、押し出されることが可能であるとともに用いられる補強充填剤に応じて1000MPa〜10000MPa、好ましくは2000MPa〜6000MPaのヤング係数を有する少なくとも1つの硬質の熱可塑性材料で製造することができる。更により有利には、上記熱可塑性材料は、例えば、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)ターポリマー及びそれらの複合材からなる群から選択される少なくとも1つの熱可塑性ポリマー(TP)をベースとすることができ、該熱可塑性ポリマー(TP)は好ましくは、例えば、完全に網羅しているわけではないが、タルク、麻、木材、コルク、ガラス繊維及びそれらの複合材からなる群から選択される充填材によって強化されたポリプロピレンであり、この充填剤の機能はベース材料の剛性を高めることである。
本発明による補強材を製造するのに他の熱可塑性ポリマーが使用可能であること、及び、上記ポリマーの選択が、特に、問題となっている材料のコストと剛性との間の折衷を提供することは注目すべきことである。
本発明による自動車用のシール形材すなわち成形形材は、上記で定義したような熱可塑性の補強材と、該補強材よりも可撓性があるとともに該補強材上に押し出される少なくとも1つの弾性コーティングとを備える。
本発明の一実施の形態によれば、上記形材は、
グリップを形成する部分であって、該部分は、該部分をフレームのしゃくりに取り付けるために上記補強材によって補強され、該部分のコーティングは、補強材の可撓性弾性材料と適合性があるとともに、好ましくは、EPDMのようなゴム、又はスチレン熱可塑性エラストマー(TPS、例えばSEBS)若しくは熱可塑性加硫物(TPV、例えば「Santoprene」若しくは「Vegaprene」)のような熱可塑性エラストマー(TPE)又は100%伸張時に同様の係数特性及び耐腐食性を有する他のTPEをベースとする少なくとも1つの可撓性弾性材料で製造され、シール用リップが、上記アームのうちの対向するアームに延びることによって、該グリップを形成する部分から延びることができる、グリップを形成する部分と、
可撓性の変形可能なシール部分であって、該シール部分は、チューブ状であるか又はリップの形態であり、好ましくは発泡性である少なくとも1つの弾性材料(例えば、TPV若しくはTPSのようなTPE、又はさらにはEPDMのようなゴム)で製造され、かつ、上記グリップを形成する部分からU字状の他方のアームに延びる、可撓性の変形可能なシール部分と、
を含む。
本発明による、上記で定義したような補強材を製造する方法が、押出機ヘッドと該ヘッドから放出される少なくとも1つの熱可塑性材料のための受け部材との間に形成されるU字状外形のダイを介して材料を押し出すことを含み、受け部材には、上記中央部分、上記スロット及び上記脚部を直接成形するように設計されている中空キャビティが設けられており、そのため、そのようにして押し出された上記材料は上記受け部材を段階的に被覆し、その後に続いて、該受け部材から上記材料を分離する。
この押出成形法は、定義上2つのホイール間又は回転シリンダー間に材料を通すことを含むカレンダー加工と混同すべきではないことは注目すべきことである。
本発明の更なる特徴によれば、上記ダイは、有利には、ホイールの周縁を接線方向に被覆する固定型の押出機ヘッドによって形成されることができ、ホイールは上記受け部材を形成しており、該ホイールの周縁が上記ヘッドの内部に入り込むように該ホイールの軸の回りに回転し、そのため、該ホイールの回転中、押し出された材料は、上記ホイールの周縁を段階的に被覆し、該周縁は、第1に、上記材料によって被覆されたときに上記脚部及び上記スロットを成形する2つの中空歯キャビティをそれぞれ有する、周縁の2つの半径方向フランクと、第2に、被覆されたときに上記中央部分を成形する中空キャビティを有する、周縁の周方向頂部分とを有する。
一変形形態として、上記ダイは、トラック又はコンベヤーベルトの周縁を接線方向に被覆する固定型の押出機ヘッドによって形成されることができ、トラック又はコンベヤーベルトは受け部材を形成し、トラック又はコンベヤーベルトの運動学は一連の並進移動と2つの軸の回りの回転とを含み、そのため、上記トラック又は上記コンベヤーベルトの周縁は、該トラック又は該コンベヤーベルトの運動学的な動きの間、押し出された材料が上記周縁を段階的に被覆するように上記ヘッドの内部に入り込み、周縁は、一方では、上記材料によって被覆されたときに上記脚部及び上記スロットを成形する2つの中空歯キャビティをそれぞれ有する、周縁の2つの半径方向フランクを有し、他方では、被覆されたときに上記中央部分を成形する中空キャビティを有する、周縁の頂部分を有する。
上述したホイール、コンベヤーベルト又はトラックと技術的に等価である更なる装置を受け部材として使用することが可能であることは注目すべきことであり、そのように押出成形された補強材の幾何学形状は上記部材の選択に応じて実現することができることが理解される。
有利には、本発明によるこの方法は、切り込みステップ、鋸引きステップ、刻みステップのような、上記少なくとも1つの押し出された熱可塑性材料の成形後のステップを全く伴わない。
本発明に従ってそのように押出成形された補強材の脚部の多少とも非対称な幾何学形状(例えばコンマ状)はまた、ホイールの周縁に対する上記補強材の分離、したがって抜き取りを改善することを可能にすることは注目すべきことである。より具体的には、小径のホイールが、短い湾曲距離に対する、したがって、U字状の脚部の下部の高い接線方向力に対する抜き取りを伴い、その結果、幾何学形状は非常に非対称となり、一方で、大径のホイール(トラック又はコンベヤーベルトに外挿されている)が、脚部にかかる応力の低減を伴い、したがって、脚部の幾何学形状は場合によっては、該脚部の自由端に対して概ね対称(例えば三角形又は台形)であることが可能である。したがって、受け部材の選択は、所望の製品と密に関連付けられる、すなわち、設置コストにも影響を与える。
本発明の更なる特徴、利点及び詳細は、例示的な非限定的な例として挙げた本発明の実施形態の以下の説明を読むことにより、明らかとなるであろう。該説明は、添付の図面を参照しながら提示される。
本発明による熱可塑性の補強材を自動車のドアシールタイプのシール形材のグリップに組み込んでいる、該シール形材の断面図である。 熱可塑性の補強材の押出成形及び該補強材を被覆するコーティングのオーバー押出成形を用いる、図1に示されている形材のような本発明による形材を製造する方法の主要ステップを示すブロック図である。 非対称な脚部を備える本発明の一実施形態による熱可塑性の補強材を上から見た部分概略斜視図である。 図3の補強材を下から見た部分概略斜視図である。 図3及び図4の非対称な脚部を有する補強材の部分概略側面図である。 図5に示されている非対称な脚部のような非対称な脚部に加えて、本発明による補強材内に含めることが可能な対称な脚部の一例を示す部分概略側面図である。 図5の非対称な脚部に加えて、本発明の変形形態による補強材内に含めることが可能な更なる対称な脚部を示す部分概略側面図である。 本発明による補強材内に含めることが可能なそのような対称な脚部の、図7の平面VIII−VIIIの部分断面図である。 押出機ヘッドであって、中空の周縁キャビティが設けられているとともに該ヘッドと協働して本発明による補強材のための押出ダイを形成する回転ホイールを受け入れる押出機ヘッドの概略側面図である。 押出機ヘッドの内部での図9のホイールの回転を拡大図で示す、部分概略側面斜視図である。 押出機ヘッドの内部とホイールのキャビティとの間に存在する空隙によって画定されている、図9及び図10に示されている補強材の押出ダイの幾何学形状を拡大図で示す、前から見た部分概略斜視図である。 図9〜図11に記載の回転ホイールの周縁キャビティが、補強材を成形するように設計されている押し出された材料によって段階的に被覆されている、上記ホイールを受け入れている押出機ヘッドの概略側面図である。 そのような回転ホイールの周縁キャビティからの、本発明による押出成形された補強材の分離を示す、部分側面図である。
図1に示されているシール形材1は、自動車の側方開口シールを形成することで、上記開口と車体との間にシールを提供するように設計されており、既知の方法で、
可撓性の弾性材料(例えば、TPS若しくはTPVのようなTPE、又は更にはEPDMのようなゴムをベースとする)からできているグリップ2であって、該グリップ2をフレームのしゃくりに取り付けるために硬質の熱可塑性U字状補強材3(例えばポリプロピレンをベースとする)によって補強され、同様に可撓性の熱可塑性材料から製造されるとともにU字状のアーム5に沿って折り返されている「化粧」リップ6によって中央部分4と上記アーム5との間の接合部に延びており、該グリップ2のアーム5及び8のそれぞれの内面上に、上記しゃくりに掛止するためのリップ7を備える、グリップ2と、
シール用チューブ9(有利には、幾つかの形材ではリップが代わりとなる)であって、中央部分4と他方のU字状のアーム8との間の接合部においてグリップ2から延びており、可撓性の変形可能な弾性材料(例えばTPS若しくはTPVタイプのTPEのような発泡性材料、又はEPDMのようなゴム)で製造される、シール用チューブ9と、
を備える。
図1のシール形材のような本発明によるシール形材1すなわちトリム成形形材は有利には、図2に示されているような、形材1のうち硬質の熱可塑性の補強材3の可撓性コーティングを形成する残りの部分のオーバー押出成形により補強材3を押出成形する方法によって得られる。補強材3の初期の押出成形ステップE(ダイE2が設けられている押出機ヘッドE1(その構造及び動作は以下で開示される)において行われる)、その後に続いて、そのようにして押出成形された補強材3の冷却ステップE’、次いで、該押出成形されて冷却された補強材3と接触する可撓性の弾性コーティングのオーバー押出成形E’’、最後に、そのようにして得られた押出成形された形材1の冷却E’’’を見てとることができる。
加えて、コーティング装置へ挿入する前に、補強材3の表面を(例えば「コロナ」タイプの表面を例えば加熱、プラズマ処理又は電気衝撃を行うことによって)再活性化させるステップ、又は更には(例えば噴霧、滴下、ブラシ塗布による)表面コーティングステップ、又は更には補強材3の材料(複数の場合もあり)とコーティング材料(複数の場合もあり)との間に適合化中間層をオーバー押出成形するステップを製造方法に組み込むことによって、補強材3に対するコーティングの挙動を改善することを意図することが可能である。
図3及び図4に示されている熱可塑性の補強材3はこのようにして、好ましい例として、専ら、ポリプロピレンをベースとする材料のような硬質の熱可塑性材料を押し出すことだけによって得られる。
例えば、0%〜50%まで、好ましくは30%〜40%の間で様々とすることができる重量パーセントでタルクによって強化されたポリプロピレンを使用することが可能である。非限定的な例として、補強材3に対して得られるヤング係数が約2300MPaである30%タルク、又は更には40%タルク(この場合、補強材3に対するヤング係数は約4000MPaである)を使用することが可能である。
一変形形態として、有利には、0%〜60%まで、好ましくは30%〜40%の間で様々とすることができるガラス繊維の重量パーセントのガラス短繊維及び/又はガラス長繊維によって補強されたポリプロピレンを使用することが可能であり、補強材3に対して得られるヤング係数が30%ガラス長繊維については約5900MPa、30%ガラス短繊維については約6600MPaである。
本発明の更なる変形形態によれば、非限定的な例として、0%〜40%まで様々とすることができる麻の重量パーセントの麻短繊維及び/又は麻長繊維によって強化されたポリプロピレン、又は更には、タルクとガラス繊維との混合物によって強化されたポリプロピレンを使用することが可能である。
図3〜図5に見ることができるように、本発明による補強材3は、中央部分4と、2つのアーム5及び8であって、それぞれ、互いに側方に対向する一連の対の非対称な脚部10を該アーム5及び8の長さにわたって備える、2つのアーム5及び8とを有し、非対称な脚部10は、スロット11によって互いから離間しており、かつ、アーム5及び8の自由縁に向かう輪郭をしており、実質的に、この例では、隣接するスロット11の始端から連続的に湾曲している縁12及び13(該縁12及び13は好ましくはそれぞれ凸状及び凹状である)でコンマ状を有し、自由端14で丸みを帯びている。上記スロット11は、各アーム5、8に沿って、該アームと中央部分4との間の接合部において同じ高さを始端とし、中央部分4は、この例では互いに平行な一連の横断開口部15を補強材3の長さにわたって有することによって穿孔されており、上記開口部はスロット11に対してずれて配置されている。
スロット11はそれぞれ、該スロット11がこの例では、上記利点を有するコンマ状の脚部10間の湾曲縁に微細な間隙ノッチを形成するように、各隣接する脚部10の面積よりも著しく小さい面積を有することが分かる。
図6には、本発明による補強材3’が示されており、補強材3’の2つのアーム5’及び8’は中央部分4’を始端として高さが異なっており、補強材3’の上記2つのアーム5’及び8’の特定対の脚部10’は、側方から見ると、それぞれが対称の幾何学形状、すなわち、この例では、同じく上記補強材3’内に含まれている上記の非対称な脚部10(図6に見ることはできない)とは対照的に、実質的に二等辺台形の形態を有する、脚部10’である。
図7の変形形態による補強材3’’は、単に、該補強材3’’の2つのアームが中央部分4’’を始端として高さが同じであり、特定対の脚部10’’を有し、該脚部10’’の対称の幾何学形状が二等辺三角形(すなわち、その自由端14’’において、各脚部10’’の底面に対して幅が漸減する小さな底面によって終端している二等辺台形)の幾何学形状により類似しているという点で、図6の補強材と区別される。
したがって、対称な脚部10’を有する上記補強材3’と対称な脚部10’’を有する上記補強材3’’とは、隣接するスロット11’及び11’’から各自の自由端14’及び14’’に向かって連続的に漸減する幅Lを特徴とする(つまり、一変形形態として、上記脚部10’及び10’’の縁が斜めになっているのではなく湾曲していることが可能である)。
さらに、図8に示されているように、上記対称な脚部10’及び10’’のそれぞれの横厚eは有利には、その自由端14’、14’’に向かって漸減することができるか、又は一定であるように選択することができる。上記で示したように、一変形形態として、上記の漸減する厚さeは、本発明による補強材内に含まれる、側方に非対称な脚部10及び/又は均一な幅Lの対称な脚部(図示せず)を特徴とし得ることは注目すべきことである。
図9〜図13を参照して本明細書に開示されるように、上記スロット11及び上記脚部10は専ら押出成形されるだけである(すなわち、従来技術とは対照的に、カレンダー加工を伴わず、また、その後の切り込み作業、刻み作業又は鋸引き作業を伴わない)。上記図並びに特定の図10及び図11は、本発明による補強材3を得るのに用いられるU字状外形の押出ダイ20の幾何学形状(図12の押出プロセス時に見ることができる)を概略的に示す。
上記ダイ20は、ホイール23の周縁22を接線方向に被覆する固定型の押出機ヘッド21によって形成されており、ホイール23は該ホイール23の対称軸Xの回りに矢印Aの方向に回転駆動され、ヘッド21から放出された熱可塑性材料(例えば強化されたポリプロピレン)を該ホイール23の周縁22に受けるように設計されており、そのため、上記周縁22がヘッド21の内部に入り込み、次いで、押し出された材料3によって被覆される。より具体的には、図11に見ることができるように、ホイールの周縁22は、該周縁22に対して互いに対称であるとともに押出機ヘッド21の外側部分が載る2つの周方向肩部24及び25によってホイール23の残りの部分に接続されている。
ホイールの周縁22には、補強材3を直接成形するように設計されている中空キャビティが設けられており、この周縁22はより具体的には以下の:
被覆されたときに脚部10及びスロット11を成形するように設計されている2つの同一の歯キャビティ27をそれぞれ有する、周縁の2つの半径方向フランク26と、
被覆されたときに中央部分4を成形するように設計されている中空キャビティを有する、周縁の周方向頂部分28と、
を備える。
図9、図10及び図12を簡単にする目的から、ホイールの周縁22の半径方向フランク26上に形成されている中空歯27の厳密には非対称な形状は上記図には示されていないが、この非対称な形状は例えば、図13に示されている形状であり、図3〜図5の補強材3のような補強材3を成形するように設計されているコンマ状のキャビティ27’を有することが理解される。上記に示されるように、かつ上記の図13に見ることができるように、脚部10の上記非対称な幾何学形状は特に、概ね三角形又は台形であるがその自由端に対して対称である脚部(すなわち、尖がった頂部分又は丸みを帯びた頂部分又は平坦な頂部分を有する二等辺三角形の形態の脚部)を有する補強材と比較して、ホイールの周縁22に対する上記押出成形された補強材3の分離を改善するという利点を有することは注目すべきことである。

Claims (16)

  1. 特に自動車のシール形材(1)すなわち成形形材用の、実質的にU字状の断面の曲げ可能な熱可塑性の補強材(3)であって、
    該補強材は中央部分(4)と2つのアーム(5及び8)とを有し、
    各アームは、スロット(11)によって互いから離間している一連の脚部(10)を該アームの長さにわたって備え、
    補強材(3)において、該補強材の長さの少なくとも一部にわたって、各脚部は、側方に非対称な幾何学形状と、各隣接するスロットの面積よりも大きい面積とを有することを特徴とする、補強材(3)。
  2. 前記アーム(5及び8)は一連の対の前記非対称な脚部(10)を備え、
    該脚部(10)は各対において側方に互いに対向して形成されているとともにそれぞれ最小幅の自由端(14)を有し、
    該自由端(14)は、各脚部を包囲している前記スロット(11)の始端から等距離に位置付けられているこの対の横断面に対してずらされていることを特徴とする、請求項1に記載の補強材(3)。
  3. 各非対称な脚部(10)は、2つの歯縁(12及び13)を含む実質的に鋸歯形状を有し、
    前記歯縁(12及び13)はそれぞれ、真っ直ぐな外形又は湾曲外形を有し、かつ、尖がった形状又は丸みを帯びた形状の前記自由端(14)においてつながっており、
    そのため、前記補強材の前記少なくとも一部は実質的に鋸歯形態であり、
    該少なくとも一部の歯は同じ側に傾斜していることを特徴とする、請求項2に記載の補強材(3)。
  4. 各非対称な脚部(10)は実質的にコンマ状を有し、
    該脚部(10)の前記歯縁のうちの一方の歯縁(12)は凸状に湾曲しており、
    前記歯縁のうちの他方の歯縁(13)は実質的に真っ直ぐであるか又は凹状に湾曲していることを特徴とする、請求項3に記載の補強材(3)。
  5. 任意選択的に前記側方に非対称な脚部(10)を含む該脚部の全て又は一部はそれぞれ、対応する前記脚部の前記自由端に向かって連続的に漸減する長手方向幅(L)及び/又は横厚(e)を伴うテーパー状になっていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の補強材(3)。
  6. 前記スロット(11)は、前記アーム(5及び8)のそれぞれに沿って同じ高さを始端とし、好ましくは、実質的に、各アームと中実であるか又はスロット付きである前記中央部分(4)との間の接合部を始端とすることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の補強材(3)。
  7. 前記中央部分(4)はスロット付きであり、前記スロット(11)に対してずれた配置で形成されている一連の横断開口部(15)を有し、
    該横断開口部の少なくとも1つは任意選択的に、該開口部に対向して形成されている前記アーム(5及び8)の2つのそれぞれの前記脚部(10)にわたって延びることを特徴とする、請求項2又は6に記載の補強材(3)。
  8. 前記補強材は押出成形され、前記スロット(11)及び前記脚部(10)は直接押出成形されることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の補強材(3)。
  9. 前記補強材は、押し出されることが可能であるとともに1000MPa〜10000MPa、好ましくは2000MPa〜6000MPaのヤング係数を有する少なくとも1つの熱可塑性材料で製造されることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の補強材(3)。
  10. 前記熱可塑性材料は、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)ターポリマー及びそれらの複合材からなる群から選択される少なくとも1つの熱可塑性ポリマー(TP)をベースとし、該熱可塑性ポリマー(TP)は好ましくは、タルク、麻、ガラス繊維及びそれらの複合材からなる群から選択される充填材によって強化されたポリプロピレンであることを特徴とする、請求項9に記載の補強材(3)。
  11. 自動車のシール形材(1)すなわち成形形材であって、
    熱可塑性の補強材(3)と、好ましくは、少なくとも1つの熱可塑性エラストマー(TPE)、又はEPDMのような少なくとも1つのゴムをベースとし、前記補強材よりも可撓性があり、かつ、該補強材上に押し出される少なくとも1つの弾性コーティングとを備え、
    前記補強材は請求項1〜10のいずれか一項に記載のようなものであることを特徴とする、自動車のシール形材すなわち成形形材(1)。
  12. グリップ(2)を形成する部分であって、該部分は、フレームのしゃくりに該部分を取り付けるために前記補強材(3)によって補強され、該部分のコーティングは、前記補強材の材料と適合性があるとともに、好ましくは、スチレン熱可塑性エラストマー(TPS)又は熱可塑性加硫物(TPV)のような少なくとも1つの熱可塑性エラストマー(TPE)をベースとする材料で製造される、グリップ(2)を形成する部分と、
    可撓性の変形可能なシール部分(9)であって、該シール部分(9)は、チューブ状であるか又はリップの形態であり、好ましくは発泡性である弾性材料で製造され、かつ、前記グリップを形成する部分からU字状の一方のアーム(8)に延びる、可撓性の変形可能なシール部分(9)とを本質的に含むことを特徴とする、請求項11に記載の形材(1)。
  13. 請求項1〜10のいずれか一項に記載の補強材(3)を製造する方法であって、
    該方法は、押出機ヘッド(21)と該ヘッドから放出される少なくとも1つの熱可塑性材料のための受け部材(23)との間に形成されるU字状外形のダイ(20)を介して前記材料を押し出すことを含み、
    前記受け部材には、前記中央部分(4)、前記スロット(11)及び前記脚部(10)を直接成形するように設計されている中空キャビティ(26、28)が設けられており、
    そのため、そのようにして押し出された前記材料は前記受け部材を段階的に被覆し、その後に続いて、該受け部材から前記材料を分離することを特徴とする、補強材(3)を製造する方法。
  14. 前記ダイ(20)は、ホイール(23)の周縁(22)を接線方向に被覆する固定型の押出機ヘッド(21)によって形成されており、
    前記ホイール(23)は前記受け部材を形成しており、該ホイール(23)の周縁が前記ヘッドの内部に入り込むように該ホイール(23)の軸(X)の回りに回転し、
    そのため、該ホイール(23)の回転中、前記押し出された材料は、前記ホイールの周縁を段階的に被覆し、
    該周縁は、第1に、前記材料によって被覆されたときに前記脚部(10)及び前記スロット(11)を成形する中空歯キャビティ(27’)をそれぞれ有する、周縁の2つの半径方向フランク(26)と、第2に、被覆されたときに前記中央部分(4)を成形する中空キャビティを有する、周縁の周方向頂部分(28)とを有することを特徴とする、請求項13に記載の方法。
  15. 前記ダイは、トラック又はコンベヤーベルトの周縁を接線方向に被覆する固定型の押出機ヘッドによって形成され、
    前記トラック又はコンベヤーベルトは前記受け部材を形成し、前記トラック又はコンベヤーベルトの運動学は一連の並進移動と2つの軸の回りの回転とを含み、
    そのため、前記トラック又は前記コンベヤーベルトの前記周縁は、該トラック又は該コンベヤーベルトの運動学的な動きの間、前記押し出された材料が前記周縁を段階的に被覆するように前記ヘッドの内部に入り込み、
    前記周縁は、第1に、前記材料によって被覆されたときに前記脚部(10)及び前記スロット(11)を成形する2つの中空歯キャビティ(27’)をそれぞれ有する、周縁の2つの半径方向フランクと、第2に、被覆されたときに前記中央部分(4)を成形する中空キャビティを有する、周縁の頂部分(28)とを有することを特徴とする、請求項13に記載の方法。
  16. 切り込みステップ、鋸引きステップ、刻みステップ又はカレンダー加工ステップのような、前記少なくとも1つの押し出された熱可塑性材料の成形後のステップを伴わないことを特徴とする、請求項13〜15のいずれか一項に記載の方法。
JP2013510720A 2010-05-20 2011-05-20 自動車のシール形材又はホイールカバー形材用の熱可塑性のフレーム、該熱可塑性のフレームの製造方法及び該熱可塑性のフレームを備える形材 Withdrawn JP2013526456A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR1002130 2010-05-20
FR1002130A FR2960189B1 (fr) 2010-05-20 2010-05-20 Armature thermoplastique pour profile d'etancheite ou d'enjoliveur de vehicule automobile, son procede de fabrication et ce profile l'incorporant
PCT/IB2011/052215 WO2011145079A1 (fr) 2010-05-20 2011-05-20 Armature thermoplastique pour profilé d'étanchéité ou d'enjoliveur de véhicule automobile, son procédé de fabrication et ce profilé l'incorporant

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013526456A true JP2013526456A (ja) 2013-06-24

Family

ID=43066827

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013510720A Withdrawn JP2013526456A (ja) 2010-05-20 2011-05-20 自動車のシール形材又はホイールカバー形材用の熱可塑性のフレーム、該熱可塑性のフレームの製造方法及び該熱可塑性のフレームを備える形材

Country Status (11)

Country Link
US (1) US8769877B2 (ja)
EP (1) EP2571706B1 (ja)
JP (1) JP2013526456A (ja)
CN (1) CN102811876B (ja)
BR (1) BR112012019097B1 (ja)
CA (1) CA2790128C (ja)
ES (1) ES2601831T3 (ja)
FR (1) FR2960189B1 (ja)
MX (1) MX2012010812A (ja)
PL (1) PL2571706T3 (ja)
WO (1) WO2011145079A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2960188B1 (fr) * 2010-05-20 2012-05-18 Hutchinson Armature thermoplastique pour profile d'etancheite ou d'enjoliveur de vehicule automobile, profile l'incorporant et procede de fabrication d'armatures
US9291270B2 (en) * 2013-11-30 2016-03-22 Aktiebolaget Skf Seal and method of forming the seal
DE102015120415B4 (de) * 2015-11-25 2022-12-29 Cqlt Saargummi Technologies S.À.R.L. Verstärkungsprofil
DE102016114657A1 (de) * 2016-08-08 2018-02-08 Rehau Ag + Co Dichtungsprofil für ein Kraftfahrzeug oder Kraftfahrzeugbauteil sowie Verfahren zur Befestigung eines Dichtungsprofils
DE102018127519A1 (de) * 2018-11-05 2020-05-07 Illinois Tool Works Inc. Befestigungsclip zur Befestigung eines Anbauteils an einer Trägerkante
FR3089199B1 (fr) * 2018-11-30 2022-05-13 Plastic Omnium Advanced Innovation & Res Renfort interne pour réservoir de véhicule automobile
US20220177684A1 (en) 2019-06-13 2022-06-09 Exxonmobill Chemical Patents Inc. Automotive Weather Seals Formed with Thermoplastic Vulcanizate Compositions
USD969049S1 (en) * 2020-09-08 2022-11-08 Changqing He Vehicle tailgate protective pad

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1967514A (en) * 1932-02-19 1934-07-24 Reid Products Company Channel
FR2187076A5 (ja) * 1970-01-14 1974-01-11 Saiag Spa Ind A Ticoli
FR2145928A5 (ja) * 1971-07-14 1973-02-23 Rehau Plastiks
GB2026579B (en) * 1978-07-29 1982-10-27 Draftex Dev Ag Channel-shaped sealing strips
US4610907A (en) * 1983-05-05 1986-09-09 Elastomeros Riojanos S.A. Metal core of sections for automobile and similar vehicles
US4745665A (en) * 1987-03-30 1988-05-24 Hilsenbeck Henry K Elongated clips having a metal core and metal core for such clips
GB8827180D0 (en) * 1988-11-21 1988-12-29 Schlegel Uk Holdings Composite extrusion
FR2651728B1 (fr) * 1989-09-13 1993-11-12 Hutchinson Armature metallique pour bande ou joint d'etancheite utilisable, en particulier, dans l'industrie automobile.
DE69501998T2 (de) * 1994-10-20 1998-07-30 Draftex Ind Ltd Armierung für Dichtungsstreifen, Führungsleisten und Randleisten
FR2726624B1 (fr) * 1994-11-07 1997-01-31 Standard Products Ind Armature interne pour joints d'etancheite
GB2343906B (en) * 1998-11-18 2003-02-12 Draftex Ind Ltd Reinforcements for sealing,finishing and trimming strips
FR2800005B1 (fr) 1999-10-22 2002-06-28 Hutchinson Procede de fabrication d'une armature cintrable
DE102004020857A1 (de) * 2004-04-28 2005-11-17 Metzeler Automotive Profile Systems Gmbh Verstärkungsträger, Dichtung mit einem solchen Verstärkungsträger und Verfahren zum Herstellen einer solchen Dichtung
JP3752626B2 (ja) 2002-09-03 2006-03-08 西川ゴム工業株式会社 自動車用ウエザーストリップおよびその製造方法
US7886487B2 (en) * 2003-12-30 2011-02-15 Henniges Automotive Sealing Systems North America, Inc. Weatherstrip having hybrid carrier
JP4360284B2 (ja) * 2004-06-25 2009-11-11 豊田合成株式会社 ウエザストリップ
US7997030B2 (en) * 2006-03-08 2011-08-16 Schlegel Corporation Flange engaging strip with a carrier for engaging a flange having a varying thickness along a longitudinal dimension
JP2008132864A (ja) * 2006-11-28 2008-06-12 Toyoda Gosei Co Ltd 自動車用ウエザストリップ
US8205390B2 (en) * 2009-02-26 2012-06-26 Henniges Automotive Sealing Systems North America, Inc. Mechanically stiffened weatherseal carrier

Also Published As

Publication number Publication date
PL2571706T3 (pl) 2017-05-31
US8769877B2 (en) 2014-07-08
CN102811876A (zh) 2012-12-05
CA2790128A1 (fr) 2011-11-24
WO2011145079A1 (fr) 2011-11-24
ES2601831T3 (es) 2017-02-16
MX2012010812A (es) 2012-11-12
EP2571706A1 (fr) 2013-03-27
CA2790128C (fr) 2019-04-09
CN102811876B (zh) 2016-03-16
EP2571706B1 (fr) 2016-07-13
FR2960189B1 (fr) 2012-07-27
US20130180179A1 (en) 2013-07-18
BR112012019097A2 (pt) 2016-06-21
BR112012019097B1 (pt) 2021-04-20
FR2960189A1 (fr) 2011-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013526456A (ja) 自動車のシール形材又はホイールカバー形材用の熱可塑性のフレーム、該熱可塑性のフレームの製造方法及び該熱可塑性のフレームを備える形材
JP2013526457A (ja) 自動車のシール形材又は成形形材用の熱可塑性の補強材、補強材を備える形材及び補強材を製造する方法
EP2783918B1 (en) Resin panel and molding method of its manufacture
US8728367B2 (en) Process for producing linear profiles
US20080277973A1 (en) End Formed Roof Ditch Molding
US8870258B2 (en) Opening seal for automobiles and method of preparing the same
KR102455191B1 (ko) 압출된 시일부, 트림, 및 코어를 갖는 글레이징 및 상기 글레이징의 제조 방법
CN108025630A (zh) 车辆的分隔套件、具有车辆的无框车窗和另一个相邻车窗的分隔套件的组件、以及用于制造所述套件和所述组件的过程
CA2527223A1 (en) Rigid plastic glass run channel
JP2007161200A (ja) 自動車用ガラスラン
JP2006117222A (ja) 自動車用ガラスモールディング
KR200167791Y1 (ko) 일체형 가변 인서트 도어 몰딩 부품
US9796426B2 (en) Cowl structure
JP5397285B2 (ja) ウエザストリップの製造方法
JP2002103411A (ja) 樹脂製芯材内蔵ウェザーストリップを製造する方法
CN109435581A (zh) 一种中空免充气轮胎
CN216595900U (zh) 一种显影辊的辊轴防滑结构
JP4487200B2 (ja) 自動車用ガラスラン及びその製造方法
JP2004338469A (ja) 自動車用ガラスラン
JP6050695B2 (ja) オープニングトリムの製造方法
KR200164787Y1 (ko) 일체형 가변 인서트 몰딩 부품
JP2692585B2 (ja) ドアウエザストリツプの製造方法
KR19990030495A (ko) 일체형 가변 인서트 몰딩 제조방법 및 몰딩 부품
JPH06340219A (ja) ドアウエザストリツプの製造方法
JP2006151059A (ja) 自動車用ガラスラン

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20140805