JP2013526351A - 可動家具部品を移動するための駆動装置 - Google Patents

可動家具部品を移動するための駆動装置 Download PDF

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Abstract

【課題】
【解決手段】
本発明は、可動家具部品(11)、特に詳細には引き出しを移動させる駆動装置(10)に関連し、前記駆動装置(10)は、開放方向(OR)において閉塞位置(SS)から家具部品(11)を排出するラッチ及びアンラッチバネ荷重式排出装置(8)としての作用し、且つ、閉塞位置(SS)に家具部品(11)を引き戻すバネ荷重式引き戻し装置(9)として作用する。同じバネ(12)は、駆動装置(10)が排出装置(8)として作用するとき及び駆動装置(10)が引き戻し装置(9)として作用するときの双方ともに、駆動装置(10)にバネ荷重を加える。
【選択図】 図13a

Description

本発明は、可動家具部品、特に引き出しを動かすための駆動装置に関する。本発明はさらに、そのような駆動装置を有する引き出し延伸ガイドと、そのような駆動装置を有する家具品とに関する。
引き出しやドロップドア等の可動家具部品用のいわゆるタッチラッチ機構は、かねてより、従来技術から既に知られている。タッチラッチ機構は、ユーザによって閉塞方向へと可動家具部品に対して圧迫が加えられた後における可動家具部品の自動開放を含む。そのような開放移動を実行する別個のスイッチもまた、時として設けられる。可動家具部品に対して加えられるその追加の圧迫は排出装置を始動させ、そして、力蓄積手段が解除されることによって可動家具部品が開放方向に家具カーカス(carcass;家具の枠組)から排出される。ほとんどの場合、対応する排出装置は、引き出し底部の真下か又は引き出しの背後に配置される。
可動家具部品の閉塞を容易にする又は改善する機構もまた、かねてより、先端技術から既に知られている。その点に関して様々なバージョン(型)の引き戻し装置があり、これにより、可動家具部品が閉塞移動の最後の領域におよんで(一般には数センチメートル)自動的に引っ張られ、引き出し又は可動家具部品がしっかりと閉塞されるのを保証する。
排出装置及び引き戻し装置の双方を示す刊行物の例は、本特許出願人による国際公開第2007/028177号である。その明細書に由来する2つの図面が図15及び図16として本明細書において示されている。それらは、一方では構造ユニットとしての排出装置8を示している。引き出しレール30とカーカスレール31との間において第2の別個の構造ユニットとして示されているのは引き戻し装置9であり、閉塞方向SRにおけるカーカスレール31に対する引き出しレール30の閉塞移動を実施する。その場合、引き戻し装置9は、引き戻し動作が満足のいくように実施されるように、それ自体のバネ、それ自体のハウジング、及び全てのさらなる引っ張り部材等をその内部に一体化して有しなければならない。さらに、その明細書は、引き戻し装置9のための減衰装置13を示している。
その公知の構造による不都合は、一方では排出を、他方では引き戻しを実行することができるように、2つの別個の独立した高価な構造ユニットが延伸ガイドの領域に設けられる必要があるということである。さらに先端技術においては、開放又は閉塞による移動を生み出すときに困難をユーザが感ずることなくバネの圧力印加をもたらすように、多くの場合、比較的複雑にされる。
国際公開第2007/028177号
本発明の目的は、先端技術が改善された駆動装置を提供することである。特に、本発明は、排出装置及び引き戻し装置をできる限り1つの構造ユニットに組み合わせ、必要とされる部品がより少ないようになすよう、努める。
その目的は、駆動装置が、一方では、閉塞位置から開放方向に家具部品を排出するロック可能且つアンロック(解除)可能なバネ荷重式排出装置として作用し、他方では、閉塞位置に家具部品を引き戻すバネ荷重式引き戻し装置として作用し、同じバネが、排出装置としてのその動作と引き戻し装置としてのその動作との双方において駆動装置にバネ荷重付与する、という請求項1の分類部の特徴とともに達成される。そのような設計形態のおかげで、バネは、排出装置の排出移動を生み出すための作用と、引き戻し装置の引き戻し移動を生み出すための作用との双方を提供する。その点に関して、バネは、圧縮又は引張バネの形態とすることができる。その点に関して、バネという用語は、ガス圧力バネの形態の力蓄積手段もまた包含する。基本的に、バネは磁気バネの形態とすることもできる。
排出装置及び引き戻し装置についてできる限り簡便である圧力印加プロセスを実装するために、望ましくは、可動家具部品の開放又は閉塞による圧力印加動程に沿ってバネに圧力印加することができ、且つバネが解放動程を有し、解放動程の第1の部分において可動家具部品を引き戻し、且つ解放動程の第2の部分において可動家具部品を排出するよう、なすことができる。その構成により、先端技術におけるように、引き戻し装置のバネと排出装置の別個のバネとについて、2つの一致した圧力印加動程を提供する可能な方法をもはや見出す必要がない。
したがって本発明においては、本発明の正確な配置及び形態は、バネの圧力印加が1つの圧力印加動程のみを必要とし、その1つの圧力印加動程の圧力解放エネルギを、一部では引き戻しに関して、他の部分では排出に関して使用することができる限り、それ自体は任意の所望の配置及び形態であり得る。
しかしながら、望ましくは、バネが単一バネの形態で提供される。それは、かなりの簡便化と必要とする空間の削減とをもたらす。しかしながら、代替オプションとして、バネ束の形態であるバネの可能性は排除されるべきではない。バネ束の形態であることによって、バネ束の一部分がその圧力解放作用を、例えば排出によって特に大いに展開する一方で、バネ束の他の部分には望ましくは同時に荷重が付与され、引き戻し移動の間、圧力解放エネルギが比較的ゆっくり且つ穏やかに可動家具部品の閉塞方向に作用させられるなど、異なる適応が可能となる。バネ束の各バネが共通の圧力印加動作の間に圧力印加されることが必須であるが、その点に関して、個々のバネ又はバネ束の各部分の圧力印加の開始及び終了は異なるものとすることができる。望ましくは、バネ束の個々のバネは相互に平行な関係で接続されるようになすことができる。
バネに、いわば逆方向性の引き戻し及び排出移動による二重動作を可能にするために、望ましくは、バネは家具部品の閉塞位置において第1の中間バネ圧力を有し、家具部品の排出後にバネは、閉塞位置を離れた後、所定の排出間隔で第2の実質的に解放されたバネ圧力を有し、家具部品の閉塞によりバネは、閉塞位置に到達するまでに所定の引き戻し間隔で、第1のバネ圧力に関して増加した第3のバネ圧力に到達し、圧力解放及び家具部品の自動引き戻しによって第3のバネ圧力を発端として、バネは第1のバネ圧力まで解放されるようなすことができる。このように、家具部品を排出できる排出動程(第2の解放動程)は、中間バネ圧力からバネに利用できる。引き戻しにより、バネは、中間バネ圧力を上回るバネ圧力まで圧力印加され(圧力印加動程)、そして、最後の閉塞部分において、最大バネ圧力から中間バネ圧力までバネが圧力から解放される(第1の解放動程)ことによって家具部品が自動的に引っ張られる。
特に望ましくは、引き戻し間隔が排出間隔未満であるようになすことができる。これにより、引き戻しが比較的短い動程距離中に起こる一方、排出動程が比較的長く、排出が過度に唐突に生じない。
さらに特に望ましくは、圧力印加動程が解放動程の第2の部分よりも長いようになすことができる。これは特に圧力印加角度が比較的浅いときの場合であり、それによってバネは容易に、且つユーザによってほとんど気付かれることなく圧力印加される。
可動家具部品のアンロック又はそれに対する増加する圧迫の印加によって、可動家具部品は、さらに、閉塞位置の前に短時間だけ閉塞方向に移動されると同様に、望ましくは、排出装置のアンロックにより、バネが、第3のバネ圧力に関してわずかに増加した第4のバネ圧力を有するようになすことができる。
引き戻し移動を穏やか且つ滑らかに行うために、望ましくは、引き戻し装置の引き戻し移動を減衰する減衰装置が設けられる。減衰装置が家具部品の開放方向に作用するので、その反対方向に作用している引き戻し力及びロック力は、減衰装置の力を上回らなくてはならない。減衰装置は、引き戻しプロセスが過度に唐突に且つ騒々しく起きることなく、穏やかに且つ静かに起きるよう保証する。
構造的に簡便な方法で排出装置及び引き戻し装置の双方について単一バネを使用することを可能にするために、駆動装置が、可動家具部品の開放方向及び閉塞方向それぞれに、互いに対して移動可能な第1のベース要素及び第2のベース要素と、第1のベース要素に移動可能に、望ましくは回動可能に取り付けられた制御要素と、制御要素に作用するバネと、制御要素に対して接続されたロック要素とを有するようになし、制御要素が望ましくはロック及びアンロック経路のカージオイド状部においてロック要素によってガイドされ、第2のベース要素についての駆動要素が制御要素に配置されており、第2のベース要素が駆動要素についてのガイド経路を有し、前記ガイド経路が、第2のベース要素が駆動要素によって可動家具部品の開放方向において第1のベース要素に対して移動可能とされる排出部と、駆動要素が開放方向において自由に移動可能とされる自走部と、駆動要素が制御要素に作用するバネのバネ力に抗して移動可能とされる圧力印加部と、駆動要素がバネの部分的圧力解放によって可動家具部品の閉塞方向において第1のベース要素に対して第2のベース要素を移動させる引き戻し部と、を有し、ガイド経路の排出部が、制御要素、ロック要素及び駆動要素並びにバネとともに、ロック可能及びアンロック可能排出装置を形成し、ガイド経路の引き戻し部が、制御要素、駆動要素及び同じバネとともに、引き戻し装置を形成するようになすことができる。
換言すれば、バネは、家具カーカスに関する可動家具部品の排出移動及び引き戻し移動を制御する制御要素に作用する。その点に関して、第1及び第2のベース要素は、それぞれ、家具カーカス及び可動家具部品を表す。第1のベース要素は可動家具部品に対して取り付けることができ、第2のベース要素は家具カーカスに対して取り付けることができ、逆もまた同様である。さらに、その点に関して、第2のベース要素の領域に設けられるものが、制御要素が駆動要素を介して協働するガイド経路であるということが重要である。そのようなガイド経路において最も重要な部分は、排出部、圧力印加部及び引き戻し部である。
本発明の特に望ましい実施形態において、バネは排出部において中間バネ圧力から第2のバネ圧力まで解放され、解放されたバネ圧力は自走部では実質的に同一のまま維持され、圧力印加部において解放されたバネ圧力から増加したバネ圧力まで圧力印加され、引き戻し部において増加したバネ圧力から第1のバネ圧力まで解放されるようになすことができる。したがって、これは、個々のバネ圧力とガイド経路部との間の論理接続を明らかに示している。
本発明の望ましい実施形態において、制御要素が第1のベースに対して回動可能に取り付けられるようになすことができる。代替的には制御要素は、直線的に移動可能に取り付けることもできる。制御要素の移動を制限するために、望ましくは制御要素が制限突起を有し、その制限突起が、望ましくは第1のベース要素にある2つの当接部間において制御要素の移動を制限するようになすことができる。このように、制御要素は、バネの圧力印加及び圧力解放によって2つの当接部間において移動することができる。
排出装置のロック及びアンロック機構がまた、駆動装置に完全に一体化されることができる場合には、カージオイド状部を有するロック要素についてのロック及びアンロック経路は、第1のベース部に設けられるべきである。
バネの圧力印加に関して、一方では圧力印加部におけるガイド経路が、可動家具部品の閉塞によって、バネのバネ力に反する関係で駆動要素を移動させるようになすことができる。他方では、駆動要素は、可動家具部品の開放又は排出によって、バネに圧力印加する圧力印加部内に既に入ることができる。
駆動装置の全体が比較的コンパクトでなければならないことから、第1のベース要素及び第2のベース要素が互いに影響を及ぼすことなく自由に移動することができることが必要である。これは、引き出しのおおよそ半開放位置から引き出しの完全開放にかけて特に望ましい。しかしながら、その点に関して、駆動要素がガイド部によって領域から離れたとき且つガイド部によって再度領域に入ったときに誤ったガイド経路に入らないよう保証するためには、望ましくは、第2のベース要素が望ましくはバネ荷重式移動スイッチを有し、このスイッチにより、駆動要素の自走部から他の完全に自由な自走部内への開放移動を許容し、且つ駆動要素を、閉塞移動において他の自走部から圧力印加部内へとガイドするようになすことができる。この目的のために、例えば傾斜した偏向手段又は移動切り替えバネを設けることが可能である。
制御要素を、一方では引き戻し及び排出のためにガイド経路に対して、他方ではロック要素のためにロック及びアンロック経路に対して接続することを可能とするために、また、これらを連係させることを可能とするために、望ましい実施形態は、ロック要素が制御要素に対して回動可能に取り付けられるようになす。
バネについて最適な圧力印加動作及び引き戻し動作のために、望ましくは、排出部が開放方向に対して実質的に横断方向に延在し、自走部が実質的に開放方向に延在し、圧力印加部が開放方向に対して少なくとも5°から70°の間、望ましくは15°から50°の間の角度領域を有し、引き戻し部が開放方向に対して少なくとも130°から175°の間、望ましくは140°から165°の間の角度領域を有するようになすことができる。その目的のために、ガイド経路の部分のうちの少なくとも1つが少なくとも部分的に曲線をなして延在するよう、さらになすことができる。これらの圧力印加及び解放経路の正確な形態は、可動家具部品の滑らか且つ穏やかで、迅速及び/又は容易に実施可能な手動移動をもたらすことができ、その場合、ユーザがそれに気付くことなく、全てのバネ圧力印加プロセスは、ユーザ側の手動移動によって実施される。したがって、圧力印加部の角度が小さい又は浅いほど、それに応じてより容易に圧力印加動作を実行することができる。
特に望ましくは、圧力印加部の曲線状は、圧力印加部と引き戻し部との間の遷移が引き戻し間隔に相当し、そこでバネが最大バネ圧力に到達するようにすることができる。その場合、圧力印加部及び引き戻し部は、バネが最も激しく圧力印加される最大地点においていわば丘を形成し、バネは、その地点を越えた後に圧力から解放され、その場合、引き戻し部に抗して駆動要素を押圧することによって可動家具部品を引き戻す。換言すれば、その丘形状は、圧力印加部及び引き戻し部が自走部から開放方向に対して横断関係に離隔されることによって説明することができ、自走部に対する圧力印加部及び引き戻し部双方の最大間隔は、所定の引き戻し間隔におけるものである。
本発明については、本質的には2つの可能な設計形態がある。第1の設計形態は、第1のベース要素が可動家具部品に付随し、且つ第2のベース要素がその上又はその内部に家具部品が移動可能に取り付けられる家具カーカスに付随するようなす。その実施形態においては、望ましくは、ロック要素が駆動要素と一体的に形成されるようになされる。したがって、その望ましくは一体の構成部品は、一方ではロック及びアンロック経路内で変位され、他方では駆動要素についてのガイド経路の個々の部分内で変位される。さらにその点に関して、望ましくは、バネが脚バネの形態であり、1つの脚が第1のベース要素に作用し、1つの脚が制御要素に作用するようになすことができる。
本発明の第2の可能な設計形態は、第1のベース要素が家具カーカスに付随し、且つ第2のベース要素が可動家具部品に付随するようになす。この実施形態においては、望ましくは、制限突起が駆動要素を形成するようになすことができる。このように制限突起は、駆動要素又は制限突起を介して排出部に制御要素のバネ力を印加し、それにより家具部品を排出するためにさらに使用される。
本発明にかかる駆動装置を有する引き出しの形態の可動家具部品用の引き出し延伸ガイドについて保護が請求される。その点に関して、望ましくは、本駆動装置の第2の実施形態が引き出し延伸ガイド上に配置される又は引き出し延伸ガイドに固定されるようになすことができる。その構造において、引き出し延伸ガイドは、引き出しレール及びカーカスレールを有することができ、第1のベース要素は、カーカスレール上に配置され、第2のベース要素は、引き出しレール上に配置される。
さらに、家具カーカス及び可動家具部品を備え、家具部品が本発明にかかる駆動装置によって引き戻す、且つ排出することができる家具品について保護が請求される。
本願明細書に記載された駆動装置の第1の実施形態においては、その点に関して、第1のベース要素が、可動家具部品上、望ましくは引き出し底部の下面に配置され、第2のベース要素が、家具カーカス上、望ましくは、家具カーカスに固定される引き出し延伸ガイドのカーカスレール上に配置されるようになすことができる。
駆動装置が第2の実施形態の形態である場合、第1のベース要素は、家具カーカス上、望ましくは、家具カーカスに固定される引き出し延伸ガイドのカーカスレール上に配置され、第2のベース要素は、可動家具部品上、望ましくは、家具部品に付随する引き出し延伸ガイドの引き出しレール上に配置される。
本発明のさらなる詳細及び効果は、図示された例としての実施形態を参照した具体的説明により、以下においてより完全に説明されており、図1aから図13aは、駆動装置の第1の実施形態の様々な図を下方から示しており、図1bから図13bは、上方からの駆動装置の第2の実施形態の同じ一連の図を示している。詳細は以下のとおりである。
可動家具部品の下面に取り付けられた駆動装置を有する家具品の図を示している。 可動家具部品の下面に取り付けられた駆動装置を有する家具品の図を示している。 引き出し延伸ガイド及び駆動装置の分解図を示している。 引き出し延伸ガイド及び駆動装置の分解図を示している。 駆動装置とともに引き出し延伸ガイドを組み立てられた状態で示している。 駆動装置とともに引き出し延伸ガイドを組み立てられた状態で示している。 下方からの駆動装置の第2の実施形態を示している。 ロック位置における駆動装置を示している。 ロック位置における駆動装置を示している。 アンロック位置における駆動装置を示している。 アンロック位置における駆動装置を示している。 排出時の駆動装置を示している。 排出時の駆動装置を示している。 排出プロセスの終了後における駆動装置を示している。 排出プロセスの終了後における駆動装置を示している。 排出後における継続した開放移動を示している。 排出後における継続した開放移動を示している。 自走部を離れたときの駆動装置を示している。 自走部を離れたときの駆動装置を示している。 互いに完全に自走関係にあるベース要素の位置を示している。 互いに完全に自走関係にあるベース要素の位置を示している。 バネの圧力印加時の駆動装置の位置を示している。 バネの圧力印加時の駆動装置の位置を示している。 バネが完全に圧力印加された状態の駆動装置の位置を示している。 バネが完全に圧力印加された状態の駆動装置の位置を示している。 可動家具部品の引き戻し時における駆動装置の位置を示している。 可動家具部品の引き戻し時における駆動装置の位置を示している。 ガイド経路に沿った対応位置によるバネ及び引き出しの力と動程の図を示している。 排出バネの圧力印加の終了時の先端技術にかかる排出装置を示している。 先端技術にかかる排出装置を示しており、別個の引き戻し装置が家具部品を引き戻している。 家具フラップ用の家具駆動部を有する第3の実施形態の3次元図を示している。 図17の分解図を示している。 第3の実施形態の一連の移動を側面図で示している。 第3の実施形態の一連の移動を側面図で示している。 第3の実施形態の一連の移動を側面図で示している。 第3の実施形態の一連の移動を側面図で示している。 第3の実施形態の一連の移動を側面図で示している。 第3の実施形態の一連の移動を側面図で示している。 第3の実施形態の一連の移動を側面図で示している。 第3の実施形態の一連の移動を側面図で示している。 排出及び引き戻しのためのバネを有する駆動装置の第4の実施形態の一連の移動を図式的に示している。 排出及び引き戻しのためのバネを有する駆動装置の第4の実施形態の一連の移動を図式的に示している。 排出及び引き戻しのためのバネを有する駆動装置の第4の実施形態の一連の移動を図式的に示している。 排出及び引き戻しのためのバネを有する駆動装置の第4の実施形態の一連の移動を図式的に示している。 排出及び引き戻しのためのバネを有する駆動装置の第4の実施形態の一連の移動を図式的に示している。 排出及び引き戻しのためのバネを有する駆動装置の第4の実施形態の一連の移動を図式的に示している。 排出及び引き戻しのためのバネを有する駆動装置の第4の実施形態の一連の移動を図式的に示している。 排出及び引き戻しのためのバネを有する駆動装置の第4の実施形態の一連の移動を図式的に示している。 排出及び引き戻しのためのバネを有する駆動装置の第4の実施形態の一連の移動を図式的に示している。
図1aは、家具品32の部分切り欠き3次元図を下方から示している。この場合、この家具品32は、家具カーカス26と、引き出しの形の3つの可動家具部品11とを有する。これらの可動家具部品11は、家具カーカス26とその引き出しレール30及びカーカスレール31とに固定された引き出し延伸ガイド29に移動可能に取り付けられている。この場合、引き出し底部33の下面Uに配置されたものは、可動家具部品11についての排出装置8及び引き戻し装置9の双方の形態である駆動装置10である。この駆動装置10は、可動家具部品11に配置された第1のベース要素14と、家具カーカス26又はカーカスレール31に配置された第2のベース要素15とを備える。制御要素16は、これら2つの要素14及び15の間において作用する。その制御要素16は、特に適切には幅広引き出しの場合には、両側で引き戻し移動及び排出移動の同期を提供するように、同期バー35及び同期装置34(図14参照)を介して、可動家具部品11のもう一方の側において、第2の駆動装置(図示しない)に対して接続することができる。
図2aは、カーカスレール31、中央レール37及び引き出しレール30を備える引き出し延伸ガイド29に対して接続された引き出し側フレーム部材36を示している。カーカスレール31に対する引き出しレール30の閉塞移動を減衰するために、減衰装置13を引き出し延伸ガイド29に一体化することができる。下側領域に示されているのは第2のベース要素15であり、この第2ベース要素15が、排出部Aを形成している上方に湾曲した排出当接部38を形成する。その第2のベース要素15は、カーカスレール31に対して取り付けられている。その第2のベース要素15上に固定されているのは、引き戻し部Dを有する引き戻しガイド要素39である。移動スイッチ25は、回動軸部材41を介して引き戻しガイド要素39に対して回転可能に接続されており、移動スイッチバネ40によって作用される。湾曲した圧力印加部Cは、移動スイッチ25自体に設けられている。
図2aの上側領域に示されているのは、引き出し底部33の下面Uに対して取り付けられた第1のベース要素14である。その第1のベース要素14の下面に設けられているのは、端部当接部23及び24を有する回動経路43であり、この当接部間において制御要素16が制限突起22(ここでは図示しない)を介して回動可能である。第1のベース要素14と制御要素16との間に配置されているのは、脚27及び28を有する脚バネ12であり、バネ12は、第1のベース要素14及び制御要素16に作用する。制御要素16上に回動可能に取り付けられているのは、一方に駆動要素20、他方にロック要素17を有する一体化部品であり、そのロック要素17は、第1のベース要素14におけるロック及びアンロック経路19内を変位可能である。駆動要素20は、制御要素16に係合し、第2のベース要素15の対応する部分A、C及びDを接触して支持する。
図3aは、可動家具部品11の一部を示しており、引き出し底部33は、引き出しレール30に対して取り付けられている。さらに、カーカスレール31及び引き出し底部33にそれぞれ固定されたベース要素14及び15が取り付け位置で示されており、制御要素16は、第1のベース要素14上の回動軸Sに沿って取り付けられている。駆動要素20は、排出当接部38(排出部A)を接触して支持している。
図4aは、引き出し底部33を下方から示しており、引き出し前部SFは、上側領域に破線の形で図式的に示されている。この図4aの見える状態において、ロック要素17は、ロック及びアンロック経路19のカージオイド状部18における閉塞位置SSにロックされている。バネ12は、第1の中間バネ圧力1の状態である。駆動要素20は、引き戻しガイド要素39と排出当接部38との間にある。
図5aにおいて、閉塞方向SRにおいて引き出し前部SFに対して圧迫を加えることにより、引き出しレール30とともに引き出し底部33はまた、カーカスレール31に対して閉塞方向SRに後方移動され、それにより、ロック突起17は、ロック及びアンロック経路19のカージオイド状部18から出る。それは、駆動装置10のアンロックをもたらす。バネ12は、閉塞方向SRにおけるさらなる圧迫の印加により、わずかに増加したバネ圧力2の状態に移る。
図6aは、ロック要素17のアンロック後に起こるものを示しており、ロック要素17は、ロック及びアンロック経路19のカージオイド状部18にもはやロックされないことから、バネ12は、脚28を介して制御要素16へとそのバネ力を伝えることができ、それにより制御要素16は、第1のベース要素14に対して回動される。その場合、制御要素16上に配置された駆動要素20は、第2のベース要素15の排出当接部38によって形成されたガイド経路21の排出部Aを圧迫する。結果的に、第1のベース要素14とともに引き出し11全体が、第2のベース要素15に対して、それゆえにカーカスレール31及び家具カーカス26に対しても、開放方向ORに移動する。それゆえに、駆動装置10は排出装置8を形成し、バネ12は、排出バネ力Fを加える。
図7aにおいては、排出プロセスは終了し、バネ12は第2の解放バネ圧力3まで圧力が解放されており、第1のベース要素14に対する制御要素16の相対移動は、当接部24に突き当たる制限突起22によって終わる。それゆえに、駆動要素20が排出部Aの終端に到達し、引き戻しガイド要素39によって開放方向ORにおいてもはや制限されないことは、図7aからも明らかである。排出間隔yは、アンロックから排出部Aの終端に到達するまで、引き出し11によって覆われていた。
図8aにおいて、駆動要素20は自走部Bにあり、可動家具部品11は、開放方向ORに引き出されている。この場合、バネ12は、解放バネ圧力4の状態である。
図9aに示されているように、可動家具部品11が開放方向ORにさらに移動された場合には、駆動要素20は、切り替えバネ40の力に抗して移動スイッチ25を押圧し、引き戻しガイド部材39、それゆえに第2のベース要素15に対して、移動スイッチ25を回動軸部材41上で回動又は回転させる。
図10aに示されているように、引き出し11が開放方向ORにさらに移動されて自走部Bの外側に出た場合には、切り替えバネ40は、移動スイッチ25を再度、開始位置へと引き戻す。可動家具部品11は、ここで、可動家具部品11を開放方向OR及び閉塞方向SRに所望どおりに移動することができる完全自走部Eにある。バネ12は、なおも解放バネ圧力5の状態である。移動スイッチ25及びその圧力印加部Cが閉塞方向SRに対して平均角度αを含み、引き戻しガイド要素39及びその引き戻し部Dが閉塞方向SRに対して角度βを含む旨が、第2のベース要素15の領域においてみられる。それらの角度α及びβは、ユーザの望みに応じて最適な穏やかな引き出し移動を実施することが可能なようにすることができる。角度αが浅くなるほど、それに応じて圧力印加部Cが長くなり、それにより、圧力印加プロセスは、より穏やかな、且つより容易な移動で行うことができる。図14における力と動程の図に置き換えると、より穏やかな、且つより容易な移動はまた、長く且つ比較的浅い圧力印加動程(印加される圧力の力の軌跡、印加される力の移動経路)SWによって与えられる。
図11aにおいて、可動家具部品11は、再度、閉塞方向SRに移動され、駆動要素20は、移動スイッチ25が再度後退されるために、移動スイッチ25の左側において圧力印加部Cに沿って移動する。閉塞方向SRに対して傾いた圧力印加部Cに沿った駆動要素20の移動に起因して、制御要素16は、バネ12の脚28に抗してベース要素14に対して押圧され、それによりバネ12は、バネ力Fに抗して圧力印加され、増加するバネ圧力6が実現される。その制御要素16の移動において、ロック要素17はまた、カージオイド状部18の方向にロック及びアンロック経路19に沿って移動する。制限突起22はまた、再度、当接部24から当接部23の方向に移動される。圧力印加プロセスにおける最大地点は圧力印加部Cの地点で到達され、その地点で自走部Bに対する間隔zが最大となる。
その地点は、図12aで到達される。この場合、バネ12が制御要素16の完全回動移動によって、第1のベース要素14における当接部23の範囲まで、圧力印加され、増加したバネ圧力7の第3の状態に到達する。その駆動要素20の地点は、圧力印加部Cから引き戻し部D内への遷移を含む。
それに応じて、図13aは、引き戻し部Dに沿った駆動要素20の摺動移動によってバネ12が再度圧力から解放され、それにより、可動家具部品が閉塞方向SRに家具内に引っ張られる様子を示している。したがって、駆動装置10はまた、同じバネ12が、制御要素16、駆動要素20及び引き戻し部Dを介して、可動家具部品11における引き戻しモードで作用する限りは引き戻し装置9としても動作し、可動家具部品11は、引き戻し間隔xを覆った後に閉塞位置SSに到達する。
図14は、力と動程(force-travel;力の軌跡、力の移動経路)の図を示しており、バネ12のバネ力FがY軸にプロットされており、開放方向OR又は閉塞方向SRにおける可動家具部品の動程sがX軸にプロットされている。破線は理想的な形態を示しており、実際の実施形態においては必然的に変動及び曲線を含む。可動家具部品の閉塞位置SSにおける第1の中間バネ圧力1から、可動家具部品11は、増加した圧迫の印加によって閉塞方向SRにさらに移動され、その場合、バネ力は、わずかに増加したバネ圧力2まで付加的に圧力印加される。増加した圧迫の印加によってもたらされるそのアンロック作用後に、バネ12はわずかに増加したバネ圧力2から解放され、第2の解放されたバネ圧力3までは第2の解放動程(解放される力の軌跡、解放される力の移動経路)EW2に沿って開放方向ORへ家具部品11が排出され、排出間隔yはその場合には覆われる。引き出し11のさらなる開放移動中は、バネ12のバネ力Fは、バネ圧力4及び5にとどまる。可動家具部品11が閉塞されたとき、駆動装置10の一部は、圧力印加部C内に入り(バネ12の圧力印加動程SW)、それにより、増加するバネ圧力6に到達し、そのバネ圧力は地点7で最大地点に到達する。そのバネ圧力7からの引き戻し間隔xによる可動家具部品11の引き戻しは、引き戻し部Cを介して、且つ最大バネ圧力7から中間バネ圧力1までの解放動程EW1に沿ったバネ力Fの圧力の解放によって実施される。排出間隔yが引き戻し間隔xよりも大きいことが図14からもわかる。図14の下側領域は、ガイド経路21に沿った駆動要素20の位置を示しており、バネ圧力地点1から7と実質的に一致する。
図14におけるその全体の力と動程の図は、ヒステリシスシステムを形成する。換言すれば、圧力印加の原因が適用をやめた後(原因:可動家具部品の閉塞移動)、圧力印加動作において蓄積されたエネルギは、2つのステップ(引き戻し移動及び排出移動)において伝えられ、それにより、圧力印加誘導閉塞移動の停止後に圧力印加プロセスの作用の継続性が与えられる。それにより、バネ圧力5及び7の間における圧力印加動程SWは、バネ圧力2及び3の間の排出動程EW2よりも長い。
図1bは、下方からの家具品32の図を示しており、前方領域における引き出し底部33の上面Uに配置されているのは、本発明にかかる駆動装置10の第2の実施形態であり、駆動装置10は、引き戻し装置9及び排出装置8の双方を形成している。その点に関して、同一の参照符号は、図1aから図13aにおける第1の実施形態におけるものと同じ要素を示している。したがって、図1bにおいて、(回動可能な制御要素16を備えた)第1のベース要素14は、カーカス26又はカーカスレール31に対して取り付けられているとともに、第2のベース要素15は、引き出しレール30に対して取り付けられている。
図2bは、引き出し延伸ガイド29の分解図を示しており、減衰装置13は、カーカスレール31と引き出しレール30との間において動作する。当然のことながら、第1の実施形態においても、そのような減衰装置13は、同様に又は同じ方法で使用することができる。第1の実施形態とは異なり、第2のベース要素15は、引き出しレール30に固定されており、舌バネの形態で垂直方向バネ荷重式移動スイッチ25を有する。第1のベース要素14は、カーカスレール31に対して取り付けられており、その下面に制御要素16を有する。制御要素16は回動軸Sに回動可能に取り付けられ、且つ制限突起22を介して当接部23及び24の間に制限付きでの回動が可能に、取り付けられている。それと同時に、制限突起22は、第2のベース要素15についての駆動要素20を形成するとともに、その下面(図3c参照)には、制限突起22/駆動要素20が係入するガイド経路21(まだ図示していない)が設けられている。制御要素16は、コイルバネ12によって作用され、前方領域に回動可能に取り付けられたロック要素17を有し、このロック要素17が第1のベース要素14の下面(図3c参照)においてロック及びアンロック経路19に係入する。
図3bは、引き出し延伸ガイド29とそれに対して取り付けられた駆動装置10を組み立てられた状態で示している。
これに対応して、図3cは、駆動装置10の下方からの図を示しており、圧力印加部Cの方向に駆動要素20を偏向する移動スイッチ25の傾斜した偏向部42を示している。本発明の代替構成として、図3cは、破線において、制御要素16に付加的に作用することができるバネ束を形成する第2のバネ12aを示している。そのそれぞれの形態及び配置に応じて、バネ束は、例えば主として引き戻し又は排出によってその効果を展開することができ、それゆえに、それぞれ補助されているプロセスを改善することができ、それゆえに、動きに関してより容易にすることができる。
本駆動装置10の第1の実施形態と比較して、図4bから図13bは、各図の下側領域において、破線で図示された引き出し前部を示している。さらに、図4bから図13bは、図4aから図13aと対照的に、駆動装置10上の上方からの図を示している。
図4bにおいて、ロック要素17は、ロック及びアンロック経路19のカージオイド状部18における閉塞位置SSにある。バネ12は、中間バネ圧力1の第1の状態にある。
ロック要素17は、閉塞方向SRにおいて引き出し11に対して増加した圧迫を印加することによってアンロックされ、バネ12は、わずかに増加したバネ圧力2の状態にある(図5b参照)。
図6bにおいて、引き出しレール30は、駆動要素20を介して第2のベース要素15におけるガイド経路21及びその排出部Aによって排出され、駆動要素20は、バネ力Fの方向におけるバネ12の解放によって当接部24の方向に制限突起22の回動可能経路43内を移動される。それゆえに、バネ12は、排出装置8として機能する駆動装置10についての力発生装置としての役割を果たす。
図7bにおいて、バネ12は、解放されたバネ圧力3の状態に到達し、駆動要素20は、ガイド経路21の自走部Bに到達する。
その領域において、可動家具部品11又は第2のベース要素15は、開放方向ORに自由に移動することができる一方で、バネ12は、解放されたバネ圧力4にさらに置かれる(図8)。駆動要素20が移動スイッチ25に沿って摺動する場合、移動スイッチ25は、駆動要素が図9bにおける位置から図10bにおける他の自走部Eへと入るように、バネ力Fに抗して垂直上方向に付勢される。圧力印加部C及び引き戻し部Dについての望ましい角度α及びβが図10bに示されている。
閉塞方向における家具部品11の移動により(図11b参照)、駆動要素20は、傾斜した偏向部42によって圧力印加部C内に偏向され、それにより、制御要素16は、バネ12のバネ力Fの作用(増加するバネ圧力6)に抗して回動する。
図12bにおいて、駆動要素20は、最大地点又は圧力印加部Cと引き戻し部Dとの間の遷移に到達し、その場合、駆動要素20/制限突起22は、回動可能経路43の当接部23に同時に到達し、バネ12は、第3の最大バネ圧力7に到達する。それと同時に、引き出しレール30上の突起44もまた、減衰装置13に接触して突き当たる。ガイド経路21は、部分Cの間の遷移において、約40°から80°の間、望ましくは50°から70°の間を通して「ねじれる」。
圧力印加部Cの最大地点が過ぎるとすぐに、駆動要素20は、引き戻し部Dが影響する領域に入る。この領域ではバネ12は、制御要素16の回動移動にともない収縮し、その場合、第1のベース要素14に対して閉塞方向SRに第2のベース15を移動する。その場合、この移動は減衰装置13によって減衰することができる。それゆえに、この第2の実施形態においては、且つ図13bに示されるように、バネ12はまた、引き戻し装置9の機能を引き受ける駆動装置10についての引き戻し力として作用する。
国際公開第2007/028177号に開示されたような別個に設けられた排出装置8及び引き戻し装置8の先端技術を示している図15及び図16は、本説明の導入部において既におおよそ説明されている。
進んで図17は、本発明にかかる駆動装置10の第3の実施形態を示しており、家具フラップ(図示しない)についての家具駆動部51の一部である。この場合、駆動装置10及び接続装置54は、家具フラップについての(例えば国際公開第2011/020130号又は独国実用新案第20 2005 021 541号からみることができるように)それ自体公知である制御アーム構造に一体化されており、この制御アーム構造が、取り付けプレート62に固定されている。
図18は、図17の分解図を示しており、全ての必須構成部品が参照符号によって示されている。例えば接続ボルト又は同種のもの等のいくつかの補助的構成部品は、いかなる参照も有していない。しかしながら、動作原理の説明は、たとえそれらの構成要素を参照によって直接明記しなくても可能である。制御アーム52は、図17及び図18の双方において閉塞位置で示されている。
図19から図26は、家具カーカス及び家具フラップ(可動家具部品)を有しない家具駆動部51を示している。この家具駆動部51は、取り付けプレート62を介して家具カーカス26の側壁に固定されており、制御アーム構造及び制御アーム52を介して家具フラップを移動する。望ましくは、その家具フラップは、水平回動軸まわりに回動可能とされる。
図19において、制御アーム52(それゆえに図示されていない家具フラップもまた)は、閉塞位置SSにある。その場合、始動要素53は、制御アーム52を接触して又は家具フラップ自体を接触して支持している。その始動要素53は、取り付けプレート62に対して動かない回動軸70を介して伝達機構55に対して、この場合には一体的に、接続されている。バネ71(引張バネ)は、伝達機構55が時計回り方向において常に回動軸70まわりに移動しようとするように、伝達機構55に作用する。伝達機構55はその端部において、接続ピン17iを介してアンロック要素17hに対して接続されている。そのアンロック要素17hは、排出回動軸54eまわりに回動可能とされる。関節レバーの部品17gもまた、排出回動軸54eまわりに回動可能とされる。その部品17gの他端は、関節レバーピン17jを介してロックレバー17aに対して接続されている。17j、17g及び17aは、ともに関節レバーを形成している。関節レバーピン17jの周囲に巻かれているのはロックバネ17dであり、関節レバーピン17jを排出回動軸54e及び保持ノーズピン17kに対して上方に付勢しようとする。図19において、関節レバーピン17jは、排出回動軸54eと保持ノーズピン17kとの間の概念線のわずかに上方にある。関節レバーピン17jの上方へのさらなる移動は、ロック突起17eを接触して支持しているロックレバー17aの保持ノーズ17bによって防止される。そのロック突起17eは、圧力印加カム54d上に配置されている。圧力印加カム54dは、一方では保持ノーズピン17kを介してロックレバー17aに対して、他方では圧力印加カム回動軸54fを介して接触レバー54aに対して接続されている。そのレバー54aは、排出回動軸54eまわりに回動可能に取り付けられている。さらに、レバー54aは、排出ピン54gを介して接続レバー54bに対して接続されている。レバー54bは、接続ピン54cを介してレバー機構57の要素56に対して接続されており、それにより、要素56及びレバー54aの移動は、絶えず対応している。
バネ12(圧縮バネ)は一端において、取り付け要素10mを介して取り付けプレート62に対して固定的に接続されている。他端においては、バネ12はガイド突起10nに対して接続されており、ガイド突起10nは、取り付けプレート62におけるガイド経路10k内にガイドされる。さらにバネ12は、排出レバー10aに対してガイド突起10nを介して接続されており、排出レバー10aは、取り付けプレート62に対して接続された固定回動軸10gまわりに回動可能とされる。右側下端において、排出レバー10aは加圧ローラ10bを有し、この加圧ローラ10bが接触レバー54aと圧力印加カム54dとの間のわずかに内側に変位した領域に接触している。その閉塞位置SSにおいて、バネ12の力は、加圧ローラ10bを介して圧力印加カム54bを圧迫する。さらなる結果としての力が保持ノーズピン17kを介してロックレバー17aに加えられることから、関節レバーピン17jは、ロック突起17eに抗した保持ノーズ17bの当接によって許容されるまで、閉塞位置SSにおいて上方に付勢される。
ここで、図20に示されるように、圧迫が閉塞方向SRにおいて家具フラップ又は制御アーム52に加えられた場合、始動要素53もまた、閉塞方向SRに付勢され、伝達機構55は、バネ71の力に抗して回動軸70まわりに回動され、それにより、さらなる結果として、アンロック要素17hが、接続ピン17iを介して反時計回り方向において排出回動軸54まわりに移動される。結果として、アンロック要素17hは、関節レバーの後方部分17gと当接し、それにより、排出回動軸54eと保持ノーズピン17kとの間の概念線の下方に関節レバーピン17jが移動する。それもまた、ロックバネ17dの力に抗して起こる。関節レバーピン17jが概念線の下方に下がるとすぐに、開放バネ12のバネ力は、もはや加圧ローラ10b及び圧力印加カム54dを介してロックレバー17a及び保持ノーズ17bにロックするように作用せず、バネ17dの力に抗して関節レバーを曲げる。参照符号17a、17b、17d、17e、17g、17h、17i、17j及び17kによって識別される部品は、ともに、最初の2つの実施形態のロック要素17に相当するロック装置17を形成する。
アンロック作用に起因して、関節レバーは図21に示された完全に内側に変位した位置に入る。この際、関節レバーピン17jが明らかに排出回動軸54eと保持ノーズピン17kとの間の概念線の下方にある。関節レバーの内側方向への移動と同時に、圧力印加カム54d及び排出レバー54aの各左側端縁(カム面)が正確に上下になって支持するようになり、且つ図の示された地点から互いに覆うように、圧力印加カム54dもまた、時計回り方向において圧力印加カム回動軸54fまわりに回動される。圧力印加カム54dの内側への回動移動と同時に、加圧ローラ10bもまた、バネ12の圧力解放により転がりはじめ、それにより、排出レバー54aは、反時計回り方向に排出回動軸54eまわりに回転される。
結果として、図22に示されるように開放位置OSに到達する。制御アーム52が開放角度γで示されている。その開放移動は、接続レバー54bがレバー54aの回動移動によって移動され、且つレバー機構57の要素56の回動移動が始動されることによってもたらされる。その要素56の回動移動に起因して、さらなる結果として、レバー機構57のレバー65は右方に移動され、制御アーム52は、家具フラップとともに開放する。図22において、主バネ59は、図21と比較して、圧力から既に若干解放されている。排出移動は、主機構(主バネ59を有する制御アーム構造)におけるデッドポイントを越えた移動を含む。減衰装置13は、もはやレバー機構57のレバー72を接触して支持しない。戻りバネ71のおかげで、伝達機構55は、再度、回動軸70まわりに回動し、それにより、始動要素53は、アンロック要素17hと同様に、再度、開始位置に移動される(図19におけるように)。図22において、参照符号10a、10b、10g、10k、10m、10n及び12によって示される部品は、排出装置8及び引き戻し装置9として機能することができる駆動装置10を形成する。
バネ12が完全に圧力から解放された後(図22におけるように)、家具フラップは、手動で開放方向ORにさらに移動される。そのさらなる移動において、ここではバネ12によって排出レバー10a及びその加圧ローラ10bを介して圧力印加カム54dに作用するバネ力Fはないことから、ロックバネ17dは、圧力から解放されることができ、図23に示された位置に関節レバーを付勢する。その場合、関節レバーピン17jは、再度、排出回動軸54eと保持ノーズピン17kとの間の概念線の上方にあり、ロックノーズ17bは、ロック突起17eを接触して支持する。
ここで、家具フラップが開放方向ORにさらに移動された場合(図24参照)、圧力印加カム54dは加圧ローラ10bとの係合から外れ、完全開放位置に到達する。
図25において、可動家具部品11(家具フラップ)は、閉塞方向SRに移動され、バネ12の圧力印加が開放角度領域Δにおいてはじまる。圧力印加は、ロックレバー17a及び保持ノーズ17bによってロックされる圧力印加カム54dが圧力印加部Cを介して加圧ローラ10bを接触して支持することによって、且つバネ12が排出レバー10aを介して押し込まれ、それによって圧力印加されることによってはじまる。
その圧力印加は、加圧ローラ10bが圧力印加カム54dにおける最大地点に到達して、引き戻し部Eに入るまで継続する。その引き戻し部Eへの到達により、バネ12は、圧力からわずかに解放されることができ(図26から図19までの移動)、それにより、最後の閉塞部分において可動家具フラップを能動的に引っ張る。換言すれば、圧力印加カム54dの最大地点を越える移動のおかげで、接続レバー54bは、引き戻し効果が制御アーム52に加えられるように、時計回り方向において排出回動軸54eまわりに能動的に回転される。しかしながら、この圧力の解放は、加圧ローラ10bが圧力印加カム54dと接続レバー54bとの間の窪みに入るまでのみに起こるということに留意すべきである。図19に示される閉塞位置SSは、再度そのように到達される。引き戻し移動において、減衰装置13はまた、バネ12によって始動される引き戻し移動のわずかな減衰を可能にすることができる。
同期バーは望ましくは、家具カーカス26の他側における鏡対称レバー機構に対して回転移動を伝達するように、排出回動軸54eの領域に固定することができる。
本発明の第4の実施形態が図27から図35に示されている。これらの図は、可動家具部品11の閉塞、引き戻し及び排出による駆動装置10における一連の移動を単に図示的に示している。全ての図において、可動家具部品11のうち、可動家具部品11に付随する引っ張り部材44のみが示されている。
図27は、ちょうどロック要素17に突き当たったときの可動家具部品の閉塞における引っ張り部材44を示している。ロック要素17は、家具カーカス26に対して移動可能に取り付けられている。ロック要素17上に置かれているのは、ロック及びアンロック経路19内を移動する制御要素16である。ロック及びアンロック経路19は、カージオイド状部18を有する。ロック及びアンロック経路19は、家具カーカス26に対して動かない。ロック要素17は、一端においてバネ12(引張バネ)に対して接続されている。そのバネは、減衰装置13(ラック及びギアを有する回転ダンパ)を介して接続されており、その回転ダンパは、一端においてロックスライダ46に対して接続されている。ロックスライダ46は、ロック突起45及び48を介して、その各位置にしたがって保持経路47内に保持されているか又はその内部で変位可能とされている。保持経路47は、家具カーカス26に対して動かない。
ここで、可動家具部品11及びそれとともに引っ張り部材44は、閉塞方向SRにおいて図27における位置から図28における位置へと移動され、バネ12は、圧力印加される又は荷重がかけられる。
閉塞方向におけるさらなる移動により(図29)、制御要素16は、ロック及びアンロック経路19によって偏向され、制御要素16は、ロック及びアンロック経路19のカージオイド状部18においてロック位置(図30)へと移動する。制御要素16がロック位置に入ると、引っ張り部材44は、ロック要素17との係合を外れ、ロックスライダ46の捕捉要素49の間を通過する。可動家具部品11及びそれゆえに引っ張り部材44が閉塞方向SRにさらに移動されるのにともない、ロックスライダ46(特にその第1のロック突起45)は、保持経路47におけるロック位置(図29参照)から出て、アンロック位置(図30参照)へと移動される。そのアンロックのおかげで、バネ12の右側端部は、もはやロックスライダ46によってロックされておらず、バネ12は収縮することができ、それにより、バネ12は、引っ張り部材44それゆえに可動家具部品を図30に示される位置から図31における閉塞位置SSへと移動する/引き戻す。それゆえに、その領域において、駆動装置10は、引き戻し装置9として機能し、バネ12は、その解放動程の第1の部分EW1の間、引き戻し作用を有する。バネ12の引き戻し移動は、減衰装置13によって減衰される。
その引き戻し移動は、ロックスライダ46及びその第2のロック突起48が図31におけるロック位置に到達するまでもたらされる。その位置においては、引っ張り部材44は、捕捉要素49の間になおも捕捉されているが、それと同時に、ロック要素17の左側の制限当接部50を接触して支持する。
ここで、図32に示されるような場合、閉塞位置SSにおいて駆動装置10の始動が起こるとき、圧迫が閉塞方向SRにおいて可動家具部品にさらに加えられる。引っ張り部材44の移動のおかげで、可動家具部品に対する増加した圧迫の左方への印加のために、制限当接部50及びそれとともにロック要素17は、左方へと移動される。結果として、一方では、制御要素16は、ロック及びアンロック経路19のカージオイド状部18からその自走部へと移動する。他方では、ロックスライダ46もまた、この場合、保持経路47の適切な設計形態の結果としての回動移動によって、引っ張り部材44が解放される位置へと移動する。
バネ12の解放のおかげで、ロック要素17、その制限突起50を介して引っ張り部材44、それによって可動家具部品11は、能動的に排出されて図33に示される位置に到達する。したがって、その領域において、駆動装置10は、排出装置8としての役割を果たし、それにより、バネ力Fは、解放動程の第2の部分EW2において可動家具部品11の排出に役立つ。
引っ張り部材44が図33に示される位置に到達した後、バネ12は、圧力から完全に解放され、可動家具部品11は、手動で開放方向ORにさらに移動することができる。
引っ張り部材44が、その移動において、ロック要素17の右側の制限当接部50a(図34参照)に到達するとすぐに、減衰装置13は圧力印加され、ロックスライダ46は、図35に示されるロック位置に到達する。保持経路47及びロックスライダ46の形態は、図において図式的に示されているのみであるが、家具駆動の分野における当業者によって適切な回動経路又はロック部を設けることができる。引っ張り部材44は右側の制限当接部50aから、傾斜した偏向部のおかげで又は適切な力の印加によって、ロック要素17を下方に押圧することにより(図29と同様に)、ロック要素17の右側上へと通過することができ、それにより、図27に示される開始位置に、再度到達される。
原理上は、この第4の実施形態に関して、駆動装置10はまた、可動家具部品11に付随させることもでき、それとは対照的に、引っ張り部材44を、家具カーカス26に付随させることができる。減衰装置13は、回転ダンパの形である必要はなく、例えば流体ダンパの形とすることもできる。しかしながら、減衰装置13は、省略することもでき、その場合は、バネ12のバネ力Fは、非減衰的に可動家具部品11に作用する。
それゆえに、本発明の全ての実施形態は、先端技術に対して実質的に改善され且つ簡便化された駆動装置10であって、排出装置8及び引き戻し装置9の双方の形である駆動装置10を示しており、同じバネ12が、引き戻し及び排出についての各力蓄積手段として機能する。当然のことながら、平行である、又は駆動要素20において異なる方向に作用する2つのバネ12、12aが駆動装置10に設けられる可能性は除外されるべきではない。最も重要なことは、この少なくとも1つのバネ12が、その解放動程の部分EW1の間は、引き戻しに役立ち、その解放動程のさらなる部分EW2の間は、排出に役立つということである。各構造によっては、最大バネ圧力7から中間バネ圧力1までのバネ解放動程EW1が排出に役立ち、中間バネ圧力1から解放されたバネ圧力3までの他の圧力解放EW2が引き戻しに役立つ可能性もまた除外されるべきではない。

Claims (31)

  1. 可動家具部品(11)、特に引き出し又は家具フラップを移動するための駆動装置であって、
    一方では、開放方向(OR)において閉塞位置(SS)から前記家具部品(11)を排出するロック可能及びアンロック可能なバネ荷重式排出装置(8)として作用し、且つ、
    他方では、前記閉塞位置(SS)に家具部品(11)を引き戻すバネ荷重式引き戻し装置(9)として作用することを特徴とする、駆動装置(10)であって、
    同じバネ(12)が、排出装置(8)としてのその機能及び引き戻し装置(9)としてのその機能の双方において前記駆動装置(10)にバネ荷重を加える、駆動装置。
  2. 前記バネ(12)が、前記可動家具部品(11)の開放又は閉塞による圧力印加の動程(SW)に沿って圧力の印加を受けることができ、且つ解放動程(EW)を有し、
    バネ(12)が、前記解放動程の第1の部分(EW1)において前記可動家具部品(11)を引き戻し、且つ前記解放動程の第2の部分(EW2)において前記可動家具部品(11)を排出する、請求項1に記載の駆動装置。
  3. 前記バネ(12)が、個々のバネである又はバネ束(12、12a)によって形成されている、請求項1又は請求項2に記載の駆動装置。
  4. 前記可動家具部品(11)の前記閉塞位置(SS)における前記バネ(12)が、前記解放動程の前記第1の部分(EW1)と前記解放動程の前記第2の部分(EW2)との間において第1の中間バネ圧力(1)を有し(図4)、
    前記家具部品(11)の排出、及び前記解放動程の前記第2の部分(EW2)に沿った圧力の解放後に、前記バネ(12)が、前記閉塞位置を離れた後に所定の排出間隔(y)において、第2の実質的に解放されたバネ圧力(3)を有し(図7)、
    前記家具部品(11)の閉塞により、前記バネ(12)が、前記圧力印加の動程(SW)に沿って圧力を印加され、前記閉塞位置(SS)に到達するまで所定の引き戻し間隔(x)において、前記第1のバネ圧力に関して増加した第3のバネ圧力(7)に到達し(図12)、
    前記解放動程の前記第1の部分(EW1)に沿った圧力解放及び前記家具部品(11)の自動引き戻しによって前記第3のバネ圧力(7)を発端として、前記バネ(12)が前記第1のバネ圧力(1)へと解放される(図4)、
    請求項2又は請求項3に記載の駆動装置。
  5. 前記引き戻し間隔(x)が前記排出間隔(y)未満である、請求項4に記載の駆動装置。
  6. 前記圧力印加の動程(SW)が前記解放動程の前記第2の部分(EW2)よりも長い、請求項4又は請求項5に記載の駆動装置。
  7. 前記排出装置(8)のアンロックにより、前記バネ(12)が前記第3のバネ圧力に関してわずかに増加した第4のバネ圧力(2)を有する(図5)、請求項4から請求項6のうちいずれか1項に記載の駆動装置。
  8. 前記引き戻し装置(9)の引き戻し移動を減衰する減衰装置(13)が設けられた、請求項1から請求項7のうちいずれか1項に記載の駆動装置。
  9. 前記駆動装置(10)が、前記可動家具部品(11)の前記開放方向(OR)及び前記閉塞方向(SR)それぞれに、互いに対して移動可能な第1のベース要素(14)及び第2のベース要素(15)と、前記第1のベース要素(14)に移動可能に、望ましくは回動可能に取り付けられた制御要素(16)と、前記制御要素(16)に作用するバネ(12)の形態の前記力蓄積手段と、前記制御要素(16)に対して接続されたロック要素(17)とを有し、
    前記制御要素(16)が、ロック及びアンロック経路(19)の望ましくはカージオイド状部(18)においてロック要素(17)によってガイドされ、前記第2のベース要素(15)についての駆動要素(20)が前記制御要素(16)に配置されており、
    前記第2のベース要素(15)が、前記駆動要素(20)についてのガイド経路(21)であって、
    前記第2のベース要素(15)が前記駆動要素(20)によって前記可動家具部品(11)の前記開放方向(OR)において前記第1のベース要素(14)に対して移動可能とされる排出部(A)と、
    前記駆動要素(20)が前記開放方向(OR)において自由に移動可能とされる自走部(B)と、
    前記駆動要素(20)が前記制御要素(16)に作用する前記バネ(12)のバネ力(F)に抗して移動可能とされる圧力印加部(C)と、
    前記駆動要素(20)が前記バネ(12)の部分的な圧力解放によって前記可動家具部品(11)の前記閉塞方向(SR)において前記第1のベース要素(14)に対して前記第2のベース要素(15)を移動させる引き戻し部(D)と、
    を有するガイド経路(21)を有し、
    前記ガイド経路(21)の前記排出部(A)、前記ロック要素(17)及び前記駆動要素(20)が、前記バネ(12)とともに、前記ロック可能及びアンロック可能な排出装置(8)を形成し、前記ガイド経路(21)の前記引き戻し部(D)が、前記駆動要素(20)及び同じバネ(12)とともに、前記引き戻し装置(9)を形成する、
    請求項1から請求項8のうちいずれか1項に記載の駆動装置。
  10. 前記バネ(12)が前記中間バネ圧力(1)から前記第2のバネ圧力(3)まで前記排出部(A)において解放され、
    前記解放されたバネ圧力(3)が前記自走部(B)においても実質的に同一のままであり、
    前記バネ(12)が前記圧力印加部(C)において、前記解放されたバネ圧力(3)から前記増加したバネ圧力(7)まで圧力が印加され、
    前記バネ(12)が前記引き戻し部(D)において、前記増加したバネ圧力(7)から前記第1のバネ圧力(1)まで解放される、
    請求項4及び請求項9に記載の駆動装置。
  11. 前記制御要素(16)が前記第1のベース要素(14)における2つの当接部(23、24)の間に、前記制御要素(16)の移動を制限する制限突起(22)を有する、請求項9又は請求項10に記載の駆動装置。
  12. 前記制御要素(16)が前記第1のベース要素(14)に対して回動可能に取り付けられている、請求項9から請求項11のうちいずれか1項に記載の駆動装置。
  13. 前記ロック要素(17)のためのカージオイド状部(18)を有する前記ロック及びアンロック経路(19)が前記第1のベース要素(14)に設けられている、請求項9から請求項12のうちいずれか1項に記載の駆動装置。
  14. 前記圧力印加部(C)において、前記ガイド経路(21)が前記可動家具部品(11)の閉塞によって前記バネ(12)の前記バネ力(F)に抗して前記駆動要素(20)を移動させる、請求項9から請求項13のうちいずれか1項に記載の駆動装置。
  15. 前記第2のベース要素(15)が、前記自走部(B)から他の自走部(E)内への前記駆動要素(20)の開放移動を許容し、且つ閉塞移動において前記他の自走部(E)から前記圧力印加部(C)内へと前記駆動要素(20)をガイドする、バネ荷重式移動スイッチ(25)を望ましくは有する、請求項9から請求項14のうちいずれか1項に記載の駆動装置。
  16. 前記ロック要素(17)が前記制御要素(16)に対して回動可能に取り付けられている、請求項9から請求項15のうちいずれか1項に記載の駆動装置。
  17. 前記排出部(A)が前記開放方向(OR)に対して実質的に横断方向に延在し、前記自走部(B)が実質的に前記開放方向(OR)に延在し、前記圧力印加部(C)が前記開放方向(OR)に対して10°から70°の間、望ましくは20°から50°の間の角度領域(α)を少なくとも有し、前記引き戻し部(D)が前記開放方向(OR)に対して130°から170°の間、望ましくは140°から160°の間の角度領域(β)を少なくとも有する、請求項9から請求項16のうちいずれか1項に記載の駆動装置。
  18. 前記ガイド経路(21)の前記部分(A、B、C)のうちの少なくとも1つが少なくとも部分的に曲線をなして延在している、請求項17に記載の駆動装置。
  19. 前記圧力印加部(C)と前記引き戻し部(D)との間の遷移が前記引き戻し間隔(x)に相当し、そこで前記バネ(12)が前記最大バネ圧力(7)に到達する、請求項9から請求項18のうちいずれか1項に記載の駆動装置。
  20. 前記圧力印加部(C)及び前記引き戻し部(D)が、前記開放方向(OR)に対して横断方向に前記自走部(B)から離隔されており、
    前記自走部(B)に対する双方の前記部分(C、D)の最大間隔(2)が、前記所定の引き戻し間隔(x)におけるものである、
    請求項9から請求項19のうちいずれか1項に記載の駆動装置。
  21. 前記第1のベース要素(14)が前記可動家具部品(11)に付随し、且つ前記第2のベース要素(15)が、その上又はその内部に家具部品が移動可能に取り付けられる家具カーカス(26)に付随する、請求項9から請求項20のうちいずれか1項に記載の駆動装置。
  22. 前記ロック要素(17)が前記駆動要素(20)と一体的に形成されている、請求項21に記載の駆動装置。
  23. 前記バネ(12)が脚バネの形であり、
    1つの脚(27)が前記第1のベース要素(14)に作用し、且つ1つの脚(18)が前記制御要素(16)に作用する、
    請求項21又は請求項22に記載の駆動装置。
  24. 前記第1のベース要素(14)が前記家具カーカス(26)に付随し、且つ前記第2のベース要素(15)が前記可動家具部品(11)に付随する、請求項9から請求項20のうちいずれか1項に記載の駆動装置。
  25. 前記制限突起(22)が前記駆動要素(20)を形成している、請求項24に記載の駆動装置。
  26. 前記バネ(12)が、一端が前記第1のベース要素(14)において保持され、且つ他端が前記制御要素(16)に固定されたコイルバネの形態である、請求項24又は請求項25に記載の駆動装置。
  27. 請求項1から請求項26のうちいずれか1項に記載の駆動装置(10)を有する引き出しの形の可動家具部品(11)用の引き出し延伸ガイド(29)。
  28. 引き出しレール(30)及びカーカスレール(31)を備え、
    前記第1のベース要素(14)が、前記カーカスレール(31)上に配置され、前記第2のベース要素(15)が、前記引き出しレール(30)上に配置されている、請求項27に記載の引き出し延伸ガイド。
  29. 家具カーカス(26)及び可動家具部品(11)を備え、
    請求項1から請求項26のうちいずれか1項に記載の駆動装置(10)が設けられている、家具品(32)。
  30. 前記第1のベース要素(14)が、前記可動家具部品(11)上、望ましくは引き出し底部(33)の下面(U)に配置されており、前記第2のベース要素(15)が、前記家具カーカス(26)上、望ましくは前記家具カーカス(26)に固定された引き出し延伸ガイド(29)のカーカスレール(31)上に配置されている、請求項29に記載の家具品。
  31. 前記第1のベース要素(14)が、前記家具カーカス(26)上、望ましくは前記家具カーカス(26)に固定された引き出し延伸ガイド(29)のカーカスレール(31)上に配置されており、前記第2のベース要素(15)が、前記可動家具部品(11)上、望ましくは前記家具部品(11)に付随する前記引き出し延伸ガイド(29)の引き出しレール(30)上に配置されている、請求項29に記載の家具品。
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