JP2013524955A - 無変形底面を有する調理器具およびその製造方法。 - Google Patents

無変形底面を有する調理器具およびその製造方法。 Download PDF

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Abstract

本発明は、無変形底面を特徴とする新規の調理用具に関する。図6参照。前記調理用具の生産方法も同時に開示されている。無変形底面を有する調理用具は、伝導として公知の、調理システム全体の温度制御を可能にする。前記組合せは、非常にエネルギー効率の高い形での調理/ローストを、さらなる多数の有利な特性と共に可能にし、これらの特性の一部としては、取扱いがより安全であること、キッチン内に火災または火事が発生することがないこと、アクリルアミドが無いこと、発癌性物質が無いこと、油の分解が一切ないこと、および他の多くの特性が含まれる。無変形底面を有する調理用具の生産方法は、同様に、正しい方向での工程、すなわち、外部の技術を用いることなく、業界に標準的な技術および生産工程を用いて安価な調理用具を生産する工程である。換言すると、新規な生産方法は、方法それ自体を変更することにあるのではなく、むしろ深絞りされるべき出発材料の設計の特殊な特徴にある。多数の個別の金属プレート(1−2)を深絞りに用いるという単一の差異とは別に、前記プレートの一つは特殊な設計のものであり、提案されている技術は従来の技術とは大きく異なる。このような方法の結果が、無変形の調理用具底面である。軽量で、快適で、かつエネルギー効率の良い形での、健康に良い調理およびロースト作業に対する要件は全て、本発明に係る調理用具を用いて満たされる。新しい世代の調理用具を生産するための、提供された方法は、メーカーによってすぐに受け入れられるであろう。

Description

調理器具の分野は、技術的な意味合いにおいて、非常に保守的な部門である。サンドイッチ構造の底面や二重壁などのわずかな例外を除き、この分野では重要な技術的革新を全く行なうことができていない。しかも、いわゆる革新として達成されたものも、コスト上の理由から、市場において高い評価を得ることはできなかった(二重壁)。この分野で革新とみなされるものは、より大きな利益を生み出すことができるという唯一の目標を念頭においた単なるデザイン的な解決法である。より低い動作温度、より低いエネルギー消費量などの結果に関係し得る技術的革新は残念ながら行なわれていない。しかしながら、調理およびローストの分野で、これまで得られていない全ての利点への鍵となるものがなおも得ることができるのは、まさに調理器具を通してなのである。エネルギー効率の重要性が増すことは確実であることから、調理器具もまたさらに一層しっかりとこの基準の対象となることが期待される。
食品を中で調理する容器としてのその第一義的な機能以外に、使いやすさおよび洗いやすさ、「速さ」(各々の反応速度)、デザイン、効率の良い調理/ローストに対する寄与などの他の基準を満たすこともまた調理器具に期待されている。これらの要件の各々にそれ自体の目的があり、今日の調理器具はこれらの要件の大部分を完全に満たしている。それでもなお欠如しているのは、エネルギーに配慮した調理器具である。エネルギーへの配慮とは、最小限のエネルギー消費量での短い反応時間を意味する。
本発明では、エネルギーに配慮した調理器具およびその製造方法の記載を目的とする。
最も一般的に使用されている調理器具は、その構造の単純さに特徴を有する。調理器具は、ワンピースの本体で構成され、この本体はその底面部分において補強されている。本体は、概して、深絞りを用いて製造されている。プレス内にステンレス鋼製のおよそ1mm厚の薄い丸いプレートを入れ、それを本体とも呼ばれるカプセルの形にいわゆる深絞りを用いて成形する。バリ取り、研磨、取っ手溶接および底面の旋盤加工の後、調理器具の使用が可能になる。底面の補強は、厚み数ミリメートルの複数のアルミニウムプレートと、多くの場合厚み1mm未満の一枚のステンレス鋼プレートとからなるサンドイッチ構造で構成される。この補強は、調理器具の加熱後、底面の運動を最小限にするために必要なものである。「マルチプライ」と呼ばれる多重層(いわゆるめっき材)が使用される場合には、補強を組み込むことが絶対に必要であるわけではない。底面の湾曲部は、底面窪みとも呼ばれ、概して1mm未満の大きさをもつ。実際には、ろう付けまたは鍜造を用いて、底面補強が続いて行なわれる。底面は、いかなる状況下でも調理器具を不安定にさせることは許されない(「ダンシング」ポット)。ポットの底面および円筒形部分は単一部品で構成されていることから、加熱または冷却中の調理器具の底面の歪みは、問題の調理器具が単層または多重層のいずれの調理器具であるかに関わらず、回避不能である。加熱または冷却を行う際には、物理学的に、他の結果は起こり得ない。優れた調理器具は、いかなる底面運動も、あるいは少なくともいかなる有意な底面運動も可能にしないであろう。
最近の調理器具は剛性であり、調理および/またはロースト中に無変形であるということは決してない。換言すると、従来通りに製造された調理器具は、調理および/またはロースト中に常に底面が運動を起こしており、したがって底面温度制御型の調節に適していない。エネルギー効率の良い調理および/またはローストは不可能である。調理ゾーンの不必要に高い動作温度は、古く時代遅れの調理器具技術の結果である。現在の調理/ローストの加熱技術を変えないかぎり、無変形底面を有する調理器具の製造が必要とは限らない。しかしながら、このことはすなわち、エネルギー効率の良い調理への道が全く存在しないことを意味する。
無変形底面を達成するためのさらなる可能性は、ツーピースの調理器具を用いることにあると考えられる(欧州特許第0802756号明細書)。このような解決法は、旋盤加工、フライス加工、せん孔および溶接などの大部分の機械的加工を通じて、卓越したものとなる。この機械加工技術は、とりわけいまだかなり高価であることを理由として、調理器具の分野ではさほど一般的ではない。このタイプの調理器具は、市場において高い評価をまだ得ていない。
概論
本発明は、特に技術的知識および生産手段によってさらに達成され得るさらなる解決方法を記載する。無変形底面を有する調理器具は、さまざまな方法で製造可能である。一つの可能性は、他の特許を参照すると、例えばフライス加工、せん孔および旋盤加工を通して個別のプレートから成る底面を機械加工し、次にそれを円筒形部分に接合し、最後にそれを封止することにある。このプロセスは、分野特定的ではなく、したがって複雑で高価である。調理器具メーカーは、金属成形(深絞り)および表面研磨の取扱いにおける経験が豊かである。底面の旋盤加工という観点からすると、従来の調理器具メーカーには、機械加工作業を実施するための経験および可能性がほとんどない。一方で、調理器具メーカーは、空気圧プレス(例えば床プレス)およびろう付けの使用に充分熟達している。本方法は、調理器具メーカーが熟知しており充分に熟達している技術を通じて卓越したものとなっている。その上、従来の技術に比べて、有意な追加費用は一切発生しない。
結論:メーカーにとっての本方法における主要な点は、製品すなわち調理器具が、当該技術分野において使用されている技術を用いて製造可能であるという事実にある。さらに、必要な作業ステップは最小限に削減される。その結果、従来通り製造された対応物に比較してそれほど高価ではない費用効率の高い製品が得られる。
技術
底面の変形は、調理器具が比較的厚みのある単一部分で構成されている場合に発生することがわかっている。温度変動の結果として、変形の力が作用し始め、そのとき底面運動がもたらされる。熱源と全面で接触状態にない底面は、熱伝導不良および高温のシステム温度をもたらす。その最も良い例が、放射加熱システムを伴うガラスセラミックである。解決法を達成するという目的から唯一導かれるのは、無変形底面である。本発明も同様に、(なかでも、いくつか他にある特許出願と対比した場合に)無変形底面によって卓越したものとなっている。本発明は、調理および/またはロースト中に歪むことのない調理器具の底面の構造に関するものである。
当初均等な底面は、調理/ローストの全ての段階においても、調理器具またはホットプレートが低温であるか高温であるかに関わらず、均等なままである。このことは、詳細な説明が記載される前の予備的情報として役立つものである。
本発明の主要な目的は、言及したとおり、無変形底面を有する調理器具を達成すること、しかも実績のある技術を用いてこれを行なうことにある。同時に、所望の結果を提供する新しい製造方法が導入されている。
当技術分野の既存の手段を用いて無変形調理器具を達成するためには、以下の説明が示すとおり、多くが求められるわけではない。達成しなければならない唯一のことは、調理器具内にいわゆる「ゾーン」を作り出して、これが加熱の結果得られる膨張を引き受けることができるようにすることである。したがって、初めに作り出された底面の均等性は、不変のままにとどまる。
無変形底面を有する調理器具の製造方法は、図1に概略的に示されている。
調理器具の本発明の製造方法は、円形金板(rondelle)(1)としても公知である、複数の個別の層状化された特殊形状の金属プレートの深絞りを用いて達成される。このようにして、複数の言わばはめ込み入れ子状カプセルが形成され、その全てはまだ互いに冶金学的に結合されていない。その後、まだ行なわれていない場合には、金属プレートは、深絞り後、調理器具の底面部分内のみではんだづけされる。こうして金属プレート(1−2)は非常に特殊な形状を呈し、これについては、本文中でひきつづき詳述される。
しかしながら、ここで一つのことを決定することができる。すなわち、「マルチプライ」と呼ばれる複数の層を用いた現行の解決法の場合、これらの層は全て、深絞りプロセスが始まる前にすでにその全表面にわたり互いに連結されている(めっきされている)。多くの場合「円形金板(rondelle)」と呼ばれる最も広く知られている多層プレートは、両側にステンレス鋼を伴うアルミニウムで構成されている。他の金属の組合せも確かに使用可能であるが、さまざまな理由から、市販の製品には実質的には使用されていない(鋼−アルミニウム−銅)。
結論
調理器具の分野における現行の熱成形技術は、金属プレートの特殊なツーピース整形を伴う、個別の丸形の単一プレートを有する多層態様にはなじみがない。
調理器具本体(2)がバリ取りされた後、残りの技術的機械加工ステップを行い、その結果、最終的に完成した調理器具製品が得られる。
最上部の金属プレート(1−1)は、概して、最も薄く、食材と適合性のある材料で構成されている。その上面は、食材と接触すると共に、調理器具の内部表面を露呈する。重要なことに、金属プレート(1−1)の材料は、ステンレス鋼、アルミニウム、アルミニウム合金および他の多くのものである。
例えば深絞りを用いて、x枚の金属プレートが本体(2)の形に成形された後、調理器具底面(3)ならびに円筒形壁面(4)は、したがってx枚の金属プレート(1−1、1−2、〜最高1−x)で構成される。
このとき、多層底面の意義は何か、そしてこのような解決法によると底面変形が生じない理由は何か。この問いに対する答えは、極めて簡単である。第一に、図2を参照するとわかるように、金属プレート(1−2)が特殊な形状をしているからである。第二に、図2を見れば容易に認識できるように、金属プレート(1−2)が、二つの連結されていない個別の部品で好ましくは構成されているからである。内側部分(1−2−1)は、深絞り後、底面(3)の最も重要な部分を構成する。好ましくは、この金属プレートの材料は、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金などでできている。外側部分(1−2−2)は、このとき、調理器具の円筒形壁面(4)の最も重要な部分を構成する。これは、調理器具に大きな機械的安定性を提供する。基本的に、内側部分を構成する材料の全ては、外側部分にも使用可能である。好ましくは、外側部分(1−2−2)の材料は、アルミニウムまたはアルミニウム合金で構成される。好ましい材料の組合せの選択は、例えば、銅または銅合金の内側部分(1−2−1)とアルミニウムまたはアルミニウム合金の外側部分(1−2−2)である。この組合せが選択される最も重要な理由の一つは、例えば調理器具の軽量化にある。
深絞りに固有の理由により、金属プレート(1−2)は好ましくは、あらゆる箇所において均一な厚みのものであるべきである。これにより、それぞれわずか10分の数ミリメートルの厚さの薄い金属プレート(1−1)を絞り加工することが可能となる。深絞り技術における現在まで収集してきた知識と経験を用いて、超薄型としても知られるさらに薄型の金属を深絞りすることが可能である。深絞りプロセスの技術的制限は、主として、使用されている材料のタイプにより決定される。
以下の節において、底面(3)が歪みによる変形から「免れる」方法が記載される。
無変形底面を得るためには、第一に、それぞれ加熱および冷却の結果として調理器具の底面がどのように変形するか、そしてどのパラメータがそれに影響を及ぼすかを理解しなければならない。関連する文献および適用可能な規格(例えばEN 12983)は、調理器具が加熱に対する曝露中に通る段階を、極めて包括的に記載している。したがって、ここでは詳細な説明は省略した。それでも、加熱中に本体の体積が変化するという事実を基本的に知っておくことは、以下の説明を理解できるために極めて重要である。
一例を挙げると、ガラス管内に金属プレートをぴったりと置き、それを何らかの方法で(例えばシリコンで)封止すると、「調理器具」の原始的な形態が作成される。次にこのような容器を加熱した場合、それは数秒後に破裂する。ここから学ぶことができることは何かと言うと、金属はガラス管よりも多くかつ速く膨張するということである。そしてガラス管が破裂するのを防ぐために何をなすべきかと言うと、空間を提供し、ガラスを破裂させずに金属が自由に膨張できるようにすること以外にない。このような導入は、本発明を理解するのに充分である。
本発明の調理器具の無変形底面の物理学。
図3の上部分では、深絞り前の金属プレート(1−2)が示されている。内側部分(1−2−1)と外側部分(1−2−2)は、互いに条件付きでのみ連結される。この連結は、半径方向においてのみ有効である。軸方向では、これらの部分は互いに連結されていないのと同然である。深絞り前には、この二つの部分は一つの平面上にあり、分離面(1−2−3)も同様である。
換言すると、これらは全て好ましくは同じ厚みを有する。深絞りの後、平面は変位する。内側プレート(1−2−1)のほとんどは、底面平面上にあり、他の二つの部分は回転対称の円筒平面上にある。深絞りを通して、平面は、互いに好ましくは90度の角度を成すような形で変位する(図3の下部分を参照のこと)。この配置は、全ての方向における金属部分の分離を妨げる。換言すると、これらはもはや互いから機械的に分離され得ない。この事実にも関わらず、部分間の相対的運動はそれでも可能である。したがって、例えば金属プレート(1−2−1)は、加熱された場合、対抗する抵抗力を発生させることなく直径が大きくなり、膨張することができる。円筒形に形成された外側部分(1−2−2)は、一時的に、幾分か戻る方向に変位した状態で見られるが、同様に温められ、同様にその直径を増大させる。いずれの側も、互いに対し何らかの有意な影響を及ぼすことはない。有意とは、底面の変形に対する不適切な影響を意味する。
部分間の最小限の相対的運動は、大部分の場合において(調理器具の最高温度250℃、調理器具の直径およそ200mm)10分の1ミリメートルよりはるかに小さいものにとどまっている。
いわゆる分離面は、深絞りの後、調理器具の湾曲部の近くに置かれなければならない。好ましくは、底面からの距離hは、湾曲部の半径におよそ5mmを加えたものに等しい。理論的には、分離面(1−2−3)の整形には一切指針が与えられていない。唯一の指針は、深絞り後のプレート(1−2−1)と(1−2−2)とが半径方向に分離不可能であることである。深絞りに付随する特定の理由から、「底面突出部」(6−1)には、機械的強度がより強い材料を選択することができる(図4、上部分を参照のこと)。
平坦な底面内に分離面(1−2−3)を置く可能性がなおも存在する。この場合、それ相応の調整が行なわれなければならない(図5参照)。
この態様は、何らかの理由により内側プレート(1−2−1)の材料を深絞り作業によって加工できない場合に有用となるものである。加熱プロセス中の内側プレート(1−2−1)は、実質的に半径方向に移動するという理由から、外側プレート(1−2−2)までの充分な距離Sを許容する必要がある。この距離が提供されれば、内側プレート(1−2−1)は、有意な抵抗を一切作り出すことなく膨張することができる。プレートは金属プレート(1−1)および(1−x)から作られるものの、内側プレート(1−2−1)に歪みを発生させるほど大きくない。さらに、ここでは、回転対称の円筒形ハウジングの形で示されている外側プレート(1−2−2)および同様に回転対称の円筒形外部ケーシングの形をしている金属プレート(1−x)は、金属特性によって基本的に相互連結されていないという点に留意されたい。
結論:
主に内側プレート(1−2−1)で構成されている平坦な底面は、その原初の平坦度を失うことなく、温度上昇のプロセスにおいて膨張する。
金属プレート(1−1)および外部金属プレート(1−x)は、調理用具の気密性を確保するためにそこにある。深絞りにより金属プレート(1−1)を形成する内部ケーシングは調理用具からの流出を防ぎ、金属プレート(1−x)から形成された外部シェルは、内部への、むしろ互いにはんだづけされていない層間への、液体、空気などの進入を防ぐ。同時に、これらは、底面のより良い機械的安定性を提供する。
金属プレート(1−2)の厚みは、金属プレート(1−1)の厚みにより決定される。例えば、底面プレートに低銅合金を使用する場合、最低厚み2mmの金属プレート(1−2)を選択することが好ましい。アルミニウムおよび/またはその合金では、より大きい厚みが推奨される。このような状況において、ステンレス鋼製の金属プレート(1−1)は、0.5ミリメートルの厚みを超えてはならない。外側金属プレート(1−x)の厚みは、その材料の如何に関わらず、好ましくは金属プレート(1−1)の厚みと同じであるべきである。なぜならば、これらの金属プレートは調理用具の外部ハウジングを構築することから、材料は、扱いやすいものでなければならないためである。
業界では、研磨可能な材料が好まれる。
底面部域内でのみ、全ての金属プレートが連結していることが好ましい。換言すると、内側プレート(1−2−1)のみが、底面部域内で金属プレート(1−1)および(1−x)に連結している。これにより、層からなる底面内に歪みが発生することは一切なくなり、また底面全体の歪みも防止される。基本的に、プレートの層を共に連結する方法には二通りある。一つは、深絞りの前、そしてもう一つは深絞りの後である。利用可能な方法としては、金属ボンディング、はんだづけまたは鍛造の三つが存在する。使用すべき最良の方法がどれであるかの決定は、調理用具のメーカーが下さなくてはならない。
外側プレート(1−2−2)と金属プレート(1−1)または(1−x)との間の連結は必要とされず、すなわち、調理用具の円筒部分を形成するプレートは相互連結すべきではない。しかしながら、これらのプレート/層間の連結が求められる場合、これは(1−1)と(1−2−2)との間でのみ許されるべきである。(1−2−2)と(1−x)との金属間の連結は、何としても回避しなければならない。一般的に言って、二枚の金属プレート(1−1)および(2)だけで連結は行なわれる。いずれにせよ、分離面(1−2−3)が調理用具の底面よりhという値だけ上に位置決めされている場合については、内側プレート(1−2−1)および外側プレート(1−2−2)の間の連結は防水性であることが条件となる。容易に理解できる理由で、二つのプレートからなる態様の分離面が、底面平面内に存在することはあり得ない(内側プレート(1−2−1)が抜け落ちてしまう)。
その一方で、プレートの数によって機能的限界が設けられることは一切ない。全ては、好ましい最良の結果が三枚の金属プレート(1−1)、(1−2)および(1−3)で達成されるということを示唆している。金属プレート(1−2)は、さらに、内側プレート(1−2−1)と外側プレート(1−2−2)とから成る二つの部分に分割される。数に基づくと、四つの部分が存在し、そのうち三つは完全円形プレートであり、一つ、この場合は具体的には外側プレート(1−2−2)は、環状のプレートである。内側プレート(1−2−1)は主に底面の平坦度の維持を提供することから、それを実際には一般に「底面プレート」または調理用具底面(3)と呼ぶことができる。
内側プレート(1−2−1)は、優れた熱導体であるばかりでなく、曲げ強度、硬度および延性などの優れた機械的特性を有しているべきでもある。好ましくは、銅およびさまざまな銅合金などの材料が使用される。その上、アルミニウムおよびさまざまなアルミニウム合金も使用することができる。技術的には、さまざまな鋼、好ましくは優れた熱導体である鋼が使用される。内側プレート(1−2−1)の材料として選択される材料は全て、熱誘発性の曲げを防ぐために充分な厚みを有していなければならない。熱誘発性の曲げの力の計算は、材料の厚みの三次方程式となる。一方、機械的特性は、一次方程式となる。これらは、材料を選択する場合に考慮すべき基準である。
一般的に言って、(完全に挟持された円形プレートと物理的に等しい)調理用具底面の加熱に起因する曲げは、
1.加熱温度が高くなればなるほど大きくなる、
2.内側プレート(1−2)が薄くなればなるほど大きくなる、
3.調理器具の底面直径が大きくなればなるほど大きくなる、
4.内側プレート材料の機械的特性が不良になればなるほど大きくなる、
5.内側プレート材料の物理的特性が悪くなればなるほど大きくなる。
曲げ特性は、「調理用具底面」のための最も重要な特性の一つである。
6.調理用具の距離hが小さくなればなるほど大きくなる。
さらに、専門家でない者にとって、薄く大きい高温加熱された内側プレート(1−2)と比較的機械的に弱い材料(例えばアルミニウム)とで製造された調理用具底面が結果として大きい熱変形を不可避的にもたらすということは、きわめて容易に理解可能なことである。この変形を可能なかぎり小さく保つためには、これらのパラメータの反対のものが必要とされるだけである。
本発明は、上述の6つのパラメータにおける最適な特性を選択することによって特徴づけされる。
最適の結果は、内側プレート(1−2−1)の材料の一つが、好ましくは銅または合金度の低い銅合金である場合に得られる。他の材料は、アルミニウムとアルミニウム合金であり、好ましくは高い熱伝導率を有する鋼も含めることができる。他の非金属材料は一般に、それらが所要の物理的特性を満たし過度に高価でないことを条件として、同様に利用可能である。
内側プレート(1−2−1)の最適な厚みは、銅または銅合金の場合、2〜3mm前後である。アルミニウムでは、これらの値をおおよそ二倍にすべきであり、ステンレス鋼の量は、銅と全く同様にかなり低くすべきである。内側プレート(1−2−1)材料の選択およびその厚みの決定を常に、金属プレート(1−1)の材料および厚みの選択と関連させて行なうことは、常に確実にすべきである。その結果として、多様な可能性がもたらされ、その全てが、底面の変形のあらゆる原因を低減することをその最終目的としていなければならない。
金属プレート(1−1)のための材料の最適な選択肢は、好ましくはステンレス鋼である。他の材料としては、アルミニウムおよび全ての食品グレードのアルミニウム合金がある。食品に適合しているかまたは食品グレードの金属がコーティングされている、チタンまたはその他の材料などの材料が、原則的に使用可能である。この場合、ベースとなる材料の最適な物理的特性を考慮に入れなくてはならない。さらに、選択される材料は、深絞り方法を許容するものでなくてはならない。
金属プレート(1−1)材料の最適な厚みは、ステンレス鋼材料の場合、十分の数ミリメートルである。アルミニウムでは、この値は幾分か高くなる傾向があるが、チタンでは、この値は幾分か低いものとなる傾向にある。
先に言及した通り、金属プレート(1−1)と(1−2−1)と(1−x)との間の相互の金属連結は、深絞りの前か後に行なわれてよい。どの生産技術およびどの生産コストが許容できるかは、調理用具メーカーが全面的に決定する。
以上の記述に基づいて、無変形底面を有する調理用具は、好ましくは図6に示すような形をしている。
詳細な文言による描写は、当然のことながら、省略されている。主要な特徴は、図6で充分に示されている。
先に明示された知識に対する追加。
上述の説明は、内側プレート(1−2)が、異なる材料で製造された二つの相互連結されていない部分で構成されていることを、明らかに実証している。実験結果に基づくと、内側プレート(1−2)が必ずしも二つの部分、すなわち内側部分(1−2−1)と外側部分(1−2−2)で構成されている必要はないことが分かった。しかし、内側部分(1−2−1)の存在は、絶対に必要である。外側部分(1−2−2)を削除すると、調理用具の壁厚は最小になる。外側部分(1−2−2)を維持した場合、調理用具の壁面はより厚くなるが、このような調理用具は、外側部分(1−2−2)としてより断熱性の優れた材料が好適である場合に、過度に高温とならず、したがって周囲に発する熱が比較的少なく、こうしてエネルギー効率がより優れているという利点を有する。
したがって、内側プレート(1−2)は、調理用具底面の平坦度を損なうことなく、外側部分(1−2−2)を伴っておよび/または伴わずに、可変的な厚みの内側部分(1−2−1)で構成され得る、ということに留意されたい。
その場合、内側プレート(1−2)が、ツーピース型の内側プレート(1−2)である、外側部分(1−2−2)を有する態様で選択された場合、二つの部分は、特許出願第00749/10に記載のとおり(差し込み連結)、必ずしも互いに連結されていない。このような解決法は悪くはないが、目標を達成するためには、底面平面内に二つの部分を有することが絶対に必要である。DBがDzより大きい図5を参照されたい。
すでに言及した、底面部域内での内側プレート(1−2−1)と金属プレート(1−1)および(1−x)との間の連結の可能性(7ページ目の最初の2行を参照されたい)以外に、レーザー溶接もまた考えられる。今日のレーザーが有する能力は、毎秒10回超のスポット溶接を可能にし、特にレーザーが同時に多数のスポット溶接を実施できる(マルチレーザーヘッド)ことを考慮に入れた場合は、レーザーはきわめて競争力の高いものになる。溶接の易腐食性を防ぐために、適切な材料が選択される。耐食性を保証できない場合、適切な表面保護が必要である。
レーザースポット溶接によって作製された多部分多層の円形金板は、調理用具メーカーにとってのさまざまな利点を提供する。生産に費やす作業が少ない容易な生産(底面の連結が省かれているため)の一方で生産コストが低いことは、数多くの具体例のうちの一つにすぎない。
調理器具産業におけるいわゆる「冷間プロセス」は新規のものである。特に底面の補強が求められる場合、はんだづけ、鍛造、機械加工またはプレス加工を一切使用しない調理用具の生産方法は知られていない。
上述の方法に加えて、フェライト系の鋼を用いた、内側プレート(1−2−1)のための鋼の使用は、非磁性材料による外側金属プレート(1−x)の製造の可能性を提供する。外側金属プレート(1−x)の材料としての非フェライト系ステンレス鋼の例、すなわちオーステナイト系ステンレス鋼1.4301は、調理器具が誘導に適していることを示している。この事実によって、わずか10分の数ミリメートルの厚みのオーステナイト系ステンレス鋼または他の金属のすぐそばにフェライト系鋼が存在することに帰する。換言すると、このことはすなわち、最も外側の薄いプレート(1−x)がたとえフェライト系の特性を有していない場合であっても、内側プレート(1−2−1)のフェライト系材料の誘導能力は損なわれないということを意味する。この事実の物理的限界は、数多くのパラメータにより左右される。調理用具の生産のための本発明の場合、10分の数ミリメートルが問題となっている。試験結果において、1.4301の外側金属プレートの厚みは0.3mmであった。アルミニウム、アルミニウム合金、銅、銅合金および他の金属材料ならびに非金属材料などの他の材料が使用されると、これらの値は、ステンレス鋼1.4301の強度に基づきわずかに異なる可能性がある。
この段階で、上述の特性がどの物理的根拠に基づいて明らかにされているかについて答えを示すことはできず、それが発見されたことのみを提示するにすぎない、ということに留意されたい。それでも、オーステナイト系ステンレス鋼(好ましくは1.4301など)とフェライト系鋼とで構成された調理用具底面の磁気的挙動は、最も近接している(機械的に接触した)フェライト系構造鋼によって強化されたステンレス鋼の低い磁化に起因するかまたはオーステナイト系ステンレス鋼の存在の「マスキング」に起因して、あたかもオーステナイト系ステンレス鋼が全く存在しなかったかのような特徴となる、という点に留意されたい。第一の推測は、フェライト系構造鋼の近接性に起因するオーステナイト系ステンレス鋼の磁気効果(透磁率)の増幅といったものであると考えられる。しかしながら第二の仮定は、フェライト系構造鋼の磁気的優性により説明がつく可能性がある。
調理用具の加熱方法の応力場についての一般的コメント。
本発明の目的は、最適な形で加熱する、最新式の、効率の良い、安全な、かつ健康に良い調理および/またはローストを可能にする調理用具を提供することにある。食品の調理中の最適な取扱いという利点を達成するために、調理用具は、温度制御、すなわち伝導調理システムを必要とする。
未来の調理用具には、無変形の底面が必要である。そうでなければ、エネルギー効率、温度制御などの他の利点は得られない。これは事実である。従来の調理用具は不充分である。調理器具は、人間工学的に設計された所望される最適な食品調理のための意義ある開発の途上にある。
調理/ローストをより容易かつ安全なものにするため、そして可能なかぎりエネルギー消費量を少なくするためには、なおも人手の存在と正しい調理用具が求められる。最適な技術とは、無変形底面を有する調理用具、その場での加熱(伝導)を伴う熱源、そして電子的温度制御の三つである。
今日の料理分野では、それぞれ、機械の最適な使用は、主として人間の経験に基づいている。料理する人の実際の任務は、食品の最適な調理に集中することにあり、機械を最適な形で操作することではない。今日の料理は、単純に、制御装置と食品調理との間のバランスをとる行為であり、それは単に誤りである。料理人は、美味で食欲をそそる食品を届けることが期待されている。彼らには、器具の正しい操作の免許証を提示することが期待されているわけではない。
無変形底面を有する調理用具を製造するプロセスの概略図である。 金属プレート(1−2)の概略図である。 本発明の調理用具の無変形底面の物理学的な概略図である。 金属プレート(1−2)の、内側プレート(1−2−1)と外側プレート(1−2−2)の間の機械的連結を示す。 底面平面内の分離面(1−2−3)の概略図である。 本発明の調理用具(好ましい態様)である。
1−1 金属プレート
1−2 金属プレート(内側プレート)
1−2−1 内側部分、内側プレート
1−2−2 外側部分、外側プレート
1−2−3 分離面
1−x 金属プレート、外側金属プレート
3 底面
4 円筒形壁面
6−1 底面突出部
欧州特許第0802756号明細書

Claims (2)

  1. 深絞りされた多層特殊設計金属プレートで形成されていることを特徴とし、かつ、全てが互いに連結されている、食品と接触する薄い金属プレート(1−1)と、個別の熱伝導性の内側プレート(1−2−1)と、金属プレート(1−x)とで構成されている底面、ならびに互いに機械的に連結されている多層金属プレート(1−1)、(1−2−2)および(1−x)で構成されている金属製の調理用具壁面(4)を特徴とする、無変形底面を有する調理用具。
  2. 層が、その少なくとも一つが異なる厚さの円形金板を有するマルチピースとして作られた、複数のプレートから形成され、はめ込み入れ子状のシェルに深絞りされ、これらの層の全てが底面部域内においてのみ金属的に互いに連結されていることを特徴とする、無変形底面を有する調理用具の製造方法。
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