JP2013523418A - ローラミル - Google Patents

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JP2013523418A
JP2013523418A JP2013500355A JP2013500355A JP2013523418A JP 2013523418 A JP2013523418 A JP 2013523418A JP 2013500355 A JP2013500355 A JP 2013500355A JP 2013500355 A JP2013500355 A JP 2013500355A JP 2013523418 A JP2013523418 A JP 2013523418A
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Inventor
オットー ハイネマン
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ロエシェ ゲーエムベーハー
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C15/00Disintegrating by milling members in the form of rollers or balls co-operating with rings or discs
    • B02C15/007Mills with rollers pressed against a rotary horizontal disc

Abstract

この鉛直軸(1)付ローラミル(3)では、粉砕ローラ(5)から延びる粉砕ローラシャフト(6)にハウジング(7)内ベアリングが装着されそのベアリングハウジングがミルハウジング外でコンクリート基礎(9)上に固定される。ハウジング(7)内ベアリング・基礎(9)間にあるシザーリフトテーブル(8)の水力サスペンションが作動するとミルハウジング内粉砕ローラが粉砕テーブル(3)上の被粉砕物に押し付けられ粉砕プロセスが実行される。テーブル(8)には接線方向の力に抗してローラ(5)を安定化しその動きを鉛直方向運動に純化する機能もある。シザーリフトテーブルのこの働きで粉砕ローラの傾斜が概ね防止される。コンクリート基礎に固定されたシザーリフトテーブル上に粉砕ローラ付ユニットが載っているため、そのユニットを個別にミルハウジング外に搬出することや粉砕ローラを粉砕テーブルに沿い放射方向に若干変位させることもできる。

Description

本発明は、請求項1の前提部分に記載のローラミルに関する。
従来型のローラミルとしては特許文献1に記載のものがある。この例では、粉砕中の偏向で粉砕ローラの姿勢が傾斜したときに、その縁だけが粉砕テーブル上に載っている状態で粉砕ローラが同テーブル上を転がることとなり、粉砕効率の低下や粉砕ローラの(主として縁部での)摩耗が発生してしまう。こうした摩耗パターンは、現在使用されているローラミルの多くで疑いなく見られるものである。
大分ましなローラミルとしては特許文献2に記載のものがある。この例では、ミルハウジング外のコントローラ案内型シャフトベアリング機構を用いることで、粉砕ローラの姿勢が傾斜しないようにしているが、粉砕テーブルに対する同ローラの転がり姿勢が粉砕ローラの偏向により雑多に変化することはどうしても避けることができず、やはり粉砕効率が低下してしまうことがある。
独国特許発明第3801728号明細書(C2) 独国特許出願公開第10338154号明細書(A1)
そこで、本発明では、請求項1の前提部分に記載のローラミルを改良し、粉砕プロセス中に粉砕テーブル上で生じる粉砕ローラの傾斜及びずれを確実に排除可能な構成にすることを目的とする。請求項1の特徴に記載したのはこの目的を効果的に達成する手段である。従属形式請求項に記載したのは本発明の有用な実施形態である。
本発明に係るローラミルでは、鉛直軸を有するミルハウジングを使用する。そのミルハウジング内には、鉛直リング状の軸支ベアリングにその下面が接するよう粉砕テーブルを可回動実装する。粉砕テーブルの上方には、粉砕テーブル上で転がり同テーブル上の被粉砕物を粉砕する粉砕ローラを配置する。粉砕ローラの個数は2個以上とする。粉砕テーブルは、ミルハウジング外に立設した駆動モータの鉛直方向出力をミルハウジング内のギアを介しその下側から同テーブルに伝えることで回転させる。或いは、ミルハウジング外の駆動モータギアユニットで駆動される粉砕ローラに従動させることで回転させる。粉砕テーブルの駆動にはこのほかにも様々な駆動機構を使用可能である。そうした駆動機構の併用も可能である。
粉砕ローラから延びる粉砕ローラシャフトには、ベアリングハウジング内でローラベアリング又は摩擦ベアリングを装着する。粉砕ローラをミルハウジング内の粉砕テーブル上で転がせるよう、粉砕ローラのシャフトに装着されるローラベアリング乃至摩擦ベアリングやそれが収まるベアリングハウジングを、ミルハウジング外のコンクリート基礎上に配置したシザーリフトテーブル上に、ミルハウジング外で固定する。これにより、シザーリフトテーブルに付随する水力学的スプリングシステムで粉砕ローラシャフト、ひいてはミルハウジング内の粉砕ローラを加圧し、粉砕テーブル上の被粉砕物に押し付けることが可能な構成となる。
シザーリフトテーブルの役割は、粉砕ローラ及びそのベアリングを支えること、粉砕テーブルに対する粉砕ローラの接線方向位置及び放射方向位置を固定すること、粉砕ローラの傾斜を防ぐこと、粉砕ローラから基礎上へと粉砕力を伝達させること、並びに粉砕ローラを含むユニットに付加的な能力を付与することである。シザーリフトテーブル内の可調制止材は、ミルハウジング内の粉砕ローラが粉砕テーブル上方で占める位置を調整し、被粉砕物による粉砕テーブルの覆われ方が不十分でも粉砕ローラ・粉砕テーブル間隔が0になるようにするのに役立つ。これにより、粉砕ローラとの接触で粉砕テーブルが損傷することを防ぐことができる。シザーリフトテーブルから持ち上げることで、個別の粉砕ローラを粉砕プロセスから除外すること、ひいてはローラミルの粉砕能力を抑えることや修理を簡便化することができる。
粉砕ローラ、粉砕ローラシャフト、ベアリングハウジング、それに収容されたシャフトベアリング及びシザーリフトテーブルは、あらゆる補給路及び補給線を接続乃至連結すると使用可能になるマシンユニットを形成する。従って、個別のマシン構成部材がその動作に伴い高温化している場合でも、ローラミル内空間に立ち入ることなく、粉砕ローラを含むユニットを迅速に交換することができる。
縦断面を示す図である。 図1中のII−II線に沿った断面を示す図である。
以下、図1及び図2に示す実施形態を参照し本発明について説明する。但し、その詳細が既知となっている駆動モータ、ギア等の部材についてはその説明を省略する。本発明の本質的構成要素でないガス源、ローラミル上方等に配される分級器乃至分離器等の部材についても説明を省略する。図示の通り、本実施形態のローラミルは、ミル周沿いに等間隔で配置された4個の粉砕ローラ5のほか、それらと共にマシンユニットを形成する粉砕ローラシャフト6、ベアリングハウジング7及びシザーリフトテーブル8を備えている。粉砕テーブル3はミルハウジング2内にあり、その鉛直軸1周りで回動させうるよう軸支ベアリング10により支持されている。マシンユニットのうちシザーリフトテーブル8はコンクリート基礎9に固定されているが、それ以外の部分はマシンユニットの解体で取り外すことができる。
このローラミルで使用されているミルハウジングは鉛直軸付の円筒状であり、その内部には、鉛直リング状の軸支ベアリングにその下面が接するよう粉砕テーブルが可回動実装されている。粉砕テーブルの上方、ミルハウジング内には、粉砕テーブル上で転がり同テーブル上の被粉砕物を粉砕する粉砕ローラが配置されている。粉砕ローラの個数は、ローラミルサイズに応じ2個以上の範囲内で任意に定めることができる。粉砕テーブルは、その下側から軸芯駆動すること又は粉砕ローラに従動させることで回転させることができる。即ち、ローラミルの駆動には様々な駆動機構を使用乃至併用することができる。また、その粉砕ローラから延びる粉砕ローラシャフトにはベアリングハウジング内でシャフトベアリングが装着されており、そのベアリングハウジングはミルハウジング外でコンクリート基礎上に固定されている。シャフトベアリングが収まっているベアリングハウジングとコンクリート基礎の間にはいわゆるシザーリフトテーブルがあるので、それに付随する水力学的スプリングシステムの動作でコンクリート基礎を加圧することで、ミルハウジング内の粉砕ローラを粉砕テーブル上の被粉砕物に押し付け、粉砕プロセスを実行することができる。シザーリフトテーブルには、これに加え、接線方向の力に抗して粉砕ローラを安定化しその動きを鉛直方向運動に純化する機能もある。これは、粉砕ローラの傾斜がシザーリフトテーブルの働きで効果的に防止される、ということである。コンクリート基礎に固定されたシザーリフトテーブル上に粉砕ローラ付ユニットが載っているため、当該粉砕ローラ付ユニットを個別にミルハウジング外に搬出することや、粉砕ローラを粉砕テーブルに沿い放射方向に若干変位させることもできる。

Claims (6)

  1. a)鉛直軸1付のミルハウジング2と、
    b)ミルハウジング2内で回動する粉砕テーブル3を支持する軸支ベアリング10と、
    c)粉砕テーブル3上の被粉砕物上で転がる粉砕ローラ5と、
    を備え、
    粉砕ローラシャフト6、ベアリングハウジング7及びシャフトベアリングが粉砕ローラ5に付随するローラミルであって、
    粉砕ローラ5、粉砕ローラシャフト6、ベアリングハウジング7及びそれに収容されたシャフトベアリングを有するマシンユニットをシザーリフトテーブルでコンクリート基礎9上に配置したことを特徴とするローラミル。
  2. 請求項1記載のローラミルであって、そのシザーリフトテーブルがシザーブレードを複数本有することを特徴とするローラミル。
  3. 請求項1記載のローラミルであって、そのシザーリフトテーブルに備わる複数個の水力学的テンションスプリングシステムが、粉砕ローラ5、粉砕ローラシャフト6、ベアリングハウジング7及びそれに収容されたシャフトベアリングで形成されるマシンユニットを加圧し、粉砕ローラを粉砕テーブル上の被粉砕物に押し付けることを特徴とするローラミル。
  4. 請求項1記載のローラミルであって、そのマシンユニットに関わる補給路、油路、水路、動力線、計測データ線及び制御信号線全てが、使用に当たりシザーリフトテーブル下部に装着されることを特徴とするローラミル。
  5. 請求項1記載のローラミルであって、そのマシンユニットを、シザーリフトテーブル及びその内部を通る全ての補給路と共にコンクリート基礎から外し、本ローラミルのワークレンジ外に移動することが可能なことを特徴とするローラミル。
  6. 請求項1記載のローラミルであって、そのマシンユニットを、シザーリフトテーブル及びその内部を通る全ての補給路と共にコンクリート基礎上に配置し、そこに固定することが可能なことを特徴とするローラミル。
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