JP2013512427A - 高効率脱進機 - Google Patents

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Abstract

角度減少手段(24,31,33)を含む時計のための機械装置は、ギア(1)の運動を調整するレバー(2)の振幅を減少させる構成である。

Description

本発明は、特に時計学 (horology) の分野に応用して好適な、調整された連続的な回転運動を生む機械装置に関する。
ギアの連結使用と“脱進機”と呼ばれる機械装置とに基づいて、連続的な回転運動を調整された回転運動に変換する機構を利用する技術は公知である。これら機械装置は、ギアの1つの歯部を押すステップをギアの別の歯部をロックするステップに対して交互に行う。最も広く知られている脱進機は、王冠のような歯状及び隆起縁部を有するホイールと、軸に対して直角の且つ冠歯車の縁部に対して横断するシャフトと、からなる、いわゆる冠歯車式脱進機 (crown wheel escapement)、或いは、該冠歯車式脱進機に類似するが、バージ (verges) が冠歯車に載らず、軸をロックするが、単にそこに噛合するという点で異なるアンクル脱進機 (anchor escapement) である。さらに、運動を維持するために振動子にエネルギーを伝達するための役割から、速度を調節する役割を分けるように、王冠の歯部とバージとを共通形状とした、いわゆる“直進式”脱進機 (deadbeat escapement) は公知である。
脱進機に関する種々の改良案が提案されているが、それらの多くは、等時性、すなわち連続的な回転運動を可能な限り一定の周期を有する調整された回転運動に変換する性能に関して改善の余地の可能性を伴う。
従って、本発明によって解決される技術的課題は、上述した等時性特性を改善することが可能である機械装置を提供し、従来技術に関する改善の余地を得ることである。
上記課題は、請求項1に記載される機械装置によって解決される。
本発明の好ましい特徴は、その従属項に記載されている。
本発明は、いくつかの関連した利点をもたらす。
主な利点は、ギアとバランスホイールとをそれらの間に関節的接合される2つの構成要素に接続することに一般的に使用されるレバーを倍にすることによって、プロセス全体の効率を向上しつつ、レバーとバランスホイールとの間の接続に角度減速比を成立させることを可能にする、提案されるシステムにある。
本発明の別の利点、特性及び稼働方法は、実施例を用いて、且つ、限定的な目的でなく与えられるそのいくつかの実施形態における以下の詳細な説明で明らかにされる。参照符号は、添付される図面の図に付与される。
本発明による機械式脱進装置の第1実施形態の平面図を示す。 本発明による機械式脱進装置の前記第1実施形態の側面図を示す。 本発明による機械式脱進装置の稼働ステップの平面図を示す。 本発明による機械式脱進装置の稼働ステップの平面図を示す。 本発明による機械式脱進装置の稼働ステップの平面図を示す。 本発明による機械式脱進装置の稼働ステップの平面図を示す。 本発明による機械式脱進装置の稼働ステップの平面図を示す。 本発明による装置の変形例の詳細図を示す。 本発明による装置の第2実施形態の詳細図を示す。 本発明による装置の第2実施形態の詳細図を示す。 第2実施形態による異なる稼働ステップでの装置を示す。 第2実施形態による異なる稼働ステップでの装置を示す。 第2実施形態による異なる稼働ステップでの装置を示す。 第2実施形態による異なる稼働ステップでの装置を示す。 第2実施形態による異なる稼働ステップでの装置を示す。
まず図1及び図2を参照すると、本発明の第1実施形態による機械式脱進装置が、全体として符号5で示される。
機械式脱進装置5は、連続的な回転運動を、高精度の等時性を特徴とする調整された回転運動に変換することに適している。
第1実施形態を示す図1及び図2の機械式脱進装置5は、主として機械式時計の分野で使用するために発明される。
機械式脱進装置5は、バランスホイール4、ロッド3、傾斜レバー2及び回転部材1を含む。
全体として符号1で示される回転部材は、第1回転軸12回りで回転するよう構成されており、且つ、全体として符号11で示される周辺係合(連結)手段、特に歯部を含む。
この第1実施形態によれば、前記回転部材はギア1から成る。ギア1は、その中央部12で回動され、且つ、アーム13及び外部ハイポイド歯部11により特徴付けられる。全体として符号2で示される傾斜レバーは、係合手段21及び22を介して前記回転部材1の歯部11と噛合する構成である。
傾斜レバー2は、第2回転軸23回りに傾斜させられる。好ましい実施形態において、係合手段21,22は、2つの歯部21,22である。これら2つの歯部21,22は、ギア歯部と噛合することを保証する構成とされ、且つこれら歯部は、ギア1における歯部の1つと交互に係合する。レバーの一様な振動は、ギア1の回転運動の調整をもたらす。
この第1実施形態によれば、装置は、ロッド3をさらに含む。このロッド3は、前記バランスホイール4によって動かされると、第2回転軸33回りに振動する構成である。公知なように、バランスホイールは、外力の影響を受けて、及び、弾性復帰手段のために、それ自体の軸回りに振動する可能性がある。バランスホイールのこの作用は、当業者に公知なので、本明細書では詳細に説明されない。
バランスホイール4は、指部43を含む。この指部43は、振動中に、前記ロッド3の端部と接触し、ロッドを回転軸33回りに回転させ、同様にロッド3の振動を行わせる。
本発明による装置は、ロッド3を前記レバー2に接続させる構成である関節的接合手段 (articulation means) 24,31,33をさらに含む。
上記関節的接合手段24,31,33は、ロッド3の振動をレバー2へ伝達し、次いでレバー2を第1回転軸23回りに振動させる。
また、関節的接合手段24,31,33は、前記ロッド3の振動と前記レバー2の振動との間の角度減少比 (angular reduction ratio) がなされるよう構成されている。
好ましくは、ロッド3は、振動時にずれることが防止されるよう、2つの制限部材51及び52によって制限される。
ロッド3は、細長い形状からなり且つ2つの端部を有する。
本発明による機械装置の好ましい実施形態によれば、関節的接合手段24,31,33は、レバー2及び前記ロッド3の間の相対的な回転並進 (rototranslation) を可能とする回転関節部を有した機械式結合部を含む。
特に、関節的接合手段24,31,33は、前記ロッド3と一体であるカム31を含む。
カム31は、好ましくは円筒状外形を有し、且つ、ロッド3自体の第1端部において、ロッド3と一体に且つ第2回転軸33に対して偏心して取り付けられている。
ロッド3の第2端部32は、前記バランスホイール4との、特にバランスホイールと一体とされた指部43との接触を可能とするように、例えばV形状など分岐形状を有する。
さらに、バランスホイール4は、歯部41を備える。歯部41は、前記ギアと係合するために回転部材1と接触することにより回転部材1からの運動を受ける構成とされている。この第1実施形態によれば、バランスホイールは、一体であり同軸であるが同一平面上にはない一組の円盤を含む。2つの円盤の第2円盤44は、バランスホイール上に設置される指部43において、所定の外形とされている。
ロッド3は、その分岐端部32の中央部において、円盤44の外形と接触する構成であるキー34を含む。これは、バランスホイールの振動中に、ロッド3の望ましくない回転を制限するよう構成されている。ロッド3が振動できる唯一の瞬間は、キー34が円盤44の形状に対応するときである。
この第1実施形態によれば、常に、傾斜レバー2の両側端部の一方は、ヨーク構造(形状)24を有する。このヨーク構造(形状)24は、前記傾斜レバー2と前記ロッド3との間の円筒状関節結合を保証する。
ヨーク24は、カム31を囲むようになっている。このカム31は、回転軸33に対して偏心して回転することによってレバー2の対応する回転を引き起こす。偏心は、ロッドの回転と対応するレバーの回転との間の望ましい減速比を生じさせる。
以下、機械式脱進装置5の稼働を説明する。
本発明の要旨である機械式脱進装置は、以下に説明されるように稼働する。
図3Aに示される第1ステップでは、バランスホイール4は、図3Aの視点に対して時計回りに回転することによって、分岐部分32の“V”の中央部に合わせるように、指部43を導く。
付随して、バランスホイール4の回転は、歯部41をギア1の歯部11に接近させる。指部43は、分岐部分32を押すことによって、図3Bに示されるその反時計回りの回転を引き起こす。
分岐部分32は回転関節的接合によってカム31に接続される。ゆえに、ロッド3は、図3Bに示されるように反時計回りに回転する。
前記関節的接合は、2つの部材2及び3の間の回転並進を可能にし、且つ、前記カム31の回動における偏心に起因するレバー2に対するロッド3の振幅における角度減少により行われる。
特に、約45°の幅を有する前記ロッド3の振動は、前記減少手段を通じて、前記レバー2の約5°の振動に減少される。
図3Bは、前記歯部11及び41の間の接触を通じて、前記ギア1が前記バランスホイール4を押すステップを同様に示す。前記押すことに付随して、バランスホイール4は、反時計回りに回転し、指部43は、図3Cに示されるように、前記ロッド3の分岐部分32に対して押圧する。したがって、ロッド3は、時計回りに回転する。
回転関節的接合の作用によって、前記ロッド3の時計回りの回転は、レバー2の時計回りの回転を引き起こす。このレバー2の時計回りの回転は、ギア1と係合するように前記歯部21を導き、図3Dに示されるようにギア1の一時的な停止を引き起こす。
図3Eにおいて、前記カム31の時計回りの回転は、時計回りに回転するように前記レバー2を導き、前記歯部22の結果として生じる接触のために、前記ギア1と係合する。
前記動作ステップは、継続的に繰り返し、それによって歯部21,22によって規定されるギアの一時的な停止によって規定される、調整を行う。高効率なシステムであるため、より薄いばねを用いてエネルギーを小さくすることができ、よって、より摩擦が小さく、部品間の摩耗が少なく、且つ耐用寿命が長い。
したがって、機械式脱進装置は、従来の機械式脱進機に対して以下の利点、
・高精度
・より好ましい等時性特性
・結果として生じる時計のより高い自動性とともにより細い且つより長いばねを使用する付加機能をもたらす省エネルギー
・潤滑必要性の排除
・より長い修理間隔
をもたらすことが理解される。
図4は、本明細書で説明された装置のいくつかの構成要素における他の構成を示す。第1実施形態のように、傾斜レバー2の両側端部の一方は、ヨーク構造(形状)24を有する。このヨーク構造(形状)24は、傾斜レバー2とロッド3との間の関節的接合を保証する構成である。
さらに、関節的接合手段24,31,33は、ロッド3と一体であり、且つ、偏心回転軸を有するカム部材31を含む。この偏心回転軸は、ヨーク24の外部に設置される。それゆえに、ロッド3と並ぶカム31は、全体としてレバーを形成する。このレバーは、形状24と協働することによって、説明された結合部と同じ効果を実質的に生み出す。しかしながら、実際には、ロッド3の振動とレバー2の振動との間の角度減少比が行われる。
図5A及び図5Bは、本発明による装置の第2実施形態に関する。
この第2実施形態は、全体として装置の稼働原理を全く変更しないが、その構成要素におけるいくつかの構造は、その稼働をより効果的にさせるようなものである。
特に、変更は、主としてレバー102とロッド103との間の結合部に関する。しかしながら、この結合部は、レバー102のヨーク状部分124と協働するカム131を用いてなされる。
以下では、図6A〜図6Eを参照して、本発明による装置のこの第2実施形態の作用を説明するが、すでに上述したものについては、全体としてその作用を詳細に説明することはしない。
図6A〜図6Eは、動作サイクルの見本であり、この動作サイクルは、その後、同じことを時間とともに継続的に繰り返す。
図6Aにおけるステップから開始すると、バランスホイール104は、矢印F1で示されるように反時計回りに回転する。
バランスホイールと一体である指部143は、ロッド103の動きを妨げ、回転軸133回りのカム131の回転を引き起こす。
カムの回転には、例えば薄片型などであるばね150によって与えられる特定の弾性力が対抗する。
カム131の回転は、すでに説明したものと同様に、図において矢印F2で示される方向に沿ってレバー102の回転を規定する。
これにより、係合歯部122がギア101の歯部111から離れるように動いてその係合が外れ、レバー102は、図6Cに示すように、その対向部151が、カム131に形成される座部152に当接する位置に来る。
図6B及び図6Cは、バランスホイールの指部143がロッド103から徐々に離脱する到達位置を示す。
続いて、図6Dは、ギア101の歯部111がバランスホイール104と一体である指部141を止める間のサイクルの中間ステップを示す。したがって、この指部141は、ギア1の時計回りの回転にさらに押される。
付随して、レバー102は、ギアの歯部111の1つの影響に起因して、図において矢印F3で示されるように反対方向に回転させられる。この歯部111の1つは、レバー自体と係合するために係合部材121を止める。
これまでの実施形態に関して、係合部材121は、ギア101の回転を防ぐために設置されないが、レバーの逆向きの回転を引き起こすように、むしろギアの到着歯部111のための係合部材を構成するために設置される。
この逆向きの回転は、ギア101の次の歯部111が到着するときに、ギア101の次の歯部111を止めることを可能とするように、レバーの歯部122を開始位置に導く。
有利なことに、係合部材121は、レバーをその開始位置に設置する際に、ギア101の回転インパルスの最終的な部分を利用するように、しかもその際、同ホイールが前記バランスホイールに与えている押圧のエネルギーを減少させることのないように設置される。
付随して、バランスホイール104は、復帰ばねの影響を受けて、図6Eにおいて矢印F4の方向に沿ってその時計回りの回転を始める。この時計回りの回転は、ロッド103を止めるように、従って初めに説明した状態に戻るまでカム131を回転させるようにバランスホイールの指部143を導く。
この時点でサイクルは完了され、これが繰り返される。
有利には、本発明による装置は、減少比の変更を可能とする機構のような、関節的接合手段を調節するための機構をさらに含んでいてもよい。
そのような調節機構を構成することは、当業者の到達範囲内であるとみなされるが、本発明では確実に極めて簡単な、且つ、これまでの従来技術に対してより好ましい調節を可能とすることに注意するべきである。
以上のように、本発明が全体として、回転運動を調整された回転運動に変換するための機械装置、しかも等時性、エネルギー効率及び精度などの性能の保証されたそのような機械装置を得ることを可能とすることがより好ましく理解されるであろう。
本発明は、その好ましい実施形態を参照して本明細書で説明された。以下の特許請求の範囲の保護範囲によって定義されるように、同発明の概念内にすべて収まる別の実施形態が存在し得ることが理解される。
1,101 回転歯状部材(ギア)、2,102 レバー、3,103 ロッド、4,104 バランスホイール、5,105 機械式装置、21,22,121,122 係合手段、24,31,33,121,131,133 関節的接合手段、31,131 カム、32 分岐部分、43 指部、33,133 第2回転軸、34 キー、44 円盤、51,52 制限部材、124 ヨーク、150 弾性部材、151 対向部、152 座部

Claims (8)

  1. 特に時計分野等に応用して好適な、回転歯状部材(1;101)の回転運動を調整するための機械装置(5;105)であって、
    振動運動で動くよう構成されたバランスホイール(4;104)と、
    第1回転軸(23;123)回りに傾き、且つ、前記回転歯状部材(1;101)と協働するよう構成された係合手段(21;22;121;122)を含むレバー(2;102)と、
    前記バランスホイール(4;104)によって動かされると、第2回転軸(33;133)回りに振動するよう構成されたロッド(3;103)と、
    前記ロッド(3;103)を前記レバー(2;102)に接続させるよう構成された関節的接合手段であって、その対応する振動を引き起こし、前記ロッド(3;103)の振動と前記レバー(2;102)の振動との間の角度減少比を行う、関節的接合手段(24,31,33;121,131,133)と、を含み、
    前記関節的接合手段(24,31,33;121,131,133)は、前記レバー(2;102)と前記ロッド(3;103)との間の相対的な回転並進を可能とする構成とされた回転関節的接合を有した機械式結合部を備え、
    前記回転関節的接合は、前記レバー(2;102)の一端部に配置されたヨーク(24;124)と、前記第2回転軸(33;133)に対して偏心し、前記ロッド(3;103)と一体とされ、且つ前記ヨーク(24;124)と協働するカム(31;131)と、の間の相互運動によりなされることを特徴とする機械装置。
  2. 前記ロッド(3)は、その端部に、V状の分岐部分(32)であって、前記バランスホイール(4)と一体である指部(43)と接触するよう構成された分岐部分(32)を備えることを特徴とする請求項1に記載の機械装置。
  3. 前記ロッド(3)は、前記分岐部分(32)の中央部に、前記バランスホイール(4)と一体、同軸且つ平行である円盤(44)と接触するよう構成され、且つ、前記ロッド(3)の望ましくない回転を制限するよう構成されたキー(34)を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の機械装置。
  4. 前記ロッド(3)は、2つの制限部材(51,52)によってそれ自体の運動が制限されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の機械装置。
  5. 前記カム(131)を復帰させるための弾性部材(150)をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の機械装置。
  6. 前記弾性部材(150)は、リーフ型ばねであることを特徴とする請求項5に記載の機械装置。
  7. 前記ヨーク(124)は、作動時に、カム(131)上に設けられる座部(152)に当接するよう構成された対向部(151)を含むことを特徴とする請求項5または6に記載の機械装置。
  8. 前記減少比の変更を可能とするよう構成された前記関節的接合手段(24,31,33;121,131,133)を調節するための機構をさらに含むことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の機械装置。
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