JP2013510059A - エレベータ・システムの調速機のためのアクチュエータ - Google Patents

エレベータ・システムの調速機のためのアクチュエータ Download PDF

Info

Publication number
JP2013510059A
JP2013510059A JP2012538274A JP2012538274A JP2013510059A JP 2013510059 A JP2013510059 A JP 2013510059A JP 2012538274 A JP2012538274 A JP 2012538274A JP 2012538274 A JP2012538274 A JP 2012538274A JP 2013510059 A JP2013510059 A JP 2013510059A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
governor
actuator
wheel
speed
coupling means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012538274A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013510059A5 (ja
JP5385464B2 (ja
Inventor
ミュラー,ヨッヘン
シュルツ,クリスティアン
Original Assignee
ティッセンクルップ・エレベーター・アーゲー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ティッセンクルップ・エレベーター・アーゲー filed Critical ティッセンクルップ・エレベーター・アーゲー
Publication of JP2013510059A publication Critical patent/JP2013510059A/ja
Publication of JP2013510059A5 publication Critical patent/JP2013510059A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5385464B2 publication Critical patent/JP5385464B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B5/00Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
    • B66B5/02Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators responsive to abnormal operating conditions
    • B66B5/04Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators responsive to abnormal operating conditions for detecting excessive speed
    • B66B5/044Mechanical overspeed governors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B5/00Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
    • B66B5/02Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators responsive to abnormal operating conditions
    • B66B5/04Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators responsive to abnormal operating conditions for detecting excessive speed
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B5/00Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
    • B66B5/02Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators responsive to abnormal operating conditions
    • B66B5/16Braking or catch devices operating between cars, cages, or skips and fixed guide elements or surfaces in hoistway or well
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B5/00Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
    • B66B5/02Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators responsive to abnormal operating conditions
    • B66B5/16Braking or catch devices operating between cars, cages, or skips and fixed guide elements or surfaces in hoistway or well
    • B66B5/18Braking or catch devices operating between cars, cages, or skips and fixed guide elements or surfaces in hoistway or well and applying frictional retarding forces

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)
  • High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)

Abstract

本発明は、円周上の調速機ケーブル(103)によって駆動され得る2つの調速機おもり(105a、105b)を有する調速機ホイール(102)、基本位置で静止状態にあるトリガ・ホイール(120)、調速機ホイール(102)がトリガ速度に達したときに、トリガ・ホイール(120)に作用して調速機ホイール(102)に結合し、この結合によりトリガ・ホイール(120)を旋回させる結合手段(105a、105b)を備えるエレベータ・システムの調速機(300)のためのトリガ・デバイス(100)に関する。ここでは、好適には高レベルの摩擦を提供する弾力性を有する材料からなる部材(121)が結合手段(105a、105b)とトリガ・ホイール(120)との間に設けられている。
【選択図】図3

Description

本発明はエレベータ・システムの調速機のためのアクチュエータに関し、さらには、このようなアクチュエータを装備する調速機に関する。
エレベータ・システムのための(規定された)調速機は従来より知られており、これらは、所定の作動速度を超えた場合に、例えば安全停止デバイスを起動させるというように緊急措置を開始する。
DE 34 46 337 A1では、所定の作動速度を超えた場合にエレベータ・キャビンのセーフティ・ストップ(safety stop)を作動させるエレベータ・システムのための調速機を開示している。ここに開示されている調速機は、ケーブル・シーブを有し、このケーブル・シーブはケーブル・ループによりエレベータ・キャビンに接続され、エレベータ・キャビンが移動するときに回転するように設定されている。ケーブル・シーブは、回転可能に装着された偏心カムに接続された調速機おもりを担持する。ケーブル・シーブが回転すると、調速機おもりが外側に揺動する。したがって、所定の作動速度を超えると、偏心カムが回転または変位してブレーキ・ホイールを押圧する。このようにして、ケーブル・シーブが制動され、さらにはそのケーブル溝のトラクションにより、その周りに巻付けられているケーブルが制動され、これにより安全停止デバイスが作動される。
さらに、ブレーキ・ホイールの代わりにアクチュエータ・ホイールが設けられている調速機が知られており、このアクチュエータ・ホイールは、所定の作動速度を超えると結合手段が係合して共回転(co−rotate)するようになる。アクチュエータ・ホイールが回転することにより、ケーブル・シーブの周りに巻付けられているケーブルのためのケーブル・ブレーキが次いで作動され、それによりエレベータ・キャビン上の安全停止デバイスが作動する。このような調速機は、例えば、Wittur社により参照番号OL100として市販されている。
従来技術として知られている調速機は、ケーブル・シーブ、調速機おもり、結合手段およびアクチュエータ、ならびに、ブレーキ・ホイールが協働することにより、すべてが特定の公差要件(tolerance requirement)に従う多数の個別の構成要素がそれに関与するという欠点を有する。以前の解決策は、構造的に過剰に設定されてある程度の冗長性を有することから、高精度の製造公差を必要とする。こうした構成の冗長性は、動作不良および高程度の磨耗を引き起こす可能性がある。製造において個別の構成要素ごとに特定の最小公差が維持する必要があることから、結果としてシステム全体が比較的高価となる。また、このことは、構成が対称であることからも生じる。すなわち、例えば調速機おもりおよび結合手段などの個別の構成要素が原則として少なくとも二重に用意され、したがって、個別の構成要素の公差、さらにはいくつかの構成要素に関与する公差が重要となる。結果として、構造部品が規定された公差限度内にあることが判明していることが必要とされるだけでなく、それらの寸法も互いに適合している必要があることから、特に製造およびメンテナンスが困難になる。エレベータは通常大きな力と速度を受けることから、個々の構成要素は例えば鋼などの非常に高いばね定数を有する剛体で固体の材料から製造される必要があることから、許容される公差が比較的小さい。高いばね定数により大きな力が作用することから、構成要素、軸受およびボルトは堅牢性を有するように設計される必要があることを意味する。
したがって、より単純でありしたがって製造がより安価であるが、このために動作に悪影響を及ぼすことがないような、調速機のためのアクチュエータを提供することが望まれる。
したがって、本発明は、従来技術を根幹として、請求項1にしたがって、エレベータ・システムの調速機のためのアクチュエータを提供する。有利な修正形態は、従属請求項および以下の説明の主題である。
発明の利点
本発明は、詳細には、弾性を有する材料からなる部材が結合手段とアクチュエータ・ホイールとの間に設けられるべきであることを教示する。弾力性を有することにより、構造部品間のサイズが変動することおよびさらには公差を超過することが補償される。この結果、個々の構造部品に対する公差要件の厳密性を下げることができるので、製造コストを低減することができる。
さらに、大きな垂直力を発生させさらには公差範囲を狭くするような従来技術で見られるクランプ機構の高い剛性が軽減される。アクチュエータ・ホイールは、その幅方向において、2つの機能領域、すなわち、結合手段に接触するクランプ領域と、アクチュエータ・レバーが当接す作動領域と、に分割され得る。ここでは、具体的にはライニングとして(ゴム製の)弾性を有する材料からなる部材が少なくともクランプ領域に設けられる。このようにして、剛性が軽減されさらには静的摩擦が向上し、それにより既に小さくなった垂直力は、作動に十分である。また同時に、この材料はばね構成要素を形成し、このばね構成要素は、ライニングの厚さを増加させるほど、より柔軟になる。
この材料は、有利なことに、結合手段と接触する場合に高い静的摩擦を有し、さらには、高い弾性変形性能を有する。同時に、剪断強度およびベース本体への接続の品質は、作動モーメントを伝達するのに十分であるべきである。さらに、この配置構成は、一般的な環境の影響下でも十分な疲労強度を有するべきである。ゴム状の特性により作動中に付加的に減衰効果も得られ、これは、特に高速時に材料を保護することに貢献する。
摩擦調節作用を同時に有する弾性を有する材料部材が使用された場合、応答性を改善することができ、また、その応答の信頼性を向上させることができる。弾性さらには材料の摩擦は、結合手段によりアクチュエータ・ホイールが所定通りに係合されると直ぐにアクチュエータ・ホイールが確実に回転するように選択する。摩擦に対する弾性の比率は、構造部品のサイズの公差が確実に補償され、さらにはアクチュエータ・ホイールが確実に作動するような所定のものであってよい。次いで、アクチュエータ・ホイールは、ケーブル・ブレーキを作動させるために、および/または、エレベータ駆動装置と電源との接続を切るためのスイッチを作動させるために、アクチュエータ・レバーを作動させることができる。
特定の利点を得るために、エレベータ・シャフト内に過酷な環境条件が存在し、さらには大きな力が作用するようなエレベータの構成においても、予想に反して弾性を有する材料からなる部材が意図的に使用できることを確認した。例えば、適切な特性を有する弾性を有する材料としてVulcollan(バルコラン)が使用できる。別のエラストマ・ベースのプラスチックも同様に使用できる。
アクチュエータ・ホイールは、有利なことに弾性を有する材料からなるタイヤまたはライニングを備える。このようにして、アクチュエータ・ホイールと結合手段との間に単純に材料が設けられ得、また例えば磨耗したり裂けたりした場合には交換を行うことできる。別法としてまたは追加で、結合手段も弾性を有する材料を装備してよい。
特に好適な実施形態によると、調速機おもりは同時に結合手段も構成し機能する。したがって、この好適な解決策では、少なくとも2つの追加の構造部品、さらにはそれらの接続手段を排除することができる。アクチュエータの構成は単純であり、より安価に提供できる。この構成は運動学的および静的に規定され、これによって遵守すべき公差範囲を拡大させる。調速機おもりとして作用する結合手段(または、結合手段として作用する調速機おもり)は、好都合なことに、アクチュエータ・ホイールに係合し接触するための結合領域を備え、さらには重量領域を備える。重量領域は、有利なことに、アクチュエータ・ホイールに接触せずかつ別個に追加される重量部材を収容するのに適するように形成される。別個に追加される重量部材は、アクチュエータの作動速度を調整する働きをする。
結合手段の縁部が少なくとも部分的にArchimedian screw(アルキメディアン・スクリュ)の形状を有する場合、アクチュエータ・ホイールは、急激な動揺がなく力が適度に増加して静かに係合される。有利なことに、結合手段が対応する形状の縁部は、結合領域として示した領域内に位置する。具体的には、この修正形態では、調速機おもりとして作用する結合手段が必要に応じて作動速度に応じた異なる形状を有することができるので、アクチュエータ・ホイールからの結合手段の縁部の距離が調速機の設計に依存する可能性があることから、弾性を有する材料からなる部材を設けることにより特定の利点をもたらすことができる。これらの異なる距離は弾性を有する材料からなる部材によって補償され、他のすべての構造材料の使用量を保持する。
結合手段がエンドストップを与えるためのラグを備える場合、結合手段がアクチュエータ・ホイールに過度に係合することが回避される。作動手順の開始時、アクチュエータ・ホイールは静止している。しかし、結合手段が調速機ホイール(governor wheel)の速度でアクチュエータ・ホイールの周りを回転し、この回転により、調速機ホイールの回転速度に対応して自己の軸の周りで変位する。これに関連して、結合手段は好都合に、アクチュエータ・ホイールに係合する際に、その軸の周りで回転し変位することで、この係合の自己強化をもたらすように構成される。この自己強化は、アクチュエータ・ホイールが調速機ホイールの回転速度に達するまで、継続される。しかし、結合手段が過度に回転する危険を一切冒さないように、エンドストップ手段が設けられている。このエンドストップ手段がアクチュエータ・ホイールに係合すると、さらに共回転するおそれがなくなる。
有利なことに、調速機おもりは、ケーブル接続部により互いに結合されて張力下でばね荷重を受け、これにより、ばね荷重と調速機おもりの変位との間には線形関係が存在するようになる。調速機おもりは、重力効果を補償するために、調速機ホイール上で対をなすように配置され、ケーブル接続部により接続されている。さらに、これらの調速機おもりは、遠心力の作用に反するように予め張力を受けており(付勢されており)、したがって、作動速度に達した場合にのみ、アクチュエータ・ホイールに係合するのに十分な調速機おもりの変位が起こる。これに関連して、調速機おもりおよびばねは、調速機おもりが作動速度未満で変位しないように、寸法が決定されている。このようして、上述した構造部品は通常の動作時に静止した状態を維持し、したがって磨耗することもない。ばね荷重を受けるケーブル接続部により、ばね荷重と調速機おもりの変位との間に線形接続を確立することができ、非常に単純に所望の作動速度を調整できるようになる。
有利なことに、調速機おもりは、各調速機おもりの重心と調速機ホイールの回転軸との間の距離が調速機おもりの回転軸と調速機ホイールの回転軸との間の距離より短くなるように、調速機ホイール上に配置される。言い換えると、各調速機おもりの重心は、それ自体の回転軸と比較して、調速機ホイールの回転軸に接近している。この配置構成は、調速機ホイールが加速するとアクチュエータの応答がより迅速になる限り、調速機の応答速度が回転ホイールの回転加速度によって決定されることを意味する。この動作はケーブルが破損した場合に特に有利である。というのは、ケーブルが破損した場合には、エレベータ・キャビンが下方向に大きく加速し、可能な限り迅速な作動が望まれるからである。
調速機ホイールが中央共回転シャフトが設けられる場合、これは例えば別のユニットのための設置箇所として機能することができる。これにより、具体的には多数の部品の中でもとりわけ回転エンコーダがエレベータ・システム内に容易に設置されるようになる。
エレベータ用の本発明による調速機は、ケーブル・ブレーキに係合するためのおよび/またはスイッチを作動させてエレベータ駆動装置を停止させるための本発明によるアクチュエータを装備する。
有利なケーブル・ブレーキは、4つの構成要素を結合したリンク機構、具体的にはスラスト・クランクを備える。このようにして大きいレバー作用を生成することができるので、例えば張力を受けたばねにより生み出され得る大きい制動力が、小さい作動力によって保持され得るようになる。この小さい作動力はアクチュエータ・ホイールによって吸収される。
ケーブル・ブレーキは、有利には偏心スラスト・クランクを有し、ここでの偏心度は具体的にはクランク長さより大きい。
これに関連して、クランクと接続ロッドとを接合させるリンク手段は、アクチュエータ・レバーを介してアクチュエータ・ホイールを押圧する。アクチュエータ・レバーはアクチュエータ・ホイール上で準安定状態で保持される。したがって、このリンク手段は、ケーブル・ブレーキを解放するように係合される。アクチュエータが解放されると、アクチュエータ・ホイールが回転するように設定され、これによりアクチュエータ・レバーが離れるように押し込まれる。それによりリンク手段が移動できるようになり、接続ロッドが後退してケーブル・ブレーキを停止させることができるようになる。
空間を節約するために、ケーブル・ブレーキは少なくとも1つの円板ばねによって予め張力を受けていてもよい。ケーブル・ブレーキを単純に解放するためにスクリュー構成が設けられてよく、ここでは、例えばスクリュー・イン・ボルト(screw−in bolt)またはナットにより、その後ろに配置される例えばアバットメント・ディスク(abutment disc)などのトランスミッション要素がばね(円板ディスク、渦巻ばねなど)をクランプするかまたはばねに張力を加える。
調速機ホイールは、両側に負荷を装着することができる。ケーブル・ブレーキを作動させるためのアクチュエータを備える調速機おもりは一方側に配置され、調速機おもり、および、電気スイッチを作動させるためのアクチュエータ・ホイールは反対側に配置される。ケーブル・ブレーキおよび電気スイッチの異なる作動速度は、この両側の配置構成により可能となり、また調整され得る。具体的には、エレベータを管理する現在の規範によって必要とされる「作動速度」(機械的に緊急停止させること)および「プレストップ速度(Prestop speed)」(電気的に緊急停止させること)のパラメータは互いに独立して調整できる。
本発明のさらなる利点および修正形態がここでの説明および添付図面から見られる。
上述の特徴および以下で説明する特徴が各事例で与えられる組合せのみで使用され得るだけではなく、本発明の範囲から逸脱することなく別の組合せで、または個別に使用できることを理解されたい。
本発明は、例示の実施形態の補助により図面に概略的に示されており、また、添付図面を参照して以下で詳細に説明する。
本発明によるアクチュエータの好適な実施形態を示す概略的な平面図である。 図1によるアクチュエータを示す概略的な側面図である。 アクチュエータおよびケーブル・ブレーキを備えた本発明による調速機の好適な実施形態を示す図である。
図1から図3では、同様の要素には同じ参照符号が付されている。これに関連して図1および図2は集合的かつ全体的に説明されている。本発明によるアクチュエータ100の好適な実施形態の構成要素は、図1の平面図および図2の側面図に概略的に示されている。
アクチュエータ100は支持体101を備え、その上には具体的には、例えばケーブル・ブレーキまたは電気スイッチなどを作動する要素がさらに設置される。調速機ホイール102は支持体101上に回転可能に装着されており、動作時に調速機ケーブル(governor cable)103によって回転する。この調速機ホイール102は軸受110上に回転可能に装着されている。また、調速機ホイール102は、軸104a、104b上に回転可能に装着された2つの調速機おもり105a、105bを備え、これらの調速機おもりは同時に結合手段としても機能する。
図示された基本位置では、調速機おもり105a、105bは変位しておらず、アクチュエータ・ホイール120に係合していない。いずれの場合も、調速機おもり105a、105bは、結合領域106a、106b、さらには停止手段を画定するラグ107a、107bを有する。さらに、調速機おもり105a、105bは、アクチュエータ100の作動速度を調整またはプリセットするために、装着・取り外し可能な追加された重量部材108a、108bを備えている。
調速機おもり/結合手段105a、105bは、ばね201によって予め張力を受けている(付勢されている)ケーブル接続部(cable pull connection)200により接続されている。したがって、ばねによる張力(付勢力)に打ち勝つためには、所定の遠心力に達さなければならない。ばねによる張力は好都合には、通常の動作時に調速機おもり/結合手段105a、105bが静止状態を維持して変位されないように、プリセットされている。これにより、磨耗を回避することができ、さらには、妨害的なノイズ、具体的にはガタツキ音を回避することができる。ケーブル接続部200は特に重力補償の役割を果たしている。
調速機ホイール102はトルクに抵抗する形で中心軸111に接続されており、この中心軸111は調速機ホイールに同期して回転し、例えば回転エンコーダを収容するために使用される。したがって、調速機ホイール102の回転速度は単純な形で例えば電子的に検出できる。
アクチュエータ・ホイール120はさらに軸受110上に回転可能に装着され、このホイールは動作時には静止しており非作動状態にある。アクチュエータ・ホイール120は弾性を有する材料からなるリング121を備え、このリング121は特に公差を補償する機能をもち、さらには摩擦を伝達する働きをする。
図示される非作動状態(基本位置)では、調速機おもり/結合手段105a、105bは変位しておらず、したがってアクチュエータ・ホイール120に接触していない。しかし、調速機ホイール102の回転速度が所定の作動速度を超えると、調速機おもり/結合手段105a、105bはばね201の張力に逆らって変位し、アクチュエータ・ホイールに接触するまでアクチュエータ・ホイールに接近する。このためには、距離に応じて最大で30°のスイベル角が必要となる。最終的に、結合領域106a、106bがアクチュエータ・ホイール120の弾性を有する材料からなる部材121に接触するようになる。次いで、調速機おもり/結合手段105a、105bは、作動モーメントが得られるまで静的摩擦により独立してさらに転がり続ける。このようにして、調速機ホイール102の回転運動がアクチュエータ・ホイール120に伝達され、結果としてこれにより回転運動が引き起こされる。スイベル角が約70°から始めることで、特別な形状のラグに衝突することでさらに転がることが防止される。このように最大スイベル角が制限されることにより、調速機おもり/結合手段がさらに運動することが防止され、また同時に、システムが過荷重から保護される。各調速機おもり/結合手段に形成されるラグ107aおよび107bがアクチュエータ・ホイール120に衝突することにより、力の衝撃点が大幅に変位する。その結果、さらに転がるために必要な、静的摩擦力に対する垂直力の比率が、空転を引き起こす程度まで変化する。このシステムは、この時点の作動モーメントを既に確実に超えるように設計されている。アクチュエータ・ホイール120の慣性力に起因してモーメントがさらに増加することが、弾性のライニング121の減衰作用により既に大幅に軽減され、かつ摺動により上方向に制限される。
次いで、アクチュエータ・ホイール120の回転運動は、図3により後で示されるように、例えば電気スイッチまたはケーブル・ブレーキといった別の機能を開始するために使用される。
図3は本発明による調速機300の好適な実施形態の平面図を示しており、この調速機300はアクチュエータ100を含み、さらには、ケーブル・ブレーキの特に好適な構成400を含む。ケーブル・ブレーキ400は、スラスト・クランク410として形成される4つの部材からなる結合機構と、円板ばね組立体421により予め張力を受ける(付勢される)クランピング・ブレーキ420とを備える。クランピング・ブレーキ420は剛性ブレーキ・ジョー(brake jaw)424、さらには可動ブレーキ・ジョー422を含み、可動ブレーキ・ジョー422はスラスト・クランク410の接続ロッド411により円板ばね421の力に逆らって保持されている。
アクチュエータ・レバー412は、ジャーナル430上の、さらにはアクチュエータ・ホイール120上の準安定位置にある。クランク413は軸414上に回転可能に装着され、リンク手段415のところで、接続ロッド411およびアクチュエータ・レバー412に接続されている。ブレーキ400の解放位置では、示される図のアクチュエータ・レバー412はリンク手段415を下方向に押し込んでおり、したがって、接続ロッド411がブレーキ・ジョー422を右方向に押し込んでいる。
しかし、アクチュエータ・ホイール120が結合手段105a、105bと係合することにより(時計回り方向に)回転すると、アクチュエータ・ホイール上の定位置にあるアクチュエータ・レバー412が図の左方向に押し戻され、これによりリンク手段415は解放されて左方向に上方へ移動することができる。この結果、円板ばね421は可動ブレーキ・ジョー422をブレーキ・ジョー424に押し付け、それらの間を通るケーブル103をクランプする。
作動されている調速機を単純な形で基本位置に戻すために、円板ばね組立体421はねじ構成423が設けられており、このねじ構成423が作動することにより、円板ばね組立体421は予め張力を受けることができる(付勢される)。このようにして、ブレーキ・ジョー422に作用する力が解放されるので、接続ロッド411およびアクチュエータ・レバー412は示される位置に再び戻される。安全のため、このとき、可動ブレーキ・ジョー422に予め張力を与えるためにねじ構成423は確実に再び解放されなければならない。
複数の利点を有するエレベータ・システムの調速機のためのアクチュエータが本発明によって提供される。この特別な構成は、不利な影響なしに、従来の製造公差を可能にする程度の堅牢性をもたらす。これは運動学的および静的に決定され、製造精度に対する要件はほとんどない。加工適性が保証される。小型で軽量の部品が使用でき、これにより製造が単純化され、製造コストが低減する。既知の調速機と比較すると、このデバイスは小型かつ軽量であり、使用寿命が長く、またわずかなノイズしか発生しない。

Claims (13)

  1. エレベータ・システムの調速機(300)のためのアクチュエータ(100)であって、
    少なくとも2つの調速機おもり(105a、105b)を装備し、その周りに巻付けられた調速機ケーブル(103)によって駆動する調速機ホイール(102)、
    基本位置で静止状態にあるアクチュエータ・ホイール(120)、
    前記調速機ホイール(102)が、作動速度に達したときに前記アクチュエータ・ホイール(120)に係合して前記調速機ホイール(102)と結合し、この結合により前記アクチュエータ・ホイール(120)を回転させる結合手段(105a、105b)を備え、
    高程度で摩擦を伝達する弾性を有する材料からなる部材(121)は、前記結合手段(105a、105b)と前記アクチュエータ・ホイール(120)との間に設けられ、
    前記アクチュエータ・ホイール(120)は、弾性を有する材料からなるライニングまたはタイヤ(121)を有し、および/または、前記結合手段(105a、105b)は前記弾性を有する材料からなる部材を装備するアクチュエータ(100)。
  2. 前記調速機おもり(105a、105b)は、同時に前記結合手段(105a、105b)でもある請求項1に記載のアクチュエータ(100)。
  3. 前記結合手段(105a、105b)の縁部の少なくとも1つの結合領域(106a、106b)は、アルキメディアン・スクリューの形状である前記請求項1、2のいずれか一項に記載のアクチュエータ(100)。
  4. 前記結合手段(105a、105b)は、いずれの場合もエンドストップを与えるラグ(107a、107b)を有する前記請求項1〜3のいずれか一項に記載のアクチュエータ(100)。
  5. 前記調速機おもり(105a、105b)は、ケーブル接続部(200)によって互いに結合されて張力下でばね荷重を受け、これによりばね(102)と前記調速機おもり(105a、105b)の変位との間に線形関係が存在するようになる前記請求項1〜4のいずれか一項に記載のアクチュエータ(100)。
  6. 前記調速機おもり(105a、105b)および前記ばね(201)は、前記調速機おもりが前記作動速度未満で変位しないように、寸法が決定された請求項5に記載のアクチュエータ(100)。
  7. 調速機おもり(105a、105b)の重心は、前記調速機ホイール(102)の回転軸(111)から前記調速機おもりの回転軸(104a、104b)までの距離より短い前記調速機ホイール(102)の前記回転軸(111)からの距離のところに位置する前記請求項1〜6のいずれか一項に記載のアクチュエータ(100)。
  8. 前記調速機ホイール(102)は、中央共回転シャフト(111)に設けられている前記請求項1〜7のいずれか一項に記載のアクチュエータ(100)。
  9. ケーブル・ブレーキ(400)を作動させるための、および/またはエレベータ駆動装置を停止させるためのスイッチを作動させるための、前記請求項1〜8のいずれか一項に記載のアクチュエータ(100)を備えているエレベータのための調速機(300)。
  10. 前記ケーブル・ブレーキ(400)は、4つの部材からなる結合機構、スラスト・クランク(410)を備えている請求項9に記載の調速機(300)。
  11. 前記ケーブル・ブレーキ(400)は、偏心スラスト・クランク(410)を備え、その偏心度が前記クランクの長さより大きい請求項10に記載の調速機(300)。
  12. クランク(413)と接続ロッド(411)とを接続するリンク手段(415)は、アクチュエータ・レバー(412)を介してアクチュエータ・ホイール(120)を押圧している請求項10または11に記載の調速機(300)。
  13. 前記ケーブル・ブレーキ(400)は、ねじ構成(423)によって解放される請求項10〜12までのいずれか一項に記載の調速機(300)。
JP2012538274A 2009-11-10 2010-10-29 エレベータ・システムの調速機のためのアクチュエータ Expired - Fee Related JP5385464B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP09175529A EP2319793B1 (de) 2009-11-10 2009-11-10 Auslösevorrichtung für einen Geschwindigkeitsbegrenzer einer Aufzugsanlage
EP09175529.8 2009-11-10
PCT/EP2010/066547 WO2011057907A1 (de) 2009-11-10 2010-10-29 Auslösevorrichtung für einen geschwindigkeitsbegrenzer einer aufzugsanlage

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2013510059A true JP2013510059A (ja) 2013-03-21
JP2013510059A5 JP2013510059A5 (ja) 2013-05-02
JP5385464B2 JP5385464B2 (ja) 2014-01-08

Family

ID=41647106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012538274A Expired - Fee Related JP5385464B2 (ja) 2009-11-10 2010-10-29 エレベータ・システムの調速機のためのアクチュエータ

Country Status (9)

Country Link
US (1) US8453799B2 (ja)
EP (1) EP2319793B1 (ja)
JP (1) JP5385464B2 (ja)
KR (1) KR101833382B1 (ja)
CN (1) CN102695665B (ja)
AT (1) ATE542767T1 (ja)
BR (1) BR112012010492A2 (ja)
ES (1) ES2381966T3 (ja)
WO (1) WO2011057907A1 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2659743T3 (es) 2014-02-26 2018-03-19 Otis Elevator Company Regulador para controlar la velocidad de un objeto elevado en relación con un miembro de guiado
WO2017064745A1 (ja) * 2015-10-13 2017-04-20 株式会社日立製作所 エレベータ装置
CN105293247B (zh) * 2015-11-26 2017-11-17 上海乐天电梯部件有限公司 一种限速器及其使用方法
CN107021395B (zh) * 2016-01-04 2020-11-10 奥的斯电梯公司 具有自动复位的电梯超速调节器
DE102016208403A1 (de) 2016-05-17 2017-11-23 Thyssenkrupp Ag Geschwindigkeitsbegrenzer für einen Aufzug
CN107673159B (zh) * 2016-08-01 2020-09-08 奥的斯电梯公司 升降机的限速器
CN108002168B (zh) 2016-10-27 2021-04-02 奥的斯电梯公司 远程触发装置,限速器组件以及电梯
CN108298398B (zh) 2017-01-13 2020-09-01 奥的斯电梯公司 用于电梯限速器的芯环组件,限速器和电梯系统
CN109720961B (zh) * 2017-10-30 2021-08-17 奥的斯电梯公司 限速器组件以及电梯系统
CN108529411B (zh) * 2017-12-29 2020-05-08 迅达(中国)电梯有限公司 用于速度限制器的缆绳的安装
CN108639894B (zh) * 2018-04-02 2019-10-22 浙江工贸职业技术学院 一种带触发机构的电梯制停装置
US11034546B2 (en) * 2018-06-28 2021-06-15 Otis Elevator Company Elevator governor
KR102348331B1 (ko) 2019-12-30 2022-01-11 현대엘리베이터주식회사 임시 엘리베이터 카의 조속기 작동 장치
CN113266142B (zh) * 2021-04-30 2022-04-19 中交第四公路工程局有限公司 一种电梯井施工用快速升降平台

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54108339A (en) * 1978-02-14 1979-08-24 Mitsubishi Electric Corp Driving device for elevators
JPH0475985A (ja) * 1990-07-18 1992-03-10 Fujitsu Ltd 昇降装置
JPH07315732A (ja) * 1994-05-24 1995-12-05 Hitachi Building Syst Eng & Service Co Ltd エレベータ用電磁制動機の補修用具
WO2006090453A1 (ja) * 2005-02-24 2006-08-31 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha エレベータ用調速機

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH480258A (de) 1967-10-04 1969-10-31 Aufzuege Ag Schaffhausen Geschwindigkeitsbegrenzer für Aufzüge
US4134482A (en) * 1976-08-20 1979-01-16 Tsentralny Nauchno-Issledovatelsky Avtomobilny I Avtomotorny Institut Device to effect control over the friction clutch of a transport vehicle
AT382848B (de) 1983-12-16 1987-04-10 Kone Sowitsch Aktiengesellscha Geschwindigkeitsbegrenzer fuer mit einer fangvorrichtung versehene aufzuege
FI95021C (fi) * 1993-06-08 1995-12-11 Kone Oy Menetelmä ja laitteisto hissin tarrauslaitteen laukaisemiseksi
JP2006046633A (ja) * 2004-07-02 2006-02-16 Yamaha Motor Co Ltd 車両
FI120303B (fi) * 2005-06-23 2009-09-15 Kone Corp Menetelmä ja laitteisto hissin tarrauslaitteen laukaisemiseksi
WO2008047425A1 (fr) * 2006-10-18 2008-04-24 Mitsubishi Electric Corporation Commande de vitesse d'ascenseur et dispositif ascenseur
CN101657374B (zh) * 2007-04-13 2012-11-14 奥蒂斯电梯公司 具有交叠飞重系统的调速器滑轮
DE112007003542B4 (de) * 2007-06-21 2012-09-13 Mitsubishi Electric Corporation Sicherheitsvorrichtung für Aufzüge und Seilschlupf-Detektionsverfahren
DE102007052280B4 (de) 2007-11-02 2015-04-02 Wittur Holding Gmbh Richtungsunabhängig ansprechender Geschwindigkeitsbegrenzer
KR101235477B1 (ko) * 2008-08-28 2013-02-20 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 엘리베이터용 조속기
KR101201617B1 (ko) * 2009-04-09 2012-11-14 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 엘리베이터용 조속기
JPWO2011083574A1 (ja) * 2010-01-07 2013-05-13 三菱電機株式会社 エレベータ装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54108339A (en) * 1978-02-14 1979-08-24 Mitsubishi Electric Corp Driving device for elevators
JPH0475985A (ja) * 1990-07-18 1992-03-10 Fujitsu Ltd 昇降装置
JPH07315732A (ja) * 1994-05-24 1995-12-05 Hitachi Building Syst Eng & Service Co Ltd エレベータ用電磁制動機の補修用具
WO2006090453A1 (ja) * 2005-02-24 2006-08-31 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha エレベータ用調速機

Also Published As

Publication number Publication date
ATE542767T1 (de) 2012-02-15
BR112012010492A2 (pt) 2016-03-15
CN102695665A (zh) 2012-09-26
US20120312638A1 (en) 2012-12-13
EP2319793A1 (de) 2011-05-11
KR101833382B1 (ko) 2018-02-28
EP2319793B1 (de) 2012-01-25
WO2011057907A1 (de) 2011-05-19
ES2381966T3 (es) 2012-06-04
CN102695665B (zh) 2015-06-10
US8453799B2 (en) 2013-06-04
KR20120104546A (ko) 2012-09-21
JP5385464B2 (ja) 2014-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5385464B2 (ja) エレベータ・システムの調速機のためのアクチュエータ
US6176350B1 (en) Progressive safety gear
WO2009003829A3 (de) Dämpfungsvorrichtung eines mechanischen spannsystems für einen zugmitteltrieb
WO2010023745A1 (ja) エレベータ用調速機
CN1989061B (zh) 用于电梯的限速器
CA2610512A1 (en) Brake equipment, lift installation, a method for detecting a function of the brake equipment, and a modernisation set
CN102070056B (zh) 带有电磁铁和内置式光电编码器的限速器
US11814265B2 (en) Speed limiter for a lifting gear having brake actuated by centrifugal force
JP2013510059A5 (ja)
EP3715664A1 (en) Brake system with torque distributing assembly
AU2004224888A1 (en) Brake for a lift
US20090101453A1 (en) Electromechanical Zero Backlash Brake
CN1046116C (zh) 起动电梯安全机构的方法和装置
CN105370766B (zh) 盘式制动机构
CN108455403B (zh) 轿厢随动电梯限速器
EP2217522B1 (en) Elevator brake
JP2000211841A (ja) エレベ―タ装置の動きを停止させる装置
US9566956B2 (en) Electric parking brake device
WO2019043283A1 (en) CONVEYOR BELT FOR PASSENGERS
JP2002020055A (ja) エレベータかごブレーキ連結装置およびエレベータかごのロータリアクチュエータインターフェイス装置
KR880001889B1 (ko) 전기 작동기
US20180251336A1 (en) Elevator brake
CN114074873B (zh) 一种限速器及电梯
CN1833991A (zh) 一种用于旋转轮的双向限速制停机构
RU2182554C1 (ru) Тормоз для ленточного конвейера

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130218

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130218

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20130218

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20130319

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130402

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130702

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130709

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130802

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130903

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131003

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees