JP2013507992A5 - - Google Patents

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開示のそれぞれの方法では、本明細書で開示されたように、逆方向プライマーがプライマーの組み合わせであるような態様が提供されている。
本発明は、例えば以下の項目を提供する。
(項目1)
第1のポリヌクレオチドと第2のポリヌクレオチドとを含むポリヌクレオチドプライマーの組み合わせであって、
前記第1のポリヌクレオチド(P)が、第1の標的ポリヌクレオチド領域(T )に相補的である配列を有する第1のドメイン(Pa)と、特徴的なポリヌクレオチド配列を含む第2のドメイン(Pc)とを含み、
前記第2のポリヌクレオチド(F)が、第2の標的ポリヌクレオチド領域(T )に相補的である第1のドメイン(Fb)と、適切な条件下でPcとFdがハイブリダイズするようにPcに対して十分に相補的であるポリヌクレオチド配列を含む第2のドメイン(Fd)とを含む、ポリヌクレオチドプライマーの組み合わせであり、
前記標的ポリヌクレオチドが、前記標的ポリヌクレオチドに対するFbのハイブリダイゼーションによって変性される二次構造を有する、ポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
(項目2)
前記標的ポリヌクレオチドの前記二次構造が、Fの不在下で、前記標的ポリヌクレオチドのポリメラーゼ伸張を阻害する、項目1に記載のポリヌクレオチドプライマー。
(項目3)
前記P及び/又はFが、修飾核酸を更に含む、項目1又は2に記載のポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
(項目4)
第1のポリヌクレオチドと第2のポリヌクレオチドとを含むポリヌクレオチドプライマーの組み合わせであって、
前記第1のポリヌクレオチド(P)が、第1のポリヌクレオチド領域(T )に相補的である配列を有する第1のドメイン(Pa)と、特徴的なポリヌクレオチド配列を含む第2のドメイン(Pc)とを含み、
前記第2のポリヌクレオチド(F)が、第2の標的ポリヌクレオチド領域(T )に相補的である第1のドメイン(Fb)と、適切な条件下でPcとFdがハイブリダイズするようにPcに対して十分に相補的であるポリヌクレオチド配列を含む第2のドメイン(Fd)とを含む、ポリヌクレオチドプライマーの組み合わせであり、
P及び/又はFが、修飾核酸を更に含む、前記ポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
(項目5)
第1のポリヌクレオチドと、第2のポリヌクレオチドと、ブロッカーポリヌクレオチドとを含むポリヌクレオチドプライマーの組み合わせであり、
前記第1のポリヌクレオチド(P)が、第1の標的ポリヌクレオチド領域(T )に相補的である配列を有する第1のドメイン(Pa)と、特徴的なポリヌクレオチド配列を含む第2のドメイン(Pc)とを含み、
前記第2のポリヌクレオチド(F)が、第2の標的ポリヌクレオチド領域(T )に相補的である第1のドメイン(Fb)と、適切な条件下でPcとFdがハイブリダイズするようにPcに対して十分に相補的であるポリヌクレオチド配列を含む第2のドメイン(Fd)とを含み、
前記ブロッカーポリヌクレオチドが、T とT の5’側に存在する第3の標的ポリヌクレオチド領域(T )に相補的であるヌクレオチド配列を含む、前記ポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
(項目6)
Pの3’末端におけるヌクレオチドと前記ブロッカーポリヌクレオチドの5’末端が重複する、項目5に記載のポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
(項目7)
前記ブロッカーポリヌクレオチドが、Paの全長にわたってPaに重複する配列を有する、項目6に記載のポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
(項目8)
前記Pの3’末端における前記ヌクレオチドと前記ブロッカーポリヌクレオチドの前記5’末端におけるヌクレオチドが異なる、項目6に記載のポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
(項目9)
P、F及び/又は前記ブロッカーポリヌクレオチドが、修飾核酸を含む、項目5、6、又は8に記載のポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
(項目10)
第1のポリヌクレオチドと、第2のポリヌクレオチドと、プローブポリヌクレオチドとを含むポリヌクレオチドプライマーの組み合わせであって、
前記第1のポリヌクレオチド(P)が、第1の標的ポリヌクレオチド領域(T )に相補的である配列を有する第1のドメイン(Pa)と、特徴的なポリヌクレオチド配列を含む第2のドメイン(Pc)とを含み、
前記第2のポリヌクレオチド(F)が、第2の標的ポリヌクレオチド領域(T )に相補的である第1のドメイン(Fb)と、適切な条件下でPcとFdがハイブリダイズするようにPcに対して十分に相補的であるポリヌクレオチド配列を含む第2のドメイン(Fd)とを含み、
前記プローブポリヌクレオチドが、T とT の5’側に存在する第3の標的ポリヌクレオチド領域(T )に相補的であるヌクレオチド配列を含む、前記ポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
(項目11)
前記プローブポリヌクレオチドが、標識とクエンチャーとを含む、項目10に記載のポリヌクレオチドプライマー。
(項目12)
P、F及び/又は前記プローブポリヌクレオチドが、修飾核酸を含む、項目10又は11に記載のポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
(項目13)
ブロッカーポリヌクレオチドを更に含み、前記ブロッカーポリヌクレオチドが、T 及びT の5’末端に存在し、かつT の3’末端に存在する第4の標的ポリヌクレオチド領域(T )に相補的であるヌクレオチド配列を含む、項目10、11又は12に記載のポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
(項目14)
前記ブロッカーが、修飾核酸を含む、項目13に記載のポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
(項目15)
第1のポリヌクレオチドと、第2のポリヌクレオチドと、ユニバーサルクエンチャーポリヌクレオチドとを含むポリヌクレオチドプライマーの組み合わせであって、
前記第1のポリヌクレオチド(P)が、第1の標的ポリヌクレオチド領域(T )に相補的である配列を有する第1のドメイン(Pa)と、特徴的なポリヌクレオチド配列を含む第2のドメイン(Pc)と、その5’末端における標識とを含み、
前記第2のポリヌクレオチド(F)が、第2の標的ポリヌクレオチド領域(T )に相補的である第1のドメイン(Fb)と、2つのポリヌクレオチド配列、Pcの5’ポリヌクレオチド配列とFdが適切な条件下でハイブリダイズするようにPcの5’に対して十分に相補的である5’ポリヌクレオチド配列、及びFdの3’ポリヌクレオチド配列とユニバーサルクエンチャーが適切な条件下でハイブリダイズするように、ユニバーサルクエンチャーポリヌクレオチドに対して十分に相補的である3’ポリヌクレオチド配列を含む第2のドメイン(Fd)とを含み、
前記ユニバーサルクエンチャーポリヌクレオチドが、クエンチャーと、ユニバーサルクエンチャーポリヌクレオチドとFdの3’ポリヌクレオチド配列が適切な条件下でハイブリダイズするようにFdの3’ポリヌクレオチド配列に対して十分に相補的であるヌクレオチド配列とを含む、前記ポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
(項目16)
P、F及び/又は前記ユニバーサルクエンチャーが、修飾核酸を含む、項目15に記載のポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
(項目17)
上記項目のうちのいずれか一項に記載のポリヌクレオチドプライマーが、逆方向プライマーを更に含み、前記逆方向プライマーが、T に対してハイブリダイズする配列を含むポリヌクレオチド鎖に相補的であるポリヌクレオチド配列を含む、項目1〜16のうちのいずれか一項に記載のポリヌクレオチドプライマー。
(項目18)
Pが修飾核酸を含む、項目3、4、9、12、14又は16のうちのいずれか一項に記載のポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
(項目19)
Fが修飾核酸を更に含む、項目3、4、9、12、14又は16のうちのいずれか一項に記載のポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
(項目20)
前記修飾核酸がPa内にある、項目18に記載のポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
(項目21)
前記修飾核酸がFb内にある、項目19に記載のポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
(項目22)
Pが、Pa内に複数個の修飾核酸を含む、項目1〜21のうちのいずれか一項に記載のポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
(項目23)
Fが、Fb内に複数個の修飾核酸を含む、項目1〜22のうちのいずれか一項に記載のポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
(項目24)
前記修飾核酸が、Pの3’末端におけるヌクレオチドである、項目21に記載のポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
(項目25)
Fdが、Pcに対して少なくとも70%相補的である、項目1〜24のうちのいずれか一項に記載のポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
(項目26)
Pcが、Fdに対して少なくとも70%相補的である、項目1〜25のうちのいずれか一項に記載のポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
(項目27)
PcとFdが、前記鋳型ポリヌクレオチドの不在下で互いに対してハイブリダイズする、項目1〜26のうちのいずれか一項に記載のポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
(項目28)
Pが、DNA、修飾DNA、RNA、修飾RNA、ペプチド核酸(PNA)、又はそれらの組み合わせである、項目1〜27のうちのいずれか一項に記載のポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
(項目29)
Fが、DNA、修飾DNA、RNA、修飾RNA、ペプチド核酸(PNA)、又はそれらの組み合わせである、項目1〜28のうちのいずれか一項に記載のポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
(項目30)
DNAポリメラーゼからの伸張をブロックする、Fにその3’末端において結合されているブロッキング基を更に含む、項目1〜29のうちのいずれか一項に記載のポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
(項目31)
前記ブロッキング基が、3’リン酸塩基、3’アミノ基、ジデオキシヌクレオチド、及び逆位デオキシチミジン(dT)からなる群から選択される、項目30に記載のポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
(項目32)
Paが、長さ約5塩基〜長さ約30塩基、長さ約5塩基〜長さ約20塩基、長さ約5塩基〜長さ約15塩基、長さ約5塩基〜長さ約10塩基、長さ約5塩基〜長さ約8塩基である、項目1〜30のうちのいずれか一項に記載のポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
(項目33)
Pcが、長さ約5塩基〜長さ約200塩基、長さ約5塩基〜長さ約150塩基、長さ約5塩基〜長さ約100塩基、長さ約5塩基〜長さ約50塩基、長さ約5塩基〜長さ約45塩基、長さ約5塩基〜長さ約40塩基、長さ約5塩基〜長さ約35塩基、長さ約5塩基〜長さ約30塩基、長さ約5塩基〜長さ約25塩基、長さ約5塩基〜長さ約20塩基、長さ約5塩基〜長さ約15塩基、長さ約10塩基〜長さ約50塩基、長さ約10塩基〜長さ約45塩基、長さ約10塩基〜長さ約40塩基、長さ約10塩基〜長さ約35塩基、長さ約10塩基〜長さ約30塩基、長さ約10塩基〜長さ約25塩基、長さ約10塩基〜長さ約20塩基、又は長さ約10塩基〜長さ約15塩基である、項目1〜32のうちのいずれか一項に記載のポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
(項目34)
Fbが、長さ約10塩基〜長さ約5000塩基、長さ約10塩基〜長さ約4000塩基、長さ約10塩基〜長さ約3000塩基、長さ約10塩基〜長さ約2000塩基、長さ約10塩基〜長さ約1000塩基、長さ約10塩基〜長さ約500塩基、長さ約10塩基〜長さ約250塩基、長さ約10塩基〜長さ約200塩基、長さ約10塩基〜長さ約150塩基、長さ約10塩基〜長さ約100塩基、長さ約10塩基〜長さ約95塩基、長さ約10塩基〜長さ約90塩基、長さ約10塩基〜長さ約85塩基、長さ約10塩基〜長さ約80塩基、長さ約10塩基〜長さ約75塩基、長さ約10塩基〜長さ約70塩基、長さ約10塩基〜長さ約65塩基、長さ約10塩基〜長さ約60塩基、長さ約10塩基〜長さ約55塩基、長さ約10塩基〜50塩基、長さ約10塩基〜長さ約45塩基、長さ約10塩基〜長さ約40塩基、長さ約10塩基〜長さ約35塩基、長さ約10塩基〜長さ約30塩基、又は長さ約10塩基〜長さ約100塩基である、項目1〜33のうちのいずれか一項に記載のポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
(項目35)
Fdが、長さ約5塩基〜長さ約200塩基、長さ約5塩基〜長さ約150塩基、長さ約5塩基〜長さ約100塩基、長さ約5塩基〜長さ約50塩基、長さ約5塩基〜長さ約45塩基、長さ約5塩基〜長さ約40塩基、長さ約5塩基〜長さ約35塩基、長さ約5塩基〜30塩基、長さ約5塩基〜長さ約25塩基、長さ約5塩基〜長さ約20塩基、長さ約5塩基〜長さ約15塩基、長さ約10塩基〜長さ約50塩基、長さ約10塩基〜長さ約45塩基、長さ約10塩基〜長さ約40塩基、長さ約10塩基〜長さ約35塩基、長さ約10塩基〜長さ約30塩基、長さ約10塩基〜長さ約25塩基、長さ約10塩基〜長さ約20塩基、又は長さ約10塩基〜長さ約15塩基である、項目1〜34のうちのいずれか一項に記載のポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
(項目36)
Pが、標識を含む、項目1〜35のうちのいずれか一項に記載のポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
(項目37)
前記標識が、P内にその5’末端において存在する、項目36のうちのいずれか一項に記載のポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
(項目38)
前記標識が、消光可能である、項目36又は37に記載のポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
(項目39)
Fがクエンチャーを含む、項目36、37又は38に記載のポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
(項目40)
前記クエンチャーが、F内にその3’末端において存在する、項目39に記載のポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
(項目41)
前記クエンチャーが、Black Hole Quencher1、Black Hole Quencher2、Iowa Black FQ、Iowa Black RQ、及びDabcyl.G−baseからなる群から選択される、項目39又は40に記載のポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
(項目42)
前記ブロッカーポリヌクレオチド内の前記修飾核酸が、前記ブロッカーポリヌクレオチドの5’末端におけるヌクレオチドである、項目9、14及び18〜41のうちのいずれか一項に記載のポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
(項目43)
前記修飾核酸が、前記Pの3’末端におけるヌクレオチドである、項目3、4、9、12、13、16又は17〜42のうちのいずれか一項に記載のポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
(項目44)
前記修飾核酸が、ロックド核酸である、項目3、4、9、12、14、16、18〜24、42又は43のうちのいずれか一項に記載のポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
(項目45)
サンプル中の標的ポリヌクレオチドの存在を、プライマーの組み合わせを使用して検出する方法であって、前記プライマーの組み合わせが、第1のポリヌクレオチドと第2のポリヌクレオチドとを含み、
前記第1のポリヌクレオチド(P)が、第1の標的ポリヌクレオチド領域(T )に相補的である配列を有する第1のドメイン(Pa)と、特徴的なポリヌクレオチド配列を含む第2のドメイン(Pc)とを含み、Paが、前記サンプル中の非標的ポリヌクレオチドに完全に相補的ではない配列を有し、
前記第2のポリヌクレオチド(F)が、第2の標的ポリヌクレオチド領域(T )に相補的である第1のドメイン(Fb)と、適切な条件下でPcとFdがハイブリダイズするようにPcに対して十分に相補的であるポリヌクレオチド配列を含む第2のドメイン(Fd)とを含み、
前記方法が、
前記標的ポリヌクレオチドが前記サンプル中に存在する場合、前記標的ポリヌクレオチドに相補的であるPaからの配列の伸張を許容する条件下で、前記サンプルを、前記プライマーの組み合わせとポリメラーゼとに接触させるステップと、
前記標的ポリヌクレオチドの存在を示す、Paから伸張した前記配列を検出するステップとを含む、方法。
(項目46)
前記方法が、標的ポリヌクレオチドを備えたサンプルからの配列検出に対して、非標的ポリヌクレオチドを備えたサンプルからの配列検出を変化させる、項目45に記載の方法。
(項目47)
PがT に対して完全に相補的である第1のドメインを含み、Paがサンプル中の非標的ポリヌクレオチドに対して完全に相補的ではない、項目1〜44のうちのいずれか一項に記載されたプライマーの組み合わせを使用して、サンプル中の標的ポリヌクレオチドの存在を検出する方法であって、
前記方法が、
標的ポリヌクレオチドが前記サンプル中に存在する場合、前記標的ポリヌクレオチドに対して相補的であるPaからの配列の伸張を許容する条件下で、前記サンプルを、前記プライマーの組み合わせとポリメラーゼとに接触させるステップと、
検出が前記サンプル中の前記標的ポリヌクレオチドの存在を示すような、Paからの前記配列を検出するステップとを含む、方法。
(項目48)
前記方法が、標的ポリヌクレオチドを備えたサンプルからの配列検出に対して、非標的ポリヌクレオチドを備えたサンプルからの配列検出を変化させる、項目47に記載の方法。
(項目49)
前記検出するステップが、ポリメラーゼ連鎖反応を用いて実行される、項目45〜48のうちのいずれか一項に記載の方法。
(項目50)
前記ポリメラーゼ連鎖反応が、前記プライマーの組み合わせのPと逆方向プライマーとを使用し、前記逆方向プライマーが、Paから伸張した配列に相補的な配列を有する、項目49に記載の方法。
(項目51)
前記ポリメラーゼ連鎖反応が、Paから伸張した配列に相補的な逆方向プライマーと、Paがハイブリダイズする前記標的ポリヌクレオチドの鎖に相補的な配列を有する順方向プライマーとを使用する、項目49に記載の方法。
(項目52)
検出がリアルタイムで実行される、項目45〜51のうちのいずれか一項に記載の方法。
(項目53)
プライマーの組み合わせを用いて、サンプル中の標的ポリヌクレオチド上でポリメラー伸張を開始させる方法であって、前記プライマーの組み合わせが、第1のポリヌクレオチドと第2のポリヌクレオチドとを含み、
前記第1のポリヌクレオチド(P)が、第1の標的ポリヌクレオチド領域(T )に相補的である配列を有する第1のドメイン(Pa)と、特徴的なポリヌクレオチド配列を含む第2のドメイン(Pc)とを含み、Paが、前記サンプル中の非標的ポリヌクレオチドに完全に相補的ではない配列を有し、
前記第2のポリヌクレオチド(F)が、第2の標的ポリヌクレオチド領域(T )に相補的である第1のドメイン(Fb)と、適切な条件下でPcとFdがハイブリダイズするようにPcに対して十分に相補的であるポリヌクレオチド配列を含む第2のドメイン(Fd)とを含む、プライマーの組み合わせであり、
前記サンプルが、(i)前記Pa内の配列に完全に相補的である第1の領域内の配列(T )を有する標的ポリヌクレオチドと、(ii)Paに対して完全に相補的ではない第1の領域内の配列(T )を有する非標的ポリヌクレオチドとの混合物を含み、
前記方法が、PaがT に接触する場合、前記標的ポリヌクレオチドに対して相補的であるPaからの配列の伸張を許容する条件下で、前記サンプルを前記プライマーの組み合わせとポリメラーゼとに接触させるステップを含む、方法。
(項目54)
前記標的ポリヌクレオチドの前記第1の領域(T )内の前記配列が、前記非標的ポリヌクレオチド内の前記第1の領域(T )内の前記配列と、1つの塩基で異なる、項目53に記載の方法。
(項目55)
Paから伸張した前記配列を検出するステップを更に含み、前記検出が、前記サンプル中の前記標的ポリヌクレオチドの存在を示す、項目53に記載の方法。
(項目56)
項目1〜44のうちのいずれか一項に記載のプライマーの組み合わせを用いて、サンプル中の標的ポリヌクレオチド上で、ポリメラーゼ伸張を開始する方法であって、Pが、第1の標的ポリヌクレオチド領域(T )に完全に相補的である第1のドメイン(Pa)を含み、Paが、前記サンプル中の非標的ポリヌクレオチドに対して完全に相補的ではなく、
前記方法が、
前記標的ポリヌクレオチドが前記サンプル中に存在する場合、前記標的ポリヌクレオチドに相補的であるPaからの配列の伸張を許容する条件下で、サンプルを前記プライマーの組み合わせとポリメラーゼとに接触させるステップを含む、方法。
(項目57)
前記サンプル中の前記標的ポリヌクレオチドの存在を示す、Paから伸張した前記配列を検出するステップを更に含む、項目56に記載の方法。
(項目58)
前記検出するステップが、ポリメラーゼ連鎖反応を用いて実行される、項目55〜57のうちのいずれか一項に記載の方法。
(項目59)
前記ポリメラーゼ連鎖反応が、前記プライマーの組み合わせのPと逆方向プライマーとを使用し、前記逆方向プライマーが、前記Paから伸張した配列に相補的である配列を有する、項目58に記載の方法。
(項目60)
前記ポリメラーゼ連鎖反応が、前記Paから伸張した配列に相補的である逆方向プライマーと、Paがハイブリダイズする標的ポリヌクレオチドの鎖に対して相補的な配列を有する順方向プライマーとを使用する、項目59に記載の方法。
(項目61)
検出がリアルタイムで行われる、項目57〜60のうちのいずれか一項に記載の方法。
(項目62)
ポリヌクレオチドプライマーの組み合わせを用いて、サンプル中の標的ポリヌクレオチドを増幅させる方法であって、前記プライマーの組み合わせが、第1のポリヌクレオチドと第2のポリヌクレオチドとを含み、
前記第1のポリヌクレオチド(P)が、第1の標的ポリヌクレオチド領域(T )に相補的である配列を有する第1のドメイン(Pa)と、特徴的なポリヌクレオチド配列を含む第2のドメイン(Pc)とを含み、Paが、前記サンプル中の非標的ポリヌクレオチドに完全に相補的ではない配列を有し、
前記第2のポリヌクレオチド(F)が、第2の標的ポリヌクレオチド領域(T )に相補的である第1のドメイン(Fb)と、適切な条件下でPcとFdがハイブリダイズするようにPcに対して十分に相補的であるポリヌクレオチド配列を含む第2のドメイン(Fd)とを含む、プライマーの組み合わせであり、
前記サンプルが、(i)前記Pa内の配列に完全に相補的である第1の領域内の配列(T )を有する標的ポリヌクレオチドと、(ii)Paに対して完全に相補的ではない、1つまたはそれ以上の非標的ポリヌクレオチドとの混合物を含み、
前記方法が、
(a)前記標的ポリヌクレオチドが前記サンプル中に存在する場合、前記標的ポリヌクレオチドに相補的であるPaからの配列の伸張を許容する条件下で、前記サンプルを前記プライマーの組み合わせとポリメラーゼとに接触させるステップと、
(b)前記標的ポリヌクレオチドからの前記Pcから伸張した配列を変性させるステップと、
(c)前記標的ポリヌクレオチドを増幅させるために、ステップ(b)中の前記Paから伸張した配列内の領域に対して相補的な配列を有する逆方向プライマーの存在下で、ステップ(a)を繰り返すステップとを含み、
Paが前記Pa内の前記配列に対して完全に相補的である場合に、前記標的ポリヌクレオチドの伸張及び増幅が起こるが、前記標的ポリヌクレオチドの前記第1の領域が、前記Pa内の配列に対して完全に相補的ではない場合に、伸長及び増幅は効率が落ちるか又は全く起こらない、前記方法。
(項目63)
項目1〜44のうちのいずれか一項に記載のポリヌクレオチドプライマーの組み合わせを用いて、サンプル中の標的ポリヌクレオチドを増幅させる方法であって、前記第1のポリヌクレオチド(P)が、第1の標的ポリヌクレオチド領域(T )に対して完全に相補的である第1のドメイン(Pa)を含み、Paが、前記サンプル中の非標的ポリヌクレオチドに対して完全に相補的ではなく、
前記方法が、
(a)前記標的ポリヌクレオチドが前記サンプル中に存在する場合、前記標的ポリヌクレオチドに相補的であるPaからの配列の伸張を許容する条件下で、前記サンプルを前記プライマーの組み合わせとポリメラーゼとに接触させるステップと、
(b)前記標的ポリヌクレオチドからの前記Pcから伸張した配列を変性させるステップと、
(c)前記標的ポリヌクレオチドを増幅させるために、ステップ(b)中の前記Paから伸張した配列内の領域に対して相補的な配列を有する逆方向プライマーの存在下で、ステップ(a)を繰り返すステップとを含む方法であり、
が前記Pa内の配列に対して完全に相補的である場合に、前記標的ポリヌクレオチドの伸張及び増幅が起こるが、前記標的ポリヌクレオチドの前記第1の領域が、前記Pa内の配列に対して完全に相補的ではない場合に、伸長及び増幅は効率が落ちるか又は全く起こらない、前記方法。
(項目64)
前記逆方向プライマーが、前記Paから伸張した配列内の領域に対して完全に相補的である配列を有する、項目62又は63に記載の方法。
(項目65)
前記逆方向プライマーが、第1のポリヌクレオチドと第2のポリヌクレオチドとを含むプライマーの組み合わせであり、
前記第1のポリヌクレオチド(PP)が、ステップ(a)の前記Paから伸張した配列内の第1の領域(TT )に完全に相補的である配列を有する第1のドメイン(PPa)と、特徴的なポリヌクレオチド配列を含む第2のドメイン(PPc)とを含み、
前記第2のポリヌクレオチド(FF)が、ステップ(a)の前記Paから伸張した配列内の第2の領域(TT )に対して相補的である第1のドメイン(FFb)と、PPcとFFdが適切な条件下でハイブリダイズするように、PPcに対して十分に相補的なポリヌクレオチド配列を含む第2のドメイン(FFd)とを含む、項目62又は63に記載の方法。
(項目66)
前記逆方向プライマーが、項目1〜44のうちのいずれか一項に記載のプライマーの組み合わせである、項目62又は63に記載の方法。
(項目67)
前記方法で増幅された生成物を検出するステップを更に含む、項目62〜66のうちのいずれか一項に記載された方法。
(項目68)
検出が、ポリメラーゼ連鎖反応を用いて実行される、項目67に記載の方法。
(項目69)
検出が、リアルタイムで実行される、項目67又は68に記載の方法。

Claims (21)

  1. 第1のポリヌクレオチドと第2のポリヌクレオチドとを含むポリヌクレオチドプライマーの組み合わせであって、
    前記第1のポリヌクレオチド(P)が、第1の標的ポリヌクレオチド領域(T)に相補的である配列を有する第1のドメイン(Pa)と、特徴的なポリヌクレオチド配列を含む第2のドメイン(Pc)とを含み、
    前記第2のポリヌクレオチド(F)が、第2の標的ポリヌクレオチド領域(T)に相補的である第1のドメイン(Fb)と、PaがT1にハイブリダイズし、かつFbがT2にハイブリダイズする場合にPcとFdがハイブリダイズするようにPcに対して十分に相補的であるポリヌクレオチド配列を含む第2のドメイン(Fd)とを含む、ポリヌクレオチドプライマーの組み合わせであり、
    前記標的ポリヌクレオチドが、前記標的ポリヌクレオチドに対するFbのハイブリダイゼーションによって変性される二次構造を有する、ポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
  2. 第1のポリヌクレオチドと第2のポリヌクレオチドとを含むポリヌクレオチドプライマーの組み合わせであって、
    前記第1のポリヌクレオチド(P)が、第1のポリヌクレオチド領域(T)に相補的である配列を有する第1のドメイン(Pa)と、特徴的なポリヌクレオチド配列を含む第2のドメイン(Pc)とを含み、
    前記第2のポリヌクレオチド(F)が、第2の標的ポリヌクレオチド領域(T)に相補的である第1のドメイン(Fb)と、PaがT1にハイブリダイズし、かつFbがT2にハイブリダイズする場合にPcとFdがハイブリダイズするようにPcに対して十分に相補的であるポリヌクレオチド配列を含む第2のドメイン(Fd)とを含む、ポリヌクレオチドプライマーの組み合わせであり、
    P及び/又はFが、修飾核酸を更に含む、前記ポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
  3. 第1のポリヌクレオチドと、第2のポリヌクレオチドと、ブロッカーポリヌクレオチドとを含むポリヌクレオチドプライマーの組み合わせであり、
    前記第1のポリヌクレオチド(P)が、第1の標的ポリヌクレオチド領域(T)に相補的である配列を有する第1のドメイン(Pa)と、特徴的なポリヌクレオチド配列を含む第2のドメイン(Pc)とを含み、
    前記第2のポリヌクレオチド(F)が、第2の標的ポリヌクレオチド領域(T)に相補的である第1のドメイン(Fb)と、PaがT1にハイブリダイズし、かつFbがT2にハイブリダイズする場合にPcとFdがハイブリダイズするようにPcに対して十分に相補的であるポリヌクレオチド配列を含む第2のドメイン(Fd)とを含み、
    前記ブロッカーポリヌクレオチドが、TとTの5’側に存在する第3の標的ポリヌクレオチド領域(T)に相補的であるヌクレオチド配列を含む、前記ポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
  4. Pの3’末端におけるヌクレオチドと前記ブロッカーポリヌクレオチドの5’末端が重複する、請求項に記載のポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
  5. 前記ブロッカーポリヌクレオチドが、Paの全長にわたってPaに重複する配列を有する、請求項に記載のポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
  6. 前記Pの3’末端における前記ヌクレオチドと前記ブロッカーポリヌクレオチドの前記5’末端におけるヌクレオチドが異なる、請求項に記載のポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
  7. 第1のポリヌクレオチドと、第2のポリヌクレオチドと、プローブポリヌクレオチドとを含むポリヌクレオチドプライマーの組み合わせであって、
    前記第1のポリヌクレオチド(P)が、第1の標的ポリヌクレオチド領域(T)に相補的である配列を有する第1のドメイン(Pa)と、特徴的なポリヌクレオチド配列を含む第2のドメイン(Pc)とを含み、
    前記第2のポリヌクレオチド(F)が、第2の標的ポリヌクレオチド領域(T)に相補的である第1のドメイン(Fb)と、PaがT1にハイブリダイズし、かつFbがT2にハイブリダイズする場合にPcとFdがハイブリダイズするようにPcに対して十分に相補的であるポリヌクレオチド配列を含む第2のドメイン(Fd)とを含み、
    前記プローブポリヌクレオチドが、TとTの5’側に存在する第3の標的ポリヌクレオチド領域(T)に相補的であるヌクレオチド配列を含む、前記ポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
  8. ブロッカーポリヌクレオチドを更に含み、前記ブロッカーポリヌクレオチドが、T及びTの5’末端に存在し、かつTの3’末端に存在する第4の標的ポリヌクレオチド領域(T)に相補的であるヌクレオチド配列を含む、請求項に記載のポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
  9. 第1のポリヌクレオチドと、第2のポリヌクレオチドと、ユニバーサルクエンチャーポリヌクレオチドとを含むポリヌクレオチドプライマーの組み合わせであって、
    前記第1のポリヌクレオチド(P)が、第1の標的ポリヌクレオチド領域(T)に相補的である配列を有する第1のドメイン(Pa)と、特徴的なポリヌクレオチド配列を含む第2のドメイン(Pc)と、その5’末端における標識とを含み、
    前記第2のポリヌクレオチド(F)が、第2の標的ポリヌクレオチド領域(T)に相補的である第1のドメイン(Fb)と、2つのポリヌクレオチド配列、Pcの5’ポリヌクレオチド配列とFdがPaがT1にハイブリダイズし、かつFbがT2にハイブリダイズする場合にハイブリダイズするようにPcの5’に対して十分に相補的である5’ポリヌクレオチド配列、及びFdの3’ポリヌクレオチド配列とユニバーサルクエンチャーがPaがT1にハイブリダイズし、かつFbがT2にハイブリダイズする場合にハイブリダイズするように、ユニバーサルクエンチャーポリヌクレオチドに対して十分に相補的である3’ポリヌクレオチド配列を含む第2のドメイン(Fd)とを含み、
    前記ユニバーサルクエンチャーポリヌクレオチドが、クエンチャーと、ユニバーサルクエンチャーポリヌクレオチドとFdの3’ポリヌクレオチド配列がPaがT1にハイブリダイズし、かつFbがT2にハイブリダイズする場合にハイブリダイズするようにFdの3’ポリヌクレオチド配列に対して十分に相補的であるヌクレオチド配列とを含む、前記ポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
  10. 求項1〜のうちのいずれか一項に記載のポリヌクレオチドプライマーが、逆方向プライマーを更に含み、前記逆方向プライマーが、Tに対してハイブリダイズする配列を含むポリヌクレオチド鎖に相補的であるポリヌクレオチド配列を含む、請求項1〜のうちのいずれか一項に記載のポリヌクレオチドプライマー。
  11. DNAポリメラーゼからの伸張をブロックする、Fにその3’末端において結合されているブロッキング基を更に含む、請求項1〜10のうちのいずれか一項に記載のポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
  12. サンプル中の標的ポリヌクレオチドの存在を、プライマーの組み合わせを使用して検出する方法であって、前記プライマーの組み合わせが、第1のポリヌクレオチドと第2のポリヌクレオチドとを含み、
    前記第1のポリヌクレオチド(P)が、第1の標的ポリヌクレオチド領域(T)に相補的である配列を有する第1のドメイン(Pa)と、特徴的なポリヌクレオチド配列を含む第2のドメイン(Pc)とを含み、Paが、前記サンプル中の非標的ポリヌクレオチドに完全に相補的ではない配列を有し、
    前記第2のポリヌクレオチド(F)が、第2の標的ポリヌクレオチド領域(T)に相補的である第1のドメイン(Fb)と、PaがT1にハイブリダイズし、かつFbがT2にハイブリダイズする場合にPcとFdがハイブリダイズするようにPcに対して十分に相補的であるポリヌクレオチド配列を含む第2のドメイン(Fd)とを含み、
    前記方法が、
    前記標的ポリヌクレオチドが前記サンプル中に存在する場合、前記標的ポリヌクレオチドに相補的であるPaからの配列の伸張を許容する条件下で、前記サンプルを、前記プライマーの組み合わせとポリメラーゼとに接触させるステップと、
    前記標的ポリヌクレオチドの存在を示す、Paから伸張した前記配列を検出するステップとを含む、方法。
  13. PがTに対して完全に相補的である第1のドメインを含み、Paがサンプル中の非標的ポリヌクレオチドに対して完全に相補的ではない、請求項1〜11のうちのいずれか一項に記載されたプライマーの組み合わせを使用して、サンプル中の標的ポリヌクレオチドの存在を検出する方法であって、
    前記方法が、
    標的ポリヌクレオチドが前記サンプル中に存在する場合、前記標的ポリヌクレオチドに対して相補的であるPaからの配列の伸張を許容する条件下で、前記サンプルを、前記プライマーの組み合わせとポリメラーゼとに接触させるステップと、
    検出が前記サンプル中の前記標的ポリヌクレオチドの存在を示すような、Paからの前記配列を検出するステップとを含む、方法。
  14. プライマーの組み合わせを用いて、サンプル中の標的ポリヌクレオチド上でポリメラー伸張を開始させる方法であって、前記プライマーの組み合わせが、第1のポリヌクレオチドと第2のポリヌクレオチドとを含み、
    前記第1のポリヌクレオチド(P)が、第1の標的ポリヌクレオチド領域(T)に相補的である配列を有する第1のドメイン(Pa)と、特徴的なポリヌクレオチド配列を含む第2のドメイン(Pc)とを含み、Paが、前記サンプル中の非標的ポリヌクレオチドに完全に相補的ではない配列を有し、
    前記第2のポリヌクレオチド(F)が、第2の標的ポリヌクレオチド領域(T)に相補的である第1のドメイン(Fb)と、PaがT1にハイブリダイズし、かつFbがT2にハイブリダイズする場合にPcとFdがハイブリダイズするようにPcに対して十分に相補的であるポリヌクレオチド配列を含む第2のドメイン(Fd)とを含む、プライマーの組み合わせであり、
    前記サンプルが、(i)前記Pa内の配列に完全に相補的である第1の領域内の配列(T)を有する標的ポリヌクレオチドと、(ii)Paに対して完全に相補的ではない第1の領域内の配列(T )を有する非標的ポリヌクレオチドとの混合物を含み、
    前記方法が、PaがTに接触する場合、前記標的ポリヌクレオチドに対して相補的であるPaからの配列の伸張を許容する条件下で、前記サンプルを前記プライマーの組み合わせとポリメラーゼとに接触させるステップを含む、方法。
  15. 請求項1〜11のうちのいずれか一項に記載のプライマーの組み合わせを用いて、サンプル中の標的ポリヌクレオチド上で、ポリメラーゼ伸張を開始する方法であって、Pが、第1の標的ポリヌクレオチド領域(T)に完全に相補的である第1のドメイン(Pa)を含み、Paが、前記サンプル中の非標的ポリヌクレオチドに対して完全に相補的ではなく、
    前記方法が、
    前記標的ポリヌクレオチドが前記サンプル中に存在する場合、前記標的ポリヌクレオチドに相補的であるPaからの配列の伸張を許容する条件下で、サンプルを前記プライマーの組み合わせとポリメラーゼとに接触させるステップを含む、方法。
  16. ポリヌクレオチドプライマーの組み合わせを用いて、サンプル中の標的ポリヌクレオチドを増幅させる方法であって、前記プライマーの組み合わせが、第1のポリヌクレオチドと第2のポリヌクレオチドとを含み、
    前記第1のポリヌクレオチド(P)が、第1の標的ポリヌクレオチド領域(T)に相補的である配列を有する第1のドメイン(Pa)と、特徴的なポリヌクレオチド配列を含む第2のドメイン(Pc)とを含み、Paが、前記サンプル中の非標的ポリヌクレオチドに完全に相補的ではない配列を有し、
    前記第2のポリヌクレオチド(F)が、第2の標的ポリヌクレオチド領域(T)に相補的である第1のドメイン(Fb)と、PaがT1にハイブリダイズし、かつFbがT2にハイブリダイズする場合にPcとFdがハイブリダイズするようにPcに対して十分に相補的であるポリヌクレオチド配列を含む第2のドメイン(Fd)とを含む、プライマーの組み合わせであり、
    前記サンプルが、(i)前記Pa内の配列に完全に相補的である第1の領域内の配列(T)を有する標的ポリヌクレオチドと、(ii)Paに対して完全に相補的ではない、1つまたはそれ以上の非標的ポリヌクレオチドとの混合物を含み、
    前記方法が、
    (a)前記標的ポリヌクレオチドが前記サンプル中に存在する場合、前記標的ポリヌクレオチドに相補的であるPaからの配列の伸張を許容する条件下で、前記サンプルを前記プライマーの組み合わせとポリメラーゼとに接触させるステップと、
    (b)前記標的ポリヌクレオチドからの前記Pcから伸張した配列を変性させるステップと、
    (c)前記標的ポリヌクレオチドを増幅させるために、ステップ(b)中の前記Paから伸張した配列内の領域に対して相補的な配列を有する逆方向プライマーの存在下で、ステップ(a)を繰り返すステップとを含み、
    Paが前記Pa内の前記配列に対して完全に相補的である場合に、前記標的ポリヌクレオチドの伸張及び増幅が起こるが、前記標的ポリヌクレオチドの前記第1の領域が、前記Pa内の配列に対して完全に相補的ではない場合に、伸長及び増幅は効率が落ちるか又は全く起こらない、前記方法。
  17. 請求項1〜11のうちのいずれか一項に記載のポリヌクレオチドプライマーの組み合わせを用いて、サンプル中の標的ポリヌクレオチドを増幅させる方法であって、前記第1のポリヌクレオチド(P)が、第1の標的ポリヌクレオチド領域(T)に対して完全に相補的である第1のドメイン(Pa)を含み、Paが、前記サンプル中の非標的ポリヌクレオチドに対して完全に相補的ではなく、
    前記方法が、
    (a)前記標的ポリヌクレオチドが前記サンプル中に存在する場合、前記標的ポリヌクレオチドに相補的であるPaからの配列の伸張を許容する条件下で、前記サンプルを前記プライマーの組み合わせとポリメラーゼとに接触させるステップと、
    (b)前記標的ポリヌクレオチドからの前記Pcから伸張した配列を変性させるステップと、
    (c)前記標的ポリヌクレオチドを増幅させるために、ステップ(b)中の前記Paから伸張した配列内の領域に対して相補的な配列を有する逆方向プライマーの存在下で、ステップ(a)を繰り返すステップとを含む方法であり、
    が前記Pa内の配列に対して完全に相補的である場合に、前記標的ポリヌクレオチドの伸張及び増幅が起こるが、前記標的ポリヌクレオチドの前記第1の領域が、前記Pa内の配列に対して完全に相補的ではない場合に、伸長及び増幅は効率が落ちるか又は全く起こらない、前記方法。
  18. 前記逆方向プライマーが、第1のポリヌクレオチドと第2のポリヌクレオチドとを含むプライマーの組み合わせであり、
    前記第1のポリヌクレオチド(PP)が、ステップ(a)の前記Paから伸張した配列内の第1の領域(TT)に完全に相補的である配列を有する第1のドメイン(PPa)と、特徴的なポリヌクレオチド配列を含む第2のドメイン(PPc)とを含み、
    前記第2のポリヌクレオチド(FF)が、ステップ(a)の前記Paから伸張した配列内の第2の領域(TT)に対して相補的である第1のドメイン(FFb)と、PPcとFFdが適切な条件下でハイブリダイズするように、PPcに対して十分に相補的なポリヌクレオチド配列を含む第2のドメイン(FFd)とを含む、請求項16又は17に記載の方法。
  19. Pの3’末端におけるヌクレオチドと、前記ブロッカーポリヌクレオチド内のヌクレオチドとが異なるものである、請求項3に記載のポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
  20. 前記ブロッカーポリヌクレオチドが非標的ポリヌクレオチドに完全に相補的であり、かつ前記標的ポリヌクレオチドに対するミスマッチを含む、請求項3に記載のポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。
  21. DNAポリメラーゼからの伸長を妨害する、その3’末端で前記ブロッカーに結合したブロッキング基をさらに含む、請求項3に記載のポリヌクレオチドプライマーの組み合わせ。

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