JPH04329083A - 画面カバー開閉機構 - Google Patents
画面カバー開閉機構Info
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- JPH04329083A JPH04329083A JP3124652A JP12465291A JPH04329083A JP H04329083 A JPH04329083 A JP H04329083A JP 3124652 A JP3124652 A JP 3124652A JP 12465291 A JP12465291 A JP 12465291A JP H04329083 A JPH04329083 A JP H04329083A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screen
- cover sheet
- cover
- windows
- rollers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 2
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 19
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- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
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- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N7/00—Television systems
- H04N7/01—Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level
- H04N7/0117—Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level involving conversion of the spatial resolution of the incoming video signal
- H04N7/0122—Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level involving conversion of the spatial resolution of the incoming video signal the input and the output signals having different aspect ratios
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/64—Constructional details of receivers, e.g. cabinets or dust covers
- H04N5/65—Holding-devices for protective discs or for picture masks
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Computer Graphics (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アスペクトレシオが異
なる複数種の映像が選択的に表示される画面の前面側に
配置され上記複数の映像に対応して画面の左右両側部又
は上下両端部を開閉する画面カバーを開閉する機構に関
するものであり、簡単な構造で、かつ、小型化を図るこ
とができ、しかも、画面カバーの開閉動作が安定に行な
われるようにした新規な画面カバー開閉機構を提供しよ
うとするものである。
なる複数種の映像が選択的に表示される画面の前面側に
配置され上記複数の映像に対応して画面の左右両側部又
は上下両端部を開閉する画面カバーを開閉する機構に関
するものであり、簡単な構造で、かつ、小型化を図るこ
とができ、しかも、画面カバーの開閉動作が安定に行な
われるようにした新規な画面カバー開閉機構を提供しよ
うとするものである。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビジョン放送のハイビジョン
化が進められ、これが実現されると、テレビ画面はアス
ペクトレシオが4:3のものと16:9のものとが共存
することになる。
化が進められ、これが実現されると、テレビ画面はアス
ペクトレシオが4:3のものと16:9のものとが共存
することになる。
【0003】そして、現行のテレビジョン放送、例えば
、NTSC方式、PAL方式、SECAM方式等を受信
するテレビジョン受像機(アスペクトレシオ4:3)で
、ハイビジョン放送を受信し、画像表示をするためには
、ハイビジョン方式の画面のうち左右両側を切り捨てて
現行の画面(4:3)に表示する方法と、ハイビジョン
方式の画面を水平方向及び垂直方向に圧縮して、アスペ
クトレシオ16:9のまま現行のテレビジョン受像機の
画面(4:3)にはめ込む方法とが行なわれることとな
る。
、NTSC方式、PAL方式、SECAM方式等を受信
するテレビジョン受像機(アスペクトレシオ4:3)で
、ハイビジョン放送を受信し、画像表示をするためには
、ハイビジョン方式の画面のうち左右両側を切り捨てて
現行の画面(4:3)に表示する方法と、ハイビジョン
方式の画面を水平方向及び垂直方向に圧縮して、アスペ
クトレシオ16:9のまま現行のテレビジョン受像機の
画面(4:3)にはめ込む方法とが行なわれることとな
る。
【0004】前者にあっては、折角、ハイビジョン方式
で送信された映像のうち一部しか表示できないため、採
用され難く、依って、後者のように、ハイビジョン方式
の画像を圧縮し、アスペクトレシオ16:9のままで、
現行の画面にはめ込むことが好ましい。
で送信された映像のうち一部しか表示できないため、採
用され難く、依って、後者のように、ハイビジョン方式
の画像を圧縮し、アスペクトレシオ16:9のままで、
現行の画面にはめ込むことが好ましい。
【0005】また、ハイビジョン方式のテレビジョン受
像機(アスペクトレシオ16:9)で現行の放送を受信
して、画像表示をする場合には画面の左右両側は使用し
ないで、アスペクトレシオ4:3に相当する部分だけを
使用することが考えられる。
像機(アスペクトレシオ16:9)で現行の放送を受信
して、画像表示をする場合には画面の左右両側は使用し
ないで、アスペクトレシオ4:3に相当する部分だけを
使用することが考えられる。
【0006】このようにするための1つの手段として、
非表示領域は発光させないでおくことが考えられるが、
そのようにすると、当該画面の発光要素、例えば、蛍光
体の使用による劣化の進度がアスペクトレシオの異なる
画面表示をしたときでも常時映像が表示される領域(以
下、「共通領域」と言う。)と該共通領域以外の領域(
以下、「非共通領域」と言う。)とで異なるため、画面
全面を使用する映像を表示した際上記2つの領域の輝度
が相違してしまうという問題がある。
非表示領域は発光させないでおくことが考えられるが、
そのようにすると、当該画面の発光要素、例えば、蛍光
体の使用による劣化の進度がアスペクトレシオの異なる
画面表示をしたときでも常時映像が表示される領域(以
下、「共通領域」と言う。)と該共通領域以外の領域(
以下、「非共通領域」と言う。)とで異なるため、画面
全面を使用する映像を表示した際上記2つの領域の輝度
が相違してしまうという問題がある。
【0007】そこで、このような映像装置には非共通領
域に対応した部分を開閉自在に覆う画面カバーを設け、
画面のうち共通領域のみが使用されるときは画面の非共
通領域を上記画面カバーによって覆い、画面全面が使用
されるときは画面カバーを画面の全面を開放する位置に
移動させるようにすることが提案されている。
域に対応した部分を開閉自在に覆う画面カバーを設け、
画面のうち共通領域のみが使用されるときは画面の非共
通領域を上記画面カバーによって覆い、画面全面が使用
されるときは画面カバーを画面の全面を開放する位置に
移動させるようにすることが提案されている。
【0008】図11及び図12はそのような画面カバー
を備えた画面カバー開閉機構の一例aを示すものである
。
を備えた画面カバー開閉機構の一例aを示すものである
。
【0009】尚、この従来の画面カバー開閉機構aは画
面の左右両端部を開閉するものである。
面の左右両端部を開閉するものである。
【0010】同図において、bはブラウン管、cは該ブ
ラウン管bの発光面、dは該発光面cの左右両側部e、
eを除く領域、即ち、共通領域であり、現行テレビジョ
ン放送の映像が表示される領域、f、fはブラウン管c
の左右両脇の位置に各別に配置されたフレキシブルな画
面カバーであり、該画面カバーf、fは図11に示すよ
うにその一端部g、gが発光面cの左右両側部e、eと
各別に対向した第1の位置と図12に示すように上記一
端部g、gが発光面cから外れた第2の位置との間を移
動され、その移動経路は図示しない案内手段によって案
内されるようになっている。
ラウン管bの発光面、dは該発光面cの左右両側部e、
eを除く領域、即ち、共通領域であり、現行テレビジョ
ン放送の映像が表示される領域、f、fはブラウン管c
の左右両脇の位置に各別に配置されたフレキシブルな画
面カバーであり、該画面カバーf、fは図11に示すよ
うにその一端部g、gが発光面cの左右両側部e、eと
各別に対向した第1の位置と図12に示すように上記一
端部g、gが発光面cから外れた第2の位置との間を移
動され、その移動経路は図示しない案内手段によって案
内されるようになっている。
【0011】h、hは画面カバーf、fの他端部i、i
が各別に固定されたスプールであり、図示しない駆動手
段によって軸回り方向へ回転され、これらスプールh、
hが回転することにより画面カバーf、fが移動する。
が各別に固定されたスプールであり、図示しない駆動手
段によって軸回り方向へ回転され、これらスプールh、
hが回転することにより画面カバーf、fが移動する。
【0012】しかして、画面カバーf、fが第1の位置
に来ている状態からスプールh、hが画面カバーf、f
を巻き取る方向へ所定量回転すると画面カバーf、fが
第2の位置へと移動して発光面cの全体が開放され、こ
の状態でハイビジョン放送の映像の表示が行なわれ、ま
た、この状態からスプールh、hが上記方向と反対の方
向、即ち、画面カバーf、fの巻き取った部分を繰り出
す方向へ回転すると画面カバーf、fが第1の位置へと
移動して発光部cの左右両側部e、eが画面カバーf、
fにより覆われ、現行のテレビジョン放送の映像の表示
はこの状態で行なわれる。
に来ている状態からスプールh、hが画面カバーf、f
を巻き取る方向へ所定量回転すると画面カバーf、fが
第2の位置へと移動して発光面cの全体が開放され、こ
の状態でハイビジョン放送の映像の表示が行なわれ、ま
た、この状態からスプールh、hが上記方向と反対の方
向、即ち、画面カバーf、fの巻き取った部分を繰り出
す方向へ回転すると画面カバーf、fが第1の位置へと
移動して発光部cの左右両側部e、eが画面カバーf、
fにより覆われ、現行のテレビジョン放送の映像の表示
はこの状態で行なわれる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
画面カバー開閉機構aにあっては、スプールh、hが画
面を挟んで左右に離間して位置されているため、これら
を同時に駆動するためには、2つの駆動源を電気的に同
期を取り駆動するか、又は1つの駆動源を機械的に連結
して同期を取る必要がある。
画面カバー開閉機構aにあっては、スプールh、hが画
面を挟んで左右に離間して位置されているため、これら
を同時に駆動するためには、2つの駆動源を電気的に同
期を取り駆動するか、又は1つの駆動源を機械的に連結
して同期を取る必要がある。
【0014】即ち、前者にあっては、機械的に2つのス
プールh、hの同期を取るものでないため、画面カバー
f、fの動き具合によりズレが生じやすく、ズレが生じ
た場合、画面カバーf、fの開度が異なってしまうとい
う問題がある。
プールh、hの同期を取るものでないため、画面カバー
f、fの動き具合によりズレが生じやすく、ズレが生じ
た場合、画面カバーf、fの開度が異なってしまうとい
う問題がある。
【0015】また、後者にあっては機械的に2つのスプ
ールh、hの同期を図るため両画面カバーf、fの開度
に差は生じないが、ブラウン管c等を挟んで駆動源と2
つのスプールh、hとを各別に連結しなければならず、
その構造は複雑かつ大掛りなものになってしまうという
問題があった。
ールh、hの同期を図るため両画面カバーf、fの開度
に差は生じないが、ブラウン管c等を挟んで駆動源と2
つのスプールh、hとを各別に連結しなければならず、
その構造は複雑かつ大掛りなものになってしまうという
問題があった。
【0016】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明画面カバ
ー開閉機構は、上記した課題を解決するために、アスペ
クトレシオが異なる複数種の映像が選択的に表示される
画面の左右両側縁又は上下両側縁よりも外側の位置に上
下方向又は左右方向へ延びるように2つのローラを配置
し、該2つのローラの間に無端状にカバーシートを巻き
付け、該カバーシートには適宜離間した位置に2つの窓
を形成して上記ローラを回転して上記2つの窓の重なり
量を変化させることで該2つの窓が重なった部分を通し
て見える画面の左右幅又は上下幅を変更するようにした
ものである。
ー開閉機構は、上記した課題を解決するために、アスペ
クトレシオが異なる複数種の映像が選択的に表示される
画面の左右両側縁又は上下両側縁よりも外側の位置に上
下方向又は左右方向へ延びるように2つのローラを配置
し、該2つのローラの間に無端状にカバーシートを巻き
付け、該カバーシートには適宜離間した位置に2つの窓
を形成して上記ローラを回転して上記2つの窓の重なり
量を変化させることで該2つの窓が重なった部分を通し
て見える画面の左右幅又は上下幅を変更するようにした
ものである。
【0017】
【作用】従って、本発明画面カバー開閉機構によれば、
画面を挟んで配設された2つのローラとカバーシートと
ローラを回転させる駆動源とで構成されているため、そ
の構造はきわめて簡単で、かつ、小型(薄型化)にする
ことができ、また、非共通領域を開閉する2つの画面カ
バーは無端状のカバーシートの一部に形成されているた
め、これらは物理的(機械的)に連結され、両画面カバ
ーの動きは常時、同期が取れた状態となり、両画面カバ
ーの動きにズレが生ぜず、従って、非共通領域の開度を
常に同じにすることができて安定した開閉動作を行なう
ことができる。
画面を挟んで配設された2つのローラとカバーシートと
ローラを回転させる駆動源とで構成されているため、そ
の構造はきわめて簡単で、かつ、小型(薄型化)にする
ことができ、また、非共通領域を開閉する2つの画面カ
バーは無端状のカバーシートの一部に形成されているた
め、これらは物理的(機械的)に連結され、両画面カバ
ーの動きは常時、同期が取れた状態となり、両画面カバ
ーの動きにズレが生ぜず、従って、非共通領域の開度を
常に同じにすることができて安定した開閉動作を行なう
ことができる。
【0018】
【実施例】以下に、本発明画面カバー開閉機構の詳細を
添付図面に示した各実施例に従って説明する。
添付図面に示した各実施例に従って説明する。
【0019】先ず、本発明画面カバー開閉機構の原理に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0020】図1乃至図3は本発明画面カバー開閉機構
1を原理的に示すものである。
1を原理的に示すものである。
【0021】2は画面であり、左右方向へ長い長方形状
を為し、ハイビジョン放送の映像は上記画面2の全体を
使用して表示され、現行テレビジョン放送の映像は上記
画面2のうち左右両側部2a、2a(以下、「非共通領
域」と言う。)を除く領域2b(以下、「共通領域」と
言う。)を使用して表示される。
を為し、ハイビジョン放送の映像は上記画面2の全体を
使用して表示され、現行テレビジョン放送の映像は上記
画面2のうち左右両側部2a、2a(以下、「非共通領
域」と言う。)を除く領域2b(以下、「共通領域」と
言う。)を使用して表示される。
【0022】3は無端状に形成された不透明なカバーシ
ートであり、その上下幅は上記画面2の上下幅より稍大
きく、また、その長さは画面2の左右幅の2倍の長さよ
り長く形成されている。
ートであり、その上下幅は上記画面2の上下幅より稍大
きく、また、その長さは画面2の左右幅の2倍の長さよ
り長く形成されている。
【0023】4、4´はカバーシート3に形成された窓
であり、上記画面と略同じ大きさに形成され、かつ、両
者4、4´の両端間の間隔は同じにされている。
であり、上記画面と略同じ大きさに形成され、かつ、両
者4、4´の両端間の間隔は同じにされている。
【0024】5、5´は画面2を挟んで左右両脇で左右
方向から見て画面2に前方から近接した位置に各別に、
かつ、上下方向へ延びるように配置されたローラであり
、これら2本のローラ5と5´との間に上記カバーシー
ト3が無端状に巻き付けられており、また、これら2本
のローラ5、5´の一方5は図示しないモータにより回
転され、ローラ5が回転することによってカバーシート
3が走行されるようになっている。
方向から見て画面2に前方から近接した位置に各別に、
かつ、上下方向へ延びるように配置されたローラであり
、これら2本のローラ5と5´との間に上記カバーシー
ト3が無端状に巻き付けられており、また、これら2本
のローラ5、5´の一方5は図示しないモータにより回
転され、ローラ5が回転することによってカバーシート
3が走行されるようになっている。
【0025】そこで、カバーシート3が図1に示す第1
の位置、即ち、窓4と4´が前方から見て一致した位置
に来ている状態では画面2の全面が窓4と4´を通して
前方に向って露出される。
の位置、即ち、窓4と4´が前方から見て一致した位置
に来ている状態では画面2の全面が窓4と4´を通して
前方に向って露出される。
【0026】また、この状態からカバーシート3が所定
量、即ち、画面2の非共通領域2a、2aの左右幅と同
じ距離走行して図2に示す第2の位置に来た状態ではカ
バーシート3のうち前側の窓4の右側縁寄り部分3aが
画面2の右側部2aを覆うと共に後側の窓4´の左側縁
寄り部分3bが画面2の左側部2aを覆うので、画面2
の共通領域2bだけを前方から視認することができる状
態になる。
量、即ち、画面2の非共通領域2a、2aの左右幅と同
じ距離走行して図2に示す第2の位置に来た状態ではカ
バーシート3のうち前側の窓4の右側縁寄り部分3aが
画面2の右側部2aを覆うと共に後側の窓4´の左側縁
寄り部分3bが画面2の左側部2aを覆うので、画面2
の共通領域2bだけを前方から視認することができる状
態になる。
【0027】しかして、カバーシート3が第1の位置に
来た状態では窓4、4´を通して見える画面2の左右幅
W1は画面2の左右幅全体の長さと同じなり、また、カ
バーシート3が第2の位置に来た状態では窓4、4´を
通して見える画面2の左右幅W2は共通領域2bの左右
幅と同じになる。
来た状態では窓4、4´を通して見える画面2の左右幅
W1は画面2の左右幅全体の長さと同じなり、また、カ
バーシート3が第2の位置に来た状態では窓4、4´を
通して見える画面2の左右幅W2は共通領域2bの左右
幅と同じになる。
【0028】図4乃至図9は上記画面カバー開閉機構1
を液晶式プロジェクタ用の画面カバー開閉機構1Aとし
て具体化した第1の実施例を示すものである。
を液晶式プロジェクタ用の画面カバー開閉機構1Aとし
て具体化した第1の実施例を示すものである。
【0029】6は液晶式プロジェクタ(図面では前面部
のみを示す。)、7はその外筐(図面では前面部のみを
示す。)、8は該外筐7の前面壁であり、該前面壁8に
は左右方向に長い長方形状をした窓9が形成されている
。
のみを示す。)、7はその外筐(図面では前面部のみを
示す。)、8は該外筐7の前面壁であり、該前面壁8に
は左右方向に長い長方形状をした窓9が形成されている
。
【0030】10は外筐6の内部に配置された画面枠で
あり、その前面開口10aは上記窓9に近接したところ
に位置している。
あり、その前面開口10aは上記窓9に近接したところ
に位置している。
【0031】11は液晶式表示パネルであり、上記画面
枠10の前面開口10aを塞ぐように画面枠10に取着
されており、この液晶式表示パネル11にはハイビジョ
ン放送の映像と現行テレビジョン放送の映像のいずれか
一方が選択的に表示され、ハイビジョン放送の映像は液
晶式表示パネル11の全面を使用して表示され、現行テ
レビジョン放送の映像は液晶式表示パネル11の左右両
側部11a、11a(以下、「非共通領域」と言う。)
を除く領域11b(以下、「共通領域」と言う。)を使
用して表示される。
枠10の前面開口10aを塞ぐように画面枠10に取着
されており、この液晶式表示パネル11にはハイビジョ
ン放送の映像と現行テレビジョン放送の映像のいずれか
一方が選択的に表示され、ハイビジョン放送の映像は液
晶式表示パネル11の全面を使用して表示され、現行テ
レビジョン放送の映像は液晶式表示パネル11の左右両
側部11a、11a(以下、「非共通領域」と言う。)
を除く領域11b(以下、「共通領域」と言う。)を使
用して表示される。
【0032】また、外筐6の窓9は液晶式表示パネル1
1と略同じ大きさに形成されている。
1と略同じ大きさに形成されている。
【0033】画面カバー開閉機構1Aは、2本のメイン
ローラと、該2本のメインローラに無端状に巻き付けら
れたカバーシートと、該カバーシートの前後2つの走行
経路をそれらが互いに近接するように規制するサブロー
ラと、2本のメインローラの一方を回転させる駆動手段
等から成る。
ローラと、該2本のメインローラに無端状に巻き付けら
れたカバーシートと、該カバーシートの前後2つの走行
経路をそれらが互いに近接するように規制するサブロー
ラと、2本のメインローラの一方を回転させる駆動手段
等から成る。
【0034】12、12は外筐7の内部であって画面枠
10の前端部を挟んで互いに上下方向で対向した位置に
それぞれ配設された支持板である。
10の前端部を挟んで互いに上下方向で対向した位置に
それぞれ配設された支持板である。
【0035】13及び14は円柱状をしたメインローラ
であり、画面枠10の前端部の左右両脇の位置であって
、画面枠10から略同じ距離離間した位置に上下方向に
延び互いに平行になるように配置されている。
であり、画面枠10の前端部の左右両脇の位置であって
、画面枠10から略同じ距離離間した位置に上下方向に
延び互いに平行になるように配置されている。
【0036】メインローラ13、14の上端面及び下端
面の中心部に円柱状をした軸部13a、13a、14a
、14aが上方又は下方へ向けて突設されており、該軸
部13a、13a、14a、14aが上記支持板12、
12に回転自在に支持されており、左右方向から見て、
その外周面の前端が画面枠10と前面壁8との間に位置
するようにされている。
面の中心部に円柱状をした軸部13a、13a、14a
、14aが上方又は下方へ向けて突設されており、該軸
部13a、13a、14a、14aが上記支持板12、
12に回転自在に支持されており、左右方向から見て、
その外周面の前端が画面枠10と前面壁8との間に位置
するようにされている。
【0037】また、メインローラ13、14のうち一方
のメインローラ13の上下の軸部13a、13a寄りの
部分13b、13bはその他の部分13cより稍小径に
形成され(図7参照)、これら部分13b、13bにゴ
ム等摩擦係数の高い材料から成る摩擦リング15、15
が外嵌され、該摩擦リング15、15の外周面はメイン
ローラ13の上記部分13cの外周面と略同じか又は稍
突出するように形成されている。
のメインローラ13の上下の軸部13a、13a寄りの
部分13b、13bはその他の部分13cより稍小径に
形成され(図7参照)、これら部分13b、13bにゴ
ム等摩擦係数の高い材料から成る摩擦リング15、15
が外嵌され、該摩擦リング15、15の外周面はメイン
ローラ13の上記部分13cの外周面と略同じか又は稍
突出するように形成されている。
【0038】16、16´はメインローラ13及び14
より細い円柱状をしたサブローラであり、その上下両端
部が支持板12、12に回転自在に支持されると共に、
メインローラ13及び14と画面枠10との間に各別に
、かつ、メインローラ13、14の外周面の前端間を結
んだ線よりも稍後方に位置した状態でメインローラ13
及び14に対して平行になるように配置されている。
より細い円柱状をしたサブローラであり、その上下両端
部が支持板12、12に回転自在に支持されると共に、
メインローラ13及び14と画面枠10との間に各別に
、かつ、メインローラ13、14の外周面の前端間を結
んだ線よりも稍後方に位置した状態でメインローラ13
及び14に対して平行になるように配置されている。
【0039】17はカバーシートであり、例えば、ナイ
ロン等比較的伸縮性の少ないシート状材料によって帯状
を為すように形成されており、その上下幅は液晶式表示
パネル11の上下幅より稍広く、また、その長さは液晶
式表示パネル11の左右幅の長さの2倍よりある程度長
く形成されている。
ロン等比較的伸縮性の少ないシート状材料によって帯状
を為すように形成されており、その上下幅は液晶式表示
パネル11の上下幅より稍広く、また、その長さは液晶
式表示パネル11の左右幅の長さの2倍よりある程度長
く形成されている。
【0040】カバーシート17の左右両端部には互いに
反対側に向って略コ字状に開口した切欠18、18が形
成されると共に、これら切欠18、18を形成する上下
両側枠18a、18a、・・・の先端部には上方から見
て略L字形をしたバネ掛部材19、19、・・・がその
バネ掛け部19a、19a、・・・が後方に突出する向
きで接着固定されている。
反対側に向って略コ字状に開口した切欠18、18が形
成されると共に、これら切欠18、18を形成する上下
両側枠18a、18a、・・・の先端部には上方から見
て略L字形をしたバネ掛部材19、19、・・・がその
バネ掛け部19a、19a、・・・が後方に突出する向
きで接着固定されている。
【0041】また、上記切欠18、18はその上下幅寸
法が前記液晶式表示パネル11の上下幅寸法と略同じで
、左右幅寸法が液晶式表示パネル11の左右幅寸法の半
分よりも稍小さく形成されている。
法が前記液晶式表示パネル11の上下幅寸法と略同じで
、左右幅寸法が液晶式表示パネル11の左右幅寸法の半
分よりも稍小さく形成されている。
【0042】20はカバーシート17の左右長さ方向の
略中央部に形成された窓であり、該窓20の大きさは前
記液晶式表示パネル11の正面形状の大きさと略同じに
形成されている。
略中央部に形成された窓であり、該窓20の大きさは前
記液晶式表示パネル11の正面形状の大きさと略同じに
形成されている。
【0043】そして、このようなカバーシート17はメ
インローラ13及び14とサブローラ16、16´とに
図4で示すように巻き付けられると共にその両端部のバ
ネ掛部19、19、・・・にそれぞれ引張バネ21、2
1が張設されて無端状に連結される。
インローラ13及び14とサブローラ16、16´とに
図4で示すように巻き付けられると共にその両端部のバ
ネ掛部19、19、・・・にそれぞれ引張バネ21、2
1が張設されて無端状に連結される。
【0044】即ち、カバーシート17はその窓20がメ
インローラ13と14との間であってその略中央部に位
置するようにメインローラ13、14の前側に位置し、
カバーシート17の左右両端側の部分がメインローラ1
3又は14にそれぞれ略270度巻回された後、サブロ
ーラ16、16´に略90度巻回されて両端部の前記切
欠18、18が前方から見て窓20にそれぞれ重なるよ
うに配置される。
インローラ13と14との間であってその略中央部に位
置するようにメインローラ13、14の前側に位置し、
カバーシート17の左右両端側の部分がメインローラ1
3又は14にそれぞれ略270度巻回された後、サブロ
ーラ16、16´に略90度巻回されて両端部の前記切
欠18、18が前方から見て窓20にそれぞれ重なるよ
うに配置される。
【0045】そして、カバーシート17の周方向の両端
部に固着されたバネ掛部材19、19、・・・のうち、
それぞれ対向するもの同士の間に引張バネ21、21が
各別に張設される。
部に固着されたバネ掛部材19、19、・・・のうち、
それぞれ対向するもの同士の間に引張バネ21、21が
各別に張設される。
【0046】これにより、カバーシート17は無端状に
されると共に、上記2つのコ字形をした切欠18、18
が互いにその開口側において合わされることによりカバ
ーシート17の前側に位置した部分17a(以下、「前
側シート」と言う。)の窓20とは別のもう一つの窓2
0´がカバーシート17の後側の部分(以下、「後側シ
ート」と言う。)に形成され、また、該窓20´は上記
窓20と略同じ大きさを有している。
されると共に、上記2つのコ字形をした切欠18、18
が互いにその開口側において合わされることによりカバ
ーシート17の前側に位置した部分17a(以下、「前
側シート」と言う。)の窓20とは別のもう一つの窓2
0´がカバーシート17の後側の部分(以下、「後側シ
ート」と言う。)に形成され、また、該窓20´は上記
窓20と略同じ大きさを有している。
【0047】また、カバーシート17はその両端部が引
張バネ21、21を介して連結されることで無端状に形
成されるので、メインローラ13、14及びサブローラ
16、16´には常に弛みのない状態で巻き付けられて
おり、特に、メインローラ13に対してはその摩擦リン
グ15、15との間でスリップが生じないように密着状
に巻き付けられ、これにより、メインローラ13を回転
すると、カバーシート17が走行される。
張バネ21、21を介して連結されることで無端状に形
成されるので、メインローラ13、14及びサブローラ
16、16´には常に弛みのない状態で巻き付けられて
おり、特に、メインローラ13に対してはその摩擦リン
グ15、15との間でスリップが生じないように密着状
に巻き付けられ、これにより、メインローラ13を回転
すると、カバーシート17が走行される。
【0048】22はメインローラ13の上側の軸部13
aに固定された入力ギヤであり、図示しない駆動部によ
り回転され、これによりメインローラ13が回転される
。
aに固定された入力ギヤであり、図示しない駆動部によ
り回転され、これによりメインローラ13が回転される
。
【0049】23、24はカバーシート17の前面側に
位置された化粧板であり、前方から見てカバーシート1
7の上下幅と略同じ長さで、また、液晶式表示パネル1
1の非共通領域11a、11aの左右幅と略同じ左右幅
に形成されている。
位置された化粧板であり、前方から見てカバーシート1
7の上下幅と略同じ長さで、また、液晶式表示パネル1
1の非共通領域11a、11aの左右幅と略同じ左右幅
に形成されている。
【0050】一方の化粧板23はその左側縁と前側に位
置した窓20の右側縁とが前方から見て一致するように
前側シート17aに固定されている。
置した窓20の右側縁とが前方から見て一致するように
前側シート17aに固定されている。
【0051】他方の化粧板24の上端縁及び下端縁には
それぞれの右端部から後方に向けて突片24a、24a
が一体に突設され、更に、該突片24aと24aのそれ
ぞれの後端部を連結する後片24bが一体に形成されて
おり、これにより、他方の化粧板24の右側背面部に縦
長で左右方向を向いた挿通孔24cが形成されている。
それぞれの右端部から後方に向けて突片24a、24a
が一体に突設され、更に、該突片24aと24aのそれ
ぞれの後端部を連結する後片24bが一体に形成されて
おり、これにより、他方の化粧板24の右側背面部に縦
長で左右方向を向いた挿通孔24cが形成されている。
【0052】そして、他方の化粧板24の挿通孔24c
に前側シート17aと後側シート17bが挿通され、か
つ、上記後片24bが後側シート17bの窓20´の左
側縁と化粧板24の右側縁とが前方から見て一致するよ
うに後側シート17bに固定されている。
に前側シート17aと後側シート17bが挿通され、か
つ、上記後片24bが後側シート17bの窓20´の左
側縁と化粧板24の右側縁とが前方から見て一致するよ
うに後側シート17bに固定されている。
【0053】しかして、カバーシート17が走行される
と、その前側シート17aに形成された窓20及び一方
の化粧板23と後側シート17bに形成された窓20´
及び他方の化粧板24とは互いに左右反対の方向へ移動
される。
と、その前側シート17aに形成された窓20及び一方
の化粧板23と後側シート17bに形成された窓20´
及び他方の化粧板24とは互いに左右反対の方向へ移動
される。
【0054】そこで、カバーシート17が図4、図5及
び図8に示すように、2つの窓20と20´が前方から
見て互いに一致した第1の位置に来ると、液晶式表示パ
ネル11の全体が窓20及び20´と一致し、この状態
で、窓20及び20´を通して液晶式表示パネル11の
全面を見ることができ、この状態でハイビジョン放送を
受信すると、その映像のすべてを窓20及び20´を通
して視認することができる。
び図8に示すように、2つの窓20と20´が前方から
見て互いに一致した第1の位置に来ると、液晶式表示パ
ネル11の全体が窓20及び20´と一致し、この状態
で、窓20及び20´を通して液晶式表示パネル11の
全面を見ることができ、この状態でハイビジョン放送を
受信すると、その映像のすべてを窓20及び20´を通
して視認することができる。
【0055】また、この状態からメインローラ13が上
方から見て時計回り方向に回転すと、カバーシート17
はその前側シート17aは左方へ向って、また、後側シ
ート17bは右方へ向ってそれぞれ移動されるので、窓
20及び一方の化粧板23は左方へ、別の窓20´及び
他方の化粧板24は右方へそれぞれ移動されて行き、こ
れにより、2つの窓20と20´との重なり量が左右方
向で減少し、これら窓20、20´を通して見える液晶
式表示パネル11の左右幅が小さくなる。
方から見て時計回り方向に回転すと、カバーシート17
はその前側シート17aは左方へ向って、また、後側シ
ート17bは右方へ向ってそれぞれ移動されるので、窓
20及び一方の化粧板23は左方へ、別の窓20´及び
他方の化粧板24は右方へそれぞれ移動されて行き、こ
れにより、2つの窓20と20´との重なり量が左右方
向で減少し、これら窓20、20´を通して見える液晶
式表示パネル11の左右幅が小さくなる。
【0056】そして、カバーシート17のこの方向への
走行は図6及び図9に示す第2の位置に来たところで停
止し、この状態では化粧板23及び24が液晶式表示パ
ネル11の非共通領域11a、11aを前方から覆い、
窓20、20´を通して見える液晶式表示パネル11は
前記共通領域11bだけとなり、この状態で現行テレビ
ジョン放送を受信するとその映像が表示される部分だけ
が、窓20及び20´を通して視認することができる。
走行は図6及び図9に示す第2の位置に来たところで停
止し、この状態では化粧板23及び24が液晶式表示パ
ネル11の非共通領域11a、11aを前方から覆い、
窓20、20´を通して見える液晶式表示パネル11は
前記共通領域11bだけとなり、この状態で現行テレビ
ジョン放送を受信するとその映像が表示される部分だけ
が、窓20及び20´を通して視認することができる。
【0057】尚、カバーシート17はメインローラ13
、14及びサブローラ16、16´に上記したように巻
き付けたので、前側シート17aと後側シート17bと
の間の間隔が殆んどなく、従って、前後2つの窓20と
20´は略一つの平面内に位置する如く見え、あたかも
1つの窓であるかのように見える。
、14及びサブローラ16、16´に上記したように巻
き付けたので、前側シート17aと後側シート17bと
の間の間隔が殆んどなく、従って、前後2つの窓20と
20´は略一つの平面内に位置する如く見え、あたかも
1つの窓であるかのように見える。
【0058】図10は本発明画面カバー開閉機構の第2
の実施例を示すものである。
の実施例を示すものである。
【0059】尚、この第2の実施例に示す画面カバー開
閉機構1Bが前記第1の実施例に示した画面カバー開閉
機構1Aと比較して相違する点は、カバーシートを走行
させるためのシート走行手段のみであるので、図面には
要部のみを示し、また、その説明は上記相違点について
のみ行ない、他の部分については図面の各部に前記画面
カバー開閉機構1Aにおける同様の部分に付した符号と
同じ符号又はそれにアルファベットの付加記号を付した
符号を付することにより説明を省略する。
閉機構1Bが前記第1の実施例に示した画面カバー開閉
機構1Aと比較して相違する点は、カバーシートを走行
させるためのシート走行手段のみであるので、図面には
要部のみを示し、また、その説明は上記相違点について
のみ行ない、他の部分については図面の各部に前記画面
カバー開閉機構1Aにおける同様の部分に付した符号と
同じ符号又はそれにアルファベットの付加記号を付した
符号を付することにより説明を省略する。
【0060】17Aはカバーシートであり、予め無端状
に形成される。
に形成される。
【0061】25はカバーシート17Aが巻き付けられ
る一方のメインローラであり、下端面が閉塞され円筒状
をした主部26と、該主部26の下端面の中心部から下
方に向けて突出し中空な軸状をした被支持部27とが一
体に形成され、該被支持部27の孔27aは主部26の
孔26aと連通している。
る一方のメインローラであり、下端面が閉塞され円筒状
をした主部26と、該主部26の下端面の中心部から下
方に向けて突出し中空な軸状をした被支持部27とが一
体に形成され、該被支持部27の孔27aは主部26の
孔26aと連通している。
【0062】28は減速機構付のモータであり、上記メ
インローラ25の主部26の孔26aの上部に内嵌状に
固定されており、その出力軸28aはメインローラ25
と同軸上に位置されると共にその大部分はメインローラ
25から上方へ突出されている。
インローラ25の主部26の孔26aの上部に内嵌状に
固定されており、その出力軸28aはメインローラ25
と同軸上に位置されると共にその大部分はメインローラ
25から上方へ突出されている。
【0063】そして、メインローラ25の被支持部27
は下側の支持板12に固定された軸受部材29に回転自
在に支持され、モータ28の出力軸28aの上端部は上
側の支持板12に固定された支持部材30に回転不能に
支持される。
は下側の支持板12に固定された軸受部材29に回転自
在に支持され、モータ28の出力軸28aの上端部は上
側の支持板12に固定された支持部材30に回転不能に
支持される。
【0064】しかして、モータ28に通電すると、その
出力軸28a以外の部分が回転し、これにより、メイン
ローラ25が回転され、カバーシート17Aを走行させ
ることとなる。
出力軸28a以外の部分が回転し、これにより、メイン
ローラ25が回転され、カバーシート17Aを走行させ
ることとなる。
【0065】尚、メインローラ25を太径とすることに
よりその外周面の周方向長さが非共通領域11aの左右
幅の長さよりも長い場合にはメインローラ25を1回転
以上回転させることはないので、カバーシート17Aの
一部をメインローラ25に固着するようにしても良い。 このようにすることにより、メインローラ25とカバー
シート17Aとの間ですべりが生ぜず、更に安定したカ
バーシート17Aの走行をさせることができる。
よりその外周面の周方向長さが非共通領域11aの左右
幅の長さよりも長い場合にはメインローラ25を1回転
以上回転させることはないので、カバーシート17Aの
一部をメインローラ25に固着するようにしても良い。 このようにすることにより、メインローラ25とカバー
シート17Aとの間ですべりが生ぜず、更に安定したカ
バーシート17Aの走行をさせることができる。
【0066】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明画面カバー開閉機構は、アスペクトレシオが
異なる複数種の映像が選択的に表示される画面の前面側
に配置され上記複数種の映像に対応して画面の左右両側
部又は上下両端部を開閉する画面カバーを開閉する機構
であって、当該画面の左右両側縁又は上下両側縁よりも
外側の位置に上下方向又は左右方向へ延びるように配置
された2つのローラと、上記2つのローラの間に無端状
に巻き付けられ、長さ方向に適宜離間した位置に2つの
窓が形成されたカバーシートと、上記ローラを回転させ
ることでカバーシートを走行させるシート走行手段とを
備え、カバーシートを走行させて上記2つの窓の重なり
量を変化させることで該2つの窓が重なった部分を通し
て見える画面の左右幅又は上下幅を変更するようにした
ことを特徴とする。
に、本発明画面カバー開閉機構は、アスペクトレシオが
異なる複数種の映像が選択的に表示される画面の前面側
に配置され上記複数種の映像に対応して画面の左右両側
部又は上下両端部を開閉する画面カバーを開閉する機構
であって、当該画面の左右両側縁又は上下両側縁よりも
外側の位置に上下方向又は左右方向へ延びるように配置
された2つのローラと、上記2つのローラの間に無端状
に巻き付けられ、長さ方向に適宜離間した位置に2つの
窓が形成されたカバーシートと、上記ローラを回転させ
ることでカバーシートを走行させるシート走行手段とを
備え、カバーシートを走行させて上記2つの窓の重なり
量を変化させることで該2つの窓が重なった部分を通し
て見える画面の左右幅又は上下幅を変更するようにした
ことを特徴とする。
【0067】従って、本発明画面カバー開閉機構によれ
ば、画面を挟んで配設された2つのローラとカバーシー
トとローラを回転させる駆動源とで構成されているため
、その構造はきわめて簡単で、かつ、小型(薄型化)に
することができ、また、非共通領域を開閉する2つの画
面カバーは無端状のカバーシートの一部に形成されてい
るため、これらは物理的(機械的)に連結され、両画面
カバーの動きは常時、同期が取れた状態となり、両画面
カバーの動きにズレが生ぜず、従って、非共通領域の開
度を常に同じにすることができて安定した開閉動作を行
なうことができる。
ば、画面を挟んで配設された2つのローラとカバーシー
トとローラを回転させる駆動源とで構成されているため
、その構造はきわめて簡単で、かつ、小型(薄型化)に
することができ、また、非共通領域を開閉する2つの画
面カバーは無端状のカバーシートの一部に形成されてい
るため、これらは物理的(機械的)に連結され、両画面
カバーの動きは常時、同期が取れた状態となり、両画面
カバーの動きにズレが生ぜず、従って、非共通領域の開
度を常に同じにすることができて安定した開閉動作を行
なうことができる。
【0068】尚、前記各実施例において、アスペクトレ
シオの相違を画面の左右幅寸法を変更することにより対
応するようにしたが、これに限らず、画面の上下幅寸法
を変更して対応するようにしても良い。
シオの相違を画面の左右幅寸法を変更することにより対
応するようにしたが、これに限らず、画面の上下幅寸法
を変更して対応するようにしても良い。
【0069】この場合の構造は、上記各実施例における
左右方向の関係を上下方向とすることで容易に実現する
ことができる。
左右方向の関係を上下方向とすることで容易に実現する
ことができる。
【0070】また、前記実施例において本発明画面カバ
ー開閉機構を液晶式プロジェクタの画面カバーを開閉す
るものに適用したが、これに限らず、ブラウン管式表示
モニター等の画面を開閉する機構であってよいことは勿
論である。
ー開閉機構を液晶式プロジェクタの画面カバーを開閉す
るものに適用したが、これに限らず、ブラウン管式表示
モニター等の画面を開閉する機構であってよいことは勿
論である。
【0071】更に、前記実施例において、アスペクトレ
シオが相違する映像としてハイビジョン放送の映像と現
行テレビジョン放送の映像とを例示したが、これに限ら
れることはなく、また、その種類も2つに限定されるこ
とはない。
シオが相違する映像としてハイビジョン放送の映像と現
行テレビジョン放送の映像とを例示したが、これに限ら
れることはなく、また、その種類も2つに限定されるこ
とはない。
【0072】またさらに、前記実施例において示した具
体的な構成ないし形状は、本発明画面カバー開閉機構の
実施に当ってのほんの一例を示したものにすぎず、これ
らによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されては
ならない。
体的な構成ないし形状は、本発明画面カバー開閉機構の
実施に当ってのほんの一例を示したものにすぎず、これ
らによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されては
ならない。
【図1】本発明画面カバー開閉機構の原理を説明するた
めのもので、ハイビジョン放送の映像に対応させた時の
水平断面図である。
めのもので、ハイビジョン放送の映像に対応させた時の
水平断面図である。
【図2】現行テレビジョン放送の映像に対応させた時の
水平断面図である。
水平断面図である。
【図3】原理を説明するための斜視図である。
【図4】本発明画面カバー開閉機構を液晶式プロジェク
タ用の画面カバー開閉機構に適用した第1の実施例を示
し、カバーシートの一部を省略して示す斜視図である。
タ用の画面カバー開閉機構に適用した第1の実施例を示
し、カバーシートの一部を省略して示す斜視図である。
【図5】ハイビジョン放送の映像に対応させた時の水平
断面図である。
断面図である。
【図6】現行テレビジョン放送の映像に対応させた時の
水平断面図である。
水平断面図である。
【図7】一部を切り欠いて示す背面図である。
【図8】ハイビジョン放送の映像に対応させた時の要部
正面図である。
正面図である。
【図9】現行テレビジョン放送の映像に対応させた時の
要部正面図である。
要部正面図である。
【図10】本発明画面カバー開閉機構の第2の実施例を
示すもので、要部を拡大して示す垂直断面図である。
示すもので、要部を拡大して示す垂直断面図である。
【図11】従来の画面カバー開閉機構の一例を示すもの
で、現行テレビジョン放送の映像に対応させた時の平面
図である。
で、現行テレビジョン放送の映像に対応させた時の平面
図である。
【図12】ハイビジョン放送の映像に対応させた時の平
面図である。
面図である。
1 画面カバー開閉機構
2 画面
2a (画面の)左右両側部
3 カバーシート
4 窓
4´ 窓
5 ローラ
5´ ローラ
W1 (画面の)左右幅
W2 (画面の)左右幅
1A 画面カバー開閉機構
11 画面
11a (画面の)左右両側部
13 ローラ
14 ローラ
17 カバーシート
20 窓
20´ 窓
22 シート走行手段
1B 画面カバー開閉機構
17A カバーシート
25 ローラ
28 シート走行手段
Claims (1)
- 【請求項1】 アスペクトレシオが異なる複数種の映
像が選択的に表示される画面の前面側に配置され上記複
数種の映像に対応して画面の左右両側部又は上下両端部
を開閉する画面カバーを開閉する機構であって、当該画
面の左右両側縁又は上下両側縁よりも外側の位置に上下
方向又は左右方向へ延びるように配置された2つのロー
ラと、上記2つのローラの間に無端状に巻き付けられ、
長さ方向に適宜離間した位置に2つの窓が形成されたカ
バーシートと、上記ローラを回転させることでカバーシ
ートを走行させるシート走行手段とを備え、カバーシー
トを走行させて上記2つの窓の重なり量を変化させるこ
とで該2つの窓が重なった部分を通して見える画面の左
右幅又は上下幅を変更するようにしたことを特徴とする
画面カバー開閉機構。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3124652A JPH04329083A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 画面カバー開閉機構 |
US07/872,348 US5343257A (en) | 1991-04-30 | 1992-04-23 | Screen cover opening/closing device for television receiver |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3124652A JPH04329083A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 画面カバー開閉機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04329083A true JPH04329083A (ja) | 1992-11-17 |
Family
ID=14890709
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3124652A Pending JPH04329083A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 画面カバー開閉機構 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5343257A (ja) |
JP (1) | JPH04329083A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US6005642A (en) * | 1995-02-10 | 1999-12-21 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Television receiver with doors for its display screen which doors contain loudspeakers |
US5737123A (en) * | 1996-09-17 | 1998-04-07 | Donohoe; Vincent | Adjustable-aspect video projection screen |
EP0993623A2 (en) * | 1998-04-29 | 2000-04-19 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | A variable size projection screen apparatus with a projection screen that is physically resizable in a lateral direction on at least two distinct levels, and a screen arrangement for use in such apparatus |
US20020109794A1 (en) * | 2000-10-13 | 2002-08-15 | Bergman Barry R. | Display screen aspect ratio adjusting mask assembly and method |
US20040051693A1 (en) * | 2002-09-12 | 2004-03-18 | Ming-Jian Chen | Electronic screen having display panel displayed in changeable length-width ratio |
FR2865553B1 (fr) * | 2003-05-23 | 2006-04-07 | Guy Danthony | Dispositif de masques pour ecran de cinema |
US7312836B2 (en) * | 2004-02-03 | 2007-12-25 | Maxson Peter H | Television display cover |
US7808563B2 (en) * | 2004-03-15 | 2010-10-05 | Steve Sanchez | Flat panel TV screen frame system |
US8089567B2 (en) * | 2005-07-29 | 2012-01-03 | Optoma Technology, Inc. | Methods and systems for displaying video on an adjustable screen |
US20070085937A1 (en) * | 2005-10-13 | 2007-04-19 | Boss Gregory J | Internal light masking in projection systems |
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