JP2002031852A - ロール型スクリーン表出装置 - Google Patents

ロール型スクリーン表出装置

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JP2002031852A JP2000287061A JP2000287061A JP2002031852A JP 2002031852 A JP2002031852 A JP 2002031852A JP 2000287061 A JP2000287061 A JP 2000287061A JP 2000287061 A JP2000287061 A JP 2000287061A JP 2002031852 A JP2002031852 A JP 2002031852A
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    • E06B9/24Screens or other constructions affording protection against light, especially against sunshine; Similar screens for privacy or appearance; Slat blinds
    • E06B9/40Roller blinds
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    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】各種機能を有する複数のスクリーンを巻取りロ
ールに重ねて巻き付け、任意のスクリーンを簡単かつ円
滑に表出させる。 【解決手段】支持部材2に回転可能に装着された巻取り
ロール1と、該巻取りロールの最外周側に巻き取られる
第1のスクリーン3と、該第1のスクリーンの内面側に
巻き取られる少なくとも一つの第2以下の表示スクリー
ン4と、該第2以下のスクリーンの引出し端部の内面を
前記第1のスクリーンの外面に係合可能にさせる係合手
段5a、5b、5cと、前記第2以下のスクリーンの引
出し端部に設けられる引出し部6b、6cとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示、窓の遮光な
ど各種機能を有する複数のスクリーンを選択的に表出さ
せることができるロール型スクリーン表出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、支持体に取り付けられた巻取りロ
ールに表示スクリーンを引出し・停止・巻取り自在に取
り付け、必要な際は、巻取りロールに巻き取られたスク
リーンを引出し停止させ、当該スクリーンに表示された
情報を対象者に見せるようにしたロール型スクリーン表
出装置が知られている。この表出装置において、巻取り
ロールに複数のスクリーンが重ねて巻かれている形態の
ものでは、各スクリーンを一旦全部引出し、対象者側か
ら見て最も正面側のスクリーンの表側の表示を対象者に
見せるときはそのまま使用する。他方、正面側のスクリ
ーンよりも背面側に位置するスクリーンの表側の表示を
対象者に見せたいときには、当該スクリーンよりも正面
側に位置する全てのスクリーンを手で引き下げて巻取り
ロールの裏側へひっくり返して垂れ下げるように操作し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のように巻取りロ
ールに複数のスクリーンが重ねて巻かれている形態の従
来の表出装置では、正面側のスクリーンよりも背面側に
位置するスクリーンの表側の表示を対象者に見せたいと
き、前述のように当該スクリーンよりも正面側に位置す
る全てのスクリーンを、手で引き上げて巻取りロールの
裏側へ引っ張り返して垂れ下げるように操作しなければ
ならないので、スクリーンの操作が非常に面倒であっ
た。また、この操作を繰り返すためにスクリーンの損耗
が激しかった。したがって、巻取りロールに複数のスク
リーンが重ねて巻かれている形態のロール型表出装置は
ほとんど普及していない。
【0004】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
であって、各種機能を有する複数のスクリーンを巻取り
ロールに重ねて巻き付け、任意のスクリーンを簡単かつ
円滑に表出させることができるロール型スクリーン表出
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載のロール型スクリーン表出装
置は、図1〜図6に示すように、支持部材2に回転可能
に装着された巻取りロール1と、該巻取りロールの最外
周側に巻き取られる第1のスクリーン3と、該第1のス
クリーンの内面側に巻き取られる少なくとも一つの第2
以下の表示スクリーン4と、該第2以下のスクリーンの
引出し端部の内面を前記第1のスクリーンの外面に係合
可能にさせる係合手段5a、5b、5cと、前記第2以
下のスクリーンの引出し端部に設けられる引出し部6
b、6cとを備えることを特徴とし、また、請求項2記
載の発明は、図7および図8に示すように、支持部材2
に回転可能に装着された巻取りロール1と、該巻取りロ
ールを正逆転させるモータ11と、前記巻取りロールの
最外周側に巻き取られる第1のスクリーン3と、該第1
のスクリーンの内面側に巻き取られる少なくとも一つの
第2以下の表示スクリーン4と、該第2以下のスクリー
ンの引出し端部の内面に設けられる電磁石からなる係合
手段5b、5cと、前記第1のスクリーン3の外面に設
けられ前記係合手段と係合する磁性部材からなる係合手
段5aとを備えることを特徴とし、また、請求項3記載
の発明は、図9および図10に示すように、支持部材1
0に回転可能に装着された巻取りロール1および引出し
ロール8と、前記巻取りロールの最外周側に巻き取られ
る第1のスクリーン3と、該第1のスクリーンの内面側
に巻き取られる少なくとも一つの第2以下の表示スクリ
ーン4と、該第2以下のスクリーンの引出し端部の内面
に設けられる電磁石からなる係合手段5b、5cと、前
記第1のスクリーン3の外面に設けられ前記係合手段と
係合する磁性部材からなる係合手段5aと、前記第1の
スクリーンの引出し端部と前記引出しロールを連結する
ロープ34とを備えることを特徴とし、また、請求項4
記載の発明は、図11に示すように、支持部材2に回転
可能に装着された巻取りロール1と、該巻取りロールを
正逆転させるモータ11と、前記巻取りロールの最外周
側に巻き取られる第1のスクリーン3と、該第1のスク
リーンの内面側に巻き取られる少なくとも一つの第2以
下の表示スクリーン4と、該第2以下のスクリーンの引
出し端部の内面に設けられる吸引口13aからなる係合
手段と、前記吸引口に接続される制御弁およびバキュー
ムポンプとを備えることを特徴とし、また、請求項5記
載の発明は、図12〜図15に示すように、支持部材9
に回転可能に装着された巻取りロール1および引出しロ
ール8と、前記巻取りロールの最外周側に巻き取られる
第1のスクリーン3と、該第1のスクリーンの内面側に
巻き取られる少なくとも一つの第2以下の表示スクリー
ン4と、該第2以下のスクリーンの引出し端部の内面を
前記第1のスクリーンの外面に係合可能にさせる係合手
段5b、5cと、前記第1および第2以下のスクリーン
の引出し端部に設けられる引出し部材6a、6b、6c
と、前記第1のスクリーンの引出し部材6aと前記引出
しロール8を連結するロープ34と、前記各引出し部材
を選択的に押圧する係合解除手段7とを備えることを特
徴とする。なお、上記構成に付加した番号は、本発明の
理解を容易にするために図面と対比させるものであり、
これにより本発明の構成が何ら限定されるものではな
い。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1〜図4は、本発明のロール
型スクリーン表出装置の1実施形態を示し、図1は部分
斜視図、図2は図1の装置の巻取りロールに各スクリー
ンを最後まで巻き取る直前の状態を示す部分斜視図、図
3および図4は図1の装置の操作を説明するための図で
ある。
【0007】巻取りロール1は、両側の支持部材2、2
(一方の支持部材は図示せず)に設けた軸受部材2aに
回転且つ停止可能に装着されており、支持部材2、2の
上部は連結フレーム20により連結されている。支持部
材2、2の上部にはそれぞれ同じ長さの吊り下げロープ
21の一端が連結され、各吊り下げロープ21の他端に
は全周方向に回転し得る自在継ぎ手22を介して吊り下
げ用フック23が連結されている。そして、吊り下げ用
フック23を壁や窓に設けた留め具あるいは専用のスタ
ンドに引っ掛けて使用する。なお、支持部材2を直接、
壁や窓等に固定するようにしてもよい。
【0008】巻取りロール1には、その最外周側に巻き
取られる第1のスクリーン3と、該第1のスクリーン3
の内面側に巻き取られる第2以下のスクリーン4とが巻
取り・引出し自在に重ねて取付られている。巻取りロー
ル1には、各スクリーン3、4とほぼ同幅の短いベース
シート3aの一端が固定され、このベースシート3aの
他端側に各スクリーン3、4を、布製ファスナ(商標名
「マジックテープ」)、ボタン、チャック、弱粘着テー
プ等により着脱自在に固定している。これにより、各ス
クリーンの交換が容易になり、多種の情報の表示が可能
となる。
【0009】本実施形態においては、第2以下のスクリ
ーン4は二枚であり、第1のスクリーン3の内面側に重
なる第2のスクリーン4aと、さらにその内面側に重な
る第3のスクリーン4bとから構成されている。なお、
第2以下のスクリーン4は、第2のスクリーン4a一枚
のみでもよいし、あるいは、第4以下の図示しないスク
リーンを同様に重なるように取り付けたものでも実施す
ることができる。
【0010】第1のスクリーン3の引出し端部にはウエ
イトバー30が固定され、第2以下のスクリーン4(4
a、4b)の引出し端部には補強バー40が固定されて
いる。ウエイトバー30の両端部は、第1のスクリーン
3が巻取りロール1内に入り込むのを防止するためにそ
の両側部へ突出させているが、各補強バー40はそれぞ
れ第2以下のスクリーン4の幅とほぼ一致する長さに設
定されている。なお、30aは、ウエイトバー30を床
や壁、窓枠等に固定し、スクリーンを安定させるための
係止部材である。
【0011】第2以下のスクリーン4の引出し端部内面
の所要個所と、第1のスクリーン3の外側面の所要個所
には、第2以下のスクリーン4が前記巻取りロール1に
巻き取られた状態において、引出し時に第2以下のスク
リーン4の引出し端部を第1のスクリーン3の外面へ係
合させる係合手段5a、5b、5cが設けられている。
【0012】本実施形態では、係合手段5a、5b、5
cはいずれも布製ファスナ(商標名「マジックテー
プ」)であり、第2のスクリーン4a及び第3のスクリ
ーン4bの引出し端部内面側の両側端部と中央部との都
合3箇所に接着され、第1のスクリーン3の背面の引出
し端部から必要量巻取りロール1側へ寄った位置におい
て、両側端部と中央部とに接着されている。
【0013】第1のスクリーン3の外面に固着されてい
る係合手段5aは、第2以下のスクリーン4に固着され
ている係合手段5b、5cよりも引出し方向長さが長く
なっている。したがって、図2に示すように、第2、第
3のスクリーン4a、4bを巻取りロール1へ全部巻き
取った状態では、これらのスクリーン4a、4bの各係
合手段5b、5cは第1のスクリーン3の外面の係合手
段5aと係合される構成になっている。
【0014】係合手段5a、5b、5cは、引出し時に
第2以下のスクリーン4の引出し端部を第1のスクリー
ン3の外面へ係合、追随させることが可能なものであれ
ば、前述の布製ファスナに限定されるものではなく、磁
石(プレート状の永久磁石)や弱粘着材等を使用するこ
とができる。また、これら係合手段はスクリーンの幅方
向全体に設けることも可能である。係合手段5a、5
b、5cには、静電気吸着シートを使用することもでき
る。この場合、各スクリーン3、4全体を静電気吸着シ
ートで構成する場合には、第1のスクリーン3の外面と
第2以下のスクリーン4の内面が全体的に係合手段とな
る。
【0015】第1のスクリーン3のウエイトバー30に
は、ほぼ中央部に所要長さの紐、テープ、ロープその他
の引出し部材6aが取り付けられている。他方、第2以
下の各スクリーン4の補強バー40にはほぼ中央部に
紐、テープ、ロープその他の紐状部材からなる引出し部
材6b、6cが取り付けられている。この実施形態で
は、垂れ下がった状態において引出し部材6a、6b、
6cとの少なくとも一部が、互いに重なるかあるいは互
いに近傍に位置するようになっている。これら、引出し
部材6a、6b、6cには、スクリーンの表示内容の題
名や要約を表示するようにしてもよい。なお、引出し部
材6aは必ずしも設けずウエイトバー30により引きだ
してもよく、また、引出し部材6b、6cの変わりに第
2以下のスクリーン4の端部に一体に引出部を突出させ
るようにしてもよい。
【0016】巻取りロール1は、各スクリーン3、4を
引き出した後、任意の位置に停止させ、そして巻き戻す
ことができる機構を内蔵している。このような機構は、
窓の遮光装置であるロールブラインドの分野で周知であ
る(例えば、特公昭63−34950号公報、実公平1
−26871号公報、特開平9−324588号公報参
照)。この機構は、スクリーン3、4を巻き取るための
巻き取りスプリング、巻取りロール1を軸受部材2aに
対して任意の位置で停止、巻取り可能にするクラッチ装
置からなり、スクリーン3、4を引き出した後、任意の
位置で手を離すとスクリーン3、4が停止し、停止した
状態からスクリーン3、4を少し引き出して手を離すと
巻き戻すことができる構造になっている。
【0017】なお、巻取りロール1内にクラッチ装置を
設けないで、巻取りスプリングのみを設けるようにして
もよく、この場合には、引出し部材6aまたはウエイト
バー30にフックを設け、スクリーン3、4を引き出し
た後、前記フックを床や窓のフレーム等に設けたリング
等に固定すればよい。
【0018】次に、本実施形態のロール型スクリーン表
出装置の作用について説明する。図2は、第2、第3の
スクリーン4a、4bの全長が巻取りロール1へ巻き取
られる寸前の状態を示し、第2、第3のスクリーン4
a、4bの全長が巻取りロール1へ巻き取られると、第
2以下の各スクリーン4a、4bの係合手段5b、5c
は、第1のスクリーン3の外面の係合手段5aへ係合す
る。 (操作1)第1のスクリーン3の内面を表出するとき
は、第1のスクリーン3、第2、第3のスクリーン4
a、4bの全長が巻取りロール1へ巻き取られた状態か
ら、引出し部材6aを持って第1のスクリーン3を引き
出すと、図3に示すように、第2、第3のスクリーン4
a、4bの引出し端部は、係合手段5a、5b、5cに
より、第1のスクリーン3の外面に係合して引き出され
るので、第1のスクリーン3の正面が表出される。 (操作2)第2以下のスクリーン4のうちの第2のスク
リーン4aの内面を表出するときは、第1のスクリーン
3、第2、第3のスクリーン4a、4bの全長が巻取り
ロール1へ巻き取られた状態から、第2のスクリーン4
aの引出し部材6bを持って引き下げると、図4に示す
ように、第3のスクリーン4bの引出し端部は、係合手
段5a、5cにより第1のスクリーン3の外面に係合し
て引き出されるので、第2のスクリーン4aの内面が表
出される。 (操作3)第2以下のスクリーン4のうちの第3のスク
リーン4bの内面を表出するときは、第1のスクリーン
3、第2、第3のスクリーン4a、4bの全長が巻取り
ロール1へ巻き取られた状態から、第2のスクリーン4
bの引出し部材6cを持って引き下げると、図1に示す
ように、係合手段5a、5b、5cの係合が解除され、
第2、第3のスクリーン4a、4bが第1のスクリーン
3の内面へ追随して引き出されるので、第3のスクリー
ン4bの内面が表出される。
【0019】なお、以上の説明は、スクリーン3、4の
内面に例えば表示対象物を表示した場合であるが、スク
リーン3、4の外面にも表示対象物を表示し、このロー
ル型スクリーン表出装置を反転し、上記操作によりスク
リーンを選択的に表出することにより多種の情報の表示
が可能となる。
【0020】図5は、図1の実施形態の変形例を示す部
分正面図である。本例においては、巻取りロール1と軸
受部材2a間の軸にホイール1aを固定し、このホイー
ル1aに操作紐またはチェーン1bを巻き付けている。
本例によれば、スクリーンが垂直方向に長く、巻取りロ
ール1が比較的高位置にある場合、操作紐またはチェー
ン1bによりスクリーンを容易に引きだすことができ
る。
【0021】図6は、図1の実施形態の変形例を示す部
分斜視図である。図1の実施形態においては、第2以下
のスクリーン4は、第1のスクリーン3よりも引出し長
さが短く、かつ、第2以下のスクリーン4より内面側に
位置するものほど引出し長さが所定量短くなるように形
成されているが、本例においては、各スクリーン3、4
a、4bの引出し長さを同じにしている。また、第2以
下のスクリーン4の補強バー40をなくしている。この
場合、第3のスクリーン4bの引出し端部の両側に切欠
部4cを設け、切欠部4cの内側に係合手段5cを設
け、係合手段5b、5cが係合する係合手段5aを第1
のスクリーン3の外側面に設けている。
【0022】図7および図8は、本発明のロール型スク
リーン表出装置の他の実施形態を示し、図7は部分斜視
図、図8は、図7の係合状態を示す要部側面図である。
なお、以下の説明においては、前記実施形態と同一の構
成については同一番号を付して説明を省略する。本実施
形態のロール型スクリーン表出装置は、前記実施形態の
如く巻取りロール1にクラッチ装置や巻取りスプリング
を設けずに、各スクリーンの引出しおよび巻取りをモー
タによる自動制御にて行うようにし、その選択操作を表
出装置に接続した操作スイッチまたはリモコンにより行
う。
【0023】本実施形態においては、支持部材2の上部
は連結フレーム20により連結され、連結フレーム20
は、ビス穴20aを介して窓枠等にビス止めされる。な
お、図1に示すように、吊り下げロープ21および吊り
下げ用フック23により壁や窓に引っ掛けるようにして
もよい。支持部材2の側面には、正逆転可能なモータ1
1が固定され、モータ11の回転軸は巻取りロール1に
連結されている。第2、第3のスクリーン4a、4bの
引出し端部内面には、複数の電磁石からなる係合手段5
b、5cが設けられている。
【0024】図8に示すように、電磁石からなる係合手
段5b、5cは、補強バー40内の凹部40a内にバ
ネ、ゴム、スポンジ等の弾性部材40bを介して固定さ
れている。これによりスクリーン3が巻かれても係合手
段5aへの密着性を高めることができる。電磁石のコイ
ルへの配線12は、図示はしないが、スクリーンの表面
または内部に敷設され、巻取りロール1を経て外部のリ
モコン等に接続されている。
【0025】第1のスクリーン3の外側面には、第2以
下のスクリーン4a、4bが前記巻取りロール1に巻き
取られた状態において、前記電磁石からなる係合手段5
b、5cを第1のスクリーン3の外面へ係合させる磁性
部材からなる係合手段5aが水平状に2本設けられてい
る。この係合手段5aはスクリーン3の表面または内部
に設けられている。
【0026】次に、本実施形態のロール型スクリーン表
出装置の作用について説明する。◆ (操作1)第1のスクリーン3の内面を表出するとき
は、第1のスクリーン3、第2、第3のスクリーン4
a、4bの全長が巻取りロール1へ巻き取られた状態
で、電磁石からなる係合手段5b、5cに通電して、こ
れらを第1のスクリーン3の係合手段5aに係合させ
る。次いで、モータ11を引出し方向に回転させると、
第2、第3のスクリーン4a、4bの引出し端部は第1
のスクリーン3の外面に係合して引き出されるので、第
1のスクリーン3の内面が表出される。 (操作2)第2以下のスクリーン4のうちの第2のスク
リーン4aの内面を表出するときは、第1のスクリーン
3、第2、第3のスクリーン4a、4bの全長が巻取り
ロール1へ巻き取られた状態で、電磁石からなる係合手
段5cに通電して、これを第1のスクリーン3の係合手
段5aに係合させる。次いで、モータ11を引出し方向
に回転させると、第3のスクリーン4bの引出し端部
は、係合手段5a、5cにより第1のスクリーン3の外
面に係合して引き出されるので、第2のスクリーン4a
の内面が表出される。 (操作3)第2以下のスクリーン4のうちの第3のスク
リーン4bの内面を表出するときは、第1のスクリーン
3、第2、第3のスクリーン4a、4bの全長が巻取り
ロール1へ巻き取られた状態で、電磁石からなる係合手
段5b、5cの通電をオフする。次いで、モータ11を
引出し方向に回転させると、係合手段5a、5b、5c
の係合が解除され、第2、第3のスクリーン4a、4b
が第1のスクリーン3の内面へ追随して引き出されるの
で、第3のスクリーン4bの内面が表出される。
【0027】図9および図10は、本発明のロール型ス
クリーン表出装置の他の実施形態を示し、図9は縦断面
図、図10(A)は各スクリーンの引出し分の斜視図、
図10(B)は変形例を示す図である。
【0028】本実施形態においては、表側開口10a、
裏側開口10bを有する矩形状の枠体10内にロール型
スクリーン表出装置を収納している。なお、裏側開口1
0bを塞いでもよい。枠体10の上部には巻取りロール
1が設けられ、枠体10の下部には回転軸80に固定さ
れた引出しロール8が設けられ、第1のスクリーン3の
引出し端部にはロープ34の一端が接続され、ロープ3
4の他端は引出しロール8に巻かれている。そして、巻
取りロール1と引出しロール8は、それぞれ正逆転可能
なモータ(図示せず)に接続され、スクリーン3、4の
引き出しおよび巻き取りを行うように構成されている。
枠体10の内部両側には、各スクリーン3、4a、4b
の引出し領域に沿って平行な一対の走行ガイド9a、9
aがそれぞれ設けられており、この走行ガイド9a、9
aの間には、各スクリーン3、4a、4bが引き出され
る時にそれらのウエイトバー30および補強バー40の
両端部が案内されるように構成されている。なお、係合
手段5a、5b、5cについては図7の実施形態と同様
であるので、説明を省略する。
【0029】図10(B)は、本実施形態の変形例を示
している。本例においては、回転軸80の両側に引出し
ロール8を設け、ウエイトバー30の両側端と引出しロ
ール8をロープ34により連結させるようにしている。
なお、15は回転軸80にギヤを介して連結されたモー
タである。本例によれば、ロープ34が外部から見えな
いという効果を有する。
【0030】次に、本実施形態のロール型スクリーン表
出装置の作用について説明する。◆ (操作1)第1のスクリーン3の内面を表出するとき
は、第1のスクリーン3、第2、第3のスクリーン4
a、4bの全長が巻取りロール1へ巻き取られた状態
で、電磁石からなる係合手段5b、5cに通電して、こ
れらを第1のスクリーン3の係合手段5aに係合させ
る。次いで、引出しロール8をロープ34の巻取り方向
に回転させると、第2、第3のスクリーン4a、4bの
引出し端部は第1のスクリーン3の外面に係合して引き
出されるので、第1のスクリーン3の内面が表出され
る。 (操作2)第2以下のスクリーン4のうちの第2のスク
リーン4aの内面を表出するときは、第1のスクリーン
3、第2、第3のスクリーン4a、4bの全長が巻取り
ロール1へ巻き取られた状態で、電磁石からなる係合手
段5cに通電して、これを第1のスクリーン3の係合手
段5aに係合させる。次いで、引出しロール8をロープ
34の巻取り方向に回転させると、第3のスクリーン4
bの引出し端部は、係合手段5a、5cにより第1のス
クリーン3の外面に係合して引き出されるので、第2の
スクリーン4aの内面が表出される。 (操作3)第2以下のスクリーン4のうちの第3のスク
リーン4bの内面を表出するときは、第1のスクリーン
3、第2、第3のスクリーン4a、4bの全長が巻取り
ロール1へ巻き取られた状態で、電磁石からなる係合手
段5b、5cの通電をオフする。次いで、引出しロール
8をロープ34の巻取り方向に回転させると、係合手段
5a、5b、5cの係合が解除され、第2、第3のスク
リーン4a、4bが第1のスクリーン3の内面へ追随し
て引き出されるので、第3のスクリーン4bの内面が表
出される。
【0031】図11は、本発明のロール型スクリーン表
出装置の他の実施形態を示す部分斜視図である。本実施
形態においては、第2以下のスクリーン4の外側面に吸
引ホース13を配設し、吸引ホース13を巻取りロール
1の内部を通して、回転ジョイント14、さらに図示し
ない制御弁、バキュームポンプに接続している。吸引ホ
ース13の端部には、第2以下のスクリーン4の内側面
に開口する複数の吸引口13aが形成されている。な
お、吸引口13aの数および配置はこれに限定されるも
のではなく、種々の形態を採用することができ、また、
補強バー40内に設けることも可能である。また、第1
のスクリーン3および第2以下のスクリーン4の少なく
とも一方に、その外周にシール材を配設してもよい。操
作については、図7の実施形態と同様であり電磁石の代
わりに制御弁をオン、オフさせることにより行う。
【0032】図12〜図15は、本発明のロール型スク
リーン表出装置の他の実施形態を示し、図12は縦断面
図、図13は図12のA−A線に沿って矢印方向に見た
断面図、図14は図12の各スクリーンの引出し分の斜
視図、図15は図12の装置の作動説明図である。な
お、図9の実施形態と同一の構成については同一番号を
付して説明を省略する。
【0033】本実施形態のロール型スクリーン表出装置
は、図9の実施形態と同様に、各スクリーンの引出しお
よび巻取りをモータによる自動制御にて行うようにし、
その選択操作を表示装置に接続した操作スイッチまたは
リモコンにより行う。
【0034】本実施形態の表出装置は、図12に示すよ
うに、ケース9の内部に設置されており、同図の状態で
は右側が正面側(表示側)になっている。支持部材であ
るケース9の上部には巻取りロール1が回転可能に装着
され、ケース9の下部には引出しロール8が回転可能に
装着されている。ケース9の表示側には、スクリーン
3、4a、4bの有効表示範囲に対応する部分に透明な
表示窓90が設けられている。図12には、各スクリー
ン3、4a、4bを全て引き出した状態が示されてお
り、ケース9内の内部両側には、各スクリーン3、4
a、4bの引出し領域に沿って平行な一対の走行ガイド
9a、9a(図13も参照)がそれぞれ設けられてお
り、この走行ガイド9a、9aの間には、各スクリーン
3、4a、4bが引き出される時にそれらの補強バー3
2、40の端部が案内されるように構成されている。
【0035】第1のスクリーン3の引出し端部に設けら
れた補強バー32のほぼ中央部には、引出し方向に沿っ
て延びる硬質板状の引出し部材6aが取り付けられてお
り、第2以下のスクリーン4(4a、4b)の補強バー
40のほぼ中央部には、引出し方向に沿って延びるよう
に弾性ないし可撓性を有するシートからなる引出し部材
6b、6cがそれぞれ取り付けられている。
【0036】第2、第3のスクリーン4a、4bの引出
し部材6b、6cは、引出し時に引出し部材6aと重な
り、かつ、より内面側に位置するスクリーン4と対応す
るものほど、前記引出し部材6aとの重なり長さが短く
なるように構成されている。すなわち、図12に示すよ
うに、引出し部材6aを含む第1のスクリーン3の引出
し長さが最も長く、次いで引出し部材6bを含む第2の
スクリーン4aの引出し長さが長く、引出し部材6cを
含む第3のスクリーン4bの引出し長さ最も短い。そし
て、巻取りロール1に巻き取られている状態から少し引
き出した時、第2のスクリーン4aの引出し部材6bと
引出し部材6aとの重なり長さは、第3のスクリーン4
bの引出し部材6cと引出し部材6aとの重なり長さよ
りも長い。
【0037】引出し部材6aには、前記係合手段5a、
5b、5cが解除されるときに、当該係合手段5b、5
cが設けられている第2以下の表示シート4a、4bの
引出し部材6b、6cと引出し部材6aとを挟みつける
係合解除手段7が設けられている。この係合解除手段7
は、図12及び図13に示すように、引出し部材6aの
正面側に配置された押さえローラ70と引出し部材6a
の背面側に設置された受けローラ71とにより、引出し
部材6aとそれに重なる引出し部材6b、6cとを挟み
付けるように構成されている。
【0038】引出し部材6aの長さ方向の一部において
その幅方向を正面側(図12の右側及び図13の上方)
から覆うように保持枠72が設けられ、この保持枠72
内には、引出し部材6aの正面側にその幅方向に沿うよ
うに押さえローラ70が設置されている。保持枠72の
両側板72a、72aには引出し部材6aに対して垂直
方向の長孔72b、72bが形成され、押さえローラ7
0の軸70aは、前記長孔72bから両側方に突出して
いる。側方に突出した軸70aの突出端部には、一端が
保持枠70の両側の取付片73、73へ固定された引っ
張り用のばね74、74が取り付けられており、押さえ
ローラ70はこれらのばね74、74により引出し部材
6a側へ付勢されている。
【0039】保持枠72の背面両側には、引出し部材6
aの背面へ面するようにローラケース75、75が取付
られ、両ローラケース75内には引出し部材6aの背面
へその長さ方向に沿って転接する受けローラ71がそれ
ぞれ設置されている。保持枠72の正面側側方には、取
付板76上に遠隔操作可能で正逆回転可能なモータ77
が取付られており、このモータ77の出力はギヤ78を
介して押さえローラ70の軸70aへ伝達されるように
構成されている。
【0040】図12において、ケース9の下部には回転
軸80が設けられ、この回転軸80に引出しロール8が
取り付けられている。引出し部材6aの下端にはロープ
34の一端が接続され、ロープ34の他端は引出しロー
ル8に巻かれている。そして、巻取りロール1と回転軸
80は、それぞれ正逆転可能なモータ(図示せず)に接
続され、スクリーン3、4の引き出しおよび巻き取りを
行うように構成されている。なお、巻取りロール1と回
転軸80をチェーンまたはベルトで連結し、巻取りロー
ル1または引出しロール8をモータまたは手動回転ハン
ドルにより回転させるようにすることも可能である。
【0041】次に、本実施形態のロール型スクリーン表
出装置の操作について説明する。本実施形態では各スク
リーン3、4a、4bの内面のみを選択的に正面側へ表
出する。巻取りロール1を巻取り方向に回転させて、第
2、第3のスクリーン4a、4bを完全に巻取ると、図
9に示すように、第2、第3のスクリーン4a、4bの
引出し端部は各係合手段5a、5b、5cにより第1の
スクリーン3の外面へ係合できる状態になる。
【0042】(操作1)第1のスクリーン3の内面を表
出するときは、図12のモータ77を作動させて係合解
除手段7のローラ70、71により引出し部材6aのみ
を挟み付けた状態(図15の実線)にする。次いで、回
転軸80をロープ34の巻取り方向(スクリーン3の引
出し方向)に回転させ、第1のスクリーン3をその有効
表示範囲が表示窓90と対応するまで引き出す。このよ
うに操作すると、第2、第3のスクリーン4a、4bの
引出し端部は第1のスクリーン3の外面に係合して引き
出されるので、第1のスクリーン3の内面が表出され
る。
【0043】(操作2)第2以下のスクリーン4のうち
の第2のスクリーン4aの内面を表出するときは、ま
ず、図15に示すように、第2、第3のスクリーン4
a、4bの全長が巻取りロール1へ巻き取られた状態で
図12のモータ77を作動させて係合解除手段7のロー
ラ70、71を引出し部材6aの第2のスクリーン4a
の重なった部分に移動させる(図15の二点鎖線)。次
いで回転軸80をロープ34の巻取り方向に回転させ、
第2のスクリーン4aをその有効表示範囲が表示窓90
と対応するまで引出す。このように操作すると、第3の
スクリーン4bの引出し端部は第1のスクリーン3の背
面に係合して引き出されるので、第2のスクリーン4a
の正面が表出される。 (操作3)第2以下のスクリーン3の中の第3のスクリ
ーン4bの内面を表出するときは、図15に示すよう
に、第2、第3のスクリーン4a、4bの全長が巻取り
ロール1へ巻き取られた状態で、図12のモータ77を
作動させて、係合解除手段7のローラ70、71を引出
し部材6aと第2、第3のスクリーン4a、4bの引出
し部材6b、6cが重なった部分に移動させる(図15
の一点鎖線)。ついで、回転軸80をロープ34の巻取
り方向に回転させ、第3のスクリーン4bをその有効表
示範囲が表示窓90と対応するまで引き出す(図12の
状態になる)。このように操作すると、第2、第3のス
クリーン4bの引出し端部はいずれも第1のスクリーン
3の外面へ係合していないので、第3のスクリーン4b
の内面が表出される。
【0044】なお、本実施形態においては、ケース9を
縦置きにしてスクリーンを垂直方向に引出すようにして
いるが、ケース9を横置きにしてスクリーンを水平方向
に引出すようにしてもよい。また、本実施形態において
は、巻取りロール1および引出しロール8をモータで駆
動するようにしているが、巻取りロール1をスプリング
方式にし、引出しロール8をモータで回転させるように
してもよい。
【0045】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、次に、本発明のロール型スクリーン表出装置の使
用形態について説明する。本発明は、各種の教育現場や
研修現場において教材内容や資料を表示する場合におい
て、また、オフィス、レストラン、小売店、ショールー
ム、集会場、劇場、映画館、船舶、航空機(宇宙船)、
鉄道車両、自動車、その他の建造物の内部及び外部でサ
ービス情報や販売展示物情報を表示する場合等におい
て、それぞれ異なる情報が表示された複数のスクリーン
を対象者に対して選択的に表示することができる。ま
た、図1〜図5及び図10〜図12の実施形態の場合に
は、窓遮光用のロールブラインドとしても用いることが
できる。
【0046】その他、以下の使用形態がある。◆ ・スクリーンの一部を書き込み自在な掲示板として用い
る。◆ ・スクリーンを投影用幕とし、投影用幕と他の表示情報
を選択可能にする。◆ ・スクリーンの一部または全部を液晶フィルムとバック
ライトフィルム等から構成し、映像表示装置として用い
る。◆ ・スクリーンの一部または全部を透明フィルムまたは網
状とし、他のスクリーンにこれを重ね、付加情報を表示
可能にする装置、または重ね合わせにより色、柄等を変
更可能にするロールブラインドとして用いる。◆ ・スクリーンに複数の絵画、写真、タペストリー(装飾
壁掛)を張り付け、任意に選択可能にする。◆ ・スクリーンを写真・映画・テレビ撮影用等の採光用反
射板として用い、任意の色、反射率等に変更可能にす
る。◆ ・スクリーンをフィルム状照明装置とすることにより、
複数のフィルム状照明装置を選択的に使用する。◆ ・映画撮影用、舞台用等の背景として、任意の色、柄、
材質を選択可能にするなど、さらにはこれらの使用形態
を組み合わせることも可能である。
【0047】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のロール型スクリーン表出装置によれば、各種機能を有
する複数のスクリーンを巻取りロールへ巻取り・引出し
自在に重ねて取り付け、第1のスクリーンの外面に、第
2以下のスクリーンを係合または係合解除させることに
より、第1のスクリーンと第2以下のスクリーンとを選
択的に表出する操作を非常に簡単に、かつ、円滑に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロール型スクリーン表出装置の1実施
形態を示す部分斜視図である。
【図2】図1の装置の作用を説明するための図である。
【図3】図1の装置の作用を説明するための図である。
【図4】図1の装置の作用を説明するための図である。
【図5】図1の実施形態の変形例を示す部分正面図であ
る。
【図6】図1の実施形態の変形例を示す部分斜視図であ
る。
【図7】本発明のロール型スクリーン表出装置の他の実
施形態を示す部分斜視図である。
【図8】図7の係合状態を示す要部側面図である。
【図9】本発明のロール型スクリーン表出装置の他の実
施形態を示す縦断面図である。
【図10】図10(A)は図9の各スクリーンの引出し
分の斜視図、図10(B)は変形例を示す図である。
【図11】本発明のロール型スクリーン表出装置の他の
実施形態を示す部分斜視図である。
【図12】本発明のロール型スクリーン表出装置の他の
実施形態を示す断面図である。
【図13】図12のA−A線に沿って矢印方向に見た断
面図である。
【図14】図12の各スクリーンの引出し分の斜視図で
ある。
【図15】図12の装置の作動説明図である。
【符号の説明】
1…巻取りロール 2、9、10…支持部材 3…第1のスクリーン 4、4a、4b…第2以下のスクリーン 5a、5b、5c…係合手段 6b、6c…引出し部 7…係合解除手段 8…引出しロール 34…ロープ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持部材に回転可能に装着された巻取りロ
    ールと、該巻取りロールの最外周側に巻き取られる第1
    のスクリーンと、該第1のスクリーンの内面側に巻き取
    られる少なくとも一つの第2以下の表示スクリーンと、
    該第2以下のスクリーンの引出し端部の内面を前記第1
    のスクリーンの外面に係合可能にさせる係合手段と、前
    記第2以下のスクリーンの引出し端部に設けられる引出
    し部とを備えることを特徴とするロール型スクリーン表
    出装置。
  2. 【請求項2】支持部材に回転可能に装着された巻取りロ
    ールと、該巻取りロールを正逆転させるモータと、前記
    巻取りロールの最外周側に巻き取られる第1のスクリー
    ンと、該第1のスクリーンの内面側に巻き取られる少な
    くとも一つの第2以下の表示スクリーンと、該第2以下
    のスクリーンの引出し端部の内面に設けられる電磁石か
    らなる係合手段と、前記第1のスクリーンの外面に設け
    られ前記係合手段と係合する磁性部材からなる係合手段
    とを備えることを特徴とするロール型スクリーン表出装
    置。
  3. 【請求項3】支持部材に回転可能に装着された巻取りロ
    ールおよび引出しロールと、前記巻取りロールの最外周
    側に巻き取られる第1のスクリーンと、該第1のスクリ
    ーンの内面側に巻き取られる少なくとも一つの第2以下
    の表示スクリーンと、該第2以下のスクリーンの引出し
    端部の内面に設けられる電磁石からなる係合手段と、前
    記第1のスクリーンの外面に設けられ前記係合手段と係
    合する磁性部材からなる係合手段と、前記第1のスクリ
    ーンの引出し端部と前記引出しロールを連結するロープ
    とを備えることを特徴とするロール型スクリーン表出装
    置。
  4. 【請求項4】支持部材に回転可能に装着された巻取りロ
    ールと、該巻取りロールを正逆転させるモータと、前記
    巻取りロールの最外周側に巻き取られる第1のスクリー
    ンと、該第1のスクリーンの内面側に巻き取られる少な
    くとも一つの第2以下の表示スクリーンと、該第2以下
    のスクリーンの引出し端部の内面に設けられる吸引口か
    らなる係合手段と、前記吸引口に接続される制御弁およ
    びバキュームポンプとを備えることを特徴とするロール
    型スクリーン表出装置。
  5. 【請求項5】支持部材に回転可能に装着された巻取りロ
    ールおよび引出しロールと、前記巻取りロールの最外周
    側に巻き取られる第1のスクリーンと、該第1のスクリ
    ーンの内面側に巻き取られる少なくとも一つの第2以下
    の表示スクリーンと、該第2以下のスクリーンの引出し
    端部の内面を前記第1のスクリーンの外面に係合可能に
    させる係合手段と、前記第1および第2以下のスクリー
    ンの引出し端部に設けられる引出し部材と、前記第1の
    スクリーンの引出し部材と前記引出しロールを連結する
    ロープと、前記各引出し部材を選択的に押圧する係合解
    除手段とを備えることを特徴とするロール型スクリーン
    表出装置。
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