JP2013505529A - ホール効果プラズマスラスタ - Google Patents

ホール効果プラズマスラスタ Download PDF

Info

Publication number
JP2013505529A
JP2013505529A JP2012529331A JP2012529331A JP2013505529A JP 2013505529 A JP2013505529 A JP 2013505529A JP 2012529331 A JP2012529331 A JP 2012529331A JP 2012529331 A JP2012529331 A JP 2012529331A JP 2013505529 A JP2013505529 A JP 2013505529A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hall effect
chamber
wall
manifold
plasma thruster
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012529331A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5685255B2 (ja
Inventor
フレデリック マルシャンディーズ
ジャン−リュック パッティン
ローラン ゴダール
ドミニク インデルシー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Safran Aircraft Engines SAS
Original Assignee
SNECMA SAS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SNECMA SAS filed Critical SNECMA SAS
Publication of JP2013505529A publication Critical patent/JP2013505529A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5685255B2 publication Critical patent/JP5685255B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F03MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03HPRODUCING A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03H1/00Using plasma to produce a reactive propulsive thrust
    • F03H1/0006Details applicable to different types of plasma thrusters
    • F03H1/0012Means for supplying the propellant
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F03MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03HPRODUCING A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03H1/00Using plasma to produce a reactive propulsive thrust
    • F03H1/0037Electrostatic ion thrusters
    • F03H1/0062Electrostatic ion thrusters grid-less with an applied magnetic field
    • F03H1/0075Electrostatic ion thrusters grid-less with an applied magnetic field with an annular channel; Hall-effect thrusters with closed electron drift

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma Technology (AREA)

Abstract

本発明は、ホール効果プラズマスラスタであって、主軸線回りに位置していて、内壁と外壁の間に構成されている開口下流側端部を備えた環状放出チャネルと、少なくとも1つの陰極と、チャネル中に磁場を形成する磁気回路と、チャネルにイオン性ガスを供給する導管と、陽極と、チャネルの上流側端部内に配置された分配器とを有し、分配器によってイオン性ガスが主軸線回りに同心状にチャネルのイオン化領域中に流れることができるようになっているホール効果プラズマスラスタに関する。本発明は、陽極が分配器として働き、分配器がガスの旋回流を陽極の出力部のところで主軸線回りに生じさせる方向性手段を有することを特徴とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、加速器であって、主軸線回りに位置していて、開口下流側端部を備えると共に内壁と外壁の間に構成された環状放出チャネル(主イオン化及び加速器チャネル)と、少なくとも1つの陰極と、チャネル中に磁場を生じさせる磁気回路と、チャネルにイオン性ガスを供給する管と、陽極と、チャネルの上流側端部内に配置されたマニホルドとを有し、マニホルドは、管に連結されていて、イオン性ガスを主軸線回りに同心状にチャネルのイオン化ゾーン中に流入させることができるようになっている形式の加速器に関する。
この形式の加速器は、閉鎖電子ドリフト方式のプラズマ加速器又は定常プラズマ加速器とも呼ばれる。
本発明は、特に、宇宙空間内での電気推進のために、特に衛星、例えば通信用静止衛星を推進するために用いられるホール効果プラズマスラスタに関する。かかるホール効果プラズマスラスタは、これらの比推力が高いので(1500秒(s)から6000sの範囲にある)、化学的推進方式を用いる加速器と比較して衛星に関して相当な質量の節約を可能にする。
この形式の加速器の典型的な用途は、静止衛星用の南北制御の提供に対応し、10%〜15%の質量節約が得られる。この形式の加速器は、惑星間一次推進のため、低軌道の際の空気抵抗を補償するため、回帰軌道を維持するため、軌道を移し替えるため、又は寿命の終わりに軌道離脱を行なうためにも用いられる。この形式の加速器は、場合によってはデブリとの衝突を回避する目的で又は移行軌道上に配置されている間における操作ミスを補償するために電気推進と化学推進を組み合わせることにより用いられることがある。
図1〜図4は、先行技術のホール効果スラスタ10に関する。図1には、ホール効果スラスタ10が概略的に示されている。中央磁気コイル12が長手方向主軸線Aに沿って延びる中央コア14を包囲している。環状内壁16が中央コイル12を包囲している。この内壁16は、環状外壁18によって包囲され、内壁16と外壁18との間には、主軸線A回りに延びる環状放出チャネル20が構成されている。
以下の説明において、「内側」という用語は、主軸線Aの近くに位置する部分を意味し、「外側」という用語は、主軸線Aから見て遠くに位置する部分を示している。同様に、「上流側」及び「下流側」は、放出チャネル20を通るガスの通常の流れ方向(上流側から下流側)に関して定められる。
通常、内壁16と外壁18は、単一セラミック部品19の幾つかの部分を形成し、このセラミックは、絶縁性且つ均質であり、特に窒化硼素及びシリカ(BNSiO2)を主成分としている。窒化硼素を主成分とするセラミックにより、ホール効果スラスタは、効率の面で高い性能を達成することができるが、それにもかかわらず、かかるセラミックは、イオン衝撃下において高い腐食速度を呈し、それにより、かかるスラスタの寿命が制限される。
放出チャネル20の上流側端部20a(図1の左側)は、イオン性ガス(一般に、キセノン)が供給される管24で構成されたインジェクタシステム22によって閉鎖されており、管24は、供給穴25を経て陽極(アノード)26に連結されており、陽極26は、ガス分子を放出チャネル20内に注入するマニホルドとして働く。ガス分子は、陽極26のところで、環状区分内に注入されている管24からの管状流れからイオン化ゾーン28の一部をなす放出チャネル20の上流側端部20a中に進む。
放出チャネル20の下流側端部20bは、開口している(図1の右側)。
複数個の周辺磁気コイル30が主軸線Aに平行な軸線を定め、これら磁気コイルは、外壁18周りに配置されている。中央磁気コイル12及び周辺磁気コイル30は、放出チャネル20の下流側端部20bのところで最大値を取る強度の半径方向磁場Bを生じさせるのに役立つ。
ホロー陰極(ホローカソード)40が周辺コイル30の外部に配置されており、その出口は、電子を主軸線A及び放出チャネル20の下流側端部20bから見て下流側に位置したゾーンに向かって射出するよう狙いが定められている。陰極40と陽極26との間には電位差が作られている。
このようにして射出された電子は、一部が放出チャネル20の内部中に差し向けられる。陰極40と陽極26との間に生じた電場の影響を受けて、これら電子のうちの何割かは、陽極26に達し、これらのうちの大部分は、放出チャネル20の下流側端部20bの付近で強力な磁場Bによって捕捉される。
これら電子は、放出チャネル20内で上流側から下流側に流れているガス分子と衝突し、それによりこれらガス分子がイオン化される。
さらに、放出チャネル20内に存在するこれら電子は、軸方向電場Eを生じさせ、それにより、陽極26と放出チャネル20の出口(下流側端部20b)との間でイオンを加速し、その結果、これらイオンが高速で放出チャネル20から射出されるようになり、それにより加速器のスラストが生じる。
図2〜図4に示されているように、半径方向磁場B(磁力線42)の存在下で、イオンの辿る経路は、スラスト方向に一致したスラスタの主軸線Aには平行ではなく、角度偏向を受ける。実際には、イオンのジェット(図2〜図4の軌跡44)と主軸線Aのなす角度αは、6°程度である。
図3及び図4では、放出チャネル20内に中心を持つ円46からのイオンの軌跡44の偏向状態が理解できる。イオンの軌跡のこの角度偏向は、所望の層流運動を中心が主軸線Aに一致した状態で僅かに旋回している運動に変える傾向がある。
この偏向は、現時点におけるホール効果プラズマスラスタ相互間に観察されるばらつきの一因である。
半径方向磁場Bによりイオン化されたガスの偏向は、スラスタからの最適化されたスラストを得るための研究の妨害になる機械的トルクを生じさせる。
本発明の目的は、先行技術の欠点を解決することができ、特に放出チャネル20の出口のところの半径方向磁場によりイオンに対して生じさせる角度偏向をこの偏向の加減によって制御することができるようにするホール効果プラズマスラスタを提供することにある。
より詳細にいえば、本発明の目的は、この偏向を完全に又は部分的に補償し、或いは、それどころかこれを減衰させることにある。かくして、例えば、偏向の完全補償により、放出チャネルの出口のところのイオンの運動の半径方向成分を打ち消すことができる。
この目的のため、本発明によれば、ホール効果プラズマスラスタは、陽極がマニホルドとして働き、マニホルドがその出口のところに主軸線回りのガスの旋回流を生じさせる方向性手段を有することを特徴とする。
このように、これら方向性手段が設けられているので、マニホルドを出た際に生じるガス分子の旋回運動は、放出チャネルの下流側端部のところの半径方向磁場により生じるイオンの軌跡の角度偏向を補償することができる。
一般的に、本発明では、旋回運動は、放出チャネルの上流側端部のところに作られ、この旋回運動は、放出チャネルの下流側端部のところの半径方向磁場により生じた運動に重ね合わせられる。
2つの旋回運動のこの重ね合わせにより、イオンが放出チャネルの下流側端部のところに存在する半径方向磁場により受ける偏向を変化させると共に制御することができ、偏向は、強められ、弱められ又は完全に補償される。
全体として、本発明の解決手段によって、方向性手段の存在による不活性ガスの角速度により生じる機械的トルクは、イオンが放出チャネルの下流側端部のところに存在する半径方向磁場により受ける偏向を計算に入れることができる。
好ましい構成例では、方向性手段は、チャネルのイオン化ゾーンの近くで陽極の出口のところで開口した一連の排気オリフィスから成り、排気オリフィスは、旋回運動状態のガスの流れを配向させるよう主軸線に対して横断方向に延びる平面上への投影像で見て半径方向に対し第1のゼロではない角度βをなしている。
排気オリフィスの出口のところに得られるゼロではない角度によって、マニホルドを出たガスの各ジェットは、半径方向に直交した接線方向成分を含む軌跡を提供し、それにより、陽極を出た1組のガスジェットは、イオンが半径方向磁場により引き起こされる角度偏向を受けることによって、放出チャネルの下流側端部のところに生じる機械的力に追加され又はこれに対抗するのに適した機械的トルクを生じさせる。
好ましくは、半径方向と排気オリフィスの出口のところで主軸線に対して横断方向に延びる平面上への投影像とのなす第1の角度βは、20°〜70°であり、有利には35°〜55°であり、特に45°に等しい。
本発明の他の利点及び特徴は、添付の図面を参照して例示的に与えられる以下の説明を読むと明らかになる。
先行技術のホール効果プラズマスラスタの概略断面図である。 図1の細部IIを示す図である。 放出チャネルの縦断面斜視図であり、先行技術のプラズマスラスタ内におけるガスの軌跡の角度偏向状態を示す図である。 図3の方向IVに見た断面図である。 本発明のホール効果プラズマスラスタの放出チャネルの縦断面斜視図である。 本発明のホール効果プラズマスラスタの陽極の断面斜視図である。 図4の陽極の拡大半径方向断面図である。 図7の陽極を図7のVIII‐VIII方向線に沿って見た断面図である。 図7の陽極を図7のIX‐IX方向線に沿って見た断面図である。X‐X方向線に沿って見た断面図である。 図7の陽極を図7のX‐X方向線に沿って見た断面図である。 図7の陽極を図7のXI‐XI方向線に沿って見た断面図である。 陽極の第1の変形実施形態に関する図7に類似した図である。 陽極の第2の変形実施形態に関する図7に類似した図である。
以下において、図5〜図11を参照して好ましい実施形態について説明する。
本発明の陽極50は又、マニホルドを構成し、この目的のため、陽極50は、下流側から上流側に、チャネル20のイオン化ゾーン28内に開口した環状放出チャンバ52及び放出チャンバ52に対して同心状に配置された少なくとも1つのセグメントを有する環状中間チャンバ54を構成するようセラミック部品19の内壁16及び外壁18と協働している。排気オリフィス53が中間チャンバ54を放出チャンバ52に連結している。
これら排気オリフィス53は、好ましくは、直線状である。
第1のゼロではない角度βが半径方向とこれら排気オリフィス53(図9参照)の横方向投影像との間に作られることによって、旋回運動が陽極の出口のところに作られる。
好ましくは、マニホルド形成陽極50は、主軸線A回りに一定間隔を置いて分布して配置された少なくとも4つの排気オリフィス53を有する。
図示の実施形態では、円対称(点対称)(図9参照)の状態で主軸線A回りに一定間隔を置いて分布して配置された16個の排気オリフィス53が用いられる。純然として半径方向であるわけではない方向における陽極の出口のところでのガスのこの注入により、イオンが半径方向磁場Bにより引き起こされる角度偏向を受けることにより放出チャネルの下流側端部のところに生じる機械的トルクに追加され又はこれを補償する(図9に示されているように)機械的トルクが生じる。
図示の実施形態(図7及び図9参照)の排気オリフィス53は、直線状であり且つ主軸線Aと直交した横方向平面に平行であり、この横方向平面内において半径方向に対し45°の第1の角度βをなしている。当然のことながら、第1の角度βの値(0°〜90°)に関するにせよ、或いは、横方向平面に対する傾斜角に関するにせよいずれにせよ他の変形例が採用可能である(幾つかの構成例では、注入平面は、主軸線又はスラスト軸線Aと直交していない)。
排気オリフィス53の出口のところでは、イオン化ゾーン28から見てすぐ上流側に位置した放出チャンバ52内のガスの流れは、通常、自由分子流として起こる。
マニホルド形成陽極50は又、中間チャンバ54から見て上流側に位置する環状分配チャンバ56(図5、図6及び図7参照)を構成するようセラミック部品19の内壁16及び外壁18と協働しており、この分配チャンバは、第1に管24に連結されると共に第2に一連の流れオリフィス55を介して中間チャンバ54に連結されている。
図7及び図10で理解できるように、流れオリフィス55は、これらの出口のところで且つ主軸線Aに対して横断方向に延びる平面上への投影像で見て、旋回運動を持つガスの流れを方向付けるよう半径方向と第2のゼロではない角度γをなしている。
好ましくは、主軸線Aに対して横断方向に延びる平面上への流れオリフィス55の出口の投影像と半径方向とのなす第2の角度γは、20°〜70°であり、有利には35°〜55°であり、特に45°に等しい。
好ましくは、この第2の角度γは、半径方向に関し第1の角度βとは逆の方向に向けられている(図7、図9及び図10では、第1の角度βは、+45°であり、第2の角度γは、−45°である)。
これら流れオリフィス55は、好ましくは、直線状である。
第2のゼロではない角度γが半径方向とこれら流れオリフィス55(図10参照)の横方向投影像との間に形成されることにより、排気オリフィス53内の分子流を放出チャンバ52及び陽極50の出口に向かって促進する旋回流が中間チャンバ54内に作られる。
好ましくは、マニホルド形成陽極50は、主軸線A回りに一定の角度間隔を置いて分布して配置された少なくとも2つの流れオリフィス55を有する。
図示の実施形態では、円対称をなして主軸線A回りに一定の間隔を置いて分布して配置された4つの流れオリフィス55が用いられている(図10参照)。
図示の実施形態(図7及び図10参照)の流れオリフィス55は、直線状であり且つこの横方向平面に平行であり、この横方向平面内において半径方向に対し第2の角度γをなし、この第2の角度γは、45°に等しい。当然のことながら、第2の角度γの値(0°〜90°)に関するにせよ、或いは、横方向平面に対する流れオリフィス55の傾斜角に関するにせよいずれにせよ他の変形例が採用可能である。
図5〜図11の実施形態及び図12の第1の変形例では、排気オリフィス53は、イオン性ガスが内壁16に向かって逃げ出ることができるように配向されている(図9参照)。
かかる構成により、図2〜図4で理解できるように半径方向磁場Bに起因したイオンの角度偏向を完全に又は部分的に補償することができる。半径方向磁場Bの配向が図1〜図4に示された配向と逆である場合、状況が変わり、磁場に起因するこれらイオンの角度偏向が強められる。
また、かかる条件下において、陽極の出口のところのガスの分子又はイオンの外壁18に対する衝突により、イオン化ゾーン28に入ったガスがセラミックで作られた内壁16と外壁18との間の温度差によって提供されるオーダと同じオーダの相当な残留旋回速度を提供するのに十分なスペキュラリティ(specularity)が提供される。
内壁16及び外壁18への電子、イオン及び分子の衝突がこれら壁16,18を加熱し、これら壁16,18は又、プラズマからの放射により加熱され、内壁16の面積の方が小さいと仮定すると、内壁が外壁18の温度よりも高い温度となる(100℃を超え、160℃程度の温度差)ことは思い起こされるべきである。
したがって、本発明では、上述の残留旋回速度は、内壁16と外壁18との温度差に起因した旋回速度に追加されるかこれから差し引かれるかのいずれかであるのが良い。当然のことながら、温度差に起因して生じるこの物理的効果は、磁場によるイオン及び分子の周方向偏向の補償に関連した主要な現象と比較して二次的な現象をもたらす。
したがって、図5〜図11の実施形態では、スラスタ10は、放出チャネル20の上流側部分内に、上流側から下流側に、管24に連結されると共にマニホルド50と内壁16との間に構成された環状分配チャンバ56、マニホルド50と外壁18との間に構成された環状中間チャンバ54、及び、マニホルド50と内壁16との間に構成されていて、チャネル20のイオン化ゾーン28内に開口した環状放出チャンバ52を有する。さらに、放出チャンバ52と分配チャンバ56は、互いに重ね合わされ、中間チャンバ54は、分配チャンバ56及び放出チャンバ52を包囲している。また、一連の流れオリフィス55が分配チャンバ56を中間チャンバ54に連結し、一連の排気オリフィス53が中間チャンバ54を放出チャンバ52に連結し、一連の排気オリフィス53は、旋回運動状態のガスの流れを配向させるよう主軸線Aに対して横断方向に延びる平面上への投影像で見て半径方向に対し第1のゼロではない角度βをなしている。
かくして、分配チャンバ56と放出チャンバ52は、内部チャンバを形成し、中間チャンバ54は、外側チャンバとなる。
2つのチャンバが「重ね合わされた」という表現は、これら2つのチャンバが主軸線Aに沿って上流側の位置と下流側の位置に存在することを意味している。
分配チャンバ56にはたった1つのオリフィス(供給穴25)によって供給が行なわれるので、この中の圧力及び速度は、一様ではないことが観察されるべきである。かくして、中間チャンバ54は、その容積により且つこれには複数個の流れオリフィス55(図示の実施形態では、4つの流れオリフィス55)を経て供給が行なわれるので、一様に分布されたガスの圧力及び周速度を有し、それにより、鎮静チャンバとして働く。
図12の第1の変形例では、陽極50は、改造形状のものである。この図では、スラスタ10は、放出チャネル20の上流側部分内に、上流側から下流側に、管24に連結されると共にマニホルド50と内壁16との間に構成された環状分配チャンバ56、マニホルド50と外壁18との間に構成された環状中間チャンバ54、及び、マニホルド50と内壁16との間に構成されていて、チャネル20のイオン化ゾーン28内に開口した環状放出チャンバ52を有する。さらに、中間チャンバ54は、放出チャンバ52を包囲し、放出チャンバ52と分配チャンバ56は、互いに重ね合わされ、中間チャンバ54と分配チャンバ56は、互いに重ね合わされている。さらに、一連の流れオリフィス55が分配チャンバ56を中間チャンバ54に連結し、一連の排気オリフィス53が中間チャンバ54を放出チャンバ52に連結し、一連の排気オリフィス53は、旋回運動状態のガスの流れを配向させるよう主軸線Aに対して横断方向に延びる平面上への投影像で見て半径方向に対し第1のゼロではない角度βをなしている。
図12のこの第1の変形例では、放出チャンバ52と分配チャンバ56は、互いに重ね合わされる。
かくして、放出チャンバ52は、内側チャンバであり、中間チャンバ54は、外側チャンバを構成し、分配チャンバ56は、実質的に放出チャネル20全体にわたって延びるチャンバを形成する。
図13の第2の変形例では、陽極50は、別の改造形状を呈している。この図では、スラスタ10は、放出チャネル20の上流側部分内に、上流側から下流側に、管24に連結されると共にマニホルド50と外壁18との間に構成された環状分配チャンバ56、マニホルド50と内壁16との間に構成された環状中間チャンバ54、及び、マニホルド50と外壁18との間に構成されていて、チャネル20のイオン化ゾーン28内に開口した環状放出チャンバ52を有する。分配チャンバ56と放出チャンバ52は、互いに重ね合わされ、中間チャンバ54は、分配チャンバ56及び放出チャンバ52を包囲している。同様に、一連の流れオリフィス55が分配チャンバ56を中間チャンバ54に連結し、一連の排気オリフィス53が中間チャンバ54を放出チャンバ52に連結し、一連の排気オリフィス53は、旋回運動状態のガスの流れを配向させるよう主軸線Aに対して横断方向に延びる平面上への投影像で見て半径方向に対し第1のゼロではない角度βをなしている。
かくして、分配チャンバ56と放出チャンバ52は、内側チャンバを形成し、中間チャンバ54は、外側チャンバを構成する。
図13の第2の変形例では、排気オリフィス53がイオン性ガスを旋回運動を持たせた状態で外壁18に向かって送り出すことができるということが観察されるべきである。
半径方向磁場Bが図2〜図4に示されているように配向されている場合、この形態により、半径方向磁場に起因したイオンの角度偏向を強めることができる。半径方向磁場Bの配向が図1〜図4の配向と逆である場合、状況が変わり、磁場に起因したイオンの角度偏向の補償(全体的又は部分的)が生じる。
あらゆる条件下において、陽極50の壁が排気オリフィス53の出口の上方に半径方向に延びて、イオン及び/又は電子が排気オリフィス53の出口の付近に存在するのを阻止し又は少なくとも制限する保護壁58を形成する措置が取られる。このように、排気オリフィス53は、内壁16及び外壁18から来る腐食物質(セラミック)によって詰まり状態にならないよう保護される。
陽極50とマニホルドは、好ましくは、互いに一致している。これら2つの機能は、単一の部品又は一群の部品によって実行される。
陽極50は、好ましくは、単一部品であり、本質的に、炭素で作られ、それにより、放出チャネル20の底部への取り付けが容易になる。また、陽極50を互いに組み立てられる複数個の部品として構成することが可能である。
さらに、好ましくは、内壁16及び外壁18は、セラミックで作られ、陽極50に漏れ止め状態で連結する。
一例を挙げると、セラミック部品19は、窒化硼素及びシリカ(BNSiO2)で作られるのが良い。
かくして、互いに近い熱膨張率を提供する材料を用いて陽極50及びセラミック部品19を製作することにより、陽極50と内壁16及び外壁18との間に漏れ止め連結関係が維持されるようになり、これは、チャンバ52,54,56を介して起こる。
かくして、陽極50と内壁16及び外壁18との間に例えばろう付け(図7、図12及び図13参照)によって4つの環状締結ゾーン60が作られている。
先行技術及び本発明を示す例では、陽極及びマニホルドは、単一部品(図1〜図4では参照符号26、図5〜図13では参照符号50で示されている)を形成するものとして示されているが、本発明の範囲から逸脱することなく、互いに別個独立である2つの部品又は2組の部品を用いることにより2つの機能を分けることが可能であることが理解されるべきである。かかる状況下において、陽極及びマニホルドは、放出チャネルの底部のところに配置されるべきであり、マニホルドは、ガス供給管に連結され、陽極は、電源に接続される。

Claims (19)

  1. ホール効果プラズマスラスタ(10)であって、
    主軸線(A)回りに位置していて、開口下流側端部(20b)を備えると共に内壁(16)と外壁(18)の間に構成された環状放出チャネル(20)と、少なくとも1つの陰極(40)と、前記チャネル(20)中に磁場を生じさせる磁気回路と、前記チャネルにイオン性ガスを供給する管(24)と、陽極(50)と、前記チャネル(20)の上流側端部(20a)に配置されたマニホルドと、を有し、前記マニホルドは、前記管(24)に連結されていて、前記イオン性ガスを前記主軸線(A)回りに同心状に前記チャネル(20)のイオン化ゾーン(28)中に流入させることができるようになっている、ホール効果プラズマスラスタにおいて、
    前記陽極(50)は、マニホルドとして働き、前記マニホルド(50)は、前記マニホルド(50)の出口のところに前記主軸線(A)回りのガスの旋回流を生じさせる方向性手段を有する、ホール効果プラズマスラスタ(10)。
  2. 前記方向性手段は、前記チャネル(20)の前記イオン化ゾーン(28)の近くで前記陽極(50)の出口のところで開口した一連の排気オリフィス(53)から成り、前記排気オリフィスは、旋回運動状態の前記ガスの流れを配向させるよう前記主軸線(A)に対して横断方向に延びる平面上への投影像で見て半径方向に対し第1のゼロではない角度(β)をなしている、請求項1記載のホール効果プラズマスラスタ(10)。
  3. 前記マニホルド(50)は、下流側から上流側に向かって、前記チャネル(20)の前記イオン化ゾーン(28)内に開口した環状放出チャンバ(52)及び前記放出チャンバ(52)に対して同心状に配置された少なくとも1つのセグメントを有する環状中間チャンバ(54)を構成するよう前記内壁(16)及び前記外壁(18)と協働し、
    前記排気オリフィス(53)は、前記中間チャンバ(54)を前記放出チャンバ(52)に連結している、請求項2記載のホール効果プラズマスラスタ(10)。
  4. 前記マニホルド(50)は、前記中間チャンバ(54)から上流側に、第1に前記管(24)に連結され、第2に一連の流れオリフィス(55)を介して前記中間チャンバ(54)に連結された環状分配チャンバ(56)を更に構成するよう前記内壁及び前記外壁と協働している、請求項3記載のホール効果プラズマスラスタ(10)。
  5. 前記流れオリフィス(55)は、旋回運動状態の前記ガスの流れを配向させるよう前記主軸線(A)に対して横断方向の平面上への投影像で見て半径方向に対し第2のゼロではない角度(γ)をなしている、請求項4記載のホール効果プラズマスラスタ(10)。
  6. 前記第1の角度(β)は、20°〜70°である、請求項2〜5のうちいずれか一項に記載のホール効果プラズマスラスタ(10)。
  7. 前記第1の角度(β)は、35°〜55°である、請求項6記載のホール効果プラズマスラスタ(10)。
  8. 前記第1の角度(β)は、実質的に45°に等しい、請求項6記載のホール効果プラズマスラスタ(10)。
  9. 前記排気オリフィス(53)は、前記イオン性ガスを前記内壁(16)に向かって放出することができる、請求項2記載のホール効果プラズマスラスタ(10)。
  10. 前記排気オリフィス(53)は、前記イオン性ガスを前記外壁(18)に向かって放出することができる、請求項2記載のホール効果プラズマスラスタ(10)。
  11. 前記マニホルド(50)は、前記主軸線(A)回りに一定角度を置いて分布して配置された少なくとも4つの排気オリフィス(53)を有する、請求項2記載のホール効果プラズマスラスタ(10)。
  12. 前記ホール効果プラズマスラスタ(10)は、前記放出チャネル(20)の前記上流側部分内に、上流側から下流側に、前記管(24)に連結されると共に前記マニホルド(50)と前記内壁(16)との間に構成された環状分配チャンバ(56)、前記マニホルド(50)と前記外壁(18)との間に構成された環状中間チャンバ(54)、及び、前記マニホルド(50)と前記内壁(16)との間に構成されていて、前記チャネル(20)の前記イオン化ゾーン(28)内に開口した環状放出チャンバ(52)、を有し、
    前記放出チャンバ(52)と前記分配チャンバ(56)は、互いに重ね合わされ、
    前記中間チャンバ(54)は、前記分配チャンバ(56)及び前記放出チャンバ(52)を包囲し、
    一連の流れオリフィス(55)が前記分配チャンバ(56)を前記中間チャンバ(54)に連結し、
    一連の排気オリフィス(53)が前記中間チャンバ(54)を前記放出チャンバ(52)に連結し、前記一連の排気オリフィス(53)は、旋回運動状態の前記ガスの流れを配向させるよう前記主軸線(A)に対して横断方向に延びる平面上への投影像で見て半径方向に対し第1のゼロではない角度(β)をなしている、請求項1〜9及び請求項11のうちいずれか一項に記載のホール効果プラズマスラスタ(10)。
  13. 前記ホール効果プラズマスラスタ(10)は、前記放出チャネル(20)の前記上流側部分内に、上流側から下流側に、前記管(24)に連結されると共に前記マニホルド(50)と前記内壁(16)との間に構成された環状分配チャンバ(56)、前記マニホルド(50)と前記外壁(18)との間に構成された環状中間チャンバ(54)、及び、前記マニホルド(50)と前記内壁(16)との間に構成されていて、前記チャネル(20)の前記イオン化ゾーン(28)内に開口した環状放出チャンバ(52)、を有し、
    前記中間チャンバ(54)は、前記放出チャンバ(52)を包囲し、
    前記放出チャンバ(52)と前記分配チャンバ(56)は、互いに重ね合わされ、
    前記中間チャンバ(54)と前記分配チャンバ(56)は、互いに重ね合わされ、
    一連の流れオリフィス(55)が前記分配チャンバ(56)を前記中間チャンバ(54)に連結し、
    一連の排気オリフィス(53)が前記中間チャンバ(54)を前記放出チャンバ(52)に連結し、前記一連の排気オリフィス(53)は、旋回運動状態の前記ガスの流れを配向させるよう前記主軸線(A)に対して横断方向に延びる平面上への投影像で見て半径方向に対し第1のゼロではない角度(β)をなしている、請求項1〜9及び請求項11のうちいずれか一項に記載のホール効果プラズマスラスタ(10)。
  14. 前記ホール効果プラズマスラスタ(10)は、前記放出チャネル(20)の前記上流側部分内に、上流側から下流側に、前記管(24)に連結されると共に前記マニホルド(50)と前記外壁(18)との間に構成された環状分配チャンバ(56)、前記マニホルド(50)と前記内壁(16)との間に構成された環状中間チャンバ(54)、及び、前記マニホルド(50)と前記外壁(18)との間に構成されていて、前記チャネル(20)の前記イオン化ゾーン(28)内に開口した環状放出チャンバ(52)、を有し、
    前記分配チャンバ(56)と前記放出チャンバ(52)は、互いに重ね合わされ、
    前記中間チャンバ(54)は、前記分配チャンバ(56)及び前記放出チャンバ(52)を包囲し、
    一連の流れオリフィス(55)が前記分配チャンバ(56)を前記中間チャンバ(54)に連結し、
    一連の排気オリフィス(53)が前記中間チャンバ(54)を前記放出チャンバ(52)に連結し、前記一連の排気オリフィス(53)は、旋回運動状態の前記ガスの流れを配向させるよう前記主軸線(A)に対して横断方向に延びる平面上への投影像で見て半径方向に対し第1のゼロではない角度(β)をなしている、請求項1〜8並びに請求項10及び11のうちいずれか一項に記載のホール効果プラズマスラスタ(10)。
  15. 前記陽極と前記マニホルド(50)は、互いに一致している、請求項1〜14のうちいずれか一項に記載のホール効果プラズマスラスタ(10)。
  16. 前記陽極(50)は、本質的に炭素で作られた単一部品であり、前記内壁(16)及び前記外壁(18)は、セラミックで作られていて、前記陽極(50)に漏れ止め状態で連結されている、請求項15記載のホール効果プラズマスラスタ(10)。
  17. 前記第2の角度(γ)は、20°〜70°である、請求項5記載のホール効果プラズマスラスタ(10)。
  18. 前記第2の角度(γ)は、35°〜55°である、請求項5記載のホール効果プラズマスラスタ(10)。
  19. 前記第2の角度(γ)は、実質的に45°に等しい、請求項5記載のホール効果プラズマスラスタ(10)。
JP2012529331A 2009-09-17 2010-09-17 ホール効果プラズマスラスタ Active JP5685255B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR0956397A FR2950115B1 (fr) 2009-09-17 2009-09-17 Propulseur plasmique a effet hall
FR0956397 2009-09-17
PCT/FR2010/051943 WO2011033238A1 (fr) 2009-09-17 2010-09-17 Propulseur plasmique a effet hall

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013505529A true JP2013505529A (ja) 2013-02-14
JP5685255B2 JP5685255B2 (ja) 2015-03-18

Family

ID=42166766

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012529331A Active JP5685255B2 (ja) 2009-09-17 2010-09-17 ホール効果プラズマスラスタ

Country Status (9)

Country Link
US (1) US8704444B2 (ja)
EP (1) EP2478219B1 (ja)
JP (1) JP5685255B2 (ja)
CN (1) CN102630277B (ja)
CA (1) CA2774006A1 (ja)
FR (1) FR2950115B1 (ja)
IL (1) IL218587A0 (ja)
RU (1) RU2555780C2 (ja)
WO (1) WO2011033238A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103945632A (zh) * 2014-05-12 2014-07-23 哈尔滨工业大学 角向速度连续可调的等离子体射流源及该射流源的使用方法
CN114810527A (zh) * 2022-06-28 2022-07-29 国科大杭州高等研究院 低功率霍尔推力器的气体逆向注入分配器阳极一体结构

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9180984B2 (en) 2012-05-11 2015-11-10 The Boeing Company Methods and apparatus for performing propulsion operations using electric propulsion systems
FR2997386B1 (fr) * 2012-10-31 2015-05-29 Thales Sa Dispositif de propulsion optimise pour controle d'orbite et controle d'attitude de satellite
CA2831309C (en) 2012-12-04 2017-05-30 The Boeing Company Methods and apparatus for performing propulsion operations using electric propulsion systems
US10273944B1 (en) * 2013-11-08 2019-04-30 The United States Of America As Represented By The Administrator Of National Aeronautics And Space Administration Propellant distributor for a thruster
FR3038663B1 (fr) * 2015-07-08 2019-09-13 Safran Aircraft Engines Propulseur a effet hall exploitable en haute altitude
CN105257491B (zh) * 2015-11-30 2017-11-03 哈尔滨工业大学 一种霍尔推力器阳极
CN105736273B (zh) * 2016-04-11 2018-09-07 哈尔滨工业大学 一种大高径比霍尔推力器的磁路结构
CN106742073B (zh) * 2016-11-21 2019-12-20 北京控制工程研究所 一种微弧阴极放电微型电推进模块
CN107762754A (zh) * 2017-11-20 2018-03-06 北京千乘探索科技有限公司 一种适用于微电推力器的一体封装结构
US10723489B2 (en) * 2017-12-06 2020-07-28 California Institute Of Technology Low-power hall thruster with an internally mounted low-current hollow cathode
CN108320879B (zh) * 2018-02-06 2020-02-07 哈尔滨工业大学 霍尔推力器柔性磁路调控方法
CN108457827A (zh) * 2018-03-16 2018-08-28 哈尔滨工业大学 一种磁聚焦霍尔推力器的旋流出气结构
US11145496B2 (en) * 2018-05-29 2021-10-12 Varian Semiconductor Equipment Associates, Inc. System for using O-rings to apply holding forces
FR3093771B1 (fr) * 2019-03-15 2021-04-02 Safran Aircraft Engines Fond de chambre pour propulseur plasmique
CN111219306B (zh) * 2019-03-21 2020-12-11 哈尔滨工业大学 一种双磁屏的霍尔推力器
CN110307132B (zh) * 2019-05-24 2020-09-18 北京控制工程研究所 一种提高气体均匀性的霍尔推力器定位结构
CN110735775B (zh) * 2019-09-16 2021-02-09 北京控制工程研究所 一种霍尔推力器用中空阳极结构
CN111038741B (zh) * 2019-12-31 2022-03-18 哈尔滨工业大学 百瓦级航天电推进空心阴极结构
CN111114774B (zh) * 2019-12-31 2021-10-22 浙江大学 一种基于电磁场提供动力的无旋翼飞碟及其飞行方法
CN113357109B (zh) * 2021-06-30 2022-07-15 哈尔滨工业大学 一种射频离子推力器点火装置
WO2023027679A1 (ru) * 2021-08-25 2023-03-02 Частное Акционерное Общество "Фэд" Стационарный ионно-плазменный двигатель
CN114352831A (zh) * 2021-12-21 2022-04-15 上海空间推进研究所 气体分配器
CN115559874A (zh) * 2022-09-20 2023-01-03 兰州空间技术物理研究所 一种混合推进霍尔推力器
CN115711208B (zh) * 2022-11-22 2023-07-28 哈尔滨工业大学 一种适合高比冲后加载霍尔推力器的供气结构
CN115681057B (zh) * 2023-01-03 2023-06-02 国科大杭州高等研究院 一种霍尔推进系统及其运行方法
CN115681055A (zh) * 2023-01-03 2023-02-03 国科大杭州高等研究院 紧凑型气体分配器及霍尔推力器

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63108646A (ja) * 1986-10-20 1988-05-13 ハロルド ア−ル.カウフマン イオン源装置
RU2209532C2 (ru) * 2001-10-10 2003-07-27 Сорокин Игорь Борисович Плазменный ускоритель с замкнутым дрейфом электронов
JP2004530256A (ja) * 2001-02-23 2004-09-30 カウフマン アンド ロビンソン,インコーポレイテッド 小型クローズド・ドリフト・スラスタ用の磁場
US7116054B2 (en) * 2004-04-23 2006-10-03 Viacheslav V. Zhurin High-efficient ion source with improved magnetic field
JP2010519456A (ja) * 2007-02-21 2010-06-03 スネクマ イオンスラスタ用エミッタ

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2693770B1 (fr) * 1992-07-15 1994-10-14 Europ Propulsion Moteur à plasma à dérive fermée d'électrons.
US5475354A (en) 1993-06-21 1995-12-12 Societe Europeenne De Propulsion Plasma accelerator of short length with closed electron drift
US5646476A (en) * 1994-12-30 1997-07-08 Electric Propulsion Laboratory, Inc. Channel ion source
US5763989A (en) * 1995-03-16 1998-06-09 Front Range Fakel, Inc. Closed drift ion source with improved magnetic field
CA2250913C (en) * 1996-04-01 2005-06-28 International Scientific Products A hall effect plasma accelerator
US6612105B1 (en) * 1998-06-05 2003-09-02 Aerojet-General Corporation Uniform gas distribution in ion accelerators with closed electron drift
US6777862B2 (en) * 2000-04-14 2004-08-17 General Plasma Technologies Llc Segmented electrode hall thruster with reduced plume
US6735935B2 (en) * 2000-12-14 2004-05-18 Busek Company Pulsed hall thruster system
US6640535B2 (en) * 2001-06-13 2003-11-04 The Regents Of The University Of Michigan Linear gridless ion thruster
US7030576B2 (en) * 2003-12-02 2006-04-18 United Technologies Corporation Multichannel hall effect thruster
US7459858B2 (en) * 2004-12-13 2008-12-02 Busek Company, Inc. Hall thruster with shared magnetic structure
RU2347106C2 (ru) * 2006-11-27 2009-02-20 Федеральное государственное унитарное предприятие Федерального космического агентства "Опытное конструкторское бюро "Факел" Электрический реактивный двигатель малой тяги и способ изготовления и термической обработки биметаллических магнитопроводов
US7589474B2 (en) * 2006-12-06 2009-09-15 City University Of Hong Kong Ion source with upstream inner magnetic pole piece
FR2945842B1 (fr) * 2009-05-20 2011-07-01 Snecma Propulseur a plasma a effet hall.

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63108646A (ja) * 1986-10-20 1988-05-13 ハロルド ア−ル.カウフマン イオン源装置
JP2004530256A (ja) * 2001-02-23 2004-09-30 カウフマン アンド ロビンソン,インコーポレイテッド 小型クローズド・ドリフト・スラスタ用の磁場
RU2209532C2 (ru) * 2001-10-10 2003-07-27 Сорокин Игорь Борисович Плазменный ускоритель с замкнутым дрейфом электронов
US7116054B2 (en) * 2004-04-23 2006-10-03 Viacheslav V. Zhurin High-efficient ion source with improved magnetic field
JP2010519456A (ja) * 2007-02-21 2010-06-03 スネクマ イオンスラスタ用エミッタ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103945632A (zh) * 2014-05-12 2014-07-23 哈尔滨工业大学 角向速度连续可调的等离子体射流源及该射流源的使用方法
CN114810527A (zh) * 2022-06-28 2022-07-29 国科大杭州高等研究院 低功率霍尔推力器的气体逆向注入分配器阳极一体结构
CN114810527B (zh) * 2022-06-28 2022-09-09 国科大杭州高等研究院 低功率霍尔推力器的气体逆向注入分配器阳极一体结构

Also Published As

Publication number Publication date
US20120206045A1 (en) 2012-08-16
CN102630277A (zh) 2012-08-08
WO2011033238A1 (fr) 2011-03-24
JP5685255B2 (ja) 2015-03-18
EP2478219B1 (fr) 2018-10-31
CA2774006A1 (en) 2011-03-24
IL218587A0 (en) 2012-05-31
FR2950115A1 (fr) 2011-03-18
FR2950115B1 (fr) 2012-11-16
RU2012113127A (ru) 2013-10-27
CN102630277B (zh) 2015-06-10
EP2478219A1 (fr) 2012-07-25
RU2555780C2 (ru) 2015-07-10
US8704444B2 (en) 2014-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5685255B2 (ja) ホール効果プラズマスラスタ
JP6645987B2 (ja) 宇宙機のためのエンジンと、上記エンジンを備える宇宙機
JP3007895B2 (ja) 単一陰極プラズマ銃及びそれに用いる陽極アタッチメント
US5475354A (en) Plasma accelerator of short length with closed electron drift
CN110500250B (zh) 一种螺旋波电磁加速等离子体源
US4577461A (en) Spacecraft optimized arc rocket
US4548033A (en) Spacecraft optimized arc rocket
US6202939B1 (en) Sequential feedback injector for thermal spray torches
US9854660B2 (en) Ion accelerators
JP5690891B2 (ja) アキシャルフィード型プラズマ溶射装置
JPH0710361B2 (ja) 半径方向と接線方向のプラズマガス流の比を調節可能にした改良プラズマフレ−ム・スプレ−ガンの方法および装置
JP2018127917A (ja) ホールスラスタ
JP2008223655A (ja) ホール型電気推進機
US20090140082A1 (en) Plasma Spray Nozzle System
USRE33803E (en) Gas laser with at least one excitation tube wherethrough gas is actually flowing
WO2017119501A1 (ja) プラズマ加速装置およびプラズマ加速方法
EP1161855B1 (en) An ion accelerator
US7075030B2 (en) Shielded beam delivery apparatus and method
CN111043000B (zh) 一种磁等离子体推力器
RU2672054C1 (ru) Электродуговой плазмотрон для нанесения покрытий из тугоплавких дисперсных материалов
JP2004095271A (ja) 除電装置
RU2196397C2 (ru) Способ и устройство для ускорения ионов в плазменных ускорителях холловского типа
CN111621734B (zh) 一种等离子喷枪
US9227214B2 (en) Adjustable gas distribution assembly and related adjustable plasma spray device
JPH0763034B2 (ja) 軸供給型プラズマ加熱材料噴射装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130821

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140312

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140402

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140630

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141217

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150116

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5685255

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250