JP6645987B2 - 宇宙機のためのエンジンと、上記エンジンを備える宇宙機 - Google Patents

宇宙機のためのエンジンと、上記エンジンを備える宇宙機 Download PDF

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Description

本発明は、宇宙飛行体(space vehicle、spatiaux)のためのエンジンの分野に関し、特に、人工衛星のためのエンジンに関する。
特定の用途においては、宇宙飛行体が、大きな推力において、又は、高い比推力において、2つの動作モードを有することが望ましいことがある。2つの事例、即ち、
人工衛星を配置(put onto station)、且つ、その人工衛星の軌道を維持することであって、人工衛星を配置することが、可能な限り迅速に静止軌道に人工衛星を移動させるためにより大きな推力を必要とし、及び、人工衛星は、その人工衛星を15年間にわたって所定位置に保持するために、高い比推力を伴う推進力を必要とする事例、及び、
踏査(exploration)であって、天体物体が離陸することを可能にし、且つ、その次に、宇宙においては高い比推力での推進力の使用を可能にする、スラスターを有することが有利である可能性がある事例を指摘することが可能である。
公知のように、人工衛星の推進力は、一般的に、2つの方法、即ち、化学推進と電気推進とによって得られる。これら2つの推進モードは、推力に対する比推力(Isp)のプロットにおいて、それぞれの固有の動作領域を有し、概略的には、化学推力は、大きな推力が実現されることを可能にするが、比推力は450秒に限定されたままである。これとは逆に、電気推進は、高い比推力(2000秒)が得られることを可能にするが、その推力は比較的小さなままである。
人工衛星の推進力のためには、ホール効果スラスター(Hall effect thrusters、propulseurs a effet Hall)が、宇宙飛行体のための飛行姿勢及び軌道制御システム(attitude and orbit control system)(AOCS)において、特に、静止人工衛星のAOCSにおいて使用されている。ホール効果スラスターは、約1500秒の非常に高い比推力(Isp)を得ることを可能にし、したがって、そのシステムを脱飽和化させるための化学スラスターと組み合わせて、例えばリアクションホイールのような慣性装置を使用する従来のシステムの場合に比べて、著しく低い質量と複雑性とを使用しながら、宇宙飛行体の飛行姿勢及び/又は位置を正確に制御することを可能にする。
しかし、高い比推力を提供するホール効果スラスターは、通常は、非常に小さい推力しか提供しない。したがって、ホール効果スラスターを採用するAOCSは、従来においては、軌道移動又は所定位置への配置といった特定の迅速な操縦のための化学スラスターと組み合わされている。しかし、このことは、宇宙飛行体の信頼性を害するほどに、宇宙飛行体の全体コストと複雑性とを増大させるという欠点を有する。
結論としては、利用可能な技術(化学推進、電気推進)はいずれも、これらの意図された動作領域の両方において、即ち、第1に、大きな推力と比較的小さい比推力を伴う動作領域と、第2に、高い比推力と比較的低い推力とを伴う動作領域との両方において、推進力を提供することを可能にはしない。
したがって、本発明の目的は、これらの動作領域の両方において推力を提供することが可能であり、且つ、宇宙飛行体を過剰に重く且つ複雑にすることなしに、これらの動作領域の両方において推力を提供することが可能である、宇宙飛行体エンジンを提案することである。
この目的を実現するために、本発明は、燃焼ガスを放出するためのノズルを備える化学スラスターと、ホール効果スラスターとの両方を含む、宇宙飛行体エンジンを提案し、このエンジンは、上記ノズルが、ホール効果スラスターが動作中である時にホール効果スラスターによって放出される粒子のための放出導管として機能するように構成されている。
したがって、両方の技術、即ち、化学推進と電気推進とが、単一のエンジン内で採用されている。特定の手段、特にノズルを共通化することによって、このように構成されているエンジンが比較的に小型であることを可能にする。したがって、このように構成されているエンジンは、その動作能力を考慮すれば、比較的に単純で且つ低コストであるままであり、及び、こうした動作能力は両方のスラスターの共存によって増大させられる。
一実施態様では、ホール効果スラスターが磁気回路を有し、及び、子午半平面(meridian half−plane)上の断面では、磁気回路は、その磁気回路がその磁気回路のエアギャップ内で磁界を生じさせるために適しているように、ノズルの下流端に対して開いているエアギャップを有するU字形の形状である。
エアギャップ内で生じさせられる磁界が実質的に半径方向であることが好ましい。
本明細書では、術語「上流の」及び「下流の」が、ノズルの中心軸線によって画定される方向における推進ガスの通常の流動方向に基づいて定義されている。
この磁界は必ずしもエアギャップ全体にわたって生じさせられるわけではなく、エアギャップの下流端に実質的に位置している少なくともエアギャップの一部分内で生じさせられる。子午半平面は、軸線によって、特にノズルの軸線によって画定される、半平面である。
この実施態様では、特に、大半の従来の化学スラスターノズルと同様に中空で且つ空であるのではなく、このノズルが磁気回路の一部分を含むので、ノズル内で磁界を得ることが可能である。磁気回路のこの内側部分は、概ねノズルの軸線上に配置されており、及び、従来通りに軸対称的形状であるか、又は、さらには、軸線を中心とした回転体の形状である。
磁気回路の断面がU字形である子午半平面は、ノズルの軸線の周りに角度的に規則的に分布していることが好ましい。理想的には、この磁気回路は、子午半平面毎に、即ち、ノズルの軸線の周りに360°にわたって、1つのこうした断面を有する。
好ましくは、子午半平面図において、化学スラスターの燃焼室が磁気回路内に配置されている。
一実施態様では、ノズルは、環状の軸方向断面を有し、及び、磁気回路のエアギャップの中を通過する。したがって、エアギャップも環状の軸方向断面を有する。術語「軸方向断面」は、本明細書では、ノズルの軸線に対して垂直な平面における断面を意味するように使用されている。
一実施態様では、磁気回路は、ノズルの周りに配置されている少なくとも1つの外側磁気コアと、ノズルの内側に半径方向に配置されている内側磁気コアとを有し、及び、子午半平面上の断面では、上記内側磁気コアの断面と上記少なくとも1つの外側磁気コアの断面とが上記U字形の分岐部分を形成する。
一実施態様では、ホール効果スラスターが、さらに、ノズル内で磁界を生じさせるのに適している電気回路を含み、及び、この電気回路は、磁気回路のエアギャップからそれぞれに下流と上流に配置されているアノードとカソードとを含む。
このアノードとカソードは、様々な形に配置されてもよい。
一実施態様では、アノードはノズルの一部分を備える。例えば、アノードは、ノズルの壁の一部分を構成してもよい。
別の実施態様では、アノードはノズルの内側に配置されている。
一実施態様では、及び、特に上述した実施態様では、アノードはノズルから電気的に絶縁されている。
アノードは、化学スラスターのための燃焼室の中に流体を噴射するためのインジェクター(推進剤インジェクター)の付近に配置されていてもよく、及び/又は、ホール効果スラスターのための粒子インジェクターの付近に配置されていてもよく、即ち、原則的には、全体的にエンジン内の流体流路の上流端に配置されていてもよい。
一実施態様では、軸方向にエアギャップのレベルにおいて、ノズルの内壁及び外壁が電気絶縁性の材料で形成されている。
ノズルのこの内壁と外壁は、特にその電気的特性と磁気的特性と耐腐食性特性とに故に特に適切であるセラミック材料で作られている。例えば、絶縁壁が、その電気絶縁性リングの外側と内側とにおいてそれぞれに上記エアギャップを画定する、2つの電気絶縁性リングによって形成されていてもよい。
一実施態様では、ノズルは、下流端において分岐部分に連結されている、上流端に燃焼室を有する。
ホール効果スラスターは、さらに、少なくとも1つの粒子インジェクターを含む。一実施態様では、この粒子インジェクターは、上記燃焼室の中に粒子を噴射するのに適している。
この粒子は例えばキセノンのような不活性ガスである。
本発明は、さらに、少なくとも1つの上述したエンジンを含む宇宙飛行体を提供する。
本発明は、非限定的な具体例として示されている2つの実施形態の後述の詳細な説明を理解することによって、適切に認識されることが可能であり、且つ、その利点がより適切に明らかになる。この説明は添付図面に言及する。
本発明のエンジンの第1の実施形態を含む宇宙飛行体の概略的な部分軸方向断面図である。 図1に示されているエンジンの部分略斜視図である。
図1と図2は、本発明のエンジン10を示す。このエンジン10は、この事例では人工衛星である宇宙飛行体100の一部分を形成する。
このエンジンは、化学スラスターとホール効果スラスターの両方として動作することが可能であるハイブリッドエンジンである。化学スラスターとして、又は、ホール効果スラスターとしてこのエンジン10が動作することを可能にするために、このエンジン10は、推進剤タンク(図示されておらず、及び、単一の推進剤又は2つの推進剤が存在してもよい)に連結されており、及び、さらに、推進ガスのタンクにも連結されている。
エンジン10は、概して、軸線Xを中心とした回転体の形状である。
エンジン10は、軸線Xを中心とした概ね円筒形であるケーシング20の内側に配置されている。このケーシングの上流端である第1の軸方向端部22は、軸線Xに対して垂直である概ね平らな末端壁24によって閉じられており、一方、他方の端部26(ケーシングの下流端)は、軸線Xに対して同様に垂直である概ね平らな末端壁25によっって部分的に閉じられている。末端壁25は、ガスを放出するためにその末端壁25を通過する幅広の環状流路28を有する。
この末端壁25は、概して、軸線Xに対して垂直である円板の形状である。環状流路28が存在するので、末端壁25は、円板56によって、及び、環状流路28の周りに半径方向に配置されている環状リング58によって構成されている。このリング58はケーシング20と一体状に形成されている。
エンジン10は化学スラスター11を含む。
化学スラスター11は、ケーシング20の内側に配置されているノズル30を有する。
ノズル30は、軸線Xを中心とした概ね環状の形状である。さらに一般的には、ノズル30は、さらに、代替案として、例えば楕円形又は競馬場形である横断面のような、軸対称的な形状を想定することが可能である。
ノズル30が回転体又は軸対称の形状であるか否かに係わらず、ノズル30は概ね環状の形状であり、及び、したがって、半径方向外壁34を有するだけでなく、半径方向内壁32も有する。
これらの壁は軸線Xを中心として同心状である。
ノズル30は、上流端において(図1の左側において)閉じられており、及び、下流端において開いている。
上流から下流に、ノズル30は最初に燃焼室36を有し、その次にスロート38を有し、その後に分岐部分40を有する。これらの要素は、エンジン10が化学スラスター11として動作することを可能にするように配置されている。
化学スラスター11は、さらに、推進剤を噴射するためのインジェクター42も有する。これらのインジェクター42は、推進剤が燃焼室36の上流端で噴射されることを可能にするように配置されている。この目的のために、インジェクター42は、供給回路44によって推進剤供給源(図示されていない)に連結されている。
エンジン10は、さらに、ホール効果スラスター50も有する。このスラスター50はまず第1に磁気回路52を備える。
この磁気回路52は、強磁性材料で作られており及びしたがって外側磁気コアを形成するケーシング20自体と、強磁性材料で作られている末端壁24、25と、軸線Xに沿って延びるシャフトの形状である中央磁気コア54とを備える。末端壁25の一部分を形成する円板56が、シャフト54の下流端を形成する。
磁気回路52の上述の要素は、磁界が磁気回路を損失なしに通過することを可能にするように、一体的に配置されている。
ノズルの下流部分を摩耗から保護するために、且つ、磁気回路のエアギャップ内に形成される電子雲を収容するために、壁32、34の軸方向に下流の部分が、それぞれに照合番号82、84で示されているセラミック材料で作られているリングによって形成されている。これらのリングは、磁気回路52のエアギャップのレベルに配置されている。
磁気回路52は、さらに、ホール効果スラスターが動作することを可能にするために必要とされる磁界を生じさせる働きをする内側環状コイル70と外側環状コイル72とを有する。これら2つのコイルは、軸線Xを中心として同心状に形成されている。コイル70は、壁32の内側に(即ち、シャフト54と壁32との間に)シャフト54の周りに(半径方向に)形成されている。コイル72は、円筒形ケーシング20の内面上に形成されており、及び、さらに明確には、ノズル30の内面と外壁34との間に形成されている。
軸方向において、コイル70、72は、ノズル30のスロート38からわずかに下流に配置されている。より一般的な形では、これらのコイルは、上流端における燃焼室から、下流端におけるセラミックリング82、84からわずかに上流の位置に、軸線Xに沿って、軸方向に任意のレベルに配置されてもよい。
コイル70、72は、電気エネルギー源(図示されていない)によって給電される。
磁気回路52内では、中央磁気コア54と外側磁気コア(ケーシング20)が、互いに反対の極性を有するように配置されている。
回路52は、環状流路28内に概ね半径方向の磁界を生じさせるように配置されており、したがって、その回路52のエアギャップを構成する。
他の実施形態では、磁気回路は、この回路52の構造とは異なる構造であってもよい。重要な点は、この磁気回路が、ホール効果スラスターの噴射流路(具体的には、流路28)内に半径方向の磁界を生じさせるのに適しているということである。
磁界の強度が、放出流路28からノズルのスロート38へと漸進的に減少する。図示されている実施形態では、(流路28とのその最大軸方向レベルにある)磁界が、アノード62の付近で磁界の強度を減少させるように、内側及び外側磁気遮蔽壁77によって減衰させられる。
これらの遮蔽壁は、それぞれに、ケーシング20の内面上と、シャフト54の外面上とに形成されており、及び、コイル70、72を機械的に支持する。
コイル70、72は概ね円筒形のコイルであり、及び、これらのコイルでは、各々の巻輪が概ね軸線Xを中心とした円の形状である。別の実施形態では、コイル72は、軸線Xに対して平行なそれぞれの軸線を中心とした複数の互いに同一のコイル72によって置き換えられることが可能であり、及び、コイル72はノズル30の外壁34の周りに軸対称的に配置されている。
ノズル30の下流部分は、回路52のエアギャップ28の中を通過するか、又は、このエアギャップ28の中に延びる。
したがって、子午半平面上の断面では(図1)、磁気回路は、ノズル30の下流端26に向かって開いているエアギャップ28を伴ったU字形の形状である。末端壁24から進む形で、このU字形の形状は、それぞれにU字形の2つの分岐部分を形成する、外側のケーシング20の断面と内側の中央コア54の断面とによって構成されている。
スラスター50は、さらに、電気回路60も有する。この回路は、分岐部分40に沿って軸方向に概ね中間に位置しているアノード62と、ノズル30の端部26から下流に位置しているカソード64と、アノード62をカソード64に接続する電圧源66とを備える。
より一般的な形では、アノード62は、上流端における燃焼室から、下流端におけるセラミックリング82、84からわずかに上流の位置に延びる、軸線Xに沿って軸方向において任意のレベルに配置されてもよい。
アノード62は、主にノズル30の内壁34によって構成されており、及び、したがって、ノズル30内に組み込まれているが、ノズル30からは電気的に絶縁されている。
カソード64は、円板56上に外側において締め付け固定されており、即ち、シャフト54から下流に締め付け固定されている。図2では、カソード64は点線で描かれている。
カソード64は、ノズル30の内壁32の内側を通過するケーブルによって電圧源66に接続されている。
このケーブルがシャフト54の内側を通過することが有利である。
最後に、ノズル30の上流端において、このスラスターは推進ガスインジェクター75を含む。これらのインジェクター75は、燃焼室36の上流端の中に推進ガスが噴射されることを可能にするように配置されている。このために、これらのインジェクター75は、噴射回路76によって噴射ガス供給源(図示されていない)に連結されている。この推進ガスはキセノンであってもよく、キセノンは大きい分子量と比較的低いイオン化電位という利点を有する。しかし、他のホール効果スラスターでは、様々な推進ガスが使用されることも可能である。
エンジン10は、2つの動作モード、即ち、電気推進と化学推進を有する。
化学推進の場合には、推進剤がインジェクター42を経由して燃焼室36内に噴射される。推進剤は燃焼室内で燃焼させられる。燃焼ガスがスロート38と分岐部分40とによって加速され、及び、ノズル30の下流開口部28を通して高速度で放出される。
ホール効果推進の場合には、エンジン10が次のように動作する。
キセノンが推進ガスとして使用される時には典型的には約150ボルト(V)から800Vである電圧が、ノズル30の下流端から下流に位置するカソード64とアノード62との間に生じさせられる。その次に、カソード64は電子を放出し始め、この電子の大半が、磁気回路52によって生じさせられる磁界によって形成される磁気エンクロージャーの中に閉じ込められ、及び、この磁界は、所望の性能と使用推進ガスとに適合化させられており、及び、推進ガスとしてキセノンを使用する時に典型的には約100ガウス(G)から約300Gである。したがって、この磁気エンクロージャー内に閉じ込められた電子は仮想カソードグリッドを形成する。
推進ガスがインジェクター75を経由してノズル30の中に噴射され続ける限り、高エネルギー電子(highly energetic electron)(典型的には、10電子ボルト(eV)から40eV)が、磁気エンクロージャーからアノード62に向かって脱出する。これらの電子と推進ガスの原子との間の衝突が、推進ガスをイオン化し、その次に、この推進ガスは、コイル70、72によって生じさせられる電界Eによってノズル30の下流端26に向かって加速される。推進ガスイオンの質量が電子の質量よりも幾分か大きいので、磁界は、その磁界が電子を閉じ込めるのと同じようにはそのイオンを閉じ込めることがない。したがって、スラスター50は、ノズル30の下流端を通過して極度に高速度で放出されるプラズマジェットを生じさせ、これによって中央軸線Xと概ね一直線上にある推力を生じさせる。
このスラスター50の動作は、米国特許出願公開第US2003/0046921A1号明細書で説明されているスラスターの動作に類似している。
採用随意に、エンジン10は、さらに、化学スラスターが動作中である時に燃焼ガスの追加的な膨張を可能にするために、リング82とリング84とから下流に、追加のノズル部分を含むことも可能である。
したがって、ノズル30の環状形状が、そのノズル30が、化学推進中に推進剤の燃焼と燃焼ガスの放出とのための導管としてだけではなく、さらには、電気的動作中にイオン加速導管としても使用されることを可能にする。特に、ノズルの軸線上のシャフトの形状である磁気コア54の構成は、化学スラスター11の動作を妨害することが全くない。さらに、末端壁25から下流にあり且つシャフト54の端部によって保護されているカソードの位置(カソード64は円板56の中央部に直接的に接触している)が、長時間にわたってそのカソードがさらされることが不可能である燃焼ガスの流れに対して、そのカソードが直接的に接触しないことを確実なものにすることを可能にする。
特定の実施形態を参照しながら本発明を説明してきたが、特許請求項によって定義されている本発明の全般的な範囲から逸脱することなしに、様々な変更と変化とがこの実施形態に加えられることが可能であるということが明らかである。これに加えて、上述した実施形態の個別的な特徴が別の実施形態において組み合わされることが可能である。したがって、こうした説明と図面とが、限定的なものではなくて例示的なものであると見なされなければならない。
10 エンジン
11 化学スラスター
20 ケーシング
24 末端壁
25 末端壁
28 環状流路
30 ノズル
32 内壁
34 外壁
36 燃焼室
38 スロート
42 インジェクター
50 ホール効果スラスター
52 磁気回路

Claims (11)

  1. 燃焼ガスを放出するためのノズル(30)を有する化学スラスター(11)を備える宇宙飛行体エンジン(10)において、
    前記宇宙飛行体エンジン(10)は、ホール効果スラスター(50)が動作中である時にそのホール効果スラスターによって放出される粒子のための放出導管として前記ノズルが機能するように構成されているホール効果スラスター(50)を含み、
    前記ホール効果スラスター(50)は磁気回路(52)を有し、
    子午半平面上の断面では、前記磁気回路は、前記磁気回路のエアギャップ内で磁界を生じさせることに前記磁気回路が適しているように、前記ノズルの下流端(26)に対して開いているエアギャップ(28)を有するU字形の形状であり、
    前記ノズル(30)は、環状の形状の軸方向断面を有し、前記磁気回路(52)の前記エアギャップの中を通過することを特徴とするエンジン。
  2. 前記磁気回路は、前記ノズル(30)の周りに配置されている少なくとも1つの外側磁気コア(20)と、前記ノズルの内側に半径方向に配置されている内側磁気コア(54)とを有し、子午半平面上の断面では、前記内側磁気コアの断面と前記少なくとも1つの外側磁気コアの断面とが前記U字形の分岐部分を形成することを特徴とする請求項に記載のエンジン。
  3. 前記ホール効果スラスターは、さらに、前記ノズル内で磁界を生じさせるのに適している電気回路(60)を含み、前記電気回路は、前記エアギャップ(28)からそれぞれに下流と上流に配置されているアノード(62)とカソード(64)とを含む請求項1又は2に記載のエンジン。
  4. 前記アノード(62)は前記ノズル(30)の一部分を含む請求項に記載のエンジン。
  5. 前記アノード(62)は前記ノズル内に配置されており、且つ、前記ノズルから電気的に絶縁されている請求項に記載のエンジン。
  6. 軸方向に前記エアギャップ(28)のレベルにおいて、前記ノズルの内壁及び外壁(32、34)は、電気絶縁材料で作られていることを特徴とする請求項のいずれか1項に記載のエンジン。
  7. 前記ノズルは、下流端において分岐部分(40)に連結されている上流端において燃焼室(36)を有することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のエンジン。
  8. 前記ホール効果スラスターは、さらに、粒子を前記燃焼室(36)の中に噴射するのに適している少なくとも1つの粒子インジェクター(7)を含む請求項に記載のエンジン。
  9. 前記エンジンは、
    推進剤を前記化学スラスターに供給するための供給回路と、
    噴射ガスを前記ホール効果スラスターに供給するための噴射回路とを有し、
    前記供給回路は前記噴射回路とは異なる請求項1〜8のいずれか1項に記載のエンジン。
  10. 軸方向に前記エアギャップ(28)のレベルにおいて、前記ノズルの内壁及び外壁(32、34)は、セラミックで作られていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載のエンジン。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の少なくとも1つのエンジン(1)を含む宇宙飛行体。
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