JP2013504410A - 顆粒を生成する方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、顆粒を調製する方法であって、動かされ続けている粒子を備えた造粒領域を提供するステップと、造粒領域の動いている粒子の上に又は上方に適用される液状組成物を備えた第一の供給流を造粒領域内に提供するステップと、造粒領域内を動いている粒子の層状成長の結果である顆粒を備えた生成物流を造粒領域から回収するステップとを備え、造粒核を備えた第二の供給流が造粒領域内に供給され、造粒核が平均粒径の15%未満の粒径の標準偏差によって特徴付けられる粒径分布を有し、第二の供給流が生成物流の0.05質量%から50質量%を構成することを特徴とする方法に関する。

Description

本発明は、顆粒を調製するためのプロセス、及び顆粒に関する。
このようなプロセスは、当該分野において既知であり、一般的に、
‐ 粒子を備えた造粒領域を提供するステップ(粒子は動かされ続けている)と、
‐ 液状組成物を備えた第一の供給流を造粒領域内に提供するステップ(液状組成物は、造粒領域内を動いている粒子の上又は上方に適用される)と、
‐ 顆粒を備えた生成物流を造粒領域から回収するステップ(顆粒は、造粒領域内を動いている粒子の層状成長の結果である)とを備える。
特許文献1には、このようなプロセスの一例が開示されている。特許文献1では、顆粒を生成するプロセスは、造粒領域からの生成物流の回収後に冷却ステップも備える。
一般的に、回収された生成物流は、サイズ分類装置において、サイズに基づいた三つの成長粒子流に分割される。所望のサイズの粒子流は、将来の使用又は処理のために回収される。小さ過ぎるサイズの粒子流は、造粒領域に戻される。大き過ぎるサイズの粒子流は、サイズ減少ユニットに送られて、その後、サイズの減少した粒子が、造粒領域に少なくとも部分的に戻される。
このようなプロセスの欠点は、造粒領域から放出された粒子流が広い粒径分布を有する点である。これによって、所望の粒径分布を有する顆粒生成物を得るために、小さ過ぎるサイズの粒子及び大き過ぎるサイズの粒子の両方を造粒プロセスに再利用することが必要とされる。これは、追加の分類設備及び配線を設置する必要があることを意味する。設備のサイズを、大き過ぎるサイズの粒子及び小さ過ぎるサイズの粒子の再循環に起因する生成物の追加的なスループットを許容するように増大しなければならない。これは、追加的なコストを課し、生成物の価格を上昇させる。新設工場にとって、小さ過ぎるサイズの粒子及び大き過ぎるサイズの粒子の再利用流の存在に起因した投資は高く付く。
既知のプロセスの他の欠点は、ダスト形成である。ダストは、主に、造粒領域において、また粉砕ステップにおいて形成される。
造粒領域におけるダスト形成は、造粒領域に供給される液状組成物の小滴の凝固による造粒核の形成によって、生じ得る。こうした核の一部は、造粒領域において成長して、顆粒を形成する。造粒核の他の部分は、ダストとして造粒領域から除去される。例えば、造粒プロセスが流動層において行われる場合、造粒領域に存在して成長している粒子を流動化するのに必要な空気流は、流動層内に全ての造粒核を保つには高くなり過ぎ得る。従って、流動化空気によって、形成された造粒核の一部がダストとして除去され得る。
粉砕ステップ又はサイズ減少ステップは、一般的に、大き過ぎるサイズの粒子に対して、粒子の粉砕強度を超過する機械力を印加すること(例えばダブルロール粉砕機によって)を含む。粒子を粉砕することは、やや未確定なプロセスであり、大き過ぎるサイズの粒子を二つ以上の小さな部分に砕くだけではなく、ダスト形成ももたらす。
既知の造粒プロセスは、略1〜10質量%のダストを生成するが、これは望ましくない副産物である。ダストが顆粒生成物内に存在していると、造粒機又は貯蔵容器におけるケーキング及びベーキングの危険性が、特に高湿度条件において、顕著に増大する。従って、ダスト形成によって、プロセスにガス清浄機が備わっていること、及びダストの再利用が必要となる。こうした追加のプロセスステップは、多量の水をプロセスにおいて再循環させることを要し、高いエネルギー消費を有する。
従って、既存の造粒設備の性能を上昇させることは、再利用流のせいで制限されるだけではなく、非経済的であり、魅力がない。
米国特許第5779945号明細書 欧州特許出願公開第0141436号明細書 米国特許第4219589号明細書
R.H.Perry、C.H.Chilton、Chemical Engineers Handbook、第5版 Perry’s Chemical Engineers’ Handbook、第6版、1984年
本発明の目的は、上記欠点のうち少なくとも一つを排除又は少なくとも軽減して、経済的で魅力的な造粒プロセスを達成することである。
この目的は、粒子を調製する方法(プロセス)であって、
‐ 動かされ続けている粒子を備えた造粒領域を提供するステップと、
‐ 造粒領域内を動いている粒子の上又は上方に適用される液状組成物を備えた第一の供給流を造粒領域内に提供するステップと、
‐ 造粒領域内を動いている粒子の層状成長の結果である顆粒を備えた生成物流を造粒領域から回収するステップとを備え、
造粒核を備えた第二の供給流が造粒領域内に供給され、造粒核が平均粒径の15%未満である粒径の標準偏差によって特徴付けられた粒径分布を有し、第二の供給流が生成物流の0.05質量%から50質量%を構成することを特徴とする方法によって達成される。
このようなプロセスの生成物流は、狭い粒径分布を有する顆粒を備え、上述の造粒プロセスの欠点を少なくとも部分的に排除する。好ましい実施形態では、粒子分布は、分類設備を最早必要としなくなり得るように狭いものであり、造粒プロセス全体を単純化し、生成される顆粒の全体的な価格を下げる。この好ましい実施形態では、粉砕機も必要でなくなり得て、造粒プロセス全体におけるダスト形成も減じる。
本発明に係るプロセスの追加的な利点は、固体造粒核の追加が、生成される顆粒1キログラム当たりの造粒機から除去する必要のある結晶化熱の量を減らす点である。第二の供給流内の造粒機に加えられた造粒核は、別途のプロセスによって生成され、そのプロセスにおいて造粒核が凝固されて、結晶化熱はその別途のプロセスにおいて既に除去されている。
本発明に係るプロセスの他の利点は、造粒核の狭い粒径分布に起因して、造粒領域内で成長している粒子も狭い粒径分布を有し、特に造粒が流動層又は噴流層において行われる場合に、造粒プロセスのより安定な運用がもたらされ得る点である。造粒機内で成長している粒子の粒径分布が狭くなるほど、流動化ガス流を、層の安定性を犠牲にせずにより良く増大させることができる(つまり、流動層内のより狭い粒径分布は、軽い粒子の吹き飛ばし、並びに/又は、重い粒子のケーキング及び/若しくはベーキングの危険性を小さくする)。また、流動化ガス流の増大は、造粒機内の熱伝導に役立ち得て、造粒機のスループットの増大を可能にする。
造粒核の平均粒径は、生成物の所望の粒径、及び造粒機に供給可能な液状組成物の最大量に依存する。一般的に、造粒核の平均粒径は、0.05mmから5mmの間、好ましくは0.1mmから3.5mmの間、より好ましくは0.2mmから2mmの間である。粒径の標準偏差は、好ましくは平均粒径の12%未満、より好ましくは10%未満である。
造粒プロセスにおいて成長している粒子の滞留時間分布(特に造粒機の設計に依存する)に起因して、成長している粒子の粒径の標準偏差が、造粒プロセス中に増大し得る。従って、造粒核の粒径の標準偏差は、好ましくは、所望の生成物の標準偏差より低く、例えば20%低い。造粒機において成長している粒子の粒径の標準偏差の増大は、造粒機の設計によって低減可能である。造粒機が、例えば造粒機内にバッフルを配置することによって、直列の複数のセクションに分割されて、一つのセクションから次のセクションへの成長している粒子の連続流を許容する場合、成長している粒子の標準偏差の増大を減じ得る。造粒核を備えた第二の供給流は、好ましくは第一セクションに導入される。
本発明の文脈において粒径は、粒子が通過することができるスクリーン又は篩の最小の細孔径又はメイズサイズに等しい。球形粒子、及び半球に類似している形状の錠剤(pastille)にとって、直径は、粒子がスクリーン又は篩のメイズの細孔を通過するかどうかを決める臨界パラメータである。
粒径分布はASTM E11‐61に従って決められる。タイラーメッシュ篩が使用される(非特許文献1のp.21−41を参照)。
複数(n個)のスクリーン又は篩が、粒子を粒子のn+1個の分画に分類するのに用いられる。第一のスクリーン又は篩は細孔径pを有し、第一の分画は、pよりも大きな粒径を有する粒子を備えて、所謂粗い分画である。第二の篩又はスクリーンは、細孔径pを有し、第二の分画は、pとpの間の粒径を有する。最後の、つまりn番目の篩又はスクリーンを通過する分画は、ダストを含む所謂‘微粒子’を備える。各分画の質量が求められる。平均粒径(μ)は、以下の式(1)に従って計算される:
Figure 2013504410
ここで、
μは、平均粒径、
totは、粒子の全質量、
は、i番目の分画の粒子の質量、
は、(pi−1+p)/2に等しいi番目の分画の平均粒径、
n+1は、分画の総数である。
標準偏差は、以下の式(2)に従って計算される:
Figure 2013504410
ここで、
σは、標準偏差、
tot、W、x、μ、n+1は、上記意味を有する。
平均粒径及び標準偏差を求める上記方法は、粒子の少なくとも二つの分画の存在を要する。
特定の一組の篩で、粒子の単一の分画しか得られない場合、その単一の分画を定める二つのスクリーン又は篩の細孔径の間の細孔径を有するスクリーン又は篩の異なる組を用い得る。その結果は、得られた単一の分画が、分画毎により狭い範囲の粒径を有する複数の分画に分離され得るというものである。上記方法は、平均粒径及び標準偏差を求めるのに使用可能である。
特定の一組の篩で、粒子の単一の分画しか得られない場合、平均粒径及び標準偏差は以下の式(3)及び(4)に従っても求められ得る:
Figure 2013504410
ここで、μ、x、σ、pi−1、pは上記意味を有する。
従って、平均粒径はx(つまり、その単一の分画の平均粒径)に等しく、その単一の分画を定めるスクリーン又は篩の平均細孔径(pi−1+p)/2である。その単一の分画内の粒径の正規分布を仮定すると、平均粒径からの粒径の最大偏差は±3σに等しい。従って、その単一の分画内の全ての粒子は、−3σから+3σのウィンドウ内に含まれる。このウィンドウの境界は、その単一の分画を定めるスクリーン又は篩の細孔径pi−1及びpによって決められる。従って、標準偏差(σ)が式(4)によって求められる。
後者の方法(式(3)及び式(4)を用いる)は、非常に狭い粒径分布を有する粒子(例えば、錠剤化プロセスで生成された粒子)が生成される場合に特に有用である。
本発明に係るプロセスでは、生成物流が三つの流れに分割され得る。つまり、大き過ぎるサイズの(つまり粗い)粒子の第一の流れと、所望のサイズの粒子の第二の流れと、小さ過ぎるサイズの(つまり微小な)粒子の第三の流れとである。平均粒径及び標準偏差は、上述の方法で計算可能である。
造粒機に導入される造粒核の量は、造粒機から回収される生成物流に対する相対的な質量によって表される。好ましくは、第二の供給流は、0.1質量%から40質量%、より好ましくは0.5質量%から25質量%、更に好ましくは0.75質量%から15質量%、1質量%から10質量%、最も好ましくは1質量%から5質量%を構成する。
造粒核は、既知のプロセスによって得られ得て、例えば、造粒化、錠剤化、別途の(プレ)造粒プロセス、より広い粒径分布を有する生成物からの所望の粒径分布の分画の篩分けが挙げられる。好ましくは、造粒核は、造粒化プロセス又は錠剤化プロセスから得られて、より好ましくは錠剤化プロセスから得られる。造粒核は、貯蔵容器から造粒機に供給されるか、又は上記プロセスのうち一つを造粒機と直列に結合することによって直接供給され得る。
好ましい実施形態では、1mmから2mmの間の平均サイズ及び平均サイズの15%未満の標準偏差を有する錠剤(つまり、錠剤化プロセスで得られた生成物)を、生成物流の1から25質量%の間の量で造粒機に供給する。
例えば、顆粒生成物が、1mmの平均粒径を有する造粒核から開始して、3mmの平均粒径を有することが望まれる場合、第二の供給流は生成物流の4質量%を構成し、造粒領域内にスプレーされる液状組成物を備えた第一の供給流は生成物流の96質量%を構成する。造粒領域に伝えられる結晶化熱は、4%減少する。
一実施形態では、造粒プロセスは、流動層又は噴流層において行われる。噴流層技術は、流動化するのが難しい生成物(例えば、非常に広い粒径分布を有する生成物、粗い生成物、非常に微細な生成物、粘着性によって塊を形成する傾向を有する粒子)用の特別に設計された設備を備える。
更に、本発明は、本発明に係るプロセスによって入手可能な顆粒に関する。このような顆粒はコア及びシェルを備える。コアは、第一のプロセス、特に錠剤化による第一の成分製である。シェルは、第二の成分製であり、コアの上に堆積した層状構造をもたらす本発明に係る造粒プロセスによって適用される。
一実施形態では、粒子のコアは、粒子のシェルよりも低い密度を有する。この差は処理によって生じる。コアは、例えば、造粒化プロセス又は錠剤化プロセスによって、好ましくは錠剤化プロセスによって生成される。シェルは、造粒核の層状成長によって造粒プロセスにおいて徐々に形成される。造粒化プロセス及び錠剤化プロセスにおいて、液体物質が粒子の外側から内側に向けて結晶化する一方で、造粒プロセスにおける層状粒子の成長は、物質を粒子の内側から外側に向けて結晶化させるので、コアがシェルよりも低い密度を有し得る。
一実施形態では、第一の成分及び前記第二の成分は、硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、リン酸アンモニウム、これらのアンモニウム塩の混合物、カルシウム硝酸アンモニウム、マグネシウム硝酸アンモニウム、NP複合肥料、NPK複合肥料、尿素、尿素含有組成物、硫黄、ビスフェノール、及びカプロラクタムから成る群から各成分に対して独立して選択可能な化合物を備える。
一実施形態では、第一の成分及び第二の成分は尿素を備え、顆粒の密度は1330kg/m未満、好ましくは1320kg/m未満である。顆粒は、好ましくは1mmから10mmの間、より好ましくは2mmから5mmの間の平均サイズを有する。
以下、添付図面を参照して、本発明を更に説明する。
狭い粒径分布を有する粒子の供給流を有する造粒機を備えた本発明の一実施形態の概略図を示す。 再利用流を更に備えた本発明の他の実施形態の概略図を示す。 冷却器を更に備えた本発明の更に他の実施形態の概略図を示す。 錠剤の概略的な平面図A及び正面図Bを示す。
液状組成物(例えば、溶液、溶解物又は懸濁液等)から顆粒を生成する本プロセスは、液状組成物を、造粒機の造粒領域内を動いている同じ組成の固体粒子上に適用して、その組成の固体粒子を成長させることと、例えば固体粒子が選択されたサイズに成長すると、成長した固体粒子流を造粒領域から放出することとを含む。
図1は、本発明の一実施形態を示す概略図である。
尿素溶液等の液状組成物からの顆粒生成では、液状組成物の溶液を、蒸発ステップによって、貯蔵容器1からライン2を通って造粒機4まで通して、ガス流3を用いて、又は用いずに、造粒機内にスプレーする。液状組成物は、例えば特許文献2に開示されているスプレーデバイスで造粒機内にスプレーされ得る。好ましくは、液体は、円錐フィルムとして造粒領域内にスプレーされる。
ほぼ均一な粒径を有する粒子を備えた第二の供給流25が、造粒機内に導入されて、粒子が、顆粒を形成するように徐々に成長する。顆粒は、ライン5を介して造粒機から連続的に放出される。
好ましくは、造粒機は複数のセクションに分割されて、各セクションは理想的に撹拌されたタンクに近接している。セクションは、一つのセクションの放出流が次のセクションの供給流となるように配置される。この配置では、軸方向分散の小さな栓流の条件が得られる。その結果は、第二の供給流において粒子の狭い粒径分布が造粒プロセス中に大部分にわたって保たれ得るというものであり、同様に狭い粒径分布を有する生成物がもたらされる。
第二の供給流25は、貯蔵容器26から供給され得て、又は顆粒化(prilling)や錠剤化(pastillation)等のプロセスから直接供給され得る。顆粒化は、例えば尿素溶液が99.7%の尿素に凝集されるプロセスである。結果物の溶解流は、顆粒化タワー内の回転顆粒化バケットを用いて顆粒化される。顆粒化の際のシーディングという任意の方法を用いると、耐衝撃性顆粒が得られる。こうした顆粒は、生成物の取り扱い中における劣化に非常に耐性がある。錠剤化は、例えばSandvik Rotofomerで実施されるプロセスである。このプロセスでは、例えば尿素溶解物のほぼ均一なサイズの滴が、スチールベルト冷却器上に堆積される。冷却の際に、滴がほぼ半球状に凝固して、ほぼ均一な粒径を有する(図4を参照)。
狭い粒径分布を有する生成物を実現する他のプロセスも、造粒機の第二の供給流の生成に適している。
貯蔵容器1内の温度は、造粒される生成物に応じて、略50℃から略250℃の間である。尿素造粒の場合、貯蔵容器内の温度は、略70℃から略100℃の間であり、特に略75℃から略99℃の間である。造粒機内の温度は、略60℃から略180℃の間であり、尿素造粒の場合好ましくは略90℃から略170℃の間である。ガス流3のガス量は、液状組成物1キログラム当たり略0から略0.9キログラムの範囲内である。ガス流3の温度は、略20℃から略180℃であり、尿素造粒の場合好ましくは略90℃から略140℃の間である。流動層又は噴流層の場合、空気等の流動化ガスが、ライン21を通って造粒機に供給される。パン又はドラム造粒プロセスの場合、周囲空気が、ライン21を通って造粒機に供給される。造粒機を出て行くガス流は、ライン6を通って、サイクロンやスクラバー等のガス/固体分離装置7に通されて、固体(主にダスト)が、それを運んでいるガスから分離されて、ガスはライン8を通って放出される。ガス流から分離されたダストは、ライン9を介して貯蔵容器1に戻されて、任意で水等の溶媒で希釈化され、造粒機4に再供給され得る。
図2は、本発明の他の実施形態の概略図である。
本実施形態では、ライン5を介して造粒機から放出された顆粒が、追加処理を経る。追加処理は、サイズ分類装置(例えば、サイジング篩又はスクリーン)を用いた粒径による生成顆粒の分類を備える。サイズ分類又はスクリーニング装置13において、顆粒は三つの流れに分割されて、具体的には、大き過ぎるサイズの粒子、所望のサイズの粒子、小さ過ぎるサイズの粒子である。小さ過ぎるサイズの粒子は、ライン15を介して造粒機4に戻されて、造粒プロセス中に液状組成物の固体粒子がその上に成長することができる核として機能する。所望のサイズの粒子は、手段16を介して、貯蔵所17に通され、その後、売却されるか、下流プロセスにおいて使用され得る。大き過ぎるサイズの粒子は、ライン18を通ってサイズ減少又は粉砕装置19に通され、所望のサイズの生成物が略2から略4mmの直径を有する場合には、略1.2から略2.4mm、好ましくは略1.5から略2.1mmの平均粒径を有する粉砕された粒子に変換される。ダスト形成は、この粉砕プロセスにおいてつきものである。このような粉砕設備の概要については、例えば、非特許文献1のp.8−16から8−57に見出だすことができる。本発明にとっては、特に、非特許文献1のp.8−19から8−22に記載されるようなロール粉砕機と称される設備が適している。尿素造粒の場合、所望のサイズの粒子は、通常、略2から4mmの間の顆粒直径を有することが好ましい。多き過ぎるサイズの粒子は略4mm超の直径を有し、小さ過ぎるサイズの粒子は略2mm未満の直径を有する。しかしながら、他の顆粒直径も適用可能である。例えば、空中散布での林業用の尿素顆粒の生成の場合、所望のサイズの粒子の顆粒直径は、5から15mmの間、好ましくは7から10mmの間である。粉砕された固体粒子流は、第二のサイズ分類又はスクリーニング装置27(例えば、篩又はスクリーン)において、造粒領域において再利用される流れ28と、液化(例えば溶解、分解、分散)されて貯蔵容器1に再利用される流れ29に分離される。
図3は、本発明の更に他の実施形態の概略図を示す。本実施形態では、ライン5を介して造粒機4を出て行く顆粒は、冷却器10において、その冷却器に供給されるガス流11を用いて冷却され、その後、顆粒は、ライン12を通って、サイズ分類又はスクリーニング装置13に通される。得られた大き過ぎる粒子18、所望のサイズの粒子16及び小さ過ぎる粒子15の三つの流れは、上述のように処理される。粉砕された粒子は、粉砕プロセスにいて生成されたダストと共に、ライン20を通って、造粒機4の下流の冷却器10に戻される。冷却器を出て行くガス流30は、ガス/固体分類装置7に向けられる。このステップは、造粒機内に蓄積するダストの量を減らして、造粒機の洗浄のための生成停止と生成停止との間の時間を増大させる。
供給されるガス流11の温度は略10℃から略80℃であり、その量は、冷却器に供給される顆粒1キログラム当たり略0.5から略5キログラムの間である。尿素造粒の場合、ガス流の温度は好ましくは略10℃から略50℃の間であり、尿素顆粒が冷却器を出て行く温度は、略20℃から略80℃の間であり、より好ましくは略25℃から略75℃の間である。ライン14を介して冷却器10を出て行くガス流は、上述のガス/固体分離装置7に移される。この分離装置7は、造粒機4からのダスト含有空気及び/又は冷却器か10からの空気を洗浄するために、例えば二つの別々の装置又は組み合わさった装置で構成され得る。
好ましくは、冷却器及び造粒機を、僅かな低圧力において動作させる。“わずかな低圧力”は、略0から100水柱mm、好ましくは0から70水柱mmの低圧力を意味する。
本発明は、溶液、溶解物又は懸濁液状の全ての種類の液状組成物に適用可能である。造粒するのに適した物質の例として、硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、リン酸アンモニウム等のアンモニウム塩並びにこれらの混合物、カルシウム硝酸アンモニウム、マグネシウム硝酸アンモニウム、NP及びNPK複合肥料、尿素、尿素含有組成物、硫黄等の単純な肥料等が挙げられる。本発明は、特に、単純な肥料及び複雑な肥料の造粒、特に尿素の造粒に適している。
本発明は、小さ過ぎるサイズの粒子及び粉砕された大き過ぎるサイズの粒子の両方が造粒プロセス内において完全に再循環される多様な造粒プロセスに適切に適用可能である。その例として、その全開示が参照として本願に組み込まれる非特許文献2のp.8−71、20−59から20−74に記載されているような流動層造粒プロセス、噴流層造粒プロセス、パン造粒プロセス、ドラム造粒プロセスが挙げられる。
本発明に係るプロセスは、例えば、その全開示が参照として本願に組み込まれる特許文献3に一般的に記載されているような設備において実施可能であり、その設備は、流動層造粒機等の造粒機、冷却器、スクリーニング装置、大き過ぎるサイズの粒子を粉砕する装置、及び、造粒機及び/又は冷却器を出て行くガス流から固体粒子を分離するガス/固体分離装置で構成される。
以下の非限定的な例で、本発明を更に説明する。
[比較例A]
試験設定においては、尿素を、流動層造粒機内において略110℃の温度で、直径45cmのシリンダー状流動層で造粒した。流動層の下側は、その6%が直径1.8mmの孔で構成された多孔質プレートによって、境界付けられていた。冷却空気は、略2m/sの表面速度で孔を通って流動層に流れ込んでいた。オーバーフローが、底部プレート上方70cmの層の上側に提供された。特許文献2に記載されるような液体分配デバイスを、底部プレートの中央に配置した。
略90kg/hの割合で供給される空気で液体分配デバイスを略140℃で作動させながら、略0.5質量%の水を含有する略140℃の尿素溶解物を、尿素貯蔵容器から流動層造粒機に略200kg/hの割合で供給した。層から出て行く尿素顆粒を、冷却器において冷却空気を用いて略40℃に冷却して、その後、平台スクリーンでスクリーニングした。
略2から4mmの間の粒径を有する略200kg/hの顆粒、略4mm超の30kg/hの顆粒、及び略2mm未満の150kg/hの顆粒が得られた。小さな顆粒は、流動層造粒機に直接戻された。略30kg/hの大き過ぎるサイズの顆粒流は、1.4mmの平均顆粒サイズに調節されたダブルロール粉砕機で構成されたサイズ減少装置に送られた。粉砕された顆粒は、略30kg/hの割合で冷却器に戻された。
尿素ダストは、略8kg/hの割合で流動層造粒機を出て行くガス流から、また、略5kg/hの割合で冷却器から抽出された。これらのダスト流は、ガス/固体分離機に通されて、尿素ダストが分離されて、尿素貯蔵容器に加えられた。
29日間の連続操業後、流動層造粒機が詰まり、試験を終了した。
[比較例2]
硝酸アンモニウムを、噴流層造粒機の試験設定で造粒した。噴流層を、直径45cmのシリンダー状容器内に配置し、その容器の下側には、垂直線に対して30度の角度で下方に収束していて、空気供給パイプで終端されている円錐セクションが設けられていた。略35℃の空気が、略400kg/hの割合、及び略40m/sの速度で装置に入った。噴流層内の顆粒は略100℃の温度を有していた。オーバーフローは、円錐セクションからシリンダー状セクションの移行部上方30cmの噴流層のシリンダー状セクションに配置された。
略0.5質量%の水及び略1.5質量%のMg(NOを含有する略180℃の硝酸アンモニウム溶解物を、略100kg/hの割合で気流内に噴流させた。噴流層造粒機から出て行く硝酸アンモニウム顆粒を、冷却器に移して、略40℃に冷却して、その後、平台スクリーンでスクリーニングした。
略2から4mmの粒径を有する略100kg/hの顆粒、略4mm超の10kg/hの顆粒、略2mm未満の75kg/hの顆粒が得られた。略2mm未満の顆粒は、噴流層造粒機に戻された。略4mm超の顆粒は、1.4mmの平均粒径に調節されたサイズ減少装置に通されて、その後、冷却器に戻された。ダストは、ガス/固体分離機によって、略3kg/hの割合で噴流層造粒機を出て行くガス流から、また略2kg/hの割合で冷却器から抽出された。
27日間の連続操業後、噴流層造粒機が詰まり、試験を終了した。
[例1]
比較例Aに係る試験設定で、流動層造粒機において、略110℃の温度で尿素を造粒した。冷却空気が、略2m/sの表面速度で孔を通って流動層内に流れ込んだ。オーバーフローを、底部プレートの上方70cmで層の上側に提供した。略90kg/hの割合で供給される空気で液体分配デバイスを略140℃で作動させながら、略1.5質量%の水を含有する略140℃の尿素溶解物を、尿素貯蔵容器から流動層造粒機に略190kg/hの割合で供給した。1mmから1.4mmの間の粒径を有する固体尿素の錠剤(生成されたままのものであり、μ=1.2mm、σ=(1.4−1)/6=0.067mm、σ/μ=0.056(5.6%))を備えた第二の供給流を、10kg/hの割合で流動層造粒機に加えた。層から出て行く尿素顆粒を、冷却器において冷却ガスを用いて略40℃に冷却して、その後、平台スクリーンでスクリーニングした。
略2から4mmの粒径を有する略200kg/hの顆粒が得られて、貯蔵設備に直接放出された。0.1kg/hより低い割合で4mm超のサイズを有する塊を、塊スクリーンで分離して、溶解容器に放出した。
尿素ダストを、略4kg/hの割合で流動層造粒機を出て行くガス流から、また略2kg/hの割合で冷却器から抽出した。これらのダスト流はガススクラビングシステムに通されて、尿素ダストが、水を用いて空気から洗い出されて、更なる処理のための尿素プラントに戻された。
[例2]
比較例Aに係る試験設定で、流動層造粒機において、略110℃の温度で尿素を造粒した。冷却空気が、略2m/sの表面速度で孔を通って流動層内に流れ込んだ。オーバーフローを、底部プレートの上方70cmで層の上側に提供した。略90kg/hの割合で供給される空気で液体分配デバイスを略140℃で作動させながら、略1.5質量%の水を含有する略140℃の尿素溶解物を、尿素貯蔵容器から流動層造粒機に略190kg/hの割合で供給した。略1.7mmから2.2mmの間の粒径を有する固体尿素の錠剤(生成されたままのものであり、μ=1.95mm、σ=(2.2−1.7)/6=0.083mm、σ/μ=0.043(4.3%))を備えた第二の供給流を、50kg/hの割合で流動層造粒機に加えた。層から出て行く尿素顆粒を、冷却器において、冷却ガスを用いて略40℃に冷却し、その後、平台スクリーンでスクリーニングした。
略2から4mmの粒径を有する略250kg/hの顆粒、略4mm超の10kg/hの顆粒、略2mm未満の50kg/hの顆粒が得られた。小さな顆粒は、流動層造粒機に直接戻された。略10kg/hの大き過ぎるサイズの顆粒流は、1.4mmの平均顆粒サイズに調節されたダブルロール粉砕機で構成されたサイズ減少装置に送られた。粉砕された顆粒は、略30kg/hの割合で冷却器に戻された。
尿素ダストは、略6kg/hの割合で流動層造粒機を出て行くガス流から、また略3kg/hの割合で冷却器から抽出された。これらのダスト流は、ガススクラビングシステムに通されて、尿素ダストが、水を用いて空気から洗い出されて、更なる処理のために尿素プラントに戻された。
1 貯蔵容器
2 ライン
3 ガス流
4 造粒機
5 ライン
6 ライン
7 ガス/固体分離装置
8 ライン
9 ライン
21 ライン
25 第二の供給流
26 貯蔵容器

Claims (15)

  1. 顆粒を調製する方法であって、
    動かされ続けている粒子を備えた造粒領域を提供するステップと、
    前記造粒領域内を動いている前記粒子の上に又は上方に適用される液状組成物を備えた第一の供給流を前記造粒領域内に提供するステップと、
    前記造粒領域内を動いている前記粒子の層状成長の結果である顆粒を備えた生成物流を前記造粒領域から回収するステップとを備え、
    造粒核を備えた第二の供給流が前記造粒領域内に供給され、前記造粒核が平均粒径の15%未満の粒径の標準偏差によって特徴付けられる粒径分布を有し、前記第二の供給流が前記生成物流の0.05質量%から50質量%を構成することを特徴とする方法。
  2. 前記造粒核が0.05mmから5mmの間の粒径を有する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記造粒核が0.2mmから2mmの間の粒径を有する、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記粒径の標準偏差が平均粒径の12%未満である、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記第二の供給流が前記生成物流の0.1質量%から40質量%を構成する、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記第二の供給流が前記生成物流の0.5質量%から25質量%を構成する、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記第二の供給流の前記造粒核が顆粒化又は錠剤化から成る群から選択されたプロセスによって得られる、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記第二の供給流が錠剤を備え、前記錠剤が平均サイズの15%未満の標準偏差で略1から2mmの間の平均サイズを有し、前記第二の供給流が前記生成物流の1質量%から25質量%を構成する、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記第二の供給流が前記生成物流の1質量%から5質量%を構成する、請求項8に記載の方法。
  10. 造粒が噴流層又は流動層において行われる、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. コア及びシェルを備えた顆粒であって、前記コアが第一の成分を備え、前記シェルが、該顆粒のコアの周囲に第二の成分の層状構造を備える、顆粒。
  12. 前記顆粒の前記コアの密度が前記顆粒の前記シェルの密度よりも低い、請求項11に記載の顆粒。
  13. 前記コアの密度が、前記シェルの密度よりも0.1から5%低い、請求項11又は12に記載の顆粒。
  14. 前記第一の成分及び前記第二の成分が、硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、リン酸アンモニウム、これらのアンモニウム塩の混合物、カルシウム硝酸アンモニウム、マグネシウム硝酸アンモニウム、NP複合肥料、NPK複合肥料、尿素、尿素含有組成物、硫黄、ビスフェノール、及びカプロラクタムから成る群から各成分に対して独立して選択された化合物を備える、請求項11から13のいずれか一項に記載の顆粒。
  15. 前記第一の成分及び前記第二の成分が尿素を備え、前記顆粒の密度が1330kg/m未満である、請求項11から14のいずれか一項に記載の顆粒。
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