JP2013502623A6 - ユーザ・インタフェース画面でパラメータを調整する方法、装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
画面でポインタにより前記アイコンの所定の操作が行われたか否かを判定するステップ(S1)と、前記ポインタにより前記アイコンの前記所定の操作が行われたと判定された場合、前記画面の前記アイコンの近傍に前記所定のパラメータの調整に用いられる補助表示を表示するステップ(S2)と、前記ポインタの操作による前記補助表示の操作により前記パラメータを調整するステップ(S3,S4)と、を含むパラメータ調整方法。
【選択図】図4
【選択図】図4
Description
本発明は、ユーザ・インタフェース画面に補助表示を表示するユーザ・インタフェース画面でパラメータを調整する方法、装置及びプログラムに関する。
ノンリニア映像編集システムは、色や動き等の様々なエフェクト機能を使用して映像に様々な特殊効果を付与するようになっている。かかるエフェクト機能には、その効果を決定するためのパラメータが複数用意されている。ユーザは、これらのパラメータを、マウス・ポインタでユーザ・インタフェース画面に表示されたアイコンを操作して調整する。
図12に従来のユーザ・インタフェース画面100を示す。図12に示すように、ユーザは、ユーザ・インタフェース画面100に表示される各種アイコンを操作してパラメータを細かく調節する。
また、ユーザ・インタフェース画面に表示されるアイコンの視認性及び選択性を改善するため、例えば、マウス・ポインタがアイコンに近づくと、表示された各アイコンを拡大する方法も提案されている(特許文献1参照)。
エフェクト機能を調節するためのパラメータの数が増えると、ユーザ・インタフェース画面に表示すべきアイコンの数も増える。アイコンの数が増えたとしても、同一のユーザ・インタフェース画面で各種パラメータを調整できるように、数多くのアイコンを1つのウィンドウ領域に表示することが好ましい。しかしながら、ユーザ・インタフェース画面で確保できるウィンドウ領域の広さには限界がある。このため、多くのアイコンを1つのウィンドウ領域内に表示しようとすると、個々のアイコンの表示サイズが小さくなり、視認性が低下するという課題がある。
また、各アイコンの表示が小さくなると、それに伴い、マウス・ポインタの移動量に対するパラメータの変化量が相対的に大きくなる。すなわち、マウス・ポインタを僅かに動かしただけでパラメータの変化量が大きく変動してしまうことがある。このため、アイコンの表示を縮小すると、マウス・ポインタを操作してパラメータに細かい調整を行うことが難しくなる。
また、アイコンのサイズそのものを拡大して表示する特許文献1に開示された手法では、拡大されたアイコンの視認性及び選択性を高めることができても、その拡大されたアイコンに隠れて他のアイコンに対する視認性が犠牲になるという問題が生じていた。
そこで、本発明は、上述した課題を解決することができるユーザ・インタフェース画面でパラメータを調整する方法、装置及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様によると、パラメータ調整方法は、所定のパラメータを調整するために、ユーザによる操作に応じて操作されるポインタ及び前記ポインタで操作されるアイコンを表示する画面で前記ポインタにより前記アイコンの所定の操作が行われたか否かを判定するステップと、前記ポインタにより前記アイコンの前記所定の操作が行われたと前記判定するステップにおいて判定された場合、前記画面の前記アイコンの近傍に前記所定のパラメータの調整に用いられる補助表示を表示するステップと、前記ポインタの操作による前記補助表示の操作により前記パラメータを調整するステップと、を含む。
以下、本発明の具体的な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1〜図5を参照して、本発明の第1の実施の形態に係るパラメータ調整装置について説明する。
[ハードウェア構成]
図1は、本発明の実施の形態に係るパラメータ調整装置を含むノンリニア編集装置20のハードウェア構成図である。
図1〜図5を参照して、本発明の第1の実施の形態に係るパラメータ調整装置について説明する。
[ハードウェア構成]
図1は、本発明の実施の形態に係るパラメータ調整装置を含むノンリニア編集装置20のハードウェア構成図である。
このノンリニア編集装置20は、CPU(Central Processing Unit(中央演算処理装置))21と、ROM(Read Only Memory)22と、RAM(Random Access Memory)23と、エンコーダ24と、デコーダ25と、AV入力部26と、入力I/F(Interface)27と、マウス28と、出力I/F(Interface)29と、HDD(Hard Disk Drive)30と、AV出力部31と、ディスプレイ32とを備える。ノンリニア編集装置20は、AV入力部26から入力される映像データをAV出力部31を介してディスプレイ32に表示して、マウス28等のようなコントロールデバイスを操作するユーザの指示入力に応じて映像データを編集する。
CPU21は、後述するROM22に格納されるプログラムに従ってノンリニア編集装置20の全体を制御する。ROM22には、本発明の実施の形態のパラメータ調整方法を実行させるためのプログラムも記憶される。RAM23は、CPU21により処理された最新のパラメータの情報及び映像データ等を一時的に格納する。
エンコーダ24は、CPU21により編集された映像データを符号化して圧縮する。エンコーダ24によって圧縮された映像データは、HDD30に記憶される。本実施の形態では、圧縮された映像データを格納する記憶装置としてHDD30を用いて説明するが、本発明はこれに限定されず、圧縮データを格納する上で適当であれば、DVD(Digital Versatile Disk)−RAM等、実装に応じて様々な記憶装置が適用可能である。
デコーダ25は、AV入力部26から入力される圧縮データ又はHDD30に記憶された圧縮データを復号化する。デコーダ25によって復号された映像データは、RAM23に一時的に格納されてAV出力部31を介してディスプレイ32に出力される。
AV入力部26は、他の装置から送出される映像データを取り込む機能を有する。AV入力部26は、インターフェースとして、IEEE1394、USB、Bluetooth(登録商標)、Wireless USB、赤外線、無線LAN(IEEE802.11シリーズ)等により構成することができる。
入力I/F27は、マウス28を含む、キーボード、ジョイスティック(図示していない)等のコントロールデバイスと接続するための機能を有するインターフェースである。マウス28等のコントロールデバイスからの操作信号は、入力I/F27を介してCPU21に入力される。
マウス28は、ユーザからの入力を受け付けるコントロールデバイスである。本実施の形態では、マウス28は、ユーザからの操作に応じてディスプレイ32に表示されるマウス・ポインタの動作を制御するために使用される。
出力I/F29は、図示しないが、プリンタや、他のパーソナルコンピュータ等と接続するための通信機能を有するインターフェースである。出力I/F29は、例えば、USBコネクター用スロット、Bluetooth(登録商標)ポート、WirelessUSBポート、赤外線ポート、無線LANポート(IEEE802.11シリーズ)等により構成することができる。
HDD30は、記憶装置として機能し、本発明の実施の形態のパラメータ調整方法を実行させるために必要なデータやプログラム、推奨範囲領域47及び非推奨範囲領域48を含む各種パラメータの情報等が記憶される。また、HDD30には、AV入力部26から入力される映像データ等も記録される。
AV出力部31は、ディスプレイ32と接続するための通信機能を有するインターフェースである。CPU21によって編集された映像データや後述のパラメータ調整方法で実行する補助表示の映像データは、AV出力部31を介してディスプレイ32に送られる。
ディスプレイ32は、カラーTFT(Thin Film Transister)液晶ディスプレイや、STN(Super Twisted Nematic)液晶ディスプレイ等により構成することができる。ディスプレイ32は、編集中のデータのプレビュー画像や、HDD30に記憶された編集後の映像を表示する。そして、CPU21は、このディスプレイ32上に後述の編集ウィンドウ(例えば、図3の符号40)や補助表示(例えば、図3の符号44)を写し出す。
<パラメータ調整装置の機能構成>
図2は、パラメータ調整装置10の機能構成図である。図1及び図2を参照して、ノンリニア編集装置20に含まれる本発明の実施の形態のパラメータ調整装置10について説明する。
本発明の実施の形態のパラメータ調整装置10は、操作部11と、画面12と、検知部13と、パラメータ調整部14と、補助表示制御部15とを有する。本実施の形態では、マウス28、キーボード、ジョイスティック等のコントロールデバイスが操作部11を、ディスプレイ32が画面12を、CPU21がプログラムと協働することで検知部13、パラメータ調整部14、補助表示制御部15を構成する。これらの各部により、CPU21は、(1)補助表示機能、(2)パラメータ調整機能を実現する。以下に、パラメータ調整装置10の各機能について説明する。
図2は、パラメータ調整装置10の機能構成図である。図1及び図2を参照して、ノンリニア編集装置20に含まれる本発明の実施の形態のパラメータ調整装置10について説明する。
本発明の実施の形態のパラメータ調整装置10は、操作部11と、画面12と、検知部13と、パラメータ調整部14と、補助表示制御部15とを有する。本実施の形態では、マウス28、キーボード、ジョイスティック等のコントロールデバイスが操作部11を、ディスプレイ32が画面12を、CPU21がプログラムと協働することで検知部13、パラメータ調整部14、補助表示制御部15を構成する。これらの各部により、CPU21は、(1)補助表示機能、(2)パラメータ調整機能を実現する。以下に、パラメータ調整装置10の各機能について説明する。
(1)補助表示機能
ユーザによる操作部11の操作に応じて動作するポインタ(例えば、図3の符号43)と、パラメータを調整するための(表示する画面12において、検知部13は、ポインタによるアイコン35の所定の操作を検知する。そして、検知部13により検知されたポインタによるアイコン35の操作に応じて、補助表示制御部15は、画面12に、アイコン35でパラメータ調整するための補助表示(例えば、図3の符号44)を他の表示内容に重畳して表示する。
ユーザによる操作部11の操作に応じて動作するポインタ(例えば、図3の符号43)と、パラメータを調整するための(表示する画面12において、検知部13は、ポインタによるアイコン35の所定の操作を検知する。そして、検知部13により検知されたポインタによるアイコン35の操作に応じて、補助表示制御部15は、画面12に、アイコン35でパラメータ調整するための補助表示(例えば、図3の符号44)を他の表示内容に重畳して表示する。
(2)パラメータ調整機能
パラメータ調整部14は、検知部13が検知したポインタ(例えば、図3の符号43)の動作に応じて、ポインタにより操作されたアイコン35に対応するパラメータを調整する。補助表示制御部15は、パラメータ調整部14によるパラメータの調整に応じて補助表示を変化させる。
パラメータ調整部14は、検知部13が検知したポインタ(例えば、図3の符号43)の動作に応じて、ポインタにより操作されたアイコン35に対応するパラメータを調整する。補助表示制御部15は、パラメータ調整部14によるパラメータの調整に応じて補助表示を変化させる。
<補助表示の表示例>
図3は、ノンリニア編集を行うためにディスプレイ32に表示される編集ウィンドウと補助表示の一例を示す。CPU21は、ユーザによるコントロールデバイスの操作によりノンリニア編集モードを開始すると、ディスプレイ32に編集ウィンドウ40を表示する。
図3は、ノンリニア編集を行うためにディスプレイ32に表示される編集ウィンドウと補助表示の一例を示す。CPU21は、ユーザによるコントロールデバイスの操作によりノンリニア編集モードを開始すると、ディスプレイ32に編集ウィンドウ40を表示する。
編集ウィンドウ40には、ノンリニア編集の内容に応じて、複数のタブと、開いているタブの中で操作が可能な複数の操作グループと、各操作グループの中で編集が可能な項目を示すボタンの形状の複数のアイコン35と、ユーザによるマウス28の操作に応じて動作するマウス・ポインタ43とが表示される。
タブの種類としては、「音声」、「映像」、「変換」、「照明」、「その他設定」がある。また、「変換」タブ内の操作グループとしては、「回転」、「スケール」、「アンカー」、「ポジション」がある。また、「回転」操作グループのアイコンとしては、「ピッチ」、「ヨー(YAW)」、「ロール」がある。また、「スケール」操作グループのアイコン、「アンカー」操作グループのアイコン、「ポジション」操作グループのアイコンとして、それぞれ「X」、「Y」、「Z」がある。
各アイコン35は検知領域41を有する。検知領域41は、マウス・ポインタ43の進入を検知する領域である。この検知領域41は、マウス28を操作するユーザが視認できるようにアイコン35の表示領域と略一致することが好ましい。各アイコン35に設けられた目盛り42の傾き、及び各アイコン35の下方に設けられた数値36によって各アイコン35に対応する編集内容の現在のパラメータの数値情報が表示される。
補助表示制御部15としてのCPU21は、何れかのアイコン35の検知領域41にマウス・ポインタ43が進入し、且つ、検知領域41でクリック操作が行われたことを検知すると、当該アイコン35に対応するパラメータの調整に用いられる補助表示44を編集ウィンドウ40に他の表示内容に重畳して表示する。補助表示44は、この補助表示44の背後に存在する他のアイコン35や数値36等、編集ウィンドウ40の背後の情報が見える程度に半透明である。したがって、補助表示44の背後にあるその他の情報に対する視認性は損なわれない。
パラメータ調整部14としてのCPU21は、検知部13が検知したマウス・ポインタ43のドラッグ操作に応じて、該当するアイコン35に対応するパラメータを調整する。そして、補助表示制御部15としてのCPU21は、パラメータ調整部14によるパラメータの調整に応じて、表示されている補助表示44を、例えば、当該アイコン35を中心とする半径が一定の扇形の形状に広げる。また、当該アイコン35に対応する検知領域41上でドラッグ操作を解除したときには、表示していた補助表示44を非表示にする。
<パラメータ調整方法>
図4は、本発明の第1の実施の形態に係るパラメータ調整方法を説明するフロー図である。図5は、第1の実施の形態に係るパラメータ調整方法により表示される補助表示の表示例を示す図である。尚、図5では、図3に示す複数のアイコン35のうち、一のアイコンを拡大して図示化している。図4及び図5を参照して、第1の実施の形態のパラメータ調整方法について説明する。
図4は、本発明の第1の実施の形態に係るパラメータ調整方法を説明するフロー図である。図5は、第1の実施の形態に係るパラメータ調整方法により表示される補助表示の表示例を示す図である。尚、図5では、図3に示す複数のアイコン35のうち、一のアイコンを拡大して図示化している。図4及び図5を参照して、第1の実施の形態のパラメータ調整方法について説明する。
図5(1)及び図5(2)に示すように、アイコン35上にマウス・ポインタ43が進入し、当該アイコン35の検知領域41でクリックする前においては、アイコン35の付近には補助表示44は表示されておらず、アイコン35と、そのアイコン35に対応するパラメータの現在値を示す目盛り42のみが表示されている。
CPU21は、ユーザによるマウス28の操作に応じて複数のアイコン35のうちの何れかのアイコン35の検知領域41の中にマウス・ポインタ43が進入し、且つクリックしたことを検知したか否かを判定する(ステップS1)。具体的には、CPU21は、入力I/F27を介して何れかのアイコン35の検知領域41において、マウス・ポインタ43によるクリック操作が行われたか否かを判定する。
CPU21は、何れのアイコン35の検知領域41の中でもマウス・ポインタ43に対するクリック操作が検知されていないと判定したときには、アイコン35の検知領域41の中にマウス・ポインタ43が進入し、且つクリック操作が行われたことを検知するまでこのステップS1で待機する。
一方で、CPU21が、ユーザによるマウス28の操作によって何れかの検知領域41の中にマウス・ポインタ43が進入し、且つクリック操作が行われたことを検知したと判定すると、当該アイコン35に対応するパラメータの現在値を示す補助表示が表示される(ステップS2)。具体的には、CPU21は、入力I/F27を介して、マウス・ポインタ43のクリック操作の行われたアイコン35を特定し、図5(2)に示す補助表示44を画面上に重畳して表示(オーバーレイ表示)する。この補助表示44は、編集ウィンドウ40の背後の情報が見える程度に半透明状に、アイコン35の目盛り42から延長して表示される。
次に、CPU21は、図5(3)に示すように、マウス28によるマウス・ポインタ43へのドラッグ操作に応じて補助表示44を検知領域41を中心とする半径が一定の扇形の形状に変化させる(ステップS3)。具体的には、CPU21は、入力I/F27を介してドラッグ操作を検出すると、マウス・ポインタ43のドラッグ操作を行う前のアイコン35の目盛り42から延長された補助表示の線44aに加えて、入力I/F27を介して検出したマウス・ポインタ43の先端とアイコン35の中心とを結ぶ線44bと、線44aと線44bとの間に形成される半径が一定の扇形の形状の補助表示領域45とを表示する。補助表示領域45は、また、画面上に重畳して表示(オーバーレイ表示)される。
CPU21は、パラメータを調整する(ステップS4)。この処理では、ステップS3で形成された補助表示領域45より、アイコン35の目盛り42から延長された補助表示44の基準線44aと、ドラッグ操作により移動したマウス・ポインタ43の先端とアイコン35の中心とを結ぶ線44bとにより形成される角度に基づいてパラメータの増減分を算出する。そして、CPU21は、この計測された角度に対応するパラメータの増減分を、そのアイコン35に対応するパラメータの増減分として現在のパラメータの値に加算、又は減算してパラメータの調整を行う。
また、この補助表示領域45の近傍に、CPU21は、補助表示領域45に相当する変化量46を表示する。図5(3)の例では、変化量46には、「+30」と表示されており、調整前のアイコン35の目盛り42に対するパラメータの増分が+30であることを示している。
次に、CPU21は、マウス・ポインタ43のドラッグ操作が解除されたか否かを判定する(ステップS5)。具体的には、CPU21は、入力I/F27を介して、マウス・ポインタ43に対するドラッグ操作が解除されたか否かを判定する。
CPU21は、マウス・ポインタ43に対するドラッグ操作が解除されていないと判定したときには、再びステップS3に戻り、アイコン35のドラッグ操作が解除されるまで、ステップS3〜ステップS5の処理を繰り返し行う。一方で、マウス・ポインタ43のドラッグ操作が解除されたことを検知すると、図5(4)に示すように、CPU21は、表示されている補助表示44を非表示にする(ステップS6)。この処理が終了するとパラメータ調整方法を終了する。
尚、本実施の形態では、補助表示を変化させるステップS3の後にパラメータを調整するステップS4を実行するものとして説明したが、本発明はこれに限定されない。補助表示を変化させるステップとパラメータを調整するステップを略同時に実行してもよいし、又はパラメータを調整するステップを補助表示を変化させるステップの前に実行してもよい。また、本実施の形態では、アイコン35の検知領域41にマウス・ポインタ43が進入し、且つ、検知領域41でクリック操作が行われたことを検知したときに補助表示44を表示するとしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、アイコン35の検知領域41にマウス・ポインタ43が進入したことを検知したときに補助表示44を表示するようにしてもよい。
本実施の形態によれば、パラメータ調整に用いられる補助表示44が、操作部の操作により適宜ユーザ・インタフェース画面に重畳して表示されるため、各アイコンが小さく表示されたとしても、パラメータ調整のユーザの操作性は損なわれない。したがって、ユーザ・インタフェース画面が制限されていたとしても、多数のパラメータを調整することが可能な多数のアイコン35を一つのユーザ・インタフェース画面に表示することができる。さらに、パラメータ調整のための補助表示44を用いることで、マウス・ポインタの動作に対するパラメータの相対的な変化を低減する。その結果、ユーザは、容易且つ適切にマウス操作によりパラメータを調整できる。よって、複数のアイコン35がユーザ・インタフェース画面に表示されていたとしても、各アイコンに対応するパラメータのユーザの操作性は損なわれない。
[第2の実施の形態]
図6及び図7を参照して、本発明の第2の実施の形態に係るパラメータ調整方法について説明する。第2の実施の形態のパラメータ調整方法は、第1の実施の形態のパラメータ調整装置10と同様のハードウェア構成で実現可能であるが、第2の実施の形態に係るパラメータ調整方法では、ステップS2の後で、アイコン35に対応するパラメータの推奨範囲領域と非推奨範囲領域とを表示する点で第1の実施の形態のパラメータ調整方法と異なる。
図6及び図7を参照して、本発明の第2の実施の形態に係るパラメータ調整方法について説明する。第2の実施の形態のパラメータ調整方法は、第1の実施の形態のパラメータ調整装置10と同様のハードウェア構成で実現可能であるが、第2の実施の形態に係るパラメータ調整方法では、ステップS2の後で、アイコン35に対応するパラメータの推奨範囲領域と非推奨範囲領域とを表示する点で第1の実施の形態のパラメータ調整方法と異なる。
[パラメータ調整方法]
図6は、本発明の第2の実施の形態に係るパラメータ調整方法を説明するフロー図である。図7は、第2の実施の形態に係るパラメータ調整方法により表示される補助表示の表示例を示す図である。尚、図7では、図3に示す複数のアイコン35のうち、一のアイコンを拡大して図示化している。図6及び図7を参照して、第2の実施の形態のパラメータ調整方法について説明する。尚、ステップS1〜ステップS2及びステップS3以降については、第1の実施の形態と同様の処理が行われるため図4と同一のステップ番号を付して説明を省略する。
図6は、本発明の第2の実施の形態に係るパラメータ調整方法を説明するフロー図である。図7は、第2の実施の形態に係るパラメータ調整方法により表示される補助表示の表示例を示す図である。尚、図7では、図3に示す複数のアイコン35のうち、一のアイコンを拡大して図示化している。図6及び図7を参照して、第2の実施の形態のパラメータ調整方法について説明する。尚、ステップS1〜ステップS2及びステップS3以降については、第1の実施の形態と同様の処理が行われるため図4と同一のステップ番号を付して説明を省略する。
ステップS2の後、CPU21は、図7(2)に示すように、アイコン35を中心とする推奨範囲領域47と非推奨範囲領域48とを重畳して表示する(ステップSA)。具体的には、CPU21は、RAM23又はHDD30より、該当するアイコン35に対応するパラメータの値の推奨範囲と非推奨範囲を読み出し、読み出した推奨範囲と非推奨範囲に基づいて推奨範囲領域47と非推奨範囲領域48とを該当するアイコン35の目盛り42を基準として重畳して表示する。推奨範囲とは、当該アイコン35に対応するパラメータの値の推奨される範囲をいう。例えば、パラメータが照度の場合、CPU21は、画像を表示するための最適な照度の範囲を該当するアイコン35の目盛り42を基準として推奨範囲領域47として表示する。
また、非推奨範囲とは、当該アイコン35に対応するパラメータにおいて、不適当と考えられる値の範囲をいう。例えば、パラメータが照度の場合、CPU21は、画像を表示するために好ましくない値の範囲を該当するアイコン35の目盛り42を基準として非推奨範囲領域48として表示する。この推奨範囲領域47と非推奨範囲領域48は、それぞれ、アイコン35の中心から扇状に表示される。
ステップSAの処理が終わると、CPU21は、第1の実施の形態と同様に、ステップS3以降の処理を行う。そして、ステップS5の処理において、CPU21が、マウス・ポインタ43のドラッグ操作が解除されたことを検知したときには、図7(4)に示すように、CPU21は、表示されている補助表示44を非表示にするとともに、表示していた推奨範囲領域47と非推奨範囲領域48も非表示にする(ステップS6)。この処理が終了するとパラメータ調整方法を終了する。
尚、上述の実施の形態では、例えば、推奨範囲領域と非推奨範囲領域を補助表示として表示する場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、推奨範囲領域と非推奨範囲領域の何れか一つを補助表示として表示するようにしてもよい。
[第3の実施の形態]
図8及び図9を参照して、本発明の第3の実施の形態に係るパラメータ調整方法について説明する。第3の実施の形態のパラメータ調整方法は、第1の実施の形態のパラメータ調整装置10と同様のハードウェア構成で実現可能であるが、第3の実施の形態に係るパラメータ調整方法では、第1の実施の形態のステップS3の後で、ステップSBの処理を実行する点で第1の実施の形態と異なる。すなわち、第3の実施の形態では、調整するパラメータの値の増減に伴い、半径が一定の扇形の形状に表示していた補助表示を、半径が変化する扇形の形状に変化して表示する点で第1の実施の形態と異なる。
図8及び図9を参照して、本発明の第3の実施の形態に係るパラメータ調整方法について説明する。第3の実施の形態のパラメータ調整方法は、第1の実施の形態のパラメータ調整装置10と同様のハードウェア構成で実現可能であるが、第3の実施の形態に係るパラメータ調整方法では、第1の実施の形態のステップS3の後で、ステップSBの処理を実行する点で第1の実施の形態と異なる。すなわち、第3の実施の形態では、調整するパラメータの値の増減に伴い、半径が一定の扇形の形状に表示していた補助表示を、半径が変化する扇形の形状に変化して表示する点で第1の実施の形態と異なる。
[パラメータ調整方法]
図8は、本発明の第3の実施の形態に係るパラメータ調整方法を説明するフロー図である。図9は、第3の実施の形態に係るパラメータ調整方法により表示される補助表示の表示例を示す図である。尚、図9では、図3に示す複数のアイコン35のうち、一のアイコンを拡大して図示化している。図8及び図9を参照して、第3の実施の形態のパラメータ調整方法について説明する。ステップS1〜ステップS3、及びステップS4以降については、第1の実施の形態と同様の処理が行われるため図4と同一のステップ番号を付して説明を省略する。
図8は、本発明の第3の実施の形態に係るパラメータ調整方法を説明するフロー図である。図9は、第3の実施の形態に係るパラメータ調整方法により表示される補助表示の表示例を示す図である。尚、図9では、図3に示す複数のアイコン35のうち、一のアイコンを拡大して図示化している。図8及び図9を参照して、第3の実施の形態のパラメータ調整方法について説明する。ステップS1〜ステップS3、及びステップS4以降については、第1の実施の形態と同様の処理が行われるため図4と同一のステップ番号を付して説明を省略する。
CPU21は、マウス28によるマウス・ポインタ43へのドラッグ操作に応じて、補助表示44をアイコン35を中心とする扇状に変化させる(ステップS3)。そして、ドラッグ操作によるマウス・ポインタ43のアイコン35を中心とする回転が一回転を超えると、補助表示44を半径が変化する扇形の形状に変化させる(ステップSB)。具体的には、CPU21は、図9(3)に示すように、マウス・ポインタ43へのドラッグ操作に応じて、補助表示44は、初めに半径が一定の扇形の形状であり、半径を維持しながら変化していき(ステップS4)、図9(4)に示すように、マウス28によるドラッグ操作により、マウス・ポインタ43が一回転を超えると、補助表示44は、アイコン35を中心とする半径が変化する扇形の形状で表示される(ステップSB)。
このように、CPU21は、入力I/F27を介してマウス・ポインタ43の動作を監視し、マウス・ポインタ43のドラッグ操作を行う前のアイコン35の目盛り42から延長された補助表示の線44aに加えて、入力I/F27を介して検出したマウス・ポインタ43の先端とアイコン35の中心とを結ぶ線44bと、線44aと線44bとの間に形成される半径が一定の扇形の形状の補助表示領域45とを表示する(ステップS3)。
そして、図9(4)に示すように、入力I/F27を介して検出したマウス・ポインタ43の先端の位置が検知領域41を中心として1回転以上増減した場合には、CPU21は、補助表示44の円周が前の円周に重ならないように補助表示44を、その半径を変化させながら半径が変化する扇形に引き続き広げる。この結果、補助表示領域45aは、半径が変化する扇形の形状となる。
また、この補助表示領域45の近傍に、CPU21は、補助表示領域45の変化量46を表示する。図9(4)の例では、ドラッグ操作によりマウス・ポインタ43は、アイコン35の目盛り42に対して2回転以上移動している。また、変化量46には、「+750」と表示されており、アイコン35の目盛り42に対するパラメータの増分が+750であることを示している。
ステップSBの処理が終わると、CPU21は、第1の実施の形態と同様に、ステップS4以降の処理を行う。以降の処理が終了するとパラメータ調整方法を終了する。これによって、本発明のパラメータ調整方法によれば、半径が一定の扇形の円周で表示したパラメータの値が円の一周以上に増減した後であっても、半径が変化する扇形の円周で表示することができるので、ユーザの補助表示に対する視認性を向上させ、パラメータの値を把握しやすくし、パラメータ調整に関する操作性を向上させることができる。
[第4の実施の形態]
図10及び図11を参照して、本発明の第4の実施の形態に係るパラメータ調整方法について説明する。第3の実施の形態のパラメータ調整方法は、第1の実施の形態のパラメータ調整装置10と同様のハードウェア構成で実現可能であるが、第4の実施の形態に係るパラメータ調整方法では、第1の実施の形態のステップS3の代わりに、ステップSCの処理が行われる。すなわち、第4の実施の形態では、半径が一定の扇形の形状に表示していた補助表示をスライダの形態で表示する点で第1の実施の形態と異なる。
図10及び図11を参照して、本発明の第4の実施の形態に係るパラメータ調整方法について説明する。第3の実施の形態のパラメータ調整方法は、第1の実施の形態のパラメータ調整装置10と同様のハードウェア構成で実現可能であるが、第4の実施の形態に係るパラメータ調整方法では、第1の実施の形態のステップS3の代わりに、ステップSCの処理が行われる。すなわち、第4の実施の形態では、半径が一定の扇形の形状に表示していた補助表示をスライダの形態で表示する点で第1の実施の形態と異なる。
[パラメータ調整方法]
図10は、本発明の第4の実施の形態に係るパラメータ調整方法を説明するフロー図である。図11は、第3の実施の形態に係るパラメータ調整方法により表示される補助表示の表示例を示す図である。尚、図11では、図3に示す回転式のアイコンの代わりに、直線状のルーラ52上を左右に移動する一端が鋭角に形成された先端を有する棒の形状のアイコン38(スライディングアジャスタ)を用いる。図10及び図11を参照して、第4の実施の形態のパラメータ調整方法について説明する。尚、ステップS1〜ステップS3、及びステップS4以降については、第1の実施の形態と略同様の処理が行われるため図4と同一のステップ番号を付して詳細な説明を省略する。
図10は、本発明の第4の実施の形態に係るパラメータ調整方法を説明するフロー図である。図11は、第3の実施の形態に係るパラメータ調整方法により表示される補助表示の表示例を示す図である。尚、図11では、図3に示す回転式のアイコンの代わりに、直線状のルーラ52上を左右に移動する一端が鋭角に形成された先端を有する棒の形状のアイコン38(スライディングアジャスタ)を用いる。図10及び図11を参照して、第4の実施の形態のパラメータ調整方法について説明する。尚、ステップS1〜ステップS3、及びステップS4以降については、第1の実施の形態と略同様の処理が行われるため図4と同一のステップ番号を付して詳細な説明を省略する。
図11(1)、図11(2)、図11(3)に示すように、アイコン38の領域上にマウス・ポインタ53が進入し、アイコン38の検知領域51の中でクリックする前においては、アイコン38の付近には補助表示54は表示されておらず、アイコン38と、アイコンを案内するルーラ52のみが表示されている。第4の実施の形態においては、アイコン38に対応するパラメータの値は、ルーラ52上のアイコン38の位置により示される。ここでは、ルーラ52の左側に図示していない原点があり、ルーラ52の左方向にアイコン38が移動するとパラメータの値は減少し、ルーラ52の右方向にアイコン38が移動するとパラメータの値は増加するものとする。
CPU21は、ユーザによるマウス28の操作に応じて複数のアイコン38のうちの何れかのアイコン38の検知領域51の中にマウス・ポインタ53が進入し、且つクリックしたことを検知したか否かを判定する(ステップS1)。具体的には、CPU21は、入力I/F27を介して何れかのアイコン38の検知領域51において、マウス・ポインタ53によるクリック操作が行われたか否かを判定する。
CPU21は、何れのアイコン38の検知領域51の中でもマウス・ポインタ53に対するクリック操作が検知されていないと判定したときには、アイコン38の検知領域51の中にマウス・ポインタ53が進入し、且つクリック操作が行われたことを検知するまでこのステップS1で待機する。
一方で、CPU21は、ユーザによるマウス28の操作によって何れかの検知領域51の中にマウス・ポインタ53が進入し、且つクリック操作が行われたことを検知したと判定すると、当該アイコン38に対応するパラメータの調整に用いられる補助表示を表示する(ステップS2)。具体的には、CPU21は、入力I/F27を介して、マウス・ポインタ53でクリック操作されたアイコン38を特定し、図11(2)に示す補助表示54を他の表示内容が表示される画面に重畳して表示(オーバーレイ表示)する。この補助表示54は、編集ウィンドウ40の背後の情報が見える程度に半透明状に、且つアイコン38の先端を通り、且つ、ルーラ52に対して垂直な直線として表示される。
次に、CPU21は、図11(3)に示すように、マウス28によるマウス・ポインタ53へのドラッグ操作に応じて、補助表示54を、ドラッグ操作を行う前のアイコン38の位置を基準としてスライドさせる(ステップSC)。この処理では、CPU21は、マウス・ポインタ53のドラッグ操作を行う前のアイコン38の先端を通り、且つ、ルーラ52に対して垂直な直線を基準線54aとし、この基準線54aから、入力I/F27を介して検出した移動後のマウス・ポインタ53の先端を通り、且つルーラ52に対して垂直な線54bまで、補助表示54を連続的にスライドさせる。このようにして、補助表示54として、基準線54aと線54bとをそれぞれ一辺に含む補助表示領域55を矩形状に表示する。
次に、CPU21は、マウス28によるマウス・ポインタ53のドラッグ操作に応じてパラメータを調整する(ステップS4)。この処理では、CPU21は、基準線54aと線54bとの間の距離をアイコン38に対応するパラメータの増減分として計測する。そして、この計測された距離に対応するパラメータの変数を、そのアイコン38の編集内容の情報に対応するパラメータとして加算、又は減算してパラメータの調整を行う。ドラッグ操作により移動したマウス・ポインタ53の先端の位置については入力I/F27を介して検出する。CPU21は、この計測された距離に対応するパラメータの増減分を、そのアイコン38に対応するパラメータの増減分として現在のパラメータの値に加算、又は減算してパラメータの調整を行う。
また、この補助表示領域55の近傍に、CPU21は、補助表示領域55に相当する変化量56を表示する。図11(3)の例では、変化量46には、「+2.5」と表示されており、アイコン38に対応する編集内容のパラメータが「2.5」ポイント増加したことを示している。
次に、CPU21は、マウス・ポインタ53のドラッグ操作が解除されたことを検知したか否かを判定する(ステップS5)。具体的には、CPU21は、入力I/F27を介して、マウス・ポインタ53に対するドラッグ操作が解除されたか否かを判定する。
CPU21は、マウス・ポインタ53に対するドラッグ操作が解除されていないと判定したときには、再びステップSCに戻り、アイコン38のドラッグ操作が解除されるまで、ステップSC〜ステップS5の処理を繰り返し行う。一方で、マウス・ポインタ53のドラッグ操作が解除されたことを検知すると、図11(4)に示すように、CPU21は、表示されている補助表示54を非表示にする(ステップS6)。この処理が終了するとパラメータ調整方法を終了する。
上述の実施の形態では、補助表示を変化させるステップSCの後にパラメータを調整するステップS4を実行するものとして説明したが、本発明はこれに限定されない。実装に応じて、補助表示を変化させるステップとパラメータを調整するステップを略同時に実行してもよいし、又はパラメータを調整するステップを補助表示を変化させるステップの前に実行してもよい。また、上述の実施の形態では、ステップS1で説明したように、アイコン38の検知領域51の中にマウス・ポインタ53が進入し、且つ、マウス・ポインタによるクリック操作が行われたことを検知されたことにより、補助表示をするようにしているが本発明はこれに限定されない。例えば、CPU21がアイコン38の検知領域51の中にマウス・ポインタが進入したことを検知したときに補助表示54を表示するようにしてもよい。
上述したように、本発明によれば、ユーザ・インタフェース画面に所定の情報を個別に表示するアイコン等のアイテムを画面に複数表示しても、当該所定の情報に関連するパラメータ調整に関するユーザの操作性を損なうことはない。
上述の実施の形態では、パラメータ調整装置10をノンリニア編集装置に適用した場合について説明したが本発明はこれに限定されない。本発明は、ノンリニア編集等のビデオ編集の分野に限られず、例えば、工場や発電プラントにおける出力調整や、空調の温度調整等、画面上でアイコン操作を行うユーザ・インタフェース全般に適用可能である。また、ポインタの動作を制御する操作部をマウスとして説明したが、ユーザの指示を入力するために適当であれば、キーボード、ジョイスティック等各種コントロールデバイスが適用可能である。
様々な実施の形態に係るパラメータ調整装置について説明したが、本発明のパラメータ調整装置10はそれぞれ、コンピュータを上述した各手段として機能させるプログラムによって実現することもできる。このプログラムは、通信回線を介して配布することも可能であるし、CD−ROM等の記録媒体に書き込んで配布することも可能である。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、個別の実施の形態を組み合わせてもよい。例えば、推奨範囲領域と非推奨範囲領域の少なくとも一つ以上を補助表示に含んで表示する第2の実施の形態は、第4の実施の形態に組み合わせてもよい。また、本発明の実施の形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したものに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施例に記載されたものに限定されるものではない。
Claims (10)
- 所定のパラメータを調整するために、ユーザによる操作に応じて操作されるポインタ及び前記ポインタで操作されるアイコンを表示する画面で前記ポインタにより前記アイコンの所定の操作が行われたか否かを判定するステップと、
前記ポインタにより前記アイコンの前記所定の操作が行われたと前記判定するステップにおいて判定された場合、前記画面の前記アイコンの近傍に前記所定のパラメータの調整に用いられる補助表示を表示するステップと、
前記ポインタの操作による前記補助表示の操作により前記パラメータを調整するステップと、を含む、パラメータ調整方法。 - 前記判定するステップにおいて、前記ポインタが前記アイコンの検知領域に進入したとき、前記ポインタにより前記アイコンの所定の操作が行われたかを判定する請求項1に記載の方法。
- 前記判定するステップにおいて、前記ポインタが前記アイコンの検知領域に進入し、且つ前記ポインタが前記検知領域を示した状態において操作部によりクリック操作が行われたとき、前記ポインタにより前記アイコンの所定の操作が行われたかを判定する請求項1に記載の方法。
- 前記画面に表示される前記補助表示は、前記補助表示の背後に表示されるコンテンツが視認できる程度に半透明である請求項1に記載の方法。
- 前記アイコンは、前記所定のパラメータを調整するための前記ポインタの操作により回転される回転ダイヤルの形態であり、
前記補助表示は、前記アイコンを中心とする半径が一定の扇形の形状を有する請求項1に記載の方法。 - 前記アイコンは、前記所定のパラメータを調整するための前記ポインタの操作により回転される回転ダイヤルの形態であり、
前記補助表示は、前記アイコンを中心とする半径が変化する扇形の形状を有する請求項1に記載の方法。 - 前記アイコンは、前記所定のパラメータを調整するための前記ポインタの操作によりスライドされるスライダの形態であり、
前記補助表示は、前記アイコンのスライドの方向に延びる矩形状を有する請求項1に記載の方法。 - 前記補助表示は、少なくとも一つの前記パラメータの推奨範囲及び非推奨範囲を含む請求項1に記載の方法。
- 所定のパラメータを調整するために、ユーザによる操作に応じて操作されるポインタ及び前記ポインタで操作されるアイコンを表示する画面で前記ポインタにより前記アイコンの所定の操作が行われたか否かを判定する判定部と、
前記判定部が前記ポインタにより前記アイコンの前記所定の操作を行ったと判定した場合、前記画面の前記アイコンの近傍に前記所定のパラメータの調整に用いられる補助表示を表示する補助表示制御部と、
前記ポインタの操作による前記補助表示の操作により前記パラメータを調整するパラメータ調整部と、を備えるパラメータ調整装置。 - 所定のパラメータを調整するために、ユーザによる操作に応じて操作されるポインタ及び前記ポインタで操作されるアイコンを表示する画面で前記ポインタにより前記アイコンの所定の操作が行われたか否かを判定する処理と、
前記判定する処理において前記ポインタにより前記アイコンの前記所定の操作が行われたと判定された場合、前記画面の前記アイコンの近傍に前記所定のパラメータの調整に用いられる補助表示を表示する処理と、
前記ポインタの操作による前記補助表示の操作により前記パラメータを調整する処理と、をコンピュータに実行させるパラメータ調整プログラム。
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