JP2013502023A - メモリブロック・スイッチングを改善した半導体メモリ - Google Patents

メモリブロック・スイッチングを改善した半導体メモリ Download PDF

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Abstract

不揮発性メモリコアは、1つ以上のメモリベイを備える。各メモリベイは、不揮発性記憶素子のグループを備えている1つ以上のメモリブロックを備える。一実施形態では、特定のメモリベイ内の複数のメモリブロックは、読み出し/書き込み回路のグループを共有している。メモリ処理の間、複数のメモリブロックは、アクティブ状態および非アクティブ状態に移行する。ブロックを非アクティブ状態からアクティブ状態へ移行させる処理は、アクティブ状態になっているメモリブロックと前にアクティブ状態だった他のメモリブロックとの間で、電荷共有を可能にするステップを備えている。この電荷共有によって、メモリシステムについて、性能の向上および/またはエネルギー消費量の低減を図ることができる。

Description

本発明はデータ記憶技術に関する。
不揮発性メモリは、携帯電話、ディジタルカメラ、携帯情報端末、モバイル・コンピューティング・デバイス、および非モバイル・コンピューティング・デバイスなどの様々な電子デバイスで広く使用されている。不揮発性メモリは、電子デバイスが電源(たとえば、バッテリ)に接続されていないときでも情報を記憶して保持することができる。不揮発性メモリデバイスの3つの特徴として、そのコスト、エネルギー消費量、および性能が挙げられる。不揮発性メモリデバイスの性能特性は、メモリデバイスに情報を書き込むのに必要な時間と、メモリデバイスから情報を読み出すのに必要な時間とを含む。
多くの市販の不揮発性メモリデバイス(たとえば、NANDフラッシュ・メモリ・カード)は、不揮発性メモリセルの2次元アレイを含む。2次元アレイ内のメモリセルは、単一層のメモリセルを形成しており、XおよびY方向の制御ラインによって選択される。2次元アレイは、典型的に、シリコン基板の上に形成される。対照的に、モノリシック3次元アレイ内のメモリセルは、メモリセルの複数の「垂直に配置された」層を形成し、X、Y、およびZ方向の制御ラインによって選択される。モノリシック3次元アレイは、複数層のメモリセルが介在基板なしで単一基板の上方に形成されるものである。メモリセルの3次元アレイは、メモリセルの複数の「垂直に配置された」層を形成するための追加費用が、より幅の広い2次元アレイまたはより数の多い2次元アレイを形成するためのコストよりも低い場合(すなわち、メモリ層を垂直に作るコストが、メモリ層を水平に作るコストよりも低い場合)、メモリセルの2次元アレイよりも製造コストが安い可能性がある。
複数層のメモリセルを有する3次元メモリアレイは、2次元クロスポイント・メモリアレイ(two-dimensional cross-point memory arrays)を垂直に配置することによって形成されている。クロスポイント・メモリアレイは、メモリセルが、制御ラインの第1集合と垂直な制御ラインの第2集合との交点にあるメモリアレイである。例示的な3次元メモリアレイが「Vertically Stacked Field Programmable Nonvolatile Memory and Method of Fabrication」と題する、Johnsonに付与された米国特許第6,034,882号と、「Three−Dimensional Read−Only Memory Array」と題する、Zhangに付与された米国特許第5,835,396号に記載されている。
メモリシステムの一実施形態のブロック図である。
メモリコアの一実施形態の論理図である。
メモリベイの一実施形態の論理図である。
メモリブロックの一実施形態の論理図である。
共有デコーダおよび分割デコーダを含むメモリベイの一実施形態の論理図である。
ワードラインがメモリアレイ間で共有される一実施形態の概略図である。
ワードラインおよびビットラインがメモリアレイ間で共有される一実施形態の概略図である。
3次元メモリアレイの一部の概略斜視図である。
3次元メモリの一実施形態の層の部分集合を示す図である。
メモリセルの状態を読み出しまたは書き込みできる回路を示す図である。
アクティブ状態であるメモリブロックを含むメモリベイの一実施形態を示す図である。
読み出し動作中にメモリブロック・スイッチング技術を実施する処理の一実施形態を説明するフローチャートである。
書き込み動作中にメモリブロック・スイッチング技術を実施する処理の一実施形態を説明するフローチャートである。
メモリブロック・スイッチング技術を実施するメモリベイの一部の一実施形態を示す図である。
メモリブロックイネーブル信号を生成する回路の一実施形態の概略図である。
図8および9Aに示した回路を動作させる処理の一実施形態を示すタイミング図である。
メモリブロック・スイッチング技術を実施するメモリベイの一部の一実施形態を示す。
不揮発性メモリデバイスの一例は、1つ以上のメモリベイ(または他のグループ)を備える。各メモリベイ(または他のグループ)は、不揮発性記憶素子のグループを備えている1つ以上のメモリブロックを備える。ブロック以外の構造も使用されうる。一実施形態では、特定のメモリベイ内の複数のメモリブロックは、読み出し/書き込み回路のグループを共有する。メモリ処理の間、複数のメモリブロックは、アクティブ状態および非アクティブ状態に移行する。ブロックを非アクティブ状態からアクティブ状態へ移行させる処理は、アクティブ状態になっているメモリブロックと前にアクティブ状態だった他のメモリブロックとの間で、電荷共有を可能にするステップを備えている。この電荷共有によって、メモリシステムについて、性能の向上および/またはエネルギー消費量の低減を図ることができる。
図1は、本明細書に記載するメモリブロック・スイッチング技術を実施しうるメモリシステム100の一実施形態を示すブロック図である。メモリシステム100は、ホスト106(たとえば、パーソナルコンピュータまたは携帯電話)およびメモリカード101を含む。メモリカード101は、メモリチップ・コントローラ105およびメモリチップ102を含む。メモリチップ・コントローラ105は、1つ以上のステートマシン、ページレジスタ、SRAM、またはメモリチップ102の動作を制御する他の制御論理を含んでいてもよく、データおよびコマンドをホスト106から受け取り、データをホスト106に提供する。一実施形態では、メモリチップ・コントローラ105およびメモリチップ102は、単一集積回路に配置される。他の実施形態では、メモリチップ・コントローラ105およびメモリチップ102は、異なる集積回路に配置される。メモリチップ102は、メモリコア制御回路104およびメモリコア103を含む。メモリコア制御回路104は、ロジック回路(logic)を備えていてもよい。ロジック回路は、メモリブロックの選択を制御したり、特定のメモリブロックを読み出しまたは書き込み状態にバイアスするときに電圧基準の調整を制御したり、あるいは行および列アドレスを生成する。メモリコア103は、メモリセルの2次元または3次元アレイを含んでいてもよい。一実施形態では、メモリコア制御回路104およびメモリコア103は、単一集積回路に配置される。他の実施形態では、メモリコア制御回路104およびメモリコア103は、異なる集積回路に配置される。
図1を参照すると、ホスト106が、データをメモリカード101から読み出したいか、データをメモリカード101に書き込みたいことを示す命令をメモリチップ・コントローラ105に送ると、メモリカード動作が開始される。書き込み動作の場合、ホスト106は、書き込みコマンドと書き込まれるデータの両方をメモリチップ・コントローラ105に送ることになる。書き込まれるデータがメモリチップ・コントローラ105によってバッファされてもよく、書き込まれるデータに対応するエラー補正コード(ECC)データが生成されてもよい。ECCデータは、伝送中または記憶中に発生するデータエラーの検出および/または補正を可能にするものであり、メモリコア103に書き込まれてもよく、メモリチップ・コントローラ105内の不揮発性メモリに記憶されてもよい。一実施形態では、ECCデータが生成され、データエラーがメモリチップ・コントローラ105内の回路によって補正される。
図1を再び参照すると、ホスト106からの命令を復号した後、メモリチップ・コントローラ105はメモリチップ102の動作を制御する。たとえば、メモリチップ102への書き込み動作を発行する前に、メモリチップ・コントローラ105がステータスレジスタをチェックして、メモリチップ102が書き込まれるデータの受け入れが可能であることを確認してもよい。別の例では、メモリチップ102への読み取り動作を発行する前に、メモリチップ・コントローラ105が、読み取られるデータに関連するオーバーヘッド情報を先行読み出ししてもよい。オーバーヘッド情報は、ECCデータ、または、新たな記憶場所への出力先変更ポインタを含んでいてもよい。読み出しまたは書き込み動作がメモリチップ・コントローラ105によって開始されると、メモリコア制御回路104は、適切なメモリブロック、行アドレス、および列アドレスを生成するだけでなく、メモリコア103内のワードラインおよびビットライン用のバイアス電圧を生成することになる。
図2Aは、2つのメモリベイ330を有するメモリコア103の論理ブロック図を示す。メモリコア当たりのメモリベイの数は、実施例によって異なる場合がある。一部の実施形態では、メモリコア当たり1つのメモリベイのみを使用してよい。メモリコアの一実施形態では、16のメモリベイがある。
図2Bは、メモリブロック310および読み出し/書き込み回路306を備えているメモリベイ330の一例の論理ブロック図を示す。図2Bではメモリベイ内に3つのメモリブロックを示しているが、3つ以上または3つ以下のメモリブロックを使用することもできる。一実施形態では、メモリベイ330当たり32のメモリブロックがある。読み出し/書き込み回路306は、3つのメモリブロック310の下方にあるものとして図2Bに示されているが、これは物理的配置を示すものではない。読み出し/書き込み回路306は、メモリブロック310内のメモリセルを読み出して書き込む回路を備えている。図2Bに示すように、読み出し/書き込み回路306は、メモリベイ内の複数のメモリブロックで共有されてもよい。こうすると、1つのグループの読み出し/書き込み回路306が複数のメモリブロックをサポートすることができるので、チップ面積を減らすことができる。しかしながら、一部の実施形態では、信号衝突を回避するために、特定の時点で1つのメモリブロックのみが読み出し/書き込み回路306に電気的に結合されるべきである。
図2Cは、メモリアレイ301、行デコーダ304、および列デコーダ302を含むメモリブロック310の一例の論理ブロック図を示す。メモリアレイ301は、隣接ワードライン群および隣接ビットライン群を有する、不揮発性メモリセルの隣接グループを備える。隣接ワードライン群および隣接ビットライン群は、通常、ワードラインおよびビットラインを復号する回路などによって分けられることがない。メモリアレイ301は、1つ以上の層のメモリセル(たとえば、4つのメモリ層)を備えていてもよい。行デコーダ304は、行アドレスを復号し、適時(たとえば、メモリアレイ301内のメモリセルの読み出しまたは書き込みを行うときに)メモリアレイ301内の特定のワードラインを選択する。列デコーダ302は、列アドレスを復号し、読み出し/書き込み回路に電気的に結合されるメモリアレイ301における特定のグループのビットラインを選択する。一実施形態では、ワードラインの数はメモリ層当たり4Kであり、ビットラインの数はメモリ層当たり1Kであり、メモリ層の数は4であり、16Mメモリセルを含むメモリアレイ301を提供する。
図2A〜2Cは、複数のメモリベイを有するメモリコアを含むメモリコア構成の一実施形態を示しており、各メモリベイは複数のメモリブロックを有する。メモリベイがメモリブロックを備える場合のメモリコア構成が開示されており、メモリブロックが不揮発性メモリセルのグループを備えるが、本明細書に記載する技術を用いた他の構成やグループも採用されうる。
一部の実施形態では、行デコーダ304および/または列デコーダ302は、メモリアレイ間で分割または共有されうる。図3Aに示すメモリベイ332の一実施形態は、共有行デコーダ349と2つのメモリアレイ352および354とを含む。図2Bに示すメモリベイ330と比較すると、メモリベイ332は、2つのグループの読み出し/書き込み回路340および342を有しており、2つのメモリアレイ352および354は、行デコーダ349を共有する。行デコーダ349は両メモリアレイ352および354におけるワードラインを制御する(すなわち、行デコーダ349によって駆動されるワードラインは共有される)。行デコーダ348および349は、偶数ワードラインが行デコーダ348によって駆動され、奇数ワードラインが行デコーダ349によって駆動されるように分割される。列デコーダ344および346は、偶数ビットラインが列デコーダ346によって制御され、奇数ビットラインが列デコーダ344によって駆動されるように分割される。列デコーダ344によって制御される選択ビットラインは、読み出し/書き込み回路340に電気的に結合することができる。列デコーダ346によって制御される選択ビットラインは、読み出し/書き込み回路342に電気的に結合することができる。列デコーダが分割されるときに読み出し/書き込み回路を分割すると、より効率的なレイアウトが可能になる。
ワードラインおよびビットラインを含み、メモリベイ332に対応する概略図を、図3Bに示す。ワードラインWL1、WL3、およびWL5は、メモリアレイ352と354の間で共有され、図3Aに示す行デコーダ349によって制御される。ワードラインWL0、WL2、WL4、およびWL6は、メモリアレイ352の左側から駆動され、図3Aに示す行デコーダ348によって制御される。ワードラインWL1、WL3、およびWL5は、メモリアレイ352の右側から駆動され、図3Aに示す行デコーダ349によって制御される。ビットラインBL0、BL2、およびBL4は、メモリアレイ352の下側から駆動され、図3Aに示す列デコーダ346によって制御される。ビットラインBL1、BL3、およびBL5は、メモリアレイ352の上側から駆動され、図3Aに示す列デコーダ344によって制御される。
図3Cは、メモリアレイの配置を示しており、ワードラインおよびビットラインはメモリブロックで共有され、行デコーダおよび列デコーダは分割される。ワードラインWL1、WL3、およびWL5は、メモリアレイ406と408の間で共有される。ビットラインBL1、BL3、およびBL5は、メモリアレイ406と402の間で共有される。ワードラインおよび/またはビットラインを共有すると、単一の行デコーダおよび/または列デコーダを2つのメモリアレイをサポートするために使用することができるので、レイアウト面積を減らすのに役立つ。行デコーダは、ワードラインWL0、WL2、WL4、およびWL6がメモリアレイ406の左側から駆動され、ワードラインWL1、WL3、およびWL5がメモリアレイ406の右側から駆動されるように分割される。列デコーダは、ビットラインBL0、BL2、BL4、およびBL6がメモリアレイ406の下側から駆動され、ビットラインBL1、BL3、およびBL5がメモリアレイ406の上側から駆動されるように分割される。行および/または列デコーダを分割すると、レイアウト制約を緩和するのに役立つ(たとえば、分割された列デコーダは、すべてのビットラインの代わりに1ビットラインおきに駆動するだけで済むので、行デコーダピッチは2x(二倍数)だけ緩和されうる)。
図2Cに示すメモリブロック310は、2次元または3次元のメモリアレイを備えていてもよい。図4Aは、第2メモリレベル220下方に位置する第1メモリレベル218を含むモノリシック3次元メモリアレイ201の一部の概略斜視図である。ビットライン206および210は第1方向に配置され、ワードライン208はビットラインに垂直な第2方向に配置される。第1メモリレベル218の上側導体は、第1メモリレベル上方に位置する第2メモリレベル220の下側導体として使用されてもよい。メモリセルのさらなる層を有するメモリアレイでは、ビットラインおよびワードラインのさらなる層があることになる。一部の実施形態では、その全体が参照によって本明細書に援用される「High−Density Three−Dimensional Memory Cell」と題する米国特許第6,952,030号に記載されるように、メモリレベルが形成されてもよい。3次元メモリの適切な実施形態に関する情報は、米国特許第6,879,505号、米国特許第7,286,439号、米国特許第6,856,572号、米国特許第7,359,279号に見られ、その全体が参照によって本明細書に援用される。
メモリセル201は複数のメモリセル200を含む。メモリセル200は、ライトワンス・メモリセル(write-once memory cells)または書き換え可能メモリセル(re-writeable memory cells)であってもよい。第1メモリレベル218に関して、メモリセル200は、ビットライン206の集合とワードライン208の集合の間にあってこれらに接続される。第2メモリレベル220に関して、メモリセル200は、ビットライン210の集合とワードライン208の間にあってこれらに接続される。一実施形態では、各メモリセルは、ステアリング素子(たとえば、ダイオード)および状態変化素子を含む。一実施形態では、第1メモリレベル218のダイオードは、矢印Aで示すように上方を向くダイオード(たとえば、ダイオードの下側にp領域を有する)であってもよく、第2メモリレベル220のダイオードは、矢印Aで示すように下方を向くダイオード(たとえば、ダイオードの下側にn領域を有する)であってもよく、あるいはその逆であってもよい。別の実施形態では、各メモリセルは、状態変化素子のみを含む。様々なタイプのメモリセルが採用されうる。
一実施形態では、メモリセル200は書き換え可能である。たとえば、その全体が参照によって本明細書に援用される米国特許出願公開第2006/0250836号には、可逆抵抗スイッチング素子と直列に結合されたダイオードを含む書き換え可能不揮発性メモリセルが記載されている。可逆抵抗スイッチング素子は、2つまたはそれ以上の状態の間で可逆的にスイッチングすることができる抵抗率を有する、可逆抵抗率スイッチング材料を含んでいる。一部の実施形態では、可逆抵抗スイッチング材料は金属酸化物から形成されてもよい。様々な金属酸化物が使用されうる。一例では、酸化ニッケルが使用される。様々なメモリセルの例が、米国特許第6,034,882号、米国特許第6,525,953号、米国特許第6,952,043号、米国特許第6,420,215号、米国特許第6,951,780号、ならびに米国特許第7,081,377号に見られる。本明細書に開示されるメモリブロック・スイッチング技術を実施するのに特別なタイプのメモリセルは必要でない。
読み出し動作の一実施形態では、複数のメモリセル200の1つに記憶されたデータは、読み出しモードにおいて選択ワードライン電圧(たとえば、0V)にワードラインの集合の1つ(すなわち、選択ワードライン)をバイアスすることによって読み出される。読み出しモードにおいて選択メモリセルに接続されたビットラインを選択ビットライン電圧(たとえば、2V)にバイアスするために、読み出し回路が使用される。本明細書においては、接続は、直接接続であっても間接接続(たとえば、別の要素を介した)であってもよい。選択ビットラインから多くの非選択ワードラインへの漏洩電流を感知してしまうことを回避するために、非選択ワードラインは、選択ビットラインと同じ電圧(たとえば、2V)にバイアスされる。非選択ビットラインから選択ワードラインへの漏洩電流を回避するために、非選択ビットラインは、選択ワードラインと同じ電圧(たとえば、0V)にバイアスされうる。読み出し回路は、この後、(たとえば、選択メモリセルに接続されたプリチャージノードの電圧を基準電圧と経時的に比較することによって、)選択メモリセルを流れる電流量を感知する。
読み出し動作の別の実施形態では、選択ワードラインは−1.6Vにバイアスされ、選択ビットラインは0Vにバイアスされ、非選択ワードラインは0Vにバイアスされ、非選択ビットラインは−1.6Vにバイアスされる。読み出し回路は、この後、選択メモリセルによって伝導される電流量を感知する。
書き込み動作の一実施形態では、高抵抗率状態から低抵抗率状態にメモリセル素子の抵抗を切り替える処理は、可逆抵抗スイッチング素子の「セッティング」(SETTING)と呼ばれる。低抵抗率状態から高抵抗率状態に抵抗を切り替える処理は、可逆抵抗スイッチング素子の「リセッティング」(RESETTING)と呼ばれる。高抵抗率状態は2値データ「0」に関連しており、低抵抗率状態は2値データ「1」に関連している。他の実施形態では、「セッティング」および「リセッティング」および/またはデータ符号化は反転されうる。一部の実施形態では、抵抗スイッチング素子が初めて「セット」されるときは通常よりも高い電圧を必要とし、これは「フォーミング」(FORMING)動作と呼ばれる。
書き込み動作の一実施形態では、可逆抵抗スイッチング材料は、製造時においては、第1電圧および/または電流を印加することによって低抵抗率状態に切り替え可能な初期の高抵抗率状態にあってもよい。第2電圧および/または電流を印加すると、可逆抵抗スイッチング材料を高抵抗率状態に戻すことができる。あるいは、可逆抵抗スイッチング材料は、製造時においては、適切な電圧および/または電流を印加することによって高抵抗状態に可逆的に切り替え可能な初期の低抵抗状態にあってもよい。メモリセルで使用するとき、1つの抵抗状態は2値データ「0」を表す可能性があるが、もう1つの抵抗状態は2値データ「1」を表す可能性がある。しかしながら、2つよりも多くのデータ/抵抗状態が採用されてもよい。
書き込み動作の一実施形態では、複数のメモリセル200の1つの抵抗スイッチング素子は、選択ワードラインを「セット」モードにおける選択ワードライン電圧(たとえば、−0.6V)にバイアスすることによって「セット」される。選択メモリセルに接続されたビットラインを「セット」モードにおいて選択ビットライン電圧(たとえば、7.4V)にバイアスするために、書き込み回路が使用される。したがって、「セット」モードにおける選択メモリセルは、順方向バイアスされる。これは、電圧範囲が比較的大きい点を除いて、読み出し動作と類似している。非選択ワードラインは6.8Vにバイアスされ、非選択ビットラインは0Vにバイアスされる。非選択ワードラインおよび非選択ビットラインの交点に関連する非選択メモリセルに6.8Vの電圧をセットすると、選択メモリセルに8Vをセットする場合に比べて、非選択メモリセルを流れる漏洩電流の量が減少する。他の「セット」バイアス方式も採用されうる(たとえば、選択メモリセルに、8Vではなく5Vの電圧をセット)。
書き込み動作の一実施形態では、複数のメモリセル200の1つの抵抗スイッチング素子は、選択ワードラインを−8Vに、選択ビットラインを0Vに、非選択ワードラインを0Vに、非選択ビットラインを−8Vにバイアスすることによって「セット」される。
書き込み動作の一実施形態では、複数のメモリセル200の1つの抵抗スイッチング素子は、選択ワードラインを「リセット」モードにおける選択ワードライン電圧(たとえば、7V)にバイアスすることによって「リセット」される。選択メモリセルに接続されたビットラインを「リセット」モードにおける選択ビットライン電圧(たとえば、−7V)にバイアスするために、書き込み回路が使用される。したがって、「リセット」モードにおける選択メモリセルは逆バイアスされる。非選択ワードラインは0Vにバイアスされ、非選択ビットラインは0Vにバイアスされる。非選択ワードラインおよび非選択ビットラインを「リセット」動作中に同じ電圧にバイアスすると、前述の「セット」動作に比べて、非選択メモリセルを流れる漏洩電流の量が減少する。
図4Bは、3次元メモリの一実施形態の、メモリアレイの部分集合およびルーティング層を示す。メモリアレイ層は基板の上方に位置する。メモリアレイ層は、ビットライン層BL0、BL1、およびBL2と、ワードライン層WL0およびWL1とを含む。他の実施形態では、さらなるビットライン層およびワードライン層も実装されうる。サポート回路(たとえば、行デコーダ、列デコーダ、および読み出し/書き込み回路)が、サポート回路上方に製造されるメモリアレイ層とともに基板表面に配置される。また、3次元メモリを実装する集積回路は、サポート回路の種々の構成要素間で信号をルーティングするための、および、サポート回路とメモリアレイのビットラインおよびワードラインとの間で信号をルーティングするための、複数のメタル層を含んでいてもよい。これらのルーティング層は、基板表面およびメモリアレイ層の下方で実現されるサポート回路の上方に配置されうる。
図4Bはルーティングに使用される2つのメタル層R1およびR2を示している。しかしながら、他の実施形態では、2つよりも多いまたは少ないメタル層を備えていてもよい。一例では、これらのメタル層R1およびR2は、タングステン(約1Ω/□(ohm/square))で形成される。メモリアレイ層の上方に位置するのは、集積回路の種々の構成要素間で信号をルーティングするために使用される1つ以上のメタル層であってもよい。図4Bは、トップメタル層と表示される、メモリアレイ上方のこのような1つのメタル層を示す。一例では、トップメタル層は、銅またはアルミニウム(約0.05Ω/□)で形成され、層R1およびR2よりも小さい単位面積当たりの抵抗を備えていてもよい。メタル層R1およびR2に使用される金属は、R1およびR2の上にメモリアレイを製造する処理ステップに耐える必要があるので、R1およびR2には、トップメタル層に使用される材料と同じ材料が用いられない場合がある。
一実施形態では、図1に示すようなメモリコア103は、メモリアレイ層下方の1つ以上の下方メタル層で実現されるローカル・データ・ラインを含む。下方メタル層は、単位面積当たり比較的高い抵抗および静電容量を有する。グローバル・データ・ラインは、下方メタル層よりも単位面積当たり比較的低い抵抗および静電容量を有する1つ以上のトップメタル層で実現される。
隣接するルーティング層間の接続にはビアを使用することができる。2層よりも多くの層間の接続には、多層ビアを使用することができる。層当たり1つ未満のマスキングステップ(masking step)を用いる多層ビアに関する情報は、米国特許第6,034,882号に見られる。
メモリアレイが大きくなるほど面積効率が高くなるが、メモリアレイのサイズは様々な理由で制限される場合がある。たとえば、ラインの抵抗および静電容量から生じる、ワードラインおよびビットラインに渡って発生する信号遅延(すなわち、RC遅延)は、大きいアレイにおいて非常に深刻になることがある。これらのRC遅延は、各ワードラインおよび/または各ビットラインの長さが短くなるように、比較的大きいアレイを比較的小さいサブアレイのグループに分割することによって低減されてもよい。別の例として、メモリセルのグループへのアクセスに関連する電源は、所与のメモリ動作中に同時にアクセスしてよいメモリセルの数に上限を与える可能性がある。その結果として、同時にアクセスされるメモリセルの数を減らすために、大きいメモリアレイは比較的小さいサブアレイに分割されてもよい。
図5は、メモリアレイの一部とともに読み出しモードで動作される読み出し/書き込み回路502の一例を示す。読み出し/書き込み回路502は、図2Bに示す読み出し/書き込み回路のグループ306の1つに対応する。また、読み出し/書き込み回路502は、図3Aに示す読み出し/書き込み回路のグループ340および342の1つに対応する。メモリアレイの一部は、多くのビットラインの2つ(「選択BL」と表示された1つの選択ビットラインと「非選択BL」と表示された1つの非選択ビットライン)と、多くのワードラインの2つ(「選択WL」と表示された1つの選択ワードラインと「非選択WL」と表示された1つの非選択ワードライン)とを含む。選択ビットラインおよび非選択ワードラインは、2Vにバイアスされる。選択ワードラインおよび非選択ビットラインは、0Vにバイアスされる。選択メモリセル550は、2Vだけ順方向バイアスされる。非選択メモリセル556は、2Vだけ逆方向バイアスされる。半選択メモリセル552および554は、各々が同じ電圧をメモリセルの両端に印加されるので、順方向バイアスも逆方向バイアスもされない。
図5に示す読み出し/書き込み回路を参照すると、読み出し/書き込み回路502のSELBノードは、列デコーダ504を介して選択ビットラインに電気的に結合される。列デコーダ504は、図2Cに示した列デコーダ302に対応する。トランジスタ562は、ノードSELBをVsenseノードに結合する。クランプ制御回路564は、トランジスタ562を制御する。Vsenseノードは、基準電流Irefとセンスアンプ566の1つの入力とに接続される。センスアンプ566の他の入力端子は、読み出しモードにおいてVsenseノード電圧を比較するために使用される電圧レベルである、Vref−readを受信する。センスアンプ566の出力は、データ出力端子とデータラッチ568とに接続される。書き込み回路560は、ノードSELB、端末のデータ、およびデータラッチ568に接続される。
読み出し動作中、読み出し/書き込み回路502は、選択ビットラインを2V(すなわち、読み出しモードにおける選択ビットライン電圧)にバイアスする。データの感知に先立って、読み出し/書き込み回路502は、Vsenseノードを4Vにプリチャージする。データを感知するとき、読み出し/書き込み回路502は、クランプ制御回路564とソースフォロアー構成(source-follower configuration)のトランジスタ562とを介してSELBノードを2Vに安定化しようとする。選択メモリセル550を流れる電流が読み出し電流制限値Irefよりも大きい場合、時間の経過とともに、VsenseノードはVref−read(たとえば、3Vに設定)よりも低くなり、センスアンプ566はデータ「0」を読み出す。データ「0」を出力することは、選択メモリセル550が低抵抗状態(たとえば、「セット」状態)にあることを表す。選択メモリセル550を流れる電流がIrefよりも小さい場合、VsenseノードはVref−read以上に留まり、センスアンプ566はデータ「1」を読み出すことになる。データ「1」を出力することは、選択メモリセル550が高抵抗状態(たとえば、「リセット」状態)にあることを表す。データラッチ568は、選択メモリセルを流れる電流の感知期間(たとえば、400ns)後に、センスアンプの出力をラッチする。
一実施形態では、書き込み動作中に、端末のデータが選択メモリセルにデータ「0」が書き込まれることを要求する場合には、読み出し/書き込み回路502は、書き込み回路560を介して、書き込みモードの選択ビットライン電圧(例:「セット」動作に対する7.4V)にSELBをバイアスする。メモリセルをプログラムする期間は、固定期間(たとえば、一定幅のプログラミングパルスを用いる)または可変(プログラミングの間にメモリセルがプログラムされていたかどうかを感知する書き込み回路560を用いる)であってよい。データをプログラムする間に感知することができる書き込み回路に関する情報は、米国特許第6,574,145号に見られる。端末のデータがデータ「1」の書き込みを要求する場合、書き込み回路560が書き込みモードにおいてSELBを非選択ビットライン電圧(たとえば、「セット」動作では0V)にバイアスする。
図6は、アクティブ状態にあるメモリブロックを含むメモリベイ600を示す。メモリベイ600は、読み取り/書き込み回路606と、メモリアレイ602、行デコーダ608、および列デコーダ604を備えるメモリブロック601と備えている。メモリアレイ602は、ワードライン694〜696、ビットライン691〜693、およびワンタイムまたはマルチタイム・プログラマブル・メモリセルのいずれかであるメモリセル620を備えている。行デコーダ608は、1つの選択ワードライン695と、メモリアレイ602の2つの非選択ワードライン694および696とを含む、ワードラインの集合に接続される。列デコーダ604は、1つの選択ビットライン692と、メモリアレイ602の2つの非選択ビットライン691および693とを含む、ビットラインの集合に接続される。選択ビットライン692は、トランジスタ646および648によって形成されているとともにノードXCS[2]によって制御される、ビットライン・デコーダに接続される。左側の非選択ビットライン691は、トランジスタ642および644によって形成されているとともにノードXCS[1]によって制御される、ビットライン・デコーダに接続される。右側の非選択ビットライン693は、トランジスタ652および654によって形成されているとともにノードXCS[3]によって制御される、ビットライン・デコーダに接続される。PMOSトランジスタ644、648、および654はノードSELB[1]に接続され、ノードSELB[1]は読み出し/書き込み回路606に接続される。NMOSトランジスタ642、646、および652はノードVUBに接続される。
一実施形態では、メモリアレイ602がアクティブ状態にあるとき、行デコーダ608は単一のワードラインを選択し、列デコーダ604は単一のビットラインを選択する(すなわち、XCS[2]はローであるが、XCS[1]およびXCS[3]はハイである)。メモリアレイ602がアクティブであるとき、列デコーダ604は、読み出し/書き込み回路606に接続されるSELB[1]ノードに選択ビットライン692を電気的に結合する。また、列デコーダ604は、非選択ビットライン691および693を、ビットラインに対する非選択電圧VUBにバイアスする。列デコーダ604の図示された部分はメモリブロック601当たり1ビットラインを選択するだけであるが、メモリブロック601当たり複数のビットラインが選択されてもよい。一実施形態では、列デコーダ604はメモリブロック当たり32ビットラインを選択する。たとえば、列デコーダ604は、ビットラインの32の部分集合を制御し、ビットラインの32の部分集合の各々から1ビットラインをSELBノード(すなわち、SELB[31:0]の1つ)に電気的に結合する。一実施形態では、非選択ビットラインは、1つ以上の非選択ビットライン電圧にバイアスされてもよい(たとえば、読み出し動作では、1つ以上の非選択ビットライン電圧は、−1.6V、−1.5V、および−1.7Vを含んでいてもよい)。別の実施形態では、非選択ワードラインは、1つ以上の非選択ワードライン電圧にバイアスされてもよい(たとえば、「セット」動作では、1つ以上の非選択ワードライン電圧は、6.8V、6.7V、および6.9Vを含んでいてもよい)。
一実施形態では、メモリアレイ602が非アクティブ状態にあるとき、行デコーダ608はすべてのワードライン(すなわち、選択ワードラインがない)を非選択ワードライン電圧にバイアスする。列デコーダ604は、すべてのビットライン(すなわち、選択ビットラインがない)を非選択ビットライン電圧にバイアスする。別の実施形態では、行デコーダ608はすべてのワードラインをフローティングさせ、列デコーダ604はすべてのビットラインをフローティングさせる。一実施形態では、メモリベイ600は16のメモリブロックを含み、16のメモリブロックの1つはアクティブ状態にあり、他の15のメモリブロックは非アクティブ状態にある。
図7Aは、読み出し動作中にメモリブロック・スイッチング技術を実施する処理の一実施形態のフローチャートである。図7Aの処理は、1つのメモリベイまたは複数のメモリベイで同時に実施されうる。ステップ701では、ホストからの読み出しコマンドが、図1に示すメモリチップ・コントローラ105によって復号される。ステップ702では、読み出される要求データを含む、メモリベイ、および、そのメモリベイ内のメモリブロックの集合が、特定される。メモリチップ・コントローラ105は、読み出されるデータに関連するメモリブロックの集合を確認することに加えて、メモリブロック活性化の順序をさらに決定してもよい。ステップ703では、メモリベイ内で、第1メモリブロックが読み出し状態に設定され、第2メモリブロックが非アクティブ状態に設定される。ステップ704では、データは第1メモリブロックから読み出されてページレジスタに保存される。一実施形態では、ページレジスタは、図4Bに示したメモリアレイ層の下に物理的に位置している。別の実施形態では、ページレジスタは、図1に示したメモリコア103の外部に物理的に位置している。ステップ705では、第2メモリブロックは非アクティブ状態から読み出し状態への移行を開始し、第1メモリブロックは読み出し状態から非アクティブ状態への移行を開始する。ステップ706では、電荷共有が第1メモリブロックと第2メモリブロックの間で可能にされる。このステップの間、第1メモリブロックに関連する制御ラインの集合(たとえば、複数のビットラインまたは複数のワードライン)は、第2メモリブロックに関連する制御ラインの第2集合と電気的に結合される。ステップ707では、第2メモリブロックは、非アクティブ状態から読み出し状態への移行を終了し、第1メモリブロックは読み出し状態から非アクティブ状態への移行を終了する。ステップ708では、データが第2メモリブロックから読み出されてページレジスタに保存される。ステップ709では、第1および第2メモリブロックから読み出されたデータは、メモリチップ・コントローラ105によってホストに出力される。なお、図7Aに示すステップ順に加えて、他のステップ順も採用されうる。
図7Bは、書き込み動作中にメモリブロック・スイッチング技術を実施する処理の一実施形態のフローチャートである。図7Bの処理は、1つのメモリベイまたは複数のメモリベイで同時に実施されうる。ステップ751では、書き込みコマンドおよび書き込まれるデータをホストから受信する。ホストからの書き込みコマンドは、図1に示したメモリチップ・コントローラ105によって復号される。ステップ752では、受け取られたデータが書き込まれる、メモリベイおよびそのメモリベイ内のメモリブロックの集合が特定される。ステップ753では、メモリベイ内で、第1メモリブロックが書き込み状態(たとえば、「セット」または「リセット」動作を実施する書き込み状態)に設定され、第2メモリブロックは非アクティブ状態に設定される。ステップ754では、書き込まれるデータの部分集合が第1メモリブロックに書き込まれる。ステップ755では、第2メモリブロックは非アクティブ状態から書き込み状態への移行を開始し、第1メモリブロックは書き込み状態から非アクティブ状態への移行を開始する。ステップ756では、電荷共有が第1メモリブロックと第2メモリブロックの間で可能にされる。このステップの間、第1メモリブロックに関連する制御ラインの集合(たとえば、複数のビットラインまたは複数のワードライン)は、第2メモリブロックに関連する制御ラインの第2集合と電気的に結合される。ステップ757では、第2メモリブロックは非アクティブ状態から書き込み状態への移行を終了し、第1メモリブロックは書き込み状態から非アクティブ状態への移行を終了する。なお、図7Bに示すステップ順に加えて、他のステップ順も採用されうる。
図8は、メモリブロック・スイッチング技術を実施するメモリベイ800の一部の一実施形態を示す。メモリベイ800の一部は、第1ブロック880の一部、第2ブロック882の一部、および電荷移動回路840を含んでいる。第1ブロック880の一部は、第1メモリアレイ802の一部、および第1列デコーダ806の一部を含んでいる。第1メモリアレイ802は、2つの非選択ワードライン891および893、選択ワードライン892、非選択ビットライン894、およびワンタイムまたはマルチタイム・プログラマブル・メモリセルのいずれかであるメモリセル820を含んでいる。802におけるワードライン891〜893と非選択ビットライン894との交点に位置している。第1列デコーダ806の一部は、トランジスタ842および844によって形成されるとともにノードXCS[1]によって制御される、ビットライン・デコーダを含んでいる。全列デコーダ(full column decoder)は、複数のビットライン・デコーダを備える。第1メモリアレイ802における非選択ビットライン894は、トランジスタ842および844によって形成されるビットライン・デコーダに接続される。PMOSトランジスタ844は、ノードSELB[1]を第1メモリアレイ802における非選択ビットライン894に結合する。NMOSトランジスタ842は、ノードNVUB[1]を第1メモリアレイ802における非選択ビットライン894に結合する。
第2ブロック882の一部は、第2メモリアレイ804の一部と第2列デコーダ808の一部とを含んでいる。第2メモリアレイ804は、ワードライン896〜898、ビットライン895、およびワンタイムまたはマルチタイム・プログラマブル・メモリセルのいずれかであるメモリセル820を含んでいる。図8に示すように、メモリセル820は、ワードライン896〜898と第2メモリアレイ804におけるビットライン895との交点に位置している。ビットライン895は、第2メモリアレイ804が非アクティブ状態にあるときにフローティングされる。第2列デコーダ808の一部は、トランジスタ852および854によって形成されるとともにノードXCS[18]によって制御される、ビットライン・デコーダを含んでいる。第2メモリアレイ804におけるビットライン895は、トランジスタ852および854によって形成されるビットライン・デコーダに接続される。PMOSトランジスタ854は、ノードSELB[2]を第2メモリアレイ804におけるビットライン895に結合する。NMOSトランジスタ852は、ノードNVUB[2]を第2メモリアレイ804におけるビットライン895に結合する。
一実施形態では、第1メモリアレイ802および第2メモリアレイ804は、複数のワードラインと複数のビットラインとを含んでいる。別の実施形態では、第1列デコーダ806の一部と第2列デコーダ808の一部とは、複数のビットライン・デコーダを備えている。第2メモリアレイ804のワードライン896〜898は、非選択ワードライン電圧にバイアスされてもよく、フローティングされてもよい。第2メモリアレイ804のビットライン895は、非アクティブ非選択電圧(たとえば、0V)にバイアスされてもよく、フローティングされてもよい。図3Cを参照すると、WL3はメモリアレイ406と408の間で共有されるので、メモリアレイ406がアクティブ状態にあり、かつメモリアレイ408が非アクティブ状態にある場合、WL3は非選択ワードライン電圧にバイアスされてもよい。同様に、非選択ワードライン891および893は、第1メモリアレイ802および第2メモリアレイ804の両方によって共有されてもよい。
電荷移動回路840は、NMOSトランジスタ866、862、および864を含む。NMOSトランジスタ866は、非選択ビットライン電圧にバイアスされたノードVUBを、特定の電圧にバイアスされるかまたはフローティングされうるノードであるノードVUB_TRIに結合する。NMOSトランジスタ862は、ノードNVUB[1]をVUB_TRIに結合する。NMOSトランジスタ862は、BLKEN[1]によって制御される。NMOSトランジスタ864は、ノードNVUB[2]をVUB_TRIに結合する。NMOSトランジスタ864は、BLKEN[2]によって制御される。NMOSトランジスタ866は、ノードVUBをVUB_TRIに結合する。NMOSトランジスタ866は、XBLKSWによって制御される。
メモリ動作中、第1メモリアレイ802は、最初は、その非選択ビットラインが非選択ビットライン電圧にバイアスされた状態でアクティブ状態にある。第2メモリアレイ804は、最初は、そのビットラインがフローティングの状態で非アクティブ状態にある。第2メモリアレイ804をアクティブ状態に移行させる処理は、トランジスタ866をターンオフするステップと、トランジスタ862および864を同時にターンオンするステップとを含む。トランジスタ862および864を同時にターンオンすると、ノードNVUB[1]とNVUB[2]の間に導電性パスが形成される。その非選択ビットラインに対してNVUB[1]を選択する列デコーダ806の一部と、その非選択ビットラインに対してNVUB[2]を選択する列デコーダ808の一部とともに、第1メモリアレイ802における非選択ビットラインと第2メモリアレイ804における非選択ビットラインとの間に導電性パスが形成され、電荷共有が発生する。電荷共有が発生すると、第1メモリアレイ802は非アクティブ状態とされ、第2メモリアレイ804はアクティブ状態とされる。
図9Aは、図8に示す電荷移動回路840への入力として使用されるブロックイネーブル信号(たとえば、BLKEN[1]およびBLKEN[2])を生成するBLKENラッチング回路900の一実施形態を示す。NANDゲートを含むブロックデコーダ902は、入力としてブロックアドレスBLKADD[4:0]を受信する。ブロックデコーダ902の出力は、ラッチ904の1つの入力に接続されている。1対のクロス結合NANDゲートによって形成されるラッチ904は、ブロックイネーブル信号BLKENを出力する。ラッチ904は、BLKSWに結合された第2入力を備えている。メモリブロックアドレスBLKADD[4:0]が変化する前にBLKSWが上昇すると、BLKENは、BLKSWが低下するまでハイに保たれる。図9Aの実施形態では、BLKADD[4:0]=11111のとき、BLKENラッチング回路900はBLKENをハイにする。他の実施形態では、ブロックデコーダ902は、特定のブロックアドレス(たとえば、BLKADD[4:0]=00010)が与えられるとBLKENがハイに駆動されるように、構成される。
図9Bに示すタイミング図は、メモリベイ800(図8参照)およびBLKENラッチング回路900(図9A参照)の部分を動作させる処理の一実施形態を示す図である。BLKADD[4:0]は、所与のブロックアドレスを表し、BLKENラッチング回路900への入力である。BLKSWは、アクティブハイのブロック・スイッチ信号であり、BLKENラッチング回路900への入力である。XBLKSWはアクティブローのブロック・スイッチ信号であり、図8に示す電荷移動回路840への入力である。BLKEN[1]は、ブロックアドレスBLK[1]を有する第1ブロックのブロックイネーブルであり、図8に示す第1ブロック880の一部に対応する。BLKEN[2]は、ブロックアドレスBLK[2]を有する第2ブロックのブロックイネーブル信号であり、図8に示す第2ブロック882の一部に対応する。図8に示すNVUB[1]は、第1ブロックのNVUBノードである。図8に示すNVUB[2]は、第2ブロックのNVUBノードである。VUB_TRIは、図8におけるトランジスタ862、864、および866に接続されている3状態ノード(tri-stateable node)である。
一実施形態では、アクティブ状態における第1メモリブロック内の非選択ビットラインと非選択ワードラインとの間の静電容量は、数ナノファラッドである。図3Cを参照すると、メモリアレイ406が、アクティブ状態にある第1メモリブロックの一部である場合、非選択ビットラインに接続された静電容量に蓄積されたエネルギーは、メモリアレイ402とのビットライン共有に関連した静電容量をさらに含んでいる。(たとえば、ビットラインBL1、BL3、およびBL5は、ワードラインWL7〜WL13および/またはビットラインBL14、BL16、BL18、およびBL20に容量的に結合する場合がある。)したがって、かなりの量のエネルギーが、アクティブ状態において第1メモリブロックによって蓄積される。非アクティブ状態からアクティブ状態に移行するとき、第2メモリブロック内の非選択ビットラインを充電するためにかなりの量のエネルギーが必要であるので、第1メモリブロックによって蓄積されるエネルギーを、第2メモリブロックの充電を補助するために使用することができる。第1メモリブロックにおける非選択ビットラインと第2メモリブロックにおける非選択ビットラインとの間の電荷共有を可能にするメモリブロック・スイッチング技術は、非アクティブ状態からアクティブ状態に移行させるものであり、エネルギー消費量を低減するために用いることができる。また、メモリブロック・スイッチング技術によって、1つのアクティブ・メモリブロックを別のアクティブ・メモリブロックに切り替える間に、性能の向上および/または消費電力の低減を図ることができる。
メモリ動作中、第1ブロック880の一部に対応する第1メモリアレイ802は、最初はアクティブ状態(たとえば、読み出し状態または書き込み状態)にあり、その非選択ビットラインは、ビットラインに対する非選択電圧にバイアスされる。第2ブロック882の一部に対応する第2メモリアレイ804は、最初は非アクティブ状態にある。図9Bに示すように、ブロックアドレスBLK[1]を有する第1ブロックが、T1の前にアクティブであるとき、BLKSWはローであり、XBLKSWはハイであり、BLKEN[1]はハイである。XCS[1]、BLKEN[1]、およびXBLKSW[1]はすべてハイであるので、図8に示す非選択ビットラインは、VUBにバイアスされる。T2においてメモリブロックアドレスBLKADD[4:0]が変化する前に、BLKEN[1]のラッチングを可能にするBLKSWをハイに設定することによって、T1において第1ブロックから第2ブロックへの移行が開始される。T2において、メモリブロックアドレスの変化とともに、XBLKSWはローに設定される。従って、VUB_TRIがフローティングし、VUBが非選択ビットラインに電気的に結合されることが防止される。T3において、BLKEN[2]が上昇し、メモリブロックイネーブル信号BLKEN[1]とBLKEN[2]とが一致する。非選択ビットラインに対してNVUB[1]を選択する列デコーダ806の一部、および、非選択ビットラインに対してNVUB[2]を選択する列デコーダ808の一部とともに、第1ブロックにおける非選択ビットラインと第2ブロックにおける非選択ビットラインとの間の導電性パスが形成されて、電荷共有が生じる。第1ブロックにおける非選択制御ラインと第2ブロックにおける非選択制御ラインとの電気的結合によって可能とされた電荷共有は、図7におけるステップ706に対応する。電荷共有によって、ノードNVUB[1]の電圧が低くなり、ノードNVUB[2]の電圧が高くなる。時刻T4においてBLKSWが低下することで、T5においてBLKEN[1]が低下し、これによって第1ブロックと第2ブロックとの間の電荷共有が防止される。時刻T6においてXBLKSWが上昇することで、NVUB[2]がVUBにバイアスされる。NVUB[1]は、図8に示さない放電パスを通って、低い電圧にプルされる。
図9Bを参照すると、BLKSWは、T2におけるメモリブロックアドレスの変化前の時間である、時刻T1に上昇する。メモリブロックアドレスが変化した後、BLKEN[2]は、BLKENラッチング回路による遅延に起因して、T3においてハイになる。BLKSWはブロックアドレスが変化する前に上昇するので、BLKEN[1]およびBLKEN[2]はいずれもハイであり、第1および第2メモリブロックにおける非選択ビットライン間に電荷共有パスが形成される。信号衝突の発生を防止するために、XBLKSWは、BLKEN[2]がT3において上昇する前のT2において低下し、これによって、電荷共有前にVUB_TRIをフローティングさせる。同様に、BLKEN[1]は、XBLKSWが上昇する前のT5において低下する。
図10は、メモリブロック・スイッチング技術を実施するメモリベイ1000の一部を示す図である。メモリベイ1000の一部は、第1ブロック1080の一部、第2ブロック1082の一部、および電荷移動回路1040を含んでいる。第1ブロック1080の一部は、第1メモリアレイ1002と第1行デコーダ1006の一部とを含んでいる。第1メモリアレイ1002は、ビットライン1091〜1093、非選択ワードライン1094、およびワンタイムまたはマルチタイム・プログラマブル・メモリセルのいずれかであるメモリセル1020を含んでいる。第1行デコーダ1006の一部は、トランジスタ1042および1044によって形成されるとともにノードRSEL[1]によって制御される、ワードライン・デコーダを含んでいる。全行デコーダ(full row decoder)は、複数のワードライン・デコーダを備える。NMOSトランジスタ1044は、ノードXSELW[1]を第1メモリアレイ1002の非選択ワードライン1094に結合する。PMOSトランジスタ1042は、ノードNVUW[1]を第1メモリアレイ1002の非選択ワードライン1094に結合する。
第2ブロック1082の一部は、第2メモリアレイ1004と第2行デコーダ1008の一部とを含んでいる。第2メモリアレイ1004は、ビットライン1096〜1098、ワードライン1095、およびワンタイムまたはマルチタイム・プログラマブル・メモリセルのいずれかであるメモリセル1020を含んでいる。ワードライン1095は、第2メモリアレイ1004が非アクティブ状態にあるときにフローティングされる。第2行デコーダ1008の一部は、トランジスタ1052および1054によって形成されるとともにノードRSEL[17]によって制御される、ワードライン・デコーダを含んでいる。NMOSトランジスタ1054は、ノードXSELW[2]を第2メモリアレイ1004のワードライン1095に結合する。PMOSトランジスタ1052は、ノードNVUW[2]を第2メモリアレイ1004のワードライン1095に結合する。一実施形態では、第1メモリアレイ1002および第2メモリアレイ1004は、複数のワードラインと複数のビットラインを含んでいる。別の実施形態では、第1行デコーダ1006の一部と第2行デコーダ1008の一部とは、複数のワードライン・デコーダを備えている。第2メモリアレイ1004のビットライン1096〜1098は、非選択ビットライン電圧にバイアスされてもよく、フローティングされてもよい。第2メモリアレイ1004のワードライン1095は、非アクティブ非選択電圧にバイアスされてもよく、フローティングされてもよい。図3Cを参照すると、BL3はメモリアレイ406と402の間で共有されるので、メモリアレイ406がアクティブ状態にあり、かつメモリアレイ402が非アクティブ状態にある場合、BL3は非選択ビットライン電圧にバイアスされてもよい。同様に、非選択ビットライン1091および1093は、第1メモリアレイ1002および第2メモリアレイ1004の両方によって共有されてもよい。
電荷移動回路1040は、PMOSトランジスタ1066、1062、および1064を含んでいる。PMOSトランジスタ1066は、非選択ワードライン電圧にバイアスされたノードVUWを、ノードVUW_TRIに結合する。ノードVUW_TRIは、特定の電圧にバイアスすることやフローティングすることができるノードである。PMOSトランジスタ1062は、ノードNVUW[1]をVUW_TRIに結合し、XBLKEN[1]によって制御される。PMOSトランジスタ1064は、ノードNVUW[2]をVUW_TRIに結合し、XBLKEN[2]によって制御される。PMOSトランジスタ1066は、ノードVUWをVUW_TRIに結合し、BLKSWによって制御される。
メモリ動作中、第1ブロック1080の一部に対応する第1メモリアレイ1002は、最初はアクティブ状態(たとえば、読み出し状態または書き込み状態)にあり、その非選択ワードラインは、ワードラインに対する非選択電圧にバイアスされる。第2ブロック1082の一部に対応する第2メモリアレイ1004は、最初は非アクティブ状態にある。電荷移動回路1040は、メモリブロックの連続する活性化の間に電荷共有を生じさせるために、図8(前述)における電荷移動回路840の電荷移動回路と同様に動作するとしてもよい。BLKSWがハイのとき、ワードラインに対する非選択電圧VUWがVUW_TRIをバイアスすることが防止される。XBLKEN[1]およびXBLKEN[2]がいずれもローとなって一致すると、メモリアレイ1002と1004における非選択ワードライン間で電荷共有が生じる。その後、XBLKEN[1]は上昇し、メモリアレイ1002および1004における非選択ワードラインの電気的結合が防止される。
一実施形態では、図10に示すメモリアレイ1002および1004は、それぞれ、図3Cに示すメモリアレイ406および408に対応する。メモリアレイ406がアクティブ状態にある場合、インターリービング(interleaving)によって、ワードラインWL1、WL3、およびWL5がメモリアレイ406および408の両方によって共有されるので、ワードラインのおよそ半分がメモリアレイ408における非選択ワードライン電圧に既にバイアスされている。
一実施形態は、不揮発性記憶素子の第1グループをアクティブ状態に設定するステップを備えている。不揮発性記憶素子の第2グループを非アクティブ状態に設定するステップを備えている。不揮発性記憶素子の前記第2グループの部分集合の不揮発性記憶素子の各々は、複数の第2制御ラインの1つに結合している。不揮発性記憶素子の前記第2グループを、前記非アクティブ状態から前記アクティブ状態へ移行させるステップを備えている。不揮発性記憶素子の第1グループをアクティブ状態に設定するステップは、複数の第1制御ラインに1つ以上の非選択電圧のバイアスをかけるステップを備えている。第1制御ラインの各々は、不揮発性記憶素子の前記第1グループの部分集合に結合している。前記移行させるステップは、前記複数の第1制御ラインと前記複数の第2制御ラインとの間で電荷を共有させるステップを備えている。
一実施形態は、ホストからの読み出しコマンドを復号するステップと、前記読み出しが要求されたデータを含んでいるメモリブロックの集合を識別するステップと、第1メモリブロックを読み出し状態に設定するステップと、第2メモリブロックを非アクティブ状態に設定するステップと、前記第1メモリブロックからデータを読み出すステップと、を備える。その実施形態は、前記第1メモリブロックを前記非アクティブ状態に移行させるとともに、前記第2メモリブロックを前記読み出し状態に移行させるステップと、前記第2メモリブロックからデータを読み出すステップと、読み出された前記データを前記ホストへ出力するステップと、をさらに備える。前記移行させるステップは、前記第1メモリブロックと前記第2メモリブロックとの間で電荷共有させるステップを備えている。
一実施形態は、複数の第1制御ラインにバイアスをかけるステップを備えている。第1制御ラインの各々は、不揮発性記憶素子の第1グループの部分集合の各々に結合している。一実施形態は、複数の第2制御ラインをフローティングさせるステップを備えている。第2制御ラインの各々は、複数の第2の不揮発性記憶素子の部分集合の各々に結合している。一実施形態は、複数の第2の不揮発性記憶素子に対する読み出し状態をセットアップするステップを備えている。読み出し状態をセットアップするステップは、前記複数の第1制御ラインと前記複数の第2制御ラインとの間で電荷共有させるステップを備えている。
一実施形態は、不揮発性記憶素子の第1集合および不揮発性記憶素子の第2集合を備える複数の不揮発性記憶素子を備えている。一実施形態は、複数の第1制御ラインを備えている。第1制御ラインの各々は、不揮発性記憶素子の前記第1集合の部分集合の各々に結合している。一実施形態は、複数の第2制御ラインを備えている。第2制御ラインの各々は、不揮発性記憶素子の前記第2集合の部分集合の各々に結合している。一実施形態は、電荷移動回路を備えている。前記電荷移動回路は、前記複数の第1制御ラインおよび前記複数の第2制御ラインの両方に結合されている。前記電荷移動回路は第1スイッチを備えており、前記第1スイッチは、不揮発性記憶素子の前記第2集合に対する読み出し状態をセットアップする間に、前記複数の第1制御ラインと前記複数の第2制御ラインとの間の電荷共有を制御する。
一実施形態は、複数の第1制御ラインを備える第1メモリブロックと、読み出し状態に設定された前記第1メモリブロックと、複数の第2制御ラインを備える第2メモリブロックと、非アクティブ状態に設定された第2メモリブロックと、前記複数の第1制御ラインと前記複数の第2制御ラインとの両方に結合されている電荷移動回路と、を備えている。前記電荷移動回路は、前記第2メモリブロックが非アクティブ状態から前記読み出し状態へ移行する間に、前記複数の第1制御ラインと前記複数の第2制御ラインとの間の電荷共有を制御する。
上記本発明の詳細な説明は、説明のための例示にすぎない。上記本発明の詳細な説明は、詳細に開示した範囲に限定するものではない。本明細書が開示する技術は、様々に変形、変更し得る。上記説明した実施形態は、本発明の原理とその具体的な適用例をよく説明するために選ばれたものであり、当業者は、具体的な事例に則して本発明を様々に変更し得る。本発明の技術的範囲は、添付された特許請求の範囲によって定まるものである。

Claims (15)

  1. 不揮発性記憶素子の第1グループをアクティブ状態に設定するステップを備えており、
    不揮発性記憶素子の第1グループをアクティブ状態に設定する前記ステップは、複数の第1制御ラインに1つ以上の非選択電圧のバイアスをかけるステップを備え、
    第1制御ラインの各々は、不揮発性記憶素子の前記第1グループの部分集合に結合しており、
    不揮発性記憶素子の第2グループを非アクティブ状態に設定するステップを備えており、
    不揮発性記憶素子の前記第2グループの部分集合の不揮発性記憶素子の各々は、複数の第2制御ラインの1つに結合しており、
    不揮発性記憶素子の前記第2グループを、前記非アクティブ状態から前記アクティブ状態へ移行させるステップを備えており、
    前記移行させるステップは、前記複数の第1制御ラインと前記複数の第2制御ラインとの間で電荷を共有させるステップを備える、不揮発性記憶システムの動作方法。
  2. 不揮発性記憶素子の前記第2グループが前記非アクティブ状態である場合に、前記複数の第2制御ラインをフローティングさせるステップと、
    不揮発性記憶素子の前記第2グループが前記アクティブ状態である場合に、不揮発性記憶素子の前記第2グループからデータを読み出すステップと、
    読み出された前記データをホストへ出力するステップと、をさらに備える請求項1に記載の方法。
  3. 前記アクティブ状態は読み出し状態である、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記移行させるステップは、電荷移動回路を制御するステップを備えており、
    前記電荷移動回路は、前記複数の第1制御ラインおよび前記複数の第2制御線の両方に結合しており、
    前記電荷移動回路はスイッチを備えており、
    前記移行させるステップは、前記1つ以上の非選択電圧と前記複数の第1制御ラインとの電気的結合を防止するために、電荷共有の間は前記スイッチをターンオフするステップを備えている、請求項1〜3の何れか1項に記載の方法。
  5. 不揮発性記憶素子の前記第1グループは、第1メモリブロックの一部であり、
    不揮発性記憶素子の前記第2グループは、第2メモリブロックの一部であり、
    前記第1メモリブロックと前記第2メモリブロックは共通メモリベイ内に存在しており、
    前記複数の第1制御ラインは複数のビットラインを備えており、
    前記不揮発性記憶素子は2端子不揮発性記憶素子を備えている、請求項1〜4の何れか1項に記載の方法。
  6. 前記移行させるステップは、第1ブロックイネーブル信号をラッチするステップを備えており、
    前記第1ブロックイネーブル信号は電荷移動回路への入力であり、
    前記電荷移動回路は、前記複数の第1制御線および前記複数の第2制御線に結合されており、
    前記第1ブロックイネーブル信号は、前記移行させるステップの間、前記複数の第1制御ラインと前記複数の第2制御ラインとの前記電気的結合を制御し、
    前記移行させるステップは、前記アクティブ状態から前記非アクティブ状態へ不揮発性記憶素子の前記第1グループを変化させるステップを備える、請求項1〜5の何れか1項に記載の方法。
  7. 前記移行させるステップは、第1ブロックイネーブル信号をラッチするステップを備えており、
    前記第1ブロックイネーブル信号は第1スイッチを制御しており、
    前記第1スイッチは、前記複数の第1制御ラインと中間ノードとの前記電気的結合を制御しており、
    前記移行させるステップは、第2ブロックイネーブル信号を生成するステップを備えており、
    前記第2ブロックイネーブル信号は第2スイッチを制御しており、
    前記第2スイッチは、前記複数の第2制御ラインと前記中間ノードとの前記電気的結合を制御しており、
    前記移行させるステップは、前記第2ブロックイネーブル信号が前記第2スイッチをターンオンするのと同時に前記第1ブロックイネーブル信号が前記第1スイッチをターンオンするステップを備えている、請求項1〜5の何れか1項に記載の方法。
  8. 不揮発性記憶素子の第1集合と不揮発性記憶素子の第2集合とを備える複数の不揮発性記憶素子と、
    その各々が不揮発性記憶素子の前記第1集合の部分集合の各々に結合される、複数の第1制御ラインと、
    その各々が不揮発性記憶素子の前記第2集合の部分集合の各々に結合される、複数の第2制御ラインと、
    前記複数の第1制御ラインと前記複数の第2制御ラインとの両方に結合されている電荷移動回路とを備えており、
    前記電荷移動回路は第1スイッチを備えており、
    前記第1スイッチは、不揮発性記憶素子の前記第2集合に対する読み出し状態をセットアップする間に、前記複数の第1制御ラインと前記複数の第2制御ラインとの間の電荷共有を制御する、不揮発性記憶システム。
  9. 前記複数の第1制御ラインは、複数の非選択ビットラインを備えており、
    前記複数の非選択ビットラインは、読み出し状態をセットアップする前に、1つ以上の非選択ビットライン電圧にバイアスされる、請求項8に記載の不揮発性記憶システム。
  10. 前記電荷移動回路は第2スイッチを備えており、
    前記第2スイッチは、1つ以上の非選択電圧と前記複数の第1制御ラインとの電気的結合を防止するために、電荷共有の間はターンオフされる、請求項8または9に記載の不揮発性記憶システム。
  11. 不揮発性記憶素子の前記第1集合は、第1メモリブロックの一部であり、
    不揮発性記憶素子の前記第2集合は、第2メモリブロックの一部であり、
    前記第1メモリブロックと前記第2メモリブロックは共通メモリベイの一部であり、
    不揮発性記憶素子の前記第1集合は2端子不揮発性記憶素子を備えている、請求項8〜10の何れか1項に記載の不揮発性記憶システム。
  12. ラッチをさらに備え、
    前記ラッチは、前記読み出し状態をセットアップするステップの間に、前記第1メモリブロックと関係した第1ブロックイネーブル信号をラッチし、
    前記第1ブロックイネーブル信号は前記第1スイッチを制御する、請求項8〜11の何れか1項に記載の不揮発性記憶システム。
  13. 前記複数の第1制御ラインは、複数の非選択ワード線を備えており、
    前記複数の第2制御ラインは、前記読み出し状態をセットアップするステップの前に、何れの電圧にもバイアスされておらず、
    前記読み出し状態をセットアップするステップは、第1ブロックイネーブル信号をラッチするステップを備えており、
    前記第1ブロックイネーブル信号は、前記第1スイッチを制御しており、
    前記第1スイッチは、前記複数の第1制御ラインと中間ノードとの結合を制御しており、
    前記読み出し状態をセットアップするステップは、第2ブロックイネーブル信号を生成するステップを備えており、
    前記第2ブロックイネーブル信号は、第2スイッチを制御しており、
    前記第2スイッチは、前記複数の第2制御ラインと前記中間ノードとの結合を制御しており、
    前記読み出し状態をセットアップするステップは、前記第2ブロックイネーブル信号が前記第2スイッチをターンオンするのと同時に前記第1ブロックイネーブル信号が前記第1スイッチをターンオンするステップを備えている、請求項8〜12の何れか1項に記載の不揮発性記憶システム。
  14. 前記不揮発性記憶素子は、モノリシック3次元メモリアレイに配置されている、請求項8〜13の何れか1項に記載の不揮発性記憶システム。
  15. 不揮発性記憶素子と、
    ホストからの読み出しコマンドを復号する手段と、
    前記読み出しが要求されたデータを含んでいる前記不揮発性記憶素子のメモリブロックの集合を識別する手段と、
    前記集合の第1メモリブロックを読み出し状態に設定する手段と、
    前記集合の第2メモリブロックを非アクティブ状態に設定する手段と、
    前記第1メモリブロックからデータを読み出す手段と、
    前記第1メモリブロックを前記非アクティブ状態に移行させるとともに、前記第2メモリブロックを前記読み出し状態に移行させる手段と、
    ここで、前記移行は、前記第1メモリブロックと前記第2メモリブロックとの間で電荷共有することを含み、
    前記第2メモリブロックからデータを読み出す手段と、
    読み出された前記データを前記ホストへ出力する手段と、を備える、不揮発性記憶システム。
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