JP2013501648A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013501648A5 JP2013501648A5 JP2012524251A JP2012524251A JP2013501648A5 JP 2013501648 A5 JP2013501648 A5 JP 2013501648A5 JP 2012524251 A JP2012524251 A JP 2012524251A JP 2012524251 A JP2012524251 A JP 2012524251A JP 2013501648 A5 JP2013501648 A5 JP 2013501648A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- curable material
- region
- irradiation
- molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 95
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 43
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 34
- 230000003287 optical Effects 0.000 claims description 20
- 238000005286 illumination Methods 0.000 claims description 14
- 239000012528 membrane Substances 0.000 claims description 14
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 claims description 4
- 230000001678 irradiating Effects 0.000 claims description 3
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 2
- 230000000875 corresponding Effects 0.000 claims 2
- 230000035699 permeability Effects 0.000 claims 1
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 description 33
- 230000002706 hydrostatic Effects 0.000 description 10
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 10
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 7
- 210000000554 Iris Anatomy 0.000 description 6
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000002093 peripheral Effects 0.000 description 5
- 230000003068 static Effects 0.000 description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 4
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 3
- -1 for example Substances 0.000 description 2
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 2
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 2
- 230000002522 swelling Effects 0.000 description 2
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 2
- 238000009827 uniform distribution Methods 0.000 description 2
- 238000003848 UV Light-Curing Methods 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive Effects 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000000903 blocking Effects 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 230000001419 dependent Effects 0.000 description 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 238000005755 formation reaction Methods 0.000 description 1
- GNPVGFCGXDBREM-UHFFFAOYSA-N germanium Chemical compound [Ge] GNPVGFCGXDBREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052732 germanium Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002241 glass-ceramic Substances 0.000 description 1
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000004301 light adaptation Effects 0.000 description 1
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 1
- 229920001296 polysiloxane Polymers 0.000 description 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 1
- 238000009281 ultraviolet germicidal irradiation Methods 0.000 description 1
Images
Description
請求項1〜請求項3に記載の成形型、請求項4〜6に記載の装置、請求項7〜12に記載の方法は、前記目的を解決する。
図1は、本発明の実施例による方法100のフローチャートを示す。型によって硬化性材料から構造体を作り出す方法100は、成形型310をガラス基板等の表面330aに配置する第1のステップ110を含む。その結果、成形型310および表面330a間の領域340において、UVポリマー等の硬化性材料は、付加的な硬化材料321が領域340に流れ込み続けることができるように、表面330aおよび表面330aに対向する成形型の成形面312に接触する。さらに、方法100は、硬化性材料320が横方向に変化する方法で異なる速度で硬化するように、領域340において局所的に変化を持たせる状態で硬化材性料320を照射する第2のステップ120を含む。それで、その結果として、硬化材料320の硬化の間、発生している収縮は、付加的な硬化性材料321によって直ちに補償することができる。そのほかに、方法100は、付加的な硬化性材料に外部にある、つまり、外的な圧力をかける第3のステップ130を含む。前記第2のステップ220と同時に前記第3のステップ230を実行することは可能である。
図2は、本発明の実施例による方法200のフローチャートを示す。型によって硬化性材料から構造体を作り出す方法200は、成形型310をガラス基板等の表面330aに配置する第1のステップ210を含む。その結果、成形型310および表面330a間の領域340において、UVポリマー等の硬化性材料は、追加の硬化材料321が領域340に流れ込み続けることができるように、表面330aおよび表面330aに対向する成形型の成形面312に接触する。さらに、方法200は、硬化性材料320が横方向に変化する方法で異なる速度で硬化するように、領域において局所的に変化を持たせる状態で硬化材性料320を照射する第2のステップ220を含む。それで、その結果として、硬化材料320の硬化の間、発生している収縮は、付加的な硬化性材料321によって直ちに補償することができる。前記局所的に変化を持たせる状態で照射することは、表面330aから離れて対向する成形型310の一方主面側から成形型の中を通り抜けて実行される。成形型310は、光を通す素材、例えばガラス、シリコーンまたは透明プラスチックから作り出すことができる。
図3は、本発明の実施例による方法と従来技術の既知の生産方法との比較のための図面を示す。右側は、本発明の実施例による装置300の略図を表し、左側は、例えば、比較例として、成形方法によって硬化性材料から構造体を作り出す従来技術より既に知られている装置を表している。装置300は、表面330aがガラス基板等の透光性材料、成形型310の成形面(型表面)312と領域340の表面330aとの間に配置されるUVポリマー等の硬化性材料からなる成形型310を含む。左側に描かれた既に周知の装置に対比して、右側に描かれた装置300は、表面330aから離れて対向する成形型310の一方主面上に配置される絞り領域350をさらに含む。
図3の左側に示され、すでに周知の装置において、硬化性材料の領域全体は、成形型を介して同時に紫外線が照射される。紫外線硬化材料は、前記照射の間に収縮される。その結果、既に周知の装置と成形された構造体との間には、形状偏差が発生する。そのことに対して対照的に、装置300は、照明光学系の透過関数の時間的制御を可能にする。すなわち、左側に示された例などの場合、ウエハ全体および/または硬化性材料全体にわたって投光照明するときに、紫外線照射は達成されないが、その直径(例えば虹彩絞りまたは液晶ディスプレイ)の点から見ると、可変の絞りを介して、または、絞りの領域を介して、紫外線放射は達成される。かくして、装置300は、硬化性材料320が局所的に変化を持たせる方法で異なる速度で硬化するように、領域340において、硬化性材料320の局所的に照射を変化させることを実行する。それで、硬化性材料320の硬化している間に発生する収縮は、付加的な硬化性材料321によって直ちに補償することができる。
換言すれば、図3の右側は、一例として、局所的に照射を変更するステップ120を示す。この場合、第1に硬化性材料320は、最初に主要な方法で照射され、その後、時間オフセット方法で 型310を介して、全ての領域一面に照射される。本件に関して、硬化材料320および/またはポリマー・ポリマーは、紫外線にさらされるよりはむしろ局所的に硬化されるだけである。ポリマーおよび/または付加的な硬化性材料321は、絞りまたは絞り領域350から離れて保護され、それゆえに、添加された追加の硬化材料321は途切れずに自由に動き続ける液体であり、その材料320および/またはすでに硬化されたポリマーのいかなる収縮も補償することができる。
このように、可変の絞りおよび/または絞り領域350は、透過関数の振幅について時間的に可変の部分的制御を確実にする。
図4は、本発明による実施例の利用にふさわしい典型的な絞り領域350の説明概略図を示す。可変の視界のような絞り構造および/または絞り領域350のための簡単な配置は、固定した個々の開口を有する2つの絞り領域351および352を組み合せることに由来する。絞り領域351および352のお互いに関して移動することによって、個々の開口は、それらのサイズの点からみると、同時に可変となる。個々の開口は、例えば、単純な矩形であるか円形の開口を有し得る。複数および/または1つのフィールドの構造体を生産する場合、開口および/または個々の開口の距離は、距離、すなわち、複数の構造体の距離および/または生産されるレンズの距離に相当する。開口領域351および352が同じ移動距離だが、反対方向に移動されると、成果は、可変サイズの個々の開口を含み、その場所にとどまる開口領域350の結果である。下部において、図4は、模式的な方法で上記の動作モードを示す。例えば、虹彩絞りあるいは液晶ディスプレイのようなその他の絞り構造と異なり、示された絞り領域350は、低コストで生産することができる。可変的な虹彩絞りの領域は、機械的に複雑であり、そんなことをすると、高価で、設置スペースの必要条件を増加させる。 このように提案された絞り領域350は、また、現場での処理の仕組みについて低コストの生産を可能にする。
図5は、本発明の実施例による装置500を示す。装置300と異なり、装置500は、その直径の点から、絞りおよび/または調整可能な絞り領域350に加えて可変のグレーフィルタ510を包含する。グレーフィルタ510は、例えば、成形型310から離れて対向する 絞り領域350の表面に配置することができる。
図6Aの中で示される成形型310aは、光学の機能的な表面領域312´を有する成形面312を含む。成形型310aが基材330の上に載置されるかその上に配置されるとき、成形面312は、基材330の表面と向かい合う。さらに、成形型310aは、成形面312の周囲の弾性膜316を含む。この場合、弾性膜316は、一例として、たとえ部分的な範囲であるにしても、成形面312を完全にカバーする。そして、光学の機能的な表面領域312´の周囲である円周領域において、側面に沿って(横方向に)閉路を形成する。前記弾性膜316は、非接着性であるが、円周領域の境界で成形面312に接続されている。それゆえに、例として、成形面312と、弾性膜316の内部表面との間に、前記流体がなければ硬化性材料と接触するまでたとえば空気または油などの流体を導入することが可能となる。成形面312と、弾性膜316の内表面との間に位置付けられ、流体が提供される領域は、流路を形成する。そしてそれは、成形型310aが基材330の上にセットされるか、当該基材330の表面と距離を置いて位置合わせされる場合、そこに位置したまだ硬化されていない任意の硬化性材料を移動させるように、また、あとの材料の圧力を増加させるように、基材330の表面の上方向に突出するものである。それゆえに、さらに、成形型310aは、局所的に制御可能な分岐適応の目的に役立つ構造体319を包含する。
図6Cの中で左側に示される成形型310eは、第1の絞り構造体314および第2の絞り構造体314が光学的に有効な領域312´に隣接して横方向に(側面に沿って)配列されるという点において、図6Bの中で右側に示される成形型310dとは異なる。
絞り構造体314,314´は、成形型310eを介しての照射の間に硬化することができないあらゆる領域から保護するのに役立つ。
図6Cの中で右側に示される成形型310fは、絞り構造体314,314´の異なる配置によって、左側に示される成形型310eとは異なる。第1の絞り構造体314は、成形型310fの第1の周辺の回転非対称構造317に配置される。第2の絞り構造体314´は、成形型310fの第2の周辺の回転非対称構造317´に配置される。絞り構造体314,314´は、特に、成形面312に黒い色を塗布することによって、あるいは、周辺の回転非対称な構造317,317´の辺りで弾性膜316に黒い色を塗布することによって、簡単な方法で実現することができる。
上記に示した実施例において、2つの絞り構造体314,314´は、配置されているにもかかわらず、成形型は、1つの絞り構造体を含むもの、いくつもの絞り構造体を含むもの、あるいは、絞り構造体を全くないものを包含することが可能である。
上記に示した実施例において、2つの絞り構造体314,314´は、一例として、基材330の表面に垂直に伸びる流路329,329´は、周辺の回転非対称の構造327の領域の中で水平な様態で形を成す。絞り構造体314,314は、成形された要素322e,322fの中の他の位置で基材330の表面に垂直に伸びる流路を形成するために、成形型310eの中で異なる位置に、例えば、光学上有効な表面領域312の外側に配置されることも可能である。
したがって、絞り構造体314,314´は、基材ないし成形された要素322e〜322fの基材330の表面に垂直に伸びる、キャビティおよび/または流路329,329´を作り出すために、紫外線光による照射の間、液状のポリマーおよび/または追加の付加的な硬化性材料を保護する役目を果たすことができる。次のステップ120を活用している間、基材、すなわち、基材330の表面に垂直に伸びるキャビティおよび/または流路329,329´は、照射を受けていない、したがって、液状のポリマーおよび/または硬化性材料を取り除くための基材の洗浄工程の後に、作り出された構造体および/または成形された要素322e〜322fの中で依然としてそのままである。
また、さらなるステップは基材330の表面、すなわち、基材330を取り除くか、既に成形されていた要素にさらなる要素を成型することを含み得る。
さらなる実施例によれば、収縮の結果として、ポリマーの硬化の間、例えば、約1〜10%、液体ポリマーおよび/または硬化性材料の後に存在する硬化材料より一層多い量がなければならないので、成形型は、硬化されないポリマー量を蓄積するために、追加の絞り構造体を含むことができる。
したがって、ポリマー量を蓄積するための絞り構造体は、照射および紫外線の照射による硬化を防止するために、提供される。このようにポリマー量を蓄積するための絞り構造体の下に存在する液体ポリマーおよび/または付加的な硬化性材料は、例えば、収縮補償のための液体ポリマーおよび/または硬化性材料の必要な付加的な量の蓄積として役に立つ。
ポリマー量を蓄積するための絞り構造体は、例えば、流路を提供するための絞り構造体と一緒に結合することができる。そして、それは垂直に表面まで伸びる。そして、1つの共通の(共用の)絞り構造体またはいくつかの共通の絞り構造体を形成する。
ポリマー量を蓄積するための絞り構造は、省略することができる。例えば、(成形型310e,310fのために示されているように)液体ポリマーを蓄積するために、成形型の光学的に有効な表面領域の外側の領域の全てが利用され、そして、照射が実行される場合、時間的に続いて起こる照射に起因して、光学上有効な表面領域への照射の後まで、照射が実行されないため、時間的に続いて起こる方法で、内部(光学上有効な表面領域をはじめとして)から外側まで、光学上有効な表面領域の外側の領域は、カバーされない。
図7は本発明の実施例による装置700の断面図の略図を示す。装置700は、例えばガラス基板材からなる基材330を含む。基材330において、成形型310は、硬化性材料320が領域340において基材330の表面と対向する成型面312の間に位置することができるように、配置される。さらに、成形型310は、追加の硬化性材料321で取り囲まれる。その外側の端において、成形型310は、円周の弾性膜710を含む。表面330に向かい合わない成形型310の表面において、装置700は、可変の絞り領域350を含む。絞り領域350は、可変のグレーフィルタ510の近くに隣接される。さらに、例えば弾性物質でできている円周のシールは、装置700の端に配置することができる。
図7に示される装置700は、液体ポリマーおよび/または添加された付加的な硬化性材料321に静圧Paを付与することができるようにする。すなわち、外側の静圧Paは、例えば、スタンプによって弾性膜710に加えることができる。そしてそれは、弾性膜710および周囲のシールによって、封鎖された領域の内部の圧力Piに帰着する。内部の圧力Piは、改善された収縮補償を達成するように、ポリマーの硬化が起こっていることについて、移送、および/または、可変の絞りおよび/または絞り領域350によって局所的に制限されている位置への液体ポリマーおよび/または添加された付加的な硬化性材料321の流れΦpの改良に結びつく。
図8は本発明の実施例による装置800の断面図の略図を示す。装置800は、成形型310に対向する絞り領域350の表面と、基材330の表面から離れて対向する成形型310の一方主面側との間にツール基材810が配置されるという点で、装置700とは異なる。平面プレート形状のツール基材810は、基材330の表面から離れて対向する成形型310の一方主面に隣接する。さらに、装置800は、ツール基材810と、成形型310の外縁上の成形型310との間に、水力学のためのおよび/または圧力を加えるために圧縮空気ための流路820を含む。
光学的に活性化された領域、つまり、照射される領域間に位置付けされるポリマー材料あるいは硬化性材料を保存するために、2つの部分は、照射プロセスを実行することができる。この文脈では、これに関連して、第1のステップは、絞り領域350によって遮断することを含む。構造体の光学領域(可視光で見える領域)は、静水圧Paを加えるための流路と同様に作り出される。最初の照射の結果、硬化されたポリマーあるいは硬化性材料の周辺の壁1010は、個々の光学領域、つまり、作り出される構造体が後で成形される領域で形を成すことができる。個々の光学領域は、他の領域からこのように分けられる。言いかえれば、装置1000はいくつかの部分的な装置700へ分割される。第2のステップでは、結果として生じるチャンバおよび/または他のチャンバから独立した部分的な装置700において、直径の点から見て、可変である絞りまたは絞り領域350による第2の硬化プロセスの間のポリマーあるいは付加的な硬化性材料321の連続的な流れΦpを確かにするために、静水圧Piは、直ちに組み立てることができる。このようにして、局所的に照射を変える、第2の硬化ステップ、すなわち、ステップ120は、方法100のために既に記述されていたのと同じパターンにしたがって行なわれる。
図13は本発明の実施例による装置1300の断面図の略図を示す。装置1300は、いくつかの装置900の配置を含む。そして、それは硬化されるポリマーの周囲の壁によってお互いから切り離されない。さらに、局所的に変化する照射は、可変の絞り領域350によってよりむしろ可変のグレーフィルタ510だけによって制御される。個々の装置900は、硬化されたポリマーの周囲の壁によって分離されないので、光学的に非活動的な硬化領域の第1のステップは、省くことができる。
図14Aは本発明の実施例の利用のための成形型310を含む装置の断面図の略図を示す。図14Aに示される装置において用いられる成形型310は、局所的に照射の分岐を調整するために、微細構造1410によってここまでに示された成形型とは異なる。さらに、図14Aに示される成形型310は、図6Cに示されているように、成形された要素322e―322fによって、量を蓄積するための、および/または、垂直に基材または表面330まで伸びている流路329,329´を作り出すためのキャビティを作り出すために、絞り構造体314を含む。
図14Bは、本発明の実施例による装置1400の断面図の略図を示す。装置1400は、基材の表面330、すなわち、基材330を含む。硬化性材料320は、成形型310の成形面312および基材330の表面間に配置される。成形型310は、照明または照射の拡散を局所的に調整するための微細構造1410を含む。さらに、成形型310は、容積を蓄積するために、および/または、基材の表面330、すなわち、基材まで垂直に伸びる流路329,329´を作り出すためのキャビティを生産するために、絞り構造体314を含む。可変の絞り領域350は、基材330の表面に対向しない成形型310の表面に隣接する。可変のグレーフィルタ510は、成形型310に対向しない可変の絞り領域350の表面に隣接する。
可変の絞り領域350と結合して、可変のグレーフィルタ510は、硬化性材料320の局所的に変化する照射を可能にする。その結果、付加的な硬化性材料321は、硬化性材料320の材料収縮を補償するために、流れ続けることができる。局所的に照明の分岐を調節するための微細構造1410は、硬化性材料320の硬化の間に溝付けを防ぎ、それゆえに、生産された構造体の増加した分岐の領域1420の光学的性質を改良する。平行にされた方法で照射される領域1430は、生産された構造体の急勾配の構造の端を含む。さらに、示された装置1400は、前の実施例で既に述べられていたように、静水圧を加えるための装置によって展開することができる。
図15は、本発明の実施例による装置1500の断面図の略図を示す。装置1500は、1つの分野の中で示される装置の全ての組み合わせを表す。装置1500は、基材330を含む。基材330は、成形型310の領域によって隣接される。成形型310の成形面312および基材330の表面間の領域340には、硬化性材料320が存在することが可能である。成形型310は、局所的に照明の分岐を調節するための微細構造1410を含み、また、容積を蓄積するためのキャビティ、および/または、基材まで垂直に伸びる流路329,329´を生産するための絞り構造体314を含む。さらに、成形型310は、弾性膜710を含む。弾性膜710は、外部の静圧Paを加えるために、スタンプ1510によって付加される。可変の絞り領域350は、成形型310に対向しないスタンプ1510の表面に隣接して配置される。可変の開口層350は、第1の絞り領域351および第2の絞り領域352を含む。可変のグレーフィルタ510は、成形型310に対向しない可変の絞り領域350の表面に隣接して配置される。
絞り領域350と結合して、可変のグレーフィルタ510は、成形型310を介して硬化性材料320の局所的に変わる照射を可能にする。局所的に照射を変えるステップ120の間、外部の静圧Paは、スタンプ1510によって付加的な硬化性材料321に加えられる。外部の静圧Paは、増加した圧力Piに結びつく。そしてそれは、照射領域340の中への付加的な硬化性材料321の継続的な流れΦpをもたらし、それゆえに、改良された収縮補償を可能にする。局所的に照明分岐を調節するための微細構造1410の利用は、生産される構造体の光学的活性領域1420において溝付けを回避するために、マスク調整器により平行にされた方法で照射される紫外線の拡散を可能にする。
1つは述べることができる。要約すれば、装置1500は、低コストの生産のための配置、例えば紫外線硬化型ポリマーに基づく複製プロセスによる非常に正確な光学的・機械的な構成を示す。これに関連して、成形に必要な成形型310には、例えば微細構造1410などの固定光学素子、および、絞り領域350またはグレーフィルタ510のような可変の光学素子が提供されている。そしてそれは、振幅と位相の点からみると、成形型310の透過関数の時間的に可変の局所的な調節を可能にする。振幅と位相の点からみると、局所的且つ時間的に可変の透過関数の調節は、それゆえに、ポリマーあるいは硬化性材料の紫外線硬化の間に生じる収縮に対する補償をもたらし、また、基材および/または表面に作用する機械的ストレスの発生の減少をもたらす。そして、硬化され材料において、急勾配の端曲面あるいは低い屈折率勾配を有する構造体の位置依存性の生産に帰着する。
例えば、成形型310内の付加的な絞り構造体によって、追加のポリマー・ボリューム、すなわち、付加的な硬化性材料321を照射に備えて保護することができるが、さらに、付加的な硬化性材料321のために、例えば生産される構造体についての増加した分岐の領域1420など、光学上利用された有効範囲に関する端領域から流れ続けることも可能であることをもう一度ここで言及しなければならない。これは、特に、照射が時間的に続いて起こる方法で行なわれる場合、可能である。内部から、すなわち、光学上利用される有効範囲から、言い換えれば、生産される構造体の光学上適切な表面から、外部に向かって、すなわち、生産される構造体の端領域に向かって、開始する。連続する照射の間の端領域の付加的な硬化性材料321への加圧に起因して、硬化性材料321は、生産される構造体の光学上利用された有効範囲の領域の端領域から流れ込み続ける事が可能となる。容積収縮を補うために利用されていない、生産される構造体の端領域に位置する付加的な硬化性材料321は、一旦、実際のレンズ、すなわち、生産される構造体の光学上利用される有効範囲が硬化されたならば、照射の終了で、時間的に開口して硬化することができる。
さらに、図16は、本発明の実施例による装置1600の断面図の略図を示し、図7〜15に示される装置とは対照的に、装置1600の中で実現されている図6A〜6Cの中で既に示されたように成形型310の簡略設計を示す。言いかえれば、図16に基本的に示される成形型310は、図6A〜6Cで示される成形型310a〜310fに相当する。例えば基材330に対向する表面、すなわち、成形型310の成形面312に対向する表面は、図16に示されるように、装置1600の中で使用した成形型310によって、弾性膜710(図6A〜6Cに係る弾性膜316参照。)が付着する領域および弾性膜710が付着しない他のものがあるように構造化されるときに、開口または流路の少しも必要性のない成形型310の簡易化された型の設計に帰着するものとなる。図6Aの中で示される成形型310とは対照的に、成形型310には、もはや絞り構造体314がなくてもよい。付着のない領域1610では、弾性膜710は、空気圧または水圧の技術による外部の静水圧Paを加えることにより膨れ上がるために形成することができる。付着のない領域1610は、図16の中の破線の中で描かれている。弾性膜710の膨隆は、水力学または圧縮空気によって圧力を加えることにより例えば達成される。その後、弾性膜710の膨隆は、成形型310(図6A〜6Cの流路318参照)の周囲で伸びる流路820を形成する。流路820は、成形型310への弾性膜710の付着のない領域1610に生産される。水力学または圧縮空気により流路820内に存在し、付着のない領域1610に膨隆する弾性膜710に帰着する外部の静水圧Paは、さらに、液体の硬化性材料321に内部の静水圧Piをもたらす。内部の静水圧Piは、局所的な照射の領域340における収縮補償のために、硬化性材料321の継続的な流れとなる。これに関連して、ウエハーまたは装置1600の端の周辺で伸びるシールは、成形型310の表面上に付着するかまたは付着しない領域の形成により、達成することができる。
図17は、本発明の実施例による装置1700の断面図の略図を示す。装置1700は、いくつかの装置1600の配置を含む。そしてそれは、硬化されたポリマーで形成された周辺の壁によってお互い分離されない。個々の装置1600の静水圧を加えるための流路820は、流体的に相互接続される。流路820の外部の静水圧せPaは、空気力学、例えば空気または水力学または油によって、作り出すことができる。この目的を達成するために、装置1700および/またはウエハーは、圧縮空気または油圧油を供給するように、基材330すなわち基材330の表面を介して、少なくとも1つの位置に、例えば穿孔による穴を含む。水力学による圧力Paの生成は、空気力学による圧力の生成とは対照的に、装置1700全体あるいはウエハー全体にわたって圧力Paのより多くの一様分布という長所を有する。さらに、局所的に変わる照射は、可変のグレーフィルタ510によって制御される。装置1700は、当然さらに、可変の絞り領域350を含み得る。個々の装置1600が硬化されたポリマーで作られた周辺の壁によって分離されないため、光学的に非活発な範囲の硬化する第1のステップは、省くことができる。
図18は、本発明の実施例による装置1800の断面図の略図を示す。装置1700との類似によって、装置1800は、いくつかの装置1600の配置を示す。装置1700とは対照的に、個々の装置1600は、閉じたキャビティの実現のために、硬化性ポリマーからなる周辺の壁1010によってお互い分離される。さらに、局所的に装置1700内の照射を変えることは、可変のグレーフィルタ510によって制御される。装置1800は、当然、さらに可変の絞り領域350を含み得る。周辺の壁1010の生産は、装置1000のために、既に記述された方法のままで達成される。また、この場合、個々の流路820は、流路820内に存在し、コンプレッサーによって生産される外的な静水圧Paの一様分布を保障するために、装置1800全体にわたって、相互に連結される。
記述された装置の全体において、基材330すなわち基材330の表面は、例えば、ガラス、ガラス・セラミックス、陶器、シリコン、ゲルマニウムのような継続的に均一の材料で形成される他にもまた、紫外線硬化可能なあるいは溶解性ポリマーで形成され、あるいは、構造物質、例えば、連続的なキャビティを有する基材で構成され得る。
Claims (12)
- 光学部品のための成形型であって、
前記成形型は、成形面(312)および膜層(316;710)を含み、
前記成形面(312)は、前記光学部品(322a〜322f)の光学的に関連する表面を明確にする表面領域(312´)を含み、前記成形型(310;310a〜310f)は、前記成形面(312)から離れて対向する側からの照射に対して透過的であり、
前記膜層(316;710)は、前記成形面(312)に配置されて、照射に対して透過的であり、前記膜層(316;710)は、前記成形面(312)の流路領域(1610)において、前記成形面(312)に緩く当接され、前記流路領域(1610)は、前記表面領域(312´)と横方向に隣接し、且つ、前記成形面(312)と前記膜層(316;710)の内面との間の領域が流路(318;820)を形成するように、前記流路領域(1610)の回りに、液密の方法で前記成形面(312)に接続されている、光学部品のための成形型。 - 前記成形型は、第1の絞り構造体(314)および第2の絞り構造体(314´)をさらに含み、
前記第1の絞り構造体(314)および前記第2の絞り構造体(314´)は、前記照射によって硬化可能な材料が、ビーム方向において前記第1絞り構造体および前記第2絞り構造体(314、314´)よりも下流で硬化することがないように、前記表面領域(312´)の横方向に隣接して配置され、前記成形面(312)とは反対側からの照射をブロックする、請求項1に記載の光学部品のための成形型。 - 前記成形型は、構造体(319;1410)を含み、
前記構造体(319;1410)は、前記成形面(312)とは反対側からの照射が、ビーム拡散のために、前記構造体(319;1410)を通過し、前記表面領域(312´)を通り過ぎるように配置される、請求項1〜2のいずれか1項に記載の光学部品のための成形型。 - 成形によって硬化性材料から光学部品を作り出すための装置であって、
前記装置は、
請求項1〜3のいずれかに記載の成形型(310;310a〜310f)、
照射器、
または予め成形された構造体の表面(330a)の上に、前記硬化性材料(320)が前記基材または前記予め成形された構造体の表面(330a)と、前記基材または前記予め成形された構造体の前記表面(330a)に対向する前記成形型の成形面との間の領域(340)に隣接するように、且つ、付加的な硬化性材料(321)が前記領域(340)に流入し続けることができるように、前記成形型(310;310a〜310f)を配置するための手段、および
前記成形型(312)の流路(318,320)に圧力を加えることによって、前記付加的な硬化性材料(321)に外部圧力を加える手段を含み、
前記照射器は、前記硬化性材料(320)が局所的に変化するやり方で異なる速度で硬化するように、且つ、前記硬化性材料(320)の硬化の間発生している収縮が前記付加的な硬化性材料(321)によって補われるように、前記領域(340)の中の前記硬化性材料(320)について、局所的に変化する照射を実施するように構成されている、成形によって硬化性材料から光学部品を作り出すための装置。 - 前記装置は、複数の構造体を作り出すために構成され、
前記照射器は、所定の個々の絞りを有する2つの絞り領域(351,352)を移動させることによって、前記照射の前記局所的変化を実行するように構成され、前記個々の絞りの距離は、単一または複数の製造される前記構造体の前記距離に対応する、請求項4に記載の装置。 - さらなる光学部品を作り出すために請求項1〜3のいずれかに記載のさらなる成形型をさらに含み、
前記さらなる成形型の流路と接続されている前記成形型の流路、および
前記成形型の前記流路において前記付加的な硬化性材料(321)に圧力を加えるように構成された外部圧力を加えるための手段を含む、請求項4〜5のいずれか1項に記載の装置。 - 成形によって硬化性材料から光学部品を作り出す方法であって、
前記方法は、
請求項1〜3のいずれかに記載の成形型(310;310a〜310f)を準備するステップ、
基材または予め成形された構造体の表面(330a)との間の領域(340)において、付加的な硬化性材料(321)は、前記領域(340)に流入し続けることができ、且つ、前記硬化性材料(320)は、前記基材または前記予め成形された構造体の前記表面(330a)と、前記基材または前記予め成形された構造体の前記表面(330a)に対向する前記成形型(310;310a〜310f)の成形面(312)に隣接するように、前記基材または前記予め成形された構造体の前記表面(330a)の上に、請求項1〜3のいずれかに記載の成形型(310;310a〜310f)を配置するステップ(110)、
前記硬化性材料(320)が局所的に変化するやり方で異なる速度で硬化するように、且つ、前記硬化性材料(320)の硬化の間発生している収縮が前記付加的な硬化性材料(321)によって補われるように、局所的に変化するやり方で前記領域(340)の中の前記硬化性材料(320)に光を照射するステップ(120)、および
照射の間に前記付加的な硬化性材料(321)に外部圧力を加えるステップ(130)を含み、
前記外部圧力を加えるステップ(130)は、前記成形型(312)の流路(318,820)において、前記付加的な硬化性材料(321)に圧力(Pa)を加えるステップを含む、成形によって硬化性材料から光学部品を作り出す方法。 - 前記局所的に変化する照射のためのステップ(120)は、前記成形面(312)とは反対側の前記成形型(310;310a−310f)側から前記成形型(310;310a−310f)を通じて行なわれる、請求項7に記載の方法。
- 前記局所的に変化する前記照射は、局所的に変化する透過性を有する2つの絞り領域(351、352)の移動と、電気的および/または機械的に可変の透光性を有するグレーフィルタ(510)との両方またはいずれか一方によって行われる、請求項7〜8のいずれか1項に記載の方法。
- 前記局所的に変化する照射は、少なくともビーム拡散のための構造(319、1410)を通じて部分的に行なわれる、請求項7〜9のいずれかに記載の方法。
- 前記成形型(310;310a〜310f)を配置するステップ(110;210)と、前記局所的に変化する照射(120;220)のステップ(120;210)との間において、横方向に密閉して前記領域(340)を取り囲む前記硬化性材料(320)のエッジ領域(1010)を硬化するステップをさらに含む、請求項7〜10のいずれかに記載の方法。
- 前記方法は、作り出される複数の構造体を含み、
前記局所的に変化する照射は、所定の個々の絞りを有する2つの絞り領域(351,352)を移動させることによって実行され、前記個々の絞りの距離は、単一または複数の製造される前記構造体の前記距離に対応する、請求項7〜11のいずれかに記載の方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE102009055080.1 | 2009-12-21 | ||
DE102009055080.1A DE102009055080B4 (de) | 2009-12-21 | 2009-12-21 | Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen einer Struktur, Abformwerkzeug |
PCT/EP2010/069296 WO2011085880A1 (de) | 2009-12-21 | 2010-12-09 | Verfahren und vorrichtung zum herstellen einer struktur |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013501648A JP2013501648A (ja) | 2013-01-17 |
JP2013501648A5 true JP2013501648A5 (ja) | 2013-12-05 |
JP5819828B2 JP5819828B2 (ja) | 2015-11-24 |
Family
ID=43639955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012524251A Active JP5819828B2 (ja) | 2009-12-21 | 2010-12-09 | 構造体、成形型を生産するための方法および装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8945458B2 (ja) |
EP (2) | EP2427314B1 (ja) |
JP (1) | JP5819828B2 (ja) |
KR (1) | KR101344263B1 (ja) |
DE (1) | DE102009055080B4 (ja) |
WO (1) | WO2011085880A1 (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8877103B2 (en) | 2010-04-13 | 2014-11-04 | Johnson & Johnson Vision Care, Inc. | Process for manufacture of a thermochromic contact lens material |
US8697770B2 (en) | 2010-04-13 | 2014-04-15 | Johnson & Johnson Vision Care, Inc. | Pupil-only photochromic contact lenses displaying desirable optics and comfort |
US20130235334A1 (en) * | 2011-08-31 | 2013-09-12 | Michael F. Widman | Ophthalmic lens forming optic |
EP2596936B1 (en) | 2011-11-24 | 2015-09-09 | ABB Research Ltd. | Mold and method for producing shaped articles from a UV-curable composition |
US8545945B2 (en) * | 2012-01-27 | 2013-10-01 | Indian Institute Of Technology Kanpur | Micropattern generation with pulsed laser diffraction |
DE102012221011B3 (de) | 2012-11-16 | 2014-04-10 | Schildtec GmbH | Verfahren zum Herstellen optischer Strahlteilerwürfel |
DE102012221592B4 (de) | 2012-11-26 | 2014-08-14 | Schildtec GmbH | Herstellverfahren für eine strahlumlenkende, phasenschiebende, optische Anordnung und damit hergestellte Anordnung |
DE102013207243B4 (de) * | 2013-04-22 | 2019-10-02 | Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. | Vorrichtung und verfahren zur herstellung einer struktur aus aushärtbarem material durch abformung |
DE102013209814B4 (de) | 2013-05-27 | 2015-01-22 | Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. | Optische Struktur mit daran angeordneten Stegen und Verfahren zur Herstellung derselben |
DE102013209829B4 (de) | 2013-05-27 | 2016-04-28 | Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. | Optische Struktur mit daran angeordneten Stegen und Verfahren zur Herstellung derselben |
DE102013209823B4 (de) | 2013-05-27 | 2015-10-08 | Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. | Optische Struktur mit daran angeordneten Stegen und Verfahren zur Herstellung derselben |
DE102013209819B4 (de) | 2013-05-27 | 2018-01-25 | Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. | Optische Struktur mit daran angeordneten Stegen und Verfahren zur Herstellung derselben |
KR101504476B1 (ko) | 2013-08-23 | 2015-03-20 | 주식회사 지앤아이솔루션 | 광학 렌즈, 광학 렌즈 제조 장치 및 제조 방법 |
US11724471B2 (en) | 2019-03-28 | 2023-08-15 | Johnson & Johnson Vision Care, Inc. | Methods for the manufacture of photoabsorbing contact lenses and photoabsorbing contact lenses produced thereby |
EP4282635A1 (en) * | 2021-02-16 | 2023-11-29 | Albert-Ludwigs-Universität Freiburg | Adaptive process for fabricating non-tunable freeform optical surfaces and corresponding optical devices and components |
Family Cites Families (65)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3211811A (en) * | 1964-06-29 | 1965-10-12 | Armorlite Leus Company Inc | Method and apparatus for casting thermosetting plastic lenses |
GB1511901A (en) * | 1974-05-06 | 1978-05-24 | Bausch & Lomb | Forming lenses and lens blanks |
US4113224A (en) * | 1975-04-08 | 1978-09-12 | Bausch & Lomb Incorporated | Apparatus for forming optical lenses |
NL7904113A (nl) * | 1979-05-25 | 1980-11-27 | Philips Nv | Optisch uitleesbare informatieschijf, werkwijze voor de vervaardiging ervan alsmede een inrichting voor het uitvoeren van deze werkwijze. |
US4701288A (en) * | 1985-06-05 | 1987-10-20 | Bausch & Lomb Incorporated | Method of making articles of dissimilar polymer compositions |
US4812346A (en) * | 1985-07-26 | 1989-03-14 | Hitachi Ltd. | Optical disc base plate and process for producing the same |
US4664854A (en) * | 1986-01-06 | 1987-05-12 | Neolens, Inc. | Injection molding equipment and method |
JPH01163027A (ja) * | 1987-12-21 | 1989-06-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光学素子の成形方法およびその装置 |
JP2574360B2 (ja) * | 1988-02-03 | 1997-01-22 | 松下電器産業株式会社 | プラスチックレンズ成形方法およびその装置 |
US4895430A (en) | 1988-03-14 | 1990-01-23 | The United States Of America As Represented By The Administrator Of The National Aeronautics And Space Administration | Thermal compensating mount |
JPH0242568A (ja) | 1988-08-03 | 1990-02-13 | Fujitsu Ltd | 消耗品交換手順表示制御方法及び装置 |
ATE157301T1 (de) * | 1988-11-02 | 1997-09-15 | British Tech Group | Giessen und verpacken von kontaktlinsen |
US5110514A (en) * | 1989-05-01 | 1992-05-05 | Soane Technologies, Inc. | Controlled casting of a shrinkable material |
JPH03218844A (ja) | 1990-01-24 | 1991-09-26 | Canon Inc | インクジェット記録ヘッドの製造方法 |
JPH04161305A (ja) * | 1990-10-26 | 1992-06-04 | Canon Inc | レンズの製造方法及び製造装置 |
US5510818A (en) | 1991-01-31 | 1996-04-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Transfer-molding resin composition for use to manufacture ink jet recording head, and ink jet recording head manufactured by using the same |
JPH0659104A (ja) * | 1992-08-10 | 1994-03-04 | Nikon Corp | 非球面光学素子の製造方法 |
JPH06304936A (ja) * | 1993-04-23 | 1994-11-01 | Olympus Optical Co Ltd | 複合型光学素子の成形方法 |
US6800225B1 (en) * | 1994-07-14 | 2004-10-05 | Novartis Ag | Process and device for the manufacture of mouldings and mouldings manufactured in accordance with that process |
US6919039B2 (en) * | 1995-03-28 | 2005-07-19 | Eric J. Lang | Channel assisted resin transfer molding |
JPH08320402A (ja) | 1995-05-24 | 1996-12-03 | Olympus Optical Co Ltd | 接合光学素子及びその保持装置 |
US8728380B2 (en) | 1995-11-15 | 2014-05-20 | Regents Of The University Of Minnesota | Lithographic method for forming a pattern |
DE19610881B4 (de) | 1995-12-07 | 2008-01-10 | Limo Patentverwaltung Gmbh & Co. Kg | Mikrosystembaustein |
US5817545A (en) * | 1996-01-24 | 1998-10-06 | Cornell Research Foundation, Inc. | Pressurized underfill encapsulation of integrated circuits |
DE19615371C2 (de) | 1996-04-19 | 1998-09-10 | Schott Glaswerke | Formkörper aus Glas oder Glaskeramik, eingefaßt in einem umspritzten Kunststoff-Halterahmen und Verfahren zum Einfassen des Formkörpers mit dem Halterahmen |
CA2228961C (en) * | 1997-02-05 | 2007-06-19 | Johnson & Johnson Vision Products, Inc. | Base curve mold designs to maintain hema ring/base curve adhesion |
DE19717014A1 (de) | 1997-04-23 | 1998-10-29 | Inst Mikrotechnik Mainz Gmbh | Verfahren und Form zur Herstellung miniaturisierter Formenkörper |
JPH11221842A (ja) * | 1998-02-06 | 1999-08-17 | Japan Steel Works Ltd:The | 凹レンズの成形方法およびその成形金型 |
US6344162B1 (en) * | 1998-07-10 | 2002-02-05 | Apic Yamada Corporation | Method of manufacturing semiconductor devices and resin molding machine |
JP4077101B2 (ja) | 1998-12-03 | 2008-04-16 | ローム株式会社 | レンズアレイ、およびこれを複数備えたレンズアレイ組立品 |
GB9906240D0 (en) * | 1999-03-19 | 1999-05-12 | Ocular Sciences Limited | Lens mould |
US6997428B1 (en) * | 1999-03-31 | 2006-02-14 | Novartis Ag | Contact lens mold |
US6368522B1 (en) * | 2000-01-03 | 2002-04-09 | Johnson & Johnson Vision Care, Inc. | Mold for forming a contact lens and method of preventing formation of small strands of contact lens material during contact lens manufacture |
JP2001198929A (ja) * | 2000-01-17 | 2001-07-24 | Menicon Co Ltd | 眼用レンズ又はレンズブランクの成形型及びそれを用いた眼用レンズ又はレンズブランクの製造方法 |
JP3809047B2 (ja) | 2000-05-10 | 2006-08-16 | シャープ株式会社 | 対物レンズ鏡筒駆動装置及び光情報記録再生装置 |
US6549346B2 (en) | 2000-10-17 | 2003-04-15 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Assembled lens, optical head and optical recordable player with them |
JP2002350605A (ja) | 2001-05-24 | 2002-12-04 | Ricoh Co Ltd | レンズアレイ及びその製造方法 |
US6562466B2 (en) | 2001-07-02 | 2003-05-13 | Essilor International Compagnie Generale D'optique | Process for transferring a coating onto a surface of a lens blank |
JP2004088713A (ja) | 2002-06-27 | 2004-03-18 | Olympus Corp | 撮像レンズユニットおよび撮像装置 |
JP2004029554A (ja) | 2002-06-27 | 2004-01-29 | Olympus Corp | 撮像レンズユニットおよび撮像装置 |
JP2004133073A (ja) | 2002-10-09 | 2004-04-30 | Canon Inc | 光学部材の固定構造、および光学ユニット |
SG135934A1 (en) * | 2002-12-20 | 2007-10-29 | Asml Netherlands Bv | Lithographic apparatus, device manufacturing method, and device manufactured thereby |
JP4645023B2 (ja) | 2003-05-30 | 2011-03-09 | コニカミノルタオプト株式会社 | 撮像装置及びこれを備えた携帯端末 |
EP1662292A2 (en) | 2003-07-08 | 2006-05-31 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Beam shaping optical device, optical head, and optical information medium drive device |
GB2405611B (en) * | 2003-08-29 | 2006-03-22 | Visaq Ltd | A method of moulding contact lenses and moulding apparatus for use in the method |
DE602004014697D1 (de) | 2003-10-17 | 2008-08-14 | Olympus Co | Objektiveinführvorrichtung, Befestigungsvorrichtung für ein Objektivsystem |
JP4481698B2 (ja) * | 2004-03-29 | 2010-06-16 | キヤノン株式会社 | 加工装置 |
JP2005300715A (ja) | 2004-04-08 | 2005-10-27 | Nikon Corp | 三次元構造体の製造方法 |
JP2006030894A (ja) | 2004-07-21 | 2006-02-02 | Kayo Kogaku Kagi Kofun Yugenkoshi | 光学レンズとレンズシステム |
JP4956903B2 (ja) | 2005-03-22 | 2012-06-20 | セイコーエプソン株式会社 | マイクロレンズ基板及びその製造方法、電気光学装置及びその製造方法、並びに電子機器 |
JP4245577B2 (ja) | 2005-03-22 | 2009-03-25 | シャープ株式会社 | レンズ位置制御装置及び撮像モジュール |
DE102005059161A1 (de) | 2005-12-12 | 2007-06-21 | Robert Bosch Gmbh | Optisches Modul sowie Verfahren zur Montage eines optischen Moduls |
US8287269B2 (en) * | 2005-12-12 | 2012-10-16 | Johnson & Johnson Vision Care, Inc. | Molds for use in contact lens production |
US7377765B2 (en) * | 2006-02-14 | 2008-05-27 | Hitachi Global Storage Technologies | System, method, and apparatus for non-contact and diffuse curing exposure for making photopolymer nanoimprinting stamper |
JP4098813B2 (ja) | 2006-03-24 | 2008-06-11 | シャープ株式会社 | カメラモジュール |
CN100517737C (zh) | 2006-10-25 | 2009-07-22 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 影像感测器封装结构 |
WO2008059695A1 (fr) | 2006-11-13 | 2008-05-22 | Konica Minolta Opto, Inc. | Unité de lentille, procédé de fabrication d'unité de lentille, cône de vision de lentille, procédé de fabrication de cône de vision de lentille et dispositif de prise de vues |
WO2008146644A1 (ja) | 2007-05-24 | 2008-12-04 | Sharp Kabushiki Kaisha | 撮像装置及びその製造方法、並びに該撮像装置を搭載した携帯情報端末及び撮像機器 |
TWI403775B (zh) | 2007-07-13 | 2013-08-01 | Asia Optical Co Inc | A lens group with a chimeric structure and a lens module |
KR100938643B1 (ko) * | 2007-11-27 | 2010-01-28 | 주식회사 옵토메카 | 복합렌즈 성형장치 및 방법 |
JP5363503B2 (ja) * | 2007-12-31 | 2013-12-11 | ボーシュ アンド ローム インコーポレイティド | 眼科デバイスを含むバイオメディカルデバイスを形成するためのキャスティングモールド |
JP2011508914A (ja) | 2008-01-08 | 2011-03-17 | エルジー イノテック カンパニー,リミティド | レンズユニット、レンズアセンブリ、カメラモジュール、カメラモジュール及びレンズアセンブリの製造方法、光学部材の製造方法及び光学部材の製造装置 |
WO2009110883A1 (en) * | 2008-03-03 | 2009-09-11 | Johnson & Johnson Vision Care, Inc. | Method for stabilizing lens mold assembly |
CN101890817B (zh) * | 2009-05-22 | 2013-11-20 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 压印成型透镜阵列的方法 |
JP5906528B2 (ja) * | 2011-07-29 | 2016-04-20 | アピックヤマダ株式会社 | モールド金型及びこれを用いた樹脂モールド装置 |
-
2009
- 2009-12-21 DE DE102009055080.1A patent/DE102009055080B4/de not_active Expired - Fee Related
-
2010
- 2010-12-09 EP EP10792883.0A patent/EP2427314B1/de active Active
- 2010-12-09 JP JP2012524251A patent/JP5819828B2/ja active Active
- 2010-12-09 KR KR1020117029374A patent/KR101344263B1/ko active IP Right Grant
- 2010-12-09 WO PCT/EP2010/069296 patent/WO2011085880A1/de active Application Filing
- 2010-12-09 EP EP17185410.2A patent/EP3272489B1/de active Active
-
2011
- 2011-12-08 US US13/314,904 patent/US8945458B2/en active Active
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2013501648A5 (ja) | ||
JP5819828B2 (ja) | 構造体、成形型を生産するための方法および装置 | |
CN111225780B (zh) | 用于铸造聚合物产品的方法和装置 | |
KR101004769B1 (ko) | 광유체적 리소그래피 시스템 및 마이크로구조물 제조방법 | |
CN100575031C (zh) | 复制微结构光掩模的方法和设备 | |
Lee et al. | A simple and effective fabrication method for various 3D microstructures: backside 3D diffuser lithography | |
KR20050054779A (ko) | 회절 렌즈 어레이 몰드의 제조 방법 및 uv 디스펜서 | |
NL2015330B1 (en) | A method of fabricating an array of optical lens elements | |
KR100938643B1 (ko) | 복합렌즈 성형장치 및 방법 | |
Wu et al. | A gasbag-roller-assisted UV imprinting technique for fabrication of a microlens array on a PMMA substrate | |
Nam et al. | Generation of 3D microparticles in microchannels with non-rectangular cross sections | |
Hsieh et al. | A novel boundary-confined method for high numerical aperture microlens array fabrication | |
CN102292200B (zh) | 晶片透镜制造方法及晶片透镜制造装置 | |
WO2008150140A2 (en) | Optofluidic maskless lithography system | |
CN105263686B (zh) | 用于通过模制制造由固化材料制成的结构体的设备和方法 | |
TWI508849B (zh) | 透鏡製造裝置,透鏡製造方法以及透鏡 | |
Seo et al. | Parylene based thin-film microfluidic lens array fabricated by iCVD nano-adhesive bonding | |
KR20220120579A (ko) | 임프린트 장치 및 임프린트 방법 | |
TWI649188B (zh) | 製造透鏡之裝置和方法以及透鏡 | |
Chen et al. | Design of a Vacuum-Assisted Soft UV-Imprint System for Micro-Nano Structures Patterning on Nonplanar Surfaces | |
KR101670429B1 (ko) | 마이크로 유체 기반 가변 포토마스크 및 이의 제조방법 | |
WO2005036279A1 (ja) | ホログラフィック記録媒体及びその製造方法 | |
TWI419781B (zh) | 模具製造方法 | |
TWM353201U (en) | Continuous-flow lithography for high-throughput fabrication of tunable micro lens arrays device |