JP2013501428A - 構成可能なアンテナインターフェース - Google Patents

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Abstract

アクティブエレメントのセットをアンテナアレイとインターフェースするための技術。1つの例示的な実施形態において、アクティブエレメントは、各々が、調整可能な位相を有する局部発振器(LO)信号に結合されたミキサを含む複数の信号経路を含む。アクティブエレメントが、不平衡アンテナとインターフェースされるためのものである場合、不平衡アンテナと結合された各信号経路についてのLO信号の位相は、別の信号経路から独立して調整されうる。アクティブエレメントが、平衡アンテナとインターフェースされるためのものである場合、平衡アンテナと結合された2つの信号経路についてのLO信号の位相は、互いにπラジアンぶんだけ異なるように調整される。この技術は、受信機アプリケーションまたは送信機アプリケーションのどちらにも適用され、バランを使用することなく、アンテナアレイと集積回路(IC)との間に柔軟なインターフェースを提供しうる。

Description

本開示は、アンテナアレイを使用するシステムの設計に関し、さらに詳細には、アンテナアレイとトランシーバとの間のインターフェースに関する。
アンテナアレイは、レーダシステムに加えて、例えば、無線周波数(RF)およびミリメータ波周波数での通信システムに応用される。アレイにおいて提供される複数のアンテナエレメントは、通信リンク損失を補償するため、且つ、マルチパス伝播の影響を緩和するために使用される。典型的に、アンテナアレイは、アンテナアレイを通して送受信される信号を処理するためのアクティブエレメントを含むデバイス、例えば、無線トランシーバ集積回路(IC)、に結合される。
アンテナアレイとアクティブエレメントとの間の物理インターフェースは、アレイ内のアンテナエレメントのタイプに基づいて構成されうる。例えば、ダイポールアンテナエレメントは、典型的に、2つの差動端子(differential terminal)を含む平衡構造(balanced structure)である。他方、パッチアンテナは、グランドプレーンを基準とする1つの端子しか含まない不平衡構造(unbalanced structure)である。
アンテナエレメントをアクティブエレメントに適切に接続するために、平衡/不平衡変換または不平衡/平衡変換を実行するバラン(balun)が要求されうる。このバランは、通常、アクティブエレメントとのインターフェースの前にアンテナフィードに設置されるか、あるいは、アクティブエレメントとして直接に実現されるかでありうる。バランは、一般的に、システムに望まれない挿入損をもたらす。さらに、アクティブエレメントとして実現されるバランは、かなりの電力を消費し、その帯域幅は、アクティブデバイスのカットオフ周波数によって制限される。
さらなる挿入損、または、かなりのエリアの要求なく、アンテナアレイと、平衡または不平衡アンテナ構造のどちらにも容易に適応することができるアクティブエレメントとをインターフェースするための技術を提供することが望まれるであろう。
図1は、アンテナアレイを通して受信される信号を処理するための受信機の先行技術による実装(implementation)を示す。 図2は、通信システムにおける、不平衡アンテナエレメントを有するアンテナアレイと無線トランシーバとの間の先行技術によるインターフェースを示す。 図3は、通信システムにおける、平衡アンテナエレメントを有するアンテナアレイと無線トランシーバとの間の先行技術によるインターフェースを示す。 図4は、通信システムのための受信機における、複数の不平衡アンテナエレメントとアクティブエレメントとの間のインターフェースの例示的な実施形態を示す。 図4Aは、受信機における、複数の平衡アンテナエレメントとアクティブエレメントとの間のインターフェースの例示的な実施形態を示す。 図4Bは、受信機における、アンテナアレイとアクティブエレメントとの間のインターフェースの例示的な実施形態を示し、このアンテナアレイは、少なくとも1つの不平衡アンテナと少なくとも1つの平衡アンテナを含む。 図5は、通信システムのための送信機における、複数の不平衡アンテナエレメントと、アクティブエレメントとの間のインターフェースの例示的な実施形態を示す。 図5Aは、通信システムのための送信機における、複数の不平衡アンテナエレメントと、アクティブエレメントとの間のインターフェースの例示的な実施形態を示す。 図6は、本開示に従って、方法の例示的な実施形態を示す。
添付の図面に関して下に示される、発明を実施するための形態は、本発明の例示的な実施形態を説明するためのものであり、本発明を実施することができる唯一の例示的な実施形態を示すことを意図しない。本記述全体を通して使用される「例示的な(exemplary)」という用語は、「実例、事例、例証としての役割を果たすこと」を意味し、他の例示的な実施形態よりも好ましいまたは有利であると必ずしも解釈される必要はない。発明を実施するための形態は、本発明の例示的な実施形態の完全な理解を提供するという目的のために、特定の詳細を含む。本発明の例示的な実施形態が、これらの特定の詳細なしに実施されうることは、当業者には明確になるであろう。いくつかの例において、本明細書に示される例示的な実施形態の新規性を不明確にしないために、周知の構造およびデバイスは、ブロック図の形で示される。
図1は、アンテナアレイ110を通して受信された信号を処理する受信機100の先行技術による実現を示す。図1において、アンテナアレイ110の出力信号は、信号調整ブロック120に結合される。信号調整ブロック120は、アンテナアレイ110からの信号に対して、フィルタイリングおよび増幅のような機能を行いうる。信号調整ブロック120の出力信号は、例えば、調整信号の周波数ダウンコンバートなど、周波数変換を行いうる周波数変換ブロック130に結合される。続いて、周波数変換の出力信号は、アナログ−デジタルコンバータ(ADC)140でデジタル化され、さらに、プロセッサ150によって処理される。
当業者は、受信機100のアーキテクチャが、例えば、無線周波数(RF)通信、ミリメータ波通信、および/または、レーダのような様々なアプリケーション向けに設計された受信機に採用されうることを認識するであろう。
図1が、本開示の技術が適用されうる先行技術のシステムの例を示すこと、および、本開示の範囲を何らかの形で制限することを企図していないことに注意されたい。本明細書に開示される技術は、図1に描写される機能ブロックを省くシステムおよび/またはそれらを増やすシステムに適用されうる。例えば、いくつかの実現では、ADC 140が省かれ、プロセッサ150によって行われる処理は、アナログドメインで直接行われうる。
図2は、通信システム200における、不平衡アンテナエレメントを有するアンテナアレイと、無線トランシーバ291との間の先行技術によるインターフェースを示す。
図2において、アンテナアレイは、複数(N個)の不平衡アンテナエレメント201.1〜201.Nを含む。不平衡アンテナエレメントの各々は、そのアンテナエレメントの入力としても出力としても機能する片端接地の端子を有する。不平衡アンテナエレメントのタイプの例は、パッチアンテナである。当業者は、システム200において、示される全てのエレメントに共通であるグランドプレーン(図示されない)が存在することを認識するであろう。不平衡アンテナエレメントの単一の端子は、そのようなグランドプレーンを指しうる。
アンテナエレメント201.1〜201.Nは、対応するバランエレメント210.1〜210.Nの「A」端子に結合される。バランエレメントは、「A」端子における不平衡信号から、「+」と「−」端子における一組の平衡信号への不平衡/平衡変換、すなわち、片端接地からの差動への変換を行う。バランの「A」端子における不平衡信号と、コモンモードプレーンとの差が、バランの「+」端子と、「−」端子とにおける信号間の差として維持されるように変換が行われる。バランの「B」端子は、例えば、コモンモード電圧に、または、直接的にグランドプレーン(例えば、ゼロコモンモード電圧)に結合されうる。
バランから発生する各信号は、さらに、利得エレメント221.nまたは222.nに結合される。ここにおいて、nは、任意のインデックス1〜Nである。バランの「+」端子からの信号は、対応する利得エレメント221.1〜221.Nに結合され、バランの「−」端子からの信号は、対応する利得エレメント222.1〜222.Nに結合される。利得エレメントは、例えば、もたらされる追加ノイズを最小限にしつつ信号を増幅するように設計された低ノイズ増幅器でありうる。利得エレメントは、例えば、増幅の前または後に入力信号をさらにフィルタリングすることなど、明示的に記載または記述されていない追加機能も実現することができ、その機能は当業者には明らかになるであろう。
利得エレメントから発生する各信号はさらに、利得エレメント221.1〜221.Nからの出力信号が対応するミキサエレメント231.1〜231.Nに結合され、利得エレメント222.1〜222.Nからの信号が対応するミキサエレメント232.1〜232.Nに結合された状態で、ミキサエレメント231.nまたは232.nに結合される。ミキサエレメントは、さらなる処理のために、例えば、周波数ダウンコンバートなどの周波数変換を利得エレメントの出力に対して行って、ミリメータ波長または無線周波数(RF)信号を中間周波数(IF)またはベースバンド周波数に変換する。各ミキサでの周波数変換は、ミキサ231.1〜231.Nおよび232.1〜232.Nへの入力信号が、局部発振器(LO)ジェネレータ241.1〜241.Nによって生成された対応LO信号と混合されるように、対応するLO信号と混合することによって達成される。ミキサ231.1〜231.Nおよび232.1〜232.Nの出力は、結合器250によって結合される。
当業者は、「ビームフォーミング」として知られている先行技術において、結合器250においてミキサ出力を最適に結合するために、LOジェネレータ241.1〜241.Nによって生成されるLO信号の位相Φ〜Φが個々に調整されることを認識するであろう。例えば、アンテナエレメント201.1に対応する信号は、第1の位相Φを有するLO信号が乗じられ、アンテナエレメント201.2から抽出される信号は、第2の位相Φ2を有するLO信号と混合され、Φ1およびΦ2が、例えば、2つのアンテナエレメントによって受信される信号間の位相差を説明する(account for)差を有する。任意の複数(N個)のアンテナエレメントへのビームフォーミングの一般化は、当業者には周知であるため、本明細書ではさらに詳細に記述されないであろう。
1つの実現において、RFトランシーバ291において提供されるエレメントは、「アクティブ」エレメントと表され、RFトランシーバ291は、例えば、集積回路(IC)でありうる。図2において、バランエレメント210.1〜210.Nは、アンテナエレメントおよびアクティブエレメントとは別に提供される受動エレメントとして示される。あるいは、バランエレメント210.1〜210.Nは、さらに、ICに提供されるアクティブエレメントでありうる。
図3は、通信システム300における、平衡アンテナエレメントを有するアンテナアレイと無線トランシーバ391との間の先行技術によるインターフェースを示す。
図3において、アンテナアレイは、複数(N個)の平衡アンテナエレメント301.1〜301.Nを含む。平衡アンテナエレメントの各々は、「a」および「b」とラベル付けされた2つの差動端子を有し、アンテナエレメントの信号の入力および出力は、この差動端子における信号間の差として提供される。平衡アンテナエレメントタイプの例は、ダイポールアンテナである。
図3において、平衡アンテナエレメント301.1〜301.Nの「a」端子は、対応するバランエレメント310.1〜310.Nの「+」端子に結合され、「b」端子は、それらのバランエレメントの「−」端子に結合される。各バランエレメントは、その「+」端子と「−」端子との間の差を、その「A」端子において利用可能となる平衡信号に変換する。ここにおいて、不平衡コモンモード信号は、例えば、B端子におけるグランドプレーンを基準としうる。この方法において、バランエレメントは、平衡/不平衡変換、すなわち、差動/片端接地変換を行う。
バランエレメント310.1〜310.Nの「A」端子から発生する不平衡信号は、さらに、対応する利得エレメント320.1〜320.Nに結合され、次に、対応するミキサエレメント330.1〜330.Nが続く。ミキサエレメント330.1〜330.Nは、LOジェネレータ340.1〜340.Nによって生成される対応LO信号との混合を行う。ミキサ330.1〜330.Nの出力は、結合器350によって結合される。
システム300を使用するビームフォーミングの実現において、結合器350においてミキサ出力を最適に結合するために、LO信号の位相Φ1〜ΦNが個々に調整されることは認識されるであろう。
アンテナエレメントとアクティブエレメントとの間、すなわち、示されるバランエレメント210.1〜210.Nまたは310.1〜310.Nを通る接続性が、アンテナアレイの特定のアンテナエレメントが不平衡であるか平衡であるかに依存することは、図2および3についての上の記述から認識されるであろう。このように、1つのタイプのアンテナエレメントをサポートするように設計された無線トランシーバのアーキテクチャは、異なるタイプのアンテナエレメントをサポートするのに十分に柔軟でない可能性がある。さらに、当業者は、示されるバランエレメントを実装することが、好ましくないことに、システムに損失をもたらすこと、および、バランエレメントを、無線トランシーバ291または391においてアクティブエレメントとして実現することが、ICにおけるかなりのダイエリア(die area)をさらに消費しうることを認識するであろう。アンテナエレメントをアクティブエレメントと、平衡または不平衡アンテナエレメントのいずれにも適応できる容易に構成可能な方法でインターフェースするための技術を提供することが望まれるであろう。そのような技術を使用して、挿入損および消費されるダイエリアを最小化することがさらに望まれるであろう。
図4は、通信システムのための受信機400における、複数の不平衡アンテナエレメントとアクティブエレメント491との間のインターフェースの例示的な実施形態を示す。
図4において、不平衡アンテナエレメント201.1〜201.Nは、アクティブエレメント491のセットに結合される。受信機400のアクティブエレメント491は、利得エレメント420.1〜420.Nを含み、利得エレメントの出力をLOジェネレータ440.1〜440.Nによって生成される対応LO信号と混合する対応ミキサエレメント430.1〜430.Nが次に続く。ミキサ430.1〜430.Nの出力は、結合器450によって結合される。利得エレメント420.n、ミキサエレメント430n、LOジェネレータ440nという組み合わせの各々は、信号経路405.nを作り、受信機400は、N個の異なる信号経路405.1〜405.Nを含む
図4において、LOジェネレータ440.1〜440.Nによって生成される各LO信号の位相Φnは、別のLO信号の位相から独立して調整されうる。例示的な実施形態において、各LO信号の位相Φnは、対応するLOジェネレータにデジタルでプログラミングされうる。例えば、LOジェネレータ440.1〜440.Nの各々は、生成されるべきLO信号の位相を指定するレジスタ(図示されない)が提供されうる。例示的な実施形態において、位相は、2πラジアンのフルサイクルに完全に広がる5ビットを用いて、デジタルで指定されうる。
図4Aは、受信機400Aにおける、複数の平衡アンテナエレメントとアクティブエレメント491との間のインターフェースの例示的な実施形態を示す。アクティブエレメント491は、図4に示される受信機400で使用される同一のアクティブエレメント491に対応し、以下にさらに記述されるように、異なる値がLO位相Φ〜Φに提供されうる。
図4Aにおいて、平衡アンテナエレメント301.1〜301.(N/2)は、アクティブエレメントに結合される。各平衡アンテナエレメントの「a」および「b」端子の各々は、信号経路405.1〜405.Nのうちの対応する1つに結合され、図示されるように、単一の平衡アンテナの2つの端子が、2つの信号経路に結合されうる。さらに、単一の平衡アンテナに対応する2つの信号経路について、LO位相は、正確にπラジアンぶんだけ異なるように調整される。これにより、単一の平衡アンテナに対応する2つの信号経路の出力間で位相反転が効果的にもたらされることを当業者は認識するであろう。このように、LOジェネレータ440.1〜440.Nの位相Φ1〜ΦN/2を適切に調整することによって、アクティブエレメント491の同じセットは、ハードウェアを変更することなく、さらに、バランを必要とすることなく、不平衡または平衡アンテナエレメントのどちらにも適応するように構成されうる。これは、起こりうる損失と、バランの使用と関連付けられたエリアのトレードオフとを有利に回避する。
本開示の技術が、特に、ミリメータ波ベースの通信システムでの使用に適合しうることは認識されるであろう。そのようなシステムにおいて、典型的な通信チャネルの帯域幅がGHzのオーダであるため、信号経路のアクティブエレメントは、GHzのオーダの信号帯域幅に適応するように前もって設計されうる。受動バランが一般的に制限された帯域幅を有することから、受動バランのような先行技術を使用してそのような帯域幅に適応させることは、好ましくないことに、過大なエリアおよび/またはコストを消費し、エリアおよびコストという犠牲を払って、複数のセクションのプロビジョニングを要求しうる。
本開示の技術のさらなる利点は、システム全体が良い広帯域のコモンモード阻止特性(rejection characteristics)を示すように、信号経路のアクティブエレメント(例えば、利得エレメントまたはミキサエレメント)が互いによく整合するように構成可能なことである。
本開示のさらなる例示的な実施形態において、上に記述されたアーキテクチャの柔軟性は、不平衡および平衡アンテナエレメントの両方に同時に適応することができるシステムの設計を可能にする。図4Bは、受信機400Bにおける、アンテナアレイとアクティブエレメントとの間のインターフェースの例示的な実施形態を示し、このアンテナアレイは、少なくとも1つの不平衡アンテナと少なくとも1つの平衡アンテナとを含む。
図4Bにおいて、不平衡アンテナエレメント201.1および201.2は、それぞれ、信号経路405.1および405.2に結合される。LOジェネレータ440.1および440.2の位相Φ1およびΦ2は、本開示の原理に従って、不平衡アンテナエレメントに適応するように別々に調整されうる。さらに、平衡アンテナエレメント301.Mの端子「a」および「b」は、それぞれ、信号経路405.(N−1)および405.Nに結合される。図4Bに示されるように、LOジェネレータ440.(N−1)および440.Nの位相は、1つの自由度でΦMを変更するように、且つ、互いにπラジアンぶんだけ異なるように調整される。
本開示の例示的な実施形態は、受信機におけるアンテナアレイからの信号の処理に関して記述されているが、本明細書の技術が、送信機とアンテナアレイとの間のインターフェースに対しても容易に適用されうることは認識されるであろう。例えば、TX信号経路のベースバンド信号をアップコンバートするために使用されるLO信号の位相も調整可能に作られ、不平衡および/または平衡アンテナエレメントは、アップコンバートに使用されるLO信号の位相を適切に選択することによって、適応されうる。
図5および5Aは、通信システムのための送信機における、複数のアンテナエレメントとアクティブエレメント591との間のインターフェースの例示的な実施形態を示す。
図5において、不平衡アンテナエレメント201.1〜201.Nは、アクティブエレメント591のセットに結合される。アクティブエレメント591は、対応する複数のミキサ530.1〜530.Nに結合された複数のベースバンド信号550.1〜550.Nを生成するためのプロセッサ550を含む。ミキサ530.1〜530.Nは、LOジェネレータ540.1〜540.Nによって生成される対応LO信号と混合することによって、ベースバンド信号のアップコンバートを行う。本明細書で前述されたように、LO信号は、対応する位相オフセットΦ1〜ΦNを用いて調整可能である。ミキサの出力は、対応する利得エレメント520.1〜520.Nに結合され、それは、複数のアンテナエレメント201.1〜201.Nと結合する前にミキサ出力の増幅を行いうる。
図5Aにおいて、平衡アンテナエレメント301.1〜301.Nは、アクティブエレメント591のセットに結合される。アクティブエレメント591は、図5に示されるそれらと同一である。出力利得エレメント520.1〜520.Nは、平衡アンテナエレメント301.1〜301.(N/2)の差動端子aおよびbに結合される。図4Aの受信機アーキテクチャに関して前述されたように、同一の平衡アンテナエレメント301.nに提供される信号経路内の2つのLO信号の位相は、1つの自由度でΦMを変更するように、且つ、互いにπラジアンぶんだけ異なるように調整されうる。
当業者は、アクティブエレメント591が、受信に関して図4Bで記述されるように、アンテナアレイ上を通る送信のために、平衡および不平衡アンテナエレメントの混合セットに適応するようにも構成されうることを認識するであろう。代替の例示的な実施形態(図示されない)において、アクティブエレメントの単一のセットが、例えば、送受切換器、または、当業者に知られている別の手段を使用することによって、送信信号経路および受信信号経路の両方を複数のアンテナエレメントに同時に適応しうることは、さらに認識されるであろう。そのような代替の例示的な実施形態は、本開示の範囲内であることが企図される。
図6は、本開示に従って、方法600の例示的な実施形態を示す。方法は、例示目的のためだけに示されており、本開示の範囲を、記述されるいずれかの特定の方法に制限することを意図しないことに注意されたい。示される方法は、複数の信号経路をアンテナアレイとインターフェースするためのものである。
ブロック610において、第1の信号経路の第1のLO信号の位相は、第1および第2の信号経路が、それぞれ、アンテナアレイの第1および第2の不平衡アンテナエレメントに結合される場合に、第2の信号経路の第2のLO信号の位相から独立して調整される。なお、第1の局所発振器(LO)信号は、第1の信号経路の信号と混合され、第2の局所発振器(LO)信号は、第2の信号経路の信号と混合される。
ブロック620において、第1および第2の信号経路が、アンテナアレイの平衡アンテナエレメントの第1および第2の平衡ノードに、それぞれ結合される場合に、第1のLO信号の位相が、第2のLO信号の位相とπラジアンぶんだけ異なるように調整される。
本明細書と特許請求の範囲において、エレメントが、別のエレメントに「接続されている(connected to)」または「結合されている(coupled to)」と称される場合、それは、別のエレメントに直接接続または結合されうるか、あるいは、仲介エレメントが存在しうると理解されるであろう。対照的に、エレメントが、別のエレメントに「直接接続されている(directly connected to)」または「直接結合されている(directly coupled to)」と称される場合、いかなる仲介エレメントも存在しない。
当業者は、情報と信号が、任意の多様で異なるテクノロジと技術を用いて表されることを理解するであろう。例えば、上記全体を通して参照されるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または粒子、光電場または光粒子、または、それらのあらゆる組み合わせによって表されうる。
当業者はさらに、本明細書に開示された例示的な実施形態と関連して記述されている様々な実例となる論理ブロック、モジュール、回路、アルゴリズムステップが電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組み合わせとして実現されうることを認識するであろう。このハードウェアとソフトウェアとの互換性を明確に示すために、様々な実例となるコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、ステップが、それらの機能性という観点から一般的に上に記述されている。そのような機能性がハードウェアとして実現されるか、ソフトウェアとして実現されるかは、特定のアプリケーションとシステム全体に課された設計制約とに依存する。当業者は、特定アプリケーションの各々に対して様々な方法で上記機能性を実現することができるが、このような実現の決定は、本発明の例示的な実施形態の範囲からの逸脱の原因になるとして解釈されるべきではない。
本明細書に開示された例示的な実施形態と関連して記述される様々な実例となる論理ブロック、モジュール、回路は、汎用のプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、書替え可能ゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいは、本明細書に記述された機能を行うように設計されたこれらの任意の組み合わせと共に実現または実行されうる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサでありうるが、代替で、そのプロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンでありうる。プロセッサは、例えば、DSPとマクロプロセッサ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに結合した1または複数のマイクロプロセッサ、その他の上記構成の組み合わせといった計算デバイスの組み合わせとしても実現されうる。
本明細書に開示された例示的な実施形態に関して示される方法またはアルゴリズムのステップは、直接的にハードウェアに、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールに、またはそれら二つの組み合わせに組み込まれうる。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(ROM)、電気的プログラマブルROM(EPROM)、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM)、レジスタ、ハードディスク、取外し可能ディスク、CD−ROM、または、当技術分野において周知の記憶媒体の他の形態に存在しうる。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合される。代替において、記憶媒体はプロセッサに一体化されうる。プロセッサと記憶媒体とはASICに存在しうる。ASICはユーザ端末に存在しうる。代替において、プロセッサと記憶媒体は、個別コンポーネントとして、ユーザ端末に存在しうる。
1または複数の例示的な実施形態において、記述される機能性は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、または、それらのあらゆる組み合わせに実現されうる。ソフトウェアに実現された場合、その機能はコンピュータ可読媒体上の1または複数の命令またはコードとして記憶または送信される。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体と、ある箇所から別の箇所へのコンピュータプログラム移送を容易にする任意の媒体を含む通信媒体との両方を含む。記憶媒体はコンピュータによりアクセスされることができる任意の利用可能な媒体である。それに制限されない例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、もしくはコンピュータによってアクセスされることができ、命令やデータ構造形で所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用される任意の別媒体を備えうる。また、任意の接続は適切にコンピュータ可読媒体と呼ばれる。例えば、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、撚線対、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、マイクロ波などの無線テクノロジを使用してウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースからソフトウェアが送信されると、その同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、撚線対、DSL、または赤外線、無線、マイクロ派などの無線テクノロジは媒体の定義に含まれる。ディスク(disk)とディスク(disc)は、本明細書で使用される際、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスクを含む。ディスク(disk)は通常磁気作用によってデータを再生し、ディスク(disc)はレーザーで光学的にデータを再生する。上記の組み合わせもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
開示された例示的な実施形態の以上の記述は、当業者が本発明を実施および使用することを可能にするために提供される。これらの例示的な実施形態に対する様々な変更は当業者には容易に明らかであり、本明細書において定義された包括的な原理は、本発明の精神または範囲を逸脱することなく他の例示的な実施形態に適用可能である。このように、本発明は本明細書に記載の例示的な実施形態に制限されるものではなく、本明細書で開示される原理および新規な特徴と合致する最も広い範囲が与えられるべきである。

Claims (15)

  1. 複数の信号経路をアンテナアレイとインターフェースするための方法であって、
    第1および第2の信号経路が、それぞれ前記アンテナアレイの第1および第2の不平衡アンテナエレメントに結合される場合に、前記第1の信号経路の第1の局部発振器(LO)信号の位相を、前記第2の信号経路の第2の局部発振器(LO)信号の位相から独立して調整することと、なお、前記第1のLO信号は、前記第1の信号経路の信号と混合され、前記第2のLO信号は、前記第2の信号経路の信号と混合され、
    前記第1および第2の信号経路が、それぞれ前記アンテナアレイの平衡アンテナエレメントの第1および第2の平衡ノードと結合される場合に、前記第1のLO信号の位相を、前記第2のLO信号の位相からπラジアンぶんだけ異なるように調整することと
    を備える方法。
  2. 前記第1および第2の信号経路の各々が、それぞれ、前記アンテナアレイの不平衡アンテナエレメントに結合される場合に、複数の第1の信号経路の第1のLO信号の各々の位相を、複数の第2の信号経路の第2のLO信号の各々の位相から独立して調整することと、なお、第1のLO信号の各々は、対応する第1の利得経路の信号と混合され、第2のLO信号の各々は、対応する第2の利得経路の信号と混合され、
    前記複数の第1および第2の信号経路が、前記アンテナアレイの平衡アンテナエレメントの平衡ノードに結合される場合に、第1のLO信号の各々の位相を、対応する第2のLO信号の位相からπラジアンぶんだけ異なるように調整することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記アンテナアレイを通して、前記複数の信号経路の各々によって生成された信号を送信することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  4. 送信機ビームフォーミングアプリケーションにおける前記アンテナアレイの出力を最大化するために、前記信号経路の各々のLO信号の位相を共にプログラミングすることをさらに備える、請求項3に記載の方法。
  5. 前記信号経路を使用して前記アンテナアレイの各アンテナエレメントから信号を受信することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  6. 結合器を使用して前記信号経路の出力を結合することと、
    受信機ビームフォーミングアプリケーションにおける結合器の出力を最大化するために、前記信号経路の各々のLO信号の位相を共にプログラミングすることと
    をさらに備える、請求項5に記載の方法。
  7. アンテナアレイとインターフェースするためのアクティブエレメントを備える装置であって、前記アクティブエレメントは:
    第1の信号経路の信号と混合されるように構成され、且つ、調整可能な位相を有する第1のLO信号を生成するように構成された、前記第1の信号経路用のLOジェネレータと、
    第2の信号経路の信号と混合されるように構成され、且つ、調整可能な位相を有する第2のLO信号を生成するように構成された前記第2の信号経路用のLOジェネレータと、
    を備え、
    前記第1のLO信号の位相は、前記第1および第2の信号経路が、それぞれ、前記アンテナアレイの第1および第2の不平衡アンテナエレメントに結合される場合に、前記第2のLO信号の位相から独立して調整されるように構成され、前記第1および第2の信号経路が、それぞれ、前記アンテナアレイの平衡アンテナエレメントの第1および第2の平衡ノードに結合される場合に、前記第1のLO信号の位相は、前記第2のLO信号の位相からπラジアンぶんだけ異なるようにさらに構成される、装置。
  8. 前記アクティブエレメントは、第1および第2の信号経路のさらなる対をさらに備え、前記第1の信号経路の各々のLO信号の位相は、前記第1および第2の信号経路が、各々、前記アンテナアレイの不平衡アンテナエレメントに結合される場合に、前記対応する第2の信号経路の各々のLO信号の位相から独立して調整されるように構成され、前記第1の信号経路の各々のLO信号の位相は、前記第1および第2の信号経路が、前記アンテナアレイの平衡アンテナエレメントの平衡ノードに結合される場合に、前記対応する第2の信号経路の各々の位相からπラジアンぶんだけ異なるようにさらに構成される、請求項7に記載の装置。
  9. 受信機ビームフォーミングアプリケーションにおける結合器出力を最大化するために、前記信号経路の各々のLO信号の位相を共にプログラムするように構成されたプロセッサをさらに備える、請求項8に記載の装置。
  10. 前記アクティブエレメントは、集積回路(IC)上に配置され、さらに、前記集積回路に電気的に結合された前記アンテナアレイを備える、請求項7に記載の装置。
  11. 前記第1の信号経路の信号は、前記第1の信号経路の利得エレメントの出力を備える前記第1のLO信号と混合されるように構成される、請求項7に記載の装置。
  12. 送信機ビームフォーミングアプリケーションにおける前記アンテナアレイの出力を最大化するために、前記信号経路の各々の前記LO信号の位相を共にプログラムするように構成されたプロセッサをさらに備える、請求項8に記載の装置。
  13. 前記アクティブエレメントは、集積回路(IC)上に配置され、さらに、前記集積回路に電気的に結合された前記アンテナアレイを備える、請求項7に記載の装置。
  14. アンテナアレイとインターフェースするためのアクティブエレメントを備える装置であって、前記アクティブエレメントは:
    前記複数の信号経路に結合された平衡または不平衡アンテナエレメントのどちらにも適応するために、複数の第1および第2の信号経路の各々のLO信号の位相を調整する手段を備える、装置。
  15. コンピュータに対して、複数の信号経路の位相がアンテナアレイとインターフェースされるようにプログラムするコードを記憶するコンピュータプログラムプロダクトであって、前記コードは:
    第1および第2の信号経路が、それぞれ、前記アンテナアレイの第1および第2の不平衡アンテナエレメントに結合された場合に、コンピュータに対して、前記第2の信号経路の第2のLO信号の位相から独立して、前記第1の信号経路の第1のLO信号の位相をプログラムさせるためのコードと、なお、前記第1の局所発振器(LO)信号は、前記第1の信号経路の信号と混合されており、前記第2の局所発振器(LO)信号は、前記第2の信号経路の信号と混合されており、
    前記第1および第2の信号経路が、それぞれ、前記アンテナアレイの平衡アンテナエレメントの第1および第2の平衡ノードに結合された場合に、コンピュータに対して、前記第1のLO信号の位相が、前記第2のLO信号位相からπラジアンぶんだけ異なるようにプログラムさせるためのコードと
    を備える、コンピュータプログラムプロダクト。
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