JP2013500053A - ゴルフクラブヘッドおよびシャフトのための取り外し可能で交換可能な接続部 - Google Patents

ゴルフクラブヘッドおよびシャフトのための取り外し可能で交換可能な接続部 Download PDF

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Abstract

ゴルフクラブヘッドとシャフトを取り外し可能に接続するアセンブリは:(a)円形の断面と、円周上に離間して設けた歯の第一のセットとを有する回転阻止構造を含む、シャフト係合部材(220);(b)回転阻止構造に係合するための保持構造を含むクラブヘッド係合部材(200)であって、保持構造が、回転阻止構造上の歯の第一のセットに係合するための、円周上に離間して設けた歯の第二のセットを備える円形の開口部を有する、クラブヘッド係合部材;および(c)クラブヘッド係合部材に対してシャフト係合部材を取り外し可能に固定するための固定システム(240)を含みうる。歯の第一のセットは、歯の第二のセットとは異なる数を有しうる(図4G)。ゴルフクラブヘッドは、シャフトを容易に交換できるように、および/またはクラブヘッドに対するシャフトの位置を容易に変化させることができるように、シャフトに取り外し可能に係合する。

Description

発明の分野
本発明は、概してゴルフクラブおよびゴルフクラブヘッドに関する。より詳しくは、本発明の局面は、ゴルフクラブヘッドとシャフトの間の取り外し可能な接続、ならびにシャフトとヘッドの容易な交換を可能にするための、およびヘッド/シャフトのポジショニング特性の容易な改変を可能にするためのヘッド/シャフトの位置調節の特色を有するゴルフクラブに関する。
背景
ゴルフクラブは、近年、多くの技術研究および進歩の対象である。たとえば、ゴルフ市場では近年、パターのデザイン、ゴルフクラブヘッドのデザイン、シャフト、およびグリップに劇的な変化および改善が見られている。加えて、ゴルフクラブの様々な要素および/または特徴、ならびにゴルフボールの特徴を、特定のユーザーのスイング特色または特徴に、よりよくマッチさせる努力において、他の技術的進歩がなされている(たとえば、クラブのフィッティング技術、ボールの発射角度の測定技術、ボールのスピン速度等)。
最近のゴルフにおける進歩を考慮して、ゴルファーに利用可能な、夥しい数のゴルフクラブ部品パーツがある。たとえば、クラブヘッドは、広く多様な製造元によって多様な異なるモデルで生産されている。その上、個々のクラブヘッドモデルは、ロフト角度、ライ角度、オフセット特色、加重特徴(たとえば、ドローバイアスクラブヘッド、フェードバイアスクラブヘッド、ニュートラル加重クラブヘッド等)などにおけるバリエーションなどの多数のバリエーションを含みうる。加えて、クラブヘッドを、たとえば異なる製造元からの、異なる硬度、フレックスポイント、キックポイント、または他の屈曲特徴等を有する、異なる材料で作製された、異なる質量や方向を有する等の、多様な異なるシャフトと組み合わせてもよい。シャフトとクラブヘッドの利用可能なバリエーションにおいて、事実上、何百もの異なるクラブヘッド/シャフトの組み合わせがゴルファーに利用可能である。
クラブフィッターおよびゴルフの専門家は、そのスイング特徴および必要性に合うゴルフクラブヘッド/シャフトの組み合わせをゴルファーに合わせるための手助けをすることができる。しかし、従来、ゴルフクラブヘッドは、セメントまたは接着剤を用いてシャフトに永続的に取り付けられている。ゆえに、ゴルファーが多様なヘッド/シャフトの組み合わせを試すことができるためには、クラブフィッターまたは専門家は、永続的に取り付けられたゴルフクラブヘッド/シャフトの組み合わせの幅広い選択範囲(これはかなりの量の貯蔵スペースおよび在庫費用を要する)を持たなければならないか、またはクラブフィッターもしくは専門家は、フィッティングプロセスが持続すると、顧客のために新しいクラブを作製しなければならない(これは実質的な時間の量および在庫費用を要する)。これらの従来の選択肢に関連する短所は、フィッティング期間中ゴルファーにとって利用可能な選択を制限して、ならびに/または費用および期間の長さを有意に増加させるように作用する。その上、クラブヘッドとシャフトの接続部が永続的に結合したままであれば、ゴルファーのプレーの状態がラウンド毎に変化する、および/またはゴルファーのスイングが時間と共に変化することから、ゴルファーの選択肢を制限する。
概要
以下は、本発明とその様々な特色に関する基本的な理解を提供するために、本発明の局面の一般的な要約を提示する。この要約は、本発明の範囲をいかなるようにも制限すると意図されず、以下のより詳細な説明のための一般的概要および文脈を単に提供する。
本発明の局面は、クラブヘッドとシャフトを容易に交換することができるように、ならびに/またはクラブヘッド本体(およびそのボール打撃面)に対するシャフトの角度、および/もしくは位置を容易に変化させることができるように、取り外し可能な様式でゴルフクラブヘッドをシャフトに接続するためのシステムおよび方法に関する。本発明の例に従うゴルフクラブは、(a)シャフト;(b)シャフトに係合するシャフト係合部材であって、円形の断面と、円周上に離間して設けた歯の第一のセットとを備える回転阻止構造を含む、シャフト係合部材;(c)シャフト係合部材に取り外し可能に係合するクラブヘッド係合部材であって、円形の開口部と、回転阻止構造上の歯の第一のセットに係合してシャフト係合部材に対するクラブヘッド係合部材の回転を防止する、円周上に離間して設けた歯の第二のセットとを有する保持構造を含む、クラブヘッド係合部材;(d)クラブヘッド係合部材に係合するゴルフクラブヘッド;および(e)シャフト係合部材に対してクラブヘッド係合部材を取り外し可能に固定するための固定システムを含みうる。円周上に離間して設けた歯の第一のセットは、円周上に離間して設けた歯の第二のセットとは異なる数の歯を含みうる。保持構造は、多数の異なる回転阻止構造に係合するように構成されうる。本発明に従う1つの例のゴルフクラブにおいて、保持構造は、8通りのポジションがある回転阻止構造と32通りのポジションがある回転組織構造の双方に係合するように構成されうる。本発明に従う別の例のゴルフクラブにおいて、保持構造は、8通りのポジションがある回転阻止構造と24通りのポジションがある回転阻止構造の双方に係合するように構成されうる。本発明に従う別の例のゴルフクラブにおいて、保持構造は、6通りのポジションがある回転阻止構造と24通りのポジションがある回転阻止構造の双方に係合するように構成されうる。本発明に従う別の例のゴルフクラブにおいて、保持構造は、5通りのポジションがある回転阻止構造と、25通りのポジションがある回転阻止構造の双方に係合するように構成されうる。
クラブヘッドおよびシャフトは、固定システムを取り外して、当初存在するパーツ(たとえば、シャフト、クラブヘッド等)を、異なる特徴を有する異なるパーツに交換することによって、互いに対して交換されてもよい。追加的に、あるいは代替として、シャフトは角度をなしてもよく、および/または、シャフト係合部材においてシャフトを受容するための小室は、シャフト係合部材をクラブヘッドボディに対して回転させることによって、クラブヘッドに対して(たとえば、そのボール打撃面に対して)シャフトの角度または位置を調節することができるように、クラブヘッドホーゼルまたはクラブヘッド係合部材の軸方向に対して角度をなしてもよい。
本発明およびその一定の長所のより完全な理解は、以下の添付の図面を検討しながら以下の詳細な説明を参照することによって得られるであろう。
本発明に従う例としてのゴルフクラブの前面図を図示する。 2Aおよび2Bは、組立てた場合(図2A)および分解した場合(図2B)の双方における本発明に従う例としてのゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリの断面図を例示する。 3A〜3Dは、本発明に従うゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリにおいて用いられてもよい、例としてのゴルフクラブヘッド係合部材を例示する。 本発明に従うゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリにおいて用いられてもよい、例としてのシャフト係合部材を例示する。 本発明に従うゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリにおいて用いられてもよい、例としてのシャフト係合部材を例示する。 本発明に従うゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリにおいて用いられてもよい、例としてのシャフト係合部材を例示する。 本発明に従うゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリにおいて用いられてもよい、例としてのシャフト係合部材を例示する。 本発明に従うゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリにおいて用いられてもよい、例としてのシャフト係合部材を例示する。 本発明に従うゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリにおいて用いられてもよい、例としてのシャフト係合部材を例示する。 本発明に従うクラブヘッド係合部材に係合したシャフト係合部材の一例の拡大図を図解する。 本発明に従うゴルフクラブヘッドシャフト接続アセンブリにおいて用いうる固定部材の一例を図解する。 本発明に従うゴルフクラブヘッドシャフト接続アセンブリにおいて用いうる固定部材の一例を図解する。 本発明に従うゴルフクラブヘッドシャフト接続アセンブリにおいて用いうる固定部材の一例を図解する。 図6A〜6Dは、本発明に従うシャフト係合部材とクラブヘッド係合部材の組み合わせの例を図解する。 図7A〜7Dは、本発明に従うシャフト係合部材とクラブヘッド係合部材の組み合わせの例を図解する。 図8A〜8Dは、本発明に従うシャフト係合部材とクラブヘッド係合部材の組み合わせの例を図解する。 図9A〜9Bは、本発明に従う取り外し可能なゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリにおいて角度をつけたシャフト部材を用いることに関連する本発明の局面の例を図解する。 本発明に従う取り外し可能なゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリにおいて角度をつけたシャフト部材を用いることに関連する本発明の局面の追加の例を図解する。 本発明に従う取り外し可能なゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリにおいて角度をつけたシャフト部材を用いることに関連する本発明の局面の追加の例を図解する。 図11A〜11Bは、本発明に従う取り外し可能なゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリにおいて、ゴルフクラブヘッドフェースに対してシャフトの自由端を選択的に配置するために、軸がずれたまたは角度をつけた部材を用いることに関連する本発明の局面の例を図解する。 本発明に従うゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリの一例の断面図を図解する。 図12Aのゴルフクラブヘッド係合部材およびシャフト係合部材の拡大図の断面図を図解する。 本発明に従うゴルフクラブヘッド/シャフトアセンブリにおいて用いうるゴルフクラブヘッド係合部材の一例を図解する。 本発明に従うゴルフクラブヘッド/シャフトアセンブリにおいて用いうるゴルフクラブヘッド係合部材の一例を図解する。 本発明に従うゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリにおいて用いうるシャフト係合部材の一例を図解する。 本発明に従うゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリにおいて用いうるシャフト係合部材の一例を図解する。 本発明に従うゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリにおいて用いうるシャフト係合部材の一例を図解する。 本発明に従うゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリにおいて用いうるシャフト係合部材の一例を図解する。 図12Aのゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリの例の拡大図を図解する。
添付の図面は必ずしも縮尺通りではないことが読者に助言される。
詳細な説明
本発明に従う様々な例としての構造の以下の説明において、添付の図面が参照され、これらは本発明の一部を形成し、本発明に従う様々な例としての接続アセンブリ、ゴルフクラブヘッド、およびゴルフクラブ構造を例として示す。加えて、パーツおよび構造の他の特異的な整列を利用してもよく、構造および機能の改変を行ってもよく、それらも本発明の範囲に含まれると理解されるべきである。同様に、用語「上」、「底」、「前」、「後」、「リア」、「側面」、「下面」、「上面」等の用語は、本発明の様々な例としての特色および要素を記述するために本明細書において用いられる可能性があるが、これらの用語は、たとえば、図面において示される例としての方向性および/または典型的な使用時の方向性に基づいて、簡便にするために本明細書において用いられる。本明細書におけるいかなるものも、本発明の範囲に入るためには構造の特異的三次元的または空間的方向性が必要であると解釈されてはならない。
A.本発明の実施例に従うゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリおよびそのようなアセンブリを含むゴルフクラブに関する一般的説明
先に記述したように、本発明の局面は概して、クラブヘッドとシャフトが、互いに対して容易に交換および/または再配置されうるように、取り外し可能な様式でゴルフクラブヘッドをシャフトに接続するためのシステムおよび方法に関する。本発明の局面の、より詳細な説明を以下に示す。
1.本発明に従う例としてのゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリおよびゴルフクラブ構造
本発明の1つの局面は、ゴルフクラブヘッドとシャフトをしっかりと、しかし取り外し可能に接続するためのゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリに関する。そのようなアセンブリは、たとえば(a)ゴルフクラブシャフトを受容するための円柱形の内部小室へのアクセスを提供する開口部と、開口部から離れて、かつ円柱形の内部小室から離れて、任意で軸方向に伸長する回転阻止構造とを含むシャフト係合部材;(b)シャフト係合部材の少なくとも一部を取り外し可能に受容する(および支える)ための内部小室へのアクセスを提供する開口部を含むクラブヘッド係合部材であって、内部小室が、シャフト係合部材の回転阻止構造を係合するための保持構造を含むクラブヘッド係合部材;ならびに(c)クラブヘッド係合部材に対してシャフト係合部材を取り外し可能に固定するための固定システム、が含まれてもよい。多様な異なる固定構造および固定システムを用いてもよく、それらも本発明から逸脱しないが、本発明に従ういくつかの例としての構造において、固定システムには、シャフト係合部材の伸長部分上で伸長して、クラブヘッド係合部材の固定構造に取り外し可能に係合する固定部材が含まれてもよく、固定部材は少なくとも部分的にシャフト係合部材をクラブヘッド係合部材に取り外し可能に固定する。加えて、固定システムには、クラブヘッド係合部材の外部表面において画定されるねじ領域が含まれてもよく、かつ固定システムはさらに、ねじ領域に係合するねじボルト要素を含むであろう。加えて、固定構造は、シャフト係合部材の第二の端部において画定される、ねじ穴を含むボトムアップ接続を含んでもよく、かつ固定システムは、ねじ穴に係合するねじボルト要素を含むであろう。クラブヘッド係合部材の内室とその外部表面上のねじ領域は、同軸または非同軸であってもよく、任意でクラブヘッド係合部材の内室とねじ領域は、互いに完全に独立してもよい。アセンブリはさらに、シャフト係合部材とクラブヘッド係合部材の少なくとも1つに係合する保持要素を含みうる。
シャフト係合部材の回転阻止構造は、本発明の例に従うゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリにおいて広く多様な形状をとりうる。いくつかの例の構造において、回転阻止構造は概して、円周上に離間して設けた歯の第一のセットを備える、円形の断面を有するであろう。回転阻止構造は、円周上に離間して設けた歯の第二のセットを提供する保持構造に係合するであろう。回転阻止構造の歯は、保持構造の歯に係合して、クラブヘッド係合部材に対するシャフト係合部材の回転を阻止するであろう。本発明に従ういくつかの、より特異的な例の構造において、歯の第二のセットは欠歯構成を有しうる。欠歯構成における1つのギャップは、回転阻止構造上の歯の第一のセットの、歯の2個分またはそれより多くを含有するような大きさで整列されうる。加えて、保持構造を、多数の異なる回転阻止構造に係合するように構成してもよく、それによって1つの共通の保持構造パターンが、多数の回転阻止構造(たとえば、異なる数の歯を有する回転阻止構造)に係合することが可能となりうる。
欠歯構成の特色によって、1つの共通のクラブヘッド係合部材を、多数の構成のシャフト係合部材と共に用いることが可能でありうる。たとえば、第一選択のゴルフクラブは、8通りのポジションで回転可能である第一のシャフト係合部材を含みうるが、第二選択のゴルフクラブは、32通りのポジションで回転可能である第二のシャフト係合部材を含みうる。共通のクラブヘッド係合部材によってユーザーは、クラブヘッドに改変を加えることなく、第一選択のゴルフクラブから、32通りのポジションがあるシャフト係合部材まで、カスタムアップグレードすることが可能である。加えて、フィッティングカートにおいて、8通り、および32通りのポジションがあるシャフト係合部材構成によって、これまで2倍量のシャフトを有する必要があった可能性がある。共通のクラブヘッド係合部材を用いれば、1組のシャフトを必要とするに過ぎない可能性がある。
さらに、シャフト係合部材の回転阻止構造はまた、多様な異なるサイズおよび構成をとってもよく、それらも本発明に含まれる。いくつかの例としての構造において、シャフト係合部材は概して、ゴルフクラブシャフトを受容するための開口した円形の円柱形小室を有する円柱形であると考えられる。回転阻止構造は、シャフト係合部材全体の一般的な軸方向にこの開口小室を越えて伸長してもよい。いくつかの例において、シャフト係合部材の回転阻止構造は、シャフト係合部材の軸の全長の50%未満に伸長し、かつ、シャフト係合部材の軸の全長の35%未満、25%未満、または15%未満にさえ伸長するであろう。この特色は、シャフト係合部材とクラブヘッド係合部材との接続の適切な強度を維持しつつも、接続アセンブリ全体を比較的短く、コンパクトに、かつ軽量に維持するために役立てることができる。
2.本発明に従うゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリを含むゴルフクラブを組立てるための例としての方法
本発明の別の局面は、本発明の例に従うクラブヘッド/シャフト接続アセンブリを用いてゴルフクラブを組立てる方法に関する。そのような方法は、:(a)シャフトをシャフト係合部材に係合させる段階であって、シャフト係合部材が、円柱形の内部小室へのアクセスを提供する開口部、および開口部から離れ、かつ円柱形の内部小室から離れて、任意で軸方向に伸長する回転阻止構造を含み、かつシャフトの第一の端部が円柱形の内部小室の中に伸長する、段階;(b)ゴルフクラブヘッドをクラブヘッド係合部材に係合させる段階であって、クラブヘッド係合部材が内部小室へのアクセスを提供する開口部を含む、段階;(c)クラブヘッド係合部材の内部小室の中にシャフト係合部材を少なくとも部分的に置いて、クラブヘッド係合部材の内部小室において提供される保持構造(または他の回転阻止構造)にシャフト係合部材の回転阻止構造を係合させることによって、シャフト係合部材をクラブヘッド係合部材に係合させる段階;ならびに(d)シャフト係合部材に対してクラブヘッド係合部材を取り外し可能に固定する段階を含んでもよい。接続アセンブリの様々なパーツは、さらに上記の様々な特性および/または構成の1つまたは複数を有してもよい。
そのような構造において、シャフトを、クラブヘッド体部において異なるシャフト(たとえば、異なる長さのシャフト、異なる屈曲特徴、異なる金属、異なる質量等)に関して迅速にかつ容易に取り替えることができる。そのような追加のクラブ組立て段階は:(a)シャフト係合部材に対してクラブヘッド係合部材を取り外す段階;(b)第二のシャフトを第二のシャフト係合部材に係合させる段階であって、第二のシャフト係合部材が、第二の円柱形内部小室へのアクセスを提供する第二の開口部、および第二の開口部から離れ、かつ第二の円柱形内部小室から離れて、任意で軸方向に伸長する第二の回転阻止構造を含み、かつ、第二のシャフトの第一の端部が第二の円柱形内部小室の中に伸長する、段階;(c)第二のシャフト係合部材を、クラブヘッド係合部材の内部小室の中に少なくとも部分的に置いて、クラブヘッド係合部材の内部小室において提供される保持構造(または他の回転阻止構造)に第二のシャフト係合部材の第二の回転阻止構造を係合させることによって、第二のシャフト係合部材をクラブヘッド係合部材に係合させる段階;ならびに(d)第二のシャフト係合部材に対してクラブヘッド係合部材を取り外し可能に固定する段階を含む。
加えてもしくはまたは、そのような構造において所望により、クラブヘッドを、シャフト上で異なるヘッド(たとえば、異なるロフト、ライ角度、サイズ、ブランド等のクラブヘッド)に迅速かつ容易に取り替えることができる。そのような追加のクラブ組立て段階は:(a)シャフト係合部材に関してクラブヘッド係合部材を取り外す段階;(b)第二のゴルフクラブヘッドを第二のクラブヘッド係合部材に係合させる段階であって、第二のクラブヘッド係合部材が、第二の内部小室へのアクセスを提供する第二の開口部を含む、段階;(c)シャフト係合部材を第二のクラブヘッド係合部材の第二の内部小室の中に少なくとも部分的に置いて、第二のクラブヘッド係合部材の第二の内部小室に提供される第二の保持構造(または他の回転阻止構造)に、シャフト係合部材の回転阻止構造を係合させることによって、シャフト係合部材を第二のクラブヘッド係合部材に係合させる段階;ならびに(d)シャフト係合部材に対して第二のクラブヘッド係合部材を取り外し可能に固定する段階を含んでもよい。
B.本発明の例に従う位置/角度調節可能なゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリおよび/またはゴルフクラブの一般的説明
本発明の追加の局面は、シャフトに対するクラブヘッド(たとえば、ボール打撃面)の位置および/または角度が調節されるように、ゴルフクラブヘッドをシャフトに取り外し可能に接続するためのシステムおよび方法に関する。本発明のこれらの局面のより詳細な説明を以下に述べる。
1.本発明に従う例としての位置/角度調節可能なゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリおよび/またはゴルフクラブ構造
本実施例に従う例としてのゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリは:(a)ゴルフクラブシャフトを受容するための内部小室を定める、外部表面と開口した第一の端部とを含むシャフト係合部材であって、外部表面が第一の軸方向に伸長して、内部小室が第一の軸方向とは異なる第二の軸方向に伸長する、シャフト係合部材;(b)シャフト係合部材を少なくとも部分的に取り外し可能に受けるための内部小室へのアクセスを提供する開口部を含むクラブヘッド係合部材;および(c)クラブヘッド係合部材に対して、シャフト係合部材の回転を防止するためのシステムを含んでもよい。そのようなアセンブリにおいて、クラブヘッド(およびそのボール打撃面)に対するシャフトの位置および/または角度は、クラブヘッド係合部材に対してシャフト係合部材を回転させることによって調節されてもよい。
これらのクラブヘッド/シャフト接続アセンブリは、上記の、より詳細な構造および/または特色のいずれかを有してもよい。その上、そのようなアセンブリは、先に記述した同じ様式でゴルフクラブ構造の一部として含まれてもよい。
別の例として、本発明の少なくともいくつかの例に従うゴルフクラブ構造には、それらの中で1つもしくは複数の曲がり、または他の軸方向の変化を有するシャフトを含んでもよい。そのようなゴルフクラブ構造は:(a)少なくとも1つのシャフトの軸方向の変化領域を含むシャフト;(b)シャフト係合部材が回転阻止構造を含み、シャフトの軸方向の変化領域がシャフト係合部材の外側に位置するようにシャフトと係合するシャフト係合部材;(c)クラブヘッド係合部材が、シャフト係合部材に対するクラブヘッド係合部材の回転を防止するように回転阻止構造と係合する保持構造を含む、シャフト係合部材と取り外し可能に係合するクラブヘッド係合部材;(d)クラブヘッド係合部材と係合するゴルフクラブヘッド;および(e)シャフト係合部材に対してクラブヘッド係合部材を取り外し可能に固定するための固定システムを含んでもよい。クラブヘッド/シャフト接続アセンブリは、上記の、より詳細な構造および/または特色のいずれを有してもよい。その上、そのようなアセンブリは、たとえば先に記述した同じ様式でゴルフクラブ構造の一部として含まれてもよい。
2.本発明のこの局面に従うゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリを含むゴルフクラブを組立てる例としての方法
先に記したように、本発明のこれらの例に従うゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリは、たとえば、概して先に記述された様式でクラブヘッド構造全体に組み入れられてもよい(たとえば、シャフトをシャフト係合部材に係合させる、クラブヘッドをクラブヘッド係合部材に係合させる、係合部材を共に取り外し可能に係合する、および回転しないように構造を共に取り外し可能に固定する)。クラブヘッド(たとえば、ボール打撃面に対する)に対するシャフトの位置および/または角度も同様に変化させてもよい。そのような方法は:(a)クラブヘッド係合部材に対してシャフト係合部材を取り外す段階;(b)クラブヘッド係合部材に対するシャフト係合部材の位置を変化させて(たとえば、相対的回転によって)、それによってクラブヘッドのボール打撃面に対してシャフトの自由端の位置を変更する段階;および(c)クラブヘッド係合部材にシャフト係合部材を取り外し可能に再度固定し、それによって変化した位置でゴルフクラブヘッドにシャフトを取り外し可能に固定する段階を含んでもよい。先に記したように、シャフトは、その中に1つまたは複数の曲がりを有してもよく、および/またはシャフト係合部材は、シャフトを受けるための非軸ボアを有してもよく、それによってクラブヘッド(たとえば、そのボール打撃面)に対するシャフトの位置および/または角度を調節することができる。
本発明の特異的な実施例を、以下に、より詳細に記述する。読者は、これらの特異的な例が本発明の実施例を単に図示するために述べられるのであって、本発明を制限すると解釈されるべきではないと理解すべきである。
C.本発明の特異的な例
図1は、概して本発明の少なくともいくつかの例に従う、例としてのゴルフクラブ100を図示する。このクラブ100は、クラブヘッド102、クラブヘッドをシャフト106(以下に、より詳細に記述されるであろう)に接続する取り外し可能なクラブヘッド/シャフト接続領域104、およびシャフト106に係合するグリップ部材108を含む。ドライバー/ウッドタイプのゴルフクラブヘッド102を図1に図示するが、本発明の局面は、たとえばフェアウェーウッドクラブヘッド:アイアンタイプゴルフクラブヘッド(任意の望ましいロフトの、たとえば0番アイアンまたは1番アイアンからウェッジ);ウッドまたはアイアンタイプのハイブリッドゴルフクラブヘッド;パターヘッド等を含む、任意のタイプのクラブヘッドに応用されてもよい。クラブヘッドは、取り外し可能なクラブヘッド/シャフト接続パーツを適応させるために、当技術分野において公知で用いられるように、従来の材料で、従来の構成で、従来の様式で、任意で改変を加えて(必要であれば、たとえばサイズ、形状等に)作製されてもよい。
スチール、グラファイト、ポリマー、複合材料、これらの材料の組み合わせ等などの、当技術分野において公知であり用いられる従来の材料を含む、任意の望ましい材料をシャフト部材106のために用いてもよい。任意で、必要であれば、または所望により、取り外し可能なクラブヘッド/シャフト接続パーツに適応するように、シャフトを改変してもよい(たとえば、サイズ、形状等)。グリップ部材108は、当技術分野において公知で用いられる従来の様式(たとえば、セメントまたは接着剤によって、機械的接続によって等)を含む任意の望ましい様式でシャフト106に係合してもよい。ゴム、ポリマー材料、コルク、コードまたは他の織物要素がその中に埋め込まれたゴムまたはポリマー材料、布または織物、テープ等などの、当技術分野において公知であり用いられる従来の材料を含む、任意の望ましい材料をグリップ部材108のために用いてもよい。任意で、所望により、グリップ部材108(または、クラブヘッドハンドル部材アセンブリ全体)は、取り外し可能な接続部104のような取り外し可能な接続を用いてシャフト106に取り外し可能に接続されてもよい(その例は、以下に、より詳細に記述される)。
1.本発明のゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリのための取り外し可能で交換可能な接続の例
本発明のいくつかの例に従うゴルフクラブヘッドとシャフトの間の取り外し可能な接続部104を、これから図2A〜図5Cに関連して、より詳細に記述する。図2Aは、本発明に従うゴルフクラブヘッド102とシャフト106の間の1つの例の取り外し可能な接続部104の詳細な断面図を提供し、図2Bは、この例としての接続部104に関係するパーツの分解図を図示する。これらの図において示されるように、本実施例の接続部104は、3つの主なパーツを含む。すなわち:クラブヘッド係合部材200、シャフト係合部材220、および固定部材240。クラブヘッド係合部材200には、たとえばクラブヘッド102のホーゼル領域で、クラブヘッド102の開口部102aに嵌合する円柱形の外部表面202が含まれ、クラブヘッド係合部材200は、任意の望ましい様式で、たとえばセメントもしくは接着剤によって、溶接によって、ろう着によって、はんだづけによって、または他の融合技術によって;機械的コネクターによって;摩擦による嵌合等によって、クラブヘッド102に永久に、または取り外し可能に固定されてもよい。
本実施例の構造104のシャフト係合部材220には、シャフト106の自由端106a上に嵌合されてもよく、任意の望ましい様式で、たとえばセメントもしくは接着剤によって、溶接によって、ろう着によって、はんだづけによって、または他の融合技術によって;機械的コネクターによって;摩擦による嵌合等によってそれに固定されてもよい円柱形の内部小室222が含まれる。固定部材240は、シャフト106の自由端106aの上で嵌合して、シャフト係合部材220の上でシャフト106に沿って位置する。固定部材240の開口部242は、以下に、より詳細に記述される理由からシャフト106の外部の周りに回転可能となるようなサイズである。
固定部材240およびシャフト係合部材220をシャフト106に係合させて、クラブヘッド係合部材200(任意で、保持要素260を含む)をクラブヘッド102に係合させた後、接続部104全体を組立ててもよい。これは、本実施例の接続構造104において、シャフト係合部材220をクラブヘッド係合部材200の内部小室内にスライドさせることによって成就される。シャフト係合部材220がクラブヘッド係合部材200の中にスライドすると、シャフト係合部材220の突出部分224が、クラブヘッド係合部材200の底の内部小室部分204の中に伸長する。この形態において、シャフト係合部材220の回転阻止構造226は、クラブヘッド係合部材200の対応する保持構造206に係合し、それによってシャフト106がクラブヘッド102に対して回転することを防止する。次に、固定部材240はシャフト106の下でシャフト係合部材220の上端上でスライドして、クラブヘッド係合部材200上に提供されたねじ式固定構造208にねじ係合する。他の取り外し可能な機械的接続システムが可能であり、それらも本発明に含まれる。同様に、本実施例の組立て技法における様々な段階を変化させてもよく、組み合わせてもよく、または順序を変化させてもよい等であり、それらも本発明に含まれる。
接続部104を取り外す場合、ねじ式(または他の)固定部材240をクラブヘッド係合部材200から取り外して、これによってシャフト係合部材220はクラブヘッド係合部材200(シャフト係合部材220および固定部材240はシャフト106上に留まり、クラブヘッド係合部材200はクラブヘッド102上に留まる)から出るようにスライドすることができる。このようにして、異なるシャフトを、同じクラブヘッド102に迅速かつ容易に係合させることができ、および/または異なるクラブヘッドを同じシャフト106に迅速かつ容易に係合させることができる。
この例の接続構造104の様々な個々の部品を、図3A〜5Cと共に、より詳細に記述する。図3A〜3Dは、クラブヘッド係合部材200を、保持構造206の透視図(図3A)、上面図(図3C)、断面図(図3B、図3Cにおける線3B-3Bに沿って得られる)、および上面の拡大図(図3D)で図解する。図に示されるように、この例の接続構造104において、クラブヘッド係合部材200は、ねじ山のある開放端208および反対側の開放端(内室204に隣接する)を有する円筒形の管(丸い)構造である。クラブヘッド係合部材200の内部には、シャフト係合部材220の一部を受けるための第一の管状区域210、シャフト係合部材220の回転阻止構造226に係合する保持構造206を提供する円形の開口部212、およびシャフト係合部材220の突出部224を受けるための底部内室204が含まれる。加えて、概して図3Cおよび3Dに図解されるように、クラブヘッド係合部材200またはシャフト係合部材220の1つは、隣接する歯207、227の間に複数のギャップ209、229を含み、この複数のギャップ209、229は、クラブヘッド係合部材200またはシャフト係合部材220の周囲に均等に分散される。ギャップ209、229は、多数の歯207、227を含有するような大きさで整列されうる。加えてもしくはまたは、ギャップ209、229は、異なる歯207、227の2個分の(またはそれより多くの)外縁に係合するような大きさで整列されうる。加えて、隣接する歯207、227の間のギャップ209、229は、クラブヘッド係合部材200またはシャフト係合部材220の周囲に均等に分布しうる。歯207、227は、クラブヘッド係合部材200またはシャフト係合部材220の周囲に、および隣接するギャップ209、229の間に均等に分布しうる。隣接するギャップ209、229の各々の対は、クラブヘッド係合部材200またはシャフト係合部材220の周囲のまわりを動くとき、N個の歯207、227が存在し、ここでNは1個または複数の整数である。
図3Cおよび3Dに図解されるように、保持構造206は、シャフト係合部材220の回転阻止構造226に継合および/またはそうでなければ係合する複数の歯207および/またはギャップ209を含みうる。保持構造206は、以下でより詳細に説明されるように、多数の異なる回転阻止構造に係合するように構成されうる。所望により、保持構造206は、シャフト係合部材220の回転阻止構造226との、より容易な係合/離脱を可能にするために、いくぶん勾配を有してもよい(底部内室204と比較して管状区域210に向かって、より大きくまたはより広く)。クラブヘッド係合部材200の外部表面202は、シャフトを受けるためにゴルフクラブヘッドに提供される開口部および/またはホーゼル側壁(たとえば、ホーゼル開口部またはゴルフクラブヘッドに提供される他のシャフト受容開口部)の中に嵌合してなおかつしっかり係合する大きさおよび形状でありうる。クラブヘッド係合部材200(ねじ山208に隣接する)の上部自由端214は、シャフト係合部材220上の肩構造228に係合するような、および互いに対して接続構造104の様々な部品を安定に配置するために役立つような大きさおよび形状である。
図4A〜4Fは、この例の接続構造104の様々な例としてのシャフト係合部材220の、より詳細な図を提供する。図4Aおよび4Bは、異なる2つの例としてのシャフト係合部材220の透視図である。図4Fは、シャフト係合部材220の上面図であり、図4Eは、図4Fの線4E-4Eに沿って得られた断面図である。図4Cおよび4Dはそれぞれ、図4Aおよび4Bのシャフト係合部材220の底面図である。図4A、4B、4E、および4Fに示されるように、シャフト係合部材220は、ゴルフクラブシャフト106を受けるための内室230を含む。この例の構造220の回転阻止部材226は、シャフト係合部材220の長軸または軸方向に小室230から離れるように伸長して、保持突出部224は、回転阻止部材226を超えて軸方向に伸長する。先に記述したように、回転阻止部材226は、クラブヘッド係合部材200に提供される対応する形状の開口部212の中に伸長し、それによってクラブヘッド係合部材200に対するシャフト係合部材220の回転を防止するために役立つ。保持構造206と同様に、所望により、回転阻止部材226は、クラブヘッド係合部材200の保持構造206との、より容易な係合/離脱を可能にするために、いくぶん勾配のある(保持突出部224と比較して小室230に向かって、より大きいまたはより広い)側壁を有してもよい。図4Aおよび4Bは、シャフト係合部材220上(たとえば、肩228の上)の回転位置インジケータ221を示す。クラブヘッドおよび/またはクラブヘッド係合部材に対するシャフト係合部材220の相対的回転位置に注意することによって、クラブフィッターまたは他のユーザーは、クラブヘッド本体102およびそのボール打撃面に対するシャフト106の位置を容易に決定して知ることができる。所望により、インジケータ221は、具体的に識別されたロフト角、ライ角、インセット距離、オフセット距離等などの特有の定量的情報に関連しうる、および/または情報を含みうる。加えて、回転位置インジケータ221は、クラブヘッド102、ホーゼル104、またはクラブヘッド係合部材200上に位置してもよい。
図4Aおよび4Cにおける例としてのシャフト係合部材220Aにおいて、回転阻止構造226Aは、円周上に離間して設けた歯227のセットと、複数の二倍幅の歯229とを含む、8通りのポジションがある回転阻止構造226Aである。回転阻止構造226Aは、回転阻止構造226Aの歯227が、保持構造206の歯207に係合して、および回転阻止構造226Aの二倍幅の歯229が保持構造206のギャップ209に係合するように、クラブヘッド係合部材200上の保持構造206に係合するように構成される。図4Bおよび4Dにおける例としてのシャフト係合部材220Bにおいて、回転阻止構造226Bは、円周上に離間して設けた複数の歯227を含む32通りのポジションがある回転阻止構造226Bである。回転阻止構造226Bは、回転阻止構造226Bの歯227のいくつかが保持構造206の歯207に係合して、および保持構造206におけるギャップ209が2個の歯をつかむことができるように、クラブヘッド係合部材200上の保持構造206に継合するように構成される。任意で、所望により、ギャップ209は、2個より多くの歯(たとえば、3〜8個の歯)をつかむ大きさ、形状、および配置でありうる。
本発明のクラブヘッド/シャフト固定部材240の例を図5A〜5Cにおいて、より詳細に図示する(図5Aは透視図であり、図5Bは上面図であり、および図5Cは図5Bにおける線5C-5Cに沿って得られた断面図である)。固定部材240は、固定部材240がシャフト106の自由端に沿って自由にスライドすることができるようなサイズおよび形状の軸開口部242を含む。固定部材240の内部には、クラブヘッド係合部材200において提供された固定構造208を係合するためのねじ244(または他の固定構造)が含まれる。内部の肩領域246(本実施例の構造240において、陥凹部248によって定められる)は、固定部材240がクラブヘッド係合部材200に係合する場合に、シャフト係合部材220の上の部分228に係合して下方向に支える構造を提供する。
クラブヘッド/シャフト接続システム104の様々なパーツは、任意の望ましいまたは適した材料から作製されてもよく、それらも本発明に含まれる。たとえば、様々なパーツ200、220、および/または240の1つまたは複数は、アルミニウム、チタン、マグネシウム、ニッケル、これらの金属の1種または複数種を含む合金、スチール、ステンレススチール等、任意で陽極酸化仕上げされた材料などのゴルフクラブヘッド構成物において従来用いられる軽量金属を含む、金属材料で作製されてもよい。または、所望により、様々なパーツ200、220、および/または240の1つまたは複数を、ゴルフクラブ産業において従来から公知であり用いられるポリマー材料などの堅固なポリマー材料から作製してもよい。様々なパーツ200、220および240は、同じまたは異なる材料から作製されてよく、本発明に含まれる。1つの特異的な例において、様々なパーツ200、220および240のそれぞれは、堅い陽極酸化仕上げを有する7075アルミニウム合金材料で作製されるであろう。パーツは、金属加工および/またはポリマー生産技術分野において公知で用いられる従来の様式で作製されてもよい。
上記の特異的構造から接続システムに多くのバリエーションを作製してもよく、それらも本発明に含まれる。たとえば、所望により、固定部材(たとえば、部材240のような)を、クラブヘッド構造102(たとえば、ホーゼル周囲で)に嵌合してもよく、これはシャフト係合部材220において提供された外部のねじ(または他の固定構造)に係合してもよい。固定部材240とクラブヘッド係合部材200および/またはシャフト係合部材220とのねじによる係合以外の取り外し可能な固定システムが可能であり、それらも本発明に含まれる。たとえば、固定部材240には、クラブヘッド係合部材200および/またはシャフト係合部材220の中に伸長するまたはそうでなければそれらに係合し、それによって互いに対してこれらの部材をその場で支える構造が含まれてもよい。別の例として、所望により、固定部材240は、クラブヘッド係合部材200および/またはシャフト係合部材220から伸長する構造に対するアクセスを提供し、それによってこれらの部材を互いに対してその場で支えるスロット、開口部、または溝を含んでもよい。なお別の例として、所望により、たとえば、クラブヘッド係合部材200および/またはシャフト係合部材220に、互いに対してそれら自身をその場で支えるための適切な構造が直接含まれる場合には、個別の固定部材240を省略してもよい。固定部材240はまた、接続構造104、クラブヘッド102、および/またはシャフト106の別のパーツと一体形成されてもよく、接続されてもよい。
加えて、所望により、本発明の少なくともいくつかの例に従って、クラブヘッド102のホーゼル104は、参照番号206によって示される保持構造206などの必要な構造を含めるように製造されうる。この構成では、個別のクラブヘッド係合部材200をクラブヘッド102に係合させる必要はなく、ゆえにクラブヘッド係合部材200は必要ない可能性がある。同様に、所望により、本発明の少なくともいくつかの例に従って、シャフト106の自由端が、以下に記述されるように、回転阻止構造226A、226Bと共に構築される場合には、シャフト係合部材220を省略することができる。
2.本発明に従うゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリのための回転阻止構造および保持構造のさらなる局面
本発明のさらなる局面は、シャフト係合部材220上の回転阻止構造226およびクラブヘッド係合部材200上の保持構造206に関する。図4A〜4Dから認めうるように、シャフト係合部材220A、220B上の回転阻止構造226A、226Bは、概して、シャフト係合部材220A、220Bから放射状に伸長し、円周上に離間して設けた歯の第一のセット227を備える円形の断面を有しうる。歯227は、シャフト係合部材220A、220Bから伸長する長方形または正方形の形状であってもよい(たとえば、歯車の歯と同種の)。本発明の他の例としての局面において、歯227は、台形、三角形、半球等などの他の多角形または形状であってもよい。図4C、4D、および4Gに示される例において、歯227は、歯227がシャフト係合部材220A、220Bから放射状に伸長する際に内向きに角度をなす側面を有する二等辺の台形の形状である。加えて、所望により、保持構造206との係合をより容易にするために、多角形または形状、たとえば直角形、台形、または四角形の角を丸くしてもよい。
加えて、図3Cおよび3Dに示されるように、保持構造206は、開口部212から放射状に伸長し、円周上に離間して設けた歯の第二のセット207を備える円形の開口部212を有してもよい。保持構造206上の歯の第二のセット207は、回転阻止構造226Aおよび226B上で歯の第一のセット227に係合するように構成される。保持構造206において、歯207は欠歯構成を有してもよく、ここで均等な間隔で存在する歯207のいくつかの間にギャップ209を有する、均等な間隔の多数の歯207が存在する。それらのギャップ209の各々は、回転阻止構造226の2個、3個、または4個の歯227に継合する大きさでありうる。図3Dに示されるように、本発明に従う例としてのクラブヘッドにおいて、保持構造206は、2個の歯207および第一のギャップ209、2個の歯207、および第二のギャップ209等を有する。図3Dの保持構造206において、全体で16個の歯207および8個のギャップ209が存在し、ギャップ209の各々は、歯207の2個分の大きさである。ギャップ209を有するこれらの欠歯構成のために、保持構造206は、多数の異なる回転阻止構造226に係合するように構成されうる。言い換えれば、1つのクラブヘッド102について作業しながら多数の構成を有する調節可能な柔軟性を維持するために、保持構造206のパターンは、以下にさらに説明されるように、回転阻止構造226の多数のパターンと適合性でありうる。
図3Dに示される例において、保持構造206は、先に記述したように、全体で8個のギャップ209および16個の歯207を有する。図3Dにおけるこの保持構造は、図4Aおよび4Cに示される回転阻止構造226Aまたは図4Bおよび4Dに示される回転阻止構造226Bのいずれかに係合しうる。図4Aおよび4Cは、第一のシャフト係合部材220A上の8通りのポジションがある回転阻止構造226Aを図解する。図4Aおよび4Cの回転阻止構造226Aは、保持構造206の16個の歯207に継合する16個の歯227を有するのみならず、保持構造206の8個のギャップ209に継合するために追加の8個の二倍幅の歯229を有する。シャフト係合部材220Aの位置を変化させるために、シャフト係合部材220Aを、クラブヘッド係合部材200から外して、ギャップ209または二倍幅の歯229の1個分(または所望によっては、それより多く)回転させて、次にクラブヘッド係合部材200に再度挿入してもよい。このシャフト係合部材220Aは、全体で8個の異なる位置でクラブヘッド係合部材200に係合することができる。
図4Bおよび4Dは、第二のシャフト係合部材220B上の32通りのポジションがある回転阻止構造226Bを図解する。回転阻止構造226Bは、シャフト係合部材220Bの外側周囲に均等な間隔で存在する32個の歯227を有する。これらの32個の歯227において、16個の歯227は保持構造206の16個の歯207に係合して、他の16個の歯227は、保持構造206上の8個のギャップ209内に位置するであろう。図4Gは、回転阻止構造226Bの残りの歯227が保持構造206上のギャップ209内にどのように含有されるかを図解する。例としての組み合わせに関して、シャフト係合部材220Bの位置を変化させるために、シャフト係合部材220Bを、クラブヘッド係合部材200から外して、歯227の1個分(または所望によっては、より多く)回転させて、次にクラブヘッド係合部材200に再度挿入してもよい。このシャフト係合部材220Bは、全体で32個の異なる位置でクラブヘッド係合部材200に係合することができる。図3Cおよび3Dのクラブヘッド係合部材200と図4Aおよび4Bのシャフト係合部材220A、220Bの組み合わせから認められるように、クラブヘッド係合部材200の共通の保持構造206は、シャフト係合部材220A、220Bの8通りのポジションがある回転阻止構造226Aおよび32通りのポジションがある回転阻止構造226Bに係合するように構成される。
歯、ギャップ、および二倍幅の歯(または三倍幅等)の多くの他の組み合わせを、本発明に従うゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリにおいて用いうる。図6A〜6Cは、図2A〜5Cと共に、先に記述した組み合わせと類似の本発明に従う例としての組み合わせを図解する(同じまたは類似の部品を示すために、図1〜5Cにおいて用いた番号と同じまたは類似の参照番号を図6A〜6Cにおいて用いる)。図6A〜6Cにおいて示されるように、クラブヘッド係合部材600の共通の保持構造606は、シャフト係合部材620A、620Bの6通りのポジションがある回転阻止構造626Aおよび24通りのポジションがある回転阻止構造626Bに係合するように構成される。この例において、図6Aに示されるように、全体で12個の歯607および6個のギャップ609を有してもよく、ここで保持構造606は、ギャップ609の各々は歯607の2個分の大きさである。図6Bは、第一のシャフト係合部材620Aにおける6通りのポジションがある回転阻止構造626Aを図解する。図6Bの回転阻止構造626Aは、保持構造606の12個の歯に係合する12個の歯627を有するのみならず、保持構造606の6個のギャップ609に係合する6個の追加の二倍幅の歯629を有する。シャフト係合部材620Aは、クラブヘッド係合部材600の中に挿入されうる。シャフト係合部材620Aの位置を変化させるために、シャフト係合部材620Aを、クラブヘッド係合部材600から外して、ギャップ609または二倍幅の歯629の1個分(またはそれより多く)回転させて、次にクラブヘッド係合部材600の中に再度挿入してもよい。このシャフト係合部材620Aは、全体で6個の異なる位置でクラブヘッド係合部材600に係合することができる。一方、図6Cは、シャフト係合部材620Bにおける24通りのポジションがある回転阻止構造626Bを図解する。図6Cの回転阻止構造626Bは、シャフト係合部材620Bの外側の周囲に均等な間隔で存在する24個の歯627を有する。これらの24個の歯627のうち、12個の歯627が保持構造606の12個の歯607に係合して、他の12個の歯627は、保持構造606上の6個のギャップ609内に含有される。図6Dは、回転阻止構造626Bの残りの歯627が保持構造606上のギャップ609内にどのように含有されるかを図解する。この例の組み合わせに関して、シャフト係合部材620Bの位置を変化させるために、シャフト係合部材620Bを、クラブヘッド係合部材600から外して、歯627の1個分(またはそれより多く)回転させた後、クラブヘッド係合部材600に再度挿入してもよい。このシャフト係合部材620Bは、全体で24個の異なる位置でクラブヘッド係合部材600に係合することができる。
図7A〜7Cは、図2A〜5Cと共に、先に記述した組み合わせと類似の本発明に従う例としての組み合わせを図解する(同じまたは類似の部品を示すために、図1〜5Cにおいて用いた番号と同じまたは類似の参照番号を図7A〜7Cにおいて用いる)。図7A〜7Cにおいて示されるように、クラブヘッド係合部材700の共通の保持構造706は、シャフト係合部材720A、720Bの8通りのポジションがある回転阻止構造726Aおよび24通りのポジションがある回転阻止構造726Bに係合するように構成される。この例において、図7Aに示されるように、保持構造706は、全体で8個の歯707および8個のギャップ709を有してもよく、ここでギャップ709の各々は歯707の2個分の大きさである。図7Bは、第一のシャフト係合部材720Aにおける8通りのポジションがある回転阻止構造726Aを図解する。図7Bの回転阻止構造726Aは、保持構造706の8個の歯707に係合する8個の歯727を有するのみならず、保持構造706の8個のギャップ709に係合する追加の8個の二倍幅の歯729を有する。シャフト係合部材720Aは、クラブヘッド係合部材700の中に挿入されうる。シャフト係合部材720Aの位置を変化させるために、シャフト係合部材720Aをクラブヘッド係合部材700から外して、ギャップ709または二倍幅の歯729の1個分(またはそれより多く)回転させて、その後クラブヘッド係合部材700に再度挿入してもよい。このシャフト係合部材720Aは、全体で8個の異なる位置でクラブヘッド係合部材700に係合することができる。一方、図7Cは、第二のシャフト係合部材720Bにおける24通りのポジションがある回転阻止構造726Bを図解する。図7Cの回転阻止構造726Bは、シャフト係合部材720Bの外側の周囲に均等な間隔で存在する24個の歯727を有する。これらの24個の歯727のうち、8個の歯727は、保持構造706の8個の歯707に係合して、他の16個の歯727は保持構造706上の8個のギャップ709の中に含有される。図7Dは、回転阻止構造726Bの残りの歯727が、保持構造706上のギャップ709の中にどのように含有されるかを図解する。この例としての組み合わせに関して、シャフト係合部材720Aの位置を変化させるために、シャフト係合部材720Aをクラブヘッド係合部材700から外して、歯727の1個分(またはそれより多く)回転させた後、クラブヘッド係合部材700に再度挿入してもよい。このシャフト係合部材720Bは、全体で24個の異なる位置でクラブヘッド係合部材700に係合することができる。
図8A〜8Cは、図2A〜5Cと共に、先に記述した組み合わせと類似の本発明に従う例としての組み合わせを図解する(同じまたは類似の部品を指すために図1〜5Cにおいて用いた番号と同じまたは類似の参照番号を図8A〜8Cにおいて用いる)。図8A〜8Cに示されるように、クラブヘッド係合部材800の共通の保持構造806は、シャフト係合部材820A、820Bの5通りのポジションがある回転阻止構造826Aおよび25通りのポジションがある回転阻止構造826Bに係合するように構成される。この例において、図8Aに示されるように、保持構造806は、全体で10個の歯807および5個のギャップ809を有してもよく、ここでギャップ809の各々は歯807の3個分の大きさである。図8Bは、第一のシャフト係合部材820Aにおける5通りのポジションがある回転阻止構造826Aを図解する。図8Bの回転阻止構造826Aは、保持構造806の10個の歯807に係合する10個の歯827を有するのみならず、保持構造806の5個のギャップ809に係合する追加の5個の三倍幅の歯829を有する。シャフト係合部材820Aは、クラブヘッド係合部材800に挿入されうる。シャフト係合部材820Aの位置を変化させるために、シャフト係合部材820Aを、クラブヘッド係合部材800から外して、ギャップ809または三倍幅の歯829の1個分(またはそれより多く)回転させた後、クラブヘッド係合部材800に再度挿入することができる。このシャフト係合部材820Aは、全体で5個の異なる位置でクラブヘッド係合部材800に係合することができる。一方、図8Cは、第二のシャフト係合部材820Bにおける25通りのポジションがある回転阻止構造826Bを図解する。図8Cの回転阻止構造826Bは、シャフト係合部材820Bの外側周囲に均等な間隔で存在する25個の歯827を有する。これらの25個の歯827の中で、10個の歯827が、保持構造806の10個の歯807に係合して、他の15個の歯827は、保持構造806上の5個のギャップ809の中に含有される。図8Dは、回転阻止構造826Bの残りの歯827が保持構造820B上のギャップ809の中にどのように含有されるかを図解する。この例としての組み合わせに関して、シャフト係合部材820Bの位置を変化させるために、シャフト係合部材820Bを、クラブヘッド係合部材800から外して、歯827の1個分(またはそれより多く)回転させた後、クラブヘッド係合部材800に再度挿入することができる。このシャフト係合部材820Bは、全体で25個の異なる位置でクラブヘッド係合部材800に係合することができる。
歯の数、ギャップの数、二倍/三倍幅の歯の数、およびギャップの大きさ(たとえば、歯2、3、または4個分の幅)の多様な異なる組み合わせが提供されうるが、それらも本発明から逸脱しない。加えて、ギャップおよび二倍/三倍幅の歯の位置を、上記のように逆転させてもよく、それらも本発明から逸脱しない。たとえば、ギャップはシャフト係合部材および回転阻止構造上に位置してもよいが、二倍/三倍幅の歯はクラブヘッド係合部材および保持構造に存在してもよく、それでも本発明から逸脱しない。
本発明に従う他の例としての構造において、クラブヘッド係合部材200は、ホーゼル領域104の一部の中で受容されるか、またはホーゼル領域104の一部として一体成形されるなどの、クラブヘッド102に対して一体型であってもよく、またはそうでなければ永続的に付着してもよい。そのような構造において、クラブヘッド係合部材200の外部表面は存在しない(もっとも、外部ホーゼルがクラブヘッド構造に存在する場合、ホーゼルの穴は、ホーゼル外部表面から「軸がずれた」様式で伸長してもよい)。
3.本発明の位置/角度調節可能なゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリおよび/またはゴルフクラブ構造の追加の局面
本発明の追加の局面は、クラブフィッター(または他の人)がシャフトの自由(グリップ)端に対するクラブヘッド(およびそのボール打撃面)の様々な位置および/または角度(たとえば、ライ角度、ロフト角度等)を調節することができるように、取り外し可能なゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリを利用することに関する。図9Aおよび9Bは、これらの角度を制御して調節することができる、一例としてのゴルフクラブヘッド/シャフト接続システム900を図示する。より具体的に、図9Aおよび9Bは、図2A〜5C(同じまたは類似のパーツを指すために図1〜5Cにおいて用いられる番号と同じまたは類似の参照番号を図9Aおよび9Bにおいて用いる)に関連して先に記述したアセンブリと類似の取り外し可能なゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリ104を図示する。しかし、本実施例の構造900におけるシャフト902は、ゴルフクラブヘッド102から伸長するホーゼル要素と同軸で伸長する第一の軸方向904およびシャフト902の主要な部分に沿って伸長する第二の軸方向906を含むように曲がっている。軸方向の変化領域908(任意で、急な曲がりまたは連続的および/またはなめらかな変化)は、第一の方向904から第二の方向906にシャフトの軸方向を移行させる。
図9Aおよび9Bの比較から明らかであるように、シャフト902の自由端(グリップの配置で、接続アセンブリ104から離れて)の角度および/または位置は、シャフト係合部材220をクラブヘッド係合部材200に対して回転させることによって、クラブヘッド102に対して(およびボール打撃面に対して)変更してもよい。取り外し可能な接続システム104と共に、この特色によって、クラブフィッター(または他の人)は、なおも同じシャフト902およびヘッド102を用いて、クラブヘッド102に対してシャフト902の様々な角度および/または位置を自由におよび容易に調節することができ(たとえば、可変のライ、ロフト、およびフェース角度の組み合わせ)、このことはユーザーが、その要求に合うように最適なクラブヘッド/シャフトの組み合わせおよび整列を、より容易に決定するために役立ちうる。
軸方向変化領域908は、シャフト902に沿って任意の望ましい位置に位置してもよく、それらも本発明に含まれる。本発明に従う少なくともいくつかの例としての構造900において、軸方向の変化領域908は、グリップ端部よりクラブヘッド102により近いシャフト902の下半分に位置するであろう。いくつかのより特異的な例において、軸方向の変化領域908は、クラブヘッド102に最も近いシャフト902の下位4分の1に、およびクラブヘッド102に最も近いシャフト902の下位10%または5%でさえに位置するであろう。本発明に従ういくつかの例としての構造900において、曲がりまたは他の軸方向の変化領域908は、可能な限り固定部材240または接続アセンブリの他の部分の近くに位置するが、それでもなお固定部材240または他の固定機構の自由な動きを許容するように、シャフト902の端部から十分な距離を残している。または、所望により、固定部材240または他の固定機構は、軸方向の変化領域908上で滑るようなサイズであってもよく、および滑るように整列してもよく、および/または別の様式でシャフト902またはアセンブリ104の他の部分から取り外し可能であってもよく、取り除き可能であってもよく、および/またはそこに取り付け可能であってもよい。
同様に、たとえば少なくとも0.25°、少なくとも0.5°、少なくとも1°、少なくとも2°、少なくとも4°、または少なくとも8°でさえもの、任意の望ましい軸方向の変化(θ)(または曲がり)角度を用いてもよく、それらも本発明に含まれる。いくつかの例としての構造において、この曲がりまたは他の軸方向の変化は、0.25°〜25°、0.5°〜15°、1°〜10°、または1°〜5°さえもの間であろう。
本発明の局面は、1つの軸方向の変化領域を有するゴルフクラブシャフトに限定されない。むしろ、図10Aにおいて示される構造1000によって図示されるように、シャフト1002は、多数の軸方向の変化領域(たとえば、図10Aにおける領域1004および1006(図10Aにおいて、同じまたは類似のパーツを指すために、図1〜9Bにおいて用いられた番号と同じまたは類似の参照番号を用いる))を有してもよい。この特色によって、クラブヘッド102およびそのボール打撃面に対するシャフト1002(グリップで)の自由端の位置および/または角度をさらに精密に調整または制御することができる(たとえば、広範囲のインセット、アウトセット、オンセット、およびオフセット位置を提供するための位置を調節するために、および/または任意でライ、ロフト、および/またはフェース角度特色を調節するために)。
図10Bは、取り外し可能なゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリ(たとえば、アセンブリ104のような)、ならびに図10Aにおいて図示されるシャフトのような、2つ(またはそれ以上)の軸方向の変化領域1004および1006を有するシャフト1022を含む別の例としての構造1020を図示する。しかし、本実施例の構造1020において、シャフト1022は、図10Aの構造1000およびシャフト1002と比較してより急な方向の変化を有する。このシャフト構造1022によってまた、クラブヘッド102およびそのボール打撃面に対してシャフト1022(グリップで)の自由端の位置および/または角度を制御することができる(たとえば、広範囲のインセット、アウトセット、オンセット、およびオフセット位置を提供するための位置を調節するために、および/または任意でライ、ロフト、および/またはフェース角度特色を調節するために)。
様々な構造(たとえば、構造1000および1020)における軸方向の変化領域1004および1006は、シャフト1002および/または1022に沿った任意の所望の位置に位置してもよく、および/または互いに対して任意の望ましい相対的間隔で位置してもよく、それらも本発明に含まれる。本発明に従う少なくともいくつかの例としての構造1000および/または1020において、軸方向の変化領域1004および1006の少なくとも1つ(および任意で両方)は、グリップ端部よりもクラブヘッド102により近いシャフト1002および/または1022の下半分に位置するであろう。いくつかのより特異的な例において、軸方向の変化領域1004および1006の1つまたは双方は、クラブヘッド102に最も近いシャフト1002および/または1022の下4分の1に位置して、およびクラブヘッド102に最も近いシャフト1002および/または1022の下10%または5%に位置するであろう。軸方向の変化領域1004および1006は、少なくとも1/2インチ、少なくとも1インチ、少なくとも2インチ、または少なくとも4インチもしくはそれ以上互いに離れてもよく、それらも本発明に含まれる。曲がりまたは他の軸方向の変化領域1004および1006は、必要であれば固定部材240または他の固定機構の自由な動きを許容するように、シャフト1002および/または1022の端部からおよび/または互いに十分な距離に位置してもよい。または、所望により、固定部材240または他の固定機構は、軸方向の変化領域1004および/または1006の1つまたは両方の上で滑るように、サイズ調整され、かつ整列されてもよく、および/または別の様式で、シャフト1002および/または1022、またはアセンブリ104の他の部分、から取り外しされてもよく、取り除かれてもよく、および/または取り付けられてもよい。
同様に、たとえば少なくとも0.25°、少なくとも0.5°、少なくとも1°、少なくとも2°、少なくとも4°、または少なくとも8°でさえもの、任意の望ましい軸方向の変化(または曲がり)角度を、2つ(またはそれ以上)の方向の変化のそれぞれのために用いてもよく、それらも本発明に含まれる。図10Aにおいて示されたようないくつかの例としての構造において、これらの曲がりまたは他の軸方向の変化は、0.25°〜25°の間、0.5°〜15°の間、1°〜10°の間、または1°〜5°でさえもの間であろう。図10Bにおいて示されるような他の例としての構造において、これらの曲がりまたは他の軸方向の変化は、25°〜145°の間、30°〜120°の間、45°〜100°の間、または60°〜90°でさえもの間であろう。所望により、1つの曲がりは比較的軽微であるが(たとえば、図10Aにおいて示されるように)、別の曲がりは、より急である(たとえば、図10Bにおいて示されるように)。曲がりまたは軸方向の変化1002および1004は、シャフトの自由端(ならびに自由端を含むシャフト部位1024および1026)が、同じ平面または異なる平面上に存在するように整列されてもよい。同様に、所望により、2を超える多い曲がりまたは軸方向の変化領域をクラブヘッドシャフト構造に提供してもよく、それらも本発明に含まれる。
1つまたは複数の軸方向の変化領域を含むシャフトを利用することは、シャフトの自由(グリップ)端の位置および/または角度を、ゴルフクラブヘッドおよび/またはそのボール打撃面に対して変更させてもよい唯一の様式ではない。図11Aおよび11Bは、別の例としての整列を図示する。本実施例の整列において、シャフト係合部材1120は、シャフト106が受容される「軸がずれた」または角度をなしたボアホール1122を含む。より具体的に、図示される本実施例において、シャフト係合部材1120の外部円柱表面1124(クラブヘッド係合部材の内部小室の方向とマッチする)は、第一の軸方向1126に伸長し、ボアホール1122の内部円柱表面1128は、第一の軸方向1126とは異なる第二の軸方向1130に伸長する。このようにして、シャフト係合部材1120の外部は、クラブヘッド係合部材(たとえば、部材200)の内部の方向に対応する一定の軸方向を維持するが、シャフト106は、クラブヘッド102およびそのボール打撃面に対して異なる調節可能な角度でクラブヘッド102から離れるように伸長する(シャフト位置および/または角度は、たとえばクラブヘッド係合部材200に対してシャフト係合部材1120を回転させることによって調節されてもよい)。これは、図11Aおよび11Bの角度を比較することによって認められる可能性がある。
本発明のいくつかの例に従って、第一の軸方向1126と第二の軸方向1130の間で任意の望ましい角度が維持されてもよいが、この角度は、0.25°〜10°であり、いくつかの例において0.5°〜8°、0.75°〜6°、または1°〜4°でさえあろう。
所望により、先に記述したシャフト係合部材1120は、図1〜8Dに関連して先に記述したアセンブリと類似のシャフト接続アセンブリに接続して用いられてもよい。固定部材240は、シャフト106とシャフト係合部材1120の外部表面1124の間の角度の上で固定部材240がスライドできるように、十分な空間または遊隙を有してもよい(および/または角度をなしたボア1122の角度は十分に小さくてもよい)。または、異なる固定整列を用いて、シャフト係合部材1120をクラブヘッドおよび/またはクラブヘッド係合部材に係合させてもよく、たとえば、先に記述した任意の様々な固定整列およびそのバリエーションが含まれ、それらも本発明に含まれる。
図12A〜13は、図2A〜5Cと共に、先に記述したシステムと類似の本発明のいくつかの例に従う別の例の取り外し可能な接続システムを図解する(同じまたは類似の部品を示すために、図1〜図5Cにおいて用いた番号と同じまたは類似の参照番号を図12A〜13において用いる)。図12Aは、本発明に従うゴルフクラブヘッド102とシャフト106の間の別の例の取り外し可能な接続の詳細な断面図を提供し、図13は、この例の接続に関係する部品の拡大図を図解する。図2〜5Cに関して先に記述したように、およびこれらの図面において示されるように、この例の接続は、3つの本体、すなわちクラブヘッド係合部材1200、シャフト係合部材1220、および固定部材1240を含む。クラブヘッド係合部材1200は、クラブヘッド102の開口部、たとえばクラブヘッド102のホーゼル領域に嵌合して、およびクラブヘッド係合部材1200は、任意の所望の様式で、たとえばセメントまたは接着剤によって;溶接、ろう着、はんだ付け、または他の融合技術によって;機械的コネクターによって;摩擦嵌合によって;ねじ山のあるまたは他の取り外し可能なコネクター等によって、クラブヘッド102に永続的にまたは取り外し可能に固定されうる。
この例の取り外し可能な接続のシャフト係合部材1220は、シャフト106の端部上に嵌合してもよく、任意の所望の様式で、たとえばセメントまたは接着剤によって;溶接、ろう着、はんだ付け、または他の融合技術によって;機械的コネクターによって;摩擦嵌合等によってそれらに固定されてもよい。固定部材1240は、シャフト106の端部上で嵌合して、シャフト係合部材1220上でシャフト106に沿って位置する。
固定部材1240およびシャフト係合部材1220がシャフト106に係合し、クラブヘッド係合部材1200(任意で保持要素1260を含む)がクラブヘッド102に係合すると、全体的な接続を組み立てうる。これは、シャフト係合部材1220をクラブヘッド係合部材1200の内室にスライドさせることによって、この例の接続構造104において達成される。シャフト係合部材1220がクラブヘッド係合部材1200の中にスライドすると、シャフト係合部材1220の端部は、クラブヘッド係合部材1200の底部の中に伸長するであろう。この構成において、シャフト係合部材1220の回転阻止構造1226は、クラブヘッド係合部材1200の対応する保持構造1206に係合し、それによってクラブヘッド102に対するシャフト106の回転を防止するであろう。次に、固定部材1240は、シャフト係合部材1220の上端上でシャフト106の下方にスライドして、ねじによってクラブヘッド係合部材1200に係合する。他の取り外し可能な機械的接続システムが可能であり、それらも本発明から逸脱しない。同様に、この例の組み立て技法における様々な段階を、変化させても、組み合わせても、順序を変化させる等してもよく、それらも本発明から逸脱しない。
接続を取り外すために、ねじ山のある(または他の)固定部材1240をクラブヘッド係合部材1200から取り外すと、それによってシャフト係合部材1220はクラブヘッド係合部材1200からスライドして外れる(この例の構造において、シャフト係合部材1220および固定部材1240はシャフト106上に留まり、クラブヘッド係合部材1200はクラブヘッド102の中に留まる)。このようにして、異なるシャフトを、同じクラブヘッド102に迅速かつ容易に係合させることができ、および/または異なるクラブヘッドを、同じシャフト106に迅速かつ容易に係合させることができる。任意で、図13に図解される(番号をつけていない)位置決めフェルールおよび保持環をこの接続構造に含めてもよく、それらも本発明から逸脱しない。
図3A〜4Gで先に考察したように、および図12C〜12Hに図解したように、クラブヘッド係合部材1200は、シャフト係合部材1220の回転阻止構造1226に係合する保持構造1206を含んでもよい。加えて、概して図12D、FおよびHに図解されるように、クラブヘッド係合部材1200およびシャフト係合部材1220は、隣接する歯1207、1227の間に複数のギャップ1209、1229を含んでもよく、ここでギャップ1209、1229、および歯1207、1227は、クラブヘッド係合部材1200およびシャフト係合部材1220の周囲に均等に分散されうる。
図12Cおよび12Dに図解されるように、保持構造1206は、シャフト係合部材220の回転阻止構造1226に継合および/またはそうでなければ係合する複数の歯1207および/またはギャップ1209を含みうる。保持構造1206は、以下に、より詳細に説明されるように、多数の異なる回転阻止構造に係合するように構成されうる。
図12E〜12Hは、この例の接続システムの様々な例のシャフト係合部材1220の、より詳細な図を提供する。図12Eおよび12Gは、異なる2つの例のシャフト係合部材1220の図である。先に記述したように、回転阻止構造1226は、クラブヘッド係合部材1200の中に伸長し、それによってクラブヘッド係合部材1200に対するシャフト係合部材1220の回転を防止するために役立つ。
図12Eおよび12Fにおける例のシャフト係合部材1220Aにおいて、回転阻止構造1226Aは、円周上に離間して設けた歯1227のセットと複数の二倍幅の歯1229を含む、8通りのポジションがある回転阻止構造1226Aである。回転阻止構造1226Aは、回転阻止構造1226Aの歯1227が保持構造1206の歯1207に係合し、かつ回転阻止構造1226Aの二倍幅の歯1229が保持構造1206のギャップ1209に係合するように、クラブヘッド係合部材1200上の保持構造1206に係合するよう構成される。図12Gおよび12Hにおける例のシャフト係合部材1220Bにおいて、回転阻止構造1226Bは、円周上に離間して設けた複数の歯1227を含む、32通りのポジションがある回転阻止構造1226Bである。回転阻止構造1226Bは、回転阻止構造1226Bの歯1227のいくつかが、保持構造1206の歯1207に係合するように、および保持構造1206のギャップ1209が2個の歯をつかむことができるように、クラブヘッド係合部材1200上の保持構造1206に継合するように構成される。任意で、所望により、ギャップ1209は、2個より多くの歯(たとえば、3〜8個の歯)をつかむような大きさ、形状、および配置でありうる。
上記のおよび図12A〜13に図解されるこの取り外し可能な接続システムは、先に記述した、および図9A〜11Bに図解される任意の軸のずれた、軸方向の変化領域、または位置/ライ角ゴルフクラブ/シャフト接続システムを含みうる。取り外し可能な接続システムはまた、先に記述した任意の様々なパターンまたは配置を含む任意の所望の歯および/または欠歯パターンまたは配置を含みうる。
さらに、取り外し可能な接続アセンブリは任意の所望の様式で用いられてもよく、それらも本発明に含まれる。そのような接続アセンブリを有するクラブは、プレー中のゴルファーによって用いられるために設計されてもよい(および任意で、所望により、ゴルファーは、互いに関してシャフト、ヘッド、および/またはそのポジショニングを自由に変化させてもよい)。別の例として、所望により、本発明に従う取り外し可能な接続部を含むクラブは、クラブフィッティングツールとして用いられてもよく、ヘッド、シャフト、およびポジショニングの望ましい組み合わせが特異的ゴルファーについて決定されている場合、クラブビルダーは、決定された情報を用いて、従来の(および永続的な)取り付け技術(たとえば、セメントまたは接着剤)を用いて最終的な望ましいゴルフクラブ製品を産生してもよい。クラブ/シャフト接続アセンブリパーツおよびプロセスにおける他のバリエーションが可能であり、それらも本発明に含まれる。
本発明の少なくともいくつかの例に従うクラブヘッドおよびゴルフクラブヘッドとシャフトの取り外し可能で交換可能な接続はまた、それらの文書の全体が参照により本明細書に組み入れられる、Bruce D. Burrows の名前で2005年5月10日に提出された米国特許第6,890,269号、John Thomas Stites, et al.の名前で2007年7月6日に提出された米国特許出願公開第2009/0011848号、John Thomas Stites, et al.の名前で2007年7月6日に提出された米国特許出願公開第2009/0011849号、John Thomas Stites, et al.の名前で2007年7月6日に提出された米国特許出願公開第2009/0011850号、およびJohn Thomas Stites, et al.の名前で2007年8月28日に提出された米国特許出願公開第2009/0062029号に記述される特徴のいくつかまたは全てを有しうる。
結論
本発明は、本発明を実行するための現在好ましい様式を含む特異的実施例に関して詳細に記述してきたが、当業者は、上記のシステムおよび方法の多数のバリエーションおよび入れ替えが存在することを認識するであろう。このように、本発明の趣旨および範囲は、添付の特許請求の範囲に記載されるように広く解釈されるべきである。

Claims (67)

  1. シャフト;
    シャフトに係合するシャフト係合部材であって、円形の断面と、円周上に離間して設けた歯の第一のセットとを有する回転阻止構造を含む、シャフト係合部材;
    シャフト係合部材に取り外し可能に係合するクラブヘッド係合部材であって、クラブヘッド係合部材が、回転阻止構造に係合する保持構造を含み、保持構造が、円周上に離間して設けた歯の第二のセットを備える円形の開口部を有し、歯の第二のセットが、回転阻止構造上の歯の第一のセットに係合してシャフト係合部材に対するクラブヘッド係合部材の回転を防止し、保持構造が、多数の異なる回転阻止構造に係合するように構成され、かつ円周上に離間して設けた歯の第一のセットが、円周上に離間して設けた歯の第二のセットとは異なる数の歯を含む、クラブヘッド係合部材;
    クラブヘッド係合部材に係合するゴルフクラブヘッド;ならびに
    シャフト係合部材に対してクラブヘッド係合部材を取り外し可能に固定するための固定システム
    を含む、ゴルフクラブ。
  2. 保持構造の歯の第二のセットが欠歯構成を有し、かつ欠歯構成における1つのギャップが、回転阻止構造上の歯の第一のセットの歯の少なくとも2個分を含む、請求項1記載のゴルフクラブ。
  3. 回転阻止構造が、8通りのポジションがある回転阻止構造または32通りのポジションがある回転阻止構造のいずれかであり、かつ保持構造が、8通りのポジションがある回転阻止構造および32通りのポジションがある回転阻止構造の双方に係合するように構成される、請求項1記載のゴルフクラブ。
  4. 回転阻止構造が、5通りのポジションがある回転阻止構造または25通りのポジションがある回転阻止構造のいずれかであり、かつ保持構造が、5通りのポジションがある回転阻止構造および25通りのポジションがある回転阻止構造の双方に係合するように構成される、請求項1記載のゴルフクラブ。
  5. 回転阻止構造が、6通りのポジションがある回転阻止構造または24通りのポジションがある回転阻止構造のいずれかであり、かつ保持構造が、6通りのポジションがある回転阻止構造および24通りのポジションがある回転阻止構造の双方に係合するように構成される、請求項1記載のゴルフクラブ。
  6. シャフト係合部材の外部表面が回転位置インジケータを含む、請求項1記載のゴルフクラブ。
  7. 回転阻止構造がシャフト係合部材の軸方向の全長の35%未満に伸長する、請求項1記載のゴルフクラブ。
  8. 回転阻止構造がシャフト係合部材の軸方向の全長の25%未満に伸長する、請求項1記載のゴルフクラブ。
  9. 回転阻止構造がシャフト係合部材の軸方向の全長の15%未満に伸長する、請求項1記載のゴルフクラブ。
  10. シャフト係合部材が、シャフトを受けるための円筒形の内室を画定する開口部を含む第一の端部を有し、シャフト係合部材の外部表面が、第一の軸方向に伸長し、かつ円筒形の内室が、第一の軸方向とは異なる第二の軸方向に伸長する、請求項1記載のゴルフクラブ。
  11. クラブヘッド係合部材に対してシャフト係合部材を回転させることによって、第一の軸方向と第二の軸方向の方向の差が、ゴルフクラブのボール打撃面に対するシャフトの角度の選択的な変化を可能にする、請求項10記載のゴルフクラブ。
  12. シャフトが、シャフト係合部材の外側に位置するシャフト軸方向変化領域を含む、請求項1記載のゴルフクラブ。
  13. クラブヘッド係合部材に対してシャフト係合部材を回転させることによって、シャフト軸方向変化領域が、ゴルフクラブのボール打撃面に対するシャフトの角度の選択的な変化を可能にする、請求項12記載のゴルフクラブ。
  14. シャフトが、シャフト軸方向変化領域とは独立した第二のシャフト軸方向変化領域を含む、請求項12記載のゴルフクラブ。
  15. 第二のシャフト軸方向変化領域が、シャフト係合部材の外側に位置する、請求項14記載のゴルフクラブ。
  16. クラブヘッド係合部材が、クラブヘッド係合部材の保持構造を超えて伸長する小室部分を含み、シャフト係合部材が、シャフト係合部材の回転阻止構造を超えて伸長する突出部を含み、かつ突出部が、クラブヘッド係合部材の小室部分の中に伸長する、請求項1記載のゴルフクラブ。
  17. 固定システムが、シャフト係合部材において画定されるねじ穴を含み、かつ固定システムが、ゴルフクラブヘッドの中のねじ穴に係合するねじボルト要素を含む、請求項1記載のゴルフクラブ。
  18. シャフト;
    第一の端部と第二の端部とを有し、シャフトに係合するシャフト係合部材であって、第一の端部が、シャフトの端部を受けるための円筒形の内室へのアクセスを提供する開口部を含み、第一の端部の外部表面が、円筒形の内室から離れ放射方向に伸長する伸長部分を含み、かつ円筒形の内室を超えて位置する第二の端部の外部表面が、円形の断面と、円周上に離間して設けた歯の第一のセットとを有する回転阻止構造を含む、シャフト係合部材;
    第一の端部と第二の端部とを有し、シャフト係合部材に取り外し可能に係合するクラブヘッド係合部材であって、クラブヘッド係合部材の第一の端部が、シャフト係合部材を取り外し可能に受ける開口部を含み、クラブヘッド係合部材の第一の端部が、固定構造をさらに含み、クラブヘッド係合部材の第二の端部の内部が、シャフト係合部材の回転阻止構造に取り外し可能に係合してシャフト係合部材に対するクラブヘッド係合部材の回転を防止する保持構造を含み、保持構造が、円周上に離間して設けた歯の第二のセットを備える円形の開口部を有し、該歯の第二のセットが、回転阻止構造上の歯の第一のセットと係合し、保持構造が、多数の異なる回転阻止構造に係合するように構成され、かつ円周上に離間して設けた歯の第一のセットが、円周上に離間して設けた歯の第二のセットとは異なる数の歯を含む、クラブヘッド係合部材;
    クラブヘッド係合部材に係合するゴルフクラブヘッド;ならびに
    シャフト係合部材の伸長部分上で伸長し、クラブヘッド係合部材の固定構造に取り外し可能に係合する固定部材であって、シャフト係合部材をクラブヘッド係合部材に少なくとも部分的に取り外し可能に固定する、固定部材
    を含む、ゴルフクラブ。
  19. シャフト係合部材の外部表面が回転位置インジケータを含む、請求項18記載のゴルフクラブ。
  20. シャフト係合部材の外部表面が第一の軸方向に伸長し、円筒形の内室が第一の軸方向とは異なる第二の軸方向に伸長する、請求項18記載のゴルフクラブ。
  21. ゴルフクラブ係合部材に対してシャフト係合部材を回転させることによって、第一の軸方向と第二の軸方向の方向の差が、ゴルフクラブヘッドのボール打撃面に対するシャフトの角度の選択的な変化を可能にする、請求項20記載のゴルフクラブ。
  22. シャフトが、シャフト係合部材の外側に位置するシャフト軸方向変化領域を含む、請求項18記載のゴルフクラブ。
  23. ゴルフクラブ係合部材に対してシャフト係合部材を回転させることによって、シャフト軸方向変化領域が、ゴルフクラブヘッドのボール打撃面に対するシャフトの角度の選択的な変化を可能にする、請求項22記載のゴルフクラブ。
  24. シャフトが、シャフト軸方向変化領域とは独立した第二のシャフト軸方向変化領域を含む、請求項22記載のゴルフクラブ。
  25. 第二のシャフト軸方向変化領域が、シャフト係合部材の外側に位置する、請求項24記載のゴルフクラブ。
  26. クラブヘッド係合部材の第二の端部が、クラブヘッド係合部材の保持構造を超えて伸長する小室部分を含み、シャフト係合部材の第二の端部が、シャフト係合部材の回転阻止構造を超えて伸長する突出部を含み、かつ突出部が、クラブヘッド係合部材の小室部分の中に伸長する、請求項18記載のゴルフクラブ。
  27. 以下の段階を含む、ゴルフクラブを組み立てる方法:
    シャフトをシャフト係合部材に係合させる段階であって、シャフト係合部材が、円形の断面と、円周上に離間して設けた歯の第一のセットとを有する回転阻止構造を含む、段階;
    ゴルフクラブヘッドをクラブヘッド係合部材に係合させる段階であって、クラブヘッド係合部材が、円周上に離間して設けた歯の第二のセットを備える円形の開口部を有する保持構造を含み、かつ円周上に離間して設けた歯の第一のセットが、円周上に離間して設けた歯の第二のセットとは異なる数の歯を含む、段階;
    シャフト係合部材の回転阻止構造をクラブヘッド係合部材の保持構造に係合させることによって、少なくとも部分的にシャフト係合部材をクラブヘッド係合部材に係合させ、それによってシャフト係合部材に対するクラブヘッド係合部材の回転を防止する段階であって、保持構造上の歯の第二のセットが回転阻止構造上の歯の第一のセットに係合する、段階;ならびに
    シャフト係合部材をクラブヘッド係合部材に取り外し可能に固定し、それによってシャフトをゴルフクラブヘッドに取り外し可能に固定する段階。
  28. グリップ部材をシャフトに係合させる段階をさらに含む、請求項27記載の方法。
  29. クラブヘッド係合部材に対してシャフト係合部材を取り外す段階をさらに含む、請求項27記載の方法。
  30. 第二のシャフトを第二のシャフト係合部材に係合させる段階であって、第二のシャフト係合部材が第二の回転阻止構造を含む、段階;
    第二のシャフト係合部材の第二の回転阻止構造をクラブヘッド係合部材の保持構造に係合させることによって、少なくとも部分的に第二のシャフト係合部材をクラブヘッド係合部材に係合させる段階;および
    第二のシャフト係合部材をクラブヘッド係合部材に取り外し可能に固定し、それによって第二のシャフトをゴルフクラブヘッドに取り外し可能に固定する段階
    をさらに含む、請求項29記載の方法。
  31. 第一のシャフト係合部材が、8通りのポジションがある回転阻止構造を有し、かつ第二のシャフト係合部材が、32通りのポジションがある回転阻止構造を有し、保持構造が、8通りのポジションがある回転阻止構造および32通りのポジションがある回転阻止構造の双方に係合するように構成される、請求項30記載の方法。
  32. 第一のシャフト係合部材が、6通りのポジションがある回転阻止構造を有し、かつ第二のシャフト係合部材が、24通りのポジションがある回転阻止構造を有し、保持構造が、6通りのポジションがある回転阻止構造および24通りのポジションがある回転阻止構造の双方に係合するように構成される、請求項30記載の方法。
  33. 第一のシャフト係合部材が、8通りのポジションがある回転阻止構造を有し、かつ第二のシャフト係合部材が、24通りのポジションがある回転阻止構造を有し、保持構造が、8通りのポジションがある回転阻止構造および24通りのポジションがある回転阻止構造の双方に係合するように構成される、請求項30記載の方法。
  34. 第一のシャフト係合部材が、5通りのポジションがある回転阻止構造を有し、かつ第二のシャフト係合部材が、25通りのポジションがある回転阻止構造を有し、保持構造が、5通りのポジションがある回転阻止構造および25通りのポジションがある回転阻止構造の双方に係合するように構成される、請求項30記載の方法。
  35. 第二のゴルフクラブヘッドを第二のクラブヘッド係合部材に係合させる段階であって、第二のクラブヘッド係合部材が第二の保持構造を含む、段階;
    シャフト係合部材の回転阻止構造を第二のクラブヘッド係合部材の第二の保持構造に係合させることによって、少なくとも部分的にシャフト係合部材を第二のクラブヘッド係合部材に係合させる段階;および
    シャフト係合部材を第二のクラブヘッド係合部材に取り外し可能に固定し、それによってシャフトを第二のゴルフクラブヘッドに取り外し可能に固定する段階
    をさらに含む、請求項27記載の方法。
  36. クラブヘッド係合部材に対してシャフト係合部材を取り外す段階;
    クラブヘッド係合部材に対するシャフト係合部材の位置を変化させ、それによってクラブヘッドのボール打撃面に対するシャフトの自由端の位置を変更する段階;および
    シャフト係合部材をクラブヘッド係合部材に取り外し可能に固定し、それによって変化した位置でシャフトをゴルフクラブヘッドに取り外し可能に固定する段階
    をさらに含む、請求項27記載の方法。
  37. シャフト係合部材が、シャフトを受けるための円筒形の内室を画定する開口部を含む第一の端部を有し、シャフト係合部材の外部表面が、第一の軸方向に伸長し、かつ円筒形の内室が、第一の軸方向とは異なる第二の軸方向に伸長する、請求項27記載の方法。
  38. クラブヘッド係合部材に対してシャフト係合部材を回転させることによって、第一の軸方向と第二の軸方向の方向の差が、ゴルフクラブのボール打撃面に対するシャフトの角度の選択的な変化を可能にする、請求項37記載の方法。
  39. シャフトが、シャフト係合部材の外側に位置するシャフト軸方向変化領域を含む、請求項27記載の方法。
  40. シャフト係合部材を回転させることによって、シャフト軸方向変化領域が、ゴルフクラブのボール打撃面に対するシャフトの角度の選択的な変化を可能にする、請求項39記載の方法。
  41. 以下の段階を含む、ゴルフクラブを組み立てる方法:
    第一の端部と第二の端部とを有するシャフト係合部材にシャフトを係合させる段階であって、第一の端部が、シャフトを受けるための円筒形の内室へのアクセスを提供する開口部を含み、第一の端部の外部表面が、円筒形の内室から離れ放射方向に伸長する伸長部分を含み、円筒形の内室を超えて位置する第二の端部の外部表面が、円形の断面と、円周上に離間して設けた歯の第一のセットとを有する回転阻止構造を含む、段階;
    第一の端部と第二の端部とを有するクラブヘッド係合部材にゴルフクラブヘッドを係合させる段階であって、クラブヘッド係合部材の第一の端部が開口部を含み、クラブヘッド係合部材の第一の端部が固定構造をさらに含み、クラブヘッド係合部材の第二の端部の内部が、円周上に離間して設けた歯の第二のセットを備える円形の開口部を有する保持構造を含み、かつ円周上に離間して設けた歯の第一のセットが、円周上に離間して設けた歯の第二のセットとは異なる数の歯を含む、段階;
    クラブヘッド係合部材の第一の端部で、開口部の中にシャフト係合部材の少なくとも一部を挿入することによって、およびシャフト係合部材の回転阻止構造をクラブヘッド係合部材の保持構造に係合させることによって、シャフト係合部材をクラブヘッド係合部材に係合させる段階であって、回転阻止構造上の歯の第一のセットが保持構造上の歯の第二のセットに係合して、シャフト係合部材に対するクラブヘッド係合部材の回転を防止する、段階;ならびに
    固定部材をシャフト係合部材の伸長部分の上でクラブヘッド係合部材の固定構造に取り外し可能に固定する段階であって、固定部材が少なくとも部分的にシャフト係合部材をクラブヘッド係合部材に取り外し可能に固定する、段階。
  42. クラブヘッド係合部材の第二の端部が、クラブヘッド係合部材の保持構造を超えて伸長する小室部分を含み、シャフト係合部材の第二の端部が、シャフト係合部材の回転阻止構造を超えて伸長する突出部を含み、かつ突出部が、クラブヘッド係合部材の小室部分の中に伸長する、請求項41記載の方法。
  43. クラブヘッド係合部材の固定構造から固定部材を離脱させる段階;および
    クラブヘッド係合部材からシャフト係合部材を離脱させ、それによってシャフトからゴルフクラブヘッドを離脱させる段階
    をさらに含む、請求項41記載の方法。
  44. 第二のシャフトを第二のシャフト係合部材に係合させる段階であって、第二のシャフト係合部材が、第一の端部と第二の端部とを含み、第一の端部が、第二のシャフトを受けるための第二の円筒形の内室へのアクセスを提供する開口部を含み、第二のシャフト係合部材の第一の端部の外部表面が、第二の円筒形の内室から離れ放射方向に伸長する第二の伸長部分を含み、かつ第二のシャフト係合部材の第二の端部の第二の外部表面が、第二の円筒形の内室を超えて位置し、円形の断面と、円周上に離間して設けた歯の第三のセットとを有する第二の回転阻止構造を含む、段階;
    クラブヘッド係合部材の第一の端部の開口部の中に第二のシャフト係合部材の少なくとも一部を挿入することによって、および第二のシャフト係合部材の第二の回転阻止構造をクラブヘッド係合部材の保持構造に係合させることによって、第二のシャフト係合部材をクラブヘッド係合部材に係合させる段階であって、第二の回転阻止構造上の歯の第三のセットが、保持構造上の歯の第二のセットに係合して、シャフト係合部材に対するクラブヘッド係合部材の回転を防止する、段階;ならびに
    固定部材を第二のシャフト係合部材の第二の伸長部分の上でクラブヘッド係合部材の固定構造に取り外し可能に固定し、それによって第二のシャフトをゴルフクラブヘッドに取り外し可能に固定する段階
    をさらに含む、請求項43記載の方法。
  45. 第一のシャフト係合部材が、8通りのポジションがある回転阻止構造を有し、かつ第二のシャフト係合部材が、32通りのポジションがある回転阻止構造を有し、保持構造が、8通りのポジションがある回転阻止構造および32通りのポジションがある回転阻止構造の双方に係合するように構成される、請求項44記載の方法。
  46. 第一のシャフト係合部材が、6通りのポジションがある回転阻止構造を有し、かつ第二のシャフト係合部材が、24通りのポジションがある回転阻止構造を有し、保持構造が、6通りのポジションがある回転阻止構造および24通りのポジションがある回転阻止構造の双方に係合するように構成される、請求項44記載の方法。
  47. 第一のシャフト係合部材が、8通りのポジションがある回転阻止構造を有し、かつ第二のシャフト係合部材が、24通りのポジションがある回転阻止構造を有し、保持構造が、8通りのポジションがある回転阻止構造および24通りのポジションがある回転阻止構造の双方に係合するように構成される、請求項44記載の方法。
  48. 第一のシャフト係合部材が、5通りのポジションがある回転阻止構造を有し、かつ第二のシャフト係合部材が、25通りのポジションがある回転阻止構造を有し、保持構造が、5通りのポジションがある回転阻止構造および25通りのポジションがある回転阻止構造の双方に係合するように構成される、請求項44記載の方法。
  49. 第二のゴルフクラブヘッドを、第二の内室へのアクセスを提供する第二の開口部を含む、第二のクラブヘッド係合部材に係合させる段階;
    第二のクラブヘッド係合部材の第二の内室内に少なくとも部分的にシャフト係合部材を置くことによって、およびシャフト係合部材の回転阻止構造を第二のクラブヘッド係合部材の第二の内室に提供される第二の保持構造に係合させることによって、シャフト係合部材を第二のクラブヘッド係合部材に係合させる段階;ならびに
    第二のクラブヘッド係合部材に対してシャフト係合部材を取り外し可能に固定する段階
    をさらに含む、請求項43記載の方法。
  50. クラブヘッド係合部材から固定部材を離脱させる段階;
    クラブヘッド係合部材に対するシャフト係合部材の位置を変化させ、それによって、クラブヘッドのボール打撃面に対するシャフトの自由端の位置を変更する段階;ならびに
    固定部材をシャフト係合部材の伸長部分の上でクラブヘッド係合部材の固定構造に取り外し可能に固定し、それによって変化した位置でゴルフクラブヘッドに対してシャフトを固定する段階、
    をさらに含む、請求項41記載の方法。
  51. シャフト係合部材の外部表面が、シャフトを受けるための円筒形の内室を画定する開口部を含む第一の端部を有し、かつシャフト係合部材が第一の軸方向に伸長し、円筒形の内室が第一の軸方向とは異なる第二の軸方向に伸長する、請求項41記載の方法。
  52. クラブヘッド係合部材に対してシャフト係合部材を回転させることによって、第一の軸方向と第二の軸方向の方向の差が、ゴルフクラブのボール打撃面に対するシャフトの角度の選択的な変化を可能にする、請求項51記載の方法。
  53. シャフトが、シャフト係合部材の外側に位置するシャフト軸方向変化領域を含む、請求項41記載の方法。
  54. クラブヘッド係合部材に対してシャフト係合部材を回転させることによって、シャフト軸方向変化領域が、ゴルフクラブのボール打撃面に対するシャフトの角度の選択的な変化を可能にする、請求項53記載の方法。
  55. ゴルフクラブシャフトに係合するシャフト係合部材であって、円形の断面と、円周上に離間して設けた歯の第一のセットとを有する回転阻止構造を含む、シャフト係合部材;
    シャフト係合部材に取り外し可能に係合するクラブヘッド係合部材であって、クラブヘッド係合部材が、回転阻止構造に係合する保持構造を含み、保持構造が、円周上に離間して設けた歯の第二のセットを備える円形の開口部を有し、歯の第二のセットが、回転阻止構造上の歯の第一のセットに係合してシャフト係合部材に対するクラブヘッド係合部材の回転を防止し、保持構造が、多数の異なる回転阻止構造に係合するように構成され、かつ円周上に離間して設けた歯の第一のセットが、円周上に離間して設けた歯の第二のセットとは異なる数の歯を含む、クラブヘッド係合部材;
    シャフト係合部材に対してクラブヘッド係合部材を取り外し可能に固定するための固定システム
    を含む、ゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリ。
  56. 保持構造の歯の第二のセットが欠歯構成を有し、かつ欠歯構成における1つのギャップが、回転阻止構造上の歯の第一のセットの歯少なくとも2個分を含む、請求項55記載のゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリ。
  57. 回転阻止構造が、8通りのポジションがある回転阻止構造または32通りのポジションがある回転阻止構造のいずれかであり、かつ保持構造が、8通りのポジションがある回転阻止構造および32通りのポジションがある回転阻止構造の双方に係合するように構成される、請求項55記載のゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリ。
  58. 回転阻止構造が、5通りのポジションがある回転阻止構造または25通りのポジションがある回転阻止構造のいずれかであり、かつ保持構造が、5通りのポジションがある回転阻止構造および25通りのポジションがある回転阻止構造の双方に係合するように構成される、請求項55記載のゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリ。
  59. 回転阻止構造が、6通りのポジションがある回転阻止構造または24通りのポジションがある回転阻止構造のいずれかであり、かつ保持構造が、6通りのポジションがある回転阻止構造および24通りのポジションがある回転阻止構造の双方に係合するように構成される、請求項55記載のゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリ。
  60. シャフト係合部材の外部表面が回転位置インジケータを含む、請求項55記載のゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリ。
  61. 回転阻止構造がシャフト係合部材の軸方向の全長の35%未満に伸長する、請求項55記載のゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリ。
  62. 回転阻止構造がシャフト係合部材の軸方向の全長の25%未満に伸長する、請求項55記載のゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリ。
  63. 回転阻止構造がシャフト係合部材の軸方向の全長の15%未満に伸長する、請求項55記載のゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリ。
  64. シャフト係合部材が、ゴルフクラブシャフトを受けるための円筒形の内室を画定する開口部を含む第一の端部を有し、シャフト係合部材の外部表面が、第一の軸方向に伸長し、かつ円筒形の内室が第一の軸方向とは異なる第二の軸方向に伸長する、請求項55記載のゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリ。
  65. クラブヘッド係合部材に対してシャフト係合部材を回転させることによって、第一の軸方向と第二の軸方向の方向の差が、ゴルフクラブのボール打撃面に対するゴルフクラブシャフトの角度の選択的な変化を可能にする、請求項64記載のゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリ。
  66. クラブヘッド係合部材が、クラブヘッド係合部材の保持構造を超えて伸長する小室部分を含み、シャフト係合部材が、シャフト係合部材の回転阻止構造を超えて伸長する突出部を含み、かつ突出部が、クラブヘッド係合部材の小室部分の中に伸長する、請求項55記載のゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリ。
  67. 固定システムが、シャフト係合部材において画定されるねじ穴を含み、かつ固定システムが、ゴルフクラブヘッドの中のねじ穴に係合するねじボルト要素を含む、請求項55記載のゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリ。
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