JP2006042950A - ゴルフクラブ - Google Patents
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Abstract
【課題】ライ角などを容易に調整でき、ヘッドとシャフトとの固定が強固で安定したゴルフクラブを提供する。
【解決手段】ヘッド本体2を貫通し内径がソール4側に向けて拡径するテーパ孔8を有するヘッドHと、テーパ孔8にホーゼル7側から挿入されたシャフトSの先端部に接着される抜け止めパーツ20と、抜け止めパーツ20を外側から包囲し且つ外形が底広形で上端に合体時(10)に連続した雄ネジ部15を形成する一対の角度調整パーツ11a,11bと、係るパーツ11a,11bが抜け止めパーツ20と共にヘッドHのテーパ孔8にソール4側から挿入された際にヘッドHのホーゼル7上方に位置する雄ネジ部15にネジ結合する固定ナット26とを含み、角度調整パーツ11a,11bは、合体時(10)にシャフトSと抜け止めパーツ20を包囲するための底広凹部C1を内設し、且つ取替可能な複数組が用意されている、ゴルフクラブ1。
【選択図】 図1
【解決手段】ヘッド本体2を貫通し内径がソール4側に向けて拡径するテーパ孔8を有するヘッドHと、テーパ孔8にホーゼル7側から挿入されたシャフトSの先端部に接着される抜け止めパーツ20と、抜け止めパーツ20を外側から包囲し且つ外形が底広形で上端に合体時(10)に連続した雄ネジ部15を形成する一対の角度調整パーツ11a,11bと、係るパーツ11a,11bが抜け止めパーツ20と共にヘッドHのテーパ孔8にソール4側から挿入された際にヘッドHのホーゼル7上方に位置する雄ネジ部15にネジ結合する固定ナット26とを含み、角度調整パーツ11a,11bは、合体時(10)にシャフトSと抜け止めパーツ20を包囲するための底広凹部C1を内設し、且つ取替可能な複数組が用意されている、ゴルフクラブ1。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ゴルファーの体形、技量、あるいは好みに応じて、ライ角、フェイス角、およびロフト角の少なくとも一つを容易に調整することができるゴルフクラブに関する。
ドライバーやフェアウェイウッドと称されるウッドは、シャフトとヘッドのソールとの間の角度であるライ角、シャフトの中心線に対するヘッドのフェース面の傾きであるロフト角、およびフェース面とシャフトの中心線との角度であるフェース角が、一般に一つの角度に設定されている。
一方、アドレス状態においてゴルファーがグリップする位置は、当該ゴルファーの身長や腕の長さなどの体形、あるいはゴルファーの技量向上によって左右されるため、例えば上記ライ角を体形や技量などに応じて変更できるよう調整したくなる場合が往々にして生じる。
一方、アドレス状態においてゴルファーがグリップする位置は、当該ゴルファーの身長や腕の長さなどの体形、あるいはゴルファーの技量向上によって左右されるため、例えば上記ライ角を体形や技量などに応じて変更できるよう調整したくなる場合が往々にして生じる。
そこで、ライ角、ロフト角、フェース角を調整可能としたゴルフクラブとして、シャフトの中心軸に対して約3度傾斜可能なインサートを当該シャフトの先端に嵌合し、且つ係るシャフトとインサートとをヘッドの内部ホーゼルに挿入して固定するゴルフクラブ調整デバイスが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、ヘッドのヒール側に設けたシャフト角度調整ケース内にシャフトの先端部を挿入し、当該シャフトと上記ケースとの間に接着剤を充填し且つゴム製の移動阻止体を収容した状態で、上記シャフトを固定する角度調整可能ゴルフクラブも提案されている(例えば、特許文献2参照)。上記移動阻止体には、ライ角度調節片とフェイス角度調節片とが形成されている。
また、ヘッドのヒール側に設けたシャフト角度調整ケース内にシャフトの先端部を挿入し、当該シャフトと上記ケースとの間に接着剤を充填し且つゴム製の移動阻止体を収容した状態で、上記シャフトを固定する角度調整可能ゴルフクラブも提案されている(例えば、特許文献2参照)。上記移動阻止体には、ライ角度調節片とフェイス角度調節片とが形成されている。
しかしながら、特許文献1,2に開示されたゴルフクラブでは、前記インサートの周面に設けた環状凹み部にロッキング部材(ボルト)の先端を径方向から当接させたり、あるいは、前記シャフト角度調整ケースのネジ孔を螺合ししつ貫通する調整ネジの先端をシャフトの周面に径方向から当接することで、シャフトとヘッドとを固定している。このため、後端部がヘッドのヒール側に突出する上記ロッキング部材や調整ネジが、例えば不用意な外力などの何らかの原因で緩むと、せっかく調整したライ角などが解消されてしまう、という問題があった。
また、特許文献2のゴルフクラブのように、角度調整ケース内でシャフトを接着すると、次に角度調整する場合、接着剤を加熱する作業や残った接着剤を削り落とすための作業が必要となっていた。
また、特許文献2のゴルフクラブのように、角度調整ケース内でシャフトを接着すると、次に角度調整する場合、接着剤を加熱する作業や残った接着剤を削り落とすための作業が必要となっていた。
本発明は、前記背景技術における問題点を解決し、ライ角やフェイス角などを容易に調整でき、ヘッドとシャフトとの固定が強固で安定すると共に、再調整する際に接着剤の除去作業を要しないゴルフクラブを提供する、ことを課題とする。
本発明は、上記課題を解決するため、シャフトの先端部をヘッドのヒール側で貫通するテーパ孔内で角度を変更可能としつつ強固且つ安定して固定できるようにする、ことに着想して成されたものである。
即ち、本発明のゴルフクラブ(請求項1)は、ヘッド本体におけるヒール側のホーゼルからソールに向けて貫通し且つ内径がソール側に向かって拡径するテーパ孔を有するゴルフクラブヘッドと、係るヘッドのテーパ孔にホーゼル側から挿入されたシャフトの先端部に接着される筒形の本体、および係る本体の先端に位置し且つ上記シャフトの外径よりも大径のリング部を備える抜け止めパーツと、係る抜け止めパーツを外側から包囲し且つ外形が底広形で上端に合体時に連続した雄ネジ部を形成する一対の角度調整パーツと、係る一対の角度調整パーツが上記抜け止めパーツと共に上記ヘッドのテーパ孔にソール側から挿入された際に、上記ヘッドのホーゼル上方に位置する上記雄ネジ部にネジ結合する固定ナットと、を含み、上記一対の角度調整パーツは、合体時に上記シャフトの先端部および抜け止めパーツを包囲するための底広凹部を内設すると共に、係る底広凹部の中心軸が上記シャフトの中心軸と一致する組と一致しない単数または複数の組とからなる複数組が用意されている、ことを特徴とする。
即ち、本発明のゴルフクラブ(請求項1)は、ヘッド本体におけるヒール側のホーゼルからソールに向けて貫通し且つ内径がソール側に向かって拡径するテーパ孔を有するゴルフクラブヘッドと、係るヘッドのテーパ孔にホーゼル側から挿入されたシャフトの先端部に接着される筒形の本体、および係る本体の先端に位置し且つ上記シャフトの外径よりも大径のリング部を備える抜け止めパーツと、係る抜け止めパーツを外側から包囲し且つ外形が底広形で上端に合体時に連続した雄ネジ部を形成する一対の角度調整パーツと、係る一対の角度調整パーツが上記抜け止めパーツと共に上記ヘッドのテーパ孔にソール側から挿入された際に、上記ヘッドのホーゼル上方に位置する上記雄ネジ部にネジ結合する固定ナットと、を含み、上記一対の角度調整パーツは、合体時に上記シャフトの先端部および抜け止めパーツを包囲するための底広凹部を内設すると共に、係る底広凹部の中心軸が上記シャフトの中心軸と一致する組と一致しない単数または複数の組とからなる複数組が用意されている、ことを特徴とする。
これによれば、ヘッドのテーパ孔に挿入されるシャフトとその先端部に接着された抜け止めパーツとは、一対の角度調整パーツに包囲され且つ係る一対のパーツが合体した角度調整体の中心軸と同軸心とされるか、または当該調整体の中心軸に対し約0.5〜3度傾いた状態となると共に、係る状態で上記調整体のホーゼル上方に位置する雄ネジ部に固定ナットがネジ結合される。また、抜け止めパーツおよび一対の角度調整パーツが合体した調整体は、ヘッドのテーパ孔内に位置し且つ外部に突出したり露出しないと共に、上記一対の角度調整パーツが合体した角度調整体は底広形の外形であるため、上記テーパ孔にフィットしつつ嵌合した状態で固定ナットによりヘッド本体に締め付けられる。このため、不用意に上記一対の角度調整パーツが緩んでガタ付かず、ヘッドとシャフトとを所望のライ角やフェイス角などに調整した状態で、強固に固定でき且つ安定したゴルフクラブとなる。しかも、シャフトの先端部に接着した抜け止めパーツは、再調整する際に外す必要がなく、従来のような接着剤の除去作業も不要となる。
付言すれば、前記ゴルフクラブは、ヘッド本体におけるヒール側のホーゼルからソールに向けて貫通し且つ内径がソール側に向かって拡径するテーパ孔を有するゴルフクラブヘッドと、係るヘッドのテーパ孔にホーゼル側から挿入されたシャフトの先端部に接着される筒形の本体、および係る本体の先端に位置し且つ上記シャフトの外径よりも大径のリング部を備える抜け止めパーツと、係る抜け止めパーツを外側から包囲し且つ外形が底広形で上端に合体時に連続した雄ネジ部を形成する一対の角度調整パーツと、係る一対の角度調整パーツが上記抜け止めパーツと共に上記ヘッドのテーパ孔にソール側から挿入された際に、上記ヘッドのホーゼル上方に位置する上記雄ネジ部にネジ結合する固定ナットと、を含み、上記一対の角度調整パーツは取替可能である、とすることも可能である。
尚、前記ゴルフクラブには、ウッド(ドライバー、フェアウェイウッド)などに限らず、上記抜け止めパーツや角度調整パーツが適用可能なアイアンも含まれる。また、前記ヘッドには、例えばチタン合金などを精密鋳造したウッドなどの他、チタン合金板またはステンレス鋼板を溶接などで組み立てたウッドなど、あるいは、パーシモンなどからなるウッドも含まれる。
尚、前記ゴルフクラブには、ウッド(ドライバー、フェアウェイウッド)などに限らず、上記抜け止めパーツや角度調整パーツが適用可能なアイアンも含まれる。また、前記ヘッドには、例えばチタン合金などを精密鋳造したウッドなどの他、チタン合金板またはステンレス鋼板を溶接などで組み立てたウッドなど、あるいは、パーシモンなどからなるウッドも含まれる。
また、本発明には、前記一対の角度調整パーツは、合わせ面に互いに嵌合可能な突起およびこれを受け入れる凹みの何れかが設けられている、ゴルフクラブ(請求項2)も含まれる。これによれば、一対の角度調整パーツを所定の底広凹部を内蔵させつつ容易に位置合わせして合体でき、前記ヘッドのテーパ孔にフィットする底広形の外形を有する角度調整体に組み立てることができる。
更に、本発明には、前記抜け止めパーツにおける前記筒形の本体の外側面と、前記一対の角度調整パーツに内設される底広凹部の内壁面とには、上記抜け止めパーツの回転を阻止するための凸条およびこれを受け入れる凹溝が形成されるか、あるいは、互いに面接触可能な断面非円形の接触面がそれぞれ形成されている、ゴルフクラブ(請求項3)も含まれる。
これによれば、シャフトの先端部に接着された抜け止めパーツは、一対の角度調整パーツに包囲され、且つ係る一対のパーツが合体した角度調整体の中心軸と同軸心されるか、所望の角度で傾斜した状態で、前記角度調整体の底広凹部内で回転不能にして拘束される。このため、所望のライ角などに調整した状態を確実に保ち易くすることができる。
これによれば、シャフトの先端部に接着された抜け止めパーツは、一対の角度調整パーツに包囲され、且つ係る一対のパーツが合体した角度調整体の中心軸と同軸心されるか、所望の角度で傾斜した状態で、前記角度調整体の底広凹部内で回転不能にして拘束される。このため、所望のライ角などに調整した状態を確実に保ち易くすることができる。
加えて、本発明には、前記一対の角度調整パーツにおける何れか一方の外側面と、前記ヘッドのテーパ孔の内壁面とには、上記一対の角度調整パーツの回転を阻止するための凸条およびこれを受け入れる凹溝が形成されるか、あるいは、互いに面接触可能な断面非円形の接触面がそれぞれ形成されている、ゴルフクラブ(請求項4)も含まれる。
これによれば、シャフトの先端部および抜け止めパーツをその底広凹部内に内蔵して包囲した一対の角度調整パーツが合体した角度調整体と、ヘッド本体のテーパ孔とが回転不能になるため、所望のフェイス角に調整したヘッドとシャフトとを強固且つ安定した状態で保ち易くなる。
これによれば、シャフトの先端部および抜け止めパーツをその底広凹部内に内蔵して包囲した一対の角度調整パーツが合体した角度調整体と、ヘッド本体のテーパ孔とが回転不能になるため、所望のフェイス角に調整したヘッドとシャフトとを強固且つ安定した状態で保ち易くなる。
以下において、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本発明のゴルフクラブ1を示す一部に垂直断面を含む正面図である。
ゴルフクラブ1は、図1に示すように、ゴルフクラブヘッド(以下、ヘッドと称する)Hと、係るヘッドHのヒール6側のホーゼル7からソール4側に向かって拡径するテーパ孔8に先端部が挿入されるシャフトSと、係るシャフトSの先端部に接着される抜け止めパーツ20と、係る抜け止めパーツ20を包囲し且つ上記テーパ孔8内に嵌合される角度調整体10と、その上端部の雄ネジ部15にネジ結合する固定ナット26と、を含む。
ヘッドHは、例えば、チタン合金を精密鋳造した中空部nを内蔵する中空体であり、図1に示すように、フェース3、ソール4、クラウン5、ヒール6、ホーゼル7、およびバックフェース(図示せず)からなり、テーパ孔8の内壁面には、中空部nに連通する縦長の凹溝9が形成されている。
図1は、本発明のゴルフクラブ1を示す一部に垂直断面を含む正面図である。
ゴルフクラブ1は、図1に示すように、ゴルフクラブヘッド(以下、ヘッドと称する)Hと、係るヘッドHのヒール6側のホーゼル7からソール4側に向かって拡径するテーパ孔8に先端部が挿入されるシャフトSと、係るシャフトSの先端部に接着される抜け止めパーツ20と、係る抜け止めパーツ20を包囲し且つ上記テーパ孔8内に嵌合される角度調整体10と、その上端部の雄ネジ部15にネジ結合する固定ナット26と、を含む。
ヘッドHは、例えば、チタン合金を精密鋳造した中空部nを内蔵する中空体であり、図1に示すように、フェース3、ソール4、クラウン5、ヒール6、ホーゼル7、およびバックフェース(図示せず)からなり、テーパ孔8の内壁面には、中空部nに連通する縦長の凹溝9が形成されている。
角度調整体10は、図3中の斜視図および図4の側面図に示すように、一対の角度調整パーツ11a,11bからなる。係る一対のパーツ11a,11bは、例えばチタン合金またはアルミニウム合金の鋳造材からなり、ほぼ半円錐形状で底広形の側壁12、その底面を覆う半円形の底壁13、側壁12の上方に同軸心で立設し且つ外側に半割の雄ネジ部15a,15bを有する半円筒部14、およびこれらに囲まれた底広凹部cからなる。各側壁12の傾斜は、前記ヘッドHのテーパ孔8の傾斜とほぼ同じである。
図3,4に示すように、当該一対のパーツ11a,11bの内側に位置する対称な底広凹部cの内壁面の中程には、垂直な凹溝17がそれぞれ形成されている。尚、底広凹部cの底壁13寄りには、リング状の隙間が位置している。
図3,4に示すように、当該一対のパーツ11a,11bの内側に位置する対称な底広凹部cの内壁面の中程には、垂直な凹溝17がそれぞれ形成されている。尚、底広凹部cの底壁13寄りには、リング状の隙間が位置している。
また、図3に示すように、一方のパーツ11aの側壁12の外側面には、前記ヘッドHのテーパ孔8内の凹溝9に進入可能な凸条16が突設されている。更に、図4に示すように、一対の角度調整パーツ11a,11bの合わせ面の下部には、前者にほぼ円柱形を呈する2つの突起18が、後者にこれを受け入れるほぼ円柱形に凹む2つの凹み19が形成され、当該パーツ11a,11bの位置合わせを容易化している。更に、図4に示すように、一対の角度調整パーツ11a,11bの中心軸と、それらの各底広凹部cの中心軸とは、同軸心とされている。
更に、抜け止めパーツ20は、図3下方の外観図と縦断面図とで示すように、円筒形(筒形)の本体21と、係る本体21の先端(下端)に位置する大径のリング部22と、本体21の外側面に対称に突設された一対の凸条23と、を一体に有するチタン合金またはアルミニウム合金の鋳造材または溶接組立品である。リング部22の外径は、前記シャフトSの外径よりも大で、且つ前記パーツ11a,11bのリング状の隙間に挿入可能である。
図1,図3に示すように、抜け止めパーツ20は、前記シャフトSの先端部に、接着剤を介して本体21内の中空部24に当該シャフトSの先端部を受け入れることで接着される。また、中空部24およびリング部22を有することにより、当該抜け止めパーツ20をシャフトSに接着する位置が正確となる。
また、固定ナット26は、ステンレス鋼またはチタン合金からなり、図1,図3に示すように、円筒形のナット本体27を雌ネジ(孔)28が貫通している。尚、ナット本体27の外側面には、図示しない滑り止めが形成されている。
図1,図3に示すように、抜け止めパーツ20は、前記シャフトSの先端部に、接着剤を介して本体21内の中空部24に当該シャフトSの先端部を受け入れることで接着される。また、中空部24およびリング部22を有することにより、当該抜け止めパーツ20をシャフトSに接着する位置が正確となる。
また、固定ナット26は、ステンレス鋼またはチタン合金からなり、図1,図3に示すように、円筒形のナット本体27を雌ネジ(孔)28が貫通している。尚、ナット本体27の外側面には、図示しない滑り止めが形成されている。
以上の構成材からなるゴルフクラブ1は、次のようにして組み立てられる。
先ず、図3に示すように、ヘッドHのテーパ孔8にホーゼル7側から挿入し且つソール4側に貫通させたシャフトSの先端部に、抜け止めパーツ20を接着する。この際、抜け止めパーツ20における一対の凸条23は、図3の中程で示すように、ヘッドHのフェース3とほぼ平行な姿勢とされる。
次に、図3に示すように、シャフトSの先端部に接着された前記抜け止めパーツ20を包囲するように、一対の角度調整パーツ11a,11bを、これらの合わせ面の突起18と凹み19とを嵌合することで合体し、図1に示すように、全体がほぼ円錐形の角度調整体10を形成する。
先ず、図3に示すように、ヘッドHのテーパ孔8にホーゼル7側から挿入し且つソール4側に貫通させたシャフトSの先端部に、抜け止めパーツ20を接着する。この際、抜け止めパーツ20における一対の凸条23は、図3の中程で示すように、ヘッドHのフェース3とほぼ平行な姿勢とされる。
次に、図3に示すように、シャフトSの先端部に接着された前記抜け止めパーツ20を包囲するように、一対の角度調整パーツ11a,11bを、これらの合わせ面の突起18と凹み19とを嵌合することで合体し、図1に示すように、全体がほぼ円錐形の角度調整体10を形成する。
この際、角度調整体10の上端部では、一対の前記パーツ11a,11bにおける半割の雄ネジ部15,15bにより、連続した一つの雄ネジ部15が形成され、一対の半円筒部14の内側をシャフトSが貫通する。また、角度調整体10の内側に形成されるほぼ円錐形の底広凹部C1内において、図5に示すように、一対の前記パーツ11a,11bの各凹溝17に、抜け止めパーツ20の各凸条23が嵌合される。この結果、抜け止めパーツ20は、角度調整体10に対して回転不能となる。同時に、抜け止めパーツ20の凸条23の下端付近に位置するリング部22は、底壁13寄りのリング状の隙間内に進入し、軸方向への抜け止め作用を果たす。尚、図5は、図1中のX−X線の矢視に沿った断面図である。
次いで、先端部に接着した抜け止めパーツ20とこれを包囲した一対の上記パーツ11a,11bからなる角度調整体10とを有するシャフトSを、図1に示すように、ヘッドHのテーパ孔8にホーゼル7側に引き上げる。この際、図5に示すように、テーパ孔8の凹溝9に、前記パーツ10aの凸条16が進入するようにする。この結果、角度調整体10は、ヘッドHに対して回転不能となる。
次いで、先端部に接着した抜け止めパーツ20とこれを包囲した一対の上記パーツ11a,11bからなる角度調整体10とを有するシャフトSを、図1に示すように、ヘッドHのテーパ孔8にホーゼル7側に引き上げる。この際、図5に示すように、テーパ孔8の凹溝9に、前記パーツ10aの凸条16が進入するようにする。この結果、角度調整体10は、ヘッドHに対して回転不能となる。
そして、図1に示すように、ヘッドHのホーゼル7の上側に突出した角度調整体10の雄ネジ部15に、予めシャフトSに貫通させた固定ナット26の雌ネジ28をネジ結合させる。この結果、シャフトSの先端部に接着した抜け止めパーツ20と角度調整体10とは、テーパ孔8内で上向きに引き上げられ、且つ角度調整体10はテーパ孔8の内壁面にフィットしつつ嵌合される。
この際、角度調整体10を形成する前記パーツ11a,11bとそれらの底広凹部cとは、互いに同軸心であるので、シャフトSの中心線は、テーパ孔8と同軸心となる。このため、図1に示すように、シャフトSは、ソール4との間で、ヘッドHのホーゼル7に付された本来のライ角αを形成する。
この結果、図1に示すようなゴルフクラブ(ドライバー)1が組み立てられる。
この際、角度調整体10を形成する前記パーツ11a,11bとそれらの底広凹部cとは、互いに同軸心であるので、シャフトSの中心線は、テーパ孔8と同軸心となる。このため、図1に示すように、シャフトSは、ソール4との間で、ヘッドHのホーゼル7に付された本来のライ角αを形成する。
この結果、図1に示すようなゴルフクラブ(ドライバー)1が組み立てられる。
次に、例えばゴルファーの身長を考慮して、図2に示すように、前記ライ角αをやや大きく調整する場合について説明する。
先ず、固定ナット26を緩めて、角度調整体10の雄ネジ部15から外し、先端部の抜け止めパーツ20および角度調整体10と共に、シャフトSの先端部をヘッドHのソール4側に下降させる。ヘッドHのソール4よりも下方に移動した角度調整体10を、一対の前記パーツ11a,11bに分解して除去する。
次いで、図6に示すように、一対の角度調整パーツ11c,11dを用意する。係るパーツ11c,11dは、前記と同様の側壁12、底壁13、半円筒部14、および半割の雄ネジ部15a,15bを備えている。
先ず、固定ナット26を緩めて、角度調整体10の雄ネジ部15から外し、先端部の抜け止めパーツ20および角度調整体10と共に、シャフトSの先端部をヘッドHのソール4側に下降させる。ヘッドHのソール4よりも下方に移動した角度調整体10を、一対の前記パーツ11a,11bに分解して除去する。
次いで、図6に示すように、一対の角度調整パーツ11c,11dを用意する。係るパーツ11c,11dは、前記と同様の側壁12、底壁13、半円筒部14、および半割の雄ネジ部15a,15bを備えている。
但し、図6に示すように、各角度調整パーツ11c,11dの内側には、当該パーツ11c,11dの中心軸に対して、上端を中心として図示で反時計方向に約0.5度から3度傾斜した中心軸を有する底広凹部C2が、対称にそれぞれ形成されている。また、係る底広凹部C2の中心軸と平行に、凹溝17が形成されている。更に、底広凹部C2の底壁13に沿って、抜け止めパーツ20のリング部22を受け入れるリング状の隙間が位置している。
尚、図6は、上記各パーツ11c,11dのうち、前者を例示したものであり、両者の会わせ面には、前記同様の凹み19と突起18との何れか一方が形成されていると共に、一方のパーツ11cの側壁12の外側面には、前記と同様の凸条16が突設されている。
尚、図6は、上記各パーツ11c,11dのうち、前者を例示したものであり、両者の会わせ面には、前記同様の凹み19と突起18との何れか一方が形成されていると共に、一方のパーツ11cの側壁12の外側面には、前記と同様の凸条16が突設されている。
図2に示すように、シャフトSの先端部に接着されている抜け止めパーツ20を包囲するように、一対の角度調整パーツ11c,11dを前記同様に合体して、角度調整体10aを形成する。この結果、前記同様にして、一対の半割の半円筒部14の外側に連続した一つの雄ネジ部15が形成され、且つ一対の円筒部14の内側をシャフトSが貫通する。
同時に、角度調整体10aの内側に形成されるほぼ円錐形の底広凹部C2内において、前記同様に、一対の前記パーツ11c,11dの各凹溝17に、抜け止めパーツ20の各凸条23が嵌合され、抜け止めパーツ20は、角度調整体10aに対して回転不能となる。尚、抜け止めパーツ20のリング部22は、底広凹部C2下部におけるリング状の隙間内に進入し、抜け止め作用を果たす。
同時に、角度調整体10aの内側に形成されるほぼ円錐形の底広凹部C2内において、前記同様に、一対の前記パーツ11c,11dの各凹溝17に、抜け止めパーツ20の各凸条23が嵌合され、抜け止めパーツ20は、角度調整体10aに対して回転不能となる。尚、抜け止めパーツ20のリング部22は、底広凹部C2下部におけるリング状の隙間内に進入し、抜け止め作用を果たす。
この際、図2に示すように、角度調整体10aの中心軸に対して、シャフトSの中心軸は、図示で半時計方向に約0.5度から3度傾斜した状態となる。
係る状態で、先端部の抜け止めパーツ20とこれを包囲した角度調整体10aとを有するシャフトSを、図2に示すように、ヘッドHのテーパ孔8にホーゼル7側に引き上げる。この際、図示のように、テーパ孔8の凹溝9内に、前記パーツ11cの凸条16を進入させる。この結果、角度調整体10aは、ヘッドHに対して回転不能となる。
係る状態で、先端部の抜け止めパーツ20とこれを包囲した角度調整体10aとを有するシャフトSを、図2に示すように、ヘッドHのテーパ孔8にホーゼル7側に引き上げる。この際、図示のように、テーパ孔8の凹溝9内に、前記パーツ11cの凸条16を進入させる。この結果、角度調整体10aは、ヘッドHに対して回転不能となる。
そして、図2に示すように、ヘッドHのホーゼル7の上側に突出した角度調整体10aの雄ネジ部15に、先に外されていた前記固定ナット26の雌ネジ28をネジ結合させる。この結果、シャフトSの先端部に接着した抜け止めパーツ20と角度調整体10aとは、テーパ孔8内で上向きに引き上げられ、且つ角度調整体10aはテーパ孔8の内壁面にフィットしつつ嵌合される。
この際、角度調整体10aを形成する前記パーツ11c,11dとそれらにより形成される底広凹部C2とは、前記のよう僅かに傾いているので、シャフトSは、テーパ孔8の中心軸に対して、図2で反時計方向に傾斜する。
この際、角度調整体10aを形成する前記パーツ11c,11dとそれらにより形成される底広凹部C2とは、前記のよう僅かに傾いているので、シャフトSは、テーパ孔8の中心軸に対して、図2で反時計方向に傾斜する。
このため、図2に示すように、シャフトSは、ソール4との間で、前記図1のライ角αよりも約0.5〜3度大きなライ角αを形成する。この結果、図2に示すように、ライ角αを大きめに調整されたゴルフクラブ(ドライバー)1を素人でも容易に組み立てられる。
以上のように、角度調整体10を角度調整体10aに取り替えるだけで、ライ角αを所望の角度に容易に調整できると共に、従来のような接着剤の除去作業も不要となる。しかも、係る調整後において、角度調整体10aが緩んだりガタ付かず、ヘッドHに強固に固定されるため、その後のプレーも安心して行える。
以上のように、角度調整体10を角度調整体10aに取り替えるだけで、ライ角αを所望の角度に容易に調整できると共に、従来のような接着剤の除去作業も不要となる。しかも、係る調整後において、角度調整体10aが緩んだりガタ付かず、ヘッドHに強固に固定されるため、その後のプレーも安心して行える。
図7は、前記角度調整体10aを、同図中の垂直方向を中心として180度回転させた角度調整体10bの断面を示し、前記と逆向きに傾斜した底広凹部C3が内蔵されている。係る角度調整体10bを、シャフトSの先端部における前記抜け止めパーツ20に包囲して、前記同様に、ヘッドHのテーパ孔8内に嵌合することにより、図1のライ角αよりも約0.5度〜3度小さなライ角αに調整したゴルフクラブ(ドライバー)1を容易に組み立てることができる。
尚、以上においては、底広凹部C1の中心軸とシャフトSの中心軸とが一致する角度調整パーツ11a,11bの一組の他、底広凹部C2の中心軸とシャフトSの中心軸とが一致しない角度調整パーツ11c,11dの一組を予め用意するに留まったが、後者を二組(複数組)以上用意するようにしても良い。
尚、以上においては、底広凹部C1の中心軸とシャフトSの中心軸とが一致する角度調整パーツ11a,11bの一組の他、底広凹部C2の中心軸とシャフトSの中心軸とが一致しない角度調整パーツ11c,11dの一組を予め用意するに留まったが、後者を二組(複数組)以上用意するようにしても良い。
図8は、ヘッドHのテーパ孔8における前記凹溝9に替えて、当該テーパ孔8の中空部n寄りの内壁面に、平坦面(断面非円形の接触面)8aを形成すると共に、係る平坦面8aに面接触する平坦面(断面非円形の接触面)12aを一方の角度調整パーツにおける側壁の外側に形成した角度調整体10′を示す。係る平坦面8a,12aの面接触によっても、ヘッドHと角度調整体10′との回転を阻止することができる。
また、図8に示すように、角度調整体10′を形成する一対の角度調整パーツの底広凹部には、先端にく字形凸面(断面非円形の接触面)qを有する垂直な凹部rが対称に突設されている。更に、シャフトSに接着され且つ角度調整体10′に包囲される抜け止めパーツ20′の本体21には、上記く字凸形面qに面接触するへ字凹形面(断面非円形の接触面)pが対称に突設される。図8に示すように、一対のく字形凸面qに一対のへ字凹形面pをそれぞれ面接触することでも、抜け止めパーツ20′と角度調整体10′との回転を阻止することができる。
また、図8に示すように、角度調整体10′を形成する一対の角度調整パーツの底広凹部には、先端にく字形凸面(断面非円形の接触面)qを有する垂直な凹部rが対称に突設されている。更に、シャフトSに接着され且つ角度調整体10′に包囲される抜け止めパーツ20′の本体21には、上記く字凸形面qに面接触するへ字凹形面(断面非円形の接触面)pが対称に突設される。図8に示すように、一対のく字形凸面qに一対のへ字凹形面pをそれぞれ面接触することでも、抜け止めパーツ20′と角度調整体10′との回転を阻止することができる。
更に、前記角度調整体10a(10b)の底広凹部C2(C3)の中心軸の傾斜方向を、図9に示すように、ヘッドHのフェース3とバックフェイス3′との方向に沿うようにして、前記抜け止めパーツ20,20′を包囲し且つテーパ孔8内に嵌合して固定ナット26をネジ結合させることもできる。
この結果、図9に示すように、フェイス角βを当初の角度よりも、約0.5度〜3度左右方向に調整することが容易に行える。
この結果、図9に示すように、フェイス角βを当初の角度よりも、約0.5度〜3度左右方向に調整することが容易に行える。
加えて、前記角度調整体10a(10b)の底広凹部C2(C3)の中心軸の傾斜方向を、図10に示すように、ヘッドHにおけるフェース3の斜め上方向またはバックフェイス3′の斜め下方向に沿うように、前記抜け止めパーツ20,20′を包囲し且つテーパ孔8内に嵌合して固定ナット26をネジ結合させることもできる。この結果、図10に示すように、ロフト角γを当初の状態よりも、上下方向に約0.5度〜3度調整することが容易に行える。尚、この場合、ロフト角γの調整と同時に、ライ角αも変化し得ることに、留意する必要がある。
本発明は、以上において説明した形態に限定されるものではない。
例えば、抜け止めパーツの本体の外形状は、円筒形の前記本体21に限らず、四角筒形、六角筒形、または八角筒形としても良い。併せて、前記角度調整パーツ11a,11bなどの底広凹部cの内壁面に上記四角筒形などの少なくとも一面と面接触する平坦面(断面非円形の接触面)を形成することにより、前記凸条23と凹溝17とを省略できる。
また、前記角度調整パーツ11a,11bなどの合わせ面に設ける位置決めは、前記突起18と凹部19との組合せに限らず、一方の合わせ面に紐出し状の凸片と、他方の合わせ面に係る凸片を受け入れる段部との組合せとしても良い。
更に、固定ナットは、円筒形のナット本体に限らず、四角筒形、六角筒形、または八角筒形のナット本体を有するものでも良い。
尚、本発明は、その趣旨を逸脱しない種々に変更することが可能である。
例えば、抜け止めパーツの本体の外形状は、円筒形の前記本体21に限らず、四角筒形、六角筒形、または八角筒形としても良い。併せて、前記角度調整パーツ11a,11bなどの底広凹部cの内壁面に上記四角筒形などの少なくとも一面と面接触する平坦面(断面非円形の接触面)を形成することにより、前記凸条23と凹溝17とを省略できる。
また、前記角度調整パーツ11a,11bなどの合わせ面に設ける位置決めは、前記突起18と凹部19との組合せに限らず、一方の合わせ面に紐出し状の凸片と、他方の合わせ面に係る凸片を受け入れる段部との組合せとしても良い。
更に、固定ナットは、円筒形のナット本体に限らず、四角筒形、六角筒形、または八角筒形のナット本体を有するものでも良い。
尚、本発明は、その趣旨を逸脱しない種々に変更することが可能である。
1………………………ゴルフクラブ
2………………………ヘッド本体
4………………………ソール
6………………………ヒール
7………………………ホーゼル
8………………………テーパ孔
8a,12a…………平坦面(非円形断面の接触面)
9,17………………凹溝
10,10a,10′…角度調整体
11a〜11d………角度調整パーツ
12……………………側壁(外側面)
15……………………雄ネジ部
16,23……………凸条
18……………………突起
19……………………凹部
20,20′…………抜け止めパーツ
21……………………本体
22……………………リング部
26……………………固定ナット
H………………………ヘッド
S………………………シャフト
p,q…………………へ字凹形面/く字凸形面(非円形断面の接触面)
2………………………ヘッド本体
4………………………ソール
6………………………ヒール
7………………………ホーゼル
8………………………テーパ孔
8a,12a…………平坦面(非円形断面の接触面)
9,17………………凹溝
10,10a,10′…角度調整体
11a〜11d………角度調整パーツ
12……………………側壁(外側面)
15……………………雄ネジ部
16,23……………凸条
18……………………突起
19……………………凹部
20,20′…………抜け止めパーツ
21……………………本体
22……………………リング部
26……………………固定ナット
H………………………ヘッド
S………………………シャフト
p,q…………………へ字凹形面/く字凸形面(非円形断面の接触面)
Claims (4)
- ヘッド本体におけるヒール側のホーゼルからソールに向けて貫通し且つ内径がソール側に向かって拡径するテーパ孔を有するゴルフクラブヘッドと、
上記ヘッドのテーパ孔にホーゼル側から挿入されたシャフトの先端部に接着される筒形の本体、および係る本体の先端に位置し且つ上記シャフトの外径よりも大径のリング部を備える抜け止めパーツと、
上記抜け止めパーツを外側から包囲し且つ外形が底広形で上端に合体時に連続した雄ネジ部を形成する一対の角度調整パーツと、
上記一対の角度調整パーツが上記抜け止めパーツと共に上記ヘッドのテーパ孔にソール側から挿入された際に、上記ヘッドのホーゼル上方に位置する上記雄ネジ部にネジ結合する固定ナットと、を含み、
上記一対の角度調整パーツは、合体時に上記シャフトの先端部および抜け止めパーツを包囲するための底広凹部を内設すると共に、係る底広凹部の中心軸が上記シャフトの中心軸と一致する組と一致しない単数または複数の組とからなる複数組が用意されている、
ことを特徴とするゴルフクラブ。 - 前記一対の角度調整パーツは、合わせ面に互いに嵌合可能な突起およびこれを受け入れる凹みの何れかが設けられている、
ことを特徴とする請求項1に記載のゴルフクラブ。 - 前記抜け止めパーツにおける前記筒形の本体の外側面と、前記一対の角度調整パーツに内設される底広凹部の内壁面とには、上記抜け止めパーツの回転を阻止するための凸条およびこれを受け入れる凹溝が形成されるか、あるいは、互いに面接触可能な断面非円形の接触面がそれぞれ形成されている、
ことを特徴とする請求項1または2に記載のゴルフクラブ。 - 前記一対の角度調整パーツにおける何れか一方の外側面と、前記ヘッドのテーパ孔の内壁面とには、上記一対の角度調整パーツの回転を阻止するための凸条およびこれを受け入れる凹溝が形成されるか、あるいは、互いに面接触可能な断面非円形の接触面がそれぞれ形成されている、
ことを特徴とする請求項1乃至3何れか一項に記載のゴルフクラブ。
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Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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