JP2013258845A - 電力供給システム - Google Patents

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Abstract


【課題】複数種類の電源を備え、電力系統へ逆潮流可能な電力供給システムを提供する。
【解決手段】太陽電池3と、蓄電池4と、太陽電池3で発電される直流電力を所定の直流電力に変換してDCバス62へ出力する第1DC/DCコンバータ63と、DCバス62の直流電力を蓄電池4に充電し、蓄電池4の放電電力をDCバス62へ出力する第2DC/DCコンバータ64と、電力系統2からの交流電力を所定の直流電力に変換し、DCバス62からの直流電力を所定の交流電力に変換するAC/DCコンバータ65と、電力系統2への逆潮流電力を計測する第1電力計測器67と、第1DC/DCコンバータ63から出力される電力を計測する第2電力計測器68と、逆潮流電力が第2電力計測器68で計測された電力より大きい場合に、第2DC/DCコンバータ64を制御して逆潮流電力を第2電力計測器64で計測された電力以下とする制御部と、を備えた電力供給システム。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、電力供給システムに関する。
太陽電池、燃料電池、及び、蓄電池等、複数種類の電源を備えた電力供給システムが提案されている。電力供給システムは電力系統と接続し、負荷の消費電力に応じて、各電源および電力系統から負荷へ電力を供給する。
太陽電池の発電電力は電力系統へ逆潮流して売電することが可能である。上記のように、太陽電池を含む複数種類の電源を含む電力供給システムの場合には、太陽電池の発電電力の余剰分のみを逆潮流することが要求される。
特開2011−109784号公報
本発明の実施形態は、複数種類の電源を備え、電力系統へ逆潮流可能な電力供給システムを提供することを目的とする。
実施形態によれば、電力系統と連系して運転可能な電力供給システムであって、太陽電池と、蓄電池と、前記太陽電池で発電される直流電力を所定の直流電力に変換してDCバスへ出力する第1DC/DCコンバータと、前記DCバスの直流電力を前記蓄電池に充電するとともに、前記蓄電池の放電電力を前記DCバスへ出力する第2DC/DCコンバータと、前記電力系統と前記DCバスとの間において、前記電力系統からの交流電力を所定の直流電力に変換するとともに、前記DCバスからの直流電力を所定の交流電力に変換するAC/DCコンバータと、前記電力系統へ逆潮流する電力を計測する第1電力計測器と、前記第1DC/DCコンバータから出力される電力を計測する第2電力計測器と、前記第1電力計測器で計測された逆潮流電力が、前記第2電力計測器で計測された電力より大きい場合に、前記第2DC/DCコンバータを制御して、前記逆潮流電力を前記第2電力計測器で計測された電力以下とする制御部と、を備えた電力供給システムが提供される。
図1は、第1実施形態の電力供給システムの一構成例を概略的に示すブロック図である。 図2は、電力系統への逆潮流電力と太陽電池の発電電力との差の時間による推移の一例を示す図である。 図3は、本実施形態の電力供給システムの動作の一例を説明するフローチャートである。 図4は、図3に示すフローチャートに沿って制御された電力供給システムの運転結果の一例を示す図である。 図5は、電力系統への逆潮流電力の時間推移の一例を示す図である。 図6は、第1実施形態の電力供給システムの動作の他の例を説明するフローチャートである。 図7は、図6に示すフローに沿って制御された電力供給システムの運転結果の一例を示す図である。 図8は、第1実施形態の電力供給システムの他の構成例を概略的に示すブロック図である。 図9は、第2実施形態の電力供給システムの一構成例を概略的に示すブロック図である。 図10は、第2実施形態の電力供給システムの動作の一例を説明するフローチャートである。 図11は、図10に示すフローに沿って制御された第2実施形態の電力供給システムの運転結果の一例を示す図である。 図12は、第2実施形態の電力供給システムの動作の他の例を説明するフローチャートである。 図13は、図12に示すフローに沿って制御された本実施形態の電力供給システムの運転結果の一例を示す図である。 図14は、第2実施形態の電力供給システムの他の構成例を概略的に示すブロック図である。 図15は、第3実施形態の電力供給システムの一構成例を概略的に示すブロック図である。 図16は、サーバから通信部へ送信される蓄電池および燃料電池の運転スケジュールの一例を示す図である。 図17は、第3実施形態の電力供給システムの動作の一例を説明するフローチャートである。 図18は、図17に示すフローに沿って制御された電力供給システムの運転結果の一例を示す図である。
以下、第1実施形態の電力供給システムについて、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態の電力供給システム1の一構成例を概略的に示すブロック図である。
本実施形態の電力供給システム1は、太陽電池(PV)3、蓄電池4、燃料電池5、制御装置6、および、分電盤7を備えている。本実施形態の電力供給システム1は、電力系統2、AC負荷8、および、DC負荷9に接続している。
太陽電池3は、光エネルギーを電気エネルギーに変換して出力する直流電源である。太陽電池3の出力電力は制御装置6へ供給される。
蓄電池4は、制御装置6から供給された電力を充電するとともに、充電した電力を制御装置6へ出力する。
燃料電池5は、例えばエタノール等の燃料と空気との反応により発電し、制御装置6へ電力を出力する。本実施形態の燃料電池5は、交流電力を出力する。
分電盤7は、制御装置6から出力された交流電力を複数の負荷へ供給する。すなわち、制御装置6からの交流電力供給ラインは分電盤7で分岐して、各負荷と接続している。なお、図1では1つのAC負荷8のみを記載しているが、分電盤7には分岐回線ごとにAC負荷を接続可能である。
制御装置6は、制御部61、DCバス62、第1DC/DCコンバータ63、第2DC/DCコンバータ64、AC/DCコンバータ65、第3DC/DCコンバータ66、第1電力計測器67、および、第2電力計測器68を備えている。
第1DC/DCコンバータ63、第2DC/DCコンバータ64、AC/DCコンバータ65、および、第3DC/DCコンバータ66は、DCバス62により互いに接続している。
第1DC/DCコンバータ63は、太陽電池3から入力される直流電力を最大出力動作点追尾制御(MPPT制御)によって最大出力電力に制御するとともに、所定の直流電力に変換してDCバス62に出力する。第1DC/DCコンバータ63から出力された電力は、DCバス62を介して、第2DC/DCコンバータ64、AC/DCコンバータ65、および、第3DC/DCコンバータ66へ供給される。
第2電力計測器68は、第1DC/DCコンバータ63のAC/DCコンバータ65側の出力ラインに取り付けられ、第1DC/DCコンバータ63から出力される電力を計測する。第2電力計測器68は、計測した電力を制御部61へ送信する。
第2DC/DCコンバータ64は双方向コンバータであって、蓄電池4から出力された電力を所定の電力に変換してDCバス62へ出力するとともに、DCバス62から供給された電力を所定の電力に変換して蓄電池4へ出力する。
AC/DCコンバータ65は双方向コンバータであって、DCバス62から供給された電力を所定の交流電力に変換して出力するとともに、電力系統2および燃料電池5から出力された交流電力を所定の直流電力に変換してDCバス62へ出力する。
第3DC/DCコンバータ66は、DCバス62から供給された電力を所定の電力に変換してDC負荷9へ出力する。
第1電力計測器67は、電力系統2から電力供給システム1へ供給される電力、および、電力供給システム1から電力系統2へ供給される電力を計測して制御部61へ送信する。
制御部61は、第1電力計測器67及び第2電力計測器68から受信した値を用いて、第2DC/DCコンバータ64及び燃料電池5の動作を制御する。ここで、制御部61は、太陽電池3の余剰電力のみが電力系統2へ逆潮流するように第2DC/DCコンバータ64及び燃料電池5の動作を制御する。
例えば太陽電池、燃料電池、及び、蓄電池等、複数種類の電源を含む電力供給システムにおいては、太陽電池で発電された電力の余剰分のみが電力系統へ逆潮流することを認められている。そのため、このような電力供給システムでは、燃料電池と蓄電池とから出力される電力が逆潮流しないように、燃料電池および蓄電池が制御される必要がある。これにより、太陽電池による余剰電力のみが電力会社へ売電されるようになる。
また、系統電力が不足する場合などに、太陽電池の発電電力の余剰分を最大化したい場合や、ピークシフトを行う場合、また需要家からのCO発生量を最小化したい場合などの、蓄電池の充放電電力の様々な調整方法の実現が望まれていた。
そこで、本実施形態では、制御部61は制御モードを切り替え可能である。制御部61は、太陽電池3の売電量を最大化し、かつ夜間電力を最大限活用して昼間の消費電力を抑制するピークシフトモード(第1制御モード)と、電力供給システム1から電力系統2への逆潮流を防止し、太陽電池電力を最大限住宅内で消費する自家消費モード(第2制御モード)とを選択して制御することが可能である。
まず、ピークシフトモードでの制御部61の動作を説明する。
ピークシフトモードでは、制御部61は、太陽電池3の発電電力以外の電力が逆潮流するのを防止するとともに、蓄電池4を夜間充電運転、昼間放電運転することにより、太陽電池3の売電を最大化し、電力系統2からの昼間の購入電力を最小化する制御を行う。
第1電力計測器67により計測された電力(逆潮流電力)をPrvs、第2電力計測器68によって計測された太陽電池3の発電電力をPpv、蓄電池4からの充放電電力をPbat、燃料電池5の発電出力をPfc、AC負荷8の消費電力をPlac、DC負荷9の消費電力をPldcとすると、電力供給システム1の電力バランス式は、
Prvs−Ppv=Pbat+Pfc−Plac−Pldc (1)
と表すことができる。なお、充放電電力Pbatは蓄電池4の放電時に正となり充電時に負とする。
太陽電池3以外の逆潮流電力は、Prvs−Ppvと表されるので、太陽電池3以外の電力が逆潮流するのを防止するためには、Prvs−Ppv>0とならないように、蓄電池4の充放電電力Pbat及び、燃料電池5の発電電力Pfcを制御する。
図2は、Prvs−Ppvの時間による推移の一例を示す図である。
(a)のようにPrvs−Ppv>0となっている部分は、太陽電池3以外の電力の逆潮流を示している。制御部61は、太陽電池3以外の電力の逆潮流分が無くなるように蓄電池4の放電電力と燃料電池5の発電電力とを制御すればよい。Prvs−Ppv>0の場合には、所定時間以内に、(1)式の右辺を小さくすることにより、Prvs−Ppv≦0となるようにすればよい。すなわち、制御部61は、Prvs−Ppv>0となっていると判断してから所定の時間以内に、蓄電池4から充放電電力Pbatと燃料電池5の発電電力Pfcとの少なくとも一方を小さくして、逆潮流電力と太陽電池3の発電電力との差分に相当する電力分を相殺する。
制御部61は、例えば、蓄電池4が放電運転を行っているときには放電量を減らし、充電運転を行っているときには充電量を増やすことにより、Prvs−Ppv≦0とすることができる。また、制御部61は、例えば、蓄電池4が満充電の場合には、燃料電池5の発電電力Pfcを減らすことにより、Prvs−Ppv≦0とすることができる。これらの制御により、太陽電池3以外の技逆潮流を防止することができる。
また、電力系統2への売電を最大化し、電力系統2からの昼間の購入電力を最小化するためには、太陽電池3の発電電力の自己消費をゼロにするとともに、電力系統2からの購入電力をゼロにすればよい。図2(b)のように、Prvs−Ppv<0となっている部分が太陽電池3の発電電力の自己消費か、電力系統2から電力購入を示しており、この部分がなくなるように制御すればよい。
そのためには、AC負荷8及びDC負荷9の昼間の消費電力をすべて蓄電池4の放電および燃料電池5の発電で賄えばよい。このとき、Pbat+Pfc=Plac+Pldcが成り立つので、(1)式から、
Prvs−Ppv=Pbat+Pfc−Plac−Pldc=0 (2)
となるように制御すればよい。
Prvs−Ppv>0の場合は、太陽電池3以外の電力の逆潮流分が無くなる上述の制御によりPrvs−Ppv≦0となるため、Prvs−Ppv<0のときにPrvs−Ppv=0とする場合について検討する。
Prvs−Ppv<0の場合には、(1)式の右辺を大きくすることにより、Prvs−Ppv≧0となるようにすればよい。具体的には、制御部61は、例えば燃料電池5の発電電力Pfcを増加させることにより、Prvs−Ppv≧0とすることができる。燃料電池5の発電出力が定格出力の場合には、燃料電池5の発電出力Pfcをこれ以上増加させることができないので、蓄電池4の充放電電力Pbatを大きくする、すなわち、蓄電池4が放電運転を行っているときには放電量を増やし、充電運転を行っているときには充電量を減らすことにより、Prvs−Ppv≧0とすることができる。
これらにより、制御部61は、Prvs=Ppvとなるように制御することができるので、太陽電池3の発電出力をすべて電力系統2へ売電するか、電力系統2からの買電をゼロにすることができる。
さらに、制御部61は、蓄電池4が、許容される上限値まで夜間電力を充電し、許容される下限値まで昼間放電するように制御することで、ピーク電力をオフピーク時間帯にシフトすることができる。このとき、蓄電池4が夜間電力を充電する電力量は、過去の消費電力から予測される昼間の消費電力量予測値としてもよい。この消費電力の予測値は、過去の昼間の消費電力の平均値を用いることも可能であり、また、気温と消費電力との相関を回帰分析により求めたものを使用することも可能である。
次に、本実施形態の電力供給システム1の動作の一例を説明する。
図3は、本実施形態の電力供給システム1の動作の一例を説明するフローチャートである。ここでは、昼間の機器消費電力を夜間にシフトするピークシフト運転を行う場合について説明する。
制御部61は、蓄電池4の充電上限値と充電下限値とを設定する(ステップS200)。蓄電池4の充電上限値および充電下限値は、予めメモリ(図示せず)等に記憶されている。
次に、制御部61は、現在時刻を取得して、あらかじめ設定された充電開始時刻を過ぎたかどうかを確認する(ステップS201)。なお、蓄電池4の充電開始時刻、充電終了時刻、放電開始時刻、及び、放電終了時刻は、予めメモリ(図示せず)等に記憶されている。
現在時刻が充電開始時刻を過ぎていない場合(ステップS201でNOの場合)、制御部61は、ステップS201の判断を繰り返し実行する。
現在時刻が充電開始時刻を過ぎた場合(ステップS201でYESの場合)、制御部61は、蓄電池4の充電量を算出する(ステップS202)。なお、制御部61は、例えば充電開始時刻と充電終了時刻と、充電上限値、充電下限値、および充電残量から、
充電量[W]=(充電上限値−充電下限値−充電残量)[Wh]
÷(充電終了時刻−充電終了時刻−ΔT)[h] (3)
により蓄電池4の充電量を算出する。ここで、ΔTはマージンである。
続いて、制御部61は、第2DC/DCコンバータ64を制御して蓄電池4を充電運転する(ステップS203)。このとき、蓄電池4の充電電力とAC負荷8の消費電力とDC負荷9の消費電力とは電力系統2から供給される電力により賄われる。
なお、制御部61は、蓄電池4の充電開始時刻から充電終了時刻までの間、燃料電池5からの出力を停止する。
制御部61は、蓄電池4の充電量が充電上限値に達したかどうかを確認し(ステップS204)、充電上限値に達していれば(ステップS204でYES)、第2DC/DCコンバータ64を通じて蓄電池4の充電運転を停止する(ステップS206)。
また、蓄電池4の充電量が充電上限値に達していなければ(ステップS204でNO)、次に、制御部61は、現在時刻が充電終了時刻を過ぎたかどうかを確認する(ステップS205)。
現在時刻が充電終了時刻を過ぎていれば(ステップS205でYES)、制御部61は、第2DC/DCコンバータ64を通じて蓄電池4の充電運転を停止する(ステップS206)。
現在時刻が充電終了時刻を過ぎていなければ(ステップS205でNO)、制御部61は、再びステップS203に戻り、充電運転を継続する。
次に、制御部61は、現在時刻があらかじめ設定された放電開始時刻を過ぎたかどうかを確認する(ステップS207)。なお、本実施形態では、充電終了時刻と放電開始時刻とは同時刻として説明するが、充電終了時刻と放電開始時刻とは異なる時刻であってもよい。
現在時刻が放電開始時刻を過ぎた場合(ステップS207でYES)、制御部61は、第1電力計測器67で計測した逆潮流電力Prvsと第2電力計測器68で計測したPV発電電力Ppvとが等しく(Prvs=Ppv)なるように、第2DC/DCコンバータ64を通じて蓄電池4を充放電する、あるいは、燃料電池5の出力を調整する(ステップS208)。
制御部61は、蓄電池4の充電量が充電下限値に達したかどうかを確認し(ステップS209)、充電下限値に達していれば(ステップS209のYES)、第2DC/DCコンバータ64を通じて蓄電池4の放電運転を停止する(ステップS211)。
また、蓄電池4の充電量が充電下限値に達していなければ(ステップS209でNO)、制御部61は、現在時刻が放電終了時刻を過ぎたかどうかを確認する(ステップS210)。なお、本実施形態では、放電終了時刻と充電開始時刻とは同時刻として説明するが、放電終了時刻と充電開始時刻とは異なる時刻であってもよい。
現在時刻が放電終了時刻を過ぎていれば(ステップS210でYES)、制御部61は、第2DC/DCコンバータ64を通じて蓄電池4の放電運転を停止する(ステップS211)。
現在時刻が放電終了時刻を過ぎていなければ(ステップS210でNO)、制御部61は、再びステップS208に戻り、蓄電池4の放電運転を継続する。
図4は、図3に示すフローチャートに沿って制御された電力供給システム1の運転結果の一例を示す図である。
機器電力需要は、AC負荷8とDC負荷9との消費電力の合計である。燃料電池5は定格(出力上限値)の一定出力を保ちながら、昼間の機器消費電力と、昼間の蓄電池4の充放電電力と燃料電池5の発電電力との合計が一致するように蓄電池4が制御されている。これにより昼間の電力系統2からの購入電力はゼロとなり、太陽電池3の発電電力はすべて電力系統2へ売電される。
図4に示す場合では、制御部61は、燃料電池5の出力を最大とし、燃料電池5の出力よりも負荷消費電力が大きい場合には不足分の電力を蓄電池4から出力し、燃料電池5の出力よりも負荷消費電力が小さい場合には燃料電池5から出力された電力の余剰分を蓄電池4へ充電する。
また、夜間(充電開始時刻から充電終了時刻まで)は、蓄電池4への充電運転を行っており、電力系統2からの購入電力は、機器消費電力と蓄電池4への充電電力とを加えたものである。
以上により、本実施形態の電力供給システム1によれば、逆潮流電力Prvsが太陽電池3の発電電力Ppvを上回ることがなくなり、太陽電池3の発電電力以外の電力が逆潮流するのを防止することができる。また、太陽電池3の発電電力はすべて電力系統2へ売電することができる。このように、昼間(放電開始時刻から放電終了時刻まで)の機器消費電力を夜間にシフトするピークシフト運転が実現される。
次に、自家消費モードが選択された場合の制御部61の動作の一例について説明する。
自家消費モードでは、制御部61は、太陽電池3の発電電力が逆潮流するのを防止する制御を行うとともに、電力系統2からの購入電力を最小化する制御を行う。(1)式から、
Prvs=Ppv+Pbat+Pfc−Plac−Pldc (4)
と表されるので、太陽電池3の発電電力が逆潮流するのを防止するには、逆潮流電力PrvsそのものがPrvs>0とならないように、蓄電池4の充放電電力Pbat及び、燃料電池5の発電電力Pfcを制御する。
図5は、逆潮流電力Prvsの時間による推移の一例を示す図である。
(a)のようにPrvs>0となっている部分が太陽電池3の発電電力を含む電力の逆潮流を示しており、制御部61は、所的時間内に、この部分の電力が相殺するように蓄電池4の充放電電力および燃料電池5の発電電力を制御すればよい。
Prvs>0の場合には、(3)式の右辺を小さくすることにより、Prvs≦0となるようにすればよい。具体的には、制御部61は、例えば蓄電池4の充放電電力Pbatを小さくする。すなわち、制御部61は、蓄電池4が放電運転を行っているときには放電量を減らし、蓄電池4が充電運転を行っている場合には充電量を増やすことにより、逆潮流電力Prvsを減らすことができる。また、蓄電池4が満充電の場合には、燃料電池5の発電電力を減少させることにより、逆潮流電力Prvsを減らし、Prvs≦0とすることができる。これらの制御により、逆潮流電力Prvsを0以下に抑えることができる。
また、電力系統2からの購入電力を最小化するためには、電力系統2からの購入電力をゼロにすればよい。図5の(b)のように、Prvs<0となっている部分が電力系統2からの電力購入を示しており、制御部61がこの部分(b)がなくなるように制御すればよい。
そのためには、AC負荷8及びDC負荷9の消費電力をすべて、太陽電池3の発電、蓄電池4の放電、および燃料電池5の発電で賄えばよい。このとき、Ppv+Pbat+Pfc=Plac+Pldcが成り立つので、(4)式から、
Prvs=Ppv+Pbat+Pfc−Plac−Pldc=0 (2)´
となるように制御すればよい。
Prvs>0の場合は上記の制御によりPrvs≦0とできるので、Prvs<Ppvの場合を考える。
Prvs<0の場合には、制御部61は、燃料電池5の発電電力を増加させることにより、逆潮流電力Prvs≧0とできる。燃料電池5の発電出力が定格出力の場合には、燃料電池5の発電出力Pfcをこれ以上増加させることができないので、蓄電池4の充放電電力Pbatを大きくする。すなわち、制御部61は、蓄電池4が放電運転を行っているときには放電量を増やし、充電運転を行っているときには充電量を減らすことにより、逆潮流電力Prvsを増やすことができる。
これらにより、Prvs=0となるように制御することができるので、電力系統2からの購入電力を減らし、太陽電池3で発電した自然エネルギーを最大限住宅内で消費することができる。
図6は、本実施形態の電力供給システム1の動作の他の例を説明するフローチャートである。ここでは、太陽電池3の発電電力による逆潮流を防止し、太陽電池電力を最大限住宅内で消費する自家消費運転を行う場合について説明する。
まず、制御部61は、第1電力計測器67で計測した逆潮流電力がゼロより大きい(Prvs>0)かどうかをさらに判断する(ステップS301)。
逆潮流電力Prvs>0の場合(ステップS301のYES)、制御部61は、逆潮流電力Prvsが減少するように、第2DC/DCコンバータ64を通じて蓄電池4の放電電力を減少させるか、充電電力を増加させるか、あるいは、燃料電池5の発電出力を減少させる(ステップS302)。
第1電力計測器67で計測した逆潮流電力がゼロ未満(Prvs<0)の場合は(ステップS301のNO)、制御部61は、逆潮流電力Prvsが増加するように、燃料電池5の発電出力を増加させるか、第2DC/DCコンバータ64を通じて蓄電池4の放電電力を増加させるか、あるいは充電電力を減少させる(ステップS303)。
上記のように制御することにより、逆潮流電力Prvsが発生することがなくなり、太陽電池3の発電電力をすべて住宅内で使用することが可能となる。
図7はこの図6に示すフローに沿って制御された電力供給システム1の運転結果の一例を示す図である。
機器消費電力は、AC負荷8とDC負荷9との消費電力の合計である。燃料電池5は定格一定出力を保っている。太陽電池3の発電電力と蓄電池4の充放電電力と燃料電池5の発電電力との合計と機器消費電力とが一致するように、制御部61は蓄電池4の充放電電力を制御する。これにより一日を通じて電力系統2からの購入電力はゼロとなる。
本実施形態によれば、ピークシフトモードにおいては、逆潮流電力Prvsが太陽電池3の発電電力Ppvを上回らないように制御されるため、太陽電池3以外の電力の逆潮流を防止することができる。
また、逆潮流電力Prvsが太陽電池3の発電電力Ppvに一致するように、蓄電池4の充放電電力あるいは燃料電池5の発電出力が制御されることにより、太陽電池3の発電電力をすべて売電することができ、自然エネルギーを電力系統2で最大限活用することができる。
さらに、昼間蓄電池4から放電する電力を夜間に充電することで、ピークシフトを実現することができ、電力系統2の設備容量の低減に寄与することができる。
また、自家消費モードにおいては、太陽電池3で発電して余剰になった電力をいったん蓄電池4に蓄えておき、太陽電池3で発電した電力が余剰でなくなったときには蓄電池4を放電することで、太陽電池3で発電した自然エネルギーを最大限需要家内で消費することができる。また、逆潮流電力Prvsがゼロとなるように制御することにより、系統電力の使用を最小限に抑えることができる。
すなわち、本実施形態によれば、複数種類の電源を備え、電力系統2へ逆潮流可能な電力供給システム1を提供することができる。
図8は、第1実施形態の電力供給システム1の他の例を示す図である。この例では、電力供給システム1は燃料電池5に代えて直流出力のDC燃料電池50を有し、制御装置6は、DC燃料電池50とDCバス62との間に介在する第4DC/DCコンバータ69をさらに備えている。DC燃料電池50の発電出力指令は、第4DC/DCコンバータ69を通じて行われる。
このように構成された電力供給システム1においても、図1に示す電力供給システム1の燃料電池5の発電出力制御を本実施例における第3DC/DCコンバータ69を介したDC燃料電池50の発電出力制御に変更することにより、同様の効果を得ることができる。
次に、第2実施形態の電力供給システムについて図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、上述の第1実施形態と同様の構成に付いては同一の符号を付して説明を省略する。
図9は、本実施形態の電力供給システム1の一構成例を概略的に示すブロック図である。本実施形態の電力供給システム1は、第2電力計測器68、第3DC/DCコンバータ66、及び、DC負荷9を備えず、第3電力計測器70を更に備える。このことに伴い、本実施形態の電力供給システム1は、電力系統2、燃料電池5、制御装置6、及び、分電盤7の接続と、制御装置6の構成と、制御部61の動作とが上述の第1実施形態と異なっている。
第3電力計測器70は、分電盤7と制御装置6との間の電力供給ラインに設置され、燃料電池5とAC負荷8とを含むAC系統の受電端の電力を計測する。計測した受電端電力Prcvは制御部61に出力されるとともに、燃料電池5にも出力される。
燃料電池5は分電盤7に接続されている。燃料電池5は、第3電力計測器70により計測された受電端電力Prcvの値を受信し、受電端電力Prcvが逆潮流しないように出力電力を制御する制御手段(図示せず)を備えている。燃料電池5は、受電端電力Prcvが逆潮流しないように、例えば逆潮流防止ヒータ(図示せず)を作動させる。
制御部61は、第1電力計測器67および第3電力計測器70から受信した値を用いて、第2DC/DCコンバータ64の動作を制御する。ここで、制御部61は、太陽電池3の発電電力の余剰分のみが電力系統2へ逆潮流するように第2DC/DCコンバータ64の動作を制御する。
本実施形態の電力供給システム1においても、上述の第1実施形態と同様に制御モードを切り替えることにより、太陽電池3による売電量を最大化し、かつ夜間電力を最大限活用して昼間の消費電力を抑制するピークシフトモードと、太陽電池3の発電電力による逆潮流を防止し、太陽電池電力を最大限住宅内で消費する自家消費モードとを選択して制御することができる。
以下に、本実施形態の電力供給システム1におけるピークシフトモードでの制御部61の動作を説明する。
制御部61は、太陽電池3の発電電力以外の電力が逆潮流するのを防止する制御を行う。具体的には、制御部61は、蓄電池4の放電量が、第3電力計測器70により計測された受電端電力Prcvを上回らないようにする。受電端電力Prcvは、AC負荷8での消費電力から燃料電池5の出力電力を引いた値(Prcv=Plac−Pfc)である。
また、制御部61は、第3電力計測器70により計測された受電端電力Prcvとちょうど一致する電力を蓄電池4から放電することにより、太陽電池3の発電電力をすべて系統へ売電することができる。
さらに、制御部61は、蓄電池4が、許容される上限値まで夜間電力を充電し、昼間に許容される下限値まで放電するように制御することで、ピーク電力をオフピーク時間帯にシフトすることができる。このとき、蓄電池4が夜間電力を充電する電力量は、過去の消費電力から予測される昼間の消費電力量予測値としてもよい。この消費電力の予測値は、過去の昼間の消費電力の平均値を用いることも可能であり、また、気温と消費電力との相関を回帰分析により求めたものを使用することも可能である。
図10は、本実施形態の電力供給システム1の動作の一例を説明するフローチャートである。
まず、制御部61は、蓄電池4の充電上限値と充電下限値とを設定する(ステップS1000)。蓄電池4の充電上限値と充電下限値とは、例えば、蓄電池4の充放電電流の積算値で設定される。
次に、制御部61は、現在時刻が充電開始時刻を過ぎたかどうかを確認する(ステップS1001)。なお、蓄電池4の充電開始時刻、充電終了時刻、放電開始時刻、及び、放電終了時刻は、予めメモリ(図示せず)等に記憶されている。
現在時刻が充電開始時刻を過ぎた場合(ステップS1001でYES)、制御部61は、蓄電池4の充電電力を算出する(ステップS1002)。なお、制御部61は、例えば充電開始時刻と充電終了時刻と、充電上限値、充電下限値、および充電残量から、(3)式により蓄電池4の充電量を算出する。
続いて、制御部61は、第2DC/DCコンバータ64を通じて蓄電池4を充電運転する(ステップS1003)。
制御部61は、蓄電池4の充電量が充電上限値に達したかどうかを確認し(ステップS1004)、充電上限値に達していれば(ステップS1004でYES)、第2DC/DCコンバータ64を通じて蓄電池4の充電運転を停止する(ステップS1006)。
また、充電上限値に達していなければ(ステップS1004でNO)、次に、制御部61は現在時刻が充電終了時刻を過ぎたかどうかを確認し(ステップS1005)、現在時刻が充電終了時刻を過ぎていれば(ステップS1005でYES)、第2DC/DCコンバータ64を通じて蓄電池4の充電運転を停止する(ステップS1006)。
現在時刻が充電終了時刻を過ぎていなければ(ステップS1005でNO)、制御部61は、再びステップS1003に戻り、充電運転を継続する。
次に、制御部61は、現在時刻が放電開始時刻を過ぎたかどうかを確認する(ステップS1007)。なお、本実施形態では、充電終了時刻と放電開始時刻とは同時刻として説明するが、充電終了時刻と放電開始時刻とは異なる時刻であってもよい。
現在時刻が放電開始時刻を過ぎた場合(ステップS1007でYES)、制御部61は、蓄電池4の放電量が、第3電力計測器70により計測された受電端電力Prcvを上回らないようにする。すなわち、制御部61は、第3電力計測器70で計測した受電端電力PrcvがPrcv≧0の範囲で受電端電力Prcvが減少する(ゼロ又は正となる)ように第2DC/DCコンバータ64を通じて蓄電池4から放電させる(ステップS1008)。なお、ここでは電力系統2から分電盤7へ電力が供給されるときに受電端電力Prcvは正、分電盤7から電力系統2への電力が供給されるときに受電端電力Prcvは負であるとする。
そして、制御部61は、蓄電池4の充電量が充電下限値に達したかどうかを判断し(ステップS1009)、充電下限値に達していれば(ステップS1009のYES)、第2DC/DCコンバータ64を通じて蓄電池4の放電運転を停止する(ステップS1011)。
また、ステップS1009で充電下限値に達していなければ(ステップS1009でNO)、制御部61は、現在時刻が放電終了時刻を過ぎたかどうかを判断し(ステップS1010)、現在時刻が放電終了時刻を過ぎていれば(ステップS1010でYES)、第2DC/DCコンバータ64を通じて蓄電池4の放電運転を停止する(ステップS1011)。なお、本実施形態では、放電終了時刻と充電開始時刻とは同時刻として説明するが、放電終了時刻と充電開始時刻とは異なる時刻であってもよい。
現在時刻が放電終了時刻を過ぎていなければ(ステップS1010でNO)、再びステップS1008に戻り、放電運転を継続する。
これにより、蓄電池4の放電電力と燃料電池5の発電電力との合計がAC負荷8による消費電力を上回ることがなくなり、太陽電池3の発電電力以外の電力が逆潮流するのを防止することができる。また、AC負荷8による電力負荷を蓄電池4および燃料電池5により賄うので、太陽電池3の発電電力はすべて電力系統2へ売電することができる。
図11は、本実施形態の電力供給システム1の運転結果の一例を示す図である。
機器電力需要はAC負荷8の消費電力の合計であり、昼間のAC負荷8の消費電力が燃料電池5の定格出力以上の場合には、蓄電池4の充放電電力と燃料電池5の発電電力との合計が一致するように蓄電池4が制御される。
しかし、昼間、AC負荷8での消費電力が燃料電池5の定格出力(出力上限値)を下回っている場合には、燃料電池5の発電出力は、第3電力計測器70により計測された受電端電力が逆潮流しないように制御されるため、AC負荷8の消費電力を上限とした出力をとる。したがって、この時間帯では燃料電池5は定格一定運転を行うことができず、部分負荷運転となる。そして、AC負荷8の消費電力のうち、燃料電池5により電力供給されなかった分は、蓄電池4の放電電力により供給される。
結果として、昼間の電力系統2からの購入電力はゼロとなり、太陽電池3の発電電力はすべて電力系統2へ売電される。また、夜間は、蓄電池4への充電運転を行っており、電力系統2からの購入電力は、機器消費電力に蓄電池4への充電電力を加えたものとなる。
以上により、昼間の機器消費電力を夜間にシフトするピークシフト運転を実現することができる。
次に、本実施形態の電力供給システム1において、自家消費モードで運転する制御部61の動作について説明する。
制御部61は、太陽電池3の発電電力が逆潮流するのを防止する制御を行う。具体的には、第1電力計測器67により計測された逆潮流電力Prvsと同じ電力を蓄電池4に充電する。
また、制御部61は、太陽光発電からの余剰電力が発生しない時間帯に、蓄電池4の放電量が、第3電力計測器70により計測された受電端電力Prcvを上回らないように制御する。これにより蓄電池4からの電力が逆潮流するのを防止することができる。
さらに、制御部61は、太陽光発電からの余剰電力が発生しない時間帯には、第3電力計測器70により計測された受電端電力Prcvと同じ電力を蓄電池4から放電する。太陽電池3で発電して余剰になった電力をいったん蓄電池4に蓄えておき、太陽電池3で発電した電力が余剰でなくなったときには蓄電池4から放電することで、太陽電池3で発電した自然エネルギーを最大限住宅内で消費することができる。
図12は、第2実施形態の電力供給システムの動作の他の例を説明するフローチャートである。制御部61は、図12に示すフローチャートの手順に従って電力供給システム1の制御を行う。
まず、制御部61は、第1電力計測器67で計測した電力に基づいて、逆潮流が発生しているかどうかを判断する(ステップS1201)。
逆潮流が発生している場合(ステップS1201のYES)、制御部61は、逆潮流電力Prvsに相当する電力を第2DC/DCコンバータ64を通じて蓄電池4に充電させる(ステップS1202)。
逆潮流が発生していない場合は(ステップS1201のNO)、第3電力計測器70で計測した受電端電力Prcvに相当する電力を第2DC/DCコンバータ64を通じて蓄電池4から放電させる(ステップS1203)。
これにより、蓄電池4の放電電力と燃料電池5の発電電力との合計がAC負荷8による消費電力を上回ることがなくなり、太陽電池3の発電電力以外の電力が電力系統2へ逆潮流するのを防止することができる。また、AC負荷8による消費電力を蓄電池4および燃料電池5により賄うので、太陽電池3の発電電力はすべて電力系統2へ売電することができる。
図13は、図12に示すフローに沿って制御された本実施形態の電力供給システム1の運転結果の一例を示す図である。
機器消費電力はAC負荷8の消費電力であり、昼間のAC負荷8の消費電力が燃料電池5の定格出力以上の場合、機器消費電力は、太陽電池3の発電電力と、蓄電池4の充放電電力と、燃料電池5の発電電力との合計と一致するように蓄電池4が制御される。
しかし、昼間、AC負荷8の消費電力が燃料電池5の定格出力(出力上限値)を下回っている場合には、燃料電池5の発電出力は、第3電力計測器70により計測された受電端電力が逆潮流しないように制御されるため、AC負荷8の消費電力を上限とした出力をとる。
したがって、この時間帯では燃料電池5は定格一定運転を行うことができず、部分負荷運転となる。AC負荷8の消費電力のうち、太陽電池3および燃料電池5により電力供給されなかった部分は、蓄電池4の放電運転により電力が供給される。以上により、一日を通じて電力系統2からの購入電力はゼロとなる。
本実施形態の電力供給システム1によれば、ピークシフトモードにおいては、蓄電池4の放電電力が受電端電力Prcvを上回らないように制御されるので、太陽電池3以外の電力の逆潮流を防止することができる。
また、蓄電池4の放電電力が受電端電力Prcvに一致するように制御されることにより、太陽電池3の発電電力をすべて売電することができ、自然エネルギーを電力系統2で最大限活用することができる。
さらに、昼間、蓄電池4から放電する電力を夜間に充電することで、ピークシフトを実現することができ、電力系統2の設備容量の低減に寄与することができる。
また、自家消費モードにおいては、太陽電池3で発電して余剰になった電力をいったん蓄電池4に蓄えておき、太陽電池3で発電した電力が余剰でなくなったときには蓄電池4から放電することで、太陽電池3で発電した自然エネルギーを最大限住宅内で消費することができる。
また、蓄電池4の放電電力が受電端電力Prcvを上回らないように制御されるので、太陽電池3以外の電力の逆潮流を防止することができる。さらに、蓄電池4の放電電力が受電端電力Prcvに一致するように制御されることにより、系統電力の使用を最小限に抑えることができる。
図14は、第2実施形態の電力供給システム1の他の構成例を概略的に示すブロック図である。
この例では、電力供給システム1は、第2電力計測器68をさらに備えている。第2電力計測器68での計測結果(太陽電池3の発電電力)は制御部61へ送信される。制御部61は、第2電力計測器68から受信した太陽電池3の発電電力の値を受信時刻とともにメモリ等に記録する。
このように、第2電力計測器68をさらに備え太陽電池3の発電電力を記録することにより、ユーザは、電力系統2への逆潮流電力が太陽電池3の発電電力を超えていないことを後に確認することが可能となる。
上記以外の構成は図9に示す電力供給システム1と同様である。この場合であっても上述の電力供給システム1と同様に、制御部61は制御モードを選択して電力供給システム1を制御することが可能であり、同様の効果を得ることができる。
なお、第2電力計測器68を備える電力供給システム1では、DCバス62に第3DC/DCコンバータ66を介してDC負荷9を接続してもよい。その場合には、制御部61は、第1電力計測器67で計測された逆潮流電力が第2電力計測器68で計測された電力を超えないように第2DC/DCコンバータ64を制御することで上述の第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
次に、第3実施形態の電力供給システム1について図面を参照して説明する。
図15は、本実施形態の電力供給システム1の一構成例を概略的に示すブロック図である。
本実施形態の電力供給システム1は、制御装置6が通信部60を有している。通信部60は、通信ネットワーク10を介してサーバ11と通信可能に構成されている。通信部60は、例えばサーバ11から電力供給システム1の運転スケジュールを受信して制御部61へ送信する。
本実施形態の電力供給システム1において、太陽電池3による売電量を最大化し、かつ夜間電力を最大限活用して昼間の消費電力を抑制するピークシフトモードについて説明する。
ピークシフトモードでは、制御部61は、太陽電池3の発電電力以外の電力が逆潮流するのを防止するとともに、蓄電池4を夜間充電運転、昼間放電運転することにより、太陽電池3の売電を最大化し、電力系統2からの昼間の購入電力を最小化する制御を行う。
本実施形態では、まず、制御部61は、通信部60により、通信ネットワーク10を介してサーバ11より蓄電池4および燃料電池5の運転スケジュールを受信する。
図16は、サーバ11から通信部60へ送信される蓄電池4および燃料電池5の運転スケジュールの一例を示す図である。
図16では、1時間単位で蓄電池4の充放電電力量[Wh]と燃料電池5の発電電力量[Wh]との一例を示している。蓄電池4の充放電電力量は正のときが蓄電池4の放電であり、負のときが蓄電池4の充電である。
例えば時刻0時以降1時になるまでの1時間では、蓄電池4は800[Wh]だけ充電し、燃料電池5は停止している。時刻が7時になると燃料電池5の運転を開始し、時刻7時以降8時になるまでの1時間では、蓄電池4は100[Wh]だけ放電し、燃料電池5は700[Wh]発電する。時刻が23時になると燃料電池5は停止する。
サーバ11は、例えば、過去の消費電力の履歴や天候情報(天気、気温等)や、これらの相関に基づいて、運転スケジュールを決定する。
制御部61は、受信した運転スケジュールに従って蓄電池4および燃料電池5を運転し、第1実施形態のピークシフトモードと同様に、太陽電池3以外の電力が逆潮流するのを防止するために、Prvs−Ppv>0とならないように、蓄電池4の充放電電力Pbat及び、燃料電池5の発電電力Pfcを制御する。
したがって、Prvs−Ppv>0の場合には、制御部61は、蓄電池4の充放電電力Pbatを小さくすることにより、Prvs−Ppv≦0とするか、蓄電池4が満充電の場合には、燃料電池5の発電電力Pfcを小さくすることにより、Prvs−Ppv≦0とすることができる。これらの制御により、太陽電池3以外の技逆潮流を防止することができる。
図17は、第3実施形態の電力供給システムの動作の一例を説明するフローチャートである。
最初に、通信部60は、通信ネットワーク10を介してサーバ11より蓄電池4および燃料電池5の運転スケジュールを受信する(ステップS1600)。通信部60は、受信した運転スケジュールを制御部61へ送信する。
続いて、制御部61は、通信部60から受信した運転スケジュールに従い、蓄電池4および燃料電池5の出力を設定する(ステップS1601)。
次に、制御部61は、第1電力計測器67で計測した逆潮流電力Prvsと、第2発電電力計測器68で計測したPV発電電力Ppvが、Prvs−Ppv>0を満たすか否か判断する(ステップS1602)。
Prvs−Ppv>0の場合(ステップS1602のYES)、逆潮流電力Prvsが減少するように、第2DC/DCコンバータ64を通じて蓄電池4の放電電力を減少させるか、充電電力を増加させるか、あるいは、燃料電池5の発電出力を減少させる(ステップS1603)。
続いて、制御部61は、蓄電池4の充電量が充電上限値に達したかどうかを判断し(ステップS1604)、充電上限値に達していれば(ステップS1604のYES)、第2DC/DCコンバータ64を通じて蓄電池4の充放電運転を停止する(ステップS1605)。
ステップS1604で蓄電池4の充電量が充電下限値に達していなければ(ステップS1604でNO)、制御部61は、運転スケジュールが終了したかどうか判断する(ステップS1607)。
蓄電池4の充電量が充電上限値に達していなければ(ステップS1607のNO)、制御部61は、再びステップS901に戻り、蓄電池4の放電運転を継続する。
以上により、逆潮流電力PrvsがPV発電電力Ppvを上回ることがなくなり、太陽電池3の発電電力以外の電力が逆潮流するのを防止することができる。また、太陽電池3の発電電力はすべて電力系統2へ売電することができる。
図18は、図17に示すフローに沿って制御された電力供給システム1の運転結果の一例を示す図である。
機器電力需要はAC負荷8とDC負荷9との消費電力の合計であり、燃料電池5は定格一定出力を保ちながら、機器消費電力は、太陽電池3の発電と、蓄電池4の充放電電力と、燃料電池5の発電電力との合計と一致するように、蓄電池4が制御される。これにより一日を通じて電力系統2からの購入電力はゼロとなる。
本実施形態によれば、ピークシフトモードにおいては、逆潮流電力PrvsがPV発電電力Ppvを上回らないように制御されるため、太陽電池3以外の電力の逆潮流を防止することができる。
また、第3実施形態では、ピークシフトモードでの電力供給システム1の動作についてのみ説明をしたが、上述の第1実施形態および第2実施形態と同様に自家消費モードで運転することも可能である。その場合には、制御部61は、サーバ11から受信した自家消費モードの運転スケジュールに基づいて電力供給システム1を動作する。
なお、第2実施形態の電力供給システムにおいても、本実施形態と同様に通信部60を設けることにより、サーバ11から受信した蓄電池4および燃料電池5の運転スケジュールに従い、かつ逆潮流を防止する制御を行うことが可能である。その場合、制御部61は、運転スケジュールに従って蓄電池4を制御し、第3電力計測器70により計測される受電端電力を、蓄電池4からの放電電力によりゼロまたは負になるように制御する。
上述のように、第1乃至第3実施形態によれば、複数種類の電源を備え、電力系統へ逆潮流可能な電力供給システムを提供することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、上記実施形態の電力供給システムはいずれも燃料電池を有していたが、燃料電池を省略してもよい。燃料電池を更に有する電力供給システムは、給電電力量を増やすことができるとともに、電力系統と接続不可能である場合にも燃料により発電可能となるため、使用環境や使用用途に応じて燃料電池の有無を選択することが望ましい。
Prvs…逆潮流電力、Ppv…発電電力(太陽電池)、Prcv…受電端電力、Pbat…充放電電力、Pfc…発電電力(燃料電池)、Plac…消費電力(AC負荷)、Pldc…消費電力(DC負荷)、1…電力供給システム、2…電力系統、3…太陽電池、4…蓄電池、5…燃料電池、50…DC燃料電池、6…制御装置、7…分電盤、8…AC負荷、9…DC負荷、10…通信ネットワーク、11…サーバ、60…通信部、61…制御部、62…DCバス、63…第1DC/DCコンバータ、64…第2DC/DCコンバータ、65…AC/DCコンバータ、66…第3DC/DCコンバータ、67…第1電力計測器、68…第2電力計測器、69…第4DC/DCコンバータ、70…第3電力計測器。

Claims (12)

  1. 電力系統と連系して運転可能な電力供給システムであって、
    太陽電池と、
    蓄電池と、
    前記太陽電池で発電される直流電力を所定の直流電力に変換してDCバスへ出力する第1DC/DCコンバータと、
    前記DCバスの直流電力を前記蓄電池に充電するとともに、前記蓄電池の放電電力を前記DCバスへ出力する第2DC/DCコンバータと、
    前記電力系統と前記DCバスとの間において、前記電力系統からの交流電力を所定の直流電力に変換するとともに、前記DCバスからの直流電力を所定の交流電力に変換するAC/DCコンバータと、
    前記電力系統へ逆潮流する電力を計測する第1電力計測器と、
    前記第1DC/DCコンバータから出力される電力を計測する第2電力計測器と、
    前記第1電力計測器で計測された逆潮流電力が、前記第2電力計測器で計測された電力より大きい場合に、前記第2DC/DCコンバータを制御して、前記逆潮流電力を前記第2電力計測器で計測された電力以下とする制御部と、を備えた電力供給システム。
  2. 前記制御部は、前記第1電力計測器により計測された逆潮流電力から、前記第1電力計測器により計測された電力を除いた電力を、前記蓄電池からの放電電力により相殺するように制御する請求項1記載の電力供給システム。
  3. 前記AC/DCコンバータに接続した燃料電池を更に備え、
    前記制御部は前記蓄電池の充電上限値を有し、前記第1電力計測器で計測された逆潮流電力が、前記第2電力計測器で計測された電力より大きい場合に、前記蓄電池が放電中であれば前記第2DC/DCコンバータを制御して前記蓄電池の放電電力を小さくし、前記蓄電池の充電量が充電上限値であれば前記燃料電池の発電電力を小さくする請求項1記載の電力供給システム。
  4. 燃料電池と、前記燃料電池の発電電力を前記DCバスに出力する第3DC/DCコンバータと、を更に備え、
    前記制御部は前記蓄電池の充電上限値を有し、前記第1電力計測器で計測された逆潮流電力が、前記第2電力計測器で計測された電力より大きい場合に、前記蓄電池が放電中であれば前記第2DC/DCコンバータを制御して前記蓄電池の放電電力を小さくし、前記蓄電池の充電量が充電上限値であれば前記燃料電池の発電電力を小さくする請求項1記載の電力供給システム。
  5. 前記制御部は、前記蓄電池の充電開始時刻と充電終了時刻とを設定し、前記充電開始時刻と前記充電終了時刻との間において前記蓄電池をあらかじめ定められた充電量目標値まで充電する請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の電力供給システム。
  6. 前記制御部は、前記蓄電池があらかじめ定められた期間の間に放電した電力量を記憶し、前記充電量目標値を前記記憶した放電電力量に基づいて決定する請求項5記載の電力供給システム。
  7. 前記制御部は、前記逆潮流電力の和を前記蓄電池への充電により、ゼロになるように制御する請求項1、3、4、5のいずれか1項記載の電力供給システム。
  8. 電力系統と連系して運転可能な電力供給システムであって、
    太陽電池と、
    蓄電池と、
    発電した電力を前記交流負荷へ供給する燃料電池と、
    太陽電池装置により発電される直流電力をDCバスを介して直流負荷に供給し、交流電力系統と連系して、燃料電池により発電される交流電力を、交流負荷に供給する、電力供給システムであって、
    前記太陽電池の発電電力を所定の直流電力に変換してDCバスへ出力する第1DC/DCコンバータと、
    前記DCバスの直流電力を前記蓄電池に充電するとともに、前記蓄電池の放電電力を前記DCバスへ出力する第2DC/DCコンバータと、
    前記電力系統と前記DCバスとの間において、前記電力系統から前記DCバスへ供給される交流電力を直流電力に変換するとともに、前記DCバスの直流電力を交流電力に変換するAC/DCコンバータと、
    前記電力系統へ逆潮流する逆潮流電力を計測する第1電力計測器と、
    前記電力系統から前記交流負荷へ供給される受電端電力を計測する第3電力計測器と、
    前記第3電力計測器により計測される受電端電力を、前記蓄電池からの放電により、ゼロまたは正になるように前記第2DC/DCコンバータを制御する制御部と、を備えた電力供給システム。
  9. 前記制御部は、前記受電端電力を、前記蓄電池からの放電によりゼロになるように前記第2DC/DCコンバータを制御する請求項8記載の電力供給システム。
  10. 前記第1DC/DCコンバータから出力される電力を計測する第2電力計測器を更に備え、
    前記制御部は前記第2電力計測器で計測された電力を時刻とともに記録する請求項8又は請求項9記載の電力供給システム。
  11. サーバと通信を行い受信したデータを前記制御部へ送信する通信部を更に備え、
    前記サーバは前記通信部へ前記蓄電池の運転スケジュールを送信する請求項1乃至請求項10のいずれか1項記載の電力供給システム。
  12. サーバと通信を行い受信したデータを前記制御部へ送信する通信部を更に備え、
    前記サーバは前記通信部へ前記蓄電池及び前記燃料電池の運転スケジュールを送信する請求項3乃至請求項7のいずれか1項記載の電力供給システム。
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