JP2011120452A - パワーコンディショナ - Google Patents

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【課題】分散型電源においてその出力における各種形態の逆潮流不可とされた場合、例えば燃料電池等の分散型電源に関わる出力電力が商用電源側に逆潮流されないように制御する。
【解決手段】例えば太陽電池1用のDC/DCコンバータ3cと、例えば燃料電池2用のDC/DCコンバータ3dと、両DC/DCコンバータそれぞれの出力をDC/AC変換するインバータ3gと、これらの動作を制御する制御装置3hと、を備え、制御装置3hは、負荷消費電力をPL、DC/DCコンバータ3dの出力電力をPout2として、Pout2≦PLの関係式を維持するように電力Pout2を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種発電装置や、各種電力貯蔵装置、その他の直流電力を出力することができる分散型電源からの直流電力を交流電力に変換すると共に、その変換した交流電力を商用電源と連系して負荷に供給するパワーコンディショナに関するものであり、特には上記各種分散型電源に関わる直流電力のうち商用電源側に逆潮流不可とされた電力が商用電源に逆潮流しないように出力制御することに関するものである。
上記各種分散型電源のうち,例えば太陽光を利用した太陽電池を分散型電源としこの太陽電池の直流電力を交流電力に変換して負荷に供給する分散型電源システムでは、一般に、パワーコンディショナにより、太陽電池の直流電力を交流電力に変換し、その変換交流電力を家庭内の各電化製品(家庭内負荷)に供給するに際して、その供給電力が家庭内負荷の消費電力を下回る場合には、商用電源から不足電力を順潮流して電力会社から買電する一方、パワーコンディショナの出力電力が家庭内負荷の消費電力を上回る場合には、その余剰電力を商用電源に逆潮流して電力会社に売電することもできるようになっている(特許文献1)。
このような場合において、太陽電池は、昼間で晴れの日に発電するが、夜や雨の日には発電することができないので商用電源から買電することになる一方で、商用電源の使用量を減らして電気代をさらに節約するためには、太陽電池に加えて電力使用量が商用電源の電力使用量よりも安価に済む分散型電源システム例えばその1つの例として燃料電池を併用するシステムが考えられる(特許文献2)。
しかしながら、太陽電池と燃料電池とを併用する分散型電源システムにおいては、燃料電池による変換交流電力を商用電源側に逆潮流することができない。そして、このように商用電源側に逆潮流することできない分散型電源は燃料電池に限らない。すなわち、燃料電池等は風力発電装置等を含め、自ら直流電力を発電する発電装置であるが、このような発電装置等の分散型電源だけではなく、キャパシタや蓄電池等の直流電力を貯蔵できる電力貯蔵装置を分散型電源として分散型電源システムに用いた場合においても、商用電源側に逆潮流できない場合もある。
特開2005−102432号公報 特開2006−296097号公報
そして、本発明においては、直流電力を出力する分散型電源からの直流電力をDC/DC変換し、DC/AC変換して変換交流出力として出力するに際して、当該交流電力が逆潮流不可の場合に商用電源側に逆潮流されないように制御可能とすることを解決すべき課題としている。
本発明によるパワーコンディショナは、分散型電源から出力される直流電力をDC/DC変換し次いでDC/AC変換して出力するものであって、家庭内負荷消費電力をPL、逆潮流不可とされた分散型電源に関わる上記出力をPout2として当該出力Pout2が商用電源に逆潮流されないように、出力Pout2≦家庭内負荷消費電力PLの関係式を維持する制御を行うことを特徴とするものである。
好ましくは、上記分散型電源は、電池を含め直流電力を発生することができる発電機能を有すると共に発電した直流電力を出力できる装置である。
好ましくは,上記分散型電源は、キャパシタや蓄電池等を含め直流電力の貯蔵機能を有すると共に貯蔵した直流電力を出力できる装置である。
このように上記分散型電源は、燃料電池等や風力発電装置等を含め、自ら直流電力を発電する電池等やその他の発電装置だけではなく、キャパシタや蓄電池等の直流電力を貯蔵し、その貯蔵した電力を出力することができる電力貯蔵装置,その他の電力を出力することができる装置であればすべて含むことができる。
また、好ましくは、太陽電池と蓄電池とを有するパワーコンディショナにおいては、太陽電池から出力される直流電力をDC/DC変換するDC/DCコンバータは内部に絶縁トランスを用いる絶縁型とし、蓄電池から出力される直流電力をDC/DC変換するDC/DCコンバータは内部に絶縁トランスを用いない非絶縁型とすることができる。
また、好ましくは、太陽電池と燃料電池と蓄電池とを有するパワーコンディショナにおいては、太陽電池と燃料電池から出力される直流電力をDC/DC変換するDC/DCコンバータは絶縁型とし、蓄電池から出力される直流電力をDC/DC変換するDC/DCコンバータは非絶縁型とすることができる。
本発明によれば、分散型電源システムにおいて、分散型電源の出力が逆潮流不可とされた場合、その分散型電源の出力に関わる電力が商用電源側に逆潮流されないように制御することができる。
図1は本発明の実施の形態にかかる分散型電源システムを示す図である。 図2(a)は図1の太陽電池出力をDC/DC変換するDC/DCコンバータの内部ブロックを示す図、図2(b)は図1の燃料電池出力をDC/DC変換するDC/DCコンバータの内部ブロックを示す図である。 図3は図1のシステムが備える制御装置の内部ブロックを示す図である。 図4は本発明の他の実施の形態にかかる分散型電源システムを示す図である。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施の形態に係るパワーコンディショナおよびこれを用いた分散型電源システムを説明する。図1に、実施の形態にかかる分散型電源システムの構成を示す。図1において符号1は逆潮流可の発電要素の一例である太陽電池(太陽電池発電要素ないし装置)、2は逆潮流不可の発電要素の一例である燃料電池(燃料電池発電要素ないし装置)、3はパワーコンディショナ、4は配電設備、5は家庭内負荷、6は売電メータ、7は買電メータ、8は商用電源、9は電力計測器を示す。
太陽電池1は、太陽光エネルギーを電気エネルギーに変換して、パワーコンディショナ3に直流電力を供給する。
燃料電池2は、燃料を使用する発電装置であり、例えば、水素と酸素を反応させて直流の電気エネルギーを生成し、パワーコンディショナ3に直流電力を供給する。
パワーコンディショナ3は、太陽電池1および燃料電池2からの直流電力を商用周波数(50Hzまたは60Hz)の交流電力に変換し、家庭内負荷5や商用電源8に供給する。
配電設備4は、一般家庭等に配電するための設備である。
家庭内負荷5は、配電設備4に接続される各種電気機器等の負荷である。
家庭内負荷5は、燃料電池2が発電する電力が逆潮流しないために貯湯槽内に設ける逆潮流防止ヒータや燃料電池を作動させるための補助動力を含む。
売電メータ6は、商用電源8側に電力を売電するときの電力量を計測するメータである。
買電メータ7は、商用電源8側から電力を買電するときの電力量を計測するメータである。
電力計測器9は、家庭内負荷5の電力消費量を計測する。
以上の分散型電源システムにおいて、パワーコンディショナ3により、分散型電源である太陽電池1や燃料電池2の直流電力を交流電力に変換し、その変換交流電力を家庭内負荷5に供給すると共に、この供給電力が家庭内負荷5の消費電力を下回る場合には、商用電源8から不足電力を順潮流して電力会社から買電する一方、パワーコンディショナ3の出力電力が、家庭内負荷5の消費電力を上回る場合には、その余剰電力を商用電源8に逆潮流して電力会社に売電する。そのときの買電電力量は買電メータ7により計測され、売電電力量は売電メータ6により計測される。
このような分散型電源システムにおいて、パワーコンディショナ3は、内部に、太陽電池1の直流出力の電圧、電流、および必要に応じて電力を計測する計測器3a、燃料電池2の直流出力の電圧、電流、および必要に応じて電力を計測する計測器3b、太陽電池1の直流出力をDC/DC変換するDC/DCコンバータ3cと、燃料電池2の直流出力をDC/DC変換するDC/DCコンバータ3d、DC/DCコンバータ3cの直流出力の電圧計測器3e、DC/DCコンバータ3dの直流出力の電力計測器3f、DC/DCコンバータ3c,3dそれぞれの出力をDC/AC変換するDC/ACインバータ3gと、DC/ACインバータ3gの交流出力の電力計測器3pと、これらの動作を制御する制御装置3hと、を含む。
DC/DCコンバータ3c,3dは、図2(a)(b)で示すように、直流入力を交流に変換するようスイッチング動作するスイッチング回路3c1,3d1と、スイッチング回路3c1,3d1出力を昇圧または降圧するトランス3c2,3d2と、トランス3c2,3d2の二次側出力を直流に変換する直流化回路3c3,3d3、これらのDC/DC変換動作を制御する制御部3c4,3d4と、を含む装置である。スイッチング回路3c1,3d1は、MOSトランジスタ等のスイッチングトランジスタの構成により、例えば、いわゆる1石インバータ方式、フライバック方式、センタタップ方式、ハーフブリッジ方式、フルブリッジ方式等がある。なお、上記DC/DCコンバータ3c,3dはトランス3c2,3d2を用いるが、本実施の形態ではこのトランスを用いたDC/DCコンバータに限定されるものではなんらなく、トランスレスタイプのDC/DCコンバータも本発明に含むものである。
DC/ACインバータ3gは例えば4個のスイッチング素子をブリッジ接続し、PWM駆動により、DC/DCコンバータ3c,3dからの直流電力を商用電源8と同期のとれた正弦波状の交流電力に変換して商用電源8に供給する。もちろん本発明はこのタイプのDC/ACインバータに限定されるものではなんらない。
太陽電池1や燃料電池2の出力電圧は一般に低いので、DC/DCコンバータ3c,3dにより商用電源8の交流電圧を形成するのに十分な程度の電圧に昇圧し、この昇圧した直流電圧を、DC/ACインバータ3gに供給する。この場合、太陽電池1や燃料電池2の出力電圧が高い場合には必要に応じて降圧される。DC/ACインバータ3gは、各DC/DCコンバータ3c,3dの出力部が並列に接続され、これらDC/DCコンバータ3c,3dそれぞれの出力電圧を商用周波数の交流電圧に変換し、交流電流を流す。
太陽電池1は、その出力電圧が日射量や温度によって異なる一方、燃料電池2は、その出力電圧が発電電流の増加に伴い低下する。太陽電池1と燃料電池2の出力は、パワーコンディショナ3の各DC/DCコンバータ3c,3dにより昇圧または降圧される。燃料電池2は一般には燃料供給が絶たれない限り連続して定格運転が可能であるが、太陽電池1は一般には昼間運転に限定される。
パワーコンディショナ3の制御装置3hは、マイクロコンピュータからなり、図3で示す機能ブロックが行う制御を行うことができる。すなわち、制御装置3hは、メモリ3h1、CPU3h2、を概略含む。メモリ3h1には制御装置3hの動作制御のプログラムが格納されており、また、データ処理作業エリア、データ記憶エリア等を有する。CPU3h2は、メモリ3h1に格納するプログラムに従い、以下の制御を行う。すなわち、制御装置3hにおけるCPU3h2は、太陽電池1における計測器3aの計測値である太陽電池1の直流出力の電圧、電流および必要に応じて電力を入力し、これらの計測値から太陽電池1の最大出力点で動作できるようにDC/DCコンバータ3cに制御指令S1を出力制御し、また、燃料電池2における計測器3aの計測値である燃料電池2の直流出力の電圧、電流および必要に応じて電力を入力し、これらの計測値と燃料電池2の出力電流指令あるいは出力電力指令に基づいてDC/DCコンバータ3dに制御指令S2を出力制御する。DC/DCコンバータ3c、3dでは、制御装置3hのCPU3h2からの制御指令S1,S2に応答して図2(a)(b)に示す内部のスイッチング回路3c1,3d1をPWM信号S3,S4で制御する。これにより、DC/DCコンバータ3c,3dを含むパワーコンディショナ3は、電力計測器3fで計測される燃料電池2の出力Pout2が、電力計測器9で計測される家庭内負荷5の消費電力PLより小さいときは、燃料電池2はその許容出力範囲で動作させる。太陽電池1の出力と燃料電池2の出力とから決まるDC/ACインバータ3gの出力を計測する電力計測器3pの計測値Pout3が、家庭内負荷5の消費電力PLより大きい場合は、その余剰電力を売電し、不足する場合は買電する。
上記の制御指令S2は、電力計測器9から家庭内負荷5での消費電力の計測値PLを入力し、この計測値PLから燃料電池2出力の電力が商用電源8に逆潮流されないようDC/DCコンバータ3dの動作を制御するための制御指令でもある。
DC/ACインバータ3gは、電圧計測器3eで計測されるDC/ACインバータ3gの直流電圧が所望値になるようにDC/ACインバータ3gの交流出力電流を制御する。この制御によって、DC/ACインバータ3gの出力電力Poutが制御される。出力電力Poutは電力計測器3pで計測される。
すなわち、制御装置3hのCPU3h2は、家庭内負荷5における消費交流電力(電力計測器9の計測値)PL、DC/DCコンバータ3dの出力をPout2として、Pout2≦PLの関係式を維持するようにDC/DCコンバータ3dの出力電力Pout2を制御する。この場合の上記関係式のデータ、また、この制御に必要な演算のプログラム等はメモリ3h1に格納されている。CPU3h2は、このメモリ3h1のデータを参照して、格納プログラムに従い制御指令を生成して出力する。CPU3h2は、電力計測器9により計測した計測値を家庭内負荷5での消費電力PLとして入力し、また、電力計測器3fによる計測値を燃料電池2の出力電力Pout2として入力し、これら入力電力PL,Pout2からPout2≦PLの関係式が満足されるようにDC/DCコンバータ3dの制御部3d4に制御指令S2を出力する。この場合、CPU3h2は、消費交流電力PLとDC/DCコンバータ3dの出力をPout2との差分PL−Pout2が0またはプラスとなるようにDC/DCコンバータ3dに制御指令S2を入力する。
DC/DCコンバータ3dの制御部3d4は、上記制御指令S2に応答してスイッチング回路3d1にPWM信号S4を印加することで当該回路3d1のスイッチング動作を制御する。これにより、DC/DCコンバータ3dの直流出力Pout2をDC/ACインバータ3gで交流出力に変換した場合の交流出力は、余剰電力として商用電源8に供給されるのではなく、家庭内負荷5の消費に使用される。これにより燃料電池2の発電電力が商用電源8に逆潮流されることが防止される。ここで、DC/DCコンバータ3dのスイッチング回路3d1は例えば複数個のMOSトランジスタがフルブリッジ回路、等に接続されて構成され、それぞれのトランジスタのゲートに制御部3d4から上記PWM信号S4が印加され、これにより、DC/DCコンバータ3dの出力Pout2は、Pout2≦PLの関係式を満足するように制御される。
以上、実施の形態の分散型電源システムでは、逆潮流可の分散型電源は太陽電池1、また、逆潮流不可の分散型電源は燃料電池2であったが、本発明では、それら逆潮流可の分散型電源は太陽電池1に限らないし、また、逆潮流不可の分散型電源は燃料電池2に限定されるものでない。
すなわち、図4において、1aは太陽電池等のように商用電源8側に逆潮流することができる第1分散型電源、2aは燃料電池等のように商用電源8側に逆潮流することができない第2分散型電源を示す。この第2分散型電源2aとしては、燃料電池以外の電池に限らないし、また、風力発電装置等の発電装置も含むと共に、発電しないが、キャパシタや蓄電池等の直流電力を貯蔵し、その貯蔵した電力を出力することができる電力貯蔵装置、その他の電力を出力することができる装置であればすべて含む。
図4では第1分散型電源と第2分散型電源とが示してあるが、上記の説明から判るように第3分散型電源や第4分散型電源を加えることができることは明らかである。
また、図4において第1分散型電源1aに太陽電池、第2分散型電源2aに蓄電池を有するパワーコンディショナとした場合、太陽電池から出力される直流電力をDC/DC変換するDC/DCコンバータは内部に絶縁トランスを用いる絶縁型とし、蓄電池から出力される直流電力をDC/DC変換するDC/DCコンバータは内部に絶縁トランスを用いない非絶縁型とすることができる。
同様に、図4において第1分散型電源1aに太陽電池、第2分散型電源2aに燃料電池と蓄電池とを有するパワーコンディショナとした場合、太陽電池からの直流出力をそれぞれDC/DC変換するDC/DCコンバータと燃料電池から出力される直流電力をDC/DC変換するDC/DCコンバータは共に内部に絶縁トランスを用いる絶縁型とし、蓄電池から出力される直流電力をDC/DC変換するDC/DCコンバータは内部に絶縁トランスを用いない非絶縁型とすることができる。蓄電池の場合、DC/DCコンバータは双方向型である。ここで、太陽電池と燃料電池それぞれのDC/DCコンバータを絶縁型とするのは、それらから対地に流れる漏れ電流を抑制することが理由であり、蓄電池のDC/DCコンバータを非絶縁型とするのは、それから対地に流れる漏れ電流が小さいことがその理由である。なお、太陽電池のDC/DCコンバータも太陽電池からの漏れ電流が小さくなるように施工すれば非絶縁型とすることができる。
なお、図4において、図1ないし図3と類似ないし対応する部分には同一の符号を付している。
そして図4で示す制御装置3hにおいても、負荷消費電力をPL、上記第2DC/DCコンバータ3dの出力をPout2として当該出力Pout2が商用電源8に逆潮流されないように、Pout2≦PLの関係式を維持する制御を行うようになっている。
上記では家庭内負荷消費電力PLを電力計測器9を用いて計測したが、電力計測器9を用いないで、DC/ACインバータ3gの交流出力のPoutを計測する電力計測器3pの出力、売電メータ6の出力、買電メータ7の出力を用いて求めることもできる。
以上により、本実施の形態のパワーコンディショナ3においては、逆潮流不可発電要素である燃料電池2からの発電電力は商用電源8側に逆潮流されないように制御することができる。
1 太陽電池
1a 第1分散型電源
2 燃料電池(分散型電源)
2a 第2分散型電源
3 パワーコンディショナ
3a,3b,3e,3f,3p 計測器
3c,3d DC/DCコンバータ
3g DC/ACインバータ
3h 制御装置
3h1 メモリ
3h2 CPU
4 配電設備
5 家庭内負荷
6 売電メータ
7 買電メータ
8 商用電源
9 電力計測器

Claims (7)

  1. 分散型電源から出力される直流電力をDC/DC変換し次いでDC/AC変換して出力するものであって、
    負荷消費電力をPL、逆潮流不可とされた分散型電源に関わる上記出力をPout2として当該出力Pout2が商用電源に逆潮流されないように、出力Pout2≦負荷消費電力PLの関係式を維持する制御を行うことを特徴とするパワーコンディショナ。
  2. 上記分散型電源が電池を含め直流電力を出力できる発電機能を有すると共にその発電した直流電力を出力できる装置である、請求項1に記載のパワーコンディショナ。
  3. 上記分散型電源が、キャパシタや蓄電池等を含め直流電力の貯蔵機能を有すると共に貯蔵した直流電力を出力できる装置である請求項1に記載のパワーコンディショナ。
  4. 上記Pout2が、直流電力をDC/DC変換するDC/DCコンバータの出力である、請求項1ないし3のいずれかに記載のパワーコンディショナ。
  5. 複数の分散型電源それぞれに対応して当該各分散型電源それぞれの直流電力をDC/DC変換し、その変換直流電力を出力する複数のDC/DCコンバータと、
    上記複数のDC/DCコンバータそれぞれの出力部が並列に接続され、これらDC/DCコンバータの各出力部からの変換直流電力をDC/AC変換し、その変換交流電力を出力するインバータと、
    これらの動作を制御する制御装置と、
    を備え、
    上記制御装置は、上記複数のDC/DCコンバータのうちの少なくとも1つのDC/DCコンバータに接続された分散型電源に対する変換交流電力が商用電源に逆潮流不可とされた場合において、負荷消費電力をPL、上記少なくとも1つのDC/DCコンバータの出力をPout2として、当該出力Pout2が商用電源に逆潮流されないように、Pout2≦PLの関係式を維持する制御を行うことを特徴とするパワーコンディショナ。
  6. 上記複数の分散型電源の1つに太陽電池、別の1つに蓄電池とした場合、太陽電池から出力される直流電力をDC/DC変換するDC/DCコンバータは絶縁型とし、蓄電池から出力される直流電力をDC/DC変換するDC/DCコンバータは非絶縁型とする請求項5に記載のパワーコンディショナ。
  7. 上記複数の分散型電源の1つに太陽電池、もう1つに燃料電池、さらにもう1つに蓄電池とした場合、太陽電池と燃料電池それぞれから出力される直流電力をDC/DC変換するDC/DCコンバータは絶縁型とし、蓄電池から出力される直流電力をDC/DC変換するDC/DCコンバータは非絶縁型とする請求項5に記載のパワーコンディショナ。
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