JP2013258778A - パワーデバイス制御回路およびそれを用いたipm - Google Patents

パワーデバイス制御回路およびそれを用いたipm Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、簡素な構成でEMIノイズとスイッチングロスを抑制できるパワーデ
バイス制御回路およびそれを用いたIPMを提供することを目的とする。
【解決手段】パワーデバイスにゲート駆動信号を伝送するパワーデバイス制御回路であって、該パワーデバイスのゲートと接続された複数の駆動素子を有する駆動回路と、該パワーデバイスのゲート電圧のアナログ値をデジタル化してゲート電圧デジタル値に変換する変換回路と、一定のばらつきを有する該パワーデバイスの現実の閾値をデジタル化して閾値デジタルデータとして記憶した閾値設定回路と、該ゲート電圧デジタル値と該閾値デジタルデータとを比較して該駆動回路の駆動能力の切り替えを行う比較回路とを備え、該ゲート電圧デジタル値への変換の際には、該比較回路で取り扱い可能な電圧値になるように変換する。
【選択図】図1

Description

本発明はパワーデバイスのゲート電圧を制御するパワーデバイス制御回路およびそれを用いたIPMに関する。
大電流を制御する場合は高耐圧を要するためIGBT(Insulated bipolar Transistor)やMOSFETなどのパワーデバイスが多用される。パワーデバイスは電圧駆動または電流駆動によりオンオフの制御が行われる。パワーデバイスのオンオフの制御を行う部分はパワーデバイス制御回路と呼ばれる。
パワーデバイス制御回路は、dv/dtとスイッチングロスを低減するようにパワーデバイスを制御することが望ましい。ここで、dv/dtとはゲート電圧の時間変化量のことである。dv/dtが大きくなるとEMIノイズ(Electromagnetic Interference)が大きくなる。EMIノイズは電子機器の制御を妨害するものであるため抑制しなければならない。一方、スイッチングロスとはパワーデバイスをターンオン、ターンオフする際に生じる電力ロスのことである。スイッチングロスは低消費電力化の観点から抑制しなければならない。
たとえば、特許文献1にはdv/dtを高速化しスイッチング損失を低減するパワーデバイス制御回路が開示される。特許文献1に開示のパワーデバイス制御回路はスイッチング素子(パワーデバイス)の主回路電流とゲート電圧を検出する。そして、主回路電流が大きい場合で、かつ、ゲート電圧がミラー期間の間にゲート抵抗を低減させる(特許文献1明細書段落0014)。これにより、スイッチング素子の大電流駆動時にもdi/dt、dv/dtを高速化することができ、スイッチング損失も低減できる。なお特許文献1ではパワーデバイス制御回路をゲート駆動回路または駆動回路と表現している。
特開2007−228447号公報 特開平02−280675号公報 特開平11−262243号公報 特開2000−232347号公報 特開2005−065029号公報 特開2006−324963号公報 特開2008−029059号公報 特開2008−182835号公報 特開2008−092663号公報
電圧駆動のパワーデバイスの場合、dv/dtを低減してEMIを抑制するためにはゲート抵抗を大きくすることが多い。また、電流駆動のパワーデバイスの場合は駆動電流を小さくすることが多い。ここで、dv/dtとスイッチングロスの関係について図10を参照して説明する。図10はIGBTのVg、Ic、Vce、スイッチングロスの波形を説明する図である。図10において実線はdv/dtが大きい場合であり、破線はdv/dtが小さい場合である。dv/dtを高めるとEMIノイズは増大するがスイッチングは短期間で終わる。よってスイッチングロスは小さい。一方、dv/dtを低減するとミラー期間が延びスイッチングがゆっくり行われる。よってEMIノイズの問題は抑制されるがスイッチングロスが増大する。つまり、dv/dt低減とスイッチングロス低減はトレードオフの関係にある。そのため、EMIノイズの低減とスイッチングロスの低減を一緒に実現することは困難であるという問題があった。
ところで、特許文献1に記載のパワーデバイス制御回路ではゲート電圧を制御に利用する。具体的にはゲート電圧判定機52なる部分を備える。そして、ゲート電圧がミラー期間における電圧であるか判定する。ここで、パワーデバイスのゲート電圧はMOSFET、IGBTの場合それぞれ10〜12V、15V程度である。ところが、パワーデバイス制御回路の動作電圧は数Vであることが多い。したがって、特許文献1に記載のパワーデバイス制御回路でゲート電圧の制御を行うためにはレベルシフト回路が必要となる。よって特許文献1に記載の方法では制御が複雑になるなどの問題があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、簡素な構成でEMIノイズとスイッチングロスを抑制できるパワーデバイス制御回路およびそれを用いたIPMを提供することを目的とする。
本願の発明にかかるパワーデバイス制御回路は、パワーデバイスにゲート駆動信号を伝送するパワーデバイス制御回路であって、該パワーデバイスのゲートと接続された複数の駆動素子を有する駆動回路と、該パワーデバイスのゲート電圧のアナログ値をデジタル化してゲート電圧デジタル値に変換する変換回路と、一定のばらつきを有する該パワーデバイスの現実の閾値をデジタル化して閾値デジタルデータとして記憶した閾値設定回路と、該ゲート電圧デジタル値と該閾値デジタルデータとを比較して該駆動回路の駆動能力の切り替えを行う比較回路とを備え、該ゲート電圧デジタル値への変換の際には、該比較回路で取り扱い可能な電圧値になるように変換することを特徴とする。
本願の発明にかかるIPMは上述のパワーデバイス制御回路の全体または一部を制御ICまたはマイコンに内蔵したことを特徴とする。
本願の発明にかかる他のIPMは該パワーデバイスの一部に形成されたSiCを材料とするダイオードと、上述のパワーデバイス制御回路とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、EMIノイズとスイッチングロスを抑制したパワーデバイス制御回路およびそれを用いたIPMを簡素な構成により製造できる。
実施形態1のIPMの構成を説明する概念図である。 パワーデバイス制御回路の動作を説明するフローチャートである。 ゲート波形について説明する図である。 パワーデバイスの温度を考慮した制御について説明する図である。 パワーデバイスの通流電流を考慮した制御について説明する図である。 実施形態2の駆動回路であって、抵抗素子を備える駆動回路について説明する図である。 MOSFETを備える駆動回路について説明する図である。 実施形態3の駆動回路であって、2の抵抗素子を備える駆動回路について説明する図である。 2のMOSFETを備える駆動回路について説明する図である。 課題を説明する図である。
実施の形態1
本実施形態は図1−5を参照して説明する。なお、同一材料または同一、対応する構成要素には同一の符号を付して複数回の説明を省略する場合がある。他の実施形態でも同様である。
図1は本実施形態のパワーデバイス制御回路およびそれを用いたIPMの概念図である。図1にはパワーデバイス制御回路10とパワーデバイス12が表されている。パワーデバイス制御回路10とパワーデバイス12をまとめてIPMと称することがある。パワーデバイス制御回路10はIGBT26にゲート駆動信号を伝送する回路である。一方、パワーデバイス12はIGBT26とダイオード28を備える。以後、パワーデバイス制御回路10の構成について説明する。
パワーデバイス制御回路10は変換回路14を備える。変換回路14はIGBT26のゲート配線と接続され、ゲート電圧をモニタする。さらに、変換回路14はゲート電圧をアナログ値からデジタル値へ変換する。以後、変換回路14でデジタル値に変換されたゲート電圧は「ゲート電圧デジタル値」と称する。
さらに、パワーデバイス制御回路10は閾値設定回路18を備える。閾値設定回路18は記憶装置と読み出し回路から構成される。記憶装置には、IGBT26の閾値がデジタルデータとして保存される。記憶装置にはたとえばEPROMやFlashメモリが用いられる。以後、閾値設定回路18に保存されたIGBT26の閾値のデジタルデータを「閾値デジタルデータ」と称する。
さらに、パワーデバイス制御回路10は比較回路16を備える。比較回路16はゲート電圧デジタル値と閾値デジタルデータとを比較して後述する駆動回路20の駆動能力の切り替えを行う部分である。比較回路16は変換回路14および閾値設定回路18と接続される。また、比較回路16は駆動回路20の駆動能力を切り替えるために駆動回路20に接続される。なお、比較回路16の動作については後述する。
さらに、パワーデバイス制御回路10は駆動回路20を備える。駆動回路20は複数の駆動素子22を有する。複数の駆動素子22はIGBT26のゲートに並列に接続される。駆動回路20の駆動能力は比較回路16の制御対象である。すなわち、比較回路16からの制御により複数の駆動素子22のうちいくつの駆動素子を利用するかが定められる。
本実施形態のパワーデバイス制御回路10は上述の構成である。以後、図2を参照してパワーデバイス制御回路10の動作について説明する。
図2はIGBT26のターンオンの際のパワーデバイス制御回路10の動作を説明するフローチャートである。まずステップ50にて、変換回路14がIGBT26のゲート電圧の値を取得する。ゲート電圧の値の取得は、変換回路14とゲート配線を接続する配線により行われる。
次いで、ステップ52へと処理が進められる。ステップ52では、変換回路14はゲート電圧をアナログ値からデジタル値へAD変換する。これによりゲート電圧デジタル値が得られる。ここで、比較回路16はたとえばマイコンなどの低耐圧制御回路である。よって典型的には12V程度であるIGBT26のゲート電圧をそのまま比較回路16に入力することはできない。そのため、ゲート電圧デジタル値は比較回路16で取り扱うことができる程度の電圧となるようにAD変換が行われる。
次いでステップ54へと処理が進められる。ステップ54では、比較回路16にてゲート電圧デジタル値と閾値デジタルデータとが比較される。ここで、前述のとおり、比較回路16は低耐圧制御回路である。しかしながらゲート電圧デジタル値と閾値デジタルデータはいずれもデジタル信号であるから、比較回路はこれらをそのまま使うことができる。ゲート電圧デジタル値が閾値デジタルデータより低い場合は再度ステップ50へ戻る。一方、ゲート電圧デジタル値が閾値デジタルデータ以上であるときはステップ56へ処理が進められる。なお、ゲート電圧デジタル値が閾値デジタルデータより低い場合は複数の駆動素子22のいくつかは未使用である。
ステップ56について説明する。ステップ56では、比較回路16が駆動回路20の駆動能力を高めるように駆動回路20を制御する。すなわち、ステップ56では 比較回路16の制御により複数の駆動素子22のうち未使用であった駆動素子のいくつかがオン状態とされる。これにより、駆動回路20の駆動能力が高まり、IGBT26のゲート電圧のdV/dtが高められる。換言すれば、ステップ56ではIGBT26のスイッチング速度が加速される。なお、ここでは使用する駆動素子の数を増やすことで駆動能力を向上させた。しかしながら使用する駆動素子の切り替えにより駆動能力を増大させてもよい。
図2のフローチャートに基づいてパワーデバイス制御回路10を動作させると、図3の実線のようなゲート波形が得られる。図3について説明する。図3においてゲート電圧デジタル値が閾値デジタルデータに到達する前の区間は区間1である。区間1においてはdv/dtが小さい状態で制御が行われる。これは、駆動回路20の駆動能力が低い状態である。そして、ゲート電圧デジタル値が閾値デジタルデータと同等となる区間が区間2である。区間2はミラー期間である。前述のとおり、区間2では駆動回路20の駆動能力が高められる。よって区間1と同等の駆動能力で制御継続した場合と比較してミラー期間は短縮される。ここで、図3における一点破線の波形は一定の駆動能力を維持してIGBTのターンオン動作を行ったときのゲート波形である。
そして、ゲート電圧デジタル値が閾値デジタルデータより高い区間が区間3である。区間3では駆動回路20の駆動能力が高められた状態が維持される。よって区間3は区間1よりdv/dtの高い区間である。
本実施形態のパワーデバイス制御回路10の動作は上述のとおりである。
本実施形態のパワーデバイス制御回路10を用いれば、EMIノイズとスイッチングロスを抑制できる。すなわち、ゲート電圧デジタル値が閾値デジタルデータより低い段階ではdv/dtの低い状態を維持するためEMIノイズが抑制される。一方ゲート電圧デジタル値が閾値デジタルデータ以上となると駆動回路20の駆動能力が高められる。よってミラー期間が短縮され、かつ、その後のスイッチングも加速されるからスイッチングロスが抑制される。このように、本実施形態のパワーデバイス制御回路10の構成によればIGBT26のゲート波形を最適化できる。
本実施形態のパワーデバイス制御回路10を用いれば、簡素な構成で容易にEMIノイズとスイッチングロスの抑制ができる。本実施形態では比較回路16が利用するゲート電圧デジタル値と閾値デジタルデータはいずれもデジタル化されている。よって、IGBT26のゲート電圧を、レベルシフト回路などを用いることなしに駆動回路20の制御に利用することができる。ゆえに、簡素な構成で容易にEMIノイズとスイッチングロスを抑制できる。また、変換回路14で生成したゲート電圧デジタル値をほかの制御に応用することもできる。ゆえに、ゲート電圧の値をアナログ値のまま用いた場合と比較して制御性、応用性の面で優れる。
本実施形態のパワーデバイス制御回路10を用いれば、閾値の微調整が可能となる。すなわち、閾値デジタルデータの調整ビット数を増加させる。そして、閾値デジタルデータをより現実の閾値と一致させるように微調整する。たとえば微調整は、製造ばらつきなどにより一定のばらつきを有する現実の閾値と閾値デジタルデータを一致させるように行う。これにより精度の高い制御を実行できる。このような微調整は閾値の情報(閾値デジタルデータ)がデジタル化されているから可能となるものである。
本実施形態のパワーデバイス制御回路10を用いれば、ひとつのパワーデバイス制御回路で複数のパワーデバイスの制御を成しうる。この場合、パワーデバイス制御回路は多様な閾値を有するパワーデバイスのそれぞれについての閾値デジタルデータを保存する。そして、多様な閾値を有するパワーデバイスのそれぞれについてゲート電圧デジタル値を生成する。このようにすれば、ひとつのパワーデバイス制御回路で複数のパワーデバイスの制御が可能となる。
本実施形態のパワーデバイス制御回路10を用いれば、パワーデバイス制御回路またはIPMの検証(テスト)を容易化できる。本実施形態の閾値設定回路18はIGBT26の閾値のデータをデジタル化した閾値デジタルデータを保存している。そのため、部品の付け替えなどによる回路構成部品の変更を要せずにパワーデバイス制御回路またはIPMの検証(テスト)が可能となる。
以後、本実施形態の変形例について説明する。
たとえば、図4に示すパワーデバイス制御回路100を用いると本発明の効果を高めることができる。図4に示すパワーデバイス制御回路100はパワーデバイス12の温度を駆動回路20の制御に反映する点に特徴がある。図4に示すとおり、パワーデバイス12を構成するチップにオンチップダイオード114が搭載される。オンチップダイオード114によりパワーデバイス12の温度が測定される。測定した温度は温度変換回路112にてデジタル温度値に変換される。また、温度レベル閾値設定回路110には温度レベル閾値が保存される。温度レベル閾値設定回路110は閾値設定回路18とともに閾値設定部分106に配置される。パワーデバイス制御回路100にはさらに、デジタル温度値と温度レベル閾値を比較する温度比較回路104が配置される。
図4の構成ではゲート電圧のデジタル化処理なども行われるが上述したので省略する。ただし、閾値設定回路18にはパワーデバイスの温度が高い場合の閾値デジタルデータ(高温用閾値デジタルデータ)とパワーデバイスの温度が低い場合の閾値デジタルデータ(低温用閾値デジタルデータ)が保存される。つまり、閾値設定回路18には2種類の閾値デジタルデータが保存されているものとする。
温度比較回路104ではデジタル温度値と温度レベル閾値が比較されてその比較結果が駆動回路20の制御に反映される。具体的には、温度比較回路104の比較結果により閾値設定回路18に保存された2種類の閾値デジタルデータのいずれを用いるか選択される。デジタル温度値が温度レベル閾値よりも高い場合は高温用閾値デジタルデータが用いられる。デジタル温度値が温度レベル閾値よりも低い場合は低温用閾値デジタルデータが用いられる。よって、比較回路16で用いる閾値デジタルデータは、パワーデバイス12の温度により定められることになる。IGBT26の閾値電圧はパワーデバイスの温度によって変動することが知られている。よって、上述のようにパワーデバイスの温度に応じて適切な閾値デジタルデータを利用することにより駆動回路20を高精度で制御できる。よってパワーデバイスの動作環境に適した駆動回路20の制御が可能となる。
なお、閾値設定回路18には2種類の閾値デジタルデータでなく3種類以上の閾値デジタルデータを保存することとしても良い。また、温度比較回路による比較を行わずに、デジタル温度値が直接に閾値設定回路18または比較回路16へ伝送される構成も考えられる。また、オンチップダイオード114に代えてサーミスタなどの他の温度センサを用いてもよい。
別の変形例について図5を参照して説明する。
たとえば、図5に示すパワーデバイス制御回路200を用いると本発明の効果を高めることができる。図5に示すパワーデバイス制御回路200はIGBT26の通流電流を駆動回路20の制御に反映する点に特徴がある。図5に示すとおり、パワーデバイス制御回路200にはシャント抵抗208が配置される。シャント抵抗208の両端はIGBT26のコレクタ電流を検出できるようにIGBT26に接続される。シャント抵抗208で検出した通流電流は通流電流変換回路206にてデジタル通流電流値に変換される。また、電流レベル閾値設定回路204には電流レベル閾値が保存される。電流レベル閾値設定回路204は閾値設定回路18とともに閾値設定部分202に配置される。パワーデバイス制御回路200にはさらに、デジタル通流電流値と電流レベル閾値を比較する通流電流比較回路220が配置される。
図5の構成ではゲート電圧のデジタル化処理なども行われるが上述したので省略する。ただし、閾値設定回路18にはパワーデバイスの通流電流が高い場合の閾値デジタルデータ(高通流電流用閾値デジタルデータ)とパワーデバイスの通流電流が低い場合の閾値デジタルデータ(低通流電流用閾値デジタルデータ)が保存される。つまり、閾値設定回路18には2種類の閾値デジタルデータが保存されているものとする。
通流電流比較回路220ではデジタル通流電流値と電流レベル閾値が比較されてその比較結果が駆動回路20の制御に反映される。具体的には、通流電流比較回路220の比較結果により閾値設定回路18に保存された2種類の閾値デジタルデータのいずれを用いるか選択される。デジタル通流電流値が電流レベル閾値よりも高い場合は高通流電流用閾値デジタルデータが用いられる。デジタル通流電流値が電流レベル閾値よりも低い場合は低通流電流用閾値デジタルデータが用いられる。したがって、閾値設定回路18から比較回路16に伝送される閾値デジタルデータは、パワーデバイス12の通流電流により定められることになる。閾値デジタルデータの選択にデジタル通流電流の値を利用すると駆動回路20を高精度で制御できる。よってパワーデバイスの動作環境に適した駆動回路20の制御が可能となる。
なお、閾値設定回路18には2種類の閾値デジタルデータでなく3種類以上の閾値デジタルデータを保存することとしても良い。また、シャント抵抗208に代えてカレントトランスやパワーデバイス12のチップ上に形成されたカレントセンス等の電流検出素子を用いてもよい。
別の変形例について説明する。
パワーデバイス制御回路10の全体または一部を制御ICまたはマイコンに内蔵してもよい。これによりディスクリート部品で構成するよりも搭載部品、回路構成部品を少なくできる。そのため、コスト低減でき、不良率も低減できる。
別の変形例について説明する。
図1などに記載したダイオード28をSiCを材料として製造してもよい。SiCは耐電圧性が高いため、電流密度を大きくすることができる。よってダイオードを小型化できるからIPMを小型化できる。
別の変形例について説明する。
パワーデバイス12を構成するIGBT26、ダイオード28はSiCを材料として製造してもよい。上述と同様にしてIPMを小型化できる。また、パワーデバイスがバイポーラトランジスタやMOSFETを備える場合はそれらをSiCで製造しても同様である。
別の変形例について説明する。
パワーデバイス12はSiCを材料として製造されたRC(Reverse-Conductive)−IGBTで構成してもよい。この場合SiCを用いているため上述と同様にIPMを小型化できる。また、IGBTに逆並列にダイオードを接続する必要がなく、IPMの組み立てを容易化できる。
他にも、たとえばパワーデバイス12はIGBT26に代えてMOSFETを有する構成としてもよい。MOSFETのゲート電圧は10〜12V程度である。そのような高い電圧を、比較回路で処理できる低い電圧のデジタル値へ変換すると本発明の効果を得ることができる。
実施の形態2
本実施形態は図6、7を参照して説明する。本実施形態は、比較回路により制御される駆動回路の構成に関する。比較回路への入力については実施形態1と同様であるから省略する。図6に示されるように本実施形態の駆動回路302は複数の駆動素子304として複数の抵抗素子を備える。各抵抗素子はすべて同一抵抗値である。また、複数の抵抗素子は並列に配置されている。そして、ひとつの抵抗素子を除き比較回路16と接続され比較回路16からオンオフの制御が行われる。
本実施形態ではゲート電圧デジタル値が閾値デジタルデータ未満の区間は比較回路16に接続されていない抵抗のみでゲート駆動を行う。したがってこの区間では駆動能力が低く、dv/dtの値は小さい。そしてゲート電圧デジタル値が閾値デジタルデータ以上となると抵抗素子の幾つかは電源と接続される。したがってこの区間では駆動能力が高く、dv/dtの値は大きい。
結果的に図3の実線のようなゲート波形が得られる。よって実施形態1と同じ効果を得ることができる。特に複数の駆動素子304が同一抵抗値の抵抗素子で構成されるから以下の二点において優れる。一点目は複数の駆動素子304のうちのひとつの特性を把握すれば並列使用の場合の特性およびばらつきを把握できることである。二点目は、閾値ばらつきを調整できることである。つまり現実の閾値に合うように抵抗素子のオンオフを制御できる。
本実施形態では抵抗素子で複数の駆動素子を構成したが本発明はこれに限定されない。たとえば抵抗素子に代えてMOSFETを用いてもよい。複数の駆動素子として複数のMOSFETを利用した構成について図7を参照して説明する。パワーデバイス制御回路400は駆動回路402を備える。駆動回路402はMOSFET410とMOSFET412を備える。MOSFET410とMOSFET412は同一の特性を有する。また、MOSFET410とMOSFET412は並列に配置されている。MOSFET410とMOSFET412はそれぞれ第1ドライブ回路404と第2ドライブ回路406と接続される。第1ドライブ回路404と第2ドライブ回路406は比較回路16と接続される。
そして、ゲート電圧デジタル値が閾値デジタルデータ未満の区間はMOSFET410のみでゲート駆動を行う。したがってこの区間では駆動能力が低く、dv/dtの値は小さい。そしてゲート電圧デジタル値が閾値デジタルデータ以上となると、MOSFET410に加えてMOSFET412も使用される。したがってこの区間では駆動能力が高く、dv/dtの値は大きい。よって複数の抵抗素子を用いた場合と同様の効果を得ることができる。
ところで、図6の構成のように抵抗を用いた構成をIC化すると、MOSFETを用いた場合と比較してパワーデバイス制御回路を小面積化できる。よってコスト低減が可能である。
なお、抵抗素子の数とMOSFETの数は駆動能力の観点などから適宜定められる。その他、実施形態1相当の変形をなしうる。
実施の形態3
本実施形態は図8、9を参照して説明する。本実施形態は、比較回路により制御される駆動回路の構成に関する。比較回路への入力については実施形態1と同様であるから省略する。図8に示されるように本実施形態の駆動回路502は抵抗504と抵抗506を備える。抵抗504は抵抗506より抵抗値が低い。また、抵抗504と抵抗506は並列に配置されている。そして、抵抗504と抵抗506はともに比較回路16と接続され比較回路16によりオンオフの制御が行われる。
本実施形態ではゲート電圧デジタル値が閾値デジタルデータ未満の区間は抵抗506のみでゲート駆動を行う。したがってこの区間では駆動能力が低く、dv/dtの値は小さい。そしてゲート電圧デジタル値が閾値デジタルデータ以上となると抵抗504のみでゲート駆動を行う。したがってこの区間では駆動能力が高く、dv/dtの値は大きい。
結果的に図3の実線のようなゲート波形が得られる。よって実施形態1と同じ効果を得ることができる。特に駆動回路502が抵抗値の異なる複数の抵抗素子で構成されるから以下の三点において優れる。一点目は駆動素子の数を最小2素子にまで低減できる点である。つまり、図3に記載の区間1で用いるための抵抗と、区間2、3で用いるための抵抗の2素子でよい。よってパワーデバイス制御回路500を小型化できる。二点目は、部品点数が減るのでコスト低減、不良率低下ができる点である。三点目は、駆動回路502をIC化することにより小型化できる点である。
本実施形態では2の抵抗素子で駆動素子を構成したがこれに限定されない。たとえば抵抗素子に代えてMOSFETを用いてもよい。駆動素子として2のMOSFETを利用した構成について図9を参照して説明する。パワーデバイス制御回路600は駆動回路602を備える。駆動回路602はMOSFET604とMOSFET606を備える。MOSFET604はMOSFET606よりも電流容量が大きい。また、MOSFET604とMOSFET606は並列に配置されている。MOSFET604とMOSFET606はそれぞれ第1ドライブ回路610と第2ドライブ回路612と接続される。第1ドライブ回路610と第2ドライブ回路612は比較回路16と接続される。
そして、ゲート電圧デジタル値が閾値デジタルデータ未満の区間はMOSFET606のみでゲート駆動を行う。したがってこの区間では駆動能力が低く、dv/dtの値は小さい。そしてゲート電圧デジタル値が閾値デジタルデータ以上となるとMOSFET604が使用される。したがってこの区間では駆動能力が高く、dv/dtの値は大きい。よって前述した2の抵抗素子を用いた場合と同様の効果を得ることができる。なお、抵抗素子の数とMOSFETの数は駆動能力の観点などから適宜定められる。その他、実施形態1相当の変形をなしうる。
10 パワーデバイス制御回路、 12 パワーデバイス、 14 変換回路、 16 比較回路、 18 閾値設定回路、 20 駆動回路、 22 複数の駆動素子、 26 IGBT、 28 ダイオード

Claims (13)

  1. パワーデバイスにゲート駆動信号を伝送するパワーデバイス制御回路であって、
    前記パワーデバイスのゲートと接続された複数の駆動素子を有する駆動回路と、
    前記パワーデバイスのゲート電圧のアナログ値をデジタル化してゲート電圧デジタル値に変換する変換回路と、
    一定のばらつきを有する前記パワーデバイスの現実の閾値をデジタル化して閾値デジタルデータとして記憶した閾値設定回路と、
    前記ゲート電圧デジタル値と前記閾値デジタルデータとを比較して前記駆動回路の駆動能力の切り替えを行う比較回路とを備え、
    前記ゲート電圧デジタル値への変換の際には、前記比較回路で取り扱い可能な電圧値になるように変換することを特徴とするパワーデバイス制御回路。
  2. 複数のパワーデバイスの各々にゲート駆動信号を伝送するパワーデバイス制御回路であって、
    前記複数のパワーデバイスのゲート毎に接続された各々複数の駆動素子を有する駆動回路と、
    前記複数のパワーデバイスのゲート電圧のアナログ値を各々デジタル化してゲート電圧デジタル値に変換する変換回路と、
    一定のばらつきを有する前記複数のパワーデバイスの現実の閾値をデジタル化して複数の各パワーデバイスに対応した閾値デジタルデータとして記憶した閾値設定回路と、
    前記複数のパワーデバイス毎に前記ゲート電圧デジタル値と前記閾値デジタルデータとを比較して前記駆動回路の駆動能力の切り替えを各々行う比較回路とを備え、
    前記ゲート電圧デジタル値への変換の際には、前記比較回路で取り扱い可能な電圧値になるように変換することを特徴とするパワーデバイス制御回路。
  3. 前記比較回路は、前記ゲート電圧デジタル値が前記閾値デジタルデータまで高められたときに前記ゲート電圧のdv/dtを増加させるように前記駆動回路の駆動能力を切り替えることを特徴とする請求項1または2に記載のパワーデバイス制御回路。
  4. 前記ゲート電圧デジタル値が前記閾値デジタルデータ未満の場合は、前記比較回路に接続されていない駆動素子によってパワーデバイスを駆動することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のパワーデバイス回路。
  5. 前記複数の駆動素子の個数は、前記パワーデバイス回路の駆動能力によって決められることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のパワーデバイス回路。
  6. 前記パワーデバイスの温度を測定する温度センサと、
    前記温度センサで測定した温度をデジタル化しデジタル温度値に変換する温度変換回路を更に備え、
    前記閾値設定回路には前記パワーデバイスの温度に対応した複数の閾値デジタルデータが記憶され、
    前記比較回路は、前記複数の閾値デジタルデータのなかから前記デジタル温度値に対応した閾値デジタルデータを選択し前記ゲート電圧デジタル値と比較することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のパワーデバイス制御回路。
  7. 前記パワーデバイスの通流電流を測定する電流検出素子と、
    前記電流検出素子により測定された通流電流をデジタル化しデジタル通流電流値に変換する通流電流変換回路とを更に備え、
    前記閾値設定回路には前記パワーデバイスの通流電流に対応した複数の閾値デジタルデータが記憶され、
    前記比較回路は、前記複数の閾値デジタルデータのなかから前記デジタル通流電流値に対応した閾値デジタルデータを選択し前記ゲート電圧デジタル値と比較することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のパワーデバイス制御回路。
  8. 前記複数の駆動素子は、同一種類の抵抗素子あるいは同一種類のトランジスターが並列配置されたものであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のパワーデバイス制御回路。
  9. 前記複数の駆動素子は、抵抗値の異なる複数の抵抗素子または電流容量の異なる複数のトランジスターが並列配置されたものであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のパワーデバイス制御回路。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載のパワーデバイス制御回路の全体または一部を制御ICまたはマイコンに内蔵したことを特徴とするIPM。
  11. 請求項1〜9のいずれか1項に記載のパワーデバイス制御回路と、
    前記パワーデバイス制御回路と接続されゲート駆動信号を受けるパワーデバイスと、
    前記パワーデバイスの一部に形成されたSiCを材料とするダイオードとを備えたことを特徴とするIPM。
  12. 前記パワーデバイスを構成する素子はSiCを材料とすることを特徴とする請求項11に記載のIPM。
  13. 前記パワーデバイスはRC−IGBTであることを特徴とする請求項11に記載のIPM。
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