JP7068636B2 - 電力変換装置 - Google Patents

電力変換装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7068636B2
JP7068636B2 JP2021527499A JP2021527499A JP7068636B2 JP 7068636 B2 JP7068636 B2 JP 7068636B2 JP 2021527499 A JP2021527499 A JP 2021527499A JP 2021527499 A JP2021527499 A JP 2021527499A JP 7068636 B2 JP7068636 B2 JP 7068636B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
sense
current
circuit
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021527499A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2020255640A1 (ja
Inventor
昭 中森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Publication of JPWO2020255640A1 publication Critical patent/JPWO2020255640A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7068636B2 publication Critical patent/JP7068636B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M1/00Details of apparatus for conversion
    • H02M1/08Circuits specially adapted for the generation of control voltages for semiconductor devices incorporated in static converters
    • H02M1/088Circuits specially adapted for the generation of control voltages for semiconductor devices incorporated in static converters for the simultaneous control of series or parallel connected semiconductor devices
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/16Modifications for eliminating interference voltages or currents
    • H03K17/161Modifications for eliminating interference voltages or currents in field-effect transistor switches
    • H03K17/165Modifications for eliminating interference voltages or currents in field-effect transistor switches by feedback from the output circuit to the control circuit
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M1/00Details of apparatus for conversion
    • H02M1/08Circuits specially adapted for the generation of control voltages for semiconductor devices incorporated in static converters
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/04Modifications for accelerating switching
    • H03K17/041Modifications for accelerating switching without feedback from the output circuit to the control circuit
    • H03K17/0412Modifications for accelerating switching without feedback from the output circuit to the control circuit by measures taken in the control circuit
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/16Modifications for eliminating interference voltages or currents
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/51Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used
    • H03K17/56Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices
    • H03K17/567Circuits characterised by the use of more than one type of semiconductor device, e.g. BIMOS, composite devices such as IGBT
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M1/00Details of apparatus for conversion
    • H02M1/44Circuits or arrangements for compensating for electromagnetic interference in converters or inverters
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K2217/00Indexing scheme related to electronic switching or gating, i.e. not by contact-making or -breaking covered by H03K17/00
    • H03K2217/0027Measuring means of, e.g. currents through or voltages across the switch

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Power Conversion In General (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

本発明は、半導体スイッチング素子を備えた電力変換装置に関し、特に、電力変換装置の出力電流に応じて当該半導体スイッチング素子のドライブ能力を調整する電力変換装置に関する。
従来、電力変換装置を構成するIGBT等の半導体スイッチング素子のスイッチング動作に伴って発生するノイズを低減する技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、上アームのMOSトランジスタを高いドライブ能力でオンした後に、該MOSトランジスタの出力電流が前回スイッチングのときの出力電流に到達すると、該MOSトランジスタのドライブ能力を低下させて、下アームの還流ダイオードの逆回復電流の変化率を緩和することによってスイッチング時のノイズを低減するスイッチング素子駆動装置が開示されている。
ところで、比較的出力電流の小さい領域で動作する電力変換装置のdv/dtノイズを如何に低減するかという問題がある。以下、図面を参照しながら、この問題についてさらに詳しく説明する。
例えば、図9に示すインダクタンスLを有する負荷に電力を供給する電力変換装置において、ハーフブリッジ回路を構成する上アームのIGBT81aがオン状態からオフ状態になって上下アームのIGBTが両方ともオフ状態となり、その後下アームのIGBT82aがオフ状態からオン状態に変化した時点のdv/dtを考える。この場合、ターンオンした下アームのIGBT82aのコレクタ・エミッタ間電圧(VCE)と上アームの還流ダイオード81bの順方向に流れる電流(I)の波形は図10のようになる。図10は上下アームのIGBTが両方ともオフとなっている初期状態からの動作を示すものであり、実線aは電力変換装置が比較的出力電流の大きい領域(大電流領域)で動作しているときの波形、点線bは電力変換装置が比較的出力電流の小さい領域(小電流領域)で動作しているときの波形である。
この図に示すように、実線aでは上アームの還流ダイオード81bに流れる逆回復電流が緩やかに復帰するため、下アームのIGBT82aのコレクタ・エミッタ間電圧(VCE)のdv/dtは比較的小さい。これに対して、点線bでは、上アームの還流ダイオード81bに流れる逆回復電流が急峻に復帰するため、下アームのIGBT82aのコレクタ・エミッタ間電圧(VCE)のdv/dtは相対的に大きくなる。すなわち、電力変換装置の電流が小さくなるにしたがって、還流ダイオードの逆方向復帰特性により、dv/dtノイズは大きくなる傾向にある。
したがって、電力変換装置の電流を監視して、小電流領域で動作する場合は、dv/dtを緩和する対策をとることが望ましい。しかしながら、上記の特許文献1は、電力変換装置が小電流領域で動作するときのdv/dtノイズを低減するものではない。
特開2018-182818号公報
本発明は、上述のかかる事情に鑑みてなされたものであり、半導体スイッチング素子を備える電力変換装置が小電流領域で動作していることを検知して、小電流領域で動作しているときは半導体スイッチング素子のスイッチング時のdv/dtノイズを低減することのできる電力変換装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係る電力変換装置は、
制御電極端子と2つの主電極端子とを備え、前記制御電極端子に加えられる駆動信号によって前記2つの主電極端子間に流れる電流を制御する半導体スイッチング素子と、
入力信号に同期して前記駆動信号を生成し、該駆動信号により前記半導体スイッチング素子をオン・オフする駆動回路と、
を具備する電力変換装置であって、
前記駆動回路は、前記半導体スイッチング素子をオフするタイミングで、前記半導体スイッチング素子の前記2つの主電極間に流れる電流を検知して、当該検知した電流が一定値以下になると、ドライブ能力を低下させることを特徴とする。
れにより、次サイクルで半導体スイッチング素子をターンオンしたとき、主電極間の電圧の変化率を低減して、効果的にdv/dtノイズを低減することができる。

なお、主電流に応じたセンス電流を出力するセンス端子を備えた半導体スイッチング素子を用いれば、このセンス電流によって主電流を簡便に検知することができる。
具体的には、駆動回路は、センス電流の大きさに基づいて選択信号を出力する電流検出部と、選択信号に基づいて前記ドライブ能力を決定するための電圧信号を出力するスイッチ部と、当該電圧信号と前記入力信号を用いて前記駆動信号を生成する駆動部と、によって構成することができる。
電流検出部は、センス端子から出力されるセンス電流を電圧に変換してセンス電圧として出力するセンス電圧生成回路と、センス電圧と基準電圧とを比較して、当該比較の結果を出力する比較器と、前記比較の結果を示す信号を前記入力信号に同期して保持するラッチ回路と、このラッチ回路の出力に基づいて、前記選択信号を出力する選択回路と、を備える。
スイッチ部は、電圧源と基準電位との間に直列に介挿された複数の分圧抵抗素子と、前記分圧抵抗素子に発生する少なくとも2つの異なる電圧のいずれかを前記選択信号によって選択して前記電圧信号として出力するスイッチと、を備える。
また、駆動部は、入力信号に同期して、前記電圧信号に応じた電流の駆動信号を出力して半導体スイッチング素子をオン制御し、半導体スイッチング素子をオフするときは半導体スイッチング素子の制御電極に蓄積された電荷を引き抜く。
なお、半導体スイッチング素子をオフするときは、電流検出部の比較器によりセンス電圧が基準電圧以上か否かが判定され、その判定結果はラッチ回路により次のサイクルのオフ時まで保持される。
電流検出部のセンス電圧生成回路は、センス端子と基準電位との間に抵抗素子を介挿することによって構成することができる。
この電流検出部の構成において、さらに定電流源を備え、当該定電流源から出力される電流を前記抵抗素子に流すことによってセンス電圧を所定電圧だけ上昇させるのが好ましい。dv/dtノイズが問題となる主電流は比較的小電流の領域になり、この領域を一般的な抵抗素子を用いた構成によって、センス電流をセンス電圧に変換して検知しようとすると、この領域に相当するセンス電圧は例えば0.1V程度の極めて小さな値になる。このため、センス電圧を生成する抵抗素子に定電流源から出力される定電流を重畳することにより、簡便にセンス電圧を比較器の動作保証範囲まで嵩上げすることができる。このとき、比較器に入力される基準電圧についても嵩上げ分だけ高く設定する。
なお、定電流の値や抵抗素子の抵抗値は、閾値となるセンス電流の値や比較器の動作保証範囲によって決定される。
本発明によれば、小電流領域で動作していることを検知して、半導体スイッチング素子の駆動電流を抑制するので、効果的にdv/dtノイズを低減することができる。また電流領域に応じて駆動電流を抑制することにより、従来に比べて半導体スイッチング素子の電力損失とノイズの最適化を図ることができる。
本発明の第1の実施の形態による電力変換装置の全体構成を示すブロック図である。 図1のフィルタ回路の一例を示す回路図である。 図1のラッチ回路の一例を示す回路図である。 図1の選択回路の一例を示す回路図である。 本発明の実施の形態の効果を示す波形図である。 本発明の第2の実施の形態による電力変換装置の全体構成を示すブロック図である。 図6の他の実施例である。 本発明の第3の実施の形態による電力変換装置の全体構成を示すブロック図である。 従来の電力変換装置の問題点の説明図である。 従来の電力変換装置の問題点を説明するための波形図である。
以下、本発明の各実施の形態に係る電力変換装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。本発明による電力変換装置の特徴は、半導体スイッチング素子の主電流に応じてそのドライブ能力(スイッチング素子のゲートを充電する電流を供給する能力)の調整を実行し、当該半導体スイッチング素子のスイッチングノイズ、具体的には半導体スイッチング素子のターンオン時のdv/dtノイズの影響を低減できるようにした回路構成を採用した点である。以下、各実施の形態について説明する。
(第1の実施の形態)
(構成)
本実施の形態に係るIPM(Intelligent Power Module)1は、例えば、産業用ロボットのジョイント、エレベータ、あるいは業務用エアコンに適用される電力変換装置であり、図1に示すように、主にスイッチング素子2とICチップ3とを含んで構成される。
スイッチング素子2は、例えば、IGBT21と、当該IGBT21に逆並列接続された還流ダイオード22とで構成される場合もあるし、1チップのRC-IGBTでもよい。IGBT21は、ICチップ3からゲート(制御電極端子)に印加される駆動信号に応じてオンし、コレクタからエミッタに電流(主電流)が流れ、図示しない負荷に一定の電力を供給する。IGBT21のエミッタは、後述するICチップ3の基準電位に接続される。また、IGBT21には、電流センス用IGBT21aが並列に接続され、主電流に応じて一定の比率でセンス電流を出力する。
ICチップ3は、センス電流の大きさに応じてこのIGBT21を駆動する電流の大きさを変更する駆動回路であり、主に電流検出部31と、スイッチ部36と、駆動部37と、を備える。電流検出部31は、センス電流の大きさに基づいてスイッチ部36に対して選択信号を出力する。スイッチ部36は、この選択信号に基づいてIGBT21の駆動電流の大きさを決定するための基準電圧信号を出力する。駆動部37は、この基準電圧信号に基づいて所定の大きさの駆動電流を生成して、IGBT21のゲートへ出力する。
電流検出部31は、比較器32と、比較器32の出力端に接続されるフィルタ回路33と、フィルタ回路33の出力信号をラッチするラッチ回路34と、ラッチ回路34の出力信号を入力して、スイッチ部36へ選択信号を出力する選択回路35と、を備える。
比較器32の非反転入力端子は、IGBT21のセンス端子21bに接続されると共に、抵抗素子R1を介して基準電位に接続される。センス端子21bから出力されたセンス電流はこの抵抗素子R1によって電圧(センス電圧)に変換される。比較器32の反転入力端子は基準電圧源Vref1のプラス側に接続される。基準電圧源Vref1のマイナス側は基準電位に接続される。
比較器32は、抵抗素子R1の両端電圧と基準電圧Vref1とを比較して、抵抗素子R1の両端電圧の方が大きければHレベルの信号を出力し、基準電圧源Vref1の電圧値の方が大きければLレベルの信号を出力する。
フィルタ回路33は、比較器32の出力信号の立ち上がりのみを所定時間遅延させる回路であり、図2に示す回路構成で実現することができる。
図2に示すように、フィルタ回路33は、電源VCCに接続されカレントミラー回路を形成するP型MOSFET333、334と、P型MOSFET333のドレインと基準電位との間に介挿される定電流源332を備える。またP型MOSFET334のドレインと基準電位との間に、P型MOSFET335とN型MOSFET336が直列に介挿される。P型MOSFET335とN型MOSFET336の接続点は、比較器338の非反転入力端子とコンデンサ337の一端に接続される。比較器338の反転入力端子は、基準電圧源Vref2のプラス側に接続される。コンデンサ337の他端と基準電圧源Vref2の他端は、基準電位に接続される。NOT素子331の入力端はフィルタ回路33の入力端となり、比較器32の出力端に接続される。NOT素子331の出力端は、P型MOSFET335とN型MOSFET336のゲートに接続される。比較器338の出力端はフィルタ回路33の出力端となり、ラッチ回路34の入力端に接続される。
このように構成されるフィルタ回路33において、フィルタ回路33への入力がLレベルからHレベルになると、NOT素子331の出力がLレベルになる。すると、N型MOSFET336はオフ、P型MOSFET335がオンになり、コンデンサ337は定電流源332で規定される電流で充電される。そして、コンデンサ337の充電電圧が基準電圧Vref2を超える比較器338の出力はHレベルになる。
その後、フィルタ回路33への入力がLレベルになると、NOT素子331の出力はHレベルになる。すると、N型MOSFET336はオン、P型MOSFET335がオフになり、コンデンサ337に充電された電荷は速やかに放電される。この結果、比較器338の非反転入力端子の電圧は基準電圧Vref2以下になり、比較器338の出力はLレベルになる。
したがって、フィルタ回路33は、入力信号がHレベルになったときのみ一定時間遅延させて出力する。遅延時間は、定電流源332の出力電流値とカレントミラー回路のミラー比とコンデンサ337の静電容量値によって定まるコンデンサ337の充電時間と、基準電圧Vref2によって調整することができる。
ラッチ回路34の構成の一例を図3に示す。この図に示すように、ラッチ回路34はD型フリップフロップ341で実現することができる。D型フリップフロップ341のD端子(データ入力端)は、フィルタ回路33の出力端と接続され、C端子(クロック入力端)は信号線Sに接続し、入力信号S1が入力される。また、D型フリップフロップ341のQ端子(出力端)は選択回路35の入力端に接続される。
このような構成を採用するラッチ回路34は、外部の図示しない制御回路から信号線Sを介して供給される入力信号S1の立ち上がりで、フィルタ回路33の出力信号TL(Lレベル又はHレベル)をラッチし、その状態をQ端子に出力する。Q端子の出力状態は、入力信号S1の次の立ち上がりタイミングまで維持される。詳細は後述するが、この入力信号S1がLレベルのときにIGBTはオンし、入力信号S1がHレベルのときにIGBTはオフする。
選択回路35は、ラッチ回路34からの出力信号をもとに生成した選択信号VL,VMをスイッチ部36へ出力する。この選択回路35の構成の一例を図4に示す。この図に示すように、選択回路35は、NOT素子351によって構成される。
NOT素子351の入力端はラッチ回路34の出力端に接続される。NOT素子351の出力端は選択回路35の出力端となり、この出力端から選択信号VLが出力される。また、NOT素子351の入力端も選択回路35の別の出力端となり、この出力端から選択信号VMが出力される。
IGBT21の主電流が小さいときは、センス電流をもとに生成されたセンス電圧は基準電圧Vref1以下になり、比較器32の出力はLレベルになる。その結果、入力信号S1の立ち上がりでラッチされるラッチ回路34の出力はLレベルになる。したがって、NOT素子351の入力はLレベル、出力はHレベルになるので、選択回路35の選択信号VLはHレベル、選択信号VMはLレベルになる。
IGBT21の主電流が大きいときは、センス電圧は基準電圧Vref1より大きくなるので、比較器32の出力はHレベルになる。その結果、入力信号S1の立ち上がりでラッチされるラッチ回路34の出力はHレベルになる。したがって、NOT素子351の入力はHレベル、出力はLレベルになるので、選択回路35の選択信号VLはLレベル、選択信号VMはHレベルになる。
スイッチ部36は、スイッチ素子SW1及びスイッチ素子SW2と、直列に接続されて抵抗分圧回路を形成する抵抗素子R2~R4と、基準電圧Vrefと、を備える。抵抗素子R2~R4によって形成された抵抗分圧回路は、一端(抵抗素子R4側)が基準電圧Vrefに接続され、他端(抵抗素子R2側)は基準電位に接続される。
スイッチ素子SW1,スイッチ素子SW2は、それぞれ、例えばN型MOSFETとP型MOSFETとを並列に接続したCMOSスイッチ(トランスファーゲート)で構成することができ、ゲート信号がHレベルのときに導通状態になる。選択回路35からの出力に応じてスイッチ素子SW1またはスイッチ素子SW2を選択的に導通させる。具体的には、スイッチ素子SW1のゲートには選択信号VLが入力され、比較器32の出力信号がLレベルのときに導通する。スイッチ素子SW2のゲートには選択信号VHが入力され、比較器32の出力信号がHレベルのときに導通する。
スイッチ素子SW1は、入力側が抵抗素子R2と抵抗素子R3の接続点に接続され、出力側が、後述する演算増幅器(オペアンプ)371の非反転入力端子に接続される。
スイッチ素子SW2は、入力側が抵抗素子R3と抵抗素子R4の接続点に接続され、出力側が同様に演算増幅器371の非反転入力端子に接続される。
抵抗素子R2からR4によって構成される抵抗分圧回路により、スイッチ素子SW1が導通した場合、演算増幅器371の非反転入力端子には相対的に低い電圧Vref4が印加され、スイッチ素子SW2が導通した場合、演算増幅器371の非反転入力端子には相対的に高い電圧Vref3(>Vref4)が印加される。これらは、それぞれ、IGBT21の主電流が小さい場合と大きい場合に対応する。なお、抵抗素子R2~R4のそれぞれの抵抗値は、所望の抵抗分圧効果が得られるように適宜設定される。
駆動部37は、IGBT21の主電流の大きさに応じて、IGBT21のドライブ能力を変更する。この駆動部37は、演算増幅器371と、N型MOSFET372と、ターンオフ用MOSFET373、374と、電源VCCと、電源VCCに接続されるカレントミラー回路を形成するP型MOSFET375、376と、抵抗素子R5とを備える。この駆動部37の基本原理については、例えば特開2013-219633号公開公報に説明されているので、ここでは全体についての詳細な説明は省略するが、演算増幅器371の仮想短絡により電圧Vref3またはVref4を抵抗R5に印加して得られる電流をIGBT21のゲートに供給するものである。以下、本実施の形態に関連する点について説明する。
本実施の形態に関連する点として、ターンオフ用MOSFET373(スイッチ回路)について説明する。ターンオフ用MOSFET373は、例えばN型のMOSFETから構成され、そのドレインはカレントミラー回路を構成するP型MOSFET376のドレインに接続されるとともに、IGBT21のゲートに接続される。ターンオフ用MOSFET373のソースは基準電位に接続される。また、ターンオフ用MOSFET373のゲートは信号線Sに接続される。信号線Sを介してHレベルの入力信号S1がゲートに供給されることで、ターンオフ用MOSFET373はオンし、IGBT21のゲートと基準電位との間が導通状態になる。これにより、IGBT21のゲートに蓄積された電荷は引き抜かれてIGBT21はオフになる。なお、このときターンオフ用MOSFET374もオンし、その結果N型のMOSFET372がオフするので、カレントミラー回路の出力であるP型MOSFET376のドレインから出力される電流はゼロとなっている。
一方、信号線Sを介してLレベルの入力信号S1がゲートに印加された場合、ターンオフ用MOSFET373はオフし、IGBT21のゲートと基準電位との間の導通は遮断される。そして、P型MOSFET376から所定の駆動信号がIGBT21のゲートに供給されてIGBTはオンする。
以上のごとく、入力信号S1がLレベルのときにIGBT21がオンし、入力信号S1がHレベルのときにIGBT21がオフする。
(動作)
次に、上記構成のIPM1の動作について説明する。
電流検出部31において、比較器32の反転入力端子には、IGBT21の主電流の大きさに比例するセンス電圧が印加される。
IGBT21の主電流の大きさが一定値よりも大きい場合、センス電圧は基準電圧Vref1よりも大きくなるので、比較器32の出力信号はHレベルになる。すると、フィルタ回路33の出力、入力信号S1の立ち上がりでラッチされるラッチ回路34の出力もHレベルになる。その結果、選択回路35から出力される選択信号VLはLレベル、選択信号VMはHレベルなる。
この選択信号によりスイッチ部36のスイッチ素子SW1は非導通状態、スイッチ素子SW2は導通状態となり、駆動部37の演算増幅器371に対して、高い方の基準電圧Vref3が出力される。
入力信号S1がHレベルの間は、N型MOSFET374はオン、N型MOSFET372はオフになる。このため、カレントミラー回路を構成するP型MOSFET375,376には電流は流れない。一方、N型MOSFET373はオンになるので、IGBT21のゲートはLレベルとなりIGBT21はオフになる。
その後、入力信号S1がLレベルになると、N型MOSFET374はオフ、演算増幅器371の出力は基準電圧Vref3に応じたものになる。この結果、N型MOSFET372はオンし、抵抗素子R5の両端電圧はVref3になる。抵抗素子R5の抵抗値をr5で表すと、抵抗素子R5には、[電圧値Vref3/抵抗値r5]の電流が流れる。N型MOSFET373はオフになるので、カレントミラー回路を構成するP型MOSFET376からIGBT21のゲートに[電圧値Vref3/抵抗値r5]に比例した電流が供給され、IGBT21がオンする。かくして、電力変換装置が大電流領域で動作する場合は、入力信号S1がHレベルのときはIGBT21はオフ、入力信号S1がLレベルのときは、IGBT21のゲートには[電圧値Vref3/抵抗値r5]に比例(比例係数はカレントミラー回路のミラー比)した駆動信号(ゲート充電電流)が供給されてオンになる。
IGBT21の主電流の大きさが一定値以下の場合、センス電圧は基準電圧Vref1以下になるので、比較器32の出力信号はLレベルになる。すると、フィルタ回路33の出力、入力信号S1の立ち上がりでラッチされるラッチ回路34の出力もLレベルになる。その結果、選択回路35から出力される選択信号VLはHレベル、選択信号VMはLレベルなる。
この選択信号によりスイッチ部36のスイッチ素子SW1は導通状態、スイッチ素子SW2は非導通状態となり、駆動部37の演算増幅器371に対して、低い方の基準電圧Vref4が出力される。
入力信号S1がHレベルの間は、上記と同様にIGBT21はオフになる。その後、入力信号S1がLレベルになると、N型MOSFET374はオフ、演算増幅器371の出力は基準電圧Vref4に応じたものになる。この結果、N型MOSFET372はオンし、抵抗素子R5の両端電圧はVref4になる。よって、抵抗素子R5には、[電圧値Vref4/抵抗値r5]の電流が流れる。N型MOSFET373はオフになり、カレントミラー回路を構成するP型MOSFET376からIGBT21のゲートに[電圧値Vref4/抵抗値r5]に比例した電流が供給され、IGBT21がオンする。かくして、電力変換装置が小電流領域で動作する場合は、入力信号S1がHレベルのときはIGBT21はオフ、入力信号S1がLレベルのときは、IGBT21は[電圧値Vref4/抵抗値r5]に比例した駆動信号(ゲート充電電流)が供給されてオンになる。
[電圧値Vref3/抵抗値r5]>[電圧値Vref4/抵抗値r5]であるので、電力変換装置が小電流領域で動作する場合は、大電流領域で動作する場合に比べてIGBT21のゲートに対するドライブ能力は低下する。
(作用・効果)
以上説明したように、本実施の形態によれば、電力変換装置を構成するIGBT21の主電流に応じてこのIGBT21のゲートに対するドライブ能力を調整する。具体的には、IGBTの主電流の大きさをセンス電流によって監視し、その値が一定値以下になると、電力変換装置が小電流領域で動作をしているとして、IGBTのゲートに対するドライブ能力を低下させる。その結果、図5に示すように、dv/dtが緩和される。この図において、一点鎖線cが、小電流領域でドライブ能力を低下させたときの動作波形である。点線bで示す小電流領域にあってもドライブ能力を調整しない場合(従来の場合)に比べて、コレクタ・エミッタ間電圧(VCE)の変化率が緩やかになっていることがわかる。
このように、損失がより問題となる大電流領域ではノイズの影響が小さいのでドライブ能力を上昇させ、スイッチングノイズが問題となる小電流領域(小電流なので損失は相対的に小さくなっている)ではドライブ能力を低下させることにより、従来に比べて半導体スイッチング素子の電力損失とノイズの最適化を図ることができる。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態について説明する。
図6は第2の実施の形態による電力変換装置の構成図である。図1との違いは、センス電流を電圧に変換する抵抗素子R1のセンス端子21bとの接続点側に定電流源38を設けたことである。それ以外は図1と同様のため、同一要素には同一符号を付して説明を省略する。
定電流源38から出力された定電流は、抵抗素子R1を通って基準電位に流れる。これにより、定電流値と抵抗素子R1の抵抗値によって生じる電圧分だけ、センス電圧値が嵩上げされる。
実際、IGBTの定格電流の10%程度を小電流領域として定める場合がある。この場合、図1に示すようにセンス電流を用いて小電流領域を判定しようとすると、比較器32の基準電圧Vref1は、0.1V程度というような低い値となる。このような低い値は、比較器の動作範囲から外れてしまうことがあり、比較器が入力信号を精度良く比較できないという問題が発生する。
本実施の形態によれば、IGBT21のセンス電流を抵抗素子R1に流すことにより発生するセンス電圧に、定電流によって生じる一定の電圧が加算され、その加算された電圧を基準電圧Vref1と比較するので、基準電圧Vref1を比較器の動作範囲に設定することができる。これにより電力変換装置が小電流領域で動作しているか否かを精度良く検出することができる。
(他の実施例)
図7に小電流領域を精度良く検出するための他の実施例を示す。図6との違いは、定電流源と抵抗素子R1との間に抵抗素子R6を介挿したことである。そして、抵抗素子R1と抵抗素子R6の接続点をセンス端子21bと接続し、抵抗素子R6と定電流源38との接続点と、比較器32の非反転入力端子とを接続する。
本実施例では、センス電流により抵抗素子R1の両端に発生するセンス電圧に、抵抗素子R1,R6に定電流が流れることによって発生する一定電圧を加算する。これにより、比較器の動作保証範囲でIGBTが小電流領域にあることを検出することが可能となる。
(第3の実施の形態)
次に、第3の実施の形態について説明する。
図8は第3の実施の形態による電力変換装置の構成図である。図1との違いは、比較器32の反転入力端子と基準電圧源Vref1との間、および、比較器32の非反転入力端子とセンス電圧生成回路30の出力端との間に、それぞれ定電流源とP型MOSFETとの直列回路を介挿したことである。
以下、本実施の形態の構成について詳述する。
図8において、P型MOSFET377のソースは定電流源39の出力端および比較器32の非反転入力端子に接続される。P型MOSFET377のドレインは基準電位に接続される。P型MOSFET377のゲートは抵抗素子R1の一端およびセンス端子21bに接続される。抵抗素子R1の他端は基準電位に接続される。
また、P型MOSFET378のソースは定電流源40の出力端および比較器32の反転入力端子に接続される。P型MOSFET378のドレインは基準電位に接続される。P型MOSFET378のゲートは基準電圧源Vref1に接続される。定電流源39と定電流源40は同じ温度特性を有する。
その他は図1と同様のため、同一要素には同一符号を付して説明を省略する。
上記の構成を有するIPM1において、比較器32の非反転入力端子には、センス電圧に対して主に定電流源39の出力電流値とP型MOSFET377のオン抵抗値によって定まる電圧(バイアス電圧)だけ嵩上げされた電圧値が入力される。一方、比較器32の反転入力端子には、基準電圧源Vref1の電圧値に対して主に定電流源40の出力電流値とP型MOSFET378のオン抵抗値によって定まる電圧(バイアス電圧)だけ嵩上げされた電圧値が入力される。したがって、定電流源39とP型MOSFET377の直列回路、および定電流源40とP型MOSFET378の直列回路は、それぞれ電圧を嵩上げするバイアス回路(50,51)として機能する。
なお、IPM1がある温度のときに比較器32の非反転入力端子および反転入力端子に入力される電圧がそれぞれ所定の電圧値になるように、定電流源39,40の出力電流値が予め調整される。
このように調整されたIPM1の動作状態において温度が上昇すると、定電流源39,40の出力電流値は温度の影響によって変動する。しかし、そのような場合でも、同じ温度特性の定電流源を用いることにより、バイアス電圧も同じように変動するので、比較器32の非反転入力端子と反転入力端子にそれぞれ入力される電圧値の差分は、定電流源39,40の温度特性による電圧変動分がキャンセルされた値となる。
したがって、例えば図6、図7に示す回路では、定電圧源38の温度特性により比較器32の検出精度が低下する可能性があるが、本実施の形態による回路は検出精度の低下を抑制することができる。すなわち本実施の形態によれば、第1および第2の実施の形態の効果に加えて、装置内の温度が変動した場合でもIGBTの電流の大きさを精度よく検出することができるという効果を奏する。
本発明は、上述した実施の形態に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実現することができる。例えば、上記各実施形態では、動作領域を大電流領域と小電流領域の2つに分け、小電流領域での動作を検知した場合、IGBTへのドライブ能力を低減することとしたが、さらに電流領域を細分化し、出力電流の大きさに応じて多段階でドライブ能力を調整するようにしてもよい。
1 IPM(電力変換装置)
2 スイッチング素子
3 ICチップ(駆動回路)
21,81a,82a IGBT(半導体スイッチング素子)
21a 電流センス用IGBT
21b センス端子
22,81b,82b 還流ダイオード
30 センス電圧生成回路
31 電流検出部
32,338 比較器
33 フィルタ回路
34 ラッチ回路
35 選択回路
36 スイッチ部
37 駆動部
38,39,40,332 定電流源
50,51 バイアス回路
331,351 NOT素子
337 コンデンサ
341 D型フリップフロップ
371 演算増幅器
333,334,335,375,376,377,378 P型MOSFET
336,372,373,374 N型MOSFET
R1~R6 抵抗素子
S 信号線
SW1,SW2 スイッチ素子

Claims (10)

  1. 制御電極端子と2つの主電極端子とを備え、前記制御電極端子に加えられる駆動信号によって前記2つの主電極端子間に流れる電流を制御する半導体スイッチング素子と、
    入力信号に同期して前記駆動信号を生成し、該駆動信号により前記半導体スイッチング素子をオン・オフする駆動回路と、
    を具備する電力変換装置であって、
    前記駆動回路は、前記半導体スイッチング素子をオフするタイミングで、前記半導体スイッチング素子の前記2つの主電極間に流れる電流を検知して、当該検知した電流が一定値以下になると、ドライブ能力を低下させることを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記半導体スイッチング素子は、前記2つの主電極端子間に流れる電流に応じたセンス電流を出力するセンス端子を備え、
    前記駆動回路は、前記センス端子から出力される前記センス電流によって前記2つの主電極間に流れる電流を検知することを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記駆動回路は、
    前記センス電流の大きさに基づいて選択信号を出力する電流検出部と、
    前記選択信号に基づいて前記ドライブ能力を決定するための電圧信号を出力するスイッチ部と、
    当該電圧信号と前記入力信号を用いて前記駆動信号を生成する駆動部と、
    ことを特徴とする請求項に記載の電力変換装置。
  4. 前記電流検出部は、
    前記センス端子から出力されるセンス電流を電圧に変換してセンス電圧として出力するセンス電圧生成回路と、
    前記センス電圧と基準電圧とを比較して、当該比較の結果を出力する比較器と、
    前記比較の結果を示す信号を前記入力信号に同期して保持するラッチ回路と、
    前記ラッチ回路の出力に基づいて、前記選択信号を出力する選択回路と、
    を備えることを特徴とする請求項に記載の電力変換装置。
  5. 前記センス電圧生成回路は、
    前記センス端子と基準電位との間に介挿された抵抗素子からなり、
    前記センス端子から出力されるセンス電流が当該抵抗素子に流れることにより発生する電圧を出力することを特徴とする請求項に記載の電力変換装置。
  6. 前記センス電圧生成回路は、さらに定電流源を備え、
    当該定電流源から出力される電流を前記抵抗素子に流すことによって前記センス電圧を所定電圧だけ上昇させる一方、前記比較器の前記基準電圧を、前記所定電圧だけ高く設定することを特徴とする請求項に記載の電力変換装置。
  7. 前記定電流源と前記抵抗素子との間に第2の抵抗素子を介挿し、
    前記定電流源と前記第2の抵抗素子の接続点から前記センス電圧を取り出すことを特徴とする請求項に記載の電力変換装置。
  8. 前記スイッチ部は、
    電圧源と基準電位との間に直列に介挿された複数の分圧抵抗素子と、
    前記分圧抵抗素子に発生する少なくとも2つの異なる電圧のいずれかを前記選択信号によって選択して前記電圧信号として出力するスイッチ素子と、
    を備えることを特徴とする請求項に記載の電力変換装置。
  9. 前記駆動部は、
    前記入力信号に同期して、前記電圧信号に応じた電流の駆動信号を前記半導体スイッチング素子の制御電極に供給して前記半導体スイッチング素子をオンするカレントミラー回路と、前記半導体スイッチング素子の制御電極に蓄積された電荷を引き抜いて前記半導体スイッチング素子をオフするスイッチ回路を備えることを特徴とする請求項に記載の電力変換装置。
  10. 前記比較器と前記センス電圧生成回路との間に介挿されて、定電流源とMOSFETとを直列に接続してバイアス電圧を発生させる第1のバイアス回路と、
    前記比較器と前記基準電圧を発生させる電圧源との間に介挿されて、前記定電流源と同様の温度特性を有する定電流源とMOSFETとを直列に接続してバイアス電圧を発生させる第2のバイアス回路と、を備え、
    前記第1のバイアス回路は、前記センス電圧にバイアス電圧を加えて前記比較器の非反転入力端子に供給し、
    前記第2のバイアス回路は、前記基準電圧にバイアス電圧を加えて前記比較器の反転入力端子に供給する、
    ことを特徴とする請求項に記載の電圧変換装置。
JP2021527499A 2019-06-19 2020-05-25 電力変換装置 Active JP7068636B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019113363 2019-06-19
JP2019113363 2019-06-19
PCT/JP2020/020635 WO2020255640A1 (ja) 2019-06-19 2020-05-25 電力変換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2020255640A1 JPWO2020255640A1 (ja) 2021-10-21
JP7068636B2 true JP7068636B2 (ja) 2022-05-17

Family

ID=74037226

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021527499A Active JP7068636B2 (ja) 2019-06-19 2020-05-25 電力変換装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20210288571A1 (ja)
JP (1) JP7068636B2 (ja)
CN (1) CN113169662A (ja)
DE (1) DE112020000135T5 (ja)
WO (1) WO2020255640A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023155559A (ja) * 2022-04-11 2023-10-23 富士電機株式会社 駆動装置および駆動方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016134882A (ja) 2015-01-22 2016-07-25 株式会社デンソー 負荷駆動制御装置および負荷駆動制御方法
JP2016158361A (ja) 2015-02-24 2016-09-01 ローム株式会社 スイッチ駆動回路
US20180309433A1 (en) 2016-04-06 2018-10-25 Power Integrations Switzerland Gmbh Soft shutdown modular circuitry for power semiconductor switches

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005045590A (ja) * 2003-07-23 2005-02-17 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置
KR101699772B1 (ko) * 2010-06-17 2017-01-26 삼성전자주식회사 전력 변환기 및 전력 변환 방법
US8508964B2 (en) * 2010-12-03 2013-08-13 Solarbridge Technologies, Inc. Variable duty cycle switching with imposed delay
JP5862434B2 (ja) * 2012-04-10 2016-02-16 富士電機株式会社 パワートランジスタの駆動回路
JP6766443B2 (ja) * 2016-05-20 2020-10-14 富士電機株式会社 半導体集積回路
JP6915351B2 (ja) 2017-04-05 2021-08-04 富士電機株式会社 スイッチング素子駆動装置
US10924003B2 (en) * 2018-02-19 2021-02-16 Rohm Co., Ltd. Switching power supply
WO2019171509A1 (ja) * 2018-03-07 2019-09-12 日産自動車株式会社 スイッチング装置及びスイッチング装置の制御方法
GB201819201D0 (en) * 2018-11-26 2019-01-09 Yasa Ltd Gate driver

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016134882A (ja) 2015-01-22 2016-07-25 株式会社デンソー 負荷駆動制御装置および負荷駆動制御方法
JP2016158361A (ja) 2015-02-24 2016-09-01 ローム株式会社 スイッチ駆動回路
US20180309433A1 (en) 2016-04-06 2018-10-25 Power Integrations Switzerland Gmbh Soft shutdown modular circuitry for power semiconductor switches

Also Published As

Publication number Publication date
WO2020255640A1 (ja) 2020-12-24
JPWO2020255640A1 (ja) 2021-10-21
US20210288571A1 (en) 2021-09-16
DE112020000135T5 (de) 2021-07-29
CN113169662A (zh) 2021-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10644689B2 (en) Transistor drive circuit and motor drive control apparatus
JP6482665B2 (ja) 電力用半導体素子の駆動制御回路
US9476916B2 (en) Overcurrent detection apparatus and intelligent power module using same
US6967519B2 (en) Drive circuit for a power semiconductor device
JP6787348B2 (ja) 半導体素子の過電流保護装置
JP6076223B2 (ja) 電力用半導体素子の駆動回路
JP6625215B2 (ja) 駆動回路およびそれを用いたパワーモジュール
JP5119894B2 (ja) ドライバ回路
JP2006222593A (ja) 電圧駆動型半導体素子の駆動装置および方法
JP5831528B2 (ja) 半導体装置
JP2013115931A (ja) スイッチング素子の駆動回路
JP6142917B2 (ja) パワーデバイスの駆動回路
JP7151325B2 (ja) ドライバ回路
JP4991446B2 (ja) 電力変換装置
JP2016208089A (ja) 電圧駆動型半導体素子のゲート駆動回路
JP7068636B2 (ja) 電力変換装置
JP2018153006A (ja) ゲート駆動装置
JP6303060B1 (ja) ゲート駆動回路
WO2021124644A1 (ja) ゲート駆動回路
JP2011193543A (ja) 電圧形インバータのゲート電圧制御装置、ゲート電圧制御方法及びインテリジェントパワーモジュール
JP7341163B2 (ja) 電力用半導体素子の駆動回路、およびそれを用いた電力用半導体モジュール
JP5915232B2 (ja) スイッチング素子の制御回路及びスイッチング素子の制御方法
JP6642074B2 (ja) スイッチング素子の駆動装置
JP7459398B1 (ja) ゲート駆動装置
CN213547477U (zh) 一种igbt驱动电路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210601

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220125

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220310

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220331

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220413

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7068636

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150