JP2013257098A - 廃棄物処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シャフト部と炭化火格子部と溶融炉部とを備える廃棄物処理装置であって、溶融炉部において炭化火格子部から落下した処理対象物が偏りが少なく堆積する廃棄物処理装置を提供する。
【解決手段】上方に処理対象物の廃棄物が装入される装入口を有するシャフト部と、シャフト部の下方に接続され、シャフト部に装入された処理対象物を移動させながら熱分解する複数の炭化火格子が底部に配列された炭化火格子部と、炉底の上方に炭化火格子部と接続する開口部を備え、炭化火格子部から搬送され開口部から炉内に落下した処理対象物を溶融させる溶融炉部と、を備える廃棄物処理装置であって、炭化火格子部の溶融炉部側の端部に配置され、平面視において端部から溶融炉部の中央部まで突出して形成され、炭化火格子部から搬送される処理対象物の溶融炉部における落下位置をガイドするガイド部を備えることを特徴とする廃棄物処理装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、炉上部から投入した廃棄物を乾燥及び熱分解させ、更に熱分解残渣を溶融させて炉底部から溶融物を回収する廃棄物処理装置に関する。
一般廃棄物や産業廃棄物などの廃棄物を廃棄物ガス化溶融炉内に、コークスなどの塊状炭素系可燃物質や石灰石とともに装入し、炉体に設けられている羽口から空気又は酸素富化空気を吹き込み、廃棄物を乾燥、熱分解、燃焼、溶融することにより廃棄物を処理することが行われている。
廃棄物を溶融処理するための炉として、廃棄物が投入され、投入された廃棄物を乾燥するシャフト部と、シャフト部の下方において廃棄物を熱分解する炭化火格子部と、コークス等を燃料として、廃棄物が熱分解されて生成される残渣を溶融させる溶融炉部とを備える廃棄物ガス化溶融炉がある(例えば、特許文献1参照)。炭化火格子部は、階段状の多数の炭化火格子で構成されており、溶融炉部の方向に往復運動する可動炭化火格子によって、廃棄物は熱分解されながら溶融炉部の方向に徐々に搬送される。そして、熱分解によって生成した残渣は、最終的に、炭化火格子部に続く溶融炉部内に落下し、溶融炉部において溶融される。
特開2010−43840号公報
上述のように、廃棄物ガス化溶融炉においては、熱分解された残渣が炭化火格子部から溶融炉部に落下し、溶融炉部において残渣が溶融されるが、溶融炉部に落下した残渣は、炭化火格子側から落下するため、炭化火格子側の側面側に堆く堆積して偏積しやすい。
残渣が偏積すると、安定して溶融処理ができなかったり、コークスなどの偏積を引き起こして溶融炉部内での温度等のバラつきを起こすなどの問題があった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、シャフト部と炭化火格子部と溶融炉部とを備える廃棄物処理装置であって、溶融炉部において炭化火格子部から落下する廃棄物の熱分解残渣の偏積が少ない(処理対象物が偏りが少なく堆積する)廃棄物処理装置を提供することを目的とする。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、その発明の要旨とするところは以下のとおりである。
(1)上方に処理対象物の廃棄物が装入される装入口を有するシャフト部と、前記シャフト部の下方に接続され、前記シャフト部に装入された処理対象物を移動させながら熱分解する複数の炭化火格子が底部に配列された炭化火格子部と、炉底の上方において前記炭化火格子部と接続され、前記炭化火格子部から搬送されて炉内に落下した処理対象物を溶融させる溶融炉部と、を備える廃棄物処理装置であって、前記炭化火格子部の前記溶融炉部側の端部に配置され、平面視において前記溶融炉部の中央部まで突出して形成される、前記炭化火格子部から搬送される処理対象物の前記溶融炉部における落下位置をガイドするガイド部を備えることを特徴とする廃棄物処理装置。
(2)上記(1)の構成において、前記ガイド部は、少なくとも前記溶融炉部の炉底に面する部分が、耐熱性と耐火性の少なくともいずれかを有する材料で形成されることができる。(2)の構成によれば、高温の炉底に対して露出するガイド部が、溶融炉部内の熱によって損傷することを抑制できる。
(3)上記(1)または(2)の構成において、前記ガイド部は、前記炭化火格子部の最終段の炭化火格子によって形成されてもよい。(3)の構成によれば、ガイド部を専用の部材として新たに形成する必要がないため、ガイド部を設けることによるコストの上昇を抑えることができる。
(4)上記(1)から(3)のいずれかの構成において、前記ガイド部は、平面視において前記溶融炉部の前記炭化火格子部側の側面と、前記炭化火格子部側の側面に対向する側面と、の中間位置よりも前記炭化火格子部側の位置まで前記溶融炉部内に突出して形成されることができる。(4)の構成によれば、処理対象物を溶融炉部の中心部に、より確実に落下させることができ、偏積をより抑制できる。
(5)上記(1)から(4)のいずれかの構成において、前記溶融炉部は、前記ガイド部に対向する側壁部が前記ガイド部の突出方向に拡張された拡張部を備えることができる。(5)の構成によれば、ガイド部を形成しても処理対象物の落下位置における開口面積を十分に確保できるので、処理対象物の棚吊り現象の発生を抑制し、安定して廃棄物の処理を行うことができる。
(6)上記(5)の構成において、前記拡張部の下面は、水平面に対して下方に傾斜して形成してもよい。(6)の構成によれば、拡張部に落下した処理対象物を溶融炉部内に誘導することができる。
(7)上方に処理対象物の廃棄物が装入される装入口を有するシャフト部と、前記シャフト部の下方に接続され、前記シャフト部に装入された処理対象物を移動させながら熱分解する複数の炭化火格子が底部に配列された炭化火格子部と、炉底の上方において前記炭化火格子部と接続され、前記炭化火格子部から搬送されて炉内に落下した処理対象物を溶融させる溶融炉部と、を備える廃棄物処理装置における廃棄物処理方法であって、前記炭化火格子部の前記溶融炉部側の端部に配置され平面視において前記溶融炉部の中央部まで突出して形成されるガイド部の先端から、前記炭化火格子部から搬送される処理対象物を前記溶融炉部内に落下させることを特徴とする廃棄物処理方法。(7)の方法によれば、溶融炉部において処理対象物の偏積を抑制し、安定して処理対象物を溶融処理することができる。
シャフト部と炭化火格子部と溶融炉部とを備える廃棄物処理装置であって、溶融炉部において炭化火格子部から落下した処理対象物の偏積が少ない(処理対象物が偏りが少なく堆積する)廃棄物処理装置を提供することができる。
廃棄物ガス化溶融炉の構成を示す断面図である。 図1に示す廃棄物ガス化溶融炉のA−A’位置における断面図である。 炭化火格子部の斜視図を示す。 溶融炉部を上方から見た図である 他の実施形態の廃棄物ガス化溶融炉の構成を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態にかかる廃棄物処理装置である廃棄物ガス化溶融炉1の構成を示す断面図である。図2は、本実施形態の廃棄物ガス化溶融炉1の、図1におけるA−A’位置での断面図である。
本実施形態の廃棄物ガス化溶融炉1は、シャフト部2と、炭化火格子部4と、溶融炉部6と、を備える。本実施形態の廃棄物ガス化溶融炉1は、廃棄物が装入されるシャフト部2と最終的に溶融処理を行う溶融炉部6の位置をずらし、シャフト部2に装入された廃棄物は炭化火格子部4を経て溶融炉部6に導入される構造となっている。
まずシャフト部2は、シャフト部2内に装入された廃棄物を還元雰囲気下で乾燥する。シャフト部2は、上下方向(Z軸方向)に延びる竪型筒状の形状であり、上端に廃棄物を装入する廃棄物装入口21が形成される。また、シャフト部2の上部には、廃棄物が熱分解して発生するガスや廃棄物ガス化溶融炉1内に吹き込まれたガスを排出する排気口22が形成される。シャフト部2の下方は、下面の炭化火格子部4に接続されている。シャフト部2の内径や高さは廃棄物ガス化溶融炉1において必要とされる処理能力などに応じて適宜設定できる。また、シャフト部2の横断面形状(水平面での断面)は、円形状でも矩形状でもよい。
次に、炭化火格子部4は、シャフト部2において乾燥された(あるいはさらに熱分解された)廃棄物を熱分解して、熱分解残渣を生成しながら、溶融炉部6に搬送する。本実施形態では、炉内が還元雰囲気となるように、炉内に供給される空気量を調節し、炭化火格子部4において、燃焼が進行して灰分が生成しないようにしつつ、廃棄物を熱分解する。炭化火格子部4は、供給炭化火格子部4aと、乾留炭化火格子部4bと、駆動装置43a、43bと、回収室44a、44bと、送風管45a、45bなどを備える。
まず、炭化火格子部4を構成する各炭化火格子の構造を説明する。なお、炭化火格子の構造は、上流側の供給炭化火格子部4aと下流側の乾留炭化火格子部4bとで共通でよい。図3は、炭化火格子部4の斜視図を示す。図3に示すように、炭化火格子部4は複数の炭化火格子が階段状に配置されたものであり、可動炭化火格子41と固定炭化火格子42とが交互に配置されている。また、通常は図3に示すように、1段に複数列(図3では一例として4列)の炭化火格子が配列される。
可動炭化火格子41は、水平方向(X軸方向)に往復運動する。具体的には、可動炭化火格子41は、図1に示すように、駆動装置43a、43bによって前後方向に一定のピッチで往復運動するように駆動される。駆動装置43a、43bは、例えば、流体圧シリンダを用いればよい。可動炭化火格子41が前後に往復運動することにより、可動炭化火格子41上の廃棄物(あるいは熱分解残渣)を1段下の固定炭化火格子42に落下させ、落下した廃棄物は可動炭化火格子41の側面によって押し出されて、さらに1段下の可動炭化火格子41上に落下する。このような可動炭化火格子41が往復運動を繰り返すことで、廃棄物が攪拌されながら、徐々にシャフト部2側から溶融炉部6側に搬送される。
可動炭化火格子41および固定炭化火格子42の各炭化火格子間の隙間からは、廃棄物を乾燥させ、熱分解させるための空気が炉内に吹き込まれる。なお、空気の吹込は炭化火格子間の隙間に限られず、可動炭化火格子41および/または固定炭化火格子42に空気を吹き込むための送風孔を設けて、当該送風孔から空気を炉内に吹き込む構造でもよい。空気は、後述する空気の送風管45a、45bから、回収室44a、44bを介して供給される。また、可動炭化火格子41は、往復運動するプッシャーなどを用いてもよい。
そして、このような可動炭化火格子41と固定炭化火格子42で構成される炭化火格子部4は、廃棄物・熱分解残渣の移動方向上流側に供給炭化火格子部4aを備え、その下流側に乾留炭化火格子部4bを備える。供給炭化火格子部4aは、シャフト部2の下方に位置し、シャフト部2に装入された廃棄物の荷重を受ける。そして供給炭化火格子部4aは、シャフト部2で乾燥・熱分解された廃棄物をさらに熱分解させながら乾留炭化火格子部4b側に押し出して移動させる。供給炭化火格子部4aの幅(図1においてY軸方向における幅)は、シャフト部2の内径と同じであることが好ましい。シャフト部2から炭化火格子部4に切り替わる箇所において供給炭化火格子部4aの幅とシャフト部2の内径が同じであることで、廃棄物の荷下がり(廃棄物の降下)を安定化させることができる。その結果、シャフト部2から炭化火格子部4に切り替わる箇所やシャフト部2内において、廃棄物が棚吊り状態(廃棄物の降下が止まってしまう現象)になるなど荷下がり障害が発生することを抑制することができる。
乾留炭化火格子部4bは、供給炭化火格子部4aから送り出されてきた熱分解された廃棄物を更に熱分解(乾留)させて、最終的に、炭化物と不燃性成分(スラグやメタル)からなる熱分解残渣を生成し、その熱分解残渣を溶融炉部6に向けて押し出して供給する。乾留炭化火格子部4bの幅(図1のY軸方向)は、溶融炉部6との接続部において溶融炉部6の幅と同じになるように、供給炭化火格子部4a側から溶融炉部6側に進むにつれて狭くなるように形成されていてもよい。これは、廃棄物が乾燥し熱分解が進むと容積が小さくなるので、その廃棄物の容積の減少に合わせて、溶融炉部6の容積も小さくするために、溶融炉部6の幅は通常はシャフト部2の内径などに比べて小さく形成される。そのため、乾留炭化火格子部4bを供給炭化火格子部4a側から徐々に幅を狭くして溶融炉部6に接続することで、廃棄物を円滑に溶融炉部6側に供給できる。
そして、本実施形態の乾留炭化火格子部4bは、最終段として、熱分解残渣の溶融炉部6における落下位置をガイドするガイド部10を備える。ここで、図4は、溶融炉部6を上方から見た図である。ガイド部10は、溶融炉部6の炭化火格子部4側の側壁61の位置から、対向する側壁62側に突出して形成される。そして、ガイド部10は、その先端部が、炭化火格子部4による熱分解残渣(廃棄物)の押出し方向(図においてX軸方向)における、溶融炉部6の中央部付近まで突出する。
このガイド部10によって、乾留炭化火格子部4bから押し出されてきた熱分解残渣が、溶融炉部6の平面視において中央部付近から落下するため、溶融炉部6の中央部付近に落下する。そうすると、溶融炉部6内の中央付近に落ちた熱分解残渣は、乾留炭化火格子部4b側の側壁61側と対向する側壁62側に安息角まで自然に流動して堆積する。この場合、堆積した熱分解残渣は、幅方向(Y軸方向)に沿って中央部が側壁61側と側壁62側の高さに比べて多少高く堆積することになるが、ガイド部10が無い場合に側壁61側にうずたかく堆積する場合に比べれば偏積(偏って堆積している状態)の程度は低い。従って、ガイド部10によって、溶融炉部6における熱分解残渣の偏積を抑制することができる。
一方、ガイド部10を設けずに、側壁61の位置から溶融炉部6内に熱分解残渣をそのまま押し出して落下させた場合には、落下した熱分解残渣は、溶融炉部6内において側壁61側にうずたかく積ってしまう。側壁61側に偏積した場合、局部的に溶融炉部6の炉底側の羽口63から吹き込まれた酸素が上方に抜けて炉底上部において酸化溶融反応を起してクリンカ付着を起こすなど、安定運転の妨げとなる。また、溶融炉部6の上方から装入されるコークスや石灰石も偏積する。コークス等の燃料が偏積すると炉底において温度のバラつきが生じ、局所的に温度が低い箇所で付着物などを生じてしまう。また、石灰石が偏積すると塩基度のバラつきが生じ、溶融物の流動性が悪化して安定的な運転ができない。
ガイド部10の突出する先端部の位置は、溶融炉部6の熱分解残渣の押出し方向(X軸方向)における中央付近に熱分解残渣を落下させる必要があるので、当該押出し方向における溶融炉部6の中央位置までとすることが好ましい。つまり、ガイド部10の突出幅が、図4において、溶融炉部6のX軸方向における幅Dの半分のD/2までとすることが好ましい。さらに、落下中の熱分解残渣が、押出し方向に移動する距離を考慮すると、廃棄物ガス化溶融炉1の形状や大きさ、炭化火格子部4や溶融炉部6の形状や大きさ、あるいは炭化火格子の往復運動の速度等にもよるが、ガイド部10の先端部の位置は、溶融炉部6の中央位置から300mm〜500mm程度、乾留炭化火格子4b側の位置とすることが好ましい。なお、ガイド部10の先端部の位置を溶融炉部6の中央位置から上述の距離程度、乾留炭化火格子4b側の位置までとすることで、後述の副資材装入口66から投入される副資材がガイド部10に当たることも抑制できる。
なお、ガイド部10は、少なくとも、溶融炉部6の炉底部に面している部分が、耐火性、耐熱性に優れた材料で形成されるか、そのような材料で形成された保護部材で保護されていることが好ましい。ガイド部10は、溶融炉部6上に突き出す構造となるので、溶融炉部6の炉底からの輻射熱を受けるためである。
なお、以上のように炭化火格子部4は、供給炭化火格子部4aと乾留炭化火格子部4bに分かれているが、供給炭化火格子部4aと乾留炭化火格子部4bとで明確に機能が区別されていたり、処理対象物の状態が急激に変化したりしているわけではなく、廃棄物は供給炭化火格子部4aと乾留炭化火格子部4b上を通過していく過程で徐々に熱分解され炭化されていく。
また、図1では、供給炭化火格子部4aと乾留炭化火格子部4bを、水平方向に各炭化火格子が延びる水平炭化火格子を示しているが、これに限定されることはない。供給炭化火格子部4aと乾留炭化火格子部4bのいずれか一方または両方を、先端側が上方向に向かって傾斜する傾斜炭化火格子としてもよい。
また、図1においては、ガイド部10を除いて、供給炭化火格子部4aと乾留炭化火格子部4bの炭化火格子をそれぞれ6段ずつ示しているが、便宜上6段ずつ示しているだけであり、廃棄物ガス化溶融炉1の大きさなどに応じて最適な段数の炭化火格子がそれぞれ配置されればよい。
ガイド部10の直前の炭化火格子は、可動炭化火格子41であることが好ましい。直前の炭化火格子が可動炭化火格子であれば、41ガイド部10上の熱分解残渣を確実に溶融炉部6内に落下させることができる。また、ガイド部10が可動式であってもよい。ガイド部10が可動式である場合には、ガイド部10の先端部の位置が変化することにより熱分解残渣が溶融炉部6内に落下する位置が変わるため、同様に偏積を防止することができる。なお、ガイド部10が可動式である場合に、往復運動するガイド部10を支持する支持部をガイド部10の下側に設け、さらにその支持部を耐火性、耐熱性に優れた材料で形成してもよい。このような支持部によってガイド部10を炉底の熱から保護することができる。
駆動装置43a、43bは、上述の通り、可動炭化火格子41を往復運動させる。駆動装置43aは、供給炭化火格子部4aの可動炭化火格子41を駆動し、駆動装置43bは、乾留炭化火格子部4bの可動炭化火格子41を駆動する。駆動装置43aと駆動装置43bとは、それぞれ独立して可動炭化火格子41を駆動及び停止させたり、駆動速度(すなわち、廃棄物の供給速度)を制御することができる。この場合、供給炭化火格子部4aと乾留炭化火格子部4bの駆動速度(供給速度)は、相対的に異なるように設定してもよいし、同じ速度に設定してもよい。
回収室44a、44bは、炭化火格子の隙間から落下した微細な廃棄物を回収する。回収室44aは、供給炭化火格子部4aにおいて落下した廃棄物を回収する。回収室44bは、乾留炭化火格子部4bにおいて落下した廃棄物を回収する。
回収室44a、44bには、それぞれ、送風管45a、45bが接続されている。送風管45a、45bは、不図示の送風機が接続されており、送風機から空気が供給される。また、送風管45a、45bには、流量調節弁46a、46bが設けられている。送風機から送風管45aに供給された空気は、回収室44aを通って供給炭化火格子部4aの炭化火格子間の隙間から吹き出す。また、送風管45bに供給された空気は、回収室44bを通って乾留炭化火格子部4bの炭化火格子間の隙間から吹き出す。この際、炉内状況などに応じて、流量調節弁46a、46bを調節して、供給炭化火格子部4aに供給される空気の流量と、乾留炭化火格子部4bに供給される空気の流量と、を調節する。なお、流量調節弁46aと流量調節弁46bとを1つの弁に統一して、送風管45aと送風管45bに供給される空気の流量を一元管理してもよい。
次に、溶融炉部6は、炭化火格子部4において廃棄物が熱分解(炭化)されて生成された熱分解残渣をさらに燃焼・溶融する。溶融炉部6は、上下方向(Z軸方向)に延びる竪型で筒状の形状であり、側面の上方に炭化火格子部4が接続されている。また、本実施形態の溶融炉部6は、平面視において、矩形形状である。
そして、図2に示すように、溶融炉部6は、炭化火格子部4との接続位置から炉底側に進むにつれて、幅(図2においてY軸方向の幅)が狭くなる絞り部60が形成されている。これは、処理対象物である熱分解残渣は溶融炉部6における溶融処理が進むと、徐々に容積が小さくなるためである。図2に示す、絞り部60の水平方向に対する傾斜角度θは75度より大きく設定されることが好ましい。傾斜角度θが75度より大きければ、溶融炉部6内の熱分解残渣はスムーズに降下し、棚吊り現象の発生が抑制される。一方、傾斜角度θが75度以下、特に70度以下の場合には、熱分解残渣と絞り部60の内面との摩擦によって熱分解残渣の荷下がりが停滞し、棚吊り現象が発生する場合がある。熱分解残渣の降下が停滞すると熱溶融処理が円滑に進まない。
なお、本実施形態では、溶融炉部6を水平面における断面形状が矩形形状であるとして説明したが、これに限られず、シャフト部2と同様に円筒形状でもよい。また、溶融炉部6が円筒形状である場合には、上述の絞り部は、下方にいくにしたがって溶融炉部6の内径が小さくなる、逆円錐形状(いわゆる、朝顔(bosh)状)に形成されればよい。
溶融炉部6の天井部には、溶融炉部6における燃料などの副資材を溶融炉部6内に装入するための副資材装入口66が形成されている。副資材は、例えば、コークスやバイオマスの炭化物などの炭素系固形燃料であるが、これ以外の炭素系可燃性物質でもよい。また、副資材としては、燃料の他に、塩基度調整剤としての石灰石等も含んでよい。
なお、これらの副資材は、廃棄物とともに廃棄物装入口21からシャフト部2に装入してもよい。さらに、副資材装入口66は、溶融炉部6の天井部に配置するだけに限られず、ガイド部10の位置よりも上流側の乾留炭化火格子部4bの上方に配置してもよい。乾留炭化火格子部4b上に副資材を投入すれば、可動炭化火格子41によって副資材と熱分解残渣とが攪拌されて両者が適度に混合されるため、溶融炉部6において安定して溶融処理できる。
溶融炉部6の炉下部には、羽口63が周方向に複数配置される。羽口63は、炭化火格子部4から供給された熱分解残渣や、副資材装入口66から装入された燃料などを燃焼・溶融させるための酸素富化空気を溶融炉部6内に吹き込む。羽口63から炉内に吹き込まれる酸素富化空気は、例えば酸素発生器64からの酸素を混合することで酸素濃度を高めた空気である。
溶融炉部6の炉底には、熱分解残渣が溶融して生成される溶融物(すなわち、スラグ及びメタル)を排出する出湯口65が形成されている。出湯口65は、不図示の開閉機構が設けられており、間欠的に溶融物を排出する。出湯口65から排出された溶融物は、冷却・凝固させ、さらにスラグとメタルに分別される。
以上の構成を有する廃棄物ガス化溶融炉1における廃棄物処理の流れを説明する。廃棄物装入口21から装入された廃棄物は、シャフト部2内で廃棄物充填層100を形成する。そして、炭化火格子部4の炭化火格子間から吹き込まれた空気や溶融炉部6の羽口63から吹き込まれた空気や、廃棄物ガス化溶融炉1内で発生したガスが、廃棄物充填層100を通過する際の熱交換によって、廃棄物の乾燥および熱分解が進行する。乾燥および熱分解には、廃棄物自身の発熱による熱も利用される。乾留炭化火格子部4の可動炭化火格子41の動作によって炭化火格子上にある廃棄物が溶融炉部6側に押し出されていくことで、廃棄物充填層100における廃棄物は乾燥・熱分解されながらシャフト部2内を徐々に降下し、シャフト部2下方の供給炭化火格子部4a上に到達する。廃棄物は供給炭化火格子部4aで更に熱分解されながら、可動炭化火格子1の動作によって攪拌されながら乾留炭化火格子部4b側に移動する。乾留炭化火格子部4bにおいて、廃棄物はさらに熱分解され、熱分解残渣となって、溶融炉部6に供給される。なお、熱分解残渣は、溶融炉部6において安定して溶融処理が行われるようにするために、水分が質量比で10%以下、固定炭素が質量比で3%以上であることが好ましい。
溶融炉部6内に落下した熱分解残渣は充填層101を形成する。この際、本実施形態においては、乾留炭化火格子部4bの最終段にガイド部10が配置されているため、熱分解残渣は、熱溶融炉6の乾留炭化火格子部4b側と対向する側面62との中央位置付近に落下する。これにより、溶融炉部6において、落下した熱分解残渣が乾留炭化火格子部4b側の側面61に沿ってうずたかく偏積してしまうことが抑制され、安定して熱分解残渣の溶融処理を行うことができる。
溶融炉部6内には、副資材装入口66からコークスなどが装入され、炉底において羽口63から吹き込まれた酸素富化空気によって、コークスおよび廃棄物の炭素を燃焼させる。これにより炉底に高温のコークスベット102が形成され、その熱で熱分解残渣に含まれる灰分や不燃成分を溶融し、溶融物として炉外に排出される。
炭化火格子部4の炭化火格子間から供給された空気や羽口63から供給された空気などを含む高温ガスは廃棄物充填層100を通過してシャフト部2の上部に到達し、廃棄口22から排出される。廃棄口22から排出された高温ガスは、例えば、ボイラー等の装置で廃熱を回収した後、無害化処理をして放出される。
以上説明した本実施形態の廃棄物ガス化溶融炉1によれば、炭化火格子部4において廃棄物が熱分解されて生成される熱分解残渣が、溶融炉部6において偏って堆積することが抑制される。溶融炉部6における偏積が抑制されることで、溶融炉部6の炉底における固形物の付着や、温度や塩基度のバラつき等が抑制され、安定して熱分解残渣の溶融処理を行うことができる。
また、溶融炉部6における偏積の解消にエネルギーが使用されないため、廃棄物ガス化溶融炉1のランニングコストが増加することなく、偏積を抑制できるという効果が得られる。
なお、本実施形態では、ガイド部10は、乾留炭化火格子部4bの最終段であるとして説明したがこれに限られない。つまり、必ずしも炭化火格子をガイド部10として用いなくてもよく、専用の部材としてガイド部10を形成してもよい。乾留炭化火格子部4から押し出された熱分解残渣が、溶融炉部6の中央付近に落下するようにガイドできれば、どのような形状でもよい。
また、本実施形態では、ガイド部10は、乾留炭化火格子部4bの幅方向(Y軸方向)の全体にわたって形成されるものとして説明したが、これに限られない。例えば、ガイド部10の幅を徐々に狭くなるように形成し、さらに両端部にガイド壁を設けた形状(幅が徐々に狭くなる樋状のもの)としてもよい。これにより、ガイド部10から溶融炉部の幅方向(Y軸方向)においても中心位置に熱分解残渣を落下させることができる。
また、本実施形態では、ガイド部10は水平方向に突出する形状として説明したが、これに限られない。下方あるいは上方に傾斜させた構造でもよい。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態を説明する。図5は、本実施形態の廃棄物ガス化溶融炉1’の構成を示す断面図である。なお、本実施形態の説明において、第1の実施形態と同様の構成においては、同じ符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態の廃棄物ガス化溶融炉1’は、溶融炉部6においてガイド部10から溶融炉部6内に落下する熱分解残渣の棚吊り現象を防止するために、拡張部67をさらに備える点が第1の実施形態と異なる。拡張部67は、溶融炉部6の側壁62の、少なくともガイド部10の高さ付近の部分が、乾留炭化火格子部4bにおける熱分解残渣(廃棄物)の移動方向(X軸方向)側に、炉底部分の側壁62の位置よりも奥の位置まで拡張して形成されたものである。
第1の実施形態で説明したガイド部10を設けた場合、ガイド部10が溶融炉部6内に突き出るため、乾留炭化火格子部4bから溶融炉部6内に熱分解残渣が落下する位置において、溶融炉部6の開口面積が狭くなる。そのため、乾留炭化火格子部4bから落下する熱分解残渣の分量によっては、ガイド部10と、ガイド部10に対向する側壁62との間に熱分解残渣が引っかかって棚吊り状態となり、安定して溶融処理できない可能性もある。
従って、拡張部67を形成することで、熱分解残渣が炉底に落下する位置における溶融炉部6の開口面積が十分に確保される。そのため、本実施形態によれば、熱分解残渣をガイド部10によって溶融炉部6の中央部付近に落下させつつ、ガイド部10の位置における棚吊り状態の発生を確実に抑制することができる。
拡張部67の形状は、開口面積を広げられれば限定されないが、溶融炉部6の下面(炉底側の面)が傾斜していることが好ましい。炉底側が傾斜していることで、仮に熱分解残渣が拡張部67側に落下しても、自重により自然に炉底に落下するためである。また、傾斜部分を熱分解残渣が滑り落ちることで、落下する際に、側壁62の位置よりも溶融炉部6の中心側まで移動するため、側壁62側における偏積も防ぐことができる。
なお、図5においては、拡張部67は、溶融炉部6の天井部まで拡張された形状として記載しているが、これに限られない。上述したように、上下方向(Z軸方向)において少なくともガイド部10の高さ付近の位置において、側壁62が拡張されていれば、棚吊り抑制効果が得られる。
以上、本発明を実施形態により詳細に説明したが、形式や細部についての種々の置換、変形、変更等が、特許請求の範囲の記載により規定されるような本発明の精神及び範囲から逸脱することなく行われることが可能であることは、当該技術分野における通常の知識を有する者にとって明らかである。従って、本発明の範囲は、前述の実施形態および図面に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載及びこれと均等なものに基づいて定められるべきである。
1 廃棄物ガス化溶融炉
2 シャフト部
21 廃棄物装入口
4 炭化火格子部
41 可動炭化火格子
42 固定炭化火格子
4a 供給炭化火格子部
4b 乾留炭化火格子部
6 溶融炉部
63 羽口
65 出湯口
67 拡張部
10 ガイド部

Claims (7)

  1. 上方に処理対象物の廃棄物が装入される装入口を有するシャフト部と、
    前記シャフト部の下方に接続され、前記シャフト部に装入された処理対象物を移動させながら熱分解する複数の炭化火格子が底部に配列された炭化火格子部と、
    炉底の上方において前記炭化火格子部と接続され、前記炭化火格子部から搬送されて炉内に落下した処理対象物を溶融させる溶融炉部と、を備える廃棄物処理装置であって、
    前記炭化火格子部の前記溶融炉部側の端部に配置され、平面視において前記溶融炉部の中央部まで突出して形成される、前記炭化火格子部から搬送される処理対象物の前記溶融炉部における落下位置をガイドするガイド部を備えることを特徴とする廃棄物処理装置。
  2. 前記ガイド部は、少なくとも前記溶融炉部の炉底に面する部分が、耐熱性と耐火性の少なくともいずれかを有する材料で形成されることを特徴とする請求項1に記載の廃棄物処理装置。
  3. 前記ガイド部は、前記炭化火格子部の最終段の炭化火格子によって形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の廃棄物処理装置。
  4. 前記ガイド部は、平面視において前記溶融炉部の前記炭化火格子部側の側面と、前記炭化火格子部側の側面に対向する側面と、の中間位置よりも前記炭化火格子部側の位置まで前記溶融炉部内に突出することを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の廃棄物処理装置。
  5. 前記溶融炉部は、前記ガイド部に対向する側壁部が前記ガイド部の突出方向に拡張された拡張部を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか一つの記載の廃棄物処理装置。
  6. 前記拡張部の下面は、水平面に対して下方に傾斜していることを特徴とする請求項5に記載の廃棄物処理装置。
  7. 上方に処理対象物の廃棄物が装入される装入口を有するシャフト部と、前記シャフト部の下方に接続され、前記シャフト部に装入された処理対象物を移動させながら熱分解する複数の炭化火格子が底部に配列された炭化火格子部と、炉底の上方において前記炭化火格子部と接続され、前記炭化火格子部から搬送されて炉内に落下した処理対象物を溶融させる溶融炉部と、を備える廃棄物処理装置における廃棄物処理方法であって、
    前記炭化火格子部の前記溶融炉部側の端部に配置され平面視において前記溶融炉部の中央部まで突出して形成されるガイド部の先端から、前記炭化火格子部から搬送される処理対象物を前記溶融炉部内に落下させることを特徴とする廃棄物処理方法。
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