JP2013257012A - ボールジョイント、ラックアンドピニオン機構及び摺動機構 - Google Patents
ボールジョイント、ラックアンドピニオン機構及び摺動機構 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】ボールジョイント50は、球面部58を有する金属製のボールスタッド54と、このボールスタッド54の球面部58を囲うようにしてボールスタッド54を支持する樹脂製のホルダ53とからなり、ボールスタッド54とホルダ53との間に潤滑剤56が充填されている。ホルダ53は、ボールスタッド54に対向する面に、ダイヤモンドライクカーボン膜53aが形成されている。
【選択図】図2
Description
図2以降においてボールジョイントの詳細を説明する。
非鉄金属としては、アルミニウム、マグネシウム、チタンまたはこれらを主成分とする合金を挙げることができる。
DLC膜53aは、プラズマCVD法によって形成することができる。DLC膜53aの形成には、CVD法の他にPVD法を採用することもできる。
図4以降において、ガイド部材(図1、符号60)の詳細を説明する。
なお、潤滑剤63としては、グリースが好ましい。以下、潤滑剤63を適宜グリース63という。
このような摺動機構について、トルクの変動を測定した。詳細を図6以降において説明する。
より詳細には、図6(a)の参考例に係るボールスタッド284は、球面部288の表面の全体にわたってDLC膜288aが形成されている。図6(b)に示される好適例に係るボールスタッド84は、球面部88の表面に回転方向に沿って2本のDLC膜88aが形成されている。これらのボールスタッド84,284について行った測定について、図7に沿って説明する。
参考例に係るボールジョイントについても同様に測定を行った。
図8において測定結果について説明する。
このような結果になった理由について、図6及び図9を参照して考察する。
この知見に基づき、以下のこともいえる。
本発明の別実施例について、図10以降において説明する。
図10は実施例2のボールジョイントの断面構成を示し、上記図2に対応させて表している。
図10に示されるように、ボールジョイント110(摺動機構110)は、ホルダ113(支持部材113)の内周面に帯状のDLC膜113aが2本形成されてなる。DLC膜113aは、ボールスタッド54の回転方向に沿って形成されている。
ホルダ113の内周面の一部にマスクを被せて処理することにより、内周面の一部に対して任意の形状にDLC膜113aを形成することができる。
図11は実施例3のボールジョイントの断面構成を示し、上記図2に対応させて表している。
図11に示されるように、ボールジョイント120(摺動機構120)は、ホルダ123(支持部材123)の内周面に複数の水玉状のDLC膜123aが形成されてなる。
図12は実施例4のボールジョイントの断面構成を示し、上記図2に対応させて表している。
図12に示されるように、ボールジョイント130(摺動機構130)は、ホルダ133(支持部材133)の内周面に、ボールスタッドの軸に向かって突出する突起部133bが2本形成されている。このようなホルダ133の内周面の全体にDLC膜133aが形成されている。
Claims (3)
- 球面部を有する金属製のボールスタッドと、このボールスタッドの球面部を囲うようにして前記ボールスタッドを支持する樹脂製のホルダとからなり、前記ボールスタッドと前記ホルダとの間に潤滑剤が充填されているボールジョイントにおいて、
前記ホルダは、前記ボールスタッドに対向する面に、ダイヤモンドライクカーボン膜が形成されていることを特徴とするボールジョイント。 - 樹脂製のラックブッシュによって金属製のラック軸が支持され、これらのラックブッシュ及びラック軸の間に潤滑剤が充填されているラックアンドピニオン機構において、
前記ラックブッシュの前記ラック軸に対向する面に、ダイヤモンドライクカーボン膜が形成されていることを特徴とするラックアンドピニオン機構。 - 表面にダイヤモンドライクカーボン膜が形成されている樹脂製の支持部材と、
この支持部材に支持されていると共に、前記ダイヤモンドライクカーボン膜上を摺動する金属製の摺動部材と、からなることを特徴とする摺動機構。
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Citations (4)
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JP2006194284A (ja) * | 2005-01-11 | 2006-07-27 | Nissan Motor Co Ltd | 継手構造 |
JP2011179580A (ja) * | 2010-03-01 | 2011-09-15 | Imae Kogyo Kk | ガイドローラ及びその製造方法 |
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2012
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