JP2013252484A - 水銀汚染水の浄化方法及びそれに用いられる浄化装置 - Google Patents
水銀汚染水の浄化方法及びそれに用いられる浄化装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013252484A JP2013252484A JP2012129490A JP2012129490A JP2013252484A JP 2013252484 A JP2013252484 A JP 2013252484A JP 2012129490 A JP2012129490 A JP 2012129490A JP 2012129490 A JP2012129490 A JP 2012129490A JP 2013252484 A JP2013252484 A JP 2013252484A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mercury
- contaminated water
- metal ion
- valence
- reducing agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Abstract
【解決手段】水銀汚染水に、pHが4以上の水には不溶性で、pHが4未満の水には可溶性である金属イオン含有還元剤を添加し、該水銀汚染水中の水銀化合物と反応させて水銀イオンを還元して水銀を遊離、気化させる工程、及び金属イオン含有還元剤の金属イオンのうち、この反応により価数の増加した金属イオンを、電気化学的に元の価数の金属イオンに戻す工程を行うことを特徴とする水銀汚染水の浄化方法;この方法に用いられる浄化装置。
【選択図】 図1
Description
金属イオン含有還元剤の金属イオンのうち、上記反応により価数の増加した金属イオンを、電気化学的に元の価数の金属イオンに戻す工程を行うことを特徴とする水銀汚染水の浄化方法により達成することができる。
(1)元の価数に戻された金属イオンを含有する還元剤を前記水銀汚染水に再び添加する。これによりリサイクルが可能となる。
(2)金属イオン含有還元剤の金属イオンのうち反応により価数の増加した金属イオンと元の価数の金属イオンを分離するために、金属イオンの価数の相違によりその通過を選択できる多価陽イオン透過膜を用いる。価数の増加した金属イオンと元の価数の金属イオンを分離が容易となる。
(3)金属イオン含有還元剤が、金属鉄、塩化第1鉄、硫酸第1鉄及び塩化第1スズから選択される少なくとも1種である。特に、塩化第1鉄又は硫酸第1鉄が好ましい。このような還元剤の使用により、還元を迅速に行うことができる。
(4)金属イオン含有還元剤の金属イオンがFe2+であり、価数の増加した金属イオンがFe3+である。このような還元剤の使用により、還元を迅速に行うことができる。
(5)水銀汚染水に、さらにタングステン化合物及び/又は多価カルボン酸塩を添加する。これにより鉄酸化細菌の活動を抑制することができ、酸化鉄の生成を抑制することができ、還元を迅速に行うことができる。
(6)価数の増加した金属イオンを、元の価数の金属イオンに戻す反応を、電気分解により行う。還元剤の再生を容易に行うことができる。
(7)pHの調整に硫酸を用いる。酸性に保つことにより酸化された鉄の析出を抑えることができる。そして、硫酸はHgOに対する高い溶解性能を有するので好ましい。
(8)金属イオンの価数の相違によりその通過を選択できる多価陽イオン透過膜で仕切られた2室を有し、その一方の室に陽極が、他方の室に陰極が設けられ、さらに該電極に電気を送るための電源を備えた水銀汚染水の浄化装置を用いて、
陽極を有する室に、水銀汚染水を導入して、該水銀汚染水に、pHが4以上の水には不溶性で、pHが4未満の水には可溶性である金属イオン含有還元剤を添加し、該汚染水中の水銀化合物と反応させて還元することにより水銀を遊離、気化させる工程、
金属イオン含有還元剤の金属イオンのうち、この反応により価数の増加した金属イオンを、元の価数の金属イオンが通過しない多価陽イオン透過膜を通過させて陰極を有する室に導き、該陰極上で電気化学的に電子を受け取って元の価数の金属イオンに戻す工程を行う。
(9)水の電気分解が起こらないよう或いは少し起こるように、電圧をできるだけ低く調整する(一般に0.05〜0.5V、特に0.05〜0.3V)。水の電気分解が起こり過ぎると還元反応を阻害する。
金属イオンの価数の相違によりその通過を選択できる多価陽イオン透過膜で仕切られた2室を有し、その一方の室に陽極が、他方の室に陰極が設けられ、さらに該電極に電気を送るための電源を備えた、請求項1〜8のいずれか1項に記載の水銀汚染水の浄化方法に用いられる水銀汚染水の浄化装置であって、
陽極を有する室において、水銀汚染水を導入して、該水銀汚染水に、pHが4以上の水には不溶性で、pHが4未満の水には可溶性である金属イオン含有還元剤を添加し、該汚染水中の水銀化合物と反応させて水銀イオンを還元することにより水銀を遊離、気化させ、
金属イオン含有還元剤の金属イオンのうち、この反応により価数の増加した金属イオンを、元の価数の金属イオンが通過しない多価陽イオン透過膜を通過させて陰極を有する室に導き、該陰極上で電気化学的に電子を受け取らせて元の価数の金属イオンに戻すことを特徴とする水銀汚染水の浄化装置によっても達成される。
(1)元の価数に戻された金属イオンを含有する還元剤を前記水銀汚染水に再び添加する。これによりリサイクルが可能となる。
(2)当該水銀汚染水の浄化装置が複数連結されている。高い生産性が得られる。
(3)気化した水銀を回収するための水銀トラップ槽が陽極を有する室に連結されている。
(4)電源が太陽光発電パネルを含むシステムである。省エネルギーが可能となる。
水銀汚染水に、pHが4以上の水には不溶性で、pHが4未満の水には可溶性である金属イオン含有還元剤を添加し、該水銀汚染水中の水銀化合物と反応させて水銀イオンを還元することにより水銀を遊離、気化させる工程、
金属イオン含有還元剤の金属イオン(例、Fe2+)のうち、この反応により価数の増加した金属イオン(例、Fe3+)を、電気化学的に元の価数の金属イオンに戻す工程
を有する。そして、得られた元の価数に戻された金属イオン(例、Fe2+)を含有する還元剤を前記水銀汚染水に再び添加することが好ましい。これによりリサイクルが可能となり、還元剤の量を低く抑えることができる。また金属イオン含有還元剤と水銀化合物と反応は、pHを低く抑えることにより容易に行うことができるので簡便であり、さらに、価数の増加した金属イオンを元の価数の金属イオンに戻すのを電気化学的に迅速に行うため酸化鉄等の不要な酸化物の沈殿をもたらさない。このため、本発明の方法では、特に高温にする必要がないので、高いエネルギーを必要とすることはなく、また処理効率も高いので、大型の設備も必要としない。
図1の浄化装置を用いて、以下の浄化試験を行った。多価陽イオン透過膜1に、旭化成(株)製のアシプレックスK192を用いた。
水銀汚染水(水銀濃度:600μg/L前後)を、陽極4が設置された反応槽2に導入した。水銀汚染水に硫酸を添加して、pH3に調整した。さらに、水銀汚染水に、金属イオン含有還元剤として硫酸第1鉄を、水銀汚染水における含有量が0.05質量%となるように添加した。その後、上記浄化装置を2時間稼働させた(電位0.2V)。硫酸第1鉄のさらなる添加は行わなかった。
稼働前、終了後の水銀濃度、及びpHを図2のグラフに示す。
実施例1において、硫酸第1鉄の水銀汚染水における含有量を0.15質量%とした以外は同様にして浄化試験を実施した。
稼働前、終了後の水銀濃度、及びpHを図2のグラフに示す。
実施例1において、硫酸第1鉄の水銀汚染水における含有量を0.30質量%とした以外は同様にして浄化試験を実施した。
稼働前、終了後の水銀濃度、及びpHを図2のグラフに示す。
実施例1において、pH4に調整した以外は同様にして浄化試験を実施した。
稼働前、終了後の水銀濃度、及びpHを図3のグラフに示す。
図1の浄化装置を用いて、以下の浄化試験を行った。多価陽イオン透過膜1に、旭化成(株)製のアシプレックスK192を用いた。
水銀汚染水(水銀濃度:93.0μg/L)を、陽極4が設置された反応槽2に導入した。水銀汚染水に硫酸を添加して、pH3に調整した。さらに、水銀汚染水に、金属イオン含有還元剤として硫酸第1鉄を、水銀汚染水における含有量が0.05質量%となるように添加した。その後、上記浄化装置を2時間稼働させた(電位0.1V)。硫酸第1鉄のさらなる添加は行わなかった。なお、稼働中にpHが4.2Vになったため、電位を1.5Vに上昇させ5分間保持することによりpHを3.4まで下げた。
稼働前、終了後の水銀濃度、及びpHを図4のグラフに示す。
実施例4において、硫酸第1鉄の水銀汚染水における含有量を0.15質量%とした以外は同様にして浄化試験を実施した。
稼働前、終了後の水銀濃度、及びpHを図4のグラフに示す。
実施例4において、硫酸第1鉄の水銀汚染水における含有量を0.30質量%とした以外は同様にして浄化試験を実施した。
稼働前、終了後の水銀濃度、及びpHを図4のグラフに示す。
図1の浄化装置を用いて、以下の浄化試験を行った。多価陽イオン透過膜1に、旭化成(株)製のアシプレックスK192を用いた。
水銀汚染水(水銀濃度:8.4μg/L)を、陽極4が設置された反応槽2に導入した。水銀汚染水に硫酸を添加して、pH3に調整した。さらに、水銀汚染水に、金属イオン含有還元剤として硫酸第1鉄を、水銀汚染水における含有量が0.05質量%となるように添加した。その後、上記浄化装置を2時間稼働させた(電位0.1V)。硫酸第1鉄のさらなる添加は行わなかった。
稼働前、終了後の水銀濃度、及びpHを図5のグラフに示す。
実施例7において、硫酸第1鉄の水銀汚染水における含有量を0.15質量%とした以外は同様にして浄化試験を実施した。
稼働前、終了後の水銀濃度、及びpHを図5のグラフに示す。
実施例7において、硫酸第1鉄の水銀汚染水における含有量を0.30質量%とした以外は同様にして浄化試験を実施した。
稼働前、終了後の水銀濃度、及びpHを図5のグラフに示す。
2 反応槽
3 水槽
4 陽極
5 陰極
6 参照電極
7 ポテンショメータ
8 水銀トラップ槽
9、11 配管
10 ソーラーパネル
12 ポンプ
Claims (13)
- 水銀汚染水に、pHが4以上の水には不溶性で、pHが4未満の水には可溶性である金属イオン含有還元剤を添加し、該水銀汚染水中の水銀化合物と反応させて水銀イオンを還元することにより水銀を遊離、気化させる工程、及び
金属イオン含有還元剤の金属イオンのうち、上記反応により価数の増加した金属イオンを、電気化学的に元の価数の金属イオンに戻す工程を行うことを特徴とする水銀汚染水の浄化方法。 - 元の価数に戻された金属イオンを含有する還元剤を前記水銀汚染水に再び添加する請求項1に記載の水銀汚染水の浄化方法。
- 金属イオン含有還元剤の金属イオンのうち反応により価数の増加した金属イオンと元の価数の金属イオンを分離するために、金属イオンの価数の相違によりその通過を選択できる多価陽イオン透過膜を用いる請求項1又は2に記載の水銀汚染水の浄化方法。
- 金属イオン含有還元剤が、金属鉄、塩化第1鉄、硫酸第1鉄及び塩化第1スズから選択される少なくとも1種である請求項1〜3のいずれか1項に記載の水銀汚染水の浄化方法。
- 金属イオン含有還元剤の金属が、塩化第1鉄又は硫酸第1鉄である請求項1〜4のいずれか1項に記載の水銀汚染水の浄化方法。
- 金属イオン含有還元剤の金属イオンがFe2+であり、価数の増加した金属イオンがFe3+である請求項1〜5のいずれか1項に記載の水銀汚染水の浄化方法。
- 水銀汚染水に、さらにタングステン化合物及び/又は多価カルボン酸塩を添加する請求項1〜6のいずれか1項に記載の水銀汚染水の浄化方法。
- 金属イオンの価数の相違によりその通過を選択できる多価陽イオン透過膜で仕切られた2室を有し、その一方の室に陽極が、他方の室に陰極が設けられ、さらに該電極に電気を送るための電源を備えた水銀汚染水の浄化装置を用いて、
陽極を有する室に、水銀汚染水を導入して、該水銀汚染水に、pHが4以上の水には不溶性で、pHが4未満の水には可溶性である金属イオン含有還元剤を添加し、該汚染水中の水銀化合物と反応させて水銀イオンを還元することにより水銀を遊離、気化させる工程、
金属イオン含有還元剤の金属イオンのうち、上記反応により価数の増加した金属イオンを、元の価数の金属イオンが通過しない多価陽イオン透過膜を通過させて陰極を有する室に導き、該陰極上で電気化学的に電子を受け取らせて元の価数の金属イオンに戻す工程を行う請求項1〜7のいずれか1項に記載の水銀汚染水の浄化方法。 - 金属イオンの価数の相違によりその通過を選択できる多価陽イオン透過膜で仕切られた2室を有し、その一方の室に陽極が、他方の室に陰極が設けられ、さらに該電極に電気を送るための電源を備えた、請求項1〜8のいずれか1項に記載の水銀汚染水の浄化方法に用いられる水銀汚染水の浄化装置であって、
陽極を有する室において、水銀汚染水を導入して、該水銀汚染水に、pHが4以上の水には不溶性で、pHが4未満の水には可溶性である金属イオン含有還元剤を添加し、該汚染水中の水銀化合物と反応させて水銀イオンを還元することにより水銀を遊離、気化させ、
金属イオン含有還元剤の金属イオンのうち、この反応により価数の増加した金属イオンを、元の価数の金属イオンが通過しない多価陽イオン透過膜を通過させて陰極を有する室に導き、該陰極上で電気化学的に電子を受け取らせて元の価数の金属イオンに戻すことを特徴とする水銀汚染水の浄化装置。 - 元の価数に戻された金属イオンを含有する還元剤を前記水銀汚染水に再び添加する請求項9に記載の水銀汚染水の浄化装置。
- 当該水銀汚染水の浄化装置が複数連結されている請求項9又は10に記載の水銀汚染水の浄化装置。
- 気化した水銀を回収するための水銀トラップ槽が陽極を有する室に連結されている請求項9〜11のいずれか1項に記載の水銀汚染水の浄化装置。
- 電源が太陽光発電パネルを含むシステムである請求項9〜12のいずれか1項に記載の水銀汚染水の浄化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012129490A JP5969826B2 (ja) | 2012-06-07 | 2012-06-07 | 水銀汚染水の浄化方法及びそれに用いられる浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012129490A JP5969826B2 (ja) | 2012-06-07 | 2012-06-07 | 水銀汚染水の浄化方法及びそれに用いられる浄化装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013252484A true JP2013252484A (ja) | 2013-12-19 |
JP5969826B2 JP5969826B2 (ja) | 2016-08-17 |
Family
ID=49950464
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012129490A Active JP5969826B2 (ja) | 2012-06-07 | 2012-06-07 | 水銀汚染水の浄化方法及びそれに用いられる浄化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5969826B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108862857A (zh) * | 2018-07-05 | 2018-11-23 | 浙江树人学院 | 一种用于分散式农村生活污水处理的太阳能污水处理装置 |
CN110862180A (zh) * | 2018-08-28 | 2020-03-06 | 淄博泰典新材料有限公司 | 一种高酸含汞废水处理回收方法及装置 |
CN110921781A (zh) * | 2019-12-11 | 2020-03-27 | 西安交通大学 | 基于太阳能的海水脱盐系统及脱盐方法 |
Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5383349A (en) * | 1976-12-29 | 1978-07-22 | Nippon Fuirutaa Kk | Method of recovering heavy metal from drainage containing heavy metal |
JPS54155117A (en) * | 1978-05-27 | 1979-12-06 | Rikagaku Kenkyusho | Mercury recovering method |
JPS58126940A (ja) * | 1982-01-25 | 1983-07-28 | Seitetsu Kagaku Co Ltd | 廃水中の水銀回収法 |
JPS58224135A (ja) * | 1982-06-22 | 1983-12-26 | Seitetsu Kagaku Co Ltd | 廃水中の水銀を回収する方法 |
JPS60222190A (ja) * | 1984-04-20 | 1985-11-06 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 水銀含有廃水のフエライト化処理方法 |
JPH04210293A (ja) * | 1990-12-12 | 1992-07-31 | Kubota Corp | 排水の水銀回収方法及び水銀回収装置 |
JP2001140026A (ja) * | 1999-11-18 | 2001-05-22 | Iwanaga Zaimokuten:Kk | 水銀含有廃棄物からの水銀回収方法 |
JP2001293485A (ja) * | 2000-04-12 | 2001-10-23 | Kurita Water Ind Ltd | 6価クロム含有廃水の処理方法及び処理装置 |
JP2003145161A (ja) * | 2001-06-25 | 2003-05-20 | Kurita Water Ind Ltd | 水処理装置及び水処理方法 |
JP2003181472A (ja) * | 2001-12-20 | 2003-07-02 | Kurita Water Ind Ltd | 水銀含有排水の処理方法 |
JP2004181329A (ja) * | 2002-12-02 | 2004-07-02 | Kurita Water Ind Ltd | 排水処理方法および排水処理装置 |
JP2011144347A (ja) * | 2009-07-08 | 2011-07-28 | Tosoh Corp | 重金属処理剤及び重金属汚染物質の処理方法 |
-
2012
- 2012-06-07 JP JP2012129490A patent/JP5969826B2/ja active Active
Patent Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5383349A (en) * | 1976-12-29 | 1978-07-22 | Nippon Fuirutaa Kk | Method of recovering heavy metal from drainage containing heavy metal |
JPS54155117A (en) * | 1978-05-27 | 1979-12-06 | Rikagaku Kenkyusho | Mercury recovering method |
JPS58126940A (ja) * | 1982-01-25 | 1983-07-28 | Seitetsu Kagaku Co Ltd | 廃水中の水銀回収法 |
JPS58224135A (ja) * | 1982-06-22 | 1983-12-26 | Seitetsu Kagaku Co Ltd | 廃水中の水銀を回収する方法 |
JPS60222190A (ja) * | 1984-04-20 | 1985-11-06 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 水銀含有廃水のフエライト化処理方法 |
JPH04210293A (ja) * | 1990-12-12 | 1992-07-31 | Kubota Corp | 排水の水銀回収方法及び水銀回収装置 |
JP2001140026A (ja) * | 1999-11-18 | 2001-05-22 | Iwanaga Zaimokuten:Kk | 水銀含有廃棄物からの水銀回収方法 |
JP2001293485A (ja) * | 2000-04-12 | 2001-10-23 | Kurita Water Ind Ltd | 6価クロム含有廃水の処理方法及び処理装置 |
JP2003145161A (ja) * | 2001-06-25 | 2003-05-20 | Kurita Water Ind Ltd | 水処理装置及び水処理方法 |
JP2003181472A (ja) * | 2001-12-20 | 2003-07-02 | Kurita Water Ind Ltd | 水銀含有排水の処理方法 |
JP2004181329A (ja) * | 2002-12-02 | 2004-07-02 | Kurita Water Ind Ltd | 排水処理方法および排水処理装置 |
JP2011144347A (ja) * | 2009-07-08 | 2011-07-28 | Tosoh Corp | 重金属処理剤及び重金属汚染物質の処理方法 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108862857A (zh) * | 2018-07-05 | 2018-11-23 | 浙江树人学院 | 一种用于分散式农村生活污水处理的太阳能污水处理装置 |
CN108862857B (zh) * | 2018-07-05 | 2021-06-04 | 浙江树人学院 | 一种用于分散式农村生活污水处理的太阳能污水处理装置 |
CN110862180A (zh) * | 2018-08-28 | 2020-03-06 | 淄博泰典新材料有限公司 | 一种高酸含汞废水处理回收方法及装置 |
CN110921781A (zh) * | 2019-12-11 | 2020-03-27 | 西安交通大学 | 基于太阳能的海水脱盐系统及脱盐方法 |
CN110921781B (zh) * | 2019-12-11 | 2020-12-25 | 西安交通大学 | 基于太阳能的海水脱盐系统及脱盐方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5969826B2 (ja) | 2016-08-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101238898B1 (ko) | 해수로부터 리튬, 탄산리튬 및 수산화 리튬을 고순도로 회수하는 방법과, 리튬 2차전지 양극재 및 리튬 2차전지용 LiFePO₄양극재의 제조 방법 | |
Shu et al. | Manganese recovery and ammonia nitrogen removal from simulation wastewater by pulse electrolysis | |
US6338748B1 (en) | Hydrometallurgical method for recovery of zinc from electric arc furnace dust | |
KR101126286B1 (ko) | 고순도 탄산리튬의 제조 방법 | |
Li et al. | Peroxymonosulfate activation by oxygen vacancies-enriched MXene nano-Co3O4 co-catalyst for efficient degradation of refractory organic matter: Efficiency, mechanism, and stability | |
CN104641018A (zh) | 用于从金属盐溶液中产生或回收盐酸的方法和设备 | |
EP2808074B1 (en) | Hydrogen chloride removal process with ferrous compounds | |
Liu et al. | Removal of chloride from simulated zinc sulfate electrolyte by ozone oxidation | |
JP5969826B2 (ja) | 水銀汚染水の浄化方法及びそれに用いられる浄化装置 | |
Zhong et al. | Electrochemically induced pitting corrosion of Ti anode: Application to the indirect reduction of bromate | |
CN109621958B (zh) | 一种低温等离子体协同催化降解草甘膦废水的方法 | |
Maitlo et al. | An energy-efficient air-breathing cathode electrocoagulation approach for the treatment of arsenite in aquatic systems | |
Liu et al. | Insight into the mechanism of CuO activated persulfate with the assistance of bicarbonate for removing organic pollutants | |
Shang et al. | Mn3O4-ZnMn2O4/SnO2 nanocomposite activated peroxymonosulfate for efficient degradation of ciprofloxacin in water | |
US7285677B1 (en) | System and method for recovering CTA residues and purifying/regenerating catalyst | |
JP6098569B2 (ja) | 塩化コバルト水溶液の精製方法 | |
TW201520340A (zh) | 從棕化廢液中回收銅之方法 | |
JP2007254800A (ja) | 高純度ニッケルの製造方法及びそれにより得られる高純度ニッケル | |
CN114210175B (zh) | 一种混合溶液及其制备方法和在吸收硫化氢中的应用 | |
JP4082050B2 (ja) | 塩化鉄水溶液中のコバルトまたはコバルトと亜鉛の除去方法 | |
CN111333152A (zh) | 一种电解氧化处理高浓度含镍含磷有机废液的方法 | |
CN112938919B (zh) | 一种废刻蚀液的处理方法 | |
Zhao et al. | Efficient electrochemical oxidation of refractory organics in actual petrochemical reverse osmosis concentrates by Ti/SnO2-Sb mesh anode | |
JP4808093B2 (ja) | ヒ素除去用鉄粉の再生方法 | |
Wang et al. | Simultaneous removal of nitrogen and phosphorus from aqueous environments with recyclable La (OH) 3/Fe3C ordered mesoporous carbon electrode |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150324 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160128 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160216 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160405 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160614 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160708 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5969826 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |