JP2013251939A - 給電装置と充電装置および給電方法と充電方法 - Google Patents

給電装置と充電装置および給電方法と充電方法 Download PDF

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Abstract

【課題】非接触充電中に送電する電力信号に応じた充電電流値の伝達を精度よく簡単に行う給電装置と充電装置、給電方法および充電方法を提供する。
【解決手段】電力信号、第1の重畳信号、第2の重畳信号のいずれかの位相を第1の位相だけ偏移させて第1の変調信号を生成する位相偏移部と、第2の重畳信号から第2の変調信号を分離し、分離した第2の変調信号のレベルが決められた判定範囲内であるか否かを判定し、判定範囲内であることを示す生成信号を生成する生成部と、生成信号の判定範囲内であることを示す時間を計測する計測部と、計測した時間を取得し、判定範囲内の時間各々と充電電流値が関連付けられている充電電流判定情報を参照し、計測した時間を含む判定範囲内の時間を特定し、特定した判定範囲内の時間に関連付けられている充電電流値を選択する制御部と、を備える給電装置である。
【選択図】図4

Description

非接触で充電を行う給電装置と充電装置、給電方法および充電方法に関する。
近年、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)などの車両の充電には非接触充電が用いられるようになっている。また、車両と給電装置との間では車両検出、車両認証および給電に関する情報などのやり取りが必要である。
関連する技術として、非接触充電の波形の変化もしくは重畳する信号の周波数の変化により信号を伝送する技術が開示されている。例えば、特許文献1〜6。
また、関連する技術として、通信の質を低下させることなく、高いボーレートでデータを伝送可能な非接触通信システムが知られている。この非接触通信システムよれば、電力信号を送信/受信するように構成された電力アンテナと、データ信号を伝送するように構成されたデータアンテナを有する。データアンテナは電力アンテナとは異なり、広帯域アンテナであり、共振に適合されない低い線質(Q)係数に適合される。一方のアンテナの信号は他方のアンテナに与える影響を相殺するために信号抑制が用いられている。この信号抑制は、幾何学的または電圧補償源を用いて行われている。
しかしながら従来の技術では何れも、非接触充電中に送電する電力信号(交流電力)に応じた充電電流値の伝達を精度よく簡単に行うことができないという問題がある。
特開2011−211780号公報 特開2011−130474号公報 特開2011−109810号公報 特開2010−068632号公報 特開2008−206231号公報 特表2010−536532号公報 特開2010−283819号公報
本発明は、上記問題を考慮してなされたもので、非接触充電中に送電する電力信号に応じた充電電流値の伝達を精度よく簡単に行う給電装置と充電装置、給電方法および充電方法を提供することを目的とする。
本実施の態様のひとつである給電装置は、給電部、結合部、位相偏移部、生成部、計測部、制御部を有する。給電部は充電装置に非接触で電力信号を送電する。
給電部は充電装置に非接触で電力信号を送電する。
結合部は、第1の変調信号を電力信号に重畳させ、電力信号に第1の変調信号が重畳された第1の重畳信号に第1の変調信号と逆位相の第2の変調信号を決められた期間だけ重畳された第2の重畳信号のレベルを減衰させる。
位相偏移部は、レベルが減衰された電力信号、第1の重畳信号、第2の重畳信号のいずれかの位相を第1の位相だけ偏移させて第1の変調信号を生成する。
生成部は、第2の重畳信号から第2の変調信号を分離し、分離した第2の変調信号のレベルが決められた判定範囲内であるか否かを判定し、判定範囲内であることを示す生成信号を生成する。
計測部は、生成信号の判定範囲内であることを示す時間を計測する。
制御部は、計測した時間を取得し、判定範囲内の時間各々と充電電流値が関連付けられている充電電流判定情報を参照し、計測した時間を含む判定範囲内の時間を特定し、特定した判定範囲内の時間に関連付けられている充電電流値を選択する。
本実施の他の態様のひとつである充電装置は、充電部、結合部、位相偏移部、制御部、生成部を有する。
充電部は、給電装置から送電される電力信号を非接触で受電した電力をバッテリに充電する。
結合部は、電力信号を減衰させて第1の位相だけ偏移させた第1の変調信号を電力信号に重畳した第1の重畳信号のレベルを減衰させ、第1の重畳信号に第2の変調信号を重畳させる。
位相偏移部は、レベルが減衰された第1の重畳信号の位相を第2の位相だけ偏移させて偏移信号を生成する。
制御部は、給電装置から送電される電力信号の電力を制御するための充電電流指示を取得し、充電電流指示の示す充電電流値を用いて、充電電流値各々と偏移信号を出力する時間が関連付けられている充電電流要求情報を参照し、偏移号を出力する時間を選択する。
生成部は、選択した前記偏移号を出力する時間だけ、前記偏移号を出力して前記第2の変調信号を生成する。
実施の形態によれば、非接触充電中に送電する電力信号に応じた充電電流値の伝達を精度よく簡単に行うことができるという効果を奏する。
チャージステーションの一実施例を示す図である。 給電装置と車両の関係を示す図である。 複数の給電装置とサーバとの関係を示す図である。 給電装置の一実施例を示す図である。 充電装置の一実施例を示す図である。 給電装置および充電装置のそれぞれの制御装置とサーバのハードウェアの一実施例を示す図である。 給電装置の結合部の一実施例を示す図である。 充電装置の結合部の一実施例を示す図である。 給電装置の動作の一実施例を示すフロー図である。 充電装置の動作の一実施例を示すフロー図である。 充電電流判定情報と充電電流要求情報のデータ構造の一実施例を示す図である。 給電装置の動作の一実施例を示すタイムチャートである。 充電装置の動作の一実施例を示すタイムチャートである。 給電装置の動作の一実施例を示すタイムチャートである。 実施形態2の充電電流情報のデータ構造の一実施例を示す図である。 実施形態2の給電装置の動作の一実施例を示すタイムチャートである。
以下図面に基づいて実施形態について詳細を説明する。
図1は、チャージステーションの一実施例を示す図である。図1に示すチャージステーション1には、車両を駐車するための駐車エリア2a〜2dがあり、駐車エリア2a〜2dそれぞれには後述する給電装置7a〜7dが配置されている。給電装置7a〜7dは、車両5へ給電する際に送電に関する制御などを行う給電制御部3a〜3dと、電力を車両5側に送電するための給電部4a〜4dを有する。
ただし、給電装置7の設置はチャージステーションに限定されるものではなく、家庭の駐車場などに設置してもよい。
図2は、給電装置と車両の関係を示す図である。図2の給電装置7は給電制御部3と給電部4を備えている。給電制御部3は車両5との通信およびサーバなどとの無線通信または有線通信を行う通信の制御と、商用電源から給電された電力を車両5に送電するための制御を行う。さらに、給電制御部3は充電料金の算出、駐車料金の算出、各種料金の支払いなどに関する制御を行う。
給電部4は電力を車両5に送電するときに用いられる。電力の送電は、例えば、磁界による電磁誘導もしくは磁界と電界による共鳴方式を用いることが考えられる。
なお、図2の給電装置7において給電制御部3と給電部4とは電力線POWと信号線SIGにより接続されている。
図2の車両5は充電装置6を備えている。充電装置6は給電部4から送電された電力を受電して、充電装置6に設けられているバッテリに充電する。バッテリは充電式の二次電池で、例えば、リチウムイオン二次電池、ニッケル水素二次電池などが考えられる。ただし、リチウムイオン二次電池、ニッケル水素二次電池に限定されるものではなく、二次電池であればよい。
図3は、複数の給電装置とサーバとの関係を示す図である。図3に示す複数の給電装置7a〜7d各々はネットワーク9を介してサーバ8と通信をする。サーバ8は、例えば、給電装置7a〜7dと通信をして充電料金の算出、駐車料金の算出、各種料金の支払いなどに関する処理を実行し、処理結果を給電装置7a〜7dに送信する。
図4は、給電装置の一実施例を示す図である。給電装置7は、給電部4、通信部、制御部(制御装置401(給電制御部)または通信制御部407を有する)を有する。
図4の給電装置7は制御装置401、電源変換部403、整合部404、第1のコイル405、結合部406、通信制御部407、位相偏移部408、駆動部409、フィルタ410、生成部411、計測部412を備えている。なお、制御装置401は給電制御部3に相当する。
給電部4は電源変換部403、整合部404、第1のコイル405を有する。給電部4は車両5に搭載された充電装置6に非接触で交流電力(以下、電力信号)を給電する。
電源変換部403は、商用電源402から供給される電力を決められた周期でかつ決められた電力レベルの交流に変換し第1のコイル405に給電する。上記交流の変換などの制御は制御装置401により行うことが考えられる。
整合部404は、本例では伝送改善をするために用いられる。
第1のコイル405は、車両5に搭載されている充電装置6へ電力を給電するために用いられる。本例では、第1のコイル405は充電装置6の後述する第2のコイル502に電力を送電する。また、第1のコイル405と第2のコイル502は非接触電力通信に用いられる。
通信部は、充電に用いる電力信号に通信に用いる信号を重畳させる非接触電力通信を行う。結合部406は、充電中に電源変換部403から出力された電力信号に、非接触電力通信で用いる変調信号を重畳させるために用いる。また、非接触電力通信で用いる電力信号に変調信号が重畳された重畳信号を受信したときは、結合部406はフィルタ410に受信した重畳信号を出力する。結合部406は、電源変換部403から電力信号と同位相の信号を減衰して出力する。結合部406の詳細については後述する。
通信制御部407は通信を制御する。
位相偏移部408は、結合部406から出力される重畳信号を受信して、第1の位相だけ重畳信号を偏移させる。第1の位相は、例えば、−π/2だけ偏移させることが考えられる。また、第1の位相は、−π/2に限定されるものではなく、周辺環境や回路ごとの特性を加味して補正値を加え、電力信号に直交するように第1の位相を調整してもよい。例えば、−π/2±α1が考えられる。ここで、±α1は予め決められた位相の補正値を表している。また、電源変換部403から結合部406を介して出力される減衰させた電力信号を用いて第1の位相だけ重畳信号を偏移させてもよい。
駆動部409は、位相偏移部408で生成された変調信号を増幅し、結合部406に供給する。駆動部409は、例えば増幅器などが考えられる。
フィルタ410は、結合部406を介して受信した変調信号が電力信号に重畳されている重畳信号から、ノイズなどを除去するためのフィルタである。例えば、バンドパスフィルタなどが考えられる。
生成部411は、フィルタ410から出力される重畳信号から変調信号を抽出し、変調信号の振幅が決められた判定範囲内の場合に充電電流値が車両5から送信されたと判定する。続いて、判定範囲内である場合には、判定範囲内であることを示す生成信号を生成して、計測部412に出力する。変調信号の抽出は、例えば、電源変換部403から結合部406を介して出力される減衰させた電力信号の位相をシフトさせ、電力信号に直交する信号を生成し、重畳信号と乗積して変調信号を抽出する。ただし、抽出方法は上記に限定されるものではない。
計測部412は、生成部411から出力される生成信号を用いて変調信号の振幅が判定範囲内の時間を計測する。続いて、計測した時間を用いて、後述する充電電流判定情報を参照し、計測した時間に対応する充電電流値を選択し、通信制御部407に出力する。通信制御部407は充電電流値を制御装置401に送信し、制御装置401は受信した充電電流値に応じた電力を電源変換部403に出力させる制御をする。
充電電流判定情報は、例えば、判定範囲内の時間を示す情報と、判定範囲内の時間を示す情報に関連付けられる充電電流値を示す情報を有している。
制御部は、給電装置7が充電装置6に給電を開始すると、非接触電力通信を用いて給電装置7と充電装置6との間で行う通信の制御をする。制御部は電源変換部403、整合部404、通信制御部407と接続され、接続されている各部を制御する。制御部は、充電装置6から指定された充電電流が充電装置6に供給できるように電源変換部403の出力する電力信号を制御する。
図5は、充電装置の一実施例を示す図である。図5の充電装置6は制御装置501、充電部、通信部、制御部(制御装置501または通信制御部509を有する)を備えている。
図5の充電装置7は制御装置501、受電部(第2のコイル502)、整合部503、AC−DC変換部504、結合部506、フィルタ507、位相偏移部508、通信制御部509、生成部510、駆動部511を備えている。
充電部は受電部(第2のコイル502)、整合部503、AC−DC変換部504を有する。また、充電装置6にはバッテリ505が接続されている。本例では、バッテリ505が分かれているが充電装置に含めてもよい。充電部は給電装置7から給電される交流電力を非接触で受電した電力をバッテリ505に充電する。
第2のコイル502は給電装置7から第1のコイル405を介して送電された電力信号を受電し、受電した電力を整合部503に供給する。
整合部503は給電装置7と充電装置6との間のインピーダンス整合を行う。なお、整合部503は制御装置501と接続し、制御装置501によりインピーダンス整合を制御してもよい。
AC−DC変換部504は受電した電力信号を直流にし、直流にした電力をバッテリ505に供給される。
バッテリ505は充電式の二次電池などが考えられる。なお、本例では充電装置6にバッテリ505が示されているが、バッテリ505と別に設けてもよい。
通信部は、充電に用いる電力信号に通信に用いる信号を重畳させる非接触電力通信を行う。結合部506は、第2のコイル502が受電した電力信号に、非接触電力通信で用いる信号を重畳させるために用いる。また、非接触電力通信で用いる重畳信号を受信したときは、結合部506はフィルタ507に受信した信号を出力する。結合部406の詳細については後述する。
フィルタ507は、結合部506を介して受信した変調信号が電力信号に重畳されている重畳信号から、ノイズなどを除去するためのフィルタである。例えば、バンドパスフィルタなどが考えられる。
位相偏移部508は、結合部506から出力される重畳信号を受信して、第2の位相だけ重畳信号を偏移させる。第2の位相は、例えば、+π/2だけ偏移させることが考えられる。また、第2の位相は、+π/2に限定されるものではなく、周辺環境や回路ごとの特性を加味して補正値を加え、電力信号に直交するように第2の位相を調整してもよい。例えば、+π/2±α2が考えられる。ここで、±α2は予め決められた位相の補正値を表している。
通信制御部509は通信を制御する。
生成部510は、通信制御部509から出力される給電装置7に要求する充電電流を示す充電電流値を取得すると、充電電流値を用いて後述する充電電流要求情報を参照し、位相偏移部508から出力された偏移信号を決められた期間だけ出力する。充電電流要求情報は、例えば、充電電流値を示す情報と、充電電流値を示す情報に関連付けられる偏移信号を出力する決められた期間を示す情報とを有している。
駆動部511は、生成部510で生成された変調信号を増幅し、結合部506に供給する。駆動部511は、例えば増幅器などが考えられる。
制御部はAC−DC変換部504、通信制御部509と接続され、接続されている各部を制御する。また、制御部は各部から計測データを取得する。制御部は、給電装置7が充電装置6に給電を開始すると、非接触電力通信を用いて給電装置7と充電装置6との間で通信を行う制御をする。
図6は、給電装置および充電装置のそれぞれの制御装置とサーバのハードウェアの一実施例を示す図である。給電装置7の制御部と通信部(結合部406を除く)および充電装置6の制御部と通信部(結合部506を除く)、サーバ8のハードウェアは、図6に示す制御部601、記憶部602、記録媒体読取装置603、入出力インタフェース604(入出力I/F)、通信インタフェース605(通信I/F)などをそれぞれ備えている。また、上記各構成部はバス606によってそれぞれ接続されている。なお、サーバ8の機能はクラウドなどを用いて実現することもできる。
制御部601はCPU(Central Processing Unit)、マルチコアCPU、プログラマブルなデバイス(FPGA(Field Programmable Gate Array)、PLD(Programmable Logic Device)など)を用いることが考えられる。
記憶部602は、例えばROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などのメモリやハードディスクなどが考えられる。なお、記憶部602にはパラメータ値、変数値などのデータを記録してもよいし、実行時のワークエリアとして用いてもよい。また、給電装置7およびサーバ8において、記憶部602以外に給電装置7およびサーバ8の外部に他の記憶部を設けてもよく、例えば、データベースなどを設けることが考えられる。
記録媒体読取装置603は、制御部601の制御に従って記録媒体607に対するデータのリード/ライトを制御する。そして、記録媒体607に記録媒体読取装置603の制御で書き込まれたデータを記録させたり、記録媒体607に記録されたデータを読み取らせたりする。また、着脱可能な記録媒体607は、コンピュータで読み取り可能なnon-transitory(非一時的)な記録媒体として、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、ハードディスク装置(HDD)などがある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などがある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto-Optical disk)などがある。なお、記憶部602もnon-transitory(非一時的)な記録媒体に含まれる。
入出力インタフェース604には、入出力部608が接続され、入力された情報を受信し、バス606を介して制御部601に送信する。また、制御部601からの命令に従ってディスプレイの画面上に操作情報などを表示する。入出力部608の入力装置は、例えば、キーボード、ポインティングデバイス(マウスなど)、タッチパネルなどが考えられる。なお、入出力部608の出力部であるディスプレイは、例えば、液晶ディスプレイなどが考えられる。充電装置6の入出力部608は、車両5においてダッシュボードに備え付けられていることが考えられる。また、出力部はCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、プリンタなどの出力装置であってもよい。
通信インタフェース605は、LAN(Local Area Network)接続やインターネット接続を無線により行うためのインタフェースである。また、通信インタフェース605は必要に応じ、他のコンピュータとの間のLAN接続やインターネット接続や無線接続を行うためのインタフェースとして用いてもよい。
このようなハードウェア構成を有するコンピュータを用いることによって、給電装置7の制御と通信および充電装置6の制御と通信、サーバ8が行う各種処理機能が実現される。その場合給電装置7の制御と通信および充電装置6の制御と通信とサーバ8が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体607に記録しておくことができる。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの記録媒体607が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に記録しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、記録媒体607に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶部602に記憶する。そして、コンピュータは、自己の記憶部602からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、記録媒体607から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
図7は、給電装置の結合部の一実施例を示す図である。結合部406は、例えば、コイルL1、L2、L3を有するトランスと、コイルL4、L5を有するトランスを有する。コイルL1はコイルL2から入力される変調信号を電力信号に重畳する。また、コイルL3はコイルL1から入力される電力信号または重畳信号をフィルタ410に出力する。また、コイルL4には電源変化部403から出力された電力信号が入力され、電力信号を減衰されてコイルL5から出力される。
図8は、充電装置の結合部の一実施例を示す図である。結合部506は、例えば、コイルL6、L7、L8を有するトランスを有する。コイルL6はコイルL7から入力される変調信号を電力信号に重畳する。また、コイルL8はコイルL6から入力される電力信号または重畳信号をフィルタ507に出力する。
給電装置と充電装置の動作について図9〜14を用いて説明する。
図9は、給電装置の動作の一実施例を示すフロー図である。図10は、充電装置の動作の一実施例を示すフロー図である。図11は、充電電流情報のデータ構造の一実施例を示す図である。図12は、給電装置の動作の一実施例を示すタイムチャートである。図13は、充電装置の動作の一実施例を示すタイムチャートである。図14は、給電装置の動作の一実施例を示すタイムチャートである。図12〜図14のタイムチャートの縦軸は電圧値を示し、横軸は時間を示している。
給電装置の動作について説明する。
図9のステップS901では、給電中か否かを給電装置7の制御部が判定し、給電中の場合(Yes)にはステップS902に移行し、給電中でない場合(No)にはステップS901に移行する。
ステップS902では、結合部406から出力される減衰した電力信号または重畳信号の位相を第1の位相だけ偏移させた第1の変調信号を、位相偏移部408が生成する。そして、生成した第1の変調信号を電力信号に重畳して第1の重畳信号を、位相偏移部408から駆動部409に出力する。
図12に示す電力信号1201は結合部406で減衰され、フィルタ410を介して位相偏移部408に入力される。位相偏移部408は、減衰された電力信号1201を第1の位相だけ偏移させた第1の変調信号を生成して駆動部409に出力する。図12の第1の変調信号1202を参照。
続いて、駆動部409から出力された増幅された第1の変調信号は結合部406で電力信号に重畳され、結合部406から重畳信号が出力される。図12の第1の重畳信号を参照。なお、図12では第1の重畳信号1203は便宜上正弦波として示しているが、実際には正弦波ではない。
次に、第1の重畳信号が充電装置6に送電されると、充電装置6は図10に示す動作を行う。図10の動作については後述する。
ステップS903では、フィルタ410から出力された第1の変調信号と、充電装置6で第1の重畳信号に基づいて生成された第2の変調信号と、が重畳された第2の重畳信号を生成部411が取得する。続いて、生成部411では第2の重畳信号から第1の変調信号と第2の変調信号が合成された変調信号を分離する。なお、生成部411は合成された変調を検出し易くするために第2の重畳信号を決められたレベルまで増幅することが望ましい。
図13の例では、第1の変調信号1202と第2の変調信号1302とが、重畳された第2の重畳信号1301を生成部411が取得し、第2の重畳信号1301から第1の変調信号1202と第2の変調信号1302が合成された変調信号b 1303を分離する。なお、図13では第2の重畳信号は便宜上正弦波として示しているが、実際には正弦波ではない。
ステップS904では、分離した第1の変調信号と第2の変調信号が合成された変調信号のレベルが判定範囲内にあるか否かを判定する。判定範囲内にある場合(Yes)にはステップS905に移行し、判定範囲内にない場合(No)にはステップS901に移行する。判定範囲は、第1の変調信号と第1の変調信号と逆位相の第2の変調信号の振幅が打ち消し合いレベルが低くなる期間を特定するための範囲である。
例えば、図13の場合には時間t1の期間では第1の変調信号1201と第2の変調信号1302の振幅それぞれは互いに打ち消し合い、時間t1では時間t1以外の期間よりレベルが低くなる。このレベルが低くなる期間を検出するために判定範囲が設けられている。
図13における時間t1の期間を検出すると、例えば、図13の生成信号1304を生成する。ただし、生成信号1304に限定されるものではなく、時間t1の期間を計測部412が計測できればよい。
ステップS905では、計測部412が生成信号のハイレベル(レベルが判定範囲内の時間)を計測する。続いて、制御部は計測した時間を用いて、充電電流判定情報を参照し、充電電流値を特定する。
充電電流判定情報について説明する。図11の充電電流判定情報1101は記憶部に記憶され、「判定範囲内の時間」「充電電流値」に記憶される情報を有する。
「判定範囲内の時間」には計測部412が計測した時間と比較するための時間を示す情報が記憶されている。本例では、時間として「T1」「T2」「T3」・・・「T74」「T75」などが記憶されている。判定範囲内の時間T1は、例えば、電力信号の1周期<1周期×2が考えられる。Tnの場合、電力信号の1周期×n<1周期×(n+1)が考えられる。nは1、2、3・・・・などの自然数である。ただし、限定されるものではない。
例えば、計測部412が計測した時間t1である場合、「判定範囲内の時間」の「T1」「T2」「T3」・・・「T74」「T75」に記憶されている情報を比較し、時間t1を含む期間を示す情報を選択する。
「充電電流値」には「判定範囲内の時間」に記憶されている情報各々に対応する充電電流値が記憶されている。本例では充電電流値(A)として「6」「7」「8」・・・「79」「80」などが記憶されている。例えば、計測部412が計測した時間t1に基づいて選択した「判定範囲内の時間」の情報に関連付けられている充電電流値が選択される。
ステップS906ではステップS905で選択した充電電流値を制御部が取得する。すなわち、選択した充電電流値を通信制御部407を介して制御装置401に送信する。その後、制御装置401は選択した充電電流値に応じた電力を電源変換部403から出力するように制御する。
充電装置の動作について説明する。
図10のステップS1001では、充電装置6の結合部506から出力される減衰された第1の重畳信号または第2の重畳信号を、第2の位相だけ偏移させた偏移信号を位相偏移部508が生成する。
例えば、図14の第1の重畳信号1203が給電装置7から送電されると、第1の重畳信号1203は結合部506で減衰されフィルタ507に入力される。その後、フィルタ507から出力される減衰された第1の重畳信号1203を位相偏移部508が取得し、減衰された第1の重畳信号1203を第2の位相だけ偏移させる。例えば、図14の偏移信号1401が出力される。
ステップS1002では制御部が充電電流指示をするための情報を取得する。
ステップS1003では制御部が充電電流指示の示す充電電流値を用いて、充電電流要求情報を参照し、充電電流値に対応する偏移信号を出力する時間を取得する。
充電電流要求情報について説明する。図11の充電電流要求情報1102は記憶部に記憶され、「充電電流値」「偏移信号を出力する時間」に記憶される情報を有する。
「充電電流値」には充電電流指示の示す充電電流値と比較するための充電電流値または充電電流範囲を示す情報が記憶されている。本例では、充電電流値として「6」「7」「8」・・・「79」「80」などが記憶されている。例えば、充電電流指示の示す充電電流値と一致する充電電流値を選択する。
「偏移信号を出力する時間」には「充電電流値」に記憶されている情報各々に対応する偏移信号を出力する時間が記憶されている。本例では偏移信号を出力する時間として「T1」「T2」「T3」・・・「T74」「T75」などが記憶されている。例えば、「充電電流値」が「6」が選択された場合、「偏移信号を出力する時間」に記憶されている「6」に関連付けられている情報「T1」が選択される。偏移信号を出力する時間T1は、例えば、電力信号の1周期<1周期×2が考えられる。Tnの場合、電力信号の1周期×n<1周期×(n+1)が考えられる。nは1、2、3・・・・などの自然数である。ただし、限定されるものではない。
ステップS1004では生成部510がステップS1003で取得した偏移信号を出力する時間を用いて、偏移信号を第2の変調信号として結合部506に出力する。例えば、図14の第2の変調信号1402が出力される。その際、第2の変調信号と第1の変調信号が合成され、第2の変調信号の振幅と第1の変調信号の振幅とは互いに打ち消し合う。図13の変調信号a、変調信号b 1303を参照。また、図13、図14の場合は生成部510が偏移信号を出力開始する位相の位置を0からにしているが、偏移信号の出力開始位置は位相0に限定するものではない。
続いて、第2の変調信号は駆動部511で増幅され、結合部506を介して第1の重畳信号に重畳される。なお、図14では第2の重畳信号は便宜上正弦波として示しているが、実際には正弦波ではない。
ステップS1004では、給電中か否かを充電装置6の制御部が判定し、給電中の場合(Yes)にはステップS1101に移行し、給電中でない場合(No)にはステップS充電処理を終了する。
実施形態2について説明する。
実施形態2は充電電流値を実施形態1と異なる方式で指示するものである。図15は、実施形態2の充電電流情報のデータ構造の一実施例を示す図である。図16は、実施形態2の給電装置の動作の一実施例を示すタイムチャートである。
充電電流判定情報について説明する。
実施形態2では、給電装置7は充電電流判定情報として図15に示す充電電流判定情報1501を有し、充電電流判定情報1501は記憶部に記憶され、「判定範囲内の時間1」「間隔時間」「判定範囲内の時間2」「充電電流値」に記憶される情報を有する。「判定範囲内の時間1」には充電電流値の10の位に対応する時間が記憶され、「判定範囲内の時間2」には充電電流値の1の位に対応する時間が記憶され、「間隔時間」には10の位を受信したのち1の位を受信するまでの時間が記憶されている。すなわち、「判定範囲内の時間1」「間隔の時間」「判定範囲内の時間2」には計測部412が計測した時間と比較するための時間を示す情報が記憶されている。
本例では、「判定範囲内の時間1」には「T1」「T1」「T1」・・・「T8」「T8」「T9」などが記憶されている。「間隔時間」には「T3」が記憶されている。「判定範囲内の時間2」には「T7」「T8」「T9」・・・「T9」「T10」「T1」などが記憶されている。T1は電力信号の1周期分の時間を示し、T2は電力信号の2周期分の時間を示し、Tnは電力信号のn周期分の時間を示している。Tnのnは1、2、3・・・・などの自然数である。また、T1は充電電流値の0に対応し、T2は充電電流値の1に対応し、Tnは充電電流値のn−1に対応している。
例えば、計測部412が計測した「判定範囲内の時間1」「間隔の時間」「判定範囲内の時間2」に対応する時間t2、t3、t4がそれぞれ「T1」「T3」「T7」である場合、充電電流値6Aとなる。図16の生成信号の1603、1604、1605を参照。
「充電電流値」には「判定範囲内の時間1」「間隔の時間」「判定範囲内の時間2」に記憶されている情報各々に対応する充電電流値が記憶されている。本例では「6」「7」「8」・・・「79」「80」などが記憶されている。
実施形態2では、給電装置7はステップS904で図16に示す時間t2(「判定範囲内の時間1」)、t3(「間隔の時間」)、t4(「判定範囲内の時間2」)を取得し、ステップS905で充電電流判定情報1501を参照して対応する充電電流値を選択する。例えば、計測部412が計測した「判定範囲内の時間1」「間隔の時間」「判定範囲内の時間2」に対応する時間がそれぞれ「T1」「T3」「T7」である場合、制御部は充電電流値として6Aを選択する。
充電電流要求情報について説明する。
実施形態2では、充電装置8は充電電流要求情報として図15に示す充電電流判定情報1502を有し、充電電流要求情報1502は記憶部に記憶され、「充電電流値」「偏移信号を出力する時間1」「間隔時間」「偏移信号を出力する時間2」に記憶される情報を有する。
「充電電流値」には充電電流値が記憶されている。本例では「6」「7」「8」・・・「79」「80」などが記憶されている。
「偏移信号を出力する時間1」「間隔時間」「偏移信号を出力する時間2」には生成部510が偏移信号を出力する時間を示す情報が記憶されている。「偏移信号を出力する時間1」には充電電流値の10の位に対応する時間が記憶され、「偏移信号を出力する時間2」には充電電流値の1の位に対応する時間が記憶され、「間隔時間」には10の位を出力したのち1の位を出力するまでの時間が記憶されている。
本例では、「偏移信号を出力する時間1」には「T1」「T1」「T1」・・・「T8」「T8」「T9」などが記憶されている。「間隔時間」には「T3」が記憶されている。「偏移信号を出力する時間2」には「T7」「T8」「T9」・・・「T9」「T10」「T1」などが記憶されている。T1は電力信号の1周期分の時間を示し、T2は電力信号の2周期分の時間を示し、Tnは電力信号のn周期分の時間を示している。Tnのnは1、2、3・・・・などの自然数である。また、T1は充電電流値の0に対応し、T2は充電電流値の1に対応し、Tnは充電電流値のn−1に対応している。
実施形態2では、充電装置6の制御部はステップS1003で充電電流指示に対応する充電電流値を取得し、充電電流要求情報1502を参照して充電電流値に対応する「偏移信号を出力する時間1」「間隔時間」「偏移信号を出力する時間2」に記憶されている情報を取得する。続いて、生成部510は図16に示す時間t2(「偏移信号を出力する時間1」)、t3(「間隔の時間」)、t4(「偏移信号を出力する時間2」)に対応する出力する時間だけ第2の変調信号1302を出力する。図16の変調信号を参照。
実施形態1、2によれば、非接触充電中に送電する電力信号に応じた充電電流値の伝達を精度よく簡単に行うことができるという効果を奏する。
また、本発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変更が可能である。
1 チャージステーション、
2a、2b、2c、2d 駐車エリア、
3、3a、3b、3c、3d 給電制御部、
4、4a、4b、4c、4d 給電部、
5 車両、
6 充電装置、
7、7a、7b、7c、7d 給電装置、
8 サーバ、
9 ネットワーク、
401 制御装置、
402 商用電源、
403 電源変換部、
404 整合部、
405 第1のコイル、
406 結合部、
407 通信制御部、
408 位相偏移部、
409 駆動部、
410 フィルタ、
411 生成部、
412 計測部、
501 制御装置、
502 第2のコイル、
503 整合部、
504 AC−DC変換部、
505 バッテリ、
506 結合部、
507 フィルタ、
508 位相偏移部、
509 通信制御部、
510 生成部、
511 駆動部、
601 制御部、
602 記憶部、
603 記録媒体読取装置、
604 入出力インタフェース、
605 通信インタフェース、
606 バス、
607 記録媒体、
608 入出力部、

Claims (6)

  1. 充電装置に非接触で電力信号を送電する給電部と、
    第1の変調信号を前記電力信号に重畳させ、前記電力信号に前記第1の変調信号が重畳された第1の重畳信号に前記第1の変調信号と逆位相の第2の変調信号を決められた期間だけ重畳された第2の重畳信号のレベルを減衰させる結合部と、
    前記レベルが減衰された前記電力信号、前記第1の重畳信号、前記第2の重畳信号のいずれかの位相を前記第1の位相だけ偏移させて前記第1の変調信号を生成する位相偏移部と、
    前記第2の重畳信号から前記第2の変調信号を分離し、分離した前記第2の変調信号のレベルが決められた判定範囲内であるか否かを判定し、前記判定範囲内であることを示す生成信号を生成する生成部と、
    前記生成信号の前記判定範囲内であることを示す時間を計測する計測部と、
    計測した前記時間を取得し、前記判定範囲内の時間各々と充電電流値が関連付けられている充電電流判定情報を参照し、計測した前記時間を含む前記判定範囲内の時間を特定し、特定した判定範囲内の時間に関連付けられている充電電流値を選択する制御部と、
    を備えることを特徴とする給電装置。
  2. 前記充電電流判定情報は、
    前記充電電流値各々を示す、第1の判定範囲内の時間と、第2の判定範囲内の時間と、前記第1の判定範囲内の時間と前記第2の判定範囲との間隔を示す間隔時間と、を関連付けて記憶することを特徴とする請求項1に記載の給電装置。
  3. 給電装置から送電される電力信号を非接触で受電した電力をバッテリに充電する充電部と、
    前記電力信号を減衰させて第1の位相だけ偏移させた第1の変調信号を前記電力信号に重畳した第1の重畳信号のレベルを減衰させ、前記第1の重畳信号に第2の変調信号を重畳させる結合部と、
    前記レベルが減衰された前記第1の重畳信号の位相を第2の位相だけ偏移させて偏移信号を生成する位相偏移部と、
    前記給電装置から送電される前記電力信号の電力を制御するための充電電流指示を取得し、前記充電電流指示の示す充電電流値を用いて、充電電流値各々と前記偏移信号を出力する時間が関連付けられている充電電流要求情報を参照し、前記偏移号を出力する時間を選択する制御部と、
    選択した前記偏移号を出力する時間だけ、前記偏移号を出力して前記第2の変調信号を生成する生成部と、
    を備えることを特徴とする充電装置。
  4. 前記充電電流要求情報は、
    前記充電電流値各々を示す、第1の偏移信号を出力する時間と、第2の偏移信号を出力する時間と、前記第1の偏移信号を出力する時間と前記第2の偏移信号を出力する時間との間隔を示す間隔時間と、を関連付けて記憶することを特徴とする請求項1に記載の給電装置。
  5. 充電装置に非接触で電力信号を送電する給電方法であって、
    前記レベルが減衰された前記電力信号、第1の変調信号を前記電力信号に重畳させた第1の重畳信号、前記電力信号に前記第1の変調信号が重畳された第1の重畳信号に前記第1の変調信号と逆位相の第2の変調信号を決められた期間だけ重畳された第2の重畳信号、のいずれかの位相を前記第1の位相だけ偏移させて前記第1の変調信号を生成し、

    前記第2の重畳信号から前記第2の変調信号を分離し、
    分離した前記第2の変調信号のレベルが決められた判定範囲内であるか否かを判定し、
    前記第2の変調信号のレベルが前記判定範囲内の時間を計測し、
    計測した前記時間を取得し、前記判定範囲内の時間各々と充電電流値が関連付けられている充電電流判定情報を参照し、計測した前記時間を含む前記判定範囲内の時間を特定し、
    特定した判定範囲内の時間に関連付けられている充電電流値を選択する、
    ことを特徴とする給電方法。
  6. 給電装置から送電される電力信号を非接触で受電した電力をバッテリに充電する充電方法であって、
    前記電力信号を減衰させて第1の位相だけ偏移させた第1の変調信号を前記電力信号に重畳した第1の重畳信号のレベルが減衰された前記第1の重畳信号の位相を第2の位相だけ偏移させて偏移信号を生成し、
    前記給電装置から送電される前記電力信号の電力を制御するための充電電流指示を取得し、
    前記充電電流指示の示す充電電流値を用いて、充電電流値各々と前記偏移信号を出力する時間が関連付けられている充電電流要求情報を参照し、前記偏移号を出力する時間を選択し、
    選択した前記偏移号を出力する時間だけ、前記偏移号を出力して第2の変調信号を生成する、
    ことを特徴とする充電方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016526372A (ja) * 2013-07-19 2016-09-01 インテル コーポレイション 複数のデバイス間の無線電力伝送の装置、システム及び方法

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